平成24年03月13日中野区議会議会運営委員会(第1回定例会)
平成24年03月13日中野区議会議会運営委員会(第1回定例会)の会議録
平成24年03月13日議会運営委員会 中野区議会議会運営委員会〔平成24年3月13日〕

議会運営委員会会議記録

○開会日 平成24年3月13日

○場所  中野区議会第2委員会室

○開会  午前10時00分

○閉会  午前10時34分

○出席委員(10名)
 篠 国昭委員長
 平山 英明副委員長
 小林 ぜんいち委員
 いでい 良輔委員
 伊東 しんじ委員
 長沢 和彦委員
 市川 みのる委員
 やながわ 妙子委員
 佐伯 利昭委員
 来住 和行委員

○欠席委員(0名)

○委員外議員(0名)

○議長・副議長
 大内 しんご議長
 久保 りか副議長

○出席説明員
 副区長 金野 晃
 経営室長 川崎 亨

○事務局職員
 事務局長 篠原 文彦
 事務局次長 石濱 良行
 書記 佐藤 肇
 書記 河村 孝雄
 書記 岡田 浩二
 書記 鈴木 均
 書記 関村 英希

○委員長署名

○議題
 1 陳情
(新規付託分)
第2号陳情 中野区議会定例会のインターネット中継を求めることについて
 2 その他

委員長
 定足数に達しましたので、議会運営委員会を開会いたします。

(午前10時00分)

 本日は、お手元に配付の議題のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう進行します。
 それでは、議事に入ります。
 陳情の審査を行います。
 第2号陳情、中野区議会定例会のインターネット中継を求めることについてを議題に供します。
 本日は、陳情者から補足説明を行いたいとの申し出がありますが、いかがいたしましょうか。よろしゅうございますか。

〔「いいです」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、委員会を暫時休憩いたします。

(午前10時01分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午前10時02分)

 これより本件に対する質疑を行います。
 質疑ありませんか。
いでい委員
 理事者の方に伺いますけれども、もしも仮に、このインターネット中継(生中継及び録画中継)ということを行いましたときには、今現在、JCNで行っている本会議場での収録というか、放送分の予算措置があると思うんですが、それにかわって――かわってというのか、それと同時にインターネットの中継を始めることによって予算的なことをどういうふうに考えていますか。
石濱区議会事務局次長
 区議会の予算ですので、事務局のほうでお答えいたします。
 仮に、インターネットで中継をした場合には、その方法にもよるんですけれども、約200万円から300万円ぐらいの予算がかかるかなというふうに考えております。
いでい委員
 議会の運営上、この陳情の趣旨のところには「インターネット中継(生中継及び録画中継)」というふうに書いてありますけれども、この生中継というのは――私たちは本会議上でも委員会の中でも開会中、休憩中というのは取り扱いがいろいろあるんですけれども、議事録に残っていく部分と残さない部分と二通りあると思うんですよ。その中で、生中継ということでインターネットで生放送します。それで、録画でずっと好きな部分だけ再生が可能になっていったときに、その扱いといいますか、これは開会中での発言です、休憩中での発言ですという区分けができなくなると思うんですが、その点、いかがですか。
石濱区議会事務局次長
 生中継の場合は、休憩中を含めて全部放送されてしまうことになるのかなというふうに考えております。録画の場合には、その部分について修正なり編集なりすることが可能かなというふうに考えております。どのように扱うかは議会での判断になるかと思います。
いでい委員
 23区の中でもう既にインターネット中継を導入している区があると思いますけれども、他の区の状況を教えてください。
石濱区議会事務局次長
 本会議のインターネット中継を行っているのは19区ございます。そのうち、7区は生中継も行っております。どの区、いずれの区も正式な記録は会議録をもって作成をするという形になっておりますので、「これはあくまでも正式な記録ではございません」というふうなテロップを流しております。(「委員長、ちょっと休憩していただけますか」と呼ぶ者あり)
委員長
 休憩します。

(午前10時05分)

委員長
 再開いたします。

(午前10時17分)

伊東委員
 先ほど理事者に対する質問に対して、必要経費ですね、200万円から300万円という数字をお示しいただきましたけれど、その算定根拠等も明らかではないですし、また陳情者の方がおっしゃられるような他区の様子、そしてその内容、それからそれぞれかかっている経費等があまりにもこの段階ではつまびらかではないということ。それから、我が区において実施しようとする場合において技術的な課題、かねてより改善検、検討会のほうで議論されているように、サーバー上の容量ですとか、また委員会の進行にかかわる部分について十分整理がされないまま、この陳情に対してこの委員会としての見解を示すにはまだちょっと尚早だと思いますので、そういう意味で、他区の実施状況、それからそれに対する経費、並びに委員会運営に関する一定の影響、基準があるかどうか、そういうものをつまびらかにしていただく資料を求めたいと思いますが、いかがでしょうか。
委員長
 資料要求なので、今実施している他区の状況の資料を収集したいという資料要求が出たんですが、これを資料要求として取り上げてよろしゅうございますか。

〔「お願いします」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、資料要求として取り上げることにいたします。
 一応お答えを次長のほうからも。
石濱区議会事務局次長
 調査いたしまして、資料として提出したいと思います。
市川委員
 そもそもJCN中野で本会議の録画中継を行っているでしょう。あれは、導入したときにそれを議論した場が山崎議長の当時の話で、それでどこの場で議論をしてJCNの本会議の録画中継に至ったのかというのは何年前のいつごろからでしたっけ。
石濱区議会事務局次長
 JCNによります議会中継につきましては、18期の前期の改善検ということですので今から3期前の議会から検討を始めております。
市川委員
 そのときに検討を要した時間、どれくらいかかっているのか。
石濱区議会事務局次長
 18期の前期の改善検で検討を始めて、CATVによる録画で実施することを決定したのが19期の前期になっております。
市川委員
 いずれにしても、それはざっくり4年かかっているでしょう。それで、改善検、議会運営改善検討会――きょう、陳情を提出されている今野さんは議会運営改善検討会という会議体を御存じないかもしれないけども、そういった中で、JCN中野、当時はCTNで録画中継を本会議だけしましょうね、それで時間の枠はこうやって設けましょうねというルールづくりをして、今日に至っているわけですよ。だから、そういったような場に一回この陳情なりを、私どもの考え方としては、元のそもそものところに戻す。きちっと整理していくならばその場に一回きちっとあずけて、議長のほうであずかってもらって議論をするというようなことになろうかなと思うんだけども、改善検で扱うテーマとしてこれがふさわしいかどうかってことについては事務局としてはどう思いますか。
篠原区議会事務局長
 これまでさまざまな経過がございましてCTNのほうで導入した経緯もございます。それで、かなり広報委員会等の御意見も伺ってこれまで決めてきた内容だと思いますので、本日の結果を受けまして、議長とよく相談いたしまして、改善検で取り扱うかどうかも含めて検討をさせていただきたいと思います。
市川委員
 取り扱っていただけるような方向に行くとしたらばですよ、先ほど18期の前期から19期の前期までかかりましたとおおよそ4年を要しているんですよ。そんなやっぱり長い時間かかるんじゃなくてもう少しこれはスピード感を持って対応していかないと、世の中目まぐるしく変わっているからね、1年、10年のごとしですから。だから、やっぱりスピード感を持った対応ができるならばということなんだけど、そこいらあたりはどうかしら。
篠原区議会事務局長
 既に他区でそういった実績がございますので、その辺は改善検、または広報委員会等でも十分その辺の状況を調べまして、議論させていただきまして早目に結論は出したいというふうに考えております。
やながわ委員
 今、市川委員がおっしゃったように、山崎議長のときにインターネット及び録画中継の話が出まして、議運としても世田谷区にインターネット中継の視察に行った記憶があります。そのときに、インターネット中継とそして録画放映というんですか、両方やるとものすごい予算が、当時はですよ、インターネット中継だけで私の記憶だと700万円ぐらいかかって、そして録画も入れると、大変議会事務局の予算的な中で大きな割合を占めるというようなこともあったりして、それで録画ということに、私の記憶ですからかすかなんですけれど、あのとき多分予算的な問題だったと思うんですが、大分時間が経過をし、今はむしろライブ、動画の放映なんていうのは世の中普通になっています。それで、やっぱり中野区議会も長年かなり前からそういう議題として出てきて、予算的なもの、さまざまなこと、クリアしなきゃいけないことは幾つかありますけれど、やはり時代に合った、議会も開かれていかなければいけないと思うので、やはり問題だった箇所をきちっと拾い上げて、先ほど伊東委員からも報告をしていただきたいという旨がありましたので、つけ加えて、そういったなぜできなかったのかということも一緒にもう一回出していただけるとありがたいなと思うんですが、いかがですか。
篠原区議会事務局長
 19期前期と申しますと、大体平成15年からぐらいと思いますけど、その当時と比べるとかなり技術が進歩していると思います。今はかなり簡単に動画として配信もできるようなことになっておりますので、そういったことも含めてまたこの委員会にお示しをさせていただければというふうに考えております。
伊東委員
 先ほど資料のほうを要求させていただきましたけれど、その中で1点私のほうからも指摘させていただきました生中継ということになりますと、議会あるいは運営委員会の運営について今まで以上にスピーディーになおかつ厳格にとり行う必要があると思います。この陳情内容ではその部分は読み取れないと思いますけれど、この委員会で審議する以上はその部分をやはり十分議論しなければいけないと。昨日も参議院の予算委員会が一日じゅう流れておりましたけれど、大臣の資質なのか代議士の資質なのか、答弁する方の答弁のあり方によって、もうしょっちゅう理事が招集され、紛糾する。その間質疑がとまるという状況があるわけですから、地方議会においてもそういう部分はしっかりと認識してやはり議会運営、委員会運営に取り組むべきだと思いますので、その部分も重ねて集中審議していただけるようお願いしたいと思いますが。
委員長
 これはお願いするといっても要望でしょうね、委員会に出す要望というか、そういう形でよろしゅうございますか。
長沢委員
 先ほどの20期――今は21期だから20期の申し送りというんでしょうか、20期の改善検のまとめの際にインターネット中継についても5回の議論をしてきたと。ただ、ちょっとよく覚えていないんですけど、私もメンバーでしたけども、専らインターネット中継というよりは当時のホームページのサイト内検索のそちらのほうが比重としては高かったんじゃないかなと思っていて、そういう意味ではインターネット中継の5回のうちどういう議論をしたのかというものをちょっと私も思い出せないんですが、事務局のほうにお尋ねしたいんですが、どうでしょうか。
石濱区議会事務局次長
 インターネット中継について検討したことが5回ございました。その中ではサイト内検索についても一定回数議論しておりますけれども、それとあわせてインターネット中継についても5回ということです。
長沢委員
 ごめんなさい、5回でちょっと特徴的なものというか、それだけでも教えてください。
石濱区議会事務局次長
 特徴的なものといたしましては、当時、無料の動画発信サイトといったものが出てきておりましたので、そういったものを実際に見て、こういったことが議会中継に使えるかとかといったことを確認いたしました。
平山委員
 事務局に伺います。
 むしろ、私どものほうからインターネットに関しては議題を提起させていただいたような記憶もありはするんですが、そのときちょうどユーストリームとかなんとか、そういったものが非常に進歩してきたというような背景があったかと思っておりますけど、一つだけ確認なんですが、それで、その上で20期から21期への申し送り事項には入っておりますか。
石濱区議会事務局次長
 申し送りには入っております。(「委員長、ちょっと休憩にしてもらえますか」と呼ぶ者あり)
委員長
 休憩します。

(午前10時30分)

委員長
 再開いたします。

(午前10時30分)

 他にございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、取り扱いを協議したいと思いますので、委員会を暫時休憩いたします。

(午前10時31分)

委員長
 再開いたします。

(午前10時31分)

石濱区議会事務局次長
 申しわけございません。先ほど、私、議会改善検討会での申し送り事項に入っていると申し上げたんですけれども、申し送り事項には入っておりません。報告の中でそういった検討をしてきたという報告をしただけであって、次期への申し送り事項には入れておりませんでした。申しわけございません、答弁を訂正させていただきます。
委員長
 休憩いたします。

(午前10時31分)

委員長
 再開いたします。

(午前10時32分)

 開会中に申し述べたいことはよろしゅうございますか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 そうしましたら、取り扱いを協議いたすために暫時休憩いたします。

(午前10時33分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午前10時33分)

 お諮りいたします。第2号陳情を閉会中も継続審査すべきものと決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定します。
 以上で第2号陳情についての本日の審査を終了いたします。
 次に、2番のその他に入りますが、各委員、理事者、事務局から何か発言はありませんか。よろしゅうございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 次回は、第1回定例会の最終日で3月23日(金曜日)午前10時から当委員会室において開会いたしますので、御承知おきください。
 以上で本日の委員会を散会いたします。

(午前10時34分)