平成31年03月04日中野区議会予算特別委員会
平成31年03月04日中野区議会予算特別委員会の会議録

.平成31年(2019年)3月4日、中野区議会第一・第二委員会室において開会された。

.出席委員(41名)

  1番  加  藤  たくま         2番  若  林  しげお

  3番  日  野  たかし         4番  杉  山     司

  5番  ひやま      隆        6番  山  本  たかし

  7番  渡  辺  たけし         8番  細  野  かよこ

  9番  羽  鳥  だいすけ       10番  いでい   良  輔

 11番  高  橋  かずちか       12番  内  川  和  久

 13番  木  村  広  一       14番  甲  田  ゆり子

 15番  小  林  ぜんいち       16番  中  村  延  子

 17番  内  野  大三郎        18番  小宮山   たかし

 19番  広  川  まさのり       20番     欠  員   

 21番  佐  野  れいじ        22番  北  原  ともあき

 23番  伊  東  しんじ        24番  平  山  英  明

 25番  南     かつひこ       26番  白  井  ひでふみ

 27番  森     たかゆき       28番  いながき  じゅん子

 29番  石  坂  わたる        30番  小  杉  一  男

 31番  い  さ  哲  郎       32番  大  内  しんご

 33番  高  橋  ちあき        34番  伊  藤  正  信

 35番  篠     国  昭       36番  小  林  秀  明

 37番  久  保  り  か       38番  酒  井  たくや

 39番  近  藤  さえ子        40番  むとう   有  子

 41番  長  沢  和  彦       42番  来  住  和  行

.欠席議員

      な  し

.出席説明員

 中野区長    酒井 直人

 副区長     白土 純

 副区長     横山 克人

 教育長     入野 貴美子

 政策室長    朝井 めぐみ

 政策室副参事(企画担当)        杉本 兼太郎

 政策室副参事(予算担当)        海老沢 憲一

 政策室副参事(広報担当)        堀越 恵美子

 経営室長、新区役所整備担当部長     髙橋 信一

 危機管理担当部長     志村 和彦

 経営室副参事(経営担当)        石濱 良行

 経営室副参事(人事担当)        田中 謙一

 経営室副参事(行政監理担当)      森 克久

 都市政策推進室長     奈良 浩二

 都市政策推進室副参事(産業振興担当)  浅川 靖

 地域支えあい推進室長          野村 建樹

 地域包括ケア推進担当部長        藤井 多希子

 地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 伊藤 政子

 区民サービス管理部長          上村 晃一

 区民サービス管理部副参事(区民サービス担当) 古屋 勉

 子ども教育部長、教育委員会事務局次長  戸辺 眞

 子ども教育部副参事(子ども教育経営担当)、

教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当) 高橋 昭彦

 教育委員会事務局指導室長        宮崎 宏明

 健康福祉部長  小田 史子

 保健所長    向山 晴子

 健康福祉部副参事(福祉推進担当)    長﨑 武史

 環境部長    岩浅 英樹

 環境部副参事(地球温暖化対策担当)   波多江 貴代美

 地域まちづくり推進部長         角 秀行

 地域まちづくり推進部副参事(まちづくり企画担当、

西武新宿線沿線まちづくり企画担当)    荒井 大介

 都市基盤部長  豊川 士朗

 都市基盤部副参事(都市計画担当)    安田 道孝

.本会の書記は下記のとおりである。

 事務局長     吉村 恒治

 事務局次長    古本 正士

 議事調査担当係長 鳥居 誠

 書  記     立川 衛

 書  記     若見 元彦

 書  記     井田 裕之

 書  記     冨士縄 篤

 書  記     野村 理志

 書  記     鎌形 聡美

 書  記     遠藤 良太

 書  記     松丸 晃大

 書  記     古谷 友里香

 書  記     吉田 光洋

 書  記     有明 健人

.委員長署名


午後1時00分開議

○高橋(か)委員長 定足数に達しましたので、ただいまから予算特別委員会を開会します。

 第5号議案から第9号議案までの計5件を一括して議題に供します。

 初めに、午前中に開かれた理事会の報告を行います。

 まず、委員会運営について、主査報告は総務、区民、厚生、建設、子ども文教の各分科会の順に行い、報告後、順次、質疑を自席で行うことを確認しました。

 次に、討論については従前の例に従い、省略することを確認しました。

 次に、採決の順序、方法については、第5号議案を起立、第6号議案を起立、第7号議案を起立、第8号議案を起立、第9号議案を起立により、順次、採決を行うことを確認しました。

 次に、意見についてですが、第5号議案に対して、自民党さんから提出された2件の意見を「意見1」「意見2」、また、公明党さんから提出された3件の意見を「意見3」「意見4」「意見5」と呼ぶことを確認しました。

 また、意見1は起立、意見2は起立、意見3は起立、意見4は起立、意見5は起立により、採決することを確認しました。

 なお、意見は主査報告が終了するときまで提出できるため、提出があった場合は、委員会を休憩し、理事会を開いて協議を行います。

 また、お手元の資料要求一覧の最終版については、従前の例に従い、会議録の巻末に添付すること、CD-Rにより各会派に配付することを確認しました。

 以上が理事会の報告ですが、質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○高橋(か)委員長 それでは、ただいまの報告のとおり、委員会を運営することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○高橋(か)委員長 御異議ありませんので、そのように運営します。

 それでは、これより主査報告を行います。

○いながき副委員長 初めに、総務分科会の主査報告を求めます。

○高橋(か)主査 2月27日及び28日に行いました総務分科会の審査の経過について報告いたします。

 当分科会では、第5号議案、平成31年度中野区一般会計予算の分担分、第6号議案、平成31年度中野区用地特別会計予算、第7号議案、平成31年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分及び第9号議案、平成31年度中野区介護保険特別会計予算の分担分の審査を行いました。

 初めに、第5号議案、平成31年度中野区一般会計予算の分担分について、歳出に関する主な質疑応答の内容を報告します。

 初めに、企画費中、施設マネジメントについて、「区有地等の活用の検討というのは、どこまでを民間事業者に委託するのか」との質疑があり、「活用方法が未定の区有地について、その活用方法のほか、どういった規模の施設が建てられるのかなどの調査委託をするものである」との答弁がありました。

 次に、情報政策推進費中、議事録作成支援システムの内容が問われ、「音声認識ソフトを搭載するパソコンやマイクを用いて、庁内で開催される各種会議の内容を自動的に文字に起こしていくものである。これにより業務の効率化を図っていきたい」との答弁がありました。これを受け、「このシステムの導入によって、どの程度費用を削減できるのか」との質疑があり、「平成30年度における会議録の作成費は、区全体で900万円程度と把握しているが、全ての会議において今後検証しながら、このシステムの活用を図っていきたい」との答弁がありました。

 次に、秘書費中、区長車の運行管理経費について、「平成30年度までは必要に応じてハイヤーやタクシーを使っていたため、予算額は約63万円であった。平成31年度は専用の区長車を契約する費用が1,000万円以上も計上されており、これまでと金額差があり過ぎる。タクシーを活用するなど、工夫はできなかったのか」との質疑があり、「移動時の安全や情報セキュリティの確保、また時間の節約などの観点から、区長車が必要であると判断したものである」との答弁がありました。これに対し、「区長車の導入自体に反対するわけではないが、公用と私用の区別がつきにくく、自治体によっては区長の私費というケースもある。使用に当たっては運行記録などをしっかり管理し、問題とならないように気をつけてもらいたい」との要望がありました。

 次に、庁舎費中、エネルギー管理について、「計上されている予算は、区有施設の省エネに向けたエネルギー使用量及びCO2排出量を把握し、取りまとめて国や都へ情報提供を行うための予算措置なのか」との質疑があり、「主にエネルギー管理講習会の受講料であり、区は特定事業者として、エネルギー管理統括管理者を選任するために必要な講習である」との答弁がありました。

 次に、危機管理費中、防犯設備整備事業について、「この予算額であれば、防犯カメラを最大200台設置できるとのことであるが、もし上回った場合、どういった対応をとるのか」との質疑があり、「東京都の助成枠にも限度があるため、場合によっては補正予算を組むことも考えられる」との答弁がありました。

 次に、新区役所整備費中、新区役所整備の財源について、「区はこれまで、区民負担である税金を極力使わず、中野駅周辺の開発で生み出した財源で新区役所を建てるとしてきた。仮にこのスキームが変更されるなら、予算を議決した議会の責任にもなるため、早い段階で議会へ伝えてもらう必要がある。新区役所の財源は、基本計画では現区役所用地と保健所用地を使って賄うとされているが、その考え方に変更はないか」との質疑があり、「現在、サンプラザ等を含む中野駅新北口エリア再整備事業のスキームを検討しており、その進捗に合わせて新区役所の財源も検討していく」との答弁がありました。これに対し、「当初示されていた金額を大幅に上回る、債務負担270億円余の総工費が今定例会の本会議で初めて示された。平成31年度予算で最大の案件である新区役所整備費の変更について、予算査定が終了しているはずの時期に議会報告をしなかった行政の対応は、極めて不誠実と言わざるを得ない」との指摘がありました。

 これに関連して、他の委員から、「せめて事業スキームが明らかになってから、議会と区民へ報告した上で工事に着手すべきではないか」との質疑があり、「御指摘の点を踏まえて検討したい」との答弁がありました。

 このほか、新平和資料展示室整備、被災自治体への職員派遣、国際交流などについて質疑がありました。

 次に、一般会計歳入では、地方消費税交付金、繰入金などについて質疑がありました。

 次に、第6号議案、平成31年度中野区用地特別会計予算について、「矯正研修所等跡地の用地先行取得債として約101億円が計上されている。区は、平和の門の保存のため、1,890平米を学校用地の拡張分として活用するとのことだが、その土地を取得する場合の金額は」との質疑があり、「平米単価約65万円として、総額約12億円分と見込まれる」との答弁がありました。これに対し、「その12億円については、特定財源を見込めるのか」との質疑があり、「基本的には区の負担となる」との答弁がありました。

 次に、第7号議案、平成31年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分、第9号議案、平成31年度中野区介護保険特別会計予算の分担分については、質疑はありませんでした。

 以上が主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。

 以上で総務分科会における審査の報告を終わります。

○いながき副委員長 ただいまの総務分科会の主査報告について質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○いながき副委員長 なければ、以上で総務分科会の主査報告を終了します。

○高橋(か)委員長 次に、区民分科会の主査報告を求めます。

○伊藤主査 2月27日及び28日に行いました区民分科会における審査の経過について報告をいたします。

 当分科会では、第5号議案、平成31年度中野区一般会計予算の分担分、第7号議案、平成31年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分、第8号議案、平成31年度中野区後期高齢者医療特別会計予算及び第9号議案、平成31年度中野区介護保険特別会計予算の分担分についての審査を行いました。

 それでは、当分科会における主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。

 初めに、第5号議案、平成31年度中野区一般会計予算の分担分の歳出では、区民費、区民相談費中、区民相談について、「区民相談に訪れる区民の数は、横ばいの傾向にあるとのことだが、現在の相談体制でしっかりと対応できているという理解でよいのか」という質疑があり、「対応できていると考えている。今年度から法律相談を毎月第3日曜日にも実施した結果、若い方の利用が増加した」との答弁がありました。

 それに関連して、他の委員から、休日の法律相談のPR方法を問われ、「当初はフェイスブックを用いていたが、基本的には区報やホームページで広報している」との答弁があり、「もっとフェイスブックなどを使ってPRしてほしい」との要望がありました。

 次に、戸籍住民管理運営費中、マイナンバーカード業務の一部委託について、「マイナンバーカードの普及による行政側の利点は何か」との質疑があり、「本人確認用書類として利用しているほか、情報連携による事務の省力化を図ることである」との答弁がありました。

 さらに、「どの程度までマイナンバーカードが普及すれば、事務の省力化の効果が見えるのか」との質疑があり、「区としては、30%普及すれば、かなりの効果が出てくると考えている」との答弁がありました。

 また、「マイナンバーカードの普及については、空き容量の活用を視野に入れ取り組むべきだと考えるが、今後どのように取り組んでいくのか」との質疑があり、「保険証として活用するとの政府の決定もあり、普及について一定の効果があると考える。より多くの区民の方に利用していただくため、区全体として利便性の向上を検討していく」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「プッシュ型サービスの提供ができないのか」と問われ、「プッシュ型サービスを提供するには、マイナンバーカードを取得した上で、さらにマイナポータルを開設する手続が必要になる。対象者が限られているため、難しい状況である」との答弁がありました。

 次に、証明費中、電子マネー決済の導入について、「電子マネーとあるが、具体的にこれは何を対象としているのか」との質疑があり、「SuicaやPASMOなどの交通系の電子マネーを考えている」との答弁がありました。

 さらに、「地域事務所には導入しないのか」との質疑があり、「まず、区役所1階の戸籍住民の窓口で導入し、効果を検証した上で、地域事務所での展開を検討していきたい」との答弁がありました。

 次に、健康福祉費、医薬環境衛生費中、住宅宿泊事業関連経費について、「住宅宿泊事業が始まってからしばらくたつが、苦情はあったのか」との質疑があり、「昨年3月からの累計で239件である」との答弁がありました。

 さらに、他の委員から、届け出のない民泊に対する苦情対応についてを問われ、「新年度からは、これまで正規職員が行っていた届け出事務や相談業務を非常勤職員等で行い、その分、正規職員が苦情対応や指導に注力していきたい」との答弁があり、他の委員から、「東京オリンピック・パラリンピックを踏まえて、外国人観光客受け入れのために、不足する宿泊施設への対応ということで導入した事業でもある。苦情対応等を踏まえて、しっかりと行政の責務を果たしてもらいたい」との要望がありました。

 これに関連して、他の委員から、「条例をつくったときに見直すことが前提となっていたと思うが、来年度は東京オリンピック・パラリンピック前年度ということもあり、見直す年度ではないか」との質疑があり、「平成31年度中に見直す予定である」との答弁がありました。

 次に、環境費、地球温暖化対策費中、森林環境譲与税活用事業について、「この事業は、疲弊した森林を復活させるという国の大きなプロジェクトで、木材需要を喚起させることで森林を再生させる事業である。中野区は、今ある森林を再生させるという取り組みを自治体として発信すべきではないか」との質疑があり、「木材を使うことが森林の再生に寄与するというPRもしっかりしていきたい」との答弁がありました。

 次に、ごみ減量推進費中、ごみ排出実態調査について、実態調査の目的を問われ、「ごみ排出に関する現状を把握することが大きな目的である」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「この実態調査と資源とごみの分け方・出し方リーフレットの各戸配布やごみ分別アプリの推進を連動してはどうか」との質疑があり、「各戸配布するリーフレットもゴミ分別アプリも周知を高めることが目的であり、双方とも浸透するように努めていきたい」との答弁がありました。

 次に、清掃事業費中、ごみ集積所監視カメラ設置委託について、「監視カメラの役割についてどのように評価されているのか」との質疑があり、「不法投棄への抑止力につながると期待している」との答弁がありました。

 さらに、「設置した結果、ある程度の効果はあったと思うが、今年度から予算が減少している理由は何か」との質疑があり、「平成31年度は新規設置の予定はなく、既に設置された20台体制を継続していく」との答弁がありました。

 そのほか、一般会計歳出については、次期住民情報システム連携構築委託等、滞納整理、介護サービス事業者育成・支援、飼い主のいない猫対策助成等、集団回収報奨金、環境基金積立金などについての質疑がありました。

 また、一般会計歳入については、質疑がありませんでした。

 次に、第7号議案、平成31年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分について質疑を行ったところ、資格賦課、適正給付、特定健康診査・特定保健指導、国保保健事業などについての質疑がありました。

 次に、第8号議案、平成31年度中野区後期高齢者医療特別会計予算については、質疑がありませんでした。

 次に、第9号議案、平成31年度中野区介護保険特別会計予算の分担分について質疑を行ったところ、介護給付費準備基金積立金などについての質疑がありました。

 以上が区民分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。

 以上で区民分科会における審査の報告を終了いたします。

○高橋(か)委員長 ただいまの区民分科会の主査報告について質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○高橋(か)委員長 質疑がなければ、以上で区民分科会の主査報告を終了します。

 次に、厚生分科会の主査報告を求めます。

○長沢主査 2月27日及び28日に行いました厚生分科会における審査の経過について御報告いたします。

 当分科会では、第5号議案、平成31年度中野区一般会計予算の分担分及び第9号議案、平成31年度中野区介護保険特別会計予算の分担分について審査を行いました。

 それでは、当分科会における主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。

 初めに、第5号議案、平成31年度中野区一般会計予算(分担分)の歳出のうち、区民費、文化財費中、旧中野刑務所正門学術調査(新規)について、「正門のあり方についての検討が足りず、都の文化財指定を受けられない可能性もあるのではないかと危惧している。現地保存であれば指定を受けられる、移設しても指定を受けられる、どちらにしても指定を受けられないということも考えられ、現段階では全ての方策を残すべきであるが、そういった調査となっているのか」との質疑があり、「一定の条件を想定して使用を検討している」との答弁がありました。それに対して、「レンガづくりの文化財のひきやの実績や知見がある業者に調査依頼を行ってほしい」との要望がありました。

 これに関連して、他の委員から、「調査結果によっては、前提が変わるため、現地保存にこだわらず調査してもらいたいがどうか」との質疑があり、「さまざまな可能性を含めて調査していきたい」との答弁がありました。

 次に、子ども教育費、地域子ども施設調整費中、子育てひろば事業委託(拡充)及び子育てひろば事業整備費補助(拡充)の内容を問われ、「平成30年度当初予算と比較すると、子育てひろばが1カ所ふえ、平成31年度は6カ所事業委託をする。また、建物の整備として3カ所、開設準備として1カ所に補助をする」との答弁がありました。

 また、他の委員から、来年度の学童クラブ待機児童について、「学童クラブの施設が足りていないということはないのか」との質疑があり、「一括申請締切日の1月11日時点で、公設民営学童クラブでは、230名ほどのオーバーであった。しかし、民間学童クラブを含めた総定員数では、空きがある状況であり、学校再編等に伴うミスマッチが生じていると考えている」との答弁がありました。

 次に、地域支えあい推進費、区民活動推進費中、町会・自治会活動推進助成(拡充)について、区民の町会・自治会活動への参加の促進に関する検討会における検討結果の本予算への反映状況を問われ、「掲示板への助成や区政への協力費の世帯単価の値上げを行った」との答弁がありました。

 これに対して、他の委員から、「値上げにより、新たな仕事をお願いするということではなく、不足分を補うという認識でよいか」との質疑があり、「今回の値上げにより、新たな業務をお願いすることはない」との答弁がありました。

 さらに、他の委員から、町会・自治会の課題である後継者不足に対する支援を問われ、「町会・自治会の仕事を手伝いたいとの思いがある区民の掘り起こしやマッチングなどの取り組みが十分ではないと認識している」との答弁がありました。

 次に、高齢者サービス費中、認知症高齢者等個人賠償責任保険(新規)の内容を問われ、「認知症により徘徊行動のある方が、日常生活に起因する偶然の事故により、第三者に損害を与え、被害者から損害賠償を求められ、法律上の賠償責任を負った際に補償するものであり、保険料は、区が全額負担する」との答弁がありました。

 これに対して、他の委員から、対象人数を問われ、「区では、認知症の方は1万2,000人と推計しており、そのうち外出できる方は3,500人弱と推計している。さらに、他自治体の申し込み率を勘案して、そのうちの3%の方から申し込みがあると見込み、100名とした」との答弁がありました。

 また、他の委員から、保険の賠償範囲についての質疑があり、「線路に立ち入って電車をとめてしまった場合の休車費用や、自転車に乗って第三者にけがを負わせてしまった場合の費用など、詳細はさまざまあるが、実際の判断はケースバイケースとなる」との答弁がありました。

 さらに、他の委員から、「対象者が3,500人弱いる中で、申し出た100名を対象とすることなど、単なる人気取りとならないよう、区として説得力ある制度設計となるよう対応してほしい」との要望や、他の委員から、「所得制限を設けることや所得制限に係る対象者でも団体加入することで、保険料を安く抑えることも考えられ、見切り発車せずに制度を検討してほしい」との要望がありました。

 次に、健康福祉費、スポーツ環境整備費中、スポーツ・コミュニティプラザについて、「障害者の付き添いの方であっても料金が発生するため、今後見直しが必要ではないか」との質疑があり、「そういった意見をいただいているため、現在、他の自治体の調査を行っており、検討していく」との答弁がありました。

 次に、障害福祉費中、訪問理美容サービス(拡充)の内容を問われ、「在宅の重度障害のある方が対象で、自己負担額を2,300円から1,500円に改め、区の負担を増額するものである」との答弁がありました。

 次に、障害者施設費中、在宅障害者(児)緊急一時保護事業に関する選定に向けた動きを問われ、「来年度初めには募集をかけたいと考えており、その結果、応募があり、選定し、契約締結に至った場合、10月から事業が実施できるものと考えている」との答弁がありました。これに対し、「議会の意思も示されているため、条件の見直しなどを行い、区の姿勢を示してほしい」との要望がありました。

 次に、区民健診費中、がん検診の体制整備等(拡充)の内容を問われ、「今年度は、胃がんハイリスク診査の結果に応じて、胃がん検診のX線検査の対象者を絞っていたが、来年度は40歳以上の全ての区民を対象者とし、検診体制を拡充するもの、乳がん検診におけるマンモグラフィー検診車を導入して検診体制を強化するもの、中野区がん検診精度管理委員会を設置して、がん検診の精度を担保するものの3点である」との答弁がありました。

 また、他の委員から、中野区がん検診精度管理委員会の役割についての質疑があり、「区は、医療機関や中野区医師会などに委託して、がん検診の受診率等のデータを共有し、精度管理をしてきたが、国からの通達により、指標の検証等を客観的に確認するための会議体をつくるものである」との答弁がありました。

 そのほか、一般会計歳出については、区民活動センターにおけるコピー機について、産後ケア事業(拡充)について、いきいき入浴事業について、骨髄移植ドナー支援などについての質疑がありました。

 次に、一般会計歳入についての質疑を行ったところ、健康福祉費補助金中、オリンピック・パラリンピック補助金について、財産貸付収入中、U18プラザ上高田跡施設についての質疑がありました。

 次に、第9号議案、平成31年度中野区介護保険特別会計予算の分担分については、質疑はありませんでした。

 以上が厚生分科会における主な質疑応答及び要望です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。

 以上で当分科会における審査の報告を終わります。

○高橋(か)委員長 ただいまの厚生分科会の主査報告について質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○高橋(か)委員長 質疑がなければ、以上で厚生分科会の主査報告を終了します。

 次に、建設分科会の主査報告を求めます。

○若林主査 2月27日及び28日に行いました建設分科会の審査の経過について報告いたします。

 当分科会では、第5号議案、平成31年度中野区一般会計予算の分担分の審査を行いました。

 初めに、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容につきまして御報告いたします。

 まず、総務費、防災対策費中、備蓄物資について、来年度に新たに備える物資の有無が問われ、「新たな品目はない。更新のみ行う」との答弁がありました。これに対し、「事業者と協定を結び、段ボールベッドを新たに備えることを今後検討する考えはあるか」との質疑があり、「避難所生活が長期化した場合、段ボールベッドの活用を、事業者とどのような協定を結ぶかも含め検討したい」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「粉ミルクにかわるものとして、液体ミルクが普及しつつある。水道の使用ができない状況で非常に有効であると推奨の声もあるが、どのように考えているか」との質疑があり、「液体ミルクには、単価が高い、賞味期限が短いというデメリットもあるが、他の自治体の導入状況等も調査し、検討したい」との答弁がありました。

 次に、区民費、産業振興費中、重点産業PR事業について、産業交流展に出展する事業者数と出店したことによる事業者の成果が問われ、「中野区の出展する枠は30としているが、30件を超える応募があった。来場者数は5,778人、商談等に結びついた実績382件などの成果があった」との答弁がありました。

 次に、都市基盤費、道路占用・監察費中、道路監察について、事業費が増加している理由が問われ、「道路巡回委託の経費が増加したためであり、区民の声アプリの運用開始に伴い、道路巡回に出向く回数がふえたことによるものである」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「道路監察件数が増加することにより、担当の業務が圧迫されているのではないか」との質疑があり、「区民の声アプリに関しては、道路の専門家ではない方が撮影した画像のため、状況がわかりにくく、職員が現地を確認することが必要なこともある。その点で、職員の業務内容が多少ふえている」との答弁がありました。

 次に、公園維持・管理費中、公園樹木及び街路樹緊急樹木診断について、「診断の結果、問題のあった樹木については、即座に伐採するのか」との質疑があり、「3か年に分け、毎年300本程度を診断することを想定している。危険性の見つかった樹木は、状況によっては早急な伐採も行っていきたい」との答弁がありました。

 また、他の委員から、公園清掃等維持管理委託について、「それぞれの公園で管理や清掃の契約を結んでいるが、一括委託するなどスケールメリットを活用し、迅速・柔軟な対応が可能となる手法を公園再整備計画の中で検討してはどうか」との質疑があり、「来年度には、広町みらい公園で指定管理者制度を導入する予定である。指定管理による効果も踏まえ、区内全域の委託のあり方も検討したい。再整備計画の内容に盛り込まれるかは未定である」との答弁がありました。

 次に、公園整備費中、哲学堂公園再生整備基本計画策定について、「当初、再生整備が完成した上で、国の名勝指定を受けるとのことだったが、整備が途中の施設に対して名勝指定が受けられるのか」との質疑があり、「文化庁との事前の協議の中で、現状、名勝指定を受け、その後、再生整備工事を行う予定であることを説明し、井上円了没後100年に合わせた名勝指定を受けられる見込みである」との答弁がありました。

 次に、建築安全・安心費中、ブロック塀実態調査委託について、調査の範囲と調査の結果、危険と判断された場合の処理について問われ、「調査範囲は中野区内全域で、件数は約1万7,000棟から1万8,000棟の間を想定している。危険なブロック塀については指導を進めていくことを考えている」との答弁がありました。これに対し、「指導していくということだが、指導で終わりなのか」との質疑があり、「調査データを、今後、施策の判断材料として活用することを考えている」との答弁がありました。

 次に、まちづくり推進費、まちづくり企画費中、東中野駅東口周辺のバリアフリー動線計画の検討について、「東口と西口との回遊性を高め、街全体の魅力を高めていくまちづくりも必要であるが、それでは何年たってもバリアフリー化が進まない。簡易な方法によるバリアフリー化の取り組みを同時進行で進めていくべきではないか」との質疑があり、「東口の連絡橋と周辺の駅舎はJRが管理する施設であり、簡易なエレベーター設置等もJRの協力が得られないとできないため、引き続きJRとの意見交換を続けていきたい」との答弁がありました。これに対し、「地元の方々の悲願でもあるので、区としてさまざまな方策をとって、しっかりと取り組んでいただきたい」との要望がありました。

 次に、中野駅周辺まちづくり費中、中野駅周辺地区整備について、「現在、中野駅周辺全体でまちづくりが行われているが、中野駅西口改札、中野駅新北口駅前広場、区役所・サンプラザ跡地計画について、全体のスケジュールの中での進捗状況はどうか」との質疑があり、「現時点で中野駅地区整備及び新北口駅前エリア整備については予定どおりの進捗状況である」との答弁がありました。これに対し、「新区長になり、区役所・サンプラザのあり方について区民会議が開催され、中野駅新北口駅前エリア再整備事業計画の策定時期が、本年度から来年度に変更となったため、全体の計画が若干おくれているのではないかという印象があるがどうか」との質疑があり、「中野駅新北口駅前エリア再整備事業計画の素案をことしの8月以降に示し、その後、計画策定、民間参画事業者公募という手順である。全体の目標スケジュールは変わっておらず、2027年度竣工を目指して進めているところである」との答弁がありました。

 このほか、消防団活動支援、シティプロモーション事業補助、用途地域等の地図データ変換委託、私道整備助成、あんしんすまいパック事業補助、街路整備調整などについての質疑がありました。

 次に、歳入について質疑を行ったところ、災害医療計画策定支援事業についての質疑がありました。

 以上が建設分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。

 以上で建設分科会における審査の報告を終わります。

○高橋(か)委員長 ただいまの建設分科会の主査報告について質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○高橋(か)委員長 質疑がなければ、以上で建設分科会の主査報告を終了します。

 次に、子ども文教分科会の主査報告を求めます。

○白井主査 2月27日、28日に行いました子ども文教分科会における審査の経過について御報告申し上げます。

 当分科会では、第5号議案、平成31年度中野区一般会計予算の分担分について審査を行いました。

 初めに、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容につきまして御報告いたします。

 子ども教育費、企画財政費中、子ども・子育て施策充実に向けた実態調査等について財源を問われ、「一般財源だが、活用できる補助金があれば活用したい」との答弁がありました。これに対し、「内閣府の交付金を活用して実態調査を行っている自治体もある。調査項目に関しても、内閣府の具体的事例を参考に作成している自治体も多いため、中野区も活用し、他自治体と比較しやすい内容としてほしい」との要望がありました。

 次に、学校教育費中、任期付短時間勤務教職員経費について、「どのような成果が上がっているのか。また、2年の任期が終了した後はどうなるのか」との質疑があり、「学力の向上や体験的活動時の安全確保について、各学校からの評価は高い。2年後の継続も今後前向きに検討したい」との答弁がありました。

 次に、教育センター費中、スクールソーシャルワーカー報酬等について、「人数を3名から5名にふやすとのことだが、本来的に適正な人数をどう考えるのか」との質疑があり、「スクールソーシャルワーカーは、人数だけが問題ではなく、指導の断絶が起こらぬよう、同一職員が勤務する日数、時間を延長することが望ましいと考える。今後、さらなる充実について検討していきたい」との答弁がありました。

 次に、学校経営支援費中、教育用パソコンの充実・ICT支援員について、「各学校からICT支援員の配置をしてほしいとの声が多くあるが、今後のサポート体制についてどのような検討をしているのか」との質疑があり、「デジタル教科書等、ICTを活用したさまざまな教育指導の方法を充実していきたいと考えている。また、学校でのICTの使い方等とあわせ、ICTの関係の困り事の相談にも応じられるよう対応を考えている」との答弁がありました。これに対し、「教育の質の向上のため、よりよい授業をしていってもらいたい」との要望がありました。

 次に、子ども教育施設保全費中、体育館冷暖房化工事等について、「都の補助を使用し、他区も一斉に行うことが考えられるが、スポットエアコンの確保はしっかりできるのか」との質疑があり、「夏までには難しいが、年度内には確保するため情報を収集し、業者に確認しながら進めていきたい」との答弁がありました。

 次に、子ども教育施設整備費中、新校舎設計委託等について、対象の学校を問われ、「現在、基本構想、基本計画等を進めている、鷺宮小学校・西中野小学校統合新校、平和の森小学校、第四中学校・第八中学校統合新校等である」との答弁がありました。これに対し、「平和の森小学校は、他の予算で旧中野刑務所正門の調査費用がある。これまでも連携がとれていないところが多分にあるが、今後慎重に連携を図って進めていけるのか」との質疑があり、「新校舎等をつくるということでしっかり対応していくのはもちろんだが、旧中野刑務所正門の取り扱いについても、関係部署と綿密に連携をとり、建設工事、開校時期におくれが生じないように万全の準備を整えながら進めていきたい」との答弁がありました。

 次に、子ども家庭支援費中、非常勤職員報酬について、虐待相談の状況を問われ、「虐待の通告は上昇傾向にあり、悲惨な事件が起きていることから2月も増加傾向と受けとめている」との答弁がありました。これに対し、「子どもや保護者からの相談に応じる職員を大幅にふやす区もある。中野区も体制の強化が必要では」との質疑があり、「中野区では、児童相談所の設置を進めており、それに向けた相談、支援をしていく職員の確保、育成を計画的に進めてまいりたい」との答弁がありました。

 次に、育成活動支援費中、子ども食堂運営費補助について、「子ども食堂というと貧困の家庭が対象になるかと思うが、最近はさまざまな方がコミュニティの場を求めて来ている場合もある。それはそれでよいと思うが、線引きは考えているのか」との質疑があり、「地域のコミュニティ形成が虐待の早期発見や未然防止につながるという観点もある。ベースには都の補助の要綱の基準があるが、幅広く子ども食堂の意義を捉え、活動の支援をしていきたい」との答弁がありました。これに対しさらに、「貧困の家庭の子どもや孤食の子どもなどが利用しやすい制度設計をしてもらえればと思うがどうか」との質疑があり、「より広く子どもに来てもらえる環境をつくり、その中で課題のある子どもを早期発見できるよう、団体とも連携し、支援に結びつけることも考えていきたい」との答弁がありました。

 さらに、他の委員から、「お金だけでなく、活動場所や人など、包括的な支援を考えてはどうか」との質疑があり、「活動の場所を借りる経費も対象になっているので、そう中で対応できると考えている」との答弁がありました。

 このほか、学校図書館システム構築等、使用済み紙おむつ処分、区立保育室事業運営委託等、SNSでの通報・相談事業委託等、通学路防犯カメラ維持管理経費、ペアレントメンター養成委託などについて質疑がありました。

 次に、歳入について質疑を求めたところ、体育館冷暖房化工事等について質疑がありました。

 以上が子ども文教分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会において取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。

 以上で子ども文教分科会における審査の報告を終わります。

○高橋(か)委員長 ただいまの子ども文教分科会の主査報告について質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○高橋(か)委員長 なければ、以上で子ども文教分科会の主査報告を終了します。

 以上をもちまして、分科会の主査報告を終了します。

 冒頭に確認しましたとおり、討論は省略いたします。

 これより第5号議案から第9号議案について、順次、採決を行います。

 第5号議案、平成31年度中野区一般会計予算について、起立により採決を行います。

 お諮りします。第5号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○高橋(か)委員長 起立全員。よって、第5号議案は可決すべきものと決しました。

 次に、第6号議案、平成31年度中野区用地特別会計予算について、起立により採決を行います。

 お諮りします。第6号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○高橋(か)委員長 起立全員。よって、第6号議案は可決すべきものと決しました。

 次に、第7号議案、平成31年度中野区国民健康保険事業特別会計予算について、起立により採決を行います。

 お諮りします。第7号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○高橋(か)委員長 起立多数。よって、第7号議案は可決すべきものと決しました。

 次に、第8号議案、平成31年度中野区後期高齢者医療特別会計予算について、起立により採決を行います。

 お諮りします。第8号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○高橋(か)委員長 起立多数。よって、第8号議案は可決すべきものと決しました。

 次に、第9号議案、平成31年度中野区介護保険特別会計予算について、起立により採決を行います。

 お諮りします。第9号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○高橋(か)委員長 起立多数。よって、第9号議案は可決すべきものと決しました。

 次に、意見についてですが、お手元の資料のとおり、意見が提出されております。

 

 

平成31年(2019)3月4日

予算特別委員会

 

第5号議案(一般会計予算)に対する意見(会派から)

 

◆自由民主党議員団

1 区民費中「旧中野刑務所正門学術調査」については、迅速かつ多角的な調査・検討を行い、議会の理解を得た上で、平和の森小学校新校舎等整備に支障を来さないよう努めるとともに、良好な教育環境を確保されたい。

 

2 環境費中「森林環境譲与税活用事業」については、中野区地球温暖化防止条例の目的に即して、なかの里・まち連携自治体を中心に、議会への報告と十分な議論を経たうえで、進められたい。

 

 

 

◆公明党議員団

3 基本構想改定の検討に当たっては、現状で想定される10年間の財政フレームを議会に示されたい。

 

4 新区役所整備については、今後の資金調達も含む財源を議会に示し、理解を得たうえで執行を行われたい。

 

5 平和の森公園再整備工事については、工事の中断、延伸等により生じた補償額及び損害額等の議会への報告を誠実に行われたい。

 

 

○高橋(か)委員長 提出された意見を事務局に朗読してもらいます。

〔事務局次長 朗読〕

○高橋(か)委員長 これより付帯意見についてお諮りします。

 初めに、第5号議案に対する意見1について、起立により採決を行います。

 お諮りします。第5号議案に対する意見1を付帯意見とすることに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○高橋(か)委員長 起立多数。よって、本意見は付帯意見とすることと決しました。

 次に、第5号議案に対する意見2について、起立により採決を行います。

 お諮りします。第5号議案に対する意見2を付帯意見とすることに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○高橋(か)委員長 起立多数。よって、本意見は付帯意見とすることと決しました。

 次に、第5号議案に対する意見3について、起立により採決を行います。

 お諮りします。第5号議案に対する意見3を付帯意見とすることに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○高橋(か)委員長 起立多数。よって、本意見は付帯意見とすることと決しました。

 次に、第5号議案に対する意見4について、起立により採決を行います。

 お諮りします。第5号議案に対する意見4を付帯意見とすることに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○高橋(か)委員長 起立全員。よって、本意見は付帯意見とすることと決しました。

 次に、第5号議案に対する意見5について、起立により採決を行います。

 お諮りします。第5号議案に対する意見5を付帯意見とすることに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○高橋(か)委員長 起立多数。よって、本意見は付帯意見とすることと決しました。

 以上をもちまして、予算の審査を全て終了しました。

 この際、区長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。

○酒井区長 一言御挨拶を申し上げます。長時間にわたりまして、熱心な御審議をいただきましてありがとうございました。ただいま平成31年度予算案につきまして、可決すべきものとの御決定をいただきましたことに御礼を申し上げます。

 ただいまの付帯意見はもとより、御審議の中でいただきました御意見等につきましては、十分配慮いたしまして、積極的な区政運営に努めてまいります。ありがとうございました。

○高橋(か)委員長 以上で本日の日程を終了します。

 予算特別委員会を散会いたします。

午後1時49分閉会