令和4年05月12日中野区議会厚生委員会
令和4年05月12日中野区議会厚生委員会の会議録

中野区議会厚生委員会〔令和4年5月12日〕

 

厚生委員会会議記録

 

○開会日 令和4年5月12日

 

○場所  中野区議会第3委員会室

 

○開会  午後1時00分

 

○閉会  午後2時57分

 

○出席委員(8名)

 小林 ぜんいち委員長

 山本 たかし副委員長

 間 ひとみ委員

 石坂 わたる委員

 近藤 さえ子委員

 浦野 さとみ委員

 高橋 ちあき委員

 久保 りか委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 地域支えあい推進部長 角 秀行

 地域支えあい推進部地域活動推進課長 高橋 英昭

 健康福祉部長 岩浅 英樹

 保健所長、健康福祉部地域医療連携担当課長事務取扱 佐藤 壽志子

 保健所次長 杉本 兼太郎

 健康福祉部福祉推進課長 中谷 博

 健康福祉部保健企画課長、健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長 中村 誠

 健康福祉部保健予防課長 鹿島 剛

 

○事務局職員

 書記 鎌形 聡美

 書記 早尾 尚也

 

○委員長署名


審査日程

〇委員会参与の変更及び異動について

○議題

 地域活動の推進について

 地域子育て支援及び地域保健福祉について

 介護保険及び高齢者支援について

 社会福祉について

 スポーツについて

 福祉事務所及び保健所について

 保健衛生について

○所管事項の報告

 1 HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの積極的勧奨の再開とキャッチアップ接種の実施等について(保健予防課)

 2 新型コロナウイルスワクチン3回目接種当日申込受付の実施について(新型コロナウイルスワクチン接種担当)

 3 新型コロナウイルスワクチン追加接種(4回目接種)について(新型コロナウイルスワクチン接種担当)

 4 その他

(1)野方区民活動センターの施設改修に伴う休館について(地域活動推進課)

○その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、厚生委員会を開会します。

 

(午後1時00分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進行します。

 なお、審査は5時を目途に進め、3時頃に休憩を取りたいと思いますので、御協力をよろしくお願いいたします。

 初めに、委員会参与の変更及び異動について、お手元の資料(資料2)のとおり、4月1日付で委員会参与の変更及び異動がありましたので、御承知おきのほどをよろしくお願いいたします。

 それでは、議事に入ります。

 地域活動の推進について、地域子育て支援及び地域保健福祉について、介護保険及び高齢者支援について、社会福祉について、スポーツについて、福祉事務所及び保健所について、保健衛生についてを議題に供します。

 所管事項の報告を受けます。

 1番、HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの積極的勧奨の再開とキャッチアップ接種の実施等についての報告を求めます。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 それでは、HPVワクチンの積極的勧奨の再開とキャッチアップ接種の実施等についての説明を行います。(資料3)

 1、HPVワクチンの積極的勧奨の再開について。

 (1)HPVワクチンに関する経緯について簡単に説明いたします。HPVワクチンは、子宮頸がんの主な原因とされているヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンであります。HPVワクチンは、平成25年――2013年になりますが――4月にA類疾病として定期予防接種となるも、接種後に疼痛等の多様な症状が出現する事例が報告され、同年6月14日以降、定期接種の積極的勧奨が差し控えられておりました。令和3年――2021年になります――11月26日に厚生科学審議会副反応検討部会での議論を踏まえ、HPVワクチンの安全性に特段の懸念が認められないこと、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められたことから積極的勧奨を再開することという通知が出され、令和4年4月1日から積極的勧奨が再開されました。

 (2)積極的勧奨再開に対する区の対応です。16歳になる女子(高校1年相当)へは令和4年3月上旬に、12歳から15歳になる女子――小学6年~中学3年に相当します――へは6月上旬に予診票を送付しております。対象となる……(「4月上旬」と呼ぶ者あり)ごめんなさい、4月上旬に予診票を送付しております。対象となる住民数は合計4,218人となっております。

 2番、キャッチアップ接種の実施について。

 (1)キャッチアップの接種について。HPVワクチンの積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対し、公平な接種機会を確保する観点から、時限的に従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行うことが決定され、令和4年4月1日に施行されました。

 (2)キャッチアップ接種の対象者についてです。平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの女子――令和4年度中に17歳から25歳になる女子となっております――で、約1万4,600人いると推計されております。また、キャッチアップ接種の期間中に定期接種の対象から新たに外れる世代(平成18年4月2日~平成20年4月1日生まれの女子)も順次キャッチアップ接種対象者とします。

 2ページ目に移ります。キャッチアップ接種の実施期間についてですが、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間といたします。

 キャッチアップ接種に対する区の対応ですが、対象者全員――ただし、区で把握している接種完了者は除くことになります――には6月中旬に予診票を送付する予定でおります。

 3番目、HPVワクチンの接種を実費で受けた方に対する償還払いについてです。

 (1)償還払いの概要について説明します。HPVワクチンの積極的勧奨の差し控えにより定期接種の機会を逃した平成9年4月2日~平成17年4月1日生まれの女子で、定期接種の対象年齢を過ぎてHPVワクチンの任意接種を実費で受けた方に対し、任意接種の費用の助成を行います。

 (2)償還払いの対象です。令和4年4月1日時点で中野区に住民登録がある方が、令和4年3月31日までにHPVワクチンの任意接種を受け、実費を負担した場合に償還払いの対象とします。最大3回接種分までです。対象となるHPVワクチンは、定期接種で使用している2価ワクチンまたは4価ワクチンとします。

 (3)手続等について説明いたします。1、申請受付期間は、6月中旬から申請受付開始予定としております。申請期限は令和7年3月31日までです。償還額についてです。定期接種の基準単価(医師会契約単価)を上限として、医療機関に支払った接種費用となります。3番目、申請に必要な書類についてです。実費を支払った事実、その額及び接種回数を証明できる書類(領収書など)が必要となります。接種記録が確認できる母子健康手帳、予防接種済証または接種済みの記載がある予診票などが必要となります。4番目、周知についてです。キャッチアップ接種の予診票を送付する際に案内を同封させていただきます。また、区報、ホームページで周知していきたいと思っております。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

間委員

 御報告ありがとうございます。3点ほど伺いたいと思います。

 まず、2番の(4)キャッチアップ接種に対する区の対応のところなんですけれども、対象者全員に6月中旬に予診票を送付する予定であるとのことなんですけれども、6月中旬よりももっと前にいち早く受けたいという方がいらっしゃった場合はどのような御対応をされるか、何かお考えがありますでしょうか。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 既に2人ほど相談が参っておりまして、それについては受けるということになっておりますので、(「先に出すの、個別に」と呼ぶ者あり)個別にお送りするということになります。

間委員

 そうしましたら、6月中旬より前に受けたいという方も、区としては対応するということだと思いますが、それはホームページなどで周知されたりはしますか。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 それについては、そこまで記載はしておりません。あくまでもここに記載をしています、6月中旬ということが記載にあります。

間委員

 そんなにたくさんはもしかしたらいらっしゃらないかもしれないですけれども、そういった状況のときでも受け付けますよというところは、ホームページなどでも周知をしてもいいのかなと思いますので、御検討いただければと思います。

 次に、3の(2)償還払いの対象のところなんですけれども、今回対象となるHPVワクチンは、定期接種で使用されている2価ワクチンまたは4価ワクチンとするということですけれども、他の自治体も2価と4価というところなのか、ほかに違うことをされている自治体などは把握されていますか。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 特別区内の23区を調べた限りでは、新宿区が9価のワクチンに対して償還払いをしてもよいという答えがアンケート上返ってきましたが、ほかの区は一切応じないというふうになっております。

間委員

 新宿区が対応するという。まだ詳しいことは分かっていないというところですよね。その他でいいますと、私が調べたところですと、静岡県の富士市なんかも9価のワクチンに対して費用の半額の補助をされるということを公表されていると。もう4月から始めているとのことです。定期接種化の方向性で議論はされていると思いますけれども、そんな中でそれぞれの自治体の判断というのがある中で、今現在は区としては2価と4価というところだとは思うんですが、以前にもこの件は話させていただきましたけれども、御自身の決断でより効果のある9価というところを選ばれた方、これから選びたいという方もいらっしゃると思いますので、ぜひこちらに関しても今後も検討されていくのが望ましいと思うんですけれども、いかがでしょうか。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 委員の御指摘のとおり、9価のほうが幅広くウイルスに防御を示すというデータは出ております。ただし、現在、日本政府としては2価と4価が定期予防接種に入っておりまして、9価は入っておりません。現在、償還に応じてしまうと、これから打たれる方には払わない、だけど、打った方だけ払う。ちょっと矛盾が生じてしまいます。それと、2価と4価はもう既に、日本が勧奨を止めていた9年間にヨーロッパ各地で十分実証が出ております。効果があったと。子宮頸がんの死者に関していいますと、もう30%から40%の死者の減少を認めています。やはりそれに乗り遅れてはいけないということで、定期接種の予防接種をどんどん推奨しないといけないと。9価のワクチンはまだ出たばかりなので、まだそこまでデータがそろっていないというのが現状です。

間委員

 そういった背景もありますので、様々なお声もあるかと思いますけれども、引き続き検討はしていただければと思います。こちらは要望で結構です。

 最後に、(3)の手続き等の中の申請に必要な書類に関してなんですけれども、こちらに示されている実費を払った事実、その額及び接種回数を証明できる書類(領収書など)、もしくは接種記録が確認できる母子健康手帳、予防接種済証または接種済みの記載がある予診票等とありますけれども、こちらを持ち合わせて、ちょっと手元にないよとか、見つからない、紛失してしまったというときに、ほかに証明できる手立てというのはあるのでしょうか。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 委員の御指摘のとおり、そういう方もいらっしゃるとは思いますが、基本的には、記録がないという場合はちょっと応じかねるということが現状としてあります。それと、支払った記録があるか、もしくはワクチンを打った記録があるか、どちらかであれば、我々としては考慮していきたいということで、償還に応じる可能性が高いということになっております。

間委員

 例えば、接種を受けた医療機関のほうに問合せをして、そちらのほうで何かしら証明のようなものを作っていただいたりとかということも可能なのかなとは思ったんですけれども、これはその認識で合っていますか。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 委員の御指摘のとおり、そういう証明書を持ってきてくだされば、我々は応じるという姿勢であります。

間委員

 全ての、でも、そんなにたくさん、これ、「等」というところに含まれるここ以外のパターンということはあまりないのかもしれないですけれども、可能な限りこういったケースも、もし見つからなければ医療機関に問い合わせいただくと何とかなるかもしれませんということは、しっかりとお伝えしたほうがいいのかなと思いますので、案内というか、Q&Aをホームページに載せるなど、きちんとお知らせが届くようにしていただけたらと思いますが、いかがでしょうか。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 委員の御指摘のとおり、そういうふうにこれから周知をしていきたいと思います。

久保委員

 すみません、償還払いのことでお伺いいたします。対象者が、令和4年4月1日時点で中野区に住民登録がある方ということになっております。これ、転出をされた方に関してはどのようになるのか教えてください。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 4月2日以降に転出された方は、4月1日までの住所の登録地ということになりますので、中野区が応じることになります。

 久保委員

 4月1日以前に転出をされた場合はどのようになりますか。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 4月1日の時点での住所登録地ということになりますので、住所を移した日が4月1日以降であれば中野、あ、転出の場合ですから前の区ということになりまして、4月1日以降に中野区に移した場合は中野区が受け持つことになります。(「以前」と呼ぶ者あり)

委員長

 ちょっと休憩します。

 

(午後1時18分)

 

委員長

 再開します。

 

(午後1時18分)

 

鹿島健康福祉部保健予防課長

 申し訳ありません。4月1日に住所があった場所で申請をしていただくということになります。

久保委員

 ということは、4月1日以前に住民票を移された方、転出された方というのは、中野区ではそれは対象とならない。その代わり、現時点で住所があるところで、他区、他の自治体のほうで受けられるということですよね。その辺のところの周知というのがスムーズにいくのかどうかというところは、それは他の自治体の周知の在り方になってしまうのかと思うんですけれども、今23区で様々調整をされたようなお話をお聞きしておりましたが、意見交換といいますか、新宿区が9価のほうは受けるとか、そういう情報交換はしているようですけれども、他の自治体においても償還払いを行うということは、これは全ての自治体で行うようなことになっているんでしょうか。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 私が調べたところではほぼ全国的にも、これ、国の通達として出ていますので、ほぼ全部が受けるということになっております。ですから、4月1日のルールもほぼ全国で統一されているというふうに理解しております。

久保委員

 ということは、漏れなく連絡が行くということですね。

 それと、申請に必要な書類のことなんですが、これは償還払いだけではなくて、積極的勧奨の対象となる方たちに関してでございますが、母子健康手帳を紛失されているというような方がおいでになられて、先日も御相談を受けました。母子健康手帳がないので、娘にワクチンを1日も早く受けさせたいと思うんだけれども、それができないんじゃないかという御心配の声だったんですけれども、必ずしもそうではない。もしなかったとしても対応は可能なのだと思いますが、その辺のところが、御相談ですとか、丁寧な対応というのができているのか教えてください。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 母子手帳を紛失されている場合ですが、ワクチンを打った医療機関に問合せをしていただいて、先ほど紹介しました予防接種済証というのを発行していただいて、それで対応するということになると思います。それができない場合は、ちょっとこちらとしても難しいかなとは思います。(「償還払いじゃなくて、キャッチアップできるのか。母子手帳がなくてもできるのか」と呼ぶ者あり)要するに、もう打った方ですね。(「これからの方」と呼ぶ者あり)これからの方ですか。これからの方はキャッチアップの対象にはなりません。(「なるでしょう」と呼ぶ者あり)あ、キャッチアップの対象になって、償還払いにはならないと。(「母子健康手帳が……」と呼ぶ者あり)

委員長

 ちょっと休憩します。

 

(午後1時21分)

 

委員長

 再開します。

 

(午後1時23分)

 

鹿島健康福祉部保健予防課長

 母子手帳がなくてもキャッチアップ対象には応じていただきたいと思います。その辺については、対応はこちらのほうの保健所のほうで対応させていただきたいと思います。

久保委員

 すみません、保健所の対応なんですか。要するに、問合せが来た場合は保健所のほうでそういった説明をしてくださる。医療機関に直接行った場合には、医療機関のほうで対応をしていただけるということで大丈夫ですよね。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 大丈夫です。

久保委員

 ありがとうございます。先ほど間委員が、キャッチアップ接種に対する区の対応のところの、6月中旬に予診票を送付する予定であって、現在準備期間だということなんだと思うんですけれども、お問合せがあった方に対しては、先に予診票をお渡しすることができるということで、これはアナウンスが行っていない。ホームページなどでアナウンスしてくださいというようなお話が、先ほど御意見がありましたけれども、実際のところ、この問合せがあった場合に、先に予診票をお渡ししているという事例があると先ほどお話がありました。これ、どのような形で予診票は、問合せがあった方には早めに送付をすることができるですとか、そこら辺のところをちょっと御説明いただきたいのと、やはりそういった問合せがあった方だけではなくて、やっぱり送付をする上での準備期間が必要なので、実際には予診票はあるけれども、送るというその手間の部分で時間がかかってしまうだけだと思うので、早めに打てるということの告知というのも明確にすべきなのかなと思いますけれども、その辺についてはいかがですか。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 準備が整わないというのが一つだったと思います。ただ、先ほど前もって、すみません、今提供を受けましたが、ホームページには一応それについての案内は書いております。(「そのことですね」と呼ぶ者あり)そのこと自体が書いてあります。(「読み上げてください」と呼ぶ者あり)はい。積極的勧奨ですよね。(「お急ぎの方」と呼ぶ者あり)ここですよね。(「接種をお急ぎの方へ」と呼ぶ者あり)「接種をお急ぎの方へ。原則、区が発行する予診票を受け取ってから、その予診票を使って接種してください。ただし、接種をお急ぎの場合は、このページ末尾の連絡先にご一報ください」という御案内です。

久保委員

 分かりました。なので、これを見ていただければ分かるということですよね。なかなか手元に、6月中旬に予診票が来ないと、ひょっとすると対象の方も自分たちが対象かどうかというところも分からないままなので、その辺の情報自体が行きづらいところかなとは思うんですけれども、ありがとうございます。ホームページで既にそういった御対応がされているということが分かりました。その問合せを保健予防課のほうにしていただきましたら、そこには送付をするなどの対応で、もう既に行われているということでよろしいですか。確認です。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 そのようなことをしておりますので、そのとおりでございます。よろしくお願いします。

近藤委員

 1点だけちょっと確認させていただきたいんですけれど、母子手帳は、そもそもこの定期予防接種ですとかは全て記録するようになっているんですか。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 一応医療機関が、父兄が母子手帳を持参した場合はそこに記載するように、そういう制度になっております。

近藤委員

 お子さんが小さいときは、母子手帳を持って受けに行くということが予防接種のときは習慣化しているんですけれど、このようにある程度の年齢になってから打つということになると、ちょっと母子手帳というところが離れてしまうと思うんですね。それで、こういう、今度新たに償還できるというときに、あ、母子手帳、どこ行っちゃったかなみたいなことになるので、やっぱりこれ、すこやか福祉センターですとか、そういうところできっちりと、やっぱりこれからも予防接種とかいろいろなことが一つの記録としてしっかりと自分のお子さんに伝わっていくように、母子手帳の継続的な持参ですとか保管ということを働きかけていっていただきたいと思いますけれど、いかがですか。

高橋地域支えあい推進部地域活動推進課長

 母子手帳交付の際などに、必ずそういった場合に御持参いただいて、記録を確実に記載するような方向で皆様に周知してまいりたいと思います。

石坂委員

 今回のキャッチアップ接種に対する区の対応のところで、対象者全員が対象ですけど、ただし、区で把握している接種完了者を除くとありますけど、これは全体の何割とか、あるいは何人ぐらいいらっしゃるか把握されていますでしょうか。

委員長

 休憩します。

 

(午後1時30分)

 

委員長

 再開します。

 

(午後1時30分)

 

杉本保健所次長

 申し訳ございません、ちょっとお時間をいただきたいと思います。

委員長

 じゃ、答弁保留ということで、次に移りたいと思います。

石坂委員

 HPVワクチンの接種を自費で受けた方に対する償還払いのところで、3月31日から6月中旬までの間、要は先に状況が分かってホームページを見た方には早めに送りますということですけども、それを知らない方も多いと思われます。なので、4月1日以降であるけども、6月中旬に予診票が来ることを知らないまま接種をしてしまうとかという場合もあるのかなと思うんですけど、その場合というのは償還払いの対象にならないということなんでしょうか。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 それは、政府から配られたものに対して我々も勉強しましたが、ならないということになっています。

石坂委員

 ということであるならば、ホームページには載っけているということではあったんですけども、区は様々連絡の手法、SNSなども使って広報などもしておりますので、やはりホームページに載っかっていますというだけではなくて、区の公式のSNS等々でも幅広く周知をしていかないと、知っていれば早めに手続したのに、知らないから受けてしまって対象にもならないということを少しでも防ぐことが必要であると思うんですけど、その辺り周知をより広く行うべきじゃないかと思いますが、いかがお考えでしょうか。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 今後そういうことがないように、できるだけ周知していきたいと思っております。

佐藤保健所長

 そういった広報としての周知も大切だと思っておりますし、また、打つほうの医療機関も限られておりますので、そちらのほうで、あなたは対象だからこっちだよというふうに御案内していただけるのかなというふうに思っておりますので、二重の周知というか、関門の形ということで対応できればというふうに思っております。

委員長

 保留のところはもう少しかかりそうですかね。時間がかかるのであれば、他の委員の質疑を受けたいと思います。

 では、他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 では、保留のところをどうしますか。もう少し……。先に次の報告を受けて、後でお願いします。

 2番、新型コロナウイルスワクチン3回目接種当日申込受付の実施についての報告を求めます。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 新型コロナウイルスワクチン3回目接種当日申込受付の実施につきまして、資料(資料4)により御報告いたします。本件につきましては、本年4月28日に行われました危機管理・感染症対策調査特別委員会におきましても御報告をしております。

 資料のほうを御覧ください。新型コロナウイルスワクチンの3回目接種につきまして、区民を対象に実施してまいりました中野サンプラザの集団接種会場における接種対象者の範囲を18歳以上の区内在学・在勤の方まで拡大し、当日のワクチン接種申込受付を実施することといたしました。

 1、実施期間は、令和4年4月15日(金曜日)から令和4年5月15日(日曜日)までで、受付時間は、月・火・木・土・日の各曜日は午前10時30分から午後4時30分まで、水曜日と金曜日につきましては午後1時30分から午後6時30分まででございます。

 2、会場は中野サンプラザ集団接種会場でございます。

 3、対象者は、2回目接種後6か月経過した18歳以上の方で、中野区にお住まいで中野区発行の接種券をお持ちの方、それから、中野区内の学校に通学または中野区内の事業所に勤務している方で、居住地発行の接種券をお持ちの方です。

 4、接種するワクチンの種類でございますが、武田/モデルナ社製ワクチンです。

 5、当日でございますけれども、各日申込受付開始の1時間前までに、当日の受付枠数を中野区のホームページで公開いたします。そして、中野サンプラザ受付窓口で申込みを受け付け、先着順に接種を行います。

 6、そのほかに、記載のとおり、当日の予約枠に空きがない場合は、当日申込受付は実施いたしません。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

浦野委員

 これ、対象を拡大したということなんですけれども、そもそもこの対象を拡大した理由というのはどういう理由になりますでしょうか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 中野サンプラザでモデルナ社製ワクチンを使用して接種を行っているところでございますけれども、4月30日期限のものがたくさんありまして、予約枠が埋まらない状況がございました。余剰が発生するということで、その余剰を有効に活用するということで、当日申込受付を開始したものでございます。

浦野委員

 今御説明いただいた理由なんですけども、これ自体は非常に対応としてはよかったと思っているんですけれども、これ以外にも、今なかなか接種計画との関係で思うように接種率が伸びていないというような状況もあって、ワクチンが、要は余っているという状況が、この対応だけでは多分解決できていないんだと思っているんですけれども、可能な限り廃棄を出さないようにというのはそのとおりだと思うんですけれども、これ以外での対応で廃棄になる、ないし、その期限が来るものの対応というのは、この間されたものというのはあるんでしょうか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 東京都を通じて余剰ワクチンを融通し合う仕組みがございますので、他自治体での引取りができないかですとか、他医療機関等で使用できないかという調整は行ってまいりましたが、今回そういったものはちょっと成立せずに、廃棄が出たものでございます。

浦野委員

 厚労省もたしか、今御説明あったように、自治体間で融通し合うようにということを言っていて、実際にされたけれども、なかなかそれはうまくいかなかったというのがあって、今廃棄が出てしまったということがあったんですけど、実際区としてこの3回目接種までの間で廃棄というのはどのくらいになっているんでしょうか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 本年4月30日が期限のモデルナ社製ワクチンの廃棄は、1万3,725回分となってございます。

浦野委員

 かなりの回数なんじゃないかなと思っていて、4月末にNHKでもちょっと報道されて、23区のほかの自治体も含めて廃棄がどの程度かというのがあって、今あったように中野区、結構回数に換算すると多いのかなというふうになるんですけれども、ほかの区で、目黒区だと、報道による範囲ですけども6,000回、文京区だと1,500回分なんていうような報道もあって、区としてこの間、接種券も早く送付しながら接種率を上げていくという取組をしている中で、思うように上がっていないという中で、今回この1万回分以上の廃棄になってしまった部分があるのかなと思うんですけれども、ただ、やっぱりそれを出さないための手立てもいろいろしてきたけれども、結果としてこうなったというところで、なかなかこれをどういうふうに、じゃあ、ほかに何かできなかったのかなというのはあるんですけれども、現状としてはかなり、いろいろやれることはやったけれども、やむを得ず、難しかったというような状況なんでしょうか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 すみません、今回のワクチンの廃棄が約1万4,000回出た原因は大きく三つございまして、3回目接種者の見込みでございました。2回目接種者の全員が3回目を接種するというふうに開始前は見込んでおりましたが、4月末までで実際の接種は約5割ということで、そこが大きく違ったものでございます。それから、2番目といたしましては、ファイザー社ワクチンに比べましてモデルナ社ワクチンの接種希望者が少なくて、結果としてその予約枠が埋まらずに余剰が生じたものでございます。それから、三つ目の原因でございますけれども、この3回目接種を開始するに当たりまして、本年1月24日にモデルナ社ワクチンの納品がございました。モデルナ社ワクチンの使用期限は製造後9か月なのですが、1月24日に納品されたワクチンの大部分は4月30日期限のもので、もう既に期限が3か月少々とかなり短くなってからの納品だったことが原因と考えられます。

浦野委員

 今御説明いただいた三つの中で、最後のところ、本来は9か月あるけれども、既にこちらに届いた時点で残りの期間が3か月しかなかったというのは、それは何かもうちょっと手前というか、期限がまだ残っているものが手に入るとか、そうなってしまった理由というのはどういう理由が主なんでしょうか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 東京都のほうから配分されてくるのですが、配分できる量というのを都のほうから示されます。その範囲内で何回分、どれくらいの量が必要かということで申請を出して、その分が納品されるという形になりますが、期限、いつまでのものをどのように配分するかは東京都のほうで行っているものでありまして、そこのところの希望というのは出すことができないものでございました。結果としてこのようなことになったということでございます。

浦野委員

 決して区だけの責任というわけじゃなく、いろいろ今御説明いただいた中でのことなんだろうと思うんですけど、この後報告になる4回目の接種のところでも、想定接種率等々との兼ね合い、あと、今の3回目接種の現状等を見ながら、なるべくやっぱりそれは廃棄を出さないということが大前提になってくると思うので、ちょっと東京都との兼ね合い、国との兼ね合いというのも、かなりそこに大きく左右される部分もあるんだろうなとは思うんですけれども、区としても可能な限り対応してきた中での今回の結果だとは思うんですけれども、その辺り当然廃棄が出ないように、ぜひ検討、工夫していっていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。最後に伺います。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 今後のワクチン接種の所要量の申請ですとか、そういったことに当たりましては、実際の希望者の数ですとか必要数を精査いたしまして、無駄のないように努力してまいりたいと存じます。

高橋委員

 確認ですけど、皆さんが本当に努力してくださって、こういうふうにやってくださっていることは本当にありがたいことだと思うんですけど、さきに報告いただいたときに、やっぱりワクチンの期限があるということを私たちにはしっかりとお知らせしてくださるべきだったんじゃないかなと思うんですけど、どうですか。じゃないと、ワクチンがあるからサンプラザを使ってワクチンを打っていただきますというような、ある人たちから、区民はそういう安易な受け取り方をしてしまうわけですよ。ワクチンを打ってくださいねと。サンプラザでやっていますから、券があればできますよというふうに私たちも勧奨したりしているんですけれども、私自身がこのワクチンの期限すら知らないから、どうして5月15日で終わっちゃうのと言われても、説明ができなかったりとかということがあったりしたので、そういうことを行うときにお知らせしておいていただけたらありがたかったかなとか思っているんだけど、そうじゃなかったのかな。私の勘違いかな。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 この実施期間につきましては、3回目の集団接種の会場の設置が5月15日までということですので、最終日まで当日受付を実施するというものでございます。期限があり、その有効活用のためにということにつきましては、ちょっと御説明が足りないところがございました。それは申し訳ございませんでした。

高橋委員

 謝っていただきたくて聞いたんじゃなくて、私たちももうちょっと、私も知識不足だったから、お知らせするときに上手にお知らせができなかったわけですよ。打ちたい人もいただろうし、3回目を打つと大変だからと打たない方も結構いらっしゃったんですよ。だけど、打ったほうがいいよと言っても、5月15日じゃもうすぐ終わっちゃうとか、何で期間がここで終わっちゃうのかと言われたときに説明し切れなくて、いや、サンプラはここまでしか借りていないのよなんて、そんな適当なことも言えないし。だから、理解していれば区民の皆さんに上手に説明ができたかなという。私も反省しているところなので、今後、この次の4回目の報告もあるでしょうけど、きちんと私たちが理解できるような報告をしていただきたいというふうに思っているんです。これは答弁要らなくてお願いであります。

 それから、この1か月の期間でやろうとしていることが大変御苦労だったと思うんですけれども、モデルナだから一般のお医者様たちが使っているところだってあるわけだよね。そういう医療機関さんにぜひお知らせして、皆さん、打ちたい方に打ってあげてくださいという、そういうやり取りとか、有効活用するということはされていたんですか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 各医療機関のほうでの接種につきましてはワクチンの希望を聞いておりまして、モデルナを使っていただけるところにはモデルナ社製ワクチンを使って接種をしていただいたものでございます。

高橋委員

 やっぱり区民の皆さんに有効に接種していただくためには、緊密に医療機関さんと、大変でしょうけどやっていただくことが必要だと思うんですね。これからもまだまだ4回目もしくは5回目なんていう話も出ているところがありますけれども、お仕事はすごく大変だと思うんだけど、やっぱりワクチンには期限があるし、区に来たものをきちんと利用できるよう、活用できるように考えて回していく。その在庫のワクチンの管理ということも考えないといけないと思っているんですけど、今もそれはきちんとされているという理解でよろしいですよね。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 ワクチンの在庫につきましては、日々メールや電話で各医療機関と連絡を取り合っておりまして、有効活用に努めております。

石坂委員

 今回のはもう、今日御報告いただいて、残り、今日を含めて4日ですかね、という形になるわけですけども、4月末までの分がかなり余ってしまった状況ということですが、5月15日の段階でどのぐらい余ってしまうのかなというのが気になるところでもあります。それで、6のその他のところで、当日枠に空きがない場合は、当日申込受付は実施しないという形で書いてありますけども、現状として予約は相当空いているような状況ということなのかどうか。また、それによってワクチンが結構余ってしまいそうなのかどうか教えてください。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 サンプラザの予約枠でございますけれども、予約枠の入り状況でございますけれども、日にもよりますが、おおむね2割~3割程度の、場合によっては1割程度の予約の日もございまして、予約の枠としては空いている状況が続いてございました。

石坂委員

 それと、今回これは武田/モデルナでやっているわけですけども、先ほどの御答弁の中でも、モデルナのほうを希望されない方も多くて余ってしまったということですけども、区もここはモデルナだけですが、区内の医療機関の中でのファイザーのワクチンの状況について、足りているのか足りていないのか、結構余りそうなのかとかということはある程度分かっているんでしょうか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 ファイザーのほうでございますけれども、ファイザーワクチンにつきましては、今のところ期限切れというものは生じておりません。ファイザー社製ワクチンにつきましては超低温保存なんですけれども、適切な温度での保管が行われれば、有効期限がもっと長くても大丈夫ということが国のほうで確認が取れまして、有効期間も延長しているものでございまして、今のところ期限切れというのは、ファイザーのほうは発生してございません。

石坂委員

 ありがとうございます。では、ちょっと安心しましたが、ただ、延びても限界はあるところの中で、特に人気がなくてかなりだぶついてしまっているとかということはないという認識で大丈夫なんでしょうか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 ファイザー社製ワクチンのほうにつきましては、各医療機関で実施していただいていますけれども、枠が完全に埋まっているというわけではございませんけれども、モデルナ社製ワクチンに比べれば希望者も多く、順調に実施がされているものと担当では認識しております。

石坂委員

 分かりました。ちょっとほっとしました。ちなみに、この5月15日までに接種するワクチンに関しては、要は4月末で終わってしまっているわけですね、前のが。それ以降新しいのを使っているわけですけど、そちらのほうの期限というのはどのぐらいになっていて、この5月15日以降どうするのか教えてください。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 4月30日期限の次の期限のものが、5月23日期限というものがございますので、そういったものもできるだけ有効に活用して無駄のないように努めてまいりたいと存じます。

石坂委員

 その無駄のないようにということですけど、何か具体的な方策などは、他自治体とか民間の医療機関とかと何かうまくやっていく方法とか考えていらっしゃるのかどうか教えてください。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 5月23日期限のものがありますけれども、納入量としてはそれほど多くない納入量でしたので、前回のあのような1万4,000近くですとか、そういったような余剰は発生しない見込みでございます。

久保委員

 すみません、今、5月23日までのワクチンの期限ということで、これは4月30日期限のものとは納入時期が違ったんですかね。これ、いつ納入されたんですか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 5月23日期限のものも1月24日に納品されたものでございます。本日朝に集計したところ、今のところ残が375回分というふうになっております。

久保委員

 ありがとうございます。375回で、5月15日までしかこの期間がないので、急がなければいけないんだと思うんですけれども、3回目ワクチンが、なかなかこの接種見込みが違っていたというお話が先ほどありましたけれども、50%とおっしゃったのかな、この50%というのは、ファイザーも含めて中野区内で全体の見込みに対しての50%ということなのか、中野サンプラザの集団接種会場のことなのか、どちらですか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 先ほど約5割と申し上げたのは中野区内全体でございまして、ファイザー、モデルナ合わせてどちらかの接種を行っていただく想定人数が5割というものでございます。

久保委員

 先ほどファイザーのほうは比較的期限切れはなくて、なおかつモデルナよりも希望が多いということで、ということは、非常にサンプラザでの接種率が低いということになるのかなと思うんですけれども。現時点では、まだ5月15日まで期間があるので、接種率、明解には出せないんだとは思うんですけれども、最後に何とか3回目ワクチンに対して、日にちは少ないですけれども、この金・土・日が多分一番人気がある期間なので、しっかり区民のほうにもPRをしていただいて、何とか接種率を上げていただきたいなと思いますけれども、その辺の工夫はどのようになさいますか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 当日受付ができるということにつきましては、中野区のホームページでも掲載してございまして、それぞれの日の当日の受付枠数も毎日ホームページで公開しております。加えまして、SNSでも広聴・広報課のほうで公表していただいて周知を図っているものでございます。加えまして、問合せがあったときにはこういったところ、まあ、残り数日ではございますけれども御利用いただけるということで、丁寧にお答えしていきたいと存じます。

久保委員

 ありがとうございます。区内全体で50%ということになると、4回目接種に対してもなかなか厳しい状況に――またこれから御報告いただきますけれども――なってしまうのかなと。4回目も減るということになって、3回目接種、少し時間が空いてしまったんだけれども、3回目接種をこれから受けたいというような方もまた出てくるのかなと思うんですけれども、そういったところも含めてきちっとアナウンスしていくべきではないかなと思いますけれども、その辺はいかがですか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 全体といたしましては5割なんですけれども、高齢者の方に限っていいますと8割以上の接種をいただいております。特に若年層、20代、30代ですとか、そういった方について接種率が低いところですので、そういった方に届きやすい周知の方法ですとか研究してまいりたいと存じます。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了いたします。

 次に、3番、新型コロナウイルスワクチン追加接種(4回目接種)についての報告を求めます。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 新型コロナウイルスワクチン追加接種(4回目接種)につきまして、資料(資料5)により御報告いたします。令和4年3月25日付厚生労働省事務連絡に基づき、新型コロナウイルスワクチン追加接種(4回目接種)の体制確保について準備を進めてまいりましたが、令和4年4月28日に再び厚生労働省より事務連絡があり、4回目接種の方針及び準備に当たりまして留意すべき事項が示されました。これを受けまして中野区新型コロナウイルスワクチン4回目接種実施計画(案)を取りまとめましたので、御報告いたします。

 なお、4回目接種計画(案)でございますけれども、今後の通知等により内容を変更することがございます。

 資料のほうを御覧ください。1の4回目接種計画(案)でございますけれども、詳細は別添のとおりとなっておりますので、後ほど御覧いただければと思います。

 概要について御説明いたします。(1)の4回目接種対象者でございますけれども、対象者は3回目接種の完了から5か月以上を経過した60歳以上、または、18歳以上60歳未満で基礎疾患を有する方、そのほか重症化リスクが高いと医師が認める方になります。基礎疾患を有する方の範囲につきましては、実施計画(案)の2ページのほうに記載がございますので、御参照いただければと存じます。

 最初のほうの資料にお戻りいただきまして、接種スケジュールでございますけれども、3回目接種完了から約4か月を目安に、60歳以上の方については接種間隔を踏まえ、基礎疾患を有する方等については接種対象者からの事前申請により接種券を順次発送することといたします。これまでの実績から想定される接種者数のイメージは、資料にございます表のとおりでございます。

 資料、次のページ、2ページになりますが、(2)の区の4回目接種体制につきまして、想定接種対象者数、約9万4,400人を見込んでおります。内訳といたしましては、60歳以上で初回接種(1・2回目接種)を完了している区民の方が7万7,000人、それから、18歳から59歳で初回接種を完了している方のうち基礎疾患がある方、約1万7,400人ということで、合計9万4,400人というふうに見込んでございます。

 接種体制の確保でございますけれども、①の個別接種につきましては、区内約130の医療機関で実施いたします。ファイザー社製または武田/モデルナ社製ワクチンを使用し、1週間当たり最大1万2,800回程度の接種体制を整えてまいります。②の集団接種でございますけれども、これまで接種希望者の多かった週末の木・金・土曜日に中野サンプラザにおいて実施いたします。武田/モデルナ社製ワクチンを使用し、1週間当たり最大1,500回程度の接種体制を整えてまいります。また、高齢者施設等の入所者につきましては、原則として施設ごとの接種希望者を把握し、各施設で接種する体制を整えてまいります。

 (3)の相談・予約体制につきましては、フリーダイヤルのコールセンターを対象者の増減に合わせて回線数を設定いたします。土・日・祝日を含む毎日午前9時から午後7時に受け付けます。予約方法でございますけれども、一部の医療機関を除く個別接種及び集団接種では、コールセンターから電話予約していただく方法、それから、WEB上の区予約システムから予約のいずれかの方法で御予約をいただきます。個別接種の一部医療機関につきましては、各医療機関の予約方法に従い、予約をしていただきます。

 (4)のワクチンの管理・移送体制についてでございますけれども、東京都からのワクチン配分量の決定に基づき、区がワクチンの分配・移送を行います。

 資料の次のページ、3ページになります。(5)の1・2回目接種――初回接種ですね――及び3回目接種(追加接種)希望者への接種でございますが、4回目接種と並行いたしまして、1・2回目接種、それから、3回目接種の未接種者を対象に継続的に実施してまいります。

 2の今後のスケジュール(予定)でございますけれども、本報告後、5月中旬に4回目接種計画を策定し、3回目接種完了から4か月経過した区民に対して接種券を順次発送いたします。5月下旬に4回目接種を開始する予定でございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

久保委員

 1点だけ。先ほど集団接種希望者の多い週末、木・金・土というふうにおっしゃったんでしょうかね。日曜日よりも木曜日というか、日曜日に接種しに来る方というのが多いのかなという印象を持っていたんですが、そうではなかったということですか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 これまでの実績でございますけれども、副反応があると次の日、例えばお仕事ですとか学校ですとか、お休みをしなくてはならないというようなことがありまして、日曜日の希望はそれほどございませんでした。そういったことから、木・金・土曜に集団接種を設定するということで考えてございます。

高橋委員

 関連してなんですけど、この木・金・土をやるということは、1週間だけというんじゃなくて、いつからいつまでの木・金・土なんでしょうか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 現在のところ、7月から8月にかけての一定期間を想定してございます。

高橋委員

 あと、私、久々にここの委員会に来たので、何度か聞いていらっしゃる方もいるかと思うんですけど、この3番目の高齢者施設等の接種というのは、施設でやりますよということなんでしょうけど、在宅でどうしてもお医者様に行かれないとか、そういう方々には今までどのようにしていたのか教えてもらえますか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 外出困難な方もいらっしゃいます。そういう方に関しましては、往診といいますか、在宅医療で先生がその御自宅を訪問されます。そういった主治医の先生に打っていただくということで行ってまいりました。

高橋委員

 以前伺ったときは、在宅訪問している先生にワクチンは打てないんですよと言われてしまった方がいたんですけど、そういうことは現在はないという理解でよろしいんでしょうかね。

委員長

 どなたが答えますか。

高橋委員

 もう一回聞くけど、在宅診療をしてくださっている先生がいて、その先生は巡回して、ワクチン打てますよという方もいらっしゃるでしょうけど、ある方から言われたことは、来てくださる先生が、自分はそれだけの時間もないし、ワクチンを1回だけ打ってワクチンを駄目にすることはできないから打てませんと断られてしまった方がいらしたそうなんです。そのときにどうしたらいいのですかとお問合せが来たときに、たまたまその先生がお知り合いの先生に頼んで回ってもらったそうなんですけど、現在はそのようなことがなく、診療してくださる先生がきちんと対応できている状況にあるという理解でいいんですかという。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 そのような往診してくださっている先生が接種を行えないということでございましたら、それは御相談いただいて、例えば接種を訪問して行っていただける先生を御紹介するですとか、そういったことで対応してございます。

近藤委員

 この4回目の接種の対象者というのが、60歳以上の方とか、18歳以上60歳未満の基礎疾患を有する方や、重症化リスクが高いとお医者さんが認める方というので、今回のこの4回目という位置付けは、医療従事者さんとかが入っていないということで、やっぱり重症化を抑えていくという意味合いが強いということなんですよね。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 国のほうの事務連絡でも示されておりますとおり、今回は重症化予防に重点を置いたものでございます。そういったリスクの高い方を対象に接種を行うというものが4回目接種でございます。

近藤委員

 そうすると、今までのように感染が広がっていくから何としても皆さんに打っていただかなくてはならないというところは、少し何か過ぎたという形でいいんですか。それは違うんですか。どう理解したらいいか教えてください。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 今回の4回目接種の全ての接種対象者については接種勧奨を行うんですが、努力義務ということで、接種をするように努めなくてはならないというのは60歳以上ということで、そのように国のほうからは示されております。

佐藤保健所長

 追加して御説明申し上げますが、国のほうの4回目接種についての立場でございますが、こちらの説明のほうでは、感染症にかかった場合の重症化予防を目的として4回目接種を特例臨時接種として位置付けるというふうに文言として書かれておりますので、国としては、4回目接種は重症化予防が目的であるということを明言しております。ただ、じゃあ、このワクチンが未曾有の新型コロナウイルス感染症に対して全く予防効果がないのかどうかということは、ちょっと、これだけ80%の方々が1・2回接種をしてしまったときとなっては、これが効くか効かないか――効かないというか、ない状態はもう想定できないので、このワクチンが本当に感染症に効果がなく、もう重症化予防だけですよというようなことなのかどうかというのは、なかなか議論のあるところかなというふうに思っております。ただ、やはり様々なデータとかを見ると、感染予防効果も、オミクロン株になっておりますけれども、この株が変わったときの感染予防効果は、やはり若干低いのではないかというふうに見られておりますので、国としても4回目接種については重症化予防を目的としているというふうに打ち出しているところでございます。これが本当に感染症対策として感染拡大に期さないかどうかということは、ちょっと今後の議論のあるところかなというふうに思っております。

近藤委員

 詳しい説明をありがとうございました。

 それと、先ほどのところで、ワクチンが余ってしまうという、ちょっと無駄はよくないという話の議論が出ていたと思うんですけれど、今回もまたそこは、このような感染も収まっているし、60歳以上だけども打つのはという方たちというのも結構いらっしゃると思うんですよね。そこでワクチンの量とか、詳しく書かれているんだと思うんですけれど、管理とか、そういったところをどのようにやっていくのかなというところをもうちょっと詳しく教えていただきたいんですが。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 ワクチンの管理は、日々これまでも行ってございますけれども、4回目接種に必要なワクチンの量につきましては、これまでの在庫の量ですとか、接種体制とは別に、実際に受けられる見込みの数ですとかをよく精査いたしまして、無駄のないように努めてまいりたいと存じます。

近藤委員

 私は、ちょっと自分自身の話で申し訳ないんですけど、1・2回目のときになかなか予約が取れなくて、電話をしても取れないというような状況でかなり取れなくて、そして、1回目と2回目の間隔とか、自分の仕事の都合でどうしてもその間隔でなかなか取れなかったんですね。それで、打つのがすごく遅くなってしまって、10月の終わりぐらいに2回目を打ったんですね。もう今3回目を打たなくてはならない時期で、打とうと思って電話をしましたら、もうすぐに取れて、ああ、もう全然今はスムーズだなと思ったんですね。ですけれど、スムーズですけれど、指定した自分のところの病院に、ここに空きがあるということもすぐ調べていただいて、コールセンターはすごく対応がよかったんですけれど、少ない人たちが予約しますよね。そのときにワクチンというのは、すぐそこの病院にスムーズに来るように、今日はここに何人いるかみたいなことというのを全部把握して、予約がたまたまあったからワクチンをそこに持っていくのかという、そこの流れというか、ちょっと教えていただきたいんですけど。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 それぞれの医療機関のほうで、ワクチンを接種する曜日ですとか時間ですとかを設定していただいて、予約の枠を設定していただいています。その枠でワクチンが足りなくならないように、事前に医療機関のほうに配送しておりまして、その枠の範囲内で予約を受け付けて、打ちたい方が打てるような体制を確保してございます。

近藤委員

 足りなくは、もちろんそれ、予約しているんですからならないと思うんですけれども、前、本当に全盛期というか、区民活動センターとかで、余ったワクチンが出たらその時点でこのワクチンを打てますよといって、すぐに申込箱を置いて手配したり、そういったことをしてワクチンを無駄にしないようにやってきたと思うんですよね。今の状態ですと、区民活動センターはもうやっていませんけれど、医療機関の間で無駄を出さないという取組というのはどのようにやっているんでしょうか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 ワクチンの在庫ですとか必要量に関しましては、日々各医療機関と連絡を取り合っておりまして、次の配送の間隔を空けるですとか、数量を調整するですとか、そういった形で無駄のないようにしております。

近藤委員

 ぜひこの4回目、60歳以上の方というのが、またあるのかしらねという声も聞こえてきますので、その辺の管理と読みというか、そこら辺のところを無駄を出さないようにお願いしたいと思います。

間委員

 すみません、確認なんですけれども、この4回目接種実施計画(案)の時点では、当日接種というところは入っていないという認識でよろしいですか。当日接種に関しての計画というのはないというところで確認したいんですけれども、よろしいでしょうか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 現在の接種計画(案)では、予約制によって実施することを計画しておりまして、現時点におきましては当日受付というのは想定しておりません。

岩浅健康福祉部長

 予約制にはなっておりますけれども、当日の予約を受け付けている医療機関ですとか、集団接種、サンプラザもやっておりますので、予約なしで来られるのは今想定しておりませんけれども、当日打ちたい方は、空いているところがあればそこで打てるという体制は取っているというものでございます。

間委員

 ありがとうございます。医療機関のほうでしたらそのように対応して、当日でも予約ができるというところで、そういった方もいらっしゃると思います。

 今回、対象者が、4回目の接種対象としては60歳以上の方とか基礎疾患をお持ちの方とかということですけれども、引き続き1回目、2回目、3回目の希望者に対しても接種ができるということになっています。そういった方々の御要望もあるのかなとは思っていたんですけれども、先ほどの3回目の接種に当たって、ワクチンが1月24日に入ったときに期限が短かったというところはもう予期せぬ出来事だったと思います。そういったことが今後も起こり得る。要は、ほかの自治体でもワクチンを融通してもらう必要がないような現状だと思うので、今後もまた、また短いのが来たということは十分あり得ると思います。そういったときに、3回目のときのように集団接種会場でも当日ウオークインという形で接種ができるとか、そういったこともいろいろやっていかなきゃいけないのかなというふうに思うんですけれども。そうすると、集団接種のほうが7月、8月ということですけれども、その前に、今もうそろそろ対応を考えないとまずいんじゃないかということを判断しなければならないタイミングというのはあるのかなと思っています。その辺のところはどのようにお考えかお聞かせください。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 3回目接種を受けていただいたときのタイミングといいますか、人数からしますと、4回目の接種対象者が増えて、個別の医療機関で御希望どおり予約が取れないことがもしかしたら発生するであろうということで、7月、8月の集団接種会場というのを設定しております。1・2回目接種のときにはワクチンがなかなか手に入らないということもありまして、そういったこともあり、3回目接種に当たっては一時期にもらえるだけ入手しておくという、そのときの判断がございましたけれども、今後につきましては、例えば1度にたくさんもらうのではなく、少しずつ分けて、小分けにして、一時期に、例えば期限の短いものが集中して納品されることがないような、そういった工夫というのはしてまいりたいと存じます。

間委員

 万全な体制をと思うと、やはり確保するのが当たり前というのはこれまであったと思います。なので、余剰分が出てしまうことは決して区の間違った判断なんて思わないんですけれども、報道などで、中野でこれだけ余らせたなんていうふうになると、あたかも区が悪いふうに捉えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんので、ちょっと心配をしておりました。そういった数の調整だったりとかも今後されていくということですと安心するなと思いましたので、引き続き適切な判断をしていただければと思います。

浦野委員

 ちょっと確認なんですけども、3回目接種の対象者の割り出し方というのは、2回目接種を完了した方の全てということでよかったですかね。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 実施体制を、接種の体制を整える想定といたしましては、2回目接種を受けられた方が、今現在3回目接種を受けられていなかったとしても、これから3回目接種を受けられる。そうすると、4回目接種も、60歳以上ですとか基礎疾患のある方が対象になってくるということで、接種体制としての人数としては見込んでいるものでございます。

浦野委員

 今回、今4回目の御説明をいただいた資料の中で、2ページ目のところなんですけれども、4回目の想定接種の対象者数、先ほど御説明いただいた9万4,400人のところで、これ、①と②、それぞれ初回接種を完了している区民と。ここは初回接種が基準になると考え方としてなっていると思うんですけれども、ここの考え方についてちょっと確認させてください。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 初回接種というのは1・2回目接種のことを指します。1・2回目接種を受けられた方は、基本的に接種を受ける希望のある方というふうに考えておりまして、時期のずれはあるかもしれませんけれども、いずれ打たれる、接種をされるという想定で、その体制は整えていこうというものがこちらの……(「3回目を」と呼ぶ者あり)2回目を済まされた方は、いずれ3回目、これまでに受けていらっしゃらなくても3回目を受けるであろうと想定してございまして、それに基づいた体制のための人数を算出したものでございます。

杉本保健所次長

 国からの通知に基づきまして、追加接種計画を策定する際には、初回接種を受けました全ての方が追加接種を受けるという前提で、各自治体において接種計画を定めるようにというような内容で通知がございました。今回の4回目接種につきましても同様に、初回接種を受けた方は全ての方が4回目接種を受ける、こういう前提で、年齢の要件はそれぞれ異なっているところはございますが、対象となる年齢の方は全員が接種できるようにということで、体制をつくるようにということで各自治体に通知がございましたので、その国通知に基づきまして接種計画を定めているものでございます。

浦野委員

 分かりました。あくまでも1回目を受けた方は、いろいろ時期のずれはあるにしても基本的に受けるということの、最大のところで見込むということですね。

 それで、こちらの計画(案)の、ちょっと別冊の資料のほうなんですけれども、これも先ほど来、3回目接種が想定より5割だったというところで、これの5ページのところを見ると、3回目接種までの接種実績というのが年代ごとに載っていて、今回対象となる60歳以上のところでまず見ると、やっぱり1・2回目は9割、かなり高いところになっていると思うんですけども、この年代であっても3回目のところではやっぱり若干落ちているということが分かると思いますし、もう一つの対象の基礎疾患を有する18から59歳までのところを見ても、やっぱり全体として同じような傾向がある中で、ここが先ほどの、あくまでも見込みとしては立てるけれども、実際のその見込み、最大限のところと実際に接種される方というのはどうしてもやっぱり差が出てくるだろう。3回目でこういう状況なので、4回目だとさらにここからまた低くなるということは想定できるかなと思うので、そこは本当に難しいところだと思うんですけれども、手に入れるワクチンの量と実際の接種の時期というのは本当に大変な作業だと思うんですけれども、皆さんのほうが当然専門になると思うので、ぜひ見極めながらというところは私からも要望したい。

 あと、先ほど間委員の質疑の答弁の中で、もらう――もらうというか、手にするワクチンの量のところでその調整をすることで、仮に期限が短いものが来ても、それをなるべく廃棄しないでというような御答弁だったかなと理解したんですけれども、さっき、東京都があくまでも配分するので、区が手にしたときに残り期限がどれぐらいかというのは、なかなかそこが難しいということがあったんですけど、それというのは東京都に何らかそういう、中野だけじゃないと思うので、何かできないものなのか。それとも、あくまでもやっぱり東京都から来たものの残りの有効期限で判断するしかないので、手にするワクチンの量のところで調整するしかないのか。そこの判断というのはどうなるのか。ちょっとそこだけ最後確認をさせてください。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 納入されるワクチンの有効期限につきましては、こちらから希望を出せない仕組みになっておりますので、納入される量といいますか、請求する量のほうで調整していくしかないという状況でございます。

杉本保健所次長

 今回の接種計画の計画(案)の18ページに、先ほど来近藤委員、浦野委員から御指摘をいただいたところの、ワクチンの管理・分配の流れをお示ししているところでございます。こうした流れでワクチン希望量を各個別の医療機関から区のワクチン接種の担当のほうにお寄せいただき、これに基づきまして中野区のほうで取りまとめ、東京都のほうにワクチンの供給量の要請をしていくというような流れになってございます。先ほど来課長からも御答弁申し上げておりますように、接種体制ですとかワクチンの管理の体制、こうした部分については全て税金で賄われるというようなところがございますので、無駄のない状況をということで今後も様々工夫を図ってまいりたいというふうに考えてございます。

石坂委員

 今回の第4回目の接種について、個別接種はこれまで同様、ファイザー社製と武田/モデルナ社、両方あり得るわけですけども、集団接種のほうは、先ほどの御報告とかその答弁の中でも、割と武田/モデルナが人気がなくて余りがちだという話がありましたが、集団接種について、これはファイザー社製のものを入れるのは何か制約があったんでしょうか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 3回目接種の主要ワクチン、2種類、ファイザーとモデルナとあったんですが、ファイザー社製ワクチンにつきましては個別の医療機関を中心にということで考えてございまして、当初より集団接種会場での使用につきましては、保管方法も違うこともありましたので、モデルナ社製のワクチンを保管できる設備をサンプラザのほうに用意しまして、中野サンプラザではモデルナ社製を使用するというふうにしたものでございます。

石坂委員

 原因はそういうことだということが分かりましたが、やはり先ほどの答弁等を聞いていますと、何かモデルナを入れてしまうことによってまた余りが増えたりだとか、これをファイザーにしておけば余らなかったとかということも起きそうな気がして、ちょっとそこは気になっています。または設備のこともあるということでしたので、そこは分かりました。

 あと、高齢者施設等での接種ですけども、こちらのほうは高齢者のほうが対象ですけども、基礎疾患を有する方等々と考えたときに、障害者施設などはどういう扱いになるか教えてください。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 この高齢者施設等でございますけれども、障害者施設も含まれてございます。障害者の入所施設ですとか障害者の通所施設も含まれているものでございます。

石坂委員

 よかったです。ありがとうございます。

 それから、今回ワクチンの接種券の配布については、把握の仕方が間違っていたかもしれませんけども、こちらに書いてある資料のほうを見ますと、3回目接種完了から4か月を経過した区民に対し接種券を順次発送とありますが、これは接種対象者のみなのか、あるいは、対象じゃなくても一旦は、要は、基礎疾患かどうか多分区は把握されていないと思うので、そこは、一旦は全員に配布するものなのか教えてください。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 接種券の配送につきましてですけれども、60歳以上の方につきましては一律で区のほうから、3回目接種から4か月を経過したところを目安に接種券を順次配送いたします。18歳から60歳未満、59歳までの基礎疾患を有する方に関しましては、区のほうで把握ができておりませんので、申し込みいただいてこちらから発送する形になります。しかしながら、この基礎疾患等を有する者で、この別紙のほうでございます、2ページのほうにありますとおり、精神障害者保健福祉手帳を所持しているですとか、知的障害で療育手帳を所持している方につきましては区のほうでデータがありますので、そういった方については、お申し込みいただかなくてもこちらから時期になりましたらお送りする予定でございます。

石坂委員

 ありがとうございます。ちなみに、そうしたことが可能であるとした場合に、重症心身障害とかに関しても障害福祉課とかと連携すればある程度カバーできるんじゃないかと思うんですけど、あくまでも今回は重い精神疾患と知的障害限定という形なんでしょうか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 現在のところ、ちょっと障害福祉の担当とも協議・調整しているところでございますけれども、精神障害者保健福祉手帳と、それから、愛の手帳に関しましてはデータが抽出できるということから、データをもらってこちらからお送りするということで検討してございます。そのほかにつきましては、今のところデータとして抽出してそのまま活用できるという状況ではございませんが、そういったことが可能かどうかにつきましては今後とも研究してまいりたいと存じます。

石坂委員

 ちなみに、今回基礎疾患を有する方の把握について、要は区のほうで把握できないということであるんですけども、お申し出いただく際に見落としが心配なところではあります。そのときに区で直接広報するのもそうですけども、障害者関係あるいは医療関係のところで、こうした基礎疾患を有する方に接する可能性がある方に対しても改めて周知をして、間接的にも伝わる体制ですとか、そうしたものをやっていかないと、対象なのに対象じゃないと思い込んでしまう方なども出かねないと思うんですが、その辺いかがお考えでしょうか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 広報についてですけれども、中野区報と中野区のホームページ、それから、SNS等の活用ですとかインターネット、そういった周知のほかに、基礎疾患を有する方については基本的にかかりつけ医の先生がいらっしゃるということが考えられます。中野区医師会とも調整してございますけれども、医療機関のほうでそういった該当する方についてはお知らせいただくようにということで、ポスターなどを掲示するですとか、そういった方法、もしくはお声かけいただくとかで周知を図ってまいりたいと存じます。

石坂委員

 それから、この基礎疾患を有する方というところに関しては、要はふだんかかっているお医者さんで接種を受けられる方とそうじゃない方がいらっしゃると思うんですけども、基礎疾患を有する方の確認方法はどうするのかということと、あと、その他の重症化リスクが高いと医師が認める方というのは、これは接種先ではなく、日頃のかかりつけ医のほうから打っていいですよとか、打ったほうがいいですよと言われれば自己申告できるのか。何かしら紹介状とか診断書みたいなのが必要になるんでしょうか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 現在のところ、国から示されていますのが、こちらの実施計画(案)の2ページに書いてあるものでございます。詳細につきましては、東京都を通じてさらに具体的な病名ですとか、そういったものは照会しているところですが、まだ回答をいただいているところではございません。基本的に基礎疾患につきましては、自己申告といいますか、御自分で申告していただく形になりまして、例えば接種を受けていただくときの予診票にその基礎疾患を記入いただくということを想定しております。ですので、例えば病気の診断書ですとか、別途そういった書類を用意していただくですとか、そういったことは必要ないというふうに考えてございます。

石坂委員

 あと、重症化リスクが高いというところは、今ちょっと答弁が不十分だったかと思うので、この重症化リスクが高いというのが、主治医の先生から高いですよと言われれば、それはそういうふうに言われましたということで、接種をされる医者のところでは駄目と言われることなく、主治医の判断で、重症化リスクがあるという判断があれば、それは疾患名とか関係なく主治医の判断ということで受けられるという認識でよろしいでしょうか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 重症化リスクが高いと医師が判断することがありますので、現在のところその範囲、医師が判断する範囲につきまして詳細が不明ですので、東京都を通じて照会を出しております。現在のところの情報では、基本的にはこちらのほうに例示されている方が対象にはなるのですが、ほかにこれ以外でも主治医の先生のほうで重症化リスクが高いということであれば、対象になり得るのではないかというふうに考えておりますが、現在のところ情報としてはそういった状況でございます。

杉本保健所次長

 今回の実施計画(案)の1ページの、1の(2)、②のところに記載してございますように、当日予防接種を実施する際には、主治医の先生がそのまま接種をされるケースもあろうかと思いますし、また、かかりつけの病院での予約がなかなか難しいというようなことで、他の病院ですとか区の集団接種を御利用になる方もいらっしゃるかと思います。いずれにいたしましても、接種を実施する際に当日の接種が可能かどうかということを当該接種会場にいる医師が判断を行いますので、その医師が重症化リスクが高いと認める方については接種の対象というふうに考えてございます。アスタリスクで書いてございますように、現時点で国から特に各自治体に示されておりますのがここまでの情報というところでございますので、今後、対象者等につきましては様々な情報を収集しながら検討してまいりたいというふうに考えてございます。

石坂委員

 分かりました。ぜひ――ぜひというか、大きなこの示された形の、東京都とか国とかからリスクが高いものと示された際には、また委員会等で御報告いただければと思います。これは要望で結構です。

久保委員

 すみません、私、この対象者の②のところで勘違いをしていて、先ほど御説明を伺っときに、要は手挙げといいますか、18歳から60歳未満の全ての方に接種券が送付されるのかと思っていたんですが、そうではなくて、あくまでも申込みということですよね。申込みということになって、基礎疾患の場合はあれでしょうけれども、2のところに、例えばBMI30以上を満たすとか、なかなか御自分でその自覚がない場合もあるかと思いますけれども、そういったところまでなかなか周知が行かないのではないかと思いますが、それはどのように周知されるんでしょうか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 BMI30以上を満たす方につきましては、確かにかかりつけ医がない場合もありますけれども、中野区の医療機関にかかっている方でしたら、医師会の診療所ですとかで個別のお声かけですとかいただける場合もあるかというふうに考えてございます。これで全ての、基本的には国のほうからも自治体の広報ですとかホームページでの周知でもって差し支えないということが事務連絡で示されてございますので、今のところそのような周知を考えてございますけれども、何らかの方法がないかどうかについては今後とも検討してまいりたいと存じます。

久保委員

 接種券が来なければ、自分は対象ではないというふうに考えてしまう方が多いと思うんですよね。これはもう全ての自治体でこういったやり方をするということになっているんだと思うので、もちろん国のほうでも対象となる方のPRはするんだろうと思います。ただ、それでもやっぱりなかなか受けていただきたい方に届かないという可能性もあるかと思うので、そこら辺のところをしっかりまた改めての周知をお願いしたいなと思います。それと、逆に、自分自身は基礎疾患等もないのだけれども、不安なので4回目接種をしたいというような御希望の方がおいでになられて、私も聞かれることがあります。そういった方に対しての接種についてはどのように判断されるんですか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 現在のところ、国の説明では、60歳以上の方、それから、18歳~59歳の方については基礎疾患を有する者、そのほか重症化リスクが高いと医師が認める者、これだけが4回目接種の対象ということでございまして、それ以外の方に接種した場合には間違い接種という扱いになるというふうに国から示されておりますので、現時点におきましては、対象はこれに限定されるものと考えてございます。接種対象者への周知につきましては、今後とも工夫をしてまいりたいと存じます。

久保委員

 接種会場の医師の判断というふうに先ほどもおっしゃっていたので、もしかしたら御自分で医療機関にかかっていなくて分からなくてというような不安を抱えていらっしゃる方もおいでになるかもしれないので、会場で医師にまた相談をしてということもあり得るということですかね。その辺はどうですか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 基本的に、基礎疾患のある方にお申し出いただいて接種券を発行することになりますので、基礎疾患を有する者、そのほか重症化リスクが高いと医師が認める者以外の方については、接種券を発行できないということになります。そうしますと、当日会場で予診の医師に相談するということはできないんですが、例えばかかりつけの医師に相談していただくですとか、そういった方法で確認していただくことになるかと存じます。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 最初のHPVワクチンについての、先ほどの石坂委員からの答弁保留の件に関してお答えいたします。今年3月中に接種された分について、データを現在入力している途中でありまして、1月時点でキャッチアップ接種対象の方の接種回数だけはこちらで報告できます。延べ回数として1,200回。あくまでもそこまでです。この中には1回目、2回目、3回目、全部含まれていますので、ちょっとそれを分けることは現状はできないということで、申し訳ありません。

石坂委員

 そうした場合に、1回目、2回目、3回目かどうか分からないということですけども、今回のこれは3回目の方まで対象になるキャッチアップ接種になると思いますので、今、数は把握されていないということですけど、最終的には1回目、2回目、3回目の状況もそれぞれ別に把握してというか、受けられる方という形で把握をした上で接種券の送付をされていくという理解でよろしいんでしょうか。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 一応キャッチアップの接種に関しては、こちらで把握している場合は除外するということになっております。それは国からも、要するに二重、三重の連絡をするなということ。そういうことになっております。

石坂委員

 では、1回目は打っているけど、あともう2回打てますよという方に関してはどういう扱いになるんでしょうか。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 その場合は御案内いたします。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で答弁保留については終わります。

 次に4番、その他で何か報告はありますか。

高橋地域支えあい推進部地域活動推進課長

 私からは、野方区民活動センターの施設改修に伴う休館につきまして、口頭にて御報告をさせていただきます。今年度に実施いたします野方区民活動センターの施設改修工事に伴う休館についての御報告です。工事期間中は休館することになりますが、休館につきましては区民、利用者への影響も大きいために御報告をさせていただくものでございます。

 今回の改修工事は、区民活動センターと併せまして同建物内の野方区民ホールの改修も行います。このことから休館の日程は本年11月から令和5年6月までの8か月間を予定しております。休館中は集会室の貸出し、ロビーの使用を休止いたします。利用者の方には御不便をおかけいたしますけれども、その間につきましては従来同様に近隣の区民活動センターを御利用できるようにいたします。利用される皆様への周知につきましては、抽選会での説明、館内掲示などを行いまして、混乱のないように努めてまいります。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

石坂委員

 御報告ありがとうございます。所管はまたがってしまうんですけども、建物という意味では一緒ですので、こちらの野方区民活動センターと同じ建物に野方の地域事務所も入っているかと思います。そちらに関して一緒に休館になるのであれば一緒の形で周知をすべきですし、地域事務所は開くのであれば、地域事務所はという形で明示すべきだと思うんですけど、その辺りちゃんと連携した周知など、どのようにされていくのか教えてください。

高橋地域支えあい推進部地域活動推進課長

 地域事務所につきましては、工事のために休止することのないように工事上の作業区画を工夫しまして、また、土・日・祝日など休業日を活用して利用者の動線を確保しつつ改修することを考えておりますので、休止にはいたしません。

石坂委員

 そうした場合にも、区民活動センターは休止ですよと流すだけだと、地域事務所も閉まっているのかなと思ってしまう方も多いと思いますので、しっかりと地域事務所は開いていますよという形での周知をしていただければと思います。これは要望で結構です。

近藤委員

 ちょっと長期に使えないということなんですけれども、これ、前にも御報告はいただいているんですけれども、ほかのところの区民活動センターの集会室を使えるということなんですけど、これ、料金などは地域の料金で使えるんですか。

高橋地域支えあい推進部地域活動推進課長

 一応、野方区民活動センターの利用団体登録をされている方につきまして、近隣の区民活動センターを団体登録なしで利用していただくということになります。一般団体登録扱いになりますので、それに従って料金が必要な場合、また、公共的な活動でありましたら料金は必要ないというような形になるかと思います。

近藤委員

 ですから、野方、この集会室を使っていたのとまるで同じ条件ということでよろしいんですね。

高橋地域支えあい推進部地域活動推進課長

 一般団体の扱いになりますので、野方区民活動センターの利用時には地元団体であったような、抽選が優先されるような団体様も、今回の代替施設の利用の際には一般の団体という形になりますので、まったく同じ条件というわけにはいかないんですけれども、団体登録なしでの御利用ということで御理解いただければと思います。

近藤委員

 団体登録なしだけれども、一般だから値段は変わってきちゃうということですか。

高橋地域支えあい推進部地域活動推進課長

 利用料金ではなくて、地元の団体でありますと抽選が先にできますので、そこには参加できないということになりますので、そういう意味では全く同じようにはお使いいただけないということでございます。

近藤委員

 料金は一緒だけれど、抽選の中には入れないと。地元の人たちの、ほかの区民活動センターの抽選の中には入れないということですよね。

高橋地域支えあい推進部地域活動推進課長

 おっしゃるとおりでございます。

近藤委員

 理解できました。

 それと、もう一つは、工事が長い間続くということで、野方の区民活動センターのところはバス停などもありますけれど、これ、交通の便ですとか、不便をかけたりとか、そういうところまでには工事車両とかはならないという理解でよろしいですか。

高橋地域支えあい推進部地域活動推進課長

 かなり大規模な工事になりますので、その辺は実際に事業者との契約の中で一定の車両の出入りなどあると思いますけども、そういった御不便がなるべく、可能な限りないような形で進めていきたいと思ってございます。

近藤委員

 そこのところは、あそこ、車が渋滞してしまったり、かなり大きな公共的な場所であるので、御迷惑がないような配慮をしながらやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。

久保委員

 すみません、所管外かもしれないのですけれども、野方区民活動センターのギャラリー、期日前投票所になってございまして、この工事期間には区議会議員選挙がある期間なんですが、期日前投票所の取扱いについてはお分かりになりますか。

高橋地域支えあい推進部地域活動推進課長

 現在想定されております令和5年の区議会議員選挙は、もちろん選挙が実施される際には、工事の事業者、所管の選挙管理委員会とも協議いたしまして、来場者の安全性やバリアフリーを確保しつつ、施設内で投票所を開設できるように考えてまいりたいと思っております。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ちょっと休憩します。

 

(午後2時52分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時52分)

 

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 他に報告がありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で所管事項の報告を終了します。

 次に、審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩します。

 

(午後2時52分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時53分)

 

 休憩中に確認しましたとおり、次回の委員会は第2回定例会中とし、急を要する案件が生じた場合は正副委員長から招集させていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 以上で本日予定していた日程は終了しますが、各委員、理事者から何か発言はありますか。

高橋委員

 すみません、1点だけ。私、すみません、途中からここの委員会に入らせていただいたものですから、説明があったらごめんなさい。今日委員会参与の変更及び異動についてという報告をいただいて、何か不思議に思ったのは、中部すこやか福祉センター地域ケア担当課長が新しい名前になっているんだけど、旧は「アウトリーチ」というのが入っていて、これ、全てがなくなってしまっているんですけど、それは前回何か委員会が開かれたときに説明があったのかなと思って、あったら再度聞くようなことになってしまうんですけど、すみませんけど教えていただけますか。

角地域支えあい推進部長

 こちらの組織の編成に関わりまして、役割の変更ということでございます。現在のすこやか福祉センター、令和3年度までの管理職につきましては、令和元年度に以前の地域支援と、それから、地域ケアの2人の担当課長が担任する形になっていて、それプラスすこやか福祉センターの所長という、管理職3名体制だったんですけども、これが令和元年度に2人体制ということで、アウトリーチ担当課長のほうが二つの課長を兼務するというような体制になっていました。なので、単純に所長と課長の2人体制になったときに、アウトリーチ課長のほうが従前の地域支援と、それから、地域ケアのところを担当するということで、かなり担当範囲が広過ぎるということがございまして、今回それを解消するために、課長のほうは包括ケアを担当し、それから、所長のほうは全体総括と地域支援の担当ということで変更して、その変更に合わせて課長の名称も「地域ケア担当課長」というふうに変更したという経緯でございます。

高橋委員

 それは、初回の委員会のときに説明してくださっていたんですよね。

角地域支えあい推進部長

 総務委員会のほうでも当然この令和4年度の体制というところで、全体の中でも説明させていただいておりまして、こちらのほうの所管につきましても名称変更ということで御説明させていただいたという経緯があるかと思います。

高橋委員

 私は途中だったので聞かせていただきましたけれども、組織または内容が変わるときは、いずれも所管の委員会の委員の皆さんには、なぜこういうふうに変わったのか、どういうところが変わったのかというのをやっぱり説明していくのは大事なことだし、それを怠っていなかったことはありがたいことなんですけど、知らないうちに名前が変わっていて、中身が全然分からないということが結構あったりとかするので、そこのところは御配慮していただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。

委員長

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本日の厚生委員会を散会いたします。

 

(午後2時57分)