令和3年10月01日中野区議会決算特別委員会
令和3年10月01日中野区議会決算特別委員会の会議録

.令和3年(2021年)10月1日、中野区議会第一・第二委員会室において開会された。

.出席委員(41名)

  1番  市  川  しんたろう       2番  竹  村  あきひろ

  3番  日  野  たかし         4番  渡  辺  たけし 

  5番  間     ひとみ         6番  河  合  り  な

  7番  斉  藤  ゆ  り        8番  立  石  り  お

  9番  羽  鳥  だいすけ       10番     欠  員

 11番  加  藤  たくま        12番  吉  田  康一郎

 13番  木  村  広  一       14番  甲  田  ゆり子

 15番  内  野  大三郎        16番  杉  山     司

 17番  ひやま      隆       18番  小宮山   たかし

 19番  い  さ  哲  郎       20番  小  杉  一  男

 21番  内  川  和  久       22番  若  林  しげお

 23番  高  橋  かずちか       24番  小  林  ぜんいち

 25番  白  井  ひでふみ       26番  いながき  じゅん子

 27番  山  本  たかし        28番  中  村  延  子

 29番  石  坂  わたる        30番  近  藤  さえ子

 31番  浦  野  さとみ        32番  大  内  しんご

 33番  伊  藤  正  信       34番  高  橋  ちあき

 35番  平  山  英  明       36番  南     かつひこ

 37番  久  保  り  か       38番  森     たかゆき

 39番  酒  井  たくや        40番  むとう   有  子

 41番  長  沢  和  彦       42番  来  住  和  行

.欠席委員

      な  し

.出席説明員

 中野区長    酒井 直人

 副区長     白土 純

 副区長     横山 克人

 教育長     入野 貴美子

 企画部長    高橋 昭彦

 構造改革担当部長、構造改革担当課長事務取扱 石井 大輔

 企画課長    堀越 恵美子

 財政課長    森 克久

 広聴・広報課長 高村 和哉

 総務部長    海老沢 憲一

 防災危機管理担当部長、新区役所整備担当部長 滝瀬 裕之

 総務課長    浅川 靖

 職員課長    中谷 博

 区民部長    鳥井 文哉

 子ども教育部長、教育委員会事務局次長  青山 敬一郎

 子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当) 小田 史子

 地域支えあい推進部長          角 秀行

 地域包括ケア推進担当部長        藤井 多希子

 健康福祉部長  岩浅 英樹

 保健所長    佐藤 壽志子

 環境部長    朝井 めぐみ

 都市基盤部長  奈良 浩二

 まちづくり推進部長           豊川 士朗

 中野駅周辺まちづくり担当部長      松前 友香子

 会計室長    吉村 恒治

.本会の書記は下記のとおりである。

 事務局長     長﨑 武史

 事務局次長    小堺 充

 議事調査担当係長 鳥居 誠

 書  記     立川 衛

 書  記     若見 元彦

 書  記     鎌形 聡美

 書  記     松丸 晃大

 書  記     田村 優

 書  記     細井 翔太

 書  記     有明 健人

 書  記     五十嵐 一生

 書  記     髙橋 万里

 書  記     本多 正篤

 書  記     金木 崇太

1.委員長署名


午後1時00分開議

○ひやま委員長 定足数に達しましたので、ただいまから決算特別委員会を開会します。

 認定第1号から認定第5号までの計5件を一括して議題に供します。

 初めに、本日午前中に開かれた理事会の報告を行います。

 まず、委員会運営について、主査報告は、総務、区民、厚生、建設、子ども文教の各分科会の順に行い、報告後、順次質疑を自席で行うこと、また、討論は省略することを確認しました。

 次に、採決方法について、認定第1号を起立、認定第2号を簡易、認定第3号を起立、認定第4号を起立、認定第5号を起立で行うことを確認しました。

 次に、意見について、各分科会から申し送られた意見はありませんでした。

 なお、意見は主査報告が終了するまで提出できます。提出があった場合は、委員会を休憩して理事会を開き、協議することを確認しました。

 次に、お手元の資料要求一覧(最終版)について、会議録の巻末に添付すること及び要求資料データをCD-R等により希望会派に配付することを確認しました。

 以上が理事会の報告ですが、質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○ひやま委員長 なければ、ただいまの報告のとおり委員会を運営することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○ひやま委員長 御異議ありませんので、そのように運営します。

 なお、本日は、採決時に委員全員が着席することから、入室のため主査報告終了後に休憩を入れたいと思います。

 それでは、これより主査報告を行います。

○立石副委員長 初めに、総務分科会主査の報告を求めます。

○ひやま主査 9月27日、28日及び29日に行いました総務分科会の審査の経過について御報告いたします。

 当分科会では、認定第1号、令和2年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分、認定第2号、令和2年度中野区用地特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、令和2年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分及び認定第5号、令和2年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分の審査を行いました。

 初めに、認定第1号について、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容を御報告します。

 最初に、企画費中、まち・ひと・しごと創生総合戦略印刷製本費等について、未執行の理由を問われ、「予算編成時は別の冊子としてまとめる予定だったが、その後、国の方針が判明し、新たに策定する中野区基本計画と兼ねてもよいことが分かったため、未執行とした」との答弁がありました。

 次に、平和・人権・男女共同参画費中、平和資料展示室運営経費について、企画展示の内容を問われ、「日本における第2次世界大戦の様子や世界における平和関連の要素を踏まえて企画している」との答弁がありました。これに対し、「多様性というのであれば、ドメスティックバイオレンスや虐待から身を守る、家庭内の平和のことも視点に入れてはどうか」と質疑があり、「人権と平和、それぞれの視点・課題を捉えて進めていきたい」との答弁がありました。

 次に、広聴・広報費中、掲示板整備事業について、「区のお知らせ板は、建て替え等で撤去せざるを得ないとのことだが、ある程度残してもらいたい。増やす努力はあるのか」との質疑があり、「現在、デジタル化への移行期であり、区からのお知らせは絞り込み、町会からのお知らせも掲示できるよう工夫したい」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「区のお知らせ板は区の大切な情報を広報する場であり、アクリル板つきのお知らせ板をもっと増やしてもらいたい」との要望がありました。

 さらに、他の委員から、展示及び声の区報作成委託費について、不用額が154万円余と多くなっている理由を問われ、「視覚障害がある方の約8%が点字を利用するという全国のデータを基に50人と積算したが、一番多いときで6人であった。また、感染症が拡大していたことから、新規事業であった点字版区報の発行時期を4月から7月にした」との答弁がありました。

 次に、業務改善費中、外部専門評価委託について、「令和2年度に外部評価の仕組みを変えて1件、令和3年度はゼロ件、令和4年度以降はさらにやり方を変えると聞いたが、もともと業務改善にはPDCAを回す役割がある。3年間で検証するとしても、評価の部分を変えてしまうと、迷走しているように見えるがどうか」との質疑があり、「令和2年度からは内部評価か外部評価のいずれかを行うこととしている。本来的には外部評価も含めるべきであり、次年度は行いたいと考えている」との答弁がありました。

 次に、総務費中、区議会資料閲覧用タブレット端末機等購入について、予定していた使い道を問われ、「故障の場合などに備えて予算措置したが、令和2年度は故障がなかったので執行しなかった」との答弁がありました。これに関連して、他の委員から、「議会用とはいえ、ほかのところでも使えるのだから考えてみてはどうか」との質疑があり、「議会に支障がない範囲で柔軟に対応していきたい」との答弁がありました。

 さらに、特別定額給付金について、他区と比べて早く支給ができた理由を問われ、「業務内容を分析して、それぞれ専門業者と契約することにより、迅速な支給につながった」との答弁がありました。

 次に、職員費中、職員健康管理について、「病気休職者が多いという課題解決のために、改善策はあるのか」との質疑があり、「管理監督者から職員への配慮が重要であり、安全衛生委員会等を通じて注意喚起や啓発を進めて、よりよい職場環境を実現したい」との答弁がありました。

 次に、経理費中、庁有車管理について、「現時点で電気自動車は2台保有しているとのことだが、新庁舎を見据えた考え方は何か」との質疑があり、「ゼロカーボンシティの動向を見ながら、電気自動車への買換えも進めていく」との答弁がありました。これに関連して、他の委員から、「常に使う緊急的に使用する場合を除き、買換え時期に合わせてカーシェアの活用も検討してはどうか」との質疑があり、「一昨年、カーシェアを検討し、コスト面や可動性を考慮して、保有していたほうがよいという一定の結論に達したが、今後も研究していきたい」との答弁がありました。

 次に、危機管理費中、避難所設備等の整備について、コロナ禍における避難所の収容体制を問われ、「避難所を発熱者とそうでない方とで区分けする工夫のほか、感染症罹患のリスク対策としての、在宅避難の啓発をしていきたい」との答弁がありました。さらに、「二次避難所の早期開設が求められているが、区の検討状況はどうか」との質疑があり、「今年度、新たに3団体の施設が二次避難所に指定されており、区から早期設置の働きかけをしていきたい」との答弁がありました。

 次に、新区役所整備費中、新区役所整備について、「契約予定額の二百六十数億円に対して、入札額は全社が79から84%の220億円以内に収まっている。金額に差が開くのはなぜか」との質疑があり、「事業者支援により契約予定額を見積もったが、結果として競争原理が働いてこのような結果となった」との答弁がありました。これに対し、「見積もりのための設計支援委託額に何千万円も払っている。次の施設を造るときも同じ手法を取っていくのであれば、ぜひ検証してもらいたい」との要望がありました。

 このほか、ふるさと納税事業について、内部事務管理システム節廃止作業委託について、保育園入園申請入力業務の自動化の導入について、庁舎管理業務委託について、庁舎建物設備改修工事について、公契約条例制定事業未執行について、監視カメラシステムの運用について、災害対策用携帯電話について、防犯カメラ設置状況調査委託についてなどの質疑がありました。

 続いて、一般会計歳入について質疑を行い、寄附金、繰入金、諸収入についてそれぞれ質疑がありました。

 次に、認定第2号、令和2年度中野区用地特別会計歳入歳出決算の認定について質疑を行いましたが、質疑はありませんでした。

 次に、認定第3号、令和2年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定の分担分について質疑を行いましたが、質疑はありませんでした。

 次に、認定第5号、令和2年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定の分担分について質疑を行いましたが、質疑はありませんでした。

 以上が当分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨申し添えます。

 以上で総務分科会における審査の報告を終わります。

○立石副委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○立石副委員長 なければ、以上で総務分科会主査の報告を終了します。

○ひやま委員長 次に、区民分科会主査の報告を求めます。

○伊藤主査 9月27日、28日及び29日に行いました区民分科会の審査の経過について報告いたします。

 当分科会では、認定第1号、令和2年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分、認定第3号、令和2年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分及び認定第4号、令和2年度中野区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての審査を行いました。

 初めに、認定第1号、令和2年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分のうち、歳出に関する主な質疑応答の内容について報告いたします。

 区民費、区民総務費中、ロビーコンサート事業未執行による残について、「新型コロナの影響で実施していないとのことだが、どういう状況になったら再開するのか」との質疑があり、「国の緊急事態宣言や都の対応状況などを踏まえ、総合的に勘案して決定したい」との答弁がありました。

 また、他の委員から、「映像を流すなど、やり方を工夫することは考えなかったのか」との質疑があり、「映像設備を直ちに用意することは難しいが、区民の皆さんから親しまれている事業と認識しており、実施方法を含め検討したい」との答弁がありました。

 次に、消費生活費中、消費生活相談について、「相談の件数が増え続けているが、コロナ禍との関係についてどう評価しているのか」との質疑があり、「新型コロナウイルス感染症に関連する相談が増加したと認識している。特に一昨年度と比べて、30歳代以下の方からの相談が増えた。これは、在宅の方が増えたことが要因の一つと認識している」との答弁がありました。これに対し、「相談を受けることも大事だが、注意を促す啓発が必要である。令和2年度は令和元年度よりも啓発事業費が減っているが、どういう経緯なのか」との質疑があり、「令和元年度をもって東京都からの交付金がなくなったため経費節減を図ったが、ホームページを活用し若者向けに分かりやすい広報を行うなど、費用をかけないよう様々な工夫をしながら啓発に努めた」との答弁がありました。

 また、消費生活展ポスター印刷費未執行による残について、「ポスター印刷費と限定せず、事業に対して使えるよう工夫してはどうか」との質疑があり、「消費生活展実行委員会の皆さんの意向を確認するなど、十分話合いをしながら検討したい」との答弁がありました。これに対して、「来年度の予算で検討してもらいたい」との要望がありました。

 次に、文化・国際交流費中、文化施設の利用制限に係る補償金額の根拠を問われ、「指定管理者との協議や事業計画書に基づいて決定した」との答弁がありました。これに対し、「なかのZEROの運営に関して、収支報告をどのようにチェックしているのか」との質疑があり、「提出されるものについて誤りがないか確認している。このほか、区の監査によるチェックも行われている」との答弁がありました。

 次に、証明費中、コンビニエンスストアでの証明書自動交付による証明書発行件数について、「新型コロナの影響による需要もあると思うが、もっと広報を行えば、さらに件数が伸びるのではないか」との質疑があり、「ホームページ、区報、掲示板等によりコンビニ交付の広報を行っている。令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響もあるが、発行件数が伸びた要因の一つに、マイナンバーカードの交付数が伸びたことがあると考えている」との答弁がありました。これに対し、「マイナンバーカードの交付数が伸びると、コンビニエンスストアでの証明書発行件数も伸びるということなので、区民に対してうまく周知してもらいたい」との要望がありました。

 次に、産業振興費中、産業振興拠点賃借料について、「中野区として、産業振興推進機構は本来どうあるべきか、どう関わるべきかなど、しっかりと検証する時間をつくっていただきたいと思うがどうか」との質疑があり、「今後、産業振興の在り方と併せて検討していきたい」との答弁がありました。

 また、他の委員から、「産業振興推進機構の契約終了後、登記をそのまま残してしまうような危惧があり、しっかりと対応していかなければならないと思うがどうか」との質疑があり、「産業振興推進機構と一緒に丁寧な対応を図っていきたい」との答弁がありました。

 さらに、他の委員から、「常任委員会の中でしっかりと報告をしてもらいたい」との要望がありました。

 次に、環境費、地球温暖化対策費中、カーボン・オフセット事業について、「事業の目的は地方都市との友好親善というわけではなく、CO削減だと思うがどうか」との質疑があり、「目的はCOの削減であるが、環境交流などの狙いもあった」との答弁がありました。これに対し、「区民にはCO削減以外のメリットがあまりないため、事業の在り方を考え直してもらいたい」との要望がありました。

 また、他の委員から、「事業の検証をしっかりと行い、その検証結果も議会に報告していただきたいと思うがどうか」との質疑があり、「区民の皆様にお知らせする必要があると思うため、何らかの形で工夫していきたい」との答弁がありました。

 また、えこコライフ啓発事業について、「環境問題については、世界の動向を区民に伝えるような活動を行っているのか」との質疑があり、「世界の平均地上気温変化のグラフを啓発資料に盛り込むなどしている」との答弁がありました。これに対し、「情報は正確に伝えないと、その判断や求められる行動が間違ってくるため、しっかり行ってもらいたい」との要望がありました。

 次に、環境公害費中、自動車騒音振動交通量調査委託について、「調査をした結果により何か対策を講じていくのか」との質疑があり、「騒音規制法や振動規制法で定められている要請限度を超えることで、道路周辺の生活環境が損なわれると区市町村が認めるときに、関係機関に対して要請を行える」との答弁がありました。また、調査地点の決め方を問われ、「21ある道路を5年程度でローテーションしていくような仕組みである」との答弁がありました。

 このほか、特別区社会教育主事分担金、食品ロス削減事業、粗大ごみ収集緊急対策業務委託などについての質疑がありました。

 続いて、一般会計歳入では、特別区民税、産業振興センターの団体事務室使用料や施設目的外使用料などについての質疑がありました。

 続いて、認定第3号、令和2年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分については、質疑がありませんでした。

 続いて、認定第4号、令和2年度中野区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、質疑がありませんでした。

 以上が区民分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨申し添えます。

 以上で区民分科会における審査の報告を終わります。

○ひやま委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○ひやま委員長 なければ、以上で区民分科会主査の報告を終了します。

 次に、厚生分科会主査の報告を求めます。

○小林主査 9月27日、28日及び29日に行いました厚生分科会の審査の経過について報告いたします。

 当分科会では、認定第1号、令和2年度中野一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分、認定第3号、令和2年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分及び認定第5号、令和2年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分の審査を行いました。

 初めに、認定第1号、令和2年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分のうち、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。

 区民活動推進費中、高齢者の感染予防周知チラシについて、「職員が配布したことで、それなりにコストがかかっていると思うが、効果をどのように検証しているのか」との質疑があり、「職員が自宅に直接行くことで、周囲の様子等も把握することができ、そこを端緒にしていろいろな相談を受けることができたのではないかと認識している」との答弁がありました。さらに、「チラシを配布するだけで、きちんとアウトリーチできているのか」との質疑があり、「コロナ禍でなかなか直接会えない中で、どういった形でのアプローチができるか、今後検討していきたい」との答弁がありました。

 次に、地域支えあい拠点施設運営費中、オンライン相談に関して、「どういう目的で、どういった人たちが利用するのか、それをどう生かすのかきちんと総括し、無駄な投資にならないようきちんと評価をして、次の施策展開に生かしてほしいと思うがどうか」との質疑があり、「現在のところ相談件数は少ないが、今後もオンライン相談が必要だと認識している。支援ツールの一つとして活用していきながら、課題を整理し、新たな施策を検討していきたい」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「相談時に必要な書類について、郵送等で行うのではなくデータ化をして、情報共有を図れるようにすべきと考えるが、今後どのような事業構築を考えているのか」との質疑があり、「情報共有については、Zoomでも利用できるが、その方法と資料がどこまで共有できるのか、検討を踏まえながら進めていきたい」との答弁がありました。

 次に、保健福祉包括ケア費中、障害者相談支援事業運営委託費が増えている理由を問われ、「主なものとして、管理運営費を200万円、人件費で76万円増額している」との答弁がありました。これに対して、「障害者の相談は内容も多岐にわたり、専門性がある程度必要になってくる。事業者も人を増やしていくことは難しい部分もあると思うので、委託費の増額も検討してほしい」との要望がありました。

 次に、地域福祉推進費中、公衆浴場に対する各種補助金について、「コロナ禍でなかなかイベント等ができない中、残が出たのは仕方ないと思うが、他区ではイベント助成金の残額をコロナ対応の物品など、他に転用することが認められ助かったという話も聞いている。中野区の場合はそこがうまくいっていなかったのではないか」との質疑があり、「安全に浴場を利用してもらうという観点に立てば、衛生環境を保つということについては、必要性が認められると考えられるので、今後の支援の仕方、補助の仕方についてはしっかりと検討し、素早い対応を行いたい」との答弁がありました。

 次に、同じく地域福祉推進費中、犯罪被害者支援について、「通常の決算とは異なり、執行率が8.1%であったことがよかったと考えている。使わないほうがよいが、大きな事件が発生すれば予算を執行することになるが、こうした予算についてどのような見解を持っているのか」との質疑があり、「何かあったときに頼れる制度を整えておくことが、自治体として必要と考えている。これまでの相談等や社会情勢を踏まえ、総合的に勘案しながら、不測の事態に対応できる予算額を確保していきたい」との答弁がありました。

 次に、障害支援費中、成年後見等報酬費用助成について、高齢者同様、障害者にもあるのか問われ、「予算として計上しているが、実績はない」との答弁がありました。これに対し、「この制度は部署間をまたがった共有が必要だが、よく知られていないと感じる。他部署との共有を進めてほしいがどうか」との質疑があり、「障害者の権利を守るという観点において、他の機関との連携が非常に重要と考えており、十分な連携を図っていきたい」との答弁がありました。

 次に、区民健診費中、乳がん検診についての委託費を問われ、「区内4病院のマンモグラフィー検査の委託費は2,200万円余、視触診は620万円余である。これに加え検診車は560万円余、区内の医療機関等で行っている視触診が1,100万円余である」との答弁がありました。これに対し、「乳がんに罹患していても視触診では見つけられず、進行してしまうことがあるが、視触診を受けただけで検診を受けたと安心してしまう方もいる。それを助長する懸念がある視触診を直ちにやめるべきではないか」との質疑があり、「今年度、視触診の省略可能という取組を始めたので、その実績を踏まえ検討していきたい」との答弁がありました。これに対し、「令和2年度は様々な構造改革が行われ、今までの予算の在り方自体がどうだったのかを検証しなければいけない1年であり、不必要なものをきちんと精査していく必要がある。そういう意味からも、乳がん検診における視触診は廃止すべきである」との要望がありました。

 このほか、なかの生涯学習大学について、24時間緊急対応電話料について、高齢者居宅介護支援事業委託について、高齢者インフルエンザワクチン接種についてなどの質疑がありました。

 また、一般会計歳入については、高次脳機能障害者支援促進事業について、総合体育館ネーミングライツ料についての質疑がありました。

 次に、認定第3号、令和2年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分では、後発医療品利用についての質疑がありました。

 次に、認定第5号、令和2年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分では、特別給付について、介護予防普及啓発事業についての質疑がありました。

 以上が当分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨申し添えます。

 以上で当分科会における審査の報告を終わります。

○ひやま委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○ひやま委員長 なければ、以上で厚生分科会主査の報告を終了します。

 次に、建設分科会主査の報告を求めます。

○いさ主査 9月27日、28日及び29日に行いました建設分科会の審査の経過について報告いたします。

 当分科会では、認定第1号、令和2年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分の審査を行いました。

 初めに、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容につきまして御報告いたします。

 まず、都市基盤費、都市計画管理費中、都市計画審議会の運営について、「都市計画審議会運営の執行率が16.2%であった理由は何か」との質疑があり、「都市計画審議会は、当初予算では5回程度の開催を見込んでいたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、区として都市計画決定が必要な案件について開催することとしたところ、1回の開催となったためである。なお、東京都からの意見聴取等については、別途対応した」との答弁がありました。

 次に、道路維持整備費中、道路舗装路面下空洞調査委託について、「令和2年度は、5年間の計画の2年目であると思うが、5年間をどのようにして調査するのか。また、この2年間の成果は」との質疑があり、「令和元年度は、主要幹線と区の北部地域を中心に調査を行い、令和2年度から令和5年度は残りの四つのエリアについて調査をしていくもので、令和2年度については、主に新井地域や上高田地域の調査を行った」との答弁がありました。これに対して、「調査の結果をどのように道路整備に生かしたのか」との質疑があり、「空洞発見箇所については、下水道や水道などの施設に起因するものであれば、その企業者に復旧工事をしてもらうことになるが、空洞発見箇所のおおむね半分以上がこれに起因し、これまでに合わせて92か所の復旧を実施した」との答弁がありました。

 次に、公園維持・管理費中、公園巡回警備委託等について、「決算額が5,500万円余と大きな額になっているが、内訳はどうなっているのか」との質疑があり、「公園等巡回警備委託の決算額が約4,500万円、その他、南部多目的運動場併設公園巡回等管理業務委託が約490万円などとなっている」との答弁がありました。これに対し、「道路のパトロールでも大変な金額がかかっている。公園巡回と道路巡回の役割を整理し、工夫して効率よく実施できないか検討してもらいたい」との要望がありました。

 次に、建築行政費中、建築確認申請について、「建築確認申請(建築設備等)の事業実績が71件と前年度から3倍以上も増加しているが、どのような理由があるのか」との質疑があり、「建築設備等の中にはエレベーターの確認申請も含まれ、昨年度から計画通知による小学校の建て替えや民間建物の老朽化したエレベーターの交換が増えたためである」との答弁がありました。

 次に、交通政策費中、自転車シェアリング事業実証実験業務委託について、「シェアサイクル事業については、令和2年度から3か年の実証実験であり、来年度で一旦終了することになると思うが、その先は公費を投入して維持していくのか」との質疑があり、「実証実験後の公費投入は考えていないが、利用実績があるため、公費を投入しない形で関わり合いを続けることを考えていきたい」との答弁がありました。これに対して、「ポートの数は増加していると思うが、維持していくのか」との質疑があり、「事業形態をどうするかを含めて協議し、その上で公園などの公有地の使い方も併せて検討していく。必ずしも同じ形態での実施が決まっているわけではない」との答弁がありました。

 次に、まちづくり推進費、まちづくり計画費中、東中野駅東口周辺地区まちづくりの基礎調査委託について、その委託内容を問われ、「執行統制の対象事業となったため、駅前の低未利用地の解消と駅とまちの結節強化を可能とする市街地整備手法のある程度の抽出と、土地集約の範囲の可能性についての検証にとどまった」との答弁がありました。

 また、他の委員から、「調査の結果、駅舎単独でのバリアフリー化は難しいという報告であった。地元の方々にも、なぜできないかを丁寧に説明していく必要があると思うがどうか」との質疑があり、「駅前のまちづくりは、地域住民、民間開発等を活用する場合は、それを担うディベロッパーなどの当事者で丁寧に協議し、課題解消に取り組むことが基本となる。来年度以降、そういった基本部分に取りかかれるようにしたい」との答弁がありました。これに対し、「既存の駅舎単独だけではバリアフリー化はできないということを理解してもらうことが第一歩である。コスト的にも、時間的にも、技術的にも難しいということを地元の方々に理解してもらうところから始めていただきたい」との要望がありました。

 次に、中野駅周辺まちづくり費中、中野駅西側南北通路・橋上駅舎整備事業について、「不用額が1,700万円余発生しているが、その理由は」との質疑があり、「平成30年度から進めてきた支障移転工事の残額であり、令和2年度が最終年度となっている。工事の精算に伴い想定よりも工事費が圧縮されたためである」との答弁がありました。これに関連し、「新型コロナウイルス感染症の影響で終電の時間が繰り上がり工事時間が延びたと思うが、それによる効果は現時点でどの程度か」との質疑があり、「JRも検証しており、現時点では大きなものではないと聞いている」との答弁がありました。

 一般会計歳出では、このほか、景観ガイドライン策定委託、土のう配備委託、私道整備助成、通学路等交通安全対策工事、公園土地賃借料、補強コンクリートブロック等撤去助成、中野区路線バスにおける感染症拡大防止に関する補助、アパート廃止に伴う家賃等助成、生活再建総合支援業務委託などについての質疑がありました。

 次に、歳入についての質疑を行ったところ、公園占用料、広告掲載収入などについての質疑がありました。

 以上が建設分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨申し添えます。

 以上で建設分科会における審査の報告を終わります。

○ひやま委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○ひやま委員長 なければ、以上で建設分科会主査の報告を終了します。

 次に、子ども文教分科会主査の報告を求めます。

○森主査 9月27日、28日、29日に行いました子ども文教分科会における審査の経過について御報告いたします。

 当分科会では、認定第1号、令和2年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分に関し、審査を行いました。

 初めに、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容につきまして御報告いたします。

 まず、子ども教育費、子ども・教育政策費中、子どもの貧困対策に係る学識経験者意見聴取について、「今年度からの子どもの貧困対策などに生かされてきたと思うが、どのような意見があってどのように政策に反映されたのか」との質疑があり、「子どもが心身ともに健やかに育成されるという児童の福祉の視点や子どもの今を大切にして、今できる最善のことを行う視点が大切であるとの意見があった。その他、より低い学年からの学習支援、子どもたちの居場所支援、生活困窮家庭に対するアプローチなどの課題が指摘された。これらを踏まえ、子どもの貧困対策を進めている」との答弁がありました。

 次に、知的資産費中、ブックスタート事業について、「事業自体はすばらしいが、出生数換算で1人当たり約1万円を要することになってしまう。経費に見合った効果を出すため、対象者全てがブックスタートできるよう、興味を持っていない方にも絵本を配付してほしいが、3・4か月児健診の際に引換券を交付する方法はうまくいっているのか」との質疑があり、「3・4か月児健診の案内通知に引換券を同封しているので、対象者全てに送付できている。コストの課題もあるが、乳児期の保護者による絵本の読み聞かせは、その後の読書習慣の形成に大変重要なものであると考えている。費用対効果を検証しながら、事業拡充を図っていきたい」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「配付する絵本が第2子以降は重複してしまうため必要ないとの意見を聞いた。その対策はどのようにしていくのか」との質疑があり、「基本セットの2冊の絵本は決まっているが、既に購入している場合などがあるので、交換用として他の2冊の絵本を用意している。結果的に4冊のうちから2冊を選ぶことができる仕組みになっている」との答弁がありました。

 次に、保育園・幼稚園費中、教育・保育給付費等申請システムについて、令和2年度をもって使用を終了した理由が問われ、「個人情報保護の確保ができていないこと、事務の効率化につながらないことから令和3年度の予算計上を見送った」との答弁がありました。これに対し、「パッケージソフトを導入したと聞いている。区のやり方と合うかどうか想定できたと思うが、なぜ導入したのか」との質疑があり、「事務の効率化につながると想定していたが、実際に運用したところ不十分であった。当初の調査で行き届かなかった部分が一定程度あったと考えている」との答弁がありました。

 次に、学校経営支援費中、学習用端末機導入について、「ハードの整備が先行しているが、活用については教員によって差が生じているのではないかと懸念している。区として、研修などどのように取り組んでいるか」との質疑があり、「夏休みに全ての小・中学校のICT教育推進リーダー教員を集め、全学校が同じレベルで1人1台のタブレットを活用できるよう研修を実施した。活用事例の共有にも取り組んでいる」との答弁がありました。これに対し、「子どもたちの端末使用ルールや注意喚起には、どのように取り組んでいるか」との質疑があり、「各学校で子どもたちの意見も求めながら、『SNS学校ルール』等を策定している。家庭における使い方については、使用時間や使用場所などの通知を配付し、保護者へ周知している」との答弁がありました。

 次に、学校健康推進費中、給食室厨房備品購入について、「昨年度、学校給食において食中毒が発生したが、この給食事故の対応策として、経費を使った実績はあるか」との質疑があり、「新たに給食厨房機器を購入し、今までジェットオーブンであったものをスチームコンベクションオーブンとした」との答弁がありました。これに対し、購入台数が問われ、「令和2年度は3台購入した。なお、統合が予定されている2校を除き、来年度までに全ての学校がスチームコンベクションオーブンに更新される予定である」との答弁がありました。

 次に、子ども家庭支援費中、子ども配食事業の実績値についての見解が問われ、「補正予算による新規事業で、執行率は22.8%であった。子ども家庭支援センターのケースワークによりサービスを提供する事業だが、昨年度は該当ケースが少なかったための実績と考えている。今年度は、すこやか福祉センター、民生児童委員のほか、学校や子ども食堂の団体に周知を行った」との答弁がありました。これに対し、「NPO等の支援団体との接続も図り、支援が行き届くようにしてほしい」との要望がありました。

 次に、育成活動支援費中、成人のつどいについて、「予算額は440万円であったが、執行額は586万円余とある。この差額分が延期に要した費用か」との質疑があり、「警備委託、会場使用料の損失補償、警備の再委託、通信機器の賃借料等を合わせた156万円ほどが、時期を延ばしたことに要した経費である」との答弁がありました。これに対し、「1月11日の式典の延期を区が発表したのは1月8日だった。来年の成人のつどいは、もう少し早めの判断をしたほうがいいのではないか」との質疑があり、「今年の延期については、都からの直前の要請によるものだったが、可能な限り早めの決断ができるよう庁内で検討していく」との答弁がありました。

 また、他の委員から、成人のつどいの警備委託について、「三、四年前の式典中に参加者が舞台に上がってしまったときに、何も対応がなかった。この警備委託は、こうしたことに対応するものか」との質疑があり、「一昨年度から予算を増額し、安全面において必要な警備体制が取れているものと考えている」との答弁がありました。

 このほか、教育委員費用弁償、学校支援ボランティア活動、医療的ケア児受入経費、修学旅行代替事業、体育館冷暖房化工事、ファミリーサポート事業委託、子ども食堂運営助成、障害児相談支援事業運営費補助金、学習支援事業委託などについて質疑がありました。

 また、歳入について質疑を求めたところ、子ども教育費負担金の保育園入園者自己負担金、財産貸付収入の認定こども園用地貸付料について質疑がありました。

 以上が子ども文教分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨申し添えます。

 以上で子ども文教分科会における審査の報告を終わります。

○ひやま委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○ひやま委員長 なければ、以上で子ども文教分科会主査の報告を終了します。

 以上で分科会主査報告は全て終了します。

 冒頭で確認したとおり、討論は省略することといたします。

 委員会を休憩いたします。

午後1時42分休憩

 

午後1時45分開議

○ひやま委員長 委員会を再開します。

 これより採決に入ります。認定第1号から認定第5号について、順次採決を行います。

 初めに、認定第1号、令和2年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についてを起立により採決します。

 お諮りします。認定第1号を認定すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○ひやま委員長 起立多数。よって、認定第1号は認定すべきものと決しました。

 次に、認定第2号、令和2年度中野区用地特別会計歳入歳出決算の認定についての採決を行います。

 お諮りします。認定第2号を認定すべきものと決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○ひやま委員長 御異議ありませんので、そのように決します。

 次に、認定第3号、令和2年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを起立により採決します。

 お諮りします。認定第3号を認定すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○ひやま委員長 起立多数。よって、認定第3号は認定すべきものと決しました。

 次に、認定第4号、令和2年度中野区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを起立により採決します。

 お諮りします。認定第4号を認定すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○ひやま委員長 起立多数。よって、認定第4号は認定すべきものと決しました。

 次に、認定第5号、令和2年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを起立により採決します。

 お諮りします。認定第5号を認定すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○ひやま委員長 起立多数。よって、認定第5号は認定すべきものと決しました。

 以上をもちまして決算の審査は全て終了しました。

 この際、区長から発言を求められておりますので、これを許可します。

○酒井区長 一言御挨拶を申し上げます。長時間にわたり熱心な御審査をいただきまして、誠にありがとうございました。

 ただいま令和2年度の決算につきまして、認定すべきものとの決定をいただきました。お礼を申し上げます。審査の中で頂きましたたくさんの御意見等につきましては、十分に配慮いたしまして、区政運営に努めてまいりたいと存じます。ありがとうございました。

○ひやま委員長 以上で本日の日程を終了しました。

 決算特別委員会を散会いたします。

午後1時48分閉会