令和元年11月06日中野区議会建設委員会
令和元年11月06日中野区議会建設委員会の会議録
中野区議会建設委員会〔平成30年7月5日〕

中野区議会建設委員会〔令和元年11月6日〕

 

建設委員会会議記録

 

○開会日 令和元年11月6日

 

○場所  中野区議会第4委員会室

 

○開会  午後1時00分

 

○閉会  午後3時26分

 

○出席委員(9名)

 日野 たかし委員長

 間 ひとみ副委員長

 竹村 あきひろ委員

 高橋 かずちか委員

 加藤 たくま委員

 杉山 司委員

 小宮山 たかし委員

 久保 りか委員

 来住 和行委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 都市基盤部長 奈良 浩二

 都市基盤部都市計画課長、交通政策課長 安田 道孝

 都市基盤部道路課長 井上 雄城

 都市基盤部公園緑地課長 細野 修一

 都市基盤部建築課長 小山内 秀樹

 都市基盤部住宅課長 三王 徹哉

 まちづくり推進部長 角 秀行

 中野駅周辺まちづくり担当部長 豊川 士朗

 まちづくり推進部まちづくり計画課長 千田 真史

 まちづくり推進部野方以西担当課長 狩野 純一

 まちづくり推進部まちづくり事業課長、大和町まちづくり担当課長 菊地 利幸

 まちづくり推進部弥生町・平和の森周辺防災まちづくり担当課長 森 眞一郎

 まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長 荒井 弘巳

 まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長 松前 友香子

 まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長 石井 大輔

 まちづくり推進部中野駅地区担当課長 小幡 一隆

 まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長 石橋 一彦

 まちづくり推進部中野駅周辺基盤整備担当課長 石原 千鶴

 

○事務局職員

 書記 若見 元彦

 書記 有明 健人

 

○委員長署名


審査日程

○議題

 安全で快適に住めるまちづくりについて

 交通環境の整備について

 道路の整備について

 公園の整備及び緑化の推進について

○所管事項の報告

 1 中野区無電柱化推進計画(案)についてのパブリック・コメント手続の結果及び計画の策定について(道路課)

 2 中野駅北口東西連絡路下喫煙所の改修について(道路課)

 3 中野区立平和の森公園及び中野区立総合体育館の指定管理者候補者の選定について(公園緑地課)

 4 公園遊具の安全確保に係る緊急対策事業実施の進捗状況について(公園緑地課)

 5 第五期区営住宅等指定管理者候補者の選定について(住宅課、まちづくり事業課)

 6 中野駅南口地区まちづくりについて(中野駅周辺地区担当)

 7 その他

 (1)中野区花と緑の祭典2019秋の開催結果について(公園緑地課)

(2)令和元年度西武新宿線踏切渋滞解消促進期成同盟決起大会の開催状況について(まちづくり計画課)

(3)弥生町三丁目地区まちびらき式の開催状況について(弥生町・平和の森周辺防災まちづくり担当)

○その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、建設委員会を開会します。

 

(午後1時00分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 なお、審査は5時を目途に進め、3時ごろに休憩をとりたいと思いますので御協力をお願いします。

 それでは、議事に入ります。

 安全で快適に住めるまちづくりについて、交通環境の整備について、道路の整備について、公園の整備及び緑化の推進についてを議題に供します。

 所管事項の報告を受けたいと思います。

 1番、中野区無電柱化推進計画(案)についてのパブリック・コメント手続の結果及び計画の策定についての報告を求めます。

井上都市基盤部道路課長

 それでは、中野区無電柱化推進計画(案)についてのパブリック・コメント手続の結果及び計画の策定について、資料をもとに御報告いたします。(資料2)

 本年8月29日の本委員会において御報告いたしました中野区無電柱化推進計画(案)につきまして、パブリック・コメント手続の結果を取りまとめましたので御報告いたします。

 初めに、1、パブリック・コメント手続の結果についてですが、記載のとおり、令和元年9月19日から10月9日までの期間で公表及び意見募集を実施しました。その結果、電子メール、ファクシミリ、郵送、窓口とも意見の提出はありませんでした。

 次に、2、中野区無電柱化推進計画についてですが、パブリック・コメント手続の結果を踏まえ、別紙のとおり中野区無電柱化推進計画を策定いたしました。中野区無電柱化推進計画(案)からの変更点は特にございません。詳細につきましては後ほどお読み取りいただければと存じます。

 本報告は以上です。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑ありませんか。

杉山委員

 ちょっと愕然としたんですが、このパブリック・コメント、「0件」が並んでいる感じなんですが、これ、いつもの手法だと思うんですけれども、一応どのように公示というか、内容、募集しますということを伝えたのかというのを教えていただけますか。

井上都市基盤部道路課長

 パブリック・コメント手続に関しましては、区報、それから区のホームページで、この手続について公開をしまして、この冊子につきましては各地域事務所等でも閲覧できるような形で行いました。

杉山委員

 これはどこかのタイミングで、道路課長として、まだ意見を聞いていないけどもうちょっとパブリック・コメントを募集しなきゃなとか、テコ入れしようかなという、そんなタイミングってなかったんですか。「0件」が並んでいて、報告書としてね、ゼロでしたって出すのは当たり前かもしれないですが、これはやっぱりもうちょっとホームページ、それから区報で1回、この期間で出しますよの途中にも、「ただいまパブリック・コメント募集中です」みたいなことを、やっぱり何かしら広報とかほかのところに投げかけてもいいんじゃないかと個人的には思うんですが、いかがですか。

井上都市基盤部道路課長

 これまでの経緯ですけれども、平成31年から進めておりまして、推進計画(素案)という形でまず意見交換会を開催してございます。その後、案にしましてパブリック・コメント手続を実施したわけですけれども、パブリック・コメント手続中に何件かお問い合わせのお電話等をいただきまして、意見等がある場合はこちらのほうにという御案内を差し上げておりましたので、結果として、この中野区無電柱化推進計画(案)に対する意見としては0件という形にはなりましたが、決して無関心であったということではないというふうに感じております。

杉山委員

 なるほど。幾つか問い合わせがあったということですね。それは、パブリック・コメントしたいんですけどどうやってやったらいいんですかなのか、こういう内容がちょっと気になるんですけど、どっち側なんですか。

井上都市基盤部道路課長

 いずれもですね。この内容についての御質問もいただいておりましたし、意見を提出する場合にはどのような手続をするのかという両方の御質問がございました。

杉山委員

 ちなみに、その内容についての質問を差し支えなければ教えていただけますか。

井上都市基盤部道路課長

 こちらは区道に関することですかとか、そういった形の質問でございました。

杉山委員

 ちょっと区の方があまり関心がないのか、やり方、区報、ホームページ、事業所にこの無電柱化推進計画の案の冊子を置いておくだけでいいのか、そこら辺の手法に関しては再度、結構注目度の高い案件であると私は思っているので、ちょっとショックだったので聞いてみました。

 何かしらパブリック・コメントに関するやり方をいま一度、これに限らず検討していただきたいなというのは要望にしておきます。

委員長

 他に質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、2番、中野駅北口東西連絡路下喫煙所の改修についての報告を求めます。

井上都市基盤部道路課長

 それでは中野駅北口東西連絡路下喫煙所の改修について、資料をもとに御報告いたします。(資料3)

 初めに、1、概要についてですが、現在、区では「中野区吸い殻、空き缶等の散乱及び歩行喫煙の防止等に関する条例」に基づき、中野駅周辺を路上喫煙禁止地区に指定し、喫煙者のために中野駅北口東西連絡路下喫煙所及び中野サンプラザ前喫煙所を設置しています。このたび、屋外分煙の環境整備の観点から、中野駅北口東西連絡路下喫煙所について改修を行い、あわせて、中野サンプラザ前喫煙所を統合します。

 なお、改修にかかる費用につきましては、令和元年度東京都受動喫煙防止対策の強化に伴う喫煙環境の整備事業補助金を活用します。

 次に、2、改修内容についてです。

 (1)壁の高さを約1.8メートルから2.5メートルに改修します。

 (2)壁の下部に20センチメートルの吸気用の隙間を確保します。

 (3)出入口2カ所にクランクを設置します。

 (4)面積は現在の22.36平方メートルから32.24平方メートルに拡張します。

 別紙をごらんください。

 別紙の上側に案内図を示しています。下側に平面図を示しています。薄い点線で示しているものが現在の喫煙所でございます。実線で示しております、一回り拡張したものが改修後の形となります。

 恐れ入りますが、初めの資料にお戻りください。

 3、今後の予定ですが、令和元年12月に中野駅北口東西連絡路下喫煙所の改修工事を発注し、令和2年3月に工事完了及び中野サンプラザ前喫煙所の閉鎖をする予定です。

 本報告は以上です。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑ありませんか。

加藤委員

 まず確認ですけど、中野サンプラザ前にある信号、横断歩道の脇にある喫煙所はなくなって、この東西連絡路下喫煙所を拡張していくということでよろしいんですか。

井上都市基盤部道路課長

 今、委員おっしゃるとおりで、中野サンプラザ前喫煙所につきましては拡張工事後に閉鎖をする予定でございます。

加藤委員

 壁の高さが1.8メートルから2.5メートルに改修ということでしたけど、そもそも屋根がつけられないという中において、高さを高くするとかそういった工夫もこれまであったのかなと思うんですけど、ここを、何で今このタイミングで2.5メートルになるというか、今までもできたのか、何かルール変更があってのことなのか教えてください。

井上都市基盤部道路課長

 本年3月7日の建設委員会におきまして、区における受動喫煙防止推進の考え方についてという御報告の中で、区における受動喫煙防止対策として、その考え方の中で、屋外の喫煙所につきましては、厚生労働省から屋外分煙の技術的留意事項という通知の基準がございましたので、それを準用して、なるべく煙が歩行者側に漏れないような形で改修することといたしました。

加藤委員

 前も都への要望書の中で質問させていただきましたけれども、もしあそこに屋根がついたものにしようとするとき、そういうことは現行のルールでうまくやればできるのか、全く無理なのかというのは、ちょっとその辺どういった御見解をお持ちか教えてください。

井上都市基盤部道路課長

 現在こちらの東西連絡路下の喫煙所につきましては、この場所が道路区域に入ってございますので、道路上に建築物を建設することになりますので、一般的には道路上に建築物を建てるということはなかなか難しいというふうに考えてございます。

加藤委員

 この場所においては、そもそも建物型というか、屋根付きのものは絶対無理だということですね。

 そうすると、これからまちづくりを進めていくという中で大きく変わってくるところもあるところですけれども、逆に、今の西口のつくるほうで一個もう既に潰れちゃったところがあるじゃないですか、あそこも道路区域だったんですかね。あそこだったら建物もあり得たんですか。

井上都市基盤部道路課長

 現在、南北通路の工事ヤードになっているところにつきましても道路区域になってございます。

加藤委員

 このまちづくりを進めていく中で、その辺、道路区域にしてしまうともうそうなってしまうのかなというところなので、その辺いろいろと工夫をしていただいて、新たなそういった喫煙所を確保するような方策もちょっと御検討、部を挙げて考えていただけたらなと思います。

 ちょっと平面図のほうで気になったんですけど、右側の、ここの四角っぽいところは、壁だけじゃなくてなんかボックスみたいになっている――左もそうですけど、こういうところは何か機械仕掛けかなんかになっているということなんですか。どういうことを意味しているんですか。

井上都市基盤部道路課長

 こちらはクランクというふうに呼んでいるもので、特に出入り口をクローズしているところではないんですが、壁があって何かふさいでいるというものではなくオープンな形にはなっているんですけれども、煙を漏れにくくするということで考えてございます。(「四角くなっているのが何を意味しているのか。左側だと三つ、右だと一個あるような。四角っぽくなっているのは、これは何を意味しているのかな」と呼ぶ者あり)

 説明がわかりにくくて申しわけありません。四角くなっているものは支柱の基礎のコンクリートでございます。(「わかりました」と呼ぶ者あり)

久保委員

 統合するということで、中野サンプラザ前喫煙所を廃止して統合する理由は何ですか。

井上都市基盤部道路課長

 中野サンプラザ前喫煙所につきましても、同様な形でパーテーションを高くする等の改修工事を実施できればよいのですが、こちらにつきましては、中野通りの北側からけやき通りのほうに、区役所側に右折する車の視距の関係で、道路管理者としても、それから交通管理者としても、ここにパーテーション型の、交通安全上、見通しの悪くなるものを設置できないという理由から、中野サンプラザ前喫煙所につきましては改修ができないという事情がございまして、東西連絡路下に統合するという考えでございます。

久保委員

 今まで中野サンプラザ前の喫煙所もかなりの方が利用されていたように見受けられるんですけれども、統合して、この1カ所を大きくした場合に、喫煙者の方って、一遍に何人ぐらいがここを利用できるんですか。

井上都市基盤部道路課長

 詳しい想定人数までは考えていないというか、想定していないところですけれども、面積としては中野サンプラザ前の喫煙所と現在の東西連絡路下の喫煙所を合わせたスペースよりも少し大きな形で考えてございます。

久保委員

 ということは、統合してスペースも広くなるので、利用者の方たちにとっては今までと同じというか、それ以上に――2カ所あったほうがもちろんその方たちにとってはいいんでしょうけれども、利用にはそんなに大差はないというような考えなのかなと思います。

 私も今、ちょっと3月に御報告があったものを拝見いたしまして、公衆喫煙所の考え方等がここに示されているわけですけれども、中野駅の北側には、ここに1カ所に集約をしていくわけですけれども、今後やはり順次、こういった公衆喫煙所というものを整備していかなければいけないのか、民間に対しても補助を出すような考えがあるようですけれども、その辺は今後のまちづくりの中で、駅周辺ではもう少し公共の喫煙所を設けるですとか、そこは何かルールですとか今後の考え方というのは示されていくんでしょうか。

井上都市基盤部道路課長

 今回改修いたします公衆喫煙所につきましては、これは区の設置するものでございまして、区が設置するものにつきましては、先ほど申し上げました東京都受動喫煙防止対策の強化に伴う補助金の活用ができます。民間が設置するものにつきましては、健康福祉部のほうで助成制度を今考えておりますので、そちらを活用していただくという形で考えてございます。

 区で整備する喫煙所につきましては、各駅、地元のほうから要望があった場合には設置について検討をしていくという形で考えてございます。

久保委員

 各駅ということですけれども、道路上ですよね。やっぱり広場が整備をされていないような駅も多かったり、道路上になかなかこういったものを設けるというのも非常に難しいようなところがあるかと思うんですけれども、各駅からの要望というのはどういうふうに上がってくるんですか。それは地域住民の方ということですか。それをどうやって吸い上げていくのか教えてください。

井上都市基盤部道路課長

 現在想定している要望の形としては、町会、自治会、商店街、それからたばこ事業者等の方々からの要請ということで考えてございます。

久保委員

 よくたばこ事業者の方たちが駅前のお店の前に灰皿を設置されているというところを見受けられます。場合によってはベンチなども置かれているようなところもあるわけですけれども、実際には受動喫煙対策はされていないというところがほとんどだと思います。そういったところから、これは民間の事業者が設置をするのでさっき言われていたように保健福祉のほうなのかもしれませんけれども、民間事業者が言ってくる場合ですね、それはそちらに行く。今、町会や自治会のほうから、ぜひ駅の前に、やっぱり喫煙者がとても多くて、そういうものを考えてくれないかというようなものが上がってきた場合ですね、それはどこが対応されるんですか。

井上都市基盤部道路課長

 道路区域内に設置するものにつきましては、路上喫煙禁止の地区に指定する際に指定喫煙所があったほうが分煙を進める上で望ましいと考えておりますので、道路区域に設置する場合については道路課が対応するということでございます。

久保委員

 路上喫煙禁止地区についてですけれども、路上喫煙の禁止地区に指定をするのは、それは道路課なんですか、今の御答弁によりますと。

井上都市基盤部道路課長

 現在、「中野区吸い殻、空き缶等の散乱及び歩行喫煙の防止等に関する条例」を所管しているところが道路課ということでございます。

久保委員

 それで、喫煙所を設置することによるメリットというのも当然あるかと思いまして、やはり私たちもよく、各議員よく経験されることだと思いますけれども、駅頭で街頭演説などをしておりますと、吸い殻がかなり落ちていてそれをよく拾うことがあります。喫煙所を今設置していって、中野駅はこれから中野サンプラザ前がなくなってしまうわけですけれども、やっぱり中野サンプラザ前のところで今までタバコを吸われていた方が、わざわざそこまで行った方がですね、また戻って新しいこの喫煙所まで行っていただけるのだろうかというようなことを思うわけです。

 そうしますと、やはり喫煙所が遠くなっていってしまうということの中で、そこでタバコを吸われて吸い殻をポイ捨てされるですとか、そういったことが起きないようにしなければいけないかと思うので、その注意喚起もあわせてしていただかなければいけないと思いますし、また、これまでやっぱり喫煙所を設けていることによってタバコのポイ捨てなどが減少しているというような、その辺のところをきちっと所管としてつかんでいるのかどうか、その点を教えてください。

井上都市基盤部道路課長

 現在、路上喫煙禁止地区に指定している中野駅周辺につきましては、年に数回、路上喫煙者の調査を行っております。これにつきましては年々減少しているというふうに考えてございます。

久保委員

 中野サンプラザのほうで今までたばこを吸っていた方が、喫煙所がなくなっちゃって、またそこで吸い続けられるようなことがないようにしなければいけないと思うんですけれども、その辺の注意喚起もあわせてしていただけますね。

井上都市基盤部道路課長

 今後につきましても、路上喫煙、歩行喫煙の防止、それから吸い殻のポイ捨て等の防止に関しての啓発は引き続き行っていくというふうに考えてございます。

久保委員

 それで、路上喫煙禁止地区についてのいわゆる罰金といいますか、条例の中で、そこの部分未施行でございますけれども、今後そこについてはどのように取り組んでいくとお考えなのか。

 それから、今、歩行喫煙ということを言われておりましたけれども、本当に住宅街の中での歩行喫煙が非常に多いです。ここは全く変わっていないなというふうに思っています。その辺のところを、やはり非常に危険な部分もありますので、受動喫煙のみならずさまざまな、例えば歩行者に火の粉が飛んでいってけがをするとか、やけどをするとか、またそれが火種となって火災の原因になるとか、いろんな危険を回避しなければいけないところもあると思うので、歩行喫煙につきましてもあわせて取り組みを進めていかなければいけないと思いますけれども、その辺はいかがお考えなのかお答えください。

井上都市基盤部道路課長

 これまでも年に数回、マナーアップキャンペーンというものを実施しておりますので、引き続き喫煙マナー向上の啓発活動については続けていきたいと考えてございます。

久保委員

 罰則規定があるじゃないですか、条例の未施行の部分の。そこはどのようになさいますか。

井上都市基盤部道路課長

 現在のところは過料については考えていないところで、あくまでも喫煙マナーの向上、こちらの啓発活動を実施していきたいというふうに考えてございます。

久保委員

 わかりました。

 マナーアップキャンペーン自体も効果がないとは思いませんけれども、やはり中野区がポイ捨てをしっかり禁止をしていることや、また歩行喫煙自体も――皆さん、歩行喫煙って何の問題もないと思って吸っていらっしゃる方が多いんですよね。そういったところもしっかり区としての取り組み強化をしていただきたいと思うので、今までのマナーアップキャンペーンだけではなくて、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けてこういった東京都も動き出しているところですから、さらなる強化をということを思いますけれども、もし何かほかにお考えがあるようでしたら教えてください。

井上都市基盤部道路課長

 マナー向上のための販促品というわけではないんですが、向上のために、ステッカーですとかそういったものを路上に設置をしてまいりたいというふうに考えてございます。

小宮山委員

 1カ月ほど前に区民のグループが四季の森公園でイベントをやろうとしていまして、そのときに区のほうからですね、たくさん人が来るイベントなので公園内に喫煙所を設置してくださいと、喫煙所を設置するに当たってはテントに腰巻きを張ったようなものではだめで、密閉できるコンテナのようなものを用意してくださいという指導を受けたそうなんです。区民に対してそういった厳しい指導をしているにもかかわらず、区が自ら設置する喫煙所がこんなざるみたいな喫煙所というのはいかがなものかと思いました。

 千代田区ではですね、トレーラーハウス――ナンバープレートがついて、タイヤのついたトレーラーハウスを使って、それを喫煙所にしている例がございます。今現在は道路上には置いていないと思うんですけども、そういったトレーラーハウスの喫煙所がございます。そういったタイプの喫煙所であれば道路上にももしかしたら置けるのではないかと思いますので、研究をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

井上都市基盤部道路課長

 トレーラー型の公衆喫煙所の導入につきましては、他区の状況ですとかイベントなどでの喫煙者の状況を見ながら、設置できる場所や条件について現在研究を進めているところではございますが、据え置き型ですとか、あるいは配線の問題等の課題が多々ございましてなかなか導入が難しいというような、今現在ではそういった考えになってございます。

来住委員

 まず、中野サンプラザ前の喫煙所の利用者ですね。時間帯もあるでしょうし、いろいろ駅の北口東西連絡路なども通るたびに見てはいますけれども、まず、中野サンプラザ前の喫煙所の利用の実態というのは何らかの調査を、数、時間はされているんでしょうか。

井上都市基盤部道路課長

 区のほうで、正式な調査という形で利用人数等の調査は実施してはいません。

来住委員

 やっぱり二つを一つにするわけですから、同時に北口東西連絡路のほうは当然数もふえることになりますよね。少なくとも予測をしてこういう形で広げる、要するに平面図が示されていますけども、歩道側に広げ、さらに距離も延びるという、器が非常に大きくなるわけですね。

 ですから現状が、北口東西連絡路の利用がどうなっているのか、中野サンプラザの前がどうなっているのか。時間によっては――私が見る限り、利用されている方々の動線としては若干中野サンプラザのほうと東西連絡路のほう違いがあるのかなとは思いますが、しかしなくなるわけですから、連絡路の下に集中するということが当然予測されるわけですね。二つを一つにするわけですから。現状の把握がやはりまず前提になるんではないかと。それに応じた――広げるということは、ふえるから広げるわけですから、大きくするわけですから、一定の時間にこの広さで対応できるのかどうか、それによる影響はどうなのかという、やはりその辺は少なくとも一定調査段階で手にしていないとですね、大きくはしたんだけれどもこれでどうなるんだということにもなりかねないわけですね。

 ですからまず、12月からということになっているようですけれども、実態の、少なくとも時間と数については委員会に示していただけるぐらいのもとがあっていいんではないかなとも思うんですが、それはできないんですか。できないはずないですね。路上の喫煙者の調査もしているくらいですから、特定された場所の人数は最低できる、少なくともできるんではないかと思うんですけど、なぜできないんですか。

井上都市基盤部道路課長

 できないというふうには考えておりませんが、現在、もともと3カ所ありました区指定喫煙所につきまして、南北自由通路の施工ヤードということで1カ所が閉鎖されたという状況で、現在、東西連絡路下の喫煙場の利用者数がふえております。そのことについては把握をしておりまして、また中野サンプラザ前の喫煙所の利用についても、人数はカウントしておりませんが、どういった使われ方をしているというところや煙の飛散状況等については承知をしております。そういった形で今回の面積等、スペースの確保について設計をしたというところでございますので、利用状況については十分把握した上でこの面積、それからしつらえを検討したというところでございます。

来住委員

 1カ所減らすということについて別に異議を申しているわけじゃないんですが、ただ、今回1カ所に集中することによって、人数もふえるし、しかも距離も――影響を受ける側からするとね、歩道にせり出してくる部分もさらにあるわけですし、距離も延びてくる。ということになりますと、今でさえ息をとめてそこを通っているんですよっていう人もいるぐらいですから、やはりそのことを考えればね、なぜここにこれだけの、さらに規模を広げて人を集中させるのかという疑問は、恐らく今感じている人以上に出てくる可能性が非常にあります。

 したがってね、現状の把握と、それから予測になりますけども、新たな連絡路下に1カ所にしたときにどういう状況になるかというようなことは、やはり工事をする前に、少なくとも委員会には、こういうふうに区としては考えられるという根拠を見せてほしいなというふうに思っていまして、そこが前提になってやはりやるべきじゃないかというふうに思うんですが、どうなんでしょう、このままつくってしまって。閉鎖することを決して私は否定はしませんが、しかしちょっと想像を絶するようなことにならないかなということを非常に危惧しているんですけれども、大丈夫ですか。

井上都市基盤部道路課長

 委員おっしゃるとおり1カ所になるということで、利用者がここに集中するということは十分想定できるんですが、そのためにもですね、こちらの喫煙所につきましては、厚生労働省の屋外分煙施設の技術的留意事項を準用した形のパーテーションの高さですとか、クランクを設ける等のしつらえにすることによって煙が漏れ出ないような形にしたいというふうに考えてございます。

 それからこのスペース、面積につきましても、歩道側に若干広くはなりますけれども、中野通りの歩道部分までせり出すということではなく、あくまでもその歩道の縁石の橋台側、橋詰め側のほうで設置をするものですので、なるべく歩行者のほうに煙が行かないというしつらえに今回改善するという形で考えてございます。

来住委員

 下の部分から上を歩く人たちにですね、要するにエスカレーターを上って役所側に移動する人たちに、一定の量がさらにふえることによって、これが巻く形で上に上がって、歩道の下を歩く人以上に上の方々への影響というのが出てこないでしょうか。

井上都市基盤部道路課長

 東西連絡路を通行している方々への配慮ということですが、東西連絡路につきましては両側にガラスの高欄がついておりますので、煙がそのあたりまで来るということはあまりないというふうに考えてございます。

来住委員

 もう最後にしますけども、風によってね、高さを上げたとしても下の歩道を歩く方々への影響は避けられないと思います。それから、もちろん上も、一定の養生をされていますけども、煙ですから、それはその流れによって難しいわけですから影響は必ずあるだろうというふうに思います。やはり一定の手当てをされてはいますけども、利用者の状況によっては再度考えなければならないような事態にもなりかねないかなということを申し上げておきたいと思います。

 もし可能ならばですね、12月に改修工事ではあるんですが、少なくとも次の議会に、我々も認識をちゃんと持っておく必要がありますので、現状の喫煙所の利用状況の一定の――正確さはなかなか難しい、長時間になりますので。通勤時間帯であるとか一定の時間はやっぱり調査していただいて報告をいただきたいというふうに思うんですが、それは可能ですか。(「ちょっと休憩していただけますか」と呼ぶ者あり)

委員長

 委員会を休憩します。

 

(午後1時37分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後1時40分)

 

井上都市基盤部道路課長

 現在定期的に行っております路上喫煙者の調査に合わせた形で調査をしていきたいというふうに考えます。

委員長

 他に質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、3番、中野区立平和の森公園及び中野区立総合体育館の指定管理者候補者の選定についての報告を求めます。

細野都市基盤部公園緑地課長

 それでは所管事項の報告3番、中野区立平和の森公園及び中野区立総合体育館の指定管理者候補者の選定について御報告申し上げます。(資料4)

 なお、本報告は厚生委員会においても御報告いたします。当委員会では、平和の森公園の管理運営に関して所管でございますので報告させていただきます。

 中野区立平和の森公園及び中野区立総合体育館の管理及び運営については、民間事業者の創意工夫により効果的かつ効率的に行うため、令和2年度より指定管理者制度を導入することとし、当該指定管理者候補者の選定を行いましたので報告申し上げます。

 1番の指定管理者の候補者選定までの経過につきましては、7月の当委員会にて、募集について御報告を申し上げた内容でございます。令和元年8月8日に公募の公告をいたしまして、8月21日に説明会及び施設説明会を実施させていただきました。9月6日から20日までの間、応募の申請受付をし、10月1日から11月1日まで書類審査及びヒアリングの審査を実施させていただきました。

 結果、三つの事業体から応募がございました。

 3番、選定方法でございますが、庁内に設置をした中野区立平和の森公園及び中野区立総合体育館指定管理者選定委員会におきまして、提案書類の審査及びヒアリングを行った上で指定管理者としての適性を審査をし、候補者を決定いたしました。

 4番、選定結果でございます。共同事業体名がアクティブなかのグループといいます。2社で構成をいたしておりまして、株式会社東京アスレティッククラブと日本体育施設株式会社が構成団体でございます。このうち、株式会社東京アスレティッククラブが代表企業でございます。

 5番、指定管理者の指定期間は、令和2年6月1日から令和7年3月31日まででございます。

 6番の今後の予定でございますが、第4回定例会におきまして、指定管理者の指定に関する議案を提案させていただきたいと考えております。

 御報告は以上です。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑ありませんか。

加藤委員

 まず、この3事業体が応募されたということですけども、この選定結果によりましてアクティブなかのグループに選ばれた理由というか、答えられる範囲でいいので教えていただけますか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 候補者の段階のため提案内容の詳細はお伝えできないんですが、他社の提案と比較をいたしまして、公園と体育館一体となった管理運営において、体育施設として、スポーツ活動、体育施設等について魅力的な提案があり選定をいたしました。

加藤委員

 その魅力的な提案が何だったかというのをお答えしていただきたいんですが、それは難しいですか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 安定的なサービス、またはこの体育施設としての運営について、他社に比べてすぐれていると判断をしたということでございますが、詳細につきましては、まだ候補者段階のためちょっとこの場では大変恐縮ですが申し上げられません。

加藤委員

 これもちょっと答えづらいのかもしれないんですけれども、現在の体育館においても東京アスレティッククラブが運営しているところですけれども、もしこの共同事業体がとられるということになると新旧両方を運営する状況になるわけですけど、その辺というのは、あちらの提案の中でクリアするような提案とか――そもそもそんなものはこちらは知ったこっちゃないというふうに審査するのか、その辺って教えていただけますか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 安定した質の高いサービスの提供、または経費縮減等につながる管理運営を行えるということで選定をさせていただいております。

 なお、体育館の管理につきましては、大変恐縮ですが厚生委員会所管となります。

加藤委員

 公園のほうだけしかお答えできないということですよね。そうしたら、新たにこの平和の森公園として、中野区として初めての試みでバーベキューサイトを設置するわけですけども、その辺というのは技術提案的なところで何か優位性があるのかとか、結局どういった運営になるのかなというところが気になっていたところですが、その辺って現在のところお答えできますか。お答えできるなら教えてください。

細野都市基盤部公園緑地課長

 バーベキューサイトの運営につきましては、これは各事業者共通ですが、区でルールを検討した上で事業者と協議をしていきたいと考えてございますので、現時点で詳細は確定しておりません。

加藤委員

 ちょっと体育館のことになってしまうのでお答えできないかもしれないんですけれども、体育館の開館時間というところに対して議会から付帯意見をつけさせていただいたわけですけれども、その辺は募集要項、仕様書の中に入っていたと思うんですけども、その辺というのは3社とも、もちろんやりますという形だったのか、少なからずこの選定されたところは、そこら辺はクリアされているんですかね。

細野都市基盤部公園緑地課長

 そちらの案件につきましては厚生委員会所管でございます。

来住委員

 選定結果の構成企業名ですけれども、日本体育施設株式会社のほうが、私の情報が正確であるかどうかちょっと不確かですけれども、杉並区の事業に伴って、今年に入ってからだったと思うんですけども、何らかのトラブルといいますか、指名停止等を受けたという情報もあったように思うんですが、そこはこの日本体育施設株式会社ではなかったでしょうか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 今、委員おっしゃられたことにつきましては確認しておりません。その情報は確認しておりません。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、4番、公園遊具の安全確保に係る緊急対策事業実施の進捗状況についての報告を求めます。

細野都市基盤部公園緑地課長

 それでは、所管事項の報告4番、公園遊具の安全確保に係る緊急対策事業実施の進捗状況について御報告申し上げます。(資料5)

 公園遊具の安全性を速やかに確保するための緊急対策事業実施の進捗状況について、以下のとおり報告を申し上げます。

 1番、遊具の基礎被覆工事でございます。

 これから申し上げる内容につきましては、8月末の本委員会で御報告申し上げたことでございますが、それらの具体的な日程等、または施設等をこれからお知らせしたいと考えております。

 1番、遊具の基礎被覆工事でございますが、遊具のコンクリート基礎の安全性を確保するため被覆工事を行います。

 実施の公園及び施設でございますが、53公園75施設でございます。

 工事の期間は、令和元年11月から令和2年3月まででございます。

 周知の方法でございますが、実施の公園に掲示をさせていただくとともに、区公式ホームページにてその情報を掲載いたします。

 2番、遊具の撤去・更新工事でございます。

 基礎被覆工事以外の対応が必要な遊具について、現在の遊具設置に必要な安全領域の確保や落下防止に関する基準に適合するように設計をするとともに、地域の意見等を募集します。遊具の撤去・更新工事の実施に当たっては当該意見等を参考の上、区が工事内容を決定させていただきます。

 こちらの実施の公園及び施設は50公園70施設でございます。

 2番、意見の募集期間でございますが、令和元年12月3日から17日まで募集をいたします。

 意見募集の方法でございますが、区が作成した案を実施の公園に提示をします。そして区が指定した日に当該実施公園において意見の聴取を行います。また、その日にお越しになれない方ということで、この期間中に郵便、FAX、メール等にて御意見を受け付けたいと考えております。

 そして、これらの工事の期間でございますが、令和2年3月から10月まででございます。

 2ページ目に参りまして、(5)周知方法でございますが、意見の募集については、実施の公園に掲示をするとともに、区の公式ホームページにて掲載をいたします。

 工事の内容・時期でございますが、こちらについては具体的な時期が決定次第、実施の公園に掲示をするとともに、区公式ホームページにて掲載をいたします。

 3番、長寿命化計画に基づく遊具の更新でございます。こちらは、国費を活用した計画に基づきまして、2カ年に分けて、同規模同機能の遊具への更新を行ってまいります。

 実施の公園及び施設は9公園18施設でございます。

 こちらは2年間に分かれてということでございますが、今年度は令和元年12月から来年の3月まで、令和2年度につきましては令和2年9月から12月までを予定しております。

 今申し上げた内容を、別紙ということで、公園遊具の安全確保に係る緊急対策事業対象施設一覧ということでつけてございます。こちら、該当する公園が延べ80公園ございまして、5ページにわたって掲載をしております。番号は公園番号順で、番号と公園名は一致しないんですが、順番に並べて、圧縮して1から80番までの番号を振らせていただきました。

 公園名が縦罫にあって、隣の縦罫に所在地がございます。その右側に3列データをつけさせていただいて、そのうちの一番左側は基礎被覆工事を行う施設名を縦に並べました。真ん中のところに撤去・更新工事を行う施設名を並べました。一番右側に長寿命化計画に基づく更新ということでデータを並べてございます。例えば、この中で6番の栄町公園というところを申し上げると、撤去・更新工事を行うのが築山遊具と複合遊具、そして長寿命化計画に基づく更新が鉄棒という、そんなふうに読み取っていただければと思います。こちらが全部で80施設分ございます。

 なお、8月の本委員会において御報告申し上げた内容と施設名が若干違います。その点でございますが、遊具の基礎被覆工事につきましては、8月29日の本委員会においては54公園76施設というふうに申し上げましたが、一つ減ってございます。こちらにつきましては、新井薬師公園の鉄棒を撤去するために、基礎被覆工事から除きまして一つ減ってございます。もう一つ、遊具の撤去・更新工事でございますが、こちらは逆に二つふえてございますが、こちらは、この新井薬師公園の鉄棒については基礎被覆工事ではなく撤去をしますので、撤去のほうが一つふえ、さらに白鷺ふれあい公園のピラミッドロープが、設計委託発注前にロープのほつれが確認されましたので撤去・更新工事の内容に含めさせていただきました。ということで、前回の御報告より施設数の変更がございます。このような取り組みをさせていただきまして、早期に現時点での安全基準に適合する遊具の更新を速やかに行ってまいりたいと考えてございます。

 報告は以上です。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑ありませんか。

加藤委員

 まず、意見を募集するということですけれども、各公園で意見聴取とかいろいろなっていますが、もう一回この辺、具体的に教えていただけますか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 意見でございますが、遊具を撤去し、更新するというところについて御意見を伺おうという考えでございます。その意見でございますが、まずは区で案をつくった上で現地に掲示をさせていただく考えです。そして、区が指定した日にその公園で御意見を伺って、例えば、そこに3案あれば、その3案のうちどれがいいですかという御意見をちょうだいしたいと考えています。さらに、そのときお見えになれない方用に郵便、FAX、メール等で、この12月3日から17日の間で御意見を受け付けたいと、そんな考えでございます。

加藤委員

 各公園に作成した案を掲示するということですけど、何ていうんですか、お触れ書きみたいな感じで、こういう案がありますよっていう3案ぐらい出すとか、あと、中には撤去のみみたいな選択肢を、どれがいいですかというようなシールでも張らせるのかよくわからないですけど、その辺どうやって意見を、どれがいいって妥当性を見出すんですか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 設計の段階で、近隣の状況や利用状況または現状の状況も考えましてまずは設計をします。その上で三つ程度並べる予定なんですが、その中には、現状のものを基本というふうには考えておりますが、利用の状況等によっては撤去のみというのも選択肢の一つにしようと考えております。その上でどれがいいか、その場で御意見を伺いたいという考えでございます。

加藤委員

 うちの会派ではずっと言わせていただいていますけれども、やはり公園再整備計画とセットで物を考えていかないといけないのかなというところで、公園の遊具の更新ありきだと、新しい遊具が入ってきて、その後、公園再整備計画を立案していくということはおっしゃっていることなので、これが一段落したところでそういう運びにしようとされているのかなって推測するところですけれども、1回遊具が新しいものになってしまったら、その公園のあり方というのが何かある程度固定化されちゃうのかなというふうに懸念するところなんですけれども。そういったところを何か、さまざまその公園、今後こういうふうに変わっていく可能性がありますよというのが、再整備計画の中でこうしたいといったときに変えづらくなってしまうと思うんですけれども、その辺はどのようにお考えですか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 公園の再整備計画につきましては、魅力的な公園の環境づくりの推進のために策定したいと考えています。その内容につきましては、施設の改修、利用ルールの見直しや民間活力の導入等を想定しておりますが、公園自体の再配置等というお話になると、公園単独での課題ではなくて全体のまちづくりの中で検討すべき課題というふうになるかなというふうに考えています。

 今回の緊急対策事業につきましては、遊具の安全性を新しい基準に合ったものに早期に高めることを目的としております。また、その設計や配置につきましては、近隣の状況や地域の声や普段の利用も踏まえて行っていきたいというふうに考えておりますので、今後、再整備計画の議論を邪魔するようなものではないというふうに考えております。

加藤委員

 例えばですよ、遊具を新しく設置しましたといって、やっぱりこの公園はボール遊びができるような場所にしたいといってネットを張るような計画とかそういうのが地域の声から上がったときに、やっぱりその遊具は要らないですよねという話になってくるわけですが――子どもの環境だけ考えたときですよ。そもそもそんなもの全部要らないと、もう防災公園だけでいい、広場としてちゃんとその地域にあってほしいという声もあるかもしれないですし、後々そういう声があったときに何か手戻りがあるんじゃないかなというところで、ちょっともったいないなというのが出てくるのかなっていうのをちょっと懸念するところです。

 今、地域の声を聞いていくということでしたけれども、公園単独で聞いていくと、結局その公園が自分の目の前の公園だったらこういうがあったほうがいい、歩いて一、二分の公園はこういうのがあったほうがいいとか、そういうふうに、やっぱり地域といってもその公園周辺だけの公園になってしまうわけであって、地域全体で考えたらこういうふうになったほうがいいというような考えみたいな、指針みたいなものがないと、どの公園もフルスペックを目指すけど結局全部中途半端なものが仕上がっていくみたいな。ここの公園はこういう役割があったほうがいいとか、そういうふうに地域全体で考えていくべきなのかなと思うんですけど、その辺の、地域から意見聴取みたいな形をとる方法というのはこの意見聴取の中で何か検討はされていますか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 ここで申し上げている意見聴取は現場で御意見をいただくということなんですが、これ以外にも、この事業について各地区町連さんに御説明にも伺う予定がございますし、そのほか意見を伺う機会もさまざまございますので、地域の声は一定程度反映されるものと考えています。

 また、この設計につきまして、私どもの中で近隣の状況も考えて、現状も考えて、その上で設計をさせていただきますので、現状の課題についてはある程度は解決できる内容に御提案できるかなというふうに考えてございます。

加藤委員

 そうすると、ここの意見募集方法というのは、そういった地域の声も聴取できるような方法も加わるということでよろしいんですか。それが明文化されているようには見えなかったんですが、メール等の「等」の中に入っているのかわからないんですけど。

細野都市基盤部公園緑地課長

 この期間で意見募集をさせていただきますが、この現場でのもの以外にも意見を受け付けをさせていただきますので、そういったことも踏まえて内容を決定していきたいと考えてございます。

加藤委員

 地域包括ケアとかの特別委員会においても、やっぱり地区町連単位で物を考えていくというようなベースの中ですこやかの圏域というのが割り振られているようにも感じたわけですし、あとこれから、それが妥当かどうかわかりませんけど、区としては子育て先進区というキーワードの中で、児童館とかなんかそういったところの、子どもの地域包括ケアとかいろいろ――それが妥当とはちょっと思わないですけれども、そういったところにおいて、少なからず地域のこういった公園リソースというのは、地域包括ケアの中でもちゃんと、別々のベクトルを向くんじゃなくて一つの方向を向いてあるべき姿だと思いますので、公園再整備計画が後々待っているという中で、この遊具の更新を期にそういった地域の声をしっかりと拾い上げて、地域の包括ケア並びに災害時とかそういったときにも資するような公園づくりを目指していっていただきたいと思います。これは要望です。

杉山委員

 今の加藤委員の質問の続きをさせていただきたいと思いますが、意見の収集方法、地域の意見を聞くのも大変大事ですし、今回、話もありましたけど、子育て先進区とか公園の再整備、いろんなキーワードがあって注目をされている中野区の公園だと思います。区民の方々がより多くの声をちゃんと届けられたという結果が、実はこれ、すごく重要だと思っていまして、そのやり方の中で郵便、FAX、メール等というこの手法に関しては、僕はさっきの話じゃないですけど、あんまり情報は来ないんじゃないかなってちょっと心配をしています。当日公園で掲示して、これとこれとこれどれがいいですか、一個は撤去でというお話をするときには、結構来ている人は情報をいただけると思いますが、それ以外のところで何か情報収集する手法、先ほどの質問だとお考えがあまりないような感じでしたが、私としてはちゃんと広報なりと連携をして、例えばFacebookでこの公園の写真の案、これとこれとこれ、どれですかって、インジケーター付きのですね、1番がいい、2番がいい、3番がいいみたいなことを簡易的にできる、インターネットを使った投票システムみたいなものもただでできると思いますんで、こういうのをちょっと駆使したらどうかなって、これこそやったらどうかなと思うんですが、いかがですか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 御意見をいただくための利便性は工夫していきたいとは考えておりますが、この期間で、限られたこちらの体制の中でやらせていただくために、短期間で早期に安全性を確保するということを最優先に考えておりますので、この今回申し上げた内容に沿って意見を募集していきたいというふうに考えてございます。

杉山委員

 ちなみに、この一個の公園に対してどのぐらいの、当日は現地でその情報をいただくとするにしても、一つの公園でどのくらいの意見をこの郵便、FAX、メール等でいただく御予定であるか、目論見というものがあればお聞かせいただけますか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 特段ございませんが、50公園を2週間で全部お話できるような体制でやっていきたいと考えてございます。

杉山委員

 限られた時間だということは重々承知なので、インターネットは広報と連携するのはちょっと時間ないなとか、50公園、Facebook上に50項目挙げていくのは手間がかかるとかいろいろあると思います。さっき加藤委員がおっしゃっていましたけれども、地域のことも大事で、区民活動センターとかに模造紙とかを張ってシールを張るとかそういう形でもいいと思うので、なるべくですね、多くの情報を入手した上で区が決めたというそのステップがきっと大事だと思うので、これはもう完全に要望になりますが、ぜひとも前向きに検討していただきたいと思います。

久保委員

 そもそもなんだけど、意見聴取を行うということの以前に、緊急対策の事業が行われるということはどうやって周知するんですか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 本委員会報告後、まず各地区町連に御報告をする機会がございます。また、本委員会終了後、この対策事業を行うということについてホームページ等で周知をさせていただく予定でございます。

久保委員

 地区町連からはどういうふうにおりるようになっていますか。要するに地区町連で、回覧で回してくださいとか、地区町連どまりになっちゃう情報提供なのか。結局公園を利用されている方たちにそういうことがアナウンスできなければ意味がないわけで、ホームページに出しても、そのことがホームページに出ているとは皆さん御存知なくて、たまたまホームページを開いたら、ああこういうことをやっているんだということになるじゃないですか。だからそれをどういうふうに実際に公園を使っている方にはアナウンスするんですか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 地区町連と申し上げたのは、意見のほうについてはこの意見募集期間、この期間でこういう事業をやりますという御報告をします。それに加えて基礎被覆工事はこのような工事をしますという内容を、この全般について地区町連さんに御案内をした上で、あと、全ての情報について各該当の公園にはそれぞれ掲示を行い、そこで利用者に御案内できるようにしていきたいと考えております。

久保委員

 ということは、公園に行かないとわからないということですかね。何かほかにはないんでしょうか。その間、もしかしたら公園に行かなくて知ることができなかったというパターンもあるのかなと思うんですけれども、そこら辺はどうですか。もうそれ以上やる必要もないのか、ある一定の方にまで情報が伝わって、そこから意見聴取ができればいいという考えなのか、それはどうなんですか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 意見聴取のほうにつきましては、まず現地を利用される方の目に触れるように掲示も一定期間置かせていただいて、1日だけではないので、その間に目に触れていただけるかなと考えております。また、区の限られた手段ではございますが、ホームページと、あと町会さんへの御案内をすることで周知は図れるかなというふうに考えております。

久保委員

 保育園とか、幼稚園とか、特に保育園が公園利用は多いじゃないですか。やっぱりなかなか保育園でお散歩のときに、先生たちがついていってそれを見て、そこで何かって難しいところだと思うので、ぜひそういうところにもきちっとアナウンスしていただきたいなって思うんですよね。保育園とか、幼稚園とか、児童館とかそういうところでアナウンスしていくと、自然にまた利用されている保護者の方にも声が届いていく場合もあるので、ちょっと地区町連よりは、そのほうが利用されている方たちには近いように思うので、その辺のところもしっかりアナウンスすべきじゃないか思いますけどいかがですか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 委員おっしゃる保育園等への周知については、地区町連への周知と同等の内容で周知を図っていきたいと考えます。

久保委員

 お願いいたします。

 それで、この別紙の表の見方なんですけれども、備考に「撤去のみ」というのと空欄のものがありますよね。新井薬師公園は五つの施設が撤去のみですよね。これは撤去のみで、その後のこと等がどういうふうになるのかっていうことと、あと空欄になっているものですね、これは更新をされるということなのだと思うんですけれども、その撤去のみのところと更新をされるところというのが、そこも意見をとるのか、意見はとらないのか。また、更新をしていくということと撤去のみとの判断といいますかね、その辺のことも教えていただければと思います。

細野都市基盤部公園緑地課長

 説明が不足して申しわけございませんでした。この表のところの「撤去のみ」と表記したのが、この新井薬師公園と城山公園、あと桃園川緑道の三つだけになります。新井薬師公園と城山公園につきましては、8月の本委員会で申し上げた、この中型複合遊具が設置できる可能性がある箇所については撤去のみを行い、来年度以降の設置に向けて地域の意見を聞きながら検討を進めていくと申し上げた公園でございまして、今回のこのスケジュールとは別に御意見を伺って遊具を入れかえていく予定でございます。

 桃園川緑道につきましては、現状設置されているところがタイルや硬い舗装の緑道であるために、遊具設置の安全領域が確保できないので「撤去のみ」というふうにさせていただいております。

久保委員

 わかりました。

 健康器具って、いわゆる健康遊具のことだと思うんですけれども、比較的これは設置をして新しいんじゃないかなと思うんですよね。健康遊具って、お子さんも使えるけれども、御高齢の皆様とかの介護予防事業などでも使われているものだと思うんですけれども、これについては、健康器具を更新していくのか、そうではなくて、地域の皆さんの声を聞いた上で、いわゆるお子さんが利用する遊具にしていくのかという、そういう判断なのか、そこら辺はどのようにお考えですか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 そうですね、例えば67番の鷺六公園は、健康器具1種が撤去・更新というふうにさせていただいております。これは、この公園に設置した腕立てボードという遊具なんですが、確かに委員おっしゃるように比較的新しいものではあるんですが、製品自体に現状の基準には合わない有害な隙間があり撤去しなければならないというものでございます。

 健康遊具は全体的に比較的新しいものが多いところでございますが、製品自体に有害な隙間があったり、あとは設置場所の地面が硬くて撤去しなければならないといったような、そんな状況がございます。これらについて、こちらで更新の提案については基本的には現状と同等なものを選択肢の一つに提案をしていきたいとは考えてございますが、それ以外の内容につきましては、近隣の状況や、あとふだんの使い方等をこちらで検討して、その上で提案をしていきたい。それで御意見を伺いながら決めていきたいというふうに考えてございます。

久保委員

 今ちょっと鷺六公園のことが出ました。鷺六公園は鷺六高齢者会館が隣にありまして、御高齢の方たちもこの健康器具を使っていて、一連の流れになっていると思うんですよね。ゾーニングができています。多分健康器具を置いているところってそういう使い方をされていて、単独でというよりも、何かと何かを利用するとこういう効果がありますよというようなものになっているんじゃないかなと思うので、やっぱりそういうバランスもしっかり考えていかないといけないんじゃないかなと思うんですよね。その辺のところもしっかり検討していただいて、やっぱりその必要性ですね、いきなりこの流れの中で違う遊具を置くというわけにもスペース的にもいかないでしょうから、そこはやっぱりなぜそこにそういう遊具が設置をされたのかという意味合いを考えた上できちっと周知もしていただいて、場合によっては意見を聞くというよりも、それに適応するところはそれで入れかえでもいいのかなと思いますので、その辺のところはしっかりお願いをしたいなと思っています。

 それと、白鷺ふれあい公園のピラミッドロープ遊具ですとか、大和公園のチェーンネットクライムですとかすごく斬新な遊具ですよね。これらのものというのが今回更新となっていくわけですけども、かなり大きな遊具でありますし、その目的ですとか、公園にそれを配置された意味みたいなものも当初からあったと思うので、そこら辺のところもやはり、あまり意見を聞くといっても、もともと備わっていたものに準じていく必要性もあるんじゃないかなと思うんですけども、その辺はいかがお考えですか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 設計におきましては、委員がおっしゃるように現状の設置に至った経緯や状況も踏まえた上で設計をし、その上での提案というふうにさせていただきたいと考えています。こちらで示すものについても何らか考えがあってお示しするということになりますので、この趣旨も踏まえた提案もしていきたいというふうに考えてございます。

竹村委員

 周知の方法なんですけれども、遊具基礎被覆工事のほうはホームページに掲載するとなっておりまして、遊具撤去・更新工事のほうは、意見募集の方法ということで郵便、FAX、メール等にて意見を受け付けるとありますが、この「等」の中にはどのようなものが考えられるか、もしお考えがあればお教えください。

細野都市基盤部公園緑地課長

 撤去・更新工事のほうの郵便、FAX、メール等のところでございますが、直接窓口にお見えになったり、そんなようなことを想定しております。

竹村委員

 単純に比較するのも何なんですけども、遊具撤去・更新工事のほうが期間も長く、施設の数は若干とはいえ、ほぼ同等数の数を対象としているものと思います。であるのであればホームページに、それなりのお金がかかるんですけども、そういう何かページを設けてあるとか、そういう常に見えるような何かを持ってきたほうがよいと考えておるのが一つと。

 あと、この意見募集の方法だと、これはいろいろな考え方があろうかと思うんですけども、こちらから積極的に発信していくという時代になっているとは思うんですね。例えば具体的に言えばソーシャルネットワークサービスなど、これは固有名詞を出したほうがいいのかな――Twitterであるとかそういうふうな、こちらから、区のほうから発信するというそういう手法も考えられると思うんですけども、その積極的に発信するという考え方についてはいかがお考えでしょうか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 発信ということにつきましては、ホームページ以外についても、今、委員おっしゃったTwitterというようなことは広報と相談の上で検討していきたいと考えてございます。

竹村委員

 ありがとうございます。

 中野区の人口の年齢の比率を見ますと、少し古いデータではあるんですけども、総務省の国勢調査の報告を見ますと、これは4年前のデータですけども、最大のボリュームの年齢層が大体30歳前後の方なんですね。ですから、今その方が大体35歳前後になっていると考えられます。そういう年齢層の方はやはりそういうインターネットの活用が非常に活発と思われますので、ぜひそういう区からの積極的な発信の何か手法をぜひお考え、また実施されていただけたらと思っております。これは要望です。

久保委員

 基礎被覆工事のところってブランコと鉄棒が多いですよね。何となくブランコと鉄棒って、もう公園を整備するときに初期からあったものなのか、もう既に入れかえているのかもしれないんですけれども、その被覆工事をすれば、ブランコ、鉄棒というのは特に撤去や更新をする必要性がないということなのかと思うんですけれども、その辺のやっぱり構造上の違いだったりとか、ブランコ、鉄棒の、いわゆる設置をした時期の老朽化の問題であったりとか、その辺、遊具の耐久年数とかいろいろあるのかもしれないんですけれども、今回こういう調査をした中で、その辺のところで見えてきた課題ですとかありましたら教えていただきたいと思います。

細野都市基盤部公園緑地課長

 同じ鉄棒でも、今回、基礎被覆工事にとどまるものと、撤去・更新までしなきゃいけないものとございます。施設そのものが全体的に年数が経過しておりまして、そういったところで、そんな遠くない時期にもっと大きな入れかえをしなければならない時期が来る可能性もあるかなとは考えています。施設も昔つくられたものが多数ございますので、そちらについては日々安全点検をしていくとともに、可能な限り長く使わせていただきたいとは考えているんですが、そうはいっても安全が優先なので、まずは日々の安全点検を確実にやっていきたい。その上で、今後の維持管理費用についての軽減についても課題でございますので、長くは使うんですが、修繕を早目に行う等で全体の維持コストの軽減等を考えていきたい、そんなことが課題かなというふうに考えてございます。

加藤委員

 私もちょっと聞き漏れがあって、別紙9番の追分公園なんですけれども、先日の決算で追分公園というのは都の補助金でバリアフリー化とかしたとかそんな話だったと思うんですけど、そういうのもやったけれども、結局遊具というのは更新されなかったという認識でいいんですか。バリアフリーだけだったということなんですか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 入り口付近のトイレのバリアフリー化を行わせていただきました。こちら、築山遊具は奥の方にございますので、そのバリアフリー化とは別な仕様ということでございます。

委員長

 他に質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に5番、第五期区営住宅等指定管理者候補者の選定についての報告を求めます。

三王都市基盤部住宅課長

 それでは、第五期区営住宅等指定管理者候補者の選定について御報告いたします。(資料6)

 資料をごらんいただきたいと思います。

 区営住宅等の管理運営につきまして、令和2年3月をもって第四期の指定管理期間が満了するために、令和2年度、来年度からの指定管理者募集を実施いたしまして、指定管理者の候補の選定を行ったところでございます。

 1番、選定の経過でございます。今年の6月に公告、ホームページに募集記事等を掲載いたしました。あわせて区報に募集記事掲載をいたしまして、7月に入ると説明会、それから8月に入りまして応募申請受付等をいたしまして、10月18日にはヒアリング、審査をしまして決定したといったところでございます。

 2番、今回の応募対象事業者でございますけれども、二つございまして、まず一つ目が、中野区または隣接区に主たる事業所または活動の拠点となる営業所等を配置している法人、その他団体であること。二つ目といたしましては、申請の日において、引き続き2年以上、3階建て以上の耐火構造の共同住宅1棟以上を含め、全体で1,500戸以上の共同住宅の管理業務を行っていること。この(1)、(2)、両方を満たす事業者が応募可となっているということになっております。

 3番、応募状況でございますが、3事業者応募がございました。

 4番、選定の方法でございます。まず、庁内に区営住宅等指定管理者選定委員会を設置いたしまして、応募者から提出されました事業計画の内容及び応募者に対するヒアリングの結果をもとに審査を行いました。審査に当たりましては、安定的かつ質の高いサービスの提供、効率性、建物管理実績や経営姿勢等を評価して選定を行いました。

 5番、選定結果でございます。東京都住宅供給公社でございます。

 裏面をごらんいただきたいと思います。6番、対象施設でございますけれども、区営住宅が13施設451戸、福祉住宅が9施設156戸、まちづくり事業住宅が1施設25戸でございます。

 7番、指定管理者の指定期間でございますけれども、令和2年4月1日から5年間、令和7年3月31日まででございます。

 今後の予定でございますけれども、第4回定例会に指定管理者の指定に関する議案を提出させていただきたいと考えております。

 説明は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑ありませんか。

加藤委員

 区営住宅については、先日の総括質疑におきまして、中野のまちづくりを進める上で、区営住宅の土地とか、あと公園の再整備を含めてですけど、そういったところをリソースとして活用してまちづくりを進められないかみたいなことを、自民党から質問というより提案させていただいたわけですけれども、そういう中で、区営住宅も結構見た目ボロボロなのも結構あるなというのを見てのそういった発言でもあるわけですけども、この5年間は指定管理させるということですけども、今後、耐震とかそういったところで足りなくなるような、そういった区営住宅というのは存在しているんでしょうか。

三王都市基盤部住宅課長

 今現在、指定管理者のほうでも計画修繕等を行っておりまして、現在のところでは、長寿命化に向けた改修等を行っているところでございます。修繕のほうで対応しているところでございます。

加藤委員

 それでずっともたせていこうというような考えで、これから廃止にしていこうみたいなところは一つもないというような感じですか。長い目で見てですけど。

小山内都市基盤部建築課長

 区営住宅の耐震化につきましては、耐震診断等を実施し、これまでも一部につきましては耐震補強等を実施しておりますので、現段階では区営住宅について耐震性の著しく劣化しているものはないというところで判断しております。

久保委員

 平成30年度の区営住宅等のさまざま結果報告書みたいなものがホームページ上にあって、その中で区営住宅の修繕等の依頼受付件数というのがございました。やはり老朽化をしている区営住宅においては修繕件数というのもふえてきているのではないかなと思っているんですけれども、どのような修繕というのが一番この件数としてふえてきているのか、それとまた老朽化をしているということとの関係性というものが、もしおわかりでしたら教えてください。

三王都市基盤部住宅課長

 修繕の件数で多くなっているのが、現在水漏れが一番多いかなといったところでございます。

久保委員

 水漏れってやっぱり老朽化というものと関連してくるんじゃないかと思うんですね。前回、決算のときにも申し上げましたけれども、区営住宅はこれから、この老朽化の中で建てかえをしなければいけないということも視野に入れていかなければならない。そういう中での民間活力の導入ということを提案させていただいているわけですけれども、今回この5年間の指定管理の間に、そういった施設の老朽化、それから高齢者の方たちも多く住まわれている中でのバリアフリー化ですとか、改善を図っていかなければいけないようなところは多々あるかと思うんですが、その辺についても今後しっかり検討していくという方向でよろしいんでしょうか。

三王都市基盤部住宅課長

 委員の御指摘もありますとおり、これから建てかえ等につきましても検討していかないといけないと考えております。現在、改定を進めております住宅マスタープランの中でその辺も検討していきたいと考えております。

久保委員

 今回の業務の中で管理人に関する業務というのがあったと思います。この管理人の役割というのはどのようなものなのか御説明ください。

三王都市基盤部住宅課長

 管理人業務でございますけれども、入居者に対しての相談役といった形になっております。

久保委員

 相談役というのは、すみません、何の相談なんだろうと今ちょっと思ったんだけど。高齢者住宅だったり障害者住宅がありますよね。そういう中で、例えば介護だとか福祉サービスだとかそういう相談のことですか、それとも住宅に関することですか。

三王都市基盤部住宅課長

 集会室及び付帯施設並びにそういった管理に関することや、事故等の緊急時の連絡通報に関することの対応を行っていただいております。

久保委員

 大分改善はされてきているのかと思いますけれども、なかなかその緊急呼び出しに対して対応していただけないというようなお声があったりとか、また緊急呼び出しの内容にもよるかと思うんですけれども、そこで、例えば車いすやベッドから落ちてしまったときに助けを呼んでもなかなかそういうことでは手を貸していただけなかったりということがあって、それは管理人さんのお仕事ではないからだというふうなこともあったようでございまして、今この緊急呼び出しボタンから、例えば警備会社のほうに夜間なんかは連絡が行くようになっているかと思うんですけれども、そういったときにこの管理人さんがですね、住民の方たちがどのような状況に置かれているのかと、また相談とさっきおっしゃっていましたけれども、そういったときに適切にきちっと対応していただけているのかというところを、お話を伺っていてとても不安に感じるところがございます。そういった話というのが所管のほうに入ってきているのか、また改善がされているのか。また、これからこの指定管理者の選定が済みまして新たにこの5年間が進んでいくわけですけれども、その辺のところというのを、いわゆる管理人の役割ですね、きちっと明確にしていって、住民の方たちにも御理解いただくようにしていただかなければいけないと思うんですけど、いかがお考えですか。

三王都市基盤部住宅課長

 区営住宅か福祉住宅かの管理人で少し役割が違うんですけれども、どちらですか。

久保委員

 すみません。今は障害者住宅と高齢者住宅を想定して申し上げておりました。

三王都市基盤部住宅課長

 現在管理人の高齢化も進んでおりまして、これから管理人の選定も、その辺も踏まえて対応してまいりたいと考えております。

久保委員

 要するに今のお答えだとね、高齢化をしている管理人さんだから対応ができないから管理人の選定も踏まえて考えていくっていうお答えになっちゃうわけですよ。だからそうなるとね、的確にそういった住民の方たちの相談に今は答えていないってことになっちゃうじゃないですか。だから管理人の役割って何で、ここからここまでは管理人さんなんですよねって。でも夜間とかで対応できない場合もあるかもしれません、そういうときには、そこからは警備会社に来てもらいますとか。管理人さんは高齢だから助けられないで済むのか、そうではなくて、管理人ってそもそもそういうことをやるものではないのか、そこがわからないんですよ、住んでいる方たちとか、私にも。だから住民の方たちの生活そのものなのか、そうではなくて施設の管理という意味で管理人がいるのか、そこら辺のところを、すいません、まずきちっと明確にしていただきたいなと思うんですけど。

三王都市基盤部住宅課長

 管理人の役割として、簡単なケアマネ-ジャーはやっておりますけれども、家事援助のほうですけれども――やっておりますけれども、大規模な援助となるとまた変わってくるというんですか……(「すみません、休憩していただいていいですか」と呼ぶ者あり)

委員長

 委員会を休憩します。

 

(午後2時40分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時42分)

 

三王都市基盤部住宅課長

 福祉住宅の管理人の役割ですけれども、安否の確認、一時的な家事援助、緊急時の対応、あと関連機関への連絡でございます。

久保委員

 それらのことって、今の管理人さんは皆さん、その業務をこなしていらっしゃるんですか。それはどういう報告を受けていらっしゃいますか。

三王都市基盤部住宅課長

 報告のほうでは、管理人業務はできているという認識でいます。

久保委員

 先ほど、ただお答えの中で、高齢化があってというようなお答えがあったりしているから、本当にちゃんと住民の方たちに対して適切な対応ができているんだろうかということを確認したくて伺っているわけです。

 今回の募集の中にも、指定管理者が行う主な業務の中に管理人に関する業務というのがございましたので、今おっしゃっていただいたように、きちっと管理業務が行えるようにというところを指定管理者のほうにもきちっと義務付けといいますか、そこも役割を明確にしていただいて、また住民の方たちにも、管理人さんの役割、例えばそれ以上を望む方もいらっしゃるんだと思うんですよ。そこは管理人さんの役割ではないですよということもちゃんと徹底しないと、逆に管理人さんの負担も重くなってしまうので、そこをやっぱりきちっと明文化してわかりやすく示していかないと、どちらにとっても不利益が生じる可能性があるので、そこをきちっとしていただきたいなと思うんですけど、いかがですか。

三王都市基盤部住宅課長

 委員のおっしゃるとおり、管理人の管理業務の役割をきちんと明確にして対応してまいりたいと考えております。

委員長

 他に質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に6番、中野駅南口地区まちづくりについての報告を求めます。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 それでは、中野駅南口地区まちづくりにつきまして御報告をいたします。(資料7)

 中野駅南口地区、具体的には中野二丁目地区のまちづくりでございますが、このエリアにおきましては現在、土地区画整理事業及び市街地再開発事業が一体的に進められているところでございます。今回、両事業におきまして、各組合から事業計画変更の申請がございましたので、その内容について御報告を申し上げます。

 恐れ入ります、別紙の1をまずごらんいただければと思います。

 別紙の1、市街地再開発事業の概要でございますが、ここのエリアのプロジェクトにつきましては前回報告したのが1年以上前となってございますので、粗々の概略だけ御説明をまず申し上げたいと思います。

 こちらの資料の4番、右側の4番、上のほうの計画配置図というところを中心にお話しさせていただきたいと思います。

 こちらの図の灰色の点線で囲まれたところが土地区画整理事業のエリアでございます。その中の赤点線、青いところで塗られたところが市街地再開発事業のエリアでございます。ここを一体的に整備していきましょうといったところでございますが、さきに申し上げた区画整理につきましては、駅前広場の拡張整備を行ったりだとか、千光前から大久保通り、これにかけての13メートル程度の南北道路を、区画道路を整備していく、あるいはここに公社街区と書かれているところの南側、ここが6メートルに拡幅されたといったところの基盤整備をしていくといったものでございます。これにより地域の安全性、利便性を確保していきたいといったところでございます。

 一方、市街地再開発事業でございますが、こちらの図にあるとおり大きな業務棟と住宅棟、この2棟を建設していくと。あわせて歩行者空間の整備を図ることによって、あとこのエリアは地区の高低差が6メートル、7メートルほどございますので、そういったところをエレベーター等で解消してユニバーサルデザインに配慮したまちづくりを進めていきたいというようなところでございます。

 あとは、左側の2番の概要のところで、権利者の状況として、ここには、再開発のほうですが土地所有者が11件、それから借地権者が1件、12件の地権者がございます。あわせて参加組合員として保留床を取得する事業者、参加組合員が住友不動産ということで決定をしてございます。あと、工事事業者として、特定業務代行と申しますが、西松建設が地権者ではございますがもう決定をしているところでございます。

 ちょっと粗々ですが、これが前提となる事業の中身といったものでございます。

 恐れ入ります。最初のページにお戻りください。その事業計画の変更の報告でございます。

 まず1番、事業計画変更についてでございます。

 まず、(1)市街地再開発事業の事業計画変更の内容でございます。先ほどの別紙の1とあわせてごらんいただければと思います。

 ①設計概要の変更でございます。市街地再開発事業では住宅棟と業務棟の2棟を建設いたします。その住宅棟におきまして、住戸数が438戸であったものが397戸に減少をいたします。一方で、駐車場台数が130台から200台に増加、あるいは延べ床面積も4万7,200平米から4万9,300平米に増加をしてございます。これは一部屋当たりの面積が増加をしていると、ファミリー向けの大きめの居室が増加をしているといった状況でございます。業務棟につきましては記載のとおりで、若干の変更があるにとどまってございます。

 次に、②事業施行期間等の変更でございます。特に下段のイ)建築工事期間をごらんください。再開発ビルの竣工時期が1年2カ月ほど延伸をしてございます。着工が今年度末、竣工が2024年2月の予定に変更をしてございます。

 2ページ目をごらんください。

 ③資金計画の変更でございます。総事業費660億については変更はございませんが、内訳の変更がございます。まず、ア)収入金でございます。収入金の下のほうの、その他負担金12億円、これは土地区画整理事業、一体的施行でやっていることによる土地区画整理事業からの繰入金でございますが、これを皆減とし、補助金で対応することとしてございます。

 次、イ)支出金でございます。ここは工事費が大きく変わっているところでございますが、当初の事業計画策定時から資材費だとか人件費等が高騰したこと、これらによって工事費が22億円増加をしてございます。これに対しては、もともと工事費の増加を見越して予備費として計上していた一番下に書いてあるその他経費、こちらと、土地整備費等を調整した減額分、これで対応することとしてございます。都合、変更前と変更後では変更はございません。

 次、3ページ目をごらんください。

 こちらからは、土地区画整理事業の事業計画変更の内容でございます。ここでは別紙の2の土地区画整理事業の概要とあわせてごらんいただければと思います。

 まず、①事業期間の変更でございます。先ほど申し上げました市街地再開発事業の期間延伸に伴いまして、駅前広場整備の着工時期が1年先となります。結果、2025年3月末の完了予定だったものが2026年3月末、1年ほど延伸をしてございます。

 次に、②資金計画の変更でございます。事業費総額が、こちらは85億8,000万円だったものが98億と、12億2,000万円ほど増加をしてございます。

 ア)収入金でございます。主なものとして保留地処分金、こちらが10億ほど増加してございますが、予算よりも、売買契約の結果として10億ほど増加をいたしました。

 イ)支出金でございます。こちらも、主なものとして電線共同溝整備等による公共施設整備費の増加で3億3,000万強、それから建物の解体に伴うアスベスト処理等による移転補償費の増加で6億2,000万強、土壌汚染処理等によるその他工事費の増加で4億7,000万強として、都合12億2,000万ほどの増加となってございます。

 最後、4ページ目をごらんください。

 2番、今後の予定でございます。今年度につきましては、再開発事業による権利変換計画の認可、それから建築工事の着工、2023年度には建築工事が完了、それから2025年には駅前広場の整備が完了し、両事業が完了する予定でございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑ありませんか。

加藤委員

 まず、この事業計画変更が行われた理由って教えていただけますでしょうか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 今申し上げた中身ではございますが、大きくは期間の延伸、それから資金計画の変更、それから再開発につきましては住宅棟とか業務棟のスペックの変更でございます。

加藤委員

 スペックに関しては、最初は見積もりみたいなもので、その後詰めていったらこうなったという代物なんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 都市計画決定時、基本設計等を踏まえて最初に設計したものがあったと。詳細設計を詰めていく中で今回の中身に変わっていったと、事業性も含めて変わっていたというものでございます。

加藤委員

 そういった中で、区が占有というか、使えるスペースというのも確定されてきているということですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 先ほどスケジュールで申し上げました今年度、権利変換計画、今これをちょうど作業しているところ、詰めの段階でございます。その中で区がどの床を持つのか。今、駐輪場として地下というのがほぼ固まっているところでございますが、そのほかの床についてどこどこにというような形で、どの大きさでというのを今、権利変換計画のつくっている中で決定をしていくといったものでございます。

加藤委員

 これから詰めていくということですね。

 ちなみに、いろいろとお金の話が出ていますけど、これって区が関与するところってわかるんですか。区はここの中で支出金はどれを、公共施設整備費とかというのは出していたりするのかなというか、その辺、区の関与ってどうなっているのか教えていただけますか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 直接的には2ページの、再開発のほうですね、2ページの収入金のところで補助金の項目になります。こちらが再開発組合に対して区が直接的に補助をする金額になります。ただその財源としては、区としても国庫補助金、社会資本整備総合交付金の獲得と、都市計画交付金あるいは財政調整交付金といったところで財源を確保していく予定となってございます。

加藤委員

 この補助金が上がった理由というのはどういった理由なんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 こちら、同じア)収入金のところをごらんいただいて、もともとその他負担金というところの財源を見込んでおりました。これは区画整理からの負担金でございますが、一体的施行というところにおいて、区画整理でやるべきことを再開発でやるべきといったところで負担金という形をとっていたんですが、再開発のほうも事業費が膨らんできたということ、あるいは再開発の中で工事費が増加したということで、もう一度改めて補助金についての支出の可能性というところ、国の補助金の獲得の可能性を検討していたところ補助金が獲得できる見込みができたので、かえたといったところでございます。

加藤委員

 ちょっと聞いた話で、今年度中ぐらい、来年度ぐらいにお店畳むのかなと思ったら、あと二、三年やると言っていたんですけど、ノイビル自体はまだ当面残っていて、裏の整備からどんどんやっていくのかなと思ったんですけど、その辺の工事のイメージだけ教えてもらっていいですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 1ページ目をまずごらんいただいて、その一番下、さっき説明した建築工事期間というところですね。今回、一番下の変更後というところですね、2020年3月、今年度末に再開発ビルの着工を始めます。そこから2024年2月まで、大体4年ぐらいかけて建物を完成させていくんですが、建物が建った後にノイビルの、五つぐらいあるんですが、いわゆる駅前広場整備の拡張する部分なんですが、そこを解体していくというところなので、そのギリギリまでテナントさんはいることができるというか、営業は可能になるといった予定になってございます。

加藤委員

 この計画配置図における業務棟があるところは、ノイビルの床というか地面とかぶっていないということなんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 かぶっていないですね。ちょっと図で……(「別紙2で完全に色を塗られているのに」と呼ぶ者あり)そうですね。別紙2で申し上げますと、ちょっと大体になってしまうんですが、右側の上のほうの設計図と書かれたものの駅前広場のところをごらんいただくと、オレンジ色の部分のL字型の下の部分ですね、ここら辺が大体ノイビルがあるところなんですが、ここまで拡張すると。今、具体的には3,300平米ほどの駅前広場の広さなんですが、4,150ほどに拡張すると。拡張する部分がノイビル等がある五つの建物があるところの部分になるといったところでございます。

委員長

 委員会を休憩します。

 

(午後3時00分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時01分)

 

杉山委員

 今の御説明の中で、ここにも書いてあるんですけど、最初の1枚目の下の事業施行期間等のところですね。ア)の変更前、変更後――変更前と変更後で、スタートは同じなんですが、変更前はこの期間を見ると6年4カ月、変更後は7年6カ月、1年ちょっと延びる。スタートが同じで工事費用もそんなに変わらず、でも期間は1年ちょっと延びちゃう。そうすると、工事の始まりが同じということは、その工事周りの歩道とか工事の壁とかできてくるわけなんですが、そこら辺、住民の方々の説明ってどうなんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 この建築に係る建築設計の説明会は法律にのとって、もう今年の9月に実施をしてございます。予定という形で、このスケジュールについては、地区の方というか、その建物の高さの倍の半径300メートルぐらいですが、そこ周辺にチラシをまきまして、2回ほど実施をしてそれぞれ50名から100名程度ずつの参加があって説明をしているところでございます。

杉山委員

 建築物そのものは、イ)のほうは、期間を見ると、3年2カ月から3年11カ月、スタートもずれて、事業施行期間がもちろん後ろに来ているからずれるのはそうなんですけれども、これ、ア)のスタートというのは、どうしてもこれは始まっているものなので変えられないと思いますけど、工事エリアの周辺地域の歩道などに、工事が延びるということは、それもずっと区民に対しての弊害が何かしら起きるということなんだと思うんですけども、そこら辺は区として何か施す的なことというのはあるんですか。もしあれば。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 これは最終的に、再開発についてはこの期間で4年ほどと、その後に、駅前広場のほうで、区画整理で2年ほどかけるので、もっともっと長い期間だというふうに考えております。区画整理については南北道路も始めていますし、トータルでは10年規模のプロジェクトになっているといったことで、地域の方々に本当に御迷惑、御苦労をおかけしているところでございます。その都度工事については組合を通じて御説明申し上げておりますし、区としてもさまざまな形で情報発信をしながら、今どんな状況なのかとか、苦情とかも、入るのは組合であったり区であったりするので、それぞれの役割の中で丁寧に説明をして御理解をいただくような形を進めていきたいというふうに考えています。

杉山委員

 要望でございますけど、やっぱり工事期間が延びるということは、それだけ歩行者に圧迫感を与えるとかいろいろありますので、そこら辺は本当に慎重にというか、手厚く、優しく何か考えていただければと思います。

久保委員

 土地区画整理事業の計画変更について教えていただきたいんですけれども、これって駅前広場も含めての期間だと思うんですよね。2026年3月31日というのは、これは何が完了なんだろうと思うと、こちらの別紙のほうの中野二丁目土地区画整理事業というスケジュールがあるじゃないですか、これがこのとおり期間が変わるだけと思っていればいいんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 別紙のこの資料に書かれているスケジュールと、区画整理が今回変更になりましたよというのは同じものでございます。年度末なので2026年3月31日と読み取っていただきたくて、これは一応工事が完了する、駅前広場ができ上がる期間だというふうに思っていただければと思います。

久保委員

 いうことは、最後に駅前広場整備が2026年3月31日にできるということですよね。やっぱりここが一番駅を利用している方、もちろん住民の方もそうですけれども、すごく影響が大きいことではないかなというふうに思うんですよね。

 先ほど業務棟のことで、区の所有になるのかな、区が利用できるのかな、所有になるんですかね――というようなお話もあったりとかして、そこに何ができるかというところもですし、業務棟自体もですし、住宅棟もですし、こちらのほうが当然先にできてくるという中で、やっぱりこの広場――もちろん付随した道路も含めてなんですけれども、駅に行くのがとても大変になるという状況で、このスケジュールはもともとちょっと違いはあったわけですよね、先にこちらの建物のほうができてしまうという中で。どのぐらいの、この中野駅の南口を利用する人というのが――この業務棟とか住宅棟とか、また公社住宅のほうが先にできていますけれども、この公設住宅203戸ですかね、戸数がね、そういった中で圧倒的に南口の利用者がふえていくじゃないですか。そこのところで、やっぱり安全面も踏まえてしっかり考えていかなきゃいけないところがあると思うんですけれども、その辺について、今回この期間が延びるということがどのような影響があると思っていらっしゃいますか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 期間が延びること自体については、結果としては影響はないと思っています。ただ、委員おっしゃるとおり、先に建築工事が終わってしまう、その後2年かけて駅前広場を整備するということで、業務棟、住宅棟の建つ2024年の2月には、マックスで昼間人口は3,500人から4,000人ぐらい、夜間人口でも1,500人ぐらいの増加が想定されますので、その間ですね、工事をしている中、その方たちが駅から短いアプローチの中でオフィスタワーなり住宅なりに行く、あるいは今できた公社住宅の方々が通うということに、やはり安全面とかというところが一番注意しなきゃいけないといったところですね。その辺を当然踏まえながら動線の確保、工事の工程だとかというところを、その辺は、当然ですが効率性とか経済合理性ではなくて、歩行者の安全というのを第一にしながら進めていくように、区としても組合に、十分な注意を払いながら工事工程、安全の確保といったところを指導しながら一緒にやっていきたいというふうに考えております。

久保委員

 それで、先ほどの御説明の中にも、地区の高低差に対応して、2階レベルに広場等を整備して周辺地域とのネットワークに寄与するユニバーサルデザインにということが出ていましたよね。歩行者動線のお話が今ありました。当初は、駅前広場に合わせて千光前のほうに行くための高低差をなくしていくためのエレベーターなりエスカレーターなりをつけていくという話があったんですけれども、これって、例えば、先に千光前のほうの業務棟ですとか住宅棟の利用する方たち、さっき昼間人口は3,500人とおっしゃっていましたけれども、その辺のことを考えて先行してそちらをやっていくというようなことはお考えになりますか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 そのことがすごく大事だというふうに考えておりまして、まだ実施設計、これから駅前広場、エレベーターというのは区画整理の中でやることになると思いますので、これから詳細を詰めていくんですが、委員おっしゃるとおり安全なアプローチといったところを踏まえて、先にエレベーターあるいはエスカレーター、階段等を整備するような形が望ましいというふうに考えてございますので、その辺を調整していきたいというふうに考えております。

久保委員

 ぜひお願いいたします。

 前回、定例会中の御報告の中で中野四丁目西地区の住宅棟のことで質問させていただきまして、中野駅周辺の住宅戸数というのが果たしてどのぐらいの数になっていく、ふえていくのかということで、1万戸というようなお話がございました。今回の御報告の中では、戸数自体がふえているわけではないんですけれども、ファミリー世帯向けということで、公社住宅のほうも203戸のうちに2LDKですとかファミリー世帯向けのものが多く見受けられております。それらのことを考えますと、今後の保育園ですとか幼稚園ですとか、学校ですとか学童クラブですとか、さまざま暮らす方たちへの影響というものも考えていかなければいけないと思うんですね。前回も申し上げましたけれども、しっかりこの中野駅周辺の中で、それらの住んでいる方たちにとって住環境を整えていくというのはそういうところもあると思うんです、まちづくりの中で。また、子育て先進区というのはそういうものが充実して初めて先進区と言えるのだと思いますので、その辺の調整もきちっとしていただかなければならないと思いますが、それはいかがお考えですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 前回、大まかな想定としての数字を御説明させていただいたと思います。今回、中野二丁目につきましては事業計画変更の中で明らかになってきたところがふえてきたと、400戸近いところと平米数がわかったと。こちらは全て賃貸になりますので、その賃貸といったところも踏まえて、想定される入居者をイメージしながら、生活をイメージしながら各所管のほうとは連携をとっていっている状況ではございます。例えば小学校であるだとか、防災の関係だとか、ほかの面も含めて今後全庁で共有しながらですね。ほかのエリアについても具体的なものが明らかになった時点で、その都度情報共有をして、その所管においてのリスク想定、生活を考えた上でのリスク想定だとかイメージというのを共有して施策に反映をさせていきたいというふうに考えているところでございます。

久保委員

 ぜひお願いをしたいと思います。

 それで、できればこれは部長にもお聞きをしたいんですけれども、中野駅周辺でできてくるこの住宅戸数、またこの住宅、今、賃貸住宅ということがございまして、先日の御報告のは分譲住宅だったと思います。住んでいる方たちというのがどういう世代であったりとかですね、やっぱり想定していなければいけないことというのがあると思うんです。その上でのまちづくりの課題というものを明確にして取り組んでいただきたいと思うんですが、その辺はいかがお考えでしょうか。

豊川中野駅周辺まちづくり担当部長

 今、委員御指摘のさまざまな開発が進行中、あるいはこれから進行いたします。この間も御指摘ありました子ども施設の関連もそうですが、例えば高齢者施設ですとかそういったものも全て関係してきます。ですから、明らかになっている部分も多いんですが、その辺も踏まえながらですね、事項が明らかになるたびに修正等もあろうと思いますけど、適宜修正しながら、需要対応型というんじゃなくて、むしろ政策誘導的な視点を持って今後取り組んでいきたいというふうに考えております。

久保委員

 参考までに教えてください。(2)のほうの土地区画整理事業の収入金のところの保留地処分金でございます。これが増額ということで、10億6,500万ということで、先だっても別の場面でもお伺いをいたしましたけれども、やはりこの駅周辺の土地というのが大きく価値が変わってきているのかなと思いますけれども、その辺についてはどのように受けとめていらっしゃいますか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 地価の上昇というのは確実になるところで、ただ、今後先は、見通しは全くわからないというところでございますが、ここについては、予算の段階では組合の総会のほうでこの金額だということで、恐らく鑑定を踏まえながら決定したものでございます。実際に契約した相手方がそれ以上の価値と見て金額を決定して契約したというものでございますので、地価を全てそのまま反映したわけではないとは思いますが、そのような傾向があるというのは間違いないところでございます。

来住委員

 まず補助金のところですが、補助金で94億という変更後で、さらに次の区画整理事業でも49億ということで変更になっているんですが、具体的に、例えば南北道路であるとか、区が所有する駐輪場であるとか、そういう公共的なものに具体的には補助金という形で。ほかにどういうものにこれは使われるということで、お願いします。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 再開発のほうで申し上げたいなと思いますが、94億のうちでございますが、こちら根拠としては、都市再開発法に基づく補助金が支出できるというものでございます。その中で、国庫補助として要綱等がございまして、それにのっとって区としても補助金を支出するといったものでございますが、主な品目としては調査設計費、例えば事業計画だとか建築設計だとか権利変換計画だとか、あるいは土地整備費として地権者の補償費だとか、あるいは共同施設整備費として、簡単に言うと建築費なんですが、これは共有部分といったようなところで供給処理施設だとか、それについての補助金の項目があると、それに対して補助できるといったような内容でございます。

来住委員

 わかりました。

 それから最初のページで、住宅戸数が減って438戸から397戸、一方で、駐車台数が約70台ふえるという形になっているんですが、これはどういう状況の変化でこういう形になったんでしょうか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 これは事業者の戦略ではございますが、ファミリー向けの住居がふえているといったところで、しかもこれは賃貸といったところでございます。そういった入居する方の市場性、需要とかを加味して駐車場が必要だろうと。逆にこの駐車場がなければ入居する可能性が低くなってしまうんじゃないかといった、そういった市場等を踏まえた上での戦略だというふうに認識してございます。

来住委員

 もう一点だけ伺います。この概要図の中で、南北道路の右側に公園が当初からここに設置の要請があったんですが、産業振興センターの今、駐輪場になっているところなのかなと思いますが。ただ、今回の計画地、再開発事業との結ぶ道路上に橋がかかるわけですよね。ブリッジがかかって、両方で行き来できるという形をとると思うんですが、現状のこの図で言うならば、その公園の部分の入り口が、今の仮設駐輪場でも非常に狭いわけですけども、開発事業のこの用地との行き来をするとなると一定の容量といいますか、スペースを持った橋が必要ではないかなというふうに思うんですが、これは上に公園と左の広場の部分を行き来できるということが想定されているということでしょうか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 そうですね、こちらは再開発エリアと東側の高低差をフラットで行けるような形で、行き来できるような形で設定をした橋でございます。幅については4メートル程度というふうに想定をしているところでございますが、自由に階段の乗りおりなしにフラットで公園、いわゆる再開発エリアのほうに行き来できるような想定で、バリアフリーを念頭に置いて設定をしてございます。

委員長

 他に質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に7番、その他で理事者から何か報告はありますか。

細野都市基盤部公園緑地課長

 それでは私から、「中野区花と緑の祭典2019秋」の実施結果について報告させていただきます。

 10月19日・20日の土曜日、日曜日の2日間にわたりまして、「中野区花と緑の祭典2019秋」を開催させていただきました。

 中野四季の森公園を会場に、緑に関する各種教室や相談のほか苗木の無料配布等も行いました。また、福島県田村市からも御参加をいただき、現地の物産を販売いただきました。

 当日は、1日目は雨のち曇り、2日目は曇りと天候はいま一つでしたが、実行委員の皆様や協力団体の皆様の御尽力によりまして、2日間で約7,000人の来場者にお越しをいただき、事故やトラブルもなく無事に祭典を終えることができました。

 またこの祭典につきまして、来年の春にも実施を予定しております。

 御報告は以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 他に報告はありますか。

千田まちづくり推進部まちづくり計画課長

 それでは、令和元年度西武新宿線踏切渋滞解消促進期成同盟決起大会の開催状況について、口頭で報告いたします。

 第9回目となる本年度の決起大会は、本年8月29日の本委員会で御報告させていただいたとおり11月1日(金曜日)に野方区民ホール、野方WIZで開催されました。

 中野区議会議長、建設委員会委員長、副委員長をはじめ200名を超える方に御参加いただき、盛況の中、踏切渋滞解消に向けた決議も採択されました。

 また、決起大会で行ったアンケートでは、連続立体交差事業を契機としたまちづくりへの期待も多く寄せられました。

 今後は大会決議に従って、国土交通省、東京都、西武鉄道などの関係機関に要請活動を行うとともに、沿線まちづくりについても着実に進めてまいります。

 報告は以上です。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

加藤委員

 例年8月下旬に開催されていたと思うんですけれども、今年はこの時期に行った理由って何でしょうか。

千田まちづくり推進部まちづくり計画課長

 昨今、夏場の酷暑ということを踏まえまして、参加者に配慮してこのぐらいの時期はどうかという声も多く寄せられましたので今回実施してみたというところでございます。

加藤委員

 予算要望のためにやっているというのが趣旨だと理解しているんですけれども、その時期を逸しているのかなというようなところもあるんですけれども、その辺はどのようにお考えですか。

千田まちづくり推進部まちづくり計画課長

 今、委員おっしゃるとおり予算要望への反映というのを意図しておりますので、昨年も各関係機関に12月に要請活動を行っておりますけど、今回も12月もしくは早い時期に行ってまいりたいということで考えております。また議長よろしくお願いします。

委員長

 他に質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 他に報告はありますか。

森まちづくり推進部弥生町・平和の森周辺防災まちづくり担当課長

 弥生町三丁目地区まちびらき式の開催状況について、口頭にて報告させていただきます。

 弥生町三丁目周辺地区のコア事業として進めてまいりました都営川島町アパート跡地活用事業が概成することを記念しまして、10月31日に弥生町三丁目地区まちびらき式を、主催者中野区、共催者UR都市機構で川島公園にて開催いたしました。

 まちびらき式には、事業に御協力いただいた権利者の方々をはじめ区議会、都議会、地元関連町会、まちづくり協議会等より約50名の御来賓の方々の御列席をいただきました。また、地域住民の方5名に御参加いただくことができました。

 式典は晴天に恵まれ、区、URからの御挨拶、御来賓からの御祝辞、区、URからのこれまでの事業報告の後、お祝いのテープカット、川島公園の災害対応設備の御案内、弥生町まちづくり住宅の内覧等の行事をつつがなくとり行いました。御列席の皆様からは、区の防災まちづくりへの御支援と期待のお言葉などをいただきました。

 御報告は以上になります。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 他に報告はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で所管事項の報告を終了します。

 次に、審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩します。

 

(午後3時25分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時26分)

 

 休憩中に御確認いただきましたとおり、次回の委員会は第4回定例会中とし、急を要する案件が生じた場合は正副委員長から召集させていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 以上で本日予定した日程は終了しますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で建設委員会を散会します。

 

(午後3時26分)