令和5年10月20日中野区議会本会議(第3回定例会)
令和5年10月20日中野区議会本会議(第3回定例会)の会議録

.令和5年(2023年)10月20日、中野区議会議事堂において開会された。

.出席議員(42名)

  1番  山  内  あきひろ        2番  武  井  まさき

  3番  斉  藤  けいた         4番  井  関  源  二

  5番  黒  沢  ゆ  か        6番  大  沢  ひろゆき

  7番  武  田  やよい         8番  いのつめ  正  太

  9番  間     ひとみ        10番  市  川  しんたろう

 11番  加  藤  たくま        12番  日  野  たかし

 13番  木  村  広  一       14番  吉  田  康一郎

 15番  立  石  り  お       16番  内  野  大三郎

 17番  広  川  まさのり       18番  河  合  り  な

 19番  細  野  かよこ        20番  斉  藤  ゆ  り

 21番  高  橋  かずちか       22番  大  内  しんご

 23番  甲  田  ゆり子        24番  小  林  ぜんいち

 25番  白  井  ひでふみ       26番  小宮山   たかし

 27番  羽  鳥  だいすけ       28番  い  さ  哲  郎

 29番  杉  山     司       30番  ひやま      隆

 31番  山  本  たかし        32番  伊  藤  正  信

 33番  高  橋  ちあき        34番  平  山  英  明

 35番  南     かつひこ       36番  久  保  り  か

 37番  石  坂  わたる        38番  むとう   有  子

 39番  浦  野  さとみ        40番  中  村  延  子

 41番  森     たかゆき       42番  酒  井  たくや

.欠席議員

      な  し

.出席説明員

 中 野 区 長  酒 井 直 人      副  区  長  青 山 敬一郎

 副  区  長  栗 田 泰 正      教  育  長  入 野 貴美子

 企 画 部 長  岩 浅 英 樹      総 務 部 長  濵 口   求

 防災危機管理担当部長 杉 本 兼太郎    DX推進室長  滝 瀬 裕 之

 区民部長、新区役所窓口サービス担当部長 高 橋 昭 彦    文化・産業振興担当部長 高 村 和 哉

 子ども教育部長、教育委員会事務局次長 石 崎 公 一     子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当) 小 田 史 子

 地域支えあい推進部長、地域包括ケア推進担当部長 石 井 大 輔   健康福祉部長  鳥 井 文 哉

 保 健 所 長  佐 藤 壽志子      環 境 部 長  松 前 友香子

 都市基盤部長  豊 川 士 朗      まちづくり推進部長 角   秀 行

 中野駅周辺まちづくり担当部長  千 田 真 史      企画部企画課長(企画部参事事務取扱) 森   克 久

.本会の書記は下記のとおりである。

 事 務 局 長  堀 越 恵美子      事 務 局 次 長  林     健

 議事調査担当係長 鈴 木   均      書     記  立 川   衛

 書     記  若 見 元 彦      書     記  髙 田 英 明

 書     記  鎌 形 聡 美      書     記  田 村   優

 書     記  細 井 翔 太      書     記  早 尾 尚 也

 書     記  堀 井 翔 平      書     記  金 木 崇 太

 書     記  髙 橋 万 里      書     記  川 辺 翔 斗

 

 議事日程(令和5年(2023年)10月20日午後1時開議)

日程第1 第63号議案 中野区事務手数料条例の一部を改正する条例

     第64号議案 中野区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

     第65号議案 中野区新庁舎新築工事等請負契約に係る契約金額の変更について

     第66号議案 鷺宮小学校・西中野小学校統合新校校舎新築工事等請負契約に係る契約金額の変更について

     第67号議案 鷺宮小学校・西中野小学校統合新校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

     第68号議案 鷺宮小学校・西中野小学校統合新校校舎新築に伴う電気設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

     第69号議案 明和中学校校舎新築工事等請負契約に係る契約金額の変更について

     第70号議案 明和中学校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

     第71号議案 明和中学校校舎新築に伴う電気設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

     第72号議案 南台小学校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

     第73号議案 南台小学校校舎新築に伴う電気設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

     第74号議案 中野中学校跡施設校舎耐震改修工事等請負契約

     第75号議案 鷺の杜小学校新校舎用什器類の買入れについて

     第82号議案 ディスプレイモニター等の買入れについて

     第83号議案 中野区プールの衛生管理に関する条例等の一部を改正する条例

     第84号議案 特別区道路線の認定について

     第86号議案 中野区立学童クラブ条例の一部を改正する条例

     第87号議案 中野区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例

     第88号議案 児童相談所を設置する特別区における措置費共同経理課の共同設置について

日程第2 第76号議案 中野区新庁舎ワークラウンジ及びコミュニケーションラウンジ用備品等の買入れについて

     第77号議案 中野区新庁舎執務スペース用備品等の買入れについて

     第78号議案 中野区新庁舎会議室用備品等の買入れについて

     第79号議案 中野区新庁舎議会スペース用備品等の買入れについて

     第80号議案 中野区新庁舎窓口スペース用備品等の買入れについて

     第81号議案 中野区新庁舎共用スペース用備品等の買入れについて

日程第3 第89号議案 令和5年度中野区一般会計補正予算

日程第4 第13号陳情 行政が運営主体となる新規火葬場建設を求める陳情

日程第5 令和5年特別区人事委員会勧告等について

日程第6 株式会社まちづくり中野21の経営状況を説明する書類の提出について

追加議事日程

日程第7 議員提出議案第20号 ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)に対する適正な診療上の評価等を求める意見書

日程第8 議員提出議案第21号 核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加を求める意見書

日程第9 議員提出議案第22号 介護報酬のプラス改定を求める意見書

日程第10 議員提出議案第23号 東京都の018サポート事業給付金を生活保護の収入認定から除くことを求める意見書

 

午後1時00分開議

○議長(酒井たくや) 定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元の議事日程表のとおりでありますので、さよう御了承願います。

 これより日程に入ります。

──────────────────────────────

 第63号議案 中野区事務手数料条例の一部を改正する条例

 第64号議案 中野区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

 第65号議案 中野区新庁舎新築工事等請負契約に係る契約金額の変更について

 第66号議案 鷺宮小学校・西中野小学校統合新校校舎新築工事等請負契約に係る契約金額の変更について

 第67号議案 鷺宮小学校・西中野小学校統合新校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

 第68号議案 鷺宮小学校・西中野小学校統合新校校舎新築に伴う電気設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

 第69号議案 明和中学校校舎新築工事等請負契約に係る契約金額の変更について

 第70号議案 明和中学校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

 第71号議案 明和中学校校舎新築に伴う電気設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

 第72号議案 南台小学校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

 第73号議案 南台小学校校舎新築に伴う電気設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

 第74号議案 中野中学校跡施設校舎耐震改修工事等請負契約

 第75号議案 鷺の杜小学校新校舎用什器類の買入れについて

 第82号議案 ディスプレイモニター等の買入れについて

 第83号議案 中野区プールの衛生管理に関する条例等の一部を改正する条例

 第84号議案 特別区道路線の認定について

 第86号議案 中野区立学童クラブ条例の一部を改正する条例

 第87号議案 中野区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例

 第88号議案 児童相談所を設置する特別区における措置費共同経理課の共同設置について

(委員会報告)

 

○議長(酒井たくや) 日程第1、第63号議案から第75号議案まで、第82号議案から第84号議案まで及び第86号議案から第88号議案までの計19件を一括議題に供します。

 

令和5年(2023年)10月11日

 

中野区議会議長 殿

 

総務委員長 杉山 司 

(公印省略)

 

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

63

中野区事務手数料条例の一部を改正する条例

10月11日

64

中野区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

10月11日

65

中野区新庁舎新築工事等請負契約に係る契約金額の変更について

10月11日

66

鷺宮小学校・西中野小学校統合新校校舎新築工事等請負契約に係る契約金額の変更について

10月11日

67

鷺宮小学校・西中野小学校統合新校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

10月11日

68

鷺宮小学校・西中野小学校統合新校校舎新築に伴う電気設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

10月11日

69

明和中学校校舎新築工事等請負契約に係る契約金額の変更について

10月11日

70

明和中学校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

10月11日

71

明和中学校校舎新築に伴う電気設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

10月11日

72

南台小学校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

10月11日

73

南台小学校校舎新築に伴う電気設備工事請負契約に係る契約金額の変更について

10月11日

74

中野中学校跡施設校舎耐震改修工事等請負契約

10月11日

75

鷺の杜小学校新校舎用什器類の買入れについて

10月11日

82

ディスプレイモニター等の買入れについて

10月11日

 

令和5年(2023年)10月11日

 

中野区議会議長 殿

 

厚生委員長 日野 たかし 

(公印省略)

 

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

83

中野区プールの衛生管理に関する条例等の一部を改正する条例

10月11日

 

令和5年(2023年)10月11日

 

中野区議会議長 殿

 

建設委員長 南 かつひこ 

(公印省略)

 

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

84

特別区道路線の認定について

1011

 

 

令和5年(2023年)10月11日

 

中野区議会議長 殿

 

子ども文教委員長 斉藤 ゆり 

(公印省略)

 

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

86

中野区立学童クラブ条例の一部を改正する条例

10月11日

87

中野区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例

1011

88

児童相談所を設置する特別区における措置費共同経理課の共同設置について

1011

 

○議長(酒井たくや) お諮りいたします。上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の議案を委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

──────────────────────────────

 第76号議案 中野区新庁舎ワークラウンジ及びコミュニケーションラウンジ用備品等の買入れについて

 第77号議案 中野区新庁舎執務スペース用備品等の買入れについて

 第78号議案 中野区新庁舎会議室用備品等の買入れについて

 第79号議案 中野区新庁舎議会スペース用備品等の買入れについて

 第80号議案 中野区新庁舎窓口スペース用備品等の買入れについて

 第81号議案 中野区新庁舎共用スペース用備品等の買入れについて

(委員長報告)

 

○議長(酒井たくや) 日程第2、第76号議案から第81号議案までの計6件を一括議題に供します。

 

令和5年(2023年)10月12日

 

中野区議会議長 殿

 

総務委員長 杉山 司 

(公印省略)

 

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

76

中野区新庁舎ワークラウンジ及びコミュニケーションラウンジ用備品等の買入れについて

10月12日

77

中野区新庁舎執務スペース用備品等の買入れについて

10月12日

78

中野区新庁舎会議室用備品等の買入れについて

10月12日

79

中野区新庁舎議会スペース用備品等の買入れについて

10月12日

80

中野区新庁舎窓口スペース用備品等の買入れについて

10月12日

81

中野区新庁舎共用スペース用備品等の買入れについて

10月12日

 

(第77号議案についての付帯意見)

○ 第77号議案の契約執行に当たっては、区長室に置かれるオットマンについて、区長の公務及び執務に必要のない備品であり、購入は控えられたい。

 

○議長(酒井たくや) 総務委員会の審査の報告を求めます。杉山司総務委員長。

〔杉山司議員登壇〕

○29番(杉山司) ただいま議題に供されました第76号議案、中野区新庁舎ワークラウンジ及びコミュニケーションラウンジ用備品等の買入れについて、第77号議案、中野区新庁舎執務スペース用備品等の買入れについて、第78号議案、中野区新庁舎会議室用備品等の買入れについて、第79号議案、中野区新庁舎議会スペース用備品等の買入れについて、第80号議案、中野区新庁舎窓口スペース用備品等の買入れについて及び第81号議案、中野区新庁舎共用スペース用備品等の買入れについてに関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。

 これらの議案は、いずれも財産の取得に当たり、議会の議決を要するものです。

 第76号議案で取得する財産は、中野区新庁舎ワークラウンジ及びコミュニケーションラウンジにおいて使用する備品等で、取得に要する金額は1億7,567万円です。

 第77号議案で取得する財産は、中野区新庁舎執務スペースにおいて使用する備品等で、取得に要する金額は4億1,162万円となります。

 第78号議案で取得する財産は、中野区新庁舎会議室において使用する備品等で、取得に要する金額は8,276万6,310円です。

 第79号議案で取得する財産は、中野区新庁舎議会スペースにおいて使用する備品等で、取得に要する金額は8,437万円となります。

 第80号議案で取得する財産は、中野区新庁舎窓口スペースにおいて使用する備品等で、取得に要する金額は2億1,846万円です。

 第81号議案で取得する財産は、中野区新庁舎共用スペースにおいて使用する備品等で、取得に要する金額は5億985万円です。

 以上6議案は、10月6日の本会議において当委員会に付託され、その後10月11日及び12日に審査を行いました。

 審査の進め方としては、6議案を一括して議題に供した後、理事者の補足説明を受け、その後質疑を行いました。また、関連する要求資料の提出を受け、質疑を行いました。

 主な質疑応答の内容を紹介します。

 初めに、新庁舎整備に関する備品等の購入について契約を6件に分けた理由は何かとの質疑があり、これらの契約は総額15億円程度と非常に大きな契約案件であり、区内事業者も含め、受注機会を確保するため本数を分けたものであるとの答弁がありました。これに対し、スケールメリットを考えた場合、一括または二つ程度に分け契約手続を行ったほうが、もう少し安く契約できたのではないかとの質疑があり、受注機会の確保と経済的合理性から、一定程度の範囲でまとめた上で発注しているため、競争性は働いているものと考えているとの答弁がありました。これに関連して他の委員から、新庁舎整備に関する備品等の購入では他自治体においても契約を分けているのかとの質疑があり、直近の例では、渋谷区が5件、豊島区が3件の契約議案が上程されているものと認識しているとの答弁がありました。

 次に、執務スペース用備品にオットマン1脚と記載があるが、これは何かとの質疑があり、いわゆる足置場のようなものであり、区長が区長室で使用する想定であるとの答弁がありました。これに対し、区長はそこまで特別扱いされているものなのかとの質疑があり、区長は業務が多忙であり、長時間執務に当たることもあるため必要だと考えているとの答弁がありました。これに対し他の委員から、オットマンの見積額について問われ、15万8,600円であるとの答弁がありました。これに対して他の委員から、災害時において区長が長時間にわたり区長室で対応に当たった事例はあるのかとの質疑があり、一定規模の災害が発生した場合、通常執務を行っている間は防災センターに責任者として詰めているが、帰宅できないような場合には区長室等で休息を取るようなことはあったと認識しているとの答弁がありました。

 次に、区長室に設置する備品には役席デスクや会議テーブルなどがあるが、総額はおおむね幾らかとの質疑があり、総額275万円余であるとの答弁がありました。これに対して、区としてこの金額は妥当と言えるのかとの質疑があり、適正な価格を十分検証した上で積算しており、金額は妥当と考えるとの答弁がありました。

 以上が主な質疑応答の内容です。

 その後、委員会を休憩して取扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、議案ごとに順次採決を行ったところ、第76号議案、第78号議案から第81号議案の5議案については簡易により異議なく可決すべきものと決し、第77号議案については挙手により賛成多数で可決すべきものと決した次第です。

 最後に、第77号議案に付された意見を申し上げます。

 第77号議案の契約執行に当たっては、区長室に置かれるオットマンについて、区長の公務及び執務に必要のない備品であり購入は控えられたい。

 意見については以上です。

 以上で、第76号議案から第81号議案までの6議案に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。

○議長(酒井たくや) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。吉田康一郎議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。吉田康一郎議員。

〔吉田康一郎議員登壇〕

○14番(吉田康一郎) 育児支援と防災緑地と平らな歩道の中野を創る会、吉田康一郎です。

 第77号議案、中野区新庁舎執務スペース用備品等の買入れについてに反対する立場で討論をいたします。

 この議案で買い入れる備品の中にオットマン1脚とあります。調べますと、ソファーと組み合わせて利用する足置きとのことであります。ソファーに座った状態で足を伸ばせるとより心地よく過ごすことができるので、その足を伸ばして足を乗せるための台座やクッションの役割を果たすものと、いろいろな家具に関する情報を引いてみると説明が出ています。

 12日の総務委員会で他の議員からこの備品について質疑があり、休憩を挟んだのでネットで価格を検索したところ、およそ1,000円から高くても1万3,000円、最も高いもので5万6,800円という値段のものが出てまいりました。ところが、休憩後、担当部局から今回の議案で買い入れる予定のオットマンの価格を聞くと、15万8,600円とのことであります。価格も高額でありますし、そもそも区長室に置かれるオットマンという足置き、これは区長の公務及び執務に必要のない備品であり、区民の税金により購入することに賛成することはできません。

 このオットマンという足置きの公費による購入を取りやめることを求め、反対討論といたします。

○議長(酒井たくや) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。

 これより議案ごとに分けて採決いたします。

 初めに、第76号議案について採決いたします。

 上程中の第76号議案を委員長報告どおり可決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 次に、第77号議案について起立により採決いたします。

 上程中の第77号議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(酒井たくや) 起立多数。よって、上程中の第77号議案は可決するに決しました。

 次に、第78号議案について採決いたします。

 上程中の第78号議案を委員長報告どおり可決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 次に、第79号議案について採決いたします。

 上程中の第79号議案を委員長報告どおり可決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 次に、第80号議案について採決いたします。

 上程中の第80号議案を委員長報告どおり可決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 次に、第81号議案について採決いたします。

 上程中の第81号議案を委員長報告どおり可決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

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 第89号議案 令和5年度中野区一般会計補正予算

(委員長報告)

 

○議長(酒井たくや) 日程第3、第89号議案、令和5年度中野区一般会計補正予算を議題に供します。

 

令和5年(2023年)10月11日

 

中野区議会議長 殿

 

総務委員長 杉山 司 

(公印省略)

 

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

89

令和5年度中野区一般会計補正予算

10月11日

 

○議長(酒井たくや) 総務委員会の審査の報告を求めます。杉山司総務委員長。

〔杉山司議員登壇〕

○29番(杉山司) ただいま議題に供されました第89号議案、令和5年度中野区一般会計補正予算に関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について報告をいたします。

 本議案は、歳入歳出にそれぞれ3億9,887万9,000円を追加計上するものです。これにより既定予算との合計額は2,081億600万1,000円となります。

 歳出予算の内容でございますが、文化振興・多文化共生推進費につきまして、旧中野刑務所正門の移築・修復に係る経費を追加計上するものです。歳入予算としましては、繰入金を追加計上するものです。このほか債務負担行為の追加計上を行うものです。

 本議案は、10月6日の本会議において当委員会に付託され、その後10月11日に審査を行いました。

 審査の進め方としては、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、その後質疑を行いました。

 その主な質疑応答の内容を紹介します。

 初めに、平和の森小学校新校舎建設予定地にある旧中野刑務所正門を移築するという、今までに経験のない工事をする中で様々なリスクがあるが、工期を守れる確証はあるのかとの質疑があり、令和7年度中に移築工事が完了する予定であり、それから新校舎の工事を開始するためスケジュールに遅れはないと聞いているとの答弁がありました。これに対し、仮に移築工事が遅れた場合、新校舎の整備スケジュールも遅らせるのかとの質疑があり、移築工事を確実に行い、新校舎をスケジュールどおりに竣工し、供用開始できるように最大限の努力をしていくとの答弁がありました。

 次に、移築に伴う費用は補正予算前には約5億円であったが、補正予算後は何億円増え、全体額は幾らになるのかとの質疑があり、今回現地調査等行った結果、債務負担行為を含め約6億円増え、総額約11億円になるとの答弁がありました。

 次に、移築先の土地の購入費用は幾らかとの質疑があり、移築先である西側用地の購入費用は約14億円であり、都市計画公園として旧中野刑務所正門と一体的に整備する予定であるとの答弁がありました。これに対し、通常の都市計画公園とは異なると思うが、国や都からの補助金の見込みはどうなっているのかとの質疑があり、通常の都市計画公園の整備であれば、事業費に対して国から2分の1、東京都から4分の1の補助金が見込め、残りが財政調整交付金の算定となるところだが、現在のところは未定であるとの答弁がありました。

 次に、旧中野刑務所正門の年間の維持費について問われ、文化財をどのように公開していくかに関わってくるため今のところ未定であるとの答弁がありました。

 以上が主な質疑応答の内容です。

 なお、関係分の審査を行った区民委員会から申し送られた意見はありませんでした。

 その後、委員会を休憩して取扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、本議案について挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。

 以上で、第89号議案に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。

○議長(酒井たくや) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。大沢ひろゆき議員、石坂わたる議員から討論の通告書が提出されていますので、順次通告議員の討論を許します。

 最初に、大沢ひろゆき議員。

〔大沢ひろゆき議員登壇〕

○6番(大沢ひろゆき) 第89号議案、令和5年度中野区一般会計補正予算について、都民ファーストの会中野区議団の立場で賛成討論いたします。

 本議案は、歳入歳出予算にそれぞれ3億9,887万9,000円を追加し、債務負担行為限度額に6億4,183万3,000円を追加するものであり、その結果、事業総額が10億4,071万2,000円に上ることとなります。

 今回の補正予算の用途は、その全てが旧中野刑務所正門の移築・修復工事等に係るものになります。

 中野刑務所正門の扱いについては、平成30年10月14日に意見交換会、こちら区民の方83名が参加しています。同年10月22日に区民と区長とのタウンミーティング、こちらは52名の方が参加しています。こちらが行われました。その際、資料にて、現地保存については、外観からの見学に限定する場合においては約8,500万円、常設展示、イベント活用等を考えるような形で保存を行う場合には2億3,000万円、このような概算額が示されています。その際、曳家を行うケースにつきましても提示があり、4億6,000万円という概算費用が提示されています。その後、平成31年1月に現地保存が決定されました。これは区民の意見等も反映されたものというふうに評価しています。

 令和3年3月には、その後、曳家の実施による保全が決められたというところでございます。その際においても、費用概算としては4億9,595万7,000円という数字で、約5億円という数字が示されており、これはタウンミーティング等の時点とほぼ同額で示されている、少し増えているという程度です。その後、令和3年5月から11月に旧中野刑務所正門基本計画・保存活用計画の策定に伴う各種調査が行われ、令和4年3月から6月に埋蔵文化財包蔵地の調査、令和4年9月に基本設計に伴う各種調査が実施されました。

 これら5年にわたる検討を経た今となって、旧中野刑務所正門の移築・修復に係る費用が突然2倍以上に跳ね上がったということになります。これは非常に寝耳に水の話であり、驚天動地の事態であるというふうに考えています。また、この時期になぜ議会に諮られたのか、もっと早く諮ることができなかったのかについても、非常に不可解に感じております。

 資料を確認いたしますと、令和5年8月30日付の区の資料、「旧中野刑務所正門の移築・修復工事等について」の中の「学術調査後に判明した正門の移築・修復に関する事項と移築・修復工事への影響」において、金額高騰の原因となっている事象として、人件費及び材料高騰の影響のほかに、以下4点が記されている。これが令和5年8月30日付の資料でございます。

 一つ目が、旧中野刑務所正門基本計画・保存活用計画に記載のとおり、耐震診断の結果、工事実施時に免震装置の設置、鉄骨水平ブレースの設置が必要となったこと、このように記載があります。

 そして2点目として、令和3年度以降、複数回にわたる埋蔵文化財の調査の結果、正門周囲部分での遺構調査の実施、正面周囲及び曳家経路上での埋蔵文化財本格調査の実施及び詳細な記録の作成・保存が必要になった。これが二つ目の理由として挙げられています。

 そして三つ目の理由です。三つ目の理由としては、旧中野刑務所正門基本計画・保存活用計画策定時の検討の結果、外構、これは塀であったり石垣であったり門扉、こちらの一部再現を行うこととしたこと。これが三つ目の理由で挙げられています。

 そして担当の方にも確認した結果として、工事費の倍増につながるような最もインパクトがあったことは何だったのかというと、これは旧中野刑務所正門基本計画・保存活用計画の策定時に行った曳家経路の地盤調査の結果、地表から約2メートルから2.6メートルにわたり埋め土が堆積しているということが判明し、正門を損ねることなく安全に曳家を完了させるためには、深さ2.5メートルまで総掘り、もともと曳家を地表部分を使って行おうとしていたものを一旦2.5メートルまで掘り下げた上で曳家を行わなければいけない、このような必要性が生じたこと。この4点がその内容として挙げられている。

 これを読んで非常に感じたのが、二つ大きな問題があるなと思っています。

 まず一つ目の問題は、工法によってこれだけ金額に差異が生じる可能性があるのならば、当初の意見交換会、タウンミーティング、保存決定などの段階で、なぜあらかじめ調査を行わなかったのかというところでございます。当時区有地ではなかったという事情があるのは理解いたします。しかし、日本国財務省が保有していた土地であったということでございますので、区民の血税を投入するか否かの判断に先立って、日本国財務省と調整し、要請を行った上で調査を行う手法も取り得たはずであろうというふうに考えています。そうすれば、正しい概算費用に基づいて旧中野刑務所正門の扱いを議論することができたと考えています。これは区民に対して正しい情報提供を行おうという努力が足りなかったと言わざるを得ないことであるというふうに考えています。

 二つ目の問題として、先ほど挙げた曳家のやり方の変更を初めとするこの4点については、実はその全てが令和4年4月の旧中野刑務所正門基本計画・保存活用計画が策定される段階までには判明していた内容であるということでございます。この旧中野刑務所正門基本計画・保存活用計画は、令和3年5月から11月、今から2年前です――に旧中野刑務所正門基本計画・保存活用計画の策定に伴う各種調査を実施し策定されたものです。これが調査時点からは2年以上、今までですね。そして旧中野刑務所正門基本計画・保存活用計画そのものが紙として発表された段階から数えても1年半以上経過した今の段階において、突然従来の想定金額の2倍を超える費用として議会に諮られるのは遅きに失しており、議会を軽視した対応と言わざるを得ないというふうに考えております。このような重要な工事内容の変更に係るものであれば、本来2年前には議会に報告されているべき内容であったと考えます。

 今回5億円以上が増加となっています。これは2021年に発表された独立行政法人労働政策研究・研修機構における大学・大学院卒の男女の生涯年収、この平均額、これは約2.43億円ですから、その2倍を超える金額ということで、人間が2人、一生をかけて汗水を流して稼ぐ、こんなお金であるということを重く捉えてほしいと思います。

 さらに、今回事業総額となった10億4,071万2,000円というのは、先日認定させていただきました令和4年度決算において中野区の主要施策として挙げられているものの中から見ますと、区立学校の環境改善に向けた計画的改修の年間歳出額、これが10億1,804万4,711円です。これはほぼ同額です。また、やはり非常に重要な事業である西武新宿線地中化に伴うまちづくりを進めている新井薬師前駅及び沼袋駅周辺まちづくりの年間歳出額である10億3,137万7,677円、こちらもほぼ同額になります。これに匹敵する大きな金額であるということを理解していただきたいというふうに思います。

 現段階において、とはいえこれに反対し、否決を図ることは、曳家を前提として行われた文化財指定の解除、そして地域への説明のやり直し、旧中野刑務所正門に係る資料保存の在り方の検討、そしてその上での工事の実施というプロセスを再度発生することにつながり、令和9年度に予定されている平和の森小学校の新校舎供用をさらに遅らせるリスクを生じさせることになると考えています。今でも狭い校舎で我慢をしている平和の森小学校の学童のことを考えると、我が会派としては、移設をさらに遅らせるリスクがある選択肢を取ることはできません。

 費用想定の甘さ、問題判明後の議会への説明の遅さ、これらは大きな問題であると思っています。今後の区政運営において、同様なことが生じないように心がけていただくよう強く御指摘申し上げるとともに、令和9年度に予定されている平和の森小学校新校舎供用開始につき、決して遅れが生じることのないよう強くお願いを申し上げ、賛成討論とさせていただきます。

○議長(酒井たくや) 次に、石坂わたる議員。

〔石坂わたる議員登壇〕

○37番(石坂わたる) 第89号議案、令和5年度第5次補正予算の一般会計の内容について、賛成の討論をいたします。

 これは令和5年度の一般会計歳出を3億9,887万円余増額するとともに、令和6年度から令和8年度の債務負担行為の限度額の増額を補正するものです。これらはいずれも旧中野刑務所正門の移築・修復に関する経費の増額によるものです。

 この門に関しては、当初は平和の森小学校の敷地となる土地の中に現地保存をして残す考えが取られていました。これが当時の検討の結果、平和の森小学校の敷地内での移築となり、さらにその後の調査で移築・修復に係る費用の見込額が増えたことが、今回の増額補正の要因となっています。

 この門は大正時代の建築家であり、帝国大学在学中よりフランスで12世紀後半から花開いた建築様式である中世ゴシック様式の装飾や建築形態を改めて復興しようとするゴシック・リバイバリストとして建築界にデビューをした後藤慶二の代表作であるとともに、数少ない現存する建築物です。この後藤慶二は、朝鮮総督府嘱託として朝鮮の古墳調査に参加したり、明治神宮宝物殿の建築設計競技に応募し3等1席に入選をしたりし、さらに早稲田大学講師として構造学講義で教えるなどしていました。そして、この後藤慶二によって、この門は様々な建築上の工夫がなされ、将棋の駒のような屈曲した腰折れ屋根の屋根の折れ曲がる部分では、れんがを斜めに積み、さらにこの門の扉の上の部分は、れんがを半枚ずつずらして段状にれんがを積んだアーチ状のデザインになっています。なお、この門扉の左右も同様に段状にれんがが積まれています。加えて、目地の断面をかまぼこの形に形成する日本独自の技術である覆輪目地などに高度なれんがの積み方がされています。これらは、れんが建築物が多かった当時としてもかなり細やかな技術を用いたものであったと言われています。

 なお、この旧中野刑務所正門については、平成30年第4回定例会で採決がされた第10号陳情、平和の森小学校新校舎の早期建設・完成についてでも触れられていました。なお、この陳情の第4項目には、「旧中野刑務所正門の解体もしくは学校施設外へ移築すること」の一文が掲げられていましたが、その第4項目は賛成少数で否決され、この陳情は第1項目から第3項目までに限定した一部採択の陳情となりました。これは当時の議会の判断として、解体や学校敷地外への移築はしないという考えが示されたのと同様であり、その結果、この門について取り得る手段は、現地保存か学校敷地内での移築ということになります。

 またこの門は、令和3年6月4日、中野区教育委員会によって、中野区文化財保護審議会の答申内容を踏まえ、旧豊多摩監獄表門として中野区有形文化財として指定されました。

 なお、中野区において、従来区の文化財であるものが都や国の文化財へと変更された場合は別として、文化財の指定が解除されたものはなく、他自治体でも有形文化財の指定が解除された例は、個人所有で維持補修が困難になった場合や倒壊の危険性がある場合、焼失、倒伏などにほぼ限られ、今回の旧中野刑務所正門は文化財の指定を解除して取り壊すようなことがあってはならないと考えます。

 ただし、早い段階で移築・修復に係る費用を調査・積算すべきであったこと、費用が増える可能性について速やかに議会に報告すべきであったこと、当初の段階から現地保存の可能性をもっと探るべきであったことは指摘いたします。

 また、今後実際に移築・修復を行う事業者の募集をする際には、しっかりと事業者の提案する手法やコストを精査して、現実的で妥当な範囲で、極力コストがかからない形での移築や修復を行い、なるべくより多くの執行残がこれに関しては出せるように努めること、ただそのために、文化財としての価値を下げてしまったり、移築・修復後、門を見に来た人たちに文化的価値がある門を知ってもらうという意義が損なわれないようにすること、また平和の森小学校の開校に遅れが出ないように工事を進めることを求めます。

 以上、様々な課題を指摘しつつも、意義のある文化財を守るという観点から、本議案に賛成の討論といたします。

○議長(酒井たくや) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。

 これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(酒井たくや) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程を追加し、日程第7、議員提出議案第20号、ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)に対する適正な診療上の評価等を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

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 議員提出議案第20号 ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)に対する適正な診療上の評

価等を求める意見書

 

○議長(酒井たくや) 日程第7、議員提出議案第20号、ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)に対する適正な診療上の評価等を求める意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。森たかゆき議員。

〔森たかゆき議員登壇〕

○41番(森たかゆき議員) ただいま議題に供されました議員提出議案第20号、ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)に対する適正な診療上の評価等を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、提案理由説明は案文の朗読をもって代えさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)に対する適正な診療上の評価等を求める意見書。

 交通事故、スポーツ、落下事故、暴力など全身への外傷等を原因として発症する脳脊髄液漏出症(脳脊髄液減少症)によって、日常生活を大きく阻害する様々な症状に苦しんでいる患者の声が、全国各地から国へ数多く寄せられていた。その後、平成18年に山形大学を中心に関連8学会が参加し、厚生労働省研究班による病態の解明が進んだ結果、平成28年より同症の治療法であるブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)が保険適用となった。

 その結果、それまで高額な自費診療での治療を必要としていた患者が、保険診療のもとにブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)を受けることができるようになったが、脳脊髄液漏出症(脳脊髄液減少症)の患者の中には、保険適用J007-2の要件に掲げられている「起立性頭痛を有する患者に係る者」という条件を伴わない患者がいるため、医療の現場では混乱が生じている。

 また、その後の研究で、脳脊髄液の漏出部位は1か所とは限らず、頚椎や胸椎部でも頻繁に起こることが報告された。ここで、この頸椎や胸椎部にブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)を安全に行うためには、X線透視下で漏出部位を確認しながらの治療が必要であるが、診療上の評価がされていない現状がある。

 よって、中野区議会は、政府に対し、上記の新たな現状を踏まえ、脳脊髄液漏出症(脳脊髄液減少症)の患者への、公平で安全なブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)の適用に向け、下記のとおり適切な措置を講ずるよう強く要望する。

 記。

 1、脳脊髄液漏出症(脳脊髄液減少症)の症状において、約10%は起立性頭痛を認めないと公的な研究でも報告があることを受け、算定の要件の注釈として「本疾患では起立性頭痛を認めない場合がある」と加えること。

 2、ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)の診療報酬において、X線透視を要件として、漏出部位を確認しながら治療を行うことを可能にするよう、診療上の評価を改定すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 年月日。

 文部科学大臣、厚生労働大臣、国土交通大臣あて。

 中野区議会議長名。

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(酒井たくや) 本件について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第8、議員提出議案第21号、核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

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 議員提出議案第21号 核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加を求める意見書

 

○議長(酒井たくや) 日程第8、議員提出議案第21号、核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加を求める意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。森たかゆき議員。

〔森たかゆき議員登壇〕

○41番(森たかゆき議員) ただいま議題に供されました議員提出議案第21号、核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、提案説明は案文の朗読をもって代えさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加を求める意見書。

 ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン政権は、「核の威嚇」を公言し、アメリカ、イギリス、フランスも「核抑止力」への依存姿勢を変えていない。また、北朝鮮は弾道ミサイル実験を繰り返し行っており、中国も核弾頭を増加させていることに懸念が高まっている。そのため、核軍縮交渉の前途は予断を許さない状況である。

 一方で、反核平和を求める世界の流れは加速しており、9月19日現在、核兵器禁止条約には93カ国・地域が署名し、69カ国・地域が批准している。また、日本国内においても、日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める地方議会の決議や意見書を採択した議会は、9月22日現在、全国の自治体の37%にあたる666の議会となっている。

 本年8月、被爆地である広島市の平和宣言では、「一刻も早く核兵器禁止条約の締約国となり、核兵器廃絶に向けた議論の共通基盤の形成に尽力するために、まずは本年11月に開催される第2回締約国会議にオブザーバー参加していただきたい」と訴えており、長崎市も同様の宣言をしている。

 唯一の被爆国として、日本が果たすべき役割は大きいことから、本年11月に開催される核兵器禁止条約締約国会議に日本政府はオブザーバー参加すべきである。

 よって、中野区議会は、政府に対し、核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加を求める。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 年月日。

 内閣総理大臣、外務大臣、内閣官房長官あて。

 中野区議会議長名。

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(酒井たくや) 本件について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(酒井たくや) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第9、議員提出議案第22号、介護報酬のプラス改定を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

──────────────────────────────

 議員提出議案第22号 介護報酬のプラス改定を求める意見書

 

○議長(酒井たくや) 日程第9、議員提出議案第22号、介護報酬のプラス改定を求める意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。森たかゆき議員。

〔森たかゆき議員登壇〕

○41番(森たかゆき議員) ただいま議題に供されました議員提出議案第22号、介護報酬のプラス改定を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、提案説明は案文の朗読をもって代えさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 介護報酬のプラス改定を求める意見書。

 15歳から64歳までの生産年齢人口が急減し、全産業的に人材確保が厳しい状況となっている。そうした中、介護人材の必要数は増えることが見込まれており、介護職員の処遇や働く環境の改善を含む介護現場の人材確保に向けた取組みが、一層求められている。

 介護事業所の就業者約460万人(総務省労働力調査)は、我が国の就業者数の約7%に相当し、国民生活において欠かすことができないが、深刻な人手不足と低い介護報酬のもとで経営難が続いてきた。加えて、感染症対策とともに、昨今の物価高騰の影響も非常に大きくなっている。

 国で定める公定価格(介護報酬)により成り立つ介護事業所は、価格転嫁ができず、賃金についても報酬改定を待たなければならないことが、厳しい状況に拍車をかけている。2022年の東京商工リサーチのデータでは、介護事業所の倒産件数は過去最高の143件となっている。

 国において、「介護職員等特定処遇改善加算」や「介護職員等ベースアップ等支援加算」などの処遇改善策は講じられてきたが、一般産業平均給与との差を埋めるには至っていない。一般産業が賃金引き上げを行う情勢の中、介護事業者の賃金はほとんど上がっていない。

 介護事業所の倒産、介護従事者の賃金が上がらない、人材不足が解消できないという状況が続けば、介護を必要とする利用者に介護サービスを提供することができない状況となる可能性は高まる。そのため、介護事業所が安定して経営を継続し、人材を確保するためにも、2024年度の介護報酬改定において、介護従事者の賃金の引き上げが求められる。

 よって、中野区議会は、政府に対し、2024年度の介護報酬改定において、介護報酬のプラス改定を求める。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 年月日。

 内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣あて。

 中野区議会議長名。

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(酒井たくや) 本件について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(酒井たくや) 起立全員。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第10、議員提出議案第23号、東京都の018サポート事業給付金を生活保護の収入認定から除くことを求める意見書を先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

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 議員提出議案第23号 東京都の018サポート事業給付金を生活保護の収入認定から除くことを

求める意見書

 

○議長(酒井たくや) 日程第10、議員提出議案第23号、東京都の018サポート事業給付金を生活保護の収入認定から除くことを求める意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。森たかゆき議員。

〔森たかゆき議員登壇〕

○41番(森たかゆき議員) ただいま議題に供されました議員提出議案第23号、東京都の018サポート事業給付金を生活保護の収入認定から除くことを求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、提案説明は案文の朗読をもって代えさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 東京都の018サポート事業給付金を生活保護の収入認定から除くことを求める意見書。

 東京都は、子ども一人ひとりの学びや成長を等しく支えるため、0歳から18歳までのすべての子どもに対し、1人あたり月額5千円、年額6万円を支給する018サポート事業を開始した。本事業は、子ども本人を対象とした施策であり、給付金は子どもの本人の収入となる。

 しかし、生活保護世帯は当該給付金が全額、世帯の収入として認定される。そのため、生活保護費の減少が生じるため、結果として、世帯収入は変わらない状況となる。大変、厳しい生活環境にあるにも関わらず、当該給付金は従来通りの生活費として使われることになり、生活保護世帯には本事業の給付金は行き届かないことになる。

 よって、中野区議会は、政府に対し、018サポート事業給付金を生活保護の収入認定から除くことを求める。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 年月日。

 内閣総理大臣、厚生労働大臣あて。

 中野区議会議長名。

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(酒井たくや) 本件について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(酒井たくや) 起立全員。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

──────────────────────────────

 第13号陳情 行政が運営主体となる新規火葬場建設を求める陳情

(委員会報告)

 

○議長(酒井たくや) 日程第4、第13号陳情、行政が運営主体となる新規火葬場建設を求める陳情を議題に供します。

 

令和5年(2023年)10月11日

 

中野区議会議長 殿

 

総務委員長 杉山 司 

(公印省略)

陳情の審査結果について

 

本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条

の規定により報告します。

 

 

受理番号

件  名

審査結果

決定月日

意見

措置

第13号

陳情

行政が運営主体となる新規火葬場建設を求める陳情

採択

すべきもの

1011

願意を了とし、趣旨に添うよう検討されたい。

 

 

○議長(酒井たくや) お諮りいたします。上程中の陳情に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の陳情を採択するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、上程中の陳情は採択するに決しました。

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 令和5年特別区人事委員会勧告等について

 

○議長(酒井たくや) 日程第5、令和5年特別区人事委員会勧告等について報告いたします。

 本件については、地方公務員法第8条第14条及び第26条の規定に基づき、10月11日付をもって、特別区人事委員会から一般職の職員の給与等について、お手元の文書のとおり報告があり、あわせて勧告がありましたので、さよう御了承願います。

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 株式会社まちづくり中野21の経営状況を説明する書類の提出について

 

○議長(酒井たくや) 日程第6、株式会社まちづくり中野21の経営状況を説明する書類の提出について報告いたします。

 本件については、地方自治法第243条の3第2項及び議会の議決すべき事件等に関する条例第2条の規定に基づき、区長から9月14日付の文書のとおり、株式会社まちづくり中野21の経営状況を説明する書類が提出されましたので、さよう御了承願います。

 次に、陳情の継続審査についてお諮りいたします。

 お手元の陳情継続審査件名表(Ⅰ)に記載の陳情については、付託委員会から継続審査の申出がありますので、継続審査の可否について、これより陳情ごとに起立により採決いたします。

 初めに、第12号陳情、続出するトラブルが解決にいたるまで健康保険証廃止の延期を求める陳情は、区民委員会の申出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(酒井たくや) 起立多数。よって、第12号陳情は継続審査に付すことに決しました。

次に、第7号陳情、中野区議会傍聴に関する運営ルールの変更と必要な情報開示を求める陳情は、議会運営委員会の申出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(酒井たくや) 起立多数。よって、第7号陳情は継続審査に付すことに決しました。

さらに、陳情の継続審査についてお諮りいたします。

 お手元の陳情継続審査件名表(Ⅱ)に記載の陳情については、付託委員会から継続審査の申出がありますので、これを申出どおり継続審査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

令和5年第3回定例会

陳 情 継 続 審 査 件 名 表(Ⅰ)

 

《区民委員会付託》

  第12号陳情 続出するトラブルが解決にいたるまで健康保険証廃止の延期を求める陳情

 

《議会運営委員会付託》

  第7号陳情 中野区議会傍聴に関する運営ルールの変更と必要な情報開示を求める陳情

 

陳 情 継 続 審 査 件 名 表(Ⅱ)

 

《子ども文教委員会付託》

  第10号陳情 中野区職員の管理上望ましくない不公平・不公正な対応の是正を求める陳情書

 

○議長(酒井たくや) 次に、常任委員会の所管事務継続調査についてお諮りいたします。

 お手元の常任委員会所管事務継続調査件名表に記載の調査事件については、それぞれ所管委員会から継続調査の申出がありますので、これを申出どおり継続調査に付すことに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

常任委員会所管事務継続調査件名表

令和5年第3回定例会

総務委員会

 1 政策、計画及び財政について

 1 平和、人権及び男女共同参画について

 1 広聴及び広報について

 1 評価及び改善について

 1 情報政策及び情報システムについて

 1 人事及び組織について

 1 危機管理、防災及び都市安全について

 

区民委員会

 1 区民相談及び消費生活について

 1 戸籍及び住民基本台帳等について

 1 区税について

 1 国民健康保険及び後期高齢者医療等について

 1 産業振興について

 1 シティプロモーション及び観光について

 1 文化、生涯学習及び国際化について

 1 環境、地球温暖化対策及び緑化推進について

 1 清掃事業及びリサイクルについて

 

厚生委員会

 1 地域活動の推進について

 1 地域子育て支援及び地域保健福祉について

 1 介護保険及び高齢者支援について

 1 社会福祉について

 1 スポーツについて

 1 福祉事務所及び保健所について

 1 保健衛生について

 

建設委員会

 1 安全で快適に住めるまちづくりについて

 1 道路の整備について

 1 公園の整備について

 1 交通環境の整備について

 

子ども文教委員会

 1 学校教育の充実について

 1 学校と地域の連携について

 1 知的資産について

 1 子どもの育成及び若者支援について

 

○議長(酒井たくや) 次に、議会運営委員会の所管事項継続調査についてお諮りいたします。

 お手元の議会運営委員会所管事項継続調査件名表に記載の調査事件については、議会運営委員会から継続調査の申出がありますので、これを申出どおり継続調査に付すことに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(酒井たくや) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

議会運営委員会所管事項継続調査件名表

令和5年第3回定例会

1 議会の運営について

1 議会の会議規則、委員会に関する条例等について

 

○議長(酒井たくや) 以上で本日の日程を全て終了いたしましたので、散会いたします。

 令和5年第3回中野区議会定例会を閉じます。

午後1時54分閉会

 

 

 

会議録署名員 議 長 酒井 たくや

       議 員 斉藤 けいた

       議 員 浦野 さとみ