令和2年06月16日中野区議会本会議(第2回定例会)の会議録 1.令和2年(2020年)6月16日、中野区議会議事堂において開会された。 1.出席議員(42名) 1番 市 川 しんたろう 2番 竹 村 あきひろ 3番 日 野 たかし 4番 渡 辺 たけし 5番 間 ひとみ 6番 河 合 り な 7番 斉 藤 ゆ り 8番 立 石 り お 9番 羽 鳥 だいすけ 10番 高 橋 かずちか 11番 加 藤 たくま 12番 吉 田 康一郎 13番 木 村 広 一 14番 甲 田 ゆり子 15番 内 野 大三郎 16番 杉 山 司 17番 ひやま 隆 18番 小宮山 たかし 19番 い さ 哲 郎 20番 小 杉 一 男 21番 若 林 しげお 22番 内 川 和 久 23番 いでい 良 輔 24番 小 林 ぜんいち 25番 白 井 ひでふみ 26番 いながき じゅん子 27番 山 本 たかし 28番 中 村 延 子 29番 石 坂 わたる 30番 近 藤 さえ子 31番 浦 野 さとみ 32番 大 内 しんご 33番 伊 藤 正 信 34番 高 橋 ちあき 35番 平 山 英 明 36番 南 かつひこ 37番 久 保 り か 38番 森 たかゆき 39番 酒 井 たくや 40番 むとう 有 子 41番 長 沢 和 彦 42番 来 住 和 行 1.欠席議員 な し 1.出席説明員 中 野 区 長 酒 井 直 人 副 区 長 白 土 純 副 区 長 横 山 克 人 教 育 長 入 野 貴美子 企 画 部 長 高 橋 昭 彦 総 務 部 長 海老沢 憲 一 企画部企画課長(企画部参事事務取扱) 石 井 大 輔 総務部総務課長 浅 川 靖 1.本会の書記は下記のとおりである。 事 務 局 長 長 﨑 武 史 事 務 局 次 長 小 堺 充 議事調査担当係長 鳥 居 誠 書 記 立 川 衛 書 記 若 見 元 彦 書 記 早 川 政 男 書 記 野 村 理 志 書 記 鎌 形 聡 美 書 記 松 丸 晃 大 書 記 細 井 翔 太 書 記 有 明 健 人 書 記 五十嵐 一 生 書 記 髙 橋 万 里 書 記 本 多 正 篤
議事日程(令和2年(2020年)6月16日午後1時開議) 日程第1 第52号議案 中野区事務手数料条例の一部を改正する条例 第53号議案 清掃車の買入れについて 第54号議案 中野区特別区税条例等の一部を改正する条例 第56号議案 中野区立総合体育館の管理及び運営に関する条例の一部を改正する条例 第58号議案 中野区放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例 第61号議案 仮称総合子どもセンター分室整備工事請負契約 第62号議案 桃花小学校校舎棟増築工事等請負契約 第63号議案 令和小学校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約 第64号議案 令和小学校校舎新築に伴う電気設備工事請負契約 日程第2 [1]第57号議案 中野区保育所条例の一部を改正する条例 日程第3 第59号議案 中野区立学校設置条例の一部を改正する条例 日程第4 令和元年度中野区一般会計繰越明許費繰越計算書について 日程第5 令和元年度中野区区政情報の公開に関する条例の運営状況について 日程第6 令和元年度中野区個人情報の保護に関する条例の運営状況について 日程第7 令和元年度中野区職員倫理条例の運営状況について 日程第8 法人の経営状況を説明する書類の提出について ○中野区土地開発公社 ○野方駅整備株式会社 追加議事日程 日程第9 第65号議案 令和2年度中野区一般会計補正予算 日程第10 議員提出議案第5号 台湾の世界保健機関へのオブザーバー参加を求める意見書 日程第11 議員提出議案第6号 医療機関への支援の拡充を求める意見書 日程第12 議員提出議案第7号 国の責任で大学学費を半額免除にすることを求める意見書 日程第13 第65号議案 令和2年度中野区一般会計補正予算
午後1時00分開議 ○議長(高橋かずちか) 定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元の議事日程表のとおりでありますので、さよう御了承願います。 これより日程に入ります。 ────────────────────────────── 第52号議案 中野区事務手数料条例の一部を改正する条例 第53号議案 清掃車の買入れについて 第54号議案 中野区特別区税条例等の一部を改正する条例 第56号議案 中野区立総合体育館の管理及び運営に関する条例の一部を改正する条例 第58号議案 中野区放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正す る条例 第61号議案 仮称総合子どもセンター分室整備工事請負契約 第62号議案 桃花小学校校舎棟増築工事等請負契約 第63号議案 令和小学校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約 第64号議案 令和小学校校舎新築に伴う電気設備工事請負契約 (委員会報告)
○議長(高橋かずちか) 日程第1、第52号議案から第54号議案まで、第56号議案、第58号議案及び第61号議案から第64号議案までの計9件を一括議題に供します。
令和2年(2020年)6月8日
中野区議会議長 殿
総務委員長 山本 たかし (公印省略) 議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
令和2年(2020年)6月8日
中野区議会議長 殿
区民委員長 羽鳥 だいすけ (公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
令和2年(2020年)6月10日
中野区議会議長 殿
厚生委員長 ひやま 隆 (公印省略) 議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
令和2年(2020年)6月8日
中野区議会議長 殿
子ども文教委員長 高橋 ちあき (公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
○議長(高橋かずちか) お諮りいたします。上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、これより採決いたします。 上程中の議案を委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。 ────────────────────────────── [2]第57号議案 中野区保育所条例の一部を改正する条例 (委員長報告)
○議長(高橋かずちか) 日程第2、[3]第57号議案 、中野区保育所条例の一部を改正する条例を議題に供します。
令和2年(2020年)6月8日
中野区議会議長 殿
子ども文教委員長 高橋 ちあき (公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
○議長(高橋かずちか) 子ども文教委員会の審査の報告を求めます。高橋ちあき子ども文教委員長。 〔高橋ちあき議員登壇〕 ○34番(高橋ちあき) ただいま議題に供されました[4]第57号議案 、中野区保育所条例の一部を改正する条例に関しまして、子ども文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本議案は、もみじやま保育園を廃止するに当たり、規定を整備するものです。 この条例の施行時期は、公布の日から起算して6月を超えない範囲内において規則で定める日です。 本議案は、6月4日の本会議において当委員会に付託され、6月8日に審査を行いました。 審査の進め方として、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、質疑を行いました。 その主な質疑応答の内容を紹介いたします。 初めに、今年度から区立保育園の民営化に当たり、民営化園への区有地賃借料の免除に伴い、覚書を取り交わすと聞いたが、取り交わすのであれば、小規模保育園との連携や障害児の受入れなどの役割をもっと持ってもらってはどうかとの質疑があり、医療的ケアが必要な児童について、私立保育所として受入れ可能なところを探っていきたいとの答弁がありました。 次に、保育士の給料が委託費の5割を切っている保育園がある中で、覚書によって保育の質、保育士の処遇改善がどれほど担保されるのかとの質疑があり、区有地賃借料を免除して貸し付け、事業者負担を減らしたことで、保育の充実がどのように図れるのか、各園から計画を提出してもらい、履行状況の報告を求めることができる旨、覚書で規定されているとの答弁がありました。 これに関連して、本当に中野区の保育園の質の向上につながるという担保がないと意味がない、国が保育委託費の弾力運用を認めているが、土地賃借料の免除により浮いたお金も弾力運用の対象になっているのかとの質疑があり、土地賃借料の免除分に関しては、事業者が独自に使えるものであり、事業者がどこに充てるかも含めて計画してもらい、それが守れなければ、覚書違反ということで是正、指導をするとの答弁がありました。 さらに、ほかの委員から、今回の土地の賃借料免除の話は、区有地を借用している私立保育園間のアンバランス是正のためであって、園側で浮いたお金は、積極的にさらに園をよくするためにぜひ使ってほしいと思うがどうかとの質疑があり、基本的には、担当課が区有地を使用している園を全て巡回し指導している。保育の質ガイドラインに沿って、園を充実させていく取組を今後とも進めていきたいとの答弁がありました。 これを受け、ちゃんと保育の質の向上に充てられるよう、チェック体制をつくったほうがよいとの要望がありました。 以上が主な質疑応答の内容です。 その後、委員会を休憩して取扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。 次に、討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結いたしました。 そして、本議案について挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。 以上で[5]第57号議案 に関する子ども文教委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。 ○議長(高橋かずちか) ただいまの報告について御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕 ○議長(高橋かずちか) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。 ────────────────────────────── 第59号議案 中野区立学校設置条例の一部を改正する条例 (委員長報告)
○議長(高橋かずちか) 日程第3、第59号議案、中野区立学校設置条例の一部を改正する条例を議題に供します。
令和2年(2020年)6月8日
中野区議会議長 殿
子ども文教委員長 高橋 ちあき (公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
○議長(高橋かずちか) 子ども文教委員会の審査の報告を求めます。高橋ちあき子ども文教委員長。 〔高橋ちあき議員登壇〕 ○34番(高橋ちあき) ただいま議題に供されました第59号議案、中野区立学校設置条例の一部を改正する条例に関しまして、子ども文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本議案は、第四中学校及び第八中学校を廃止し、新たに明和中学校を設置するに当たり、規定を整備するものです。 この条例の施行時期は、令和3年4月1日です。 本議案は、6月4日の本会議において当委員会に付託され、6月8日に審査を行いました。 審査の進め方として、本議案を議題に供した後、審査を一旦保留とし、関連する所管事項の報告を受け、質疑を行いました。その後、改めて本議案を議題に供し、理事者の補足説明を受け、質疑を行いました その主な質疑応答の内容を紹介します。 初めに、教育委員会は充実した教育環境の実現には適正規模の維持が必要であるとの考えの下、これまで検証してきたとしているが、その内容についてしっかりと公表すべきではないかとの質疑があり、これまで地域との連携、通学時の安全対策など、様々な課題の検討を行っており、児童数、生徒数などについても適宜御説明しているとの答弁がありました。 次に、学校再編計画は、コロナウイルス感染症が流行するとは思っていない中で策定している。密を防ぐためには、学校の使用方法も変わっていくと思うが、このまま統廃合を進めて大丈夫なのかとの質疑があり、学校再編計画は小規模校を解消し、適正規模の学校を早期に実現することなどを通して、よりよい学習環境の充実を図るものである。感染症への対応については、学校運営の中で検討していくとの答弁がありました。 次に、これまでにも再編計画の見直しを行ってきているが、第四中学校と第八中学校の統合計画は予定どおり進めるとした一方で、鷺宮小学校と西中野小学校の統合計画は先送りするとした区の判断はちぐはぐである。地域、保護者、議会から様々な意見が出ているにも関わらず、どのように教育委員会は決めているのかとの質疑があり、様々な意見を踏まえて、教育委員会として、子どもたちの最適な学習環境を確保する観点から判断したものであり、地域や保護者に対しても丁寧に説明していきたいとの答弁がありました。 次に、感染症との共生の中で、学校の在り方自体が変わってくる可能性もある。先々の対策を考えるのは難しいと思うが、現状を見て、1年、2年立ち止まって様子を見て検討するという議論が教育委員会では出なかったのかとの質疑があり、特に感染症の観点からの発言はなかったが、新校舎については、未来を担う子どもたちを育てる拠点として長期的な見通しを持ってつくっていくべきという意見を頂いているとの答弁がありました。 以上が主な質疑応答の内容です。 その後、委員会を休憩し、取扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。 次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対の立場から、中野区は小・中学校再編計画に基づき、小規模校の解消と中規模校化への統合再編を進めてきたが、教室不足になったり、新校舎建築まで仮校舎での生活が長期化したりする事態も生まれており、再編計画が成功したとは言えない。また、新型コロナウイルスの影響から、少人数授業の実施が求められていることからも、再編計画の凍結と検証を求め、本議案に反対するとの討論を行いました。 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。 そして、本議案について挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。 以上で第59号議案に関する子ども文教委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。 ○議長(高橋かずちか) ただいまの報告について御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕 ○議長(高橋かずちか) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。 お諮りいたします。この際、本日の日程を追加し、日程第9、第65号議案、令和2年度中野区一般会計補正予算を先議するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。 ────────────────────────────── 第65号議案 令和2年度中野区一般会計補正予算
○議長(高橋かずちか) 日程第9、第65号議案、令和2年度中野区一般会計補正予算を上程いたします。 理事者の説明を求めます。 〔副区長白土純登壇〕 ○副区長(白土純) ただいま上程されました第65号議案につきまして、提案理由の説明をいたします。 第65号議案、令和2年度中野区一般会計補正予算は、歳入歳出にそれぞれ3億203万2,000円を追加計上するものです。これにより既定予算との合計額は1,836億4,094万1,000円となります。 初めに、この補正の歳出予算の内容を説明いたします。 まず、産業観光費ですが、商店街におけるキャッシュレス化推進事業に係る経費320万円及び地域経済活性化に向けた緊急支援に係る経費900万円を追加計上するものです。 次に、保育園・幼稚園費ですが、登園自粛等に伴い利用者負担軽減を実施する認可外保育施設に対する補助に係る経費1,539万2,000円を追加計上するものです。 次に、子育て支援費ですが、ひとり親世帯への臨時特別給付金支給に係る経費1億7,135万2,000円及び食の支援が必要な子育て世帯に対する配食等に係る経費123万6,000円を追加計上するものです。 次に、地域活動推進費ですが、高齢者への食事支援を通じた介護予防及び見守り支援に係る経費60万円を追加計上するものです。 次に、介護・高齢者支援費ですが、新型コロナウイルス感染症拡大による活動自粛下における介護予防の促進に係る経費93万1,000円及び介護サービス事業所における新型コロナウイルス感染症対策経費に対する補助に係る経費6,416万8,000円を追加計上するものです。 次に、すこやか福祉センター費ですが、すこやか福祉センター等におけるオンライン相談に係る経費761万7,000円、新型コロナウイルス感染症予防のための育児パッケージ追加に係る経費520万7,000円及び産後ケア事業における新型コロナウイルス感染症対策経費350万円を追加計上するものです。 次に、障害福祉費ですが、障害福祉サービス事業所における新型コロナウイルス感染症対策経費に対する補助に係る経費1,120万円及び区立障害者施設等における新型コロナウイルス感染症対策経費392万9,000円を追加計上するものです。 次に、保健企画費ですが、新型コロナウイルス感染症のPCR検査等を実施した医療機関への支援金に係る経費470万円を追加計上するものです。 この補正の歳入予算といたしましては、国庫支出金1億7,547万2,000円、都支出金450万円及び繰入金1億2,206万円を追加計上するものです。 以上、本議案につきまして、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(高橋かずちか) 本件について御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。 上程中の議案は、会議規則に従い、総務委員会へ付託いたします。 この際、申し上げます。議事の都合上、会議時間を延長いたします。 また、議事の都合により暫時休憩いたします。 午後1時17分休憩
午後5時46分開議 ○議長(高橋かずちか) 会議を再開いたします。 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第13、第65号議案、令和2年度中野区一般会計補正予算を先議するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。 ────────────────────────────── 第65号議案 令和2年度中野区一般会計補正予算 (委員長報告)
○議長(高橋かずちか) 日程第13、第65号議案、令和2年度中野区一般会計補正予算を議題に供します。
令和2年(2020年)6月16日
中野区議会議長 殿
総務委員長 山本 たかし (公印省略) 議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
(第65号議案についての付帯意見) ○ 予算の執行に当たっては、予算審査の中での指摘を踏まえ、今後厳しさが予測される区財政を鑑み、執行を工夫し、区民生活に影響を与えない範囲での経費の削減に努められたい。
○議長(高橋かずちか) 総務委員会の審査の報告を求めます。山本たかし総務委員長。 〔山本たかし議員登壇〕 ○27番(山本たかし) ただいま議題に供されました第65号議案、令和2年度中野区一般会計補正予算に関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本議案は、歳入歳出にそれぞれ3億203万2,000円を追加計上するものです。これにより、既定予算との合計額は1,836億4,094万1,000円となります。 本議案は、本日の本会議において当委員会に付託され、審査を行いました。 まず、審査の進め方として、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、その後質疑を行いました。 その主な質疑の内容を紹介します。 初めに、区民費中、商店街におけるキャッシュレス化推進事業についてなどの質疑がありました。 次に、子ども教育費中、ひとり親世帯臨時特別給付金について、在宅家庭支援サービスについてなどの質疑がありました。 次に、地域支えあい推進費中、事業者運営助成について、すこやか福祉センター運営について、妊娠出産トータル支援についてなどの質疑がありました。 次に、健康福祉費中、地域医療支援についてなどの質疑がありました。 以上が主な質疑の内容です。 その後、委員会を休憩して取扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。 次に、討論を求めたところ、1名の委員が、本議案に賛成する立場から、今回の補正予算は、新型コロナウイルス対策が大きな目的の一つだと思っている。しかし、質疑の中で若干考え方が違っていた部分があるため、その部分をしっかりと是正し、区民のために有効な形で補正予算を生かし、執行に当たっていただきたいとの討論を行いました。 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。 そして、簡易により採決を行ったところ、全会一致で本議案を可決すべきものと決した次第です。 続きまして、本議案に付された意見を申し上げます。 予算の執行に当たっては、予算審査の中での指摘を踏まえ、今後厳しさが予測される区財政を鑑み、執行を工夫し、区民生活に影響を与えない範囲での経費の削減に努められたい。 意見については以上です。 以上で第65号議案に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。 ○議長(高橋かずちか) ただいまの報告について御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。若林しげお議員、日野たかし議員、石坂わたる議員から討論の通告書が提出されていますので、順次、通告議員の討論を許します。 初めに、若林しげお議員。 〔若林しげお議員登壇〕 ○21番(若林しげお) 第65号議案、令和2年度中野区一般会計補正予算に対しまして、自由民主党議員団の立場から討論いたします。 我が会派は、第1回定例会の令和2年度本予算審議において、ずさんな計画が多いと指摘をさせていただきましたが、本補正予算においても改善が見られません。そもそも、6月4日に第3次補正予算が可決し、それから12日後の本日、新たに第4次補正予算を審議することに至った経緯も不透明であり、計画性のなさが露呈しております。 我が会派として、予算の執行に当たっては、予算審査の中での指摘を踏まえ、今後の厳しさが予想される区財政を鑑み、執行を工夫し、区民生活に影響を与えない範囲で削減に努められたいと意見をつけさせていただきました。 地域支えあい拠点施設運営のすこやか福祉センター等におけるオンライン相談に係る経費においては、庁内で進めるウェブ会議システムは、地域BWAを使用するとの報告がある中、すこやか福祉センターのオンライン相談は光回線を使用するとの報告もあり、庁内で統一されていないことは、予算執行上、大きな問題です。また、相談者のインターネット環境が整っていない場合は受けられない。オンライン相談窓口を整備するのであれば、1人でも多くの区民が相談できる体制を整えるべきと考えます。しっかりと議論を深め、進めるべき事案です。 我が会派から、度々指摘をさせていただいている今後の財政をしっかりと検証し、コロナ禍での安易な予算づけをするのではなく、将来を見据えた区民の財産、生命を守るための施策を進めていただきたいと要望し、自由民主党議員団の賛成討論といたします。 ○議長(高橋かずちか) 次に、日野たかし議員。 〔日野たかし議員登壇〕 ○3番(日野たかし) ただいま上程されました第65号議案、令和2年度中野区一般会計補正予算に対し、公明党議員団の立場で賛成討論を行います。 新型コロナウイルス感染症の緊急対策として、第2次補正予算が5月1日の臨時会で可決されて以降、区は区民の暮らしを守るための特別定額給付金の給付事務に最優先で取り組んできました。携わってきた職員の皆様に感謝するとともに、今後も一人ひとりの生活に寄り添ったきめ細やかな支援を望みます。 新型コロナウイルスの感染拡大は収まらず、国の緊急事態宣言は7週間の長きにわたり、5月25日まで延長されました。その間、企業や家庭への打撃はより一層深刻になり、迅速な対応が待たれています。 このたびの補正予算のうち、最大の予算規模である「ひとり親世帯臨時特別給付金」は、所得が低いひとり親世帯を対象に5万円の臨時給付を行うもので、新型コロナウイルス感染拡大の影響で収入が減少し、臨時休校で子どもの在宅時間が増えて食費や光熱費がかさむなど、経済的に厳しい状況に直面するひとり親世帯を支援するため、国の第2次補正で公明党が強力に推進してきた経緯があります。対象となる全ての方へ漏れなく支援が行き届くよう、通知の手法等についても細心の配慮をしていただくことを望みます。 私たち公明党議員団は、この間、中野区長に対しては、4月13日、5月18日の2度にわたり緊急要望を行いました。補正予算では、2回目の緊急要望22項目から、キャッシュレス対策の推進や子ども配食事業、高齢者への配食事業、介護サービス事業者への新型コロナウイルス感染症対策、産後ケア事業施設の新型コロナウイルス感染症対策、障害福祉サービス事業者への新型コロナウイルス感染症対策等の事業が反映されました。 特に、これまでの補正予算の緊急対策では、支援の対象から外れていた認可外保育施設の登園自粛に対する支援、さらには妊婦の新型コロナウイルス感染を防ぐための育児パッケージについて、全ての妊婦に行き届くよう、都の事業では対象とならなかった4月から5月までに出産した方に対し、区の独自事業として支援を拡充したことなどを高く評価します。 また、商店街におけるキャッシュレス化推進事業、すこやか福祉センター等のオンライン相談については、今後懸念される第2波、第3波に備えて運用ができるよう、着実な推進を求めます。 今回の補正予算では、緊急性を重んじるあまり、拙速過ぎる対応が散見し、予算内示の際には、事業スキームの詰めの甘さが目立ち、納得できる説明とは言えませんでした。今後、緊急対策としての補正予算が着実に執行され、区民サービスが効果的に実施されることを望みます。 また、これまで非常事態における区財政の状況を鑑み、直ちに事業見直しに着手し、財政基盤を構築する覚悟を持って、予算執行に臨んでいただくことを強く求めてまいりました。今定例会では、「令和2年度予算の執行について」の報告がされました。しかし、校舎老朽化に伴う改築に係る基本構想・基本計画、基本設計・実施設計についての実施時期の見直しについては、教育委員会において十分な検討がされたのか疑問であり、方針が示されぬまま、独断で事業を止めるようなことがあってはならないはずであり、再考を求めます。 6月12日には、国の第2次補正予算が成立しました。昨日の東京都内の感染者は48人で、14日の47人に続き、2日連続で40人を上回り、依然として予断を許さない状況が続いています。国の予算の活用を十分に検討し、第2波、第3波への備えと、さらに区民の生命と生活を守るための政策立案に着手すべきと考えます。 私たちは新しい生活様式の下、さらに知恵を絞り、心を砕きながら、区民生活の安全・安心を守る政策の実現に向けて全力を尽くしていくことを誓い、賛成討論といたします。 ○議長(高橋かずちか) 次に、石坂わたる議員。 〔石坂わたる議員登壇〕 ○29番(石坂わたる) 第65号議案、令和2年度中野区一般会計補正予算について、賛成の立場から討論をいたします。 一般会計第4次補正予算は、新型コロナウイルス対策や経済、福祉に関する内容が数多く盛り込まれています。妊産婦への新型コロナウイルス感染予防の取組、金額の多寡の適正さの課題はありつつも、オンライン相談の開始、また、認可保育所にとどまらない、認可外保育施設に子どもを通わせている保護者の補助などは高く評価をするところです。 また、遅ればせながらも、第3次補正予算で、民間の学童保育や認可保育所などの施設に対してなされていた事業者が実施する新型コロナウイルス感染症対策に係る費用、ここに関しましても、今回補助が出されたことはよかったと思います。 しかし、その一方で、今回の第4次補正予算では、配食に関するものとして、子どもと子育て家庭の相談・支援の充実として、配達時に家庭の状況等の把握を行う「子ども配食事業」や、食事の支援を通じた高齢者世帯の見守り、健康づくり、介護予防支援の充実としての配食サービス事業者の登録制度の創設による新たな見守り支援の仕組みづくりが開始されますが、障がい者を対象とした配食事業は盛り込まれていません。地域包括ケアが高齢者、子ども、障がい児・者へと広がっていく中、配食サービスから障がいに関するものが今回漏れてしまっていることはとても残念です。子どもや高齢者に関する施策を行う際に、障がい者はどうだろうかと、ごく自然な流れで思い浮かぶ意識改革が必要ではないでしょうか。 区内の障がい者の方やその御家族から、障がい児や障がい者の存在、そしてその声に耳を傾けること、状況を把握することに対して、区役所の想像力が働いていないという御意見を頂くことが増えています。指摘をした際に、改善をしてもらえるということもとても大切ですが、区職員の最初から気づく力を高めてもらうことが必要です。 今後の新型コロナウイルス対策やその他の予算編成、予算執行の際には、その都度、障がい者の存在を思い出してもらえることや、障がい者への配食事業の今後の検討などを求めつつ、賛成の討論といたします。 ○議長(高橋かずちか) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第10、議員提出議案第5号、台湾の世界保健機関へのオブザーバー参加を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。 ────────────────────────────── 議員提出議案第5号 台湾の世界保健機関へのオブザーバー参加を求める意見書
○議長(高橋かずちか) 日程第10、議員提出議案第5号、台湾の世界保健機関へのオブザーバー参加を求める意見書を上程いたします。 提案者代表の説明を求めます。伊藤正信議員。 〔伊藤正信議員登壇〕 ○33番(伊藤正信) ただいま議題に供されました議員提出議案第5号、台湾の世界保健機関へのオブザーバー参加を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 なお、提案説明は、案文の朗読をもって代えさせていただきたいと存じますので、御了承願います。 台湾の世界保健機関へのオブザーバー参加を求める意見書。 新型コロナウイルスの世界的感染拡大に伴い、世界保健機関(以下、「WHO」)は、1月30日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。 WHOの5月30日付けの統計では、世界全体で新たに確認された1日あたりの感染者数は、これまでで最多となるなど世界的な感染拡大の勢いは依然、衰えていません。これまで以上の国際協力が必要とされている中、世界的な公衆衛生危機対応の強化は不可欠であり、防疫に係る望まれない地理的空白を生じさせることはあってはなりません。 台湾は、2009年以降、8年連続でWHO総会へオブザーバー参加し、保健衛生分野において国際貢献してきたにも拘わらず、2017年より参加ができておらず、まさに地理的空白となっています。 WHO憲章は、「人種、宗教、政治信条や経済的・社会的条件によって差別されることなく、最高水準の健康に恵まれることは、あらゆる人々にとっての基本的人権のひとつ」と掲げており、台湾がいかなる政権であっても、保健衛生分野の豊富な知見・経験を持つ台湾の参加を妨げてはなりません。 よって、中野区議会は、国会及び政府に対し、台湾のWHOへのオブザーバー参加実現に向けて、国際社会に対しての働きかけをこれまで以上に強化することを要望します。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。 年月日。 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、外務大臣、厚生労働大臣、内閣官房長官あて。 中野区議会議長名。 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(高橋かずちか) 本件について御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、これより採決いたします。 上程中の議案を原案どおり可決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第11、議員提出議案第6号、医療機関への支援の拡充を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。 ────────────────────────────── 議員提出議案第6号 医療機関への支援の拡充を求める意見書
○議長(高橋かずちか) 日程第11、議員提出議案第6号、医療機関への支援の拡充を求める意見書を上程いたします。 提案者代表の説明を求めます。長沢和彦議員。 〔長沢和彦議員登壇〕 ○41番(長沢和彦) ただいま議題に供されました議員提出議案第6号、医療機関への支援の拡充を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 なお、提案説明は、案文の朗読をもって代えさせていただきたいと存じますので、御了承願います。 医療機関への支援の拡充を求める意見書。 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、病院の経営に深刻な影響が出ています。政府が5月27日に閣議決定した2020年度第2次補正予算案には、医療者を始めとした多くの国民の要望を受け、「緊急包括支援交付金」が第1次補正予算から大幅に積み増しされました。新型コロナウイルス感染症患者の専用病院・病棟を設定する医療機関への支援や医療機関・薬局等における感染拡大防止策のための支援も交付金の対象とされたことは重要ですが、この間、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れていない病院でも感染対策での費用増とともに、受診抑制によって大幅に収益が悪化しています。 日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会が行った「新型コロナウイルス感染拡大による病院経営状況緊急調査」では、都内病院の4月医業収入について、新型ウイルス感染症患者入院受入病院では前年同月比で22.1%減、受け入れていない病院でも12.9%減と受け入れの有無にかかわらず、収入が減っていることが明らかになっています。区内医療機関からも「毎月の赤字は数億円」「運転資金の蓄えは3か月分しかなく、長期にわたる減収では経営がもたない」と深刻な声が上がっています。 全国保険医団体連合会など医療団体で構成する医療団体連絡会議は5月28日、すべての医療機関、歯科・介護・保険薬局などの事業所を対象に、前年同月の請求実績に基づいた診療報酬・介護報酬の見込み額を当面の間国が支払い、減収分を補填することなどを求めています。 今後、新型コロナウイルスの存在を前提にした対応が求められる中、感染拡大を防止して医療崩壊を防ぎ、国民・住民の命を守り、経済・社会活動の制限を防いでいくためにも、医療機関への支援は不可欠です。 よって中野区議会は政府に対し、減収分や赤字補填を含む医療機関への支援を拡充するよう求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。 年月日。 内閣総理大臣、厚生労働大臣あて。 中野区議会議長名。 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(高橋かずちか) 本件について御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕 ○議長(高橋かずちか) 起立少数。よって、上程中の議案は否決するに決しました。 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第12、議員提出議案第7号、国の責任で大学学費を半額免除にすることを求める意見書を先議するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。 ────────────────────────────── 議員提出議案第7号 国の責任で大学学費を半額免除にすることを求める意見書
○議長(高橋かずちか) 日程第12、議員提出議案第7号、国の責任で大学学費を半額免除にすることを求める意見書を上程いたします。 提案者代表の説明を求めます。羽鳥だいすけ議員。 〔羽鳥だいすけ議員登壇〕 ○9番(羽鳥だいすけ) ただいま議題に供されました議員提出議案第7号、国の責任で大学学費を半額免除にすることを求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 なお、提案説明は、案文の朗読をもって代えさせていただきたいと存じますので、御了承願います。 国の責任で大学学費を半額免除にすることを求める意見書。 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で学生は深刻な経済的苦境に立たされています。学生団体「高等教育無償化プロジェクトFREE」の調査では「2割の学生が退学を検討」と答えるなど深刻な実態が明らかになりました。また同調査では家計を支えている方の約半数が「収入が減った」、学生本人も約40%が「アルバイトの収入が減った」、約29%が「収入がゼロになった」と回答しています。元来の高額な学費に加え、新型コロナウイルスで家計やアルバイトが減収となり、学生生活は困難に陥っています。 緊急事態宣言に伴って大学にも休校が要請され、多くの大学が入構を禁止し、対面授業を自粛せざるを得ませんでした。こうした状況の下、学生からは「経済的に苦しいうえ、休校や入構禁止となっている時に、学費を満額払うことは納得できない」と学費減額や返還を求める声も上がっています。そうした中、学生への緊急給付金や学費の減額、一部返還を決めた大学も出てきています。しかし、そもそも休校や構内立ち入り禁止の措置は、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした国からの要請に基づくものであり、それに伴う学生や大学への補償には国が責任を持つべきです。 5月27日に閣議決定された第2次補正予算案では学生への支援として、「学生支援緊急給付金」制度の創設や大学が独自に行う授業料減免の支援が盛り込まれましたが、対象が狭く、大部分の学生を救済する制度となっていません。学生が経済的事情によって学びを諦めることが起きないようにする制度をつくる必要があります。 よって中野区議会は政府に対し、大学学費を半額免除にする制度を創設するよう求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。 年月日。 内閣総理大臣、文部科学大臣あて。 中野区議会議長名。 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(高橋かずちか) 本件について御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕 ○議長(高橋かずちか) 起立少数。よって、上程中の議案は否決するに決しました。 ────────────────────────────── 令和元年度中野区一般会計繰越明許費繰越計算書について
○議長(高橋かずちか) 日程第4、令和元年度中野区一般会計繰越明許費繰越計算書について報告いたします。 理事者の報告を求めます。 〔副区長白土純登壇〕 ○副区長(白土純) ただいまの令和元年度中野区一般会計繰越明許費につきまして、繰越計算書に基づき御報告いたします。 これは、令和元年第2回定例会、第3回定例会及び第4回定例会並びに令和2年第1回定例会で議決されました、令和元年度中野区一般会計補正予算の繰越明許費に係るもので、その内容は、中野区平和資料展示室整備に係る経費997万7,000円、新庁舎建設工事に係る技術支援業務に係る経費7,920万円、新庁舎実施設計・施工一体整備コンストラクション・マネジメント業務委託に係る経費859万5,000円、プレミアム付商品券事業に係る経費2,846万7,000円、U18プラザ上高田跡施設擁壁工事に係る経費1,543万円、中野保育園改修工事に係る経費512万7,000円、弥生保育園改修工事に係る経費5,293万8,000円、野方図書館改修工事に係る経費717万4,000円、中野第一小学校電気設備等工事に係る経費1億3,140万円、中野東中学校校舎等新築工事に係る経費13億3,240万6,000円、第五中学校改修工事に係る経費5,588万5,000円、松が丘シニアプラザ改修工事に係る経費3,689万9,000円、やよいの園改修工事に係る経費4,863万5,000円、東中野いこいの家改修工事に係る経費619万9,000円、沼袋高齢者会館改修工事に係る経費914万8,000円、中野区立総合体育館整備に係る経費51億3,452万7,000円、哲学堂公園野球場改修工事に係る経費3億1,172万円、本郷橋拡幅整備に係る経費133万5,000円、都立家政駅・鷺ノ宮駅周辺まちづくりに係る経費1,350万8,000円、中野三丁目地区における都市再生土地区画整理事業補助に係る経費2億3,465万6,000円をそれぞれ令和2年度に繰り越したものです。 繰越しの財源は、未収入特定財源15億662万2,000円、既収入特定財源13億8,240万円及び一般財源46億3,420万4,000円です。 繰り越しました理由は、いずれも事業の執行が2年度にわたるためです。 本件につきまして、よろしく御了承くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(高橋かずちか) 本件について御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御質疑なければ、以上で報告を終わります。 ────────────────────────────── 令和元年度中野区区政情報の公開に関する条例の運営状況について
○議長(高橋かずちか) 日程第5、令和元年度中野区区政情報の公開に関する条例の運営状況について報告いたします。 本件については、中野区区政情報の公開に関する条例第17条の規定に基づき、区長から6月2日付の配付文書のとおり報告がありましたので、さよう御了承願います。 ────────────────────────────── 令和元年度中野区個人情報の保護に関する条例の運営状況について
○議長(高橋かずちか) 日程第6、令和元年度中野区個人情報の保護に関する条例の運営状況について報告いたします。 本件については、中野区個人情報の保護に関する条例第40条の規定に基づき、区長から6月2日付の配付文書のとおり報告がありましたので、さよう御了承願います。 ────────────────────────────── 令和元年度中野区職員倫理条例の運営状況について
○議長(高橋かずちか) 日程第7、令和元年度中野区職員倫理条例の運営状況について報告いたします。 本件については、中野区職員倫理条例第11条の規定に基づき、区長から6月2日付の配付文書のとおり報告がありましたので、さよう御了承願います。 ────────────────────────────── 法人の経営状況を説明する書類の提出について
○議長(高橋かずちか) 日程第8、法人の経営状況を説明する書類の提出について報告いたします。 本件については、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、区長から6月2日付の配付文書のとおり、中野区土地開発公社及び野方駅整備株式会社の経営状況を説明する書類が提出されましたので、さよう御了承願います。 次に、議案の継続審査についてお諮りいたします。 お手元の議案継続審査申出書のとおり、第60号議案、和解については、総務委員会から継続審査の申出がありますので、これを申出どおり継続審査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
令和2年(2020年)6月9日 中野区議会議長殿
総務委員長 山 本 たかし (公印省略) 議案の継続審査について
本委員会は、下記議案について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、中野区議会会議規則第76条の規定により申し出ます。
記 第60号議案 和解について
継続審査を要する理由 本定例会の会期中に審査を終了し得ないため。
○議長(高橋かずちか) 次に、陳情の継続審査についてお諮りいたします。 お手元の陳情継続審査件名表に記載の陳情については、それぞれ付託委員会から継続審査の申出がありますので、これを申出どおり継続審査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
令和2年第2回定例会
陳情継続審査件名表 《総務委員会付託》 (元)第11号陳情 日本政府に香港の「自由」と「民主主義」を守る行動を求める陳情
《議会運営委員会付託》 (元)第14号陳情 中野区議会傍聴に関する運営ルールの変更と必要な施設整備を求める陳情
○議長(高橋かずちか) 次に、常任委員会の所管事務継続調査についてお諮りいたします。 お手元の常任委員会所管事務継続調査件名表に記載の調査事件については、それぞれ所管委員会から継続調査の申出がありますので、これを申出どおり継続調査に付すことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
常任委員会所管事務継続調査件名表 令和2年第2回定例会 総務委員会 1 政策、計画及び財政について 1 平和、人権及び男女共同参画について 1 広聴及び広報について 1 評価及び改善について 1 情報政策及び情報システムについて 1 人事及び組織について 1 危機管理、防災及び都市安全について
区民委員会 1 区民相談及び消費生活について 1 戸籍及び住民基本台帳等について 1 区税について 1 国民健康保険及び後期高齢者医療等について 1 産業及び観光について 1 文化、生涯学習及び国際化について 1 環境及び地球温暖化対策について 1 清掃事業及びリサイクルについて
厚生委員会 1 地域活動の推進について 1 地域子育て支援及び地域保健福祉について 1 介護保険及び高齢者支援について 1 社会福祉について 1 スポーツについて 1 福祉事務所及び保健所について 1 保健衛生について
建設委員会 1 安全で快適に住めるまちづくりについて 1 交通環境の整備について 1 道路の整備について 1 公園の整備及び緑化の推進について
子ども文教委員会 1 学校教育の充実について 1 学校と地域の連携について 1 知的資産について 1 子育て支援及び子どもの育成について
○議長(高橋かずちか) 次に、議会運営委員会の所管事項継続調査についてお諮りいたします。 お手元の議会運営委員会所管事項継続調査件名表に記載の調査事件については、議会運営委員会から継続調査の申出がありますので、これを申出どおり継続調査に付すことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋かずちか) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
議会運営委員会所管事項継続調査件名表 令和2年第2回定例会 1 議会の運営について 1 議会の会議規則、委員会に関する条例等について
○議長(高橋かずちか) 以上で本日の日程を全て終了いたしましたので、散会いたします。 令和2年第2回中野区議会定例会を閉じます。 午後6時21分閉会
会議録署名員 議 長 高橋 かずちか 議 員 斉藤 ゆり 議 員 高橋 ちあき |