令和元年08月26日中野区議会子ども文教委員会

中野区議会子ども文教委員会〔令和元年8月26日〕

 

子ども文教委員会会議記録

 

○開会日 令和元年8月26日

 

○場所  中野区議会第5委員会室

 

○開会  午後1時00分

 

○閉会  午後5時50分

 

○出席委員(8名)

 高橋 ちあき委員長

 斉藤 ゆり副委員長

 吉田 康一郎委員

 小杉 一男委員

 いでい 良輔委員

 中村 延子委員

 平山 英明委員

 むとう 有子委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 教育長 入野 貴美子

 子ども教育部長、教育委員会事務局次長 戸辺 眞

 子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当) 小田 史子

 子ども教育部子ども・教育政策課長、教育委員会事務局子ども・教育政策課長 永田 純一

 子ども教育部保育園・幼稚園課長、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長 濱口 求

 子ども教育部保育施設利用調整担当課長 竹内 賢三

 子ども教育部幼児施設整備課長 板垣 淑子

 子ども教育部子ども教育施設課長、教育委員会事務局子ども教育施設課長 塚本 剛史

 子ども教育部子育て支援課長、子ども家庭支援センター所長 神谷 万美

 子ども教育部児童相談所設置調整担当課長 半田 浩之

 子ども教育部育成活動推進課長 伊藤 正秀

 子ども教育部子ども特別支援課長、教育委員会事務局子ども特別支援課長 中村 誠

 教育委員会事務局学校再編・地域連携担当課長 伊藤 廣昭

 教育委員会事務局指導室長 宮崎 宏明

 教育委員会事務局学校教育課長 石崎 公一

 

○事務局職員

 書記 井田 裕之

 書記 五十嵐 一生

 

○委員長署名


審査日程

○議題

 学校教育の充実について

 知的資産について

 子育て支援及び子どもの育成について

○所管事項の報告

 1 「子育て先進区」実現に向けた区民・子育て関連団体等からの意見聴取の実施について(子ども・教育政策課)

 2 区立図書館等の検討経過及び今後の予定について(子ども・教育政策課)

 3 中野区立保育園における医療的ケアが必要な子どもの保育について(保育園・幼稚園課)

 4 今後の区立保育園のあり方の検討について(保育園・幼稚園課、幼児施設整備課)

 5 幼児教育無償化の実施について(保育園・幼稚園課)

 6 仲町保育園跡地を活用した認可保育所の整備について(幼児施設整備課)

 7 認可保育所の開設事業者等の選定結果について(幼児施設整備課)

 8 中野区立小中学校における一足制の導入について(子ども教育施設課)

 9 鷺宮小学校・西中野小学校統合新校校舎等整備基本構想・基本計画の策定について(子ども教育施設課)

10 中野東中学校等複合施設の竣工予定時期について(子ども教育施設課)

11 中野区母子生活支援施設指定管理者の募集について(子ども家庭支援センター)

12 子ども家庭支援センターの一部等の仮事務所への移転について(子育て支援課)

13 (仮称)キッズ・プラザみなみの及び(仮称)キッズ・プラザ美鳩の開設に伴う事業者の募集

  等について(育成活動推進課)

14 小学校特別支援教室巡回指導拠点校の再編について(子ども特別支援課)

15 令和2年度使用教科用図書の採択結果について(指導室)

16 その他

 (1)令和元年度海での体験事業の実施結果について(学校教育課)

(2)軽井沢少年自然の家の休館について(学校教育課)

○地方都市行政視察について

○その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、子ども文教委員会を開会いたします。

 

(午後1時00分)

 

 本日はお手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めさせていただきます。

 なお、審査に当たっては5時を目途に進め、3時ごろに休憩を入れたいと思いますので、御協力をよろしくお願いいたします。

 では、議事に入ります。

 学校教育の充実について、知的資産について、子育て支援及び子どもの育成についてを議題に供します。

 それでは、所管事項の報告に入っていきたいと思います。

 1番目、「子育て先進区」実現に向けた区民・子育て関連団体等からの意見聴取の実施についての報告をお願いいたします。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 それでは、「子育て先進区」実現に向けた区民・子育て関連団体等からの意見聴取の実施につきまして、お手元の資料によりまして御報告いたします。(資料2)

 1、目的につきましては、区民・子育て関連団体等から、区の子育て環境の満足度や取り組んでほしい施策などについての意見を聴取し、「子育て先進区」の実現に向けた検討の基礎資料とすることでございます。

 2、意見聴取の方法でございます。

 一つ目が、子育て家庭と区長のタウンミーティング(子育てカフェ)といたしまして、子育て中の保護者と区長が対話形式で意見交換を行うものでございます。開催日・会場につきましては、記載のとおり児童館などで4回行うこととし、乳幼児連れでも御参加いただけるようにいたします。対象者は、区内で子育て中の保護者でございます。

 二つ目が、インターネットによる意見募集といたしまして、区のホームページにおきまして、インターネットによる意見募集を行います。実施期間は7月下旬から、対象者は区民、区外在住者でございます。

 三つ目が、子育て関連団体等へのヒアリングでございます。9月下旬から、区内で子育て関連の活動を展開している団体などから意見を聴取いたします。これらの意見聴取につきましては、年内を目途に一定の整理を行いまして、「子育て先進区」の実現に向けた戦略の検討に生かしていく考えでございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告について御質疑ありましたらお願いいたします。

平山委員

 御報告ありがとうございます。まず、この区長とのタウンミーティングというのは既に実施をされているものもあるということですね。これ、日程等詳細はいつ決定をしたんですか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 8月の中旬でございます。

平山委員

 8月の中旬に決定して8月22日に第1回が開かれて、告知はどのようにされたんですか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 区のホームページと、それから児童館ごとに、会場でチラシ、ポスターの配布を行いました。

平山委員

 8月の中旬で22日で、何名ぐらいいらっしゃったんですか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 城山ふれあいの家におきましては、親子10組ほどの御参加をいただきました。

平山委員

 今後区政の――今後というか、今もか、一番の柱ともなるべき取り組みの、貴重な区民の方の御意見をお聞きをしていくということに対して、検討期間から実施までがあまりにも短過ぎるんじゃないかなと思うので、そこは指摘をしておきますね。そうしないと、たくさんの方に集まっていただかないと目的が達成できないのかなと思いますけど。

 それで、前回の第2回定例会で、この「子育て先進区」の実現に向けた取り組みということについて御報告をいただいた際に、「子育て先進区」という区が目指すその姿というのは、何ていうんだろうか、子育てをしている家庭を、あるいはお父さんやお母さんを支援するという側面もあるけども、やっぱり目指すべきは、中野の子どもたちがどう健やかによりよく成長していくかということを目指していくことのほうが「子育て先進区」という本来の区の目的であるべきなんじゃないかということを申し上げました。申し上げたんですが、今回の区長とこの区民のタウンミーティングは、子育て中の保護者のみを対象とされた理由は何ですか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 「子育て先進区」が目指す姿としまして、子どもが伸び伸びと健やかに育つ姿、これをまず第一に目指していくという考えでございます。また、それに直接各御家庭で携わっておられる保護者の方々に、まずは直接御意見をいただく機会が必要であろうということで設定をさせていただいたものでございます。

平山委員

 どうしてまずはそこなんですかという、その理由を聞いているんです。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 子育てにつきましては、まず第一義的には各家庭において子どもを養育していくと。また、そのことについて地域、そして社会として、行政と地域と家庭が一体となって子育ての環境をつくっていくということを念頭に置きまして、そうした子どもが伸び伸びと健やかに育っていく環境整備としてはどういったものが必要かという考えで検討しているものでございます。

平山委員

 長くなっちゃうので端的に言っていきますが、前回そういう質問をさせていただいて、こちら側の懸念も示させていただいたんです。だけどぱっと見ると、いやいやまた、懸念が続いてしまうようなというか、子育て世代の方々の意見を吸い上げるというのは、それは大事なことなんですよ。だけども、そこにどうしてもベクトルが向いちゃって、今おっしゃったように家庭と地域と行政と連携をしながらやっていくわけですよね。子育ては終わったけども貴重な体験をしていらっしゃる方、あるいはこれから子どもを育てたい、子どもをもうけたいと思っていらっしゃる方々、あるいは地域のおじいちゃん、おばあちゃん、そういった方々、さまざまな方の御意見を聞いていかないと、区としての全体の取り組みということにはなっていかないんじゃないのかなっていうのを懸念するわけなんですよ。幅広い意見を聞いていかないとね。さきの定例会でも申し上げましたけども。

 私もその子育て世代の一人ということで申し上げると、どうしても今困っていることというのを行政に求めたがるわけなんです。だけどそうではなくて、本当に子どもの成長というところを見据えた上での取り組みというのは、私はもうちょっと幅広い意見聴取があってもいいんじゃないかなと思うんですけど。「まずは」という御答弁をされていましたけど、今後はまた違う意見聴取、このタウンミーティングの御予定があられるんですか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 今回御報告をさせていただいておりますタウンミーティングとあわせまして、インターネットによる意見募集、これにつきましては特に子育て世帯に限らず、区外の方も幅広く意見を伺うこととしてございます。また、子育て関連団体へのヒアリングということでは、その子育ての最中の当事者のほかに、地域で支援などの活動をしていただいているような団体などにも御意見をいただきたいというふうに考えてございます。

 また、これから実施をいたします生活実態調査におきましては、小学4年生から中学3年生という限られた対象ではありますが、子どもたち自身の意見も自由に書いていただくようにしてございまして、今後ともこうした「子育て先進区」の検討を進めていくに当たりましては、幅広く意見を伺っていくようにしてまいりたいというふうに考えてございます。

平山委員

 じゃあ、この件についてのタウンミーティングはこれで終わりということでいいですか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 この「子育て先進区」の検討に向けたタウンミーティングは、この4件でございます。今後、必要に応じてまた検討をさせていただきたいと考えております。

平山委員

 必要に応じてって、だって年末までにまとめるわけでしょう。ほかのアンケートとかなんとかで御意見を募られるというのもわかるんですけど、区長と直接お話ができる機会ってここしかないわけでしょう。4回のうちの2回はこうだけども、残りの2回はこうですとか。中野が本気で「子育て先進区」というのを目指していくのであれば、多様な区民の方に、この中野が目指すべき「子育て先進区」のあり方についての御意見を伺っていく、区長がみずからその場にいらっしゃって意見交換をなされるというのが、私は本来の姿なんじゃないのかなと思ったので伺っているんですけども。今後、場合によってはという御答弁もありましたけど、なかなか難しそうなので、前回も申し上げましたけども、くれぐれもそこをよろしくお願いしますよ。そうしないと、絶対に、絶対にこのベクトルがずれちゃう可能性があると思いますけどどうですか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 委員のお話のとおり、中野のこのまちで子育てをしていく上での困りごとや課題、そしてそれに対して地域や行政がどういった支援、またそうした仕組みをつくっていけるかということでございます。これにつきまして、さまざまな立場、関係者の皆様からの御意見を伺うことによりまして、視野を広く持って子育ての施策について考えていきたいというふうに考えてございます。

平山委員

 終わろうと思ったんだけども、御答弁の冒頭で、中野で子育てをしていく際の困りごとや課題という御答弁になっちゃうわけですよ。そうじゃなくて、どうすれば中野区全体で中野の子どもたちを伸ばしていくことができるかということを考えてほしいんですよ。それが、私は中野が目指すべき「子育て先進区」のあり方なんじゃないのかなと思ってお尋ねしているんです。またそういう答弁が返ってきちゃうとちょっと不安になってしまうので、くれぐれもよろしくお願いしますね。これは要望でいいです。

中村委員

 御報告ありがとうございます。今回、タウンミーティングを児童館で行われるということなんですけども、児童館で今まで区長とのタウンミーティングが行われたことってあったんでしたっけ。

小田子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当)

 以前も、一般のタウンミーティングで児童館でお話を伺ったことはございます。

中村委員

 今回こうやってシリーズ化してというか、子育て中の保護者から意見を聞くというところは非常にいい取り組みだとは思っております。一方で、今回4回というところなんですけれども、そのほかにインターネットによる意見募集、7月下旬からと書いてあるんですが、いつまで行う予定なのか。その下のところの子育て関連団体のヒアリングも9月下旬からと書いてあるんですが、いつごろまでこれを行っていくのか、そこら辺を教えてください。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 この意見につきましては、おおむね11月、12月ごろには一旦取りまとめさせていただきまして、そして今後の方針に生かしていきたいというふうに考えてございます。

中村委員

 団体さんとの意見交換会というのは、団体さんとある程度決まった数でやられて終わりとなると思うんですけど、インターネットは、募集しているところで期限決めていないんですか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 今のところ特に特定してございませんが、11月ごろを目途に考えているところでございます。

中村委員

 それは多分案内してあげないと、いつまでに出さなきゃいけないというところがわからないで、そのまま延ばし延ばしになってしまうので、ぜひそこはしっかりとこれから取り組んでもらいたいなと思います。

 今後のスケジュールなんですけれども、11月、12月に取りまとめをして、どのような形で報告をされていく予定なのか、そこら辺を伺わせてください。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 今後のスケジュールということでございますが、年内にはこの「子育て先進区」に向けた戦略を御報告させていただき、来年度に事業化するものなど、予算などに関係するものにつきましては、そうしたものにつきまして個別に、議会に御報告をさせていただきたいというふうに考えてございます。

中村委員

 わかりました。具体的に来年度に向けてどういう事業をやっていくかっていうところを年内に取りまとめて、それをいつなのかな――4定なのか、1定の間なのかに報告をいただけるという理解でよろしいですか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 はい、そのとおりでございます。

中村委員

 ぜひその御報告をいただくときに、しっかりとした「子育て先進区」のビジョンというものを、区としても打ち出していただきたいなというふうに思っております。なかなか見えづらいなというところが今のところ感じているところなので、ぜひそこは盛り込んでいただきたいですし、しっかりとしたそのビジョンを出していただくことによって、区内の「子育て先進区」というその機運が高まっていくと思いますが、そこら辺はいかがでしょうか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 やはり区として、この「子育て先進区」のイメージやビジョンがわかりにくいということは議会からも再三御意見を頂戴してございますので、そうしたところにつきまして、区民の皆様方にもより理解をしていただけるように、わかりやすくお示しをしていきたいというふうに考えております。

小杉委員

 2の(3)についてお尋ねいたします。先ほど幅広く聞いていくつもりというような御回答がありました。「子育て関連団体等」となっていますけども、例えば母親の団体とか、婦人団体とか、そういうのも広げていってもいいのかなと思ったりします。地域で活動する団体とかという話も先ほど言われましたけど、具体的に何団体ぐらいを想定しているのかとか教えていただけますか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 対象として想定しております関連団体ということでございますが、例えば青少年育成の地区委員会ですとか、民生児童委員ですとか次世代育成委員の皆様、また、区内で公益活動といったような形で、例えば乳幼児親子を支援しておられるグループであるとか、放課後子ども教室を運営しておられるグループであるとかいらっしゃいますので、そうした団体の中から幾つか調整をさせていただきまして御意見をいただきたいというふうに考えてございます。

小杉委員

 これは、意見を言いたいという話を、手を挙げれば検討いただけるようなものなんですか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 個人であっても団体であっても、今、別に御紹介させていただきましたインターネットで自由に御意見をいただくということは随時受付をしてございます。特に何かということがございましたら、それは別途、御相談をさせていただきたいと思います。

委員長

 よろしいですか。インターネットをお使いくださいということです。

吉田委員

 御報告ありがとうございます。これは貴重な機会だと思うんですが、そもそも「子育て先進区」、私もさきの議会でいろいろ質疑をしましたが、何を物差しに先進性をはかるのかなんかよくわからない区長の御答弁で、私は頭が悪くて理解できなかったんですが、物差しが、数量的なもの、さまざまな何をもって言うのか、あるいはその物差しをこれからきちんと提示するのか。それから、子育て中の方だけでなく、各委員から御質問ありましたけれども、子育て中の区内の方の話を聞くだけで先進的な取り組みのためのネタづくりができるとは到底思えないんですね。例えばきちんとした学識経験者から話を聞くとか、今、委員からお話があったように子育て中じゃない方からも聞くとか、それもやっぱり物差しがないと、どんな方のお話、どんな組織のお話を聞くか、聞いた後どういう選択をしていくかもわからないと思うので、やっぱり哲学、それから指標、これがまず最初にないと先進性がはかれないと思うんです。これについてどういうふうに進めるのか教えてください。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 この「子育て先進区」の先進性をはかる考え方、基準ということでございますが、今の時点で特に定量的に数値ではかっていくものはなかなか難しいと考えております。一般的には合計特殊出生率などが言われておりますが、特に子どもが健やかに伸び伸びと成長していくというそのためには、例えば福祉的な取り組み、医療の面の整備、また教育上の取り組みといったようなものが必要になるというふうに考えておりますので、そうしたものを総合的に取り組む、また、それをその進捗の度合いなどについて客観的に図っていくような指標といったものが必要であろうというふうには考えておりますが、現時点におきまして特に具体的に特定しているものはございません。

吉田委員

 これは特定しないと、物差しが決まらないと、どの方向に進んでいいか、一民間事業体だったら失敗したら倒産して首がなくなって終わりなんですが、区のような公共団体で、実際に区民のお子さんを預かる立場でおかしな方向に進んではいけないわけでありまして、しかももう既にこの分野は国全体として多くの蓄積があるわけですよ。それをどういうふうに、この例えば12月なら12月までに反映するのか、議会にどう示していただけるか教えてください。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 この「子育て先進区」の具体的な取り組みを進めていくに当たりましては、今、委員御紹介いただきました、例えば国でお示しをされている先進的な事例でありますとか、他の自治体の事例なども参考にしながら、この中野区において、より有効かつ効率的に取り組みができるようなもの、そうしたものを精査・検討していきたいというふうに考えてございます。

吉田委員

 当然取りまとめの前に、きちんと議会に提示していただけるという理解でよろしいですか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 検討して一定の整理を行いましたものにつきましては、適時議会にも御報告をさせていただくつもりでございます。

むとう委員

 もう既に1回は行われていて、これから3回のタウンミーティングが行われるということですけれども、時間はどういう時間帯で行われているのか、当然子育て中の方が参加しやすいようにということでしたのでその辺の配慮とか、一時保育なども当然やってらっしゃることと思いますけれども、その辺の御確認をさせてください。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 開催の時間でございますが、午前10時から、遅いもので2時半までといった、子どもを連れて児童館に、外に出やすい時間ということで、そのような時間とさせていただいております。連れてきていただいたお子さんについては、膝の上に抱っこしていただいても、一人で遊んでいただいてもいいような形で、児童館職員も見守りをさせていただくというような運営をしてございます。

むとう委員

 22日は、もう1回目は既に終わったということで、10時から2時半というと暑い時間帯に来てもらったのかな、この日のお天気忘れてしまいましたけれども。ここではもう1回終わって、具体的にどのような御意見が出たのか、内容を御報告ください。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 当日出された意見といたしましては、例えば、小さい子どもを連れて入れる飲食店などが少ないため、そうしたお店がふえるとより便利になるということであったり、あるいは、小さい子どもを連れて出歩くときには路上喫煙などが気になるとかいうような御意見、それから、特にこの暑い時期に子どもを連れて出て行く場所として、炎天下の公園というのはやっぱり厳しいので、そうすると屋内施設など子どもを連れていけるような場所があるとありがたいということですね。それから、気軽に相談できる場所があるといいとか――行政に対してですね、相談の場所。それから、こうしたタウンミーティングに参加されるような方はそうした意見を表明する機会があるわけですが、自分から声を上げられないような、困っている方もおられると思うので、そうした方々の意見を聞いたり支援の手を差し伸べることも必要ではないかと、そういったような御意見をいただいてございます。

むとう委員

 それから、今後、先ほどちょっと他の委員からの質疑にもありましたけれども、関連団体からの意見聴取を予定されていますが、およそ何団体ぐらいを具体的には考えていて、この団体とのヒアリングについては区長の出席はあるのかないのかお答えください。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 この各団体との意見の聴取につきましては特に区長は出席をいたしません。事務的に担当職員で意見の聴取をさせていただきます。期間はおおむね3カ月間ほどを考えてございますので、その間に日程を調整させていただきまして、先ほど御紹介させていただきました、各活動しておられる領域ごとに幾つかの団体と意見交換をさせていただきたいと。おおむね10団体程度であろうかというふうに考えてございます。

むとう委員

 区が把握している区内で活動する子育て関連団体というのは、およそどれぐらいある中の10団体ということになるんでしょうか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 まず、各地域ごとに、例えば青少年地区委員会などは団体としておられますが、そのほかにNPOの団体が10ほどございます。それからPTAとか保護者会といったような団体もございます。それから、子育てサークルとか子育てを支援する側の団体などが大体20から30ぐらいあろうかというふうに考えてございます。

むとう委員

 今の20から30ぐらいというのはトータルではないですね。トータルでどれぐらいある中の、10団体とお話ししたいということですが、10団体が多いのか少ないのかというのがちょっとわからないので、およそ区が把握している団体数というのがどれぐらいあるものなのかということがちょっと知りたいということと、それから、例えば幾つあるんだろう、わからないけど、100ぐらいあるのかどうかわかりませんけれども、それを区が選んでしまうということなのか、そういう団体にきちんと御意見を伺いたいということの御案内を出した上で日程と合うところに絞るのか、もう最初から区が絞っておよそ10ぐらいというふうに、その10を選び出すという抽出の仕方はどういう基準で選ばれるのか、その辺をお答えください。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 各団体の抽出ですけれども、私ども職員のほうで各団体の活動の内容ですとかを考慮した上で、団体の責任者の方に御連絡をとらせていただいて、そうした御意見を伺うような機会を設けさせていただけないでしょうかといったような御依頼をさせていただこうというふうに考えてございます。

 先ほど地域ごとの団体もございますということで御紹介いたしましたが、おおむね今80ぐらいの団体を把握してございまして、その中から御意見をいただきたいというふうに考えてございます。

むとう委員

 せっかく80ぐらいあるということを把握されているのであれば、その中で区が適宜10団体に絞ってしまうのではなくて、御意見を伺いたいけれどもいかがかみたいな、やっぱり80団体公平に、活動している団体を区が把握しているのであれば出してあげたほうが親切ではないかなっていうふうに思うので、今後、これから関連団体へのヒアリングが始まっていくので、そのこともちょっと考慮していただけたらというふうに私は要望しておきますね。

 それから先ほど来、「子育て先進区」って一体どういうものをイメージしているのかというのは本当に漠然としていて私もよくわかっていないんですけれども、区長は選挙のときからそのようなことをおっしゃっていたかと思うので、それなりに区長のお考え、何か方向性ぐらいあるのではないかと思うのですけれども、全くまっさらの状態でスタートするということなんでしょうか。ちょっとそこがよくわからない。選挙のときにも何か多少言っていたような気もするので、どのようなことを目指して「先進区」といっているのかというのがちょっと、全くまっさらじゃないと思うんですけれども、何かないんですか。御説明ください。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 第2回定例会におきまして、区が目指す「子育て先進区」の考え方でありますとか、検討の視点なども御紹介させていただいたところですけれども、総括的な言い方になりますが、子育てをする上で必要な環境が整っている、また子どもたちが伸び伸びと育っていける、そうした地域が構成されている。また、そうした中野区で子育てをしていくということが、そうした環境が整っているまちであるということが区内外に広く知られている、そうしたような状況を目指していきたいというものでございます。

むとう委員

 今おっしゃったようなことって、目指していない区が逆にあるのかなって思うぐらいのことで、どこの自治体も今おっしゃったようなことは皆さん目指していると思うんですよ。そういう中で「先進区」というからには、どこの区もまだまだできていない新たな何か取り組みを引き出していこうとされているのか。本当に全然よくわからないというか、聞けば聞くほどわからない。確かに区民の皆様から御意見を伺うということは本当に大事なこと、それは原点だというふうには思っていますけれども、何もない中で聞いているだけなんですかというのがちょっと素朴に不思議でならないんですけれども、何かおっしゃれるべきことがあればおっしゃってください。

小田子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当)

 第2回定例会で考え方の案について御報告させていただきました。先進区といった場合には、まず二つあると思っております。区民の方が日ごろいろいろ不満に感じていたり、不便に感じていたりというものをいわゆる底上げしていくということが行政としてまず一つ必要だと思っております。また、委員御指摘のように、他の自治体ではあまり取り組んでいないような取り組みであるが、それがやはり区の目指す「子育て先進区」に向けて有用な取り組みであるとすれば、そういうものを区としても率先して取り組んでいく、事業化していくということも必要だというふうに考えておりますので、その辺二つ。やりとりの中では、あまりこちらでこれはこうでしょうか、どうでしょうかということではなくて、まず現場で、さまざまいろんな活動をされている方々の率直な御意見を聞きながら、それを私たちが考えていく施策の中に反映させていただいたり、また、すごくいいアイディアをいただければそれを取り入れていったりというふうなことを考えて、団体でのヒアリングですとかインターネットの意見聴取というものを行っているところでございます。

むとう委員

 はい、わかりました、答弁としては。それで、やっぱりここでお願いは、せっかくその子育て中の方、暑い中にも来てもらって御意見を伺い、これから団体さんからも御意見を伺い、なおかつインターネットでも皆さん一生懸命作文をして御意見くださるわけですよね。いろいろ区民が意見を幾ら言ってもそれが出てきたものに反映されてこないということの怒りの声というのは、これまでずっと中野区に対して、多くいろんな場面であったんですね。ですから、本当に多くの区民から意見を聞いたことがですね、自分が言ったことがこういう形で実現できるんだという手ごたえとか、言っただけの甲斐があったわねと言えるようなものをつくり上げていただきたいというのを最後に要望しておきます。お願いいたします。

委員長

 ほかにございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、ないようですので、ただいまの報告は終了いたします。

 次に、2番目、区立図書館等の検討経過及び今後の予定についての報告をお願いいたします。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 区立図書館等の検討経過及び今後の予定につきまして、お手元の資料によりまして御報告をさせていただきます。(資料3)

 区立図書館、地域開放型学校図書館、学校図書館につきまして、これまでの検討の経過及び今後の予定につきまして、現在の進捗状況、そして今後の予定につきまして御報告をさせていただくものでございます。

 1番、区立図書館のあり方についてでございます。

 これまでの検討経過といたしましては、「新しい中野をつくる10か年計画(第3次)」の中で、おもな取り組みといたしまして、個人や地域のさまざまな学習活動への支援を行うこと、学校と連携した読書活動を推進することなどを掲げてございます。

 その実現へのステップといたしまして、本町図書館・東中野図書館を統合し、第三中と第十中の統合新校、中野東中学校のことでございますが、ここへの整備、そして地域開放型学校図書館の設置を進めてきているところでございます。

 2、中野東中学校等複合施設内図書館の整備でございます。

 整備の考え方などにつきましては、中野東中学校等複合施設整備基本設計などでお示しをしているところでございます。

 施設概要といたしましては、地上10階建てのうち7階、8階、9階部分、蔵書は約17万冊で、ICタグにより管理を行います。席数は約300席を想定してございます。

 続きまして、各フロアの構成でございます。7階につきましては、子ども・子育て支援フロアといたしまして、児童サービスを基本として、子どもの協働的・主体的学習や子育て世帯の交流の場として「にぎやか」なフロアとしていきます。ゾーン構成としましては、書架のほか、飲食や交流のできるスペースや赤ちゃん向け絵本コーナー、中高生の学習・活動スペースなどを設ける予定でございます。

 8階は、一般書フロアといたしまして、フロア全般で一般向け資料を配架し、一般向け利用者サービスを行います。ゾーン構成としましては、書架、地域・参考資料コーナーのほか、芹沢光治良文庫、対面朗読室などを設ける予定でございます。

 9階は、ビジネス支援フロアといたしまして、区民一人ひとりが「多様な生き方の選択肢」を知り、自らが考え、行動できるようにするための支援(ワーク・ライフ支援)を行います。ゾーン構成といたしましては、発表でありますとか打ち合わせ、作業ができるスペースのほか、ビジネス関係の情報・閲覧ができるスペースなどを設ける予定でございます。

 図書館の開設につきましては、令和4年、2022年1月から2月ごろを予定してございます。

 次に、地域開放型学校図書館についてでございます。

 整備の考え方などにつきましては、美鳩小学校校舎等整備基本設計などでお示しをしてございます。施設は、利便性やセキュリティ確保のため1階に配置すること、学校の出入口と明確に分離すること、蔵書は約5,000冊とすること、10席程度の閲覧室を確保すること、区立図書館と学校図書館の統合システムの導入、指定管理者が配置する職員との連携による運営などを想定してございます。

 また、新図書館及び地域開放型学校図書館等の運営計画に係る検討報告並びに今後の図書環境の充実に向けた検討の進め方についてにおきましては、図書サービスポイントとして区民の身近な読書施設となるとともに、小学校という立地を考慮し、子ども・子育て図書館として、就学前の親子や児童にとって居心地のよい場所となることが望まれる。地域、ボランティア、学校が連携・協働し、図書館活動を中核とした、子どもと地域コミュニティの学びの場として機能するよう運営を行うことが求められるなどの提言をいただいてございます。

 (2)今後の予定でございます。校舎改築が予定されている学校につきましては記載のとおりでございます。そして、校舎改築が予定されていない学校、それからキッズ・プラザ整備が予定されている学校につきましては、学校運営に支障がない範囲で学校図書館を一般の区民に開放するということで、平成30年度にセキュリティ確保についての検証を実施いたしました。専用出入口・動線、バリアフリー対応等について調査いたしましたところ、図書館利用者と児童の動線を区画して安全を確保するための改修工事が相当な規模となること、2階以上の学校図書館ではエレベーター設置が必要なため地域開放型図書館の面積が十分確保できないといったようなことから、校舎改築時の整備を検討することとしてございます。

 次に、学校図書館の機能充実でございます。

 学校図書館システムの導入につきましては、全ての小・中学校を対象としまして、区立図書館システムとの統合的な運用を図るものでございます。このシステム導入の効果といたしまして、他の学校における蔵書についての検索や予約が可能となり、学校間での相互利用による統合的な活用が促進されること、区立図書館の蔵書について予約や受け取りが可能となり一層の有効活用が図られること、読書記録の電子化によりデータの有効活用が広がり、読書計画の参考とすることができることなどが考えられます。また、業務委託の導入による充実といたしまして、学校図書館指導員を主体といたしまして書架整理等の一部業務委託導入による調べ学習支援等の充実につきまして、今後さらに検討してまいります。

 今後の予定といたしましては、令和2年4月にシステムの運用を開始する予定でございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して御質疑ありましたらお願いいたします。

いでい委員

 今回の御報告につきまして、「新しい中野をつくる10か年計画(第3次)」をもとに検討の経過について報告をされているということですけども、なぜ今なのかということについて御説明ください。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 現在進捗してございます中野東中学校等複合施設内図書館整備につきましては、この10か年計画の考え方に基づきまして基本構想・基本計画、そして実施設計を行いまして、この整備を進めているというものでございます。

いでい委員

 それはわかっているんですけど、なぜ今なのかと。区は「子育て先進区」ということをこれからどう実現していこうか、または基本構想を、審議会まで立ち上げて、中野区がどういった方向を目指していこうかというところを今模索中だということで、何を聞いても何も答弁できない、何も示すことができない、議会にできないことは当然区民の皆さんにも理解が広がらない、こういったことについて再三指摘をいただいているという前項の報告事項の答弁でもありましたけれども、なぜ今、この10か年計画をもとにこういった検討の経過を報告するのかお答えください。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 失礼しました。前回、第2回定例会におきまして、今後の図書館サービスのあり方検討会を設置させていただきますという御報告をさせていただきました。この検討会につきましては、この8月から11月にかけまして検討会を設置いたしまして、ただいま御報告をさせていただきました区立図書館の整備の考え方があるわけですが、実際にこれから運営や設備等について具体的な詳細について決定をしていくという段階になりますので、改めて区民の皆様などの御意見をいただいて整備を進めていくという報告を前回させていただいたところでございます。そのもととなる、この中野東中学校複合施設内図書館の建物そのものの整備の考え方、それから現時点での機能等について御報告をさせていただいたものでございます。

いでい委員

 その中に7階、8階、9階部分とありますけれども、9階のビジネス支援フロアの中に新たに、区民一人ひとりが「多様な生き方の選択肢」を知り、自らが考え、行動できるようにするための支援(ワーク・ライフ支援)を行うと。その中に、コーディネーター相談カウンター(ワーク・ライフに関する相談対応)と、こうありますけれども、これは何がもとになってこういったことになったのか教えてください。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 まずこの図書館の機能の特徴の一つとして、ビジネス支援というコンセプトが掲げられております。この中で、具体的にはビジネスマン、社会人が使うということのほかに、もう少し視野を広げますと、例えば中学生、高校生などが職業などについて考える、情報を得る、あるいはそうした職業や就職に向けた資格や勉強などについても、より対象を広げて整備をしていってはどうかといったようなことから、また、コーディネーターを配置して、そうしたことについても相談を受けていくといったようなことが有効ではないかといったようなことで、そうした事業を考えているというものでございます。

いでい委員

 それはいつぐらいに検討されてこうなったんですか。というのも、冒頭に御説明ありましたとおり、10か年計画(第3次)の中では、今、皆さんが役所の中で出しているものについて、図書館については、魅力ある図書館運営を推進しますというところでうたっているわけで、ワーク・ライフ、資格、中高生まで枠を広げてビジネスを支援する。ちょっとよく話がわからないんですけど、なぜそういう枠組みというんですかね、そういった検討に入ったのか教えてください。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 この新たな図書館の考え方の基本構想・基本設計等につきましては、平成28年から29年にかけて議会にも御報告をさせていただいた上で、特にこの図書館の立地なども考慮しまして、ビジネス支援という特徴を持たせていこうということで位置付けをしてございます。

 ただ、ビジネス支援と申しますと非常にその対象が限られたり、あるいはその内容も非常に絞られるということですと、一般の区民の利用がなかなか――そこの有効活用をしていく必要があるだろうということで、ビジネスというテーマでキャリア教育や、そうしたより広いテーマとして取り組んでいこうというふうに検討したものでございます。

いでい委員

 当初はビジネス支援ということで、さまざまなビジネス、仕事をされている方々がここに集まって、またコワーキングスペースを利用しながら新しいビジネスにチャレンジしよう、または会社というものを持たずに個人で仕事をされている方々の情報交換の場にしていこうなどと、すごく先進的な取り組みにしようとしていたんですけれども、なぜそこで、区が先頭に立ってその可能性を逆に狭めていくようなことを示していくのかなと。

中野区には区立中央図書館というものがあって、ビジネスに対しては、タブレットを使ってのe-ビジネスみたいもので、なんでしたっけ、「いーぶっく」とかいうものも使いながら、ビジネスの皆さんにも対応していきましょうという取り組みを今時点でされていて、さらにそこから進んだものを、この立地というところもあって、新宿、西新宿と隣接するところにこういったニーズがあるのではないか、新しい中野の中でビジネスの立ち上げが行われていく、インキュベーションオフィスみたいな意味合いも将来的には含ませていこう、こういった考えがもともとあったと思ったんですけど、なぜそこで、ビジネスということになると狭くなるから、資格というところに変えていこう、また中高生に向けて職業というところに広げていきましょうと。どこでそう話が変わっていっちゃったのかよくわからないんですけど、詳しく説明してもらえませんか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 この新たな図書館の運営につきまして、昨年、平成30年12月に当委員会に御報告をさせていただいてございます。その内容は、新図書館におけます運営を、どういったものを行っていったらよいか、これは民間の事業者に委託をして調査検討を行っていただいたものの報告を受けたというものでございます。

 その中で、ビジネス支援についての項目の中で、このビジネス支援事業、この図書館の中でどういった事業を行っていくと効果的であるかということで報告をいただきました。その中では、例えば新しく会社を興す、そうした起業するということに当たって、この図書館で相談機能を持たせていくということについて、実際にそうした起業等を行っていこうとする人たちへのインタビューを実際に行いました。その結果としては、実際に起業しようというときに、ここの図書館に来て相談をするということについては、そのインタビューされた方々については、それほど図書館に対して期待をするという考えはないということで、区として具体的に取り組んでいく方向について、そこの評価が低かったということで、よりさまざまな職業などについての情報の取得や相談ができるといったような点については比較的好意的な意見が多かったといったようなことから、対象者を絞るような形で実施をするよりは、もう少し対象を広げたほうが効果的に活用していただけるのではないかという報告を受けて、そのような考えに至ったものでございます。

いでい委員

 あのね、区がこういうふうにするんだというものを持っていながら、一部の方からヒアリングをしたらやっぱり方針変えましたと。で、狭めることはなく――もうちょっと決まったところに声を拾い上げていこうみたいなところについては、悪いって言っているわけじゃなくて、なんでそういう後ろ向きな話になっちゃうのかなと。そこで新たなことがまた始まるという可能性が今までの考え方であったのに、ここで職業だとか資格だとかそういったところに狭めてしまう。なんでそういうふうになるのか甚だ疑問なんですよ。せっかくそのためにビジネス支援のためのフロアというものを整備するわけでしょう。

 これから運営をしていく中でもやっぱりそういった声が絶対に上がってくる。これから、会社に勤めなくてもパソコンやタブレット一つ持ってどこでも仕事ができるという時代になったときに、その人たちの居場所をつくっていくんだと、そのためのビジネスフロアであるべきなんだって話をしているのに、今までと同じような、またはもっと逆戻りするようなものを新しくつくってどうするんだよという考え方はやっぱり区の中でも必要なんですよ。それを担当としてしっかりと捉えていながら、5年後、10年後、先見性を持って全部の施策に対して取り組む姿勢がないから、そういったコンサルかどこかわかりませんけど、出して、そこの起業する人たちに話を聞いたら、そんなにここは期待できない、その話があったから後ろ向きになりましたと。そんなことでいいのか。今までの議論はどこに行っちゃうんだという話につながってくる問題かなと思っていて、これは引き続き対応をお願いしたいと思っています。

 次に、地域開放型図書館のことですけれども、とてもすばらしいなと思っていて、またこれが、一番早いところで2020年度にもうスタートされていくということは大変に喜ばしいことだなと思っています。そこには、学校の施設というものについてさまざまな機能を盛り込んでいきましょう、こういったことがこれからの社会には必要になってくる。既存の建物の現地建てかえができない以上、限られた資産の中でそれを有効に流用していく、つなげていく、重ねていく、こういった作業が必要になってくる中での、かなり先進的な取り組みなんだろうなと思っていて、成功することをとても期待をしているところです。乳幼児親子の居場所、また地域の皆さんの居場所として、今まで学校の図書館ということで使っていなかった部分、こういった部分を区民の皆さんの資産として有効に活用していくんだという考え方には大変に、私はこれが実現することは大変喜ばしいことですし、これからの中野区にとっても大いに有効で、有用な事業になってくるんだろうと思っています。

 それと同時に、今、中野東中の、本町図書館・東中野図書館の統合について、新しい図書館が設置をされるというお話ありましたけれども、これによって区内8館ある図書館が7館となります。今後、7館については、さまざまな条件があると思いますけれども、建てかえだとか、改修だとか、機能の改善だとか、そういったことをさまざまやらなきゃいけないときが必ずやってくるんだろうと思っていますけれども、今現在、区立の図書館を統合または再編していく、これを年代で追っていく、そういった計画というのはお持ちなんですか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 既存の図書館の建物の今後の建てかえ等の計画につきましては、鷺宮図書館につきまして建てかえを行うという計画がございますが、その他の図書館についてはまだございませんので、今後基本計画などの中で、今後の図書館のあり方などについてもお示しをしていきたいというふうに考えてございます。

いでい委員

 地域開放型図書館、学校再編によって新しく学校の中に地域開放型図書館ができるところ、できないところともちろんありますけれども、既存の地域図書館の再編のことについても、そういったことも全部含めながらやっぱり計画をつくっていかなくちゃいけないと思っているんですよ。それには基本構想があって、基本計画の中にその年次を盛り込んでいく、そういった考え方を持っていなくちゃいけないということで、見て見ないふりはもうできないなと僕は思っています。そこに、さらに新たなサービス、または区民の皆さんから新たに発生するであろうニーズ、こういったものを的確に捉えながら柔軟に整備をし続けていく、財源的な裏付けを持ちながら進めていくということが大切なんじゃないかなと思っているんですけど、今の考え方でいくと基本構想は来年の第2回定例会、基本計画については来年の第3回定例会に示していく、また議会に説明があるというふうに考えていますけれども、そのときに、あわせてそういった図書館、または学校――今回、図書館のことだけに絞って言いますけど、そういったことについてお示しをされる準備はあるんでしょうか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 今、委員御紹介いただきましたとおり、来年度の第2回定例会には基本構想、また基本計画の素案を示していくというスケジュールでございますので、そのころには図書館についての今後のあり方についての考え方もお示しをさせていただきたいというふうに考えてございます。

いでい委員

 あり方とか、そういうスタンスの緩いものじゃなくて、やっぱり何年にはこうしなきゃいけないんだと、そういった全体の計画の話なんですよ。せっかく基本構想を改めて、基本計画を改めるわけだから、きょうみたいに、平成28年にできました「新しい中野をつくる10か年計画(第3次)」の経過を報告しますみたいな――やっぱりスピード感を持って当たってもらわないと難しい話ですし、こういったことは全体の計画ともリンクする話なので避けては通れないことなので、あえて質問させていただきました。御答弁は結構です。ありがとうございました。期待しています。

平山委員

 久しぶりに子ども文教委員会に戻ってきたので、ちょっと前の経過がわからないところがあって、すみません、もう既に御報告済みのことであれば重なって大変申しわけないんですけど。この最後の4ページの学校改築が予定されていない学校と、③のキッズ・プラザ整備が予定されている学校とあるじゃないですか。この地域開放型図書館というのは、新しい統合新校だけじゃなくて、全ての学校を対象にということで進められているものという理解でいいんですか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 この地域開放型学校図書館の整備につきましては、学校再編によりまして校舎の改築が予定されている学校は当然整備をしてまいりますが、それ以外の、ここの②、③について、これにつきましては何とか現状の中で工夫をしてできないかということを昨年度検討いたしました。そして現場の調査をした結果、この②と③についてはやはり校舎の改築が必要であるので、その改築のタイミングで整備をしていきたいということでございます。

平山委員

 ②と③はこの中で何とかできないかと。じゃあ、この②にも③にも当たらなかった学校というのも存在するわけですよね。それはどういう学校ですか。

 いいです、続けて質問します。具体的に言ったほうがいいですよね。例えば啓明小学校とか北原小学校ってこの中に入ってないわけなんですよ。それはそもそも検討の、この箸にも引っかからなかったということなんですか、何か特殊な事情があって。あの二つの学校って結構特殊な事情があるんですけど、そういうことだったのかなっていう理解でいいのかな。

委員長

 どなたかちゃんと答弁できますか。

戸辺子ども教育部長、教育委員会事務局次長

 今、御指摘の北原、啓明についても、建てかえをしなくちゃいけないという時期は必ず来ます。ただ、具体的な年次がまだ入っていないということなので、ここの中に名前が入っていないというところでございます。

平山委員

 いやいや、改築しなきゃいけないけど、区はまだその具体的な年次を示していないでしょう。それは②の学校も同じなんじゃないの、だからお尋ねしているんですよ。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 失礼しました。そうした意味では、この①、②、③で申しますと、②の校舎改築が予定されていない学校ということでございますが、ここに、お尋ねの啓明と北原については、校舎改築をしていくということで将来考えていくというものでございます。

平山委員

 じゃあ、②のところは将来校舎改築しないんですかってなっちゃいますよ。ごめんなさい、意地悪な質問をしているわけじゃなくて、いや、漏れていたっていうんだと、二つとも私の地元の学校なんですよ、うまくないなっていう思いがあるのと。いや、本当に漏れていたのか、特殊な事情があって外していたのかというのを知りたいわけなんですよ。そうしないと、今度、次の質問につながらなくて。あんまり御答弁難しいようだったら――休憩のほうがいいですか。

委員長

 休憩します。

 

(午後2時02分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後2時06分)

 

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 啓明小、上鷺小、北原小につきましては、キッズ・プラザの今後の整備計画との整合を図りながら整備をしていく考えでございます。

平山委員

 そのキッズ・プラザの今後の整備予定というのは、いつ決定するんですか。

伊藤子ども教育部育成活動推進課長

 キッズ・プラザの整備予定でございますけれども、今、現に決まっているのが、令和2年度のキッズ・プラザ、みなみの小学校と美鳩小学校、それと令和3年の中野第一、令和4年の令和、令和5年の南台小学校、それと鷺宮と西中野小学校の統合までしか今は決まってございません。その以降に関しては、小学校の施設整備計画に基づいて決めていくというところでございます。年度はまだ決まってございません。

平山委員

 そのおっしゃった小学校の施設再配備計画ですか、それはいつ示される予定なんですか。

塚本子ども教育部、教育委員会事務局子ども教育施設課長

 今お話にありました小・中学校の施設整備計画につきましては、先ほど来話題になっている改築校についての計画は今の時点では位置付けはございません。今後のそういった築50年経っている小・中学校の建てかえ、改築計画については、今のところ新たな整備計画をつくる予定というものは現時点ではございません。

平山委員

 違いますよ。キッズについていつ整備されるのかと、先ほどお尋ねした3校、整備の予定はあるんだけども、スケジュールが決まっていないということをお尋ねをしたら、それは学校の再整備計画の中で示されますという答弁があったから、そちらにお尋ねしたんですよ。だから学校自体じゃなくて、キッズについてはこの再整備計画で示していただけるという御答弁されたんですよ。それはいつですかと聞いているの。そんな予定はありませんと言ったら、嘘の答弁したことになっちゃいますよ。

 というか、もっと全庁的に連携をとってやってくださいよ。「子育て先進区」なんでしょう。なんで子どもの関係するところがこんなばらばらで、図書館ひとつで答弁ができないんですか。本当に怒っているんですけどね。

伊藤子ども教育部育成活動推進課長

 今、上鷺宮、北原小学校、それと啓明小学校の3校については、キッズ・プラザは改築にあわせて整備していくという予定でございますけれども、その改築の年度ですね、それがまだ要は決まっていないというところでございます。

平山委員

 じゃあ、学校改築に合わせてキッズ・プラザを整備するんですね。そういうことでいいですか。

伊藤子ども教育部育成活動推進課長

 そのとおりでございます。

平山委員

 だったらさっきと答弁が違うじゃないですか。終わらなくなっちゃうじゃないですか。もういいですけど。いや、こと、学校の図書室に関することって大事ですよ。ということと、そこに地域開放型の図書館を持ってくるというのは、それは、中野区内にはいわゆる子育て親子のいろんな居場所が少なかったから、そういったこともあって整備しようという話だったじゃないですか。で、この前の報告で「子育て先進区」を目指していきますなんていうことをおっしゃっていて、今の御答弁がこんなにこの所管の中でぐだぐだだったら、ちょっと先々が心配になってきてしまいますので、きちんと連携をしてやっていただきたいなと思いますけど、どなたが御答弁いただけるかな。

戸辺子ども教育部長、教育委員会事務局次長

 今回は図書館の御報告でございましたけれども、子ども施策全般にわたって、特に今年度から児童館、学童クラブ、キッズ・プラザ、そうしたものも一体的に子ども教育の中で所管し、そういうことでやっていくという組織も改正したところでございます。あわせて教育委員会との施策との整合性、連携を密にしながら、より子ども施策の充実に向けて取り組んでいく所存でございます。きちっと横の連絡をとりながら御答弁できるようにしてまいります。どうもすみませんでした。

委員長

 よろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)

 委員長からもちょっとお願いしておきたいことがありますので、休憩させていただきます。

 

(午後2時12分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後2時13分)

 

吉田委員

 この区立図書館、地域開放型学校図書館、学校図書館について、新区長になってから方針の変更、あるいはその指示はありましたか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 特に具体的な何かということはございませんが、やはりそれぞれ図書館のプロジェクト、それぞれの地域で動いておりますので、このことについて地域の区民の皆様の声は丁寧に聞くようにといったような指示は受けてございます。

吉田委員

 今、地域の人の話をよく聞くようにということだけで、「先進区」というスローガンに応じた指示はなかったんですね。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 「子育て先進区」の考え方に基づいて具体的に図書館の事業をどういうふうにしていこうかということにつきましてはまさに今検討中ということでございまして、まだ具体的に方針が出たものはございません。

むとう委員

 中野東中学校のところにつくる図書館については、これは先行して計画が進んでいたことかと思うんですけれども、前回の議会で報告があった、今後の図書館サービスのあり方検討会が設置されて、これからその中の検討すべき課題の中に学校図書館の機能充実と地域開放というのもあるわけで、そこの検討会を設置されて、前回の報告だと4回程度検討をされるということのようなんだけれども、そこの検討結果と、先行しているものについての整合性って、もし同じ方向の検討内容が出ればいいんですけれども、違ってなんていうことになっていったら困るわけで、その辺の整合性をどう図ろうとしているのかというところを確認させてください。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 検討会の中でさまざまな御意見はいただくことはあろうかというふうに考えておりますが、そうしたさまざまな意見を頂戴した上で、区としてどのように方針であるとか具体的な対応を決めていくかということは、それは区としてしっかりと行っていきたいというふうに考えてございます。

むとう委員

 ということは、先行している中野東中学校みたいな部分についてはもう変更はないと、これでいくんだという認識でよいんでしょうか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 例えば中野東中学校内の図書館の運営などについて御意見をいただいた場合、変更して生かしていけるもの、あるいは対応できないものがあると思います。区としまして、より生かしていくべき有効な御意見などをいただいた場合には、生かしていけるものについては生かしていきたいというふうに考えてございます。

むとう委員

 それで設置についての報告があって、多分もう設置されたのかと思うんですが、8月から11月にかけて検討会を4回程度という検討のスケジュール等が示されているんですけれども、7月3日の段階では設置ということで、これから委員の公募をしますという段階だったんですが、これは一体どうなったんでしょうか。メンバーがどうなったのかとか、公募区民の状況などはどうなったのかとか、実際の検討は8月からとなっていて、もうきょうは8月26日ですから、もう行われたのかとか、どうなったんでしょうか。これから設置しますという報告があり、きょうのところでその設置の報告というのがなさそうなんですけれども、報告がなされないのはなぜなんでしょうか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 まず検討会の設置につきまして、前回御報告をさせていただきました。これの第1回目を8月29日に開催をする予定でございます。したがいまして、検討を行いまして、一定の報告できるようなまとめができたところで御報告をさせていただきたいというふうに考えてございます。

むとう委員

 まとめは当然報告してもらうんだけども、設置をこれからしますよと言って、公募委員もいますよ、構成はこうですよという報告があって、じゃあ、実際に公募区民2名となっているんですけれども、公募はどれぐらいあったんでしょうか。それで実際に2名になったんでしょうか。そういった、設置をするよという報告があって、設置しましたという報告がないのがちょっと違和感あるんですけれども。きょうのこの図書館の今後についての報告とあわせてしてもいいんじゃないかと思うんですけれども、何で報告されないのかしら。ということと、公募はどうなったんでしょうか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 まず公募につきましては、区民の方から14名程度の応募がございました。その中からお二人お願いをするというものでございます。設置につきましては、29日に設置をする予定でございます。

むとう委員

 本当に今後の図書館のことってすごく重要なことだと思っているんですけれども、この段階では具体的な――こういう団体から何名という言い方だけであって、誰なのかというのが全然わからなかったんですけれども、コーディネーターとか図書館の研究者とかすごく大事だと思うんですが、そういうメンバーが一体どういうふうになっているのでしょうか。それは8月29日の1回目を経なければ公表できないものなんでしょうか。その1回目の、この検討会というのは普通に傍聴できるものなんでしょうか。どうなっているのかをちょっと教えてください。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 検討会につきましては、29日に第1回目を開く予定でございますので、そのころにはその検討会の委員の確定ということができるというふうに考えております。また、傍聴につきましては、会場の制約はございますが、傍聴していただくことは可能であるというふうに考えてございます。

むとう委員

 そうすると、会場の都合上ってどこの会場でやるのか、29日、何時からどこでやるのかとか、傍聴も可能であるのであれば、そのお知らせ等は区報に載せているのか、どういうふうになっているんでしょうか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 第1回目の検討会につきましては、8月29日の16時から中央図書館地下2階のセミナールームで開催するということにつきまして、区のホームページで公表しているところでございます。

むとう委員

 区報等は間に合わなかったということでしょうか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 この検討会は、あくまでも各界の方に御意見をいただいて検討していくということを第一義的にしてございますので、今申しましたように、傍聴を目的として多くの区民の方に傍聴においでいただくというものとは趣旨は異なるのではないかというふうに考えているものでございます。

むとう委員

 そうなんでしょうかね。これ、何ていうか、図書館のことってすごく重要だし、公募区民が14人もいたということは多くの区民が関心を持っているんじゃないかなと思うんですよ、図書館の問題というのは。別に検討委員会ですからね、当然のことながら傍聴を目的にしていないことはわかっていますよ、目的はだって、あり方を検討するんだから。だけど、区民にとって図書館というのは本当に知的財産でありまして、これが今後どういうふうになっていくのかというのは重要なテーマですから、なんか今の御答弁だと、当然傍聴を目的としてつくった検討会でないことはわかっていますけれども、あんまりな言い方ではないですか。本当に公募された区民の人数からして関心度は高いんじゃないかなっていうふうに私は思うので、しっかり関心のある方、これからの中野区の図書館をどうしていくのがいいのかということは、やっぱりきちんと傍聴できる機会を区民の方にお知らせをして、関心のある方はどうぞという姿勢が区に必要なのではないですか。傍聴を目的としているわけじゃないですからという言い方は、ちょっと私、あんまりな答弁だと思うんですがいかがですか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 言葉が不足しておりまして申しわけございませんでした。検討会は、これは検討会の次回以降の開催の日時等につきましては、この検討会の委員の皆様がお集まりいただいたところで次回日程を決めていくということで、その日程で進めてまいりますと区報の原稿に間に合わないということもございます。それから、私が申しましたのは、区民の方などを広く対象として御参加いただいての検討会であったり説明会であったりということではなく、特定の方の検討委員さん方の検討の場ということでございますので、もちろん傍聴においでいただけるのはありがたいことだと思っておりますけれども、そういう意味で、区のホームページをごらんいただきまして、当然お問い合わせなどもいただいてございますので、そうした方々には傍聴も可能ですという御案内をさせていただいてございます。

斉藤委員

 4、学校図書館の機能充実の中で、最後のところ、ちょっとわかりにくいので皆様に御説明をいただきたいんですけれども、業務委託の導入による充実、学校図書館指導員を主体としてのところ、もう一度、誰がどういうふうに学校内で図書指導をし、業務委託をどういうふうにされるのか説明をいただきたいと思います。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 学校図書館の現場におけます運営でございますが、学校図書館指導員が現在、各学校において運営をしていただいております。そうした方を主体といたしまして、その勤務の時間、日数に限りがありますことから、そこをより充実を図るという目的として、一部業務委託導入により、そうした学校図書館の有効活用を図ることについて検討を進めていくというものでございまして、お尋ねの学校図書館の運営の体制としましては、学校図書館指導員が引き続き運営を行っていただくという考えでございます。

斉藤委員

 一部業務委託の方が入るということでよろしいんですか。

永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 これにつきましては一部業務委託を検討するということでございまして、その具体的な業務の範囲とか内容については今後検討していくものでございます。

斉藤委員

 図書館のことは、地域開放型学校図書館もそうですし、こちらの学校図書館、全世帯に対して大事な読書のことでございますが、「子育て先進区」にとって、やっぱり子どもにとっての図書指導というのはとても大事なことだと思っています。今、学校の中に図書館指導員が入られて、学校の中では授業時間の中に読書の時間ということで図書指導しています。どんなことでも、すばらしいコンセプトがあっても運用のところでしっかりと進んでいかないと、子どもたちにとっても、利用者にとってもうまく進まない。これは要望でございますけれども、一部の方が事務に入り図書館指導員の方が指導する、その連携にとってもきめ細やかな配慮をぜひお願いしたいということで、要望としてお話ししておきます。

委員長

 ほかによろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ないようですので、以上で本報告については終了いたします。

 3番、中野区立保育園における医療的ケアが必要な子どもの保育についての報告をお願いいたします。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 それでは、中野区立保育園における医療的ケアが必要な子どもの保育について御報告申し上げます。(資料4)

 まず目的でございます。保育園における保育は、保護者が就労している場合など保育を必要とする子どもに対して提供されるものであり、一人ひとりの子どもの健やかな育ちを等しく保障することを目指しております。医療的ケアが必要な子ども、以下、「医療的ケア児」とさせていただきますが――に対しましても、適切な保育環境を整えて医療的ケア児の保育を推進してまいりたいと考えているところでございます。

 受け入れの要件でございます。安全に保育するために、保育園での集団保育が可能で、日々登園できる児童であることを前提とし、資料2に五つの項目を記載させていただいております。(1)病状や健康状態が安定しており、感染症の罹患によって病状が悪化する懸念が低く、厳格な隔離の必要性や、他の園児に影響する慢性感染症を有していないこと。(2)日常的に保護者が自宅で行っている医療的ケアが確立していて、事故や感染症の可能性が低く、体調などによって医療的ケアの内容を変更する必要がないこと、また、体調によって対応や薬液の変更を必要としないこととしております。(3)子どもの病状や医療的ケアに関する情報を保護者と保育園の間で十分共有でき、必要に応じて主治医から情報や適切なアドバイスを受けることができること。そのほか、(4)、(5)に機材、衛生用品の準備、管理を保護者にお願いするということと、療育を行わないということを要件としてございます。

 対応可能な医療的ケアにつきましては、喀痰吸引及び排痰介助としての定時薬液吸入・気管切開部の管理と経管栄養、定時の導尿の三つとしてございます。

 医療的ケア児の受け入れにつきましては、令和2年4月1日から、しらさぎ保育園と沼袋保育園で開始をいたします。この2園につきましては比較的バリアフリー化されている施設であるということと、多目的室を備えていることから、医療的ケア児を定員とは別枠で受け入れることが可能ということで選定してございます。

 受け入れ人数、保育時間につきましては資料の記載のとおりでございます。

 8、看護師の配置でございます。受け入れる保育園に医療的ケア児専任の看護師を配置し、2名体制とするとともに、受け入れに必要な実技習得のため、今年度中に外部研修などを受講するなど、安全な保育体制を整える準備をしてまいります。

 また、受け入れに当たっては、中野区医師会の協力を得て審査会を設置し、資料9にございます(1)から(5)の内容につきまして審査し、安全性を確保してまいります。

 最後に、今後の見通しですが、令和3年度以降に、区の中央・南部の地域の区立保育園でも受け入れができるよう施設改修などを進めるとともに、今後、区立保育園園舎建てかえにあわせて、医療的ケア児の保育環境を整え、計画的に受け入れ施設を整備していく予定でございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告について御質疑ありましたらお願いします。

平山委員

 すいません、まだ3個目の報告なので、端的に質問していきますので端的にお答えをお願いします。今回のこの医療的ケア児に対しての保育を行おうというふうに決断をされたのは、どういう区の判断があったんですか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 医療的ケアが必要なお子さんにつきましては、入園の相談ですとか申請といったところのお声がありまして、これまでも検討してきたところでございます。ただ、施設の環境ですとか体制といったことがなかなか確立できないことから時間がかかってしまいましたけれども、今回そういった保育の利用を求める保護者の方のニーズにこたえていきたいと考えたところでございます。

平山委員

 対象は、中野区内でどれぐらいいらっしゃいますか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 事業実施に当たりまして、すこやか福祉センターを通じてニーズの把握に努めてございます。区内で、すこやかのほうから上がった情報ですと27名、すこやか別に申し上げますと、南部すこやかが4、中部が3、北部が16、鷺宮が4というふうに報告を受けてございます。

平山委員

 北部が多いんですね、なるほど。それで、他区で同様のサービスを導入している自治体はありますか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 世田谷区が同様に別の施設を設けて実施をしてございます。それから港区については、同じく来年度の4月より受け入れを開始するという情報を得てございます。そのほかの区につきましても、目黒、品川等でも受けているという情報はありますけども、現在、利用されている方がいるということもあって、募集等はしていないというふうに聞いてございます。

平山委員

 今回最後のところで、今後のスケジュールで、区立保育園の園舎建てかえに合わせて今後整備を図っていくというふうに書かれておりましたけども、これは区立保育園につくるという方針なんですか。例えば、区立を民営化していく場合は私立になりますよね。そういったところには整備をする御予定はない、今のところの計画で。どうですか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 区として、こういった集団保育の中で医療的ケアが必要なお子さんを受け入れるということは初めての試みですので、まずは区立保育園の中でしっかり受け入れ体制をして実績を積み上げていこうという考え方で考えてございます。

平山委員

 ちょっと角度が違う質問で、このような医療的ケアが必要なお子さんをお抱えの御家庭が、これまで区の中で保育の体制がなかったわけじゃないですか、実際どのように、例えば働きに出るために手立てをされていたかというのは把握されていますか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 実際、就労を希望されて保育園を希望されている方というお声はいただいていたところではございますけれども、なかなか区の体制がございませんでした。そういった方の中で、例えば集団保育が難しい方については居宅訪問型のほうを御案内するですとか、あと中野区ではないんですが、杉並区のほうの民間のそういった施設がございまして、一部、中野区の方も利用できるということがありましたので、そういった情報提供はさせていただいたところでございます。

平山委員

 たまたま私の知り合いの方にも居宅訪問型を利用されている方がいらっしゃるんですよ。交通費がかかるんです、実費で、来ていただくために。保育料が、ざっくり言うとですよ――例えば保育料が月2万なんですけど、交通費が月1万5,000円かかったりするんですね。その方って、10月から幼児教育の無償化で保育料は0円になるんです。ということは交通費だけを支払い続けるというので、港区かなんかは交通費についても助成をするような制度があるんじゃないですかというようなことをお尋ねになられていたんですけど、そういうのは承知されていますか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 委員御指摘のとおり、港区は来年、事業開始に向けて、そういった移動支援といいましょうか、利用に当たっての交通費の支給といったところも検討しているというふうに聞いてございます。他の実施をしている世田谷区等についてはそういったところの支援はないというところではございますけれども、区としてもそこは課題であるというふうに認識しているところでございます。

平山委員

 ぜひ検討していただきたいなと思いますので、よろしくお願いをします。そうしないと、とりあえず今は中野区内で2カ所で実施なんですけど、1カ所は北部地域で、1カ所は鷺宮地域なわけじゃないですか。ということは、必然的に南部地域の方というのはサービス自体が受けられる状態にないということになってしまう。となると不平等感が出てきてしまうんですよね。そこの解消をぜひ努めていただきたいなというのと。今、東京都が助成金を出しているベビーシッター、これは交通費ってどうなっているんでしたっけ。

竹内子ども教育部保育施設利用調整担当課長

 ベビーシッターの利用支援事業につきましては、今年度から交通費のほうが助成という――上限2万円までという上限付きですけども、そういった形になっています。

平山委員

 それは東京都の助成ですか。

竹内子ども教育部保育施設利用調整担当課長

 区の負担と都の負担が半分半分という形ですけども、東京都の助成になっております。

平山委員

 いや、そこがどうなのかというのも気になっていて、そこは自腹だけど、こっちはということになっちゃうのもうまくないなと思ったんで。でも、それは来年度からというのは安心しましたので、ぜひちょっとそこは踏ん張って来年度予算に載せられるように頑張っていただきたいなと思っていますので、よろしくお願いします。

小杉委員

 2の(5)ですけど、「保育園での療育等は行わない」、これ、すみません、基本的なことですけど、どういったことなんでしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 療育は、基本的に治療をしながら教育も含めて教育・保育をするというようなことですので、例えばアポロ園ですとかそういった施設は可能なんですが、保育施設はこういったことができないということでございます。

小杉委員

 2ページ目の8番ですけど、看護師の配置ですけども、これは2人体制となっていますけども、これは2園あるのを、一つずつ2人体制で見るんですか、それとも2園を2人で見るんでしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 説明が十分でなくて申しわけございません。区立保育園は、基本的に看護師が今常勤で1名ずつ入っております。今回、この二つの園につきましては、医療的ケア児を受け入れるということで、その看護師にプラスもう1名ずつ配置をして、この2園については2人ずつの看護師配置ということで考えてございます。

小杉委員

 わかりました。そこだけは2名配置する。この看護師さんというのは改めて雇うという形でしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 看護師は区全体での職員の体制ですので、採用が必要な場合は採用ということになりますし、区の他の部課の中の看護師で配置が可能であれば異動等により配置をするということがございます。

吉田委員

 まず4のところで、令和2年4月1日より事業開始ということでいいんでしょうかね。これを始めることによって、中野区が追加的に必要な予算措置は今後、各年どれぐらいになるんでしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 今年度の予算で必要な備品等は用意できるというふうに考えてございます。今後ですけれども、審査会を設けまして、中野区医師会の医師の方に審査会に出ていただく、あるいは健診等をいただくということになりますので、その報酬といったところが見込まれるというところで、経常経費としては、事務的なものも含めて一定、数十万、50万程度で済むかなとは思ってございますが、ただ、例えば園の施設の改修をするといったようなことが必要になってくると、また別途そういった経費がかかってくるだろうと考えてございます。

吉田委員

 改修が必要かどうかまだわからないということですか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 どこの園にするかということもございます。白鷺、沼袋につきましては比較的バリアフリーができておりますので、現施設であればある程度のお子さんを受け入れられるというふうに思ってございますが、申請を10月から受けますけれども、受けた段階で、どういったお子さんの利用になっていくかというところは見極めていく必要があると考えてございます。

吉田委員

 今のお話はつまり、さっき50万円という数字が出てきましたが、この事業を開始するに当たって、区の支出増は50万円という理解でいいんですか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 先ほど50万円と申し上げましたのは、事務費ですとか、医師会への謝礼といったところが含まれてございます。施設の改修ですとか、あるいは看護師をはじめ人件費といったことは除いておりますので、そういったところは別途経費がかかってくるというところでございます。

吉田委員

 最初からそれを聞いているので答えてください。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 人件費につきましては、職員、年齢や一般職なのか係長職なのかで金額が違いますけれども、おおむね年間、人件費としては800万、900万といったところが見込まれるのかなというふうに思ってございます。

 また、改修費につきましては、その施設の改修の規模や内容によって若干上下がございますので、なかなか今現在想定が難しいといったところでございます。

吉田委員

 いやいや、その800万というのは1人当たりじゃないですか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 はい、1人当たりの単価でございます。

吉田委員

 これ、1人当たりじゃなくて、中野区の予算増は幾らですかって最初から聞いているんですよ。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 予算の規模としましては、先ほどお話しした事務的なもの、それから報償費的なものが増となります。職員の人件費につきましては、どこで勤務をするといったところがありますけども、この事業によって新たに職員を増員するということではなく、区全体の中の異動等の職員配置ということになりますので、この事業に伴う人件費の増ということは見込まないというところで考えているところでございます。

吉田委員

 つまり追加で人を増員するのではなくて、ほかのところの人を減らしてこちらに配置するということですね。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 はい、そのとおりでございます。

吉田委員

 次の質問ですが、次の報告事項にも絡むんですけれども、区立保育園自体を今後民営化で減らしていくという可能性が検討されているんですけれども、今回、区立保育園についてこのような措置を講じていく。しかしこの区立保育園自身が減っていくということになると、民営の保育園になったときに、この事業はどのような取り扱いになるんでしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 この次の報告にも絡むところではございます。区立保育園のあり方についてはこれから鋭意検討していくというところでございますけれども、一定、区立の保育園の中で受け入れ体制を確保していく。区立がどういう形で残るかというところにも関係してきますけれども、まずは区の責任として、こういったお子さんを受け入れていく体制はしっかり確保していく必要があるだろうというふうに考えているところでございます。

吉田委員

 つまり、この事業を始めたからには民営化されても区として責任を果たしていくということは、民間の事業者に対してもこの事業の継続をお願いする、それに当たっては、例えば民間の方がこれだけのケアをできる人間を用意できなければ区が用意をする。あるいは全部断られたようだったら、区立の1園当たりの受け入れ人数をふやすということでしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 こういったお子さんを区の責任として受けていく体制を確保していくということは重要なことだと考えてございます。民間につきましては、やはり看護師の配置、それから施設の受け入れの環境整備といったところになかなか課題もあるというふうに思っておりますので、今後区として、その定員も含めて受け入れの体制をしっかりとっていきたいと考えているところでございます。

むとう委員

 これから入園の申し込みがあり決定をしていくわけですけれども、先ほどのお話ですと、すこやかが想定している人数は27人ぐらいいらっしゃるのではないかという中で、4月からは原則1名ずつで2園ですよね。ということは、どうやって入園の判定を決めるんでしょうか。一般の子どもの入園の点数制とかありますけれども、今回はどういう形で入園決定者を決めるのかというところを教えてください。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 医療的ケアのお子さんは何歳で申請があるかということはわかりませんので、まず定員とは別枠ということで募集をかけさせていただきます。その中でさまざま疾病や状況が上がってくると思いますので、まずそのお子さんの申請を受けた段階で、医師会の医師の方々の審査会の中で、集団保育が可能かどうかという判断をさせていただきます。その判断の中で集団保育ができるというお子さんが例えば複数名いた場合は、保護者の方の就労等の指数で調整をさせていただいて、お一人ということで決定をさせていただく予定でございます。

むとう委員

 これまでこういう体制がなかったわけですから、こういう体制があったら就労したいという方は多いのではないかと思うので、その就労の形態によって決めるということだと、スタートの段階でちょっとハンデが出てくるのではないかなと思うんですが、その辺はどう配慮されるんですか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 事業開始に当たっては、二つの園で1名ずつということですので、受け入れ体制についてはまだまだ課題があるというふうに思っております。先ほど御指摘いただいたとおり、南側、中央エリアについてもまだ受け入れ体制が整っておりませんので、順次そういった施設をふやしていくということが必要だというふうに考えておるところでございます。その中で、仮に複数の方の申請があって、保育園で集団保育が可能といった場合に、区として何をもって公平に決定をするかということになりますと、他の利用する方と同様に、今、指数というような基準をもって判定をしておりますので、一定そのケアが必要なお子さんについても、その指数で判断をさせていただきたいと考えてございます。

むとう委員

 子どもは成長していきますからね、今の段階で想定で27人ぐらいいらっしゃるということですけれども、今後、次年度、次の年度とふやしていくおつもりなわけだけれども、需要を満たすぐらいまでできるようにしていくというおつもりがあるんでしょうか。とりあえず少人数だけでやってみるだけなのか、今後の目標としては需要がある限り全員受け入れられるように、そこまで持っていきたいというおつもりがあってスタートさせる事業なのか、その辺の区の考え方をお答えください。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 希望があって、そういったお子さんが集団保育ができるというケースであるならば、できる限り保育園で受けるということで進めてまいりたいと思ってございます。ただ一方で、そういったお子さんがかなり多くなりますと、園全体の運営ですとか、クラスの保育といったところにどういった影響が出てくるかといったところも見極める必要があると思っておりますので、そういったことも勘案して検討はしていきたいと思っております。

むとう委員

 これは一応、看護師資格のある人ということなんでしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 はい、正規の看護師でございます。

むとう委員

 そうすると、今、区の中にいる人材の中でというようなお話でしたけれども、区の中には今現在何人この資格を持っていらっしゃる方がいらっしゃるんですか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 区全体となりますと、ちょっと私、詳細の人数を今、把握してございません。ただ、区立保育園の各園に、今13園ありますが、0歳児の保育をしています11園には正規の看護師がございます。また、私どもの課の中にも2名の看護師がおりまして、そのほか、すこやか福祉センターですとか、他の部のほうにも看護師がおりますので、そういったところの調整を今後させていただきたいと考えてございます。

むとう委員

 新たに当面採用しなくても、今いる人材の中でどうにかなるという判断でよろしいですね。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 職員課等との調整になりますので確定的なことは申し上げにくいですけども、一定そういったところでの対応を見込んでいるところでございます。

委員長

 ほかにはよろしいですね。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告は終了いたします。

 委員会を休憩いたします。

 

(午後2時50分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後3時10分)

 

 それでは引き続き、所管事項の報告を受けたいと思います。

 4番の今後の区立保育園のあり方の検討についての報告をお願いいたします。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 それでは、今後の区立保育園のあり方の検討について御報告申し上げます。(資料5)

 区立保育園民営化の進捗でございます。中野区には1999年4月時点で区立保育園が41園ございました。その後、民営化、廃園等によりまして順次区立保育園を減らしてきてございまして、今後民営化を予定しておりますもみじやま、大和東、仲町、あさひ保育園の4園の民営化をした後は、区立保育園は10園となることとなります。今後の区立保育園のあり方について検討を進める上で、区立保育園に求められる機能・役割を考慮し、子育て環境の充実を図る必要があると考えているところでございます。

 資料の2のところに求められる機能・役割を明記してございます。まず一つ目が、指導検査でございます。区職員が定期的に保育施設を検査等を行うことで、保育施設の適正な運営体制を確保し、保育の質の維持・向上を図っているところでございます。こうした検査等を行う職員につきましては、保育現場で培った豊富な経験、ノウハウを最大限に活用する必要があることから、保育士としてのキャリア、実績を重ねた人材の育成、確保が求められると考えてございます。

 次に、就学前教育の充実でございます。中野区では、保・幼・小連絡協議会や保育園、幼稚園職員の合同研究等を通じて、区立保育園は民間保育施設とともに就学前教育の普及啓発に取り組んでいるところでございまして、今後もこうした取り組みを推進していく必要があると考えてございます。

 三つ目は、医療的ケアが必要な子どもへの支援でございます。区として今後充実させていきたいと考えてございます。医療的ケアを行うには、看護師の複数配置や施設改修など安全性の確保が必要であるなど課題があることから、区立保育園において受け入れを推進していきたいと考えているところでございます。

 四つ目は、民間保育施設との連携です。区立保育園は近隣の小規模保育事業所等と連携し、集団保育の機会や園庭、プール遊びの時間を提供するなど、保育の質向上に一定の役割を果たしてございます。また、今後少子化が進み、保育需要が定員を下回ることが想定されることから、そのような状況になった場合、区立保育園の定員を減らすなど、区として定員の調整機能を果たす役割があるというふうにも考えているところでございます。

 今後の区立保育園のあり方については、区の財政見通し、今後の需要見込みと確保策等を総合的に検討してまいりますが、保育施設が年々増加している状況において、区立保育園には先ほど述べた機能・役割が求められていることから、区立保育園を一定数存続し、地域の子ども施設として機能強化を図るとともに、区内の保育施設全体の質向上を一層推進してまいりたいと考えているところでございます。

 なお、今後の区立保育園のあり方の検討につきましては、資料2ページ目の3の(1)に、選定の考え方といたしまして、施設環境や地域性を考慮していきたいと考えているところでございます。園庭を含む敷地の広さや、ある程度の地域性に配慮した選定が求められるものであると認識してございます。

 また、(2)のところでは、区立保育園を存続させた場合の財政負担等についても検討するとしております。園舎建てかえにつきましては、定員100人の規模の保育所の建設につきましては、区立の場合、1園あたり約4億円という想定をしてございます。また、運営費につきましては、同じ100人定員の保育園に係る年間の経費といたしまして、2億2,000万円程度であると認識してございます。これらは、いずれも民間に比べて一般財源が多くなるというものでございます。

 また、③として、保育士の採用が必要になってまいります。存続させる園数に応じて計画的な保育士の採用を確保していく必要があると考えているところでございます。

 また、④といたしまして、需要見込みと確保策でございます。待機児解消に向け、区立保育園と合わせ、新たな民間施設を整備することで需要に対応していきたいと考えているところでございます。

 これら①から④につきましては、別紙として資料をおつけしております。

 またあわせて、参考として、他の22区の区立保育園の民営化につきましても資料をつけてございますので、後ほど御確認いただきたいと存じます。

 最後に、今後のスケジュールでございます。今後の区立保育園のあり方の案につきまして、12月の議会にお示しをする予定でございます。その後、保護者、区民の方などへ説明会等で周知をし、御意見をいただいた後、今後策定する新たな中野区の基本計画に反映させていきたいと考えているところでございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告について御質疑ありましたらお願いいたします。

中村委員

 御報告ありがとうございます。区立の保育園のあり方というところで、区長の公約でもありました、一定数存続をさせて地域の子どもの施設として機能強化を図っていくとともに、区内の保育施設全体の質の向上を一層推進していくというところで、こういった報告をしていただいたと思います。

 今現在、「保育の質ガイドライン」、今年度策定予定だと思うんですけれども、そことの――それはそれでもちろん定めていって全体の質の向上を図っていくという部分もあると思うんですけれども、そことの兼ね合いというか、関係性というか、そこら辺を教えていただけますでしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 保育の質につきましては、御指摘のとおり「保育の質ガイドライン」を今、作成しているところでございます。今年度中にそのガイドラインを策定いたしまして、各施設でそういったガイドラインを活用しながら一層の質の向上を図っていただく予定でございまして、この関係性で申し上げますと、当然区立保育園だけでなく私立保育園にも、こういったガイドラインの活用をお願いするところではございますが、指導検査等というところで、巡回をして各施設の運営状況ですとか保育内容を今、区としても確認をしているというようなことがございますので、そういった場でガイドラインがどのように活用されているかといったところですとか、あるいは全体での研修の中で、そういったものも一層活用できるような取り組みを進めてまいりたいと考えてございます。

中村委員

 これまで41園あったものを、今現在、計画に載っていないものになるとあと残り10園というふうになると。大分大幅に民営化を進めてきたっていうところがあって、やはりほかの23区どこの自治体を見ても、保育需要というのはなかなか、ゼロを目指していてもその需要と供給が追いついていないような状況というようなところが、ピークは何年後ですって予測をしても、そこのピークがずれてしまうような状況が続いていると思うんですよね。そんな中で、やはりしっかりとした質を確保していくというところが非常に重要だと思っています。民営化をすることが悪いことではなくて、保護者の皆さんそうなんですけれども、ちゃんと質が確保されていれば民間の事業者でも区立でもいいわけですよね。ただ、やはり今そういった状況にないことから、早急な民営化はやめてほしいというところが大きな声になっていったと思っています。

 今、残りの10園の中で、一番古いところで昭和保育園かな――4ページ目に記載があるのは、昭和42年となっていて築52年だと思うんですけれども、これは、例えば今後の建てかえとかといった場合を考えたときというのは、どれぐらい、要は築何年が限界なのかとか、そこら辺も今後検証していかなきゃいけないと思うんですけれども、そこはどういうふうに考えていらっしゃるのか、見込みを教えていただけますでしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 園舎につきましては、かなり年数が経っている区立保育園が多いという認識は持ってございます。基本的には減価償却期間というんでしょうか、その建物が使えるうちはできるだけ有効に活用すべきだというふうに考えてはございますが、いずれにしましても、そういった期間を迎える園が多いということもございますので、何園、どこかというところは今後の検討ですけれども、その中で、あわせて順次建てかえについても検討していく必要があると考えているところでございます。

中村委員

 わかりました。そこは今後の計画の中で出てくるのかなというところではあるとは思うんですが。

 今、区が、別紙1-4、今後の保育需要のところ、見込みのところで、一番ピークと捉えているのが令和4年度というところでいいんですかね、この過不足のところで出ている数字がピークと考えていいんですかね。そこのところ、今いろいろ計画をされていて、民営化も進めていたり、誘致をしているところもあると思うんですけれども、今、中野区が持っているその情報の中で、保育所のピークというのはどこだという、何年後ぐらいというのが予想ができているのか、それとも、なかなか予想してもずれてくる部分もあると思うんですよ。なんですけど、そこはどこら辺なのかというところが、わかる範囲で教えていただければと思うんですが。

板垣子ども教育部幼児施設整備課長

 今、ピークがどこかという御質問をいただきましたけれども、確かに今、待機児ゼロを目指すといったような形で保育所の整備を進めてきている中で、本当に、その今ピークとおっしゃったのは、多分この別紙1-4でごらんいただきますと、需要の見込みが一番高くなるときなのかなというふうに思っているんです。ただ、そうですね、合計で見ますと需要の見込みがちょっとずつ上がっていくというふうになっていますけれども、ただ私たち、この人口推計をする中で、今回は企画が示した数字を使っておりますけれども、実は人口推計、令和4年度以降は、これまでの推計からそこまで大きくふえることはないだろうというような予測を立てておりまして、その中で何が上がっているかといいますと需要率が上がってきている。これは国が示しております安心プランの中でも、女性の就業率を高めるといったようなことがありますので、そこを目指してですね、人口はそんなに変わらないけれども需要は高めていかなくちゃいけないという考え方の中で、こちらの資料の一番下に、新たに確保していく施設数なども示させていただいておりますけれども、できれば、この令和4年の新規認可4と掲げておりますが、今はここまでの推計がちょっと精一杯な状況かなというふうに考えておるところです。

中村委員

 やはりピークを見定めるのはなかなか難しいものだなというふうに感じています。これまでも国とか、区でももちろんやってきたとは思うんですけど、そのピークを見定めて、でもやっぱりそこより上をいくというのがずっと続いてきていると思うんですね。そんな中で、やっぱりなかなか質を確保する――保育士不足の中で、なかなか質が確保できない状況が起きてしまっているようなことも聞いたりもしておりますけれども、そういった中で、しっかりとその質を確保していく上で区立保育園の果たす役割というのはすごく重要だと考えております。そこの保育需要との兼ね合いというところが非常に重要じゃないかなというふうに考えているんですけれども、区としてはどのように考えていますでしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 需要につきましては、民営化の計画がない10園に民間の保育施設を足して、区としての確保策ということをお示ししているところでございますので、今後の需要を見ながら、その区立のあり方についても考えていく必要があるだろうと思っております。

 質について申し上げますと、民間の施設でも当然いい保育をして質の高い園も多数ございますので、区立だけではなく、民間と力を合わせながら保育の質の向上を、区として、全体として図っていくということは求められると思います。

 ただ、委員御指摘のとおり、例えば新園ですと、保護者の方が情報が少ないということもありますので、どういった保育内容になっているかという御懸念、御不安といったこともありますので、区といたしまして、そういうところをしっかり確認をしながらきちっとした正しい情報をお伝えしていくということも大事なのかなと考えているところでございます。

中村委員

 ぜひそこはよろしくお願いいたします。

 前の報告とちょっと重なる部分で、医療的ケア児のところの施設改修のところと建てかえ云々のところの兼ね合いがあると思うんですけれども、今、中央・南部のほうの地域では、まだ保育園として医療的ケア児を受けられる体制のところがない中で、今後受け入れられるように施設改修などを進めるというふうに御報告あったと思うんですけれども、そこと、今後区立の保育園のあり方の中のどこを残していくのかという部分ももちろんかかわってくると思うんですけれども、そこは、これ、2年後になるわけですよね、令和3年度以降、区の中央・南部地域で整備をしていくというところを出しているわけで、そことの兼ね合いというのはどういうふうになってくるんでしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 施設の改修と、それから建てかえをして受け入れ体制をつくっていくという二つ側面がございます。施設改修につきましては、基本的には集団保育ができるお子さんですので、例えば段差の解消ですとか、入り口の間口を少し広げるといったようなところを考えているところでございます。一方、園舎建てかえによりましての受け入れ体制というところで何が一番ネックかといいますと、実は定員の別枠で医療的ケア児を受け入れるというところが一番大きな課題になっておりまして、現行で募集をかけたときに、既にもう在園しているお子さんがいると、そのクラスのお子さんではそういう要件のあるお子さんを受けることができないということが課題になります。ですので、園舎を建てかえたときに、医療的ケアのお子さんを受け入れる別の部屋、保育スペースを大きめにつくるということをすれば、その園でのバリアフリーとあわせて受け入れをしやすい環境が整えられるというふうに考えているところでございます。

吉田委員

 ちょっと旧態依然とした報告のような気がするんですけど、そもそも子育て先進区といったときに、新しい区長は、幼稚園と保育園、教育というものと保育というものと、どちらが子どもの環境として先進的だと思っているのか。ここでは区立保育園のあり方の検討についてといいつつ、こども園とか幼稚園との分担とか、どういうふうにシフトしていくんだとか、要するに区立を民営にすることだけが載っていて、それはどのようなコンセプトに基づいてやっているのか。要するに、こども園はこれから、保育園はこども園とどういうふうにシェアが変わっていくべきなのか、幼稚園とはどういうふうになっていくか、そういう全体像の中でこれはあると思うので、まず保育と教育、子どもにとってどちらがいいのか、そして幼稚園とこども園と保育園、この中で、保育園というのは今後区としてはどういうふうな位置付けとしてやっていくのか、その中でこれがあると思うので、そのちょっと説明をください。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 御指摘いただきました幼稚園、認定こども園といったところにつきましては今回の報告には載ってございません。幼稚園につきましては、区立幼稚園のあり方等を今後また議会のほうに御報告をしていく予定でございます。

 教育と保育、どちらも子どもの育ちについては大変重要な要素を持っているというふうに考えてございまして、保育の場合は、例えば子どもの養護と、それから教育・保育といった側面から、子どもの遊びや生活を通して健やかな成長を促していく、そのかかわりですとか保育といったところが保育の内容になっていると思っております。一方、教育というところにつきましては、幼稚園は学校に位置付けられておりますので、そういった子どもたちの教育活動を推進して行っていく施設であるというふうに考えているところでございます。

 区といたしましては、幼稚園と認定こども園、それから保育園といったところのそれぞれの施設がございますので、保護者の方にとっては全ての施設が大変重要なものでございますので、それぞれの機能をしっかりと確保しながら、その中の連携や保・幼・小連携といったところも区として進めているところでございますので、引き続きそういったところを大事にしてまいりたいと考えているところでございます。

吉田委員

 つまり幼児教育と、初めは措置から始まった教育を施せない保育は、区としては別に優劣はないと、こういう考え方をしていくということでしょうか。

 フランスなんかはですね、子ども学校――保育学校ですね、ごめんなさい。保育学校というのは教育省の所管なんですよ。やはり幼児期から教育というものがきちんとあった上で、措置が必要な方、あるいは措置が必要なくても措置を要望される方には保育の部分があるという考え方が先進的じゃないかなと思うんですが、そこは考えはないということですね。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 そういった考え方も大変重要だと思ってございますし、保育園でも全く教育的な観点がないかということではございません。保育と教育といったことをあわせて行っているというふうに認識してございます。

 ただ、日本の場合、保育園は厚生労働省で児童福祉施設に位置付けられておりまして、幼稚園のほうは文部科学省というような教育の施設でございますので、一定その辺の役割といったものは違うのかなというところはあると考えていることでございます。

吉田委員

 現状、その御説明でそのとおりなんですが、先進性というものを示していただけるように今後期待をします。

小杉委員

 1ページ目の2の求められる機能・役割についてですけれども、(1)の指導検査も、これは区があくまでもやっていることですよってことですよね。(2)も、これも区がやっていることですよということであって、区立保育園のあり方、いわゆる区立保育園に求められる機能・役割という意味ではなかなか、先ほどの3番の医療的ケア児のことはいいかとは思いますし、連携は今でもやられているんだと思うんですが、もうちょっと、何ていうんでしょう、私もやっぱり保育園での質の観点というのをもうちょっと深める必要があるんではないかと思いますが、いかがでしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 園で直接ということについて申し上げますと、確かに(1)については、指導検査というものは各区立保育園でやっているものではございません。ただ、資料にも記載させていただきましたが、こういった指導検査を区として行っていく上で、保育園での経験ですとかノウハウといったものが当然なければ検査のしっかりした確認ができないということがございますので、こういった人材を育てるという意味では区立保育園の役割があるだろうというふうに思っていることでございます。

 また、就学前の教育につきましても、当然私立でも大変積極的にかかわっていただいておりますし、区立保育園も、そこに私立の幼稚園・保育園と一緒にこういった連携を図る中で、就学前の子どもたちの育成支援をしっかりと担っていくというもので、区立保育園の職員にもその役割があるだろうということで記載をさせていただいたものでございます。

小杉委員

 先日、保育士さんの研究集会があって、そこに出たら、結構全国で死亡事故が保育所で起こっているそうなんです。そこは、多くは認可外ということなので、直接区が指導するというわけじゃないんでしょうけれども、全体として保育の質をどう確保していくのかというのは区民から見たら本当に切実な問題であって、やっぱり区立の保育所だから、安心・安全で本当に個人の人権も尊重されるような、あるべき保育園をつくってほしいと区民は望んでいると思います。その辺は、やっぱり「保育の質ガイドライン」を検討されていると思うので、そこの中身を、本当に誰も死なせない保育所を中野区でいっぱいつくっていく、そういった観点で、これ、8園をお勧めされているようですけれども、それにとらわれず、もっとやっぱり、しっかり保育の質を保っていく、そういったことをもっと深めていただきたいと思うんですが、いかがなんでしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 資料で特段8園ということを提案させていただいたわけではございませんで、あくまでも参考で、今後何園にしていくかということは検討していくものでございます。

 保育の質につきましては、委員のお話のとおり、保育施設ですので、子どもの安全といったところが最優先であるというふうに認識をしてございます。区立はもちろんですが、私立でもそういった安全性を確保しながら保育を提供するということがこれまでもされてきているというふうに認識をしておりますし、今後もそういったところを重点的に見ていくという意味では、こちらの記載のとおり指導検査ですとか、区がしっかりそういったところを確認をしていくという作業が必要だということで、そこの役割として区立保育園での人材といったところの育成が求められるのではないかというものでお示しをしたところでございます。

小杉委員

 「保育の質ガイドライン」の検討結果を踏まえて検討がされるということでよろしいんですか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 もちろん保育の中身にかかわることですので関連性はあると思いますが、「保育の質ガイドライン」につきましては、働く保育士さん方、あるいはそういった運営をする事業者の皆さんのほうに活用いただきながら、全ての保育施設の中の質をしっかりと担保していくというもので作成をしているものでございますので、今回のその区立保育園のあり方といったところについては、直接的にガイドラインについてというところとはちょっと違うというふうに考えているものでございます。

小杉委員

 あと、区の、例えば働く人の現場の人たちの意見というのも、今回このあり方を決めていく上では意見を集めるということはする予定でしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 これまでもガイドラインの策定については、現場の方の意見を収集するというふうな形も、各私立保育園の園長や区立保育園の園長が検討のメンバーに入っておりますので、そういったところで情報提供を各施設にしながら意見集約をして、反映をしてきているところでございます。

小杉委員

 ガイドラインじゃなくて、この区立保育園のあり方について、園長にちょっと聞いた程度じゃなくて、職員レベルのやっぱり意見とかしっかり踏まえてやってほしいと思うんですが、いかがでしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 失礼いたしました。区立保育園のあり方については、当然園長会などでこういった情報についても周知しているところでございます。ただ、区全体としてこのあり方をどうしていくかというところにつきましては、今後示すその案の作業ができた段階で、職員だけではなく、広く保護者、区民の方にも御提示をして意見をいただきたいと考えているところでございます。

小杉委員

 区立保育園のあり方を本当にしっかり深めていただいて、安心・安全な保育所をつくっていただきたいし、しっかり区立園が先進的に役割を果たしていただくということを、本当に区の職員も含めて十分検討していただくということをぜひいただきたいと思いますので、これは要望とさせていただきます。

むとう委員

 これは10か年計画の第3次で挙がっているところまではそのとおり進めて、それ以降、残っているものについては区立の保育園のままだという考え方なんですよね。そこをまず確認させてください。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 10か年計画(第3次)で予定をしています民営化が進みますと残り10園となります。この10園についてどうするかということを今後のあり方の中で検討していくということでございます。

むとう委員

 そうすると、新しい区長になられた酒井区長は、一定量区立の保育園の役割があるので残したいとおっしゃっていたかと思うんだけれども、その区立の保育園として残るのは10園ということ、そこはまだわからないということなんでしょうか。そこのところの確認を。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 残る10園をどうするかといったところを検討して、12月のところで案としてお示しするというものでございます。

むとう委員

 ということは、さらにまたこの第3次の計画どおり計画が終わったところで、残る区立の園は10園になるけれども、この10園の区立保育園についても今後どうするかは今後次第だから、区立の保育園が何園残るかはまだわからないという段階という理解でいいんでしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 はい、そのとおりでございます。

むとう委員

 これから区立の保育園としての、残す――なぜ残すのかというあたりの意義については、ここに書かれている指導検査能力が必要だということとか、(2)、(3)、(4)って、医療的ケア、就学前の教育、私立園との連携、この四つをもってして区立園が必要な理由だっていうふうに区は考えているということですか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 はい、そういったところが必要となる機能・役割であるというふうに考えておるものでございます。

むとう委員

 私はですね、やっぱり区立の園はもっともっと残すべきというふうに思っているので、10か年計画(第3次)まで進めてほしくないなっていうふうに思うんですけれども、今どこまで進んじゃっているのでしょうか。ここに書いてある19年度委託で開始するもみじやま、あさひ、それから旧U18プラザ、上高田の、ここまではもう決定しちゃっているということなんでしょうか。2020年度――ここの説明のどこまでが実質進んじゃっているのか教えてください。

板垣子ども教育部幼児施設整備課長

 第3次10か年で掲げられました保育園の民営化ということですけれども、全て事業者は決まっております。

むとう委員

 そうすると、決まっていない部分で残る10園について、10園全部残すのかどうなるかというのはこれからということのようなんですけれども、私はきちんと10園は残してほしいというふうに思っていますので、これからどんどん私立園がふえていってしまうので、ここに書かれている指導検査能力とかしっかり維持するためにもですね、これで私立園の方が圧倒的多数になってしまうので、その10園だけ残したことでこういった機能の充実が図られるのはちょっと厳しいんじゃないかなっていうふうに思っていますので、要望としては、今後の検討でしょうけれども、残っている10園についてはこのまま区立として残していただきたいというふうに思っています。

 それから、区立の園だと非常に人件費もかかるみたいな資料が出ております。それで、私立園になったときに、国が出している委託料のうち一応7割が人件費ということで国は金額をはじいているわけですけれども、具体的には私立園で7割が人件費に回っていないという大きな問題がわかっているわけですよね。それに対して私が質問した際に、たしか今うろ覚えですが40%を切っているようなところもあるというふうな御答弁だったかと思うんですけれども、それについて、区は一定きちんと、人件費は人件費として使われるようにきちんと私立園についても指導していくというような御答弁をいただいていたかと思いますけれども、それはどういうふうに担保されているんでしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 民間の私立保育所につきましては公定価格に基づいた給付をしております。制度的に人件費の割合といったところで、一定法人のほうでほかの部分に使えるというような、そういう緩和措置もございますので、そういったところについては、区としてはできるだけ人件費に充当していただくよう働きかけをしている、そういったところをお願いしているところでございます。

 ただ一方で、私立園といたしましても、今、保育士を採用して育成をして適正な保育をしていくという意味では、かなり保護者の方のそういった面も厳しくなっておりますので、そういったところでの取り組みについては私立のほうでもしっかりとした運営をしていただいているというふうに考えておるものでございます。

むとう委員

 指導されているわけですから把握しているかと思うんですけれども、本当にやっぱりこれ、一番大きな問題点は、保育士さんのお給料がほかの業種と比べて安いということでなり手がいないということで、それが保育の質にもやっぱりあらわれている部分が残念ながらあるというふうに思っていて、私立の園がこれだけふえていく中で、先ほど来ほかの委員の方もおっしゃっていたけれども、保育の質というところがすごく心配というふうに誰もが思っているところであるわけで、きちんとですね、安倍政権のもとでの規制緩和、法人内でどういうふうに流用してもいいなんていうことになってしまったがために、きちんと国が委託料金、本当に高いお金を出しているんだけれども、人件費が人件費に回らないというような事態について、法的には問題ではなくなってしまったんだけれども、区としてやっぱり一定量の歯どめをかけていかないと保育士のお給料は上がっていかないという現実があるわけですから、そこはしっかり受けとめていただいて、今後のあり方を検討していく中ででも、一定というか、7割までは無理にしても50%を切ってはならないみたいな区なりの独自のガイドラインをつくっていくようなことも視野に入れて検討していただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。

濱口子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長

 人件費をどのようにというところで一定区としての縛りをかけるかといったことにつきましては、他区でそういった事例もございますので、情報等を収集しているところではございます。人件費につきましては、例えば年齢の若い保育士さんですと当然給与も低く設定されますので、金額全体の中での充当率が低いということをもってその質が悪いということが直接そうなるかというところは見極める必要があるとは思ってございますが、先ほど申し上げましたとおり、私立保育園につきましても、しっかりとした保育士さんを確保して、いい運営をしていい評価をいただくといったところについてはかなり関心が高まっておりますし、区としてもそこはしっかりと求めていくということでこれまでも取り組みをしておりますので、今後もそこについてはしっかりと働きかけを行ってまいります。

委員長

 ほかにありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、ただいまの報告に対しては終了いたします。

 次に5番、幼児教育無償化の実施についての報告をお願いいたします。

竹内子ども教育部保育施設利用調整担当課長

 それでは、幼児教育無償化の実施につきましてお手元の資料に基づいて御報告いたします。(資料6)

 2019年10月より幼児教育無償化の実施に伴い、区の対応について御報告いたします。

 無償化実施に伴う主な課題と区の対応についてでございます。

 まず、(1)の認可保育所等の食材料費の取扱いについてでございます。国においては、食材料費の主食費について、従来から保護者負担とし、実費徴収するとしておりました。今回の幼児教育無償化にあっても、食材料費については保護者負担とし、給付から除外しております。

 現在、中野区においては、食費は区の単独加算、副食費については保育料に含めて保護者から徴収していますが、無償化後、仮に食材料費を徴収する場合、保育園としては約3億円が見込まれる一方、保護者にとっては保育料、こちらは平均いたしますと月1万7,000円になりますが、この保育料は無償化にはなりますが、食材料費7,500円を一律負担することとなりまして、保護者にとっては無償化の実感は薄くなります。

 また、国の方針において、幼児教育無償化が総合的な少子化対策の一環として重要課題に掲げられている趣旨を踏まえますと、子育ての経済的負担を軽減し、認可保育所等より一層利用しやすい環境に整える必要があると考えます。そのようなことを勘案いたしまして、子育て先進区として子どもや子育て家庭を支え、子育て環境の充実を図っていくため、区が食材料費について負担していくことといたします。

 続きまして、(2)私立幼稚園等保護者補助についてでございます。現在、私立幼稚園等保護者補助については、所得制限のある就園奨励費補助、こちらは国制度で最大年額30万8,000円の補助になりますが、その就園奨励費補助と所得制限のない保護者補助、こちらは都制度を活用しての区独自制度、年額14万4,000円の補助、この二つの補助を実施しております。

 無償化後、就園奨励費補助は所得制限のない子育て支援施設等給付になります。こちらは年額30万8,400円となります。区としては、都内の私立幼稚園の平均保育料との差額分を補助する新たな都補助制度に区の上乗せ分を加算することで、無償化前と同様の所得制限のない保護者補助、年額14万4,000円の補助を継続して行うことを考えております。

 詳しくは別添の別紙1をごらんいただければと思います。こちらの表になりますけれども、左側が現行、右側が無償化後の補助金額になっております。白い部分が国の就園奨励費補助、色付きの部分が都補助、区独自補助となっておりまして、都補助と区独自補助で合計14万4,000円になっております。現行は、就園奨励費補助が所得制限がありますので年収額によって増減があったものが、右の無償化後では一律30万8,400円の補助となっています。また、東京都補助は無償化後は3階層に分類され、都内幼稚園の平均保育料をもとにした補助に再編されることになっております。区としては、この東京都補助とあわせて、現行の年額14万4,000円の補助を維持継続して行いたいと考えております。なお、区の一般財源は、無償化後、国からの特定財源がふえますので増減はほとんどない状況になっております。

 恐れ入りますが、もとの資料にお戻りください。次に、(3)の新制度未移行幼稚園への副食費の補足給付事業についてでございます。国の方針において、実費徴収を行うことができるとされている新制度への未移行幼稚園の給食費の副食費について、低所得世帯及び全階層の第3子以降を対象に費用の一部を補助する事業を実施することとされております。こちらを区でも実施していくことといたしまして、その支給方法については、給付限度額、月額こちらは4,500円ですけれども、これと、毎月の保護者が園に支払う給食費に国が示している副食費の相当額の割合、こちらが87%なんですけれども、こちらを乗じて得た金額と比較して少ないほうの額を給付することといたします。

 最後に、(4)認証保育所等保護者補助についてでございます。無償化に伴い、国は認可外施設については3万7,000円を上限に無償化の対象とするとしております。現在区では、月額6万2,000円を上限に認証保育所の保育料と認可保育所保育料相当額との差額を補助しており、こちらは認可外保育施設指導監督基準を満たさない認可外施設を利用している保護者の方へも補助を行っております。国は、無償化の対象となる認可外保育施設は、基準を満たす施設としつつ、5年間の猶予を設けていることから、区においても、現在利用している保護者の方へ不利益とならないよう5年間は現行制度を継続することを考えております。

 3番、今後のスケジュールでございます。9月の区議会第3回定例会において条例の提案を行いたいと考えておりまして、10月からの幼児教育無償化の開始を確実に実施してまいりたいと考えております。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告について御質疑ありましたらお願いいたします。

小杉委員

 副食費のことについて伺いますけれども、今回副食費を区として負担をしていくこととするというふうに書いてありますけども、他区の状況から聞くと、プラス何だろう、認定こども園ですかね――なんかだとプラスになると、必ずしもマイナスになるということにもならないという話をちょっと聞いたんですけれども、その辺の、財源的にプラス・マイナス、こういうふうに試算をしています、結果こうでしたというのは教えていただけますか。

竹内子ども教育部保育施設利用調整担当課長

 他区の状況というか、国の制度が変わりますので、国が2分の1、都が4分の1、区が4分の1という財源構成がございまして、そこで入り繰りがあるようなことを多分御質問だと思うんですけれども、こちらのほう、ただ、食材料費を保護者の方から受けない状況になりますので、やっぱりそれは取っていたものよりは取らないほうがマイナスにはなるとは思います。ただ、全体の構成としましては、ほかの、例えば先ほどの認証保育所のところとか、そういったところでもマイナスがございますので、総合的にはマイナスになるかなと思うんですけれども、区としましては、そういったところも踏まえて子育て支援の、こちらのほうを強く進めていきたいと考えておりますので、詳しい金額まではこちらのほうで試算はしていないんですけども、ちょっとマイナスになるのではないかと考えております。

小杉委員

 例えば、今回の対応の影響対象者数とか、全体として幾らかかりますよとかというのは、それはわかるんですか。

竹内子ども教育部保育施設利用調整担当課長

 副食費の取り扱いにつきまして、こちらのほうでマイナス金額とかそういったものは想定しておりまして、全体ですと約2億円と、こちらのほうを考えております。ただ、そのうち、主食費につきましては既に加算しておりますので、副食費のみで考えますと、大体それが1億2,000万から3,000万円ほどかなと考えております。今のが(1)の御説明ですね。これに(2)、(3)、(4)といったところの影響額がございますので、そういったことを踏まえますと、やっぱりマイナスという形になってしまうかなと考えております。

小杉委員

 じゃあ、(1)から全体のやつを教えていただけますか。

竹内子ども教育部保育施設利用調整担当課長

 こちらは保育部分だけではなくて、ほかにも無償化になるところもございますので、区全体というところは、ちょっとまだそこまで詳しくは精査していないですけども、全体的にマイナスになるんじゃないかと考えております。

むとう委員

 これは大きく問題になっている部分ではあるかと思うんですけれども、認可外に対して5年間の猶予を設けつつ現行どおりこの制度を継続するということなんですけれども、この点について、この5年間の猶予期間のときに、区としては認可外に対して認可になるようにというようなことの働きかけであるとか、そのための手立てを何か講じてあげるとか、何らかのその努力というのはどういうふうにしていこうとするお考えがあるんでしょうか。

竹内子ども教育部保育施設利用調整担当課長

 こちらの認可外の施設に関しましては、5年間の猶予というのは、今0歳の方が入っていって、その方が5歳になるまでという期間とは考えております。なので、その5年間の間でこちらのほうから説得いたしまして、認可外のほうに説得するのももちろんですけれども、こちらのほうを区民の方にも周知いたしまして、5年間、もし区が説得できなかったら、そこのところは補助は打ち切られてしまう可能性があると、そういったこともアナウンスをしていきたいと考えております。

中村委員

 副食費のところを無償化というか、区が出していくという方針が今回出されたというところで、影響額として1億2,000万か3,000万ぐらいというところなんですけれども、全体としての幼児教育無償化の影響額というのは、さっきの答弁だと、区としてはあまり全体像は見えていない状況なんでしょうか、ちょっと確認をさせてください。

竹内子ども教育部保育施設利用調整担当課長

 食材料費の取り扱いにつきましては、こちらのほうで機械的に出しているんですけども、歳入のほうが、例えば(2)の私立幼稚園等保護者補助につきまして、就園奨励費の制度が変わるので、そこがちょっと変わることになりますが、そこのところの数字がまだ未定になっていることもありますのでちょっと全体像は出ていないんですけども、概算するとマイナスになるのではないかというような、ちょっと粗々の計算になっております。

中村委員

 ということは、今回これに伴って、区として、例えば第3回定例会で補正予算を出すみたいなくらいの影響額にはならないという見込みなんでしょうか。

竹内子ども教育部保育施設利用調整担当課長

 こちらのほうはさまざま費用はかかるんですけども、そこまでの費用ではないのと、あと、一応施設の給付等のところも若干余裕があるということなので、そこのところはしっかりととらまえまして、3定の補正には影響はないものと考えております。

中村委員

 ぜひそこはしっかりと見極めていただきたいなというふうに思います。

 一点確認なんですけれども、今回、幼児教育の無償化に伴って保育園のところを――保育園のみですよね、この給食費の無償化になるというところなんですが、例えば幼稚園との兼ね合いだったりとか、あとは今後、今まで我が会派も提案してきていますけど、学校給食費の無償化とかという議論も出てくるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、そこの部分というのは、区として今のところは全く検討されていないというか、そこら辺との兼ね合いというのはどういうふうになっているんでしょうか。

石崎教育委員会事務局学校教育課長

 学校給食費については、これまでも御説明したとおり、学校給食法の中で学校給食費が保護者負担であるということが明記されていることとか、一律に無償化したときの影響額でありますとか、現在就学援助という形で低所得の方には援助している等々を考えますと、直ちに無償化をするということではなく、今後の検討課題としていきたいというふうに考えてございます。

中村委員

 学校は義務教育なんですよね。こうやって保育園だけとなってしまうと、不公平感ではないですけれども、そういったところも出てくると思うんです。今後の検討課題というふうにおっしゃっていますけれども、ぜひ検討を進めていただきたいなと思っております。

委員長

 ほかにはよろしいですね。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、ただいまの報告は以上で終了いたします。

 次に6番、仲町保育園跡地を活用した認可保育所の整備についての報告をお願いいたします。

板垣子ども教育部幼児施設整備課長

 それでは、仲町保育園跡地を活用した認可保育所の整備について御報告いたします。(資料7)

 区立保育園の民営化によりまして、U18プラザ中央跡施設を建てかえた新園には、仲町保育園の在園児が引き継がれることになっております。その後、現在の仲町保育園は引き続き保育所等として活用することとしているところでありまして、以下のとおり運営事業者を公募いたします。

 1、認可保育所の整備でございます。(1)認可保育所。現在の仲町保育園園舎を運営事業者が解体撤去し、新園を整備いたします。現仲町保育園の概要は記載のとおりでございます。

 (2)利用定員数。中野区中央地域の保育需要に対応するため、現園舎の利用定員を上回ることを条件に事業者の提案を受けます。

 (3)子育て支援事業。区有地を活用して保育事業を実施することから、区が進めております子育て支援事業についての提案を受けることといたします。

 2、整備・運営事業者の公募及び選定方法でございます。認可保育所及び子育て支援事業が同一施設において展開されることを踏まえ、これらの事業を確実に実施できるとともに、既存施設の解体撤去、新園舎の整備などをあわせて行うことを条件として事業者を公募いたします。

 公募した事業者につきましては、新園舎に関する提案内容、運営保育所の視察及びヒアリングの結果等を総合的に評価して選定をいたします。

 3、新園舎用地の貸付でございます。新園舎用地については、事業用定期借地契約(30年間)により有償で貸し付け、賃借料につきましては、中野区行政財産使用料条例の規定等により算出した額の4分の3を減額した額といたします。なお、解体・建設工事期間中は無償といたします。

 4、今後のスケジュール(予定)でございます。こちら、報告しました後、9月から区ホームページにて事業の概要を公表いたし、事業者を公募いたします。来年になりまして、1月~3月で事業者選定作業、そして決定をいたします。2021年4月から解体工事・新園舎建設工事に入りまして、2022年4月の開設予定を目指しております。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告について御質疑ありましたらお願いします。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ないようですので、以上で本報告については終了いたします。

 次に7番、認可保育所の開設事業者等の選定結果についての報告をお願いいたします。

板垣子ども教育部幼児施設整備課長

 それでは、認可保育所の開設事業者等の選定結果について御報告いたします。(資料8)

 2019年8月13日時点におけます認可保育所の開設事業者等の選定結果について報告いたします。

 1、開設予定の認可保育所及び事業者の概要でございます。施設名、(仮称)ぽけっとランドさぎのみや保育園、所在地は記載のとおり鷺宮四丁目でございます。

 定員は記載のとおりで、合計68人の定員でございます。

 法人名は、学校法人三幸学園、開設予定は2020年6月1日の予定でございます。

 認可保育所の開設事業者募集に応募のあった事業者について、事業提案書類、運営保育施設の視察及びヒアリングの結果等を総合的に評価し選定いたしました。

 当該新園の開設に合わせまして、鷺宮四丁目4番24号2階におきまして、今、同法人が運営している認証保育所につきましては閉鎖する予定でございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告について御質疑ありましたらお願いします。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ないようですので、以上で本報告については終了いたします。

 次に8番、中野区立小中学校における一足制の導入についての報告をお願いいたします。

塚本子ども教育部、教育委員会事務局子ども教育施設課長

 では、中野区立小中学校における一足制の導入につきまして御報告いたします。(資料9)

 一足制とは、小・中学校におきまして上履きをなくしまして、外履きのまま校舎施設内を利用する運用制度でございます。こちらにつきましては中野区教育委員会より提案があったもので、検討を重ねた結果、今後改築を行う小・中学校の新校舎におきましては、原則としてこの一足制を導入することとしているものでございます。

 資料の1番、一足制導入の考え方でございます。まずは期待できる効果といたしましては、1点目に、教育活動の効率性向上がございます。靴箱のある昇降口を経由することなく、どの出入口からでもそのまま出入りすることができる、また履きかえする時間もなくなること、そういったことから効率的な教育活動の展開が期待できるものでございます。

 2点目に、安全性の向上でございます。登下校時や校庭での行事の際など、昇降口に児童・生徒が集中して靴の履きかえを行う、そういった場面がなくなりますので、事故やトラブル等のリスク、そういったものが減るものであると。また、災害時におきましてもより安全に避難が可能となる、そういったものでございます。

 3点目は、利便性の向上でございます。地域開放型図書館やキッズ・プラザの利用者をはじめとしまして、その他の来校者にとっても靴の履きかえ等が不要となる、そういったものでございます。

 その他にも、施設のバリアフリー推進にも有効である、そういったことが考えられるものでございます。

 一方、一足制の短所といたしましては、校舎内に砂ぼこり等を持ち込まないために校庭に人工芝を設置する必要がある。また、体育館を利用する際には体育館用の靴に履きかえる、そういった必要がある。雨の日に関しましては出入口にマットを敷く、そういった必要があったり、長靴や濡れた靴を履きかえる必要がある、そういったことが考えられるところでございます。

 では資料の裏面に参りまして、2番、制度導入までの経過でございます。平成28年6月に教育委員会から一足制導入の提案を受けまして検討を開始いたしました。その後は、子ども文教委員会にも検討過程を都度御報告いたしまして御議論いただいているところでございます。また、資料には記載がございませんが、この間、教育委員会や小・中学校の校長会、PTA等からも御意見をいただいてきたところでございます。その上で、中野区立小・中学校施設整備計画を一部改正いたしまして一足制の考え方を位置付けたところでございます。

 最後、3番、今後の一足制導入予定校でございますが、令和2年度には美鳩小学校、みなみの小学校の新校舎開設に伴う、こちらが最初の事例となる予定でございます。その後は記載のとおり、順次新校舎の供用開始を予定しているところでございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告について御質疑ありましたらお願いします。

むとう委員

 教育委員会のほうから提案があり、PTAだったり各学校現場で検討を重ねた結果、これを導入すると決めたということですので、これは異論がなかったということなんでしょうか。

塚本子ども教育部、教育委員会事務局子ども教育施設課長

 さまざま御意見がございましたので、中には異論といいますか、反対、御懸念、御不安の御意見もございました。その都度、運用の中で対応を図っていくものといったところで、そこまで含めて御議論をいただいた、そういったところでございます。

むとう委員

 ということは、現場ではもうこれでいこうということで、保護者、当事者の生徒たち、それから学校関係者含めて合意されたという受けとめ方でよろしいんでしょうか。

塚本子ども教育部、教育委員会事務局子ども教育施設課長

 現時点におきましてはそのように認識をしている、そういったところでございます。

むとう委員

 これはやってみなければわからない部分もあるかと思うんですけれども、やってみてやっぱりだめだったねなんていったときには、もうそういう校舎になっていて下駄箱とかないわけだから、それぞれの学校の判断でやってみて不都合だったからもとに戻しましょうということはできないということですか。

塚本子ども教育部、教育委員会事務局子ども教育施設課長

 各学校の判断ということにはならず、当然検証というものは行う予定ではございますが、今の時点におきましては、中野区教育委員会といたしまして、こちらの一足制をしっかりと運用していく、そういった考え方でございます。

むとう委員

 検証してみて不都合なことが多々あるようであれば、また二足制に戻すということもあるんですか。

塚本子ども教育部、教育委員会事務局子ども教育施設課長

 現時点におきましては、そういった想定はしていないところでございます。

平山委員

 この2枚目の導入までの経過についてお尋ねをしますけども、29年4月に統合新校における一足制の導入の検討、12月に新校舎整備における一足制導入の検討、それぞれを報告されたとありますけど、この違いは何ですか。

塚本子ども教育部、教育委員会事務局子ども教育施設課長

 まず、平成29年4月の統合新校校舎等整備基本構想・基本計画の策定の御報告でございます。この際には、例えば中野東中学校の基本構想・基本計画を策定いたしましたという御報告の中で一足制を導入いたしますという報告をあわせてしたものでございます。その他、美鳩小、みなみの小学校についての基本構想・基本計画の策定においても同様に御報告をしたという経緯がございます。その上で、その年12月において最終的に施設整備計画の中でしっかりと位置付けをした、そういった報告をさせていただいたところでございます。

平山委員

 だから要は、中野区教育委員会として一足制を導入しますという報告ではなく、この校舎についてはこうしますという報告をしてきたってことでしょう、それまで。じゃあ、全体として、中野区教育委員会として、中野区のこの学校については今後、新校舎整備について一足制に決めましたというふうに正式に決定をされたのは29年12月だということでいいんですか。

塚本子ども教育部、教育委員会事務局子ども教育施設課長

 はい、そのとおりでございます。

平山委員

 もうこれで終わりにしますけど、最初に本当はそうやるべきだったというのをずっと申し上げているので、この報告を見たら、いやいや、ずっと報告してきましたよというふうに見えちゃうわけですよね。どうかなと思ったんでお尋ねをしましたけど、よくわかりました。ありがとうございました。

小杉委員

 もう決まったということですね、わかりました。

平成31年2月、緑野の一足制の実証実験についてというのは、これはどうだったんでしょうか。簡単にお願いします。

塚本子ども教育部、教育委員会事務局子ども教育施設課長

 緑野小学校におきましては改築を伴ってございませんので、現行は二足制の学校でございますが、4日間の間、外履きのまま実際に活動を行ってもらったという結果でございます。結果といたしましては、特に差し支えはなかったということで聞いてございます。ただ、今後も緑野小学校につきましては、これまでどおりに二足制を引き続き継続していく、そういったことで校長先生からはお話を伺っております。

吉田委員

 後でまた資料要求とかしますけども、ちょっとほかの自治体でのこの一足制を導入した自治体とか学校の割合とか、あるいはこれまでのいろんな検討の報告書とかですね、あるいは、今後これを何年後かに、できれば導入後5年とかを見て、やっぱりどうだったとかですね、ここは改良の余地があるとか、やっぱり二足制のほうがよかったかなとかそういう、委員の方もおっしゃっていたけど、見直しの時期を1回ちょっと設定していただければうれしいなということです。

委員長

 それは質問ですか、要望ですか。(「要望です」と呼ぶ者あり)要望だそうでございます。

 ほかにありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 次に9番、鷺宮小学校・西中野小学校統合新校校舎等整備基本構想・基本計画の策定についての報告をお願いいたします。

塚本子ども教育部、教育委員会事務局子ども教育施設課長

 鷺宮小学校・西中野小学校の統合新校校舎につきまして整備基本構想・基本計画を策定いたしましたので御報告いたします。(資料10)

 こちらの統合新校につきましては、現在の第八中学校の敷地におきまして新校舎を建設いたします。2023年度、令和5年度からの供用開始を予定しているものでございます。

 こちら基本構想・基本計画をごらんいただきたいと思います。16ページの配置図でございますが、こちらの敷地につきましては道路を挟んだ二つの敷地で構成されてございます。校庭は南側の敷地に配置いたしまして、北と南、二つの敷地それぞれに建物を配置する。この二つの建物につきましては道路上空通路で結ぶ、そういった形がこの基本計画における特徴の一つとなってございます。現在の第八中学校にも道路上空通路が設置されてございますが、現在のものは屋外通路でございます。こちら新校舎の上空通路につきましては建物内部の通路として計画をしてまいります。こちらの道路上空通路につきましては、児童の安全確保を第一といたしまして、同時にこの新校舎におけるポイントでもありますことから、児童にとっても楽しくすてきな空間となるよう、今後の基本設計作業の中で構造や幅について具体的な検証を進めてまいりたいと考えてございます。

 初めの資料にお戻りいただきまして、2番、基本構想・基本計画(案)に係る意見交換会の実施結果でございます。

 こちらは別添の2をごらんいただければと思います。2月に2回開催をいたしました。主な御質問や御意見は表に記載のとおりでございますが、例えば⑤ですとか⑫にありますように、道路上空通路や西武新宿線の踏切における安全性に対する御意見のほか、⑦の一足制の運用について、⑩、⑪にございますように、敷地の高低差などについても御意見がございました。別途お読み取りいただければと思います。

 再び最初の資料にお戻りいただきまして、基本構想・基本計画(案)からの主な変更点でございますが、記載のとおりでございます。主に児童の安全性向上を主眼に見直しを行いました。

 最後、今後の予定でございます。こちらの基本構想・基本計画をもとにいたしまして本年7月より基本設計作業を開始しております。基本設計及び実施設計の作業につきましては、来年、2020年12月ごろまでを予定してございます。2020年度末から現在の第八中学校の校舎の解体工事を開始いたしまして、約2年間の建設工事を経まして、2023年度、令和5年度の新校舎供用開始を予定しているものでございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告で御質疑ありましたらお願いします。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ないようですので、以上で本報告については終了いたします。

 次に10番、中野東中学校等複合施設の竣工予定時期についての報告をお願いいたします。

塚本子ども教育部、教育委員会事務局子ども教育施設課長

 中野東中学校等複合施設の竣工予定時期につきまして御報告いたします。(資料11)

 中野東中学校等複合施設は旧第十中のあった位置において建設工事を進めているところでございます。こうした中、来年のオリンピック・パラリンピックの開催を控えるなど、現在、鉄骨造の建築物の主要構造部材の供給が追いつかない状況となってございます。そういった状況の中、この中野東中学校等複合施設の建設におきましても、必要な柱鉄骨の製造期間が長期化してございまして、結果、工期の変更が生じる見込みとなっておりました。このたび、工期に関しまして工事事業者との調整が整いましたことから、中野東中学校等複合施設の竣工予定時期が明らかとなりましたので御報告するものでございます。

 1番、竣工までの予定でございます。令和3年8月当初には、まず中野東中学校の校舎部分のみを先行して引き渡しを受けます。そして夏休み期間中の8月中には、現在の中野東中学校から引っ越し作業を行います。そして夏休み明けの9月1日に、中野東中学校新校舎の使用を開始いたします。中学校の校舎以外の部分も含めました施設全体の竣工につきましては9月17日を予定しております。グラウンドにつきましては、この9月17日から使用できるものでございます。なお、中学校が使用開始される9月1日以降も一部作業が施設内で行われることとなりますが、授業等には支障が出ないように十分配慮いたしまして、何よりも生徒等の安全を第一に作業を進めてまいります。

 その他でございますが、当複合施設内に設置予定となってございます(仮称)総合子どもセンター、そして図書館の利用開始時期並びに教育センターの移転時期につきましては別途御報告させていただく予定でございます。

 また、第3回定例会におきまして、工期変更に伴う補正予算案の提案をさせていただく予定となってございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告について御質疑ありましたらお願いいたします。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 次に11番、中野区母子生活支援施設指定管理者の募集についての報告をお願いいたします。

神谷子ども教育部子育て支援課長、子ども家庭支援センター所長

 中野区母子生活支援施設指定管理者の募集についてでございます。(資料12)

 今年度末をもちまして、指定管理期間が終了いたします母子生活支援施設指定管理におきまして、令和2年度からの新たな指定管理者を選定するため、規定に基づきまして公募するものでございます。

 1、対象施設の概要でございます。名称は、中野区母子生活支援施設、所在地は、こちらに記載のとおりでございます。

 2、実施事業でございます。(1)児童福祉法に規定します母子保護の実施をしてございます。また、こちらにつきましては、アフターケアの拡充といたしまして、ひとり親家庭交流会・子育て相談の実施を予定しております。

 (2)施設の維持管理でございます。

 (3)区長が必要と認める事業といたしまして、個別委託事業を6事業行予定しております。これまでも実施しております5事業に加えまして、最後、6番目につきましては、空室を利用いたしました母子一体型ショートケア事業を新規事業として予定しているところでございます。

 (4)その他といたしまして、新たな地域展開、個別委託事業の充実等、こちらについては事業者の提案による事業を予定しております。

 3、管理運営方法、指定管理者が管理運営する方法といたします。

 4、指定期間、令和2年4月1日から令和7年3月31日、5年間を予定しております。

 裏面をごらんください。選定方法は、プロポーザル方式により選定してございます。

 6番、今後のスケジュールでございます。こちらにつきましては本報告後、事業所の募集をいたしまして、年内には候補者を選定してまいりまして、来年度、4月から指定管理者による業務開始を予定してございます。

 報告は以上になります。

委員長

 ただいまの報告について御質疑あればお願いします。

中村委員

 御報告ありがとうございます。拡充事業としてひとり親家庭交流会・子育て相談会を実施ということで、私も第2回定例会に要望させていただいたので、これが実施できるということですごくうれしく思っております。

 この、(3)の区長が必要と認める事業のうちの⑥の新しい母子一体型ショートケア事業、これはもう少し詳しく教えていただいてよろしいですか。

神谷子ども教育部子育て支援課長、子ども家庭支援センター所長

 これまでも、(3)の1番にございますようにお子様だけを預かるショートステイ事業は行ってまいりましたけれども、母子一体の形で一定期間こちらのほうで過ごしていただきながら、母子寮の支援員等から支援を受けるような事業を開始したいというふうに思ってございます。

中村委員

 わかりました。今入居されている方々は1年でしたっけ。入居期間が多分あって――2年でしたっけ。ではなくて、もう少し短い期間で一時的に入れるような事業になるということでよろしかったですか。

神谷子ども教育部子育て支援課長、子ども家庭支援センター所長

 今の母子寮については2年間というのが原則の期間になってございますが、もう少し短い期間でこちらのほうに入所していただきながら支援を受け、その後、お二人での生活、母子での生活を確立していくというようなことを支援できればというふうに考えております。

むとう委員

 今、入所率はどれぐらいになっていますか。

神谷子ども教育部子育て支援課長、子ども家庭支援センター所長

 今、定員のほうは母子寮19世帯となっておりますが、現在12世帯の入所がございます。

むとう委員

 原則2年ということで、通過地点である施設ではあるんですけれども、事情によってはなかなか2年でここを出られない御事情を抱えていらっしゃる方もあるのではないかと思うので、これあくまでも原則ですから、ケース・バイ・ケースでその辺は運用されていると思ってよろしいんでしょうか。

神谷子ども教育部子育て支援課長、子ども家庭支援センター所長

 御指摘にありますように、2年で必ずしも自立でスムーズに退所できないという方もいらっしゃいますので、御事情に応じまして少し退寮期間を延長しましたり、こちらにもありますようにアフターケア事業を充実することで、退所した後もこちらのバックアップがあるようということで安心して退所に向かえるということもあわせて実施していきたいというふうに考えてございます。

委員長

 ほかによろしいですね。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ほかにないようですので、以上で本報告について終了いたします。

 次に12番、子ども家庭支援センターの一部等の仮事務所への移転についての報告をお願いいたします。

半田子ども教育部児童相談所設置調整担当課長

 それでは、子ども家庭支援センターの一部等の仮事務所への移転について、資料に沿って御報告申し上げます。(資料13)

 区では、令和3年度に開設する児童相談所に向け、児童福祉司、児童心理司の任用資格を有する者等を計画的に確保し、子ども家庭支援センターに配置しているところでございます。また、児童相談所設置に係る準備事務に必要な職員も順次増員しておりますが、令和2年度以降、増員する職員について、区役所本庁舎では十分なスペースを確保することが困難であることから、仮事務所へ移転し、事務をとり行うものといたしました。

 1、仮事務所の場所でございますが、中野区新井一丁目9番1号にございます旧商工会館を予定しております。

 2、移転時期でございますが、令和2年3月を予定しております。

 3、仮事務所で行う事務についてでございますが、子ども家庭支援センターの事務のうち相談・支援等に関すること及び児童相談所の設置調整に関する事務を予定しております。

 最後に4、今後のスケジュールでございます。令和元年10月以降に仮事務所整備工事を行い、令和2年3月に仮事務所へ移転、業務を開始する予定でございます。その後、令和3年度に児童相談所機能を含む(仮称)総合子どもセンター開設を予定してございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告について御質疑ありましたらお願いします。

いでい委員

 今の報告におきまして、中野東中の先ほど報告があったことについて、だからおくれるので、手狭になっているところを、あいているところを使うということですよね。

半田子ども教育部児童相談所設置調整担当課長

 事務スペースにつきましては、今現在、庁舎内のほうが既にいっぱいになっている状況でございまして、来年の4月以降、もう既に手狭になることから4月に移転予定でございます。委員おっしゃった、来年度、工事のおくれにつきましては、おっしゃるとおりおくれることもありますけれども、それとは別に、来年4月の段階で既にスペースが不足しているということでございます。

いでい委員

 これは、手狭になるということはいつぐらいから議論されたことなんでしょうか。

半田子ども教育部児童相談所設置調整担当課長

 ことしの3月になりますけれども、3月で庁舎のレイアウトが決定した時点で、来年度については配置が難しいということが判明したものでございます。(「休憩してもらってもいいですか」と呼ぶものあり)

委員長

 休憩いたします。

 

(午後4時28分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後4時28分)

 

いでい委員

 公の施設の中でいろんなものを代替として使っていこうということについてはしようがないなという部分があるんですけれども、3月31日までに引っ越しを余儀なくされていた団体というのがあると思うんですよ。その人たちは商工会館から――経済団体ですけれども、産業振興センターに引っ越してくださいという話があって、やりとりがあった中で引っ越しをした。これは商工会館があいたときに家庭支援センターの仮事務所を入れるために出ていってもらったわけではないですよね。そもそも担当が全然違う話なので今これについては聞けませんけども、区はその点をどう考えているのか、または、今回は施設があるからそこを代替施設として使うということにはいいかもしれませんけど、ない場合どうするの。だって、再来年からやるという事業に対して、ことしの3月、昨年の年度末にそれが判明したから、今度、今年度中に補正予算をこれから積算してお願いしたいと思っていますという、そんな半年後、1年後、2年後のことまでスケジューリングができないものですかね、どうですか。

半田子ども教育部児童相談所設置調整担当課長

 職員の配置計画につきましては、児童相談所の設置に向けまして職員のほうを増強しているところでございます。当然その過程に当たりましては、職員課ですとか施設課とは調整した上で進めてきたところなんですけれども、区役所全体で、事務職員、委託等も含めてスタッフがふえているという状況がございまして、3月の段階で不足が判明したところでございます。今後このようなことがないように、全庁的な調整につきましてはきちんとした形でやっていきたいというふうに考えております。

いでい委員

 今後こんなことがないようにとかいう話ではなくて、区は一体どうやってその見通しのことを考えているのかと。職員の配置計画なんて、きのう、きょうわかった話ではないでしょう、そんなの。計画的にやっているんじゃないの、施設だって。職員が執務するスペース、何平米って決まっているわけじゃない。それであいているところに、ここにしましょうよみたいな話、おかしいじゃない、そんなの。誰がどう聞いたってそうでしょうよ。もう一回、部長がいるんだったら部長が答弁しなさいよ、そうしたら。

小田子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当)

 委員おっしゃるとおりで、当然児童相談所の設置に当たっての職員の増というのは予定どおり採用を進めているところでございます。当然所管といたしましては、この人数は当初、庁舎内、本庁舎内に飲み込めるという想定で、今年度の頭に当たりましては昨年末のレイアウト変更等も臨んでいたところでございますが、なかなか、御指摘のとおりだとは思いますけれども、人事のほうですとか、組織担当、庁舎管理等のほうで御調整させてもらったところ、やはり来年度とても、あとプラス12名程度ふえる予定でございますが、こちらのほうの執務スペースでありますとか相談室はとれない。それで、最初お話にもありましたとおり、まず区の施設ではどうかということで、商工会館以外にも、例えば他のすこやか福祉センターであるとか、ちょっと大きめの施設があるところを御相談させていただいたり、また民間の事務所を一定程度の床をお借りした場合にはどのぐらいコストがかかるものかということでさまざま試算をさせていただきまして、今回補正のほうもお願いするようなお話になってしまうんですけれども、今ある、現在区の所有している施設を一時的にお借りして、そこで仮事務所といいますか、執務をするのが総合的にはコストが比較的低いということでございます。

 当然わかっていたことでございますし、所管のほうとしては来年度も――その最後の半年間につきましては予定外、東中の工事の関係は予定外でございますけれども、来年度も当然フロアに適しました3階の拡充で対応が可能かというふうには思っていたところですけれども、実際問題としてはなかなか、施設に御相談したところ厳しいということなので、ちょっと時期的なものですとか、予算の見積もりであるとか計画性が足りないだろうとおっしゃられるところは重々承知でございますけれども、今回仮事務所のほうをお願いしたいなというふうに思っているところでございます。

いでい委員

 今回は、そういったここの施設が使えるんじゃないかという検討のもとで、そこに移らざるを得ないみたいな状況だと思うんですけど、でも、これはそれぞれの部間で調整する話だと思うので、この子ども文教委員会の中ではあまりなじまない話なのかなと思うので、そこまではもう言いませんけど、それ、結構大きな話であって、今区が持っている――きょうの子ども文教委員会でも「新しい中野をつくる10か年計画(第3次)」という言葉がすごく出てくるじゃない。基本構想や基本計画が決まるまではこれをもとに行くんですよって話をしていながらも、新たなことに対して予見するというのかな、こういったことが起きるのは当たり前だろうというのはみんなわかっている話じゃない。それについてどうしてこういうことが起きるのかなと。

 じゃあ、商工会館のことについて、この後どういう利用の仕方、展開をしていくのかということは、さらにまた示されていく時間が延びていくっていう話だし。これは皆さんに言ってもしようがない話なんだけど、こういったものはもう一回部の中でも、今新たにやろうとしている事業とかたくさんあると思うんですよ、教育委員会だって。学校再編のことについても、再編後の学校の施設をどうしましょうか、その土地はどうしましょうかという話だってずっと検討事項の中で示されていないと思う。これについては新しく基本構想をつくって、基本計画の中で載せるでしょうけど、そういった見通しもわかっている話なんだから、それぞれの部で連絡調整しながら全庁的にやっぱり見直ししていかなくちゃいけないし、方針を示す必要があると思う。じゃないと今回のようにね、ラッキーなのかアンラッキーなのかわかりませんけど、商工会館があいていました、じゃあ、そこを使いましょうというのはラッキーなパターンだと思いますけどね。そんなことでいいのかという思いがあるので、それについてはまた御検討いただきたいなと。それぞれ部間で調整する、区にはそういった部署があるわけですから情報提供を皆さんでちゃんとやってほしいなと思います。これは要望ですから答弁は結構です。

委員長

 要望として受けとめていただければと思います。ほかにありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 次に13番、(仮称)キッズ・プラザみなみの及び(仮称)キッズ・プラザ美鳩の開設に伴う事業者の募集等についての報告をお願いいたします。

伊藤子ども教育部育成活動推進課長

 私のほうから、(仮称)キッズ・プラザみなみの及び(仮称)キッズ・プラザ美鳩の開設に伴う事業者の募集等について御報告させていただきます。(資料14)

 1の概要ですが、区では「新しい中野をつくる10か年計画(第3次)」に基づき、キッズ・プラザを全小学校に整備しているところでございます。令和2年9月にみなみの小学校及び美鳩小学校の新校舎にキッズ・プラザをそれぞれ開設し、学童クラブと一体的な運営を行います。

 2のキッズ・プラザの整備内容についてですけれども、ごらんのとおりでございますが、近年、学童クラブ利用者数が増加していることから、当初の定員数を60名から100名にふやすことといたします。そこで、キッズ・プラザに併設する乳幼児室を学童クラブ室に転用し、転用する乳幼児室は学童クラブ室の開設時間外に乳幼児親子の居場所として開放を検討いたします。

 3の事業者選定方法ですが、キッズ・プラザと学童クラブの両事業の連携を図るため、企画提案公募型事業者選定方式により事業者を公募し、選定いたします。

 4の事業者選定から開設までのスケジュールですが、本年9月から事業者の公募を開始するとともに、保護者、関係団体へ説明し、10月から事業者選定作業を行った後、11月に事業者を決定いたします。来年4月に各児童館内に(仮称)みなみの学童クラブ及び(仮称)美鳩学童クラブの運営を開始し、9月に各新校舎へのキッズ・プラザの開設に伴い学童クラブも移転いたします。

 2ページでございますけれども、5の小学校移転に伴う学童クラブ等の対応についてですが、(1)のキッズ・プラザ新山及び新山学童クラブについては、令和3年度からの南台小学校校舎の建てかえに伴い、現在のみなみの小学校の校舎を南台小学校の仮校舎として使用するため、令和2年9月から翌年3月まで校舎内の改修工事を予定しています。その間、キッズ・プラザ新山を休止し、新山学童クラブは多田学童クラブの待機児童対応として継続いたします。

 (2)の(仮称)みなみの学童クラブ及び中野神明学童クラブについては、令和2年4月に南中野児童館内に開始する(仮称)みなみの学童クラブの児童と、新山学童クラブの在籍児童のうち(仮称)みなみの学童クラブに移籍を希望する児童が、みなみの小学校新校舎内の(仮称)みなみの学童クラブに令和2年9月に移ります。南中野児童館内の中野神明学童クラブは、(仮称)みなみの学童クラブの運営開始に伴い今年度末で廃止いたします。

 (3)の(仮称)美鳩学童クラブ及び若宮学童クラブについては、令和2年4月に(仮称)美鳩学童クラブを若宮児童館内で運営を開始し、9月に美鳩小学校新校舎内に移転いたします。若宮学童クラブは、(仮称)美鳩学童クラブの運営開始に伴い、今年度末で廃止いたします。

 6の校区内の児童館についてでございますが、従来、キッズ・プラザの整備に伴い、児童館を廃止することになっておりましたが、現在、新たな児童館施設等の配置計画を検討していることから、南中野児童館、大和西児童館及び若宮児童館については当分の間継続することといたします。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告について御質疑ありましたらお願いいたします。

平山委員

 御報告ありがとうございます。ちょっと頭がごちゃごちゃになりそうな報告でしたけど。この2ページ目の5の(3)の(仮称)美鳩学童クラブ及び若宮学童クラブについてとありますよね。今、大和西児童館は学童についてはどうなっているんでしたっけ。

伊藤子ども教育部育成活動推進課長

 大和西児童館内の学童クラブについては、定員60名で継続して今運営してございます。

平山委員

 若宮児童館で今97名、美鳩の学童クラブがいるわけですよね。この旧大和小の位置の美鳩小学校に、これはキッズ・プラザができて、そこでこの100名の美鳩学童クラブがスタートするという認識でいいんですか。

伊藤子ども教育部育成活動推進課長

 はい、そのとおりでございます。

平山委員

 その際、大和西の学童クラブはどうなるんですか。

伊藤子ども教育部育成活動推進課長

 この美鳩小学校の校区ですか、この校区の、要は学童クラブの需要者数というのはかなり人数が多くて、この若宮小学校の97名と、それと大和西児童館内の学童クラブ、やっぱり60名ぐらいの在籍児童がおりまして、その数が、要はこの地域の需要者数ということになってございますので、大和西児童館については、このまま今現在残している、要は継続して令和2年度までは残すような形になってございます。

小田子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当)

 美鳩小学校の校区の、今、大和西児童館の学童クラブの在籍者数につきましては、引き続き、やはり学童クラブ校舎内の学童クラブ100名では足りませんので、継続して大和西児童館のほうで運営をさせていただく予定でございます。

 やはり、ちょっと先はわかりませんが、とにかく待機児童が、いわゆる校区内の待機児童が存在する以上は、当該児童館におきまして学童クラブ事業を継続していきたいというふうに考えております。

平山委員

 そこで、大和西児童館って新しくできる新美鳩小学校の校舎とほぼ隣接しているわけじゃないですか。今の美鳩小の学童クラブというのは若宮児童館でやっている。これは旧若宮小学校の位置。これは利用者から見たら、旧若宮の人たちって両方とも旧大和のところに持っていかれちゃうわけなんですよ。それってどうなのかなと。そっちだけが160名ぐらいの定員になるわけでしょう。だけど、若宮児童館はそのまま継続させます。じゃあ若宮児童館って何するの、何で若宮児童館で学童を継続しないのって、それは地域の人は思いますよね。

 いやもちろん、学校に近い場所で学童保育が行われるというのは、これは望ましい体制だと思いますよ。だけど、今のこの旧大和と旧若宮があって、今、美鳩小学校というのが旧若宮の位置に誕生して、今現在だって旧大和のエリアの人たちは大和西児童館を使っているわけです、もう学童で。ある意味、バランスよくという言い方は適切じゃないかもしれないけども、地域、若宮の地域と大和町の地域にそれぞれ点在をしている。これを何で一つにする必要があるんですか。全部大和側に持っていく必要があるんですか。なんで若宮の児童館の位置は、児童館としては存続をさせるのに、そこでは学童保育は行われないんですか。小田さんにばっかり聞いちゃいけないね、本当はそっちだもんね。

小田子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当)

 6のところでちょっと書かせていただきましたが、新たな児童館の施設等の配置等を現在内部で検討させていただいているところでございます。年内には議会の方にも御報告ができるような形で今、検討を進めてございますので、まず学童クラブのあり方というところで考えたところでは、やはり学校に近いところ、校舎内で、できればキッズ・プラザと併設でやるというのが一番望ましかろうというところと、あとは委員御指摘のとおり、その若宮のエリアのお子さんたちが若宮にあったほうがいいだろうというような内部検討はしたんですけれども、実際問題として、学校の近くのエリアにない学童クラブの入所を希望される児童の方が大変少ないということでいいますと、事業的なものも含めまして、できるだけその校内、学校内、学校に近いところで配置をしたいということが一つの理由と、あともう一点は、その新たな児童館施設等の配置計画の中で、またちょっと検討をさまざまさせていただいている部分もございますので、今回のような御提案をさせていただいたところでございます。

平山委員

 いや、それはわかっているんですけど、学校に近くないところは少ないというけど、大和西児童館は60名いるわけじゃないですか。だからそういう需要だってある。

 もう一つは、私は前期の特別委員会で、少子化特で、その当時の御担当がおっしゃっていたのは、新たな児童館の再配置計画、再整備計画みたいなものというのはつくっていきますよと。ただ、この若宮児童館のように学校再編に伴って特殊な事情があるところについては、その計画を待つことなく方針を決定していきますっていうような報告を受けていたような気がするんですけど、これは記憶違いかな。ちょっと誤解していたらすみません。ただ、そういうことをおっしゃっていませんでしたっけ。

伊藤子ども教育部育成活動推進課長

 確かに委員おっしゃるとおり述べてございました。中野区の新たな区政運営方針、ことしの1月に――要は今年度、統合新校の開設に伴う児童館施設等の配置計画案についての作成をしていきますというお話をさせていただいたんですけれども、今年度、全体計画を考える中で、要は、この統合新校に伴う児童館の配置だけを要は特化して、計画を作成するということ自体がやはり難しいなというところを判断して、一定今回のような継続していくという……。

平山委員

 その難しいと判断したのはいつなんですか。だって我々はそういう報告を受けていたんですよ。そのときもいろんなことを申し上げたんです。いや、いいですよ、公約に基づいていろんなことをなさるのはいいし、別にそこを全面否定するわけじゃないんだけど、当該のその狭間に入ってくる子どもたちがいるから、そういうことで混乱をさせないようにというのは、もう何回も何回も言ってきているんですよ。その、いや、やっぱり統合新校だけ特別扱いするのは、庁内で、それはないなということになりましてなんていう報告は我々は一切受けていないですからね。じゃあ、いつ決まって、いつこんなお粗末な報告をしなきゃいけないような事態になっているわけなんですか。若宮児童館って何するの、これ。その後の計画も何も決まっていない。新しい児童館という姿も見えない。ただ箱だけ残して子どもたちに遊んでください、でも、ここでは学童保育はやりませんよなんて、地域にどう説明するんですか。いつ方針が変わったんですか。今、この時点で報告いただいているということは直近なんですか、それとも実は既にずっと前から、やっぱり統合新校は難しいということに決まっていたんですか。その時期だけ教えてください。

伊藤子ども教育部育成活動推進課長

 直近というところで、6月から7月というところで全体的な配置計画を検討している中で決まってございます。

平山委員

 全体的な配置計画を検討する中で決まるという理屈がわかんないの。だって、全体的な配置計画を検討しなきゃいけないけど、ここだけは特別にやらないとまずいことになりますからねって、そっちがおっしゃっていたんじゃないですか。にもかかわらず、何で全体の配置計画を考えていく中でやっぱりこっちは特別扱いできませんねということになるの。その理屈がわかんないんですけど、理由を説明してください。

伊藤子ども教育部育成活動推進課長

 全体の配置計画を検討する際に、要は機能とか運営方法、全体的な館の運営方法とか、そういうものを検討している中で、要はこの3館だけ特化して決められないというところからして、全体の配置計画の中で検討していくということで決まってございます。

平山委員

 じゃあ、もう二度と若宮の位置に学童が来ることはないんですね。もうそれを決定したということでいいんですか。

伊藤子ども教育部育成活動推進課長

 今ここで、報告の中でお示ししているのは令和2年度の計画というところになりますので、令和3年度以降については全体……。

平山委員

 もう小田さんが答弁したほうがいいと思うけど、じゃあ、令和2年度の子どもたちだけはしようがない、今の計画で決まっていないから、一旦全員行っていただきますけど、その先はわかりませんって、そんな対応はないでしょう。ちゃんと答弁してください。

小田子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当)

 令和3年度以降も大和西児童館のほうで学童クラブのほうは継続して運営したいというふうに考えております。通ってくる児童の方の住所地ですとか、いろんなさまざまな検討はさせていただいて、いわゆる若宮のほうに、委員がおっしゃるように学童クラブを配置するパターンですとか、また違うところ、いわゆる大和西児童館を使って配置するパターンですとか、さまざまメリット・デメリット等も考えた上で、かつ、新たな児童館として機能を持たせる上に当たっての整理の中で今回のような御報告をさせていただくものでございます。今後の方向といたしましては、若宮児童館のほうに学童クラブを戻すというような考えはございません。

平山委員

 二つだけ。一つは、そうは言ったって、新たな児童館の配置計画はまだ決まっていないわけでしょう。決まっていないのに何でこういうことだけ決定していくのって話ですよ。大和西児童館は、じゃあ、もう残るってことが決定したことになりますよ、これで。だって、大和西児童館で学童は継続するって言ったんだから。それはどうなんですか。

小田子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当)

 大和西児童館での学童クラブの継続に関しましては当分の間というところもございますし、あと、児童館自体が全体的に、統合のキッズ・プラザの再整備にあわせまして学童クラブを校内につくっていく過程の中で、一定程度、いわゆる民設民営の学童クラブを誘致するというのも一つ地域としてはあろうかと思いますけれども、大和のあのエリアの特性からいいますとなかなか民間事業者の募集というものでは厳しいという事情もありまして、大和西児童館を使って学童クラブを継続していきたいというふうな考えで今回御提案させていただいたものでございます。

平山委員

 じゃあ、再配置の計画は決まっていないけども、もう大和西児童館は実質決定したようなものだと、こういう答弁になりますよ。

小田子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当)

 新たな児童館の機能的なものにつきましては、別途御報告をきちんとさせていただこうと思っておりますが、今回、残す大和西児童館につきましては、いわゆる学童クラブ館的な機能を持たせて利用していくというところで考えているところでございます。

平山委員

 まちの方の認識としてはどうだったのかということを申し上げると、当然キッズ・プラザができるのでキッズ・プラザで学童の機能は吸収できるんでしょう、だから、あの大和西児童館の場所というのは、また違う行政需要に対する対応として利活用が図られていくんじゃないか、こういうまちの考えはありました。他方で、若宮の児童館というのは、立地的に、やっぱりあの場所にどうしても学童や児童館を残したいという地元の声が非常に多かった。それで議会の中でもこれまで何度かそういう質問も差し上げてきた。だけどこのままいっちゃったら、じゃあ、若宮を残して何するんですか。何であえて、この大和のあの一角にだけ学童機能を集約するんですかという議論になりますよ。

 ということを踏まえた上で、区長は公約で、いわゆる政策立案過程の段階から区民の声を取り入れていくということを掲げられて、総務委員会で何かそういったことをやり始めましたよみたいなことが、やり始めますよというのが御報告をされていたように思うんです。私、当該委員会にいないのでわからないんですけど。今回のこの件については当然、これも区長の大きな公約の一つでありましたから、再配置を含めても区民参加で物事を決められていく、あるいは決められてきた、そういうふうに思っていいですか。

小田子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当)

 再配置案につきましては、これから議会のほうにも御報告させていただきたいと思いますし、また、地域の皆様の御意見もその段階で伺っていきたいと思っております。

 今回につきましては、統合新校にかかわりますキッズ・プラザに併設する学童クラブ、また、そこに入り切れない、いわゆる大変需要が多いところでの学童クラブの配置ということで御報告をさせていただくものでございます。

平山委員

 意見交換会とかなんとかじゃなくて、そうじゃないんでしょ。区民参加で一緒に決めていくということは、当然もっといろんなプロセスがあるんだというふうに僕は理解をしていましたけど、そこはどうなのかなっていうことと、でもそれは総務委員会じゃないのでいいです。

 おっしゃっていることはわかるんですよ。ただこれだけ見ちゃうと、旧若宮の活用についてもう少し議論のテーブルが欲しかったなと。旧若宮については、議論をするまでもなくもう学童の可能性が閉ざされちゃっているというのが残念でならないということなんです。これはもうそういうふうに決定をされたということなので、あとは我々としてもいろんなことを要望させていただくかもしれませんけど、当該委員会としては報告を受けましたけど、大変残念だなというふうに思っておりますということだけ述べさせていただきます。

いでい委員

 今、北のほうの学校の話は終わったので、南のほうの学校の話をさせてもらいますけども、今、平山委員からお話あって、さまざまな御答弁ありましたけれども、じゃあ、南中野児童館、みなみの小学校新校舎、みなみの小学校、(仮称)みなみの学童クラブ、新山学童クラブ、中野神明学童クラブ、ここのことについても、今お示しをしなくちゃいけないからということで報告ありましたけどね、児童館の再配置というんですか、存続するのはいいですよ、どんな理屈で存続するのかわかりませんけど、配置の計画があって、今、既存の計画のもとに進められているキッズ・プラザと、あと学童クラブと児童館と、その機能の分担の話があってここまでやってくる話であって、先行的にこういった若宮児童館や美鳩小学校の中のキッズ・プラザの話、または南中野児童館、みなみの小学校に入る新しいキッズ・プラザの話が庁内で先行して検討されているんですか。

 何でかというと、その児童館の配置計画が決まらなければ、ここの議論については僕、踏み込めない話だと思うんですよね。でも、学校のキッズ・プラザについては今後どんどん計画が進んでいます、定員が60だったところを100にふやしましょうというのも、いきなり御報告がこんなことになっているけれども、今までどんな議論があって、どういう話があってこうなってきたのか、まず伺いたいと思います。

小田子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当)

 今回の統合新校に伴いますキッズ・プラザですとか学童クラブの事業者募集につきましては、タイミング的に現在の事業者の指定管理の委託の期間が切れてしまうというようなこともございまして、このタイミングでまず御報告させていただいているものでございます。

 それは、ことしの1月に出させていただきました中野区の新たな区政運営方針の中で従来どおりに進めさせていただくというところで、キッズ・プラザについてはこれまでの方針どおり学校再編に伴う施設運営に伴ってということでございます。ただし、これだけを庁内で議論しているわけではなくて、新たな児童館機能についてどういう機能を持たせていくのか、またどういう地域配置が必要であるのかというようなことはあわせて議論をしているところでございますし、委員御指摘のとおり、あわせて、当然総論があってのこういう個別論であろうというのは御指摘はそのとおりだなと思うんですけれども、やはりちょっと内容的にもう少し詰めさせていただいてから、議会のほうにも、また地域のほうにもお話をさせていただきたいということでちょっと時期をずらさせていただいているところでございます。

 来年の4月から実際運営していただく事業者に対する働きかけが、やはり秋口から、来月ぐらいから募集しないと、いわゆる学童クラブ事業ですとかについて支障が出てしまいますので、それもありまして、ちょっと時期の前後がございまして大変申しわけないんですけれども、この件に関しましては事業者募集ということで、運営場所の想定等も入れた上で御報告させていただいたところでございます。

委員長

 休憩します。

 

(午後5時01分)

 

委員長

 それでは再開いたします。

 

(午後5時14分)

 

いでい委員

 一旦休憩を挟んでちょっと話が飛ぶところもあるかもしれませんけど、今、休憩前にお話させてもらいました。先ほどの答弁の中でも、学校に近いところを残していくんだという話が庁内でまとまっているんだと、だから大和西を残していく、若宮は児童館だけ残して中の機能については決まっていないと、こんなお話ありました。きょうお示しいただいている南中野児童館、みなみの小学校のところについても同じ話だと思うんですよ。

 これから、中野第一小学校が旧桃園小学校のところに新しい学校ができました。そうなると、一番近くの児童館というのは朝日が丘児童館になるわけで、そうなると弥生児童館というものも向台小学校の学校区の中で使われていたところなんです。近くのところは残していくという話が、この委員会の中でそういった答弁があったんですけど、それでいいんですか。

小田子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当)

 今回の学童クラブを、ある意味専用で残す児童館とすれば、例えば美鳩小のところの大和西児童館が適切であろうというふうな判断をさせていただきましたが、今いでい委員がおっしゃった形で、次の展開のときにどうなのかというところまではまだ、今は御説明ちょっとできないんですが、ただ、地域のさまざま子育ての支援拠点としての児童館が有用ですし、これから重要であるというふうな区のほうの認識がございます。一方で学童クラブ、待機児を出さないように、全て待機児ゼロを目指して施設配置をしていったり、民間の事業者を募集していくということも重要だと思っております。

 今回の位置につきましても、やはりできるだけ、例えば美鳩のお子さんであれば、学童クラブに入っていただいて、学校内のクラブの待機にならないような形での位置配置というものを検討した上で出させていただいたところでございます。

いでい委員

 だから、この児童館と学童クラブとキッズ・プラザのことについて、まず方針を決めるのが先なんじゃないですか。これでは直近のものについて、場当たり的に言わなきゃいけないことについては、示さなきゃいけないことについては先に示していますというだけで、じゃあ、ほかのところの今回示された根拠は何ですか、これからどういうふうに示していくんですかということまで答えられないのに、ここについてはこう、ここについてはこう。それじゃあもう本当に、さっきからもう、きょうの子ども文教委員会の中での報告でもそうなんですけど、本来決まっていなきゃいけないことについて決めていない、けど、直近のものについては議会に報告したことと全く違うことまで決めました、きょう報告しますということがちょっと多いような気がしますよね。

 これ、いつになったら児童館、キッズ・プラザ、学童クラブの再配置――再配置というか、そういった計画をお示しできるのかお答えください。

小田子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当)

 次回の委員会では――年内にというふうに一応先ほど言わせていただきましたけれども、できれば早い段階で児童館、学童クラブ、キッズ・プラザ、また子育て支援施設、地域のそういう支援施設の関係の位置付けですとか、考え方の――考え方については出させていただきたいなというふうには思っております。具体的に例えばどこがという施設配置のお話は、またその段階ではなくて、基本計画であったりということもあろうかと思っておりますが、考え方につきましてはできるだけ早くお示ししたいなというふうに思っております。

いでい委員

 その示されるであろう考え方については、きょう報告があったものとの整合性みたいなものはとれるわけですよね。そこは大丈夫ですよね。

小田子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当)

 整合性につきましてはきちんととっていきたいと思います。

吉田委員

 御報告ありがとうございます。僕も今期からの議員なのでちょっと過去の経緯とかよくわかっていないんですけれども、今、少なくともちょっとほかの委員の皆さんからお聞きをしている範囲で、今その区から示された方針が、議会がなるほどと、それで進めるべきであるという内容のように聞こえません。

 例えば、これは一つ質問なんですけど、この若宮児童館のところにある若宮学童クラブを美鳩の学童クラブに変えて、それを美鳩の新校舎に持っていくことについて、地域の要望、アンケートの結果みたいなことがあれば教えてください。

伊藤子ども教育部育成活動推進課長

 特にアンケート自体はとってございません。

吉田委員

 つまり地域のニーズ、要望を聞かないで勝手に決めたんですね。

小田子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当)

 大きいお話といたしまして、統合新校の中にキッズ・プラザをつくって、そこに併設の学童クラブをつくるというのは統合委員会のほうでもお話をさせていただいておりました。そのときの定員数というのは100人ということではありませんが、考え方としては小学生の居場所という部分でキッズ・プラザをつくって、それに学童クラブを併設して同一事業者で運営していくということは十分御説明しておりますし、考え方としてはそれは従来から変わっていないですし、先ほど申し上げました新たな区政運営方針の中でも、そういう方向性については御説明をさせていただいているところでございます。

吉田委員

 多分ね、若宮の地域の方々は、今の御説明全部、いろいろ原則がどうとかこういうことを聞いて、ああ自分のところの児童館のところにあった学童クラブがなくなるんだなってオーケーしてその話を聞いていたようには私は理解しないんですね。自分の地域において、自分のところの児童館で何が起きるのかということを、ちゃんと地域の人たちを対象にしたアンケートをとるべきだと思うんですけど、どうでしょうか。

伊藤子ども教育部育成活動推進課長

 アンケートというよりも、この後、地域に入っていって説明会、保護者に対しての説明会を行っていくというところでございます。

吉田委員

 説明会を行っているんですか。そのときはどういう意見が出ているんですか。

伊藤子ども教育部育成活動推進課長

 これから、要は地域に入って説明会、それと保護者の説明会を行っていくというところでございます。

吉田委員

 新しい区長さんの方針は、地域の方の意見をよく聞いて、それを反映させると。特にここは子育ての部分ですよね。「子育て先進区」を標榜しておられて、その子育て先進区をつくる議会の人たちが非常に今懸念を示されているわけですよ。ですからこれはちょっと、決まりましたじゃなくて、私は、一新米議員の意見として、これはもうちょっと丁寧に、慎重に、地域の人の意見も、議員の意見もよく聞いて、これはもう決まりましたからこれでいきますじゃなくて、ちょっと再検討することを僕は要望します。

委員長

 要望ですね。ほかによろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 次に14番、小学校特別支援教室巡回指導拠点校の再編についての報告をお願いいたします。

中村子ども教育部、教育委員会事務局子ども特別支援課長

 小学校特別支援教室巡回指導拠点校の再編につきまして御報告いたします。(資料15)

 資料のほうをごらんいただければと存じます。平成28年度から情緒・発達に課題のある児童に特別な指導を行う特別支援教室を小学校全校に設置し、中野本郷、塔山、上高田、鷺宮の各小学校を巡回指導拠点校といたしまして、拠点校から担当教員が各小学校を巡回して指導を実施してまいりました。「中野区立小・中学校再編計画(第2次)」では、上高田小学校と新井小学校の統合の際に、拠点校を上高田小学校から江古田小学校に一時的に移転し、その後、平和の森小学校に拠点校を開設することとしておりました。また、鷺宮小学校と西中野小学校の統合後は、拠点校を統合新校に移転することとしておりました。巡回指導を開始して3年が経過し、事業の定着とともに、利用児童数が増加傾向にあることから、事業を効果的に運営するため、巡回指導拠点校を再編することといたします。

 1の現在の拠点校編制にございますとおり、現在は四つのブロックごとの拠点校が、それぞれ担当する小学校へ巡回指導を行っております。

 2の巡回指導利用児童数でございますが、巡回指導を開始した平成28年には135人でしたが、年々増加しておりまして、本年4月には232人となってございます。

 再編の内容でございますが、3、(1)のとおり、まず令和2年度には拠点校を1校ふやしまして5校とし、5グループ編成といたします。予定どおり上高田小学校から江古田小学校へ拠点校を移しますほか、新たに武蔵台小学校を拠点校といたします。

 次のページになりますが、(2)の表のとおり、令和5年度には平和の森小学校を拠点校といたしまして、各拠点校が担当する巡回校を4校ずつといたします。

 4の今後のスケジュールでございますけれども、今年度末には拠点校の一つであります上高田小学校が閉校となります。来年度、令和2年度の4月には江古田小学校及び武蔵台小学校を巡回指導拠点校といたします。令和4年度末には、拠点校の鷺宮小学校が閉校となり、翌年度、令和5年度からは平和の森小学校を巡回指導拠点校といたします。

 本件につきましての報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告で御質疑ありましたらお願いします。

むとう委員

 参考までに教えていただきたいんですけれども、それぞれの拠点校で巡回指導する先生はそれぞれ何人ずつ配置されているんでしょうか。

中村子ども教育部、教育委員会事務局子ども特別支援課長

 四つの拠点校ごとの教員数でございますけれども、中野本郷小学校が7人、塔山が4人、上高田が6人、鷺宮が7人となってございます。

むとう委員

 この人数の差というのは、対象の児童の数の差ということなんでしょうか。

中村子ども教育部、教育委員会事務局子ども特別支援課長

 利用人数ですとか、鷺宮小学校につきましては担当する学校数が多いことから、そういったことも配慮いたしましてこのような配置となってございます。

むとう委員

 拠点校をふやすということで、そうすると担当の校数は4校ずつにきれいになるんですけれども、必要とする対象の児童数がどうなるかわからないんだけれども、本当にただ単に年度ごとの2のところの人数を見ても相当にふえていて、先生方がこの人数で本当にきめ細かな指導ができているのかどうかということがすごい不安材料なんですけれども、学校再編後に一つ拠点校がふえるけれども、それまでの間、この先生方の人数できめ細かな指導ができているということなんでしょうか。先生の人数はそれまで変更はないんでしょうか。

中村子ども教育部、教育委員会事務局子ども特別支援課長

 巡回指導教員の人数でございますけれども、10人を超えるごとに1名というような形で、1人の教員が10名までということでしております。それは東京都のほうでそのように配置をしてございますけれども、巡回指導というのはこの教員のみで行うものではございませんで、巡回先の担任の教員ですとか、そのほか特別支援教育のコーディネーターですとか、そういった教員と連携しながら指導を行っていくものですので、現在のところそういったところで丁寧な指導ができているものと考えてございます。

むとう委員

 できていればいいんですけれども、ごめんなさい、現場というか保護者からは、あらっていうふうな御意見等も聞こえてきているので、あえて言わせていただいたということを思っていてください。

平山委員

 すみません、この現在の四つの分け方というのはどういう基準なんですかね。学校ってブロックごとに分かれていたりするでしょう。それと合わせてあるんですかね。

中村子ども教育部、教育委員会事務局子ども特別支援課長

 現在の分け方につきましては、委員おっしゃるとおりブロックごとということになってございます。

平山委員

 今後、拠点校の再編をやられて、学校のブロックも変わっちゃう――そっちは変わらない。あくまでもこの巡回指導だけ変わっていくということなんですか。それって、学校って地域と一体となって教育を行っていくとかっていう観点から考えたときに、特に支障はないのかなっていうふうに思っただけです。それは大丈夫なんですよね。

中村子ども教育部、教育委員会事務局子ども特別支援課長

 現在のところブロックと合わないということになりますけど、これはこれとして、各学校で適切な指導が行われるというようにということで最もいいとうことで考えたものでございますので、それについての支障は特にないものと考えてございます。

斉藤委員

 さまざま御検討の上でのことだと思うんですけれども、再編の前の鷺宮小学校と西中野小学校が別になっていて、一緒になっていたほうが後々のためにスムーズなのではないかとちょっと感じたんですけれども、いかがでしょうか。

中村子ども教育部、教育委員会事務局子ども特別支援課長

 今の西中野小学校のほうに知的の特別支援学級がございます。鷺宮のほうに巡回拠点校があります。当初、統合新校に両方とも置くというような計画であったんですが、その後、巡回指導ですとか、実際運営していく中でいろんなことがわかってまいりました。例えば、両方がある場合には両方、校長は1人ですので両方を見なくてはいけないということになります。ですから、例えば知的の特別支援学級の会議ですとか、そちらも出る、巡回拠点も、そちらも対応するということになりますと負担が大きいということから、これは分けたほうが効果的ということで、このようにさせていただいたものでございます。

委員長

 ほかにはよろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ないようですので、以上で本報告については終了いたします。

 15番、令和2年度使用教科用図書の採択結果についての報告をお願いいたします。

宮崎教育委員会事務局指導室長

 それではお手元の資料に基づきまして、令和2年度使用区立小学校教科用図書の採択結果について御報告させていただきます。(資料16)

 まずは、(1)採択までの経緯について簡単に御報告させていただきます。

 (1)の冒頭に、中野区立小学校教科用図書選定委員会という組織がございます。こちらは学識経験者、学校の代表、保護者の代表、一般公募区民の方で総勢15名の委員になります。合計5回の委員会を開催いたしまして調査研究をまとめていただきました。

 また、その調査研究を進めるに当たり、教科ごとに設置された区立小学校教員と管理職からなる調査研究会がまとめた研究報告書と教育委員会による教科調査研究資料のほか、各小学校の教員と抽出校の児童の意見、そして展示会に来られた保護者、区民などの意見を聴取し参考といたしました。

 最下段になりますが、昨年度1月25日以来、延べ11回にわたる教育委員会定例会、臨時会で協議をしてまいりました。7月23日の臨時会では、教科用図書選定委員会の代表者が調査結果を教育委員会で報告し、その後も協議を重ねた結果、最終的に8月9日に採択を行いました。採択結果ですが、2枚目の(2)のとおりでございます。このように、11教科13種目の教科用図書が採択されました。

 続きまして、その次のページになりますが、令和2年度に使用する区立中学校用教科用図書の採択結果について御報告させていただきます。

 (1)の教科書の採択の経緯につきましては、平成28年度から使用されている教科書が、中学校の場合はことしで4年目を迎え、本来は今年度が採択替えの年に当たっています。しかし中学校では、令和3年度から新学習指導要領が全面実施となるため、今年度採択替えをしても1年限りの使用となってしまいます。また、どの教科書会社も来年度の新学習指導要領に準拠した採択替えに備えているため、どの教科も4年前の内容とほぼ変わっておりません。そこで教育委員会では、文部科学省から3月29日に発された通知に基づき、前回採択時の教科書選定調査委員会等の報告結果と今回各校から4年間の使用実績として聴取した意見をもとに協議し、8月9日に採択を行いました。結果として、次のページ(2)のとおり、9教科15種目とも前回採択された教科書会社のものが採択されました。

 なお、その中の特別の教科、道徳だけにつきましては、昨年度採択されましたので、それをそのまま使用しています。この道徳を入れますと10教科16種目となります。

 御報告は以上です。

委員長

 ただいまの報告について御質疑ございますか。

小杉委員

 これからの、先の教科書ということなのであまりまだ知られてはいないと思うんですが、一般的に英語の教科化がされてあり、英語活動が3・4年生までに広がるということで、教科書が大体14%ぐらい量がふえるということでちょっと心配してはいるんですけれども、現段階での英語の、今まで、この平成11年度から英語活動ということをやられてきたそのことについてはどうなのかなと思って、現状の評価というか、これから3・4年生に来年度から広がっていくとは思うんですが、その辺の心配をしてはいるんですが、その辺はいかがなんでしょうか。

宮崎教育委員会事務局指導室長

 このたび外国語という教科が新しく5・6年に入ってまいりますので、そこで初めて教科という形をとり教科書ができるということでございます。今まで5・6年でやっていた外国語活動が拡充ということじゃなくて、それが3・4年に移るということでございますので、外国語活動は教科ではございませんので、何か子どもに教えたり、覚えたりするということではなくて、英語に対して親しみを持つとか、会話してみるとか、ゲームをするとかそういうことに主眼を置かれていますので、拡大して量がふえたということではないです。

小杉委員

 もう一つ。この調査委員会の中で学校というふうに書いてありますけども、これは、学校の副校長とかが参加されて、現場の人の意見、先生方の意見を吸い上げて意見を聞いているという形なんでしょうか。

宮崎教育委員会事務局指導室長

 まず学校は、調査選定委員会や調査研究会とは別に、学校にも教科書を巡回で、大体1校当たり4日ずつぐらい回して全部の先生にそれを見ていただいて、まずは一般の先生からもその御意見を全校からいただいて、それをまとめております。それとは別に、各教科当たり大体6名ずつ、6名の中には校長先生1名、副校長先生1名、あと4名は一般教員、また教科ごとに御審議いただき、さらに調査選定委員会の中には学校の管理職の先生が3名、それから一般の先生が3名入っております。ということで、さまざまなところで学校の先生が入っておりますし、さらに、もし展示会なんかにいらしてそこで意見を書かれた場合は、その話もそれぞれ委員の先生の手元には届いております。

むとう委員

 この教科書を採択する過程の中で、こういう経緯ですという御説明でしたけれども、どの部分、公開されている部分はあるんでしょうか。最後のところの教育委員会、8月9日、それは公開されているかとは思うんですけど、そこに至るまで、この調査委員会であるとか、報告書であるとか、教育委員会の中の協議会ですか、どこか公開されている部分ってあるんでしょうか。

宮崎教育委員会事務局指導室長

 最終的に一番選択にかかわる教育委員会での臨時会――臨時会をやっているときは非公開で行われているんですが、最終的には全部議事録が出ますので、昨年度、例えば道徳を行っていたそこのやりとりにつきましては全て出ておりますので、そちらをごらんなることはできると思います。

むとう委員

 後からの議事録は見ることができるということなわけですね。

宮崎教育委員会事務局指導室長

 教科書採択の規則というものがございまして、公平公正に選定していくために、いろんなことが加わらないように採択中につきましては全て非公開、そこに加わっている方たちの名前がわからないようにするとか、そういう配慮をするということが規則で決まっております。ですから、8月9日で採択された後はさまざまなことを公開してまいりますので、きょう皆様にもこのように、もちろん教育委員会のときには参加された方はどの教科書が選ばれたかというのはわかるんですけど、きょうまた皆様にこのようにお話させていただきましたので、ホームページ等でこの内容につきましても御報告していきますし、その議事録につきましても公開していく、そのような流れになっております。

むとう委員

 中野はたしか最初からそうだったかと思うんですけれども、他区で、やはりその協議会の部分で公開しているところもあったかと思うんですけれども、区は把握していますか。

宮崎教育委員会事務局指導室長

 具体的に、ちょっと今どの区がということはないんですけど、意見交換をしていく上で、ある区はそういうことをやっているということは聞いたことがございます。

むとう委員

 区も、最後の部分に至るまでの中で公開していくみたいなところをやっている自治体を学んで公開していこうという気持ちは全くないですか。

宮崎教育委員会事務局指導室長

 先ほど申し上げたとおり規則でそうなっているのもあるんですけれども、今、それよりも、いろんなことが採択のときに加わらないように、選定調査委員会の方も、調査研究委員会の方も、我々としては、教科書とかに編集とかにかかわってない方を吟味して選んでいただいて、それなりの力のある方や、それから公平に選ばれた区民の方に参加していただいていますので、その方たちが自由に御自身の意見が言えるように、そこのところは非公開ということで今のところは考えております。

むとう委員

 調査研究報告書というのも公開されているんでしょうか。

宮崎教育委員会事務局指導室長

 今後公開してまいる予定です。

委員長

 ほかにはよろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 次に、その他で、理事者から何か報告はございますか。

石崎教育委員会事務局学校教育課長

 それでは私から、令和元年度海での体験事業の実施結果につきまして、口頭にて御報告させていただきます。

 今年度の海での体験事業でございますが、7月20日から8月5日まで2泊3日を全8クール実施いたしました。参加者は483名でした。会場は、昨年同様、千葉県南房総市の岩井海岸でございます。

 今年度から対象学年を4年生にまで拡大いたしまして、4年、5年、6年生を対象に実施いたしました。昨年度の参加者は262人でしたので、今年度につきましては、昨年度に比べて倍近い子どもたちが、広い海岸で、学校では味わえないプログラムに思い切り取り組んでおりました。

 この事業は、来年度以降につきましても、教育委員会事業としてふさわしい事業として、さらに実施内容等を検討し、充実させていきたいと考えてございます。

報告は以上です。

委員長

 ただいまの報告について御質疑ございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告は終了いたします。

 次に、ありますか。

石崎教育委員会事務局学校教育課長

 それでは私から、軽井沢少年の家の休館につきまして、口頭にて御報告させていただきます。

 ことし10月31日から来年1月10日まで、冷暖房設備及び屋外排水枡工事のため、軽井沢少年の家を休館いたします。

 なお、本件に関する広報につきましては、ホームページに掲載いたしますほか、9月5日号の区報で周知してまいります。

 報告は以上でございます。

委員長

 御質問ございますか。

平山委員

 これ、聞いていましたっけ。その予定でしたっけ、当初予算から。

石崎教育委員会事務局学校教育課長

 これにつきましては、本年度していく中で不具合が出たために休館をするということになってございます。

平山委員

 予算はどうするんですか。

石崎教育委員会事務局学校教育課長

 予算については、見込みの部分で予算化してございましたので、それを使って実施してまいります。

平山委員

 見込みって何ですか。

石崎教育委員会事務局学校教育課長

 軽井沢の施設につきましては、昨年度汚水枡等の工事をさせていただいたんですけれども、その部分に、来年度以降にそこに不具合が出そうだということが見込まれたため、その部分について予算化をさせていただいております。

平山委員

 学校等の予定は事前には入っていなかったんですか。それともちょっと移動していただくようなことが必要な事態が生じるんですか。

石崎教育委員会事務局学校教育課長

 この工事期間中につきましては学校の移動教室等は入ってございませんので、その期間に合わせてやるということで実施してまいります。

委員長

 よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。

 他に報告はよろしいですか。ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。

 次に、審査日程の地方都市行政視察についてに入ります。

 委員会を暫時休憩させていただきます。

 

(午後5時46分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後5時47分)

 

 休憩中に御協議いただきましたとおり、当委員会の今年度の地方都市行政視察は11月5日(火曜日)から11月6日(水曜日)の1泊2日で行いたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ではそのように決定をいたします。

 以上で地方都市行政視察についてを終了いたします。

 次に、審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩させていただきます。

 

(午後5時47分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後5時47分)

 

 休憩中に御確認いただきましたとおり、次の委員会は第3回定例会中とし、急な案件が生じた場合は委員長から招集をさせていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ではそのように決定いたします。

 以上で本日予定しました日程は終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言ございますか。(「休憩していただいてよろしいですか」と呼ぶ者あり)

 それでは休憩をいたします。

 

(午後5時48分)

 

委員長

 再開いたします。

 

(午後5時50分)

 

 長時間にわたりましたけれども、以上で子ども文教委員会を散会させていただきたいと思います。お疲れさまでございました。

 

(午後5時50分)