中野区議会厚生委員会〔令和5年2月13日〕
厚生委員会会議記録
○開会日 令和5年2月13日
○場所 中野区議会第3委員会室
○開会 午後1時58分
○閉会 午後2時16分
○出席委員(8名)
小林 ぜんいち委員長
山本 たかし副委員長
間 ひとみ委員
石坂 わたる委員
近藤 さえ子委員
浦野 さとみ委員
高橋 ちあき委員
久保 りか委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
地域支えあい推進部長 角 秀行
地域包括ケア推進担当部長 藤井 多希子
地域支えあい推進部地域活動推進課長 高橋 英昭
健康福祉部長 岩浅 英樹
保健所長、健康福祉部地域医療連携担当課長事務取扱 佐藤 壽志子
保健所次長 杉本 兼太郎
健康福祉部福祉推進課長 中谷 博
健康福祉部障害福祉サービス担当課長 大場 大輔
○事務局職員
書記 鎌形 聡美
書記 早尾 尚也
○委員長署名
審査日程
○議題
第1号議案 令和4年度中野区一般会計補正予算(関係分)
第2号議案 令和4年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算(関係分)
第4号議案 令和4年度中野区介護保険特別会計補正予算(関係分)
委員長
定足数に達しましたので、厚生委員会を開会します。
(午後1時58分)
審査日程について協議事項があるため、委員会を暫時休憩します。
(午後1時58分)
委員長
委員会を再開します。
(午後1時58分)
本日の審査日程は、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおりとし、第1号、第2号、第4号議案は関連しますので一括して審査をしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
それでは、議事に入ります。
議案の審査を行います。
第1号議案、令和4年度中野区一般会計補正予算(関係分)、第2号議案、令和4年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算(関係分)、第4号議案、令和4年度中野区介護保険特別会計補正予算(関係分)を一括して議題に供します。
これらの議案は総務委員会に付託されておりますが、厚生委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。
それでは、理事者の補足説明を求めます。
角地域支えあい推進部長
それでは、地域支えあい推進部、厚生委員会審査関係分の補正予算につきまして御説明させていただきます。
初めに、一般会計歳出について御説明いたします。
お手元の令和5年第1回中野区議会定例会議案(補正予算)の54ページ、55ページをお開きください。6款地域支えあい推進費、1項地域支えあい推進費、1目地域活動推進費、3、地域施設でございます。温暖化対策推進オフィス跡施設整備及びすこやか福祉センター改修工事等について、財源更正を行うものでございます。繰入金の減額につきましては当委員会所管外となります。
続きまして、3目すこやか福祉センター費、4、地域子育て支援でございます。令和3年度とうきょうママパパ応援事業補助金の精算に伴います返還金として、1,531万9,000円を増額するものでございます。
続きまして、2項介護・高齢者支援費、1目介護・高齢者支援費、3、介護保険特別会計繰出金でございます。令和3年度介護保険低所得者保険料軽減負担金の不足分につきまして、介護保険特別会計へ繰り出すため80万2,000円を増額するものでございます。また、繰出金について財源更正を行うものでございます。寄付金の増額につきましては当委員会所管外となります。
続きまして、6、高齢者支援基盤整備でございます。地域密着型サービス等事業所施設整備等に係る補助対象件数に当初の予定との見込み差が生じましたことにより、整備費補助金等につきまして7,820万4,000円を減額するものでございます。また、かみさぎ特別養護老人ホーム改修工事等について財源更正を行うものでございます。繰入金の減額につきましては当委員会所管外となります。
続きまして、68ページ、69ページをお開きください。12款諸支出金、1項積立金、1目積立金でございます。このうち69ページの説明欄、3、特定目的基金積立金、(7)区民公益活動推進基金積立金を御覧ください。こちらにつきましては、事業者や個人の方などから寄せられた寄付金のうち、寄付の使い道を区民公益活動に関することと指定された積立金を積み立てるため、歳出予算といたしまして計20万円を補正するものでございます。
続きまして、一般会計歳入について御説明します。
恐れ入りますが、お戻りいただきまして、32ページ、33ページをお開きください。13款国庫支出金、1項国庫負担金、3目地域支えあい推進費負担金でございます。1節介護保険低所得者保険料軽減負担金につきまして53万5,000円を増額いたします。
続きまして、次のページ、34ページ、35ページをお開きください。14款都支出金、1項都負担金、3目地域支えあい推進費負担金、2節介護保険低所得者保険料軽減負担金につきまして26万7,000円を増額いたします。
続きまして、ページを進めていただきまして、36、37ページをお開きください。2項都補助金、5目地域支えあい推進費補助金でございます。介護基盤整備につきまして、13節、15節の合計7,805万8,000円を減額いたします。
続きまして、次のページ、38、39ページをお開きください。16款寄付金、1項寄付金、1目寄付金でございます。事業者や個人の方などから寄せられた寄付金の補正予算額730万円のうち、寄付金の使い道を区民公益活動に関することと指定された寄付金といたしまして、20万円を増額するものでございます。
続きまして、40ページ、41ページをお開きください。17款繰入金、2目特別会計繰入金、1目介護保険特別会計繰入金でございます。こちらにつきましては、令和3年度介護保険低所得者保険料軽減負担金の精算に伴いまして、介護保険特別会計から一般会計へ繰り入れるものでございます。80万2,000円を増額いたします。
続きまして、介護保険特別会計について御説明します。
恐れ入ります、100ページ、101ページをお開きください。当会計につきましては、歳入歳出ともに5億3,634万1,000円を増額いたします。補正後の予算額は245億7,034万1,000円でございます。
まず、歳出について御説明します。
ページを進めていただいて、106ページ、107ページをお開きください。2款保険給付費でございます。歳入の支払基金交付金の減額補正に伴い財源更正を行います。
続きまして、3款地域支援事業費でございます。こちらは国庫支出金の保険者機能強化推進交付金、保険者努力支援交付金の増額補正及び支払基金交付金の減額補正に伴い財源更正を行うものでございます。
続きまして、4款基金積立金でございます。令和3年度からの繰越金及び令和4年保険料剰余分等につきまして介護給付費準備基金に積み立てるため、3億5,592万円を増額いたします。
続きまして、108ページ、109ページをお開きください。5款諸支出金でございます。1項償還金及び還付加算金につきまして、令和3年度に国や都から交付された介護給付費及び地域支援事業費負担金の超過交付分を返還するため、1億7,961万9,000円を増額いたします。
また、2項繰出金につきましては、令和3年度介護保険低所得者保険料軽減負担金の繰戻し精算により、80万2,000円を増額いたします。
続きまして、歳入について御説明します。
お戻りいただきまして、102ページ、103ページをお開きください。3款国庫支出金、2項国庫補助金でございます。4目保険者機能強化推進交付金を3,195万2,000円増額、5目介護保険保険者努力支援交付金を2,568万7,000円増額いたします。
続きまして、4款支払基金交付金、1項支払基金交付金でございます。令和3年度の支払基金の超過交付分を令和4年度交付分から差し引くことによりまして、1目介護給付費交付金を4,281万4,000円減額、2目地域支援事業支援交付金を1,324万6,000円減額いたします。
続きまして、6款財産収入でございます。介護給付費準備基金に生じる利子分として89万9,000円を増額いたします。
続きまして、104ページ、105ページをお開きください。7款繰入金、1項一般会計繰入金でございます。5目低所得者保険料軽減繰入金について80万2,000円を増額いたします。
また、2項基金繰入金、1目介護給付費準備基金繰入金について72万9,000円を増額いたします。
続きまして、8款繰越金でございます。令和3年度からの繰越額が確定したため、5億3,233万2,000円を増額いたします。
以上で地域支えあい推進部の補足説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
岩浅健康福祉部長
それでは、健康福祉部所管分の補正予算につきまして御説明をさせていただきます。
初めに、議案書の56、57ページを御覧ください。7款健康福祉費、1項健康福祉費、1目福祉推進費、5、地域福祉推進、(1)地域福祉活動推進でございます。社会福祉会館総合防水改修等工事につきまして財源更生を行うものでございます。繰入金の減額につきましては当委員会の所管外となります。次に、(2)公衆浴場助成事業等でございます。健康増進型公衆浴場改築等助成金の見込み差により2,000万円を減額補正いたします。
続いて、3目障害福祉費、3、認定給付、(1)自立支援給付でございます。令和3年度国庫負担金等返還金として2,542万8,000円を増額、介護給付・訓練等給付費と利用人数の見込み差等によりまして1億915万1,000円を減額補正するものでございます。
続いて、6、障害者施設、(2)障害者施設運営でございます。障害者福祉会館改修工事につきまして財源更生を行うものでございます。繰入金の減額については当委員会の所管外となります。
次に、7、子ども発達支援、(1)子ども発達支援でございます。令和3年度国庫負担金等返還金として4,536万8,000円を増額、障害児通所給付費等の利用人数見込み差等によりまして8,114万5,000円を減額補正するものでございます。
続いて、58、59ページをお開きください。4目生活援護費、1、生活援護、(1)生活保護でございます。令和3年度国庫負担金返還金として1億2,548万8,000円を増額補正するものでございます。次に、寄付金により財源更生を行います。寄付金につきましては当委員会の所管外となっております。
続いて、2、自立支援、(1)自立支援でございます。令和3年度国庫負担金等返還金として3億6,982万2,000円を増額補正するものでございます。
次に、2項保健所費、2目保健予防費、1、保健予防、(1)予防対策でございます。令和3年度国庫負担金等返還金として5,212万3,000円を増額補正するものでございます。また、寄付金による財源更生も行います。寄付金につきましては当委員会の所管外となっております。続いて、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費でございますが、都補助金の対象となることが明らかになったため財源更生を行うものでございます。都支出金として1億8,813万7,000円の歳入を見込んでおります。
続いて、2、結核・感染症予防、(1)結核予防でございます。令和3年度国庫負担金等返還金として298万9,000円を増額補正するものでございます。
続きまして、対応する歳入予算につきまして御説明いたします。
32、33ページを御覧ください。13款国庫支出金、1項国庫負担金、4目健康福祉費負担金、4節自立支援給付のうち、障害福祉サービス負担金につきまして4,558万8,000円を、8節障害児通所給付のうち、障害児通所支援給付につきまして4,057万2,000円を減額するものでございます。
次のページにいきまして、34、35ページでございます。14款都支出金、1項都負担金、4目健康福祉費負担金、3節自立支援給付のうち、障害福祉サービス負担金につきまして2,279万4,000円を、6節障害児通所給付のうち、障害児通所支援給付につきまして1,438万5,000円を減額するものでございます。
続いて、36、37ページをお開きください。2項都補助金、6目健康福祉費補助金、8節障害者自立支援対策のうち、重度訪問介護等の利用促進に係る区市町村支援事業につきまして211万8,000円を減額するものでございます。
次に、新型コロナウイルス感染症対策として、19節共同感染拡大防止対策推進1億318万8,000円と、23節新型コロナウイルス緊急包括支援8,494万9,000円、合計1億8,813万7,000円を増額するものでございます。
最後に、国民健康保険事業特別会計について御説明いたします。
88、89ページを御覧ください。5款諸支出金、1項償還金及び還付金、1目一般被保険者保険料還付金等、1の(1)一般被保険者保険料過誤納還付金等でございます。令和3年度都支出金の精算に伴う返還金として3億2,181万9,000円の増額補正のうち、特定健康診査等に係るものが1,311万6,000円でございます。財源更生につきましては当委員会の所管外となります。
以上、健康福祉部所管分の補足説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
委員長
これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
石坂委員
34、35ページのところで、障害児通所支援給付のところが減少しております。こちらは減要因が何かあれば教えてください。
大場健康福祉部障害福祉サービス担当課長
減の要因についてでございますが、障害児の通所に係るサービスでございまして、新型コロナウイルスの感染拡大によりまして利用が減ったというところが主なところございます。
石坂委員
利用が減ったことによって、事業者さんが経営が苦しくなってきたりとか、そうしたことがないかどうかが気になることですが、そうしたことなどは、把握されていたりはしますでしょうか。
大場健康福祉部障害福祉サービス担当課長
事業所のほうからも状況のほうは把握しているところでございます。必要な支援については調整をしながら図っていってるところでございます。
石坂委員
大きな金額ですので、そこは今年度ももちろんですけど、今後もしっかりと状況を把握しながら、事業者さんが持続できるような形での支援を考えていくべきだと思いますので、そこは要望としておきます。
委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、質疑を終結します。
意見について伺います。第1号、第2号、第4号議案について意見はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、第1号、第2号、第4号議案について、意見なしとして総務委員会に送ることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
以上で第1号、第2号、第4号議案の審査を終了します。
以上で本日予定した日程は終了すが、各委員、理事者から何か意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本日の厚生委員会を散会いたします。
(午後2時16分)