令和4年03月25日中野区議会子ども文教委員会(第1回定例会)

中野区議会子ども文教委員会〔令和4年3月25日〕

 

子ども文教委員会会議記録

 

○開会日 令和4年3月25日

 

○場所  中野区議会第5委員会室

 

○開会  午後2時33分

 

○閉会  午後2時46分

 

○出席委員(8名)

 森 たかゆき委員長

 甲田 ゆり子副委員長

 河合 りな委員

 羽鳥 だいすけ委員

 加藤 たくま委員

 内川 和久委員

 白井 ひでふみ委員

 いながき じゅん子委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 教育長 入野 貴美子

 子ども教育部長、教育委員会事務局次長 青山 敬一郎

 子ども家庭支援担当部長、子ども・若者支援センター所長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当) 小田 史子

 子ども教育部子ども・教育政策課長、教育委員会事務局子ども・教育政策課長、教育委員会事務局学校再編・地域連携担当課長 濵口 求

 子ども教育部子育て支援課長 滝浪 亜未

 教育委員会事務局学校教育課長 松原 弘宜

 

○事務局職員

 書記 立川 衛

 書記 細井 翔太

 

○委員長署名


審査日程

○議案

 第37号議案 令和4年度中野区一般会計補正予算(関係分)

 

委員長

 定足数に達しましたので、本日の子ども文教委員会を開会いたします。

 

(午後2時33分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 それでは、議事に入ります。

 第37号議案、令和4年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。

 本議案は総務委員会に付託されておりますが、子ども文教委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。

 では、理事者の補足説明を求めます。

濵口子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 それでは、令和4年度中野区一般会計補正予算のうち、子ども教育部、教育委員会事務局所管分につきまして補足説明させていただきます。

 最初に、5ページをお開きください。歳出の表、5款子ども教育費でございます。補正前予算額454億6,702万1,000円を284万4,000円増額いたしまして、補正後予算額454億6,986万5,000円とするものでございます。

 それでは、歳出補正予算の個別の内容につきまして御説明させていただきます。

 12ページ、13ページをお開きいただきたいと存じます。1項子ども費でございます。4目子育て支援費は、病児保育等実施施設及び母子生活支援施設に従事する職員の処遇改善に係る経費284万4,000円を増額いたします。

 続きまして、歳入につきまして御説明をさせていただきます。

 10ページ、11ページをお開きください。13款国庫支出金、2項国庫補助金、4目子ども教育費補助金は89万3,000円の増額でございます。8、児童虐待防止対策は、母子生活支援施設に従事する職員の処遇改善に係る補助でございます。

 続きまして、その下、14款都支出金、2項都補助金、4目子ども教育費補助金は74万2,000円の増額でございます。7、子ども・子育て支援事業、32、保育従事職員等処遇改善事業は病児保育等実施施設に従事する職員の処遇改善に係る補助でございます。

 御説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はございますか。

河合委員

 御説明ありがとうございます。まず今回、処遇改善、それぞれの事業者以前の補正で処遇改善は行われていたかと思うんですけれど、それぞれの事業者が現時点で処遇改善になるようになった理由、この増額する理由を教えてください。(「言い方が悪い」と呼ぶ者あり)

委員長

 ちょっと、もうちょっと整理して。

河合委員

 すみません、もう一度言います。単純に、なぜ現時点でこの処遇改善が、この間の補正じゃなくてここの時点に来ているのか、二つとも教えてください。例えば、都が今補助金を出したからとか、そういう理由を教えてください。

濵口子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 今回補正をお願いいたしますいわゆる病児保育等実施施設のほうにつきましては、こちらの東京都の補助事業を活用いたします。そちらの東京都の正式な通知が1月28日にあったということで、今回の補正をお願いするというものになってございます。

 また、母子生活支援施設に従事する職員の処遇改善につきましては、こちらは国の制度でございますけれども、該当となりますこちらのいわゆる母子生活支援施設との調整が整うのに1月26日まで時間を要したということで、今回の補正としてございます。

河合委員

 ありがとうございました。ちなみにこれは、特定財源も先ほど示されておりましたが、どれぐらい補助が出ているのか、補助割合を教えていただけますか。

滝浪子ども教育部子育て支援課長

 令和4年度4月から9月までにつきましては10分の10で出ておりますし、それ以降については2分の1ずつ出る予定でございます。

河合委員

 ありがとうございます。これに関連しまして、前に行われている処遇改善の状況というのは現時点でお分かりになりますか。分かれば分かる範囲で教えていただきたいんですけれども。

濵口子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 これの前と申し上げますと、保育園等、それから学童クラブの従事する職員の処遇改善かと考えてございます。そちらにつきましては、既に各所管より事業者のほうへ周知をして、現在申請を受け付けているというところで対応しているところでございます。

河合委員

 ありがとうございます。これは最終的には従事する職員の皆様に行き届くのが目的である補助金なわけなので、ぜひ区としてはしっかりと最後まで行き届くように、施策が行き届いているかの確認までしっかり責任持ってやっていただけるように要望いたします。

加藤委員

 すみません、ちょっと全然分かっていないのでお伺いしたいんですけれども、処遇改善というのは、何か保育士とか看護師とかの給与が上がるようなスキームで、国の指針の中で上がっていくものなんですか。ちょっとこの処遇改善全般自体がちょっと理解できていないので教えてください。

濵口子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 処遇改善につきましては、それぞれの施設で勤務をして従事をいただく職員の方のいわゆる給与について賃上げというところで、こういった国ですとか都の補助の制度を活用して、今回の処遇改善でいいますと、おおむね3%程度の賃上げをするというものでございます。

加藤委員

 そうすると、同じ施設でも職種によっては上がる人と上がらない人がいたりするんですか、これは。

滝浪子ども教育部子育て支援課長

 全ての職種について賃上げの対象となってございます。

加藤委員

 国のお達しだと思うんですけど、東京都からの支出金もあって、これは、元は国から都に入って都から中野区に入ってくる流れですか。都が独自の一般財源で出しているんですか。

滝浪子ども教育部子育て支援課長

 今回東京都がやるものにつきましては、国の対象外となっている事業につきまして都が独自に支援するものでございます。

白井委員

 子育てサービスの中の病児保育等実施施設、中野区内の該当施設を教えてください。

滝浪子ども教育部子育て支援課長

 病児保育につきましては総合東京病院、病後児保育につきまして聖オディリア乳児院と仲町保育園病後児保育室の2園でございます。

白井委員

 病児保育のほうの総合東京病院なんですけれども、現在実施はしていないですよね。確認させてください。

滝浪子ども教育部子育て支援課長

 はい、委員おっしゃるとおり、病児保育につきましては休止中でございます。

白井委員

 今回一応申請だけはしておくという形になるんですか。

滝浪子ども教育部子育て支援課長

 総合東京病院につきましては10月以降再開を予定しておりますので、それにつきまして予定で計上してございます。

白井委員

 10月以降再開、それは決定ですか、予定ですか。

滝浪子ども教育部子育て支援課長

 予算上、10月以降に再開する予定で予算計上してございます。

白井委員

 予算上と強調されると、実際再開するのかしないのかというところを確認したくなるんですけれども、現状はどのようなお話合いになっていますか。

滝浪子ども教育部子育て支援課長

 総合東京病院と10月再開に向けて調整を行っているところでございます。

白井委員

 何となくニュアンスは分かりました。要はここの施設誘致に対しては、もともと小児の初期救急を開設してもらいたいというところから我が会派としても強く要望してきたところです。募集の段階で、事業者提案ではなくて、区として事業スキームの中に入れて、事業者が応募に応じて、手挙げに応じて参加してもらって、それで途中からこの小児の初期救急を、やっぱり財政的に非常に苦しいというところから、病児保育という形での受入れになったんですよね。

 一方、このコロナ禍の中なので、患者の受入れのためにというので一旦休止状態になっているんですけれども、なかなか苦しいというお話も聞きます。何で区がここに対して事業者を募集してきたのかというところと、今後の再開に当たって現在交渉中なところも分かるんですけれども、よくよくその意図をお話ししていただいて、ぜひ事業再開に向けての取組を進めてもらいたいと思います。ぜひぜひ、では答弁をお願いします。

小田子ども家庭支援担当部長

 白井委員御指摘のとおり、そもそも総合東京病院の誘致に当たりましては、小児の夜間の救急の部分と、それと病児保育というところを当然必要なスキームとして手挙げをして御応募いただいたという経緯がございます。

 総合東京病院としては当然事務長もずっと同じ方で、私も前職のところからお付き合いのある方で、様々過去の経緯もよく踏まえていらっしゃるところではございます。

 病児保育につきましては、他区でもおおむね再開しているところが近隣区では多いですし、そもそも入り口も別にして独立した形でできる形の施設にもなっておりますので、病院側の様々、院内感染の話ですとかオミクロン株の話も伺いました。ブレイクスルー感染の話も伺いましたが、区としての姿勢としては早急に再開に向けて準備していただけるようにということで、毎月ないしは2か月に1回ぐらいちょっと詰めた形で話合いを始めているところでございますので、委員御指摘の点も踏まえましてきちんと開いていきたいと思います。

委員長

 他にございますか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 他に質疑がなければ、質疑を終結いたします。

 意見についてお伺いいたします。第37号議案について意見はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、第37号議案について意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 以上で37号議案の審査を終了いたします。

 以上で本日予定していた日程は終了いたしますが、各委員、理事者から発言はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で子ども文教委員会を散会いたします。お疲れさまでした。

 

(午後2時46分)