平成23年10月26日中野区議会中野駅周辺地区等整備特別委員会(第3回定例会)
平成23年10月26日中野区議会中野駅周辺地区等整備特別委員会(第3回定例会)の会議録
平成23年10月26日中野駅周辺地区等整備特別委員会 中野区議会中野駅周辺地区等整備特別委員会〔平成23年10月26日〕

中野駅周辺地区等整備特別委員会会議記録

○開会日 平成23年10月26日

○場所  中野区議会第4委員会室

○開会  午前10時00分

○閉会  午後0時04分

○出席委員(14名)
 白井 ひでふみ委員長
 金子 洋副委員長
 いでい 良輔委員
 平山 英明委員
 森 たかゆき委員
 いながき じゅん子委員
 小宮山 たかし委員
 伊東 しんじ委員
 佐野 れいじ委員
 北原 ともあき委員
 小林 秀明委員
 大内 しんご委員
 むとう 有子委員
 かせ 次郎委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 経営室長 川崎 亨
 経営室副参事(経営担当) 髙橋 信一
 都市政策推進室長 遠藤 由紀夫
 都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当) 横山 俊
 都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 松前 友香子
 都市政策推進室副参事(中野駅周辺整備担当) 秋元 順一
 都市政策推進室副参事(中野駅地区基盤整備担当) 石井 正行
 都市政策推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当) 佐々木 啓文
 都市基盤部長 服部 敏信
 都市基盤部副参事(都市計画担当) 相澤 明郎
 都市基盤部副参事(道路・公園管理担当) 古屋 勉
 都市基盤部副参事(都市基盤整備担当) 石田 勝大
 都市基盤部副参事(交通対策担当) 高橋 均

○事務局職員
 書記 鈴木 均
 書記 細川 道明

○委員長署名


審査日程
○委員会参与の変更について
○議題
 区役所・サンプラザ地区一体的整備について
 中野駅周辺地区整備及び区内交通結節点周辺のまちづくりについて
○所管事項の報告
 1 都市型産業の集積・創出促進事業の考え方について(産業・都市振興担当)
 2 平成23年度第1回中野駅周辺まちづくり推進会議について(中野駅周辺まちづくり担当)
 3 警察大学校等跡地地区のまちづくりに関する名称等の公募について
         (中野駅周辺まちづくり担当、道路・公園管理担当)
 4 中野駅北口駅前広場整備等に伴う中野駅改良工事の施行に関する協定について
          (中野駅周辺整備担当)
○その他

委員長
 それでは、定足数に達しましたので、ただいまから中野駅周辺地区等整備特別委員会を開会いたします。

(午前10時00分)

 本日の審査日程についてお諮りいたします。
 本日は、お手元に配付の審査日程案(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、そのように進めます。
 なお、審査に当たっては、12時を目途に進めてまいりたいと思いますので、御協力をよろしくお願いいたします。
 議事に入る前に、お手元に配付の資料(資料2)のとおり、10月18日付で当委員会参与に変更がありましたので 参与の御紹介をお願いいたします。
服部都市基盤部長
 本日の委員会から当委員会参与に新たに加わりました担当を御紹介申し上げます。
 都市基盤部副参事、交通対策担当、高橋均でございます。
高橋都市基盤部副参事(交通対策担当)
 交通対策担当の高橋でございます。本日よりよろしくお願いいたします。
服部都市基盤部長
 よろしくお願い申し上げます。
委員長
 以上で委員会参与の変更についてを終了いたします。
 それでは、議事に入ります。
 区役所・サンプラザ地区一体的整備について及び中野駅周辺地区整備及び区内交通結節点周辺のまちづくりについてを一括して議題に供します。
 所管事項の報告を受けたいと思います。
 1番、都市型産業の集積・創出促進事業の考え方についての報告を求めます。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 それでは、都市型産業の集積・創出促進事業の考え方について(資料3)御報告させていただきたいと思います。なお、本件につきましては、建設委員会が所管ということになってございまして、本定例会中におきまして報告をさせていただいたところでございます。関連ということで、こちら中野駅周辺地区等整備特別委員会にも報告をさせていただくものでございます。
 それでは、1枚おめくりいただきまして、別紙と右肩に表示がございますが、これが本体資料になりますので、こちらに沿って御説明させていただきたいと思います。
 まず、表題ですけれども、都市型産業の集積・創出促進事業の考え方についての下にサブタイトルをつけさせていただいてございます。産業振興拠点の整備活用方針としてございますが、このまず産業振興拠点が何か、どこかということを先にちょっと確認させていただいたほうがイメージしていただけるかと思いますので、お手数ですが、1ページめくっていただいて2ページをごらんいただきたいと存じます。
 2ページの下のほうに3、対象施設となってございまして、警察大学校等跡地地区の業務・商業施設区域4、5というふうに表示がございます。いわゆる東京建物から提供いただく1,000平米、ここの部分を指した拠点ということでございます。共用部分を含めまして約1,000平米、専用部分といたしましては、区域4、368平米、区域5が362平米、合わせまして730平米となってございます。なお、区域4が東寄りの、区役所寄りの建物、それから、区域5がJR線に沿うほうの大きな建物ということでございます。
 それでは、お手数ですが、もう一度1ページにお戻り願います。
 1番でございます。都市型産業の集積・創出促進事業の考え方ということでまとめさせていただきました。最初のかぎ括弧でございますが、10か年計画等におけます位置付けを抜粋等させていただいているところでございます。区内産業振興の牽引役として都市型産業の集積等を図ってまいるという考え方になってございます。
 これを受けまして、次のかぎ括弧のところで、都市型産業の集積・創出の促進の考え方をまとめさせていただいております。なお、ここで都市型産業の定義といいますか、概念でございますが、1行目に括弧書きでございますとおり、いわゆるICT・コンテンツ産業、こういったものを中心としながら、広く文化産業あるいはクリエイティブ産業と呼ばれるようなものも含めまして、都市型産業というふうにここではとらえさせていただいております。こういった都市型産業の集積を図るために、こういった産業にとっての魅力を高めていく必要があるというふうに考えているところでございまして、その下3行ほどでは、いわゆるハード面での環境の整備、これが大事だろうと。
 さらに、これに加えまして、ソフト面での魅力づくりといたしまして、黒丸五つほど掲げさせていただいてございます。都市型産業の中の例えばコンテンツ等のこういったデータベースを整えまして、提供していくような機能でございますとか、二つ目ですと、コンテンツにかかわりますクリエーター人材とコンテンツのさらなる産業化、新創業化を図っていく、そういったことを促進するための専門的、総合的なサービスの提供、こういったことが考えられるかと思ってございます。あるいはさらに産学公の連携の推進ですとか、ICT・コンテンツ産業のネットワークの組成でありますとか、あるいはこういった中野の特徴を売り出していくようなタウンマネジメント、プロモーション、こういったものがソフト面の機能面として整えられていることによって、都市型産業の集積に効果を発揮するだろうというふうに考えてございます。
 また、最後の4行ほどで触れてございますけれども、コンテンツの中身であります文化そのもの、あるいはにぎわい等の活動、そういったものについても集積を図って発信をしていくというような状態が望ましい状態というふうに考えているところでございます。
 2ページのほうになりますけれども、そうした機能面、ソフト面での機能を提供する拠点といたしまして、先ほど触れさせていただきました警察大学校跡地のところの東京建物のほうから提供いただく床空間、これを活用して、こういった機能の誘導・整備を図ってまいりたいということでございます。
 2番にその活用方針に触れさせていただいております。行政課題、行政目標となってございます都市型産業の集積・創出を促進する機能といたしまして、(1)中核機能としてございますが、これを中核に据えまして、こういった機能との相乗効果や民間の先駆性、専門性を発揮していただけるような機能といたしまして、(2)(3)をあわせて誘導していけたらなというふうに考えているところでございます。
 (1)につきましては、繰り返しのようになりますけれども、いわゆるコンテンツ等の集積や活用、あるいはビジネス化促進、新産業の創出といったような機能というふうに触れさせていただいているところでございます。
 具体的にはIからVIまでを掲げてございます。いわゆるコンテンツそのものをデータ集積、提供する機能が1番。あるいは、コンテンツそのものを産業化、新産業を創出するといった機能。それから、3番目といたしましては、クリエーター等と、それから企業との需給のマッチングを図っていくような機能。4点目といたしましては、コンテンツ事業の事業拡大あるいは海外展開、これを促進するような機能。5点目といたしましては、コンテンツそのものに対する理解を深めまして、すそ野を広げていくような機能、こういったようなものを考えているところでございます。6点目は、以上IからVまでを含めまして、当該機能にかかわっての発信・PR、こういった機能というようなことを中心に考えているところでございます。
 (2)といたしましては、(1)以外で区の産業施策やにぎわい創出等に貢献するような機能、こういったものを入れていきたいというふうに思ってございます。
 (3)は、その他支障がない範囲で、民間企業としての活力といいましょうか、営業活動等、事業活動をしていただくということを含めてまいりたいというふうに思ってございます。
 3番、対象施設は先ほど触れましたので、4番、事業者の選定方法でございますが、いわゆる事業コンペ、事業企画提案方式を採用してまいりたいというふうに思っているところでございます。
 まず、第1段階といたしましては、今、2番で触れました機能に係ります事業企画書、計画書を提案を受けまして、一次審査、一次選考というふうにしてまいりたいと思ってございます。数社に絞りました後、3ページに移りますが、この数社からさらに事業実施計画書や基本設計等の提案を受けまして、二次選考をして決定してまいりたいというふうに思ってございます。なお、一次審査の段階、それから二次審査の段階におきましては、専門的知見に基づいて評価・判断をしていただくための専門家による第三者委員会といったものを設けまして、それを参考として決定していくような手続を踏みたいというふうに思っております。
 なお、一次審査に残った後、二次審査に進んでいただく方々につきましては、奨励金といたしまして、実施計画等の作成、二次審査に提案していただく図書資料等の作成経費の一部相当程度の奨励金を付与するという考え方でございます。
 5番ですけれども、東京建物のほうから貸与を受けました施設の今度は区のほうから貸し出す場合の貸与条件を掲げてございます。
 まず、1で用途指定でございますけれども、2の活用方針を踏まえた実施計画、最終的に選考した実施計画、これに基づく用途というふうに指定してまいりたいと思ってございます。
 それから、貸与方法でございますが、区のほうは東京建物のほうから賃貸借契約を受ける形になります。これを選考した業者のほうに貸与するという形になります。
 (3)でございますが、貸付期間といたしましては、5年間を上限とする考え方でございます。ただし、非常に区のほうの行政課題に対する貢献が高いということであれば、更新ができるものとしてまいりたいというふうに思ってございます。なお、この更新の場合におきましても、先ほど4の事業者選定の方法で触れました第三者委員会の目を入れて、更新の可否について判断してまいりたいというふうに思ってございます。
 それから、(4)貸付料等でございますけれども、区のほうが東京建物から借り受けるに当たりましては、専用部分については無償でございますが、共益部分の共益費、これがかかりますので、これの相当額を賃料として徴収したいというふうに思ってございます。なお、ただし、当初の3年間弱でございますが、26年度末、27年3月までにつきましては、事業の安定化の期間ということへの支援といたしまして、免除をしてまいりたいと思ってございます。その他、設計や工事費等々、それから、専用部分の光熱水費等の実費につきましては、入居いただく事業者のすべて負担ということでございます。
 (5)でございますが、保証金についても別途定めて徴収してまいりたいというふうに思ってございます。
 (6)(7)でございますが、地域のコミュニティ活動あるいはそのエリア一帯のマネジメント組織への協力、こういったものも盛り込んでまいりたいというふうに思ってございます。
 最後、4ページでございますけれども、(8)(9)では契約の解除の条件、その場合の違約金、あるいは損害賠償等の規定を盛り込んでいく予定で考えてございます。
 6番、施設整備の考え方でございますが、東京建物から区が貸与を受けたそのままの形で事業者に引き渡しまして、十分に東京建物側との協議もした上で施工していただくというような考え方でございます。
 最後、7番、スケジュールでございますが、11月の中旬ぐらいから事業者の公募を図ってまいりまして、3月下旬には入居事業者を決定すると。その後、年度をまたがりまして、4月以降賃貸借契約をいたしまして、年度末、25年の2月ぐらいには事業を開始していただこうということで、期限を切って進めてまいりたいというふうに思ってございます。
 以上、報告でございます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。
いでい委員
 何点かお伺いをいたします。まず、ただいま御報告いただきました中から、想定をされるであろう事業者、そうなると、ハードルが相当これ、高いように感じるんですよね。相手が対世界であったり、いろいろなコンテンツの事業に対しても相当多岐にわたっていく。また、施設貸与部分、もちろん区のほうで免除ですとか、いろいろなものを設けておりますけれども、大体、募集する、これに参加するであろう事業者さんの年商といいますか、事業規模の大きさというのはどれぐらいの方々を想定されているのか教えてください。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 直ちにこのぐらいの規模ということで申し上げにくいところはあるんですけれども、これだけの経費等をかけていただくことになりますので、億円の単位での営業取引等の業績があるような規模かなというふうに考えてございます。
いでい委員
 そういった規模ですと、例えばどういう会社を想定されているんですか。というのも、億単位の御商売をされている事業者さんでも、中身については、コンテンツ事業についてだけですとか、何々事業についてだけですとか、そういった企業はたくさんあると思うんですよ。ですけど、これの区の考え方に合致しながら、なおかつ設備を、内装の工事をして、何年間でそれがペイできるような、また、それが広がっていくような、そういったプランニングができるような事業者というと、相当絞られてくると思うんですけども、それについてはいかがでしょうか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 確かに一般的にも、大手の企業様でも、こういった関係の事業をやられている事業者様があるかなというふうに思ってございます。そういったところが一つの対象というふうにも考えてございますし、また、こういった多機能な機能が入ってくる場合には、関連事業者の間で連携をするような形での組織体というんでしょうか、ということもあり得るのかなというふうに想定をしているところでございます。
いでい委員
 区長がこういった機能を中野駅周辺に持ってきたいという思いは相当強くて、今までも10か年計画の報告のときには随時こういった計画が出ていたわけですけれども、その中で一つ、今までそういうことをやっているのかと私が疑問に思っているのは、シティーセールスのことについて。シティーセールスというのは、中野区をよそに対して売り込んでいく、また、こういった事業用の床ができるわけですから、区長みずからがいろいろな企業にトップセールスとしていろんなことを働きかけて、いろんな企業さんとこういうことをやっていきたいので力を貸してください、一緒にやっていきましょう、そういった姿勢がなかなか見えてこないんですよね。今回出されたこういった事業の募集のことについても、区が募集をかけますから、どなたか来てくださいというようなもので、これだけ大規模なところが、既にほかのところでやっているものを新たにここで始めさせるというわけですから、ちょっとそこら辺、私はスケジュール的にもちょっと厳しいものがあるのかなと思うんですけど、感触というか、見込みというか、そういったものはどれぐらい感じていらっしゃるんですか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 先般、建設委員会に報告をさせていただいたところでございまして、表につい最近出したという状況ではございますけれども、これまでにも東京建物から提供いただく施設についてどうなのかといったようなお問い合わせは数件この間にもございましたので、ある程度関心は持っていただいているのかなというところまでの感触は得ているところでございます。先ほど委員からございました、場合によっては、さらに中野区の周辺がこういう産業振興を図っていくんだという区の施策等をもう少し明らかにして、シティーセールスといいましょうか、PRをしていくといったような取り組みもあわせて必要になってくるかなというふうに思っているところでございます。
平山委員
 まず、やっと公衆無線LANというのが載りまして、大変喜ばしいかなと思っているんですが。今までは、企業を誘致するに当たってそれなりの環境整備をしなきゃいけないというので、ユビキタスという言葉が出ていたんですが、これ、公衆無線LANという形でこういうふうに書かれるのは初めてですか、公衆無線LANを整備しますという形で。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 産業の集積・振興を図っていくという中では、都市型産業、コンテンツ産業を呼び込むための環境整備といたしまして、光ファイバー化支援などを行うような、デジタル化等の支援を行うということは10か年計画の中でも触れてございます。また、地域情報化、ちょっと所管が違うんですけれども、そういった方面でも、区内の地域情報化を進めるということは10か年で触れているところかと思ってございます。
平山委員
 私の認識では、駅周の中で公衆無線LANを整備しますと正式に書かれたのはこれが初めてかなと思うんですが。その前提で、今、いでい委員の質問に対して、きちんといわゆる中野としてのこういう環境整備もしっかりアピールしていきますというふうにおっしゃっていましたけど、これ、うちの会派は非常にこだわっているものですから、大事だと思ってこだわっているので、あえて伺っているんですが。こういったことこそしっかりとPRをなさればいいと。こういうふうに方針をお決めになったのであれば、中野区の駅前で――もうちょっと煮詰めていかなきゃいけない部分はあると思うんですけど、これから公衆無線LANが整備されると。当然、中野にいらっしゃる、中野を訪れてこられる方も、どこかでパスワードを取得すれば、中野駅周辺におり立ったときに、スマートフォンをはじめとしていろんなものが自由に使えるようになるということは、非常にまちの大きな売りになっていくと思うんですね。今、そういうところがどんどんふえてきていますけども、いよいよこの中野も新しくできるまちがそうなるんだというのは、大変大きなセールスポイントにもなるというふうにも思っているんですが。こういったことを、もう少しこれから検討が必要なんですかね、とりあえずここに書かれているんですけど、その上で、きちんと積極的なアピールをされたらいかがかと思うんですが、外に向かって。いかがでしょうか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 今、委員に御指摘いただきました箇所につきましては、1ページの考え方のところの本文中のお話かと思いますが、ここにつきましては、インフラというふうにしてございますけれども、こういったハード的な環境の整備、こういったものが有効、必要だろうと。これが都市型産業の集積等にとっては必要だろうという認識を示させていただいたものでございまして、まだ具体的な計画というような意味合いでのお示しではないところでございます。委員御指摘のとおり、さらなる検討が必要かと思ってございますし、整備の仕方につきましても、区がどういった役割を担うのか、こういったことも含めて検討が必要かというふうに思ってございます。ただ、最初に御指摘があったような、こういった環境整備をさまざま図っていきたいと、その中で、ソフト面の機能として、その機能を発信していく拠点を整備するという考え方をまとめた、本件につきましては、またPR等もしていきたいというふうに思ってございます。
平山委員
 かなり前からうちの会派としても要望させていただいていて、折に触れて議会の質問等でも取り上げさせていただいたんですが、やっといろんな報告の中に具体的に公衆無線LANとして載ってくるようになったので、非常に期待をしておりますので、よろしくお願いいたします。
 今、いでい委員の質問にもありましたけど、いよいよでき上がる中野駅の新たな顔になるんですか、そういう警察大学校の跡地の整備の一角に中野が呼び込みたいというような、そういう企業をこれから募集されるということですよね。ここにどういう会社が入るのかというのはものすごく重要なことになってきますけども、とてもじゃないですけど、いろんなところが公募されてきたときに、今の区の体制でどこが果たして一番適切なのかというのをジャッジされるのは、なかなか少ない体制の中では難しいかなと思っておりまして、それで、第三者委員会というのを立ち上げられると思うんですが、これ、委員はどういう方々を想定されているんですか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 3ページのところにございます第三者委員会、専門的知見による、専門家でとしてございます。例えばコンテンツ系ですと著作権というようなこともすぐ浮かんでくるわけでございますが、そういったことも含めた法的な面から判断ができるような方、そういった専門家、あるいは財務状況等を判断していただく関係で会計等の専門家、あるいは都市型産業について造詣が深い、学識経験等がある方、そういった方々が想定されるところでございます。
平山委員
 学識経験もいいんですけども、私もあまり得意な分野ではなくて、どういった方が来ることが一番適切な意見が聞けるんだろうというのは非常に難しいなと思っているんですが。ただ、ICTだとか、いわゆるこういうクリエイティブ系の分野って、特殊な分野なところもありますよね。そういった中で、この中野に根差して、更新期間とかありますけど、できればしっかりと長くやっていただけるような、そういう会社に来ていただけるようにということを考えると、1社になるのかどうなるのかよくわかりませんけども、この第三者委員の選び方というのは非常に重要になってくるのかなと。今までみたいに、とりあえずこういう関係の、こういう関係のと言って、どちらかというと学識経験者と地元の人が入ってというだけではなくて、本当に区のねらいとするようなところかどうかというのをきちんと参考意見を出していただけるような、そういう第三者委員の選び方についても、ぜひしっかりと庁内で検討していただいて、よりいい人選をしていただきたいと思っておりますけども、いかがでしょうか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 今、委員のほうから御指摘ございましたとおり、専門家、第三者委員会の選び方は重要だと思ってございます。そういった点では、またどういった方々が適しているのか、十分専門性等調査、あるいはその他の関係者からも話等情報を得まして、選定してまいりたいというふうに思ってございます。
平山委員
 あと、最後に、もう一回また戻るんですが、11月の中旬から公募を開始されるんですよね。その前提で、1ページ目のところに書かれていた、当然、こういう都市型産業の集積を図るためには、さまざまなハード面、インフラも含めた部分での整備が必要だということが書かれていらっしゃいますよね。これからそういう会社が来るということになったときに、一体どういうことがまちの機能としてあるところなのかというのは、非常に重要な要素じゃないですか。だから、当然、こっちのほうも早く決定しなきゃいけないんじゃないかなと思っているんですけど、これについてはどういうスケジュールで考えられているんでしょうか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 現在、こういった関係で、特に中野駅周辺というところで申し上げますと、グランドデザインのVer.2というものが策定されてございまして、その中でもこういったことについて一定方向性や計画的なものが示されているところでございます。また、これについての改定等も、さらなるバージョンアップを図っていくというような改定もございますし、それとあわせまして、産業振興をどのように進めていくのかという考え方もつくってまいりたいというふうに思ってございます。そういったことで整備のほうも進めてまいりたいというふうに思ってございます。
平山委員
 だから、それはいつぐらいまでに流れるんですかと伺っているんですが、お答えは難しいですかね。要は、グランドデザインにはありますけど、いざ、先ほどのいでい委員の話じゃないですけど、それなりのところがそれなりに移ってくるとなったときに、具体的などういう整備がされるということがまだ絵にかいた状態ですよというよりも、しっかりとある程度先方に示せるような状態にならないと、集まっていらっしゃる方々もどうなのかなと思うんですが。お答えしにくいですかね。一応伺っておきます。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 ハード面での整備で申し上げますと、グランドデザインのVer.2、1期工事、2期工事といったような計画を持って進めているところでございます。それに伴って民間の誘導等も図ってまいりたい。それから、こちらのソフト面で申し上げますと、例えばICT・コンテンツのネットワークといったようなことについても、今、準備会的なものが立ち上がったりしているところでございまして、そういったソフト面での準備。あるいは、産学公連携につきましても、進出いただくような大学あるいは区内の学校、教育機関といったものとの連携についても、これから進めていこうというところで考えてございます。スケジュール的には、まだ具体的には申し上げにくいところでございますけれども、そのような予定で考えてございます。
かせ委員
 ちょっとさかのぼりますけれども、この計画が初めて示されたのが3年前の平成20年10月20日の建設委員会だったというふうに記憶しておるんですが、そのとき、この新たな床1,000平米、これを中野区、事業者との覚書で獲得したんだと、使えるんだということになりましたけれども、その当時の議事録をちょっと見てみたんですが、たしかこれは、公共公益的なスペースを確保する場合には、再開発等促進区の制度を使って新たに10%の床を増床するんだと、新たに10%お願いするという説明でしたね。そのときに獲得された3,000平米のうちの1,000平米を中野区が利用できるんだというふうに私は記憶しているんですが、その辺いかがですか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 この1,000平米の扱いにつきましては、まさに委員おっしゃるとおり、平成20年の10月に委員会報告をさせていただきました。その際に、地域貢献に資する利用ということで、このような床の提供が受けられるということであれば、容積率を10%さらに付与するというところで、このような覚書に基づいたやりとりがあったということです。
かせ委員
 そのために、それまでよりも、3,000平米ぐらいの床が事業者にとっては新たに積み上げられたということなんですよ。それで、その中で公共性ということが言われていたと思います。公共性の強い、そういったものについて中野区は利用できるんだというふうに言われておりますけれど、この公共性というのはどういうことなんですか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 このときに覚書に基づいて協議をしております内容としては、まさに地域産業の活性化に資する使い方であるとか、公共性の高い使い方ということでやりとりをしております。そのうちの1,000平米については、今、副参事のほうから申し上げたような活用。その他につきましても、例えば区域5の施設の中には、カンファレンス空間といったような、非常に地域の方にも使っていただけるし、広く活用の幅が広い空間整備として新たにつくっていただけているということで、まさに当時やりとりをした内容にかなった使い方がされているというふうに認識をしております。
かせ委員
 当時このように答弁しているんですね。今後の協議ということでございますということで、利用については協議していくというふうに言われています。そのときに条件として、公共性の非常に強い、言ってみれば通常のテナントに床を賃貸するのとは違って、いわゆる公共の利用の目的で使う、そういうスペースでありますというふうに言われています。そうしますと、今度のやり方がまさにテナントに床を貸与するということじゃないかと思うんですが、どうなんですか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 資料のほうで2ページの整備・活用方針でお示ししているとおり、こういったことが10か年計画等々で定めました区の行政課題、行政目標というふうに考えて計画化したところでございます。この機能を十分に発揮していただくことで、都市型産業の集積促進効果が上がるということで考えてございますので、この点では公共課題に直結していると、そういった使い方をしてきているというふうなものでございます。
かせ委員
 私が言っているのは、通常のテナントに床を貸与するとは違うということを言っているんですよ。これは貸与じゃないんでしょうか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 答弁を踏まえての御質疑でございますけれども、通常のテナントへの貸与という部分だけではなくて、公共的な目的とは違う、いわゆる民間オフィスビルの民間へのテナントとしての床貸し、こういった意味とは違うという意味でお答えしているはずだというふうに認識してございまして、具体的な賃貸契約といたしましては、通常のテナント、いわゆる民間の施設のテナントさんと同じような形になってございますけれども、用途として、まず整備・活用方針で示した機能、これを果たすことというふうに定めてございまして、これで公共目的にかなうように制限をかけているものでございます。
かせ委員
 おおよそ事業をやられている方で、公共に供さないような事業というのはあり得ないだろうと。いろいろな手法があったとしても、公共との関係があるわけですよね。だから、これはどのようなものについてでも拡大できるという、そういう内容だと思います。
 それはそういうことで、それでは、ここに挙げられているような、いわゆるコンテンツを集積し、活用をビジネス化し、都市型産業等を創出する機能というのが、これがいわゆるここで言われるところの公共性なのかということなんですよ。一般的に公共的って、このときもいろいろ議論していますけれども、他の再開発等促進区を活用している公共的な活用というのは、そこにゴールをつくったりとか、いろんなものを集積の、人を集める場所、それからコミュニティの場所、そういったものを確保しているということで上乗せをしているというのが再開発等促進区のやり方ですよね。それとはまた、このときの答弁でも、床を貸与するということは考えていないということを言っていますし、それから、このところの中でも、これはいわゆる一事業ですよね。だから、そのことについて、これは公共的な事業なのかということに疑問があるわけなんですよ。そこについての見解はどうですか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 これにつきましては、10か年計画等で区が行政課題として正式に定めた計画にのっとっての業務を進めているところでございます。これは明らかに公共目的の達成という位置付けというふうに考えてございます。さきの答弁につきましては、流れを踏まえていただいて御理解をいただきたいところでございますが、区の行政課題であります産業振興等を図るなどといった公共的利用というふうなことで御答弁しているところでございますので、今回お示ししているのは公共課題を果たすための公的事業という位置付けというふうに考えてございます。
かせ委員
 区長がそう考えているということで公共的だということだろう、そういうふうに受け取っちゃいますけれども。それで、この中でさらに、3ページにありますけれども、いわゆる事業者の選定方式ですね。一次審査で優先者を決めて、それで、優先交渉者が二次審査を受けるようにいろいろな便宜を図っているわけですけれども、こういう手法というのはこれまでにありましたか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 中野区において、いわゆるプロポーザル、企画提案競争、こういった形の一つの変形というふうに考えてございます。
かせ委員
 だから、今までありましたかと聞いているんですが。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 いわゆるこういった提案を受けての審査をするという手続を踏んで事業者を決定していくという手法はとってございます。奨励金等々のことにつきましては、ちょっと具体例があったかどうか承知してございません。
かせ委員
 私もちょっと記憶にないんですよね。これを見ても非常に異例といいますか、特に厚い支援がされているというふうに思われます。ですから、今おっしゃられたように、それだけ難しい事業かもしれませんよね。その辺についてもやっぱり問題はあります。いわゆるコンテンツ関係ということが中野区の産業活性化にどれだけ寄与するかということについても、もっともっと検討されるべき課題だというふうに思うんですね。
 じゃあ、角度を変えまして、この計画が報告されてから3年ぐらいたつわけですけれども、本来こういうことについては、委員会、議会についても、どういう議論をしているのかとか、それから、経過についても報告されるべきだというふうに思うんですが、この3年間というのはこういう報告がなかったように思えるんですが、どうして報告がなかったんでしょうか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 この間、さまざまな条件を踏まえて、10か年計画等の具体化、あるいはグランドデザインのVer.2の具体化について検討してまいったところでございました。本年度、第1回定例会予算分科会におきまして、一定の考え方をお示しして御説明とさせていただいたところでございます。
かせ委員
 私は、この3年間どうしてこういう報告がなかったのか、急に出てきた話というふうに思えちゃうわけですよ。それまでは、少なくとも平成20年10月20日ぐらいまでは、警大の跡地の活用については相当密に報告がされていました。事業者との関係についても報告があったわけですけれども、それ以降ほとんど報告がないと。出てきたときには、こういう事業計画があって、もう事業者の選定ということに行っちゃうわけですよ。そうしますと、議会として注文をつけたり何かすることもできないわけですよ。もっともっと議論すべきことはあったと思うんですね。例えばここで公共性の問題についても、ここで使うべきものは、駅周辺、中野全体を見回したときに、どういうふうに産業を活性化する、その核をつくるかとか、いろんな角度の議論ができるわけですよ。だけれども、こう出てきちゃったら、そういう議会での議論ってできないじゃないですか。そのことを私は心配して聞いているわけですよ。どうして報告がなかったんですか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 平成20年10月に御報告を差し上げましたのは、まさに事業者と覚書を締結し、そこから初めて都市計画の手続に入れるということで、かなり適宜報告をさせていただいておりました。平成20年10月に初めて企画提案書というものを東京都のほうに提出して、それから都市計画の手続に入ったわけでして、実際こちらが都市計画決定されたのは翌21年のたしか6月という、そのくらいです。それ以降に具体的な実施設計に事業者が入りまして、最終的なこの形状に固まった、さらに、区に提供する1,000平米がどこがふさわしいのかという協議というのは、かなりそこに至るまでに時間を要するということで、単純に平成20年の10月から考えれば、確かに数年の年月はたっておりますけれども、具体的な協議を始められるには時間を要することでしたし、まさに産業全体のあり方の協議であるとか、そういったものを踏まえて、やっとこの段階で具体的に御報告を差し上げられることになったというところで御理解いただきたいと。
かせ委員
 じゃあ、今の御答弁ですと、このように理解していいんでしょうか。中野区全体の産業振興のために最もふさわしい事業というのは、ここにコンテンツ産業等の中核をつくることだと、これが結論、現在の到達というふうに見ていいんですか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 はい。これまでのグランドデザインVer.2あるいは10か年計画(第2次)、これを踏まえまして具体化を図ったという流れでございます。
かせ委員
 全然答えていないわけで。10か年計画と先ほどから言われていますけれども、それはそれでわかりましたよ。ただ、僕の聞いているのはそうじゃなくて、ここの事業が、この駅周辺の産業活性化って非常に重要な問題なんですよ。特に北口の商店街のことであるとか、それから南口にしても、この商業圏のありようが変わってくるわけですから。そういった場合に、まずここに公共活用として一番最初に置くべきものがこういうことなんですかということなんですよ。そういう議論ってもっともっと詰めなきゃいけないことでしょう。やらなきゃならなかったことじゃないですか。そのことを聞いたの。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 ちょっと省略して御答弁申し上げましたが、10か年計画(第2次)の中におきましても、第一に都市型産業の誘導を図るということを区の重要な施策として計画化をさせていただいているところでございます。その際、中野駅周辺等の整備に合わせて振興を図っていくというようなことも考えてございました。これを具体化したということで御答弁させていただいたものでございます。
かせ委員
 全然かみ合っていないんですが、もう仕方がないですけれども。やはりこういうやり方というよりも、議会との関係というのはもっともっと密であるべきだし、そしてまた、こういう、決まったからということで、これが中野駅の産業活性化の、これが最も大事なことだというような、そういう今のやり方については非常に疑問とするところがあります。御答弁を聞いてもかみ合わないですけれども、指摘させていただきます。
むとう委員
 なかなか私は、都市型産業というのがイメージとしてわいてこないというか、不得意な分野でもあってなかなかわからなくて、東京の新たな活動拠点であったりとか、さらに大きく、国内外に発信し、認知される状況をつくり出すということで、すごく大きな構想というふうに思うわけなんですけれども、これをやることによって、具体的には中野区に対してどのような成果というか、恩恵というかが求められるんでしょうか。その辺ちょっとわかりやすく教えていただけますか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 まず、区といたしましては、産業振興を図るという広く行政課題を抱えているところでございます。その中では、中野区の特性に合った、いわゆる都市型産業と呼ばれるものの集積というのが区には適しているだろうということから、10か年計画も定め、今回の産業振興拠点の具体化を図っているという流れでございます。これに伴って、都市型産業の関連事業者も含めまして、区内への集積が図られたり、あるいはそこで集積することによって他業種との接点もふえまして、創出が図られるというようなこともあるかと思ってございます。また、そこに働く方々の集積があるというようなこともございます。これはコンテンツ系ということでございますと、文化とか、そういったものが対象になる可能性は高いというふうに考えられるものでございまして、中野区のにぎわい、文化、そういったそのものの集積、あるいはそれを使った産業化というようなことが広がっていくだろうと。多々こういったような効果があるというふうに考えられます。
むとう委員
 本当にすごく大きな話だと思うので。大体、中野区としては、これ、事業者との契約が5年ごとということですけれども、何年ぐらいでそういうことがかなっていくというか、実現していくのか、今おっしゃったような成果が見えてくるという、この事業全体の見通しというのは、区はどういうふうに考えていらっしゃいますか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 年次を区切ってというような具体的なところはお示しはできないところでございますけれども、10か年計画ですとかグランドデザイン等を踏まえて、10年あるいは20年、30年という先を見て産業の振興を図っていくということで考えているところでございます。
むとう委員
 ごめんなさい。私、跡地のまちづくりに関する覚書というのを今にわかにはしっかり記憶ができないもので、ちょっと復習の意味を込めてお尋ねしたいんですけれども、東京建物から無償で場所を提供していただくというのは、これ、ずっとということなんですか。期限はなく、ずっと無償提供を区は受けられるということなんですか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 はい、期限の定めはございません。
むとう委員
 一応ずっと無償で借りられるので、事業者に対しては、共益費相当額ということの賃貸ということなんですけれども、これ、共益費というのを区は大体どれぐらいというふうに推測しているんですか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 一般的に類似あるいは都内の例から見ますと、坪5,000円程度というような相場もあるやには承知してございます。
むとう委員
 にわかに計算ができないんですが、そうすると、坪5,000円というふうに考えると、大体幾らになるんですか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 一千数百万円程度というふうに考えてございます。
むとう委員
 これが軌道に乗るまでということで、27年3月までは免除するということですから、区がその分を毎年毎年支払っていくということになるわけですけれども、区がこの事業に対して税金を投入するというのは、この1,000万円掛ける3年分というような状況なんですか。それ以外に区が持ち出してこの事業にお金を出していくということはないんでしょうか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 具体的なここの賃貸につきましては、そこの部分に限られるところでございます。なお、この3年間につきましては、こうした都市型産業の集積・創出促進事業というような組み立てにいたしますと、東京都の補助が見込まれるところでございます。
むとう委員
 事業に対して、民間の方にやっていただくわけですけれども、それに対する区の委託料金であるとか負担金というのはないということなんですか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 賃貸をいたします事業者に対して、区からの支出というのは特段ございません。
むとう委員
 奨励金というのは大体幾らぐらいというふうに考えているんですか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 そこに記載してございますように、第二次審査に進んでいただくために、貸し出しをいただく東京建物サイドとの調整等を経まして、実施計画等を策定していただく、それにかかわる経費の一部程度ということで考えてございます。具体的にはこれから算定いたします。
むとう委員
 大体幾らぐらいというような、こういうものって全然私には想像ができないので、大体幾らぐらいかかるというふうに区は考えてこの事業を。こういった事業を組み立てて、奨励金も出そうということですから、およそこれぐらいみたいなことの推測というか、何かないと、こういうことを書けないわけで、大体幾らぐらいというふうに見込んでいるんですか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 今申し上げましたとおり、二次審査に出していただきます図書資料の作成等、これにかかる人工ですとか、そういったものをベースに算定することと考えてございます。
むとう委員
 それはわかったんですけども、それがおよそ幾らぐらいのものなんですか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 繰り返しになりますが、そういったことをベースに算定させていただくということで考えてございます。
むとう委員
 具体的な数字というのは出せないんですか。本当に、何回言ってもしようがないんだけども、大体それというのは、相当、例えば何千万円の単位なのか、億という単位なのか、何なんですかという、大まかにこれって幾らぐらいの程度のことなのかというのは、何かある程度言えないものなんですか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 それにつきましては、今、算定中でございまして、申し上げたとおり、こういった経費の一部相当ということで、御想像といいましょうか、ある程度のことを推測していただくということで、現在のところはそのように考えてございます。
森委員
 ちょっと長くなってきているので、ポイントだけお聞きします。2ページの中核機能のところなんですが、ここにコンテンツをビジネス化、創業化し云々と書いてあって、その下にIからVIがあります。これ、見ると、コンテンツをビジネス化、創業化というところに集約されているように、コンテンツというのはそもそも既にあって、それを事業にしていくんだ、こういう考え方でIからVIも書かれているように見えるんですが、そのような理解でよろしいでしょうか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 委員の御質問、詳細がちょっと厳密にわかりかねますけれども、コンテンツの発掘でございますとか、コンテンツを事業者と結び合わせるですとか、そういった形で商業化、産業化を図っていくというのが一つ大きな機能として考えているところでございます。
森委員
 わかりづらくてすみません。つまり、要は、コンテンツをつくっていくという発想はないのかなというところでお聞きしたんですけど、ちょっともう一度よろしいですか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 記載のとおり、ここではコンテンツそのものの制作ということは、中核機能というふうには位置付けてございません。
森委員
 それはどういった議論があって、そういう方針になったんでしょうか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 既にコンテンツというふうにとらえると、かなり膨大な量、あるいはそういったコンテンツを制作する人材等が要るというふうに考えてございまして、むしろそれを発掘して商業化、産業化に結びつけることが都市型産業の振興に有効だろうということから、中核機能とさせていただいたものでございます。ただし、ここで掲げた機能だけしかだめということではございませんので、事業提案の中でそういったものもあれば、あわせて審査の対象というふうに考えてございます。
森委員
 ありがとうございます。いわゆるコンテンツをつくる人って、例えば漫画家さんなんかを考えてもらえばわかりやすいと思うんですけど、フリーランスで活躍されている方というのがかなり多いんですね。最近、こういうコンテンツをつくっていくという中で、そういうフリーのクリエイターさんたちが集まるような場所というのが結構重要視されてきていて、原宿かどこかに今、そういう人たちが集まってくるオフィスとカフェの間みたいな空間なんていうのも最近でき始めていて。コンテンツ産業を活性化していくには、そういった人、コンテンツをつくる人は今たくさんいるとおっしゃいましたけど、そういった人たちにも集まってもらえるような場所になっていくのがいいのかなというふうに思いますので、ぜひ選定の際にはそういったところも意識していただければなと思います。これは要望にしておきます。
 もう1点なんですけど、事業者の選定ということで、この事業コンペ、ここに、中核機能にかかわっているような業者さんであればどこでも応募が可能なんでしょうか。具体的に聞くと、コンテンツって、要するに、アダルトコンテンツとかって会社を大きくしているところとかも結構あるわけなんですけど、そういったところも応募できるものなんでしょうか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 委員具体的に御指摘がありました例えばアダルト系といったような、公序良俗ですとか、中野区の雰囲気、にぎわい振興として適切かどうかといったようなことからすれば、おのずと除外される、そういう条件づけをすることになるというふうに考えてございます。
森委員
 何でこれを聞いたかというと、10月にできた中野マンガ・アートコートで既に、アダルト系のコンテンツを売っていいのかどうかということで、ちょっとタイケン学園さんのほうと認識違いがあったようなことを聞いています。なので、ちょっと指摘をさせていただいたんですが。事業者として除外されるというのはそれでいいと思うんですけど、例えばここを使うことになった事業者さんが、さらに又貸しみたいな形でそういったところに使わせるというようなことは考えられないでしょうか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 御提案いただく事業企画書、計画書の中で、具体的にどのような連携先があるとか、どういう使い方を床面積についてするのかといったようなことも提案いただく予定で考えています。したがいまして、当初より、こういった事業者、こういったような使い方をするというようなことが把握できるので、審査の対象としてその辺はこちらのほうで評価ができるというふうに思ってございます。
小宮山委員
 今、説明を聞いていまして、いわゆるオフィスビルをイメージしたんですけど、いろんな会社がビルの中に入っているという。そういうオフィスビルであれば、セキュリティーもある程度しっかりしていないといけないので、一般の区民は気軽には立ち入れない空間になると考えてよろしいんでしょうか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 区画は当然ビルの中で区画をされますので、不特定多数の一般の方々が出入りするといったようなことではなく、オフィス系ということで考えてございますけれども、こういった機能に合わせて、ある程度の方に、イベントですとか、セミナーですとか、そういったようなこともあり得るとは思ってございますので、そういった場合にはその対象者の出入りがある。それから、一般の方向けの事業企画提案が出れば、そういった形での御利用もあり得るというふうに考えてございます。
小宮山委員
 一等地の1階部分ですので、今言われたように、一般区民の利用も配慮した事業者選定を行っていただきたいと思います。これは要望です。よろしくお願いします。
小林委員
 このテーマから若干それるかもしれないお話ですけども。そもそもこういうまちづくり、そしてまたコンピュータ関係の部分というのは、趣旨というものがきちっとあったほうがいいということで。今、本当にこれから中野の未来を考えると、高齢社会、そしてまた、いろんな子どもたちの教育、そして環境、そして商店街の活性化とか、そういう4点というのは僕は一番いつも気にはしているんですが。コンピュータとかそういうシステム関係、あるいはこうした趣旨として、中野区が未来のためにこういう課題を持っていて、それを解決していくという。ただただ人がにぎわうという、そういうまちづくりというよりも、さらにその中に、今言った教育関係、そしてまた介護に関しては、さまざまな見守りとか、いろんな意味での部分もコンピュータのほうでできると思います。そしてまた、商店街の活性化に関しても大きな力になると思いますし、また、環境に関しても、さまざまなスマートグリッドをこれからも推進していくということですけども、こうしたコンピュータ関係の力をいただいて、中野の課題をしていきたいという部分があります。今回、コンテンツということで、一つの若者を対象にしたにぎわいになってしまう、それだけのものにしたくないなという思いが私にはあります。全区民の人たちが喜べるもの、そうしたものを盛り込んだものを採用としていただきたい、そういうことも考えていただきたいなというふうに思います。先ほど言った協議会というか、ICTの準備委員会ですか、そういうのができるということであるならば、そうしたテーマの中で、中野の課題を目標にして何をしたらいいか、そういうことも考えていただきたいというふうに思いますが、御意見があればお願いします。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 委員御指摘のICTを活用してさまざまな領域、あるいは都市型の課題というんでしょうか、それに対して活用して対応を図っていくということは、区としても大きな考え方の中では持っているところでございます。今回この部分で、1,000平米を活用してというところでございますと、区内産業の牽引役として、中野区にある程度親和性のあるコンテンツ等の都市型産業、これを一つの牽引役として集積・創出を図ると。また、いわゆるICT・コンテンツに限らず、文化と産業のマッチングというようなことも含めまして、関連する他業種との連携、そういった業態での活性化もあり得る、期待するというところでございます。そういったところでは、コンテンツそのもののどういう範囲にするかによっては、委員御指摘のように、若者中心かどうかということはあるかと思ってございますけれども、それに関連して、文化、にぎわいですとか、他の関連する産業等の活性化というふうなところを期待しているところでございます。
大内委員
 今までの他の方の聞いていること、もうちょっと聞きたいところがあったんですけども。区域4とか5で1階、2階のスペースになっているんですけども、周りはやはりオフィスビルということなんでしょうか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 提供いただく東京建物のビルの中では、どちらの棟にいたしましても、1・2階はどちらかというと商業系、ショッピング等の関係、それから、3階から上がオフィスビルというふうな仕分けというふうに聞いてございます。
大内委員
 多分そうだと思うんですけども、そうすると、これ、両方とも1・2階なんだけども、今、中野がイメージしているような会社がこういったところに入る。その隣に飲食店のつけめん屋がいる、こっち側にファストフードがいるとか、そういうことになるのか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 少し補足をさせていただきますが、区域5のいわゆる大きいほうの建物については、1階、2階の部分が商業系、そして、その一角に先ほどのようなスペースができるということです。具体的にまず商業テナント、どのような中身になるかということは伺ってはいないところですけれども、決定していないところなんですが、基本的には恐らく飲食店のような、そういうところ、環境にふさわしいような業態が入るのではなかろうかというふうに思っております。そして、区域5については、商業の部分は少し出っ張るような形になっておりまして、奥の大きな本体のところはオフィス機能という、そういう形になっております。それと、区域4と呼んでいる区役所のすぐ西隣の建物は、先ほど副参事、2階まで商業と申し上げておりますが、そこのビルについては、1階部分が商業店舗も入る。その一角に先ほどのような空間の設置があるというところです。
大内委員
 それはできてみないと何とも言えないけど、洋服屋さんが入ったり、とかいう部分もあるんだろうけども、要は、オフィスビルというか、オフィスがそろっている面積のところではないということなのか、じゃあ、両方とも。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 すぐ横に企業さんの入るオフィスが並ぶというような、そんな形にはなっていません。
大内委員
 そうなると、でも、今までのお話を聞いていると、どっちかというとオフィスビルの一角に入るような事務所を募集しているようなイメージだったんですけれども、そうじゃなくて、どっちかというと人が自由に出入り、お客さんというか、物販したりとか、そういうイメージの会社を募集しているんですか。要は、僕はどっちかというと、オフィスの一角、たくさんこういった面積の中に会社が、そういった企業が入っているところの一角をこういった会社が借りるイメージだったんだけど、今聞いていると、そうじゃなくて、商業スペースの一角にこういう会社を入れると。ちょっとその会社だけ浮いちゃうんじゃないのかなというイメージもするんですが、それはどうなんでしょう。もとがそういうことなのか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 区のほうが借り受ける部分についての位置関係で言いますと、今、松前副参事のほうから答えたとおりでございまして、フロア的には商業スペースが大半というか、基本的にはそうなってございます。ただ、借り受ける部分についてはオフィス相当ということで想定しているところでございます。特に区域4の大きいほうの2階部分と、それから、ちょっと小さいほうの1階部分、これは位置関係であったり、大学との距離であったり、にぎわい軸といったような位置付けの関係であったりいたしまして、二つを分けて効果的な使い方も提案いただける可能性があるかなと思ってございます。したがいまして、1階にある部分なんかですと、委員御指摘の場合によっては物販という部分も多少入ってくる可能性も、提案次第によってはあるかなというふうに思っているところでございます。
大内委員
 そうなってくると、先ほどセキュリティーのこととかほかの方が聞いているけど、商業スペースということは、人がたくさん出入りしているんじゃない、制限なんかできないんだから。そういう前提でしょう。だから、借りるほうの僕はイメージとして、全部がオフィスというかな、そういった会社が、銀行は入っているかもしれないけども、そういった一角かと思っていたんだけども、普通の物販あるいは飲食をする店と同じフロアでやるということなのね。僕はこういった会社が入っているところの一角を使うのかなと思ったけど、普通の商業スペースの一角に今言ったようなこういったイメージの会社を入れるのか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 今、おおむね委員のお話のあったようなイメージになります。ただ、区画的には、テナントが並んでいくわけでございますが、つながる通路部分があって、出入り口部分はドアというような形で仕切られてまいりますので、だれでも、通常のショッピングのお店のような、一般的な不特定多数の出入りができるという形では仕切りのほうはなっていないということでございます。
大内委員
 じゃあ、例えばそうすると、中野区の文化だとか何か発展する、中野のつけめん屋チェーン店が4店舗ぐらい借りるといったら、そういうのでもいいのか。そういうのはだめなのね。中野の文化というか、それがつけめん屋で、でも、それがこれから何かいろんな違う発展をするんだから、このワンフロアを4店舗集まって借りたいんだと、商業スペースで。そういうのはだめなのね。ということなのか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 今のような御提案のことは想定はしてございませんで、整備方針の中核機能にあるような都市型産業の集積・創出につながるような、要するに、御自身の一企業体が営利でもうかるというようなこととか、そこにお客さんが来てにぎわうというだけではなくて、派生的に都市型の産業の集積や創出につながる機能、こういった面で評価をしてまいりたいというふうに思ってございます。
大内委員
 あともう1点だけ。要は、それと、中野区がそういったことを一生懸命やりたいというのは大いに結構だと思うんですけども、ビル自体がそういう考え方を持っているんでしょうかと、東京建物。要は、東京建物は全然、うちはだれが入ってもいいんですよと。別にうちはそんなこと、まず入ってくれることが前提ですから、ICT・コンテンツは関係ありませんと。全然うちはそんなこと考えておりませんというので、ただ中野だけこれを一生懸命やっていたって、ビル自体がそういったイメージの会社がたくさん入ってくる、一つそういったイメージがないと、中野が幾ら言っていたって、例えば税制面で、極端に言うと、ここの法人税は少し安くなるだとか、何かいろんな補助金が出て、こういった事業をやるときに、ほかの企業も中野区から出てきて参加できるんだとか、何のイメージもなく、ただ中野だけがこれをやっていて、企業、ビル自体のイメージは何も考えていませんよと。うちは民間企業ですから、入ってくれたらどこでもいいんですよということだと困ると思うんですけども、その辺はどうなのか。中野だけが言っているのか、これ。今開発しているところの会社も、東京建物かわからないけども、運営するところは違うところかもしれないんだけど、そういうところも同じイメージであのビルをつくっていこうという意識はあるんですか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 今回2棟建ちます区域4、5に続きまして、具体的な中身まではちょっと詳細には承知しかねてございますけれども、10か年計画でありますとかグランドデザインのVer.2、こういったものを東京建物のほうにも御理解いただいて、あるいは御協力をいただくと、積極的ににぎわい創出にかかわっていただくと、区内の産業振興にも、あるいはエリアマネジメントの御協力をいただくというようなお約束をいただいているところでございます。今般、この1,000平米についての活用方針は、ただいま議会に報告させていただいた後、そういった形で区のほうからも東京建物ほか関係するところにお話をさせていただいて、協力を願うなり、その他の関係を築いていきたいというふうに思ってございます。
大内委員
 だから、それはこちらの願望であって、向こうはすると言ったわけでも何でもないんでしょう、まだ。何かしてくれた、例えば今言っている中野のこういった借りるスペースのエリアにはこういった企業をうちも誘致するんですと言っているわけでも何でもないんでしょう。もっと言うと、商業スペースなんだから、単純に飲食街が周りに入ってということなんでしょう。だから、商業スペースのところにうちが借りるスペースがあると、もうちょっとこの言っている機能と違うものが普通望まれる、もっと人が出入りするイメージの企業なのかなとか、いろいろ思うんです。それはこれから選択していただけるから、これ以上言いませんが。ただ、要は、もうちょっと東京建物にもちゃんと言っていただいて、中野はこういうイメージのまちの発信の基地にすると言っているんだったらば、向こうも少し、今言ったように、これを示してどうのこうのじゃなくて、向こうからも提案してもらったり、これからは例えばあそこの公園の名前を決めたりするわけでしょう。そういったときに、そういったものも含めた名前にするだとか、何かいろんなことを一緒になって考えて、発信基地にしていかないと、結局、ぐちゃぐちゃというか、何の企業が集まっているのか全然わからないような会社になっちゃうし、今、ただでさえそんなに集まってこないでしょう、不況だから。それなのに一生懸命中野だけ言ったって、なかなかうまくいかないと思うので、その辺はぜひ調整をして、でき上がったらちゃんと見ますから、期待していますので、よろしくお願いします。
伊東委員
 時間も時間なので、まとめて2点ほどお伺いします。区域4と5に1カ所ずつということなんですけど、これは同じ事業者が活用することになると、事業所同士の連携というものが必要になってくるかと思うんですけれど、ましてや内容がこうしたコンテンツ、クリエイター、もろもろ中核機能を満たしていくような中で、本日の資料の別紙の1ページには、公衆無線LAN等のインフラ整備というものが掲げられているんですけれど。要は、SPCの2棟の建物、この間の通信連絡機能、LAN、それから、そうしたコンテンツ産業だとかを誘致するにたえられるような建物の構造になっているのか。先ほど質問の中で、オフィスじゃなく商業機能の部分にこうしたものを誘導していこうという中では、やはりオフィスと商業施設では建物のつくり方も若干違ってくる。無線ですべて賄うのか、施設内あるいは施設同士をバス配線で接続して、機動性、それから気密性を高める用意がハードとして用意されているのか。ましてやこの中野四丁目地区、産学官連携というような課題も掲げている中で、地域内LANについて、先日、F字道路を視察させていただいた折に、歩道部分に共同溝が設置されている。共同溝の中にそうした地域内の通信回線を敷設できて、なおかつ大学の主要な部分、それからSPCの主要な部分、将来的には区役所・サンプラザ地区、そうしたものを地域LAN回線で強固にLANを構築できるようなハードはどうなっているのか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 具体的には、委員が御質問ございましたように、東京建物から借り受けるまず1,000平米のところでございますが、標準的な事務所の施設整備、仕様になってございまして、その他の機能を付加するとなると、今後の内装、決まった業者のほうが内装等を手がけるという必要がございます。それから、エリア一帯につきましては、ここでは委員御指摘の公衆無線LANと地域情報化の推進といった基盤整備が必要であるという認識をお示しさせていただいたところでございますが、これについてはまた別途、どのように整備を図っていくのかということを区としても考えなければいけないと思ってございます。また、エリアマネジメント等のお話がございましたが、そういった関係で、関係する権利主体等との、東京建物をはじめとする関係主体等との調整、どのように協力関係を持って推進していくのか、そういった調整が必要になってくるというふうな段階でございます。
伊東委員
 既にそれじゃ遅いんじゃないのか。もう建物ができ上がってきている、まして大学関係の施設ももう工事が入っている。それに対して、通信回線を強固に構築していくという中で、今から考えるんじゃ無線に頼らざるを得ない。建物と建物を共同溝で結んで、セキュリティーのしっかりした通信回線を担保できる構造になっているというんだったらわかる。また、オフィスビルにしてもSPCの建物にしても、あらゆる産業が入って、コンピュータ関連のネットワークを構築できるような構造になっているかどうか、それすらも把握していないのか。普通、今の建物で、相当の金額を取る、レンタル料を取る場合には、そうした企業が入るにたえられるハードというのが既に構築されていて、それをセールスポイントにしていないと、とてもじゃないけれど、ここに掲げられたような中野区が進めようとする取り組みというのは、建物が機能を満たしていないということになっちゃわないか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 できるビル自体の施設の整備内容の詳細についてまでは承知をし切れていない部分がございますが、まさにこれからできるオフィスの、インテリジェントオフィスという、これからは館内での情報基盤のセキュリティーであるとか、そういったものについては、当然のことながら今の技術の一定以上のものの導入は図られているものというふうに認識はしております。ただ、今、委員がおっしゃったように、警大跡地全体で、じゃあ、大学とオフィスとその他施設がエリアの中で情報共有できるような、そういった情報インフラ基盤が設置されているかというと、それはそのような状態にはなっていないということです。
伊東委員
 今までは、民間企業が関連することだから、議会が質問しても情報が提供されない、あるいはこちらからも配慮して、突っ込んだ議論はしてこなかったという経緯があって、私もその辺は突っ込んで聞いてこなかったけれど、最低限掲げたものに対して、区だけは進出企業側あるいは大学側にしっかりツボを押さえて、これだけの基盤整備はお願いしますと。実施設計の段階で、どうですか、進んでいますか、それくらい確認をとれていないと。ここまで事業が進んできている中で、今ごろ確認をとれていませんというのはちょっとおかしいと思うよ。早急にこれ、後追いになると思うけれど、これを言っていくんだったらば、またこの後の報告もあるけれど、これを実現していこうと思ったらば、もうちょっと詰めをしっかりとやってもらわないと困るな。困るなというか、今まで時間をかけて何をやってきたのかなと指摘しておきます。驚いちゃった。
委員長
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了します。
 次に、2番、平成23年度第1回中野駅周辺まちづくり推進会議についての報告を求めます。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 平成23年度第1回中野駅周辺まちづくり推進会議について(資料4)御報告をさせていただきます。
 当推進会議につきましては、昨年度から設置をして、今年度も第1回を行ったということで報告をさせていただくものです。本年度は中野駅周辺まちづくりのグランドデザイン、これの改定を検討しているところです。したがって、この推進会議におきましても、グランドデザインVer.3の内容構築に向け、その将来像や実現に向けた取り組み等を議論させていただきたい場というようなとらえ方をしているものです。
 まず、1番の開催概要です。開催日時は9月20日午後3時から5時。会場が区議会棟第1委員会室ということでした。出席者ですが、委員32名のうち御出席いただいたのは27名というところです。
 (4)議事次第、こちら別紙1を御参照いただければと思いますが、本年度の第1回ということでしたので、まず、第1部として委嘱式といったような事務手続をさせていただいております。そして、2部として議事に入り、まず1点目としては、22年度に開催した会議の概要等のおさらい、そして、2番の討議がまちづくりグランドデザインVer.3の策定についてということで議題に供しております。これの内容としては、さきの9月の当委員会で御報告させていただいた内容がメーンというふうになっております。
 ここで、別紙の2がございますが、こちらをごらんいただけますでしょうか。これが当日配付をしております資料そのものとなっております。これはA4上段、二つに分けてやっておりますけれども、スライド番号2ページ目、1枚目の下のほうですね。策定目的、Ver.3の構成案、スケジュールといったものは、さきに御報告をさせていただいた内容の要旨というふうになっております。
 ページをめくっていただきまして、裏面のスライド番号3番は、これは議会報告の内容には入ってございませんでしたが、この推進会議の資料の中において入れているということで、Ver.3策定の背景を記しております。揺らぐ持続可能性、あるいは直近で既に動いているプロジェクト、今後求められる仕組みと仕掛けといったような要素を確認しながら、Ver.2ではまだ描き切れていない将来像とその道筋を記していきたいといったようなところを記載しております。
 その下の1-1、揺らぐ持続可能性というところも、これはこの会議用につけておりますけれども、中野区の人口特性を少し記しております。この上の半分、2010年度の人口構成はごらんのようなところになっている。中野区31万人の人口のうち、いわゆる15歳から60歳までの生産年齢人口と言われる比率が71%というのが現状だと。それに対して、30年後、2040年のころには、推計ではこのような形になっているのではなかろうかというところをお示ししております。総人口自体もやや減少し、生産年齢人口の比率が60%を切るような、そんな推計をしているところです。
 次のページが1-2として動き出したプロジェクトということで、直近の警察大学校跡地の状況と、あと、(2)としては中野駅地区の第1期整備、その概要を記しているところです。
 その裏面、ページをめくっていただきまして、1-3、中野駅周辺の現状分析ということで、こちらも会議資料として加えている要素でございます。駅周辺を取り巻く環境の強み・弱み、あるいは強みをフォローする機会であるとか、脅威がどのような要素があるんだろうかといったようなところを少し整理しているところです。そして、強み・機会を生かし、弱み・脅威を克服するためにはということで幾つか記載をさせていただいております。
 その下の2の中野駅周辺の将来像ということで、このような概念図で示したのもこの会議用で整理している姿ではございますが、既にVer.2でも一定の将来像をお示ししているところですが、さらにそれを豊かにしていこうということで、新たに四つの切り口を設けているというところを概念図で示しております。いずれにしてもこの駅周辺のまちづくりを通じて、地域経済の活性化、それとあわせて、ここにお住まいの生活者、消費者の営みを起点とした生活の質の向上、大きなこの二つの軸が相互に高め合いながら、いわゆる持続可能なまちづくりを実現していきたいというような考え方を図示したものです。
 これ以降、次のページ、2-1、2-2から始まるページにつきましては、9月の当委員会で報告をさせていただいた四つの将来像、2-1は最先端の業務拠点、2-2は高度な情報の集積・交流・発信空間、その裏面になりまして、2-3では個性豊かな文化発信拠点、2-4で最高レベルの生活空間、そして、最後のページとしては3番で、中野駅周辺各地区の整備の方向性ということで、これは既に御報告させていただいた内容をこのような図示というか、表現で議題に供したというところでございます。
 それと、資料の中で別紙3というA4の裏表の印刷物がございます。こちらにつきましては、やはり将来像のイメージというのが、当委員会で御報告をさせていただいた中でもかなりわかりにくいというような御意見を多々いただいております。したがって、少しイメージをより膨らませていただくための参考資料としてこちらは新たにつけ加えているものです。これはそれぞれ四つの将来像の各先ほどの資料を参照ページと参照番号を振っておりまして、イメージとしてはこんなところなんですといったところを少し補足でつけているといったものになってございます。
 ここでもう一度最初の頭紙のほうに戻っていただけますでしょうか。このような資料を用いて討議をしていたところです。この頭紙の下のほう、大きな2番の討議の概要でございます。こういった討議を受けて、委員から出された主な意見というところを少し掲げております。
 まず、黒四角の1点目です。この黒四角がついておりますのは、委員からいただいた御意見ということで御理解ください。各地区整備の方向性についてに関連いたしまして、中野駅地区の高容積化・立体化、駅自体の集客機能を高めるというのは、これは駅ビルのことなのかと。むしろ駅以外の地区を高容積・立体化すべきではないかという御意見をちょうだいしました。
 そして、裏面をごらんください。矢印で掲げているのは区からのコメントということです。この駅周辺のまちづくりのキーになるのは、やはり東西南北の動線を確保するということが一つ大きなファクターになってきます。それについては、もちろん真ん中に位置している中野駅、JRの協力がなければできないというところがございます。今後、重要なまちづくりの事業者としてのJRと一緒にどのようなまちづくりができるかといったところは、非常に重要なかぎとなってまいります。そうした中で、JRに地域貢献などの役割をどう果たしてもらえるのかといった議論はやっぱり考えていかなくてはいけないだろうというふうなやりとりがございました。
 次の黒四角です。中野の特徴は四つの個性的な地区があることと感じる。均一に開発するのではなくて、多様性を持たせることが大事だと考えるというところです。
 3点目の黒四角です。「クールナカノ」とは何を目指しているのか、「クール」とは何なのかイメージがつかめないといった御意見でした。これはまさに当委員会でも同様な御意見はちょうだいしているところです。区からのコメントとしては、「クール」というのはいわゆる格好いいという意味で使われているところです。「クールジャパン」というのも、日本の独自の文化の格好よさをアピールしていこうというもので、中野区の文化についても同様にアピールをしていきたいという思いであるというやりとりをさせていただいております。
 その次の黒四角です。中野駅周辺は線路で南北に分断されていて、東西のつながりもない。道路の整備によって面的なつながりが持てるようにしなければならないといったような御意見もちょうだいしております。
 その次の黒四角です。これから何を残して何をつくっていくのか、中野にとってのサステイナビリティー、持続可能性とは何なのかを確認しなければならないといったような御意見をちょうだいしております。まさにこの駅周辺の整備が区民にとって、住民にとってどうあるべきかというところは非常に大事であると認識しております。どの世代の人にとっても安心して便利に暮らせる、ずっと住み続けられる条件を考えていくのが、いわゆる新しい東京の活動拠点ということを発信する上でも重要なテーマだというようなやりとりをさせていただいているところです。
 最後の黒四角ですが、サンモール商店街の歩道は飽和状態であり、ブロードウェイ商店街には中野通りを迂回して訪れる人も多い。今後は中野通り沿いの歩道がより重視されてくるのではないかといったような御意見もちょうだいしているところです。
 ここでは主な御意見をこのように取り上げております。具体的な議事要旨につきましては、別紙4を添付させていただいております。こちらはちょうだいした御意見要旨等をすべて掲載している形になっております。後ほどお読みおきいただければと思います。
 報告は以上です。
委員長
 質疑に入る前に、委員会を暫時休憩させていただきます。

(午前11時29分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午前11時30分)

 それでは、ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。
森委員
 すみません、確認させてください。この推進会議って、傍聴できない、議事録が公開されないという理解でよろしいですか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 この推進会議は昨年度から設置をしておりまして、昨年度も要綱設置をしているところです。昨年度については、その要綱の中では原則非公開というような条文を入れてございました。ただ、もちろん使っている資料であるとか、どんなやりとりがあったのかというところは議会で報告させていただき、まさに公になっているところです。ただ、今回、新たに要綱につきましても、当然我々が組織改編等もございまして、そういった名称の変更もあり、それとあわせて、原則非公開としていた条文を外すことにしております。したがって、御希望の方がいらっしゃれば、傍聴も可というような形になっております。ただ、会場の広さがどうしても限られてしまいますので、あくまでもその辺は御無理いただかなきゃいけないところがあるかなと思っています。
森委員
 その点、今回の報告の中には入っていなかったですよね。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 この推進会議につきましては、前回、9月の当委員会で報告をさせていただいておりますが、この要綱の設置の変更点については、特段の御報告は差し上げてはおりませんでした。
森委員
 傍聴できる、できない、とかって結構大きなことなので、議会に報告いただいてしかるべきかと思うんですが、なぜ報告がなかったんでしょうか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 特段意図的に報告をしなかったというわけでは決してございません。基本的には、この会議自体の公開性というものは、まさにスペース的な問題もあり、昨年度はそのような位置付けでおりましたが、基本的には公開というか、内容のやりとりは既に周知をしていただけるということで、何か意図があって報告しなかったというようなものではございません。
森委員
 意図して報告しなかったわけじゃないというところがむしろ問題なのかなというふうにも感じます。先ほども他の委員から質疑がありましたけど、議会と密接にやっていくという中では、なるべく議会に情報を出していただくことが必要だと思いますので、その辺意識していただきたいなというふうに思います。
 それから、これ、第1回目の会議で、委員が32人いるうちの27人しか出ていない。5人欠席されているんですよね。これ、推進会議って、閉会中の委員会でしたっけ、報告いただいたと思うんですけど、それぞれ所属の組織とかがあって委員になられている方だと思うんですけど、この5名欠席されたというのは問題ないんでしょうか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 当会議の委員につきましては、さきの御報告の資料の一部に入っているかと思います。1回目は9月20日に開催したところですが、その開催通知は8月の頭にお知らせして、1カ月半以上前ぐらいには御通知をさせていただいているところです。ただ、どうしてもやむを得ない事情で、直近になって欠席という御連絡をいただいた方もございますし、いろんな事情があるのかなというところです。我々としては、非常に回数も限られる会議でございますので、なるべくきちんと御参加いただけるように取り組んでいきたいと思っております。
佐野委員
 今の委員長の仕切りの中で、時間がということで、推進会議に限ってのみということなんですけども、若干関係が出てきちゃうので申しわけないと思いますけど。特に今回、このデザインをつくるんですが、人口は、乗降率がどのくらいふえるというふうに最初にお話しになって、5万とか7万とかと最初聞いたような気がしたんですけども、そこはどうなんでしょう。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 中野駅の乗降客数のことでよろしいでしょうか。これにつきましては、中野駅地区整備基本計画等におきましては、将来、まさに駅周辺のまちづくり、警大跡地だけではなくて、区役所・サンプラザであるとか、南口の再開発であるとか、そういったものがすべて完了した暁には、駅・鉄道利用者と駅前広場、それと歩行者、バス利用者等々すべて含めて、現況よりもプラス18万人程度になるのではなかろうかという推計を示しております。
佐野委員
 そうしますと、この会議の中ではそういった話は出なかったんですか、一つも書かれていないんですけども。委員の中から、要するに、将来像に向かってこの会議を開かれているわけですので、そういったことについての対策も含めてこれからデザインをつくっていくわけですけども、それは出なかったということですか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 この推進会議につきましては、昨年度も2回開催しておりまして、昨年度の第1回、たしか去年の11月に開催しましたが、そのときに、基本的な中野駅周辺のベーシックな情報というか、状況についてお話を差し上げています。その中で、中野駅の利用増につきましても、先ほど申し上げたような数値、状況を推計しているといったようなところはお話を差し上げております。
佐野委員
 としますと、例えば一番最後の4ページに書いてありますところ、ブロードウェイ商店街は、今、そこの関東バスを全部整備してこっちへ持ってきていますね。あそこにエスカレーターをつけて、人の乗降を持っていこうと。乗降客が北口からどっと出てくる。ブロードウェイだけに行ってしまうということに対して、今、18万ぐらい、全部が18万そこに行くわけじゃありませんけども、今の中でかなり混乱というものが起きてくるような気がしたんですけども、この最後の4ページ目にも書いてあります。そういう意見が出されたということですね。ブロードウェイ商店街には中野通りなどを迂回して訪れる人も多いというふうに書いてあるわけですけども、この図に書いてある動き出したプロジェクトというところで、北口広場の写真があって。これ、人口がずっと行ってブロードウェイに入っていっちゃうわけですけども、18万が全部ここに行くとは限りませんけども、かなりここのブロードウェイの入り口が狭くなってくるような気がするんですけども。こういった意見が5ページ目に出されたということは、かなりこれ重要な問題ではないかなと。18万もし仮に想定しているとすればですよ、全部が18万じゃないにしても。と思うんですけども、ここの図は、例えば商店街はこっちにもあると思うんですけども、それについてはどのような対策を考えられているというふうにお答えをしたんでしょうか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 実際、現況もサンモール、ブロードウェイの通路は人で大変ごった返している状況で、今後まちづくりが進めば、より昼間人口もふえるという見込みです。したがいまして、まさに中野駅地区の整備は、そういった将来の駅への行き来の動線も安全に確保できるようにということで整備を進めているところです。第1期といたしましては、今、北口広場を歩行者系の広場に改修していって、一定のたまり空間を担保すると。さらにそこから、もちろんすべての方が五丁目の商店街だけに行かれるわけではなく、警大跡地方面にも行かれる方がいらっしゃいます。したがって、中野通りをまたぐ東西連絡路を整備し、さらに、より西に進むための動線整備もあわせて整備するところです。そのようないわゆる歩行者動線というところを、1点集中ではなくて、もう少しきちんと分散できるような動線の整備をしているということと、広場をより人が安全にたまれる空間になっていくような整備をあわせてすることで、現況よりも昼間人口がふえた際にも、一定の当然安全性を担保していくといったような、そんなやりとりをさせていただいております。
佐野委員
 今、ここに絵がかいてありますね。これを見ますと、ブロードウェイのほうに行く歩道がありますけども、この間のたしか委員会のときに、これについてはある程度考えて広げていくんだというお話があったような気がするんですけども、それについてどういうふうな4ページ目の意見が出されたのかということを踏まえて、今現在どういう進捗状況になっているのか、ちょっとお話しいただけませんでしょうか。
秋元都市政策推進室副参事(中野駅周辺整備担当)
 今、昼間人口が相当ふえるということでの報告をさせていただいたわけでございますが、その中で私どもは、北側に集まる方々をどういうふうに歩行者計画をつくっていくかということでの検討をしているわけでございます。その中では、大体今までの実績から申し上げますと、北口でおりた方が西へ行かれる方と、それから北へ行かれる方と、それぞれおおむね2分の1ずつになっているという状況を把握してございまして、今後、西側の警察大学校の開発がふえると、相当西側に歩行者の方が流れていくというようなことが当然推測されるわけでございます。そういったことを踏まえて、西側への横断デッキの整備、それから、サンモール、ブロードウェイ方向につきましては、今、委員のほうから御指摘がございましたように、できるだけ歩行者の空間がとれるような横断歩道幅員、これを広げていくということで当局と調整をしているということでございます。前回御報告させていただいた段階では、当初計画6メートル、これがようやく1.5倍まで広げられてきたということを報告させていただきましたが、さらにもう少し広げられないかということで、今、かなりきつい調整にはなってございますが、当局のほうといろいろ調整をしている段階ということでございます。
平山委員
 推進会議の件で、簡単に何点かだけ。別紙4を拝見させていただくと、委員1、2、3、4、5、6、7、8とあって、最後、座長のコメントなんですが、27人の中で発言をされたのは8名だけですか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 そのとおりです。
平山委員
 委員1の方の御意見を見ると、別にけちをつけているわけじゃなくて、何だか自分が想定していたような中身じゃなくて、ちょっと今回は違う想定の中身だったのかなという、今回の会議で議論すべきことが。これ、議論すべき内容というのは、事前に委員の方には伝わっていないんですか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 そもそもこの推進会議の位置付けが何なのか、あと、議題に供したいテーマはどういうことなのかといったところは、既に昨年度の第1回のところでもお伝えし、さらに今回も改めてお話をさせていただいているところです。基本的には中野駅周辺のまちづくりということなので、今後具体的に動かしていかなくてはいけない主要なプロジェクトがメーンになってくるという、そんな御理解をいただいているところです。ただ、この委員のおっしゃっているところは、昨年度の第2回の一番最後に、次回以降は南口のまちづくりも含めてお示し、御意見をいただけるようにしたいということを申し上げたんですが、南口だけにフォーカスが絞られたような状態ではなかったので、このような御意見が出たというところです。
平山委員
 最後にしますけど。要は、先ほどもおっしゃっていたように、回数が多いわけじゃないですよね。一回一回、皆さん御都合を合わせて、当然いろんな御都合を都合しながらいらっしゃっているでしょうし、回数が少ない会議なので、一回一回が非常に重要な会議ですので、万全の準備でお互いが臨めるような会議にぜひしていただきたいなと。ちょっとこれを見て心配になりましたので、その点だけお願いをして終わります。
伊東委員
 これ、構成案が示されていますね、当日推進会議のほうに配られた資料のところにあるんですけれど。別紙2ですか、2ページと振られているけど。それで、構成案の4番目、将来像の実現に向けてということ、これ、資料を見ると全然添えられていないんだけれど、まだできていないのか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 この構成案、Ver.3の構成で今このようなところを考えているということで、4番の将来像の実現に向けてというところは、じゃあ、具体的に将来像に対してどんな取り組みができるんだろうかと、そういったことを盛り込んでいきたいと考えております。ただ、現時点ではまだ、こちらの中身について議会のほうに御報告できるような状態までは整っておらない。したがって、この推進会議としても、構成の要素としてはこれを掲げておりますが、その中身についてはまだ議題に供せられる状態ではないということです。
伊東委員
 わかりました。それはそれとして。ただ、これ、グランドデザインというのはVer.1、Ver.2という形でバージョンアップを繰り返してきて、三度目というんだけれど、この構成だと、Ver.2はどこへ行っちゃったのと。普通、バージョンアップというのは、前のバージョンを補強・補完して、より内容を充実させていくという。まるっきり新しいもので、Ver.2に比べるとボリュームもはるかに落ちちゃうし、内容も随分お粗末になっているというような、はっきり言って子どもだましのような、これがこのままの形で成果品としてなるのかどうかちょっとわからないけれど。バージョンアップって考え方はどうなのか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 まさにバージョンアップということで、基本的にはVer.2で示したものをより豊かにするというところで考えております。今回資料にある内容は、これは本当に検討の途中段階というか、いわゆる将来像の議論を今このようなことをしていますよということでお示ししていまして、この先、例えば各地区整備の方向性も、今ごらんのように1ページだけでもちろん済むことではなくて、今後、じゃあ、その方針にのっとって、各丁目のそれぞれより具体的にどんな機能、あるいは都市基盤、どういうふうに配置され、どんな中身がふさわしいのかといったところを今後もちろん追加していき、その内容については議会のほうにも御報告を差し上げて、この推進会議の場でもお示しをしていきたいというふうに考えています。
伊東委員
 その内容が示されるのはいつぐらい。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 推進会議の日程としましては、次回は12月の下旬を想定しております。その段階では、この整備の内容についても何らかお示しをしていきたいなというふうに思っております。
伊東委員
 そうしますと、先ほど委員長のほうからお話がありました11月11日に日程を確保して集中審議を行いたいと。その時点ではこの内容は変わってくるのか。12月にならないと、今おっしゃったような趣旨にのっとったVer.3が見えてこないのか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 今まさに、これがどうあるべきかという内容は庁内でも議論しているところです。次回想定の11月11日の時点では、まだお示しをできる状況には少し難しいかなと思っております。したがって、第2回の推進会議を12月下旬に予定してございますので、その前の第4定例会、そちらのほうでは御報告をさせていただきたいと思っております。
委員長
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。
 3番、警察大学校等跡地地区のまちづくりに関する名称等の公募についての報告を求めます。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 警察大学校等跡地地区のまちづくりに関する名称等の公募について(資料5)ということで御報告を差し上げます。なお、本件につきましては、さきの建設委員会でも御報告をさせていただいているものです。
 まず、1番の概要です。こちら、来年、24年の春には、中野区で整備をしてございます公園と道路、これの供用開始がなされます。それと、区域4と5と言っているオフィスビル等も竣工の時期を迎えるという段階に来ているところです。今般、供用開始をする公園の名称、それと、このエリア一帯をずっと警大跡地という呼称で呼んでおりましたが、この機をとらえて、もっと広く一般の方々に親しまれるような愛称を公募しようという考えでございます。
 2番の募集する内容です。①としては、繰り返しになりますが、地区全体の愛称ということです。これは特定の施設だけを指すのではなくて、道路、公園といった公共施設、民間の建物、キャンパス、病院等々を総称した、いわゆる警大跡地にかわる愛称をというところでございます。決定をした暁には、今後その愛称を積極的に用いていきたいというふうに考えております。
 ②として、区立公園の名称でございます。こちら供用開始に当たっては、区立公園条例による告示が必要になってございます。それの際に必要な正式名称とするというものでございます。
 公募の期間といたしましては、11月4日から11月末日までのおおむね1カ月間を予定しています。
 4番の公募方法ですが、なかの区報11月5日号及びホームページによって周知をしたいと思っております。
 5番の選考方法です。こちらは区内商工・区民団体及び学識経験者を交えた選考会議、これを経て決定してまいりたいというふうに思っております。
 最後、発表につきましては、年が明けた来年1月を予定しているというものです。
 報告は以上です。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。
伊東委員
 これ、公募するということなんですけど、ネーミングライツというような発想はなかったのか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 まず、公園の名称につきましては、これは条例に基づいて告示される際の管理名称ということで、ネーミングライツとは全く別で、必要な名称を決定するというところでございます。それと、警大跡地にかわる愛称ということで、これもなかなかネーミングライツという考え方は難しいのかなというふうに思っているところです。
伊東委員
 何でこんなことを聞いたかというと、先ほどの報告にも関連するんだけれど、この一帯を中野の産業活性化の拠点とする、SPCの建物に優良なコンテンツ企業等が入ってきてほしいという流れの中で、例えばそうした企業名を冠した公園名をつけて、建物と公園を一体的にPRしていく、外部に情報発信していくというような発想というのは生まれないのかなと。そこまで根本的なプロデュースという部分があってもいいのかなという気がして質問させていただいたんだけれど。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 今回の公園の名称については、繰り返しになりますが、管理上に必要な名称ということでございます。それと、一方、区域4と区域5につきましては、もちろん開発事業者も自分たちのプロデュース、プロモーションの名称が既に中野セントラルパークプロジェクト、建物の名称も中野セントラルパークイーストとサウスというような名称が既に決まっておりまして、既にプロモーションをされているというような状況です。委員のおっしゃる、まさにここ全体でもっとアピールをしていくという点を踏まえれば、まさに今回の公園の名称なり全体の愛称というものも、既に事業者が活動している内容と親和性のあるというか、相乗効果が生まれるような名称で決定されるのが望ましいのかなというふうに思っております。
むとう委員
 これって間もなく公募ということですけれども、採用された方に対して何かプレゼントというふうなものは。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 採用された方に対するそういった賞金なり記念品などというものをどうすべきかということは、ちょっと今後詰めていきたいというふうに思っております。
むとう委員
 もう間もなく公募になりますので、ぜひ何かプレゼントがないとなかなかという感じがちょっとしますので、お願いしたいと思います、ささやかでも、気持ちだけでも。
 それから、選考会議なんですけども、ここに書いてありますけれども、選考会議のメンバーというのはどういう形で区がこれから決めていくんですか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 こちら区民団体等につきましては、町会連合会や区商連だったりとか、東商中野支部だったりとか、そういった団体様に御推薦をいただくような形で依頼をしたいなと思っております。学識経験者につきましても、これまで駅周辺まちづくりに関与していただいた学識経験者の中から、これから少し依頼をしていきたいと思っております。
むとう委員
 こういうところで、何かちょっと公募とかというようなことは、こういういろんな組織に入っていない一般区民なんかも、これからできていくものですから、どうなっていくのかなと関心を持っている区民も多いかと思うので。公募みたいなことは全く考えないですか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 選考会議の委員自体を公募というようなところは考えておりません。
森委員
 公募期間なんですけど、11月30日締め切りということで、この期間で募集されるという根拠はどこにあるんでしょうか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 根拠といいますか、これまでもこういった公園の公募をかける期間等々をかんがみて、おおむね一般的な期間設定かなというふうに思っているところです。
森委員
 すみません。期間って、長さの話じゃなくて、この時期なのはどうしてなのかなということなんですけど。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 来年春の供用開始の公園でございますので、今後正式な名称の決定と、それを反映したサインの施工等々にもつながってまいります。まさに今の時期に公募して決定するのがふさわしいというふうに考えております。
森委員
 わかりました。ただ、今、警大跡地って一般の方は普通には入れない状態ですよね。そういう中で愛称を募集するといっても、愛称と現場とちゃんとイメージが合っていないといけないわけじゃないですか。そういう意味で若干不安があるんですけど。この公募しますよという情報と一緒に、こういうエリアにしますみたいな情報発信されるというような考え方はありますでしょうか。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 この警察大学校跡地にどんな建物ができるのか、どんなところにこれができるのかといった基本情報は、もちろん今度の区報においても、その図とともに掲載をいたします。ホームページのほうももちろん同様な図を添付いたしますし、関連する事業者のホームページともリンクが張れるような、そんな形を考えております。
委員長
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。
 4番、中野駅北口駅前広場整備等に伴う中野駅改良工事の施行に関する協定についての報告を求めます。
秋元都市政策推進室副参事(中野駅周辺整備担当)
 中野駅北口駅前広場整備等に伴う中野駅改良工事の施行に関する協定についてをお手元の資料(資料6)に基づきまして御報告申し上げます。
 この報告でございますが、10月21日開催の建設委員会に報告をさせていただいたものでございます。
 本件につきましては、先般7月1日に行われました当特別委員会におきまして、7月末を目途に協定を締結するということで、その概要を報告させていただきました。その後、JR敷地内の支障物、これは下水管でございますけども、その影響によりまして、事前の検討・調整に時間を要しましたことから、協定締結の時期がおくれることになってしまいました。それに伴い、改良工事の竣工につきましても、平成24年度までずれ込むということが判明いたしましたので、今定例会において2カ年度工事とする旨の予算の繰り越しを可決していただいたものでございます。
 この中野駅改良工事の施行に関する協定につきましては、お手元の資料にございますように、先週水曜日の10月19日、JR東日本との間で2カ年度にわたる協定を締結いたしましたので、その概要につきまして報告をさせていただきます。
 まず、資料1番でございます。協定の概要。まず、工事の位置及び範囲につきまして、これは別添図、1枚目が位置図になってございます。別添図1枚目をごらんいただきたいと思います。この位置図、ちょうど北口駅前広場に面した中野駅舎部分、この部分について今回改良を行うというものでございます。
 続きまして、別添図2枚目をごらんいただきたいと思います。これが改良工事の範囲図でございます。この図の上のほうが平面図、下のほうが断面図になってございまして、この上のほうの平面図、これは下の側が駅前広場になってございます。この赤い網掛け部分がJRとの施行協定の範囲ということでございます。下のほうの断面図でございますが、この図の右側が駅前広場側になってございます。この上部にかかっておりますひさしがあるわけでございますが、この地下部分に支障物、下水管があって、調査を進めるうちに、ひさしの柱を受ける基礎部分に直接影響するということが判明いたしまして、その検討・調整によって協定締結の時期がおくれてしまったというものでございます。
 また表紙にお戻りいただきたいと思います。表紙(2)番でございます。工事の施行についてでございます。これは、この工事につきましてはJR東日本が施工するというものでございます。
 工事の竣工及び精算。工事の竣工は来年7月ということでございます。竣工後に速やかに工事費の精算を行ってまいります。工事に要する費用といたしましては、中野区負担分といたしまして、総額概算4億1,000万円でございます。
 年度協定の締結でございます。今申し上げましたように、23年度及び24年度の各年度にまたがります工事となりますことから、その工事の内容、工事費及びその支払い方法等について年度協定を締結するものでございまして、平成23年度協定分につきましては、本協定と同時締結を行ってございます。
委員長
 すみません。報告の途中なんですが、ちょっと委員会を暫時休憩させていただきます。

(午後0時00分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後0時00分)

 引き続き御報告をお願いします。
秋元都市政策推進室副参事(中野駅周辺整備担当)
 それでは、お手元の資料2番でございます。費用負担の考え方でございますが、これにつきましても、昨年、基本協定を実は締結してございまして、その折に費用負担の考え方をお示ししてございます。そのときと内容は変わってございません。中野区負担といたしましては、駅舎改良に係る現況機能部分、JR東日本負担といたしましては、この改良工事に伴いまして駅舎の機能、JR機能を拡充する部分、それから、工事に伴って支障となるびゅうプラザの移転、それから、南口段差解消スロープ設置ということになってございまして、別紙の3枚目をごらんいただきたいと思います。この3枚目の資料、中野駅改修参考図というふうになってございますが、この図につきましても、昨年の10月の特別委員会報告時にお示しをさせていただいたものでございます。
 右側の図をごらんいただきたいと思います。この下のほうが今回の改良工事部分ということになってございまして、このブルーの破線、Aとして北口改札改良、この部分が中野区負担ということになるわけでございます。そのうち乙、JR東日本の負担が、工事に伴いますびゅうプラザ移転、それから、南口にございます段差解消スロープ設置、こういったものがJR東日本負担ということで報告をさせていただいたものでございます。
 以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。
 他に報告はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、以上で所管事項の報告を終了いたします。
 審査日程のその他に入ります。
 各委員、理事者から何か発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 委員会を暫時休憩いたします。

(午後0時03分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後0時03分)

 休憩中に御協議いただきましたとおり、次回の委員会は11月11日(金曜日)午後1時から当委員会室において開催するということで御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、そのように決定いたします。
 以上で本日予定した日程は終了いたしましたので、中野駅周辺地区等整備特別委員会を散会いたします。

(午後0時04分)