令和2年09月25日中野区議会決算特別委員会総務分科会の会議録 中野区議会総務分科会〔令和2年9月25日〕
総務分科会会議記録
○開会日 令和2年9月25日
○場所 中野区議会第1委員会室
○開会 午後1時30分
○閉会 午後4時38分
○出席委員(9名) 山本 たかし主査 内野 大三郎副主査 立石 りお委員 内川 和久委員 小林 ぜんいち委員 白井 ひでふみ委員 浦野 さとみ委員 大内 しんご委員 酒井 たくや員
○欠席委員(0名)
○出席説明員 副区長 白土 純 副区長 横山 克人 企画部長 高橋 昭彦 企画部企画課長(企画部参事事務取扱) 石井 大輔 企画部基本構想担当課長 氷見 英光 企画部業務改善課長、ユニバーサルデザイン推進担当課長 藤永 益次 企画部財政課長 森 克久 企画部広聴・広報課長 高村 和哉 総務部長 海老沢 憲一 危機管理監 志村 和彦 危機管理担当部長、新区役所整備担当部長 滝瀬 裕之 総務部総務課長、総務部特別定額給付金担当課長 浅川 靖 総務部法務担当課長 尾関 信行 総務部職員課長、人材育成担当課長 中谷 博 総務部施設課長 髙田 班 総務部経理課長 吉沢 健一 総務部危機管理課長、新区役所整備課長 中村 洋 総務部防災担当課長 山田 健二 総務部生活・交通安全担当課長 藤﨑 洋文 会計室長 吉村 恒治 選挙管理委員会事務局長 志賀 聡 監査事務局長 石濱 良行
○事務局職員 事務局長 長﨑 武史 事務局次長 小堺 充 書記 鎌形 聡美 書記 五十嵐 一生
○主査署名 審査日程 ○議題 認定第1号 令和元年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について(分担分) 認定第2号 令和元年度中野区用地特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第3号 令和元年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について(分担分) 認定第5号 令和元年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について(分担分)
主査 定足数に達しましたので、総務分科会を開会します。
(午後1時30分)
認定第1号、令和元年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分、認定第2号、令和元年度中野区用地特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、令和元年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分及び認定第5号、令和元年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分を一括して議題に供します。 本日は分科会の2日目ですが、昨日御協議いただきましたとおり、質疑は本日で終わらせたいと思いますので、各委員、理事者におかれましては御協力をお願いいたします。 なお、審査はお手元の審査日程(案)(資料1)に沿って進め、3時頃に休憩を入れ、5時を目途に進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、昨日に引き続き一般会計歳出について質疑を行います。 平田企画部情報システム課長(企画部参事事務取扱) 昨日の立石委員からの御質問の答弁保留について答弁させていただきます。会議録システムで、昨年度導入によって基本構想審議会会議録の翻訳委託が削減された金額でございますが、8回分18万6,600円余でございます。 立石委員 ありがとうございます。コメントだけさせていただきます。全回分じゃなくて、導入したのが途中からということで18万円の削減ということですが、今後内製というか、職員が議事録を作成している分の人件費に相当するものが削れたりと期待されますし、今、中野区でAIとして導入されている機器がこれだけだと思いますので、定期的にアップデートされたときとか御報告いただけると助かります。よろしくお願いします。 主査 他に質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 それでは、進行いたします。 次に、168から171ページ、1目管財費について御質疑ありませんか。 大内委員 168ページ、庁有車管理で、不用額で非常災害時タクシー代未執行による残10万円、これは全額ということでいいんですか。 吉沢総務部経理課長 委員御案内のとおり、こちらは非常時の災害があった際のタクシー代を予算計上させていただいていたところなんですけれども、未執行による残ということになってございます。 大内委員 去年大きな台風の災害があったのに使われていない。どういうのを想定されているんですか。 吉沢総務部経理課長 うちの管財のほうで貸し出した庁有車の管理、あと所管で持っている庁有車を使用するんですけれども、それ以外で突発で庁有車が出払ってしまっているとかいう場合に、もしタクシーを使うというような想定をしたときに予算計上しているものでございます。 大内委員 普通に考えて、庁有車も出払っている、そんな災害だったらタクシーも走っていないからね。タクシーを呼ぼうと思っても、多分タクシーは走っていないと思うよ。来年度は少しこの辺は考えてやったほうが、必要だったら別に流用してどこからか出せるわけだから、わざわざ出して、去年のあれとかで使わないというのは普通なかなか使わないのかな。そういうことでお願いします。 酒井委員 財産価格審議会、こちらを端的に御説明をお願いします。 吉沢総務部経理課長 土地の売買をするときに価格の評定をしていただくというところで、財産価格審議会を設置しているというところでございます。 酒井委員 土地を購入する際、売る際に、その価格が正しいのかどうかというのを第三者によって判断していただくということですよね。区として今、様々な土地・建物を例えば借りているものというのはどれぐらいあるか分かりますか。 吉沢総務部経理課長 有償で借り受けているものというのは29施設、土地・建物合わせてあるのかなということで認識してございます。あと、無償の貸付け、借受けにつきましては、19の土地・建物というぐらいを認識してございます。 酒井委員 例えば土地を買ったり売ったりする際は、その価格が適正かどうかというのは財産価格審議会であるんですね。先ほどお聞きしました有償で借りているもの、29施設に関しては、そういった観点というのは入るんですか。 吉沢総務部経理課長 国有地を借りる際にはある程度国の定めた基準によって金額がはじき出されると思うんですけれども、それ以外の民間のほうから借りているものについては、各所管のほうで交渉しているというような状況でございます。 酒井委員 当然近傍同種という中では判断されているんだと思うんです。他方、今財政状況が厳しくなって、それから民間でも地代・家賃の見直しというのがかなり進んでいます。先ほど29の有償施設を借りているというふうにお聞きしましたが、僕も調べてみると、同じ施設なのに3者から借りておって、金額が違うものなんかもありました。 もちろん歴史的な背景だとか、先方さんとのこともあるんだろうと思うんですけれども、今回そういった賃料に関しましても、恐らく安価では借りていると思うんですけれども、過去は南中野の区民活動センターなんかは年間7,600万円払っていたんですね。月600万円で借りているというのがありましたので、こういうときだからこそ、そういった有償でお借りしているものに関しましても、各所管に用地担当さんのほうで音頭を取っていただいて、ちょっと見直せるべきところは見直すようなことも通達していただけないかなと思うんですが、いかがですか。 吉沢総務部経理課長 委員御指摘のとおり、経理課のほうからも、ちょっと高いと思われるようなところについては、次年度の契約更新の際にはいま一度見直しをということを申し伝えていきたいなというふうに考えるのとあわせまして、財政課とも予算査定の中でこちらの有償の借受け状況一覧等々を情報共有しながら、予算査定の場においてもいま一度ゼロベースで検討していただくなどの見直しをしていこうというふうに考えてございます。 酒井委員 ちなみに、こういうものの借りているお金の見直しとかというのは今までやったことがあったんですか。 吉沢総務部経理課長 特に今まで何か全庁的に見直しをというようなことで用地経理課からというのはないです。 酒井委員 恐らく適正価格だとは思うんですけれども、今までなかったということですので、こういう状況下なので、改めてそういう取組もしていただきたいと思います。 それから、庁有車管理に関しましてお尋ねしたいんですけど、全体で何台あって、どれぐらい稼働を、1日どれくらい走っているというんですかね、そういうのがもし分かれば。分からなければ、何台所有しているだけでも結構です。 吉沢総務部経理課長 庁有車という概念におきましては、全庁におきまして89台と、プラスして3台の二輪車がありますので、92台を庁有車という扱いをしております。こちらは財産管理の所管としての経理課のほうでは、庁有車管理をしている貸出車については9台貸出しをしてございます。稼働状況にしますと、ほぼほぼ平日毎日稼動しているような状況ではあるんですけれども、一応ガソリンのリッターでいくと、貸し出した9台並びに区議会と施設の分をこちらの管財のほうでお支払いしているんですけども、その14台、5,227リットルの使用状況だったというところではございます。 酒井委員 これは清掃も入っていますか。清掃車も。 吉沢総務部経理課長 この貸出車の中には入っていないんですけれども、先ほど申し上げました92台の中には入ってございます。 酒井委員 それはどれくらいなんですか。 吉沢総務部経理課長 走行距離ということですか。(「台数です」と呼ぶ者あり)台数は、環境部の保有している庁有車としますと、34台を保有しているというところでございます。 酒井委員 これはまた後ほどお聞かせいただきますね。結構です。ありがとうございます。 主査 他に質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、進行いたします。 次に、170から171ページ、3目契約費についての御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、進行いたします。 次に、172から173ページ、1目危機管理費について御質疑ありませんか。 立石委員 主要施策の成果の75ページに監視カメラの運用についてありますので、そちらも触れながら質疑をしたいと思いますが、監視カメラについては抑止効果47.5%と、管理職を対象にしたアンケートに出ていたと思うんですけども、結構思ったより高いんだなというふうに感じました。その上で、78ページにある「改善」というところで、今後、代替策も含めて検討していくというところがあって、それの手段としては、二要素認証ですとか、ログ解析というものを想定しているのだと思います。事業概要のところでは、異常なアクセスがあった場合には監視カメラで遡って記録を確認しているというふうにあるんですが、仮にログや二要素認証によってそういった不正な異常なアクセスがあった場合というのは、そのタイミングで察知できたりするものなんですか。 平田企画部情報システム課長(企画部参事事務取扱) 基本的には、ログ監視につきましては、住民情報端末を所管している各課長が定期的に監視することになっております。そういったところから異常なアクセスは感知できるものと考えております。また、その際に併せて監視カメラの映像も確認できるということでございます。 立石委員 こちらが導入された経緯としては、過去にそういう事件があって、その抑止というところで、今、住民情報系端末の監視を目的としている自治体はほかにはないということですが、中野区においては住民情報系端末を設置しているところだと思うんですけども、仮に全部を網羅しようとしたら、あと何台ぐらい増やしていくとか、そういう予定とかはあるんですか。 中村総務部危機管理課長 今年度の8月現在で129台の監視カメラを設置してございまして、住民情報系の情報を扱うところにつきましては全て設置してございます。 立石委員 全て網羅できているということですね。分かりました。昨年も私、監視カメラが本当に事故事件を予防する上で適切なのかどうかということで質疑をさせていただいて、こういったログや解析による代替手段でもし賄えるのであれば、そういった方向に切り替えていく、あるいはコストとしてどういうふうに安くなっていくかというところを見ていく必要があると思います。 ただし、一つ気になったのが、管理職の方が意外とこれは現場で抑止効果があると半分ぐらいの方が答えているというところで、そこが気になったので、今後切り替えていく上では、同じように対策が実際現場で効果があるのか等を調査していただければと思います。要望です。 大内委員 防災計画のところで中野区国土強靭化地域計画策定支援業務委託、これはどこに頼んでいるんですか。 中村総務部危機管理課長 業者名でよろしいですか。(「ええ」と呼ぶ者あり)こちらにつきましては、株式会社オリエンタルコンサルタンツに委託してございます。 大内委員 どういった会社なの。要するに、こういうのをやるというのは、ほかの土木のやつも全部やっている、中野区ではほかのものも契約している会社なんですか。それとも、これはやっぱり特殊な何か、国から国土強靱化対策をやるということでいろいろ来ているじゃないですか。そういったことで、ある程度こういった会社というのは決まっているんですか。 中村総務部危機管理課長 こちらの会社でございますが、防災計画関係のコンサルを主に扱っている会社というふうに認識してございます。 大内委員 これは、橋だとか、橋梁だとか、そういったやつをやるんだっけ。道路だとかを長もちさせる話だったっけ、何だっけ。 中村総務部危機管理課長 こちらの強靱化計画の内容が広く区の中全体の危機の発生を想定したものになりますので、先ほど委員御案内いただいたものも対象になってございます。 大内委員 そうすると、何が対象なの。全部、何でもありなの。 中村総務部危機管理課長 そうですね。道路、橋梁など区の中にあるインフラ関係は、あまねく対象になると思ってございます。 酒井委員 関連で、すみません。国土強靱化計画は国費との見合いもあったかと思うんですね。特定財源の国費を獲得するための策定だと思うんですけれども、今後どういったものがどの程度見込めそうだとかはお答えできますか。 中村総務部危機管理課長 こちらの強靱化計画の対象が、できるだけ幅広く交付金を取得しようという目的でつくってございますので、一概にどの事業というのは難しいんですけども、区の中で大きく動いている工事や計画などは幅広く対象に含めてございます。 酒井委員 そうすると、社会資本整備総合交付金なんかを獲得する際に、国土強靱化計画がやっぱりなければならないというふうな理解でいいということですね。 中村総務部危機管理課長 そのとおりでございます。 主査 他に質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、進行いたします。 次に、174から179ページ、2目防災対策費について御質疑ありませんか。 山田総務部防災担当課長 決算説明書の訂正についてお願いを申し上げます。177ページ、事業メニュー、防災対策の推進、不用額の項、下段から6行目、防災無線局免許更新委託未執行による残については、移動系防災無線運用に関わる保守点検委託と集合契約により執行しているにもかかわらず、執行残としてではなく未執行として記載してしまったものでございます。 つきましては、記載内容を削除し、記載の120万4,300円は、本来上段から6行目、移動系防災行政無線運用費残として記載すべきものでございますので、380万3,588円に合算し、無線運用費残を500万7,888円に修正をお願いするものでございます。 誠に申し訳ございませんでした。 主査 質疑はございませんか。 浦野委員 175ページの上段、真ん中より少し上の防災情報システムの運用のところで伺います。ここに固定系の防災行政無線運用というふうに記載がありますけれども、平成30年度に固定型のデジタル化工事を行っていると思うんです。この決算年度から運用という形になっていると思うんですけど、その工事の概要のところを簡単に御説明をお願いします。 山田総務部防災担当課長 固定系の無線につきましては、平成26年から30年、5か年でデジタル化に更新をしたところでございます。その後、各戸に配布しております戸別受信機について順次更新をしているところでございます。 浦野委員 戸別受信機が平成30年度と比べると若干台数が変更になっていますけれども、それはどうしてでしょうか。 山田総務部防災担当課長 戸別受信機につきましては、要配慮者施設等を中心に設置をしているところでございます。そちらの施設の移動等を踏まえて減少しているものでございます。 浦野委員 これって、いわゆる防災行政無線ですよね。特に防災無線は、実際には非常時であったり、何か緊急で御案内があるときに活用されるということになると思うんですけれども、特に昨年度末から今年度に入ってコロナの関係でかなり活用されたことが多かったと思うんですけれども、実際に結構やっぱり聞こえづらいとか、聞こえないとかという声が、かなり流す頻度が増えた分そういうお声をいただくこともかなり多かったんですけれども、御担当さんとしてもいろいろ工夫・改善はしてきていると思うんですけれども、現状、そういうところは御担当さんのところにも一定声が届いていると思うんですけれども、現在のその状況についての御認識を伺いたいと思います。 山田総務部防災担当課長 様々な意見が寄せられているのは認識しております。例えば大きくてうるさいだとか、また逆に小さくて聞こえないだとか、様々な状況でございます。これは各自治体が同じような状況でございますので、他の自治体と情報交換をして現在対応について検討をしているところでございます。 浦野委員 今年度具体的に、よく聞こえ過ぎちゃってというところも確かにあると思うんですけれども、何か今年度に入って工夫・改善したところというのは新たにありますか。 山田総務部防災担当課長 実際に御意見をもらった地域に確認に行きまして、例えば本当に小さくて聞こえないものについては保守点検と併せてボリュームを上げた、そういった実績はございます。 浦野委員 例えば今回聞こえなかったときのために、自動音声での応答サービスなんかを行っていたりとか、あと、その内容を、これは広報さんのほうになるのかもしれませんが、ホームページでも閲覧できるようにしたとか、そういうところでの工夫もされてきたと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。 山田総務部防災担当課長 委員おっしゃるとおり、ホームページの画面で確認しやすい階層に持っていったり、また、今回ハザードマップを改正しました。その中でも注記するような形で電話番号を載せたりと、そういった工夫はしております。 浦野委員 これは実際いろいろ本当に工夫されているのも承知しておりますし、もちろん場所によってというのがあるので、何か1個をやったから全部が改善するということではないと思うんですけれども、今後というか、やっぱり必要なときにちゃんと区民の方が聞き取れるということが大前提、大事だと思うので、そういった個別の調整であったりとかというのは、今後、例えば区民の方からそういうお声があったときには、担当さんのほうに御連絡をして、実際に現地に足を運んでいただく中で調整していただくという、区民の方にそういうことがあった場合にはそういう形の周知ということでよろしいんでしょうか。 山田総務部防災担当課長 もちろん区民の方々の意見も反映はさせていく。また、各自治体の状況を踏まえて、様々な手法、また手段を引き続き検討して、改善に向けて努力していきたいと考えております。 浦野委員 では、引き続きそこは対応をお願いしたいと思います。 もう一点なんですが、中段のところで被災者の生活再建支援システムの運用委託というのがあります。たしか平成30年度のときにこのシステムを導入して、この年度から運用委託ということになっていると思うんですけれども、これは使わないにこしたことがない。使うような事態にならないことがもちろん前提だと思うんですけれども、いざ使うとなったときにやっぱりちゃんと運用をさせていくということが大事だと思うんですが、これまではこれを使ったことはないのだと思うんですけれども、適宜きちんと運用されるかというのは、何か研修であったりとか、職員さんのところで実際に活用を訓練というんでしょうか、やってみて、そういうことはどういうふうになっているのか確認させてください。 山田総務部防災担当課長 委員おっしゃるとおり、当該システムを使用した実績はございません。しかしながら、職員の習熟度を高めるという意味で、東京都主催の研修の受講だとか、また区独自の研修会の開催、さらには昨年度台風19号の際に、2件だったんですけど、そういった被害情報を入れて、習熟度を高める取り組みをしているというところでございます。 浦野委員 そうすると、定期的にきちんと訓練も含めて活用を想定した形でのことはやっているということですか。それは今後も年間の中で定期的に行われていくということの理解でよろしいんでしょうか。 山田総務部防災担当課長 そのとおりでございます。対象者を広げてさらに訓練を進めていきたいと考えております。 内川委員 同じところで防災対策の推進のところですけれども、前年度に比べて約半分ぐらいの予算になっているんですね。この原因についてお知らせください。 山田総務部防災担当課長 昨年度ですが、防災行政無線固定系の設置事業がございました。そちらのほうで約1億5,000万円、そのほかに被災者再建システムの導入約3,000万円、災害情報システムの導入約3,000万円ということで、その差が出ている状況でございます。 内川委員 固定の防災無線というのはデジタル化したやつですか。 山田総務部防災担当課長 そのとおりでございます。区内にありますパンザと言われる拡声子でございます。 内川委員 それから、備蓄物資購入等のところなんですが、これは毎年新しいものをどんどん追加になっているのかなと思いますけれども、今年度で新しく追加になったものって何ですか。 山田総務部防災担当課長 基本的には更新ということが大半を占めておりますが、今年度新しく購入したものにつきましては、ペット用のゲージ、それと聴覚障害者用の筆談器でございます。 内川委員 備蓄物資なんですけれども、避難所に置くスペースがないということで、集中的に置かれているとろが何か所かあると。いずれはそれは解消しなきゃいけないんですけれども、計画的に今何年までにそれを解消するとか、そういった計画というのは立てていますか。 山田総務部防災担当課長 委員御指摘の何年までに計画で整理するというのは立てておりませんが、備蓄年数だとか備蓄品目、そういったものの見直しを踏まえて、今後検討していきたいと考えているところでございます。 内川委員 以前質問したときに、もし大規模災害が起きたときには、集中的に置いてあるところからトラックなんかで各避難所に運ぶんだという答弁があったんですが、大規模災害時に道路等が寸断された場合、どうやって運ぶんだと聞いたところ、職員が手で運ぶという答弁が以前あったんですよ、それは間違いないですか、今でも変わらないですか。 山田総務部防災担当課長 変更はございません。 主査 他に質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、進行いたします。 次に、178から181ページ、3目地域防災費について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行をいたします。 次に、180から183ページ、4目生活・交通安全費について御質疑ありませんか。 内川委員 地域の生活安全のところでお聞きしたいのは、交差点の防犯カメラなんですけれども、これは目的があって設置をしたわけで、もう一度、その目的についてお答えください。 藤﨑総務部生活・交通安全担当課長 目的につきましては、街頭犯罪の未然防止を目的として設置しております。 内川委員 効果のほどはどうですか。 藤﨑総務部生活・交通安全担当課長 効果につきましては、昨年中の中野区内刑法犯認知件数につきましては2,337件ということであり、一昨年と比較して217件減少するなど、運用効果は表れているものと認識しております。 内川委員 警察からの協力依頼で、こういったデータ、映像というものはやっぱり渡すということもやられているんですか。 藤﨑総務部生活・交通安全担当課長 防犯カメラ画像の外部提供運用につきましては、昨年中、警察からの公文書に基づく提供依頼は85件受理しておりまして、画像開示対象となった防犯カメラは延べ184台に及んでおります。 酒井委員 181ページ、青色灯防犯パトロールカー運行、こちらの現状を教えていただいていいですか。 藤﨑総務部生活・交通安全担当課長 青色灯防犯パトロールカーの乗務員につきましては、中野区地域安全・安心連絡員設置要綱に規定された様々な職務に従事しております。具体的業務内容といたしましては、日々警察当局との打合せによる不審者情報、犯罪情報の入手、不審者情報等に基づく不審者出没地点におけるパトロール、小学校通学路、児童館等のパトロール警戒、警察や各関係団体との防犯キャンペーンの参加や、最近では都内で多発している特殊詐欺未然防止に資する広報活動等、多岐にわたって業務をしております。 酒井委員 時間帯と、週どの程度かも教えていただいていいですか。 藤﨑総務部生活・交通安全担当課長 月曜日から土曜日までで、朝は9時半からの勤務体制と10時半からの勤務体制で、夜間は18時15分と19時15分ということになっております。 酒井委員 子どもの登下校だと、もっと朝早くできないのかなと思ったりだとか、あと、夜間の部分ももう少し拡大できないのかななんて思ったりもするんです。そういう中で、他区では委託によって防犯パトロールというのも取り組んでいるところもあると聞くんですけれども、区としてはどう考えているんですか。 藤﨑総務部生活・交通安全担当課長 他区の委託の事業といったものについては、こちらとしても認識はしております。現時点では、朝の時間帯──すみません。警察庁から通知されている声かけが多い時間帯というのが14時から16時に集中しているというところがありまして、その時間帯につきまして集中的なパトロールをしているところでございます。 酒井委員 答弁になっていないんですけれども、要するに他区では委託をしていて、他区の状況も理解されているということでしょう。すると、他区のほうが費用が抑えられていて、しかも時間帯も広いですし、曜日も多かったような僕は気がするんですけれども、その点、他区のことも先ほど把握されているとおっしゃっていますが、当区のやっていることと他区の比較をして、どのように考えていますか。 滝瀬危機管理担当部長 時間帯について様々な各自治体の状況を把握してございます。一方で、他区において民間委託の実態ということでございますけれども、当区といたしましては警視庁のOBを採用させていただいているところがございまして、この業務について警察として培った経験能力がいかんなく発揮されるといったような認識を持っているところでございまして、現時点では警視庁のOBの職員、連絡員を採用して運用しているという状況でございます。 酒井委員 当然警視庁のOBの方が朝出る前に警察のところに行って、昨日の不審者情報であったりだとか様々な情報をいただいてからパトロールしてくださるんですね。その曜日によって重点的にするところなんかもやっていただいて、そこは非常に頼もしいなとは思っておるんです。他方、今後、かなり財政状況が厳しい中でどういうふうな在り方がいいんだろうというのは僕はあると思うんですよ。 例えば先ほどの庁有車は、清掃以外では55台稼動しているとも聞きましたよね。じゃあ、そちらの車も安心・安全な青パトにするまでは言いませんけれども、そういうふうな塗装の仕方をすることによって、日々回っていることによって青パトのようなものが常に回っているようなやり方もあるでしょう。 あと、決算説明書の509ページで所管を超えちゃって申し訳ないんですけれども、公園巡回警備委託とありまして、2,800万円を公園巡回委託で使っているんですよ。こういった防犯パトロールと、公園巡回も安全・安心の観点からやっているでしょう。それから庁有車がこんなに動いている。この在り方ってどうなんだろうというのは、やっぱり今後いろいろ、もちろん警視庁OBの方がやってくださることは心強いですよ。ただ、うまくミックスすることができないかなとか、いろいろやっぱ検討していただきたいと思いますが、いかがですか。 滝瀬危機管理担当部長 様々な状況はございますけれども、委員御指摘を踏まえて調査研究させていただきたいと考えております。 白井委員 私も防犯カメラについてお話を伺いたいと思います。181ページ、防犯カメラ整備に関する補助金、これは町会、商店会等に関する助成制度のほうだと思うんですけども、平成29年度のときには3,200万円ほど、30年度は4,300万円ほど、それから令和元年度、今年が6,600万円と、徐々に助成金額もアップしてきたところです。補助率もアップしてきたところなんですけども、現在、中野区内にどのぐらいの防犯カメラの設置が進んだのか、何台なのかをお伺いしたいと思います。 藤﨑総務部生活・交通安全担当課長 これは、町会とか商店街等のカメラでよろしいですか。令和元年度までは518台、現時点では216か所、734台になります。 白井委員 734台、なかなか事細かく1台1台はあれなんでしょうけども、もともと町会や商店街等々の助成を行ってきて、台数が一方増えてきました。しかしながら、地域の中で防犯カメラがたくさんついている地域と、なかなかそうでない地域というこの落差があると言ってきたところです。台数は増えてはきましたけども、この差というのは依然としてまだあるものなんでしょうか。いかがでしょうか。 藤﨑総務部生活・交通安全担当課長 現時点ではかなり空白地域というのはなくなってきております。町会とかのカメラ以外に区が設置しているカメラ等を全部含めますと、かなりの場所である程度よくなってきているというところでございます。 白井委員 町会にもともと進んで積極的につけてもらうんですけども、やっぱり自己負担が発生する、維持管理費も発生するというところから、町会・自治会等の導入コスト負担を少なくするというのと、中野区としては、今度維持管理費も1台につき既に設置したものも助成しますよとアップしてきたところです。それでもやっぱり空白地域があるというところから、23区でも初めて区が設置主体者となって、その網目をなるべく目を細かくしようと、漏れがないようにというので主要交差点に設置するとやったわけですよね。先ほどこれの意義を内川委員が問われたわけです。これが現在116台ついていると思います。 この防犯カメラのうち、5台がいわゆるウェブ、インターネットに接続をして、ライブで本来であれば設置の交差点の状況が把握できるという状況になっています。5台は試験的につながって運用しているという状況なんですけども、ただ、それは誰もかれもが見えるという状況ではありません。一方、これはすぐにどんな状況でも使えるというわけでもないんだとやってきたところです。 ただし、残りの111台に関しても既にウェブ接続ができるようにしてあって、こちらはまだつないではいないんですけども、5台をセキュリティの問題だとか、運用上の規約を進めるだとか、どういうときに区はこれを活用するんだという要件を整備して、今後これを災害時だとか、いわゆる防犯だけではなくて防災にも活用できるようにという、こんな意図で検証していくとやってきたところです。現在、区はどのような検証をやっておられるのか、どこまでの経過なのかをお伺いしたいと思います。 藤﨑総務部生活・交通安全担当課長 現在、ネットワークカメラにつきましては、警察とかの画像照会に対して迅速に対応できることが可能となる点とか、画像提供の作業に関する職員の業務負担の軽減効果等はあります。一方で、維持管理に関する費用につきましては、スタンドアローン型に比較して、ネットワーク型は1台当たり5倍ぐらいの費用が必要となるという点を考慮しまして、災害等の危機管理事態が発生した際に、ネットワーク化によるライブ画像の確認の必要性が高い場所とか、警察からの画像提供照会が多数寄せられる場所等について現在検討しておりまして、ネットワークの必要性を研究していきたいと思っております。 白井委員 いつ頃までにその方向性を示すことになりますか。検証の報告もまだ出ていなくて、今後やっていきますよというのが一、二年かけてと言ってきたんですね。そろそろまとめるタイミングかなと思うんですが、いかがでしょうか。 志村危機管理監 現在、ウェブカメラは5台、3か所設置しておりまして、活用を検証しているところなんですけども、そもそもウェブカメラの利点というのは、まず常時に見られるということと、集中してその場で区役所の中で見られる。その2点があると思うんですけども、その使い方としましては、常時見られるというのは、どちらかというと監視カメラにもなるので、プライバシーの問題から常時見るというのは控えていまして、本当に災害とか、テロだとかそういったときに見るんだと。もう一つは、警察から要請があったときはすぐに区役所の中で画像が提供できる。 こういう利点のために活用しているんですけども、現在は、災害目的としまして、中野駅と、それから道路冠水が予想される2か所に交差点カメラを設置して、非常時の場合は監視する。そういう形でやっているんですけども、現時点では、さらに災害目的で必要と思われる箇所については今のところ3か所で考えておりまして、今後さらに訓練とか、いろいろ地震災害等を検証しながら、必要とあれば追加していく。このように考えておりまして、現時点ではまだ3か所の予定であります。 白井委員 聞くところによると危なさそうな気がするんですけど、いつ頃その運用方法についてまとまりますかと聞いたら、いきなり台数を増やすようなほうの話になっていますけど、それで大丈夫なんですか。どうやって運用するのか。費用面もあるでしょうね。セキュリティも今言ったようにあります。常時ライブで運用するとなると、どこかの国のようにこれに顔認証システムをつけると、ほとんど国民の把握までできてしまうというもろ刃状態にもなりかねない話です。 一方、災害時に現地に職員を派遣せずとも、その場で職員が常時いるような状態にもなります。もちろん電源やインターネットの確保がされていないと駄目なんですけども、これは非常に中野区にとっても強力ですね。瞬時に状況が把握できる。それから、刻一刻と入ってくる状況がある上に、対応も素早くできるでしょう。有効にできると思います。 ただし、やっぱり運用に当たっては厳格な要件と当然セキュリティも要るでしょう。ただし、セキュリティを高めるとなると費用も高くなるというところから、どの辺の方策が区としていいのか、これをまとめて検証していくという話なんですね。複数年というか、一、二年という形で、実は今年度そろそろなはずなんですね。いつ頃この取りまとめの方向性みたいなのが出てくるかなと聞いているんですけど、もう一回聞いておきましょうか。 志村危機管理監 方向性としましては、目的としましては、そういった災害目的といいますか、テロ対策とかそういった形なので、現時点では今の3か所と考えておりますが、さらに今後またいろいろと検討して、必要があれば増やしていくと。現時点ではこの体制ということであります。 滝瀬危機管理担当部長 全体的な補足をさせていただきますが、費用対効果の面でございますと、メリット・デメリット、それから地域性を総合的に勘案した上で、あるべき姿といいますか、地域の生活安全、交通安全、防犯全体の効果をいかに高めるかということを念頭に置きつつ、今後、ちょっと時期を今いつかというのは大変恐縮で申し上げられないんですが、速やかな検討をしていきたいというふうに考えております。 白井委員 あともう一つ。183ページ、執行額の中で、未就学児等の交通安全緊急対策というのがあります。122万8,480円。これは昨年度のやつなんですけども、当初いわゆる幼稚園や保育園の安全対策のために、保育士さんだとか、幼稚園の先生方にベストだとか、のぼりというんですかね、交通安全の旗のような、あんなのを持ってもらおうじゃないかなんていっとき話があって、これはさすがに現場の声も聞いていないからというのでもう一回練り直した経過がありました。これってこの予算のことの話でしょうか。いかがでしょう。 藤﨑総務部生活・交通安全担当課長 今委員のおっしゃった123万8,000円の補正予算につきましては、これは滋賀県の大津市内での園児等が死傷した交通事故の発生をうけたものであります。物は反射電柱幕とか、反射電柱サイン、ステンレスバンド、あと樹脂バンド等になります。 白井委員 当時担当さんがいなかったので、分かる方が答えてください。もともとそこについていた予算で、だから、今言った事件のやつなんですよね。いわゆる危険な交差点だとか、園児の登園だとか、お散歩中に巻き込まれるというのがあって、一斉に区内の登園のチェックをやりました。また、お散歩コースのチェックだとかも含めて、安全対策をやったところです。 登下校のチェックというのは小学校も含めてやっているのはあるんですけども、保育園だとかの特にお散歩でお外遊びをするときのコースのチェックというのはこれまで安全対策上なくて、改めてもう一回やって、危険な箇所に、例えば交差点なんかには応急処置で大きなドラム缶のような水タンクを置いて、車が突っ込んでも歩道へ乗り上げないように、そこにいる子どもたちを守れるようにという応急措置をしたりだとか、その後、ガードパイプを設置したりとかという一環でやってきたものだと思います。 何が聞きたいかというと、そのベストやのぼり旗というのではなくて、もうちょっと安全対策に資するようにという話だったのは、今、中野区内で電柱だとかにたくさんお散歩コースになっていますよだとか、通学路になっていますというようなキラキラ光るような巻き付けるものが、プレートと言っていいのかな、たくさんついています。その予算に変わったということでいいんですか。 滝瀬危機管理担当部長 委員御案内の昨年大津市の事故を受け、所管と、それから保育園・幼稚園、道路管理者等々で合同で様々な事業を行ってきたというものがございます。今委員御案内のベストとか旗については、所管として案としては検討したんですが、様々な御意見を踏まえまして取りやめをさせていただいた上で、一方で、もう一度御案内の反射電柱幕といったような、光りやすいというんですか、反射して分かりやすい、視認性が高い電柱幕とか、サインの巻物ですね、それをステンレスで巻くといったようなものを購入したといった内容になってございます。 内川委員 183ページのところですね。中段よりちょっと上のところなんですが、自転車点検等整備促進事業、これは新規事業だったかと思うんですが、内容をちょっと教えてください。 藤﨑総務部生活・交通安全担当課長 自転車点検整備費用の助成につきまして御説明します。まず、区と警察署が開催する交通安全に関する講習会に参加した方に助成券を発行します。その助成券を発行された者は、点検整備を受けた自転車に安全性が認められるあかしとしてTSマークのシールが貼付されるんですが、その際の点検整備費用を助成するという事業になります。 内川委員 下のほうの不用額を見ると、結構これは額が大きいんですね。その理由についてお聞かせください。 藤﨑総務部生活・交通安全担当課長 予算の積算に当たりましては、これまでに警察と合同で実施してきた交通安全講習会の参加人数を考慮した結果、約850人ということで予算を計算しております。最終的に助成券を1,180枚配布いたしましたが、申請件数が272件と当初予算に満たなかったため、このような金額になっております。 この助成券を利用しなかった理由としては、ふだんから自転車を利用しないとか、自転車を持っていないとか、または既に保険に加入をしているとか、あと、ここで仕事をしているんですが、居住地が遠くて、助成券が使用できるのは中野区内の自転車店舗に限っておりますので、そういった自転車をこちらのほうに持って来られなかったといった理由になります。 内川委員 今後、この事業はどうされるつもりでしょうかね。 滝瀬危機管理担当部長 予算の見積額と実際の実施の場合とちょっと見込み差が発生した状況もございますけれども、自転車の交通安全講習会などの開催と参加人員の状況などを見据えながら、次年度予算への反映を検討していくというふうに考えております。 主査 他に質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行いたします。 次に、184から185ページ、1目新区役所整備費について御質疑ありませんか。 大内委員 昨年度、新たな窓口サービス導入に向けた検討支援業務委託3,300万円。窓口サービス導入に向けた検討委託というのは、昨年1年間だけでしたっけ。 藤永企画部業務改善課長 昨年度のみではなくて、継続して3年間実施してございます。 大内委員 では、ちょっとその数字を教えてください。 藤永企画部業務改善課長 平成29年度で1,998万円、平成30年度は3,240万円、平成31年度は3,300万円でございます。 大内委員 それの成果というのはどういったものがあったんですか。この間の3月12日に出ていた総務委員会の資料が、その3年間分の答えだったの。 藤永企画部業務改善課長 平成28年度から継続している業務でございまして、具体的には29年度に窓口のゾーニング等の検討がございまして、このことにつきましては新区役所の基本設計に反映してございます。また、30年度におきましては、実施設計に向けたヒアリング業務等ございまして、窓口の数や仕様、相談室などの検討、具体的な窓口の数などを検討して、これが実施設計に反映してございます。 今後でございますが、30年度の契約の中で窓口フローの作成業務ということをやってございまして、これは将来的な窓口支援システム、また電子申請の検討もしてございまして、これは総括質疑でも御説明しました押印手続改善のほうへの反映ができるのかなと考えてございます。 大内委員 それで、3月に出された基本計画の考え方は昨年度分だけの報告だったんですか。平成29年、あるいは30年もその都度報告を出されていたんですか。 藤永企画部業務改善課長 委員おっしゃるとおり、総務委員会の3月の報告で、現状の手続調査、また区民ニーズ調査等々を実施してございます。この件につきましては28年度に実施した事業、そして窓口サービスのワンストップ化などのことにつきましては、29年度、30年度で継続したものを報告してございますので、28年度から30年度の契約の中で検討したものを報告したものでございますけれども、この契約中に議会報告が3月まで実施されていないという状況でございまして、本来であれば、契約金額も多額なものでございまして、その検討状況につきましては報告すべきだったのかというふうに考えております。 大内委員 今年度も予算ついていたの。 藤永企画部業務改善課長 今年度も継続して検証業務が予算措置されてございましたが、こちらにつきましては執行を停止してございます。 大内委員 何で執行停止しちゃったの。 藤永企画部業務改善課長 全体的な予算の執行統制という状況と、また、昨年度までの3年間の業務の検討の中で、今年度につきましては検証というところでございます。検証につきましては、委託をせずに職員での検証や、去年までの成果物の一定の完成度がございますので、そちらで十分ではないかというふうに検討したところでございます。 大内委員 今年度は幾らついていたの。 藤永企画部業務改善課長 今年度につきましては1,522万7,000円でございます。 大内委員 約9,000万円弱のお金が出された。この報告1回だけでしたっけ。 藤永企画部業務改善課長 報告は、その報告のみでございます。 大内委員 昨年度は予算を使われたから、ここでちゃんと聞いておきますけども、実際問題として、これは実施設計に本当に生きたの。だって、柱を動かすとかいう問題じゃないんでしょう。どこに何を配置したとかいう感じで、たしかこの後、私もこの質疑の後に書類のこんな束を見せられたけども、上がってきたものがこれだけというのはちょっと寂しくて、去年3,300万円、過去3年間で8,700万円余のお金を使っている割には、ちょっと何やっていたんですか。 もう少し具体的に聞かないと答えられないかな。例えばワンストップサービスって、当初たしか3階か何か、2階かな、3階のところで全てそこで職員が上から下りてきて対応する。保育のお願いがあると、保育の担当が来る。その後に道路の舗装だったら、今度道路担当が来る。そしてその後に、例えば親の介護の話をするといったら、今度介護の担当者がそこの窓口に下りてくる。そういったサービスをたしか目指すと言って、そんなことできるんですかと言ったら、今コンサルに頼んでやっていますと言っていたんだけど、そういうものは結局できたんだっけ。 藤永企画部業務改善課長 平成28年の4月に新しい区役所におけるサービス提供の在り方ということで報告してございまして、先ほど委員がおっしゃった考え方につきましては、このワンストップサービスと窓口の集約、組織をまたいだ連携を強化して、来庁者に必要なサービスを1か所で提供するいうことで検討してございましたが、3年間の検討の中で区民の調査等々を反映して、3月に御報告しましたとおり、ワンストップにつきましては、来庁者が効率的に手続を行えるよう、新区役所における2階と3階の窓口の一本化、総合窓口化というところで、それ以上の上層階につきましては、フロアごとの集約窓口というふうに検討が変わってございます。 大内委員 これは多分実現してほしいと考える区民サービスのところでワンストップ化、一つの窓口であらゆる手続ができる。幾つも申請書を書かなくてもいい。それだけしか書いていないんだ。何千万かけたか知らないけど、それの裏づけということで何か書類をたくさん持ってきて、ここに書いてあるんですと言うんですけど、結局、業務委託してやったけど、業務委託したところは中野区が言っていることはできないよと言ったの。ワンストップでできないという答えだったんですか、これだけお金をかけて。 藤永企画部業務改善課長 委託事業者が難しいと言うよりも、区として区役所にいらっしゃる来庁者の方のニーズ等々を調べたところによると、全体を1か所に集約するよりも、窓口の手続のより頻繁な事務を低層階に集中させて、そこで一括したほうがいいというふうに考え、検討を進めたところでございます。 大内委員 ワンストップ化するためにどういうことができるかと業務委託をしたのに、区のほうでやっぱり必要ないと途中でやめちゃったら、業務委託した意味がないじゃない。区のほうとして、ワンストップ窓口というのをすごいアピールしたんだ、当時。今の話を聞くと、区のほうで調べたら、集約すれば別にワンストップは、ある程度主立ったものを集約すればいいという結論になったからやめちゃったと言うなら、じゃ、何を業務委託したの。その分は業務委託しなかったの。業務委託したけど答えはこれなのか、その前に区のほうとしてワンストップは考え方を変えたということで、業務委託の内容から削ったの。どっちなの。 藤永企画部業務改善課長 ワンストップの考え方は、全庁を1か所に集約する考え方から、2階と3階を主に集約するという考え方に変わったところでございます。その2、3階のフロアでの集約化、そして業務フローを中心に検討するというふうに変わったところでございます。 大内委員 今の答えで何千万円かなの。そんな簡単な答えで、3,300万円もかけた答えがそれだけなの。これがコンセプトに向けた取組の方向性で、2階フロア、3階フロアと書いてあるけども、これで3,300万円。これでとは言わないよ。結局何を検討してもらったの、3,300万円もかけて。全然見えてこないんだけど。トータルで8,700万円余だよ。昨年度決算で見ると3,300万円ぴったり。不用額もなくしっかり使っているんだけど、何をやったの。今言った答えだけじゃなくて、もうちょっと何かいろいろ検討したんじゃないの。ただ、この報告書というか、資料を見ると、ちょっとこれで過去3年間をまとめたやつとは思えないんだけど。 藤永企画部業務改善課長 30年度の委託の業務内容につきましては、窓口のサービスの先ほどのワンストップのことや、電子申請に関わる手続の検討、また窓口の業務委託等々も調査してございまして、全体で3,300万円の委託料がかかっているというところでございます。 大内委員 だからさ、何で3,300万円もかかるんだと言っているの、その程度の委託で。1年間で3,300万円といったら、普通の会社、少なくとも2人、多くて4、5人、毎日専門でやったって2人はつくよな。200日ぐらいずっとこれを検討しているんだろう。それで、この答えだよ、みんな知っているけど。3,300万円も何に使ったの。業務委託3,300万円だよ。 答えが今言ったようなことを言っているけど、結局新区役所ができるときにニーズが変わっている。住基ネット等も多分これからもっと普及していくと、窓口で発行する内容も少し変わってくるんじゃないのかな。今はまだ本当に10人に1人持っているかなというぐらいの数が、これからどんどん増やそうとしているでしょう。そうすると、わざわざ区役所に来なくても、それで様々な手続ができる。今、住民票も取ることができる。それが5年後だったらさらにいろんなものも取れる。こういったものもどんどんそういったもので取れるということで変わっていくと、窓口の仕事って変わってくると思うんだよね。そういうことも当然予想してやっているわけでしょう。業務委託の内容として。今現在必要かどうかじゃないんだよ。6年、7年先、もっと言うと10年、15年先、どういったことになっているかということを調べるために業務委託をしてもらったんじゃないの。今の状況で調べてもらったって仕方ないじゃないか、これから変わるんだから。今の状況で調べてもらったの、この3,300万円。もっと言うと3年間で8,700万円は。だから、3,300万円──いいよ。その前の年はもう終わっているからいいけど、昨年度の今決算をやっていて、3,300万円を使っているんだからしっかり説明してもらわないと、3,300万円だよ。ちゃんと説明してください。 それと、今年度は1,500万円ほどついていた。その1,500万円がついていたのは、どういう内容でついていたんですか。 藤永企画部業務改善課長 昨年度に作成しました窓口の業務フローの一定の検討で出した成果物についての検証業務をしようと考えてございました。 大内委員 それって業務委託したところと当然違う会社なんでしょう。だって、つくったところが自分たちのつくったものをまた検証するわけないんだろうから、じゃ、委託したのは3年間同じ会社なのかな。その会社名と、あるいは今年それに対して検証を委託する会社はどこだったんですか。 藤永企画部業務改善課長 昨年度までの3年間については、業者はアビームコンサルティングという会社でやってございます。今年度契約する業者につきましては契約をしてございませんので、業者は決まってございません。 大内委員 アビームって、結構いろんなことで契約していますよね、見ると。決してこういった形のプロではないわけじゃん、アビームというのは。要は、こういったゾーニングをつくったり、調査をしたり、あるいは10年後の中野区の将来を見据えたというか、窓口業務を見据えた考え方を持っているとかじゃなくて、ただ単にいろんなことを業務委託してやる会社なの。 藤永企画部業務改善課長 アビームコンサルティングにつきましては、窓口のこの同様のような検討を同様の市役所で実施している実績はございます。 大内委員 アビームコンサルティングってたしかたくさん出てきた名前ね。アビームコンサルティングに委託していること、たしか。まあそれはいいや。それは本当に専門の会社なのね。専門の会社というのは、専門の会社がつくってきたのがこれなの。専門の会社がこれをつくる。少なくとも3,000万円かけて報告2枚、3,300万円かけて。 藤永企画部業務改善課長 成果物につきましては、もう少し大量のものがありますけども、議会の報告としては3月、この報告の形にしたというところでございます。 大内委員 成果物がこれなんでしょう、上がってきたのが。3,300万円かけて、この図のやつ。これを見ると、今必要なことを検討したの。要するに、これからそれを今年実証すると言っていたけども、実証して、結局それは皆さんでやられる。今どこまで進んでいるか知らないけど、かなりやっているんだろうけども、委託しないで自分たちがやる。そうした場合に、これじゃちょっと問題じゃないか。これでトータル8,700万円かけたら、少なくても昨年度3,300万円かけたら、こんなのは何も成果物ないじゃないかとならないですか。今、検討の実証をやっているんでしょう。これが上がってきたものでしょう。これじゃ、ちょっと3,300万円かけた割にはできていないなというふうに思わない。じゃ、今どの程度進んでいるんですか、実証というのは。 藤永企画部業務改善課長 繰り返しの答弁になってしまうんですけれども、3月の報告ではフロア図を報告してございますけれども、今年度検証しようとしたのは業務フローでございまして、業務フローは詳細な事務のフローがございまして、申し訳ありません、フロア図の報告とは別に業務フローの報告書は成果物で頂いてございます。それを検証するということを考えてございます 大内委員 業務フローって何ですか。 藤永企画部業務改善課長 1階、2階で実施される例えば転入や証明窓口、税窓口、収納窓口等々に区民の方がいらっしゃった際にどういうふうに業務が、例えば戸籍のフロアマネージャーが受けて、転入窓口に行って、それが入力の処理担当に行ってなど、お客様に対応する手続をして、お客様が帰っていただくまでの業務のフローをつくってございます。この業務フローをつくって、次年度以降に新区役所に間に合わせる窓口の支援システムにつなげるというものです。 大内委員 3階は違うんだ。3階は子ども窓口、あと福祉窓口だけなんだ。2階に、書いてあるじゃない、ここに。でも、場所は税窓口、収納窓口、国保・年金窓口、総合窓口、あと証明窓口と書いてあるだけで、例えばこれが実施設計に生きたと言われちゃうと、柱はどこにあってどうのこうの、全然そういうのは関係ないわけ。分かる。実施設計というのに影響を及ぼしたととても思えないんだけど、これが、先ほどから何回も言うけど、10年後の区民のそういった諸証明の必要なもの、ニーズに応えているの。これ、応えたようなつくりなの、本当に。 だって、普通証明は先ほどから言っているけど、住基ネットで10年後何が取れるか当然予測しているわけでしょう。そうすると、どういった業務が減っていく。もっと言うと、それによって人の加配も変わってくる。当然そういうことを読んでつくっているわけでしょう。3,300万円だよ。たかだか何行かで済むわけないと思う。それはちゃんと実証を今しているんですね。今やっているんですね。それが、もしこれはちょっと違うよなと言ったら、3,300万円はどこへ行っちゃうのかな。その辺はどうなんですか。 藤永企画部業務改善課長 答弁を保留させてください。 主査 答弁保留。 大内委員 要は、これはちょっと前任者、その前の前々任者とかいて、多分今年の担当だからよく分からないのかもしれないんだけど、3時の休憩に、ちゃんと前任者、前々任者がいるんだから、答えてやるようにちゃんとやってよ。君の場合はそれをたまたま実証する立場だけなのかもしれないんだけど、8,700万円かけてきて、こんな書類があるのは知っているの。これ、何を検証するの。成果物としてこれしか出てきていないのに。 本当に10年後、あるいは20年後、もっと言うと30年後ぐらい、少なくとも区役所はこれからそういったものに耐えられる新しい区役所を多分相談したと思うんだよね。業務委託したと思う。でも、上がってきたものが、とにかく今現在必要か必要じゃないかみたいな、そんなような答えじゃ、8,700万だよ。どうやって計算してその委託費になったのか分からないけども、ナカノさんよりもかかっているよ。例えるとそのぐらいお金かかっているということなんだよ。ちゃんと答えてくださいね。 藤永企画部業務改善課長 先ほど今年の検証の経費、すみません、1,500万円とお答えしたんですが、すみません。実際には業務フローの検証は665万円でございました。すみません。ほかの業務と足されているのを合計で答えてしまいました。実質的な業務フローの検証につきましては665万円でございます。 大内委員 答えてくれたから聞くけど、そういうのって当然アビームコンサルティングさんじゃなくて、ほかのところで検証するわけ。当然そういうのって。だって、同じつくったところがつくったところをやらないでしょう。 藤永企画部業務改善課長 プロポーザルをまたして、選定する予定でございます。 大内委員 だから、当然違うところでしょう。それで、今年は実証を委託するのをやめたんだけど、区の職員でできるということでしょう。できるんだったら、何で委託検証したんだという話になるけど、それは言ってもあれだから言わないけど、要するに、今度その分おたくはちゃんと人がいるの。検証できるの。ちょっとそれも心配だから聞くけど、本来なら1,500万円ほど委託して調べてやってもらおうと思ったのを、お金がないから、ちょっと財政が厳しくなりそうだから自分たちでやりますという。それは偉いなと思うんだけど、今度はちゃんとできるの。 藤永企画部業務改善課長 担当の業務改善課でやる予定でございます。 白井委員 私も、これは、予算のときにお話が当該委員会であって、一体今まで何をやっていたんだというところからで、まずは複数年にわたって資料を見せてくださいというところで、委員会外で結構ですからということで見させてもらいました。確かにファイルは分厚いのがいっぱい出てきたんですよ。出てきたんですけど、現在役所に来ている方が、一体どこの窓口を一番利用しているのかなとか、何の書類の申請に来ているのかなとか、一回来たら、まずこの窓口へ行って、次にどこに行っているのかという細かいデータを緻密に分析してあるんです。 それはそれなんですけども、それで……と。先ほど来大内委員が言っているんですけど、将来的な役所、今後望まれる役所の窓口の設計に対してどうなのというアプローチが全然見えてこなくって、こんな現実の細かいやつをそんなに詳細に分析する必要が果たしてあるのかなというところが一番疑問に残っていたところなんです。 それを描いた上で、そこから将来的にかくあるべき中野区庁舎の窓口の在り方って、一体誰がどう導いているのが全然見えなくて、今後の窓口に対しても検証すると言うんですけど、あのデータからどうやって導くんですか。誰がどうやって検証するんですかというのが見えないんですけど、これに含まれていますか。 この3月に報告があったのも、これ、役所でつくったんですか。業者さんがあのファイルをまとめてこれにしているだけ。ここから先の話なんですけど、3月に同じことを言いました。まず簡素化だとか、待たなくていいというところからスタートしているんですね。なんですけど、本来役所に来なくてもいいというところからスタートするのが、次の区役所の業務の在り方じゃないんですかという話をしていたところなんです。コロナにも入りました。まさしくそんな状況だと思います。 どうやったら動線が短くて済むかだとか、役所が使いやすいかだとか、どっちかというと人を集めるみたいなイメージが非常に強くて、一方、申請に来た人たちを低層階にというやつなんですけど、低層階の配置は出ているんですけど、上部のほうまで詳細なやつが出ているかというと、フロア配置はまだ我々は見ていないんですよ。フローのと言うんですけど、業務フローというところは三つですよ。役所に行きました、総合案内でまずあっちに行ってくださいというのが一つ。次、申請手続はここです。3番目、具体的窓口はここですと言っている。業務フローが三つ、これしか出てきていないんですよ。 その検証を本来今年度予算につけていて、それをコンサルを外して自分たちでやるという話なんですけど、何が言いたいかというと、これは、莫大な予算をかけてやろうとしている新庁舎のそのものの機能のデザインになるんですよね。本当にこの設計でいいんですか、こんな検証でいいんですかというところにつながるんですよ。ものすごくお金かけているんです。ものすごぐお金をかけていて、中身が検証されたのがこれで、しかもそれって、本当に次世代のあるべき区庁舎の窓口のデザインになるんですかというところが一番疑問なんですけど、どなたがお答えいただけますか。 中村新区役所整備課長 先ほど来業務改善課長のほうで答弁している内容につきまして、新庁舎窓口サービスにつきましては、3か年にわたりまして現状手続調査や区民ニーズ調査を行いまして、必要な窓口数を現時点で設定しまして、基本設計、実施設計のほうに落とし込んでございますので、それをベースに今後、最近の情勢もございますけども、その辺の業務改善的な視点も踏まえながら検討していくものだというふうに思ってございます。 白井委員 これ、もう言っておきますね。アビームコンサルティングさんがどんなコンサルで、どういう依頼を受けたのか詳細は分かりませんけど、役所がこういう調査をしてくださいと言ったから、それを分析したんでしょう。そこから見直しですよ、本来は。上がってきたものがこれだったら、やっぱり違うと思う。本当に今後どうするのというところからじゃなくて、全部今事業をストップしているから、業務改善だけでできる話ですかというのも一方であるんです。このまま設計、施工で業者が決まって走っていくというんですよ。今後は具体的な窓口設計に入っていくわけでしょう。 検証はこれだけと言われると、むちゃくちゃ不安なんです。中身が出てきているのがこれだと言われるのは。業務改善担当さんのほうで描けますか。本当に職員のほうでやりますという話だったんですけど、8,000万円ぐらいかけて、現実どう使っているのかというところにここまで細かく詳細に調べるかというぐらいのデータを取っておいて、一方、これからどういう窓口があるべきなのかというところの検証が全然できていなくって、さらにその設計だとかという検証を役所でやると言われたら、じゃあ今までのは何だったの。予算の配分だとか、力の配分が全然違うんじゃないのかと思うんですけど、問題なく今後50年、100年使うであろう新庁舎の次世代的な窓口の在り方というのは本当に描き切れますか。いかがですか。 中村新区役所整備課長 先ほどの答弁の繰り返しになりますけども、こちらの調査を基に現在実施設計を進めているわけでございますけども、窓口スペースも含めまして、こちらの調査を基に設計のほうを進めてございますので、今後の状況はございますけども、業務改善の視点も踏まえながら、検討のほうを進めてまいります。 主査 他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、進行いたします。 次に、186から187ページ、1目会計管理費について御質疑ありませんか。 酒井委員 出納管理の公金取扱手数料1,597万円、こちらの内容を教えてください。 吉村会計室長 内容につきましては、指定金融機関みずほ銀行が取り扱ってございます収納手数料、また支払手数料等を含めまして、1,500万円ほどの支出ということであります。 酒井委員 指定金融機関でありますみずほ銀行においての要するに様々な手数料ということですよね。恐らくその中には職員の給与の振込だとかそういったのもあるんですけれども、例えばみずほ銀行から職員のみずほ銀行の口座に給与を振り込んだ場合と、みずほ銀行からそうじゃないところに振り込んだ場合というのは手数料が変わりますか。 吉村会計室長 みずほ銀行に振り込む場合の給与振込については無料でございます。また、他行につきましては、1件あたり33円という形でございます。 酒井委員 ちょっと細かい話で申し訳ないんですけれども、みずほ銀行からみずほ銀行だったら無料ですよ、他行だと33円という中で、職員を40年雇用をして年間15回ほど振り込むことを考えると、それもばかにならないのかなというふうにもちょっと思っておるんです。そういう中で、今から皆さんの銀行口座を全部みずほにしてくれと言われても、当然困ると思うんですよ。生活がありますから。他方、これから職員が入ってくる際に、区としてのメインバンクというのはみずほですから、皆さん、できればみずほ銀行にしてくださいよぐらいの勧奨はこれまでしていましたか。 中谷総務部職員課長 特にこれまでそういった勧奨は行ってございません。 酒井委員 ちょっと小さな話かも分かりませんが、今後、様々な事業を見直して区民サービスに影響も出てくるんですよ。こういうところもできる範囲で、指定銀行はみずほ銀行だから、そういうふうにやってくれないかという勧奨を、強制じゃなくても勧奨ぐらいは僕はやっていただきたいなと思うんですけれども、いかがですか。 中谷総務部職員課長 職員が生活費を取り扱う口座をある種特定の金融機関にするということになるので、一定の金融機関の間の公平性の確保という観点ですとか、また組合との丁寧な協議等は必要かと思うんですけれども、あくまでそういった強制という形ではなくて、任意でそういった手数料が区の財政に与える影響等を加味して、任意でできる限りみずほ銀行を給与の振込口座に指定するようなことについて勧奨するということについては検討していきたいというふうに考えています。 酒井委員 それから、ほかに会計年度任用職員さんなんかもある中で、先ほど組合さんとの兼ね合いだとか様々あるとありましたけども、できる範囲でちょっとそれはできるのか検討していただきたいと思います。民間だったら、当然やっているんですよね。職員の皆さんの給与というのは、民間企業50人以上の企業のところの給与を横引きしているんですよ。そうでしょう。そこを参考にしているんです。いいところじゃないですけども、給与はそういった民間企業のところを参考にするけれども、ほかの人事制度もやっぱり僕は様々参考にして取り入れられるところは入れていただきたいなとも思っておりますので、質問させていただきました。 それで、過去には手渡しなんかの職員さんもいらっしゃったと聞いておりますが、もうそういったものは改められているんですか。なぜかというと、会計室の職員さんがその都度下ろしてきて、手渡ししなきゃならなかったのかな。人事なのかな、その苦労もあったと聞くので、どうですか。 中谷総務部職員課長 今、現金でのお渡しはございません。 酒井委員 あと、二つの口座に振り込んでくださいというのもあったというふうに過去には聞いたんですけど、そういったのも改められていますか。 中谷総務部職員課長 二つの口座まで分けて支払うことができる制度はまだ残っていまして、一定程度活用している職員もございます。 酒井委員 現状もあるんですか。どの程度ありますか。 中谷総務部職員課長 全体で言いますと、みずほ銀行も含まれるんですけれども、二つの口座を使っている件数は1,800件程度になります。ダブルカウントしている部分があるので、半分ぐらいの900件ぐらいです。 酒井委員 900件が2口座と。けどね、民間じゃ、こんなことやっていますか。 中谷総務部職員課長 民間の状況は把握はしていないんですけれども、一般的にはあまり考えられないのかというふうに考えます。 酒井委員 民間の状況は把握されていないとおっしゃられたんですけれども、一般的にはやっていないよ。そうすると、今後改められるんですか。 中谷総務部職員課長 こちらの制度改正につきましても、実施する場合には組合との丁寧な協議をした上で検討していきたいと思います。先ほど900件程度というふうにお答えしたんですが、そのうち半分近い400件程度はみずほ銀行も半分利用しているような状況で、完全にほかの銀行を使っているのが500件程度、みずほと他の銀行両方使っているのが400件程度になります。 酒井委員 先ほど民間の状況は把握されていないとおっしゃられたんですけれども、給与を出すときは、都内の50人以上の事業所か、そういった規模の企業を参考にしているんですよ。じゃあ、そういうところの人事制度も、やっぱり職員さんの今後研究をしていただきたいなと思いますので、ありがとうございます。職員給与は50人以上で合っていましたかね。合っていますね。 主査 他に質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、分科会を休憩して、3時25分から始めさせていただきたいと思います。
(午後3時04分)
主査 分科会を再開いたします。
(午後3時25分)
藤永企画部業務改善課長 すみません。先ほど保留していました新区役所窓口サービスのレイアウトについて、将来像を見据えた検討となっているかという件でございますが、一定の検討の中には、従前御説明していますとおり、現状手続調査や区民ニーズ調査、現状を前提として検討したものであります。4、5年先のシステムの状況が大きく変わるため、そこもなかなか見通せないというところで、詳細な分析までしていない検討となってございます。 一方で、新区役所2、3階のレイアウトにつきましては、窓口増減を含めた変更が可能なものとして設計しているということでございますので、今後、それもシステムの将来像等々検討して進めていくということになろうかと思います。 大内委員 そうしたら、何を業務委託したの。何を委託して調べてもらったの。だから、ということは、5年先のことは分からないので、取りあえず今の現状で出しましたと。だったら、別に皆さんのほうがよく知っているわけじゃない。トータルで8,700万円余の業務委託費は何に使われたんですか。特に昨年度の3,300万円については、その答えを出すため3,300万円をやったの。もっとあと言うのは、実施設計にも生かしたと言うけど、実施設計に何を生かしたの。 藤永企画部業務改善課長 2、3階のフロアに子育ての窓口や戸籍等々の窓口を集中させたということは、現状の窓口の状況、そして区民のニーズ等々をそこに反映させたということでございます。 大内委員 じゃあ、聞くけど、今、2階と3階にあるのは全く同じなんだ、これと。子どもの窓口は3階にありますよね。福祉窓口は2階、税窓口は3階、国民年金は1階、収納窓口は1階、証明窓口は1階。変わらないじゃん。多分新しい庁舎では、1階ではそういった窓口を置かない。そうすると、単なる2階、3階に、今1、2、3階にあるやつを持ってきただけの話なんじゃないの。それを調べてもらうために、ほかにもあるんでしょうけども、目立ったことが成果はそれ。3,300万円。ちょっとおかしくない。もうちょっとあるでしょう。で、5年先──一個一個たくさん質問しちゃうと分からなくなっちゃうか。 藤永企画部業務改善課長 30年度の委託につきましては窓口の検討、その実施設計に向けたヒアリングのほか、先ほど申しました業務フローや電子申請のことの検討も実施して、全体で3,300万円というふうになってございます。 大内委員 だから何なんだ。上がってきたものがこれなんですか、3,300万円かけて、最終的に言うと。ただ、これ、フロアのことを描いてあるだけで、これが実施設計で何が変わるの。何を実施設計に生かしたの。実施設計で何が変わったんですか。先ほど実施設計に生かしたと言ったけど、何を生かしたんですか。だって、柱の対応とかそういうことではなくて、多分窓口を動かすのだって、今の段階では別に実施設計は関係ないでしょう。 中村新区役所整備課長 こちらの委託業務の調査の結果、新庁舎で設置します各フロアの想定窓口数の設定をいたしましたので、そちらのほうを実施設計のほうに反映してございます。 大内委員 それ、広さを言っているの、何を言っているの。窓口というのは、カウンター窓口なの。じゃ、出てきたときには固定なの、動かせないのね。備えつけの固定の窓口をやるわけね。そうしたら、それから10年たって人数が変わったときに、また動かせなくなっちゃうよ。 中村新区役所整備課長 実施設計を進めるに当たりまして一定の想定は必要でございますので、現段階での想定窓口の数ということで実施設計のほうに反映をしているものでございまして、今後の状況によっては変更する場合もありますので、適宜変更の検討を進めてまいります。 大内委員 実施設計のそういったものがあるわけね。まさかこういったものじゃないでしょう。ちゃんと実施設計に何が入っているかがあるわけでしょう。今度実証を今年やるわけでしょう。それを今度業務改善課でやるんでしょう、知らないけど。何で業務改善課でやるの。要はこちらの部で委託していて、それに対して実証──実証って何をするのかよく分からないけど、それを何で今度そっちでやるの。 藤永企画部業務改善課長 実証につきましては、業務フローの点検でございます。 大内委員 業務フローの点検で1,600万円かけてやるつもりだったの、委託するというのは。 藤永企画部業務改善課長 そのとおりでございます。 大内委員 今年のを結局見ましたけど、それで600万円と言われても何を、ぺら1枚の報告で600万円とか言われたら、ちょっとさ。今年は断念したからもう言いませんけど、委託をやめて自分たちでやると。ただ、おたくのところで今それはどの程度進んでいるの。 藤永企画部業務改善課長 成果物が出てきていますので、これの実現可能性について適正であるかというものの確認でございます。 大内委員 実現可能性かどうかというのは、5年先、10年先に何がどう変わっていくかがないと、今必要なものでやったって意味がないでしょう、実証したって。将来を見据えて、何がどう変わっていくかということを考えて実証していかなきゃいけないのに、今必要かどうかなんてやったって仕方ないじゃない。職員の体制だって変わっていくかもしれないし、何やってんの。やっていると言うけど、それをやっているの、本当に。 藤永企画部業務改善課長 将来にどう変わっていくのかにつきましては、変動の可能性はございますが、現在の状況で一定の検証をして今後につなげていくというものでございます。 大内委員 部長、どうなんだ。さっきから黙っているけど、あんな答弁で納得できるわけないだろう。 高橋企画部長 今御指摘のとおり、先を見据えた区役所全般の窓口の在り方ということが描かれていなければいけないというふうに考えてございます。そういう観点、長期的な、また区全体の広い観点を持って検討する必要があるということから、業務改善課のほうが新区役所の窓口のサービスについても新区役所整備課と一緒に検討をしているところでございます。 今年度の予定していた業務の中では、とはいえ、現実、新区役所整備に当たって、先を見据えながらどういう形が実際に実施可能で、最適なのかというところを詰めていかなければいけませんので、そこを委託によって検討を深めていきたいというふうに考えていたところです。そこについては財政状況も踏まえまして、委託という形ではなく検討を進めようというところで、今、その検討を進めているところでございます。 大内委員 違うよ。10年先、20年先を見据えてやらなきゃいけないんだというのは、こっちが言ったんだよ。そういうのを見据えてやっていないから、そういうのを見据えて実証していかなきゃいけないんじゃないのってこちら側が言ったわけ。いつの間にかそれを考えてやっているって今前提で言っていたよな。変わっちゃったの。そんなこと言っていなかったよ。言っていないから、そういうのを見据えて実証していかなきゃいけないんじゃないですかと言ったんだよ。 だって、今までで半年以上たっているわけでしょう。そういうのが現状に対して必要か必要じゃないか、どういったものがいいのかということを半年かけてやっていたわけでしょう。そうじゃなくて、将来10年、20年先を考えてやらなきゃいけないんじゃないのかと言ったら、いつの間にかそれを考えてやっていますって、答えがおかくないか。 高橋企画部長 今までのやりとりの中では、区側からそういう説明はしておりませんでしたけども、もともと業務改善課が窓口サービスのところに関与しながら進めているというところの意味合いについては、先ほど私が述べたとおり、まさに委員おっしゃるような10年後、20年後、区役所に出向かなくてもいいような時代が来ることを見据えた、そういう長期的視点に立った中での現実の経費というところだというふうに捉えてございます。 大内委員 そこまで言ったら言い過ぎなんだよ。区役所に出向かなくてもいいと言ったら、窓口要らなくなっちゃうんだよ。最低限で済むわけ。だったら、これ何なの。10年先はこれだけど、20年先は区役所に来なくてもいいんですよ、大丈夫なんですよというものを目指していく。だって、そんなことはコンサルに頼んでいないでしょう。業務委託でそんなことをしてもらっていないでしょう。してもらっているの。じゃ、これだけ分厚い資料のどこかにそういうことが書いてあるんですね。間違いありませんね。 高橋企画部長 申し上げたいのは、委託に当たって、区の側としてどういう視点を持って臨んでいくかというところのお話、そこの部分をお伝えしたかったんですけども、実際に委託というところについては、現実の新区役所整備を進めるための検討というところで、詳細な分析でありますとかそういったところを委託してございます。 ただ、もとの根っこの区役所の視点としては、将来目線でどういう方向性で考えるべきかというところはしっかり持って臨まなければいけませんし、そこは委員御指摘いただいている、まさにそういった10年後、20年後、またさらに先の区役所というところがどういう形になるべきかというところをしっかり持っていなければいけないというところで捉えております。 大内委員 詳細な分析をしてもらったというんだったら、詳細な分析してもらった結果をちゃんと実証してくださいね。ちゃんと報告を待っていますから。早い段階で。だって、4月からやっているんでしょう。今定例会か、あるいは第4回定例会ぐらいに出てくるわけでしょう、その実証の報告が。じゃないと、こんなの忘れられちゃうよ。じゃ、それを早くやってくださいね。 それと、答弁の保留もたくさんあったけど、出てこないからいいけど、結局、要はこれだけお金をかけたんだから、それなりのものを出してくれないと、何を委託したのか見えてこないし、委託したのは半端じゃない金額だよ。ちゃんとその成果を、本当は目に見えるような形でもっと成果を出してほしいんだけど、決算というのは認定しようが認定しまいが関係ない、はっきり言ってしまえばそうなっちゃう。本来それではいけないんだけど、もう使っちゃったものだから、終わっちゃったものだからこれ以上言いませんけども、ちゃんと生かして、これだけお金をかけたんだから生かしていただきたい。 それとあと、総務分科会の要求資料の総務82に施設別、業種別業務委託一覧とあるんだけど、ここにはこれは入っていないの。 吉沢総務部経理課長 ここには入ってこないです。 大内委員 何で入ってこないの。 主査 休憩しますか。休憩しましょう。
(午後3時40分)
主査 再開します。
(午後3時41分)
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、取りあえず進行します。 次に、188から191ページの1目選挙費について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、進行します。 次に、190から197ページ、2目選挙執行費について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行をいたします。 次に、198から199ページ、1目監査委員費について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行をいたします。 次に、200から201ページ、2目事務局費について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行いたします。 次に、区民費、238から239ページ、3目観光振興費、事務事業2のシティプロモーションについて御質疑ありませんか。 内川委員 239ページ、シティプロモーションですね。こういった厳しい財政状況になってくると、一般企業では真っ先に削ってくるのが人件費とか宣伝広告費なんですね。シティプロモーションのこの予算も今年度は大分削られて、残っているのがたしか事業助成金ぐらいなのかな。事業実績を見ると、ホームページの閲覧が7万8,000件とか、中野大好きなナカノさんSNS閲覧者が360万件とかありますけれども、これは、中野区の求めているシティプロモーション事業の施策に何がつながってきたんですか。中野区にとって何がよかったんですか。 高村企画部広聴・広報課長 この点につきましては、6月の総務委員会でも一度検証の結果をお伝えしたところですが、中野大好きナカノさんにつきましては、ふだん中野区政に対して関心のない人を引きつけるということで、こういったものを企画し、展開したものです。その一参考指標として載せているものが、このSNSの閲覧者等でございます。 内川委員 御担当としては、この件数は十分な数字ですか。どうなんですか、そこら辺の評価は。 高村企画部広聴・広報課長 この点につきましても6月の総務委員会で検証報告させていただいておりますが、初動期としては一定の数ではあったというふうには認識しております。一方で、この数字だけでは十分にこれだけの投資した経費の効果を区民の方に示せていないという評価もしているところでございます。 内川委員 今後、シティプロモーションの考え方なんですけれども、先ほども言いましたけれども、厳しい財政状況の中でどうやって進めていくのか、そこら辺をちょっとお聞かせいただけますか。 高村企画部広聴・広報課長 この点につきましても、6月に総務委員会で御報告させていただいたシティプロモーション事業の再構築の考え方に基づいて進めていく考えでございます。基本的にはふだん着の、ふだんの中野の事業所ですとか、それから活動、そういったものをしっかり広報していく。それがシティプロモーションにつながる。加えて、中野大好きナカノさんにつきましてはこれまで投資したものもありますので、できるだけ自発的に区民の方ですとか事業者の方に使っていただく。そういった形で補助的なツールとして使っていこうということでございます。 内川委員 中野大好きナカノさんに関しましては、いろんな賛否両論あるんですけれども、相変わらず区のほうとしてはそれを前面に押し出していこうみたいな動きが先に見えるんですよね。中野大好きナカノさん自体は、これでもう終わる、やらないんだ。それでいいんだっけ。それとも、民間のほうに任せて自由に使っていく。それはいつまでやるんですか。 高村企画部広聴・広報課長 これも6月に御報告させていただいたとおりですけれども、基本的には委員がおっしゃった後者のほうでございまして、民間ですとか区民の方に自由に使っていただくというところでございます。ナカノさんに関して事業費を一切今後はかけずに進めていきたいと。今年度については一定事務費が入っておりますが、今後についてはかけていかないということで考えてございます。 大内委員 結局、昨年度はプロモーションとして大体1億円ちょっと使っていますよね。そのうちのナカノさんが4,500万円ぐらいか。これが結果なんですけど、結局シティプロモーションと、あと何をやったの。メインとなるもの。 高村企画部広聴・広報課長 基本的には博報堂さんへの委託でしたので、今、大内委員の御説明にあったナカノさんのほかに、ミライプロジェクトという形で、地域ですとか団体、そういう人たちと一緒に将来に向けてどういった取組ができるかというような企画をして提案していく、こういったことをやったところでございます。 大内委員 それで、どんな成果が上がったんですか。 高村企画部広聴・広報課長 具体的には、これも6月の総務委員会のところで御報告させていただいたんですが、企業連携のワークショップを数回やりまして、それによって飛び込めなかの商店街というような企画を立てて、薬師のあいロードなんですけれども、そことコラボレーションをして、子どもが参加するようなイベントですとか、そういったものをやったところでございます。 大内委員 ナカノさん以外で五千何百万円使ったでしょう。報告が今のだけじゃ、ちょっと寂しいよね。具体的にあるのは、その飛び込めなかの商店街、具体的に実行があったのは。あとは何かないんですか。会議も数回でしょう。事業委託で7,440万円、これが博報堂に全部支払った金額だとすると、博報堂さんはあと何をしたんですか。だって、そのうちの2,600万円弱はナカノさん事業のことで、残りの4,800万円余はどういったことに使われたと言ったら、今の報告だけ。 高村企画部広聴・広報課長 要求資料の総務48番にも記載してございますが、このナカノさんのほかに全体のプロモーション事業の企画と進行管理、それから、今お話ししたミライプロジェクトなどのPRイベントの企画事業実施。それから、あとマスメディアを介した情報発信、これは大分博報堂さんのほうでやっていただいたところです。そういったところでございます。 大内委員 具体的にもうちょっと成果というの、これで変わったんですよと。例えば何かイベントをやって、このぐらい変わったんですよとか、話合い、会議をやってというふうに取れちゃうんですよ。それじゃ、今年それがどう生きているんですかという話になってくるんだけど、要するに今年にどう結びついているのかというのを含めて、これだけお金かけたんだからもうちょっと何か、報告を6月されたと言っているんですけど、もう一度言ってくださいよ。 高村企画部広聴・広報課長 その点につきましても6月の委員会の報告でお話ししたところでございますが、いわゆる今のようなアウトプットの行動は幾つもしたんですけれども、それ自体が例えば愛着度が上がるですとか、大きな関心を呼んだというところまでには至らなかったというふうには考えてございます。一方で、企業ですとかそういった方たちとの連携ができて、今年度もミライプロジェクトをお金をかけない形で進めていますけど、そういったものの土壌ができたりですとか、ナカノさんについてもここのところ自発的な発信が大分進んでおりますので、そういった基礎づくりには一定なったかというふうに評価してございます。 主査 他に質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行をいたします。 次に、416から417ページ、健康福祉費、2目在宅福祉費、事務事業2、地域生活支援、事業メニュー3、意思疎通支援等のうち、「声のなかの区報」作成委託に関して御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行をいたします。 次に、公債費、548から549ページ、1目区債元金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行をいたします。 次に、同ページ、2目区債利子について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行をいたします。 次に、同ページ、3目公債諸費について御質疑ありませんか。 大内委員 ふだんこれは目にしていないんだけど、区債事務が約3,900万円で、3,000万円ほど使っているんだけど、これってどういったものなんですか。あ、違う。万じゃないんだ、これ。3万9,000円だ。右側に執行の図書だとか書いてあるんだけども、例えばこういうのって、参考図書って何を買うの。 森企画部財政課長 参考図書ですが、どういった事業に起債がかけられるとか、あるいは起債のいわゆる決まっているんですね、事業費にどれぐらい起債を充当できるかとか、そういうのが毎年毎年一定変わる場合があるので、そういった部分についての起債の事務に当たっての参考図書を購入しているということでございます。 大内委員 具体的に何という本を買うの。 森企画部財政課長 「地方債の手引」というような図書があるんですけど、そういう図書を参考に事務を行っているというところでございます。 大内委員 国も東京都もそれぞれ毎年毎年変わるから、毎年毎年新しいのが4月の時点で出て、それを買うということ。 森企画部財政課長 そのとおりでございます。 主査 他に質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行をいたします。 次に、同ページ、4目一時借入金利子について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行をいたします。 次に、550から551ページ、1目財政調整基金積立金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行いたします。 次に、同ページ、2目減債基金積立金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行をいたします。 次に、同ページ、3目特定目的基金積立金についてですが、事務事業7、区民公益活動推進基金積立金及び事務事業8、環境基金積立金は審査の対象外となります。御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行をいたします。 次に、552から553ページ、1目用地特別会計繰出金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行いたします。 次に、554から555ページ、1目予備費について御質疑ありませんか。 内川委員 予備費のところで確認させてください。555ページですね。真ん中辺りに統合仮想サーバー環境クラウドサービス障害に伴う就学事務システム復旧作業委託、約480万円。これの委託先をまずは教えてください。 主査 所管外……。(「休憩してもらっていいですか」と呼ぶ者あり) 休憩します。
(午後3時56分)
主査 再開いたします。
(午後3時59分)
他に質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行いたします。 吉沢総務部経理課長 先ほどの答弁保留の施設別、業種別業務委託一覧の中で、アビームコンサルティングへの委託につきましては、平成29年度の契約で債務負担で3か年にわたるという形を取っています。ですので、30年度決算の要求資料、総務79の45の番のケースのところでお載せしているんですけれども、今回契約の始期での契約日をもってのところでの要求資料の中にお載せしているので、今回出てきていないという形になります。 大内委員 要は、複数年度にわたって契約する場合は初年度には出るけども、次年度には出ないと、そういうことなんですか。 吉沢総務部経理課長 委員おっしゃるとおりでございます。 大内委員 でも、毎年毎年、事業委託費って金額が出ているじゃないですか。この決算で言うと3,300万円。毎年毎年金額が決まっているわけでしょう、そもそもが。3年間でどういうふうに振り分けしているのか分からないけれども、一応毎年毎年の金額は決まっているけども、トータルの契約しかしていないということになるんですか。 吉沢総務部経理課長 委員の御指摘もあるんですけれども、今、要求資料の中では契約年度で載せてしまっているというところはありますので、今後、資料の載せ方についてはちょっと検討していきたいというふうに思います。 主査 他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、進行をいたします。 それでは次に、職員の人件費関係について質疑を行います。ページは全般にわたっていますが、一括して質疑を行います。 なお、人件費のうち、特殊勤務手当、時間外勤務手当、休日給及び職員旅費については各分科会での審査となり、給料と他の分科会分担分を除く職員手当等及び職員共済組合事業主負担金についてが総務分科会の分担分となりますので、御承知おきください。 それでは、質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行いたします。 続きまして、一般会計歳入について質疑を行います。 歳入決算説明書補助資料を御覧ください。 初めに、1ページから2ページ、2款特別区交付金について質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、進行いたします。 次に、3款地方譲与税について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、進行いたします。 次に、4款利子割交付金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ進行して、次に3から4ページ、5款配当割交付金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ進行して、6款株式等譲渡所得割交付金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ進行させていただいて、次に、7款地方消費税交付金について御質疑ありませんか。 立石委員 こちらは、前年は58億円ですか消費税交付金があって、令和元年度については55億円というところで、予算額より下回っているわけでございます。2019年に関しては10月から消費税が10%になっていて、そういった影響も見られるのかなと思ったんですが、実際3月に交付されるまでの期間というのが、9月までの決算を締めた決算後の額ということで、消費税増税の影響は期間的には受けていないと思うんですけども、その前の年と同様に8%の税率でなっていると思うんですが、金額が下がったその理由をどのように分析されていますか。 森企画部財政課長 地方消費税交付金につきましては、消費の動向によりまして変動はするだろうというところが一つあるところでございます。もう一つ、これはちょっと中野区のほうで分析したものではなくて、東京都の分析結果で、こういうのも減の理由になるだろうというのが一つございまして、今委員からお話あったように、地方消費税交付金というのは半年遅れで区のほうに入ってくるものです。ですので、9月までのものが3月に交付されているということなんですけれども、法人が消費税を受け取って国に納入する納期限というのがあります。それが決算年度、決算月、決算を締めてから2か月以内というのが一応基本的な国税の納期限になっています。 ですので、9月30日から事業年度で終わった事業者については、翌2か月後の11月30日が納期限になるわけなんですが、またもう一つ法律の規定があって、その納期限のところが休日だった場合は、翌日を納期限にするというような規定があって、11月30日がちょうど日曜日なものですから、11月30日が納期限でなくて、9月末決算の事業者は12月1日が納期限になるというような、ちょっとそういう暦上、事情がありました。 9月までに納入していただいた地方消費税については3月に交付されるんですけど、それ以降に入ってきたものについては今年度の納入になります。今の部分で9月決算の事業者さんが11月30日納期限のところを12月1日まで納期限が延びたということで、12月に入って納めていただいた消費税は6月、今年になってから入ってくるいうような、ちょっと暦上の差があって、そういったことも要因となって減になったのではないかという、ちょっとこれは東京都からの分析の情報なんですけれども、そういったところもあろうかなというところは捉えているところでございます。 立石委員 ありがとうございます。どの程度の影響額か分からないですけども、そういった理由で時期がずれてきているというところと、あと、消費税を増税して、GDPを見るとこの期間下がっているわけですよね。今年度の話になりますけど、6月に地方消費税交付金が入ってきていて、さっきのずれている分と消費税増税による影響で、当初見込んでいた予算に対してどの程度の交付がされているか分かりますか。 森企画部財政課長 6月に交付された金額がちょっと今手元にないので、具体的な金額は申し上げられないところではありますが、やはり増税後10%になった影響ということでの消費控えですか、そういったところも影響があったかなというところで、若干6月交付分は想定よりも少なかったというふうに捉えています。 立石委員 当然コロナウイルスの影響で、令和2年度の税収に関しても予想より下回ってくるんじゃないかと言われております。今年度3月に交付される、締まるんだったら、今ちょうど9月ぐらいの景気の影響というのが反映されてくると思いますので、そちらについてもぜひ定点観測というか、詳しく数字を追っていただければと思います。これは要望です。 主査 他に質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行いたします。 次に、8款自動車取得税交付金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行いたします。 次に、9款環境性能割交付金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ進行をして、次のページ、5から6ページ、10款地方特例交付金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ進行して、次に、11款交通安全対策特別交付金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 進行して、12款分担金及び負担金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行します。 次に、7から8ページ、13款使用料及び手数料について御質疑ありませんか。 酒井委員 ちょっと教えてください。総務使用料の3節、区有施設暫定活用で沼袋小学校跡施設の使用料で、当初の予算では積んでなかったんですよね。それが結果として、収入済額が97万8,000円入っているんですね。そこをちょっと確認させてください。 髙田総務部施設課長 こちらは、平和の森公園新体育館整備事業に伴う仮設の現場事務所として旧沼袋小の校舎を貸したという使用許可の料金になります。 酒井委員 平和の森の工事って年度をまたいで長期的にやっていたと思うんですけれども、当初からそういうのは見えなかったという理解でいいんですか。 髙田総務部施設課長 当初は出来上がった体育館の中に随時現場事務所を組んでいくという予定でしたが、当初にはない予定になりましたので、沼袋小の跡施設を使用許可で現場事務所として貸したというものでございます。 酒井委員 当初ではない予定というのだけ、確認させてください。 髙田総務部施設課長 新体育館の工事においては、地中埋設物とか水等の原因により工事のほうが遅れておりました。そのため、体育館の内装工事を先に終わらせたところに随時現場事務所をつくろうとしたんですが、工事が詰まってきてしまったために、仮設事務所を出来上がった体育館の中に入れることが工程上難しいということになり、沼袋小を使ったという経緯があります。 大内委員 そうすると、あそこの要するに駐車場に、現在は違うけど、仮設事務所があったでしょう。あったんですよ。それを沼袋小のほうを一時借りていく。でも、それって、あそこの仮設事務所がなくなるというのは当然想定できるわけだよね。駐車場がなくなる。そうしたら、沼袋小を貸すというのは前提だったの。 髙田総務部施設課長 画地のほうの駐車場を整備しなくてはいけないということは当初から分かっておりましたので、そのまま新体育館のほうに入る予定でしたけども、工期上のスケジュールの関係で沼袋小を使ったという経緯です。最初から沼袋小を仮設事務所として使うということは想定しておりませんでした。 大内委員 じゃあ、どうしてそれをやったの。どこを使うつもりだったの。 髙田総務部施設課長 新体育館の出来上がった部分、新体育館の建物の内装等をして、先に1部屋分、2部屋分、現場事務所ができる分仕上げて、そこに入って並行して工事のほうを進めようとしていたんですが、工程のスケジュール上ちょっとそれが難しくなってしまったので、別に現場事務所を借りたという経緯になります。 大内委員 これ、コロナの影響で遅れたんじゃないの。 髙田総務部施設課長 コロナの影響で遅らせたのは5月に入ってからですので、この後のことになります。今回のこの件に関しては、昨年度からの件なので、ちょっとコロナとは関係がありません。 大内委員 参考までに。これは今年度貸しているじゃない。でも、コロナの影響で延びちゃった分はお金を取らないの。 髙田総務部施設課長 今年度も8月31日までは沼袋小を貸しておりますので、その分の使用料も頂くことになっております。 大内委員 今日は決算だからあまり言わないけど、そうすると、おかしいじゃないか。この間の理屈でいくと、コロナで遅れた分金を取っちゃったら。どこかの保育園のときは金を出していただろう、プレハブ代で。分かりますか。たしかここで質疑もあったと思うんだけど、ここでやったからね。あれはコロナで遅れたから、国交省が言ったから、その分プレハブ代をうちが持ってあげるんですよと言ったんだよ。今回これはコロナで遅れたんだから、中野区はお金を取っちゃいけないんじゃないの。今年度だから決算とちょっと違うから、参考までに聞くけど、今年度はお金を取ったら駄目ですよね。合わなくなっちゃうよね。 髙田総務部施設課長 今回の場合は、当初の予定であれば、そもそも沼袋小を借りることはなかったので、コロナの影響で取らないという話にはなりませんでした。 大内委員 遅れたその部分は分かる。でも、コロナの影響で遅れた分に関しては、お金を取っちゃうとまずいでしょう。だって、ほかの施設は中野区はお金を出していないけど、あれはどうなったか知らない、聞いていないけど、そういう考えにはならないの。だって、保育園が遅れたとき、コロナの影響で、自分たちで言っていたよね。国交省から通達があったからと。今回これ、中野区がお金を取っちゃったら駄目じゃない。今年、コロナで遅れた分になるでしょう。おたくら、そうでしょう。そう説明したでしょう。この間、説明したでしょう。そうしたら、これの分、今年はコロナで、工期が向こうのいろんな材料とかで遅れたのは分かる。でも、コロナで遅れた分は取っちゃ駄目でしょう、当然。当たり前だけど。まだ決まっていないって、だって、もう終わったんだから。だから、今年は取っちゃいけないでしょう。 主査 ちょっと休憩しますか。
(午後4時18分)
主査 再開いたします。
(午後4時20分)
酒井委員 ちょっとすみません。最後、再確認だけさせてください。これは行政財産使用料条例を根拠法規でやっておるんだと思うんですけど、710平米、結構な広さですよね。金額は97万円なんですけど、どの程度お貸ししたんですか。何日間と聞けばいいんですかね。期間。 髙田総務部施設課長 使用期間としては、令和2年の3月1日から令和2年の8月31日です。 酒井委員 年度をまたいでいる場合というのは、どういうふうな扱いになるんですか。 髙田総務部施設課長 今回の97万8,000円は、令和2年3月1日から令和2年3月31日です。 酒井委員 それで、そもそも体育館はオリンピックに間に合わすために、2020年度に間に合わせるために一生懸命やっていたわけじゃないですか、相当タイトな状況の中で。これ、沼袋小がなかったら、現実的にどうなっていたんですか。たらればで聞くと申し訳ないですけど、その辺が実はちょっと心配になって。 髙田総務部施設課長 なかった場合というのは、具体的にちょっと検討はしておりませんけども、いろいろな工程等を加味して沼袋小を借りるという経緯になりました。 酒井委員 じゃ、当初、平和の森体育館はいつ完成を目指しましたか。 髙田総務部施設課長 令和元年の12月末です。 酒井委員 そこから一度延びたんですよね。そうですよね。ただ、改めてちょっとこれ、沼袋小があったからこういうふうな対応できたのかなとは思うんですけれども、改めて工事のスケジューリングの管理というのは、施設担当さんがやるのか、業者さんがやるのか分かりませんけれども、ちょっと気になったので、たらればの質問しちゃってごめんなさい。確認させていただきました。すみません。 主査 他に質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行いたします。 次に、7から10ページ、14款国庫支出金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行いたします。 次に、9から12ページ、15款都支出金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 進行いたします。 次に、11から14ページ、16款財産収入について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 進行いたします。 次に、15から16ページ、17款寄付金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行いたします。 次に、同ページ、18款繰入金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、進行いたします。 次に、17から18ページ、19款繰越金について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、進行いたします。 次に、17から20ページ、20款諸収入について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、進行いたします。 次に、19から20ページ、21款特別区債について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、進行いたします。 次に、用地特別会計の歳入歳出について一括して質疑を行います。 用地特別会計は、決算説明書の557ページから571ページとなります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 質疑がなければ、進行をいたします。 なければ、以上で用地特別会計についての質疑を終了します。 次に、国民健康保険事業特別会計の人件費について質疑を行います。 決算説明書の該当部分は594から595ページとなります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、以上で国民健康保険事業特別会計の分担分についての質疑を終了します。 次に、介護保険特別会計の人件費について質疑を行います。 決算説明書の該当部分は662から663ページとなります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 なければ、介護保険特別会計の分担分についての質疑を終了します。 以上で当分科会の分担分について質疑は全て終了したことになりますが、全体を通して質疑漏れはありませんか。 内川委員 どこで聞いたらいいのか分からなかったもので、最後にちょっと聞きたいんですけれども、子育て先進区に向けた取組、施策の方向性ですとか、どこの部がハンドリングしていますか、中心になっているのは。 石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱) 全体の調整ということで企画部ということでやっておりますけれども、実質的には子ども教育部のそれぞれの所管で取りまとめていくというところでございます。子育て先進区の会議ということもございますけれども、それらの事務局については子ども教育部のほうで所管をしているものでございます。 内川委員 中心的になってハンドリングしているのは、企画部でいいんですね。 石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱) 子育て先進区といったときには、子どもの施策そのものもございますし、またまちづくりですとか、かなり全般的なことにもなります。区の中心的な施策ということでございますので、そういった点におきましては企画部ということでございます。 内川委員 それではちょっと聞きたいんですけれども、要求資料の総務の109、これは企画部企画課で出してもらっています。「子育て先進区に向けた取り組みに関わる新規・拡充事業一覧」とあるんですけれども、当然企画部さんのほうで全部把握はされていると思うんですが、令和2年度は横ばい、引いちゃっていますのであれなんですけど、令和元年度の部分で酒井区政になって初めての本格的な予算編成をやられたわけで、この中で純粋な新規事業はどれでしょうか。 石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱) 総務109の資料でございますが、当初予算の概要におきまして、新規・拡充事業ということで取り上げたものについてここで取りまとめたものでございまして、純粋というのは全く今までなかったものを新たにやった事業ということになるのかなと思うんですが、ちょっとそこは確認をさせてください。 主査 答弁保留ですか。ちょっと休憩しましょう。
(午後4時29分)
主査 再開します。
(午後4時30分)
石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱) 当初予算の概要の中で新規と表示しているものを御案内いたします。一つ目、まず子ども・子育て施策充実に向けた実態調査、それは新規ですね。それから区立保育園での使用済紙おむつ処分が新規、それから認可保育所等安全対策強化事業、それから区立幼稚園での幼稚園型一時預かり事業、それから不妊検査等助成事業・特定不妊治療費助成事業、それから子ども食堂推進事業、それからペアレントメンターの養成、学校における働き方改革、それからSNSでの通報・相談事業、それから体育館の冷暖房化ですね。 内川委員 これは企画部さんのほうで出してもらった資料なので、内容をよく把握されているはずなんですけれども、初めて見るような答弁でしたね。企画部さんのほうで大体子育て先進区の方向性を各部に示して、こういった具体的な事業が出てきたんですけれども、どういった指針を示したんですか。各部にどういった方向性で示したんですか。 石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱) ここで挙げた事業につきましては、当初予算の概要で取りまとめたものでございます。この中でも子育て先進国に向けた取組ということでお示ししておりまして、令和元年度につきましては、子育て支援の拡充の取組ですとか、学校教育の実践に向けた取組といったようなことでお示しをしたものでございます。こういったものを取りまとめたものが、令和元年度の予算の中で出したものになります。 内川委員 子育て先進区は、ハードの部分とか、ソフトの部分とかをバランスよく進めていくのがやはり子育て先進区に向けた取組の一番大切なところかなと思いますけれども、例えば学校再編に伴う施設整備が当初予算の半分ぐらいになっちゃっているんですね、決算が。これの理由について教えてもらえますか。 石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱) 決算としては大体半分よりは上回っていますけれども、実際施設の整備に当たってかかった経費でございますので、それに当たってかかった工事の金額ということにはなります。 主査 ちょっと休憩します。
(午後4時34分)
主査 再開します。
(午後4時35分)
石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱) すみません。このうち、繰越しをしているものがございます。例えば中野東中学校の校舎等の新築工事につきましては、実際13億円ほど繰越しをしているというところでございまして、そうしたところも含めて、当初予算と決算額の差が出ているものと捉えております。 内川委員 今の13億円を引いても、差額は全部で40億円あるんだから、あと27億円。(「調べる時間をいただいていいですか」と呼ぶ者あり) 主査 どのぐらいかかりますか。 一回休憩します。
(午後4時36分)
主査 再開します。
(午後4時36分)
内川委員 結局、企画部で子育て先進区をこれからもハンドリングしていくんでしょう。これは酒井区政の一丁目一番地の施策なわけだよね。でも、この2日間の答弁を聞いていても、全然この分科会で取り上げることもできないし、先ほど課長の話だと各所管に投げちゃっているということなので、令和元年度は酒井区政の1年目、本格決算であったわけで、やはりこの中にこれが子育て先進区に向けた目玉の事業だったんだよ、そういうものがやっぱりあってほしかったわけですよ。 やっていること全部が細かいとは言いませんよ。やっぱり骨太の何とかじゃないけど、これだけはやっぱりやるんだということを企画部としてダーンと示して、そこに向けてやっぱり各部が協力して、本当にこの事業はすばらしいんだというものをつくっていってほしいんです。来年度の予算に向けてもそうですし、急遽止めちゃったような案件もあるし、これで本当に子育て先進区と言えるのかな。そういったこともありますので、何を優先して、何に予算を集中していくのかということをよく考えていただいて、特に来年度予算編成に関しては取り組んでいただきたいなと思いますので、これは要望だけしておきます。 主査 他にありませんか。
〔「なし」「答弁保留」と呼ぶ者あり〕
主査 答弁保留については回答できそうでしょうか。(「答弁保留はいいよ」と呼ぶ者あり) 大丈夫ですか。では、取下げがありましたので、進行いたします。 御異議ありませんので、質疑を終結いたします。 次に、意見の提出についてですが、意見がある場合は9月28日(月曜日)の正午までに、対象となる議案の番号及び会派名を明記の上、文書で事務局まで提出するようお願いいたします。 以上で本日予定していた日程は終了しますが、各委員、理事者から何か御発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
主査 次回の分科会は、9月28日(月曜日)午後1時から当委員会室において開会することを口頭をもって通告いたします。 以上で本日の総務分科会を散会いたします。
(午後4時38分) |