令和2年06月11日中野区議会建設委員会(第2回定例会)
令和2年06月11日中野区議会建設委員会(第2回定例会)の会議録

中野区議会建設委員会〔令和2年6月11日〕

 

建設委員会会議記録

 

○開会日 令和2年6月11日

 

○場所  中野区議会第1・2委員会室

 

○開会  午後1時00分

 

○閉会  午後4時57分

 

○出席委員(9名)

 日野 たかし委員長

 河合 りな副委員長

 竹村 あきひろ委員

 高橋 かずちか委員

 加藤 たくま委員

 杉山 司委員

 小宮山 たかし委員

 久保 りか委員

 来住 和行委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 都市基盤部長 奈良 浩二

 都市基盤部都市計画課長 安田 道孝

 都市基盤部道路課長 井上 雄城

 都市基盤部公園緑地課長 林 健

 都市基盤部建築課長 小山内 秀樹

 都市基盤部交通政策課長 村田 賢佑

 都市基盤部住宅課長 池内 明日香

 まちづくり推進部長 角 秀行

 中野駅周辺まちづくり担当部長 豊川 士朗

 まちづくり推進部まちづくり計画課長 千田 真史

 まちづくり推進部野方以西担当課長 狩野 純一

 まちづくり推進部まちづくり事業課長 川野 英明

 まちづくり推進部まちづくり用地担当課長 酒井 雅勝

 まちづくり推進部街路用地担当課長 長沼 彰

 まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長 荒井 弘巳

 まちづくり推進部防災まちづくり担当課長 森 眞一郎

 まちづくり推進部大和町まちづくり担当課長 松原 弘宜

 まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長 松前 友香子

 まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長 小幡 一隆

 まちづくり推進部中野駅地区・周辺基盤整備担当課長 石原 千鶴

 まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長、まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長 石橋 一彦

 

○事務局職員

 書記 早川 政男

 書記 高橋 万里

 

○委員長署名


審査日程

○所管事項の報告

 1 区立公園等の受動喫煙防止対策について(公園緑地課)

 2 ブロック塀等倒壊危険度調査の報告について(建築課)

 3 台風第15号・第19号住宅被害対策区市町村支援事業の実施状況について(住宅課)

 4 西武新宿線沿線まちづくり整備方針(鷺ノ宮駅周辺地区編)及び西武新宿線沿線まちづくり整  備方針(都立家政駅周辺地区編)の策定について(野方以西担当)

 5 沼袋区画街路第4号線整備について(まちづくり事業課)

 6 西武新宿線(中井駅~野方駅間)の連続立体交差事業の事業認可の変更について(新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当)

 7 中野駅新北口駅前エリアの再整備について(中野駅新北口駅前エリア担当)

 8 中野四丁目2番74地内通路の管理に関する協定の締結について(中野駅地区・周辺基盤整備担当)

 9 中野駅西口地区まちづくりについて(中野駅周辺地区担当)

10 囲町地区まちづくりについて(中野駅周辺地区担当)

11 中野駅周辺におけるエリアマネジメントについて(中野駅周辺エリアマネジメント担当)

12 その他

(1)令和2年度西武新宿線踏切渋滞解消促進期成同盟の決起大会について(まちづくり計画課)

○所管事務継続調査について

○その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、建設委員会を開会いたします。

 

(午後1時00分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 なお、審査に当たっては、3時頃に休憩を取り、5時を目途に進めたいと思いますので、御協力をお願いします。

 それでは、議事に入ります。

 昨日に引き続き、所管事項の報告を受けます。

 初めに、1番、区立公園等の受動喫煙防止対策についての報告を求めます。

林都市基盤部公園緑地課長

 それでは、区立公園等の受動喫煙防止対策について御報告申し上げます。(資料2)

 本年3月の建設委員会にて区立公園等の受動喫煙防止対策案について御報告させていただいたところです。今回、分煙化、禁煙化する区立公園及びポケットパークについて考え方を取りまとめましたので、具体的な公園名等を御報告するものでございます。

 1番、分煙化・禁煙化とする公園についてでございます。

 区立公園及びポケットパークは区内に177か所ございます。分煙化する公園は7か所、それ以外の公園やポケットパークについては禁煙化するものでございます。今後も公園の利用状況を注視しながら、受動喫煙防止対策を推進していくとともに、必要な改善を図ってまいります。

 (1)1万平米以上の公園についてでございます。厚生労働省令で定める特定屋外喫煙場所の考え方においては、利用者が通常立ち入らない場所で喫煙できる場所を明確に区分し、喫煙できる場所であることを掲示して喫煙場所を設置することとしてございます。この考え方を基に、1万平米以上の公園、全部で計11公園でございますけれども、以下の条件、①、園路やベンチからの十分な距離が取れること、②、遊具、隣接住居から十分な距離が取れること、③、広場等のエリア外であること、④、植栽等で区分した喫煙場所が設置できること、これらの条件により喫煙場所の設置を検討したところでございます。

 検討した公園は記載のとおりでございます。検討した結果、新井薬師公園、中野上高田公園、哲学堂公園、平和の森公園及び江古田の森公園の5公園について①から④の条件を満たすため、喫煙場所を設置し、分煙化を図るものでございます。

 裏面を御覧ください。(2)2,500平米以上から1万平米未満の公園についてでございます。2,500平米以上から1万平米未満の公園、全部で計20公園でございますが、以下の条件、①、遊具、隣接住居から十分な距離が取れること、②、園路や広場等のエリア外であること、③、パーティション型の喫煙場所が設置できること、④、地域合意が得られる場所であること、これらの条件により、厚生労働省から示された屋外分煙施設の技術的留意事項の要件を満たす公衆喫煙場所の設置を検討したところでございます。

 検討した公園、計20公園は記載のとおりでございます。検討した結果、栄町公園及び白鷺せせらぎ公園の2公園については①から③の条件を満たしてございますが、④の地域合意が得られる場所であることの条件につきましては、新型コロナウイルス感染症の関係で現在までのところ地域の方の御意見を伺えておりません。今後、地域の意見を伺い、地域合意を得て公衆喫煙場所を設置し、分煙化を図りたいと考えてございます。

 (3)2,500平米未満の公園についてですが、現時点では(2)①から③の条件を満たさないため禁煙化といたします。今後、地域からの要望が示された場合には、分煙環境の整備が可能かどうかを再度検討するものでございます。

 2番、今後の予定でございます。本年7月に区報、区ホームページでの分煙化、禁煙化の考え方を公表予定でございます。また、栄町公園及び白鷺せせらぎ公園につきまして地域での意見聴取を始めたいと考えてございます。10月までに公園内に分煙化及び禁煙化の掲示物の設置工事をいたします。12月までに灰皿撤去等の工事を完了させ、来年1月から区立公園等の分煙化、禁煙化を開始する予定でございます。

 以上をもちまして御報告とさせていただきます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

加藤委員

 まずお伺いしますけれども、4月1日から東京都の条例で受動喫煙防止条例が始まったわけですけれども、この公園の受動喫煙防止の対策がこのタイミングで行われている理由というのは何なのか改めて教えてください。

林都市基盤部公園緑地課長

 4月1日からについては屋内での受動喫煙対策が始まったというところでございまして、屋外について考え方を取りまとめていろいろ調整等を図ってということでこのタイミングになったというところでございます。

加藤委員

 これはつまり東京都の条例関係なしに区が独自に行っていくものであるという認識でよろしいですか。

林都市基盤部公園緑地課長

 健康増進法や東京都の条例の規制の対象外というところでございまして、区が独自に行っていくというものでございます。

加藤委員

 第1回定例会の総括質疑で多分我が会派の若林議員がこの受動喫煙に関して質疑させていただいて、その際は、例えば中野駅のガードの近くにある喫煙場所だったり、この区役所の駐車場にある喫煙場所、あと公園、いろいろありますけれども、その場所場所によってルールが違う。このルールに当てはめようとしたら、中野区役所内の裏の駐車場にある喫煙場所は恐らく設置できないわけです。場所によってルールが異なっているんじゃないか、管轄によって違うんじゃないかということで、企画部で取りまとめて進めていくということで、その件についてはやっていくというような答弁をいただいたと記憶しているんですけども、その辺は進捗はどうなっているでしょうか。

林都市基盤部公園緑地課長

 大変恐縮でございますけれども、企画部の現在の動きについてはちょっと承知していないところでございます。

加藤委員

 あわせて、公園再整備計画ということで、これから公園の在り方というものを地域住民の方々と意見を交わしながら進めていくというところで、一律なルールのもとで喫煙場所を設けるか設けないか、その否かをこのルールのもとでやるというがちょっと時期尚早なのかなというところで、区全体の喫煙場所、全体のルール、そして地域合意を得てつくられていく公園再整備計画、この両方を勘案してそういうものをルールをつくっていくべきだと考えていたんですけども、ちょっとこのタイミングでやるのは何か急いでいるなという感じがするんですけども、このスケジュールのとおりいかないといけないものなんですか。

林都市基盤部公園緑地課長

 現在、公園では、喫煙される方については、ほかの方に迷惑をかけないようにとか、あと吸い殻を捨てないようにということで啓発して公園内で吸っていただいているところなんですけれども、やはり世の中として受動喫煙の防止と、望まない喫煙を防止するというようなところもございますので、一応このタイミングで進めさせていただきたいというふうに思ってございます。

加藤委員

 所管が道路か分からないですけど、中野駅のガードの近くにある喫煙場所というのは道路担当でよろしいでしょうか。

井上都市基盤部道路課長

 委員おっしゃるとおりで、中野駅北口の東西連絡路下の喫煙所につきましては道路課が所管してございます。

加藤委員

 あそこに対してはどういうルールのもと作られているのか、パーティションがあればいいのか。公園においてはパーティションはあっても、子どもたちの利用の頻度が高いというところを勘案したらまた違う考えはあるかもしれませんけども、交通量でいったら圧倒的に中野駅のほうが多いというところで、あのパーティションがあるだけで吸っていいというルールになるのはいまいち統一見解が見出せないなというところですけども、あそこの中野通り沿いにある喫煙場所というのはどういったルールのもとああいった設計になっているんですか。

井上都市基盤部道路課長

 中野駅北口東西連絡路下の喫煙所につきましては、まず区全体が中野区吸い殻、空き缶等の散乱及び歩行喫煙の防止等に関する条例で歩きたばこが区内全域が駄目ですよということになっておりまして、その中で中野駅周辺につきましては歩行喫煙ではなくて路上喫煙も禁止しているというところで、その路上喫煙禁止地区内に区が指定する公衆喫煙所という位置付けでまず設置をしております。この設置の基準というか、どういったパーティションのものであるとか、あるいは密閉タイプでそこから煙が出ないようにとかという基準なんですけれども、特にそういった法律的なものはないんですけれども、厚生労働省が技術的留意事項ということで定めている基準といいますか、そういったものに準じて設計をして設置したというところでございます。

加藤委員

 今聞いたところ、路上喫煙というか、歩きたばこを禁止させるとかポイ捨てを防ぐためにああいったものができているという概念だと思います。公園に対しては一律受動喫煙をさせないようにということでかなり厳しいものになっていて、区全体として場所によってルールが違うというところ、その辺を企画部のほうで調整していただきたいという要望を出したんですけれども、こういったものがなされていないということで、何であそこはよくてこっちは駄目なのとか、それが公園であろうと道路であろうと、区民からしてみればちょっと分からないというところになると思うので、その辺は統一見解を今後ちゃんとつくっていくようにしていただきたい。

 また、公園再整備計画で地域合意を得た上で、これは地域の話を聞いた、地域合意が得られる場所であるということということもあるので、そういったところも含みおきの内容だと思うんですけれども、こういったところをしっかりと区内で全体的に調整を取った上でやっていただきたいと思うんですけど、ちょっとその辺の御見解をお願いいたします。

林都市基盤部公園緑地課長

 まずは一応ここにお示しした考え方でスタートさせていただきたいんですけれども、その中で地域からの要望等がありましたら、もう一度公衆喫煙場所の設置が可能かどうかとか、分煙環境の整備が可能かどうかというところについてまた再検討をしていきたいというふうに考えてございます。

杉山委員

 御報告ありがとうございます。まず(1)の1万平米以上の公園の検討公園11公園、この11公園のうち5公園が条件を満たすということなんですが、この11公園で今現在喫煙所が、もしくは灰皿が置かれているとこってどこかお分かりになりますか。

林都市基盤部公園緑地課長

 11公園で今現在喫煙場所が置かれていますのは、新井薬師公園、それから中野上高田公園、それから哲学堂公園、それから江古田の森公園でございます。

杉山委員

 ということは、下の結果5公園のうち、平和の森公園が今設置されていなくて、残りの4園は何かしら灰皿なり喫煙所があるということですよね。ということは、この11公園の中で灰皿を撤去しなきゃいけない、もしくは移動、移動はあるかもしれないですけど、撤去させなきゃいけないところというのはない。それに加えて、その5公園の中の4公園に関しては場所は再検討する。そのままの場所、きれいなものにするのかもしれないし、場所を移動するかもしれないというのが4公園、それから平和の森公園に関しては新しく適切な場所に適切なものを設置する、そういう考えですか。

林都市基盤部公園緑地課長

 委員おっしゃるとおりでございます。

杉山委員

 ありがとうございます。多分この五つのうちの四つの公園は既に灰皿があるということで、どういう灰皿なのか私は存じ上げないんですが、公園の新しく灰皿を設置する、もしくは灰皿の位置をずらすとか、そのずらした先のところが、例えば公園にも端っこがマンションが建っていて、煙って上に上がっていく、洗濯物を干してあったりするところでクレームとか昔よくあったりもしまして、設置しようと思っている場所の上もちゃんと見ていただきながら設置すべきだと思うんです。いかがですか。

林都市基盤部公園緑地課長

 委員おっしゃるとおり、煙は上に上がって、近くにマンション等があれば煙等の被害というものが出るかと思うんですけれども、一応今回この1万平米以上の公園で挙げました5公園につきましては、現地も確認して、周辺の近隣の住居等々もあまり関係のないところに設置するというところでございます。

杉山委員

 大きな1万平米の公園五つ以外に2,500平米から1万平米のほう、2公園に関しましても今から地域合意が得られるようにヒアリングをしながら合意を取っていくということ、ぜひともそのときも同じように高さのことも考えて合意を得ていただければと思います。これは要望で結構でございます。

小宮山委員

 私も以前喫煙をしていたことがありますので、今は吸っていませんけども、ありますので喫煙者の心理というのはよく分かるんですけども、どこもかしこも全ての場所で禁止をしてしまうと、隠れて、本来吸ってはいけない場所でたばこを吸う人が現れると思うんです。例えばアメリカで1920年代に禁酒法という法律ができてお酒を禁止しましたけども、その結果どうなったかというと、マフィアとかギャングとかがお酒を扱い始めて余計治安が悪化した、そういうこともありました。なので、たばこも全ての場所で禁止してしまうと、きっとより悪い方向に行く可能性が高いので、どこかしらではたばこを吸える場所を残しておくことが必要だと思っています。なので、その点では今回出てきた案は、たばこを吸う人と吸わない人が共存できる最低限のラインを模索しているところなのかなというふうに理解をしました。

 この中で中野区の中野駅のJR中央線から南側の公園は幾つありますか。

林都市基盤部公園緑地課長

 現在、喫煙場所を設置予定というような公園としましては栄町公園だけでございます。

小宮山委員

 中野駅の南側自体に公園自体があまり多くないということもありますけれども、栄町公園一つだけなんですね。中野区のJR中央線より南側で喫煙所が設置されるであろう公園というのは1か所しかないんですね。そうなると、ちょっと少ないのではないか。地域バランスが悪いのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

林都市基盤部公園緑地課長

 あくまでも公園の中で設置ということになりますと、先ほど申し上げました条件の中でそういった南側1か所ということになってしまうんですけれども、地域バランスというふうに考えますと、もっと区全体でやっぱり考えていかなければいけない問題なのかなというふうに考えているところでございます。

小宮山委員

 区全体といいましても、たばこを吸うためにわざわざ遠くの公園にJR中央線をまたいで中野駅の南側から北側に行く人もいないと思いますので、改めて地域バランスを考えていただければと要望をしておきます。

久保委員

 今後の予定のところの意見聴取のことを教えていただきたいんですけれども、地域合意を経て公衆喫煙場所を設置し、分煙化するというのがその上でも栄町と白鷺せせらぎのところにも書いてあって、現在、新型コロナの影響で意見聴取ができていないということです。喫煙する方にとっては大規模公園が喫煙しやすいかというと、そうではなくて、前回もお尋ねをいたしましたけれども、小規模で、お子さんなんかもいなくて、大人の方たちの休憩所みたいになっている公園もあったりして、そういうところも当然のことながら今回は灰皿撤去になっていくわけですけれども、そういった方たちの意見聴取というのもされるんでしょうか。要は全ての灰皿撤去がされるところ、逆に、今回このパーティションを立てて公衆喫煙所を設置するところ、いずれにおいても意見聴取をされるのか、またどのような形で意見聴取をしようと思っているのか教えてください。

林都市基盤部公園緑地課長

 現在、意見聴取を想定していますのは栄町公園と白鷺せせらぎ公園の地域ということで考えてございます。意見募集の方法としましては、公園に隣接している方、それから公園を利用している方、また、その地域の町会自治会の方などの御意見を伺うという予定でございます。

久保委員

 ということはほかの公園では意見聴取しないんですよね。利用されている方とか喫煙されている方たちの御意見って聞かれないということになるんでしょうか。その聞かれないままに12月に灰皿撤去がされる。10月にその前に掲示物があるわけですけれども、なかなかそういう形でいっちゃうと御理解を得られないことがあるのではないかなということを懸念しているんですけれども、その辺はいかがお考えですか。

林都市基盤部公園緑地課長

 10月までに看板等を、ここの公園は分煙ですとか、禁煙ですとか、喫煙場所はここにありますとか、そういった看板等を設置して、1月までの間に周知徹底を図っていきたいと思います。また、その後についても、職員による啓発ですとか、また、警備委託の中で日中公園を回ってそういった周知、それから注意なんかも行ってまいりたいというふうに考えてございます。

久保委員

 それで、ポケット灰皿とかで喫煙をされる方もおいでになられたりとか、一番困るのは空き缶の中にたばこの灰を入れてそのまま捨てていかれるような方とかもおいでになられたりとか、そういうことが増えてしまうと、灰皿撤去した意味が全くなくなってしまうので、やっぱりそこの周知は徹底していかなければいけないと思うんです。その辺についてはちょっとスタートしてみないと難しいところもあるかもしれませんけれども、先ほど言われた栄町や白鷺せせらぎ以外も場合によっては意見聴取をしなければいけないこともあるのではないかなと思うので、そこは検討していただきたいと思います。

 それと、パーティション型の公衆喫煙場所についてなんですけれども、この基準がよく分からなくて、パーティション型が、先ほども道路のほうで管理をしているところとか区役所の駐車場の中にあったりしていますけれども、この平米数だとか、あと定員数というんですか、そこの中に入ってどの程度の方たちがそこで喫煙をされるのが人数がふさわしいのかということが私はちょっとよく分からなくて、今回新型コロナのことで非常に密になってしまって、そしてこの呼気を吐くという、そういうパーティション型の喫煙所については、これは庁舎管理のほうにもお尋ねをしたところであったんですけれども、その辺のこともやはり今後はいろいろ考えていかなければいけないのではないかなと思うんですが、この辺の利用人数ですとか在り方については何か基準等を設けられるんでしょうか。

林都市基盤部公園緑地課長

 現在のパーティション型の想定としましては、区役所の北側駐車場にあるような、ああいったパーティションを想定しております。すみません、利用人数につきましては今後どれぐらいが適正かというのはちょっと検討してまいりたいというふうに考えてございます。

久保委員

 現状は特に何もないですよね。そこら辺は検討されて、先ほど加藤委員のほうからも、それが企画が中野区としてのきちっとした基準を設けるのが適正なのかどうかちょっと分からないんですけれども、様々にやはり中野区内での公衆喫煙所が設置をされていきますので、やはり一定のルールですとかそういったところというのは区内で共通の基準を設けられたほうがいいと思いますので、そこはきちっと行っていただきたいと思います。それは大丈夫でしょうか。

林都市基盤部公園緑地課長

 公園の規模等によってもまた利用される方は違ってくるのかなと思うんですけれども、一定のある程度基準ができるような、そういった工夫をしてまいりたいというふうに考えてございます。あと、ほかの部署とも連携を図ってまいりたいというふうに考えてございます。

来住委員

 まず2,500平米未満のところについては原則禁煙ということで、いろいろ地域からの要望によってはということになったということで、おおむねそういうことでいいのかなというふうに思います。さらに、2,500平米以上のところでは基本的に地域合意が得られる場所ということで、これから今後二つの公園については意見聴取をされるということで十分な意見を取り込めるようにしていただきたいというふうに思います。

 1万平米のところの五つの公園ですけれども、例えば哲学堂公園は中野通り側に今設置されているというふうに思うんですが、公園として名勝指定を受けて、例えば今の喫煙場所を変更したり形を変えていくということになると、それなりの手続的なものが必要ではないかなと思われるんですけども、先ほどおっしゃった平和の森公園以外の既にある公園については、場所を変えたりする場合には、当然利用者、今現在利用されている方々、哲学堂については先ほど言った名勝指定との関係であったりということで、場所変更も含めてやるとすれば、何らかの利用者の皆さんの意見聴取が必要ではないかと思うんですけども、それはそういう理解でよろしいんでしょうか。

林都市基盤部公園緑地課長

 場所を移設する公園につきましては、今現在想定していますのは新井薬師公園だけなんですけれども、そちらにつきましては、やはり現地を見たり、あるいは、例えば遊具からの距離とかいろいろあってもうここしかないというような場所を選定してございます。そこの場所に喫煙者を誘導するためのいろいろ案内表示等は工夫してまいりたいというふうに考えてございます。

来住委員

 新設される平和の森公園なんですが、新しく中野体育館の中には喫煙所があるんですか。それとも、管理は一体として指定管理がしているわけですけども、大きい野球をする広場、それから昨日説明いただいたトラック、そして体育館と、大きくはそういう分類をされると思うんですけども、その中に1か所ということになるということですか。それとも体育館はどういう形になっているんでしょうか。ちょっと所管が違うのであれですが、分かれば。

林都市基盤部公園緑地課長

 大変恐縮ですけど、体育館の中についてはちょっと承知していないところでございます。ただ、外側につきましては一応平和の森公園は1か所ということで考えてございます。

来住委員

 ですから、公園緑地課で検討されるということで、それはそれとして否定はしないんですが、やはり平和の森の場合は広域にわたりますし、体育館がどうなのか分かりませんが、やるとすればそういうことも考えながら、同時に利用者の公園部分についてはもう既に開園しているわけですから、それらも含めて慎重な、昨日バーベキューのサイトのお話もありましたので、それらも当然出てくるでしょうから総合的な判断が必要ではないかなというふうに思いますし、影響も大きいですから、子どもたちもかなりの数で家族で集っていますので相当慎重な設定が必要だろうというふうに思いますので、所管を超えた一定の判断が必要ではないかと思いますけど、公園緑地課だけで判断できていいのかなということはちょっと懸念しますけども、いかがでしょうか。

林都市基盤部公園緑地課長

 平和の森公園の外側に設置する喫煙所につきましては、遊具ですとか園路ですとか、そういったものから十分な距離を離したところに設置する予定でございます。ですので、一応子どもとか、そういったものの受動喫煙に対しても十分に配慮した喫煙場所になるかなというふうに考えているところでございます。

来住委員

 最後要望しますけど、私は原則中野区が所有する施設等については少なくとも禁煙にすべきだというふうに考えます。したがって、今回示された防止対策についても、極力関係者やそこに付随する地域に限らず利用者についても十分な意見を聴取して判断をすべきだということを申し上げておきたいと思います。よろしくお願いします。要望です。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、2番、ブロック塀等倒壊危険度調査の報告についての報告を求めます。

小山内都市基盤部建築課長

 それでは、私より、昨年度業務委託により実施したブロック塀等の倒壊危険度調査の結果について御報告をさせていただきます。(資料3)昨年の4定で中間報告をさせていただいたところですが、その後いろいろ精査して今回のまとめに至った経緯でございます。

 調査の目的でございますが、本調査は、避難道路、通学路及び一般道路沿いのブロック塀等の実態調査を行い、耐震化事業の拡充・推進及び所有者に対する指導・啓発等の基礎資料とすることを目的としております。

 2番目の調査概要ですが、今回は概要版ということで別紙の資料を御用意させていただきました。そちらのほうから御説明をさせていただきたいと思いますが、お手数ですが、お開きください。

 2ページ目ですが、まず調査の内容というところで(1)から(5)までございます。特に(2)調査方法の仕方としましては、建築技術者と補助員の2名1組で現地調査を行ったものでございます。原則は目視でございますが、ぐらつき等の確認は触診で実施しております。また、計測はメジャーなど簡易な器具を用いた計測、写真撮影を行っております。

 確認事項については中間報告でもさせていただいたところでございます。

 (4)の塀ごとの危険度の判定でございますが、(3)の確認事項の項目を、建築基準法施行令の仕様規定に適合しているか否か、安全性などを総合的に考慮して判定を行ったものでございます。

 (5)の判定方法でございますが、建築基準法施行令の仕様規定と、あと日本建築学会組積工事運営委員会が発行する書籍等を参考に、3ページ目の①の判定計算式、②の建築基準法施行令に定められた仕様規定、これらを総合的に判断し、③の危険度の判定基準に至ったものでございます。

 中間報告のときのランクづけとしまして1から4という形で報告をさせていただきましたが、その後精査して分かりやすくするためにA、B、C、Dのランク評価にさせていただきました。中間報告のとき、ランク1、2で著しく危険、危険という判定をさせていただきましたが、それだと何か1、2だと安全のような錯覚を、誤解を招くおそれがあるということで、C、Dが危険であるというところで判断をさせていただいてもらっています。

 まず評価の仕方について、まずAの定期観察というところをちょっと御覧いただきたいと思います。これは、目視調査において施行令に定められた仕様規定には適合しているが、劣化や損傷の見られない塀であると。現時点では劣化や損傷、危険な状態になるおそれが今後あるため、定期的に観察する必要があるという判断のもとでAランクという評価にさせていただきました。要注意について、差し迫った危険性はないものの、施行令の一部適合しない部分が見受けられることから、専門家の意見を踏まえて維持保全を図る必要があるランクのものというふうな判断をさせていただきました。

 ④でございますが、今回ブロック塀等の等の中に万年塀、大谷石塀等も関係しており、古いものが結構多く存在しております。特に万年塀はブロック塀のように建築基準法などの規定がされておりませんことから法的確認ができないということから、万年塀につきましては危険なものと判断をさせていただきました。

 4ページ目を御覧ください。まとめた結果でございますが、中野区の区内全域図でございます。この中に中野区ブロック塀等危険度分布図ということで、凡例が右下のほうにございますが、AからDまでのランクづけで色分けしてございます。これが中野区内で現在分布されているブロック塀の状況でございます。これを町名別の危険度表ということで左のほうに記載させていただきました。後でゆっくりお読み取りいただければと思います。

 4ページ目でございますが、その調査結果の概要をまとめさせていただきました。

 まず町名別の総括表でございますが、これにつきましては、やはり特に北のほうが住宅系が多いというようなことからブロック塀等が多いというふうな判断ができます。また、構造種別におきましてもやはりブロック塀が圧倒的に多いというようなことが調査の結果、確認できました。

 次に、道路種別ですが、一般道路、通学路というふうな形で分けさせていただきまして、調査した総延長キロ数は12万1436メートル、そのうち通学路の部分が2万8705メートルということで、ちょっとメートルだと分かりづらいのでキロ数に換算しますと、調査対象路線の延長キロ数は約121キロ、そのうち通学路が占める延長キロの割合は約28キロでございます。

 続きまして、最初の資料のほうにお戻りください。3の調査結果でまとめて御報告をさせていただきます。

 まず調査対象路線のブロック塀等の調査箇所数は2万5,499か所、そのうち定期観察が必要なものが3,141件、要注意が1万8,016件、危険なものが2,624件、著しく危険なものが1,718件となっています。

 次に、通学路に面するブロック塀等の危険度の分類でございますが、定期監査が必要なものが873件、要注意なものが4,502件、危険なものが614件、著しく危険なものが368件となっております。総調査数の約25%が通学路に指定されているエリアでございます。

 4番目でございますが、今後、令和2年度以降の取組について御報告をさせていただきます。住宅密集地域での災害危険度の高い大和町、若宮、野方地域を中心に3年間で区内全域を啓発、指導、改善を行っていく予定でございます。特に今年度は9月をめどに通学路に面する危険なブロック塀等の約900件について指導を行うことを予定しております。

 裏面を御覧ください。ブロック塀等の除却等の事業においては、国及び東京都の補助金を活用するため、中野区耐震改修促進計画において避難道路及び通学路の指定を行ったところでございます。これについては東京都に報告済みでございます。

 次に、この調査の指導経緯や維持管理並びに除却・建替に伴う改善状況を把握するため、本調査委託の中でGISソフトと連動したデータベースを作成しましたので、それにより情報管理を進めていきたいというふうに考えております。そして、令和3年度に予定されている中野区耐震改修促進計画の見直しの際には本調査結果を同計画にきちっと反映させていきたいというふうに考えております。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

加藤委員

 大変この調査結果は見やすくすばらしいものになったなと思っております。この調査目的として、今後のブロック塀の耐震化事業の拡充、推進において基礎資料とするとなっておりますけれども、具体的にどういうふうに活用されていくのかというのをもう一度詳しくお聞かせください。

小山内都市基盤部建築課長

 この資料をベースに、中野区内にブロック塀等が約2万6,000件近くあるということが当然分かりましたので、このうち、まず危険なものを重点的に指導していきたいと。それと同時に、ただ指導するだけではなくて、今、除却、建て替え、そういった事業も今年度より始めたところでございますので、そういった周知、啓発を図って、そういったものが一つでもなくなるような形でやっていきたいというふうに考えております。

加藤委員

 ここの資料の後ろから2ページのところを見ると、一般道路と通学路で分けていらっしゃるというところですけど、通学路で大阪の地震のときに亡くなられたのを契機にこういった調査が入っているわけですけども、もちろん通学路に関してかなり警戒していかないといけないかなと思いますけれども、といいつつも、一般道路においても通勤路で駅まで向かう道とかいうのもあると思うんですけど、この辺どういったところが重点的にやらないといけないのかというのは区はどのような見解をお持ちなんですか。

小山内都市基盤部建築課長

 まず通学路に対する考え方でございますけども、通学路は毎年各学校で通学路を設定しております。ですので毎回変動する可能性があります。ですので、例えば今回、この作成した資料を各学校別に通学路の範囲内を示した拡大図を情報提供させていただいて、今現在使っている通学路にどういった、赤の危険な、例えば塀がどの辺りにあるのか、そういった分かるような情報を提供しながら共有して、まず子どもたちの安全を図りたいというふうに考えております。あと、例えば中学生以上になると一般道路を使うというような形になりますので、建て替え等に当たってはブロック塀をなるべくなくしていくというような形での建築的な指導を深めていきたいというふうに考えているところでございます。

加藤委員

 そうしたら、対症療法としては、では、学校にこの地図を渡して、この道は特に危険だよとかいうのを指し示すことによって、ほかの道を現在使っている通学路と違うのを推奨としてやるということになっていくということでよろしいでしょうか。

小山内都市基盤部建築課長

 それも選択肢の一つだというふうに考えております。我々としては、持った情報を隠すことなく、校長、教頭、学校関係者に提供することでより安全な対応ができるような形にしていきたい。そういった意味でこの資料を活用していきたいというふうに考えております。

加藤委員

 そうすると、一般道路を生徒・児童以外の方々にここが危ないというのはなかなか難しいかもしれませんけども、地域と関わっている方々だったり学校の方々にはこういった道のほうが安全だよというのを示すことにはなると思うんですけども、逆に言うと、危険だというと、その所有されている方の家が危険というような思われ方もしてしまうと思うんですけど、その辺はプライバシーというか、その辺の保護の観点からの配慮というのはあるんですか。

小山内都市基盤部建築課長

 御指摘のとおり、こういったものは個人情報にもつながってきますし、当然これまでも、あそこのブロック塀は危険ではないか、こういうようなことで情報提供をいただいて私どものほうで調査をして、必要なものについては指導をしてきたというような経緯もございます。今後、住民の方々から、ここの塀はどうなんだと言われれば、開示できる範囲での情報は提供していきたいと考えますけども、例えば今回の地図も少しぼやかせていただいて、個人情報が、自分の家はここだと、こういうふうに指摘されないような形で出されるような形のものでこういう概要版にさせていただいた、こういうところでございます。これについては、今後、地域事務所等にもこういったものを配布しながら、区民の方にも周知していきたいですし、今後、ホームページ、あと広報、そういったものでも開示できる部分については積極的に開示していきたいというふうに考えております。

杉山委員

 まず、ちょっと前も聞いたかもしれないですけども、危険度の判定基準、A、B、C、Dに細分化していただいて、そのうちのCの危険とDの著しく危険、これはどの程度違うというか、どちらも危険だと思うんですけども、このCとDを今回重点的に指導を行っていくという話だと思うんですが、このCとDの重みの差というのはどんな感触なんですか。ちょっと教えてもらえますか。

小山内都市基盤部建築課長

 まず著しく危険というふうに考えておりますのは、今でももう傾いていると、いわゆる傾斜の角度がある一定の角度を超えますともう危険だというふうに判断したものが特に著しく危険であるというふうに判断しております。危険なものというのは、垂直に立ってはいるけども、例えば控え柱がないとか、そういったことで支えが不十分であるというようなものはちょっと危険であるというような判断で、特に著しく危険なものについては、傾斜しかかっていると、基礎がはっきりしていないというようなものについては著しく危険なものというふうな判断をさせていただきました。

杉山委員

 すみません、ありがとうございます。今回この説明の4番の令和2年以降、住宅密集地域で災害危険度の高い大和町、若宮、野方地域を中心にとあります。これは頂いた別紙の中野区ブロック塀等危険度分布図の下の町名の危険度の14番、野方、15番、大和、16番、若宮、これの危険と著しく危険を足すとざっくり1,000件ある。この1,000件を見ると、どっちも全体の危険と著しく危険のパーセンテージが大体20%弱ぐらいになっている。それが1番というわけじゃないけど、そこそこ多い地域になっているので、その住宅密集地域で災害危険度の高いという別の情報と照らし合わせて、住宅密集で災害も危険度の高い、ブロック塀としても危険度がそこそこ高い、この三つの地域を選んで重点的に手当てしていく、そういうお考え、ちょっと認識が合っているかどうか確認します。

小山内都市基盤部建築課長

 まず住宅密集地域で大和町、若宮、野方地域を選んだ理由の一つとしては、木密地域でいろんな意味で事業化が進んでいると。いわゆる不燃化特区としての機能、まちづくりを進めているところであると。そういったところで、例えば今年度から木造耐震の補強助成も開始することとなりました。それと併せてブロック塀の助成事業も使えるようにしておりますので、そういった意味で、まずそういう危険度の高いところから優先的に進めて、まず3年間、3年間はこの3町だけやるというわけではありませんので、進めながら全体をなるべく3年間でそれ以外のところも含めて進めたいというふうに考えているところでございます。

杉山委員

 ありがとうございます。この大和、若宮、野方に関しまして、ここにはやっぱり通学路もきっとある。この900件の危険、著しく危険、合計の約900件の通学路の危険地域、危険ブロックもこの3か所にあると思います。そこから多分重点的というか、手当てをしていくという感じですよね。ということで、先ほど加藤委員もおっしゃっていましたけど、ブロック塀の事故が発生した関係もあり、子どもたちの命をぜひここから守っていっていただきたいと。要望で結構です。

久保委員

 調査の報告をいただきまして、思った以上だなというか、ちょっと私としては思ったところです。会派としても、大阪地震の際のブロック塀の倒壊によって本当に幼い命が失われたことを受けて、すぐに通学路の総点検を含めたブロック塀の在り方については要望してきたところでしたので、やっとまとまってきたなと思います。

 この結果を見て、考察のところに、中野区の道路には2万5,499件のブロック塀が存在して、2万2,358件は仕様規定の不適合と、そういったことが書かれておりまして、担当としてはこの結果については率直に中野の現状といいますか、ブロック塀の体制における現状、また、今後のまちづくりの課題にもなってくるかと思いますけれども、その辺のところをどのように受け止められたでしょうか。

小山内都市基盤部建築課長

 正直申しまして、これまで耐震改修促進計画の中でもお示ししましたけど、昭和56年以前の建物はまだ2万戸近く残っているということから、当然ある程度想定をされた結果かなというふうに理解しております。なぜかと申しますと、やはり古い建物はなかなか2項道路もセットバックしていない。当然そこに防犯上の弊害があるというようなことから、どうしても古いもの、また簡易なものが多いということをある程度想定はしておりましたが、その結果を見て、やはりこれをどうやって改善をしていくかと。例えば年間建物が建て替えられる件数としては約800件近く住宅系ではございますが、その際にはブロック塀が減っていくという実情はございますが、例えば昭和56年以前の建物が全て建て替わるためには約15年かかってしまう。それではやはりこの際に災害が起きたときに対応できなくなるだろう。そういった意味で、まず今年度から3年間の重点期間を定めてきちっと取り組んでいくと。これについては委託することなく、ちょっと職員には負担をかけますが、職員対応でまず当面9月まで通学路について指導を図っていくという心積もりで頑張ってまいります。

久保委員

 ありがとうございます。昭和56年以前の建築物を建て替えるのに15年かかるということで、15年ということになりますと、今後の首都直下型などに対しての備えというのではなかなかやっぱり難しい話になります。

 それで、考察の最後のところに「積極的な指導・啓発事業の推進、補助事業の構築に向けた取り組み」という、そういったことの基礎資料として活用するということで言われております。先ほども除却事業のお話がございましたけれども、やはりこれをスピーディーに進めていく、建て替えはなかなか困難なお宅であったとしても、ブロック塀については、それでは除却をしましょうですとか、またフェンス型に変えましょうとか、そういったお話にもなりやすいのではないかなと思うんですけれども、どのような指導というのが考えられるのか。また、その指導を行った上で、その方たちが、それでは進めていきましょうというふうになったときに、今後さらにこの補助事業を構築していくという必要性があるかと思います。今の中野区の状況では万全とは言えないと私は思っております。どのようなことがそれは考えられるのか。もし何かお考えがあれば教えてください。

小山内都市基盤部建築課長

 まずブロック塀の建て替え調査に関しましては、当然2項道路ですと違法状態というところから助成金が活用できないというような課題もございます。当然それをクリアするためには、まずは私どもとしてはブロック塀は除却していただく。除却していただいた後、例えばセットバックができない状況も当然想定されますので、そのような場合には、例えば生け垣にしていただくとか、生け垣助成という制度もございます。そういったことからそういった制度も活用しながら少しでも安全な状況を生み出していくというような努力をしたいというふうに考えております。

 また、今般、耐震補強助成も拡充したところでございますが、これだけではまだ不十分な面もあるのかなというふうに理解しております。なぜかと申しますと、今回は区内全域という形にしておりますが、それはあくまでも耐震補強の制度の拡充であって、例えば除却、建て替えという面では一部に限定されている。そのためまだ課題がクリアされていない部分もあると。それがもし拡充できるようなことが可能であれば、例えば空き家問題も解決につながるのではないか。そうすると、より安全なまちづくりができるのではないかなと、個人的にはそう思っていますので、今後また内部できちっと議論を詰めて、またまちづくりとも連携しながらきちっとした対策、政策を進めていきたいというふうに考えております。

久保委員

 ありがとうございます。かねてから除却と生け垣助成を一つのパッケージといいますか、そういう推進の在り方というのもあるんじゃないかということもお尋ねをしてきたわけですけれども、その辺のところは、今のお話によりますと、ある意味除却助成が使えないところでも生け垣助成が使えるところもある。セットで使えるところもあるわけですね。その辺の御案内もしっかりしていただいて、これは緑化推進にもなるわけですから、そこら辺は何か今と違うやり方で促進を図っていくようなことってできるんでしょうか。

小山内都市基盤部建築課長

 一つひとつの制度はそれぞれの担当部署で管理監督されているわけですけども、それについてきちっとお互いの持っている制度を理解して、連携しながらやはりそれを、例えば私ども建築のほうに相談が来れば、建築の中でこういう制度もございます、生け垣の制度もございますと、こういうようなところできちっと説明できるような形で、区民の皆様方には負担のかからないような形での丁寧な説明を心がけていきたいというふうに考えております。

久保委員

 やはり本当に部署をまたいでやっていかなきゃいけないことも幾つかあると思うんです。今回GISソフトと連動したデータベースということで、非常にこれは貴重で、ほかにも活用が図っていかれるものではないかなと思っています。今後、中野区の耐震改修促進計画の見直しの際にも十分活用されるというところですけれども、防災まちづくりの観点からもこれは有意義なデータというふうになると思いますので、その辺はしっかり庁内というか、部内でも共有を図られながら、ほかの施策にもしっかり活用していただきたいなと思うのですが、その辺はいかがですか。

小山内都市基盤部建築課長

 今回このGIS型のデータとして使えるように納品させた経緯の一つとしては、新庁舎ができるに当たって将来的に統合型GISができるのではないかと。そうすると、関連するまちづくり、道路、建築、区有施設、そういったデータとリンクできるような形で現段階からそれを整えていくということで、今回このような形でのデータの作成をしたというところでございます。

高橋委員

 ありがとうございました。この報告書を拝見すると、A、B、C、Dにランク分けされていますけども、一番いい状態であったものは定期観察と。要はブロック塀が経年変化で劣化していくので定期的に見ないといけないということで、そうすると、ブロック塀で安全だというふうなものはないという認識でよろしいんでしょうか。

小山内都市基盤部建築課長

 10年以上たっているものについては必ずしも安全というふうに私どもは理解しておりません。

高橋委員

 基礎だとか鉄筋とかを使ってコストをかければそれは安全なんでしょうけども、そういうことになると、既存のということじゃなくて、今後、新築なり個別の建て替えだったりする中で、区としてはブロック塀というのは推奨せずに、今後は金属製のフェンスであったりとか、あるいは生け垣にするとか、ブロック塀を回避する形の指導というようなものを何らかの形で建築計画者には伝達していくというか、そういう方向性というのは出すんでしょうか。

小山内都市基盤部建築課長

 まずブロック塀の基準につきましては建築基準法で1.2メートル以下のものについては基準がないということになっておりますので、現在、例えば新築等でブロック塀を作る場合には、大体80センチから1メートル20センチの間でブロック塀を積んで、その上をフェンス等で作るという形の作り方が多い、こういうふうになっておりますので、そういった形の仕様規定に該当しないものであれば、特段指導する必要性はないというふうに考えております。

高橋委員

 あと、この表にある既存のやつの中で、区が今補助事業としてやっているのも都からの助成金を受けてということで、延長数も上限もあるわけなので、今後また新たに展開をしていくということで認識しているんですけども、よろしいんでしょうか。

小山内都市基盤部建築課長

 今年度から始めた事業の部分でもありますので、課題等は必ず精査し、東京都とも協議しながらよりよい制度になるようにしていきたいというふうに考えております。

高橋委員

 それと同時に、延長数が長いところであったり、私も前にこの委員会で質疑しましたけれども、新しい公共性のあるものであったりとか視点をまた変えていく形で東京都と交渉して協議をしていくということでよろしいんでしょうか。

小山内都市基盤部建築課長

 そのように考えております。

竹村委員

 ちょっと厳しい質問になってしまうような気がしないでもないんですが、この資料は区民の皆様が普通に目を通すことが可能なんでしょうか。

小山内都市基盤部建築課長

 今回作成しました概要版は希望者には配布できるような形を考えております。

竹村委員

 ありがとうございます。先ほど他の委員からも質問があったと思いますけども、学校への展開に関しては選択肢の一つと答えられたと思うんですけども、この著しく危険な早急に転倒防止対策を講じるか撤去、改修が必要であると判断されたものに対して、やっぱり情報は、いろいろな問題はもちろんあるにしても展開すべきだと個人的には思うんですね。ですけども、それは他委員からも質問がありましたように、それを言われた所有者の方の心証を鑑みれば簡単にできることではないとは思うんですけども、それと生じる命の危険はやっぱりトレードオフになってはいけないと思うんです。そこの判断というか、どのようにお考えなのか、それからどういう手順を踏んでこれから進めていくのであるのか、もし今この時点でお話しできることがあったらお願いします。

小山内都市基盤部建築課長

 私どもの今後の建築課としての対応の仕方としては、当然塀の所有者のところに訪問をさせていただき、リーフレット、いろんな事業の案内だとかそういったものをさせていただくと同時に、なぜこのようなお知らせをさせていただくのかというところを簡単に御説明をさせていただいて、まずはすぐに作り替えろとか壊せとかというのではなくて、これがもし倒れた場合にどういったことが起こり得るのか、どういった責任問題が生じるのかということも併せて理解していただきたいというふうな、できれば丁寧な説明をしていきたいなというふうに考えております。

竹村委員

 ありがとうございます。

 それと、これはちょっと担当外なのかもしれませんが、学校にそのデータをお渡ししましたと。その後の対応といいましょうか、指導だとちょっと厳しい言い方になってしまうと思うんですけども、例えば学校さんにデータをお渡ししましたと、通学路に該当していますと、その対応方法に関しては学校さんにお任せしますということだとちょっと厳しいと思う反面、では、それ以上に具体的に区のほうから何か指導なり助言なりができるのかと、なかなか難しいことだと思うんですけども、これは個人的な感覚で申して申し訳ないとは思うんですが、子どもの頃に近くに「危険、入るな」という看板が立った、例えば湖沼、沼であったとか壁とかそういうものを目にしたわけなんですね。ですから、そういうものを張れとは言いませんけども、やはりはたから見て、ここはちょっと危なそうだよねというふうなものができるのか、または、それはちょっと今現時点では難しいけども、関係者の方は知っていて、例えば、いや、ちょっとあそこはねということができるのか、そういうふうな手段というか方法を、すごく難しい問題をはらんでいますけども、考えていただきたいとは思うんですが、そういうステップを踏まれる何か予定なり、または違った周知を、知らしめるための方法を何かお考えであるのであればお教えください。

小山内都市基盤部建築課長

 まず通学路で学校に対してですが、我々はただ単にこの資料を提供すればそれで終わりだというふうには思っておりません。当然その後、改善されたり除却されたりした、またデータ、この部分はこうなりましたというようなことは追加でどんどん報告をしていきたいと、情報提供はしていきたいというふうに考えて、一方通行にならないような努力をしていきたいというふうに考えております。

 それとまた、危険な塀について、例えばよくあるのは震災時に建物の応急危険度判定という考え方がございます。この建物が危ないか、大丈夫かということで赤、黄色、緑という札を張るということがあります。ただ、現段階で、今の段階ではそれを目立つところに張るということはちょっと課題があるのかなというふうに思っています。ただ、何らかの機会を通じて、逆に先ほども申しましたようにお話をさせていただく段階で、赤、黄色、緑のどれかと言われれば、お宅の塀は赤ですときちっと説明をしながらその辺の認識を深めていただいて、なるべく早く善後策を講じていただくよう努力していただきたいと同時に、我々としてもより使いやすい制度をつくっていくというようなことも考えていきたいというふうに考えております。

竹村委員

 答えにくい質問に答えていただき、ありがとうございます。この中野区ブロック塀等危険度分布図という配付物がありますけども、この資料は区民の皆様が今希望すれば直ちに公開できるものなんでしょうか。

小山内都市基盤部建築課長

 概要版に関しては公開できるものというふうに考えております。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、3番、台風第15号・第19号住宅被害対策区市町村支援事業の実施状況についての報告を求めます。

池内都市基盤部住宅課長

 台風第15号・第19号住宅被害対策区市町村支援事業の実施状況について御報告させていただきます。(資料4)

 令和元年に発生しました台風第15号及び第19号による被害住宅の改修に係る補助事業としまして、中野区令和元年台風第15号・第19号による住宅被害対策緊急支援事業補助金交付要綱により、下記のとおり実施いたしましたので御報告いたします。

 1、受付日程ですが、令和2年1月31日から3月19日まで、2、補助支給件数、金額ですが、43件、849万5,000円、内訳は以下のとおり、屋根補修32件、730万4,000円、外壁補修1件、30万、その他10件、89万1,000円。その他の中には雨どい、天井、雨戸、扉等の補修が入っております。申請後の工事予定ということでありますのが5件、申請前に工事がもう済んでいるものというのが38件ございました。補助金の上限額30万の申請件数は、ほぼ同じ、補助金確定件数同数の20件になっております。補助金の申請から振込まではおおむね1週間から2週間というふうな時間をかけております。

 3、都補助金額(区の補助額の2分の1)ということで、単純に総額の半分ですと424万7,500円ですけれども、1,000円以下切り捨ての決まりにより424万円となっております。

 4、一般財源(区負担額)、こちらは予備費で充てております。総額849万5,000円より都補助額を引いた425万5,000円でございます。

 報告は以上です。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

加藤委員

 この東京都の支援事業は印象としては急に始まった制度で、その申込みのときまでに工事が終わっていないと駄目だとか何かそんないろいろ制約があったように記憶しているんですけど、この支援事業の概要を教えていただけますか。

池内都市基盤部住宅課長

 こちらの概要なんですけれども、まず東京都の要綱のほうに定められているものということでは、一部の破損した住居ということで住宅に限られております。お問合せのありました補修工事に係る費用等のことなんですけれども、こちらは一応見積りを取っていただいて、見積りの額に合わせて補助金のほうの申請をしていただくというふうな話になっております。

加藤委員

 では、見積りさえ取っていれば、受付日程までに申請すればその費用を出してくれるという制度だったということでよろしいですか。

池内都市基盤部住宅課長

 まず申請の段階で見積りを出していただく、それから、その受付期間内に工事をしていただいて、その後実施報告をしていただくというところで3月19日までとなっております。

加藤委員

 ちょっと僕は勘違いしていたみたいで、ちょっと出しづらい制度だったかなとか思っていたんですけど、そうでもないということですね。なので、実際は申請というか、支給件数はこれだけなんですけど、実際問合せ件数とかはもう少しあったのかなとちょっと思っていたんですけど、そういうのは分かりますか。結局申請には至らなかったけれども、問合せした数というのはあるんでしょうか。

池内都市基盤部住宅課長

 問合せといいますか、罹災証明が既に発生されているところに関してポイントで御案内をさせていただき、また、その後にホームページ、区報、それから町会関係等に御案内をさせていただいておりますが、特段問題があるというか、そういった質問等はございませんでした。

加藤委員

 最後に、自民党会派として、館山市とかに台風15号のほう、風が強かった台風でかなり屋根が吹き飛んでブルーシート屋根の現場を見に行ったんですけど、中野区は館山市に比べれば大分内陸のほうにあるなというふうに思っているので、風による屋根の破損とかというのは割と少ないのかななんて思ってはいるんですけども、この補助支給の件数のうちで台風15号関係によるのは何件でとかというのは分かりますか。

池内都市基盤部住宅課長

 台風15号で対象となるというところでは、大体同数なんですけれども、こちらで試算したというところではおよそ22件ずつかなというところでは考えておりました。

加藤委員

 分かりました。

来住委員

 台風15号、19号は9月と10月に発生したわけですけども、今回のこの報告のように43件の補助支給が行われたということで、非常に区民の皆さんからしてみると喜ばれた声も私も頂きましたし、区の対応としては評価したいというふうに思います。それを前提にしているんですが、まず1点は、私も委員会でお聞きした件でもあったんですが、まず東京都がこういう被害者に対して救済をするという制度としては画期的な補助制度だったというふうに思うんですね。しかし、期間が限られた期間になっていたということと、まず実施要綱を定めないと機能しないわけですから補助を支給できないわけですけども、東京都がこの実施要綱を定めたのはいつなのか。また、中野区が実施要綱を定めたのはいつなんですか。

池内都市基盤部住宅課長

 東京都のほうの要綱の制定が令和元年12月20日、区のほうの策定が令和2年1月28日になっております。

来住委員

 かなり中野区が要綱を定めるまでに時間がかかってしまったというふうに、今後の教訓として申し上げたいんですけども、他区、私が紹介した例もありますが、豊島区などは町会連合会で1月の中旬にはもうこういう制度がありますよという町会の皆さんに周知をし始めていたし、既に受付を開始していたわけですね。そういう点で、今後のこういう災害が当然予測されますので今後に生かしてほしいんですけども、もう一点は、罹災証明が必要だという制度ですね。同時に、罹災証明そのものは地域活動推進課でもありますし、地域事務所が現場に行って発行するわけですけども、今般の地域活動推進課に聞くところによりますと、台風15号で43件、台風19号で48件の罹災証明が発行されています。今回補助支給件数は43件ということなんですけども、もちろん要件がありますので対象にならない人もいたと思いますが、中野区としては罹災証明を発行した方に案内を直接にしていただいたと思うんですね。それはとても罹災した方にとっては分かりやすいし、受け止めやすいし、申請もしやすいという結びつきが早いと思うんですね。43件の件数なんですが、罹災証明を発行した方へは何件の案内をされたのか。それから発送しなかった対象者については、罹災証明は出たけども、発送しなかったのはどういう振り分けがされたんでしょうか。

池内都市基盤部住宅課長

 罹災証明の発行数がこちらが御案内した数と違う、多いんじゃないかということなんですけれども、それに関しましては、まず罹災証明発行数の中身を精査したところ、その中では要綱が定められておりますので、その条件が、まず貸家じゃない、住居になっているというようなところ等の条件から外れているものは、すみません、対象外とさせていただきまして、ピンポイントで住居に関わること、それからこの要綱に合致しているものに関しまして発送をさせていただいたところです。あとは被害調査のみということで、罹災証明はまだ出ていないけれども、その部分に関して17件ありましたが、そちらに関しても地域活動推進課を通して御案内をさせていただいております。また、それ以外の方に関して、罹災証明が出ていないけれどという方に関しましては、やはりホームページ等で、また区報、それから町会連合会への御案内ということで御案内をさせていただいているところです。

来住委員

 梅雨に今日から入りましたし、台風シーズンにも入ってきますので、今回の新しい補助制度ではありましたけども、今後にしっかり生かしていくということでも、他区が今回先行しましたけども、東京都の制度に限らず、中野区としての単独の制度も考えてほしいということはお願いをしているところですけども、今後のことで1点伺いますけども、この中野区の取られた措置は結果的には遅れましたけども、最初に申し上げたとおり、いい結果を生んだと思います。今後はやはり、例えば罹災証明を地域活動推進課が担当し、さらに直接は地域事務所が直接伺うとか、いろいろやり方が複層しているわけですね。しかし、こういう被害が発生して制度を実際に生かしていくのは都市基盤部の住宅課ということで、やはり被害が想定される中で事前の情報共有なりの連絡体制というのはお互いに必要ではないかなということを感じます。そういう点で連携も含めて今回のものをどう今後に生かすかということで最後お聞きしたいと思います。

池内都市基盤部住宅課長

 ありがとうございます。区内の罹災状況につきましては、防災だったり地域活動推進等の関係部署とやはり横断的な連携を取り把握して今後もいきたいと思います。また、他区や都の情報収集はさらに強化をしまして、有効な制度につきましては積極的に取り入れていきたいと考えております。

久保委員

 すみません、1点だけ教えてください。この事業は対象となる住宅の罹災証明書において床上浸水、床下浸水、その他と判定された住宅というのが対象というふうに前回説明のときに伺いました。実際には床上浸水、床下浸水における、そういったことで罹災証明を取った方というのは今回この申請の件数の中にはなかったということなんでしょうか。

池内都市基盤部住宅課長

 お話があったとおり、床下だったりということの浸水によるというところですね。そちらのほうなんですけれども、うちのほうで補助を出させていただいたところの中に浸水等は今のところございませんでした。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、4番、西武新宿線沿線まちづくり整備方針(鷺ノ宮駅周辺地区編)及び西武新宿線沿線まちづくり整備方針(都立家政駅周辺地区編)の策定についての報告を求めます。

狩野まちづくり推進部野方以西担当課長

 それでは、私のほうから、西武新宿線沿線まちづくり整備方針(鷺ノ宮駅周辺地区編)及び(都立家政駅周辺地区編)の策定について御報告いたします。(資料5)また、併せてパブリック・コメントの手続の結果についても御報告いたします。

 今年1月に作成いたしましたまちづくり整備方針の案につきましては、2月27日から3月18日まで実施しましたパブリック・コメントを踏まえてまちづくり整備方針を策定いたしました。

 初めに、1番のまちづくり整備方針についてでございますが、添付資料のとおりでございます。整備方針案からの修正はございませんでしたので、中身に関する説明は割愛させていただきます。

 続きまして、2番目のパブリック・コメントの実施結果について御報告させていただきます。

 提出意見につきましては、鷺ノ宮駅周辺地区編では27件、都立家政駅周辺地区編では19件の意見をいただいております。

 主な意見につきましては別紙1の資料を御覧ください。鷺ノ宮駅周辺地区では、駅前拠点については4件、駅前広場については4件、続いて2ページをお開きいただきまして、学校跡地活用については3件、3ページをお開きいただきまして、補助第133号線沿道については1件、連続立体交差事業関連については2件、4ページをお開きいただきまして、みどりについては1件、広域避難場所については1件、5ページをお開きいただきまして、その他といたしまして、説明会の周知方法や商店街、ミニバスなどの公共交通に関するものなど11件ございました。

 続きまして、都立家政駅周辺地区につきましては7ページをお開きください。道路については4件、学校跡地活用については1件、8ページをお開きいただきまして、連続立体交差事業関連については1件、防災については3件、その他といたしまして、説明会の周知方法や都立家政駅、鷺ノ宮駅、野方駅、3地域の一体のまちづくりやミニバスなどの公共交通に関するものなど10件の意見がございました。

 冒頭の資料にお戻りいたしまして、3番の今後の予定でございますが、令和2年6月に各地区のまちづくり整備方針及びパブリック・コメントの実施結果につきまして、区のホームページ及び6月20日の区報にて公表する予定でございます。それ以降の予定につきましては、補助第133号線沿道周辺地区などのまちづくりのルールづくりに向けた地元との意見交換を開始していきたいと考えてございます。

 説明は以上でございます。

委員

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

久保委員

 何点かちょっとこのパブリック・コメントの中からお伺いをしたいと思っています。

 1点は道路に関することで、補助133号線もなんですけれども、生活道路のことがございまして、例えば7ページの補助133号線と補助227号線をつなぐ生活道路の目的というようなことで、これは委員会の中でもお伺いをしたかもしれませんけれども、整備方針の際に新たにちょっと丸で線が出てきたというところで、今まであまり検討されていなかったことではなかったかなと思うんですよね。やはりそういうものが入ってくると、住んでいらっしゃる方たちは非常にこの辺気になってくるわけですけれども、大きな意味でのまちづくりを考える中ではやはり道路がインフラとして一番重要でございまして、この辺を理解していただきながら、今後また詳細な計画をつくっていかなければならないのではないかなと思うんです。それがどういうタイミングでさらに詳細な計画になっていくのかというところをちょっと教えていただきたいんです。

狩野まちづくり推進部野方以西担当課長。

 この鷺ノ宮駅と都立家政駅周辺につきましては、重要な道路といたしましては、例えば補助227号線であるとか、そういう道路がございます。まずはそういう骨格となる道路のほうを優先的に整備のほうを考えてございます。その後、ここの7ページの御指摘いただいております補助133号線から補助227号線の間の生活道路につきましては、その後、例えば補助227号線の道路整備がある程度整備のほうを見据えた後、順次地元のほうに理解を求めていきたいと考えてございます。

久保委員

 要はいつどうなるというのが具体的には示されているわけではないというところですよね。やっぱりその辺のところが皆さん気がかりになるのではないかなと思うのでちょっとお伺いをしたところです。

 それと、一団地のことが聞かれているというか、聞かれたわけではなくて、一団地のことでお答えになられているところがございまして、都市計画の部分ですね。これについてはかねてから、6ページですね。様々な角度で質問をさせていただいておりますけれども、この都市計画をどう解除をするのかというところが私としては気になっているところです。一団地の住宅施設周辺については一体的なまちづくりルールの導入を検討していくということになっておりますけれども、やはりもう既に計画がないと言うに等しいわけであって、これは東京都に対して、こういった都市計画がいつまでも残されていることが、これは区としてしっかりこのことを解除する方向を要望していくべきだと思いますし、今までにも協議をされていると思います。

 今までこの都市計画においては新たなルールで上書きをしていくというのが常だったんですけれども、やはり今回ここにおいては、ほかにも上鷺宮にも一部一団地のところはありますけれども、そういったところは、やっぱり都市計画決定をしたものについても全く今後計画がない。東京都ももう既にそういうふうに言っているわけですから、それはちゃんと解除をしていただくということが今後まちづくりを進めていく上では重要ではないかなと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。

狩野まちづくり推進部野方以西担当課長

 一団地の指定につきましては、こちらの区域は昭和40年頃に指定されたもので、その都市計画等に住宅は建ってございません。こちらにつきましては、我々といたしましては一団地については解除する方向で、ただ、一緒にまちづくりの地区計画としてセットで解除するかというのもまだその辺結論は出ていませんので、いずれにしても、それも含めて関係する東京都などと協議していきたいと考えてございます。

久保委員

 ずっとそういうふうにお答えになられているわけですけれども、地区計画をかけるにしてもなかなか地域合意を図るのは大変になっていくことですし、今回ここで書かれていることは一団地の部分だけではなくて、もっと広い意味でのまちづくりルールということになってきますので、まずは一団地の解除というのが重要ではないかなと思いますので、それはそれとして検討していただきたいなと思います。それは何回も言っているのでそういうふうに私としては思っております。

 もう一点、4ページの広域避難場所についてのところです。「大規模団地の建て替えにあたっては」という言葉が出てきて、この大規模団地の建て替えに当たっても、様々憶測でというか、いろんなうわさがあります。そもそも大規模団地については、東日本大震災があったりとか様々なことで建て替えが遅れ、今、耐震なども行われておりますけれども、この建て替えが困難な理由として、一つには道路の接道だということが言われております。道路の接道がきちっとできない、要は道路を新たに引かないと建て替えが困難なのであるということを地域ではずっと言われてきていて、それは事実なのかどうかということと、もし事実でなかったとするならば、建て替えをしていくために必要要件というのは何なのか、そのことを教えてください。

狩野まちづくり推進部野方以西担当課長

 このJKKの鷺宮西住宅の建て替えについてでございますが、恐らく道路が要る要らないというのは、開発許可を受ける場合は事前にそこに道路がないといけないということであると思います。ただ、あそこの部分につきましては、仮に住宅系ですと6.5メートル以上の道路が必要になるんですが、現状そのような道路はございません。ということになりますと、道路がないと建て替えができないという形になりまして、建て替えが遅れる可能性も出てきます。したがいまして、私どもといたしましては、ほかにできるようなやり方、そういうものを検討していきたいと考えてございます。

久保委員

 開発行為であるか否かというところ、これはJKKということになると東京都が決定をするということになるんでしょうか。

狩野まちづくり推進部野方以西担当課長

 許可するのは区になります。

久保委員

 その辺のところが非常に分かりづらくて、なぜ建て替えが進まないのか。それはやはり今後どういうまちにしていくかというところが、そこが描かれていないからだと思うので、こういう場合はこういうことなんだと、こういう場合はこういう事情によることなんだということをやはり分かりやすく地域の方たちにも、今後まちづくりについての、これはなかなか説明会とかがこういった状況で開けないでいるわけですけれども、また御質問があった際にはきちっとお示ししていただきたいなと思いますので、それは要望でございます。

 もう一点、7ページのほう、すみません、あっち行ったりこっち行ったりして申し訳ないです。学校跡施設についてです。第四中学校の跡地活用について現在検討中であり、今後策定する区有施設整備計画の中でお示しをする予定であるというふうに言われております。この区有施設整備計画の中で示すということもなんですけれども、やはりここで言われているのは、大和町の防災まちづくりですとか、また先ほども報告がありましたけれども、大和町、若宮のブロック塀の話もあったりして、なかなか災害時に非常に危険度が高いエリアにおいてこういう御心配が上がっているので、ここはやはり区有施設の整備計画で示すというよりも、防災まちづくりですとか西武線の沿線まちづくりとして第四中学校の跡地をどのように活用していくのかということもきちっと示していかなければいけないのではないかなと思うんですが、その辺はいかがお考えですか。

狩野まちづくり推進部野方以西担当課長

 第四中学校の跡地につきましては、あのエリアは大和町であったり野方であったり都立家政であったりするエリアでございます。今の計画ですと、大和町の防災まちづくりにおいて利用するということを考えているんですが、もちろん都立家政の例えば補助227号線の整備に利用するとか、あとは野方駅周辺のまちづくりにも利用するとか、その辺のことを考えてございます。いずれにしても、区の施設整備計画と調整しながら西武線沿線のまちづくりにも位置付けていこうと考えてございます。

角まちづくり推進部長

 すみません、ちょっと補足させていただきますと、委員御指摘がありましたとおり、ここの第四中学校というのは、周辺、様々木造住宅密集地域とか防災的に課題を抱えたエリアのちょうど真ん中にあるという言い方もできると思いますので、区有施設整備計画の中で第四中学校の跡地については、防災まちづくりを所管するまちづくり推進部としてどういった活用ができるというのを当然庁内的に提案して、よりよい地元の方々に使えるような施設配置計画にしていきたいというふうに考えておりますので、それから幾つか地域、エリアをまたがって防災まちづくりに寄与できるという施設でもありますので、その辺、まずは部の中でどういったまちづくりの観点から有効な活用ができるかというのをきちっとまとめた上で庁内的にもそういった提案をしていきたいというふうに考えてございます。

小宮山委員

 鷺ノ宮のまちづくり整備方針のほうについて伺いますけども、あちこちに緑豊かなまちづくりというのが書いてありまして、緑を保全しますというふうに書いてあります。具体的に何かあるのかなというのが気になるところでして、特に20ページには「住宅ゾーンを中心に、みどりと歴史を感じさせる資源を保全します」と書いてあります。この付近で緑と歴史を感じさせる資源というのは具体的に何か意識しているものがあるのかどうか教えてください。

狩野まちづくり推進部野方以西担当課長

 特にこの時点で何かここの緑をとか、そういう保全するというものを具体的に考えているものは今のところございません。

小宮山委員

 何も資源を考えていないんでしたら、こういった表現は不自然かなと思うんですけども、この補助第133号線が通るところに区内有数の屋敷森がありまして、その屋敷森の中には区内で唯一とも言われる江戸時代に造られたとも言われるかやぶき屋根がありまして、それがこの補助133号線によって全てが、その敷地の真ん中を補助133号線が貫くという計画になっていると思います。まさに緑と歴史を感じさせる資源が今回のまちづくり計画によって壊されてしまうわけですけれども、その計画の中に「みどりと歴史を感じさせる資源を保全します」と書いてあるのは整合性が合わないんじゃないかと思いまして、「みどりと歴史を感じさせる資源を保全します」と書くのであれば、何らかの方法で緑と歴史を感じさせる資源を保全していっていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。

狩野まちづくり推進部野方以西担当課長

 失礼しました。答弁をちょっと訂正させていただきます。具体的なところがないというお答えをしたんですが、例えば駅南側の八幡神社とか、そういうところが具体的なものでございます。小宮山委員御指摘の補助133号線の屋敷林というか、そこにつきましては、補助133号線の東京都建設局の道路事業に当たるような敷地になってございます。そちらにつきましては既に都市計画決定されているということもございますので、まずその事業というのは東京都の事業になりますので、それはそれで進めていくものかなと考えてございます。

小宮山委員

 この計画はずっと随分と以前からある計画のようでして、それを今さら変更したり中断したりすることは難しいというのは私も理解してはいますけれども、ただ、建物というのは動産ですから移動することも可能なわけです。歴史的な価値もあると言われているものです。しかも、その敷地の全てがなくなるわけではなさそうですので、一部には残るスペースもあるようです。なので、区として何か保存なり移築なり歴史を感じさせる資源を保全する方法をぜひ模索していっていただきたいと要望しておきます。

加藤委員

 そもそも西武新宿線の開発というか、連続立体交差が進捗とかそういったものがちょっと今見えづらくなっている中で、こういった計画が、整備方針が前に進むかどうか、そしてそれに参画していくかどうかというのは、この事業が本当に進んでいくのかというのを参加者というか、住民の方々が必ず前に進んでいくんだという確信が見えなければなかなか厳しいものがあるのかなと思っておりますけれども、私も弥生町三丁目の防災まちづくりにおいてはいろいろと関わらせていただいておりますけれども、その辺がいつからいつまでとか、いきなり、例えば、公共事業なのでそんなのはないですが、多額を積まれたところで、では、来年出ていってください、そういう問題じゃないので、ある程度の期間だったり納得をするまでに精神的に自分の中で整理しないと前へ進めないとかある中で、そこがぶれてしまったら元も子もないという中で、そういったところを地域住民に示していかないといけないと思うんですけれども、その辺は何か区としてはそういう住民の方々に納得というか理解していただくような方法とか考えられておられるでしょうか。

狩野まちづくり推進部野方以西担当課長

 この野方以西3駅につきましては、まず都立家政と鷺ノ宮の整備方針を策定して、その後、野方につきましては、今、野方1号踏切の除却の検討というのをやってございますので、それを踏まえて整備方針というのを策定する予定でございます。その後すぐまちづくりが進むかといいますと、その後、連立の事業と併せて区のほうで駅前広場なんかの公共施設を造るようなことも考えてございますので、その計画をつくっていく。それ以外のまちづくりにつきましては必要に応じて個別の計画をつくって地元の方々に周知していくという方法で進めていきたいと――ございますので、今のこの整備方針がすぐまちに反映されるということではございません。少なくとも幾つかの段階を経て事業化なりにしていくことを考えてございます。

加藤委員

 計画上はそうなんですけど、昨日とかでも言っていますけれども、結局予算がこの後アフターコロナにおいてちゃんと予算を捻出できていくのか、そういうところで不安なところが幾つかファクターがある中で、そういったものが出てきたときにでもちゃんと進めるんだというのをちゃんと示していかないといけないという中で何か方策があるのかということを伺っています。

狩野まちづくり推進部野方以西担当課長

 この野方以西のまちづくりにつきましてはまだ事業化まで相当な時間を要することを考えてございます。そのため、今大きく予算配分している中野駅周辺であったり、現認可の中井駅~野方駅間であったり、そこら辺の事業がある程度落ち着いてからこの野方以西のまちづくりが進んでいくような試算というのはしてございます。

加藤委員

 では、区全体のそういったまちづくりのスケジュールの中で見ていくというところで、いつまでというのは今のところ示さずにしっかりやれるようにやっていくということです。

 ちょっと別の話ですけども、6月5日付で国土交通省が歩道をテラスとして使っていいというようなルールを出しまして、ちょっと自民党会派でいろんな商店街に肌感覚を伺ってみましたけれども、そもそも2メートルの歩道を確保しないといけないというところで、2.5メートルしかないからどっちかしか駄目だとか、それをやっちゃうと2階に行く店の入り口を塞いでしまうとか、そもそも飲食店用のルールだけれども、その飲食店が商店街に加盟していないから、何であいつらのためにやらないといけないんだとか、そういった話があって、なかなかうまくいかないなというのが感触でした。

 となると、元からそういうまちのルールでないと多分テラス席というのは作れないんだなと感じています。ということは、こういった整備方針段階から、もしやるのであればですよ。テラス席を作るというようなまちづくりのイメージがないと、建物が建った後にやっぱり歩道を2メートル確保してどうだこうだとか、そういうのができないんだなというところで、それがまちづくりの基軸になるかどうかは地元住民の方々の合意が必要ですけれども、もしやるのであれば、そういったことを最初から念頭に入れないといけないんだなというのが、今回国交省のそういった事業というもので感じました。それはエリマネ担当に聞いてもあれかもしれないですけど、ちょっとエリアマネジメント担当に伺いますけども、そういった事業に関して……(「西武線」と呼ぶ者あり)西武線か。西武線のほうではそういうふうに今後商店街というか、メインのところをその一つの方策として入れるというか、話の俎上に上げることは可能なんですか。

狩野まちづくり推進部野方以西担当課長

 例えば都立家政であったり野方であったりというのは、線上に商店街があるところであれば、これから地元のほうに、どういうふうなにぎわいであったりそういうものが欲しいかというのを吸い上げてまちづくりを進めていくようなことを考えていますので、その中に地区計画としてそういうものが欲しいということであれば、それを踏まえてまちづくりを進めていくことは可能だと考えてございます。

杉山委員

 これは冒頭にお話しされていましたけど、案からは変更なしということだったんですが、これはてにをはもなし。

狩野まちづくり推進部野方以西担当課長

 てにをはも修正はしてございません。

杉山委員

 この整備方針ですけど、やっぱりこの案というところから、整備方針案を取るためのパブリックコメント、住民の方々からこんなにたくさん、内容を見ると結構いい視点を持っているなとかと思うところもある中で、案を取るときに一文字も大切な意見を少しも反映しないというのはどういうお考えなのかちょっと教えていただけますか。

狩野まちづくり推進部野方以西担当課長

 出てきた意見が直接整備方針の記載に関わるものの意見がなかったと考えてございます。

杉山委員

 今回いただいた意見の中で直接的にこれの内容を変えるまでには至らない、引っかかっていないということだと思うんですけど、引っかかっている意見というのを何か取ろうみたいな、結構期間、間口を広げていただいているとは思うんですが、全然引っかかる意見がないじゃないかと。そのときに何か担当として手を打つみたいな、こういうのって今までもいろんなところでも言っていますけど、何かそういうお考えってないんですか。

狩野まちづくり推進部野方以西担当課長

 もちろん案のほうからこちらの策定に至るまで幾つかの意見を吸い上げようという視点では見ていたんですが、結果として記載を修正するに至るような意見がなかったと考えてございます。

杉山委員

 住民の方々も、大きなまちづくりの整備方針なので、近隣の方々も物申したい。それが空回りになっちゃうみたいな内容もたくさんあります。ただ、さっきちょっと加藤委員もおっしゃっていましたけど、つくった後に後悔しちゃうみたいな、あのときの経験値を生かしておけばよかったみたいな、それをこの整備方針の後の地域との話し合いの中で詳細を詰めていっていいまちにしていただければと思います。要望で結構です。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、5番、沼袋区画街路第4号線整備についての報告を求めます。

川野まちづくり推進部まちづくり事業課長

 それでは、沼袋区画街路第4号線整備について御報告させていただきます。(資料6)

 昨年12月、建設委員会における区画街路整備の対応についての報告を踏まえた今年度以降の体制や計画等について御報告いたします。

 沼袋駅南側の交通広場を含めた区画街路第4号線整備では、沿道権利者から、街路整備の加速化、生活再建への適切な対応、整備工程の提示等が求められています。また、西武新宿線連続立体交差事業の推進を図るため、交通広場での作業ヤード活用を踏まえた協力を東京都から求められています。そのため5点について御報告いたします。

 まず1点目、執行体制の強化についてです。今年度から街路整備担当職員を増員し、さらに、組織再編によりまちづくり推進部内に用地取得事務としての担当職員を配置いたしました。そのため、用地取得交渉の開始から契約完了までの一連の手続きが部内で完結し、組織としての執行体制の強化を図っております。

 2点目、生活再建への対応についてです。区画街路第4号線沿道権利者の様々な生活相談に対応するため、沼袋駅北側の通称禅定院通り沿いにある沿道権利者等支援・相談窓口を開設いたしました。開設日は先週の月曜日になりますけども、6月1日からです。商店街権利者を考慮して土曜日を除いた10時から19時まで相談を受け付けています。相談内容は、生活再建プランや補償金、税金、営業補償、移転先物件など様々な相談を権利者個人個人に対して対応してまいります。なお、相談窓口については、委託契約の締結業者が常駐しているほか、区のまちづくり事業課職員も、まずは1か月程度平日に夕方まで常駐しております。

 3点目、説明会開催についてです。先月の5月に実施する予定でしたが、先般の新型コロナウイルス感染症対策により延期しております。今後、社会情勢を踏まえて説明会を実施する予定です。

 次のページになります。4点目、用地取得に向けた手続保留の解除についてです。平成29年8月の事業認可以後、交通広場部分の用地取得交渉に着手してきました。その後、昨年8月に図のⅡ期区間で手続開始を実施しております。今年度は、街路整備の加速化に伴い、Ⅲ期及びⅣ期区間の手続を開始し、全ての区間で用地取得交渉を進めてまいります。

 最後になります。5点目、今後の整備工程についてです。区画街路第4号線全体を四つの区間に分けて工程を示しております。Ⅰ期は、駅南側の交通広場及び西武新宿線を横断する南北道路の区間です。Ⅱ期区間は、新青梅街道から南側へ約105メートルの区間です。Ⅲ期区間についてですが、区間設定におけるⅢ期とⅣ期の境については、実相院南側の東西路線の区道と交差する箇所を指します。まずはⅡ期に接続するⅢ期北側から用地交渉に着手いたします。工程の緑に着色した箇所が用地に関するおおむねの期間となります。赤に着色した箇所が工事に関するおおむねの期間です。事業認可期間である令和7年度末に向け、このような工程で進めてまいります。

 報告は以上になります。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

加藤委員

 6月1日からということですけども、これまでにそういった御相談に来られた方はいらっしゃるんですか。

川野まちづくり推進部まちづくり事業課長

 4月から6月の間、この生活再建窓口を開設するまでの間に関しては、電話、あと庁舎に来られて相談について受け付けているところがあります。

加藤委員

 この相談窓口開設日が6月1日ですけど、ここはまだ。

川野まちづくり推進部まちづくり事業課長

 6月1日から今現在、昨日まで、土曜日を除いています。9日間で延べ13件ここの窓口を使用しております。平均しますと1日1件から2件ということになります。

加藤委員

 この生活再建の対応というのは本当に大変なところで、税金だけではなくて、銀行とかそういったところとのやりとりとかそういったものもあると思うんですけど、そういったもの、ここに書いていないものもほかにもあろうかと思いますけど、細かく言ったらどういったものまでやっているのかとさらにお答えになれるなら教えください。

川野まちづくり推進部まちづくり事業課長

 ここの窓口に常駐する職員は今まで様々なところで経験をしている委託業者の担当職員になります。さらにそこから紹介できるのが弁護士、公認会計士、税理士、司法書士、フィナンシャルプランナー、中小企業診断士、金融機関、そういったところと連携、別途区と協定を結んでいるところ、あるいはこれから結ぶところがありますので、そういった情報につなげられることができます。

杉山委員

 すみません、確認です。裏面のほう、まずⅠ期区間からⅣ期区間までありまして、沼袋駅の南側の交通広場が最初にやっぱり大事な、いろんな資材置場とかというもので手をつけているものだと思うんですが、そのⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの順番は何でこうなっているのか、ちょっと教えていただけますか。

川野まちづくり推進部まちづくり事業課長

 まずⅠ期に関しては、委員御指摘のとおり、交通広場として整備する予定のところでありますし、ここの西武新宿線連立事業に伴う一部作業ヤードとしての活用も考えられるということから、まずここに関しては現状進めているところです。次にⅡ期、Ⅲ期、Ⅳ期につきましては、都市計画道路は幹線道路、骨格になりますので、結局都道の新青梅街道から引き続き効果を発現していく、そういう考えで今まで進めてきました。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、6番、西武新宿線(中井駅~野方駅間)連続立体交差事業の事業認可の変更についての報告を求めます。

荒井まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長

 それでは、西武新宿線(中井駅~野方駅間)連続立体交差事業の事業認可の変更について御報告申し上げます。(資料7)

 当事業につきましては、昨年来、事業期間に関する今後の見通しにつきまして様々御質問をいただいてきたところでございますが、このたび事業施行期間等につきましての事業認可の変更が行われましたので御報告申し上げます。

 変更された事業区間につきましては御覧の図面にあります赤い区間でございます。約2.4キロになります。

 変更理由につきましては事業用地の取得の遅れでございます。

 変更内容といたしましては事業施行期間の変更ということで、平成25年4月1日から令和3年3月31日まででございましたが、これが令和9年3月31日ということで6年間の延伸となってございます。

 4月8日の官報での告示をもちまして変更されてございます。

 この件に関する区民へのお知らせでございますが、既に発行済みでございますが、5月5日号の区報におきまして広報をしてございます。また、ホームページへの掲載、区民団体への説明につきましては、御覧の町会等につきまして、まず代表者等の方々への御連絡を差し上げてございます。その後、団体の会議体等への御説明もする予定でございましたが、新型コロナウイルスの関係で会議が開かれないということもございまして、今週からそういったものが再開してございますので、逐次御報告に上がる予定でございます。また、沿線の5地域の地域ニュースにつきましても掲載を既にしておる部分とこれからする部分がございます。

 沿線のまちづくりについてでございますが、連続立体交差事業を契機とした沿線のまちづくりにつきましては、地域住民や関係権利者の理解と協力を得ながら着実に今後も進めてまいりたいというふうに考えてございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

加藤委員

 事業用地の取得の遅れで変更されたということですけども、6年間延伸ということですけど、もし事業用地の取得がこれから順調にいったとしたら、この変更の期間というのは令和9年までとなっていますけど、早めることも可能なんですか。

荒井まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長

 いろいろとこの間精査をしてきたというところもございまして、最後の1割でございますが、御協力に至らないというような、そういった用地交渉の経過がございまして、その中で交渉以外の法令に基づく対応等も今後進めていくという中での精査の中で出された期限でございますので、その交渉が思った以上に早く進んでということになれば可能性としてはないということはないというふうに考えてございます。

加藤委員

 そうしたら、いろいろと事務事業を含めて一応この数字は現実的な数字だという認識でよろしいですか。

荒井まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長

 そのとおりでございます。

久保委員

 9割取得できていて1割取得ができていない。これは多分その1割がどこなのかというのが大きい話なのか、それとも10割取得をしていないとこの次の工程に進めないのか、それはどちらですか。

荒井まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長

 まず今の工程から申し上げますと、駅部、開削工事、下に掘り進むところにつきまして一部御協力いただけない部分がございまして、そこが用地取得が進みますと、さらに次の工事に移っていけるというような部分もございますので、これが100%にならないと一切進まないというところではないというふうに聞いてございます。

久保委員

 なので、全てが取得をできなくても、ポイントのところと言ったら変ですけれども、一番大事な掘削をする開口部のところがなかなか取得ができないということがすごく事業の遅れに至っているのかなと思うんですけれども、これはなぜ取得ができないのかということはお分かりですか。

荒井まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長

 東京都、西武鉄道と進行管理の会議を定期的に行ってございますけども、その中では、相手方のちょっとお気持ちの部分までは察することはできないんですが、なかなか交渉自体に乗っていただけないというようなことは聞いてございます。

久保委員

 交渉自体に乗っていただけない、多分日参しているんだけれども、お会いできなかったりとか話に応じていただけなかったりというところなのかと思うんですよね。極端な話なんですけれども、そこが取得できないとここから先事業が全く進まないじゃないですか。要は地下を掘ることができないわけですよね。それは今後の区のほうのまちづくりにも大きな影響を及ぼしてくるんじゃないかなということも思うんですが、その辺はどういうふうに東京都と調整していますか。

荒井まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長

 実際上はその特定のところを除いても、可能なところに関しては土留めという作業を行って、並行して開削工事の一部については進めるというようなお話も聞いてございますが、今の言ったポイントの部分がどうしても交渉が調わないと大幅な大規模な工事に移れないという部分がございますが、先ほど申し上げましたとおり、その部分につきます他の法令に基づく手続等も進めていくという中で、先ほど言った6年間の中で用地交渉、用地についての取得を終えて事業に関しては完了していくというようなめどで進めていくというふうに聞いてございまして、沿線のまちづくりにつきましてはそこである程度お尻が見えた部分もございますので、そこに合わせるような形でスケジュール等も調整しながら進めてまいりたいというふうに思ってございます。

久保委員

 例えば計画自体を変える、開削部分、ちょっとここは難しいところなのであり得ないとは思うんですけれども、取得ができないので、そこを後回しにしておいて、開削部を変えるですとかそういう都市計画変更は多分できないものだとは思うんですね。先ほど様々な手段に訴えると言ったら変ですけれども、例えば立ち退いていただくための手法ですとか、そういったことも取らざるを得ないのかなというふうに思うわけですけれども、その辺のところというのは区が関与するところではなく、あくまでも東京都が直接的に当たっていくということですか。それはどうなっていますか。

荒井まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長

 東京都が行うものでございます。

久保委員

 分かりました。そこの部分が進まないと次の工程に区としてもここの土地って進めないところがありますよね。それは大丈夫ですかね。特に広場とかそういった中で区が整備を急がなければいけないようなところでということはないですか。大丈夫でしょうか。

荒井まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長

 それには該当しないというふうに考えてございます。

委員長

 委員会を休憩します。

 

(午後3時03分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時20分)

 

 先ほどの報告について質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。

 次に、7番、中野駅新北口駅前エリアの再整備についての報告を求めます。

小幡まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 それでは、中野駅新北口駅前エリアの再整備について御報告をいたします。(資料8)

 最初にこれまでの状況ですが、中野駅新北口駅前エリアの再整備につきましては、現在、拠点施設整備の民間事業者募集手続きを進めているところでございます。また、中野四丁目新北口駅前土地区画整理事業につきましては、区から昨年12月に独立行政法人都市再生機構に対して施行要請を行ったところでございます。本日は民間事業者募集の手続き状況及びUR都市機構による土地区画整理事業の施行に向けた事業認可申請の2点について御報告をいたします。

 1番、中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備民間事業者募集についてでございます。

 令和2年3月のエントリーの受付におきまして事業者9社よりエントリーがございました。その後、募集・選定スケジュールにつきまして、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の発令、継続によりまして応募受付以降の手続きを延期しておりましたが、解除を踏まえまして、今後は以下の予定で進めることとします。

 見直し後の予定でございますが、令和2年7月29日、7月下旬から応募受付、以降、一次審査を実施します。令和2年9月下旬、23日から提案書の受付、以降、提案書に関わる審査を実施します。年明け、令和3年1月以降、施行予定者候補選定、公表の予定でございます。

 2番、中野四丁目新北口駅前土地区画整理事業についてでございます。

 1)事業の概要についてでございますが、別紙を御覧ください。名称は中野四丁目新北口駅前土地区画整理事業、施行者はUR都市機構でございます。施行地区は中野四丁目の一部、面積は約5.2ヘクタールでございます。国土交通大臣の認可となりまして、施行期間は令和2年度から令和11年度でございます。下の図が設計図及び市街化予想図でございまして、黄色の部分が都市計画道路、赤色の部分につきましては宅地、商業地でございます。

 表紙に戻っていただきまして、2)協定の締結についてでございますが、令和2年6月、区とUR都市機構で、土地区画整理事業の実施における役割分担、その他基本事項についての協定を締結いたします。こちらにつきましては6月10日付で締結をしております。

 3)今後の予定でございますが、令和2年7月、UR都市機構が国土交通大臣に対して本土地区画整理事業の事業認可申請手続きを行います。

 最後にその他でございますが、区画整理事業区域内の都市計画道路のうち、新北口駅前広場は既に事業認可済みでございます。その後、都市計画によって形状が変更されておりまして、今回の土地区画整理事業の事業認可申請と合わせまして、都市計画道路事業(街路事業)につきましても事業計画の変更申請を行うものでございます。

 御説明は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

加藤委員

 新型コロナによって2か月ぐらい予定をずらしたということで、今後、応募受付で一次審査されるということで、今のところ9社エントリーしているということですけれども、出されないと分からないと思いますけど、ここから新型コロナによっていろいろと先行き不透明な中で、この9社からいきなり1社以下になるような可能性は感じられますか。全く問題ないという感じですか。

小幡まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 実際に応募受付をしてみないと分からないところではございますが、事務的に事業者と連絡を取っている中では順調に提案が出てくるものというふうに担当としては考えております。

加藤委員

 新型コロナによって、株価だけで見れば2万3,000円ぐらいに戻ったということで、土地の価格とかもこういった緊急事態宣言下とかだとすごい不安なところがありましたけど、そこら辺はあまり下がらない可能性もあるなというふうなところは安堵しているところではありますけれども、テレワークが進む中で駅前という価値が大分考え方が変わってくるのかな。昨日も言いましたけども、駅周辺とかの混雑率とかを見ると、時間帯にもよりますけど、東京駅とか新橋駅とか50%とか、朝の通勤時間はそこまで下がっていないという声もありますけれども、そうすると、駅を使っている人が減るということになると、駅前という価値が低下していくんじゃないかなというようなことも危惧されます。あと、テレワークとかが進んでいく中でオンラインとかによる会議とかが進んでいる。そういった中で様々な技術、特にアリーナとかの技術に関しては、VRとかそういったエンターテインメントのところでは競合してくるものがあるのかなというところで、今後造っていくアリーナというところにおいては、駅前の価値が低下していく、これからさらに発展を遂げるであろうVR、こういったところに勝るようなエンターテインメント施設を造っていかないといけないのかなというところを考えますと、VRだと、例えば今ヘッドフォンをつけてゴーグルみたいなものをつけますけども、そうすると、視覚と聴覚で様々な体験をしますけれども、アリーナにおいては五感全体で感じるような、そういったエンターテインメント施設みたいな、そういったところに考えをちょっと寄せていかないと、アフターコロナというよりはウイズ感染症、今後そういうことを考えながらやっていかないといけないという中で、家では体験できない、VRでは体験できないようなアリーナ施設を造っていかないといけないのかなというところで、この予定候補者のプロポーザルの中ではそういったところの採点基準みたいなものも必要なのかなと考えるところですけれども、そういったところは含んでいくことは可能なんでしょうか。

小幡まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響というところにつきましては、現在まだ最終的な収束の見通しも立っていないという状況でして、その影響の大きさというのは確定は困難なのかなというふうに思っております。ただ、こういった中で事業者を選定してまいりますので、専門家の方々を含めた審査委員会の中で、こういう状況でどういった視点を持って選定をしていくというところなのか、少し委員の方々と意見交換をしながら、必要に応じては事業者に選定委員会としてヒアリングもできますので、そういったところで事業者に確認を取りながら事業者を選定してまいりたいと考えております。

加藤委員

 様々なアリーナとか自民党会派で行ったりとか、あと個人的にも、あと委員会でも行ったりしてきましたけども、例えば照明技術がすごい、それだけで演出がすごいとか、スピーカーの音が体全体で感じる、耳だけで聞いていたら分からないような体感するような音というのもあります。そういったものも感じられるような施設を造ったりすることによって、このアリーナというところ、ただ人を集客する施設というんじゃなくて、そこじゃないと体験できないような、そういった魅力のあるものを造っていっていただきたいという要望で終わります。

杉山委員

 別紙のほうで事業の概要の下の市街化予想図、ピンクのところの左下の飛び地みたいな、さんざん見てきた絵なので違和感が、初めて見たような気がするんですが、左の商業地、これは何でしたっけ。多分スケートボードのところなのかもしれないなという、左の説明を。

小幡まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 市街化予想図の左の下のところ、駅前広場から囲町につながっていくところのNTTドコモ、黒ビルの南側ということになりますが、ここの部分につきましては、土地区画整理事業を行った後に最終的に宅地として商業地ということになります。ここは保留地というふうに考えておりまして、最終的にUR都市機構が保留地として活用するというようなことの予定でございます。

杉山委員

 1番の中野駅新北口駅前エリアの拠点施設整備の民間事業者募集のときの図面というか、募集のときの図面に関してはこの左の商業地に関しては募集範囲外という感じでしたっけ。

小幡まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 新北口駅前エリアの再整備事業計画では拠点施設整備ということで提案を求めておりまして、その拠点施設整備の範囲というのは、この市街化予想図の右上側の逆L字の大きな敷地、ここが対象となっているものでございます。

杉山委員

 分かりました。ありがとうございます。ということは、この左下のURが何か、左側の飛び地は市街地再開発のL字型とはもう基本的には切り離しで考えていく。

小幡まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 拠点施設整備の再開発事業とは切り離されておりまして、最終的にはUR都市機構が保留地として処分する予定でございます。

来住委員

 新型コロナの緊急事態宣言によってスケジュールも変わってきたと、変えざるを得なかったということですよね。スケジュールが改めて示されたわけですけども、民間事業者を募集する側、いわゆる中野区の募集する側の認識、社会的な新たな新型コロナによる今後の経済や社会の変容がどういう方向に向かっていくのかということをやはり募集する側が一定持っていないと、激変したわけですね。社会のありようを変えていかなきゃいけない。考え方を考えていかなきゃならないところまで、区の一部の文書によってもリーマンショック以上だと、しかも、これを立ち直っていくまでには、一定の期間が示されていますけども、相当期間を要するというところまでは示されているわけですね。

 したがって、新たなこの大プロジェクトに対して、例えばアリーナであるとか、いわゆる大型集客施設の在り方、それから働き方も変わりますので住宅、それからオフィスの今後の需要の問題、また、大型商業施設も含めて全体の社会構造をどう位置付けていくのか、どう変わっていくのかということを見通しを持たないと、専門家なり識者に一定知恵を頂くにしても、やはり区として今後の5年、10年先、新型コロナに及ぼされたこの社会的な激変を見定めないと、展開をしていく上ではとても危険なものをしょうことになるというふうに私は思います。

 特別委員会でもありますので、うちの委員が指摘をするかもしれませんが、私は今日のところでは、したがって、応募をかける、新型コロナの期間で延期をした。しかし、延期をしただけではなくて、やっぱり考え方を区自身が、募集する側が変えないと意味がないと思うんですよ。無責任だと思うんですね。今後の区民にとっても、もちろん区にとっても、この大規模なプロジェクトに対して責任を持つとすれば、区として今後の中野における影響、経済、それから住まい、あらゆる面で及ぼされる、このことのやっぱり一定の見識を持った、したがって、ここまで来たら急ぐ必要はないんだと思うんです。ある程度見通しが持てるまできちんと区としての考えを定めた上で募集をかけていくとするならば、そうしなければ無責任になるし、区民にとって最もこの財産がそういう形で処理されてしまうということに禍根を残すというふうに思いますので、ここまでまだ第2波、第3波が襲ってくるかもしれないという中で急いでこの段階で募集をするということは控えるべきだし、検討を十分すべきだ、時間をかける必要があるというふうに思いますけども、ちょっと原点的なところで、基本的なところでお聞きしたいんですけど。

小幡まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 現時点では民間事業者公募ということで手続を進めておりまして、これは再整備事業計画に基づいて提案をいただくということにしております。再整備事業計画というのはここのエリアのまちづくりの基本的な方針を示したものでございまして、具体的にはホールの規模ですとか用途構成も持続可能なというところでございますが、具体的に規定をしているところはございません。

 ですので、今後、事業者を選定後にこの再整備事業計画にのっとった形で、今回の新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえながら、具体的に再開発を想定している事業計画をつくっていく、その形にしていく段階で今回の影響を踏まえていくというふうに考えております。

来住委員

 示された7月29日からの応募受付を8月4日まで、ここでしなければ何かペナルティが発生するんですか。

小幡まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 スケジュールを一旦立ち止まるということをしますと、そのまままちづくりのスケジュールは全体的に遅れていくということになります。そうすると、それがひいては中野駅周辺で様々進んでいる他地区のまちづくりにも影響していくことになりますし、新北口で南北通路と橋上駅舎、改札ができたときのそこのデッキからつながる下り口がそこに間に合わなくなっていくとか、そういったところになっていくところでございます。ですので、現時点ではこのスケジュールどおり事業者を選定して、その具体的な事業計画をつくっていく際に、今回の新型コロナウイルス感染拡大の影響、経済情勢ですとか社会情勢というところを踏まえながら具体的な計画をつくっていくと。それは令和5年度に再開発の建蔽認可を予定しているところでございますので、ここのところに向けて具体的な収支計画、再開発の整備計画をつくっていくというふうに考えております。

来住委員

 10年先を目指しているわけですけども、確かにそれは南北通路などについてはもう現に予算化されているわけですからそれは進んでいるわけですよ。だって、それは今回の予算の新たな執行でも見直しをされていないわけですよね。ちゃんと進められるじゃないですか。しかし、今日のこのエリア、駅前エリアの確かに大きな最後に関わる、そういう意味では仕上げの部分に関係するところですけども、だからこそ焦らずにきちんと吟味をして慎重に、この新型コロナについての今後の行く末を見定めて判断をしていくということが、区民にとっても区にとってもそのことが間違いがない選択だったということが必ず出てくる、私はそう思いますよ。だから、計画は計画ですよ。それを何も今ここ半年、1年、例えですけども、募集を遅らせたからといって10年先の計画に、もちろんどこかで期間を詰めることになるかもしれませんけども、しかし、それはこの場で判断をすべきだと思いますよ。そのほうが将来を考えたときに区としての責任が、判断が正しかったということ、必ず私はそういう結果をもたらすと思いますので、これはもう私の考えとして、私見として申し上げますけども、今回のこのスケジュールについては再検討すべきだということを、私たちは本会議でも立ち止まってという言い方をしていますけども、その中の一つとして今日の御提案されたものについてもそのような考えを申し上げておきたいと思います。これはもしお答えいただければいいんですが、なければ先ほどの答弁でよろしいんですかね。もう一度最後お答えください。

小幡まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 繰り返しになりますが、我々としましては、周辺まちづくりへの影響というところもございますので、現時点ではこのスケジュールどおり進めたいというふうに考えております。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、8番、中野四丁目2番74地内通路の管理に関する協定の締結についての報告を求めます。

石原まちづくり推進部中野駅地区・周辺基盤整備担当課長

 それでは、中野四丁目2番74地内通路の管理に関する協定の締結について御報告させていただきます。(資料9)

 本地番でありますNTTドコモ中野ビル敷地内にある南北の通路について、区は、所有者である株式会社NTTドコモと通路の管理に関する協定を締結しましたので御報告させていただきます。

 まず1番、協定締結に至った経緯でございます。通路の位置ですが、図を御覧いただけますでしょうか。中野税務署とNTTドコモ中野ビルの間にあります通路A及びNTTドコモ中野ビル南側の通路Bの2か所が本協定の対象となる通路でございます。当該通路につきましては中野四季の都市(まち)へ往来する多くの歩行者が利用しておりますが、昨年10月1日に実施いたしました工事用ヤードの拡大に伴う線路沿い通路の閉鎖により、さらに歩行者交通量が増加しているところでございます。

 こちら、表にあります図、調査時間帯と書かれているものでございますが、そちらを御覧いただけますでしょうか。線路沿い通路閉鎖前後におきまして平日の朝8時から9時までの歩行者交通量を調査したところ、南北通路合わせまして閉鎖前で1時間当たり約6,700人の交通量がありましたが、閉鎖後は約8,700人に増加しているため、早急に安全対策を講じる必要が生じていたところでございます。

 また、当該通路につきましては、中野駅新北口駅前広場整備が完了するまでの間、中野四丁目新北口地区の地区計画方針附図に示されております中野四季の都市(まち)方面へ向かう歩行者動線の機能を担っており、公益性が高い通路でもあります。

 本年4月より、安全対策といたしまして、朝の歩行者交通ピーク時に誘導員のほうを配置し、交通整理をしているところでありますが、区が主体的に通路内施設の維持管理をし、歩行者の安全や円滑な通行を確保する必要があるため、管理に関する協定を締結したところでございます。

 ページをめくっていただきまして裏面でございます。2、協定の概要について御説明いたします。

 協定締結日ですが、本年5月1日でございます。目的といたしましては、こちらに記載のとおり、通路を継続的に適切に管理し、通路における円滑な通行を確保するためでございます。

 協定の有効期間でございますが、協定締結日から令和12年3月31日までの期間といたします。ただし、交通広場整備が完了した場合に関しましてはこの限りではございません。

 今回、区が管理を行う通路内施設でございますが、こちらに記載のとおりでございます。

 また、管理に関する費用負担でございますが、中野区に関しては、先ほどの通路内施設の維持・修繕費、NTTドコモにつきましては通路内の清掃費になります。

 その他、協議については記載のとおりでございます。

 御報告につきましては以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。

 [1]次に、9番、中野駅西口地区まちづくりについての報告を求めます。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 それでは、中野駅西口地区まちづくりにつきまして御報告をいたします。(資料10)

 今回は、これまで何度か当委員会でも今後の予定として御案内しました中野三丁目土地区画整理事業に係る事業計画変更についての御報告でございます。

 1番、事業計画変更についてでございます。中野駅西口地区、具体的には中野三丁目地区でございますが、2015年に土地区画整理事業を都市計画決定し、UR都市機構を施行者として現在事業が進められています。今回、事業の進捗に伴い、UR都市機構が認可権者である国土交通大臣に対し事業計画変更の申請を行うこととなりました。変更の内容は大きく、事業の施行期間、それから設計の概要、資金計画の3点でございます。

 まず(1)事業施行期間でございます。2026年12月に完成予定の西側南北通路の整備に合わせまして西口広場の整備を行う必要があることから5年間期間を延伸いたします。具体的には、当初2023年度末であった事業期間を2028年度末まで5年間延伸いたします。3年の清算期間を含みますので工事完了時期は2025年度までを予定してございます。

 恐れ入ります。2ページ目を御覧ください。(2)設計概要でございます。こちらは、事業実施後、測量を行い、地区面積が確定したことにより地積や減歩率に変更が生じたものでございます。内容はお読み取りいただければと思います。

 次に、(3)資金計画でございます。事業期間が延伸すること、また、これまでの5年間の事業実績から資金計画を変更いたします。

 まず先に下段の支出の表から御覧いただければと思います。合計の総事業費が当初70億円弱から84億円強に14億6,100万円増加をしてございます。増加の理由でございますが、性質上、当初計画時には計上できなかった費用、やってみないと見えなかった費用として、具体的にはアスベストの処理だとか、土壌汚染の処理の費用だとか、あるいは地下埋設物の撤去費用、そういったものが生じてきたと。あるいは、東京都とか警察とか、様々な関係機関との協議を進める中で必要になった費用、あるいは実施設計をする中で確定してきた費用として、例えば電線共同溝、これの整備だとか、あるいは西口広場の下にでかい雨水貯留槽を整備することになりました。そういったものの費用だとか、あるいは安全対策のために迂回路を整備するだとか、そういうことを協議の中で進めることになって発生した費用でございます。

 また、今回事業期間が延伸することに比例して新たに発生する費用として、事務費あるいは工事の設計監理や工事監理、それから、今現在、権利者が復帰の前に地区外に移転をしていただいてございます。その中間の補償費、そういったものが比例して増加をしてございます。それが都合14億6,100万円の増加がございました。

 次に、上段にお戻りいただきまして、収入の表を御覧ください。収入の内訳としましては主に補助金と保留地処分金になります。保留地処分金につきましては、当初7億ほど見込んでいたところ、今回9億1,800万円と上昇をして増加してございます。こちらは当初から地価の上昇分を反映させて増加としました。保留地処分金以外のものがほとんど補助金で対応するといったものでございます。

 その補助金につきましては、国費、都費の割合が減少し、その分、区費が増加をしているのが見てとれると思います。これの理由でございますが、これは先ほどもお話ししましたとおり、これまでの5年間の事業で獲得できなかった国費、都費として、アスベストだとか急遽発生した事業費に対して要望していた補助金としてそれが獲得できなかった。そういったものの積み重ね、具体的にはアスベスト、土壌汚染とか、あるいは安全対策費、あるいは地権者との交渉の中で急遽移転が合意ができたといったところでの補償費だったり解体費だったり、そういったものの獲得できなかった費用の積み重ねとして国費あるいは都費が減ってきたと。その結果、区費が不足分として反映されたといったものでございます。

 3ページ目を御覧ください。(4)事業計画変更後の事業概要についてでございます。事業概要につきましては別紙を後ほど御覧いただければと思います。

 最後、2番、今年度の予定でございます。今年度につきましては、下水道や電線共同溝の地下埋設物等の工事や、あるいは権利者建物解体、駅前広場の整地工事等を進めるとともに、まだ御同意いただけていない権利者がございます。その対応を進めていく予定でございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

加藤委員

 過去5年間で補助金、国費、都費が獲得できなかったというところで土壌汚染、安全対策費とかがあったと言っていましたけど、急遽地権者が応じてくれたという場合のものはいずれ払うようなお金だったとも考えられるんですけど、後から入ってくるというのはあり得ますか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 国費につきましては前年度予算要求をしまして大体の概算額を確保してございます。年度当初にこういったものに使いますといった形で東京都を通じて協議をして国費を確定していくと。その後に急遽やらなければいけなくなった、あるいは先送りできなかった事業といったものに関してはその中に入っていないので、協議はしていくんですが、それは今年度の事業として国費対象にならないというような協議の中で認められなかったと。それが先に送れる事業であればいいんですけども、今年度やらなければいけない事業として事業を優先して国費の獲得を諦めたといったようなものでございます。

加藤委員

 では、もうある程度ここで出てきた数字は、ここから国費が来年度予算で反映されるとか、それは見込めないということなんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 予定していたもので、これから権利者の集団移転のものだとか、予定したものであれば当然獲得はできますし、あるいは先ほどの中で、電線共同溝の整備だとか、あるいは地下貯留層だとか、それはこれからの事業ですので、今回事業計画変更の中で支出にも計上していますし、国費も計上していますので、その辺については獲得はしていけるといったものでございます。

加藤委員

 獲得できなかったものはしようがないとして、今後いろいろ事業をやっていく中で、ひょっとしたらこれもやるかもしれないというのを最初から計画に見込んで、結局できなかったというのは、それはリスクがあるんですか。結局獲得し損なわないための方策としてそういうことは考えられるんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 それができれば一番いいんですけれども、国費にも限りがあって、全国のパイがある中で、不確実性の高いものについてはのけてほしいというようなところが東京都と協議をしながら決めていったもので、それが今回の結果となっているものでございます。

久保委員

 参考のために教えてください。アスベストとか地下埋設物、それが不確実なものということになるのかと思うんですけれども、ちなみに、これはどこのアスベストなんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 アスベストにつきましては、旧桃丘小学校であったり、あと駅前広場や各地権者の所有する建物に幾つか生じたものでございます。

久保委員

 学校って大体撤去するときにアスベストが出たりとか、あと地下埋設物なんかもあるんだろうと思うんですけど、それは当初の段階では入れておけなかったものなんですか。それは要は工事が進むに当たって分かることというのと、当然のことながらアスベストとかって織り込み済みなのかなとちょっと思っていたりしたので、そこが不思議なので。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 そのような形で事前調査等の確度の高いものであれば盛り込めるものもあると思います。今回は事前の協議の中で不確実性の高いものとして決まったといったところで、そこは盛り込めなかったと、きっと出るだろうという予測もあったんですが、盛り込めなかったという結果になったといったことでございます。

久保委員

 盛り込めなかったのは、区として不確実だと思われるから盛り込めなかったということなのか、国費の、または都費の対象としてならないよということで外されたというか、どちらですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 国費の要綱に基づく対象費にはなっています。うちがというよりもURが計上して、それを区と都と国も通じてどうするかという判断の中でこれは当初は認められなかったといったものでございます。

久保委員

 当初から認められなかった。こういうものというのがあるのはわかっているはずですよね。だけれども、不確実ということなんですか。そうではなくて、あるのはわかっているんだけれども、認められなかったんですか。

 なぜこういうふうに伺うかというと、必ずやっぱりどこでも起きることだと思うんですよ。解体をしたりとか掘削をしたりとかしていく中で。なので、それが毎回毎回こういう対応になるのかどうかというところが知りたいんです。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 毎回毎回ではないと思います。実際今回は地下埋設物についてはこれからは出るだろうと。今回進めていく中で、この事業計画変更に当たってこれから道路とかを造っていきますので、そこを掘るに当たっては地下埋設物については出るだろうということで支出にも補助金にも見込んでいるといったもの。ただ、当初の事業計画の中ではこれが認められなかったといったものでございます。

来住委員

 補助金で収入のところでいいますと、国費、都費が約3億3,000万円減額ということで、一方で区費が15億7,000万円ということで増えるということなのかな。支出の下のほうでいくと合計で14億円ということですよね。先ほどのやりとりもそうですけど、やっていく中でわかってくることというのはあり得ると思うんですけども、そもそも変更前の額を選定した、見積もったのはどこで誰がこういう費用を算出されるんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 この計画を立てたり詳細の見積りをするのはURでございます。それについて中身について精査していくというか、確認していくのが区、あるいは都というところで確認をしているところでございます。

来住委員

 そうしますと、URは見積りをした。いろんな条件、URほどの事業者が見積もって算定する費用について、さらに中野区がそれが合っているかどうかということを精査するわけですよね。その過程でもちろんいろんなやりとりをされると思いますけど、いろんな事業をやっていく中で、当然先ほどのアスベストもそうですけども、例えばその他の工事費が何か、先ほどおっしゃっていたかな、一つひとつが何かというのは、大きく先ほどおっしゃったんですけど、これだけのものが変更前と変更後では15億円ぐらい増えちゃったわけですよね。それって精査の仕方が正しかったのか、URがあまりにも先を見ないというか、ちゃんと現場を見定めないで出した数字なのかというのは何とも言い難いですが、しかし、結果的に区費が持ち出しというか、もちろん将来的には特定財源を当てにされているとは思うんですけども、それだって今、東京都の財政や国の財政だって、この新型コロナ以降どうなるか分からない中で、保証される、いわゆる補助金として含めて区に入ってくるかも先々分からない中で、こういう算定をもとにURに対して区が精査したわけだけども、URに対してはその辺は算定した側についてはどういうふうに区としては対処されているんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 まず事業計画の最初のときから精査をしながら協議をしながら決めていくと。毎年度の事業予算を決めていく中で、年度ごとの予算を決めていく中でそこも確認すると。UR、事業者側として安全側にちょっと設定する場合もありますので、そういうようなものを含めて細かく細かく資料を提出させて、本当にこれは必要なのかどうかとか、不足はないのかというところを確認させていただいています。その結果として、それでも出てきてしまったこの5年間の積み重ねという形なので、もちろんこのような形になってしまったのは少し残念なところはございますが、そういったものも踏まえてこの先の事業が正確になるように、今回も精査して毎年度毎年度、今後も東京都も含めて確認しながら進めていきたいというふうに考えてございます。

来住委員

 こんなURで大丈夫かなというふうにちょっと心配しますね。

 最後に1点だけお聞きしますけども、保留地の処分金が70億が91億に、約2億1,000万円ですか、いわゆる地代として上げたということなんですが、これはいつの段階ですか。新型コロナの以降に改めてこの土地の算定をしたんですか。それともいつの段階でこの2億1,000万上がるだろうという想定をされたんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 まず当初の7億を算定したときに鑑定を取りまして、平成でいうと26年9月という形でURが取りました。それから、この間の地価の上昇率を見まして、これは昨年の段階ではございますが、これは近傍の公示地価等々を見まして3割強の上昇率がありましたので、それを反映させたといったものでございます。そういった意味では、新型コロナが今の地価にどう影響しているのかというのはそれはまだ分かりませんし、タイムラグもあると思いますので、そこは反映しにくいので、そこについては何らこの中に織り込んでいるものではございません。

来住委員

 失礼しました。7億でしたね。間違えました。平成26年に7億の算定を行って、昨年3割強を相場にして2億1,700万円の上昇を見込んだということですけども、もしこれが変更前の額程度、またはそれ以下になった場合にはこの負担はどういう負担、誰が行うことになるんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 これがもし下振れした場合は補助金が上がるような形になります。逆にこれが上振れした場合には補助金が減るといったような形の結果になるといったものでございます。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、10番、囲町地区まちづくりについての報告を求めます。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 それでは、囲町地区まちづくりについて御報告をいたします。(資料11)

 中野四丁目地区内に位置する囲町東地区では、市街地再開発事業によるまちづくりを進めるため、2015年12月に都市計画決定を行いました。このたび、実際には3月の末でございますが、再開発準備組合から市街地再開発の設立認可申請が東京都知事宛てになされたので、その内容について御報告をするものでございます。

 1番、囲町東地区市街地再開発組合の概要についてでございます。⑤の事業計画概要の中で御説明いたします。恐れ入ります。別紙の事業概要を御覧いただければと思います。

 左上ですか、1番、施行地区の概況及び事業の目的でございますが、丸の三つ目でこの地区の課題等を記載してございます。この地区の課題といたしまして、都市計画道路補助221号線がまだ未整備であること、また、住宅が密集している中、地区内の道路幅員が狭く、かつ行き止まりの道路が多い。防災性の面から安全性を高める必要がある地域でございます。こうしたことを背景に、中野駅に近接しているポテンシャルを生かして、再開発事業により高度利用と都市基盤の整備を進め、安全かつ快適なまちを実現していこうといった事業でございます。

 2番、再開発事業の概要でございます。そこの中ほど、施行地区の面積としましては2ヘクタールでございます。権利者でございますが、土地所有者、借地権者、合わせて89件でございます。参加組合員は三井不動産レジデンシャル株式会社が予定されています。ちなみに、参加組合員とは大部分の保留床を取得する事業者になります。

 次、右側の資金計画でございます。こちら、総事業費は665億6,300万円の事業になります。財源である収入でございますが、こちらは補助金が130億円弱、公共施設管理者負担金が50億円、参加組合員、先ほどの三井不動産レジデンシャル株式会社が負担する負担金が486億円でございます。

 次は、4番、施設建築物の概要でございます。右上の5番の計画配置図で御説明をしたいと思います。下のイメージと照らし合わせながら御覧いただければと思います。見た目は3棟構成です。駅に近い側から、まず11階の業務棟があります。それから中央に24階の住宅棟、こちらは低層でつながっていまして、低層では2階まで商業が入る予定でございます。広場を挟んで西側に20階の住宅棟が整備され、その西側に幅員14メートルの区画道路、現在お祭り広場とされていますが、14メートルの区画道路が整備される。その建物の南側に幅員16メートルの都市計画道路補助221号線が整備される予定でございます。この補助221号線の西側部分、少し幅員が狭くなっていますが、囲町の東地区の再開発ではこれは半分だけ整備をいたします。北側部分につきましては、今後予定される囲町西地区の市街地再開発事業で整備をする予定となってございます。

 恐れ入ります。本体資料にお戻りいただきまして、2番、今後の予定についてでございます。今年度でございますが、今回の組合設立に係る認可がされる予定で、東京都からは夏以降、秋ぐらいではないかというふうに言われています。そして、組合設立後、特定業務代行者の公募、選定を行います。特定業務代行者とは、簡単に申し上げますと建設事業者でございます。その後、2021年度に権利変換計画の認可、その後、建設工事に着工し、2024年度の完成を予定してございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

加藤委員

 概要の地図を見て、NTTドコモビルのほうからこちらの補助221号線というのは進入ができるような構造なんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 つながりますが、交通規制等の関係で駅前広場には直接入らないような形等々を取りながら交通のルールを決めていきますが、つながるような形にはなってございます。

加藤委員

 そうすると、現状と同じような交通量になるんじゃないかという認識でいいんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 現在、この囲町の線路沿いの道路につきましてはここで行き止まりになっているのでほとんど交通量はないのかなと思います。それが通過できるようになりますので、当然一定量交通量は増えるというふうに考えてございます。

加藤委員

 あと、区がかなり今自転車駐車場とか所有していますけど、この事業が成り立ったとき、中野区が持つ権利というのはどうなっていくのか、決まっているなら教えてください。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 現在、中野区はこのエリアに1,400平米ぐらいですか、駐輪場として権利を持っています。権利変換でこの建物の中に駐輪場を1,500台整備する予定となってございます。

杉山委員

 御説明ありがとうございます。まず別紙の2、再開発事業の概要のところにあります権利者合計89件あるということだったんですが、これは今、権利者の賛成、反対、この辺の割合は今どのぐらいになっているんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 今回の再開発の組合設立認可申請に当たっては、法定では権利者の3分の2が求められている中で、今回申請に当たっての同意状況としては7割強の同意となってございます。

杉山委員

 7割強、だから、今現時点で既に準備組合から東京都知事に申請書を出したということは、既に7割強の地権者の方々が今回のこの囲町東地区の事業に賛成をほぼしている、そういう認識ですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 賛成しているというところです。ただ、これから権利変換というすごく大事な作業に入りますので、それが合意されるためには、その残りのまだ同意いただいていない方も含め丁寧な対応が必要になってくる、大事な場面になるといったものでございます。

杉山委員

 やっぱり昔から住まわれている方々とか、特に囲町に関しては地域が大好きな方々がたくさんいらっしゃって、この件に関しては反対されていらっしゃる、かなり強く反対されている方もいらっしゃいますので、そこら辺は中野区としてもしっかりと対応していただいて、ちゃんと折り合いがつけられるように、ないがしろにしない形で説得のほうを続けていただく形を取っていただければと思います。要望で結構でございます。

久保委員

 囲町のこういう御報告が久々な気がして、ちょっと幾つか私も記憶違いがあるかなと思ったんですけど、一つは補助221号線の線形変更でかつて検討されていたかと思ったんですが、そういったことはあったかどうかということが一つ。それから、交通広場からのデッキを囲町のほうに接続をするというお話があったと思うんですけれども、その辺はどうなっているのか。その2点。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 線形につきましては当初の都市計画の中で決まってきたものです。変更は特にございません。デッキにつきましては、駅前広場からこの囲町の建物にかかるデッキとしてつなげるような形で今協議を進めているところでございます。

久保委員

 では、そのデッキについては協議を進めているんですね。それによって物すごくここの価値は変わるので、それはいつぐらいまでに決定するんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 もう具体的につなげるという形で事業計画もつくっていますし、あとはこのエリア外の街路事業の中で整備していく中でどのような形で整備していくのかというところを決めている、詳細を詰めているところでございます。

久保委員

 では、もう本当に年度内とか近々に決定なのですかね。時期はまだ未定なんですかね。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 確定する時期は未定でございます。

久保委員

 補助221号線の線形変更については特に検討されなかったということだったんですけれども、この囲町の今回の御報告とは直接の関係ではなくなりますけれども、杉並区との協議というのも当然のことながら今後補助221号線についてはしていかないといけないですよね。この囲町だけが整備されるということはあり得ないことなので、その辺のところは区が行っていくんでしょうか。それとも東京都ですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 区が行っていきます。現時点においても杉並区と協議を毎回重ねながら、囲町地区の進捗状況、それから、杉並区側の街路事業としての補助221号整備の時期だとか、そういったものをすり合わせながら情報共有して進めているところでございます。

来住委員

 組合施行なので尊重したいというふうに思っています。ちょっと気になるのは、囲町の西地区の場合でもちょっとお聞きしたことがあるんですが、やはり7割の方々が今回まとまってということで、3割近い方々がまだということなんですけども、そこがやはりもう来年、2021年度から権利変換の認可、そして建築工事の着工ということでいよいよもう迫っているわけですけども、3割に近い方々の対応がとても気になるんですね。組合施行とはいえ、やはり区がこれだけの補助金も入るわけですから、区としての役割が、当然組合施行で丸投げというわけにいかないし、区が関わっていくことになりますので、そこの見通しみたいな、個々の個人はいろいろあると思いますけども、見通しについて最後ちょっとお聞きしておきたいんですけど。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 これは極めて大事なことだと思っております。権利変換の手続の期間がどうなるかというのは本当に今の同意状況によると思っていますので、今の合意状況が8割とか9割とかになっていればその残りの期間が短くなるというようなところで、今残りの3割弱をどう捉えるかといったところは様々な考えがございますが、これまでどのような形でその3割の方にアプローチをしていったのか、どんな理由で同意がいただけていないのかというものは区としても、あるいは東京都としても確認をさせていただいてここに至っているものでございます。残り、これが認可された場合に、今御同意いただいている方はもちろん、いただけていない方に対しても丁寧に丁寧に様々な形で、個別のアプローチもそうですし、様々な形の説明会だとか、これまでもやってきましたが、そのような形で何とか御同意をいただけるように時間をかけてやっていくように区としても指導していきたいというふうに考えてございます。

来住委員

 これからいよいよこの権利変換に入っていくので、山場といいますか、それぞれの7割の方々にとっても非常にこれからの一生をかけたような判断をしなきゃいけないわけですから、本当に丁寧さを発揮してやっていただきたいなということだけはお願いしておきます。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、11番、中野駅周辺におけるエリアマネジメントについての報告を求めます。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長

 それでは、中野駅周辺におけるエリアマネジメントについて御報告をいたします。(資料12)

 1番、エリアマネジメント導入の背景・意義についてでございます。こちら、丸の一つ目、二つ目にはエリアマネジメントの一般論を記載させていただきました。エリアマネジメントとは、特定のエリアを単位に民間が主体となってまちづくりや地域経営を積極的に行おうという取組でございます。100年先を見据えたまちづくりを進めるためには、基盤整備とともに、完成した後のまちを持続的に維持、発展させるエリアマネジメントの仕組みが必要となるというふうに考えてございます。

 丸の三つ目で中野の特徴をちょっと記載させていただきました。中野駅周辺のまちづくりでは、隣接する開発地区ごとに異なる実施主体が事業を展開することをその特徴としてございます。その各地区のエリアマネジメントの推進だけでなく、各地区が連携し、中野駅周辺全域に波及させるエリアマネジメントの仕組みづくりが求められているところでございます。

 2番、中野駅周辺におけるエリアマネジメントの考え方でございます。

 (1)基本的な考え方として、今申し上げましたとおり、中野駅周辺のまちづくりでは、隣接する開発地区ごとに異なる実施主体が事業を展開することを特徴としてございます。その各地区ごとの開発事業者等が展開する各地区のエリアマネジメント、そして、それら各地区の開発事業者や地域の関係者等をつなぐプラットフォームとしての中野駅周辺全域のエリアマネジメント、これらの2層構造で考えていくこととなります。

 まず丸の一つ目、各地区のエリアマネジメントについてでございます。ここに記載させていただいたのは、これから展開が想定できる地区単位を記載してございます。まず、現在開発中の地区として中野二丁目地区、中野三丁目地区、中野駅地区でございます。次に、開発が今後予定される地区として、中野四丁目新北口駅前エリアの区役所・サンプラザ地区、それから中野四丁目新北口西エリア、それから今お話しした囲町東地区及び囲町西地区、再開発エリアでございます。そして、既成市街地地区としての中野四季の都市(まち)地区と中野五丁目地区、これら九つのエリアがその例になるのではないかというふうに考えてございます。ここでは民間による積極的なエリアマネジメントの展開を期待し、誘導、支援することとなります。

 次に、丸の二つ目、中野駅周辺全域のエリアマネジメントでございます。こちらでは、今の各地区の開発事業者や地域の関係者等による協議組織を官民連携で設置、検討していきたいというふうに考えてございます。ここでは、各地区間の情報共有や地域との意見交換、あるいは共通課題、共通利益、これへの対応について協議をしていくプラットフォーム機能を想定してございます。

 恐れ入ります。2ページ目を御覧いただければと思います。(2)区の役割でございます。

 区の役割といたしまして、一つ目は、各地区間、関係機関等の調整、特に初動期のコーディネート的な役割は区が担うべきものだというふうに考えます。

 二つ目はエリアマネジメントの調査・研究でございます。地域・経済団体等とも連携を図りながら、国の制度や先進自治体の事例等について調査、研究を進めていきたいというふうに考えてございます。

 三つ目、(仮)中野駅周辺エリアマネジメント推進の基本的な方針を区として取りまとめていきたいというふうに考えてございます。基本方針の目的は、確実にエリアマネジメントを誘導したいといったようなことでございます。方針の中身といたしまして、各地区のエリアマネジメントの誘導、支援の在り方、これによってエリアマネジメントのための投資を促したいと。それから、中野駅周辺全域のエリアマネジメントの仕組み、進め方について具体化を図っていきたいと。これにより事業者の連携、協力を促していきたいというふうに考えてございます。

 そして、丸の四つ目です。今後設置予定の協議組織、協議会に関与、参画をしていきます。この関与、参画の在り方も基本的な方針の中で明確にしていければというふうに思っております。

 最後、3、今後の予定でございます。今年度は区として今の方針を取りまとめまして、次年度以降、協議会、協議組織の設置に向けて検討を進めていく予定でございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

加藤委員

 我々自民党会派としてエリアマネジメントに関して区で率先してやっていただきたいというところで、今年度よりエリアマネジメント担当課長ができたということは本当に評価するところであります。そういったところでこういう初めての報告になるんでしょうけれども、こういったのが始まるときには、最初背景、意義というところで頭に出ていますけども、何か目的というようなところでもちょっと出していただかないといけないかなというところなんですけど、それもこれからちゃんと練っていかないといけないとは思うんですけども、現状においてこのエリアマネジメントをやっていかないといけないという目的について教えてください。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長

 中野区としてエリアマネジメントの必要性というのは、10か年計画の第2次、10年ほど前ですか、そこでそういった仕組み等々、特に中野駅周辺で導入していかないといけないというところからスタートしたところでございます。それ以降、グランドデザインのバージョン3だとか、あるいは産業振興ビジョン、あるいはグローバル戦略だとか、様々な面においてエリアマネジメントの必要性といったところは、他地区の事例も見ながらそれは認識して取り組んできたところでございます。

 確かに目的といったところではこれからまさに詰めていくところではございますが、さきの特徴にもあるとおり、各地区の再開発が進む中、各地区のディベロッパーが進めるエリアマネジメントも、単にその建物の価値を高めるファシリティマネジメントには当然終わってほしくないと。その周辺の地域を巻き込んだエリアマネジメントといったところも期待したいですし、そういった投資を促したいと。さらに、そのエリアだけではなくて、中野駅周辺、それらをつなぐ周辺全域の中野駅周辺のエリアマネジメントといった可能性も、地域とも協議をして、共通課題の解決だとか共通利益の追求だとか、合意できる部分で進めていって、中野駅周辺、それから中野全域の価値向上を図っていきたい、狙っていきたいといったところでの今回の取組でございます。

加藤委員

 目的というのはその対象となるエリアによって変わってくるところもあるとは思いますけれども、このエリアマネジメントをやること自体が目的にならずに、しっかりと目標を定めて、そのためにエリアマネジメントで何をしていかないといけないかというのを最初のうちにちゃんとすり合わせて、エリアマネジメントをつくり維持することを目的としないようにやっていただきたい。ここは要望です。

 いろいろと基本的な考え方のところで民間や地域関係者というようなところがありますけれども、一般質問で私のほうでちょっとエリアマネジメントを質問させていただいたときに、大きく分けて事業主体というのは三つあるのかなというところで、行政が主体だったり住民が主体だったり民間が主体だったり、行政が主体のところで一例で挙げさせていただいたのが、新宿の歌舞伎町の大久保公園とか、あと吉本新喜劇の本社が入っている、ああいうのは新宿区のリソースを使っていろいろと事業を展開しているという行政主体のものです。

 あと、住民主体で最近注目されているのが武蔵小杉とかのタワーマンション、新規住民たちが集まったところで、言ってしまえば町会ですけれども、若い人たちがちょっと町会離れを起こしている、加入率が悪いと言っていますけれども、新住民、若い人ばかりが入っているエリアマネジメントにはかなりの加入者がいるということで、これは町会活動に関しても何かヒントになるのではないかなということを指摘させていただきました。

 民間で代表的なところが丸の内です。大丸有の大手町、丸の内、有楽町のところでやっている、こういった事業、民間がやっている。それぞれの主体によって目的が全然違います。それぞれのエリアで持っている環境に即した目的というのが必要になってくると思いますので、その辺はしっかりやっていただきたいなと思います。

 そういった意味で、この二重構造でやっていくというのはかなり僕からすると難しく感じるんですが、その辺はどうやって両立を図っていくイメージがあるのか教えていただきたいんですけど。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長

 2層構造というのは、こういう形にするというよりも結果こうなるだろうというような想定でございます。上に書いた各地区のというのは本当に民間が主体でやるものというふうに考えます。ただ、さっき言ったように、単に建物の価値だけを高めるようなものにとどまらない、地域を意識したエリアマネジメントのための投資をしていただきたいというような促し方をしていきたいと思いますし、逆に仕掛けなきゃいけないのは中野駅周辺全域のエリアマネジメント、そこで何か集まることによって生まれるもの、地域との連携を図ることによって生まれるもの、そこを期待していきたいというふうに考えてございます。

加藤委員

 あと裏面のほうに移りますけれども、エリアマネジメントの調査・研究ということで、中野区の経済団体は、これまでエリアマネジメント研究会、中野区の白土副区長も参画されているような研究会がありますけども、こういったところとの連携とかというのは何かというか、副区長が入っている意味合いなども含めてちょっと教えていただきたいんですけど。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長

 中野区としても、これまでエリマネの調査、研究というのは、先ほど申し上げましたとおり、10か年計画、産業振興ビジョン等々からずっと調査、研究してきたところでございます。御指摘のありました民間の中野駅周辺エリアマネジメント研究会というのが昨年10月に地域の有志を中心に立ち上がったところでございます。目的はエリアマネジメント調査、研究ということで、区もこれまでのエリアマネジメントの調査、研究を深めるという意味でこの研究会に区が関与、参画をしているところでございます。御指摘のとおり、副区長もメンバーとして名を連ねているといったところでございますが、こうした地域との連携も図りながら調査、研究を深めていきたいというふうに考えているところでございます。

加藤委員

 では、最後にしますけど、その下の国の制度や規制緩和の活用検討というところでありますけれども、国家戦略特区などの制度で規制緩和をすることで、先ほども挙げた国交省のテラスを歩道の一部で置いていいというのも一つに挙げられますけれども、規制を緩和することによって無料で何かをつくり出すことができるというような制度を使うというのはかなり重要になってくるのかなと。そこに付加価値をつけていく、今までなかったものに価値をつけていく。国家戦略特区においても、いろんな社会実験、中野で区が新しい基本構想に掲げているというか、その中に入っているキーワードでスタートアップだったり多様性、そういったところがありますけれども、こういったものが生かせるような様々な新しいことができる、社会実験ができる、人が集まるような、そういったものを実現できるようなのを国家戦略特区などの制度を使って実施していっていただきたいなと思っておるんですけども、ここに書いてあるということなんですけど、その制度を使うというところでどういったお考えなのか、最後にお伺いして終わります。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長

 こういった国の制度だとか補助金も含め、そこは調査、研究していくことになります。ただ、当然それが先行してはならないと思っていまして、エリアマネジメントによって、さきに戻りますけど、何が実現したいのか、実現するためにどういったアクションプランが必要なのか、そのために規制緩和なり補助金等の獲得が必要になるので、まずは何を実現していきたいのかというところを協議会なりそういった形で大きな考え方を示していきたいと。基本方針も含め協議会の中で議論してその絵姿を描いていければというふうに考えてございます。

杉山委員

 加藤委員のほうからもほとんどお話しされてしまったので、今回、中野駅周辺のエリアマネジメント、中野駅周辺まちづくりのグランドデザインバージョン3で、中野駅を中心に、中野五丁目、それから中野四丁目、中野二丁目、中野三丁目とそれぞれ役割があって、ディベロッパーもそれぞれのディベロッパーがまちを開発していく、それをグリップを握るのが中野区であるべきである、そんな捉え方をしているんですが、間違っていないですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長

 グランドデザインバージョン3で描いた姿は中野区が進めたいと、実現したいと思うまちの姿なので、そういった意味では、中野区が絵姿を示しましたが、実際にそれを整備していくとなると、また民間の力が必要になってくるので、官民連携で進めていくものだというふうに考えます。

杉山委員

 中野駅周辺、例えば中野二丁目の再開発、2024年ぐらいをめどに完成していく予定ですし、それから中野三丁目、それから中野駅西口改札、南北の連絡通路、仮称西口広場、この辺りは2026年完成予定、さっき囲町の東地区のお話、これは2024年度完成予定、この辺、周辺の開発が各ディベロッパーが完成予定のものがそここそ時間差がある。2024年か2026年、2027年ぐらいまで時間差がある中で、やっぱり手をつける前に中野区として、エリアマネジメントの文化レイヤーだったり、例えば屋外広告物レイヤーだったり、それぞれの方針というのをある程度決めておかないと、それぞれが出来上がっていく時間差がある中で、中野区としての最初から中心に座っているという意思を示すためにも何か、今から決めていくというお話だと思うんですが、そういう考えでよろしいですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長

 今、各地区で進められている、確かに時間差があるということで、再開発等々については、理事会等なりに我々もオブザーバーとして参加して、そこでのエリアマネジメントに考えられる時期に、特に中野二丁目とかは権利変換が終わりましたので、これから工事着工という中で具体的に議論ができるようになってきました。それぞれ、例えば中野三丁目は全然また違う、再開発ではないので、区画整理という中で桃丘小学校跡地の拠点施設というところで、一つある程度のディベロッパーは入ってくると思いますが、リードするところは逆にないのかなと。あとは町会なり商店街なりがリードしていく可能性もあると。また色は全然違うと思っています。さっき言った囲町も時間軸が違いますし、色も違いますので、そういったところでそれぞれの個性を生かしながら、そのエリアの価値を高めていただくエリマネは進めていただきたいと。実際に協議会の中でそういった大きなことを議論していくんだろうというふうに思います。それも今まだプレーヤーが見えないところもありますので、入れるような例えば枠を作って、その中で今入れるエリアだけ入っていただきながら協議を進めていく。新しくプレーヤーが見えてきたら、また参画を促していくと、そのような形で協議会が発展していく、その中で議論も変わっていくのかなというふうに考えているところでございます。

杉山委員

 ありがとうございます。中野駅周辺はやっぱりそれぞれに土地に特徴があって、文化芸術のエリアだったり一軒酒屋が集中しているエリアだったり、それぞれのまちに特徴がある、イコールその特徴のあるまちに住んでいらっしゃる方々もそれぞれこだわりがあって、そのまちがどういうふうに持っていきたいのかというこだわりの強い方々がたくさんいらっしゃいますので、そのこだわりをちゃんとくみ上げる組織、今も組織はあると思うんですが、それをちゃんとくみ上げていただく組織づくりと。それから開発ディベロッパーをちゃんとグリップを握っていくという、その二つをやれるのはやっぱり中野区しかないので、そこをしっかりと今後、エリアマネジメントは大事なことだと思うのでしっかりと進めていっていただきたい。中野区の将来はこのエリアマネジメントにかかっていると言っても過言ではないぐらいの大きな事業だと思うので、そこら辺はしっかりと進めていっていただきたいと思っております。要望でお願いします。

久保委員

 ようやくだなという感じで、大分遅れてしまった印象があります。いろいろ二転三転してきたという区の組織の中のこともあったかなと思うんですけれども、今までこの委員会の中でも様々議論をされてきて、今回基本的な考え方の中に、各地区のエリアマネジメント、中野駅周辺全域のエリアマネジメントの二重構造とするということです。これは当然のことなんだけれども、プラットフォームという言葉が出てきているんですけれども、区の役割って、そもそもこのエリアマネジメントを果たしていく中でどういうふうな立ち位置でいくのかというところを一つ教えていただきたいです。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長

 そこも正直まだ確定したものはございません。これからつくる基本方針の中でそういったものも描けたらというふうに思っていますが、様々な形があると思っています。様々な地域、ほかの自治体とかの事例を見ながら、協議体という枠の中に一メンバーとして入る場合もありますし、外からオブザーバーという形で入る場合もありますし、様々な形があって、その構成員も様々なので、中野らしい、中野に一番最適な在り方というのをつくっていきたいと思いますが、初動期においては中野区がリードしなきゃいけないと思っていますので、中野区がリード形でその協議会をつくりながらメンバーに呼びかけ、地域に呼びかけ、誘導していきたいというふうに考えています。

久保委員

 中野区がリードしないと多分何も決まらないですよね。やっぱりそれぞれの各地区のエリアマネジメントというのはそれぞれのディベロッパーによって進められていくということもあると思うんですけれども、駅周辺として一体的に何かを行おうというときに、やっぱりそこで一定の方向性を示して区がリードしていかないと難しいのかなというふうに思うんです。今そのちょっと立ち位置自体もこれから考えていくというところに私は不安を感じている。

 それと、今後の予定のところで区として方針取りまとめとなっています。今年度中に基本的な方針を取りまとめるんだと思うんですけれども、これは区が単独で取りまとめるんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長

 基本は区がつくっていきます。区としてつくっていくんですが、当然関係者に意見を聞きながらという形、パブリックコメントの手続かどうかは分かりませんが、それに準じるような形で関係者の声を聞きながら、あるいは再開発の事業者等々にヒアリングをかけながらつくっていきたいというふうに考えてございます。

久保委員

 だから、組織がないですよね。だから、どこにヒアリングするのかなと。再開発の事業者だけでいいのか、ここに「地域・経済団体等との連携」という言葉が出てくるんですけれども、先ほどもエリアマネジメント研究会のことは他の委員からもあって、前回もこの件については、私は、副区長だったりとか前任の担当者の方とかが名を連ねているので、何となくそこが主導的に動いていくような形になってしまうのはそれは違うんじゃないかなということをお伝えしたわけですね。やっぱりそこの公平性を保って、そこを一つの団体とみなすのか、そういう位置付けなんかもやっぱり今不明確なんですね。せっかく進めていただいている、そうやって一生懸命研究会として進んでいただいている方たちの意見は参考にしていただかなければいけないと思うんだけれども、でも、そこがやっぱり方針を決めるのもいろんなところから聞く、でも、それは組織ではないですよね。区がいろんな意見を皆さんに聴取をするという話ですよね。区の立ち位置もちょっと今何となく決まっているんだか決まっていないんだかなという感じもする。

 だから、もう少しやっぱり区として中野の駅周辺をどういうふうにしていくのか、エリアマネジメントそのものを各地区ごとのことまで口出しをするとかそういう必要性はないと思うんですけれども、やっぱり一定の方向性ってきちっと庁内で議論して持っていかないといけないんじゃないかなと思うんですよ。じゃないと何も決まらなくなってしまうのではないかなということを心配しています。

 それと、例えば中野二丁目地区の場合は、まちづくりではなくて、区では企画のほうが地権者として参加をしていたりしますよね。庁内の中でもそれぞれに関わっているところがあります。そことの連携ということも重要だと思うし、まして駅周辺で今後どういうことを進めていくかということになってくると、割とこれは区全体としての方向性というのが、またそこにまちづくりだけでははかれない部分もあるので、まず庁内でのきちっとした組織をつくっていただく、エリアマネジメントということでセクションができたこと自体は大きな進歩だとは思うんですけれども、それだけでは決まらないと思います。まずそういう庁内での議論ができる、そういったステージをつくっていただいて、そこで方針をある程度固めてから様々皆さんの御意見をいただいて、その後協議会に発展していくというような、そういうステップなんじゃないかなと思うんですけど、その辺いかがですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長

 おっしゃるとおりで、今はスタートとしては中野駅周辺エリアマネジメントというところでのスタートになってございますが、エリアマネジメントを本当に語るとしたら、やることも様々でありますし、地域も様々だと思いますし、そうすると、関連する庁内の部署、あるいはステークホルダーもあまりにも多様になると思います。そうした意味では、全庁的に組織的に挙げて、産業振興もありますでしょうし、文化という切り口もあるでしょうし、防災とかそういったところもあると思いますので、先ほどの権利としての企画も含め、全庁的に議論をしてこのエリアマネジメントを進めていきたいというふうに考えてございます。

高橋委員

 報告ありがとうございました。私は、議会で最初の質問も中野駅周辺だったり、そこにUDがあったり、エリアマネジメントも随分こだわって質問してきたんですけど、区が正式に議会にエリアマネジメントの考え方を取組姿勢を示していくというのは多分僕の記憶で初めてじゃないかなと思っているんですけれども、そんな中で、今、他の委員からも話がありましたけども、中野の役割というのが非常に大事だと思っていて、大丸有の三菱地所だったり、いろんな各地区のヒルズの森ビルのような大家さんというか大ディベロッパーがいて、そこがもう何十年にもわたってそこを開発してきたというところであればそこの仕切りでいくんだろうけども、結局は4ブロックがそれぞれの民間の開発で進んでいくという中で、では、その中野の役割を、今お話がありましたけども、グランドデザインバージョン3の理念であったりとか、あるいは区のシティセールスであったり、あるいはブランドを高めていくための中野の立ち位置というのを、そういう意味では、四つのエリアがあって、その全体の、僕なんかはタウンマネジメントという位置付けで言っていましたけども、全体を統括する形での大きな方向性を出していくということで中野が関わっていくというのでは非常にありかなと思うんですよね。

 それぞれ地区が違う中で、やっぱり中野区としての強みというのはまさにJRとずっとつながっているというところがあると思うんですよ。そういう意味では、やはり4ブロックに必ず必須なところといったら中野のグランドデザインバージョン3であるし、そして、やっぱりJR、いわゆる人の動線であったり回遊性、かいわい性ということを考えたときのJRというのがあるので、そういうところも加味しながら中野として統一的なまちづくりを進めていくための役割というのを考えてほしいと思うんですけども、その辺はいかがでしょうか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長

 まさに駅や駅ビル、駅前広場等々は中野駅周辺のど真ん中に位置する貴重な大事な資源であるといったところで、JRとの関係というのはすごく大事になってきます。どのような形で参画いただけるのかというところも含めて、JRにはこのエリアマネジメントについても参画いただけるように協議を図っていきたいというふうに考えてございます。

高橋委員

 そのプラットフォームという位置付けの中で区がそうした機能を発揮するということもそうですし、地権者じゃないけれども、中野の経済団体と連携を取って、そしてその中野の発展であったり地域経済であったりに寄与するという意味では、そのプラットフォームの協議体であったり事務局機能という中で区の立ち位置というのも今後示していただきたいなと思うんですけども、その辺はいかがでしょうか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長

 改めてというか、中野区の役割はすごく大事になりますし、プラットフォームの中心として各民間、地域団体、既存の団体も含め、あるいは研究会等も含め、先ほどもありましたように、公平性とかそういった特定の人にならないように、特定の人に偏らないような形で意見を聞きながら、区がリーダーシップを取ってエリアマネジメントを進めていきたいというふうに考えます。

高橋委員

 あと最後に一つ、2ページ目の誘導、支援の在り方のところで投資を促すという話をされたと思ったんですけども、これは例えばBIDの考え方とかそういうところも研究していくのというか、テーマとして挙げてもんでいくの。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長

 ここで記載したのはそこまでのことは想定はしていなくて、これもちょっと繰り返しになっちゃうんですが、その建物価値だけを高めるための投資に終わらないような、地域との連携だとか、その周辺を巻き込んだエリアマネジメントになるような、そのディベロッパーの投資を促すような、エリアマネジメントに投資を促すような、そういった区や地域の期待だとか、地域の資源だとか、あるいは支援の在り方だとか、そういったものをこの基本的な方針の中に示しながら、さらなるエリアマネジメントの投資をディベロッパーに促していきたい、そのような意味で書かせていただきました。

高橋委員

 分かりました。いずれにしても、区として研究会という、研究も一つの役割というか、テーマに区の役割の中ではなっていくんでしょうから、ですから、たまたま今BIDまで言いましたけども、区内とかの、あるいは海外とかのいろんないい事例もぜひ研究するような形で中野を最適なフォーメーションでここをうまくエリマネを進めていってほしいと思いますので、これは要望にしておきますので、よろしくお願いします。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、12番、その他で何か報告はありますか。

千田まちづくり推進部まちづくり計画課長

 それでは、令和2年度西武新宿線踏切渋滞解消促進期成同盟の決起大会について口頭で御報告いたします。

 本年度の決起大会につきましては、これまで同様、野方withで10月下旬から11月上旬頃の開催を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。なお、本決起大会は、皆さんの御協力のもとで例年たくさんの方に御参加いただき、大盛況の中で開催されているところですが、反面、これまでの実施形式では新型コロナウイルス感染防止対策が難しい環境下にございます。したがいまして、決起大会の実施形式について期成同盟理事会で検討を行い、8月下旬頃に開催を予定している第2回理事会において本年度の決起大会開催の可否を含めた最終的な判断を行いたいと考えております。

 私からの報告は以上です。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。

 他に報告はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。

 次に、所管事務継続調査についてお諮りいたします。お手元に配付の文書(資料13)に記載された事項について、引き続き閉会中も調査を要するものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 議題のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩します。

 

(午後4時54分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後4時57分)

 

 休憩中に御協議いただいたとおり、次回の委員会は、8月21日(金曜日)午後1時から開会することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 以上で予定した日程は全て終了いたしますが、各委員、理事者から何か御発言はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で建設委員会を散会します。

 

(午後4時57分)