平成25年10月11日中野区議会本会議(第3回定例会)
平成25年10月11日中野区議会本会議(第3回定例会)の会議録
平成25年10月11日中野区議会本会議(第3回定例会)

.平成25年(2013年)10月11日、中野区議会議事堂において開会された。

.出席議員(42名)

  1番  若  林  しげお         2番  高  橋  かずちか

  3番  木  村  広  一        4番  甲  田  ゆり子

  5番  小  林  ぜんいち        6番  中  村  延  子

  7番  石  坂  わたる         8番  後  藤  英  之

  9番  石  川  直  行       10番  伊  東  しんじ

 11番  内  川  和  久       12番  ひぐち   和  正

 13番  白  井  ひでふみ       14番  平  山  英  明

 15番  南     かつひこ       16番  森     たかゆき

 17番  いながき  じゅん子       18番  林     まさみ

 19番  小宮山   たかし        20番  浦  野  さとみ

 21番  佐  野  れいじ        22番  北  原  ともあき

 23番  吉  原      宏       24番  いでい   良  輔

 25番  小  林  秀  明       26番  久  保  り  か

 27番  酒  井  たくや        28番  奥  田  けんじ

 29番  近  藤  さえ子        30番  金  子     洋

 31番  長  沢  和  彦       32番  大  内  しんご

 33番  伊  藤  正  信       34番  高  橋  ちあき

 35番  市  川  みのる        36番  篠     国  昭

 37番  やながわ  妙  子       38番  佐  伯  利  昭

 39番  むとう   有  子       40番  か  せ  次  郎

 41番  来  住  和  行       42番  岩  永  しほ子

.欠席議員

      な  し

.出席説明員

 中 野 区 長  田 中 大 輔      副  区  長  金 野   晃

 副  区  長  英   直 彦      教  育  長  田 辺 裕 子

 政 策 室 長  竹 内 沖 司       経 営 室 長  川 崎   亨

 都市政策推進室長 長 田 久 雄      地域支えあい推進室長 瀬 田 敏 幸

 区民サービス管理部長 白 土   純    子ども教育部長、教育委員会事務局次長 髙 橋 信 一

 健康福祉部長   野 村 建 樹      保 健 所 長  寺 西   新

 環 境 部 長  小谷松 弘 市      都市基盤部長   尾 﨑   孝

 政策室副参事(企画担当) 海老沢 憲 一  経営室副参事(経営担当) 戸 辺   眞

.本会の書記は下記のとおりである。

 事 務 局 長  篠 原 文 彦      事務局次長    青 山 敬一郎

 議事調査担当係長 佐 藤   肇      書     記  関 村 英 希

 書     記  東   利司雄      書     記  土 屋 佳代子

 書     記  細 川 道 明      書     記  江 口 誠 人

 書     記  永 見 英 光      書     記  鈴 木   均

 書     記  井 田 裕 之      書     記  竹 内 賢 三

 書     記  遠 藤 良 太      書     記  香 月 俊 介

 

 議事日程(平成25年(2013年)10月11日午後1時開議)

日程第1 第63号議案 中野区歌に関する審議会設置条例

     第64号議案 災害対策用備蓄物資の買入れについて

     第66号議案 中野区保育所条例の一部を改正する条例

     第69号議案 中野中学校新校舎建設工事請負契約に係る契約金額の変更について

日程第2 第65号議案 中野区特別区税条例の一部を改正する条例

日程第3 第67号議案 指定管理者の指定について

     第68号議案 指定管理者の指定について

日程第4 第70号議案 中野区保育所における保育に関する条例の一部を改正する条例

日程第5 平成25年特別区人事委員会勧告等について

日程第6 株式会社まちづくり中野21の経営状況を説明する書類の提出について

追加議事日程

日程第7 議員提出議案第9号 地方税財源の拡充に関する意見書

日程第8 議員提出議案第10号 若い世代が安心して就労できる環境等の整備を求める意見書

日程第9 議員提出議案第11号 放射能汚染水対策と被災者支援の抜本的強化を求める意見書

日程第10 議員提出議案第12号 「ブラック企業」根絶へ、継続的で実効ある施策を求める意見     書

日程第11 議員提出議案第13号 議員の派遣について

 

午後1時00分開議

○議長(伊東しんじ) 定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりでありますので、さよう御了承願います。

 この際、申し上げます。平成25年10月10日付をもちまして、お手元に配付の文書のとおり、委員会参与に人事異動がありましたので、念のため御報告いたします。

 

 

○議長(伊東しんじ) これより日程に入ります。

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 第63号議案 中野区歌に関する審議会設置条例

 第64号議案 災害対策用備蓄物資の買入れについて

 第66号議案 中野区保育所条例の一部を改正する条例

 第69号議案 中野中学校新校舎建設工事請負契約に係る契約金額の変更について

  (委員報告)

 

○議長(伊東しんじ) 日程第1、第63号議案、第64号議案、第66号議案及び第69号議案の計4件を一括議題に供します。

 

平成25年(2013年)10月4日

 

中野区議会議長 殿

 

総務委員長 内川 和久

  (公印省略)

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

6 3

中野区歌に関する審議会設置条例

104

6 4

災害対策用備蓄物資の買入れについて

104

6 9

中野中学校新校舎建設工事請負契約に係る契約金額の変更について

104

 

平成25年(2013年)10月4日

 

中野区議会議長 殿

 

子ども文教委員長 高橋 ちあき

  (公印省略)

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

6 6

中野区保育所条例の一部を改正する条例

104

 

○議長(伊東しんじ) お諮りいたします。上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の議案を委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

──────────────────────────────

 第65号議案 中野区特別区税条例の一部を改正する条例

  (委員長報告)

 

○議長(伊東しんじ) 日程第2、第65号議案、中野区特別区税条例の一部を改正する条例を議題に供します。

 

平成25年(2013年)10月4日

 

中野区議会議長 殿

 

区民委員長  ひぐち 和正

(公印省略)

  

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

6 5

中野区特別区税条例の一部を改正する条例

104

 

○議長(伊東しんじ) 区民委員会の審査の報告を求めます。ひぐち和正区民委員長。

〔ひぐち和正議員登壇〕

○12番(ひぐち和正) ただいま議題に供されました第65号議案、中野区特別区税条例の一部を改正する条例に関しまして、区民委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 第65号議案、中野区特別区税条例の一部を改正する条例は、主に次の5点について規定を改めるものです。

 1点目は、延滞金の割合の特例について見直しを行うものです。

 2点目は、公的年金等に係る所得に係る区民税の特別徴収に関する規定を改めるものです。

 3点目は、住宅借入金等特別税額控除の適用期限の延長及び限度額の拡充について規定するものです。

 4点目は、公社債等及び株式等に係る所得に対する課税について見直しを行うものです。

 5点目は、東日本大震災に係る被災居住用財産の敷地に係る譲渡期限の延長等の特例について見直しを行うものです。

 この条例の施行時期は、平成26年1月1日ですが、2点目は平成28年10月1日、3点目は平成27年1月1日、4点目は平成29年1月1日です。

 本議案は、10月2日の本会議において当委員会に付託され、10月4日に審査を行いました。

 審査の進め方として、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を御紹介します。

 初めに、特別区税の延滞金割合の引き下げにより、区にはどのような影響があるのかとの質疑があり、24年度は約8,000万円の延滞金収入があったが、2,900万円程度減額になると想定されるとの答弁がありました。これに対し、景気が上向くことで金利に上がる傾向があるのではないかとの質疑があり、景気の影響で特例基準割合が上昇すれば、延滞金も連動して上がるものと認識しているとの答弁がありました。

 これに関連し、他の委員から、引き下げにより延滞金を払いやすくなるという効果もあるのかとの質疑があり、延滞金の割合が下がることで納税の促進効果も期待されるとの答弁がありました。

 これに対し、他の委員から、延滞金は本来ペナルティーなのであるから、安くすれば払うという考え方はおかしいのではないかとの意見がありました。

 次に、公的年金等に係る特別徴収について、所得に変動があった場合、仮徴収税額と本徴収税額との差が延々と解消されない仕組みであった理由は何か。改正によってその差が縮小するのかとの質疑があり、年金保険者のシステム上の制約によるものである。改正により、仮徴収税額を前年度の年税額の2分の1にすることで、年税額が2年連続で同額の場合には、2年後には平準化されるとの答弁がありました。

 次に、改正により、公社債等も含めて損益通算できるようになる。譲渡損益が生じた場合、利子や配当から差し引くことで税負担が下がるということかとの質疑があり、公社債等の譲渡損益も含めて通算可能にするものである。金融商品間の課税の中立性に鑑み、個人の投資リスクの軽減を図るとともに、簡素でわかりやすい税制を目指す趣旨の改正であるとの答弁がありました。

 その後、委員会を休憩して、取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、1名の委員が、本議案に反対の立場から、今回の改正では、公社債及び公社債投資信託の利子・配当や譲渡損益もあわせて通算できるようになる。欧米では、通算できるのは譲渡所得の範囲内が原則であり、配当・利子と制限なく相殺できるのは日本だけである。株式譲渡所得は富裕層の税負担を引き下げる要因となり、証券優遇税制の強化は格差拡大を促進する。また、住宅ローン控除の延長と拡充は区民生活の助けにはなるが、消費税増税の負担増に比べると不十分なものである。改正案には、延滞金の引き下げなど、当然の措置も含まれるが、それにより格差拡大の富裕層優遇税制を容認することはできない。よって、この条例案に反対するとの討論を行いました。

 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。

 以上で、第65号議案に関する区民委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。

○議長(伊東しんじ) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

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 第67号議案 指定管理者の指定について

 第68号議案 指定管理者の指定について

  (委員長報告)

 

○議長(伊東しんじ) 日程第3、第67号議案及び第68号議案の計2件を一括議題に供します。

 

平成25年(2013年)10月4日

 

中野区議会議長 殿

 

子ども文教委員長 高橋 ちあき

(公印省略)

 

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

6 7

指定管理者の指定について

104

6 8

指定管理者の指定について

104

 

○議長(伊東しんじ) 子ども文教委員会の審査の報告を求めます。高橋ちあき子ども文教委員長。

〔高橋ちあき議員登壇〕

○34番(高橋ちあき) ただいま議題に供されました第67号議案、指定管理者の指定について、第68号議案、指定管理者の指定についてに関しまして、子ども文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 第67号議案、指定管理者の指定については、宮園保育園の指定管理者を指定するに当たり、議会の議決をするものです。指定管理者として選定した団体は、社会福祉法人高峰福祉会で、指定の期間は、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間となっております。

 第68号議案、指定管理者の指定については、宮の台保育園の指定管理者を指定するに当たり、議会の議決をするものです。指定管理者として選定した団体は、コンビウィズ株式会社で、指定の期間は、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間となっております。

 以上の2議案は、10月2日の本会議において当委員会に付託され、10月4日に審査を行いました。

 審査の進め方として、両議案を一括して議題に供した後、理事者から補足説明を受け、質疑を行いました。その主な質疑応答及び要望の内容を紹介します。

 初めに、もともとは区の直営だった保育園を指定管理者制度によって民営化したが、保育事業は、児童福祉法に基づいて、区が責任をもって直営で運営していく必要がある。今回、継続して指定管理者の指定を行うに当たり、保育園の民営化に対する検証は行ったのかとの質疑があり、担当所管において、日々、指定管理者の園の運営について確認を行っており、適切な運営が確保されていると判断しているとの答弁がありました。

 さらに、民営化を進めていくと、現場からの情報が不足し、政策等を判断する際に影響が出てくるのではないかとの質疑があり、現在、区直営の保育園が18園あり、そのような心配はしていないとの答弁がありました。

 次に、以前は指定期間が10年間だったが、今回は平成26年4月1日からの5年間となっている。指定期間を変更した理由は何かとの質疑があり、昨年度の子ども子育て3法の成立により、保育制度の変更が予定されている。その中で、認可保育園のあり方についても検討されており、今後の状況を見きわめつつ、保育の継続した運営も考慮する中で、指定期間を5年間に変更したとの答弁がありました。

 次に、今回の指定に当たり、例外的に公募によらず、現在、園の運営を行っている指定管理者を選定したとのことだが、これまでに同様の事例はあったかとの質疑があり、保育園に指定管理者を導入したのは、この2園が初めてであり、更新に当たって、公募をせずに、指定管理者を選定した初めての例であるとの答弁がありました。

 続けて、福祉サービス第三者評価において、良好な結果であったことが公募しなかった理由の一つのようだが、この評価制度はどういうものかとの質疑があり、評価機関が書面による審査・利用者への調査・施設での聞き取り調査などを行い、細かい評価項目に基づいて、施設が提供する福祉サービスについて評価していく制度であるとの答弁がありました。

 これに対し、指定管理者の選定については、公募によらない場合、相当な根拠を示さないと結果が妥当であるとの判断ができない。指定管理者制度のガイドラインを作成中とのことだが、説明責任について考え直してほしいとの要望がありました。

 その後、委員会を休憩して、取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、1名の委員が、第67号議案及び第68号議案に反対する立場から、保育行政に対して責任を負うのは区である。民営化を進めていくと、区の責任が曖昧となることなどが心配され、今回についても認めることはできない。以上のことから、本議案に反対するとの討論を行いました。

 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、初めに、第67号議案について挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決しました。

 次に、第68号議案について挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。

 以上で、第67号議案、第68号議案に関する子ども文教委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。

○議長(伊東しんじ) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより議案ごとに起立により採決いたします。

 初めに、第67号議案について採決いたします。

 上程中の第67号議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、上程中の第67号議案は可決するに決しました。

 次に、第68号議案について採決いたします。

 上程中の第68号議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、上程中の第68号議案は可決するに決しました。

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 第70号議案 中野区保育所における保育に関する条例の一部を改正する条例

  (委員長報告)

 

○議長(伊東しんじ) 日程第4、第70号議案、中野区保育所における保育に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。

 

平成25年(2013年)10月4日

 

中野区議会議長 殿

 

子ども文教委員長 高橋 ちあき

(公印省略)

 

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

7 0

中野区保育所における保育に関する条例の一部を改正する条例

104

 

○議長(伊東しんじ) 子ども文教委員会の審査の報告を求めます。高橋ちあき子ども文教委員長。

〔高橋ちあき議員登壇〕

○34番(高橋ちあき) ただいま議題に供されました第70号議案、中野区保育所における保育に関する条例の一部を改正する条例に関しまして、子ども文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 第70号議案、中野区保育所における保育に関する条例の一部を改正する条例は、保育料及び延長保育料の額を改定するとともに、保育サービスに係る利用者負担額の適正化のための措置について規定するものです。

 この条例の施行時期は、平成26年4月1日です。

 本議案は、10月2日の本会議において当委員会に付託され、10月4日の委員会にて審査を行いました。

 審査の進め方としては、本議案を議題に供した後、一旦保留し、関連する所管事項の報告を受けて質疑を行い、その後改めて本議案を議題に供し、理事者から補足説明を受けました。そして、質疑を求めたところ、質疑はありませんでした。

 その後、委員会を休憩して、本議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、1名の議員が本議案に反対する立場から、まず、1点目として、今回の保育料の改正は、平成19年の税制改正での所得税減税による保育料算定への影響をそれ以前のレベルに戻すという考えに基づいているが、その間、現在に至るまで、定率減税の廃止のほか、消費税の増税も見込まれ、若い人たちの生活苦が非常に大きな問題となっている。とりわけ、子育て世代にとっては、極めて厳しい状況であり、この状態が続けば、少子化問題にも大きな影響が出ると考えられる。区は、安心して子育てができるよう、一般財源を使ってでも、保育料の引き上げを行うべきではない。

 2点目として、認証保育所等についても、利用者の負担が非常に大きいため、それらに対する補助金は増額すべきである。今回、その改善がされたことは是とするものだが、引き上げた分の保育料をその財源に充てるということは容認できない。よって、本議案に反対するとの討論を行いました。

 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 その後、本議案について挙手により採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決しました。

 以上で、第70号議案に関する子ども文教委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。

○議長(伊東しんじ) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 岩永しほ子議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。岩永しほ子議員。

〔岩永しほ子議員登壇〕

○42番(岩永しほ子) 日本共産党議員団を代表し、上程中の第70号議案、中野区保育所における保育に関する条例の一部を改正する条例に反対する討論を行います。

 本条例は、認可保育所の保護者負担月額を引き上げることと、認証保育所など区長が定める保育施設保護者への補助額を引き上げるというものです。認証保育所保護者補助額の引き上げは、当議員団が繰り返し求めてきたものであり、引き上げに踏み切ったことは是とするものです。しかし、次に述べる点で反対します。

 第1点は、少子化が深刻な国家的問題となり、特に子育て世代への経済的負担の軽減が必要だと、区をはじめさまざまな支援に取り組まれてきたところですが、その流れに逆行し、子育て世代への新たな負担になるためです。

 条例案が求めている保育料の引き上げ率は、3歳未満児で、前年所得税8,500円未満の新D2階層では24%近く、同じく3万円未満の新D4階層では84%以上になるなど、低所得世帯にほど大きくなっています。

 区は、前回の改定以降7年が経過し、その間に所得税減税があり、保育料は実質軽減されてきたから引き上げるとのことですが、住民税率の10%フラット化、定率減税の廃止、扶養控除廃止、一般生命保険料控除の変更、来年度からは区民税・都民税均等割にそれぞれ500円の加算など、国の増税負担増の影響が保育所利用世帯の家計に大きな負担となっていることを無視していることは問題です。

 収入が伸びず、増税負担増で既に生活を切り詰めている子育て世帯に新たな負担を押しつけ、子育て世代への不安を一層広げるものです。

 また、区が民間保育所に支払う保育委託金について、現在の保育料が国の保育料徴収基準の43%から52%にまで引き上げることで軽減しようとしています。党議員団は、保育にかかわる経費の国庫負担金の積算が実勢より低く、区の超過負担が大きくなっているため改善を求めるべきだと指摘してきました。区は努力をせず、保護者の負担をふやすことは問題です。

 第2点は、「新たな税投入は極力避けるべき」との考えによって、認証保育所などへの保護者補助の財源を認可保育所の保育料引き上げで賄おうとしていることです。これは、国の社会保障と税の一体改革の議論に通じるものがあり、自治体が進める道ではありません。

 区は、認可保育所への待機児童が増加しているにもかかわらず、解決するために必要な認可園の増設より、認証保育所を誘致し、入所せざるを得なくさせてきました。高い保育料に対する補助の交付を受ける人数と交付額が増加するのは当然です。23区では、中野区の上限2万円補助と同額でも、プラスした軽減策を設けたり、補助額が2万円以上になっている区が半数あります。補助額を引き上げることは必要なことですから、こんなときにこそ基金を使うなどの措置をとるべきであり、保護者への転嫁は無責任です。

 第3点は、区の負担の公平化に関する意見を聞くとして行った保育料引き上げの意見交換会は、8月のお盆のお休みの真っ最中に3回行われただけです。参加者は5人とのことでしたが、日時の設定に問題があり、意見を出してもらおうという区の姿勢に真摯さが感じられません。パブリックコメントなどの意見には、区の考えに賛同するものはなく、保育料引き上げに区民の理解が得られていません。

 以上の点から反対し、討論を終わります。

○議長(伊東しんじ) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。

 これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程を追加し、日程第7、議員提出議案第9号、地方税財源の拡充に関する意見書を先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

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 議員提出議案第9号 地方税財源の拡充に関する意見書

 

○議長(伊東しんじ) 日程第7、議員提出議案第9号、地方税財源の拡充に関する意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。北原ともあき議員。

〔北原ともあき議員登壇〕

○22番(北原ともあき) ただいま上程されました議員提出議案第9号、地方税財源の拡充に関する意見書につきまして、提案理由の説明をいたします。

 なお、提案説明は、案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 地方税財源の拡充に関する意見書。

 真の分権型社会を実現するためには、国と地方の役割分担を明確にし、地方がその責任と権限に応じた役割を果たせるよう、地方税財源の拡充を図る必要がある。

 すなわち、地方全体で巨額の財源不足が生じている中、まずは国から地方への税源移譲を行うことなどにより、地方税財源の拡充を図ることが重要であり、平成20年度税制改正で導入された地方法人特別税及び地方法人特別譲与税のように、地方固有の税を地方間の財源調整に用いるような対応は、厳に慎まなければならない。

 ところが、国や全国知事会における学識経験者の検討会等では、地方税である法人住民税の一部国税化といった、特別区を含む都市部の財源を狙い撃ちにするような案が議論されている。

 中野区には、急激に押し寄せる高齢化への対応や、高度成長期に全国に先駆けて建設された多くの公共施設が改築時期を迎えているなど、大都市特有の財政需要が存在しており、税収の多さのみに着目して、財政的に富裕であると断ずることは適当ではない。

 限られた地方税による調整では、地方財政が直面している問題の根本的な解決にはつながらない。

 よって、中野区議会は、国会及び政府に対し、限られた地方税源の中で財源調整を行うのではなく、地方が担う権限と責任に見合う地方税財源の拡充という本質的な問題に取り組むよう強く要請する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 年月日。

 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣あて。

 中野区議会議長名。

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(伊東しんじ) 本件について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第8、議員提出議案第10号、若い世代が安心して就労できる環境等の整備を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

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 議員提出議案第10号 若い世代が安心して就労できる環境等の整備を求める意見書

 

○議長(伊東しんじ) 日程第8、議員提出議案第10号、若い世代が安心して就労できる環境等の整備を求める意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。白井ひでふみ議員。

〔白井ひでふみ議員登壇〕

○13番(白井ひでふみ) ただいま上程されました議員提出議案第10号、若い世代が安心して就労できる環境等の整備を求める意見書につきまして、提案理由の説明をいたします。

 なお、提案説明は、案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 若い世代が安心して就労できる環境等の整備を求める意見書。

 ライフスタイルの多様化や少子高齢化により、若い世代の働き方や暮らし方が変化しています。非正規労働者や共働き世帯が増えた今、若い世代が本来望んでいる仕事と生活の調和が崩れ、理想と現実のギャップに悩む人が少なくありません。

 中でも、働く貧困層といわれるワーキングプアから抜け出せずに結婚を諦めざるを得ない若い世代の増加や、仕事と子育ての両立に悩む女性の増加、正規雇用でありながら過酷な労働環境で働き続けることができない若年労働市場の実態など、今の若い世代を取り巻く問題は多岐にわたり、年々深刻さを増しています。今こそ国を挙げて、若い世代が安心して就労できる環境等の整備が求められています。

 よって政府におかれましては、若い世代が仕事と生活の調和を保ち、安心して働き続けることができる社会の実現をめざし、一層の取り組みを進めるべく、下記の事項について適切に対策を講じるよう強く求めます。

記。

 一、世帯収入の増加に向けて、政労使による「賃金の配分に関するルール」作りを進めること。また、正規・非正規間の格差是正、子育て支援など、総合的な支援を行うとともに、最低賃金引き上げに向けた環境整備を進めること。

 二、労働環境が悪いために早期に離職する若者も依然として多いことから、劣悪な労働環境下で仕事を強いる企業に対して、違法の疑いがある場合等の立入調査の実施や悪質な場合の企業名の公表などを検討し、対策を強化すること。

 三、個人のライフスタイルに応じた多様な働き方を可能とするために、地域限定や労働時間限定の正社員など多元的な働き方を普及・拡大する環境整備を進めるとともに、短時間正社員制度、テレワーク、在宅勤務などの導入を促進すること。

 四、仕事や子育て等に関する行政サービスについて、若い世代への支援策がより有効に実施・活用されるよう、利用度や認知度の実態を踏まえ、必要な運用の改善や相談窓口等の周知、浸透等に努めること。

 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出します。

 年月日。

 内閣総理大臣、厚生労働大臣あて。

 中野区議会議長名。

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(伊東しんじ) 本件について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第9、議員提出議案第11号、放射能汚染水対策と被災者支援の抜本的強化を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

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 議員提出議案第11号 放射能汚染水対策と被災者支援の抜本的強化を求める意見書

 

○議長(伊東しんじ) 日程第9、議員提出議案第11号、放射能汚染水対策と被災者支援の抜本的強化を求める意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。長沢和彦議員。

〔長沢和彦議員登壇〕

○31番(長沢和彦) ただいま上程されました議員提出議案第11号、放射能汚染水対策と被災者支援の抜本的強化を求める意見書につきまして、提案理由の説明をいたします。

 なお、提案説明は、案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 放射能汚染水対策と被災者支援の抜本的強化を求める意見書。

 福島第一原子力発電所は、放射能で汚染された地下水が海に流出し、タンクから高濃度の汚染水が漏れ出す事態が相次ぎ、放射能汚染が広がる非常事態に陥っています。

 放射能汚染水問題への対応としては、「放射能汚染水を海に流出させないために、あらゆる手立てをとる」という、国としての基本原則を確立することが大切です。放射能汚染水の現状がどうなっているかの把握がなされていない状況下では、政府が責任を持って国内外の専門的知見を総結集して調査し、国民に公表することが求められます。

 また、政府の震災関連死防止のための検討報告では、昨年9月末現在の東日本大震災における避難生活などで亡くなった被災者は2,300人超に上り、その約半数が福島県における死亡者となっています。避難者をはじめ被災者は生活と健康等への将来の不安を抱えながら苦しい生活を強いられています。

 よって、政府におかれては、放射能汚染水対策と被災者支援の抜本的強化のために、早急に下記の事項を実施するよう強く要望します。

記。

 1 福島第一原発の放射能汚染水の海への放出は絶対に行わないこと。

 2 汚染水問題の解決は東電まかせにせず、持てる人的・物的資源を集中するとともに、現場における技術者・労働者の安全と健康の管理を徹底すること。

 3 福島県の内外で避難中の15万人余りと、被災者の生活と健康を守るための対策を強化すること。

 以上、地方自治法第99条の規定にもとづき、意見書を提出します。

 年月日。

 内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、環境大臣、復興大臣あて。

 中野区議会議長名。

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(伊東しんじ) 本件について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立少数。よって、上程中の議案は否決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第10、議員提出議案第12号、「ブラック企業」根絶へ、継続的で実効ある施策を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

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 議員提出議案第12号 「ブラック企業」根絶へ、継続的で実効ある施策を求める意見書

 

○議長(伊東しんじ) 日程第10、議員提出議案第12号、「ブラック企業」根絶へ、継続的で実効ある施策を求める意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。浦野さとみ議員。

〔浦野さとみ議員登壇〕

○20番(浦野さとみ) ただいま上程されました議員提出議案第12号、「ブラック企業」根絶へ、継続的で実効ある施策を求める意見書につきまして、提案理由の説明をいたします。

 なお、提案説明は、案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 「ブラック企業」根絶へ、継続的で実効ある施策を求める意見書。

 新卒の若者を大量採用、長時間・過密労働、パワハラなどで駆り立て、精神的にも追い詰めて大量退職に追い込むなど、不当な雇用管理を行う企業(いわゆる「ブラック企業」)が社会問題になっています。

 「ブラック企業」による、労働者や若者を使い捨てにするような雇用のあり方は、長い目で見た経済発展、技術継承、少子化克服などの課題に逆行し、社会負担を増加させることから、健全な社会発展とは相いれないものです。

 「ブラック企業」によって、労働意欲のある若者が、心身を壊すなどして次々に使い捨てられていく実態は、学生や子どもたちなど、次世代の担い手たちの将来にも大きな影を落としています。

 いまこそ、「ブラック企業」の根絶と、労働者や若者を守るための実効ある施策が求められています。

 よって、政府におかれては、下記の対策を継続して行うことを強く要望します。

 記。

 1 雇用問題の相談窓口を設置・拡充し、若者への就労支援を拡充すること。

 2 早期離職率が高い企業名、悪質な法令違反を行った企業名を公表し、監督・指導を強化すること。

 3 労働行政における監視・指導体制を強化すること。

 以上、地方自治法第99条の規定にもとづき、意見書を提出します。

 年月日。

 内閣総理大臣、厚生労働大臣あて。

 中野区議会議長名。

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(伊東しんじ) 本件について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立少数。よって、上程中の議案は否決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第11、議員提出議案第13号、議員の派遣についてを先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

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 議員提出議案第13号 議員の派遣について

 

○議長(伊東しんじ) 日程第11、議員提出議案第13号、議員の派遣についてを上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。いでい良輔議員。

〔いでい良輔議員登壇〕

○24番(いでい良輔) ただいま議題に供されました議員提出議案第13号、議員の派遣についての提案理由の説明を申し上げます。

 本議案は、第24回東京都道路整備事業推進大会に議員を派遣しようとするものです。

 同大会は、平成25年10月31日に開催されるもので、東京の広域化する交通渋滞の緩和や、安全で快適なまちづくりに資するため、道路、橋梁、鉄道連続立体交差及び都市モノレール等の整備の促進を図ることを目的としています。

 同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(伊東しんじ) 本件について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

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 平成25年特別区人事委員会勧告等について

 

○議長(伊東しんじ) 日程第5、平成25年特別区人事委員会勧告等について報告いたします。

 本件については、地方公務員法第8条及び第26条の規定に基づき、10月9日付をもって特別区人事委員会から一般職の特別区職員の給与について、お手元に配付の文書のとおり報告と意見の申し出があり、あわせて勧告がありましたので、さよう御了承願います。

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 株式会社まちづくり中野21の経営状況を説明する書類の提出について

 

○議長(伊東しんじ) 日程第6、株式会社まちづくり中野21の経営状況を説明する書類の提出について報告いたします。

 本件については、地方自治法第243条の3第2項及び議会の議決すべき事件等に関する条例第2条の規定に基づき、区長から、9月10日付の配付文書のとおり、株式会社まちづくり中野21の経営状況を説明する書類が提出されましたので、さよう御了承願います。

 この際、陳情の取り下げについてお諮りいたします。

 お手元に配付の文書のとおり陳情の取り下げの申し出がありますので、これを承認いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう承認するに決しました。

 

陳情取下願

 

平成25年10

 

 中野区議会議長 殿

 

          陳情者 住所 中野区

  氏名 中野区民

 

 平成25年2月6日付をもって提出した次の陳情を取下げいたしますから、よろしくお取り計らい願います。

 第3号陳情 耐震改修工事への支援策を早急に拡充することについて

(取下げ理由)

  委員会審査の状況を考慮して

 

○議長(伊東しんじ) 次に、陳情の継続審査についてお諮りいたします。

 お手元に配付の陳情継続審査件名表に記載の陳情については、それぞれ付託委員会から継続審査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

平成25年第3回定例会

陳情継続審査件名表

《建設委員会付託》

(24)第16号陳情 警察大学校等跡地の中央部公園拡張について

《議会運営委員会付託》

  第7号陳情 中野区議会政務活動費に関する陳情書

 

○議長(伊東しんじ) 次に、常任委員会の所管事務継続調査についてお諮りいたします。

 お手元に配付の常任委員会所管事務継続調査件名表に記載の調査事件については、それぞれ所管委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

常任委員会所管事務継続調査件名表

平成25年第3回定例会

総務委員会

 1 政策、計画及び財政について

 1 平和、国際化、人権及び男女平等について

 1 広報及び広聴について

 1 組織及び人事について

 1 会計、決算及び事業の評価・改善について

 1 危機管理について

 

区民委員会

 1 区民相談及び消費生活について

 1 住民情報システムについて

 1 戸籍及び住民基本台帳等について

 1 区税について

 1 国民健康保険、後期高齢者医療及び介護保険等について

 1 環境及び地球温暖化対策について

 1 清掃事業及びリサイクルについて

 1 生活環境について

 

厚生委員会

 1 地域活動の推進及び地域ケア・地域支援について

 1 保健衛生及び社会福祉について

 1 保健所及び福祉事務所について

 1 スポーツ、文化及び生涯学習について

 

建設委員会

 1 安全で快適に住めるまちづくりについて

 1 産業振興及び都市振興について

 1 道路・公園等の整備について

 1 防災及び都市安全について

 

子ども文教委員会

 1 学校教育の充実について

 1 学校と地域の連携について

 1 知的資産について

 1 子育て支援及び子どもの育成について

 

○議長(伊東しんじ) 次に、議会運営委員会の所管事項継続調査についてお諮りいたします。

 お手元に配付の議会運営委員会所管事項継続調査件名表に記載の調査事件については、議会運営委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

議会運営委員会所管事項継続調査件名表

平成25年第3回定例会

 1 議会の運営について

 1 議会の会議規則、委員会に関する条例等について

 

○議長(伊東しんじ) 以上で本日の日程を全部終了いたしましたので、散会いたします。

 平成25年第3回中野区議会定例会を閉じます。

午後1時48分散会

 

 

会議録署名員 議 長 伊東 しんじ

       副議長 やながわ 妙子

       議 員 ひぐち 和正

       議 員 長沢 和彦