令和2年08月26日中野区議会議会運営委員会
令和2年08月26日中野区議会議会運営委員会の会議録

中野区議会議会運営委員会〔令和2年8月26日〕

 

議会運営委員会会議記録

 

○開会日 令和2年8月26日

 

○場所  中野区議会第1・2委員会室

 

○開会  午後2時15分

 

○閉会  午後3時54分

 

○出席委員(7名)

 伊藤 正信委員長

 酒井 たくや副委員長

 木村 広一委員

 ひやま 隆委員

 白井 ひでふみ委員

 大内 しんご委員

 長沢 和彦委員

 

○欠席委員(0名)

 

○委員外議員(0名)

 

○議長・副議長

 高橋 かずちか議長

 平山 英明副議長

 

○出席説明員

 副区長 白土 純

 総務部長 海老沢 憲一

 

○事務局職員

 事務局長 長﨑 武史

 事務局次長 小堺 充

 書記 鳥居 誠

 書記 立川 衛

 書記 若見 元彦

 書記 有明 健人

 

○委員長署名


審査日程

○議題

 1 令和2年第3回定例会について

  (1)提出予定案件メモ

  (2)日程

 2 新たに受理した陳情について

 3 その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、議会運営委員会を開会いたします。

 

(午後2時15分)

 

 本日は、お手元の議題のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、さよう進行いたします。

 議題に入ります。

 初めに、1番、令和2年第3回定例会について、まず、(1)提出予定案件メモについて、総務部長の説明を求めます。

海老沢総務部長

 それでは、お手元の資料に基づきまして、令和2年第3回中野区議会定例会提出予定案件につきまして説明をいたします。

 まず、決算の認定ですが、5件でございます。

 1点目、令和元年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について、2点目、令和元年度中野区用地特別会計歳入歳出決算の認定について、3点目、令和元年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、4点目、令和元年度中野区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、5点目、令和元年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。

 続きまして、予算につきまして2件でございます。66番、令和2年度中野区一般会計補正予算でございます。これについては、先議をお願いしたいと考えております。

 次に、67番、令和2年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算でございます。これについても先議をお願いしたいと考えています。

 続きまして、一般議案について13件でございます。68番、中野第一小学校新校舎什器類の買入れについてでございます。中野第一小学校新校舎で使用する什器類の購入でございます。

 次に、69番、中野区国民健康保険条例及び中野区後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例でございますが、地方税法の改正に伴う保険料に係る延滞金の割合の特例に係る規定整備でございます。

 次に、70番、中野区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例でございますが、地方税法の改正に伴う廃棄物処理手数料等に係る延滞金の割合の特例に係る規定整備でございます。

 次に、71番、中野区介護保険条例の一部を改正する条例でございますが、地方税法の改正に伴う保険料に係る延滞金の割合の特例に係る規定整備でございます。

 次に、72番、中野区立体育館条例を廃止する条例でございますが、中野体育館の廃止に伴う条例の廃止でございます。これについては先議をお願いしたいと考えております。

 続きまして、73番、中野区子どもの権利擁護推進審議会条例でございます。区長の附属機関といたしまして子どもの権利擁護推進審議会を設置いたしまして、所掌事項、組織等について規定するものでございます。

 次に、74番、中野区保育所条例の一部を改正する条例でございますが、あさひ保育園及び宮の台保育園の廃止並びに大和東保育園の位置の変更に伴う規定整備でございます。

 続きまして、75番、中野区子ども・若者支援センター条例でございますが、子ども・若者支援センターの設置でございます。

 続きまして、76番、中野区立学童クラブ条例の一部を改正する条例でございますが、向台学童クラブの廃止及び中野第一学童クラブの新設に伴う規定整備でございます。

 続きまして、77番、中野区立キッズ・プラザ条例の一部を改正する条例でございますが、キッズ・プラザ中野第一の新設に伴う規定整備でございます。

 続きまして、78番、中野区立学校設置条例の一部を改正する条例でございますが、南台小学校及び中野第一小学校並びに中野東中学校の位置の変更に伴う規定整備でございます。

 続きまして、79番、中野区立図書館条例の一部を改正する条例でございますが、中央図書館の分室の新設並びに本町図書館及び東中野図書館の廃止並びに中野東図書館の新設に伴う規定整備でございます。

 続きまして、80番、中野区立教育センター条例の一部を改正する条例でございますが、教育センターの位置の変更に伴う規定整備でございます。

 続きまして、報告案件等でございますが、2点ございます。

 1点目、中野区の財政の健全化判断比率の報告でございます。

 2点目として、株式会社まちづくり中野21の経営状況を説明する書類の提出でございます。

 続きまして、備考欄を御覧いただきたいと思います。

 次の議案につきましては、先議をお願いしたいと考えております。

 まず、(1)令和2年度中野区一般会計補正予算でございますが、ア、税制改正に対応するため滞納整理支援システムの改修に係る委託契約を早急に締結する必要があるという点。

 それから、イ、もみじやま保育園運営業務委託契約等に係る契約期間を令和2年9月30日までから同年10月31日までに変更する必要があるという点。

 それから、ウ、小中学校学校用務業務等委託契約につきまして、令和2年10月以降の業務を追加する必要があるという点。

 それから、エ、GIGAスクール構想の推進のための区立小中学校における環境整備に係る契約を早急に締結する必要があるという点。

 オ、東京都の河川改修事業に合わせて実施する丸山橋拡幅工事につきまして、東京都との間で早急に費用負担協定を締結する必要があるという点。

 カ、令和元年台風第19号の影響によりまして損傷いたしました妙生寺川江古田川合流部擁壁の補修工事につきまして、早急に着工し、復旧を図る必要があるという点。

 キ、その他新型コロナウイルス感染症対策につきまして、早急に着手する必要があるという点がございまして、先議をお願いしたいというふうに考えています。

 次、(2)令和2年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算でございますが、税制改正に対応するための滞納整理支援システムの改修に係る委託契約を早急に締結する必要があるところでございまして、先議をお願いしたいと考えております。

 次、(3)中野区立体育館条例を廃止する条例でございますが、令和2年9月30日をもって、中野体育館を廃止する必要があるというところで、先議をお願いしたいと考えております。

 次に、備考の2点目ですが、令和2年度中野区一般会計補正予算の議案を追加で提出したいというふうに考えているところでございます。

 説明については以上でございます。

委員長

 ただいまの説明に対して質疑はありませんか。

白井委員

 一般議案、72番、中野区立体育館条例を廃止する条例について、先議でというお話がありましたけども、理由が9月30日をもって、中野体育館を廃止する必要があるためと書いてありますが、中野区を代表する体育館の条例を、わざわざ先議で廃止する。しかも、これまでの委員会報告の中で、この間の説明がなかったように思いますけれども、なぜこの間に説明がなく、そして、いきなり先議にならざるを得ないのか、この理由についてお聞かせください。

海老沢総務部長

 体育館条例の廃止につきましては、中野体育館、新しい中野の総合体育館、建設、竣工が不透明な状況にございまして、これまで、現在の中野体育館の廃止条例を出せなかったという状況にございます。

 一方で、現在の中野体育館につきましては、9月30日までの指定期間の予算を元にして契約しているわけでございますが、9月30日までの指定管理の契約期間という形になっておりまして、それで、新しい総合体育館の開設という時期が定まったというところで、現在の体育館の廃止を進め、9月30日をもって委託契約が終わりますので、その後は閉鎖という形を取らせていただきたいというふうに考えております。

白井委員

 それがおかしいと言っているんですよね。であるならば、これまで委員会報告があって、まず新体育館の進行状況だとか、現行の体育館について説明があればよかった。中野体育館で、中野区を冠とするような体育館を、わざわざ急遽出してという話じゃないでしょう、普通。先議でやるような案件ですか、これって。

 工事の進捗によってというのであれば、それは委員会報告を受けて、条例の準備の仕方もあったわけですよ。一方で、条例上で廃止しなければ、そもそもできないという意味がよく分からないんですけど、この点についても御説明してください。

海老沢総務部長

 条例上廃止されないということになりますと、その廃止されない期間、区民の利用に供さなければならない、供用することが基本的な考え方という形になりますので、9月30日までの契約ということで委託契約のほうは切れてしまうというところで、それ以後の区民利用というのは、なかなか難しい状況だというところでございます。

白井委員

 その考え方というのは分かるんですよ。要するに、貸さなきゃならないんですか。そのまま置いておくことはできないんですか。曖昧な言い方なので、条例上廃止になっていなくて、新体育館のほうに移りました。旧体育館はそのままですと。貸すか貸さないかというのは別の話じゃないですか。条例上廃止しなければならないという理由がよく分からないんですけど。

海老沢総務部長

 区民施設を、条例上設置を継続しているにもかかわらず、区民の利用に供さないということについては、なかなかそういったやり方をするというところについては、通常であれば、取らない方法だというところでございます。

白井委員

 非常に説明が、私聞いていてよく分からないんですよ。通常であればとか言うんですけれども、成り立つんですか、成り立たないんですか。逆に、法的根拠とかはあるんですか。条例上の根拠はあるんですか。私、聞いている限り、調べた限り、別に矛盾しないかなと思うんですけど。

 要は、この間、全く説明がなくて、いきなり先議というやり方が、議論に付するタイミングすらないと。本当に困るというのであれば、何でこれまで報告してこなかったんですか。このタイミングだと困るんですというのではなくて、今までの経過の説明がないにもかかわらず、どうしてこんなタイミングになっているんだと。それって、役所が説明してこなかったからこうなっているんでしょう。我々議会として、先議でなければ困るんですと言われても、どっちがおかしい話になるんですかと言っているんですよ。違いますかね。しっかり議論すべき案件じゃないかと思うんですけど。

海老沢総務部長

 委員おっしゃるとおり、議論すべき案件という認識はございます。しかしながら、そういった利用に供さなきゃいけないのが通常の考え方ということをベースにしますと、これ以上は管理契約を延ばすというところに経費が発生してしまうということもございまして、それについては9月30日で閉鎖せざるを得ないと。もっとも法的根拠があるかと言われますと、法的根拠はないというところでございます。

白井委員

 もう質疑なので、これぐらいにしておきますけど、要は、貸し出さなきゃならないという根拠も薄いわけでしょう。貸し出すという前提に立って、指定管理をさらにと言うんですけど、そんな話をしているわけじゃないんですよね。

 体育館を貸し出すに当たって、条例を既に廃止しなきゃならないというのであれば、何でこの間一切説明はなかったんだ。ましてや、この間、仮に条例は成立しなかったとしても、体育館をそのまま置いておくという分には矛盾しないはずではないかと私は思うんです。どうしても廃止条例が通っていないから、絶対貸し出さなきゃならないんだというほうが、説明がおかしくないかと聞いているんですよ。

 質疑の中では分かりました。私の中では、ある程度矛盾することはないかなと思いますので、個人的には、先議はいかがなものかと思います。

長沢委員

 すみません、今、白井委員の言われたところで、ちょっとその本質的なやりとりより瑣末な話かもしれないんだけど、1点伺います。9月30日までで指定管理の、要するに、管理運営している会社との契約が切れますね。協定というのかな。これが切れた場合、じゃあ、どうなるのかということなんだけども、指定管理者制度の法の趣旨から言うと、指定管理者制度を続けていくか、それとも指定管理者が協定として切れたら、その時点では直営という考え方が出る。つまり、この9月30日に、先ほど言ったのと同じ。つまり、使うか使わないかの運用自身は、何とでもなるのではないかと。既にコロナ禍の中で、閉館というか、そういうときもあったから使わないと。じゃあ、管理はどうするの。中野区自身がやるということになれば、先議ではなくて、その後の廃止条例を持っていくと。先議のこと自身を、白井委員は問題にされていたと思うんだけれども、そういうことはあるんじゃないかと。そういう検討はなかったんですか。

海老沢総務部長

 指定管理者の指定期間につきましては、令和3年3月31日までということになりますけれども、協定につきましては9月30日で切れるというところでございますので、もし存続をさせ、それ以後、条例を廃止しないで存続させるというところになりますと、直営で進めるという考えも取れなくはないというふうに考えます。

長沢委員

 だから、必ずしも指定管理の契約というか、その期間が終わったからといって、廃止条例が生まれるというわけでもないんではないかと。今回の事態ということになったときには、いや、直営の中で管理だけは、要するに、区民利用には供さないけれども、管理だけはしていくということはあり得る話ではないかと。じゃあ、それはどう検討されたのかということ。

 そういう形になって、先議という形で、先ほど来――ちょっとこう言ったらあれだけど、私、厚生委員会なので、そこのところでも、こういう廃止というほどの議論というのはなかった。報告がなかったんですね。要するに、新しい体育館の工期自身がこうやって延びていきますよというのはあったけど。それは、本当に説明がやっぱり不足していたと思っているし、考え方としては、今、言ったような形で直営としての管理ということがあった。ここはどういうふうに検討されたんですかというのを、もう一度お願いできますか。

海老沢総務部長

 廃止せずに存続させた場合、区民の利用に供さなければいけないという基本的な考え方は、我々も持っておりましたので、その間、さらに存続させて、直営で管理ということになって、その部分の経費が発生するという形になりますので、その経費を負担するということについては、なかなか難しいだろうというふうな認識を持っているところです。

長沢委員

 じゃあ、そこはそういうことで。私の聞きたかったのは、そこじゃないんです。今回、補正予算の先議が出されています。先議する理由としては、備考欄に出ているわけでありますけれども、その備考2で、また、中野区一般会計補正予算の議案を追加するというふうになっております。これは、今回の補正予算のこの先議は、第何次、6次、今……。5次か6次ですね。それが、もう一回やるということで、3定でやるということなんだけど。思えばというか、想定するに、国のほうは今、国会が開かれていません。開きゃいいのになと思うんだけど開かれていない。都議会のほうも今はしていないし、前回で言えば、一定条例なんかも専決処分という形で都議会も開かれていた。

 そうなると、国や東京都に係る制度、事業ということで、何か想定されているとしては、ちょっと思えないんですね。そうすると、ここの備考2で言っている補正予算の議案というのは、一体何をもって、中身というか、何で2回に分けて出すことになるんですかね。要するに、先議で補正ということで、これが、必ずしもコロナ禍での対策というか、そういうことじゃないのかもしれないけど、一定やっぱりここに出ている今の状況で言えば、そういったものというのが多分に反映というか、事業として出てくるというのは、容易に想定できるんだけど、そうであれば、急ぐべきではないかというふうにも思っているんだけど、その点御説明いただけますか。

海老沢総務部長

 先議していただきたいというふうにお願いしている議案につきましては、この会期中に、先議理由について御説明したとおり、一般議案として提出、第1回ではもう間に合わないような内容の、例えば、委託契約が切れてしまうだとか、そういったものについて、先行してやっていきたいというふうに考えております。

 この議会中に追加して、さらに補正予算議案を提案したいというふうに考えておりますけれども、新型コロナウイルス感染症対策として、経済対策など追加対策を検討しておりますが、現在、いろいろな状況の変化もありまして、それを勘案して、さらに内容を整理する必要があるというふうに考えておりまして、もう少しはっきり整理して、議会のほうに御説明をし、議論していただきまして、進めていきたいというふうに考えているところでございます。

長沢委員

 先議のあれは理由として書かれているのであります。ただ、一般的にというか、これまでも、例えば補正で先議にするときに、どうしても予算ですから、一定のものとして事業が幾つか出てくる。必ずしも、全部先議で何か書かなくちゃいけないのかというと、そうではない。つまり、先議でやらないといけないというのは、契約とか何とかとここに書いてあるけど、これは確かにそういうことで、冒頭にやらなければ間に合わないという理由は分かります。

 ただ、これまでは、やっぱりそういったものがあるがゆえに、先議でお願いしたい。しかしながら、そうではないもの自身も盛り込んでいた。つまり、今、いみじくも言われたけど、一定の考え方、整理ができたもの、もう制度設計がきちんとできて、事業として、これは議会側にもちゃんと提案できるよと。整ったものはそうしていたということ。

 そうすると、ここの2番で想定している、今、経済対策云々みたいなことを言われたけど、今現在のところでは、それが調整なり整備がまだ不十分だ。議会側にはまだ示せる段階ではないと。そういうことで理解していいですか。

海老沢総務部長

 そのとおりでございます。

委員長

 他に、質疑はありませんか。

 ちょっと一旦休憩します。

 

(午後2時35分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後2時37分)

 

 大内委員

 今回のGIGAスクール構想の小中学校の環境整備に係る契約を早急に締結する必要があるというのは、どういった中身……。質疑しなきゃ、中身は聞いてもいいんでしょう。中身は。

海老沢総務部長

 かいつまんで申し上げますと、GIGAスクール構想に伴いまして、学校に関するICTの設備を充足させるための契約をしたいということでございますけれども、年度内に移行するためには、早期の契約が必要だというところでございまして、先議をお願いしたいというふうに考えているところでございます。

大内委員

 GIGAスクール構想というのは、小学校1年生から中学校3年生まで全部だよね。では、今回のやつで、小学校1年から中学校3年まで全部そろえるといったことになるんですね。

委員長

 答えられますか。

海老沢総務部長

 ちょっと今、手元に資料がございませんで、お答えできません。申し訳ございません。

委員長

 どうしますか。

 では、委員会を休憩いたします。

 

(午後2時40分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後2時43分)

 

 先ほどの大内委員への答弁をお願いします。

海老沢総務部長

 答弁が遅れて申し訳ございませんでした。内容といたしましては、全ての児童・生徒に1人1台の端末を配布するということになってございまして、調達台数としては1万6,000台調達する予定でございます。この契約につきまして、年度内に終了するためには、早期契約が必要だということでございます。

大内委員

 分かりました。あと、これ、今まで気がつかなかったんだけど、(1)、ア、税制改正に対応するための滞納整理支援システムの契約を締結する必要があるためと書いてあるでしょう。(2)全く同じ文章なんだけど、これって、同じやつを二つ出すの、これ。

海老沢総務部長

 一般会計の中で税システムにつきましては、令和3年1月1日から法が適用されるという改正が進んだということです。同様に国保のほうでも、同様のシステム改修が進んだというものでございます。

大内委員

 書き方として、税制改正のほうは、この一般会計補正予算なんだと。国保のほうは、国保事業だから別に載るという形、そういうことですか。

海老沢総務部長

 そのとおりでございます。

委員長

 よろしいですか。他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、さよう確認いたします。

 次に、(2)日程について……。(「委員長、今の取り扱いについて。質疑はいいんですけど、先議として扱うかどうかは異議ありますので……」と呼ぶ者あり)

 ちょっと休憩します。

 

(午後2時45分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後3時37分)

 

 休憩中に御協議いただきました中野区立体育館条例を廃止する条例の先議に関しましては、引き続き、理事者側が検討して、また対応を、次の招集議運までの間に示したいということでよろしいでしょうか。

 

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 では、そのようにさせていただきます。他に、先議の件で質疑はありませんか。

大内委員

 キ、その他新型コロナウイルス感染症対策について、早急に着手する必要があるためという議案と言えばいいのかな、議案としておかしくないか。

委員長

 理由か……。

大内委員

 これ、何と言うの。(「先議の理由ですよ」と呼ぶ者あり)要するに、上は全部主語があるわけだ。これって、何でも入っちゃうんじゃないの。この中に、学校の対策が入ったり、例えばだよ、妊産婦等の問題がいろいろ入ったりしちゃうと、訳が分からないんじゃないの。何でここだけ。いや、こういう書き方をされちゃうと、何か一まとめみたいに見えちゃって……。

海老沢総務部長

 補正予算を提出するに当たりまして、先議をお願いしたいと。予算全体ですね。先議をお願いしたいということで、その中の理由を幾つか、項目を挙げさせていただいたということでございまして、今回細かく、それぞれ理由を書いてございますけれども、全て網羅したような形で、先議のお願いという形で、理由を備考に付しては、今までの経過としてもないということでございまして、予算全体を先議でお願いしたいということの理由として、こういう中身が入っているので、先議をお願いしたいということを表現したものでございます。

大内委員

 これだと何をやるのか全然分からないという、何を先議するんですか。だって、その他新型コロナウイルス感染症に対して早急に着手する必要があるため何々、あるいは、その前にあって、そのためというんじゃないの。いや、これだと、もっと言うと、別に先議に値するか値しないかとかいう話にもなってしまうし。これの書き方が、ちょっとどうなんだろうなということ。

海老沢総務部長

 御指摘を踏まえまして、書き方については、今後さらに改善させていただきたいと思います。

大内委員

 次回、招集議運までに、もうちょっと書き直して出すということでよろしいんですか。

海老沢総務部長

 対応いたします。

大内委員

 あともう一つ、ちょっと、先ほど部屋で聞かれたので、中身ね。あそこの、どこだっけ……。 もみじやまだ。これって何ですか。イのもみじやま保育園。これはどういった中身の案件でしたか。

海老沢総務部長

 もみじやま保育園は、御存じのように、保育園の民営化なんですが、新園舎のスケジュール変更がございまして、10月1日までに園舎の運営委託の契約を変更する、変更して延ばさなければいけないということになりまして、そういった経過がございまして、案件として出させていただいたということでございます。

大内委員

 ということは、中野区に何か瑕疵があって、その分、延長した分、中野区が払うなら払いますよという、そういう意味ですか。

海老沢総務部長

 スケジュール変更の主な理由といたしましては、新型コロナウイルス影響による工事の自粛ですとかがありまして、資材不足と天候不順ということがございまして、工期が延伸になったというところで、委託料及び仮園舎のリース料ですね。それを延長する必要が出たということです。

大内委員

 例えば、中野総合体育館が当初の建設に遅れた、そうした場合、中野区がお金を出して何かしてあげるわけ。本来その建設しているところが責任を持って、その工期内に納めるのが本来だと。でも、遅れちゃった分、中野区が補填してあげますよとなるわけ。中野総合体育館と同じ例じゃないですよ。例えば、そういった建設で新型コロナの影響で延びちゃったケースです。そういった場合は、中野区がそういうので補填するんですか。また、そういうのとは理由が違うの。

海老沢総務部長

 区立施設の場合には、当然区が契約の施行主でございますから、延びれば、それに対して延滞金ですとか、そういったことが発生していくこともあると思いますけれども、今回は民間施設の建設に伴いまして、区立保育園を民営化する時期がずれたというところでございます。

大内委員

 あんまり言うと、もう中身の質疑になっちゃうから、そういうとこを聞いているんじゃないんです。どういった理由でこれは出てきたんですかと、聞いているだけです。いや、だから、中野区が瑕疵があって、その分でという意味じゃなくて、民間保育園をつくるのが遅れちゃったから、その分中野区が補填してあげますと言っているような……。いや、いいとか悪いとか言っているんじゃないですよ。私、中身を聞いているだけなんですね、あくまでもね。

海老沢総務部長

 民営化につきましては、民間が新しいものをつくり、そこに事業継承するという形になるわけでございますけれども、その民間保育園を開設する時期が遅れたために、区立として存続する時期が延びてしまったという形になりますので、そこにつきましては、区立施設として存続させなければいけませんので、どうしても、区がそこについては運営をしなきゃいけないということになるかと思います。

大内委員

 あとは委員会で。

委員長

 よろしいですか。他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、さよう確認いたします。

 次に、(2)の日程について、令和2年第3回定例会の日程については、資料2のとおり、既に内定しておりますが、先ほどの議会運営協議会から、第3回定例会本会議の冒頭に、区長が行政報告を行いたい旨の申し出があったことが申し送られております。このことについて、理事者の説明を求めます。

海老沢総務部長

 新型コロナウイルス感染症の拡大への対応としまして、今後に進めていくべき行財政運営につきまして、第3回定例会の冒頭におきまして、区長から発言させていただきたいというふうに考えてございます。お許しいただきたく、御協議をお願いしたいというふうに考えてございます。よろしくお願いいたします。

委員長

 ただいまの説明に対して、質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、さよう確認いたします。

 それでは、定例会本会議の冒頭に、行政報告を行うこととした場合の日程案を用意しておりますので、事務局に配付させたいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 では、日程案を配付させます。

 

〔資料配付〕

 

委員長

 ただいま配付した日程案について、次長の説明を求めます。

小堺区議会事務局次長

 それでは、ただいまお配りいたしました令和2年第3回定例会日程表の変更案を御覧ください。

 本会議の初日を9月7日とし、この日に行政報告を行うよう日程を追加しています。このことに伴い、9月7日の11時から議会運営委員会を開催することを追加するとともに、一般質問の通告締め切りを1日早めて、9月2日の午後5時に変更しています。

 また、会議日数についても、9月7日から10月13日までの37日間に変更しています。なお、招集議運の開催日時については変更ありません。

委員長

 ただいまの説明に対して質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 よろしいですか。質疑がなければ、本定例会の日程については、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、さよう確認いたします。(「休憩して」と呼ぶ者あり)委員会を休憩いたします。

 

(午後3時50分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後3時52分)

 

海老沢総務部長

 区長が行う議会招集の告示につきましては、地方自治法第101条第7項の規定により、開会日前7日までに行う必要がございます。今般、開会日が9月7日に変更となりましたので、招集の告示を8月31日に行わせていただきます。

委員長

 ただいまの総務部長の発言のとおり確認したいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 次に、2番、新たに受理した陳情について、資料3のとおり、1件受理しております。こちらは10月1日の当委員会において、関係委員長出席の下で取り扱いについて協議いたしますので御承知おきください。

 次に、3番、その他に入ります。

 委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後3時52分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後3時54分)

 

 他に、各委員、理事者、事務局から発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 次回は、第3回定例会の招集議運で、9月2日(水曜日)、午後1時から当委員会室において開会いたしますので、御承知おきください。

 以上で本日の議会運営委員会を散会いたします。

 

(午後3時54分)