令和2年12月03日中野区議会総務委員会(第4回定例会)

中野区議会総務委員会〔令和2年12月3日〕

 

総務委員会会議記録

 

○開会日 令和2年12月3日

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午後1時00分

 

○閉会  午後4時50分

 

○出席委員(9名)

 山本 たかし委員長

 内野 大三郎副委員長

 立石 りお委員

 内川 和久委員

 小林 ぜんいち委員

 白井 ひでふみ委員

 浦野 さとみ委員

 大内 しんご委員

 酒井 たくや員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 副区長 白土 純

 副区長 横山 克人

 企画部長 高橋 昭彦

 企画部企画課長(企画部参事事務取扱) 石井 大輔

 企画部基本構想担当課長 永見 英光

 

 企画部財政課長 森 克久

 総務部長 海老沢 憲一

 危機管理担当部長、新区役所整備担当部長 滝瀬 裕之

 総務部総務課長、総務部特別定額給付金担当課長 浅川 靖

 総務部危機管理課長、新区役所整備課長 中村 洋

 

○事務局職員

 事務局長 長﨑 武史

 事務局次長 小堺 充

 書記 鎌形 聡美

 書記 五十嵐 一生

 

○委員長署名


審査日程

○所管事項の報告

 1 区有施設配置の考え方について(企画課)

 2 中野区基本構想検討案について(基本構想担当)

 3 中野区基本計画(骨子)について(基本構想担当)

 

委員長

 定足数に達しましたので、本日の総務委員会を開会いたします。

 

(午後1時00分)

 

 本日の審査日程(資料1)ですが、昨日協議したとおり、所管事項の報告1番から3番については順番を入れ替えて、2番、中野区基本構想検討案について、3番、中野区基本計画(骨子)について、1番、区有施設配置の考え方についての順で報告を受けたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進行します。

 なお、審査に当たっては、5時を目途に進め、3時頃に休憩を取りたいと思いますので、御協力をお願いします。

 議事に入ります。

 昨日に引き続き、所管事項の報告を受けます。

 2番、中野区基本構想検討案についての報告を求めます。

永見企画部基本構想担当課長

 それでは、中野区基本構想検討案について御報告をいたします。(資料2)

 基本構想改定素案に関する区民意見等を踏まえまして検討案を作成しましたので、御報告をするものでございます。

 なお、本報告につきましては、全ての常任委員会で報告をするものでございます。

 1番、改定検討素案に関する区民意見交換会等の実施結果でございます。

 (1)区民意見交換会につきましては、10月18日から11月1日まで計8回開催いたしまして、92人の方に御参加をいただきました。(2)区民から電子メール等で区に寄せられた意見につきましては、14件いただいております。(3)関係団体等からの意見聴取については、11団体からいただきました。(4)意見の内容でございます。別紙1のとおり、85の意見に分類をしてまとめてございます。

 これらのうち、六つの意見につきまして、御意見の趣旨を踏まえて記述を見直しました。見直した内容につきましては、別紙2「改定検討素案から検討案への主な変更点」と併せまして御説明をさせていただきたいと思います。別紙2のほうを御覧いただければと思います。

 左側に意見の番号が振ってありまして、次にページ番号、さらに、検討案ということで、改定検討素案から変更した箇所にアンダーラインを引いてあります。右側に改定検討素案の文章が書いてございます。

 1番の意見でございますが、これは、区民意見の、先ほどの別紙1の1番の意見を踏まえまして、気候変動の影響や水害についての記載があったほうがいいのではないかということで、「改定の背景」という文章の中に追記をしたものでございます。

 それから、2番でございます。こちらは、区民意見の70番の意見を踏まえまして、対話と参加の区政というものが区政運営の方針のほうに書いてあるのですが、地方自治、地域の自治と、地域側の側面からも書いたほうがいいのではないかという御意見で、そういったことを最初のまちの姿の冒頭の部分に追記したものでございます。

 3番目の意見でございます。こちらは、基本構想審議会の答申の際には、地域の一員として「安心して」という文章があった、あったほうがよいということで、それを反映したものでございます。

 4番目の意見といたしましては、区民意見の30番の御意見でございまして、中野駅周辺の開発において、回遊性の向上ということを書いたほうがよいのではないかということで、追記をいたしました。

 それから、5番の意見でございますけれども、これは、区民意見でいいますと54番目の意見でございまして、高齢者の就労といったことについても記載したほうがよいということで、追記をしたものでございます。

 続いて、6番目でございますけれども、こちらは区民意見でいうと75番目の意見でございまして、区政運営はスピード感を持ってやったほうがいいという御意見でしたので、一部文言を修正したということでございます。

 変更点については以上でございます。全て反映した全文につきましては、別紙3を御覧いただければと思います。

 初めの資料にお戻りいただければと思います。

 3番、パブリックコメント手続につきましては、12月6日から28日まで実施をいたします。

 4番、今後のスケジュール予定でございます。こちらはこれまでと変更はございませんで、パブリックコメント手続の実施結果を受けまして、来年の第1回定例会で議案を提案した上で3月に改定をしたいと考えてございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はございませんか。

浦野委員

 何点かお伺いしたいんですが、当初3月に予定していた意見交換会がコロナの影響で延びて、やっと10月に開催された。でも、コロナ禍の中で、それぞれ定員は50名だったと思うんですけれども、これだけの方が足を運んで意見を表明したり参加されたというのは非常によかったなと思うんです。

 今御報告いただいた中で、今回出された意見、全部で85あって、それを今後具体的にどう生かしていくのかというところだと思うんですけれども、検討素案なので、表現もどうしても抽象的というか、もっと具体的にというような意見がそれぞれの意見交換会でも結構出ていたのかなと思うんです。

 この中で、改定素案から検討案で反映されたものとそうでないものというのがあった中で、今回見直したものとそうでないものはどのように違うのか、そこを確認させてください。

永見企画部基本構想担当課長

 反映したものにつきましては、区としても、文言を検討する際に、検討の中で考えとしては持っていたものでございますが、実際に御意見を受けた上で、そのような明記をしたほうがより正確に伝わるのかなということで、そういったことも考え、全庁的に議論した上で反映したものでございます。

 その一方で、反映をしなかったものにつきましては、既に現在の記載に含まれているものであったり、具体的な事業、取組内容に関する御意見であったり、意見の内容について既に区のほうで検討した結果現在の表現になっているものであったり、そういったところの判断で反映したもの、しなかったものを分類したものでございます。

浦野委員

 確かに、ボリュームを大きくすると今度は分かりにくくなる。担当さんとしても分かりやすくするためになるべく簡潔にと、いろいろそこは努力されているんだと思うんです。

 確かに今おっしゃられたように、意見や質疑に対する区の考え方のところを見ていくと、既にこういう形で表現をしていますよとか、ここに含まれているとか、ここの言葉にそれは描いているというような文言もかなり多いのかなと思うんですけれども、ただ、ここも難しくて、短い言葉で伝わらないからこそ多分そういう意見も逆に多かったのかなとも思うんです。

 そこは表現の仕方だと思うんですけれども、どのように捉えているかというのはありますか。

永見企画部基本構想担当課長

 今回、基本構想の検討を進めるに当たって、区民の皆さんに簡潔に分かりやすくというコンセプトを持って検討しているところでございます。

 そういった中で、基本構想に書くのか、それとも計画などに書いていくのかというところの考え方なのかなと思いますが、基本構想全体の文章のバランスなどを踏まえまして、統一感を持ち、個別の計画等に記載をしていく中で検討していくということで、いただいた御意見については引き続きそういったところで検討していきたいということで今回まとめたものでございます。

浦野委員

 また後で、基本計画のところでも伺うんですが、最後に、確かに今御答弁あったように、今後具体的な取組内容は基本計画等の中で検討していくと記されているところも結構多いですよね。

 これは、基本計画の中で出されたものを盛り込んでいくのか、またそこからさらに施策とか事業の中で盛り込んでいくのか。たくさんあるので個別には伺わないんですが、それはその記す内容によっては基本計画にも反映させるし、また、その下のというか、それにひもづいていく事業のところで反映させていく、そのような考え方でよろしいでしょうか。

永見企画部基本構想担当課長

 委員のおっしゃるとおりでございまして、基本計画であり、個別計画であり、各事業であり、それぞれのところで検討するということでございます。

内川委員

 今回改定するに当たっては、以前御担当のほうから、今回のコロナの感染症も社会に与える影響が多いので、そういうエッセンスも加えていくんだという御発言があったと思うんですが、この別紙2の中にはそのことは盛り込まれていない。

永見企画部基本構想担当課長

 1月に検討素案を初めにつくりまして、コロナの影響を受けて改定検討素案をつくりました。そちらを第3回定例会で、改定検討素案ということで御報告をしたものでございますが、その際に、コロナの影響については追記修正をしたものでございます。

 今回、その内容についての意見交換会ということでございまして、既に反映したものについて御意見をいただいて、それを改めて反映したということでございます。

内川委員

 それと、別紙2の裏面ですけれども、一番最後の「基本構想を実現するために」のところですが、細かいところなんですが、迅速にという表現が柔軟に変わっています。

 これはなぜ変えたのか説明してもらえますか。最後に、迅速に提供すると入っているんですけれども、最初の部分の迅速にを柔軟に、これは結構意味が違うと思うんだけれども、それを変えた理由を教えてください。

永見企画部基本構想担当課長

 こちらにつきましては、別紙1の区民意見の75番の意見を踏まえまして、スピード感を持った区政運営をということでしたので、もともと迅速にという表現が、委員のおっしゃるとおりで、組織横断的な課題に対応するというところに書いてあったわけなんですけれども、その表現を最後の部分に、行政サービスの提供にかかるような形にいたしました。

 その際に、迅速にということで二つあるというところもありますし、組織横断的な課題に対する対応については、迅速はもちろんなんですけれども、柔軟というところが適切かなということで、このような表現に改めたものでございます。

内川委員

 柔軟にという言葉の意味を御担当はどういうふうに理解していますか。

永見企画部基本構想担当課長

 組織横断的な課題があった際に、例えば、一つの部のみで対応するというようなことだけではなくて、いろんな部で連携して協力して、その時々の状況に応じて柔軟に対応する、そのように考えているところでございます。

内川委員

 ということは、次年度の組織の見直しにもこれは影響してくる、そう考えてよろしいですか。

永見企画部基本構想担当課長

 組織に関しましては、こういった基本構想の記載も踏まえてどのようにするかということで今後検討することであると考えております。

大内委員

 以前お話ししたんですけれども、近隣区等との違いというのはどういうところがあるんですか。

永見企画部基本構想担当課長

 最初の「改定の背景」の文章のところでございますけれども、そちらに中野区の特色を幾つか述べているということでございます。また、中の記載にも、中野駅周辺のまちづくりでありますとか、例えば外国人が増えているような状況もあり、多様性でありますとか、中野独自の文化芸術というのがあるということで、中野ならではの伝統文化、そういったところを記載しているようなところでございます。

大内委員

 今回、これもコンサルは──基本構想は関係ないの、基本計画だけ。

 次でも聞くんだけど、基本構想というのができないと基本計画はできないわけだよね、考え方でいえば。でも、もう基本計画はコンサルを頼んでいると言われちゃうと、基本構想はまだできていないよねと。基本計画はまだそんなに進んでいないわけだよね。

 基本構想がまずばっちり決まって、それを現実に落としていくのが基本計画でしょう。ということは、基本計画というのは、今日これから報告があるかもしれないけど、まずこれがしっかり、案が取れないと基本計画は進んでいかない。そういうふうな進め方でよろしいですか。

永見企画部基本構想担当課長

 基本構想につきましては、検討素案をお示しして意見交換会を行った上で、今回検討案となったものでございまして、骨格については随時御報告などを申し上げ、区民意見もいただきながら進めてきたところでございまして、そういった大きな骨格というものはある程度できているというふうに認識をしております。

 そういったものに基づいて基本計画の検討も進めておりまして、後ほど御報告をいたしますが、これまで検討していく中でお示しをしてきた基本構想の骨格に沿って、体系として基本計画についても検討を進めているということでございます。

大内委員

 今回、表記の仕方が丸になっているじゃない。なぜこういう表記の仕方になっているのか。要するに、丸でこう書かれていると、(1)、(2)、その下に丸があるじゃない、それに書いてあるでしょう。

 それとも、これをやりますけどここはやらない、そんなことはないんだけど、中野区の場合、基本構想は今までもこういう表記の仕方だったんですか。

永見企画部基本構想担当課長

 丸に関しましては、現在の基本構想も丸を使っておりまして、そこについては変わってはおりません。

大内委員

 それがいいとか悪いとかを聞いているんじゃなくて、こういう表記の仕方が果たしていいのかなと。本番、これから案が取れるときはこの丸がなくなって一つの文章になるのか、この丸がそのまま残った文章になるのか。丸にしてしまうと何か少ないような。

 基本構想だから抽象的な文章でいいんですけれども、基本的に、基本構想、これは案だけれども、案が取れるときには、これからまた文章の書き方とかが、これは一応丸になっていますけど、これは一文ずつつながるんですよとか、そういうことじゃなくて、こんな感じで出てくるんですか。

永見企画部基本構想担当課長

 議案としてお示しをするときの文章ということかと思いますけれども、基本的にはこれと同じような形でお示しをする考えでございます。

大内委員

 前段の丸で書かれていることはそれで分かるんですけど、3の「基本構想を実現するために」というところがちょっと薄いような気がする。8ページ目、一番最後。やっぱりここを実現するのに何をするのか。この前段に書いてあることを実現するためにこれをやりますということなんだけど、前のほうが丸がたくさんある。

 これ一個一個については一つひとつ答えないのかもしれないけれども、これを実現するために、区民と信頼の対話と参加の区政を進めますと書いてあるんだけど、例えばこれはどこに書いてあるの。

永見企画部基本構想担当課長

 対話と参加の区政につきましては、四つのまちの姿全般にかかると考えておりまして、対話と参加の区政に限らず、その以下の全てで5個ありますが、四つのまちの姿全般にかかるということで、区としてこのような考え方、姿勢で取り組んでいく、そういうことでございます。

大内委員

 一個一個言っても仕方ないので、例えば一番上に書いてあるから聞いているんだけど、機会をさらに充実させる、ということは、今はまだそんなにやっていない、今は充実していないんだという意味なのか、さらに充実させると言っているのか。機会を充実するということは、今少ないんですよ、だからもっと充実させないとと言っているのか。今もしっかりやっていて、それを続けていくのかという、例えば文章で読むと。

 そうすると、充実させるということは、こういった参加を促すいろんな集会だとかは倍やるんですかとか、極端に言うと。倍といっても、30回あったものを60回にしろとか言っているんじゃなくて、年に2回やっていたものを4回やるとか、全てそういうふうに、対話の区政というのは分かるんだけど、実際、毎回やると同じ人が来ているんじゃ、対話の区政じゃないじゃない。いろんな階層の人といろんな対話をしなきゃいけないわけでしょう。

 そういったことは分かって書いているのかな。書くときれいなんですけど、これが今度基本計画みたいなものに落ちたときに、一番最初に書いてあることは大丈夫ですかとなるんですよ。その辺、今聞いてもあれなんだけど、それに書いてあることは、それでもこの5個ぐらいじゃちょっと寂しいかな。これが5本柱になるのかもしれないけど。

 これが次の基本計画のほうで今日も案が出てくるから、これと連動していないと話ができなくなっちゃうんで。あとは、もう今日はいいです。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。

 続きまして、3番、中野区基本計画(骨子)についての報告を求めます。

永見企画部基本構想担当課長

 それでは、中野区基本計画(骨子)について御報告をいたします。(資料3)

 本報告につきましても、全ての常任委員会において御報告をするものでございます。

 それでは、資料1番、中野区基本計画(骨子)でございます。別紙を御覧いただければと思います。

 表紙をおめくりいただきまして、初めに、基本計画の概要でございます。

 1番、策定趣旨・位置付けといたしまして、黒丸が六つありますが、一つ目と二つ目の黒丸につきましては、基本構想の趣旨または内容、構成について記載をしているものでございます。三つ目と四つ目の黒丸につきましては、基本計画の根拠、自治基本条例、それから位置付けについて書いてあるものでございます。五つ目の丸でございますが、今回の基本計画はまち・ひと・しごと創生総合戦略を兼ねる計画とすることについて書いております。最後の黒丸でございますが、区有施設につきましては、区有施設整備計画で示すということでそれぞれ記載をしております。

 その下に点線の囲みがありますが、現在、基本計画が実際にできたときに盛り込む内容、構成についてもこのような形で考えているということでございます。

 右に行っていただきまして、2番の計画期間でございます。2021年度から25年度までの5年間といたしまして、次期の計画は評価、検証を行った上で必要な見直しを行う、ただし、社会経済状況が大きく変化した場合などは必要に応じて改定をするということでございます。

 3番、計画の進行管理でございます。基本構想で描く目指すまちの姿を目標といたしまして、目標と成果による区政運営を進めていきたいと思います。また、政策、施策を体系化いたしまして、成果指標を設定いたします。各施策においては、現状と課題を踏まえて施策の方向性また主な取組を示すとともに、事業の展開を前期2年と後期3年に分けて設定いたします。

 2ページ、策定の背景でございます。

 1、区を取り巻く社会状況の変化といたしまして5点、中長期的な人口構造の変化、ダイバーシティ(多様性)の進展と地域コミュニティの変化、AI、IoT、ビッグデータなどの新技術の進展、大規模災害の発生、新型コロナウイルス感染症の影響による社会の変化ということで、近年の社会状況の変化について記載をしてございます。

 続いて、2番、人口動向・将来人口推計でございます。人口については、今年の1月の時点ではずっと人口増加の傾向が続いておりましたが、新型コロナウイルスの影響などもありまして、現時点では減少していることなどを記載しております。将来人口推計につきましては、素案でお示しをしたいと思います。

 続きまして、3ページ、政策・施策及び区政運営等でございます。

 基本構想検討案の四つのまちの姿、それが左端、「まちの姿(基本目標)」といたしまして、左の基本目標と政策、こちらまでは先ほど御説明いたしました基本構想検討案の体系に沿ってつくっております。各政策の下に、それぞれ二つから五つの施策を位置づけるということで、四つの基本目標、20の政策、56の施策ということで体系化をいたしました。

 各政策、施策の内容につきましては次のページ以降ということでございますが、今回の骨子では、政策の「目指すまちの姿」という記述で基本構想検討案の内容を冒頭に記載した上で、施策につきましては、その名称と方向性を記載してございます。施策の中の取組の内容、また成果指標、事業展開などは素案でお示しをしたいと考えております。

 それでは、時間の関係もありますので、今回の基本計画の中で少し特徴的と思われる部分を中心に御紹介させていただきたいと思います。

 初めに、4ページ、施策1でございます。人権と多様性の尊重ということで、多様性につきましては、現在の計画でも書いてはありますけれども、今回の基本計画につきましては、基本構想に基づいて、全体的なつくりとして、人であったりつながりであったり、そういったところに焦点を当てたというところもありまして、冒頭にこちらの内容を置いてございます。

 施策の2として、多文化共生、こちらは、現在も外国人のことなどは計画に書いてありますが、こういった多文化共生という言葉については新しい言葉ということで書いてあります。

 施策の3でございます。地域における人のつながりと愛着が生まれる環境づくりということで、こちらについては、少子高齢化など人口構造が大きく変化していく、担い手が減少していくといった状況の中で、つながりの裾野を広げていく、基本構想では「ゆるやかなつながり」と言っておりますが、そういった概念に基づいて立てた施策でございまして、こういったものを基にして施策の4、5、自主的な活動であったり人材育成、団体支援などにつなげていくということで考えております。

 続いて、次のページ、施策6でございます。文化芸術につきましては、現在の10か年計画では生涯学習と合わせて文化芸術、生涯学習という施策があるんですが、今回、文化芸術ということで取り出して1本の施策にしております。

 施策7の魅力的な地域資源の発掘・発信、こちらは、現在、観光の施策がインバウンドを意識した施策になっておりますけれども、今後は、コロナの影響などもありますので、近隣の方々に地域の魅力をお伝えしていただくというような形でまとめていく考えを持っております。

 施策の8、持続可能な地域経済ということで、こちらも、コロナの影響などもありまして、これまでグローバルという言葉もありましたが、持続可能な地域経済というような形で考えております。

 施策の10、11は、中野駅周辺ということで、本格的に動いてまいります、大きくソフトとハードということで二つの施策に分けて記載をしたということでございます。

 施策の12でございますが、こちらから子どもの領域になってくるわけですけれども、子どもの領域について大きく取り上げているというところも今回の基本計画の特徴でございます。最初に施策12で子どもの権利、こちらについては新たな記載でございます。

 施策14の子どもの貧困対策、こちらも今の計画にはない新たなものでございまして、15、児童虐待の関係、こちらは現在の基本計画にもありますが、児相の設置なども見据えまして、これまでは施策レベルではなく取組としてのレベルで書いてありましたが、施策レベルで記載をしているということです。

 その後、政策の7が教育というところで、しっかり教育を進めていくということでございますが、施策の19の丸の中に、一番下なんですけれども、学校の働き方改革ということも今回は記載をしてございます。

 続いて、施策の20、子育て支援活動の推進、こちらも施策としては新しいわけですが、協働・協創のまちづくりということで、こういった活動を促進していきたい。

 施策24、25につきましては、子育て世帯が暮らしやすい住宅・住環境、また魅力的な空間・施設ということで、いずれもこれまでなかった施策でございますが、こちらは併せて子育て世帯に焦点を当てた環境づくりを進めていくということで考えております。

 めくっていただきまして、政策の10、若者のチャレンジを支援する。26、27の施策がありますけれども、若者ということで政策、施策を新しく立てたということでございます。

 さらに、施策28のところでは、見守り、支え合いの中に、コロナの影響もありまして、ICTの活用なども記載しております。

 続いて、右側の政策の12、生涯現役で生き生きと活躍できる環境をつくる。こちらは、高齢者の方々、当然、支えられるというだけではなくて生涯現役で生き生きと活躍する、こちらの視点についても現在の計画に比べて新しい視点として考えております。

 次のページの施策33でございますけれども、多様な課題を抱えている人やその家族の発見、対応ということで、こちらも、例えば潜在的な要支援者、今、8050問題などもありますけれども、あと、自殺対策や犯罪被害者、再犯防止など様々な課題を記載いたしまして、そういったものをネットワークや関係機関連携で対応していくということで立てた施策でございます。

 右側の施策37の認知症のある人と家族ということで、こちらは認知症を取り上げた新しい施策でございます。

 続きまして、施策の41番が生涯学習なんですけれども、先ほど、文化芸術と今は一緒だということなんですが、こちらを分けて記載をしております。

 施策の42でいいますと、防災まちづくりを着実に進めていくわけですが、黒丸の三つ目のところで、東京都の条例に基づいた新たな防火規制というのがありますので、そういった新しい動きも記載しておる。

 続いて、政策の17は、西武線と各地区のまちづくりということで、現在1本の施策になっておりますが、着実に進めてまいりますし、二つに分けて記載をしてございます。

 施策の49は、公園の整備ということで、現在は公園というふうに明記はしておりませんが、みどりのネットワークという施策がありますが、今回、公園ということで明記をしてございます。

 施策の51は、脱炭素社会の推進ということで、現在の計画では低炭素という表現ですが、さらにちょっと強い表現になっております。

 施策の55、感染症の予防と拡大防止ということで、新型コロナウイルスの影響なども踏まえて新たに立てた施策ということでございます。

 続いて、16ページの2、重点プロジェクトでございます。

 重点プロジェクトといたしまして、子育て先進区の実現、それから地域包括ケア体制の実現、この二つを設定いたしました。

 その設定の基本的な考え方といたしまして、一つの部で対応できる課題ではなくて、組織横断的な政策課題に対して設定をいたしました。その課題に対して組織横断的に対応することで、相乗的な効果を発揮できるということが一つ。それから、そのような庁内の連携にとどまらず、区民、団体、事業者などの関係機関との協働・協創といったものが必要となる取組である。その2点の考え方に基づいてこの二つを設定したということでございます。

 続いて、3番、区政運営の基本方針でございます。

 基本構想検討案におきまして、区政運営の原則を記載しておりますが、そちらを基に、構造改革の趣旨も踏まえまして、地域と協働・協創する区政運営の実現、社会の変化を見据えた質の高い行政サービスの提供、危機の発生に備えた体制の強化ということで、三つにまとめてございます。

 その次のページの財政運営等の考え方、こちらも併せて基本構想のほうには原則として書いてありますが、次のページがその財政運営等の考え方でございます。

 (1)財政運営の考え方といたしまして、特別区民税、特別区交付金などの一般財源を基本に財政運営を行う、また、基金と起債をバランスよく活用する、決算剰余金は基金を積み立てるなど、そういったことを記載しておりまして、⑥番ですが、新型コロナウイルスの影響による財政状況を考慮し、当面の間、基準となる一般財源規模を基に、歳入規模及び歳出の事業費を一定規模に保つということで書いてあります。

 (2)基金活用の考え方といたしましては、歳入が基準となる一般財源規模に満たない場合には、不足分を財政調整基金から繰り入れることなど、そのほか、減債基金や特定目的基金の考え方についても記載をしております。

 (3)起債活用の考え方といたしまして、公債費負担比率(中野区方式)で10%程度を上限として運用することなどを記載してございます。

 財政の見通しにつきましては、素案でお示しをしたいと思います。

 それでは、初めの資料にお戻りをいただけますでしょうか。

 今後のスケジュール予定といたしましては、これまでと変更はございませんで、1月に素案、6月に案をお示しして、8月に策定したいと考えてございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はございませんか。

内川委員

 先ほど大内委員からも発言がありましたけれども、基本構想ができてから基本計画ですよね。その基本的なところを答えてもらえますか。

永見企画部基本構想担当課長

 基本構想につきましては、来年の第1回定例会で議決をいただきたいと思っておりまして、そちらを受けて8月に基本計画として策定したいという考えでございます。

内川委員

 同時並行で物事が進んできちゃっているのかなと感じるんですけれども、これは別に問題ないんですか。

永見企画部基本構想担当課長

 基本構想を検討するに当たりまして、具体的な中身である基本計画の検討というものがどうしても必要だと思います。これまでの構想、計画の改定に当たっても同様のプロセスで進めてきたということでございます。

内川委員

 基本計画は委託されていますよね。どの部分を委託しているんですか。

永見企画部基本構想担当課長

 委託については、ここの部分が委託ということではありませんで、今回の骨子についても現在作成中の素案についても、職員が基本的には作成しております。

 職員が作成したものに対して、委託事業者が内容を見て、足りない視点であったり文言であったり、そういったところについて助言などをいただきながらやっているということでございまして、今後、意見交換会なども予定しておりますが、そういったところについても支援を受けるということで想定をしております。

内川委員

 今のお話を聞いていると、逆じゃないかなと思うんだけど、委託で出来上がったものを、区が目を通して直していくというやり方が本当じゃないのか。だって、区の職員のほうが中野のことは詳しいじゃないですか。そう思いませんか。

永見企画部基本構想担当課長

 区の職員が資料を作成して、補助的に委託事業者が関わっているということでございまして、委託事業者は区の仕様書に基づいて業務をするものですので、出してきたものを区が点検するということではなく、区が主となって作成して委託事業者がそこに関わるというやり方でやっております。

内川委員

 ということは、最終的には委託事業者のペンが入ったものが正式な中野区の基本計画になっちゃうんですね。

永見企画部基本構想担当課長

 委託事業者の意見というものは受けますが、最終的には当然区で決定したものが基本計画になるものでございます。

内川委員

 さっき言ったことと違うじゃないですか。区でまずもんだものを委託業者に渡して、そこでいろいろチェックしてもらうんだとさっき言ったばかりじゃないですか。違うんじゃないの。

永見企画部基本構想担当課長

 区で最初に作成をします。それに対して委託事業者が様々な知見などを持って確認をして、戻ってくる。それに対して区で、そのまま受け入れてそのままにするわけではなくて、最終的にどう反映して文章にするかというのは区で決定するということでございます。

内川委員

 そこは非常に大事だと思いますので、お願いします。

 それと、見た感じで私もちょっと驚いたのは、16ページの2、重点プロジェクト、ここに二つ書いてあるんですけれども、一つが子育て先進区の実現、もう一つが地域包括ケア体制の実現。重点プロジェクトはたったこの二つだけですか。

永見企画部基本構想担当課長

 こちらにつきましては、基本的な考え方で書いてありますとおり、組織横断的な課題、また区民等との協働・協創が必要な課題ということで考えております。

 ですので、いろいろな部で実施をしている政策、施策、事業に対して、子ども・子育ての支援を踏まえて実施をする、また地域包括ケアの視点を踏まえて実施をするということで考えておりますので、プロジェクトとしては2項目でございますが、幅広い視点でのプロジェクトと考えております。

内川委員

 まちづくりに関するものがこの重点プロジェクトに挙がっていないのが、非常に私も、何でかなと思うんです。だって、これと並行して区有施設の考え方も出てくるわけじゃないですか、区有施設の計画も。

 これも非常に重点的なプロジェクトだと思うんですけれども、たったこの二つだけという理由をもう一回聞かせてもらえますか。

永見企画部基本構想担当課長

 重点プロジェクトの設定については、組織横断的な政策課題ということで、個別の部で実施をする施策というものではなくて、広い視点で組織横断的に対応していく課題ということでこの二つを挙げたものでございます。

 例えば、委員のおっしゃるまちづくりとかいったところについても子ども・子育ての視点でやっていくとか、地域包括ケアの目線でまちづくりを進めるとか、そういった意味合いで、まちづくりということが入っていないということではなく、この中で語っていきたい、そういった考えでございます。

内川委員

 これはもう骨子という形で出てきていますので、これは最終決定ですか。今日の議論を踏まえて、まだ変えていけるの。

永見企画部基本構想担当課長

 今回の別紙の資料の表紙の下のところに米印がありまして、「本骨子は現在の検討状況を取りまとめたものです。今後、さらに検討を深め、構成や具体的な内容を整理し、計画の策定を進めていきます。」と書いております。

 現在いただいている御意見でありますとか、他の委員会でいただいている御意見なども踏まえて、素案として今後検討を進めていく考えでございます。

内川委員

 最後のページなんですが、基本構想・基本計画体系(案)、一番上に「まちの姿」、その下に「重点プロジェクト」「政策」とかとあるんですけれども、どの部分までが基本構想で、どこからが基本計画の体系ですか。

永見企画部基本構想担当課長

 これは基本計画の体系ではありますが、上の「まちの姿」それから「政策」、こちらの二つについては基本構想に沿っております。「重点プロジェクト」については計画の内容ではございますが、今の2点が基本構想の内容に沿っているものでございます。

内川委員

 そうすると、この考え方というのは、まちの姿というものが上位にあって、その次に重点プロジェクト、それから政策、それから個別の施策、そういうことですか。

永見企画部基本構想担当課長

 まちの姿の下に政策が来るということはおっしゃるとおりなんですが、重点プロジェクトは横串、組織横断的というふうに表現しておりますが、のプロジェクトですので、全体にわたるような形でこのように表現をしたということでございます。

内川委員

 そうすると、重点プロジェクトが全ての政策の、横断していくものだということなんですが、下まで見ていくと、個別の施策に関しては、子育て先進区、地域包括ケア、これにまとめ上げるのはちょっと無理があるかなという内容もあるんですが、そこら辺はいかがですか。

永見企画部基本構想担当課長

 重点プロジェクトの内容については、現在検討中ということでございますが、5年間で力を入れて取り組んでいく施策について、下に書いてある施策の中から、特にこれが子育て先進区の実現に資する取組であろうとか、地域包括ケア体制の実現に資する取組であろうとか、そういったものを精査して一体的に示すということで、重点プロジェクトは示したいと考えております。

内川委員

 何をするにしても予算という話になってくるんですけれども、17ページの4の財政運営の考え方のところに、⑥、「財政調整基金等の積立や取崩」と書いてあります。たしか行政報告の中には取崩しは行わないとあったと思うんですが、いかがですか。

森企画部財政課長

 令和3年度の予算編成に当たりましては、まずは、財政調整基金からの取崩しを前提としないで経常経費の見直しをしていくということでスタートしているということでございます。

 最終的に、全体を精査する中で、真に必要なサービスに対しては基金活用も考えていく、対応していくということでございます。

内川委員

 行政報告には取崩ししないと書いてあったんだよ。でも、ここでは「取崩による」と明言しちゃっているんだよ。整合性が取れないじゃないですか。いかがですか。

森企画部財政課長

 基本的には、行政報告で述べたところ、また予算編成方針で述べたところについて申し上げると、最初の段階から財政調整基金からの取崩しということについては想定しない、前提としないというところでございますが、予算編成を進めていく中で、必要な経費、必要な事業といったものについて、これは対応していく必要があるということについては、当然のことながら財政調整基金の繰入れもしながら対応していくということでございます。

内川委員

 では、すっかり考え方を変えたということだね。だって、そうでしょう。行政報告に書いてあるとおりだったら、ここに取崩しなんて言葉は出てこないはずなんですよ。そう思いませんか。

森企画部財政課長

 もともと、全く財政調整基金を取り崩さずに、いわゆる一般財源のみで区政運営を行っていくということで、そこを崩さないといったような御説明をしたというところは、ちょっとそういう想定はしておらず、経費、必要な見直しは行っていく、一般財源の歳入の想定の中になるべく収めていくということで、当然予算編成、財政運営は行っていくということが前提なんですが、繰り返しになりますが、最終的にどうしても必要になってくるということになった場合については、当然、取崩し、基金活用ということも考えていくということでございます。

内川委員

 最終的にはやむを得ないこともあるかもしれないけど、この骨子の段階で取崩しという表現を入れるのはいかがかなと思いますよ。これは削ってもらえますか。要望です。

立石委員

 私もちょっと気になるのが、財政運営のところで、今まさに構造改革で方針を策定している中で、基本計画は5年間で前半2年、後半3年ということで、まさに前半の部分というのは構造改革のプログラムの実行期間にかぶるわけですよね。

 その中で、今この財政運営の視点で記されている一般財源規模の考え方も、これは今まで使われていたもので、今後この2年間、3年間厳しくなっていく状況で、前半に関しては、まだ後半の見通しが分からない中でもより厳しく財政運営の視点を入れていくとか、そういった形での考え方が必要なんだと思うんですが、そこについてはいかがですか。

森企画部財政課長

 基準となる一般財源規模につきましても、従来から採用してきたところでございますが、こういう状況下でございますので、まずはこれまでの考え方を踏襲した形で、一定の基準を持って、そこを財務規律として運営していくということでここには記載させていただいております。

 委員おっしゃるように、令和3年度もそうですし、令和4年度の辺りも厳しい状況下において、こういう基準を設けつつ、構造改革の視点も踏まえながら、持続可能な区政運営についてはしっかり考えて、厳しく対応していかなくてはいけないと考えております。

立石委員

 この前半、特に2年というところはより厳しく基準を設定していただきたいと思います。

 また、構造改革の視点という意味で、今回施策が出てまいりまして、その下に事業という形で様々な事業がひもづいてくるんだと思うんですけれども、まだ今は事業の再編を検討している過程の中で、基本計画を新たにつくる過程の中で既存の事業を再編していくとかいったことも今まさに検討するべきだと思うんですが、そこについてはいかがですか。

永見企画部基本構想担当課長

 基本計画の骨子でお示しをしている56の施策、その下にそれぞれの取組がぶら下がるような形を考えております。

 この施策そのものについては、区として必要な施策であると考えておりまして、それを実現するための手法として、取組、事業があるということでございます。

 その事業のやり方を効果的、効率的に実施していく、もしくは内容を見直していくということが構造改革であると考えておりますので、政策、施策の体系の中でどのように事業を実施していくのか、場合によってはスケジュールを遅らせるとか、そういったところについて表現をしていくということで考えております。

立石委員

 再編あるいは執行の時期というのをぜひ検討していただきたいと思います。

 それと、今後、基本計画の素案が出てくる段階で、各施策のロードマップ、前半、後半こういうふうに施策を進めていきますよというのが出てくるのかなと思うんです。

 総合計画で、個別計画が各施策ごとにまたつくられて、個別計画がある部分については具体的にどういう内容がどういうスケジュールで進んでいくのかというところが明らかになるわけですけれども、個別計画がつくられない分野の施策とか事業のところについては、基本計画で何か補足されたりとか、そういったイメージはあるんですか。

永見企画部基本構想担当課長

 基本計画の下に個別計画がないものということなのかなと思いますけれども、当然、基本計画で大きなところの柱は決めていますので、それに沿って、もしそれよりも詳細にスケジュールを示す必要があるということであれば、個々の部で、個々の委員会のほうで御報告しながら進めていくものだと考えております。

立石委員

 最後にします。1ページのところに、まち・ひと・しごと創生総合戦略としての内容を備えるものとするというふうにありまして、私、予算総括質疑の場で、こちらは交付金等の対象になるのかと質問させていただいて、交付金の対象事業との調整を行い、国の動向を注視し活用を図ってまいりたいというふうに答弁をいただいているんですけれども、少なくとも今の段階でその動向が分かるものなのか、あるいは、その動向を踏まえてそういった施策を検討できる、具体的に今しているのかというところをお聞かせください。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 今回、御案内のとおりまち・ひと・しごと創生総合戦略の内容を備えることとしておりまして、実際に、この戦略をつくることによって地方創生の事業の活用ということが可能になるだろうと思っております。

 今後取り組むに当たっては、そういったことも視野に入れながら進めていきたいと思っております。

立石委員

 ありがとうございます。

 補助金の獲得が目的になってしまうと本末転倒ですので、当然、中野区の方向性と合うもので活用できるものがあれば、ぜひ積極的に活用していただきたいと思います。要望です。

酒井委員

 今回、骨子ですので、今後素案を1月に示されるということなんですけれども、素案の中では、財政見通しなんかも示される、それからまた、過去の10か年計画だと起債の計画とかいろいろとあるんですけれども、そういったものも示されるというふうな考え方でいいんですか。

永見企画部基本構想担当課長

 委員のおっしゃるとおり、お示しをする考えでございます。

酒井委員

 今、まちの姿、政策、施策があるんですよね。その下に事業がぶら下がっていくようなイメージ、それも素案で示される、そういう理解でいいですか。

永見企画部基本構想担当課長

 取組という名前で今考えてはおりますが、大きな塊で事業ということで、何とか推進事業とか、そのような形で施策を実現するための取組内容を書いていこうと思っております。

酒井委員

 要するに、施策の下に個別具体的な取組が今後は出てきますよということだと思います。

 それで、基本計画、5年物なんですね。基本構想は10年。自治基本条例には財政見通しを踏まえてというふうなことを考えると、10年間の財政見通しといったものを示す、そういう理解でいいですか。

永見企画部基本構想担当課長

 財政見通しについては10年間でお示しをする考えでございます。

酒井委員

 それで、これは5年物で、前期2年と後期3年というふうになっておって、恐らく5年後にまた、今の記述だと、よほど大きな社会経済状況がなければ5年間そのままでいくというふうなイメージだと思うんですけれども、例えば、5年物だと3年ぐらいで他の自治体なんかでしたら一度ローリングをかけたりするのかなというふうな僕のイメージなんです。通常ならそうじゃないのかなと思うんですが、今回ローリングをかけずに5年とした理由を確認させてください。

永見企画部基本構想担当課長

 現在の10か年については、10年の計画で、5年でローリングといいますか、そういった形になっております。

 今回は5年の計画ということですので、基本的には5年間に関しては改定をしないということで、もし何か大きな社会状況の変化がなければこのまま5年間ということで考えております。

酒井委員

 ただ、今がもう大きな変化がある、激動の状況なんですよ。どんどん状況が変わることを考えると、これは5年間でずっとそのままいくのがいいのか。もちろん記述には社会経済状況が大きく変わればと書いているんですけど、それはなかなかやらないですよ。やっぱりこの辺はよくよく考えていただきたいなと思います。

 あと、中身のところで、様々あるので全部見通せていないのでちょっと確認なんですけれども、ユニバーサルデザインであったりバリアフリーというふうな表現は入っていますか。

永見企画部基本構想担当課長

 施策の1番の黒丸の二つ目のところに「ユニバーサルデザインの意識を深める」ということで書いております。

酒井委員

 これ、意識を深めるだけなんですよ。実際のハード面についてそういうふうな記述はあるんですか。

永見企画部基本構想担当課長

 ユニバーサルデザインにつきましては、ハード面もソフト面も、あとハートというのもありますけれども、総合的な考え方というふうに考えておりますので、こちらの中で表現をしていると考えております。

酒井委員

 これを見ると、「区民等がユニバーサルデザインの意識を深める取組を進めます。」ユニバーサルデザインというのはハードとハートですよね。ハートのところなんですよ。じゃ、実質的なハード面というのはどこにあるのかなと思って今お尋ねしたんです。

 それともう1点なんですけど、哲学堂であったり野方配水塔がありますね。そういう文化財に関する保護の記述は入っていますか。

永見企画部基本構想担当課長

 文化財につきましては、施策6の2個目の黒丸でございますが、「中野らしい歴史・伝統文化の保存」というところで記載をしております。

酒井委員

 これだとあまり読み取りづらいなと思ったんですよ。要するに、区として、まさに今議論されている旧中野刑務所正門のところをどうしていくかというのは非常に大きなことで、「遊び心あふれる文化芸術をまち全体に展開する」というところから、文化財の保護に関しての考え方が僕は見て取れなかったので、担当さんがここに入っていますよと言うんだったらそれでいいんだろうと思うんですけれども、確認をさせていただきました。

 次に、財政運営の考え方でお尋ねいたします。起債のところが、今回、今までの10か年と比べて「後年度に生じる利子の負担も考慮した起債活用を行います。」というふうに追記されているんですよね。その点の考え方を確認させていただきたいのと、当然、起債を抑制できれば一番いいんだと思うんですけれども、今後の財政状況が厳しい中は、やはり起債をバランスよく活用して、財政調整基金からの繰入れを抑えるような考え方のほうがむしろ正しいのかなと思っているんですけれども、起債活用の10か年計画においての限定した記述も過去にはあったんですよ。それがなくなっておって、こういう記述が追記されているところの考え方を確認させてください。

森企画部財政課長

 起債を発行する、地方債を発行すると、当然、償還年数に応じた形で利子がかかってくるということでございます。利子については、公債費負担比率のほうの計算にも入れているということでございます。当然、いわゆる元金だけではなくて、起債を発行することによって利子の負担も生じてくるということで、そこのところもしっかり意識した上で、起債発行、財政運営を行っていく必要があるということでここは入れたということでございます。

 起債発行の考え方については、先ほども少し触れましたが、公債費負担比率(中野区方式)で10%程度ということで、10%ということを目安に抑えていくということで運営をしているところでございまして、そこのところは、今回の基本構想の骨子でも入れておりますので、当然意識した上で、起債と基金、バランスよく活用していくということになってまいります。

酒井委員

 最後にします。基準となる一般財源規模の考え方は「当面の間」と書いていますが、この当面というのはどのようにお考えですか。

森企画部財政課長

 ここはあえて当面と、先ほど立石委員の御質問でも少し触れさせていただきましたが、新型コロナウイルス感染症の状況によって財政状況が厳しい状況にあるということでございます。ですので、それが3年になるのか4年になるのか、年数的にはちょっとまだ見通せないところでございますが、一定、現状の財政運営、財務規律の考え方を意識していくというところでございまして、財政状況を見ながら考えていきたいということでございます。

小林委員

 中野区基本計画の骨子ということでありますけれども、まず、前提となる話で、この基本計画は、先ほど基本構想もありましたけれども、具体的に進めていく上での策定の位置付けというものがあります。

 この後の報告になってしまうのでちょっとどうなるか分からないんですけど、区有施設の配置、再整備、アセットマネジメント、その考え方がセットにならないと、これと一緒ならないと、全体の位置付けとして、中野区、構造改革をしようと今の区政は言っているわけで、基本構想をつくって、そして基本計画で具体的に進めていこうとしたときに、セットになってこないと、区のありようというのが、これはこれ、基本計画は計画というふうに見えて、しかしながらその基本計画の中には様々な、財政のことまで書かれているとなると、基本計画と施設配置、施設配置とあえて言うのは、次の報告がそういうタイトルになっているのでそう言うんですけれども、セットになって見比べるというか、していかないと、文字だけになってしまうというふうに見えるんですけど、その辺はいかがお考えでしょうか。

永見企画部基本構想担当課長

 委員のおっしゃるとおり、基本計画、それから施設の計画についてはセットといいますか一体となってお示しをする必要があると思っております。

 基本計画におきましては、施策の方向性というものを記載しつつ、そういった方向性に合わせた形で施設の計画が同時に示される、そのような考えでおります。

小林委員

 別な言い方をすると、これと並行して、並行というのは一緒にして、一個一個ではなくて一緒にして説明を受けると、この位置付けというのが分かるのかな。特に、区政運営を進める上で最も基本的な指針となるものという指針はあるけれども、その指針の根拠付けというのは、実はもう一方で、区有財産の扱われ方、再配置というか再整備というか整備計画というか、そういうものがないと、そこにお金がきちっと絡んでくる、要するに予算が絡んでくるというふうに思うので、もう少しその辺は一体感があってしかるべきかなと考えます。

 ということで、その上で2、3お聞きしたいんですけれども、まず、前提となる考え方で、これは区が行う、行政が区民に対して行っていくものを示していく指針、そういったことでよろしいですか。

永見企画部基本構想担当課長

 基本計画は、基本構想で描くまちの姿、それは、基本構想は行政だけではなく区民と共通の目標というふうに考えております。それを実施するために区が行うものを計画としてまとめたものが基本計画でございます。

小林委員

 といいますのは、ここはこうやりますよというよりも、こういうまちの姿になっていますという感じで、それは主体者が行政、基礎自治体としての区なのか、それは区民がやることかと考えてみないといけないような表現がすごく多いように見受けられるんですね。主体者が、それは区民がやるべきことなのか行政が行うことなのかというふうに思いました。

 例えば、何々を進めますと。進めますというのは、区が進めるのか、そこに一緒にいる区民も一緒に進めるのかというのが、示されている骨子の中では読み取れないということがあります。

 例えばの話ですけれども、幾つかある中で、4ページの政策2の中の施策3、地域における人のつながりと愛着が生まれる環境づくり。これは誰がするのというようなところで、例えば、黒丸が三つあります。「中野のまちに関心を持ち、区や地域を身近に感じることができるための取組を進めます。」これは誰が取り組むの、進めるの、区が進めてくれるの、私たちがやるのというところが見えてこない。

 二つ目でいうと、「ご近所同士のつながりやあいさつ等、互いの顔が見え、困りごとがあった時に助け合えるような人間関係が構築される取組を進めます。」これは区民が進めるの、区がそうしてくれるの。三つ目に、「経験・課題を持つ人同士がゆるやかにつながることができる機会・場づくりを進めます。」誰が進めるの、誰がその場をつくるのと。

 一方では、考えたときに、見守り、支えあいの条例なんかがあります。そうすると、それは今、地域の方々、町会・自治会の方々に任されている部分もあります。そして、それを区がきちっと一緒になって取り組んでいる部分もあります。ということを考えると、この辺が非常に分かりにくい。これは今一例だけです。まちづくりでもあるし、子育てでもあります。主体者がきちっと、区がこれをやっていく、区民とともに一緒にやっていく、区民がやっていくというところがなかなか見えてこないように思ったので、その辺の表記についても、全体的な話ですけれども、しました。

 もう1点確認です。8ページの政策9、施策25の黒丸2つ目のところに、「子育て家庭にとって魅力的な施設や子育て家庭にやさしい店舗の充実を図ります。」これは意味が全く分からないんです。これについてはどういった意味になるんでしょうか。

永見企画部基本構想担当課長

 まず、表現として、区がやるのか、区民の皆様がやるのかということですけれども、大きなところで、今回、基本構想において協働・協創ということを大切にしたいと考えております。

 そういった中で、区が事業、取組を進める中においても、地域の皆様が実際には取り組まれる、それについて区が支援をするというような内容も含まれております。もしかしたら直接的にやるのは地域の方々かもしれませんが、区としても、区がやるべきことをやるというような形でこのような記載をさせていただいているものでございます。

 それから、施策の25につきましては、例えば、施設といたしましては子育てひろばとか児童館とか、そういったものについても考えているところでございます。また、店舗については、例えば子ども関連の商品やサービスを取り扱う店舗とか子ども連れで入りやすい店舗とか、そういったものを充実していけるような情報発信とかを考えております。

小林委員

 「やさしい店舗」って何なの、優しくない店舗があるのという、全然意味が分からないんですよね、「やさしい店舗」。怖い店舗、入りにくい店舗なんかがあるのか。優しくない、今、中野はそういうまちなのというふうに思うんですね。

 要するに、今までの新しい中野をつくる10か年計画でうたわれてきたことを、全くここで新しく中野区の基本構想、基本計画によって変えていくというのであれば、もう少し見えるというか、骨子だからと言われれば骨子なのかも分からないんですけれども。

 なので、さっき言った区有施設、その他のものも含まれますけれども、それがきちっと並列になったときに初めて両方が関連づけられてこれを見ていけるのかなという思いもあったので、それをあえてさっき言って、そうした上で、こういう表現についてももう少しきちっとしてほしいなと思います。

 もう1点、分からないことで、これは教えてください。2ページのところの(5)番に「新型コロナウイルス感染症」とありますけど、これまで中野区の公式的なものについてはBCPがあったと思うんですけれども、そこでは新型コロナウイルスという名前ではなくて新型インフルエンザ、インフルエンザの総称として呼んできていた。

 今回、COVID─19という新型コロナウイルスについては、例えば、ある意味ではインフルエンザ何とか型というのと多分同じような、スペインとか、そういったものであると思うんですけれども、あえて新型コロナウイルス感染症という名称にしたのは、どういった意味なんでしょうか。ほかの感染症も今後出てくることも想定されるし、そういったときに、これだけに限定しているのは。

永見企画部基本構想担当課長

 こちらの項目につきましては、近年の社会状況の変化という項目でございまして、委員のおっしゃるとおり、感染症というのは当然新型コロナウイルスだけではありません。ですが、近年発生した中で大きな出来事として、新型コロナウイルスということでこちらには特定して書かせていただきました。

 一方で、施策の内容でございますが、施策の55の感染症の予防と拡大防止、これは特出しをした施策でありますけれども、こちらには「新型コロナウイルスなど」ということで、それに限らず様々な感染症に対応していく施策ということで取組を記載していくという考えであります。

小林委員

 私も次に55番のところを聞こうと思ったんですけれども、保健所がこれまで担ってきた、これまでというのは、この10か月、今年の1月、2月から今日現在まで担ってきた役割というものがあると思います。

 そして、それに関わる感染症、それに関わるというのは、今回でいうと新型コロナウイルス感染症、COVID─19ですけれども、今おっしゃったように、「など」という中には新たなもの、それからこれまでのもの、そういったものがあるわけで、その辺についても、公衆衛生的な表現というのがもう少しここに加わっていてもいいのではないのかなと思ったものですから、改めてそれについて確認をさせていただきました。

 それだけに限定されない、つまり、ほかにもあるよね、もしかしたらもっとたくさんのものが出てくるかもしれないよねとなったときに、国では今積極的な公衆衛生の追跡調査までしていきながら事を進めていこうというふうに言っているわけですから、それは本当に特異まれな今回のことなのかもしれませんけれども、そういったことについてもきちっと位置付けをしていく。発生拡大予防の取組、それだけのことではないのではないのかな、この新型ということについて。これだけ世の中がパンデミックな、世界的に、区も地域も職場もということを考えると、もう少しそういった意味では深めていいのではないかなと思ったので、伺いました。

 最後です。となると、最後のページの計画体系なんですけれども、その辺がもう少し、幾つか言ったんですけれども、表現の中に入ってきてもいいのではないか、この施策1から56まで、その言葉の中にもう少しそれが分かるようなものが入ってきていればいいのではないかなと考えたんですけれども、いかがでしょうか。全体的なことを今聞いています。

永見企画部基本構想担当課長

 感染症の関係ということで、新型コロナウイルスの発生によりまして、区が取り組んでいく事業などについても、全体的な、大きな影響を受けるものと考えております。

 施策の名称、方向性そのものについてはこのような記載にはなっているところではございますけれども、実際に素案として作成する際には、現状とか課題とかいったものは分析する考えでおります。

 そういったところに様々な影響についても記載していきながら、計画として、全体として捉えているというような形でお示しをしたいと考えております。

白井委員

 まず、2ページのところからお話を伺いたいと思います。

 区を取り巻く社会状況の変化、5項目並べられています。

 一番下から行きます。今、小林委員からもありましたけれども、新型コロナウイルス感染症の影響による社会の変化についてというのが、区を取り巻く状況の中、1項目、五つしか挙げていない中、1項目として挙げられています。具体的中身を読むと、施策の55番、先ほど我が会派の小林委員が指摘したところなんですけれども、ここに加筆されています。

 私が聞きたいのは、区を取り巻く状況の1項目に挙がっているこの中で、具体的に反映したものが多分この55番になるんでしょう。逆に言うと、この影響は非常に大きいんです。

 今後5年間の区政を描くに当たって、全体的なことを言うと、当初考えていた基本構想、基本計画では賄い切れなくなって、新しく加えなきゃならなかったもの、または、いや、この期間で、10年間の基本構想、また基本計画として5年間を描くに当たって、これは次の5年では描けないと思って削除したもの、こういうものがあるのかどうか確認させてください。

永見企画部基本構想担当課長

 新型コロナウイルスの影響は区政全般にわたるということで、今回55の施策、施策名称としてはそのような形で表現されておりますけれども、かなり多くの施策に影響する話であると考えておりますので、多くの施策の中にそういった影響については記載をしていきたいと考えております。

 一方で、影響というところで、これまであった施策そのものを廃止するとかいうものについては、施策の実施の仕方とかオンラインの活用、そういったところは多く影響しているのかなとは思いますけれども、施策自体を廃止するとかいったものについてはございません。

白井委員

 区政を取り巻く社会状況の変化、五つ挙げている中で一つ挙げているんだけれども、コロナ禍の影響が発生していて、より感染拡大が広がっている、まだ全容もつかめないぐらいの状況の中、基本構想、基本計画を立ち上げなきゃならないというこのタイミングにあって、本来であれば、施策の大きな見直しもやらなきゃいけないんでしょう。だけど、今の話だと、やっていませんと。やる必要はないということですか。

 コロナの前の状況と、基本構想、基本計画に大きい変更がなくて大丈夫という認識なんですか。普通に考えると、これだけ大きな影響なんだとわざわざ挙げているわけでしょう、五つしかない中。となると、当初こう考えていたんだけれども、これは変更せざるを得ないというのがあってしかるべきだと思うんですけど、ないんですか。

 逆に言うと、こうも思っているんです。スパンが長いから、5年、10年だから別にそのままでいいとなると、影響が大きいんだとわざわざ挙げているんだけれども、実際、本当にどう勘案したというところがないんじゃないんですか。項目を1項目の事業として加えれば、基本構想、基本計画の大きな筋書きは書けると描いているんじゃないんですかということを確認させてください。

永見企画部基本構想担当課長

 施策そのものを廃止するとかいったものについてはございませんが、いずれの施策も区として進めていくということで考えております。

 その一方で、社会状況の変化の中でも、外出であったり移動、教育、経済、医療など、そういったものが現在存在しますし、新しい生活様式の中で少し形を変えた形で今後も存在し続けるということであると考えております。

 そういった中で、施策そのものは、方向性として実施はするけれども、どのような課題があるのかということについては計画のほうに記載をさせていただき、また、なかなかまだ終息というものも、いつ頃になるのかはっきり分からない状況でもありますので、そういった状況を見据えながら、そのときに必要な取組を進めていくということで考えております。

白井委員

 この話をやっていると進まなくなるので、個別の取組のお話はこれから出てくるんでしょう。本来、そこへ影響がないわけがないので、本当は精査した上でやる必要があると思います。

 同じような角度でもう一つ聞きます。

 1個目に、影響のあるもの、中長期的な人口構造の変化だと言っています。今後の区政を考える上で、ここは避けて通れない、いの一番なんでしょう。にもかかわらず、まだ出てきていなくて、どうして次の素案の段階で表すなんですか。区を取り巻く状況だと言っておきながら、ここも出てきていないんです。違いますか。

 逆に言うと、次の第1回定例会で出すって、あと数か月後なんですよね。そうしたら、今出せない理由というのは何ですか。

 逆に言うと、背景があって言っているんでしょう、今のコロナの問題も。こうやって影響が大きい、だから区としてこう変えなきゃいけないんだとか、こういう変化をしなきゃいけないんだ、人口構造もこうなる、だからこの課題を捉えて区としてこうやるんだというはずなんですけど、背景すら出てきていないと、我々、全容の問題の課題の捉え方が違うのに、どうしてないのでしょうか。

永見企画部基本構想担当課長

 人口構造の変化については、大きなところでは、人口減少が全国的に進んでおり、中野もいずれ減少していくことであったり、高齢化、少子化、大きなところでは傾向として見えているということでございます。

 一方で、新型コロナウイルスの影響などもあり、今年に入ってからそれまでの増加傾向がちょっと減少というような状況もあるということで、現在、住基情報などを毎月確認しながらどのように推計をお出しすべきかということについて検討しているところでございまして、今回の骨子の中ではお示しをせず、もう少し見定めた上で素案の中でお示しをしたいと考えたということでございます。

白井委員

 だから、そこは、それは1年も2年も検討をずっとやっているんだから数字の変動もあるでしょう、見通しも変わってくるんだから、表す必要はあるんだと思っています、現段階の最新のものというのは。

 そうしないと、同じ角度でと言ったのはここなんですよ、区として、取り巻いている背景状況がこうなんだ、大きな要因なんだと挙げておきながら、その資料が示されないまま基本構想、基本計画が描かれていて、人口がどういう変動値をたどろうが、基本構想、基本計画、変化なしなのかというところになるんですよ。

 こうなるから基本構想、基本計画を変えていく必要があるんだという根拠になるわけでしょう。一体どうなるんだというのは出てこなくて、最後に出来上がったものに合わせてこれですと言われても、課題の捉え方ができないんだ。区がわざわざ挙げているんですよ。五つしかない中の今二つ聞いたんですよ。ないんじゃないんですかという話をしている。

 資料は提示されていない、変化があったものは具体的に何ですか、変更したんですかと言ったら、していないと言われると、じゃ、この示されているものは何なんですかとなりませんかと聞いているんです。どうでしょうか。

永見企画部基本構想担当課長

 人口については、先ほど申し上げたとおり、素案でお示しをさせていただきたいということで考えておりますが、素案でお示しをする際には、人口推計と併せて各施策の、新型コロナウイルスの課題とか、そういったところも全体をお見せするということでしっかりお示しをしたいと考えております。

白井委員

 他の委員の方々はどうか分かりませんけど、私は、一度に示されても、正直、分析は難しいなと思います。根拠となる背景の資料も最後のジャッジのタイミングも今頃示されるんですかとなると、何をもって判断しろと言われているのかと思います。

 次に続けます。計画期間。先ほど酒井委員からもありました。私もこれを見たときに、ローリング自体はやるものだと思っていたんですよね。ローリングをしないという答弁だったんですけど、5年間このままで問題ない、社会状況に大きく変化があった場合などに初めて見直すと言うんですけど、先ほどの答弁で間違いないでしょうか。

永見企画部基本構想担当課長

 実際に施策を実現していくに当たっての事業の手法であったり、個別の事業を場合によってはやめたり、そういったことは5年間の間にもあるのかなとは思っております。

 基本計画におきましては、取組内容ということで、一つひとつの事業全てを書くということではありませんで、こういったことを推進する事業とか、そういった形で表現することを考えておりまして、それを実施するに当たってのやり方について、変わるということは計画期間中についてもあるのかなと考えております。

白井委員

 大した自信だなと思いますね。我々が描いた区の基本計画は5年間ですよ、その5年間は社会状況が大きく変化しない限り問題ないんだというふうに聞こえるんですよ。

 違うんじゃないですか。区が描いた計画を5年間やってみて、実際の計画と、実際にその計画を遂行するに当たって社会構造とずれてくるから見直しをしなきゃいけないんですよ。社会が、構造が変わらなきゃ我々の計画は変わりませんとなると、ちょっと何か言い方が違うんじゃないかな。だからローリングをかけるんじゃないですか。

 しかも、今回は、計画期間5年のうち、前期を2年として後期を3年とするんでしょう。どうして前期を2年、後期を3年として分けているんですか。この分けた根拠を聞かせてください。

永見企画部基本構想担当課長

 こちらにつきましては、新型コロナウイルスの影響というのもありまして、前期2年については、財政規模を抑えながら実施をしていくということで考えております。3年目ということで、現状、その辺りから新規事業の実施とか、基本計画の具体的な中身がある程度の予算の規模で実施できるのかなと考えておりまして、そういった考えに基づいて2年、3年ということで考えておりますが、当然、2年とか厳密に決められるものとは限りませんので、この2年、3年のスパンの中で実施をしていくということで考えております。

白井委員

 実際に正しいかどうか分からないですけど、今回の影響、少なくとも2年間は財政的に非常に苦しい状況にあって、区政の基本計画ということでここに描こうとしているこれからの事業が、なかなか進捗が見込めないというふうに見ているんじゃないかなと思うんです。だから、取りあえず2年間はほとんどブランク状態で、3年後ぐらいから何とか動かすことができないかなという希望的観測というふうに私は見ているんです、この2年、3年の分け方というのは。

 となると、描いているんだけれども、2年間ぐらいではほとんど何の事業も計画もほぼ動いていないに近い状態ということを想定しているんですか、この2年間。2年間、影響が多かろうとも、本当であれば、そうすると、全部動かすわけじゃなくなるわけでしょう。

 何を最優先でやるの、何を絞り込むのというものじゃないと、今後5年間を描いたと言うんですけど、じゃ、この前期2年間で何をやるんだ、後期2年間、いわゆるある程度財政的な回復を見込めたときに何を動かすんだというところがないと、区政のこれからの基本計画の5年に当たれないんじゃないかと思うんですけれども、こういう考え方を盛り込むつもりはありますか。満遍なく書いておくだけですか。どうでしょうか。

永見企画部基本構想担当課長

 施策を実現するに当たっての事業の展開といった項目も設けるつもりでおりまして、その中に、前期に何を行う、後期に何を行うというような形で記載を考えているところでございます。

 前期については、取組の内容を絞り込むような形で記載をすることになるかとは思いますが、そういった段階というものは見えるような形で素案でお示しをしたいと考えております。

白井委員

 さっきから繰り返しなんですよ。一度に出されても見えなくなりますよと。背景も出てこなければ、個別の説明のものも、計画も素案でとなると、全部一緒のタイミングなんです。なかなか、全部まとめて出されても私の頭の中で判断しづらいなと言っておきます。

 長時間になって申し訳ないんですが、聞きたいことはいっぱいあるんですよね、本当に。

 個別の中身についてお話を伺いたいと思います。施策の29、高齢者を支える医療や介護・生活支援サービス提供体制の充実についてとあります。

 気になる記載は最後の、「住まいの選択ができる環境づくり」と書いてあります。これは一体何を指すんでしょうか。どのような事業を想定されているのか、お伺いします。

永見企画部基本構想担当課長

 こちらにつきましては、例えば多様な高齢者向け住宅とか介護保険の施設、そういったような様々な住まいを想定してございまして、こういったものの環境整備をすることで、選択をすることが可能になるということで考えております。

白井委員

 これは新しい施策じゃなくて、一般的な今の施設の充実というイメージなんですか。高齢者の方々が、住み替えだとか、もしくは本人の、ここに「ライフスタイルや身体機能に応じて」まで書いてあるから、より丁寧な住まいの支援策を設けるのかというふうにも思ったんですけど、描かれているイメージは現状の延長線上という感じですか。

永見企画部基本構想担当課長

 こちらにつきましては、全く新しい取組ということではありませんで、そういった施設とか高齢者向け住宅の誘導とかいったものを推進していくという考えでございます。

白井委員

 期待したんですけど、ちょっとがっかりだと思いました。新しい取組で、いよいよここに乗り出すのかなと思ったんですけど。ここはさらに今後も要望だとかをしていきたいと思います。

 42、43が防災についての話です。先ほどの五つ区を取り巻く状況の中での一つに実は防災が入っています。(4)大規模災害の発生というところから、これを受けてが42、43なんですけれども、中身がちょっと寂しいなと思います。先ほど、内川委員から重点プロジェクトについてのお話があったんですけれども、私は、むしろこの防災対策、災害対策は重点プロジェクトの位置付けかなというぐらいのものだと思っています。

 答弁の中で、それぞれの部局を横断的にやるから重点プロジェクトという位置付けだ、こんな話もあったんですけど、いや、そうじゃなくて、区を挙げて取り組むべき課題だから、もしくは、一つの部局であったとしても、それが今後の中野区政にとってとても大事なんだというのは、それは重点プロジェクトだと思うんですよね。何も横断的にやるから重点プロジェクトじゃない、と同時に、一方で、この位置付け、区は重点じゃないと考えておられるんですけれども、にしても、あまりにも寂しいと思いますが、防災に対しての取組、災害対策の取組について、改めて、区の姿勢、考え方をお伺いします。

永見企画部基本構想担当課長

 委員のおっしゃるとおりでございまして、防災については、例年区民の意識調査などを実施する中においても最も関心の高い区の施策であると考えております。実際に、木密地域とか狭隘道路、東京都の中でも危険度が一定高い地域があるという課題については十分に認識をしているところでございます。

 重点プロジェクトという中に防災という形では入っておりませんが、重要ではないということでは決してありませんで、先ほど申し上げましたとおり、重点プロジェクトについては組織横断的また協働・協創という考えの下、立てたものでございます。防災まちづくり、区の中で非常に重要な施策であると考えております。

白井委員

 突っ込みたいんですけれども、続きを行きます。

 40番、地域医療体制の充実についてなんです。「誰もが、身近な地域で安心して必要な医療を受けられる体制づくりを進めます。」というのはどういう意味なのか。もう一つ下、「医薬品の安全・安心を確保するため、事業者等への指導を行うとともに、区民が適切に医薬品を使用できるよう普及啓発を進めます。」というのは一体どのような事業を想定されているのでしょうか。お伺いします。

永見企画部基本構想担当課長

 最初の丸につきましては、地域で安心して必要な医療ということでございますが、例えば、地域の中での医療連携でありますとか、現在も行っておりますけれども、休日当番医とかかかりつけ医の普及啓発、また地域医療機関の誘致とかも検討の内容としては考えているところでございます。

 また、医薬品につきましては、医薬品の販売業者を監視、指導を行うとか、そういったことを通じて区民の皆様に対して適切な医薬品が提供されるような普及啓発を実施していくということで考えております。

白井委員

 個別の施策、四つほど聞きましたけど、要は、ここに書いてある抽象文言だと一体何をしようとしているのかがよく分からないんですよね。表現の読み取りによっては全く新しい事業を生み出そうとしているのか、いや、単なる延長線上なのかというものだから。

 今度の素案でという話なんですけど、個別にここにぶら下がる事業を書いてもらわないと、基本計画で何を書いているんだか見えないんです、これだけ出されても。

 さらに続けます。財政見通しについてのお話、この項で最後にしたいと思います。

 他の委員からもありました。現在基準となる一般財源規模が幾らかというのが分からない状態になっているんです。それを遵守すると言われても、今、どうするんですか。基準となる一般財源規模というのは、令和3年度の予算編成に当たっても定められていないんですよね。これは聞きようによっては、この後、基本計画5年間線引きするということは、5年間の基準となる一般財源規模をあらわにするということですか、どうなんでしょうか。

森企画部財政課長

 まず、令和3年度予算につきましては、歳入見通しを踏まえて687億円という基準を定めて進めているところでございまして、これについては第3回定例会で、総括質疑や一般質問などでもお答えをしたところです。それで、まず、この財務規律の考え方というのは基本的には当面の間維持していくということでございます。

 ただ、基準というのが、毎年毎年変わるというのは基準ではないということもありますので、一定、そういったところもしっかりとした考え方を持って基準を定めて運用していく必要があるということでありまして、今、今後この5年間どういう基準を定めるかというところについてはちょっとお答えはできないところではございますが、しっかりとした考え方を持って基準を定め、財務規律はしっかり確保していきたいと考えております。

白井委員

 毎年毎年変わるようでは基準にならない、そのとおりだと思います。そうなんですけど、一方で、来年度の予算編成、今編成しているんですよね、来年度の編成に当たって、示されていないんですよ、基準となる一般財源規模。毎年どころか、来年度の予算編成をしているにもかかわらず今明らかになっていない。後付けにしたら幾らでも言えるんですよ。出来上がった予算に対して基準はこれですと言われたら、もはや基準じゃないんです。

 財政見通しが非常に難しいんだけれども、わざわざここに基準となる一般財源規模を範囲内に収めると言っていて、今あらわにされていないから聞いているんです。5年後どうするか分かりませんと言われたら、じゃ、この基本計画というのは何を守ると言っているんですか。明らかにしない基準となる一般財源規模を守る、その範囲内に収めるとなってしまう。

 もっと言うと、財政フレームを描いた上で基本計画が成り立たないと、自治法に反する位置付けになるでしょう。だから、財政見通しは今後の素案で明らかにすると言うんですけれども、これも非常に大事なんですよ、バックボーンとなる。それが出てきていないにもかかわらず、この計画ですと言われると、本当にこれは実現可能性はあるんですかとなる。

 一度に出されるとよく分からないと言っているのはここだし、全容が見えないんですよ。次に出すと言うんですけど、とてつもないものを一度に出していただいているなという感じです。

 正直言うと、もう少しちゃんと、丁寧に、早く出してもらいたいとずっと言い続けているんですけど、後回し後回しになってきて、いよいよリミットまで来ているんですよ。それにもかかわらず、最終ジャッジだけ早くお願いしますと言われてもなかなかしんどいなと思います。財政運営の考え方は明らかにしていただきたいと思うんですけど、今出ませんか、どうでしょうか。

森企画部財政課長

 今、基本計画を進めていくに当たっての財政運営の考え方というのはこちらにお示ししたとおりの考え方で進めていくというところでございます。

 それで、基準となる一般財源規模については、すみません、繰り返しになるんですけれども、先ほど、今年度については687億円で進めているところですが、4年度、5年度についてはどうするかについては今ちょっとお答えは難しいところでございますが、当然のことながら、しっかりと規律ということを意識した形で運営していく必要があると思っております。

 今後の財政見通しについては、歳入の状況また歳出の状況、歳出については様々、この基本計画の事業もそうですし、あと、施設整備の配置の経費のところにかかってきますので、現状において歳入見通し、歳出見通しについてはなかなか、詳細についてはお示しできず申し訳なく思っておりますが、今回は、骨子の中でもこういったところにとどまっているところでございます。

白井委員

 すみません、何度も恐縮です。これだけ最後に。重点プロジェクトについて、ちょっと寂しいと言ったんですけど、子育てと地域包括ケアが出ています。5年間ぶら下げるのであれば、せめて具体的に何をやるのと詳しく書いてもらいたい。今までも重点化は聞いているんですけど、では、具体的に何が重点なんですか、何の施策をやることによって区は重点と言っているんですかと思います。

 地域包括ケアに関しても、待ったなしだと言っているんですけど、これは5年間ずっとぶら下げるつもりですか。高齢者の方々はもうピークを迎えるんです。一刻も早く整えなきゃいけないと言うんですけど、当初に言っている、先進的である必要は何もないと思います。本当に身近に、ちゃんとサービスを受けられる体制を整えてもらいたいと思うので。個別具体的に進める計画はこれからだと言うんですけど、重点だと言う限りはより丁寧に記載してもらいたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。

永見企画部基本構想担当課長

 重点プロジェクトということで、この5年間で取り組むべき取組内容について、しっかりと内容が見えるように、かつ、全体にわたって、区全体にわたる課題でありますので、一部のことだけではなくて、広い視点に立って、特にこの5年間で取り組むべき取組内容について素案の中でお示しをしたいと考えております。

浦野委員

 長くなっているので、1点だけ伺います。

 今の、他の委員からもありました重点プロジェクトのところなんですが、子育て先進区実現と地域包括ケア体制の実現、これ自体は否定するものではないと思っています。

 ただ、やっぱりちょっと違和感を感じるというか、今白井委員からもありましたけれども、2ページ目の社会状況の変化の中で述べている五つの中で、例えば、今災害のお話がありましたけれども、災害が起きているいろんな前提として、気候変動の問題もかなり大きいと思うんですね。それによって異常気象やこの間の大きな台風とか自然災害というものが起きている中では、やっぱり防災、災害のところが、今の質疑の中でも、ここにないから別にやらないわけじゃない、大事なものの一つだという御答弁はあったんですけれども、どうしても重点プロジェクトというこの二つだけが出ると、少し違和感を私も感じています。

 この五つの中の一つにも大規模災害の発生というのがあるので、特に気候変動の問題というのは、5年、10年の中で見ていけば、目標をしっかり立てて、その達成のためにどうしていくのかというのは具体的にやっていく必要が、もちろんこれだけではないですけれども、あると思っていて、重点プロジェクトの考え方の中で、ほかの部署、全体的に、庁内的にもいろいろ議論されてこの二つに絞ったという、そのところをお聞かせいただけますか。

永見企画部基本構想担当課長

 重点プロジェクトということで、重点というのをいわゆる重要というふうに定義づけた場合には、皆様からおっしゃっていただいているとおり、重要な施策ばかりであるというふうには考えております。

 そういった中で、どういった視点で重点的に取り組むプロジェクトを選ぶべきなのかという中で、基本的な考え方にありますように、組織横断的政策課題ということで、庁内の連携であったり、基本構想の大きな考え方の一つである協働・協創といったものが重要であるというふうに捉え、そういった目線で全庁の課題を見渡したときに、この二つのプロジェクトということで設定をすることになったということでございます。

浦野委員

 御説明の中身は分かるんですけど、でも、例えば災害とか防災のまちづくりも区として目指していくものがあって、当然これも区民の皆さんに協力をいただいて、そういう意味では協働・協創で一緒に、区だけではもちろんできないことだと思っているので。

 そういった中では、この二つだけだとどうしても違和感があるので、先ほど御答弁でもあった、区民のアンケートの中でも防災は毎年トップで、区民の方の意識も非常に高い分野だと思いますから、そういう中で、特に今の異常気象での今後5年、10年という中ではより大事な分野かなと思いますので、そこはぜひ改めて検討していただきたい。これは要望にしておきます。

大内委員

 先ほどの基本構想の話の続きなんですけど、今回コンサルに頼んでいるでしょう、基本計画。どの部分を頼んでいるんですか。

永見企画部基本構想担当課長

 いわゆるここからここまでがコンサルに頼んでいるという分け方ではありませんで、例えば今回お示しをしている骨子についても、職員が作成をしております。

 例えば、この骨子を作成するに当たって、同時進行で今後お示しする素案についてもつくっているわけですけれども、素案についても職員が書きつつ、その内容を委託事業者のほうで、他の自治体のいろんな知識とかを用いて、こういったところもあったほうがいいんじゃないかとか、文章の書き方が区民にとって分かりやすい、分かりづらいとか、統一感がある、ないとか、グラフが今回あるんですけど、それの見せ方がどうだとかいった指摘、そういったやり取りを通じて、最終的にまとめていく、そういったやり方で関わりながら進めております。

大内委員

 今までそういう基本計画をコンサルに頼んだということがないから、今回どこが違うのかな。

 経費的には800万円、人件費で1人分ないぐらいなんだけど、わざわざ頼んだということで、要するに、今までとどこが違うんですか。進め方も含めて、何がどう、表現の仕方も、この辺がやっぱりコンサルを入れたからとか、そういうのはあるんですか。特にない。

永見企画部基本構想担当課長

 基本的には職員が進めつつ、補助的に委託事業者が関わっているということではありますけれども、例えばほかの自治体の情報とかは豊富に持っていたり、そういったところもありますし、表現の仕方とかも、他の自治体とか計画づくりというものに精通をしている中で、有意義な指摘を受けながら進めることができているのかなと考えております。

大内委員

 それ以上はいいけど。先ほど、白井委員のほうから人口推計について出ていたんだけど、中野区の財政フレームが、この間、8月に示されているんだけれども、その財政フレームを基にして基本計画というのを考えないと落とせないでしょう。

 それはちゃんと、コンサルの人も含めてなんだろうけれども、財政フレーム、まだはっきり予想はつかないけども取りあえず8月に一旦出したものがあるんだけれども、そういったことを基本にして基本計画のほうに落としていくんですか。

永見企画部基本構想担当課長

 今、基本計画の素案ということで、こういった事業展開で5年間やっていくというのを各部とやり取りしております。

 そういった中で、前期の2年については新規事業はかなり抑える形で事業展開を組むように依頼をした上で出してもらって、区長のヒアリングなども経ながら、最終的にこういった事業の展開でやっていくというところを調整しながらやっております。そういった大きなところでの財政状況を踏まえて組んでいるところでございます。

大内委員

 そういう答えになるんだろうけど、要は、今年度に関して、財政フレームも含めて、基本計画は来年から発表されるわけだから今年は関係ない、今年は別にこの書いてある基本計画とは関係ないんだと。今までの基本計画とは言わないけれども。

 今の財政の、あるいは企画の動き方というのは、来年の、この基本計画をつくっている、それとは全然違うんですか。来年になったらばたんと変わるわけ。

 今年から、これから始まるであろう基本計画で策定されるであろう中身を念頭に置いて今財政運営をやっているの、特に後期に関して。財政状況が、ある程度財政フレームを示したぐらいだから。来年は来年なんだ、今年までやった事業は今年で、来年になると基本計画に沿ってやるんですよという考え方なのか。

森企画部財政課長

 今、基本計画を検討しているところでございますが、今年度についても、今後厳しい財政状況が見通されるところでございまして、一定の予算執行の調整といいますか、進めさせていただいたところでございます。

 ですので、そういったところも踏まえながら基本計画の検討も進めておりまして、基本構想担当課長からも答弁があったように、3年度とか4年度についてはなるべく財政支出を抑えてくるというような検討も進めているところでございますので、完全に今年は今年、来年は来年というようなところで進めているわけではございません。

大内委員

 そうすると、例えば施策19のところに「良好な学校教育環境を整備するため、学校再編や学校施設の改修・改築を着実に進めることにより、適正な児童・生徒数や学生数を確保するとともに、学校施設・設備等の維持・向上を図ります。」

 今年、ほぼ止めちゃっているんじゃない。来年から再開するということなの。あるいは、平和の森小学校も開校がいろんな状況によって3年ないしそれ以上遅れるだろうと言われている。これは、今年は今年決めちゃうから、来年からはこの方針ですよということなの。

 だって、今年これは守っていないじゃない。刑務所の門に関してはいろいろ、まだこれからどうなるか分からないから、それでも文化財的価値があるということで、移設に関して今別に言うつもりはありません。ただ、これが書かれると、少なくとも、あれで3年遅れるのはもうちょっと地域に説明しなきゃいけない。ここに書いていることと違うからね。

 あと、本郷小学校を止めた。それもここに書いてあること違うことをやっているんだ、今年。これについてはどう説明するの。いや、書いてあることはいいんだけど、今年やっていることと違うんじゃないですかと言われないか。

永見企画部基本構想担当課長

 学校教育環境の整備ということで、そちらについては着実に進めるという方向性はある一方で、財政状況も踏まえて、バランスを取りながら進めていくということで考えております。

大内委員

 じゃ、10か年フレームの中に、平和の森小学校の買入れ約113億円、入っているか。学校施設整備基金も5年で底をつくよね。財政調整基金で買うのか分からないけども。それはちゃんと基本計画で示されるの、分かるの、できるの。そういうのができると思うから昨日購入に関して賛成しているけれども、ちゃんと考えてやっているの。今そういうふうに言っていたよね、考えてやっていると。

 そもそも、財政状況も大きく変わっちゃうんだ。基本計画がその上で書かれると言うんだけれども、そういったことが、いいこと書いてあるけど今年やっていないじゃないかという話になっているんだよ。今年できないのが来年できるのか。これに書いてあるからといって、財政のことを無視してできるのか。多分、本郷小学校を止めたのは財政的な、一時的な理由だと思うけれども、ここに書いてあることは、そういったことの裏付けがないんだ。それとどう整合性を取られるんですか。頑張っていくというだけ。

高橋企画部長

 今、具体的に御指摘のありました、学校の今後の老朽化に対応する整備等についてでございますけれども、今回一般質問のやり取りでも触れさせていただきましたけれども、今後の整備が着実に進められるよう、改めてスケジュールのほうを見直しているところでございます。

 その見直しをするために、今年度中野本郷小、平和の森小学校については、現在進めようとしていたスケジュールを一旦止めたというところでございます。

 今般、質問の中でも、整備、着手については今後1年に1校というところも具体的にお話しさせていただいたところでもございますが、最終的には今調整中でございますが、先を見据えた形で進められるよう考えておりますし、それを計画上、またフレームにも反映していきたいと考えてございます。

大内委員

 基金の繰入れを入れずにやれるの。当然基金を入れるんでしょう、入れないと言ったって。そういうのをちゃんと書かないと。ここに書いてあるんだけど、でも、ついこの間言っていたこととまた違うことを、先ほどもあったけど、前提も違ってきちゃった。全く入れないでいけるとは思っていないし、ただ、ちゃんと書かないといけない。

 学校の計画、じゃ、今までつくったものはいいかげんだったんですね、止めたっていうのは。着実に進めるって、あれは着実に進めたんじゃないんですねとなるわけ。言い方に気をつけてもらわないと、来年から着実って、じゃ、今まで着実にやっていなかったのかという言い方になるんだよ。

 今までいいかげんな進め方をしていたから止めたんだ、そういうことになるんだよ。もうちょっとうまく言ってくれないと、地域に説明できないですよ。

 それと、前提に、子育て先進区といったら、まず、いつも言っているけど、守るところじゃないの、包括事業を止めても。それを着実にとか言っているけど、ちょっと違うでしょう。もう今年度から、子育て先進区と言うんだったら、まず一番にそこだけは守りますとやってくれないと、ここに書いてあること、ただ書いてあるだけだよという話になるんだよ。文章も書いてあるけど。まあ、それはいいです。

 結局、重点プロジェクト、地域包括ケア体制、2025年。今現在そんな、担当特命部長もつくった割にはなかなか目に見えてこない。だから、これは早急に取り組んでいかなければいけないことなんだけれども、それについてはあまり詳しく書いていないんだよね、基本計画に落ちていないんだよ。

 重点プロジェクトと言うんだったらば、子育て先進区というのはいろいろ言い方もあるし捉え方もあるから落とし方はいろいろあって難しいかもしれないけど、地域包括ケアに関しては年度を区切ってここまで、ここまで、2025年にはできると決まっているわけでしょう。

 ここまで書いちゃったら、年度はちゃんと落とさないと。重点プロジェクトと言うんだったら、令和3年はここまで、4年、5年と落としていかないと重点プロジェクトにならないよ、しっかり書かないと。ここに書いちゃっているんだから。二つのうちの1個だからね。その辺、ちゃんと気をつけてやっていただきたい。

 あと、高齢化というか、これから100歳の時代と言われている、100歳まで寿命がどんどん、限りなく延びていく。それについて触れられていないんですよね。高齢者に対しての施策がちょっと。

 地域包括のほうは当然高齢者に対しての施策、でも、中野区の地域包括というのは、赤ちゃんから全部地域包括ケアで見ると言っていたでしょう。普通のとはちょっと違って全部が地域包括ケアだと。それは何をもってそう言っているのか分からないけれども、そういうのもちゃんと落として、ここに書いてある文章はちょっと少ないので。

 考え方として、そういう地域包括ケアをやると言っていたじゃないですか。だったら、もうちょっとその辺も書いてもらわないと、重点プロジェクトの二つのうち1個で書いてあるんだから、分かりやすくその辺を書いてくれないと、タイトルだけで実際落とせるのかという話。たくさん書くのはいいんだけど、実際これを全部落とすというのは本当に大変なことになるよ。

 目指す姿だったらいいんだけど、基本計画というのはやっぱり一つひとつステップがあって、そういうのをやっていかなきゃいけない。気持ちの問題じゃなくて、実際何をやるんですか。

 裏付けがついたら、今度はお金がついてくる。今、お金、財政フレームを見て、あるいは、これからまだいろんな土地も購入したいという考え方もある。そうすると、これを落としていく、だから職員の努力でできるものとそうでないものがあるから、お金を吸い込まなきゃできないものもあるし。

 構造改革をやると言うのなら、構造改革で職員の形を全く変えるのか、区でがやっていたものを民間に委託するのか、大きく構造改革するのか。その上で、こういうのを実施する。そういうのがここに出てこないと。

 分かりやすく言えば、例えば、小学校半分を私立にしますと、例えばだよ、分かりやすく言えば、

構造改革って。それは実際無理だけど、今、保育園はどんどん民間に委託して、もうそれもやめるわけでしょう、今の計画でいうと。7園は最後残すのか。全部民間にやっていく予定だったけれどもやめたでしょう、途中で。考え方ちょっと変えているでしょう。

 構造改革というのはそうやって何かをやっていくことであって、中の組織をいじくるとか、簡単な問題じゃないんだよ。自分たち、構造改革チームがあるんだから、それをちゃんと基本計画に分かるように盛り込んでくれないと、名前はかっこいいけどやっていることは何だと言われないように。どうですか。

永見企画部基本構想担当課長

 構造改革ということでございます。

 区政運営の基本方針という項目がございますけれども、この中で、「協働・協創による事業展開」でありますとか、(2)のところで「官民の役割分担を明確にした行政運営の実現」でございますとか、構造改革で考えている方針を踏まえた形で、現在は短くまとめておりますけれども、基本方針という形で考え方をまとめていきたいと考えております。

 その考え方については素案でお示しをしていく考えでございますが、具体的な構造改革の内容につきましては、構造改革の実行プログラムというものを同時進行で検討を進めてまいりますので、こういった考え方についてこちらの方針で示しつつ、具体的な内容は実行プログラムの中でお示しをしていくということで考えております。

大内委員

 言った以上、ちゃんと書いてくださいね。

 それと、こういうのは、例えば、令和7年に新庁舎が完成する、それによって区民の行政サービスが変わっていくとか、そういうのは書かれないの、考え方として。

 あと、職員の体制も、テレワークをどこまで進めるのかは分からないけれども、いろんな仕事の内容が大きく変わってくると区民サービスも大きく変わっていくわけですよ。そういうのは書かれないの。

永見企画部基本構想担当課長

 そちらにつきましても、今、区政運営の基本方針というのを申し上げましたが、(2)の一番上の黒丸で、「新区役所整備などを契機とした行政サービスのデジタル化及び業務の効率化」とありまして、新区役所整備の話であったり、今おっしゃっていただいたような行政サービスの効率化、ICT化、そういったところについても記載をしていきたいと考えております。

大内委員

 僕が言ったのは、もうちょっと記載したら、もうちょっと夢のある、新庁舎ができるわけだから、それを活用してこうだとか、あるいは、中野駅周辺のにぎわいを書いてあるんだけれども、こことサンプラザ跡地にこういった夢のあるまちができてこうなっていくんですと、もうちょっとそういうのも入れたほうがいいのかな。

 いろんなまちのにぎわいを書いてあるんだけれども、アニメだとか、でも、それはある程度民間に任せている部分じゃないですか。ではなくて、区としてこのまちを、再開発を誘導して、みんなが集えるまちだとか、脇に新庁舎があって公園があってみたいな、周りに住宅がそろっているという構想。やはりそういうもうちょっと夢があるような文章を入れてほしいな。それはお願いしておきます。

 あと1点、41番の、生涯にわたりとか、生涯学習。生涯学習大学、ああいうのをもっと充実させるということですか、この表現の仕方は。

永見企画部基本構想担当課長

 具体的な事業といいますか、区民の皆さんが様々な形で自分の関心のあることを学ぶ機会を設けていくということで、具体的な事業については今検討しているところでございます。

大内委員

 だから、今現在もあるわけでしょう。それをさらに充実させると言っているのか、新たなものを構築していこうと考えているのか。今やっていることをさらに充実、だって、やめるとは書けないからこういう書き方になっているのかもしれないけれど、さらに新しく構築していこうとしているのか、何をしようとしているのか。それについては職員の配置もある、お金も今まで以上にかかるかもしれないけれども、やっていくのか、やってかないのか、そういうところが分からない。

 要するに、どんどん事業だけ増やしていってやめることがなかったら、もたないわけだよ、普通に考えれば。こういったものについては行革をやってこうやって変えていきますと書いてくれないと、全部増やしていくんですか、じゃ、今の職員体制でできるんですか、財政状況はこれから間違いなくしばらくは悪化すると言っているのにできるんですかというのもあるじゃないですか。

 その辺をもうちょっと入れないと、基本計画はできたけど、しょぼいなという話になっちゃう。3年間は取りあえず何も進めないんだなとかとなっちゃうので。財政フレームもずっと、本来ならここに入れてほしい、基本計画だから。お金はこれだけあってこうやってできていくんですよと入れないと、あまり根拠のない数字になっちゃうから。幾らぐらいお金がかかってと。

 ただ、それも、ちょっと先の見通し、はっきり言って来年もまだ分からない状況だから、先ほど白井委員も言っていたけど、歳出よりも歳入、どのぐらい確保できるからこれだけの予算でやりますと。先に歳出を決めるんじゃないからね、歳入を決めてからだから。その辺のことをしっかりやっていただきたいと思いますけど、大丈夫ですか。

森企画部財政課長

 おっしゃるように、当然、歳入、入ってくるお金がなければ事業は展開できないわけでございますので、その辺りの歳入見通しもしっかり見ていって、そういったものをしっかり見た上で、一方で、区民サービス、事業展開、どういうものが必要かということをしっかり考えていって基本計画をつくる、財政フレーム、財政見通しをつくっていきたいと考えております。

委員長

 他にありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、進行いたします。

 委員会を休憩します。

 

(午後3時13分)

 

委員長

 それでは、再開いたします。

 

(午後3時30分)

 

 次に、1番、区有施設配置の考え方についての報告を求めます。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 それでは、区有施設配置の考え方について御報告申し上げます。(資料4)

 区有施設整備計画に盛り込む区有施設配置の考え方として今回取りまとめましたので、報告するものでございます。

 考え方については別紙で御案内いたしますが、先に今後の予定を御案内したいと思います。

 ただいま御報告のありました基本計画のスケジュールと合わせていくという考えでございまして、来年の1月には区有施設整備計画の素案、それから2月に意見交換会等の実施、6月には区有施設整備計画の案として、パブリックコメント手続を経て8月には計画を策定するという考えでございます。

 それでは、別紙を御覧いただけますでしょうか。

 別紙につきましては、施設配置の考え方ということで、初めの1ページ、2ページにつきましては区有施設整備計画策定の考え方としてお示ししております。こちらにつきましては、第3回定例会の当委員会におきまして考え方を示したものとほぼ同様でございます。

 策定の考え方の中で、対象とする施設につきましては、区が所有する施設ということで、道路、橋梁、公園及び自転車駐車場を除く施設ということで設定をしたものでございます。

 それから、2ページ目につきましても、再編の基本的な考え方ということで、区有施設の配置の考え方、日常生活圏域を基本とすることですとか、施設活用の主な手法ということで様々な手法を検討しているといった内容についてもお示しをしているところでございます。

 3ページからが、区有施設配置の考え方ということで、施設分類ごとの配置の考え方ということで表形式でお示しをしております。

 表の見方でございますが、左から、「関連部」となっておりますが、それぞれ施設の所管をしている部のところに印がついているものでございます。

 その隣が「施設分類」となっておりますが、施設の分類それから施設白書上の区分ということで記載をしてございます。例えば、上から三つ目になりますが、歴史民俗資料館、これは施設分類としてはそのように表記しておりますが、施設白書上は「博物館等」という表記になっております。

 その次に、「概ね10年間の配置・活用の考え方」ということで、それぞれの施設の考え方を記しているものでございます。それぞれ、区全域を対象とするものですとか、日常生活圏域をベースにするもの、それから子どもの日常生活圏域を基本とするもの、こういったことで考えておりまして、それぞれの施設の考え方について記しております。

 それから、右端につきましては「配置数」、これは機能別ということで記しておりますが、現在の施設数、それから5年後、10年後の想定の施設数ということで示しているところでございます。これについては、この後、7ページまでにわたって全施設の考え方を示しておりますので、そちらをお読み取りいただければと思います。

 次に、8ページからが、その中でも主な施設の配置の考え方ということでお示しをしております。

 まず、8ページの左側、教育センター・保健所等の再編というところでございます。

 教育センターにつきましては、令和3年度に子ども・若者支援センター等複合施設に移転をするということになりまして、跡施設につきましては区役所新庁舎の整備に併せて生活援護の仮設事務所を配置する考えでございます。また、将来的には自立生活支援を充実させた生活援護事務所及び保健所の合同庁舎を整備する考えでございます。

 保健所につきましては、施設更新の到来に併せて教育センター跡地に整備する合同庁舎に移転をするという考えでございます。

 次に、右側の旧商工会館・産業振興センター等の再編でございます。旧商工会館につきましては、土地利活用による民間整備を誘導し、一部を産業振興センターの経営支援機能及び経済団体事務所として活用する考えでございます。

 また、産業振興センターにつきましては、経営支援機能及び経済団体事務所は商工会館跡地に誘導する民間施設へと移転をし、跡施設につきましては複合交流拠点に転用し、シルバー人材センター等の移転等を検討するものでございます。また、中高生の交流スペースなどを有する施設とすることも検討しているところでございます。

 次に、9ページ、北部すこやか福祉センターの整備というところでございます。北部すこやか福祉センターにつきましては、沼袋小学校跡地に移転、整備することを考えております。

 また、旧沼袋小学校につきましては、避難所機能を含む北部すこやか福祉センター及びオープンスペースを整備する考えでございます。

 次に、9ページの右側でございます。小・中学校の改築ということで、中野第一小学校以下ここで掲げている学校につきましては、これから整備、改築を行う小・中学校の代替校舎として活用する考えでございます。

 次に、10ページでございます。新たな機能を備えた児童館、中高生向け施設の整備ということで、児童館につきましては、小学校の放課後の居場所として、各小学校へのキッズ・プラザ、学童クラブの設置に併せ、児童館は子育て支援拠点や地域見守り機能を強化した施設として、現行の児童館を活用し、順次中学校区に1館の配置としていく考えでございます。また、中高生向けの施設ということで、交流スペースなどの機能を有する施設の整備を検討しているものでございます。

 右側につきましては、児童館機能の今後の展開ということで図式化しましたので、御覧いただければと思います。

 それから、次の11ページでございます。未利用施設の活用の考え方ということで、今後、用途廃止等によって未利用になった施設、跡地につきましては、大規模施設の整備、誘導、公共施設の移転、集約化・複合化、防災まちづくり、まちづくり事業用地・公園等の活用を行うほか、貸付けまたは売却の検討を行っているところでございます。

 下に掲げています施設につきましては、それぞれ区有施設整備を検討している施設、それから貸付け、売却を検討している施設、児童福祉施設、介護・障害施設など民間施設の誘致を検討している施設、それから医療機関誘致を検討している施設、民間活力の活用を検討している施設ということで掲げております。

 最後に12ページでございます。権利床等の活用の考え方ということで、中野駅周辺の再開発に伴って区が取得する権利床等につきましては、中野駅至近の利便性を生かした区民サービスの向上に資する活用方法の検討を行っていく考えでございます。

 中野二丁目地区の再開発の権利床につきましては、自転車駐車場の整備のほか、民間施設への貸付けと併せて公共貢献提案の誘導を検討していきたいと考えております。

 また、囲町東地区再開発権利床につきましては、自転車駐車場ということで検討しているところでございます。

 中野駅新北口駅前エリア再開発の権利床につきましては、現在、事業者の選定を行っている段階でございまして、再整備事業計画に記載の内容がここに記載をされています。

 それから、中野セントラルパークの賃借床でございますが、産業支援機能の転換を検討しているところでございます。

 内容については以上でございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はございませんか。

内川委員

 まず、区有施設整備計画の基になる考え方ということなんですが、区有施設整備計画の策定の根拠となるものは何ですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 区有施設整備計画そのものは、今回初めて策定をするものでございまして、基本構想に基づいて基本計画をつくっていくことになりますが、先ほど基本計画の報告の中にもございましたとおり、区有施設というものも非常に大きな位置付けとなるということで、基本計画の中での施設の考え方ということで計画として取りまとめているものでございます。

内川委員

 先ほど、基本計画の報告がありましたけれども、その中にこんなものは全然含まれていないですよね。いいんですか、それで。基本計画があってのこれじゃないの。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 先ほどの基本計画の策定趣旨・位置付けという中でも、区有施設の配置、整備などに関する内容は区有施設整備計画において示すというふうになっております。

 施設ですから、もちろん、まずは基本計画があって、そしてこの施設の計画もあるというところで、密接な関係にあると考えております。

内川委員

 それから、これもたしか委託されていますよね。どの部分が委託した部分ですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 コンサルに委託した部分ですが、主に3点ございまして、一つは施設配置計画等策定支援ということで、施設検討の中での専門的な助言をもらうということで、例えば整備の手法ですとか、そうした観点でのアドバイスをもらう。それから、もう一つが区有施設の跡地活用に係るボリューム検討ということで、施設についてボリュームの検討をしてもらっているというところ。それから、公共施設総合管理計画が今回の計画の中には含まれておりますけれども、その中での公共施設の現状と課題の整理、分析、それから、その中でのコストの積算。こういったことについての委託をしているところでございます。

内川委員

 具体的に、今助言とおっしゃいましたけど、どこの部分ですか、どれが助言ですか。それと、委託費についても併せて答えてください。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 委託料につきましては、約1,000万円でございます。

 全般にわたって、この施設の計画に当たっての助言をもらっているというところでございますが、例えば、施設の適正配置の中での圏域の考え方の辺りの整理ですとか、あるいは、施設活用の主な手法ということで様々な手法を掲げておりますが、それらの可能性を検討しているということで、今回検討している施設についても、民間活用が可能かどうかといったことについて検討してもらっているというところ。

 それから、ボリュームチェックにつきましては、今後未利用になる施設についてのボリュームチェックを行っておりまして、それらに基づいてこの計画も検討しているという状況でございます。

内川委員

 助言をいただいた文章がどれなのかなと聞いたんですよ。具体的にどういう、どこの文章に助言が組み入れられているのかな。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 文章については、これは我々で作成をしたものでございまして、特にそれそのものが、直接助言がここの中に加わっているということではございません。考え方を整理する段階で様々検討して、こういった表現になっているというものでございます。

内川委員

 とすると、その1,000万円の委託費というのは、具体的に何に使うの。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 計画の策定支援ということで、先ほどお話ししたとおり、具体的な整備手法についての助言、あるいは、ボリュームチェックについてもかなりの費用がかかっているということでございます。

内川委員

 ボリュームチェックなんだけど、第3回定例会の分科会でも聞きましたけれども、1件当たりたしか50万円ぐらいの予算をかけてやっていると。

 これにも出ているけど、7ページの「その他施設」で、「未利用施設は貸付や売却等を検討。」結構な施設数ありますよね、現在13、5年後18、10年後18。ということは、これからもそれぞれ約50万円ぐらいの予算をかけてボリュームチェックをしていくということなの。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 ボリュームチェックについては全部の施設をやっているわけではございませんが、今後利活用を考えていく施設ということでボリュームチェックをしております。

内川委員

 ということは、今後さらに委託費がかかっていくということですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 今回の施設整備計画の策定の委託はここまでということになります。さらに、具体的な事業化の段階では、もちろん設計図ですとかそういったところに入っていくというものでございます。

内川委員

 今後、また行うべきボリュームチェックというのは、この委託先の業者さんがやるんでしょう。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 委託については今年度までで、今作業を進めている施設はございますが、そこについてはそこまでになります。

 

委員長

 休憩します。

 

(午後3時46分)

 

委員長

 再開します。

 

(午後3時47分)

 

内川委員

 7ページの「その他施設」のところで、「未利用施設は貸付や売却等を検討。」のときに、必ずボリュームチェックしなきゃいけないんじゃないの、違うんですか、いいんですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 必ずしも全部の施設が必要というふうには考えておりませんで、貸付け、売却ということになりますと、実際その貸付け、売却の仕方によっても変わってくるかなというふうには思っております。

内川委員

 それと、2ページ、施設活用の主な手法のところに、集約化、複合化、施設を集めて一つにすると書いてあるんだけど、それ以降のページをざっと見ていくと、7ページの右側に5年後の施設、10年後の施設と出ている。これ、全然減っていないなと感じたんですけれども、なぜですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 様々検討しておりますけれども、機能別ということで示しておりますので、実際、施設数として減ることはあるとは思っておりますが、集約化されるあるいは複合化していくという中では、変わっていかない部分も多いということです。

 また、10年間の中での大きな動きが、見ていただいたとおり、数字でも出て、あまり変わっていない施設も多いというのが状況でございます。

内川委員

 これは施設配置の考え方だから、施設数もきちんと示してくださいよ。機能、それはいいんだけど、施設数、具体的なハードの部分がどのぐらいかというのもきちんと示していただきたいなと思います。

 それと、8ページのところですが、教育センターと保健所の記述があります。保健所はたしか当初新庁舎に入るようなことを聞いていましたが、教育センター跡地にできる合同庁舎へ移る。それと、生活援護系も合同庁舎のほうに一緒に移っていくんですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 保健所は、現時点では今現地にございますが、将来的に教育センターのところを建て替えをして保健所を移転させるという考えでございます。その際に、生活援護の事務所と合築にするという考えでございます。

内川委員

 保健所というのは、今、コロナ禍の中、近寄ることも少しためらってしまうくらいの施設じゃないですか。その保健所と生活援護の方を一緒の建物を入れちゃうというのは、これは危なくないですか、大丈夫ですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 保健所についてはそういった制約もあるということは認識しておりますが、建物として、一つの建物であっても物理的に分けるとか、そういったことが可能であろうというふうには考えております。

内川委員

 それから、9ページ、小・中学校の改築の一番下のところに「旧中野中学校(旧第九中学校)」という記述があります。一般質問でも触れさせてもらいましたけれども、ここには桃二小と桃花小しか書いていないんですが、それ以外にもあの地域には谷戸小、少し離れますけれども塔山小がありますが、そこら辺の先のことまでも見据えていますか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 実際、改築に当たってはかなり先まで見ているというところでございますが、今回この計画が10年間の計画ということでございまして、その10年のうちに想定される施設ということで、それらの学校を記載しているということでございます。

内川委員

 質問の答弁の中でも、今の旧中野中を代替校舎として使うにはかなりの改修費用がかかるということです。そこら辺の積算というのはもうできていますか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 所管のほうでその積算もしているということでございますが、かなりの費用がかかるということは聞いております。

内川委員

 費用対効果の問題で、代替校舎があったほうが長い目で見ると結果的には費用が抑えられるのかなとは思うんですけれども、改修費がやはりすごく気になるんですよ、どれだけかかるのかなと。もともとあそこは中学校だから、小学校に合わせるとかなりの部分いじらなきゃいけないでしょう。いつ頃その数字は出ますか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 小・中学校の整備計画も併せて検討しているところでございますので、その経費につきましても、支出のしかるべきときにお示ししたいというところでございます。

内川委員

 いつ出るのかと聞いているんです。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 実際、予算ということになってきますので、予算が必要な時期ということになります。今後、整備をしていくタイミングにおきましてお示ししていきたいということでございます。

酒井委員

 区有施設配置の考え方、かなりダイナミックに出されたのかなと思っておりますが、施設の更新、保全の方針を示しますよと一番最初の表紙のところにあるんですね。これと公共施設総合管理計画との関係性をまず整理させてもらっていいですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 前回お示ししたとおり、公共施設総合管理計画についても改定をしていく必要があるということで、この区有施設整備計画の中に組み込んだ形で策定をしていきたいということでございます。

酒井委員

 すると、当然、前段にある道路、橋梁、公園、公共施設の更新、保全をどうしていくかというのが示されるんだと思うんですね。公共施設総合管理計画には、経費を13%程度収めていかなければならないというふうな記述があったと思うんですけれども、ちょっとその辺を分かりやすく教えてください。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 今回、合わせていこうと考えていますのが建物編ということで考えていますので、道路、橋梁、公園等については除いたものとして考えております。

 先ほど、13%ということでお示しいただきましたけれども、実際、今後の更新経費につきまして標準の額で積み上げていくと非常に大きな額がかかるということで、持続的に整備をしていくという中では13%程度削減をしていく必要があるということで、その目標を示したものでございます。

酒井委員

 公共施設の更新を持続可能な形で財政の状況と見合いながらやっていくと、やっぱり13%は削っていきたいねというような考え方なんです。

 他方、コロナでもっと厳しくなっているんです。内川委員からも指摘がありましたけれども、7ページのところで見ると、配置数の合計は、これは機能別と書いておりますけれども、減っていないように見えるんですよね。現実的にその辺はどういうふうになっていますか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 現時点で申しますと、今後の区役所の整備、また新しくできた体育館、それから子ども・若者支援センター、これによって施設の面積が増えております。ですから、実際、総合管理計画上の面積からは既に増えている状態だということでございます。ですから、そこを今度はベースにしていくということもございますし、さらには、この中での施設の再編を行っていく中で、施設の数としてはあまり変わっていないように見えますけれども、さらに集約化、複合化を進めるですとか、あるいは民間の活用といったことも含めて、施設を管理するコストといったものを抑えていきたいという考えでございます。

酒井委員

 新庁舎、体育館等々で、もう床は当時の公共施設総合管理計画より増えていますよ。すると、もっと削らなきゃ厳しくなる。にもかかわらず、この10年間のところでそういう数字は見えないんですよ。

 これは機能別と書いていますけど、具体的に施設はどれぐらい減るようになるんですか、床でいうとどれぐらい減るんですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 申し訳ありません、現時点で床の面積を全部算出しているわけではございませんので、今回お示しできるのはこの機能別の数というところでございます。

酒井委員

 けれども、現実的に、床をどうしていくかというのは考えていかなきゃならないと思いますよ。公共施設総合管理計画をつくったとき、平成29年、これは法人住民税が堅調で、本当にいい状態だったんですよ。もっと厳しくなる中で今回示してきて、機能数はほとんど減っていませんね。延べ床をどうするかという考えは、まだ考えていませんよと。じゃ、施設は具体的にどれぐらい減るんですか。それもお答えしづらい。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 すみません、今回お示ししているのはこの数字ということになります。今後、今度素案ということでお示しする中ではそういったところもお示ししていきたいと思っています。

酒井委員

 ただ、一つずつ施策を見直していくよりも、施設をどうするかというのが一番財政的にも、効果があるという言い方がいいのか分かりませんが、そこに影響が一番出るわけなんですよ。

 そういう中で、ここまで区財政が厳しいと言っている中では、こういう形でいいのかな、もっと公共施設はこれからは縮減させながら充実させるという、縮充の考え方が必要なんじゃないのかなというのは、これを見るとやっぱり感じざるを得ません。

 個別でちょっとお尋ねしますが、体育館、スポーツ・コミュニティプラザ、これが現在が4で、10年後も4です。今、中野体育館と三つのスポーツ・コミュニティプラザがあると思うんですけれども、もともとは四つの考えだったんですよね。その考え方の変更に関しては、おそらく3月の主な区有施設の配置の考え方のところで少し触れられていただけだと思うんですけど、そういう理解でいいですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 考え方をお示ししたのはその3月の時点でございます。

酒井委員

 それ以降は議会に考え方は示されていますか。関係の委員会、厚生ですかね。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 そのほか、その後は特に報告はしてございません。

酒井委員

 12月のときのスポーツ・コミュニティプラザについて、スポーツ・コミュニティプラザについてはこれまでの成果を検証し、すこやか福祉センターの圏域ごとにスポーツ・コミュニティプラザを設置することについて見直しを検討するとあるんです。

 これまでの検証をどういうふうにされて、4館でやっていきたかったのを3館にするというのが示されてしかるべきだと思うんですよ。その点、どのようにお考えですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 検証という点ではまだ十分ではないであろうということがありますし、また、今後のスポーツ・コミュニティプラザについては基本計画の検討の中でも進めているところでございます。

 実際の施設の配置という観点からしますと、体育館が今の平和の森公園のところに立地をしているということがございます。そうした中で、施設の配置という点ではこの4館で進めていくという考えでございます。

酒井委員

 今の答弁はやっぱりまずいなと思うんですよ、検証していないという。僕は、スポーツ・コミュニティプラザが様々な理由からたった3館で、それはそれでいいと思うんですよ。けれども、検証して、区としてもともとは4館でやっていきたかった考えを変えるのであるのだったらば、やっぱりそういうのもしっかりと示していかなければならないんじゃないのかなと感じました。

 それから、北部すこやか福祉センター、これも3月の今後の主な区有施設の配置の考え方では、もともと沼袋小に北部すこやか福祉センターをやって、スポーツ・コミュニティプラザをつくりますよだったのを、3月ではそれをやめて、北部すこやか福祉センターの現地の建て替えにしますと。沼袋小については利用は考えられていなかったんですよ。そこから9か月たって、また沼袋小のところでやりますよとなっているんですよ。

 じゃ、3月の検討は何だったんだろうか。むしろ、3月のところでそこまで書く必要があったのかと思っちゃうんですよね。この変更というのはどういう理由なんですか。3月のときの考えと併せてお聞かせください。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 今回、北部すこやか福祉センターについては、もとの10か年計画上も沼袋小学校ということがございましたが、前回3月に現地ということでお示しして、またさらにこうやって沼袋小に戻したということがございます。

 現地で建て替えるということが、施設の規模とかが確保できるという見込みでそういった計画も立てたところではございます。また、施設の立地という点でも、北部圏域という点で見ますと、そこの立地もよいであろうという考えがあったということではございますが、その後、施設の建て替えといった中では、現地でということになりますと仮設の施設が必要になってくるといった観点、それから実際の整備のタイミング、そうしたことも含めて考えますと、もう一度改めて考え直したときに、沼袋小学校のところに整備をするといったところがよいのではないかということで検討した次第でございます。

酒井委員

 現地で建て替えると仮設が必要なのは当然。当然じゃないですか。3月から9か月たってこの考え方が変わるところに、区有施設配置の考え、これが本当にしっかりしたものになっていくのかという心配を感じるわけです。

 9ページの隣のところ、旧中野中学校、要するに第九中学校ですね、これは桃二小、桃花小学校の改築の代替校舎として活用。個別でこういったことができないかというのを私も要望してまいりましたので、これに関しては歓迎するところなんですけれども、他方、本来ならば、区としては医療機関を誘致したかったわけじゃないですか。政策としてこの圏域内に、中野としては、病床が少ない中でやっぱりどうしても医療機関を誘致したかったという考え方があったわけでしょう。それが、11ページのところは、今後未利用となる学校跡地で医療機関を誘致するとあるんですけれども、候補となるところはあるんですか。

 要するに、左側のところの学校跡地は区有施設を整備しますよと、中野東中だとか鷺宮小とか沼袋小は書いているんです。じゃ、ここの医療機関を誘致というのはどうお考えなんですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 そこの、今後未利用になる学校跡地ということで申しますと、9ページに掲げている小・中学校が、代替校としてしばらくは使うということになります。

 その後の跡地の活用がいずれもまだ決まっていないという状況でございますので、そうしたところが候補になるだろうというふうに思われます。

酒井委員

 この中野東中、鷺宮小、沼袋小が候補になるということなんですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 9ページで掲げている施設でございまして、11ページの左側の中野東中、鷺宮小、沼袋小というのは区有施設の整備を検討している施設でございます。

酒井委員

 この9ページのところは2030年までの10年間で跡地となるんですか、未利用となるんですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 いずれも、10年のうちに2校なり1校なりの代替校舎として示してございますので、10年という中で未利用ということはなかなか難しいかなと思っております。

酒井委員

 これ、10年物なんですよ、一応。その中に、後ろに医療機関を誘致すると書いているんですよ、今後未利用となる学校跡地に。けれども、今後10年間で未利用になる学校跡地はなかなか難しいと今お答えになったんですよ。

 まず、この区有施設整備の計画の、これで大丈夫なんですかという心配と、当区としての医療機関の誘致についての考え方、この2点が非常に心配になるんですね。どうするんですか。書いてあるけれども10年間はやりませんということですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 医療機関の誘致につきましては、一旦、第九中の跡ということで計画を進めていましたが、不調になったということで、その後の在り方について、本来でしたらきちんと示した上で進めるということが必要だったなというふうには思っております。

 医療機関の誘致そのものの考え方は現時点では変わっておりませんが、施設の整備といった観点で申しますと、小・中学校の改築が必要だということで、こういった計画を今示しているところでございます。

酒井委員

 小・中学校の学校の改築は分かるんですよ。けれども、区として医療機関を誘致すると言って、考え方も変わっていなくて、けれども、現に種地がないのに11ページに書かれているんですよ。おかしくないですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 実際、今回10年の計画とは申しましても、10年後も見据えた計画ということで、ここ以外にも10年で見込めない内容も含まれてはございます。

酒井委員

 施設の整備計画ですから、当然、長期的なスパンで考えなければならない。皆さんは20年、30年スパンで考えなきゃならないと思いますよ。だから、行政の中では20年、30年で考えているんです。

 けれども、出すのは10年で、これが今回出てきているんですよ。それで、書いているところがかなわないような書き方が、ちょっと心配なんですよ。取りあえず書いときゃいいだろうというふうに感じちゃいます。言い方がちょっときつくて申し訳ないんですけれども。けれども、本当にそういうふうに感じてしまいますよ。

 あと、こちらに関しても財政の基金、起債の活用等々も今後また示される、そういうようなイメージでよろしいですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 今後策定をします計画では、施設の更新経費ということでお示ししたいと思っておりますので、その財源も含めてお示しする考えでございます。

酒井委員

 あと、学校は、学校施設整備計画もやっぱり同じように8月に示される、そういうイメージでいいんですよね。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 現時点では、同じスケジュールで小・中学校の整備計画ということで策定を進めております。

酒井委員

 本郷小学校の整備というのは、8月に示された場合は具体的に再来年度から行うという理解でいいんですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 小・中学校の整備のスケジュールについても計画の中でお示ししますけれども、現時点ではまだいつからということではお示しは、計画の中では示していく考えでございます。

酒井委員

 今回止めているんですよ、本郷小も。財政状況が厳しいというふうに区長は再質問で答えちゃったんですけれども。そうしたら、今の状況よりもよくなる形でないと、どうやってスタートするのとやっぱり問われますよ。それはよくよく考えていただいたほうがいいと思います。

 最後に、ちょっと聞き漏れがあったので。保健所と生活援護事務所の機能の統合なんですけれども、前回総務委員会でも質問させていただいたんですけど、やっぱり生活保護行政というのは様々な関連する施策が多いわけですよね。それこそ横断的な取組といいますか連携が必要なわけで、最初の相談窓口だけは残すだとか、この生活援護を全て外に出す考え方というのは、やっぱり改めたほうがいいのかなとは思っておるんですけど、区としては今検討されているんですか。

中村新区役所整備課長

 前回の総務委員会で、生活援護機能につきましては庁外移転ということで報告させていただきました。その後の検討状況でございますが、こちらにございますように、庁外に生活援護の事務室を移転した後につきましても、一部機能につきましては新庁舎に残すというところで検討をしているところでございます。

立石委員

 酒井委員から延べ床面積の件で確認がありましたが、私も、総設置数ですとか床の面積、維持管理費というところが非常に気になっているところであります。一般論として、例えば、延べ床面積としては減らなくても高層化をしてそこに集約をしていくとなると、建物の数自体は減るわけですけれども、コスト的にはそちらのほうが維持管理費というのは安くなるんですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 一般的でということでございましたら、やはり施設が一緒ということで管理のコストを下げるということも可能であると思います。

 立石委員

 中野区は住居専用地域が多くて、用途変更等難しいと思いますが、一応そういったことも視野に入れて調整をしてきたけれども実際は難しかったのか、あるいは、今後未利用施設とされている場所でそういう可能性があって、今後検討していける余地があるのか。そういったところについてお聞かせください。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 おっしゃるとおり、住居専用地域の多いところで、なかなか複合をしていくということの難しさもございました。ただ、場所によってはそれが可能なところもあるだろうということで、今後もさらに検討は進めていきたいというふうには思っております。

立石委員

 ぜひともお願いいたします。続いて、図書館のところで、「令和3年度に、みなみの、美鳩、中野第一の各小学校に開設する地域開放型学校図書館は、開設後の実施状況を検証し、今後の展開を検討。」とありますが、今後の展開というのは具体的にどのようなことを指しているんですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 現在ここでお示ししていますのは、地域開放型図書館については、ここでお示ししているみなみの、美鳩、中野第一の図書館ということでございますが、この実施状況を検証して、さらに今後の地域開放型学校図書館の配置の展開ということの検討でございます。

立石委員

 検証はこれからということで、令和3年度に小・中学校の施設整備計画を改定されていくわけですけれども、その検証結果というのはこちらの計画の改定には間に合うのか間に合わないのかというと、どうですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 図書館自体がまだ動いていないところですので、今後、実際事業を実施する中で検証していくということでございます。

立石委員

 失礼しました。桃園第二小学校の建て替えの検証の中で図面が示されまして、その中で地域開放型図書館等の図面も入っていて、校庭面積がかなり縮小されるということで、地域の方から様々御意見をいただいている。中野区立図書館が近くにあったり、想定している機能と異なる部分もあるんですけれども、学校の面積や周辺の図書館の状況に応じて、場合によってはほかの学校と違う形で、設置を見送るとかそういった柔軟な考え方も今後検討していただければと思いますが、いかがですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 地域開放型図書館については、ここにあるとおり、今後の実施状況を検討する中での検討ということになりますけれども、図書館全般についての在り方といったことの検討は必要であろうと思っております。

立石委員

 それと、商工会館の跡地の活用について、産業振興拠点として整備していく、検討していくとあります。また、今、中野セントラルパークの床に関しても、「産業振興機能の転換を検討。」とあるんですが、それは、将来的に産業振興拠点を商工会館跡地に統合していくというようなイメージですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 実際は、産業振興拠点というのが、セントラルパークのことをそのように表現していたかと思いますが、こちらにつきましては、ここにあるとおり産業支援機能の転換を検討していくということで、この立地にふさわしい、また、にぎわいに資するような施設の展開といったことを検討していきたいというところでございます。

 商工会館の建て替えの部分につきましては、産業支援、産業振興の機能を強化していくという考えもございますので、そうした検討を進めていきたいと思っております。

小林委員

 区有施設の配置の考え方についてということで、さきの一般質問でも何点かさせていただきました。

 やっと考え方が出てきたのかなという中で、まず1点目、表紙の中で今後の予定が、令和3年1月に整備計画の素案を公表します、それから6月に区有施設整備計画の案を公表しますというふうにあるんです。

 戻って申し訳ないんですけれども、先ほどの中野区基本計画の骨子については報告ということだったんですけれども、こちらについては公表というのは、議会に対しての報告ではなくて公表ということは、区民に公表をする、そういう意味なんでしょうか、それとも違う意味なんでしょうか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 すみません、同じところの報告で、ちょっと表記の違いがございますけれども、議会に報告をするということもございますし、素案とか案につきましては、これは区民に対して示すということで公表という表現を使ったものでございます。

小林委員

 じゃ、あくまでも、公表という言葉は、報告をして、その先に公表、区民への公表があるという意味合いということでいいわけですね。分かりました。そうすると、先ほども言いましたけれども、私の中での考え方は、区有施設というのはあくまでも財産ということで、パズルだとか組合わせとか玉突きだとか、そういったことではないというふうに私の大前提としての考え方があります。

 どう考えても、幾つかあるものを一つに集約するのか、一つを幾つかに分散するのか。それから、複合化するのか、積み上げて高層化していくのか。ただ民間に出すのか。そういう考え方しかないのかなというふうに考えていたところでした。

 そういった意味で、アセットマネジメントということをずっと言い続けてきたんですけれども、区は、今回のこの計画全体をつくっていく中で、区有財産、財産という考え方はどのように考えているんでしょうか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 施設そのものもございますし、土地そのものも、いずれも財産ということでございますので、それの適正な運用が必要だと考えております。

小林委員

 そういった中で、この全体の考え方が示される前に、例えば、平和の森小学校については跡地を売却しますよとか、生活保護の事業については庁舎から外に出しますよとか、それから、先日の私の質問に対して教育長は、中野駅周辺の人口が増えることについて、学校の再編を考えていきますよということで、区有施設全体の考え方が出てくる前にぽろぽろといろんな考え方が出てきている、部署別というんですか、そういうふうにして出てきている。

 そうすると、今伺った区有財産の在り方についてどういう整合性を持たれているのか。つまり、売ってお金にするのはいいんですよ、ただ、それぞれが先に出てきていて、全体の考え方がなかなか見えてこなかったということがあって、事業が先に進んでいるということについてはどう考えているんでしょうか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 個別の施設で、これまでの経緯もあって先に進んでいるもの、それから、年次、既に例えば計画については改定ということで進んでいるもの、様々この間個別の施設の状況についてはお示ししてきたところでございます。

 今回、施設整備計画ということで全体を取りまとめる中では、本来はそういった大本の計画があって、財産の活用、適正な管理、そうしたものが大本にあった中で進めていくというのが理想ではありますけれども、実質的に、個別の施設の計画がそれぞれ進んでいたといったことは認識をしておりまして、ただ、今後計画をしていく中でその辺りの整合をつけながら進めていきたいと思っております。

 また、公共施設の総合管理計画というものもございますので、そういった中で管理の考え方をお示ししていきたいというところでございます。

小林委員

 しっかりとそういった部分の整合性を取っていただくとともに、もう一つ、財産という視点で見たときに、例えば小学校一つ取ってみても、中野駅周辺にある小学校の跡地を例えば売却する場合の単価と、それから離れた場所にある単価というのは当然違ってきます。それから、区有施設で今賃貸で貸し付けているようなものもあります。

 それから、新たな施設を誘導するときには、土地のそれぞれの賃料といいますか、本来は違ってくるはずなんですけれども、その辺については、区有施設の配置を考えていく上ではどのように考えているんでしょうか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 実際の土地なり施設なりの取引ということになりますと、様々な与条件に応じて進めていくということになります。土地の価格であったり資産の価値であったり、そういったものをきちんと捉えながらやっていく必要がある。それから、取引となりますと、市場がございますので、市場に応じたものになってまいりますので、貸付けが向く立地なのか、あるいは売却が向く立地なのか、そうしたことも考えながら進めているというところでございます。

小林委員

 そうしますと、例えば、各事業ごとの政策として、また施策として、もっと言えば基本計画として、それぞれの事業にも今日示された区有施設配置の考え方というのが大きく影響してくるのではないのかなと考えますけれども、その辺はいかがですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 今回お示ししてきたものが、これまでお示ししてきた考えと違っている部分もございます。その点では、今後はこの区有施設の整備の計画を基に全体の調整を図りながら進めていきたいと思っておりますし、特に財産の適正化といったことについても、基本的な考え方を示した中で進めていきたいと考えております。

小林委員

 もう1点、11ページになりますけれども、未利用施設の考え方ということで、民間施設を誘致してきますよということで、図書館、小学校、区民活動センター、保育園の跡地についてあります。

 これは、どういった民間施設、例えば図書館という民間施設なのか、保育園という民間施設なのか、それとも何か別の用途の施設なのか、複合施設なのか。どういったものを考えているんでしょうか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 民間施設と一口に書いてありますけれども、想定しておりますのは、ここにあるとおり児童福祉施設ですとか介護とか障害の施設という、主に福祉系の施設を考えております。

小林委員

 そうすると、鍋横区民活動センターについては、昨年度まで時間をかけて検討してきていた中で、地元との折り合いがつかない部分もあったりして、今、計画そのものが止まっている。もっと言えば、高齢者施設と町並みときちっと合っていくのかというような考え方もありました。

 そういったことについての、それぞれの施設と新たな民間に誘導された場合の地域での折り合いをどのように、まだつけていないですよね、これからになってくると思うんですけれども、その辺は事前に整合性をつけるような動きはもうされているんですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 鍋横区民活動センターの建て替えにつきましては、これもまさに個別で今進めているところでございますが、新たなセンターについては様々地元の方からも御意見があるということは伺っているところでございます。その中で改めて施設の在り方、この辺りを検討しているということでございます。

 11ページにある鍋横区民活動センターは、現在のところになりますが、こちらについては鍋横保育園が併設している施設でございますので、当面は、施設としてはそのまま残るだろうということになります。ですから、鍋横の区民活動センターの施設をそのまま使う形で、こういった民間施設の誘致ということが考えられないかといった検討をしているところでございます。

小林委員

 もう1点、その次に、先ほども出ていますけれども、医療機関誘致を検討ということで、未利用施設ということがあります。

 そうすると、先ほどの中で出てきて、候補になるような5つというところは、当然、今回示されていた事業計画というんでしょうか、具体的に言えば、場所が変わることによって土地の値段というのが変わってくるわけですね。つまり、賃貸料が大きく変わってくるというようなことも考えられるわけで、そうした中には、事業採算のことも民間の医療施設にとってはあるでしょうし、区にとってみれば、歳入という面で大きくその辺が変わってくる。

 この辺の考え方というのは、こういう医療施設を活用するというときに、歳入の面ではどのように考えているんでしょうか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 ここのまさに未利用施設については、いずれも歳入を考えながら進めているということでございまして、民間施設ということになりますと、例えば減免とかはあったとしても、やはり一定の賃料を頂く、地代を頂くということはございますし、医療機関についても同じだとは思っております。この未利用施設の活用については、まさに資産の活用といった観点で検討も進めているところでございます。

小林委員

 もう一つ、民間活力というときに、この間も一般質問で聞いていますけれども、今定例会での報告ということの区長の答弁だったと思うので、大きく言えばPPPという手法があります。細かく言えばPFIだとかいろんなこともあります。

 そういったことについて、区の関わり合い方、どのように、例えばPPPで民間に全て渡すんだ、

そうしたときに区の床はどうするんだ、区の権利床についてどういうふうにしていくんだ、もしくはそこで区の関わり合い方をどうしていくのかということも検討はされているんですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 具体的に申しますと、例えば商工会館もある意味PPPということで考えているところでございまして、今、底地は区が所有しておりますので、一つは定期借地権を設定するとかというものもありますし、あるいは等価交換という考えもあろうかと思います。

 何らか区が関わりながら進めていくということはあろうかと考えております。

小林委員

 最後に1点聞きます。これまで聞いてきたことを考えると、区民サービス、要するに、施設が、例えば位置が動く、それから集約されていく、そうすると、地域に今まであった施設がなくなってくるということになってくると、区民サービス、区民生活に影響が出てくるのではないか。

 一方では、今回のコロナ禍のような状況の中で、施設が少なくなっていくのは当然なんだという考え方なのか。むしろ、コロナ禍のような状況があって、経済的な生活圏の中での状況がある中で、こういうことについて積極的に歳入を増やしていくという考え方なのか。区有財産を含めた考え方だといかがですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 実際、やはり大本には持続可能な区政運営ということがございますので、財政的に持続できるといったことがまずは前提になるだろうと思っております。その過程で、今回のような施設の再編といったことを行っていく中で、やはりできるだけコストを落としていきたいと思っております。

 その際に、施設の集約化だとか複合化、様々なことが起こってくるだろうというふうには思っておりますが、それによって区民のサービスが低下をするということのないようなことも考えていきたいなと思っておりまして、日常生活圏域を基本に考えていくといったような考え方の中では、面的に考えていくことですとか、まちづくりと一体で考えていくことですとか、あるいは地域の交通、そうした観点での検討も必要になるかなと思っておりまして、適正な施設配置と区民サービスの提供、これを考えていきたいと思っております。

小林委員

 分かりました。区民サービスの低下ということはすごく生活に直結してくる話になってくるので、例えば、以前から申し上げていますけれども、中野区役所というのは駅近にあります。それほどの不便は今感じていません。しかも、ほぼ隣に位置する程度の距離感なんですけれども、線路から南の方々にしてみると、中野駅でバスを降りたらそこから先、すごく遠くなっていく。これからのまちづくりでも考えなければならない点ですけれども、そういうこと。

 それから、中野駅周辺のまちづくりが行われていくと、区の持っている床が逆に空いてくる、もしくは、高い賃料のところで中野区がわざわざそこで自ら入る必要もない場合もあるし、またそこでなければならない区の施設の使い方、活用ということも当然出てくるでしょうし。

 その辺のバランスをしっかり取りながらいかないと、先ほど出てきたことは2度申し上げませんけれども、財政的な裏付けのない、絵に描いた餅のようになってしまう。むしろ、これって何という話になってしまうので、そこは慎重な考え方を、区有施設配置の全体ですけれども、していかなければならないのではないかというふうに思いますので、その辺は再考をしていっていただきたいと思います。

浦野委員

 何点か伺います。3ページの図書館のところで、現在8が、5年、10年、10、10というふうになっていますけれども、ちょっと確認なんですが、現在8館体制で、本町、東中野の廃止が決まってこれで6、新たに東図書館で7、三つこれから地域図書館が出るからそれで10というような数え方で間違いないですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 そのとおりでございます。

浦野委員

 そうすると、先ほど立石委員からもあったように、施設更新期を迎える図書館については今後在り方を検討とあるんですけれども、10年の中では、基本的には、今後廃止になるところと新たな地域開放図書館で、そのまま10で10年間はいくというようなことでいいんですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 10年までは更新期を迎えるというところまではいきませんけれども、その先を考えると、やはり更新はしていかなくてはいけないということでございますので、現時点で地域図書館についてはこういった数で考えているというところでございます。

浦野委員

 じゃ、ちょっと聞き方を変えると、この10年以内では新たな地域開放図書館もないというような考えということですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 地域開放型図書館については、ここにあるとおり開設後の実施状況を検証し、今後の展開を検討するということですので、現時点ではここの数字は変わっておりませんけれども、今後の展開によるというところでございます。

浦野委員

 次に、4ページですけれども、保育園・保育室のところで、現在の16が5年後、10年後で10、10というふうになっているんですけれども、ここに記載の中で、計画済みの民設民営化は順次やりますよと。それをやった結果が10なんですか。それとも、この数が6個減っているんですけれども、そこはもう少し詳しくお願いします。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 現在計画している園、民営化をする園というところの数がここに反映されております。

浦野委員

 ちなみに、その6園は今教えていただけますか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 あさひ保育園、仲町保育園、宮の台保育園、もみじやま保育園、大和東保育園、沼袋3丁目保育室でございます。

浦野委員

 現在では予定されているところで、これも先ほどの図書館のところとあれで、将来的には変わることもあるけど、この10年の中では一応10ということで今考えているということでしょうか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 現時点ではこの園を民営化する、沼袋3丁目保育室については廃止ということになりますけれども。こういった施設の変更はあるということでございます。

浦野委員

 次に、児童館です。今現在18館体制で、中学校区に1館で検討していきたいというのはこの間も報告されてきていると思うんですけれども、5年後11、10年後で10というような表記になっています。これはまだ具体的にどこというような名前が出ていないんですけれども、中学校区に1館という9館体制をこの10年の中でやっていくけれども、その数字で落とされているという理解でいいですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 学校の改築に併せてキッズ・プラザが設置されますので、それに応じた数字ということでございます。

浦野委員

 これも言ってきていますが、地域の方にとってはどこの児童館がどうなるのかという、施設名のところがやっぱり一番気にされているところだと思うんですけど、この具体的な施設名とかというのは次の1月の素案の段階で出てくるのか、それとも案の段階で出てくるのか。現時点ではどのようにお考えでしょうか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 素案の中でお示しする考えでございます。

浦野委員

 次に、7ページのその他の施設、未利用施設があって、ここも数が現在13で、その後18、18となっているんですけれども、11ページのところに未利用施設、今後、区有施設整備や貸付け、売却を検討という施設が並んでいますけれども、ここで今出されている13から18というのは、11ページの中でいうと具体的にどれに当たるかというのは今御説明いただけますか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 例えば、小学校とかは、一時的に空く施設というようなカウントになってまいりますので、それでその他の施設に位置づけているものがございます。

 中には、5年後の時点では代替校舎で使うものもありますけれども、そういった施設の経過を踏まえてこの数字としてカウントしております。

浦野委員

 そうすると、例えば区有施設整備で今四つ学校や福祉作業所があって、貸付け、売却のところは今のところ5施設が書いてありますけれども、今の御説明だと、今後代替で使っていく先ほどの旧九中、中野中の跡地だとかも含んでの数ということですか。具体的に、もし13を今教えていただければ、ちょっと確認をしたいんですが。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 今の13の施設は、鍋横区民活動センターの地下の文書庫、哲学堂弓道場、中野区職員沼袋住宅、中野区職員宮の台住宅、旧商工会館、旧第九中学校、旧鷺宮すこやか福祉センター、旧北部教育相談室、旧中野福祉作業所、旧温暖化対策推進オフィス、旧西中野保育園、旧中部保健福祉センター、それから旧沼袋小学校、これで13になります。

浦野委員

 そうすると、今の説明だと、11ページで示している未利用地が必ずしもここの中に入っているわけではないということですね。ちょっと分かりづらいなと思いました、今伺って。今後の18というのは、今、言えるんですか。それとも、1月の段階での形になるんでしょうか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 この18のほうについては今後お示ししていきたいと思っております。

浦野委員

 それぞれ示せる段階はあると思うので、今御説明いただいた、現時点で分かるところは分かりやすく表記をしていただきたかったなと思いました。

 11ページの未利用施設で、貸付け、売却を検討という中で五つありますけれども、今、それぞれについて、平和の森小はこの間売却というのが出されましたけれども、ほかの4か所については現時点で貸付けなのか売却なのかというのは御答弁できますか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 旧北部教育相談室と旧鷺宮すこやか福祉センターについては、まちづくり時の事業用地という活用の検討もしているところでございまして、現時点で貸付けか売却かというところは未定でございます。

 それから、平和の森小学校については売却、北部すこやか福祉センターについても売却という考えでございます。それから、職員研修センターについても売却という考えを持っております。

浦野委員

 今後なんですけれども、区有施設の場合、職員配置の問題も、これも前回ちょっと申し上げましたが、当然施設を維持していくためには職員の方が要るということになってくるので、職員配置の全体のところも、もちろん庁舎の、これからいろいろ部署の見直しなんかもされていくということなんですけれども、そういった職員配置のところと併せてというのはどの段階でお示しされるんでしょうか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 この計画は、区有施設の配置の計画でございますが、実際の施設の運営方法については、直営でやるものもあれば民営化していくもの、それから委託のもの、指定管理でやるもの、様々あるかなと思っておりまして、それはこの計画というよりは個別にお示ししていくことになるかと思っております。

浦野委員

 ただ、この中でも民間のところを活用していきますだとかとある中で、直営なのかによって当然運営の仕方は変わりますし、委託になれば当然変わる、指定管理でも変わるということになっていくので、やっぱりそこはセットで示されていくべきなんじゃないかなと思うんですけれども、その点、いかがですか。

石井企画部企画課長(企画部参事事務取扱)

 資産を保有するかしないかといったところで区分していくことになるかと思っておりまして、委託であったり指定管理であったりすると、資産としては区が持ったままになりますので、管理のコストについても一定の積算の中で見ていけると思っておりますが、完全な民営化ですとか、あるいは民間施設という活用になりましたら、そこはむしろ今度はコストがかかってこないところになりますし、逆に収入ということも考えられますので、そういったことで整理をしていきたいというところでございます。

浦野委員

 財産を、行政財産で持つのか普通財産で持つのかによっても当然変わってきますし、今課長がおっしゃったようなことは、当然全体に関わってくることだと思うので、ぜひそれは併せて今後示していただきたいなと思います。

 最後なんですが、先ほど酒井委員からもありました、生活保護のところの庁外の移転についてです。

 これも前回申し上げましたが、先ほどもあったように、当然、生活保護の単独部署だけでということではないわけですよね。ほかの部署との連携がある中で、また、ここで示されている教育センターでは距離がある中で、じゃあそちらに行ってください、またあちらに行ってくださいというのは、それはかなり難しいし、現実を考えたらそれはすべきじゃないのかなと思います。

 今、厚生委員会のほうにこの件、これまで厚生委員会で議論がなかったので、今のこの同じ定例会の中で報告されている、多分今のこの時間にされているんだと思うんですけれども、先ほど、一部は庁内に残しますというのはあったんですが、ただ、やっぱりほかの部署との、先ほど申し上げたような観点では、ちょっと厚生委員会で今どういう議論をされているのか分かりませんが、改めてそこは踏まえて再検討していただきたいと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。

中村新区役所整備課長

 新庁舎に伴いまして、生活援護機能を庁外移転する方針でございますが、庁外移転することによりまして区民の利便性が落ちないように今後検討してまいります。

 

委員長

 休憩いたします。

 

(午後4時49分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後4時50分)

 

 本日は1番の区有施設配置の考え方についての途中ですが、明日またこの続きから始めさせていただくということでよろしいでしょうか。

 

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、以上で本日予定した日程は終了いたしますが、委員、理事者から何か発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本日の総務委員会を散会いたします。

 

(午後4時50分)