令和5年02月13日中野区議会区民委員会(第1回定例会)

中野区議会区民委員会〔令和5年2月13日〕

 

区民委員会会議記録

 

○開会日 令和5年2月13日

 

○場所  中野区議会第2委員会室

 

○開会  午後1時58分

 

○閉会  午後2時35分

 

○出席委員(8名)

 伊藤 正信委員長

 竹村 あきひろ副委員長

 杉山 司委員

 小宮山 たかし委員

 大内 しんご委員

 南 かつひこ委員

 むとう 有子委員

 来住 和行委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 区民部長 鳥井 文哉

 文化・産業振興担当部長 高橋 昭彦

 区民文化国際課長 鈴木 宣広

 文化国際交流担当課長 矢澤 岳

 戸籍住民課長 伊藤 正秀

 マイナンバーカード活用推進担当課長、産業振興課長 平田 祐子

 税務課長 竹内 賢三

 保険医療課長 伊藤 廣昭

 環境部長 朝井 めぐみ

 環境課長 永見 英光

 ごみゼロ推進課長、清掃事務所長 阿部 正宏

 

○事務局職員

 書記 高田 英明

 書記 有明 健人

 

○委員長署名


 

審査日程

○議案

 第1号議案 令和4年度中野区一般会計補正予算(関係分)

 第2号議案 令和4年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算(関係分)

 第3号議案 令和4年度中野区後期高齢者医療特別会計補正予算(関係分)

 

委員長

 定足数に達しましたので、区民委員会を開会いたします。

 

(午後1時58分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 それでは、議事に入ります。

 議案の審査を行います。

 第1号議案、第2号議案、第3号議案は共に補正予算の関係分ですので、一括して議題に供したいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、第1号議案、令和4年度中野区一般会計補正予算(関係分)、第2号議案、令和4年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算(関係分)、第3号議案、令和4年度中野区後期高齢者医療特別会計補正予算(関係分)を一括して議題に供します。

 これらの議案は総務委員会に付託されておりますが、区民委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。

 それでは、理事者の補足説明を求めます。

鈴木区民文化国際課長

 それでは、区民部の補正予算につきまして、まず一般会計から御説明をいたします。

 議案の28ページ、29ページをお開きください。歳入歳出予算総括で御説明をいたします。

 初めに、29ページの歳出を御覧ください。4款区民費では5億2,061万2,000円を減額いたします。補正後の予算額は121億406万7,000円でございます。また、下から2段目、12款諸支出金では、補正予算額12億8,852万円のうち6万円を増額いたします。補正後の予算額は216億4,495万6,000円でございます。

 続きまして、28ページの歳入を御覧ください。区民部所管分は1款特別区税、13款国庫支出金、14款都支出金、15款財産収入、19款諸収入の一部でございます。

 初めに、歳出の内容につきまして御説明をいたします。

 46ページ、47ページをお開きください。4款区民費、1項区民費、1目区民文化国際費でございます。もみじ山文化センター西館小ホールの音響設備改修工事を実施する予定でございましたが、半導体不足により資材調達の見通しが立たず、工事を延期したため工事費等を減額するものでございます。続きまして、2目戸籍住民費でございます。マイナンバーカード交付通知等に係る郵便料の執行残を減額するものでございます。

 次に、4款区民費、2項保険医療費、1目保険医療費でございます。右側の説明欄を御覧ください。2、後期高齢者医療につきましては、後期高齢者医療被保険者証一斉更新経費につきまして、後期高齢者医療窓口負担割合改正関係市区町村事務補助金が交付されたため、財源更正をするものでございます。4、国民健康保険事業特別会計繰出金及び5、後期高齢者医療特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴って減額するものでございます。内容につきましては、特別会計のページで御説明をいたします。

 続きまして、4款区民費、3項産業振興費、1目産業振興費でございます。商店街チャレンジ戦略支援事業に係る補助金につきまして、事業計画の見直し等の理由による規模縮小や事業中止が生じ、補助金の見込み差が生じたため減額するものでございます。

 続きまして、68ページ、69ページをお開きください。12款諸支出金、1項積立金、1目積立金でございます。右側の説明欄を御覧ください。3、特定目的基金積立金、(9)新型コロナウイルス感染症対策利子補給基金積立金でございます。新型コロナウイルス感染症対策利子補給基金に係る基金利子を積み立てるため、6万円を増額するものでございます。

 続きまして、歳入の説明を行います。

 30ページ、31ページをお開きください。1款特別区税、1項特別区民税、1目特別区民税でございます。平均総所得金額や株式等の譲渡所得金額に見込み差があったことなどにより、37億4,000万円増額をいたします。

 続きまして、2段目、1款特別区税、3項特別区たばこ税、1目特別区たばこ税でございます。売渡し本数の見込み差により2,400万円増額をするものでございます。

 続きまして、32ページ、33ページをお開きください。3段目、13款国庫支出金、1項国庫負担金、1目区民費負担金でございます。国民健康保険法では、国民健康保険の財政基盤の安定化を図るため保険基盤安定制度があり、国及び都がその一部を負担することになっております。今回、保険料減額対象者数が当初の見込みを下回ったことにより、国庫負担金を557万9,000円減額いたします。

 続きまして、34ページ、35ページをお開きください。13款国庫支出金、2項国庫補助金、3目区民費補助金でございます。先ほど46、47ページで歳出の御説明をいたしましたマイナンバーカード交付通知等に係る郵便料を減額することに伴い、補助金を1,342万1,000円減額いたします。

 続きまして、次の段、14款都支出金、1項都負担金、1目区民費負担金でございます。国民健康保険基盤安定負担金につきましては、13款で御説明した保険基盤安定制度では、都も一部負担することになっていることから、都負担金を3,722万3,000円減額いたします。また、後期高齢者基盤安定負担金につきましては、広域連合の積算による負担金の決算見込みに基づいて、468万9,000円減額をいたします。

 続きまして、36ページ、37ページをお開きください。14款都支出金、2項都補助金、3目区民費補助金でございます。こちらも46、47ページの歳出で御説明いたしましたとおり、商店街チャレンジ戦略支援事業費補助金を減額することに伴い、都の補助金を837万3,000円減額するものでございます。

 続きまして、38ページ、39ページをお開きください。15款財産収入、1項財産運用収入、2目利子及び配当金でございます。補正予算額3,584万3,000円のうち6万円が区民部の所管でございます。新型コロナウイルス感染症対策利子補給基金に係る基金利子を6万円増額いたします。

 続きまして、40ページ、41ページをお開きください。2段目、19款諸収入、6項雑入、5目雑入でございます。補正予算額5,462万円のうち1,229万7,000円が区民部の所管でございます。46、47ページの歳出で御説明いたしましたとおり、後期高齢者医療被保険者証一斉更新経費につきまして、後期高齢者医療窓口負担割合改正関係市区町村事務補助金が交付されたため増額をするものでございます。

 続きまして、80ページ、81ページをお開きください。国民健康保険事業特別会計でございます。歳入歳出予算総括で御説明をいたします。

 当会計につきましては、歳入歳出ともに9億2,331万9,000円を増額いたします。補正後の予算額は334億8,481万4,000円でございます。

 それでは、81ページの歳出を御覧ください。2款国保給付費につきましては、1人当たりの医療給付費が当初の見込みから増加傾向にあることなどから、6億150万円増額いたします。

 5款諸支出金につきましては、令和3年度の国保給付費等に対して国や都から受け入れた負担金の増加額を国・都へ返還をするため、3億2,181万9,000円増額いたします。

 続きまして、80ページの歳入を御覧ください。1款国民健康保険料につきまして、保険料収入の見込み差により1億9,533万1,000円増額いたします。

 3款国庫支出金につきまして、東日本大震災の影響による保険料減免に伴う災害臨時特例補助金の増額により39万5,000円増額いたします。

 4款都支出金につきまして、国保給付費の増額や新型コロナウイルス感染症の影響による保険料減免に伴う交付金により、6億6,389万4,000円増額いたします。

 5款繰入金につきましては、歳入歳出の補正に伴い、国保特会の財源不足による繰入額が減となり、2億8,677万9,000円減額をいたします。

 6款繰越金につきましては、令和3年度からの繰越額が確定したため、3億5,047万8,000円を計上いたします。

 続きまして、92ページ、93ページをお開きください。後期高齢者医療特別会計でございます。歳入歳出予算総括で御説明をいたします。

 当会計につきましては、歳入歳出ともに1,456万2,000円を増額いたします。補正後の予算額は75億9,956万2,000円でございます。

 初めに、93ページの歳出を御覧ください。

 1款広域連合納付金は、高齢者人口等に応じ、東京都後期高齢者医療広域連合が納付額を定めております。そのうち令和3年度療養給付費負担金の確定による減額及び令和3年度保険料負担金の確定による増額などにより、全体で49万2,000円減額をいたします。

 また、3款諸支出金のうち、国都返還金につきまして、令和3年度保険料還付未済による増額により、諸支出金全体で1,505万4,000円増額をいたします。

 次に、92ページの歳入を御覧ください。

 2款繰入金につきまして、歳出において御説明をした療養給付費負担金が減となったことなどにより、1億1,059万7,000円減額をいたします。

 3款繰越金につきましては、令和3年度からの繰越額が確定をしたため、6,863万1,000円を計上いたします。

 4款諸収入につきましては、令和3年度における保険料の未収金額の確定に伴い、区が補填する負担金が確定し、返還を受けることなどにより5,652万8,000円増額をいたします。

 区民部の補正予算につきましては以上でございます。

永見環境課長

 それでは、続きまして環境部所管分の補正予算案について御説明をいたします。

 まず、歳入につきまして御説明いたします。

 38ページ、39ページをお開きいただければと思います。15款財産収入、1項財産運用収入、2目利子及び配当金でございます。補正予算額といたしまして3,584万3,000円の増額となってございます。このうち3万円が環境部の所管となってございまして、環境基金の利子が当初予算よりも増となった部分について補正をするものでございます。

 続きまして、40ページ、41ページをお開きいただければと思います。19款諸収入、6項雑入、5目雑入でございます。補正予算額5,462万円の増となってございます。このうち5,231万9,000円が、資源として回収しておりますペットボトルの有償入札拠出金、こちらが増となったことによるものでございます。当初予算におきましては、5,944万4,000円余と見込んでございましたが、令和4年度末の時点で1億1,176万3,000円余というふうになる見込みとなりましたので、差引きの5,231万9,000円の増額補正をするものでございます。

 続きまして、歳出につきまして御説明を申し上げます。

 60ページ、61ページをお開きいただければと思います。8款環境費、1項環境費、2目ごみゼロ推進費でございます。右側のページの説明欄を御覧いただければと思います。2、資源回収推進でございますけれども、先ほどのペットボトルの歳入の増額補正に伴いまして、補正額について財源更正をするものでございます。

 続きまして、68ページ、69ページをお開きいただければと思います。12款諸支出金、1項積立金、1目積立金のうち、右側の説明欄、3、特定目的基金積立金の(8)環境基金積立金、こちらに利子の増額分3万円を積み立てるものでございます。

 補足説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。

委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

杉山委員

 ありがとうございます。区民費、46、47ページ、もみじ山文化センター西館改修工事に係る工事費等の減額、内容はいつも半導体不足という報告を受けていると思うんですけども、それは、半導体不足というのは、実際に遅れた内容を教えてもらってもいいですか。どんな内容だったか。

矢澤文化国際交流担当課長

 こちらにつきまして、昨年の4月25日の区民委員会でも報告させていただきましたとおり、文化施設における改修工事の延期ということで、当初、今年度その改修工事を実施する予定でしたけども、半導体不足によって資材の調達の見通しが立たず、工事を延期したことに伴って今回減額補正したものでございます。

杉山委員

 そうそう、それを思い出しました。半導体不足というのは結構出てくるんですけど、半導体というのは、半導体の素子、ウエハースの部分とその機材関係なのか。そういう専門的な機材が手に入らなかったということを半導体不足とおっしゃっているのか、どっちですか。

矢澤文化国際交流担当課長

 当時延期した理由としては、いわゆる製品を作る工場の稼働が制限されたことですとか、そういった物流が遅れてしまったりですとか、おっしゃるとおり部品が欠品になってしまったりとか、そういったことで半導体不足というふうに定義したところでございます。

杉山委員

 分かりました。じゃ、半導体不足に関わっているけど、基本的には全体的に物が入らないとか、できていないとか、物流も逼迫しているとか、そういうのを全部含めて、品物そのものも人手も含めてなくなったから延期せざるを得なかったんですね。分かりました。理解しました。

南委員

 私もこのもみじ山文化センター西館改修工事に係る工事費等の減額、当時で1億1,772万5,000円が今回減額されるということなんですけども、これは工事自体を、その改修工事自体を全てストップさせるということになるんですか。先ほど半導体云々ということで、要は音響設備がそろわないというか、そういう部品というか物が調わないので、前回御報告いただいたときもそういう理由で遅れるという話だったのが、今回さらに半導体不足等によることでこの工事自体を止めてしまう、一旦白紙に戻すということなんですかね。この辺はどうなんですか。

矢澤文化国際交流担当課長

 当初の予定ですと、今年度、令和4年11月から今年の1月にかけて音響設備改修を行う予定でしたけども、この半導体不足によって改修工事を延期したという報告を4月25日にさせていただいたところでございます。今後につきましては、一応来年度の予算のところでもみじ山文化センター小ホールの改修工事も予定しまして、その中で音響設備もそうですし、そのほか幾つか改修工事もありまして、その中で行う予定でおります。

南委員

 ということは、要は1度止めてしまうというか、もうこの工事は今回しないということになって、改めて新年度予算の中で工事の発注をかけていくということなんですけど、これ、今回中止にしたという、事業者を決定する、これ、入札なんでしたっけ。

矢澤文化国際交流担当課長

 今年度につきましては、いわゆる契約は行っていませんで、当初もそういった入札ですか、そういうことを考えていました。当初は入札等を考えておりましたが、今年度は契約しておりませんので。というところでございます。

南委員

 結局、その工事をしようという形で、今年度になるのかな、予算を盛り込んだけども、要はその半導体がないということで結局入札に至らず、事業者が決定していなかったということなんですか。

矢澤文化国際交流担当課長

 そのとおりでございます。

南委員

 ということは、本来でしたら止めてしまうというのは、繰越明許というような形の方法も取れたんですけども、要は事業者が決定していないというところから繰越明許ではなくて、事業者が決まっていないので減額をして、新たな年度で入札をして事業者を決定していくということなんですね。

矢澤文化国際交流担当課長

 委員おっしゃるとおりでございます。

南委員

 今、半導体不足云々ということで、じゃ、来年度新たに入札をかけてやっていく中で大丈夫なんですか。半導体不足というのはずっと今のところ続いている状況なんですけども、そういう見通しとかというのは立てられているんですか。

矢澤文化国際交流担当課長

 実際に我々も工事をするに当たっては施設課とも調整を図っておりまして、その協議が調ったところでございますので、来年度予算に計上するというところでございます。

南委員

 施設課と協議が調って、当然していかなきゃならないんですけども、あまりにもちょっと何かみっともない話で、予算を上げておきながら入札もできないような状況で、じゃあ、今年度については減額して、来年度予算をまたつけて入札をし直すというような、入札を改めてするというような話で、何か今年度できなかったものが来年度本当に大丈夫なのかなというのが、どうしても不安が拭い切れないんですけども、今、施設課と調整をしているという話なんですけど、それはもう間違いなく、再度聞くような形になりますけど、見通しがついているという理解でよろしいんですか。

矢澤文化国際交流担当課長

 繰り返しの答弁になりますけれども、施設課との協議が調ったというところでありますので、来年度予算に計上するという予定でございます。

杉山委員

 一つ、46、47ページの戸籍住民費のマイナンバーカードの交付に関して、郵便料の減額ということは、そもそも予定していた、自分たちがやろう、もしくは目標を立てていた数字があって、その数字に達しなかったその差分の郵便料を減額しているという形だと思うんですが、理解はそれでいいですか。

伊藤戸籍住民課長

 そのとおりでございます。

杉山委員

 目標値、結構数万件単位で多分減少している。これ、国庫支出金なので、内部的なお財布からどうこうという話じゃないんですけども、それでもやっぱり目標値から数万件未達成、減少したということに対して、今回の補正予算に関してやっていますけど、今後この目標値というのを課としてどうやって達成していけばいいのかなということは考えていますか。

伊藤戸籍住民課長

 今回、マイナンバーカード自体が国の正念場というところで、それに沿って中野区も対応していったというところで、かなりの件数を想定して郵便料も交付というところで考えてございました。それで、今年度前半、マイナポイントの関係がありますので、マイナポイントの仕組みというのが、確定が遅れていたというところで申請数が伸びなかったというところがございましたので、それに応じてこの未交付分というのがやっぱり出てきてしまうというところでございます。また、来年度以降、紙の保険証をなくしてマイナンバーカードを使っていくという方向を国で出していますので、申請数自体は、基本的には今後も伸びてくるとは考えてございます。要は、精度をやっぱり高めていかないといけないというところはよく考えてございますので、今回こうして減額補正をさせていただくということになりましたけれども、精度をもっと課としても高めていって、実際の数字に近いようなところで今後検討していきたいなと考えてございます。

杉山委員

 何か手を打つべきだなというのと、それから、通常、一般の企業でもそうなんですけど、短期、中期、長期で考えると、中期で、じゃ、3年でどのぐらいやっていこうとある程度やっぱり持っているうちの初年度、2年目、3年目とかだと思うんですよ。グロスで持っていて。そのグロスで持っている中で、今回3万件減少しましたといったら、その3万件はなしにしてまた新たな目標値を立てるのか、3万件を次の目標値に上乗せした状態で戦略を立てるのかで大きく変わってくるんですよ。そこを今の時点でやっぱり持っていないと、なかなか来年度、国の推進事業ということもあって頑張っていかなきゃいけないというところだと思うんですけども、それをやっぱり今ちゃんと考えておかないと、今の答弁だと全然何をやっていくのか分からなかったです、正直。もうちょっと考えていただきたいと思うんですけど、いかがですか。

伊藤戸籍住民課長

 委員おっしゃるとおり、重々承知してございます。基本的には目標値、やっぱり現在の体制を勘案しながら目標値というのを設定していかなきゃいけないというところになりますので、今年度の反省材料としてよく検証して次年度の対応を図っていきたいなと思ってございます。よろしくお願いします。

大内委員

 ちょっとそのマイナンバーカード、確認したいんだけど、要は思ったより申請がこなせていない。ただ、申請窓口もキャパシティがいっぱいなんじゃないのか、そもそも。まだ余裕があるのか。

伊藤戸籍住民課長

 今、マイナンバーカード交付窓口もフル体制でやってございますので、それほど余裕があるという状況ではございません。

大内委員

 そうすると、そもそも目標がちょっと高過ぎたのか。目標を達成するんだったらもうちょっと体制をちゃんとつくっておかないと、そもそもが、多分今かなりフル稼働で、1階の窓口を見る限り、マイナンバーカードを作るとマイナポイントがつくといったこともあるので、非常に申請者が多いじゃないですか。もう少し期間がまた延びる延びないとあるにしても、そもそもが、時間がかかるから、混んでいるから来たくないという方たちも見受けられるんですよ。ということは、ただ単に目標より少ないというよりも、そもそも窓口が、今の窓口体制だともうキャパシティがいっぱいなんじゃないのかなと思ったので聞いているんですけど、そうではないのか。予定どおり、分からないけど、あと何万人分かできたということになるのか。要するに、マイナンバーカードも遅れて来たりだとか、いろんなのがあるじゃないですか。遅れて来たのか、当初からそのぐらい時間がかかるという話なのかもしれないけど、非常にその辺が、今の話を聞いていると、目標に達せなかった、まあ、謝ったかどうか分からないんだけど、要はそもそもが、体制ができていないんじゃないのかな。そうすると、その体制をもうちょっと考えないと今言ったこともできないんじゃないのかな。そういう感覚はあるんですかということを聞いています。

伊藤戸籍住民課長

 交付体制に関してなんですけれども、効率的な体制を考えているところでございまして、今回の要因というのは、先ほど申しましたとおり、今年度の前半期の、要は申請数自体が少なかったというところがございますので、4月当初からかなりの申請数があれば、やはり交付が順調にいっていたんじゃないかなと思っているところなんですよ。今、ここに来て結構申請数が伸びてきているというところで、結構対応に対しては今稼働がいっぱいな状態というところで、交付体制もやはり先ほど言ったみたいに効率的にもっとやれないかというのは、工夫して今やっているところでございます。

大内委員

 要は、そんなこと言っていたらもう終わってしまうから。効率的なことを考えている間にもうどんどん日にちが過ぎてしまうから、なるべく区民の方が申請しやすいようなことをちゃんと考えてやらないと、もう目標を達成もしないし、ほかの区はどうやっているのかちょっと知りませんけども、中野区はほかに比べりゃ優秀なのかもしれないけども、それにしてもやはり申請がもし多いとすると、それに応えられるような形でちゃんとしないといけないのかなと思うので、それをお願いします。要望です。

杉山委員

 すみません。46ページ、一番下の産業振興費の商店街支援のところ、これもボリュームが、今回新型コロナとか事業計画の見直しとかで実施しなかったものがあるので下げたと思いますけど例えば、東京都は今、たしか来年度8兆円の予算を超えて、法人二税がめちゃくちゃ入っているんですよ。2,800億円とか増えているんですよ。こういう商店街とか零細企業とかへの手厚いもの、東京都の補助金も結構用意されていると思うんですけども、これ、今回新型コロナで下がってしまったけど、来年度、やっぱり東京都の見立てだと事業はちょっと持ち直してきているという。東京都の見立てはそうなっているので、中野区として、今回のこれはそうなんですけど、来年どんな感じでいこうかなという気持ちだけ聞かせてください。

平田産業振興課長

 こちらの商店街のチャレンジ戦略事業等でございますが、前年度に翌年度の参加意向の調査を行っております。それで、令和4年度に行った令和5年度への参加意向調査では、かなり伸びているところでございます。

杉山委員

 事業者を募って、やっぱりたくさんの方にお使いいただくということが大事だと思うので、ぜひ、今年は減額しましたけども、来年度も引き続きよろしくお願いします。要望です。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、質疑を終結いたします。

 次に、総務委員会に申し送る意見についてですが、第1号議案、第2号議案、第3号議案の計3件について一括してお聞きしたいと思いますが、意見はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、第1号、第2号、第3号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 以上で、第1号議案、令和4年度中野区一般会計補正予算(関係分)、第2号議案、令和4年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算(関係分)、第3号議案、令和4年度中野区後期高齢者医療特別会計補正予算(関係分)の審査を終了いたします。

 以上で本日予定した日程は終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本日の区民委員会を散会いたします。

 

(午後2時35分)