令和4年03月08日中野区議会予算特別委員会
令和4年03月08日中野区議会予算特別委員会の会議録

.令和4年(2022年)3月8日、中野区議会第一・第二委員会室において開会された。

.出席委員(41名)

  1番  市  川  しんたろう       2番  竹  村  あきひろ

  3番  日  野  たかし         4番  渡  辺  たけし 

  5番  間     ひとみ         6番  河  合  り  な

  7番  斉  藤  ゆ  り        8番  立  石  り  お

  9番  羽  鳥  だいすけ       10番     欠  員

 11番  加  藤  たくま        12番  吉  田  康一郎

 13番  木  村  広  一       14番  甲  田  ゆり子

 15番  内  野  大三郎        16番  杉  山     司

 17番  ひやま      隆       18番  小宮山   たかし

 19番  い  さ  哲  郎       20番  小  杉  一  男

 21番  内  川  和  久       22番  若  林  しげお

 23番  高  橋  かずちか       24番  小  林  ぜんいち

 25番  白  井  ひでふみ       26番  いながき  じゅん子

 27番  山  本  たかし        28番  中  村  延  子

 29番  石  坂  わたる        30番  近  藤  さえ子

 31番  浦  野  さとみ        32番  大  内  しんご

 33番  伊  藤  正  信       34番  高  橋  ちあき

 35番  平  山  英  明       36番  南     かつひこ

 37番  久  保  り  か       38番  森     たかゆき

 39番  酒  井  たくや        40番  むとう   有  子

 41番  長  沢  和  彦       42番  来  住  和  行

.欠席委員

      な  し

.出席説明員

 中野区長    酒井 直人

 副区長     白土 純

 副区長     横山 克人

 教育長     入野 貴美子

 企画部長    高橋 昭彦

 構造改革担当部長石井 大輔

 企画課長    堀越 恵美子

 財政課長    森 克久

 広聴・広報課長 高村 和哉

 総務部長    海老沢 憲一

 防災危機管理担当部長、新区役所整備担当部長 滝瀬 裕之

 職員課長    中谷 博

 区民部長    鳥井 文哉

 子ども教育部長、教育委員会事務局次長  青山 敬一郎

 子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当) 小田 史子

 地域支えあい推進部長          角 秀行

 地域包括ケア推進担当部長        藤井 多希子

 健康福祉部長  岩浅 英樹

 環境部長    朝井 めぐみ

 都市基盤部長  奈良 浩二

 まちづくり推進部長           豊川 士朗

 中野駅周辺まちづくり担当部長      松前 友香子

.本会の書記は下記のとおりである。

 事務局長     長﨑 武史

 事務局次長    小堺 充

 議事調査担当係長 鳥居 誠

 書  記     立川 衛

 書  記     若見 元彦

 書  記     鎌形 聡美

 書  記     松丸 晃大

 書  記     田村 優

 書  記     細井 翔太

 書  記     有明 健人

 書  記     五十嵐 一生

 書  記     髙橋 万里

 書  記     本多 正篤

 書  記     金木 崇太

.委員長署名

午後1時00分開議

○ひやま委員長 定足数に達しましたので、ただいまから予算特別委員会を開会します。

 第7号議案から第11号議案までの計5件を一括して議題に供します。

 初めに、先ほど開かれた理事会の報告を行います。

 まず、本日の委員会運営について、主査報告は総務、区民、厚生、建設、子ども文教の各分科会の順に行い、報告後、順次、質疑を自席で行うことを確認しました。

 次に、討論については、従前の例に従い省略することを確認いたしました。

 次に、採決時に全委員が着席することから、入室のため主査報告終了後に休憩を入れることを確認いたしました。

 次に、採決の順序、方法については、第7号議案を起立、第8号議案を簡易、第9号議案を起立、第10号議案を起立、第11号議案を起立により、順次、採決を行うことを確認いたしました。

 次に、議案の採決後に10分程度の休憩を取ることを理事会として確認をいたしました。

 次に、意見についてですが、第7号議案に対して、公明党さんから提出された3件の意見を「意見1」「意見2」「意見3」と呼ぶことを確認しました。また、意見1は起立、意見2は起立、意見3は起立により採決することを確認いたしました。

 なお、意見は主査報告が終了するときまでに提出できるため、提出があった場合には、委員会を休憩し、理事会を開いて協議を行います。

 また、お手元の資料要求一覧の最終版については、会議録の巻末に添付すること及びCD-R等により、要求資料とともに希望する会派に配付することを確認いたしました。

 以上が理事会の報告ですが、質疑はありますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○ひやま委員長 それでは、ただいまの報告のとおり委員会を運営することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○ひやま委員長 御異議ありませんので、そのように運営をいたします。

 それでは、これより主査報告を行います。

○立石副委員長 初めに、総務分科会主査の報告を求めます。

○ひやま主査 3月2日、3日及び4日に行いました総務分科会の審査の経過について御報告いたします。

 当分科会では、第7号議案、令和4年度中野区一般会計予算(分担分)、第8号議案、令和4年度中野区用地特別会計予算、第9号議案、令和4年度中野区国民健康保険事業特別会計予算(分担分)及び第11号議案、令和4年度中野区介護保険特別会計予算(分担分)の審査を行いました。

 初めに、第7号議案、令和4年度中野区一般会計予算の分担分について、歳出に関する主な質疑応答の内容を報告いたします。

 初めに、企画費、企画中、区有地等利活用事業について、「商工会館の利活用について、近隣住民への説明が不十分であり、一度事業を停止したほうがよいのではないか」との質疑があり、「これからも区民の意見を伺いながら進めていきたい」との答弁がありました。

 次に、外部評価の実施について、「外部評価委員に区民を入れないのか」との質疑があり、「区民委員は募らない予定だが、公開ヒアリングを行い、傍聴者である区民から意見を聴取することを考えている」との答弁がありました。

 次に、平和・人権・男女共同参画中、平和啓発事業等について、「今は子どもたちですら、ツイッターをやっていれば、軍事侵攻の情報をリアルタイムで知っている。区民の平和への意識がどう変わってきたのか検証した上で、平和啓発の意識改革を促すようなものにするべきではないか」との質疑があり、「昨今の核に関わるようなところも捉えながら、世界平和について考えるきっかけになる内容も盛り込んでいきたい」との答弁がありました。

 次に、財政中、予算編成、財政計画について、「区長の定めた予算編成方針に従って、財務方が行う予算査定の時点でビルド・アンド・スクラップができていない事業は認められないはずだが、なぜ突破できたのか」との質疑があり、「査定の中で議論は行っているが、事業の効果や今後の施策展開などを踏まえて、最終的な予算措置につながった」との答弁がありました。

 次に、総務費、総務中、東北復興祈念展・東北復興大祭典について、「職員の負担を軽減し、自立できるような形を目指して、ロードマップを持って進めてもらいたいと思っている。寄附金以外に工夫して特定財源の確保に努力したところはあるのか」との質疑があり、「令和3年度はクラウドファンディングを開始した。今後も自主財源の確保に努めるなど、実行委員会と連携しながら検討していきたい」との答弁がありました。

 次に、人事中、人材マネジメントシステム導入等業務委託について、「構造改革実行プログラムの中でも、長期的かつ効果的な人材育成、能力開発、適正な人員といったマネジメントの必要性が書いてあるが、どうして人の量の話を先行させなかったのか」との質疑があり、「当初は、施設整備計画の策定と同時進行で定数管理計画の策定を考えていたが、前提条件となる施設整備計画が確定しないと、職員定数がまとまらないため、策定時期を後ろにずらしてきた」との答弁がありました。

 次に、防災対策中、備蓄物資、避難所設備等整備について、「現在、旧中野中学校跡施設など備蓄倉庫がある施設の中で、区有施設整備計画に基づいて今後活用が見込まれる場合、備蓄物資の行き場はどう考えているのか」との質疑があり、「区有施設全体の状況を見ながら、地域の方々と話し合って配置場所を決めていきたい」との答弁がありました。

 これに対し、「災害時に必要なものが遠くなってしまうと意味がない。区有施設整備計画で活用するのであれば、備蓄物資の配置先についても計画の中でしっかり確保してほしい」との要望がありました。

 次に、情報政策推進中、デジタルデバイドの解消について、事業の財源を問われ、「都の補助事業に応募する予定だが、要件を満たせばよいわけではなく、先進的な事業だと都が認めた場合のみ補助金がつくため、現時点では全額一般財源としている。選定された際には、全額特定財源で見込むことができる」との答弁がありました。

 次に、情報基盤中、インターネットデータセンターの再構築による機能強化について、「2年前の大規模障害の経験から、障害対策や障害発生後の迅速な復旧という視点が業者選定の際に重要だと思うがどうか」との質疑があり、「セキュリティ技術を重点的な評価項目としている」との答弁がありました。

 これに対し、「区役所業務のDX化が進み、システムに依存する面が大きくなるため、システム障害が起きた際にも区民サービスに影響が出ないようにしっかりやってもらいたい」との要望がありました。

 次に、予備費について、予備費を使用する際の基準を問われ、「緊急を要し、補正予算を提出するいとまがない場合というのが一つの重要な基準である」との答弁がありました。

 これに対し、「予備費は本来、急な災害への対応等で使用されるべきである。新型コロナ対策経費であれば、本予算として計上することができるはずだ。今年度は簡易なものから額の大きなものまで何でも予備費から出せばいいという傾向が見られたため、適切な使い方をしてほしい」と要望がありました。

 このほか、議会費、構造改革推進アドバイザー謝礼等、区長記者会見用手話通訳者派遣、区民と区長のタウンミーティング、ふるさと納税事業委託、中野区職員互助会補助金、ぴったりサービス及び転出・転入ワンストップ、業務改善の推進、新庁舎オフィス環境整備等業務委託、新庁舎食堂等内装工事実施設計業務委託などの質疑がありました。

 次に、一般会計歳入では、特別区交付金、地方消費税交付金についての質疑がありました。

 次に、第8号議案、令和4年度中野区用地特別会計予算、第9号議案、令和4年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分、第11号議案、令和4年度中野区介護保険特別会計予算の分担分については質疑がありませんでした。

 以上が主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。

 以上で総務分科会における審査の報告を終わります。

○立石副委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○立石副委員長 なければ、以上で総務分科会主査の報告を終了します。

○ひやま委員長 次に、区民分科会主査の報告を求めます。

○伊藤主査 3月2日、3日及び4日に行いました区民分科会における審査の経過について報告をいたします。

 当分科会では、第7号議案、令和4年度中野区一般会計予算の分担分、第9号議案、令和4年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分及び第10号議案、令和4年度中野区後期高齢者医療特別会計予算について審査を行いました。

 当分科会における主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。

 初めに、第7号議案、令和4年度中野区一般会計予算の分担分の歳出では、区民費、消費生活について、「消費生活展に関して、令和4年度予算で工夫したことは」との質疑があり、「消費生活展のPR用掲示物を製作することで消費生活展実行委員会において意見の一致が図られ、それを踏まえ予算を組んでいる」との答弁がありました。

 これに対して、「区民の要望にかなう予算を組んでいるのか」との質疑があり、「予算に限りがある中で、実行委員会と十分な協議を行い、予算計上している」との答弁がありました。

 これに対して、「区民全体に関わる重要な事業であるため、十分な予算を組んでほしい」との要望がありました。

 次に、文化国際交流中、文化芸術振興に係る基本方針の策定について、「委託により策定するのか」との質疑があり、「区で策定するが、検討過程で民間の文化団体や区民の声を広く聞きながら進めたい」との答弁がありました。

 これに対して、「学識経験者からの意見聴取は考えていないのか」との質疑があり、「今のところ予定はない」との答弁がありました。

 また、他の委員から、「文化芸術振興に係る基本方針と多文化共生推進に係る基本方針が策定された後、どちらの基本方針も関係する部署が多岐にわたるが、どこの部署が中心になるのか」との質疑があり、「文化国際交流担当が中心となる」との答弁がありました。

 次に、戸籍住民管理運営中、新庁舎における共通発券機の一部先行導入について、「どの部署に先行導入するのか」との質疑があり、「戸籍住民課と保険医療課で先行導入する」との答弁がありました。

 これに対して、「二つの課だけではなく、もっと増やすべきでは」との質疑があり、「規模が大きく、連携が多い二つの課で行い、課題を抽出して検証するなど、新庁舎での導入につなげていきたい」との答弁がありました。

 また、これに対して、「どの部署が主導するのか」との質疑があり、「区民部が主導する」との答弁があり、「新区役所整備課に対してしっかり意見を伝えるなど、主体的に取り組んでもらいたい」との要望がありました。

 次に、納税中、メッセージ配信サービス経費の内容を問われ、「従来のショートメッセージサービスから拡充するもので、相手方の既読状況が分かるようなものを考えている。また、文字数が増加することで、URLを貼り付けることができ、区のホームページへの誘導など、納税者の利便性向上を図る」との答弁がありました。

 次に、産業中、産業振興に係る基本方針の策定について、「基本方針を策定する上で、有識者の意見を聞くことが必要と考えるがいかがか」との質疑があり、「区職員が策定することを想定しているが、学識経験者の報償費も予算計上しており、区内関係団体等とも意見交換していく」との答弁がありました。

 これに対して、「基本方針の策定における今後のスケジュールは」との質疑があり、「令和4年度末に基本方針を策定し、その後、基本方針に基づく施策を検討していく」との答弁がありました。

 次に、環境費、環境企画調整中、蓄電システムの導入支援助成金について、「想定している助成件数による、二酸化炭素排出量削減効果は」との質疑があり、「年間195トンの二酸化炭素排出量削減を見込んでいる」との答弁がありました。

 これに対して、「他自治体の状況を見ながら、区民が選択できる具体的な助成制度メニューの検討を積極的に進めていいただきたい」との要望がありました。

 次に、環境・緑化推進について、「中野区基本計画や中野区環境基本計画にも明言されている、生きもの調査の実施に係る予算が計上されていないのはなぜか」との質疑があり、今後の検討となるが、区民参加ができるような形で、生きもの調査を実施する方向で考えている」との答弁がありました。

 これに対して、「区民参加も大事にしつつ、専門家の力も借りながら進めていただきたい」との要望がありました。

 次に、ごみ減量推進中、東京二十三区清掃一部事務組合分担金について、「令和3年度予算から1億8,000万円増えているが、その理由は」との質疑があり、「まず、令和4年度の東京二十三区清掃一部事務組合の予算のうち、特別区分担金の総額が増加した。次に、各区の分担金は、2年前のごみ排出の実績により決まるが、令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響により特別区全体で事業系ごみが減り、その結果、家庭ごみの割合が増加した。中野区は、家庭ごみの割合が大きい区であるため、中野区の分担分が増額となった」との答弁がありました。

 これに対して、「予算総額は増減が激しいものなのか」との質疑があり、「特別区分担金は、数年間増加傾向にあり、来年度も増加が見込まれる」との答弁がありました。

 これに対し、他の委員から、「清掃工場の建替え事業も予算増額の要因ではないのか」との質疑があり、「他区にある清掃工場の建替え等の事業を実施していることなどにより予算全体が増額し、特別区分担金が増加した」との答弁がありました。

 そのほか、一般会計歳出については、総合案内業務委託、棟方志功サミットin倉敷、哲学堂公園保存活用計画策定業務委託、マイナンバーカード交付関連事務費、電子商品券支援事業費補助、中野区食品ロス削減推進計画の策定、ごみの集積所監視カメラ設置委託などについての質疑がありました。

 続いて、一般会計歳入については、文化施設における自動販売機使用料、産業振興センターの施設使用料、びん・缶の回収に係る売却収入などについての質疑がありました。

 続いて、第9号議案、令和4年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分では、国民健康保険料の均等割・所得割についての質疑がありました。

 続いて、第10号議案、令和4年度中野区後期高齢者医療特別会計予算については、質疑はありませんでした。

 以上が区民分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。

 以上で区民分科会における審査の報告を終わります。

○ひやま委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○ひやま委員長 なければ、以上で区民分科会主査の報告を終了します。

 次に、厚生分科会主査の報告を求めます。

○小林主査 3月2日、3日及び4日に行いました厚生分科会の審査の経過について報告いたします。

 当分科会では、第7号議案、令和4年度中野区一般会計予算(分担分)、第9号議案、令和4年度中野区国民健康保険事業特別会計予算(分担分)及び第11号議案、令和4年度中野区介護保険特別会計予算(分担分)の審査を行いました。

 初めに、第7号議案、令和4年度中野区一般会計予算についての分担分のうち、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。

 初めに、6款地域支えあい推進費、地域活動推進中、新型コロナウイルス感染症対策用消耗品購入について、前年度に比べて減額している理由を問われ、「昨年度までは、部内のものをまとめて地域活動推進課で計上していたが、令和4年度から部内各課での予算措置に変更し、臨機応変に購入できるように変えた」との答弁がありました。

 これに対し、「課ごとに即応性を持って対応するのはよいことだが、ばらつきや抜けがないよう、部としてきちんとマネジメントしてほしい」との要望がありました。

 次に、区民活動推進中、町会・自治会活動推進助成等について、その内容を問われ、「新型コロナウイルス感染症の影響の中、地域における活動の再開・活性化を図るため、単年度で各20万円を助成するものである」との答弁がありました。

 これに対し、「町会・自治会への支援と、運営委員会への支援がうまく重なり合う相乗効果を期待している。区もしっかりと支援とチェックをしてほしい」との要望がありました。

 次に、区民活動推進中、なかの生涯学習大学予算の内容と今後の方向性を問われ、「従来同様、1学年、2学年、3学年で年間22回の講座を行う講師謝礼や会場の経費等、再編に向けての検討会を行うための検討委員の謝礼が計上されている」との答弁がありました。

 これに対し、「この予算は現況のスタイルをまずは踏襲していく中で、再編については、個別に見直しながら進めていくという形でよいか」との質疑があり、「今回予算計上している検討会の中で検討し、令和5年度の再編に向けて話合いを重ねていきたい」との答弁がありました。

 次に、地域包括ケア推進中、ひきこもり支援事業について、これまでの相談実績について問われ、「すこやか福祉センターで相談を受ける中で、様々な実績があり、区として支援に取り組んでいかなければならないという認識の下、令和4年度に新たに事業を実施することとした」との答弁がありました。

 これに対し、「ひきこもりという一つの観点ではあるが、一人ひとりにスポットを当て、その方の暮らしをサポートしていくというところを考えていかなくてはいけないと思うが、どうか」との質疑があり、「この事業は社会福祉協議会に委託をする予定であり、社会福祉協議会が実施してきたものに加え、区の事業として委託することで、関係支援者との連携や参加する場の開発等、総合的に進めていきたい」との答弁がありました。

 これに関して他の委員から、「委託ではあるが、区としてもより一層連携や情報共有が大事になってくると思うが、今後どのような展開になっていくのか」との質疑があり、「実施状況について定期的に確認を行い、課題や不足があれば、次の年の委託事業の中に反映していくようにしていきたい」との答弁がありました。

 次に、地域子育て支援中、産後ケア、家事・育児支援事業について、増額の理由を問われ、「かんがるー面接を受けた方全てにカードを出すことでの利用増と、産後ケア事業の回数の柔軟化による利用回数の増加を見越して増額している」との答弁がありました。

 これに対し、「委託費の上乗せについては入っていないのか」との質疑があり、「事業者と金額の協議を行っているところである。新型コロナの対応や利用者の増加に伴い、事業者の負担も増加していることから、契約に関する単価の増額も予定している」との答弁がありました。

 これに対し、「中野の産後ケアを支えてくださっている方々に対しては、しっかりと増額していただきたい」との要望がありました。

 次に、7款健康福祉費、地域福祉推進中、講演会及び職員研修講師謝礼の職員研修について、回数と謝礼額について問われ、「回数は1回で、1時間単価1万4,000円×3時間を考えている」との答弁がありました。

 これに対し、「今年度も予算が少ない中で工夫し、海外とオンラインで結ぶなど、すばらしい研修を行っていた。いろいろな機関の方々も参加しており、こういったネットワークにつながる研修をさらに充実していってほしい」との要望がありました。

 次に、生活援護中、中国残留邦人等支援給付費等について、「日本語が不自由な方もいると思うが、日本語に対する支援や、窓口に来所した際、どのようになっているのか」との質疑があり、「中国語の分かる職員を配置し、対応している。日本語教室の参加にかかる費用や交通費の支援等も行っている」との答弁がありました。

 これに対し、「日本国籍だが日本語が分からない方の実態等について、区民部の文化国際交流担当とも情報共有していってほしい」との要望がありました。

 次に、精神保健支援中、自殺対策事業について、今年度と比べて予算が増額になっている理由を問われ、「自殺対策計画見直しのための審議会の回数増加と、自殺メール相談事業のインターネット検索におけるポップアップ頻度を上げるための広告料の値上げのためである」との答弁がありました。

 これに関連して他の委員から、「より目につくようにということだが、様々な他のサービスも含め、先進事例も含めて取り組んでほしい」との要望がありました。

 さらに、「女性の自殺が全国的に増えている中、区としての傾向と検討している対策はあるか」との質疑があり、「自殺率は、令和元年度に比べ令和2年度は増加している。中でも女性が多くなっており、若い方だけでなく、幅広い年齢層となっている。女性支援に関わっている部署と連携し、自殺に関連する相談があった場合など、対応を強化することを考えている」との答弁がありました。

 このほか、成年後見制度について、高齢者虐待等専門相談について、社会福祉協議会各事業運営補助について、自立相談支援事業等業務委託について、住居確保給付金について、飼い主のいない猫対策事業についてなどの質疑がありました。

 また、一般会計歳入については、重層的支援体制整備事業について、健康福祉手数料についての質疑がありました。

 次に、第9号議案、令和4年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分では、治療中断者への受療勧奨業務委託についての質疑がありました。

 次に、第11号議案、令和4年度中野区介護保険特別会計予算の負担分では、介護システムクラウド事業委託について、スポーツ・コミュニティプラザ等の介護予防事業について、介護サービス事業所研修委託、介護人材の確保・育成のための研修委託について、地域ケア会議についての質疑がありました。

 以上が当分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。

 以上で当分科会における審査の報告を終わります。

○ひやま委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○ひやま委員長 なければ、以上で厚生分科会主査の報告を終了します。

 次に、建設分科会主査の報告を求めます。

○いさ主査 3月2日、3日及び4日に行いました建設分科会の審査の経過について報告いたします。

 当分科会では、第7号議案、令和4年度中野区一般会計予算の分担分及び第11号議案、令和4年度中野区介護保険特別会計予算の分担分について審査を行いました。

 当分科会における主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。

 初めに、第7号議案、令和4年度中野区一般会計予算(分担分)の歳出のうち、都市基盤費では、道路維持中、道路河川維持について、「なぜ、道路・河川維持補修と道路維持補修工事の二つに予算が分かれているのか」との質疑があり、「道路維持補修工事については、ライフサイクルコストを抑える目的の予防保全型補修工事を含めた別立てにしている」との答弁がありました。

 さらに、「この道路維持補修工事は、2億3,800万円余予算計上しているが、今後の予算的な見通しについてどう考えているのか」との質疑があり、「次年度以降もこの規模の予算で継続して取り組んでいく」との答弁がありました。

 これに対し、「予防保全型補修を取り入れたことにより、コストダウンは見込めないのか」との質疑があり、「予防保全型補修工事を継続して実施していくことにより、中野区の道路工事費全体額を抑えていくものである」との答弁がありました。

 次に、公園維持・管理中、民間活力導入準備の内容が問われ、「指定管理事業などに応募する事業者についての財務診断の委託や中野四季の森公園についての利用者アンケート委託を行うものである」との答弁がありました。

 これに対し、「アンケートの目的や必要性についてどう考えているのか」との質疑があり、「中野四季の森公園でのサウンディング市場調査の中で、公園利用者のニーズ把握についての要望があり、それを踏まえたものである」との答弁がありました。

 これに対し、「アンケート調査については、その目的や効果を十分考慮した上で実施してほしい」との要望がありました。

 次に、交通政策中、自転車利活用の検討委託等についての内容が問われ、「平成29年度に策定した自転車利用総合計画の中間見直しと、努力義務となっている自転車活用推進計画を新たに策定するものである」との答弁がありました。

 これに対し、「計画策定のスケジュールはどうなっているのか」との質疑があり、「令和4年度に素案作成及び意見交換会の実施、その後、案の作成及びパブリック・コメント手続を実施する予定である」との答弁がありました。

 これに対し、「自転車ネットワークは、中野区だけで完結するものではない。近隣区の状況を踏まえ、計画を策定してほしい」との要望がありました。

 次に、住宅施策中、マンション適正管理の促進に関する調査委託について、「令和2年度、令和3年度と予算額が徐々に増加しているが、その理由は何か」との質疑があり、「管理状況届出制度の対象となるマンションの届出件数が増加し、それに伴い委託しているマンション管理士の調査件数も増加したためである」との答弁がありました。

 また、都市基盤費全体に関わるものとして、統合型GISの構築に伴う電子データ化について、「統合型GISの構築は、都市基盤部全体で2億6,000万円余となる大きな事業となっているが、その概要はどうなっているのか」との質疑があり、「統合型GISの構築を契機として、都市計画道路や区道等のデジタル現況平面図等の整備を行うとともに、都市計画図や建築確認審査資料など、各課が所管する公開資料についての電子データ化を行うものである」との答弁がありました。

 また、他の委員から、「統合型GIS導入による業務改善の効果について、どう考えているのか」との質疑があり、「窓口対応業務の負担を減らすことにより、技術系の職員が新たな政策形成に注力し、政策を充実させていくのがこの取組の目的である」との答弁がありました。

 これに対し、「統合型GIS導入に際して、技術職の知見を引き継いでいくという観点が必要ではないか」との質疑があり、「できるだけ、これまでの知見を統合型GISにひもづけして蓄積していく」との答弁がありました。

 次に、まちづくり推進費、まちづくり計画中、地区まちづくり団体への支援の内容が問われ、「地区まちづくり条例に基づいて、地域の人たちが主体的にまちづくりに取り組む活動についての助成金と、勉強会等での講師派遣費用であり、登録している団体に対して支援を行うものである」との答弁がありました。

 これに対し、「登録団体が増えることは、まちづくりへの理解に大きく寄与することになる。このような支援制度があることをもっと周知し、登録団体を増やしていくべきではないか」との質疑がありました。「地域の方たちが主体となりまちづくりを進めることは、都市計画マスタープランの中でも重点を置いているビジョンの一つである。今後、より充実を図っていきたい」との答弁がありました。

 次に、中野駅周辺まちづくり中、中野駅周辺地区整備について、「中野駅周辺では、様々な事業が進んでおり、全体調整が必要であると思うが、全体調整を行う予算はどこに計上しているのか」との質疑があり、「中野駅周辺まちづくりに関する検討の中野駅周辺事業間調整等に含まれている」との答弁がありました。

 これに対し、「どのようにして全体調整を進めていくのか」との質疑があり、「中野駅周辺で予定されている複数の事業の工事工程等について、情報収集や施工計画の整理等を行い、また事業間調整を行う推進会議の開催を実施していきたい」との答弁がありました。

 これに対し、「事業者だけではなく、バス事業者などの関係団体とも調整を行い、まちづくりの着実な推進と安全・安心な歩行空間の確保などに取り組んでほしい」との要望がありました。

 このほか、生け垣等設置助成、中野駅北口喫煙所清掃経費、公共基準点維持管理、私道舗装及びL型改良助成、公園清掃等維持管理委託、木造住宅建替え・除却・補強助成、東中野駅東口周辺まちづくり検討支援、上高田防災まちづくりの推進などについての質疑がありました。

 続いて、一般会計歳入については、質疑はありませんでした。

 続いて、第11号議案、令和4年度中野区介護保険特別会計予算の分担分では、高齢者福祉住宅生活援助員業務委託についての質疑がありました。

 以上が建設分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。

 以上で建設分科会における審査の報告を終わります。

○ひやま委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○ひやま委員長 なければ、以上で建設分科会主査の報告を終了します。

 次に、子ども文教分科会主査の報告を求めます。

○森主査 3月2日、3日、4日に行いました子ども文教分科会における審査の経過について報告をいたします。

 当分科会では、第7号議案、令和4年度中野区一般会計予算の分担分に関し、審査を行いました。

 初めに、歳出に関する主な質疑応答の内容を報告します。

 まず、子ども教育費、子ども政策中、「中野区児童福祉審議会、一時保護所第三者委員、被措置児童虐待事例調査弁護士報酬について、児童福祉課に一時保護所関係の予算を措置していないのはなぜか」との質疑があり、「一時保護所を所管する児童福祉課ではなく、客観的立場で調査を行うため、予算措置をしている」との答弁がありました。

 これに対し、「子どもの権利という目線でいうと、一時保護所こそ権利が大切にされるべき場所である。第三者委員などと協力し、課題の解決に取り組んでいくということでよいか」との質疑があり、「一時保護所については、第三者委員等外部の立場から運営内容を確認していただき、指摘された事項について子どもの権利を保障する観点で対応策を考えていく」との答弁がありました。

 次に、子育て支援中、養育費の取り決めに係る費用補助について、その内容が問われ、「対象経費は、公正証書の作成手数料、家庭裁判所の調停申立てに要する収入印紙、戸籍謄本等の添付書類の取得費用に係る補助である。件数は、5件を見込んでおり、1件当たり2万円を上限として合計10万円を予算計上している」との答弁がありました。

 これに関連して他の委員から、「取決めはするが、養育費を払ってくれない相手に対して、立て替え、それを請求するという制度を構築していく必要がある。他の自治体はもっと踏み込んだ取組をしているのに、なぜこれだけの補助なのか」との質疑があり、「他の自治体では、公正証書の保証契約の支援やADRの利用支援を行っているが、実績が少ないので、来年度の成果を見て検討する」との答弁がありました。

 また、他の委員から、ベビーシッター利用支援事業の内容が問われ、「1時間当たり2,500円を補助し、ベビーシッターの交通費は対象としない。また、利用後の補助であるため、利用者にベビーシッター利用料を支払ってもらい、四半期ごとなどまとまった形で請求してもらうことを考えている」との答弁がありました。

 これに対し、「一時保育に関する事業全体について、選択肢はいろいろあるが、一覧になっているものが今までは何もなく、事業がばらばらであったと感じる。孤立している育児を支えられるような施策を全体として考えてもらいたいと思うがどうか」との質疑があり、「一時預かりや一時保育について、一覧のような形でホームページや子育て応援メールで周知するほか、地域の子育て支援団体への情報共有にも努めたい」との答弁がありました。

 次に、育成活動支援中、若者育成支援事業委託について、事業の内容と内訳が問われ、「ハイティーン会議、大学生・社会人支援、若者向けの情報発信等を内容とした若者育成支援事業をプロポーザルで事業者を選定し、実施をする。内訳は、ハイティーン会議の運営支援が約55万円、大学生・社会人支援が約14万円、企画運営支援事業が約35万円、全体の管理・総括の費用が約740万円と想定しており、各事業全体パッケージとして委託し、より効果的に進めていきたい」との答弁がありました。

 これに対し、他の委員から、「全体の総括とのことだが、金額がかなり大きいにもかかわらず内容が全く見えない。具体的な内容は決まっていないのか」との質疑があり、「概要については、これまで委員会でも報告しており、ハイティーン会議、大学生・社会人支援、企画運営支援事業などの若者施策を事業者の力を借りてより効果的に進めていきたい」との答弁がありました。

 次に、知的資産中、図書館の指定管理者運営について、「図書館指定管理業務経費のうち、図書購入の金額は幾らか」との質疑があり、「約7,300万円である」との答弁がありました。

 これに関連して他の委員から、「図書購入費は、他自治体と比べ平均的な金額か」と質疑があり、「中野の区立図書館は蔵書の充実が課題であると認識している。来年度の図書購入経費と中野東図書館の追加図書購入経費を計上することで、23区の平均程度になると見込んでいる」との答弁がありました。

 さらに、他の委員から、「中野東図書館の図書購入経費は今年度1億7,000万円で、来年度は4,200万円余としているが、なぜ段階を分けて購入するのか」との質疑があり、「中野東図書館は17万冊の蔵書を予定している。令和3年度予算で8万冊購入し、閉館した本町図書館、東中野図書館から5万冊を移設している。令和4年度、5年度予算で2万冊ずつを購入し、17万冊とする予定である。単年度で購入した場合の財政負担や利用者ニーズ、新たに出版される図書の購入も考慮し、計画的に蔵書を増やすものである」との答弁がありました。

 次に、教育事業中、デジタル教科書購入費について、「デジタル教科書は全科目に導入されるのか」との質疑があり、「既に教師用として算数、数学、英語について導入しているが、各学校で活用が進んでいるため、社会科、国語、理科についても導入するものである」との答弁がありました。

 これに対し、「子どもたちがタブレットでデジタル教科書を見ることができれば、登下校の荷物持ち運びの問題も解決できると思うが、子どもたち用に導入しない理由は何か」との質疑があり、「来年度、文部科学省で英語の児童・生徒用デジタル教科書を導入する計画がある。国等の動向も見据えながら検討していきたい」との答弁がありました。

 次に、教育センター中、教育センター運営について、不登校の児童・生徒数の推移が問われ、「令和3年度途中の集計の数字としては、昨年度と比べ増加している状況である」との答弁がありました。

 これに対し、「不登校が増える中、令和2年度と同程度の予算額に戻すべきではないか」との質疑があり、「人件費では、心理系相談員を教育相談室に2名、教育支援室に2名増員し、スクールソーシャルワーカーの配置も4名から、各中学校区に1名の9名に増員を予定している」との答弁がありました。

 次に、教育施設保全中、学級数増対応工事について、谷戸小学校における増築の場所と建物の規模が問われ、「設計前だが、校庭に増築する予定である。校庭の4分の1から3分の1程度を使用することを想定している」との答弁がありました。

 これに対し、「教室が足りないという問題を根本的に解決するには、改築するしかないのではないか」との質疑があり、「今後10年間の改築の予定については、中野区立小中学校施設整備計画(改定版)において示している。その先の改築スケジュールは未定であり、5年後をめどに新たな計画をつくっていくので、その中で検討していく」との答弁がありました。

 そのほか、学習支援事業委託等、私立保育所等経費、児童館における一時預かり事業、若者相談フリースペース事業委託等、里親支援事業業務委託等、学校運営協議会・地域学校協働活動の一体的推進体制の構築、ICT環境整備、体験学習の充実、就学相談などについて質疑がありました。

 また、歳入について質疑を求めたところ、子育てに全力で取り組む区市町村徹底支援プロジェクト、私立保育園建物貸付料、一時保育利用料について質疑がありました。

 以上が子ども文教分科会における主な質疑応答の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。

 以上で子ども文教委員会における審査の報告を終わります。

○ひやま委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○ひやま委員長 なければ、以上で子ども文教分科会主査の報告を終了します。

 以上をもちまして、分科会の主査報告を終了します。

 冒頭で確認したとおり、討論は省略します。

 委員会を休憩します。

午後1時46分休憩

 

午後1時48分開議

○ひやま委員長 委員会を再開します。

 これより第7号議案から第11号議案について、順次、採決を行います。

 第7号議案、令和4年度中野区一般会計予算について、起立により採決を行います。

 お諮りいたします。第7号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○ひやま委員長 起立多数。よって、第7号議案は可決すべきものと決しました。

 次に、第8号議案、令和4年度中野区用地特別会計予算について、簡易により採決を行います。

 お諮りいたします。第8号議案を可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○ひやま委員長 御異議ありませんので、そのように決定します。

 次に、第9号議案、令和4年度中野区国民健康保険事業特別会計予算について、起立により採決を行います。

 お諮りいたします。第9号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○ひやま委員長 起立多数。よって、第9号議案は可決すべきものと決しました。

 次に、第10号議案、令和4年度中野区後期高齢者医療特別会計予算について、起立により採決を行います。

 お諮りいたします。第10号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○ひやま委員長 起立多数。よって、第10号議案は可決すべきものと決しました。

 次に、第11号議案、令和4年度中野区介護保険特別会計予算について、起立により採決を行います。

 お諮りいたします。第11号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○ひやま委員長 起立多数。よって、第11号議案は可決すべきものと決しました。

 それでは、委員会を休憩いたします。

午後1時51分休憩

 

午後2時05分開議

○ひやま委員長 委員会を再開します。

 次に、意見についてですが、お手元の資料のとおり意見が提出されております。

 

令和4年(2022)3月8日

予算特別委員会

 

第7号議案(一般会計予算)に対する意見(会派から)

 

◆公明党議員団

1 新型コロナウイルス感染拡大状況と緊迫する世界情勢の変化を注視し、新規・拡充事業については執行方法や時期について、議会への理解を図りながら実施をすること。

 

2 児童館の機能拡充に関する予算については、今後の児童館施設とサービス内容について区議会に丁寧な説明を行い、十分な理解を得るとともに適切な執行に努めること。

 

3 商工会館跡地活用については、近隣住民への十分な情報提供と意見聴取を終えるまでの間は、事業の進行を止めること。

 

○ひやま委員長 提出された意見を事務局に朗読してもらいます。

〔事務局次長 朗読〕

○ひやま委員長 これより付帯意見についてお諮りいたします。

 第7号議案に対する意見1について、起立により採決を行います。

 お諮りいたします。第7号議案に対する意見1を付帯意見とすることに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○ひやま委員長 起立多数。よって、本意見は付帯意見とすることと決しました。

 次に、第7号議案に対する意見2について、起立により採決を行います。

 お諮りいたします。第7号議案に対する意見2を付帯意見とすることに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○ひやま委員長 起立多数。よって、本意見は付帯意見とすることと決しました。

 次に、第7号議案に対する意見3について、起立により採決を行います。

 お諮りいたします。第7号議案に対する意見3を付帯意見とすることに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○ひやま委員長 起立多数。よって、本意見は付帯意見とすることと決しました。

 以上をもちまして、予算の審査を全て終了しました。

 この際、区長から発言を求められておりますので、これを許可します。

○酒井区長 一言御挨拶を申し上げます。長時間にわたりまして、御熱心な審査をいただきましてありがとうございました。先ほど令和4年度予算案につきまして、可決すべきものとの御決定をいただきましたことに御礼を申し上げます。

 ただいまの付帯意見はもとより、御審査の中で頂きました御意見等につきまして、十分配慮いたしまして積極的に区政運営に努めてまいります。ありがとうございました。

○ひやま委員長 以上で本日の日程を終了します。

 予算特別委員会を散会します。

午後2時09分閉会