令和3年06月01日中野区議会子ども文教委員会(第2回定例会)
令和3年06月01日中野区議会子ども文教委員会(第2回定例会)の会議録

中野区議会子ども文教委員会〔令和3年6月1日〕

 

子ども文教委員会会議記録

 

○開会日 令和3年6月1日

 

○場所  中野区議会第5委員会室

 

○開会  午後5時04分

 

○閉会  午後5時41分

 

○出席委員(8名)

 森 たかゆき委員長

 甲田 ゆり子副委員長

 河合 りな委員

 羽鳥 だいすけ委員

 内川 和久委員

 加藤 たくま委員

 白井 ひでふみ委員

 いながき じゅん子委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 教育長 入野 貴美子

 子ども教育部長、教育委員会事務局次長 青山 敬一郎

 子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当) 小田 史子

 子ども教育部子ども・教育政策課長、教育委員会事務局子ども・教育政策課長、教育委員会事務局学校再編・地域連携担当課長 濵口 求

 子ども教育部子育て支援課長 滝浪 亜未

 子ども教育部児童相談所設置調整担当課長 半田 浩之

 

○事務局職員

 書記 立川 衛

 書記 細井 翔太

 

○委員長署名


審査日程

○委員会参与の紹介

○議案

 第37号議案 令和3年度中野区一般会計補正予算(関係分)

○その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、本日の子ども文教委員会を開会いたします。

 

(午後5時04分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ありませんので、そのように進めます。

 それでは初めに、委員会参与の紹介ですが、当委員会の参与はお手元の資料(資料2)のとおりとなりますので御承知おきのほどよろしくお願いいたします。

 それでは、議事に入ります。

 [1]第37号議案、令和3年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。

 本議案は総務委員会に付託されておりますが、子ども文教委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。

 それでは、理事者の補足説明を求めます。

濵口子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 それでは、令和3年度中野区一般会計補正予算のうち、子ども教育部、教育委員会事務局所管分につきまして、一括して補足説明させていただきます。

 最初に、5ページをお開きください。歳出の表の中段、5款子ども教育費でございます。補正前予算額552億5,591万6,000円を9,111万8,000円増額いたしまして、補正後予算額553億4,703万4,000円とするものでございます。

 それでは、歳出補正予算の個別の内容につきまして御説明させていただきます。今回の補正につきましては、児童相談所の開設時期変更に伴う補正が大部分を占めますので、関連する歳出の補正をまとめて説明させていただきます。また、関連する歳入の内容につきましては、後ほど歳入のページで一括して御説明させていただきます。

 20ページ、21ページをお開きいただきたいと存じます。1項子ども・教育政策費でございます。2目企画財政費は、児童福祉審議会に係る経費89万7,000円を減額いたします。

 その下、5項子育て支援費を御覧ください。1目子育て支援費は2億946万5,000円の増額でございます。内訳でございますが、4児童手当・子ども医療費助成、(6)子育て世帯生活支援特別給付金は歳出の最後に御説明いたします。5出産・育児支援、(2)母子保健医療助成は、小児慢性特定疾病医療費給付に係る経費842万5,000円を減額いたします。

 続いて、22ページ、23ページをお開きください。7項児童福祉費、1目児童福祉費は1億4,593万8,000円の減額でございます。内訳でございますが、1児童福祉関係人件費等、(2)職員手当等は、職員手当等の経費313万2,000円の減額、(5)会計年度任用職員は、会計年度任用職員に係る経費496万5,000円を減額いたします。

 次に、3子ども・若者支援センター運営、(2)児童福祉推進は、未成年後見人支援事業等に係る経費228万1,000円を減額いたします。

 次に、4児童相談所運営、(1)児童相談所運営は、児童相談所運営に係る経費537万6,000円の減額、(2)児童施設入所等措置は、児童施設入所等措置に係る経費1億1,106万6,000円の減額、(3)里親支援は、里親支援事業に係る経費624万2,000円の減額、(4)一時保護所運営は、一時保護所運営に係る経費1,287万6,000円を減額いたします。こちらにつきましては、債務負担についても補正がございます。

 お手数ですが、38ページをお開きください。上から2項目め、子ども・若者支援センター夜間休日電話相談等業務委託、その下、里親支援業務委託、その下、子ども・若者支援センター調理業務委託の計3本の債務負担行為についても、児童相談所開設時期の変更に伴い廃止いたします。

 それでは、22ページ、23ページにお戻りください。2目児童相談所等設置準備費は、一時保護所建設工事の工期延伸等による工事費等2,579万9,000円の増額、また派遣職員に係る経費901万5,000円を増額いたします。

 続いて、24ページ、25ページをお開きください。8項子ども特別支援費でございます。1目子ども発達支援費は、障害児入所給付に係る経費632万6,000円を減額いたします。

 以上が児童相談所の開設時期変更に伴う補正の説明になります。

 それでは、20ページ、21ページにお戻りください。5項子育て支援費、1目子育て支援費を御覧ください。4児童手当・子ども医療費助成、(6)子育て世帯生活支援特別給付金は、子育て世帯生活支援特別給付金支給に係る経費といたしまして、2億1,789万円を増額いたします。

 それでは、歳入について御説明させていただきます。

 10ページ、11ページをお開きください。11款分担金及び負担金、1項負担金、2目子ども教育費負担金、5児童入所施設措置は、児童入所等措置の減額に伴い、自己負担金55万8,000円を減額いたします。

 次に、13款国庫支出金、1項国庫負担金、2目子ども教育費負担金は、6,188万3,000円の減額でございます。7障害児通所給付は障害児通所支援給付費の減額によるものでございます。10小児慢性特定疾病医療費は、小児慢性特定疾病医療費給付費の減額によるものでございます。11児童入所措置費は、児童入所施設措置費等の減額によるものでございます。

 次に、2項国庫補助金、4目子ども教育費補助金は、2億1,035万8,000円の増額でございます。11小児慢性特定疾病対策等支援は、小児慢性特定疾病医療費助成事務費の減額によるものでございます。14セーフティネット強化交付金は、子育て世帯生活支援特別給付金に対する補助でございます。

 御説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はございますか。

加藤委員

 まず児童相談所についてお伺いしますけれども、かなり多岐にわたるところで減額補正になってくるというところで、かなり幅広く事業をやられているということをここで再確認させてもらいましたけれども、そもそも当初予算で開設が遅れてしまうというのが予見できなかったのかどうかというところを、いろんなところで報告はされていると思いますけど、念のため時系列的にどういうふうになって当初予算で年度内の開設が難しいという判断に至ったのか御説明いただければと思います。

半田子ども教育部児童相談所設置調整担当課長

 まず、児童相談所の開設の遅れのスケジュールでございますけれども、本年度の予算を編成した段階では、令和4年2月開設を目標に予算編成を進めていたところでございます。その後、第1回定例会に入った後になりますけれども、2月の末に一時保護所に係る工事の関係で工事が遅れるということが判明したものですから、その時点で今後の対応のほうを検討いたしまして、結果として最低でも2か月以上は開設が遅れるということが判明いたしましたので、今回減額の補正をお願いしているところでございます。

加藤委員

 当初予算を組んでいるときは難しかったということ、ありがとうございます。

 あと、ざくっとなんですけども、人件費と運営費というところで分かれていると思うんですけど、人件費は分かるんですけれども、運営費というのは基本的にどういったところにお金を使うものなんですか。

半田子ども教育部児童相談所設置調整担当課長

 まず、児童相談所のほうの運営で一番大きな額は、今回1億1,000万円余減額している児童施設の入所等措置費でございます。こちらにつきましては、児童を例えば児童養護施設ですとか乳児院ですとかそういったところに、中野区のお子さんを児童相談所が入所させた場合に係る入所措置費ということで施設等にお支払いする金額でございます。こちらが児童相談所開設後は大きな、こちら1億円余で2か月分ということになりますけれども、財源としましては2分の1は国庫負担になりますけれども、残りの2分の1は区の負担ということになりますので、こちらが一番大きな金額になるかなというふうに考えているところでございます。

 あと、その他運営費のところにつきましては、一般的な区役所と同じように、例えばシステムに係る経費ですとか、施設の運営に係る経費ですとか、そういった一般的な事務費等がかかるというふうにお考えいただければと思います。

河合委員

 23ページ、今回、児童相談所の開設時期変更に伴う派遣職員にまつわる経費の増額というのがあります。一方、上の児童福祉費のほうでは派遣される職員さんの分が減額されているかと思うんですけど、これというのは同じ職員さんになるんですかね。

半田子ども教育部児童相談所設置調整担当課長

 まず、下の児童相談所設置準備費につきましては、こちらは派遣職員に係る人件費、特に職員手当等に関するものでございます。派遣職員に係る超過勤務ですとか、あと、児童相談所、一時保護所に勤務しておりますと特殊勤務手当等が支給されますので、その金額を今回増額しているものでございます。児童相談所開設後の人件費につきましては、こちらの児童福祉費の関係人経費のほうに計上しておりまして、今回、職員手当のほうを減額しておりますけれども、こちら、予定では2月、3月、中野区の児童相談所として職員手当を職員に支払うことを予定しておりましたけれども、それが開設が遅れたものですから今回減額させていただいたものでございます。

河合委員

 その下の児童相談所設置準備費に関しまして、派遣職員にまつわる経費の増額ということですが、これは、いわゆる時期が変更になることでいろいろその仕事が――すみません、ちょっと整理がうまくつかなくて……。失礼しました。では話を変えます。後でもう一回質疑させてください。整理してから話します。

 児童福祉費の、先ほどの子育て世帯生活支援特別給付金のほうについてお伺いします。こちらのほうは、まずどれくらいの方を対象者に考えているのか教えてください。

滝浪子ども教育部子育て支援課長

 対象児童数としては、4,253名を想定してございます。

河合委員

 4,253名で、これはまた前回同様、今回はひとり親の家庭の方じゃない方に対しての減収でやっていくと思うんですけれども、これもやはり前回も広報の周知のことは言われていたかと思うんですけど、今回はどうやっていく予定なのか教えてください。

滝浪子ども教育部子育て支援課長

 今回も前回と同じく、ホームページ、区報はもちろんのこと、子育て応援メールもございますし、フードバンクだったり、子ども食堂だったり、そういう経済的に難しい方がいらっしゃるところを特に重点的に広報することを考えてございます。

河合委員

 ありがとうございます。丁寧に周知していただけるとのことで、今聞いて安心しました。ぜひこれは必要な方に情報がしっかり届くように、学校などもぜひ周知の対象に入れていただきたいと思っておりますが、いかがですか。

滝浪子ども教育部子育て支援課長

 保育園、幼稚園も含めて関係するところには、学校の校長先生方も含めて周知させていただければと思ってございます。

羽鳥委員

 私も今の河合委員のところなんですけれども、今回、大体の方については申請が不要というふうになっている一方で、直近で収入が減少した世帯については要申請というふうなことが厚生労働省のホームページでも書かれていまして、そういったところの方々が、やっぱり自分は対象とならないと思ってしまう可能性があるんじゃないのかなというふうに思うんですけども、そのことについていかがお考えでしょうか。

滝浪子ども教育部子育て支援課長

 2階の生活相談のところですとか、あと社会福祉協議会なども協力していただきまして、そういうところでも周知を図っていきたいと考えてございます。

羽鳥委員

 私も、先ほど河合委員がおっしゃったことなんですけども、やはりなかなかそういう支援の手が届かないということがやっぱり想定されるので、ぜひ学校とか、必ず子どもが行くところなんかには十分周知をして、対象となる方は全員が申請ができるように、現状では申請するしかない方々がいらっしゃいますから、申請ができるように対策をしていっていただきたいなというふうに思います。これは要望で。

白井委員

 まず、小児慢性特定疾病医療費の給付についてなんですけど、重たい病気のお子さんたちを一時保護所で面倒を見るということなのかな。その際に国の補助が入るということなんですかね。この減額になっているというのは、これはなぜなんですか。もともと入ってくる費用分があるということですよね、これ。分かりますか。

半田子ども教育部児童相談所設置調整担当課長

 今回、児童相談所の開設に伴いまして小児慢性の特定医療費、今現在とかこれから、小児の慢性の特定疾病の医療券等をお持ちの方の医療費に関する負担につきましては、今現在東京都が行っているものを児童相談所開設に伴いまして今後区で行うということになります。その医療費の給付のほうを2か月分予定していたところでございますけれども、児童相談所の開設が遅れたことに伴いまして今回減額させていただくものでございます。

白井委員

 要するに、都がこれまで行っていたものが区のほうが窓口になるということなんですね。なるほど。これは、ちなみに中野区で特定疾患に該当する人たちは何人いますか。

滝浪子ども教育部子育て支援課長

 今回の小児慢性の対象児童数としては、200名から300名程度と想定してございます。

白井委員

 基本18歳、もしくは障害があると二十歳ぐらいまでのお子さんが対象ということですよね。限定された重たい疾病がある方々で、所得だとかによって本人の負担額が変わる。その差額の給付だとかは、申請もそもそもなのかなというところだと思うんですけど、一番低い年齢の方たちとかって細かいのを聞いても分かりますか。何歳の方がここに入っていますか、中野区では。

滝浪子ども教育部子育て支援課長

 年齢のところまでは、申し訳ございません、今ちょっと把握してございません。

白井委員

 ちょっと細か過ぎてあれなんですけど、一般的に3歳に満たないお子さんは、なかなかこの特定の疾患の要件を満たさなくて、発達の度合いによって、この小児慢性特定疾患の医療証がもらえなくて対象にならなかったりする場合がある。もう何年も前に議会で取り上げたことがあって、厚生労働省とか東京都のほうは、それぞれの自治体で、子どもの成長によって難しいんだけども、明らかに重い病気を抱えているお子さんに対しては、それを対象とするように見てくださいという、こういう通知が出ていて、その通知を、レアケースなので、中野区はこの制度がなかった、東京都にもなかったというのをちょっとひも解いて、これは絶対予算措置をすべきだというので、中野区は23区の中でも、やっていない自治体がある中、取り上げたということがあったんですね。

 何が言いたいかというと、明らかに医療証が出ますよという3歳以上の方たちは疾病の特定ができるんですけども、お医者さんの医療的見解として、発達の度合いによるのか、その子が本当に疾病、疾患を抱えているのか分かりにくい場合は、それぞれの自治体裁量でここの辺はよく判断してくださいねというところが入っているので、今聞いていて中野区がその窓口になるということなので、よくよくこの辺、御配慮いただければなと思います。

 それから、子育て世帯生活支援特別給付金について、いわゆるひとり親以外のというやつなんですけど、これは令和3年度分の所得に応じて、まず基準日を設けるということになっています。この間のひとり親のやつは、単純にお子さんの数でそのまま要件が出るとやっていたんですけど、これは所得要件が入ってくるので、もう既に所得の確定ができているということでいいんですかね。大体6月ぐらいになるのかな。新しい、いわゆる令和3年度分での所得認定をした上で、これをベースに非課税世帯だとか生活保護世帯というふうに見るでしょう。その収入を基に通知を送るということになるので、中野区はいつそのベースが出来上がるのか。御案内を出すといっても、これがベースになるので、要するに中野区はいつ案内を出して、いつから給付がもらえるのか、このスケジュールを教えてください。

滝浪子ども教育部子育て支援課長

 税情報が確定するのが6月11日と聞いておりますので、基本的にはそれ以降に税情報を確定し、6月の下旬には対象者が確定しますので、その方たちには、申請の要らない方には通知を送り、7月の半ばには振込をすることを考えてございます。

白井委員

 丁寧な説明ありがとうございます。そうすると、うちは6月11日の情報でということだよね。ちょっとコロナ禍の中なので、ふだんの確定申告よりも後ろにずれこんでいるだとかというのがあるので、一応このタイミングでまず通知を発送と。この方々ですが、大半入るんでしょうけども、令和3年度分のいわゆる住民税非課税世帯分、それから生活保護世帯に該当するようなところも、これは入るんだと思います。一方、ここがちょっと要件がないんですよ。令和3年1月1日以降で収入が激変して、それで住民税非課税世帯相当となった人ってやつなんですよ。これが実は通知が必要な人たちで、相当となったという幅がある言い方なので、実際どこまでかというところは、それは裁量のところがある程度あるのかなとは思うんですけれども、この受け取り方、もしくは7月の中旬に給付というやつなんですけど、これはいつからいつまでぐらいまで中野区は見られるような形にしますか。私がそうじゃないかなという方々の受け取りをできるようにするという話になるんですけど、教えてください。

滝浪子ども教育部子育て支援課長

 申請の申込み自体は、今年度の給付ができるようにということで、令和4年2月28日を申請の期限としてございます。

白井委員

 細かく聞いたのでもう最後にします。そうするとちょっと長いですよね、1年ぐらいあるので。今すぐにというのもあるんでしょうけども、瞬間的なという言い方は変ですけど、今は仮にお仕事があってまだ該当しないかもしれない。だけど半年後、なかなかまだ景気が好転しないので事業が苦しくなって、やっぱりちょっと本当に生活が成り立たないなといったときに該当するかもしれないんだよね。息が長い申請期間でもあるので、単純に通知、連絡だけじゃなくて、場合によってはこれに該当するかもしれないというところを長い目でお知らせをしてあげないといけないかなと思っております。情報提供の話は他の委員からもあったので、私からは、加えてこの申請期間中も情報提供の在り方、逃がさないようにとお願いをしておきたいと思います。

いながき委員

 今回の児童相談所の開設時期が遅れたことで多方面に影響が出ているということなんですが、この一時保護所建設工事の工事延伸の理由、これをまず改めて伺います。

半田子ども教育部児童相談所設置調整担当課長

 一時保護所の工事につきましては、建築の途中で、土壌のほうにアスベストが含まれていることが判明いたしました。アスベストの処分につきましては一般の産業廃棄物とは別の処分の手続が必要なりますので、その調査とかその手続等に時間を要しまして、その関係で工事が遅れたというものでございます。

いながき委員

 この増額された工事費というのは、そうするとほとんどまるまるアスベスト除去費用、ほかに含まれているものはありますか。

半田子ども教育部児童相談所設置調整担当課長

 委員御指摘のとおりアスベストの処分に係る経費と、あと工事期間のほうが2か月間延びる形になりますので、その関係で、いわゆる職人さんですとかそれなりに人も必要になりますので、その辺の経費も含めて今回の補正額ということになります。

委員長

 一旦委員会を休憩します。

 

(午後5時29分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後5時30分)

 

いながき委員

 確認なんですが、最初の工事契約のときに、こうやって途中でアスベスト等があると分かったときの費用ですとか、そのために関連して工事が延びた場合の費用というのを中野区が負担すると、そういった条項については契約に最初に盛り込まれていたんでしょうか。

半田子ども教育部児童相談所設置調整担当課長

 工事につきましては、設計に基づいてこの期間内でということで工事の発注をするわけでございますけれども、その契約のところで想定していない事態が発生した場合には、お互い協議の上という形になっておりますので、今回その協議を経た上で中野区のほうで工事費のほうを負担するということになったというふうに聞いてございます。

いながき委員

 協議の上ということなんですが、こういった場合に、必ずこういった除去費用、またこの工事が延びることでの費用というのを区が負担をしなきゃいけないのかなという疑問がありまして、こういったケースは必ず大体施工発注者のほうが負担をするんでしょうか。

半田子ども教育部児童相談所設置調整担当課長

 全てのケースがということはちょっとこちらのほうではお答えしかねますけれども、今回、土壌のほうにそういったアスベストが含まれているというのは事前に想定できなかったという状況でございますから、それを踏まえて、今回中野区のほうで工事費を負担するというふうになったということですございます。

いながき委員

 もともと区有地であったところにアスベストがあったということで、この除去費用は致し方ないと思うんですけれども、その延伸費用というところで、もし最初からこれが分かっていれば、こういった延伸の分の費用を負担しなくてよかったのかなということをお聞きしたくて確認をしました。結構です。

河合委員

 すみません。先ほどの謎のあれを訂正して、申し訳ございませんでした。改めて質問させていただきます。今回職員手当などが減額されておると思うんですけど、実際にこのタイミングで本来一時保護所などに行く予定であった職員さんはどのように活動とか、庁内でされていくのかお示しいただけますか。

半田子ども教育部児童相談所設置調整担当課長

 職員の派遣につきましては、今現在、調整を行っているところでありますけれども、4月の開設を見据えて、その準備に必要な職員と、あと派遣によってさらに研修を積んでもらいたい職員等というのを今内部のほうで検討しておりまして、職員によっては派遣のほうを延長して今のところで経験を積んでもらって帰ってきてもらう、そういう職員もいるのかなというふうに考えているところでございます。

河合委員

 ありがとうございます。こういうふうに延期になってしまったところで職員さんはどうされるのかなというところがあったので確認させていただきました。改めて4月に向けて、しっかりまた体制構築のために活動されていただけるようにお願いしたいと思います。これは要望で結構です。

委員長

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 よろしいですか。質疑がなければ質疑を終結いたします。

 意見について伺います。第37号議案について意見はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なしでよろしいですね。

 それでは第37号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんのでそのように決定いたします。

 以上で第37号議案の審査を終了いたします。

 審査日程のその他に入ります。

 委員会を休憩いたします。

 

(午後5時34分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後5時40分)

 

 子ども文教委員会における第5委員会室の今後の座席の配置については休憩中に御協議いただいたとおりとしたいと思います。

 また、出入り口付近の混雑については、これで多少解消される面はあるかもしれませんが、区の所管のほうでも少し御配慮いただきますようお願いをいたしたいと思いますが、そういったことでよろしいでしょうか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんのでそのように確認いたします。

 以上で本日予定していた日程は終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で子ども文教委員会を散会いたします。

 

(午後5時41分)