平成31年03月13日中野区議会防災対策調査特別委員会(第1回定例会)
平成31年03月13日中野区議会防災対策調査特別委員会(第1回定例会)の会議録

中野区議会防災対策調査特別委員会〔平成31年3月13日〕

 

防災対策調査特別委員会会議記録

 

○開会日 平成31年3月13日

 

○場所  中野区議会第4委員会室

 

○開会  午後1時00分

 

○閉会  午後1時30分

 

○出席委員(13名)

 高橋 ちあき委員長

 いさ 哲郎副委員長

 若林 しげお委員

 日野 たかし委員

 杉山 司委員

 ひやま 隆委員

 小林 ぜんいち委員

 内野 大三郎委員

 小宮山 たかし委員

 南 かつひこ委員

 伊藤 正信委員

 むとう 有子委員

 来住 和行委員

 

○欠席委員(1名)

 佐野 れいじ委員

 

○出席説明員

 経営室長 髙橋 信一

 危機管理担当部長 志村 和彦

 経営室副参事(経営担当) 石濱 良行

 経営室副参事(行政監理担当) 森 克久

 地域支えあい推進室長 野村 建樹

 地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当、地域包括ケア担当) 滝瀬 裕之

 地域まちづくり推進部長 角 秀行

 地域まちづくり推進部副参事(まちづくり企画担当、西武新宿線沿線まちづくり企画担当) 荒井 大介

 地域まちづくり推進部副参事(北東部まちづくり担当) 髙村 和哉

 地域まちづくり推進部副参事(北西部まちづくり担当) 藤原 慶

 地域まちづくり推進部副参事(西部まちづくり担当) 菊地 利幸

 地域まちづくり推進部副参事(東部・南部まちづくり担当) 森 眞一郎

 都市基盤部長 豊川 士朗

 都市基盤部副参事(都市計画担当) 安田 通孝

 都市基盤部副参事(道路担当) 井上 雄城

 都市基盤部副参事(公園担当) 細野 修一

 都市基盤部副参事(建築担当) 小山内 秀樹

 都市基盤部副参事(住宅政策担当) 塚本 剛史

 都市基盤部副参事(防災担当) 中川 秀夫

 

○事務局職員

 書記 古谷 友里香

 書記 井田 裕之

 

○委員長署名


審査日程

議題

 震災対策について

 防災まちづくりについて

 危機管理対策について

○所管事項の報告

 1 大和町地区優先整備路線拡幅整備の考え方に関する説明会の実施結果について(北西部まちづくり担当)

 2 中野区不燃化推進特定整備事業補助制度の改定について(北西部まちづくり担当、東部・南部まちづくり担当)

 3 弥生町三丁目周辺地区防災まちづくりの進捗状況について(東部・南部まちづくり担当)

 4 南台一・二丁目地区の区画道路の整備について(東部・南部まちづくり担当)

 5 その他

(1)中野区民防災ハンドブックの配布について

○中間報告について

○その他

 

委員長

 それでは、定足数に達しましたので、防災対策調査特別委員会を開会いたします。

 

(午後1時00分)

 

 本日の審査日程についてお諮りをいたします。

 本日は、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 では、そのように決定をいたします。

 それでは、議事に入ります。

 震災対策について、防災まちづくりについて及び危機管理対策についてを一括して議題に供します。

 所管事項の報告をお願いいたします。

 まず、1番目、大和町地区優先整備路線拡幅整備の考え方に関する説明会の実施結果についてお願いいたします。(資料2)

藤原地域まちづくり推進部副参事(北西部まちづくり担当)

 それでは、私から、大和町地区優先整備路線拡幅整備の考え方に関する説明会の実施結果について御報告いたします。

 昨年11月に策定いたしました大和町防災まちづくり計画におきまして、八幡通りを中心とする路線について、優先整備路線として公共主体で先行整備に着手する路線に位置付けたところでございます。今後の事業化に向けて、当該路線の拡幅整備の考え方に関して、当該路線の沿道権利者に対し説明会を実施したところでございます。

 1番目に説明会の概要です。

 日時と参加人数は、2月15日、16日、計3回行いまして、合計70名の方に参加いただきました。

 次に、主な説明内容です。主な説明内容として、これまでの経緯、路線の概要と線形、整備効果、今後の進め方等を説明いたしました。

 2番目に主な意見と質問、区の考え方でございます。別紙をお開きください。

 細かくは後ほどお読み取りいただければと存じますけれども、大枠といたしまして、1番目にこれまでの経緯に関する事項、地区全体の考え方等の御質問、御意見がございました。2番目のくくりといたしまして、優先整備路線の概要と道路線形に関する事項、主に考え方の御意見、御質問等がございました。

 次のページに参りまして、次のくくりといたしましては、整備効果に関する事項に関する御意見、御質問等がございました。また、次の項目といたしましては、今後の進め方に関する事項の意見、御質問がございました。

 次に参りまして、その他ということで、主に生活再建のお話等の御意見、御質問等がございました。

 一番最初のページにお戻りいただきまして、3番目の今後の進め方でございます。

 当該路線の沿道権利者に対しまして個別相談に対応するオープンハウス、また、個別の訪問等を行い、拡幅整備の考え方に関する周知を図ってまいります。その後、当該路線の線形にかかる権利者に対しまして、個別説明を行い、理解を十分に得た上で、事業説明会を開催し、拡幅整備に着手することといたします。

 4番が今後の予定でございます。

 来年度、事業説明会、道路区域の決定を行えればと考えております。また、再来年度以降に用地買収等の整備等を行ってまいりたいと考えております。

 報告のほうは以上でございます。

委員長

 ありがとうございます。

 ただいまの報告と4番までの報告は全て建設委員会と重複しておりますので、よろしくお願いいたします。

 では、御質疑ありましたらお願いいたします。

むとう委員

 ちょっとお尋ねしたいんですけれども、今これをいただいて細かくは読めていないので詳しいところはわからないんですけれども、その他のところを見ますと、生活再建のための支援が必要だということが一番上に書いてあって、その後のことが、やはり皆さん御心配というところが多いのかなというふうに思いますし、反対意見が多いときはどうなるのとか、こう書いてあるんですけれども、反対意見というのは多くあるんでしょうか、どういう状況なんでしょうか。

藤原地域まちづくり推進部副参事(北西部まちづくり担当)

 今の現状ですけれども、おおむね総論としては賛成はいただいているというような状況ですけれども、なぜ自分の家がかかるのかとか、かかるのは仕方ないにしても、今後どんなふうに生活再建を考えていったらいいのかという個別の事情等は、まだまだこれからというような状況でございます。

むとう委員

 皆さん、個別の事情がさまざま違うので、ここに区の考え方で書いてあるとおり、これから個別に聞かせていただきたいということなんですけれども、個別に事情を聞いた上で、どういう手だてが講じられていくのかということが、区の考え方を読んで、ここに書いてある文言だけだとなかなか読み取れなくてわからないんですけれども、ケース・バイ・ケースで十分お話を聞くというのは当然のことで、聞いた上でどういうふうな対応になっていくのかというところを、皆さん、多分御心配なんだろうと思うので、その点はどういうふうに区としては考えていらっしゃるんでしょうか。

藤原地域まちづくり推進部副参事(北西部まちづくり担当)

 まず、今後の進め方の考えを御説明します。やはり周知を、まず最初にはしていきたいと、その中で、やはり公共性に対しての理解をまずしっかり訴えることができたらなと考えています。その中で、当然、線形のお話とか、あと区の事業の進め方、こういったこともしっかり誤解のないように御理解を得ていきたいと考えています。そういった中で、今もう現実にやっておりますけれども、まず、その中で、やっぱり地権者の方と信頼関係をしっかり築いていきたいと考えています。その中で、やはりさまざまな御家庭の事情だとか、あと生活の設計とか、そういったものがあると思いますので、その中で区ができること、あるいはできないこと、できるとすれば、どういったことを組み合わせれば、その方に合う施策ができるのかとか、そういったことをしっかりと御説明して、確実に事業を進めていきたいという考えでおります。

むとう委員

 何ていうか、当然のことしかおっしゃってはくれないんですけれども、当然きちんと説明をして、十分理解をしていただき、事業を進めたいというのは、区の側の立場なわけです。だから、やっぱり個別の事情なりお持ちの方は、総論ではこういうことは必要かなと思っても、我が家はどうなるのというのは、皆さん、本当に大きな不安材料だと思いますので、区の立場は、立場の主張はわかるけれども、その反対側、御自身も自分の御自宅がこういう場合になったらどうなるのかなという、区民の立場に立って考えていただき、御納得はなかなかいただけないかもしれないけれども、本当に誠意ある、個別個別で何ができるのか、その方の御希望を聞き入れるにはどういう方法があるのかということを区民の側の立場に立った対応というものをきちんとしていただきたいということをお願いしておきます。いいですかね。一応その辺はどう考えているか、答えも聞いておきます。お願いします。

藤原地域まちづくり推進部副参事(北西部まちづくり担当)

 ありがとうございます。これは、当然のことながら必要だと考えております。どうしても、やはりこちらサイドの都合だけではなくて、どういった御事情があるのかということはまたしっかり話し合いながら、本音の部分等を引き出しながら確実に進めていくということは、これはもう間違いなく、そういう覚悟でおります。

委員長

 ほかにありますか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上でただいまの報告は終了いたします。

 2番目に中野区不燃化推進特定整備事業補助制度の改定についての報告をお願いいたします。

藤原地域まちづくり推進部副参事(北西部まちづくり担当)

 それでは、私から、中野区不燃化推進特定整備事業補助制度の改定について御報告いたします。(資料3)

 区では、災害に強く安全なまちの実現及び良好な居住環境の形成に寄与することを目的に、不燃化特区の区域内の老朽建築物の建てかえ等を行うものに対し、建てかえ等に係る費用の一部を補助しているところでございます。

 不燃化特区の指定期間である2020年度末に向けて補助要件を緩和し、建物の不燃化をより一層促進するとともに、建てかえ時における着実な生活道路の拡幅整備を推進するため、以下のとおり補助制度を改定いたします。

 主な改定内容でございます。

 まず、(1)「建替え事業」に係る補助要件の緩和ということで、右の欄に改定前、左に改定後となっております。これまで個人が対象だったんですけれども、個人または中小企業に補助要件を拡大いたします。(2)「建替え事業」に係る提出書類の追加ということで、こちらのほう、建てかえ時の際に、生活道路拡幅整備協議書及び整備承諾書を求めることといたします。こちらのほうで、すみません、ちょっと補足の説明ですけれども、今後、区が補助するものに対して、確実に、道路のセットバック時にはL型の整備を求める、そういった内容の書類になります。手続になります。

 2番目、改定日でございますけれども、2019年4月1日を考えております。

 周知方法ですけれども、周知用ちらしを全戸配布(対象地区)いたします。あと、窓口へのパンフレット設置、あと、区報、区ホームページで周知いたします。

 私からの報告は以上でございます。

委員長

 ありがとうございます。

 ただいまの報告について御質疑ありましたらお願いします。

むとう委員

 周知の方法でちらしの全戸配布が書かれているんですけれども、対象地区には、全戸って何軒くらい対象があるんでしょうか。

藤原地域まちづくり推進部副参事(北西部まちづくり担当)

 すみません、お待たせしました。大和町が8,000で、弥生町が4,000です。

むとう委員

 ちらしの全戸配布というのはとても大事なことだと思いますので、もちろんちゃんとやっていただきたいんだけれども、なかなかちらしって、我が家のことに置きかえても、いっぱい入ってきてしまうので、なかなか目にとまりにくかったりとかすることもあるので、これを見ますと、周知の方法が、そのちらしの配布と窓口でパンフレットと区報とホームページだけなんだけれども、これ以外に何か周知の方法は考えられないんでしょうか。ちょっと声かけをしていくだとか、何かそういうこととかはないんですか。

藤原地域まちづくり推進部副参事(北西部まちづくり担当)

 こちらのほうの手続自体は、基本的に、今後建てかえようとか、除却をしようという方が、まず最初にうちの窓口に御相談いただいて、それから補助要件に合っているかどうかというのを確認するというのがステップになりますので、基本的にはその場で、そこのところで大体は拾えるんですけれども、同時に、今、戸別訪問等もやってございますので、そういった中でより周知できるかというのは今後の検討課題としていきたいと考えております。

むとう委員

 大変ですね、戸別訪問なさっているんですか。今、対象となるのが、大和が8,000と弥生が4,000と伺ったけれども、戸別訪問されているんですか。

藤原地域まちづくり推進部副参事(北西部まちづくり担当)

 不燃化特区の事業として戸別訪問というものをやっておりまして、そこには、例えば事業の周知だとか、あと区民活動センターでイベント、啓発活動だとか、そういったようなことなんかも行っていまして、例えばそういうイベント、啓発活動を通して周知するとか、さまざまな角度から事業というのは展開しているというのが現実としてあります。

むとう委員

 わかりました、いろいろなさっているということで。これは大事なことなので、しっかり周知徹底を丁寧に図っていただくよう要望しておきます。ありがとうございました。

委員長

 ほかにありますか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告は終了いたします。

 [1]3番目になります。弥生町三丁目周辺地区防災まちづくりの進捗状況についてお願いいたします。

森地域まちづくり推進部副参事(東部・南部まちづくり担当)

 それでは、弥生町三丁目周辺地区防災まちづくりの進捗状況につきまして、資料に基づき御報告します。(資料4)

 弥生町三丁目周辺地区につきましては、平成25年度に決定した防災まちづくり事業計画に沿って各種の事業を進めているところでございます。事業の箇所につきましては、資料の2枚目に事業計画の概要図を添付しております。そちらもあわせてごらん願います。

 まず、1番目、避難道路の整備について御報告します。

 避難道路1号の用地交渉を継続するとともに、避難道路3号の路線北側の一部、狭くなっている箇所について用地買収が完了しました。図面のほうでいうと、4号線との接続部で、申しわけないんですが、ちょうど緑色の吹き出しで潰れておりますが、その下のあたりでございます。こちらについて、2月に道路整備に着手しまして、今月中旬に完了する見込みとなっております。

 次に、2番目、都営川島町アパート跡地の新設公園の整備について御報告します。

 こちらの川島公園につきましては、2月8日に整備が完了し、3月5日に開園しております。

 次に、3番、都営川島町アパート跡地における地区計画の決定について御報告いたします。

 こちらは、1月20日に都市計画審議会へ諮問、答申の後、1月25日に都市計画決定告示に至っております。また、地区計画における制限のうち特に重要な事項につきましては、これを制限する条例を今議会に提出させていただいております。3月下旬に公布、5月1日に施行の予定でおります。

 最後に、4番、今後の予定について御報告申し上げます。

 2019年度は、避難道路1号の用地取得を引き続き推進いたします。また、避難道路1号及び7号の無電柱化の基本設計を行います。避難道路2号については、無電柱化の工事に着手いたします。また、年末にはURが建設中の従前居住者用賃貸住宅が竣工し、運用を開始いたします。2020年度以降、弥生町三丁目周辺地区全体への地区計画導入に引き続き取り組みます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ありがとうございます。

 ただいまの報告について御質疑ありましたらお願いいたします。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 では、ないようですので、ただいまの報告は以上で終了いたします。

 次に、4番、南台一・二丁目地区の区画道路の整備についての報告をお願いいたします。

森地域まちづくり推進部副参事(東部・南部まちづくり担当)

 それでは、南台一・二丁目地区の区画道路の整備につきまして、資料に基づき御説明いたします。(資料5)

 南台一・二丁目地区の地区計画における、区画道路第4号新設区間の関係権利者と土地の取得について合意に至りまして、昨年12月、中野区土地開発公社と土地の売買契約を締結することができました。このため、当該区間につきましては、2020年度の本整備、道路供用開始を目指し関係機関との協議、調整と道路の設計等を進めることにしております。

 整備の進め方としまして、本年10月を期限とする権利者による建物除却の後に仮整備を行います。そして、交通管理者とも協議の上、暫定的に交通開放を行う予定でおります。ただし、仮整備中は車どめを設置し、自動車等の車両については緊急車両を除いて通行止めとする予定でおります。その後、交通管理者及び占用企業者とも調整を図り、実施設計を進めて、2020年度に本整備を行い、供用開始の予定でございます。なお、地域への事業説明会を本年5月中旬に予定しております。

 今後のスケジュールとしましては、4月に事業説明会の案内配布、5月に事業説明会、同年10月に建物解体、それ以降、仮整備、そして2020年度に本整備、供用開始となります。

 御説明は以上でございます。

委員長

 ありがとうございます。

 ただいまの報告について御質疑ありましたらお願いいたします。

むとう委員

 ここの場所がちょっとよくわからなくて、多分、住宅密集地のところなんでしょうと思うんですけれども、新たに道路をつくるという御説明だったかと思うんですが、ここはあれですか、地権者の方々、道路をつくるということでどいていただけるということで、皆さん御納得で話が進んでいるということでしょうか。

森地域まちづくり推進部副参事(東部・南部まちづくり担当)

 こちらにつきましては、南台一・二丁目の地区計画におきまして、地区施設としての区画街路の決定を平成12年にしております。その後、建てかえ連動型ということで整備を進めてきておるんですが、今般、地権者の方と合意することができて、土地をお譲りいただき、事業に協力していただいたということでございます。

むとう委員

 わかりました。では、随分長い時間をかけて、区は丁寧に御理解をしていただき、立ち退いていただいたということの理解でいいわけですね。長いこと御苦労さまでございました。結構です。

委員長

 ほかにはありますか。よろしいでしょうか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了いたします。

 次に、5番、その他で何か報告はございますでしょうか。

中川都市基盤部副参事(防災担当)

 防災担当のほうから口頭で1件報告させていただきます。

 防災分野で作成しておりました、こちら「地域防災住民組織活動の手引き」というA4判のものなんですが、20年前につくりまして、それぞれ配付をしておりました。各防災会へ配付をしておりました。そして、5年ごとに増刷をするときに中身を更新しまして、最新のものとして配付しておりました。このたび、再印刷に伴いまして、まず、こちらの大きさに変更しました。こちらというのが東京都が出しました、防災のハンドブックとかですね、防災くらしハンドブック、黄色いものとピンクのものがあったと思うんですが、同じ大きさにいたしました。というのが、こちらですと、なかなかこれを持って避難所の運営の訓練とか、実際の本番のときにも活用しづらいのではないかという御意見をたくさんいただきまして、例えば、私のように男の人は内ポケットがございますので、そういった場合はこのようにぱっと出せると、そして、防災服等、訓練服を着ている方はお尻のポケット等からも出せると、女性の方々もウエストポーチ等に入るということで、現場で使える様式にいたしました。

 また、若干小さくなりましたので、中身が少なくなったんではないかという御心配もされていると思いますが、実は、こちらは何年もつくっておりましたので、避難所運営も入りますし、避難物資も入りますし、一般の区民の方への対象のものもありますし、何でもかんでも入ってしまったということがございまして、中身を整理した結果、表題にありますとおり、「中野区民防災ハンドブック」としたとおり、区民の方を対象といたしました。ですので、防災会の幹部、町会の幹部の方々へは、それぞれ避難所にあります避難所運営マニュアルというほうにすみ分けをしております。それを御了承いただきたいと思います。

 この後の動きなんですが、今月中に15の地域の地区長連の会議がこれから予定されているということですので、その地区長連の会議に、各防災会さんのほうへ、まずは20部ずつ配るように、我々その日の会議が開催されるときにお伺いいたしまして、お配りをさせていただきたいと考えております。

 また、今週金曜日には、区議会議員の先生方皆様には各会派に、その人数分をお部屋のほうにお届けを金曜日の午前中にはしようと思っております。よろしくお願いいたします。

委員長

 ありがとうございます。

 ただいまの報告について御質疑はございますか。

内野委員

 ありかどうございます。非常にコンパクトで、中身もブラッシュアップされたと聞いて、よいものができたと思っております。

 たしか、東京都のつくった「東京防災」のあれは、都内にほぼ、全戸配布されたと思うんですけれども、今回、区民向けにつくったということであれば、それも全戸配布とかというのはできないのかどうか、ちょっとお聞きします。

中川都市基盤部副参事(防災担当)

 まず、全戸配布のお話ですと、今のところ全戸配布する予定はございません。

 また、今、防災会の方々、20部と言ったんですが、重ねて申し上げさせていただきますと、1万冊印刷いたしました。ですので、第一陣として配った枚数からしますと、かなり在庫、余りがありますので、こちらは窓口での配付をさせていただきます。かつこのデータもろもろ持っていますので、ホームページ上に掲載すると、そのようにして区民の方々へ周知徹底を図ろうと考えております。

内野委員

 できれば、恐らく、皆さんが持ち歩いたり、いざというときに持って使うマニュアルなので、できるだけ多くの方に配っていただきたいなと思っております。

 ちょっとホームページなんかにデータを載せたとしても、プリントするサイズによっては、自分で製本しなければいけなくなったり、それから、災害のときにネット環境につながらなかったら、それを見に行こうと思っても行けなくなってしまうというような不具合があるので、早い時期に、できるだけたくさんの方に配れるように工夫をしていっていただきたいと思います。要望です。

委員長

 ほかにございますか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告は終わります。

 ほかに理事者のほうから御報告ございますか。よろしいでしょうか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 では、ないようですので、以上で所管事項の報告を終わりにいたします。

 次に、当委員会の中間報告について御相談したいので、委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後1時27分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後1時27分)

 

 休憩中に御確認いただきましたとおり、今定例会最終日の本会議におきまして当委員会の中間報告を行わせていただくことに御異議ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 では、そのように決定いたします。

 また、中間報告の内容につきましては、正副委員長に御一任いただくことに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 では、そのように決定をさせていただきます。

 次に、審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後1時27分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後1時28分)

 

 休憩中に御確認いただきましたとおり、次回の委員会は特に日程を設けず、急な案件が発生した場合は正副委員長で協議の上、招集するということで御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 では、そのように決定させていただきます。

 以上で本日予定しました日程は終了いたしますが、各委員、理事者から何か御発言ございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 では、また委員会を休憩させていただきます。

 

(午後1時28分)

 

委員長

 委員会を再開させていただきます。

 

(午後1時30分)

 

 ほかにないようでしたら、以上で本日の防災対策調査特別委員会を散会いたします。お疲れさまでございました。ありがとうございました。

 

(午後1時30分)