令和2年06月02日中野区議会子ども文教委員会(第2回定例会)の会議録 中野区議会子ども文教委員会〔令和2年6月2日〕
子ども文教委員会会議記録
○開会日 令和2年6月2日
○場所 中野区議会第5委員会室
○開会 午後5時16分
○閉会 午後5時47分
○出席委員(8名) 高橋 ちあき委員長 斉藤 ゆり副委員長 吉田 康一郎委員 小杉 一男委員 いでい 良輔委員 中村 延子委員 平山 英明委員 むとう 有子委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員 教育長 入野 貴美子 子ども教育部長、教育委員会事務局次長 戸辺 眞 子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当) 小田 史子 子ども教育部子ども・教育政策課長、教育委員会事務局子ども・教育政策課長、教育委員会事務局学校再編・地域連携担当課長 永田 純一 子ども教育部保育園・幼稚園課長、子ども教育部保育施設利用調整担当課長、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長 渡邊 健治 子ども教育部子ども教育施設課長、教育委員会事務局子ども教育施設課長 塚本 剛史 子ども教育部育成活動推進課長 細野 修一 子ども教育部子ども特別支援課長、教育委員会事務局子ども特別支援課長 石濱 照子 教育委員会事務局指導室長 宮崎 宏明 教育委員会事務局学校教育課長 板垣 淑子
○事務局職員 書記 松丸 晃大 書記 本多 正篤
○委員長署名 審査日程 ○議案 第50号議案 令和2年度中野区一般会計補正予算(関係分)
委員長 それでは定足数に達しましたので、子ども文教委員会を開会いたします。
(午後5時16分)
本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(別紙1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長 では、そのように進めます。 それでは、議事に入ります。 第50号議案、令和2年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。 本議案は総務委員会に付託されておりますが、子ども文教委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることになっておりますので御承知おきください。 それでは、理事者の補足説明をお願いいたします。 永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長 それでは、第50号議案、令和2年度中野区一般会計補正予算のうち、子ども教育部、教育委員会事務局所管分につきまして一括して補足説明をさせていただきます。 最初に5ページをお開きください。 歳出の表の中段、5款子ども教育費でございます。補正前予算額564億9,394万8,000円を、1億607万8,000円増額いたしまして、補正後予算額566億2万6,000円とするものでございます。 それでは、個別の内容につきまして御説明させていただきます。 20ページ、21ページをお開きいただきたいと存じます。 2項保育園・幼稚園費でございます。1目保育園・幼稚園費は、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費でございます。3、区立保育園等は、区立保育園及び保育室の新型コロナウイルス感染症対策経費といたしまして、640万円の増額でございます。4、私立施設給付は、臨時休園等に伴い、利用者負担の軽減を実施する認証保育所に対する補助といたしまして、3,667万2,000円でございます。6、幼稚園・認定こども園は、区立幼稚園の新型コロナウイルス感染症対策経費といたしまして、80万円を増額いたします。この事業につきましては、国及び都の補助がございます。内容につきましては、後ほど歳入のページで一括して御説明させていただきます。 中段の3項学校教育費、7目学校健康推進費は、335万9,000円の補正でございます。これは、区立小・中学校の新型コロナウイルス感染症対策経費でございます。 一番下の段、4項子ども教育施設費、2目子ども教育施設整備費の補正額は、924万円でございます。これは、南台小学校の新校舎整備期間の延伸に伴う仮設校舎の賃借料の増額でございます。この事業につきましては債務負担行為がございます。お手数ですが、32ページ、33ページをお開きください。上段の南台小学校仮設校舎賃借でございます。仮設校舎の賃借期間が延びることにより、債務負担行為6,336万円を設定いたします。 次に、22ページ、23ページをお開きください。 6項育成活動推進費、1目地域子ども施設調整費でございます。2、地域子ども事業調整は、公設民営学童クラブにおける新型コロナウイルス感染症対策経費でございます。補正額は1,219万7,000円でございます。4、民間運営施設管理は、民間学童クラブの新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、感染症対策経費に対する補助950万円、臨時閉室等に伴う利用者負担の軽減に対する補助として、487万2,000円の補正でございます。また、年度途中に新規開設する学童クラブの運営費補助金といたしまして、1,711万4,000円を増額するものでございます。この事業にも国・都の補助金がございます。 次に、下の段、7項子ども特別支援費でございます。1目子ども発達支援費は、感染症対策に係る経費でございます。2、子ども発達支援の(1)子ども発達支援調整は、民間障害児通所支援施設における新型コロナウイルス感染症対策経費に対する補助といたしまして380万円、(3)障害児支援施設運営は、区立障害児通所支援施設における新型コロナウイルス感染症対策経費として192万2,000円の補正でございます。この事業には都の補助金がございます。2目特別支援教育費の補正額は、20万2,000円でございます。これは、就学相談事業に係る新型コロナウイルス感染症対策の経費でございます。 次に、歳入につきまして御説明させていただきます。16ページ、17ページをお開きください。 2段目の13款国庫支出金、2項国庫補助金の4目子ども教育費補助金でございます。5、子ども・子育て支援事業は2,576万8,000円でございます。これは、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費の補助といたしまして、1,464万7,000円、民間学童クラブの運営費に対する補助といたしまして、1,112万1,000円でございます。7、保育対策総合支援は、区立保育園及び保育室の感染症対策に係る経費の補助といたしまして、769万9,000円でございます。 次に、14款都支出金、2項都補助金でございます。4、福祉保健包括補助は、障害児施設の感染症対策経費に係る補助といたしまして、190万円でございます。8、子ども・子育て支援事業は、年度途中で開設する学童クラブの運営費に対する補助といたしまして、112万1,000円でございます。次の23、都型学童クラブにつきましても、新設学童クラブの運営費に対する補助でございます。補正額は179万1,000円でございます。31、幼稚園感染症対策事業は、区立幼稚園の感染症対策事業に係る経費への補助といたしまして、100万円でございます。33、保育施設臨時休園等支援事業は、認証保育所の利用者負担軽減に係る経費への補助といたしまして、1,833万5,000円でございます。 御説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 委員長 ありがとうございます。 それでは、本件に対する御質疑がありましたらどうぞ。 小杉委員 二、三伺います。今回、新型コロナの感染症対策に必要な費用を助成するということですけれども、区立と民間ということでそれぞれやられていますが、この目途というか、伺いたいんですが。例えば、区立であれば買って配布をするということになると思うんですが、大体、配布をして、現場に届くような見通しとかというのが何かあれば教えていただければと思います。 細野子ども教育部育成活動推進課長 育成活動推進費において、公設民営学童クラブへのコロナ感染拡大防止対策として費用を積ませていただいています。また、民設民営も積んでおりますが、公設のほうは、予算をお認めいただいた後、速やかに手配をして、確定的にはあれですけど、そんなにかからず用意ができるものというふうに見込んでおります。 小杉委員 それでは、21ページの私立保育園の場合は、例えば現場に届くまでにということでは、いつ知らせたりとか、そして、請求する期間とかというのが何か今、決まっているのであれば教えていただければと思います。 渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長 今回の補正の中では、私立保育園に対する補助はございませんけれども、先日、5月1日のときに、私立保育園に対する補助については計上させていただいたところです。私立保育園につきましては既に通知をしておりまして、5月1日以降に連絡をしております。補助の請求の期間としましては、12月末までということで、今年いっぱいを請求期間としているところでございます。 委員長 小杉委員、この補正に対して、すみませんけど、質疑してください。 小杉委員 すみません、間違えました。 それでは、23ページにある学童保育のことは、やっぱり同じようなことになるんでしょうか。 細野子ども教育部育成活動推進課長 学童クラブも、今回予算をいただいたものは、今後のためにも活用していくという意味もございますが、現時点である備品を使って可能な限りの消毒なども行わせていただいておりますので、納品には多少時間がかかるとしても、問題なく運営ができるように準備を進めてまいりたいと考えてございます。 小杉委員 求められる方に求めるものをしっかり届けていただきたいなと思います。よろしくお願いします。 それと、南台小学校の件については、仮校舎を壊すのではなく、賃借期間を5年延長させるということですが、延長の理由の中では、学校とか保護者の要望があったというお話は伺ったんですが、具体的にどういった声があって残そうという話になったんでしょうか、具体的に教えていただければと思います。 塚本子ども教育部、教育委員会事務局子ども教育施設課長 今回、南台小学校の建て替え期間が、当初予定していた2年間から4年間に延長してしまう。そういった事態を受けまして、代替校舎としての旧新山小学校校舎において、2年間であれば、何とか子どもたちにもそれほど大きな苦労をかけることなく2年間お過ごしいただけるのかなというふうに考えていたところ、4年間ともなると様々、例えば少人数指導教室ですとか、パソコン教室ですとか、あと多目的室、プレハブ校舎がないと、そういったところが普通教室に転用する必要がございますので、学校長、教職員の方々並びに保護者の方もそうですし、地域の方からも、南台小学校は、いわゆる地域連携が盛んな地域でございますので、ぜひ地域の方との交流ができるような、多目的室などがそうなんですけども、そういったところは、2年間でなく約4年間ともなるのだから、ぜひ何とか確保していただきたい、そういった声を頂戴して、今回このような判断をさせていただいたところでございます。 いでい委員 それぞれのページに新型コロナウイルス感染症対策経費とありますけれども、それの内訳について、簡単で結構ですから教えてください。 渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長 こちらにつきましては、区立保育園15園、それから区立保育室1園について、保育園のところに計上させていただいているところでございます。内訳につきましては、加湿器付空気清浄機、各園につきまして3台、それから非接触型の体温計、各園2個、その他、ペーパータオルですとかビニール手袋等ということで、1園当たり40万円ということで計上しているものでございます。 いでい委員 これは、それぞれの現場から要望があったものなんですか。 渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長 今回、区立園になりますので、区立幼稚園係のほうで状況を把握しておりますので、必要なものを計上したというものでございます。(「僕だけ聞こえないのか、よく聞こえないので、もうちょっと大きい声で」と呼ぶ者あり)今回、区立の保育園等に配布するものになりますので、区のほうで状況を把握してございます。 いでい委員 現場からそういう加湿器付空気清浄機が欲しいという声があって、担当としてこれを要望したということですか。 渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長 区立園の空気清浄機の設置状況等を調べまして、必要な台数、必要なものということで計上したものでございます。 いでい委員 その加湿器付空気清浄機はどこに、その園の中のどの辺りに置かれるんですか。1園当たり3台というふうに聞いていますけど、どこに置かれるんですか。 渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長 特に幼児がお昼寝をする場所ということで、1歳児の部屋、それから2歳児、それともう1か所、3台、その他ということで設置するものでございます。0歳、3歳、4歳、5歳のそれぞれの部屋につきましては、既に備付けの空気清浄機がございますので、1歳、2歳、その他ということで予定しているものでございます。 いでい委員 そうすると、この学校健康推進費の中で、区立小・中学校における新型コロナウイルス感染症対策経費とありますけれども、これも同じ空気清浄機ですか。 板垣教育委員会事務局学校教育課長 空気清浄機、各校一つ、それから非接触型体温計、各校一つを予定しております。(「どこに置くのかも言ってください」と呼ぶ者あり)保健室に置く予定でございます。 いでい委員 これも、各小・中学校の現場から、そういったものが欲しいという要請があったということなんですか。 板垣教育委員会事務局学校教育課長 今回のこの空気清浄機につきましては、特に要望があったということではなく、教育委員会として各校に配置したいというふうに考えているところでございます。 いでい委員 となると、教育委員会では、それぞれの施設に加湿器付空気清浄機を配置をしていく、それが新型コロナウイルス感染症拡大防止に有用だという判断はどこでされたんですか。 板垣教育委員会事務局学校教育課長 新型コロナウイルスの感染症蔓延防止のためには換気を基本とするというふうに考えているところでございます。ただ、換気のできない場合、そういったことも想定して、空気清浄機も一つ有効なんではないかというふうに考えたところでございます。 いでい委員 1回休憩してもらっていいですか。 委員長 休憩いたします。
(午後5時34分)
委員長 再開いたします。
(午後5時35分)
いでい委員 その加湿器付空気清浄機は、新型コロナウイルスの感染拡大に対して有用ではないのにもかかわらず、なぜ現場から要望もないものについて、保育園、区立保育園、区立保育室、あと幼稚園、認定こども園、小・中学校にそれを配置するという話になるんですか。 渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長 確かにコロナウイルスを消滅させるものではないというものが空気清浄機になりますけれども、一つは、国の補助対象になっているということ、もう一つは、特に保育園の場合は、乳児がお昼寝をするときなどは窓をよく閉めておりますので、そのときの換気、そのための健康管理をしていくために有用であるというふうに考えております。 いでい委員 じゃあ、ここに書いてあるのはおかしいですよね。新型コロナウイルス感染症対策経費じゃないじゃないですか、そうしたら。 渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長 新型コロナウイルス対策に伴いまして、幼児の健康を維持しておくということが大変重要な事柄になりますので、そのために資するものであるというふうに考えております。 いでい委員 この加湿器付空気清浄機を3台入れることが、幼児の健康に対していいという判断は誰がされるんですか。私は何でこんな話をしているかというと、補正予算まで組んで、可及的速やかに現場に対して要望があるものに対して応えていく。しかも、これは特定財源が入ってくるわけで、当てはまる施策だとかやり方はたくさんあると思うんですよ。現場から、どうしても加湿器付空気清浄機を早く欲しいんですって声が上がってくれば、それに対応してくれればいいけれども、現場からも上がってきていない。教育委員会も、これが新型コロナウイルス感染症対策に有用だという判断はしていないのにもかかわらず、なぜこれを入れるのか、全く理解できないんですけど、誰か御答弁できる方はいらっしゃいますか。 石濱子ども教育部、教育委員会事務局子ども特別支援課長 子ども特別支援課で対応しております放課後デイサービスの事業所等に対する新型コロナ対策の補助につきましては、事業所にアンケートを取りまして、今どういう状況なのか、どのぐらい子どもが通っているのか、特に障害児対応でございますので、そういったことで困り具合というか、そういったことを聞き取りをいたしまして、その際に、空気清浄機を1台ぐらいは購入したけれども、まだまだそれでは足りない、換気がなかなかできない、人とのソーシャルディスタンスを取るためには、障害児対応としては非常に厳しい部分がある、そういったことで、グローブですとか、それから非接触型体温計、それからアルコール綿等の要望がございました。そういった要望を踏まえて、今回予算立てをしたところでございます。 いでい委員 ということは、ここの子ども発達支援費のことをおっしゃっているんですよね。民間障害児通所支援施設、例えば放課後等デイサービスを行っている施設からは要望があったということ。要望があったからこそ――加湿器付空気清浄機を、1台じゃなくて、もう1台欲しいという声が現場からあったということですか。 石濱子ども教育部、教育委員会事務局子ども特別支援課長 はい、委員のおっしゃるとおりでございます。 いでい委員 でもそれは、教育委員会としては、子ども教育部として、新型コロナウイルス感染拡大に対して、この加湿器付空気清浄機は有用じゃないというのにもかかわらず、なぜそれを入れるという判断になったのかな。それは要望があったからですか。放課後等デイサービスからは要望があったと今、御答弁ありましたけど、ほかのところからは、現場から上がってきた声じゃないのにもかかわらずこれを決めた理由は何ですか。 渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長 繰り返しになりますけれども、空気清浄器そのものは、乳幼児の健康を維持していくために有益なもの、そのことは新型コロナウイルスの感染予防につながる、免疫力の向上につながる、このように考えております。そのために、加湿器が設置されていない部屋につきまして配置をしていくということで計上したものでございます。 いでい委員 そこまで子どもの健康、免疫力向上に有用であるならば全ての部屋に配置しなさいよ、じゃあ。そんなエビデンスがあるんでしょう。加湿器付空気清浄機を配置すれば子どもの免疫力が上がると。ひいては新型コロナウイルス感染症拡大に対して有用だって、今、答弁でしたけど、そんな必要ならもっと入れたらいいじゃないですか。それは現場から上がってきた声じゃないんでしょう。教育委員会が入れたかったから入れたんでしょう。違うんですか。 戸辺子ども教育部長、教育委員会事務局次長 今回、感染症対策で空気清浄機を入れさせていただきたいという御提案でございますが、いろいろ担当する課長からも御答弁をさせていただきました。空気清浄機、確かに空気清浄機だけでは、感染症、特にコロナウイルスについて、それでも万全の防止策になるということは基本的には考えておりません。やはり基本になるのは、こまめな換気、それから手洗いの励行、それからドアノブ、よく手で触るようなところの定期的な消毒、そうしたものを万全とすること、それがやはり基本になってくるというふうに考えてございます。ただ、いろいろその施設で、頻繁な換気といっても、例えばお昼寝をしているところで、気温も下がって寒い思いをさせたくないというような配慮でありますとか、十分、2方向で窓が開けられないので、この空気清浄機でそれを補うとか、そういったような対応で、補助的に室内の空気の環境を整えていきたいということで考えたものでございまして、委員御指摘のように、これを入れれば、もうコロナ対策十分だというものでは確かにございません。補助的に使っていくことで、その施設の空気の環境について一定の効果を期待して入れるということで御提案させていただいたものでございます。 いでい委員 ということであるならば、もっと配置するべきだという方針になってもおかしくないでしょう。だって、区立の小・中学校は保健室でしょう、これ、置くの。今、保育園・幼稚園担当課長が御答弁いただいていることって、もし本当にそうであるならば、区立の小・中学校でも、それぞれの教室の中に入れたらどうですか。言っていること、違いますか。もし本当にそれだけ有用であるならば、全ての子どもが関わっていく施設には、教育委員会、子ども教育部が率先して、その加湿器付空気清浄機をどんどんどんどん一部屋ずつ配置する、そんなことだってあっていいわけじゃないですか。何かね、言っていることがおかしいような感じするんですよ。というのも、わざわざこの補正予算を組んで、さっきも申し上げましたけれども、急ぎ、本当に手が足りないと、こういったものが必要だと、今までどおりの生活を取り戻すために、新しい生活様式に向かうための準備、そういったものに対してかかった経費、そういったものに足して補正予算で組んでいくのは当たり前の話で、いつ入ってくるかも分からない、加湿器付空気清浄機を入れるために、今日ここで補正予算を組む意味があるんですかね。現場の声、聞いていないんでしょう。何でこういった話になるのかよく分からないんですけど。 渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長 確かに殺菌と滅菌効果につきましては限られるというものでございますけれども、一定程度環境をきれいにしていく、あるいは殺菌効果、二つの側面というものがあります。一部区立保育園からは要望も受けているところでございます。 いでい委員 ちょっとさっきの答弁と、また変わったような気もしますけど。もう一回いいですか。変わったんですか、答弁。 渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長 一部の区立保育園からは要望は受けております。(「答弁変わったということ」と呼ぶ者あり)はい。区のほうで、それぞれの保育園の状況は確認をしております。どこに空気清浄機があるのか、どこで乳幼児が午睡をするのかということについて確認はして、今回の配置場所について検討はしたところでございます。 一方で、区立園のほうからも要望は受けておりまして、今回の空気清浄機につきましては、一定程度の環境をきれいにしていく側面、あるいは殺菌をしていく効果というものは持っているというところでございます。 いでい委員 そこまで自信を持ってはっきり言ってくれるということは、僕たちとしても安心ができるというか、ありがたい話でもあるのかなと思っています。これから新たに子どもたちが関わっていく施設、それが公立でも、私立でも関係ないんですよ。いろんなところから、それぞれの担当のところに要望が届くと思うんですよね。そのときには適宜対応していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長 要望等を踏まえて対応していきたいと考えております。 委員長 ほかにはよろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長 では、ほかにないようですので質疑を終結いたします。 意見についてお伺いいたします。第50号議案について意見はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長 では、第50号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長 御異議ありませんのでそのように決定をいたします。 以上で第50号議案の審査を終了いたします。 本日予定しました日程は終了いたしますが、委員各位、または理事者から何か御発言ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長 よろしいですか。 それでは子ども文教委員会を散会いたします。
(午後5時47分) |