中野区議会区民委員会〔令和4年9月12日〕
区民委員会会議記録
○開会日 令和4年9月12日
○場所 中野区議会第2委員会室
○開会 午後5時23分
○閉会 午後5時38分
○出席委員(8名)
伊藤 正信委員長
竹村 あきひろ副委員長
杉山 司委員
小宮山 たかし委員
大内 しんご委員
南 かつひこ委員
むとう 有子委員
来住 和行委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
区民部長 鳥井 文哉
文化・産業振興担当部長 高橋 昭彦
区民文化国際課長 鈴木 宣広
マイナンバーカード活用推進担当課長、産業振興課長 平田 祐子
環境部長 朝井 めぐみ
環境課長 永見 英光
○事務局職員
書記 高田 英明
書記 有明 健人
○委員長署名
審査日程
○委員会参与の異動について
○議案
第60号議案 令和4年度中野区一般会計補正予算(関係分)
委員長
定足数に達しましたので、区民委員会を開会いたします。
(午後5時23分)
本日の審査の日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
初めに、委員会参与の異動について、お手元の資料(資料2)のとおり、8月25日付で委員会参与の異動がありましたので、御承知おきのほどよろしくお願いいたします。
それでは、議事に入ります。
第60号議案、令和4年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。
本議案は、総務委員会に付託されておりますが、区民委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることになっておりますので、御承知おきください。
それでは、理事者の補足説明を求めます。
平田産業振興課長
それでは、区民部の補正予算につきまして、第60号議案を御説明いたします。
まず、議案の11ページをお開きください。
歳入歳出予算総括表で御説明いたします。
区民部所管分でございますが、4款区民費でございます。2億4,215万3,000円を増額いたします。補正後の予算額は125億9,234万5,000円でございます。
それでは、議案の内容について御説明いたします。
恐れ入ります。18ページ、19ページをお開きください。
4款区民費、3項産業振興費、1目産業振興費でございます。
4商業、(4)プレミアム付商品券事業でございます。この事業につきましては、生活必需品の高騰により影響を受けている区民の生活応援及び地域経済の活性化を目的としました中野区生活応援事業を補完するデジタルデバイド事業として実施するものでございます。高齢者を対象とした紙のプレミアム付商品券事業の経費でございます。2億4,215万3,000円を増額するものでございます。
次に、28ページ、29ページをお開きください。
プレミアム付商品券事業につきまして、換金業務の一部、換金後の商品券の回収・廃棄に係る業務等が年度内に完了しない見込みのため、翌年度に繰り越される見込みの費用4,897万円を繰越明許費とさせていただきます。
補足説明につきましては、以上でございます。
よろしく御審議の上、御賛同賜りますよう、よろしくお願いいたします。
委員長
これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
杉山委員
先ほど、本会議場でもお話ししましたけど、こうやって何かしら今回65歳以上の方をターゲットに、紙の商品券でPayPayキャンペーンの補完的な事業として行うということですね。多分いきなりデジタルデバイドが大きく差が出ちゃうというのも、是正していかなきゃいけないことだと思うので、やるべきだと思いますけど、それをいかにうまく圧縮して、この補完事業を長いことやるんじゃなくて、いかに短くできるかということが大事なのかなと私は思っているんですけど、そのお考えとしてはいかがですか。
平田産業振興課長
今回の紙の商品券につきましては、デジタルデバイド事業でございますが、生活応援事業のほうにおきましても、デジタルデバイド対応を予定してございまして、できればこちらにつきましては、今回を最後としたいと考えているところでございます。
杉山委員
なるべく少なめにという話、最後という話もありましたけど、やっぱり昔の白物家電が物理的なものからデジタルになったように、うまく使っていけば高齢者の方々も使えると思いますし、一人ひとり教えていけば使えると思いますし、さっきも言いましたけど、それで生活が豊かになるということを感じていただきたいので、引き続きスマホの使い方とか、決済のやり方とか、その辺の教育というのをしっかりとやっていただきたいなと思います。
委員長
要望でいいですか。
むとう委員
すみません、改めまして参考までにお尋ねしたいんですけれども、使える区内共通商品券取扱店舗が対象ということで、大型店舗と使い分けができるわけですけれども、それぞれ何店舗ずつが対象になっているんでしょうか。
平田産業振興課長
8月10日現在でございますが、対象店舗が1,131店舗でございまして、うち大型店が22店でございます。
南委員
今回2億4,215万3,000円が補正予算として組まれて、デジタルデバイドに対応した紙媒体で商品券を発行するという、それに関わる経費の中で、これは販売する場所というのは、以前は郵便局でしたけれども、今回も郵便局という考えでよろしいですか。
平田産業振興課長
今回も区内郵便局を予定してございます。
南委員
確か前回のときは、もう郵便局をやったときに分散させる目的だったのか、一つの郵便局に集中させないためだったのか、確か購入できる郵便局を指定して、それをもらって、その御本人が指定した「ここで交換してください、この郵便局で交換してください」というものが送られてきて、引換券ですかね、それを持って引換えをしにいったという形なんですけど、今回はどういった引換え、購入するときの形というのは、どういう感じなんでしょうか。
平田産業振興課長
まだ郵便局との調整中ではございますが、今回も御住所からできれば郵便局を指定していきたいと考えております。
南委員
あらかじめ住所によって、この住所はこの郵便局に行ってくださいねというふうに指定して、引換券を郵送するような形を取るということですか。
平田産業振興課長
区としては、その方向で郵便局と調整しているところですが、まだ最終的に合意には至っていないところでございます。
南委員
分かりました。それとあとこの経費の中に、郵便局も販売をある意味委託する形になるんですけれども、これ、郵便局の手数料というのは、前回と同じなのか、それともまた上がるのか、その辺りはどういうふうに調整中なんでしょうか。調整中だと思うんですけど。
平田産業振興課長
そちらにつきましては、令和2年度のとき、1冊当たり幾らという手数料設定でございますが、実は、令和2年度のときに比較して、大幅に郵便局のほうが値上げしておりまして、令和2年度のときは1冊当たり59円だったんですが、今年度につきましては、1冊110円でございます。
南委員
前回が59円、今回110円という、かなり手数料が上がるんだなというふうに思うんですけれども、それはそれでしようがないのかなと思うんですが、あとデジタルデバイド対応についてなんですけど、先ほど杉山委員とのやり取りの中で、今回の紙媒体は最後にするというお話なんですが、高齢者の方ってなかなかスマホの使い方、キャッシュレス決済のやり方を1回や2回で簡単にできる方もいらっしゃるんですけれども、なかなかできない方もいっぱいいらっしゃるというふうにお聞きしていて、中には1回、2回教えてくれても、すぐもう忘れちゃうという方もいらっしゃるんですね。韓国とかかなりキャッシュレス決済がもう98%か99%ぐらいで、かなりもうほとんどがキャッシュレス決済できるような、そういう国ではあるというふうには聞いているんですけれども、日本はまだまだそこまでなかなかいかない。だから、デジタルデバイド対応に対して、本当に根気よく丁寧に何回も何回もやっていかないと、またそこへ赴くというやり方についても考えてやっていかないと、取り残される方がいっぱい出てくると思うんですけれども、その辺のことは、今後何か考えていらっしゃるんですか。
平田産業振興課長
デジタルデバイド対応につきましては、キャッシュレス決済だけではなく、行政の様々なところがデジタル化されていくというところもございます。そういったところも勘案しまして、全庁を挙げてデジタルデバイド対応には取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
南委員
デジタルデバイド対応していただくのはいいんだけども、本当にそういう取り残される人がないようにしていかないと、今はどんどん全てがデジタル化になっていくというのは分かるんですけれども、そこで取り残されてしまう方を本当に拾い上げていかないといけないので、簡単にデジタルデバイド対応していきますと言われても、ピンとこないんですよ。だから、本当によくその辺りのことを検証しながら、しっかりとやってもらいたいと思うんですけど、その辺はどうですか。
平田産業振興課長
委員の御指摘も踏まえまして、デジタルデバイドの状況などを把握しながら、丁寧に進めてまいりたいと考えております。
委員長
他に質疑ありますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、質疑を終結します。
意見について伺います。第60号議案について意見はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、第60号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定します。
以上で第60号議案の審査を終了いたします。
以上で本日予定した日程は終了しますが、各委員、理事者から何か発言はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、委員会を休憩いたします。
(午後5時37分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午後5時38分)
以上で区民委員会を散会いたします。
(午後5時38分)