令和4年11月15日中野区議会中野駅周辺整備・西武新宿線沿線まちづくり調査特別委員会
令和4年11月15日中野区議会中野駅周辺整備・西武新宿線沿線まちづくり調査特別委員会の会議録
令和4年11月15日中野区議会中野駅周辺整備・西武新宿線沿線まちづくり調査特別委員会.doc

中野区議会中野駅周辺整備・西武新宿線沿線まちづくり調査特別委員会〔令和4年11月15日〕

 

中野駅周辺整備・西武新宿線沿線まちづくり調査特別委員会会議記録

 

○開会日 令和4年11月15日

 

○場所  中野区議会第1・2委員会室

 

○開会  午前10時30分

 

○閉会  午後0時17分

 

○出席委員(13名)

 久保 りか委員長

 市川 しんたろう副委員長

 河合 りな委員

 斉藤 ゆり委員

 羽鳥 だいすけ委員

 吉田 康一郎委員

 内川 和久委員

 高橋 かずちか委員

 白井 ひでふみ委員

 山本 たかし委員

 南 かつひこ委員

 むとう 有子委員

 来住 和行委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 副区長 横山 克人

 企画部長 石井 大輔

 企画部構造改革担当課長 瀬谷 泰祐

 企画部広聴・広報課長 高村 和哉

 総務部長 海老沢 憲一

 区民部産業振興課長 平田 祐子

 環境部長 朝井 めぐみ

 都市基盤部長 奈良 浩二

 都市基盤部交通政策課長 宮澤 晋史

 まちづくり推進部長 豊川 士朗

 中野駅周辺まちづくり担当部長 松前 友香子

 まちづくり推進部まちづくり計画課長 千田 真史

 まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長、

まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長 小幡 一隆

 まちづくり推進部中野駅地区・周辺基盤整備担当課長 石原 千鶴

 まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長、

まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長 山本 光男

 

○事務局職員

 書記 髙橋 万里

 書記 田村 優

 

○委員長署名


審査日程

○議題

 中野駅新北口駅前エリアの再整備について

 中野駅西側南北通路及び橋上駅舎等整備について

 中野駅周辺各地区の整備について

 都市観光・地域振興の推進について

 脱炭素社会の実現を見据えたまちづくりについて

 西武新宿線連続立体交差事業及び各駅周辺整備について

 連続立体交差事業の区間の延伸について

 鉄道上部空間の活用・整備について

 高齢化社会における移動の安全・円滑化について

所管事項の報告

 1 中野五丁目商業エリアのまちづくりについて(中野駅周辺まちづくり課)

 2 中野駅地区の整備状況について(中野駅地区・周辺基盤整備担当)

○その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、中野駅周辺整備・西武新宿線沿線まちづくり調査特別委員会を開会いたします。

 

(午前10時30分)

 

 本日の審査の進め方について協議をいたしますので、委員会を暫時休憩します。

 

(午前10時30分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午前10時31分)

 

 休憩中に確認しましたとおり、本日の審査日程はお手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進め、議題宣告の後、休憩し、中野駅周辺のエリアマネジメントについての学習会を行い、終了後、所管事項の報告を受けたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 また、事務局職員が記録用写真を撮影することを許可したいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、これを許可します。

 本日は多くの方が傍聴にお見えになる予定です。傍聴の希望が15人を超えた場合はこれを許可することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 なお、本日は多数の方が傍聴にお見えになっておりますので、席を譲り合って傍聴いただきますよう傍聴者の方、お願いをいたします。

 審査に当たっては12時30分を目途に進めたいと思いますので、御協力をお願いします。

 それでは、議事に入ります。

 中野駅新北口駅前エリアの再整備について、中野駅西側南北通路及び橋上駅舎等整備について、中野駅周辺各地区の整備について、都市観光・地域振興の推進について、脱炭素社会の実現を見据えたまちづくりについて、西武新宿線連続立体交差事業及び各駅周辺整備について、連続立体交差事業の区間の延伸について、鉄道上部空間の活用・整備について、高齢化社会における移動の安全・円滑化についてを一括して議題に供します。

 学習会を行いますので、委員会を暫時休憩いたします。

 

(午前10時33分)

 

委員長

 それでは、委員会を再開いたします。

 

(午前11時52分)

 

 次に、所管事項の報告を受けます。

 1番、中野五丁目商業エリアのまちづくりについて報告を求めます。

小幡まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長

 それでは、中野五丁目商業エリアのまちづくりについて御報告をいたします。(資料2)

 中野五丁目のまちづくりにつきましては、本年3月に「中野五丁目商業エリアまちづくり基本方針(たたき台)」について御報告をしておりまして、その後、商店会等と意見交換を行いながら検討を進め、今回、まちづくり基本方針(素案)の検討を進めてきたということで御報告するものでございます。

 最初に、まちづくり検討の背景と目的でございます。こちらにつきましては、中野駅周辺まちづくりグランドデザインVer.3における地区の目指すべき姿、それから地区の課題等を記載しているというところでございます。

 2番、まちづくりの方向性についてです。

 (1)商店街との意見交換についてです。「中野五丁目商業エリアまちづくり基本方針(たたき台)」について、商店街第7ブロック及び地区内各商店会等に個別にヒアリングを行いました。

 次ページに、商店会等ヒアリングの概要を記載してございます。御覧いただければと思います。

 時期としましては、本年6月から8月にかけまして計6回、第7ブロック及び地区内各商店会等のヒアリングを行ってございます。内容につきましては、たたき台の検討ということで御意見を頂いておりまして、ヒアリングで出された主な意見としましては、商店街のにぎわいと魅力向上や円滑な避難経路について、また、歩行者空間や荷さばき通路について、その他建て替えについてといった御意見を頂いてございます。

 (2)「中野五丁目商業エリアまちづくり基本方針(素案)」についてでございます。別紙を御覧いただきたいと思います。

 表紙の次、1ページでございますが、1ページには策定の目的と位置づけ、それから上位計画の位置づけを記載してございます。

 それから、続きまして、2ページにはまちづくり基本方針の範囲、それから現況と課題、将来像を記載してございます。

 ここまでの内容につきましては、まちづくり基本方針(たたき台)の内容と重複をいたしますので、お読み取りいただければと思います。

 続きまして、3ページですが、将来像と目指すべき方向性、取組み方針、まちづくりの展開を記載してございます。たたき台の時点では将来像と方向性まで示しておりまして、今回、取組み方針とまちづくりの展開を追記しているものでございます。

 将来像につきましては、たたき台からの変更点はございません。

 目指すべき方向性につきましては、趣旨は変わってはございませんが、文言や項目を一部整理してございます。

 それから、取組み方針につきましては、今回新たに記載しております。地区内を三つのエリアに分けてございまして、一つ目、地区内側につきましては、防災性の向上に向けた不燃化・耐震化、界隈性とにぎわいの継承のための低層部を店舗等とすること、にぎわいのある歩行者空間の確保といった取組み方針を記載してございます。二つ目、幹線道路沿道につきましては土地の高度利用、それから、にぎわいとゆとりある歩行者空間の確保、自転車・歩行者交通の適正化といった方針を記載してございます。三つ目、エリア全体としましては、中野四丁目と五丁目の歩行者デッキの接続による防災軸の確保や回遊性の確保、地域の荷さばき機能の確保、防犯・美化活動の推進といった取組み方針を記載してございます。

 下にありますが、まちづくりの展開としましては、短期的には中野四丁目の拠点施設と連携して歩行者デッキの接続を契機とした取組、それから関連して、防災軸の確保の検討を進めたいというふうに考えてございます。また、誘導型まちづくりにつきましては、引き続き手法の検討、合意形成を進めてまいりたいと考えております。あわせて、ソフト面でのまちづくりにつきましても、地域と共に活動内容や体制の構築から取り組んでまいりたいと考えてございます。

 表紙に戻っていただきまして今後の予定でございます。本日、まちづくり基本方針(素案)を御報告させていただきまして、この内容について、まちづくりニュースを地区内に配布する予定です。その後、本年11月から12月にまちづくり基本方針(素案)に関する意見募集、ニュースにより意見募集をしまして、来年1月にはまちづくり基本方針(案)の作成、3月にはまちづくり基本方針(案)に関する説明会等の開催、4月以降まちづくり基本方針の策定という形で進めていくということで考えてございます。

 御説明は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

羽鳥委員

 地区内側の取組み方針のところでちょっとお尋ねなんですけれども、①のところに「地元の意向を把握しながら建替え促進等の防災性向上を図るための手法の検討」とありまして、取組み方針には「防災性の向上を図るため、個別建替えや共同建替えによる建物の不燃化・耐震化、及び狭あい道路の拡幅整備等の促進について地権者などの地元意向を把握しながら適切な手法を検討します」となっているんですけれども、これはまちづくりの基本方針の策定ということだから、具体的にこういう方向性は持っているけれども、こういう手法を例えば導入しますとか、最終的に策定になったときに、こういう手法を導入しますとか、今年度までにこういう整備を行いますとか、そういうのはどう具体化というか、目標とかは持っているんでしょうか。

小幡まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長

 中野五丁目の地区の内側については、にぎわいが連続している通りになっているということと、一方で防災性の課題があるということで、まちづくりの手法としては、その両立を図るという点でなかなか難しい点があるというふうに認識をしてございます。そういった中で、建て替えを誘導していくという仕組みなのか、道路を拡幅していくという仕組みなのか、それぞれまちに大きく影響するという要素もありますので、地元の方々の意向を把握しながらまちづくりを進めていきたい、その中で手法についても選定をしていきたいというふうに考えてございます。

羽鳥委員

 今現在何かこういうものを導入していこうとかというのではなく、それもこれから一緒に検討していきたいということなんですか。その方針を策定した段階では、不燃化・耐震化を行いたいから、策定した段階ではこういう方向性を持っていますという段階にとどまるものなんですか。

小幡まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長

 地区の内側の中でも、それぞれの場所によって要素も違うかと思いますし、今回はまちづくり基本方針ということで大きな方向性を示して、その具体的手法については地域の方々と検討していきたいというふうに考えてございます。

羽鳥委員

 なかなか難しい課題が多数あろうかなと思うのと、例えば下のところなんかもセットバックというふうなこともあって、この地域の方の意見にも防災軸を位置付けることは賛成だというのはあるんですけれども、いざ自分のところがその防災軸に設定されると、これはなかなかいろいろ難しい問題も出てくるかなと思うんですよね。そうしてくるとこれはやっぱり、ここも方針を策定ということだから、具体的にここを防災軸というふうに設けるというのではなくて、そういう方向性を持ちますということになるんですか。

小幡まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長

 お話しのように、1階部分のセットバック一つ取っても、セットバックすると歩行者空間、にぎわいという点で通りやすくなる一方で店舗面積が減ってしまうというような課題もあり、様々意見を頂いているところでございます。ですので、その場所ごとで地域の方々との懇談を続けながら、具体的手法については検討していきたいというふうに考えてございます。

 一方で防災軸につきましては、中野四丁目と五丁目を歩行者デッキでつないでいくという方針も持ってございますので、これと連動する形で、この三番街の位置付けについては一つ防災軸という形で位置付けをして、さらに具体的な検討を進めていきたいというふうに考えてございます。

むとう委員

 まず、商店街との意見交換をやってきたということの御報告かと思うんですけれども、先ほど学ばせていただいた先生の御意見などを伺っていると、商店街の御意見をまず最初に伺うということは分かるんですけれども、あの商店街の中には地権者じゃない方も多いですし、地権者の意向であったりとか、これからどうまちづくりをしていくのかという意味では、この辺りを利用している、逆にお客さんである利用する方々の御意見とか、これからどんどんまずは商店街の方から御意見を伺うにせよ、今後はどういうふうにそれを発展させていくおつもりがあるのか、進め方の手順として今後はどうなっていくのか教えてください。

小幡まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長

 今回、商店会等、ヒアリングを行いまして検討を進めてございます。ただ一方で、商店会のみという形ではなくて、居住されている方、それから土地建物に権利をお持ちの方にも御意見をお伺いしないといけないというふうに思ってございまして、これまで、それから今回これを記載して発行するまちづくりニュースについては、居住者、営業者、権利者の方々に全戸に配布をするということで考えてございます。そうした中で御意見を頂きたいというふうに思ってございます。

 引き続き、具体的なまちづくりの手法等を検討するに当たっては、権利をお持ちの方の意見も大切だという意見も頂いておりますので、具体的な検討の際には直接地権者に連絡を取って懇談会を進めるですとか、そういった進め方を考えていきたいというふうに考えてございます。

むとう委員

 地権者も含めて、それから今実際に御商売をなさっている商店街の方々の御意見も含めて、それが基本になることはもちろんなんですけれども、商業エリアですからそこに来るお客さんたち、やっぱりこのエリアでこういうお店が、こういうまちなみ、こういう商店、こういうお店がどんどんできてくるとすごくいいというような、利用する側、ここの商店に集いたい人たちというところの、そういう御意見というのも入れていかないと、そこを膨らませていかないと、中野のまちづくり、この商店街をどう発展させていくのかというところは、そういう要素も重要ではないかということを今日の学習会で随分学んだ気がするんですけれども、その点については今後どういうふうに考えていくんですか。これをどんどん広げていって、どういうにぎわいのまちにしていくのかはすごく大事なことだと思うんですけれども、その上で利用する方々の御意見というものも十分生かしていくまちづくりを今後は考えていったほうがいいのではないかというふうに思うんですが、その点はどういうふうにお考えですか。

小幡まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長

 今回、まちづくり基本方針の検討ということでございまして、この先、引き続き地区計画の検討に進んでいくのかというところはございますけれども、基本的にはこのまちをどうしていくかというところなので、居住者、権利者、営業者の方々に御意見を伺いながら進めていくものというふうに認識をしてございます。そうした中で、御利用されている来街者の方がどういった考えを持っているのかというところも商店街とは意見交換をしながら、そういった点にもきちんと視点を持ちながら、まちづくりは進めていきたいというふうに考えてございます。

来住委員

 先ほどの学習会で、とても参考になるお話が聞けたなというふうに思っています。エリアマネジメントの組織論と運動論という両建てが非常に大事だということも教わりました。今御報告いただいた、今ちょっとやり取りはありましたけれども、やはり区が主導して、区がそれなりにまちづくりに関与するまちづくりについては、やっぱり居住者またはその地権者ですね、その方々にどれだけの、最初の段階から一つのテーマを進めていく上で関係をしていただくか、参加できるかどうかは別としても投げかけが必要だと思うんですね。今示されたこのエリア、今御報告いただいたエリアの中には、どれだけの地権者なり居住者というのがいらっしゃるか把握されているんですか、数的なことで。報告いただけるのでしたら教えていただきたいと思います。

小幡まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長

 ちょっと地権者数という形では細かく数字は把握をしていないんですけれども――というか、今手元に数字がないんですけれども、まちづくりニュースを居住者の方、営業者の方、権利者に配布をしておりまして、戸別配布が2,200部程度、地権者郵送が800部から900部ということで3,000部ちょっとのニュースを配布しているという状況でございます。

来住委員

 かなりの関係する方々が居住をされ、また地権者としての権利を持っていらっしゃると。まちづくり、先ほどの先生の話でもそうですが、かなり計画や、この形になるまでにどれだけの丁寧な時間をかけて、いろいろな学生さんなどの力も得ながら形に整えていくかということがどんなに大事かということをおっしゃっていたと思います。私も長い議員生活の中で、まちづくりに行政が関わるという点は大事なことだというふうに思っていますし、問題なくスムーズにいくには、やっぱり最初の段階でどれだけの努力やどれだけの時間をかけていくかということがとても問われているんだと思うんです。

 今、東中野駅の東口についての意見交換会も実は区が主導して2回ほど開かれました。それは私、2回とも出ていますが、やはり参加者が、地権者の方が、私が見る限りほとんどいらっしゃらない。参加そのものの人数も少ないというふうに思います。だから大事な、これから東中野、また、今、今日御説明いただいているこの地域は、長く長くこの商売や住んでいらっしゃる方、地権者の方がいらっしゃる、数もいらっしゃるということですから、区が関わる以上は、本当に大変ですけれども、職員の方も大変ですけれども丁寧な丁寧な入り方、入り口のところで、まちづくりについての基本を、やはりどうやって捉えてアプローチをしていくかということがとても大事だということを、もう本当にあちこちで私も痛感していますので、今御説明いただいて、いよいよそのニュースも出して、形にいろいろ方向性を示していくことになると思うんですけれども、大事な基本を踏み外さないようにしていただきたいし、後悔のないようにやるとしたら、やっぱりそこを今日の学習、教わったことも本当に教訓にしてやっていただきたいと思いますけれども、進める側としていかがでしょうか。

小幡まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長

 委員お話しの点、とても重要なことというふうに思っております。今回、商店会とヒアリングを行いましたけれども、こちらも全部の商店街をちょっと回ることはできていなくて、うまくアポイントが取れなかったりなかなか集まっていただける機会がなかったり、そういったところもございます。引き続きまちづくりを進めるに当たっては、できるだけ地元の方と懇談をしていく、それから今までお会いできていない地権者の方にもお声かけをしていく、そういったことを心に置きながらまちづくりを進めていきたいというふうに考えてございます。

むとう委員

 今のことで重ねてお尋ねしたいんですけれども、中野五丁目の商業エリアの商店街の方とヒアリングはしたということの報告なんだけれども、ちょっとやっぱり気になったのは、何人ぐらいの方からヒアリングができたのかというのを教えてください。

小幡まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長

 ちょっと人数はすぐに出てこないんですけれども、商店街第7ブロックは14商店会ありまして、その第7ブロックと商店会の5商店会ですか――の計6回ということでございますので、まだまだヒアリングができていない商店会はありますので、引き続きそれには取り組んでいきたいというふうに考えてございます。

むとう委員

 商店街の誰と会ったんですか。誰というか、どういう立場というか、その商店街の総意を代表するようなことでもなかなかないんだと思うので、大体何人の方に御意見を聞けたかぐらい、おおよそ分からないんですか。

小幡まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長

 商店街第7ブロックの集まりというか、第7ブロックの商店会長の集まりに行きまして、こういった取組について御説明をして御意見を頂きました。その後、第7ブロックの集まりに来ていただいている商店会長に、個別に各商店会でヒアリングをしたいということをお願いしまして、各商店会の集まりの際に伺って御説明をしたということでございます。商店会によっては5名6名の商店会もありましたし、10名以上いらっしゃった商店会もございます。

委員長

 よろしいでしょうか。

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。

 [1]2番、中野駅地区の整備状況についての報告を求めます。

石原まちづくり推進部中野駅地区・周辺基盤整備担当課長

 それでは、中野駅及び駅前広場からなる中野駅地区における、令和4年度整備状況について御報告いたします。(資料3)本件につきましては、建設委員会におきましても御報告しているところでございます。

 1番、中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業について御説明いたします。現在、中野駅西側南北通路・橋上駅舎・駅ビルからなる道路一体建物の本体工事を進めているところでございます。

 (1)令和4年度の工事状況について御報告いたします。別紙、こちら、工事の状況写真のほうを御覧ください。現在、人工地盤杭の打設や、また人工地盤鉄骨架設・スラブコンクリートの打設工事を行っております。工事の状況につきましては写真のとおりでございまして、ホームの上に人工地盤をつくる工事を行っているところでございます。

 なお、工事の進捗に遅れ等はございません。

 資料をお戻りください。令和5年度の工事予定でございます。令和5年度は引き続き人工地盤鉄骨架設・スラブコンクリート打設を行うとともに、駅舎部分の鉄骨架設、また外装工事、駐車場棟施工箇所の杭打設の工事を行う予定でございます。

 続きまして、資料裏側を御覧ください。

 2番、中野駅新北口駅前広場整備事業に係る歩行者デッキの整備について御説明いたします。

 中野駅新北口駅前広場整備事業は、中野四丁目新北口駅前土地区画整理事業と事業区域が重複していることから、土地区画整理事業施行者であるUR都市機構へ本事業の委託をしているところでございます。また、鉄道に近接する中野四季の都市(まち)方面及び囲町方面への歩行者デッキにつきましては、鉄道近接工事であり、中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業の施工ヤード内での工事となるため、JR東日本に実施設計及び工事を委託することとしてございます。JR東日本に委託する実施設計につきましては、JR東日本との協議により、今年度から着手することを予定しているため、その委託範囲について御報告するものでございます。

 (1)JR東日本に委託をしている街路事業の範囲につきまして御報告いたします。図を御覧ください。委託範囲につきましては、図で赤く塗られておりますアの部分、中野四季の都市(まち)方面、またイの部分、エントランス及び囲町方面の歩行者デッキでございます。また、今後、中野四丁目新北口地区及び囲町地区の地区計画におきまして、地区施設に位置付ける予定であるウの部分、囲町方面の歩行者デッキの一部につきましても鉄道近接工事となるため、本委託に含める予定でございます。

 (2)今後の予定でございます。今年度、令和4年12月に区とJR東日本の間で実施設計協定を締結いたします。その後、令和5年1月から令和6年3月にかけまして実施設計を行い、令和6年度から工事に着手する予定でございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。よろしいでしょうか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。

 次に、3番、その他で理事者から何か報告はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 以上で所管事項の報告を終了いたします。

 次に、審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後0時16分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後0時17分)

 

 休憩中に御確認を頂きましたとおり、次回の委員会は第4回定例会中とし、急を要する案件が生じた場合は正副委員長から招集させていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 以上で本日予定した日程は終了いたしますが、各委員、理事者から御発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 以上で中野駅周辺整備・西武新宿線沿線まちづくり調査特別委員会を散会いたします。

 

(午後0時17分)