令和3年02月15日中野区議会建設委員会(第1回定例会)
令和3年02月15日中野区議会建設委員会(第1回定例会)の会議録

中野区議会建設委員会〔令和3年2月15日〕

 

建設委員会会議記録

 

○開会日 令和3年2月15日

 

○場所  中野区議会第4委員会室

 

○開会  午後2時05分

 

○閉会  午後3時00分

 

○出席委員(9名)

 日野 たかし委員長

 河合 りな副委員長

 竹村 あきひろ委員

 高橋 かずちか委員

 加藤 たくま委員

 杉山 司委員

 小宮山 たかし委員

 久保 りか委員

 来住 和行委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 都市基盤部長 奈良 浩二

 都市基盤部都市計画課長 安田 道孝

 都市基盤部道路課長 井上 雄城

 都市基盤部公園緑地課長 林 健

 都市基盤部交通政策課長 村田 賢佑

 まちづくり推進部長 角 秀行

 中野駅周辺まちづくり担当部長 豊川 士朗

 まちづくり推進部まちづくり計画課長 千田 真史

 まちづくり推進部まちづくり事業課長 川野 英明

 まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長 荒井 弘巳

 まちづくり推進部防災まちづくり担当課長、大和町まちづくり担当課長 森 眞一郎

 まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長 松前 友香子

 まちづくり推進部中野駅地区・周辺基盤整備担当課長 石原 千鶴

 まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長、中野駅周辺エリアマネジメント担当課長 石橋 一彦

 

○事務局職員

 書記 立川 衛

 書記 髙橋 万里

 

○委員長署名


審査日程

○委員会参与の変更及び異動について

○議案

 第1号議案 令和2年度中野区一般会計補正予算(関係分)

 

委員長

 定足数に達しましたので、建設委員会を開会します。

 

(午後2時05分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 議事に入る前に、お手元の資料(資料2)のとおり2月8日付で委員会参与の変更及び異動がありましたので、御承知おきください。

 それでは、議事に入ります。

 第1号議案、令和2年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。

 本議案は総務委員会に付託されておりますが、建設委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。

 委員会を暫時休憩します。

 

(午後2時06分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時06分)

 

 本議案の審査の進め方については、休憩中に御協議いただいたとおり質疑を予算科目ごとに行うこととし、初めに9款都市基盤費の補足説明から質疑までを行い、次に10款まちづくり推進費、2項まちづくり事業費の補足説明から質疑までを行い、次に10款まちづくり推進費、3項中野駅周辺まちづくり費の補足説明から質疑までを行うこととしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 それでは、初めに9款都市基盤費に関する理事者の補足説明を求めます。

奈良都市基盤部長

 それでは、第1号議案、令和2年度中野区一般会計補正予算につきまして、都市基盤部所管分の補足説明をいたします。議案書の35ページをお開きいただきたいと思います。

 歳出予算の9款都市基盤費につきまして2億2,893万9,000円を減額し、73億3,736万3,000円とするものでございます。

 初めに、歳出について御説明いたします。

 78、79ページをお開きいただきたいと思います。

 9款都市基盤費、2項道路費、1目道路管理費の2土木事業調整、(2)橋梁拡幅の橋梁拡幅整備の財源更正でございます。これは、橋梁拡幅整備の新設橋の予算を繰り越すことに合わせまして財源更正を行うものでございます。内容は後ほど繰越明許費や歳入の部分で御説明をいたします。

 次に、4目道路維持・整備費の1道路改良・維持、(3)道路整備の橋梁長寿命化修繕に係る点検費用につきまして、2億1,600万円の減額でございます。これは、橋梁の点検時期を見直したことに伴う減額でございます。当初予定では、JR跨線橋のうち囲桃園跨線橋と東中野駅前広場の点検を予定してございましたが、JRとの調整を行った結果、点検時期につきまして上の原跨線橋を修繕した後となる令和3年度に見直すこととしたため、令和2年度の予算全額を減額するものでございます。

 次に、5目無電柱化・新設道路費の1無電柱化推進、(1)無電柱化推進の無電柱化整備の財源更正でございます。これは、無電柱化整備(弥生町三丁目避難道路2号)の予算を繰り越すことに合わせて財源更正を行うものでございます。内容は後ほど繰越明許費や債務負担行為、歳入の部分で御説明をいたします。

 次に、3項公園緑地費、1目公園維持・管理費の2公園維持・管理、(1)公園管理の公園再整備計画策定方法等の変更に伴う1,700万9,000円の減額でございます。これは、公園再整備計画の策定に係る委託経費を減額するものでございます。公園再整備計画の策定方法につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、これまでの委託による方法を見直し、区職員が直接策定する方法に改めたことに伴い、所要の経費を減額するものでございます。

 次に、80ページ、81ページをお開きいただきたいと思います。

 5項交通政策費、1目交通政策費の2交通政策、(1)交通政策の公共交通事業者における新型コロナウイルスの感染症拡大防止対策経費に対する補助としまして、新たに407万円を計上します。これは、路線バスを利用する区民の安全を確保するため、公共交通事業者が感染拡大防止対策として行う車両設備の整備費等につきまして区が補助するものでございます。

 次に、繰越明許費の補正でございます。

 90ページ、91ページをお開きいただきたいと思います。

 9款都市基盤費、2項道路費について、追加が4件ございます。

 上から6行目でございます。橋梁拡幅整備(新設橋)につきまして2,624万円を繰り越すものでございます。この事業は、東京都が行う妙正寺川河川改修工事に合わせ、都立中野工業高校付近に橋梁を新設し、その新設費用について区が負担をするものでございます。繰越し利用につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で工事を一時中断したこと、また、関係機関や地権者との調整に時間を要したことで工事が遅れ、そのため令和2年度中に工事出来高が上がらない見込みとなったため、令和2年度の負担金全額を繰り越すものでございます。

 次に、道路舗装改良補修工事について4,550万円を繰り越すものでございます。この事業は、令和3年度までの2か年で進めてございますが、年度ごとの出来高について当初の予定と差が生じたことから工事費の一部を繰り越すものでございます。

 次に、橋梁長寿命化修繕工事(上の原跨線橋)について2,602万円を繰り越すものでございます。この事業はJRとの協定事業として進めてございますが、令和2年度予定の一部作業が完了しない見込みであり、そのため当該一部工事費の精算年度につきまして、JR側が令和3年度の対象としたことから負担金の一部を繰り越すものでございます。

 次に、無電柱化整備(弥生町三丁目避難道路2号)について9,484万8,000円を繰り越すものでございます。これは、想定していた一部施工方法が困難であることが判明し、施工方法や工程の再検討を行った結果、工程の一部を令和3年度に変更したため負担金を繰り越すものでございます。

 次に、債務負担行為の補正でございます。92、93ページを御覧ください。

 下から2段目でございますけども、無電柱化整備(弥生町三丁目避難道路2号)につきまして、今ほど御説明したことに伴う施工期間の延伸により、債務負担行為の期間を令和4年度までに変更し、併せて限度額を1億7,870万6,000円に改めるものでございます。

 次に、補正予算の歳入の内容について御説明いたします。

 40ページ、41ページを御覧いただきたいと思います。

 13款国庫支出金、2項国庫補助金、7目都市基盤費補助金、8節道路・橋梁につきまして7,415万円を減額するものでございます。これは、次の3件を合わせた額となってございます。歳出のところで御説明をいたしました橋梁長寿命化修繕工事(JR跨線橋)の点検の減額に伴う5,400万円の減額、橋梁長寿命化修繕工事(上の原跨線橋)の繰越しに伴う1,300万円の減額、無電柱化整備(弥生町三丁目避難道路2号)の繰越しに伴う715万円の減額と合わせまして、計7,415万円を減額するものでございます。

 42ページ、43ページを御覧いただきたいと思います。

 14款都支出金、2項都補助金、7目都市基盤費補助金、8節無電柱化事業につきまして、先ほど無電柱化整備(弥生町三丁目避難道路2号)の繰越しに伴い、3,825万円を減額するものでございます。同じく10節まちづくり基盤整備事業につきまして、先ほどの橋梁拡幅整備(新設橋)の繰越しに伴い、都市計画交付金656万円を減額するものでございます。

 最後に、46ページ、47ページを御覧いただきたいと思います。

 19款諸収入、4項受託事業収入、4目都市基盤費受託収入、3節電線共同溝につきまして、先ほどの無電柱化整備(弥生町三丁目避難道路2号)の繰越しに伴い、電線共同溝整備受託事業212万円を減額するものでございます。

 都市基盤部所管分の補足説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。

加藤委員

 似たようなところなので、ちょっと大ざっぱにお聞きしますけど、78ページの道路費のところで、繰越明許等によっていろいろ財源更正を行うということですけれども、この財源更正、国や都から入っていたものが減額で、一般財源でその穴埋めをしているわけですけど、来年度以降というのはこの埋めた分は戻ってくるというものなんですか。その辺、ちょっと来年度の予定を教えてください。

井上都市基盤部道路課長

 委員おっしゃるとおりで、来年度の予算の中で交付金として、歳入として入ってくるものでございます。

加藤委員

 ちょっと一つ、無電柱化のところで諸収入が46ページのところにあったわけですけども、電線共同溝整備受託事業というのはどこから、区が受託したということか、どこからこの諸収入というのが入っているのか。

井上都市基盤部道路課長

 これにつきましては、占用企業者からの受託費になってございます。

加藤委員

 占用事業者というのは、東京電力とかその辺のところから区が受託をしている、区は何をそこで事業として担っているんですか。

井上都市基盤部道路課長

 この占用費の受託費用につきましては、区が行う電線共同溝の本体工事に伴うものでございます。

加藤委員

 本体工事をする際に区が受けて、区はまたどこかに委託するんでしょうけど、区が本体工事をするメインでやっているというそのスキームということでよろしいですか。

井上都市基盤部道路課長

 委員おっしゃるとおりでございます。

加藤委員

 分かりました。ほかのところで、78ページの都市基盤費、公園緑地費ですけれども、公園再整備計画というのは区のこれから顔となるような事業なんで、これを委託するのはいかがなものかというのは、議会から再三申し上げてきたところ、結果的に委託しなかった。でも、当時は委託しないと駄目なんだと言ってきたのにもかかわらず、結果的に、新型コロナを原因としていますけども、感染拡大予防のためなのか予算的に削らざるを得なかったのか、ちょっとその辺は分かりませんけれども、あれだけやらないといけないと昨年の予算のときに言ってきた中で、これを落としたということによる影響だったりスケジュール感の狂いというのはどういうふうになっているのか教えてください。

林都市基盤部公園緑地課長

 まずスケジュール感なんですけれども、一応今年度策定予定でございましたけれども、これを来年度、今年の12月に一応策定予定ということで現在考えております。

 委託しない、直営でやるという影響なんですけれども、既存の資料なんかを活用しながら、あとは、現在サウンディング調査なんかも進めておりますし、また業務改善課で実施した外部評価の結果等もございますので、こういったものも活用しながら進めていくということで、特に減額するということでマイナスの影響はないのかなというふうに考えてございます。

加藤委員

 スケジュール的には完全に1年ぐらい遅れているということだったら、影響はあるんじゃないんですか。基本計画に間に合えばいいのか、全体の整合性の中でどこをやれば間に合うというのか、ちょっとよく分かりませんけれども、その遅れというのは影響はないと言えてしまうのかというふうに思うんですけど、その辺、御担当は分からないですか。

林都市基盤部公園緑地課長

 スケジュールにしても、基本計画が遅れているということで、大きな意味では基本計画ができた後にこの再整備計画ができていくということで、大きな流れとしてはいいのかなというふうには考えてございます。ただ、影響がないと申し上げたのは、あくまでも作業的な部分について影響がないというふうに申し上げたところでございまして、やはり当初は今年度中に計画を策定するということで考えてはいましたので、そういう意味ではずれてしまうというところはあろうかと思います。

杉山委員

 1点だけ。81ページ、9款の都市基盤費、5項交通政策費の、これは先ほどの御説明だとバス利用者に対する新型コロナ対策ということだったんですが、まず対象のバス会社を教えてもらってもいいですか。

村田都市基盤部交通政策課長

 今回は、バス事業者の中でも中野区内に営業所がある関東バスと京王バス、この2社が対象になるかと考えてございます。

杉山委員

 この新型コロナ対策は結構大切だと思うんですが、関東バスは多分本社が中野ですよね。京王バスは本社が多分新宿だけど整備場とかをお持ちということ。走っているところは中野だけじゃない、新宿だったり、渋谷も多分行くのかな。そうすると、この407万円という予算は中野区が全負担なのか、それともいろいろバス会社が必要な経費がある中で中野区が一部負担しているのか、ちょっとこれ教えてもらっていいですか。

村田都市基盤部交通政策課長

 今回のこの補助になりますけれども、近隣区でいくと杉並区とか練馬区とか、その辺でも同様のことをやるというふうに聞いてございます。その中で、おっしゃるとおり中野区内に営業所のある会社バスが中野区外まで走っていくといったところはあろうかと思うんですけれども、近隣区で協調的にやっている部分もありますので、そこら辺につきましては、各区で助成することによって基本的には中野区内を走るほとんどのバスが対象ということで考えてございます。

杉山委員

 あまりこれに関しては金額がそんなに高いものではないですけど、なかなか財政が厳しい中で、やっぱりほかの区とも話しながらちょっと予算を分けたりして、持ち合いみたいなことも多分できたんじゃないかなと。ただ、中野区の姿勢としてはすばらしいなとは思っています。ちょっと今後これが拡大していくと、また年間を通して予算が拡大しちゃったり、来年度の話もきっとまた補正とかもあるかもしれない。そのときにまたその考えをぜひ進めていただければと思います。要望で結構です。

久保委員

 すみません、先ほど加藤委員が聞かれていた公園緑地費のところです。今までの委託によるものではなくて、区が直接策定をすることになった、そのスケジュールのことについては基本計画との整合性を図られていくということは分かったんですけれども、サウンディング調査等も入れたりとか、また業務改善の外部評価もあり、そういったことも生かしていくということでした。ただ、そもそも区で、だったらできたんじゃないのかと。その辺のところが、じゃ実際には、期間があれば区ででき得ることであったのか、そこら辺のところはどうだったんでしょうか。もともとそのサウンディングのことであったりとか、また外部評価のことも、これは突然変わったわけではなくて、外部評価のことは決まっていたことだと思うんですよね。その辺のところを生かしながら区でできるということであれば、そもそもそうするべきであったんではないかなというふうにも思ってしまうんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。

林都市基盤部公園緑地課長

 そもそも効率的に計画策定業務を進めるために、現地調査とか情報収集ですとか、あとはデータ分析など、そういった作業的な業務について委託するということで、職員は計画に何を盛り込むかといったような判断的な業務に尽力するということで委託費を予算化したものでございまして、今回委託を考えていた部分においても、既存の資料とか、あとは先ほど申し上げましたサウンディング調査とか、あとは外部評価とか、その他いろいろな資料なんかを活用することで、あとは計画策定のスケジュールも見直したこと、そういったことによって直営でもできるのではないかということで判断したというところでございます。

久保委員

 要は、直営でできることであったのに、じゃ予算付ける必要はなかったじゃないかというふうにも見受けられてしまうわけですけれども、実際にはこの基本計画が延びたという、スケジュールが押していることによってその辺の職員の余力が生まれきちっとこの策定に向き合えるようになったと、そういうふうに考えればよろしいですか。要は、遜色ないものがちゃんと完成してくるのかどうか、そこの委託費を削減したことによって内容が何ら変わることはなく、そこはきちっと策定される公園再整備計画自体には何も影響がないと、そこのところをはっきり示していただきたいんですけど。

林都市基盤部公園緑地課長

 委員おっしゃるとおりでございまして、あくまでも作業的な部分を委託するということで考えてございまして、そういった盛り込むものとかについてはもともと区の職員でやるというところもございましたので、委託するかしないかにかかわらずということで遜色のない計画を策定してまいりたいと考えてございます。

来住委員

 道路維持・整備費ということで、三つのJRの関係する跨線橋の点検ということですけども、もともとこの点検というのは、道路法か何かで定められていて何年おきに点検をしなければならないと、そういう何か基準に基づいて今回の3か所の跨線橋についての点検ということだったんでしょうか。

井上都市基盤部道路課長

 委員おっしゃるとおりで、道路法に基づきまして5年に1度の点検を実施することになってございます。

来住委員

 参考までになんですが、今回はJRに関係する三つの跨線橋なんですが、ほかの例えば区が管理したり、東京都が管理する分もありますけども、いわゆる区が関係している例えば妙正寺川にしろ神田川にしろ、いろいろ橋がいっぱいありますけども、それらについての点検はやっぱりこれに基づく点検ということになるんでしょうか。また別途点検をするということになるんでしょうか。

井上都市基盤部道路課長

 委員おっしゃるとおりで、JRに架かる橋以外につきましては、区のほうで別途委託をして5年に1度点検を実施してございます。

来住委員

 今現在、上の原の跨線橋については改修といいますか行われていると思うんですけども、今回、上の原の跨線橋が今一定の改修をかなり予算も取ってやっておられて、それが完了をすることをもって点検をしていく、したがってこの3か所についてはそれに合わせるというようなことでなっているということでよろしいんでしょうか。

 あわせて、上の原の跨線橋の進捗状況は今現在どうなっているのかお聞きします。

井上都市基盤部道路課長

 まず、3橋同時にということで、今年度、囲桃園跨線橋と東中野駅前広場の2橋につきまして点検を予定しておりましたが、環状6号線に架かります都道の橋につきましてR3年度に点検をするということでJRと東京都で協議をしたというところで、また、中野区としましても、上の原跨線橋の工事が来年度完了しますので、それをもって同時に3橋実施したほうがコスト的に有利であるということから、今回見直しをしまして、R3年度に3橋分について合わせて点検を実施するということで考えてございます。

 それから、現在の上の原跨線橋の工事の進捗状況ですが、今年度断面修復と剥落防止ということでJRの敷地内のほうから工事を実施しておりまして、全体で大体6工種あるんですが、そのうちの2工種が終わっているというような状況でございます。

委員長

 他に質疑ありませんか。よろしいでしょうか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、次に、10款まちづくり推進費、2項まちづくり事業費に関する理事者の補足説明を求めます。

角まちづくり推進部長

 それでは、まちづくり推進部所管分の補足説明をいたします。

 議案書の35ページをお開きください。

 歳出予算の10款まちづくり推進費につきましては、80億4,458万4,000円から9億4,882万8,000円を減額し、70億9,575万6,000円とするものでございます。

 まず、この補正予算のうち、まちづくり事業課所管分の内容について御説明いたします。

 それでは、議案書の82ページ、83ページをお開きください。

 初めに、10款まちづくり推進費、2項まちづくり事業費、1目まちづくり事業費の16節公有財産購入費につきまして6億3,936万4,000円を減額するものでございます。こちらは、区画街路第3号線整備につきまして、用地取得に際し特定財源を確保するため、国庫補助メニューを見直したことにより用地取得費を減額するものでございます。また、権利者による収用の裁決申請が想定されなくなったため、補償金を減額するものでございます。

 続きまして、2目西武新宿線沿線まちづくり費の12節委託料につきまして1,820万4,000円を減額するものでございます。これは、上高田一、二丁目及び三丁目周辺地区防災まちづくりにおきまして、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして地元検討組織の検討開始時期の遅れから、必要な作業期間の確保が困難となりました測量に係る経費を減額するものでございます。

 続きまして、3目防災まちづくり費の12節につきまして1,366万2,000円を減額するものでございます。こちらは、大和町地区におきましての不燃化特区制度に基づく建て替え等の取組促進のための相談ステーション設置につきまして、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、運営事業に係る経費を減額するものでございます。

 次に、この補正予算の歳入の内容について御説明いたします。

 ページをお戻りいただきまして、40ページ、41ページをお開きください。

 13款国庫支出金、2項国庫補助金、8目まちづくり推進費補助金、1節住宅市街地総合整備につきまして910万2,000円を減額するものでございます。これは、先ほど御説明いたしました上高田一、二丁目及び三丁目周辺地区防災まちづくりの測量委託の減額に伴うものでございます。

 続きまして、同じ目、3節まちづくり事業につきまして9,900万円を減額するものでございます。これは、先ほど御説明いたしました区画街路3号線の用地取得費の減額に伴うものでございます。

 続きまして、42ページ、43ページをお開きください。

 14款都支出金、2項都補助金、8目まちづくり推進費補助金、1節防災密集地域総合整備につきまして455万1,000円を減額するものでございます。これも、先ほど御説明いたしました上高田一、二丁目及び三丁目周辺地区防災まちづくりの測量委託の減額に伴うものでございます。

 続いて、同じ目の2節不燃化特区事業につきまして683万1,000円を減額するものでございます。こちらは、先ほど説明いたしました大和町まちづくりの相談ステーション運営委託費の減額に伴うものでございます。

 続きまして、同じ目、4節まちづくり基盤整備事業につきまして1億3,509万2,000円の減額でございます。こちらは、先ほど御説明いたしました区画街路3号線の用地取得費及び補償金の減額に伴うものでございます。

 以上がまちづくり事業課所管分の補正予算に関わります補足説明でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

委員長

 本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

加藤委員

 82ページ、まちづくり事業費の補助第220号線・区画街路第3・4号線整備のうち、区画街路第3号線整備に係る用地取得費等の減額とありますけれども、これの内訳はどのようになっているか教えてください。

川野まちづくり推進部まちづくり事業課長

 まず、用地取得に伴う金額については約4億2,700万円、収用に伴う支払い請求の分については2億1,000万円、これが内訳でございます。

加藤委員

 4億円以上が用地取得で予定していたところ使われなかったということですけど、これは進捗としては1年間通じて芳しくないのか、その辺の感触というのはどういったところなんでしょうか。

川野まちづくり推進部まちづくり事業課長

 現在、区画街路第3号線については、4月から引き続きビル・土地所有者、そして借家人の権利者等と打合せをしているところでありまして、停滞しているわけではなくて、個々の権利者と取得に向けての協議をしているところでございます。

加藤委員

 あと、さっき区画街路第3号・第4号線の整備のところで国庫補助メニューの変更というようなキーワードがあったと思いますけれども、この辺をちょっと詳しく教えてください。

川野まちづくり推進部まちづくり事業課長

 令和2年4月1日付で無電柱化推進計画事業補助制度というのが国のほうで創設されまして、それに向けて中野区の3号線、4号線、220号線については一律移行するような手続を踏んでおります。ですので、4月1日付で無電柱化推進計画の補助制度に申請をして事業を継続しておりました。その後、東京都と打合せを重ねていく上で、この3号線については、駅前の交通広場であることから、交通結節点機能のほうが強化されるというメニュー、そちらのほうが主であるということから社会資本整備総合交付金のほうに移行する、このような話合いに基づいて補助メニューを変えるということになります。

加藤委員

 補助メニューを変えたら、減額というのは、それは後で補填されるというか、メニュー変更の手続が間に合わないというか、1回それをゼロにしちゃって新しく補助メニューを取りに行くということで今回はここを落としているということでいいんですか。

川野まちづくり推進部まちづくり事業課長

 御指摘のとおり、まず今年度については1回取り下げて、来年度、また再度社会資本整備総合交付金としてエントリーするということになります。

久保委員

 大和町まちづくりの相談支援業務に係る委託料の減額なんですけれども、このコロナ禍においてなかなかこの相談支援業務が難しい状況にあるということは分かりますが、このことによっての事業の遅れなど、想定されることというのはどのようになっているんでしょうか。

森まちづくり推進部大和町まちづくり担当課長

 今年度の例えば不燃化特区の助成を見ますと、去年の第4回定例会で補正予算を頂いて8,000万円ほど増額するなど、不燃化特区の最終年度ということもありますので、件数的には予定よりも上振れしているところですが、毎年行ってまいりました相談ステーション業務、こちらを今年は行えなかったということで、そちらの影響というのは当然事業の推進に対してはあるものと思っておりまして、引き続き工夫をしながら不燃化建て替えの推進を目的に区民からの相談を受ける取組については継続していきたいというふうに考えております。

久保委員

 第4回定例会で増額するなど、事業自体は、最後の駆け込み需要というんでしょうかね、そういったこともあってかなり進捗が見られたように思っていたんですね。そうだとすると、相談支援業務が実際行われなくても事業は進んでいるんじゃないかという見方もされてしまうのではないかと思うので、やはりこの相談支援業務を入れることの意義ですとか、これができなかったことによってきちっと次のステップを踏めないというようなこともあるのかと思うので、そこら辺を具体的に影響についてお示しいただきたいと思うのですが、いかがですか。

森まちづくり推進部大和町まちづくり担当課長

 昨年度、夏頃から不燃化特区の延伸については手続を進めておったところでして、そのようなお話も地元のほうにアナウンスさせていただいております。不燃化特区を入れていただいているということですが、いまだ不燃領域率が50%程度ということで、目標とする70%にはまだ遠いということで、引き続き不燃化特区の制度を活用して不燃化建て替えを推進していきたいと思っていますので、そちらについては、やはり今年この相談ステーションの業務を続けたかったなというふうに考えているところです。

久保委員

 おっしゃることは分かるんだけれども、じゃ相談支援業務というのは実際何が一番目的というか、着々と事業が進んでいるように見受けられるけれども、まだパーセンテージは弥生町とかいろんなところと比較すると低いわけですよね。そこら辺のところが、じゃ実際その相談支援業務、この委託事業が今回入れていたならばもう少しそこは結果が変わっていたというようなことが言えるのでしょうか。その辺が、どういう効果を見てこの事業を入れているのかなというところがちょっと分かりづらくて、何か具体的な事例ですとかあれば教えていただきたいんですけど。

角まちづくり推進部長

 実は、先ほど不燃化特区事業の最終年度ということで駆け込み需要というものがございました。私たちは、東京都とも事業の延伸についてということで担当間で継続性についての検討というのもにらみながら事業を進めてきたということがございます。

 相談ステーションの具体的な相談の事例といたしましては、普通に持ち主の方が建て替えるんであればいいんですけども、例えば家族の方の相続が発生するだとか、あとは土地を借りている方がその土地を借りるのを更新して建物を建て替えるだとか、いろいろなイレギュラーというか、ちょっと課題のあるような方々については、なかなか手を挙げてから1年間の単年度で建て替えるというところに結びつかないということもございました。そういったところで丁寧な説明をしていって制度の概要をお示しして、あと大まかなスケジュール、大体どういう申請をしてからどのくらいの期間かかりますよというところも丁寧に説明したり、先ほど言った相続の関係だとどういう手続が必要なのかとか、そういった総合的な相談に乗っていたというのがこの相談ステーションの成果というふうに考えてございます。駆け込み需要と延期されるというのがほぼほぼ分かってきた段階で、地元の方々に今年度についてはいつまでにやってくださいというところと併せて、具体的に相談がある方については、次年度以降もそういった可能性があるので、またこういった相談ステーションを改めてやるからそのときに再度説明してくださいというようなアナウンスも併せてやってございます。個々に応じた個別具体的な相談内容についてはこういったところの成果が見込まれるというふうに考えてございます。

久保委員

 やっぱり課題のあるところに的確にアドバイスを頂けたりとか、いろいろな課題を抱えちゅうちょをしている方たちにとって、その方たちお一人おひとりに寄り添うような相談というのをされているということを伺っています。ですので、今回この事業が延伸というような形になっておりますけれども、しっかりこの相談支援業務も重要なことであると思いますので、そこは、今部長御答弁いただいたように、同時に今までと同じように進めていっていただく。今年度はできなかったということなので、コロナの収束に合わせてまたしっかりとこの業務自体をずっと効果的に活用していただくということで、その辺のところはお願いをしたいと思います。

委員長

 他に質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、次に10款まちづくり推進費、3項中野駅周辺まちづくり費に関する理事者の補足説明を求めます。

豊川中野駅周辺まちづくり担当部長

 それでは、引き続きましてまちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課の所管分について説明をいたします。

 まず、歳出の内容でございます。

 84ページ、85ページをお願いいたします。

 3項中野駅周辺まちづくり費、1目中野駅周辺まちづくり費の12節委託料につきまして1,000万円を減額するものでございます。これは、中野駅南口のファミリーロードを中心としたいわゆるB地区におきまして、まちづくりの検討を進めるために実施を予定しておりました測量調査につきまして、新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえまして実施を延期したことにより減額をするものでございます。

 続いて、同じ目の16節公有財産購入費につきまして290万2,000円を増額するものでございます。これは、中野三丁目地区における地区施設道路の整備におきまして、拡幅整備に必要となる用地取得を行うに当たりまして、土地鑑定評価及び補償費算定の結果が当初想定をしておりました額を上回ったことに伴い、用地費及び補償費を増額するものでございます。

 続いて、同じ目、18節負担金補助及び交付金につきまして2億7,050万円を減額するものでございます。これは、中野駅西側南北通路・橋上駅舎整備に係る支障移転工事につきまして、工事の進捗に伴い、当初の想定よりも工事費が圧縮をされたことによって見込み差が生じましたために不用額を減額するものでございます。

 次に、この補正予算の歳入の内容につきまして御説明をいたします。

 ページをお戻りいただきまして、40ページ、41ページをお願いいたします。

 13款国庫支出金、2項国庫補助金、8目まちづくり推進費補助金の4節中野駅周辺整備につきまして1億7,180万円を減額するものでございます。

 続いて、42ページ、43ページをお願いいたします。

 14款都支出金、2項都補助金、8目まちづくり推進費補助金の5節中野駅周辺地区整備8,055万円の減額でございます。国庫補助金につきましては、先ほど御説明いたしました中野駅西側南北通路・橋上駅舎整備に係る支障移転工事に伴う減でございます。都支出金につきましては、この後に御説明いたしますが、中野三丁目地区における都市再生土地区画整理事業補助、地区施設道路整備に係る繰越明許費の設定に伴う財源更正によるものでございます。

 最後に、繰越明許費でございます。

 90ページ、91ページをお願いいたします。

 10款まちづくり推進費の3項中野駅周辺まちづくり費では、中野三丁目における都市再生土地区画整理事業補助におきまして、当初想定されておりませんでした地下構造物の存在が判明したこと及び土壌汚染の詳細調査等に伴いまして工事進捗に遅れが生じたことによりまして、2億4,738万1,000円を次年度に繰り越すものでございます。

 続いて、同じ項、中野三丁目地区におきます地区施設道路の整備につきまして、用地取得に向けた地権者との折衝の進捗状況により年度内の完了が見込めないために、今回増額をする分を含め7,790万2,000円を次年度に繰り越すものでございます。

 以上が中野駅周辺まちづくり課所管分の補正予算に係る補足説明でございます。よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。

委員長

 本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

加藤委員

 84ページの中野駅周辺まちづくり費、中野駅周辺地区整備の(1)中野駅周辺地区整備、ちょっと聞き逃してしまったかもしれないんですけど、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえて、工事のところを執行時期を見直したんですかね。何でここで1,000万円安くなったのか。時期を見直して安くなるというのはちょっとよく分からなくて、工事内容が変わったなら分かるんですけど、時期の見直しで安くなる理由とともに教えてください。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 こちらは具体的には測量費になります。昨年の第4回定例会でも御説明させていただいたとおり、中野二丁目のいわゆるファミリーロードのB地区に当たりますが、そこのまちづくりを進めていこうということで、今年度勉強会等をした上で測量に入っていきたいと思っておりましたが、その勉強会を――コロナの関係でそういった説明会、勉強会、会うことができなかったので、やり方を変えて今郵送という形でやっておりますが、その測量ができなくなったその1,000万円、それをここは減額をして来年度改めて予算計上させていただいてやっていきたいというようなものでございます。

加藤委員

 そうすると、年度内で時期を見直すというよりは、年度を変えて実行するということなんですね。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 そのとおりでございます。具体的に申し上げますと、今勉強会として3回郵送で資料を送らせていただいて、アンケートをその後取ってまちづくりの素案をまとめていきたいというふうに思っています。議会のほうに報告させていただいて、来年度、地域に意見交換会等しながら、その後、測量等入って都市計画の手続に入っていきたいというふうに思っております。

加藤委員

 ありがとうございます。ちょっとその下の3の中野駅周辺基盤整備のところで、この整備に係る経費がこんなに大きく減額できた理由についてお聞きしたいと思います。

石原まちづくり推進部中野駅地区・周辺基盤整備担当課長

 鉄道事業につきましては、当初の協定におきまして概算額で協定を結びまして、実際には実作業に基づいて精算する形となってございます。こちらの支障移転工事につきましては、平成30年から始めておりまして、今年度が最終年度というところで精算を行いまして、当初予定していた工事の中で削減できる工事があったことから、今回こちらのほうの減額ということになりました。

加藤委員

 ちなみに、全体額というのはどのくらいでこの金額が下がったということなんですか。

石原まちづくり推進部中野駅地区・周辺基盤整備担当課長

 区の負担分ということでよろしいですか。それとも総額のほうで。

加藤委員

 両方。

石原まちづくり推進部中野駅地区・周辺基盤整備担当課長

 当初の協定額につきましては43億8,400万円余でございました。そちらのほうが今回の減額のほうで、こちらは区の負担とJRの負担を合わせまして約5億7,500万円ほどの減額となっております。

 また、区の負担が当初の協定のほうでは20億3,200万円余でございましたが、今回2億7,000万円の減額となりまして、見込みのほうでございますが、約17億6,000万円程度の支出となってございます。

加藤委員

 ちなみに、何度か建設委員会とか特別委員会でありましたけれども、JRがこれから運行時間を変更するというので工事時間を夜間延ばせることが工事費用全体を圧縮できる可能性が示唆されてきましたけれど、その辺というのは今話に出てきているんですか。

石原まちづくり推進部中野駅地区・周辺基盤整備担当課長

 そちらにつきましては、終電の時間が決まり次第JRのほうでも検討を進めるということで聞いておりますが、その結果等についてはまだお聞きしてはございません。

杉山委員

 今の加藤委員のところを再度確認ですけど、2億7,000万円の費用の圧縮は、今回、契約上、実作業で精算したから圧縮できたということで、来年度以降、費用が協定上で結んだ金額からこのぐらい増減がある可能性がある、2億7,000万円というのは結構大きいので、来年度もその先も増減の可能性があるかどうか、ちょっと見解があれば。

石原まちづくり推進部中野駅地区・周辺基盤整備担当課長

 今回の減につきましては、支障移転工事のほうの工事費の減でございます。こちらは、先ほど申し上げましたとおり、今年度が最終年度でございまして、全体の中でこういった2億7,000万円の減。今後、本体工事のほうを今行ってございますが、そちらにつきましても、例えば先ほどお話ありましたように、工事費の圧縮等々あれば、精算という形で、最終年度に近い形でそういったところの御報告になるかなというふうに思ってございます。

杉山委員

 ありがとうございます。じゃ、90ページの繰越明許のことにつきましてちょっとお伺いしたいんですが、中野三丁目の都市再生土地区画整理事業補助2億4,700万円。ガラというか、地下構造物が出たということなんですが、これというのは、場所は例の西口広場ですかね、それとももっと桃丘小学校のあっち側ですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 中野三丁目の区画整理を三つに分けたとして、今おっしゃった西口広場予定地と西側の桃丘小学校跡地、今回はその真ん中の部分、そこの中での解体等をして、その後、下の構造物に支障移転物等が出てきたといったものでございます。

杉山委員

 補助資料、ちょっと説明にはなかったんですけど、土壌汚染もちょっと調査していますということですよね。土壌汚染というのは、何か調査した結果というのは報告いただけますか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 実際、この部分については出てこなかったです。西口だとかあるいは桃丘小跡地については出てきて、法にのっとった対処をしましたが、ここでは調査をした結果は出てこなかったといったものでございます。

杉山委員

 今ちょっと御担当がお話しされたその西口のところ、土壌汚染はちょっと出たんでしたっけ。それの対処とか、心配事というのは解消されているんですか。

石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長

 東京都の所管とやり取りをしながら必要な処置を講じて、大丈夫だというような判断で進めているところでございます。

久保委員

 すみません、ちょっと聞き漏らしてしまったかもしれないんですが、85ページの中野駅周辺基盤整備の財源更正の繰入金と特別区債のところ、これは今回この段階でこの財源更正をやるのはなぜなんでしょうか。すみません、もしかしたら御説明いただいたかもしれないんだけど、聞き漏らしたのかもしれない。

石原まちづくり推進部中野駅地区・周辺基盤整備担当課長

 財源更正に関しましては、財政課のほうの対象になります。こちらのほうは所管外でございます。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 全体を通して質疑漏れはありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 よろしいでしょうか。なければ、質疑を終結します。

 それでは、意見について伺います。第1号議案について意見はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、第1号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 以上で第1号議案、令和2年度中野区一般会計補正予算(関係分)の審査を終了いたします。

 以上で本日の日程を終了しますが、委員、理事者から御発言ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で建設委員会を散会します。

 

(午後3時00分)