平成24年10月04日中野区議会決算特別委員会建設分科会
平成24年10月04日中野区議会決算特別委員会建設分科会の会議録
平成24年10月04日建設分科会 中野区議会決算特別委員会建設分科会〔平成24年10月4日〕

建設分科会会議記録

○開会日 平成24年10月4日

○場所  中野区議会第4委員会室

○開会  午後1時00分

○閉会  午後3時04分

○出席委員(8名)
 南 かつひこ主査
 高橋 かずちか副主査
 中村 延子委員
 内川 和久委員
 いながき じゅん子委員
 吉原 宏委員
 久保 りか委員
 来住 和行委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 都市政策推進室長 長田 久雄
 都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当) 横山 俊
 都市政策推進室副参事(にぎわい・商業振興担当) 滝瀬 裕之
 都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 松前 友香子
 都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当) 石井 大輔
 都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当) 宇佐美 吉久
 
都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)、都市基盤部副参事(都市基盤整備推進担当) 立原 英里雄
 都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)、都市基盤部副参事(都市基盤整備担当) 石井 正行
 都市政策推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当) 佐々木 啓文
 都市基盤部長 尾﨑 孝
 都市基盤部副参事(都市計画担当) 相澤 明郎
 都市基盤部副参事(地域まちづくり担当) 田中 正弥
 都市基盤部副参事(道路・公園管理担当) 古屋 勉
 都市基盤部副参事(建築担当) 豊川 士朗
 都市基盤部副参事(防災・都市安全担当) 佐藤 芳邦
 都市基盤部副参事(生活安全担当、交通対策担当) 高橋 均

○事務局職員
 書記 江口 誠人
 書記 細川 道明

○主査署名

審査日程
○議案
 認定第1号 平成23年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について(分担分)

主査
 それでは、定足数に達しましたので、建設分科会を開会いたします。

(午後1時00分)

 認定第1号、平成23年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について(分担分)を議題に供します。
 本日は、分科会2日目ですが、1日目に確認しましたとおり、2日間で当分科会分担分の質疑を終わらせたいと考えております。委員、理事者におかれましては、御協力よろしくお願いをいたします。
 本日の審査も、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)により、午後5時を目途に進めたいと思います。また、3時ごろに休憩をとりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
 前回に引き続き、一般会計歳出の質疑を行います。初めに、前回の答弁保留について理事者に答弁を求めます。
石井都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)
 決算説明書の171ページ、ここの中の国家公務員宿舎解体工事(平成22年度繰越分)というところにつきまして、久保委員から御質問がございました。総務の9の資料、ここの款が6款の国家公務員宿舎等の解体経費(繰越明許費)というところのこれがそこに該当するのかというお尋ねがございました。まさに御質問のとおり、171ページのこの解体費が総務の9資料のここに該当しているというものでございます。なお、ここの補正額でございますが、3,820万円。ここに記載の左の事業名が国家公務員宿舎等と。「等」は何かといいますと、これがアスベストの成形板でございましたが、アスベストの調査、これが予算化をされていると。一緒になっているということでございます。繰り越したのが、アスベストは当該年度、22年度に執行してございまして、残りの3,770万円余が繰り越しになっているというものでございます。
主査
 ただいまの答弁について、質疑はありますか。
久保委員
 それで、私が気になっておりましたのは、これはそもそも補正で、国家公務員宿舎等の解体経費となっておりまして、今、副参事がお答えになられたようにアスベストのほうの工事を終えられて、その後、繰越明許をかけられたということだと思います。その段階では多分この繰越明許としては、中野駅地区基盤整備の中野駅地区第1期整備事業の中にこれは入ったということでよろしいんでしょうか。
石井都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)
 第1期整備工事、これがもともとございました駐輪場の関係で、これを順次、あそこは工事ヤードになったりしていきますので、移動をさせながら、新たに設けながら、第1期整備事業を進めてきたということでございまして、この国家公務員宿舎の解体もその一連の流れの中で、ここを駐輪場、駐車場に充てたということで、第1期整備工事の中に入っているということでございます。
久保委員
 本来であれば、この第1期整備事業の関連工事費というのは非常にいろんなものが含まれておりまして、特に補正でわざわざこの国家公務員宿舎の解体工事というのは別建てで組まれていて、これは一般財源だけで行われている事業だと思うので、この不用額の部分で中野駅地区第1期整備事業関連工事費残という中にすべてが含まれていますけれども、これは別建てにする必要があったのではないかと思うんですが、その点はいかがですか。
石井都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)
 これ、先ほど言いましたように工事そのものが第1期整備事業の中に位置付けられているという。補正で対応はしてございますけれども、一連の流れの中で1期工事の関連工事ということでございまして、その関係からこのそれぞれ関連する樹木の移植ですとかも一体で、この22年度予算を23年度に繰り越して執行をしたと。それらの、昨日御説明申し上げました、いろいろ舗装の構造の変化ですとか、それによる減ですとか、いろいろと減額の要素がございました。それらをすべて合算した形で、ここにございます不用額が5,952万3,752円という形にくくられているということでございます。
久保委員
 くくられているのはわかりますが、きのうお伺いしたところ、財源構成もそれぞれ違うようですし、本来であれば、今、副参事がお答えになられた、例えば樹木の移植工事、これはきっとまた別建てで一般財源だけでやっているものかと思いますけれども、不用額として全部明らかにしたほうがよかったのではないかなというふうに私は思っております。そうしていただいたほうが、ここに関しては多額な不用額を出しているということで、さまざま指摘もあるところですから、そのほうがより何がどうなったのかということが明確ではないかと思うんですが、それはそういうふうに切り分けて不用額として提示することもできたんでしょうか。それともそうではなくて、やはりこれは一まとめとして全部不用額ということでここに示すという、そのやり方のほうが正しいんでしょうか。
石井都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)
 決算書のつくり方ということになろうかと思いますが、すべてそのそれぞれの工種ごとにふえたもの、あるいは減ったものというようなことが明らかになっておりますので、委員御指摘のような形で表現できないわけではないというふうには考えています。
久保委員
 ぜひ今後はこのような多額な不用額が出る場合は、きちっと明らかにしていただきたいなと思います。これは要望でございます。その上で室長にお伺いしたいと思います。これは決算の総括のときにも話があったところですけれども、監査委員のこちらの意見書の4ページですね。ここにも今私がるる述べさせていただいたようなことが出ておりまして、執行率の低さが目立つですとか、また平成24年度に繰り越しをしている事業が非常に多いというようなことが言われておりまして、一番最後に万全の執行体制の確保に向け努力を尽くされるよう改めて望むものであるということが監査委員の意見書にもございます。これについて室長のほうとしては、この万全の執行体制の確保をどのようにお考えですか。
長田都市政策推進室長
 まず委員の御指摘のとおり、今回、中野区監査委員からの意見書として大変重要な御指摘を受けたということについては、室を経営する立場として大変重く受けとめをさせていただいております。項目としては2項目ございまして、一つが繰り越しの点についての御指摘、もう一つが不用額についての御指摘ということで、ともに全体の予算の執行管理にかかわることだというふうに認識してございます。監査委員のお立場からも一定の御理解をいただいているものというふうに考えてございますが、大規模な工事の管理ということに関しては関係機関が大変多くございます。私どももそれぞれの時限、時限で最新の情報を持って予算の見積もりをするという基本的な態度は今後も堅持していきたい。なお、さらにそのことについては精度を上げていきたいというふうに考えてございますが、その上でさらに関係機関との調整といったことについても、こういった監査委員からの御指摘、それからたび重なる議会からの御質疑を受けて、さらにそういった工事管理についての精度を上げていかなければならないと考えてございます。
 今回の決算は、中野駅地区の第1期整備について御質疑をいただいておりますが、今後、中野駅周辺のまちづくりについてのVer.3でお示しをさせていただいているとおり、これから第2期整備、第3期整備というふうに工事の内容が大規模になってまいります。そういうことをかんがみまして、なお一層そういった観点については努力を傾注してまいりたいと考えているところでございます。
主査
 よろしいですか。続いて、答弁保留について理事者に答弁を求めます。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
 決算説明書の435ページになります。昨日、久保委員の橋梁拡幅整備に関する御質問につきまして、答弁保留させていただきました。つきましては、橋梁拡幅整備の負担金の繰り越しと現年で新たに補正予算を計上した経緯について説明させていただきます。
 平成23年の1月に中野新橋のかけかえ工事が地下鉄の埋設物の撤去のため中断し、年度内に工事が完成しないことが判明いたしました。そこで、工事が中断しておくれた工事分につきまして、3,393万円の予算を翌年度へ繰越明許として補正を行いました。その後、3月11日に大震災がありました。そのため、さらに3月末まで予定しておりました工事ができなくなりまして、その工事分として平成23年6月に現年分としまして614万円余の補正予算を新たに組ませていただいたということでございます。
 予算の繰り越しと現年分の補正予算の計上の経緯につきましては以上でございます。
久保委員
 それで、改めてお伺いをしたいのですけれども、これは確認のために伺いますが、平成22年度の一般会計第4次補正予算の総務のこちらの9の資料でございますけれども、こちらのほうには繰越明許という部分で今おっしゃられておりましたけれども、その分は載ってございません。それと、平成23年度の予算説明書補助資料の231ページ、こちらのほうには事務事業の皆減として橋梁拡幅整備というふうになっておりまして、これについて御説明いただけますでしょうか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
 総務9の資料でございます。こちらのほうは補正予算の一覧でございますけども、ここに記載されているものは財源更正があったもの、逆に財源更正がなかったものについては除かれているということでございました。今回の橋梁拡幅に関する補正予算につきましては、繰越明許につきましては、金額には特に増減はありませんでしたので、したがって、財源更正としてはなかったので、除かれているということでございます。
 あと、当初予算のほうでゼロ円だったということ、皆減になっているということでございますが、たしかに当初予算の場合はゼロ円なんですが、補正予算額としては614万1,000円計上され、また執行計画変更という項目で3,393万円の計上があり、予算説明書にございますように、予算現額としましては4,007万1,000円ということで計上されているというものでございます。
主査
 他に質疑はありませんか。なければ進行いたします。
 それでは、前回の続きですが、決算説明書の432ページから437ページ、1目道路管理費からになります。432ページから437ページ、1目道路管理費について質疑ありませんか。よろしいですか。それでは、進行いたします。
 次に、436ページから439ページ、2目公園維持・管理費について質疑はありませんか。
来住委員
 439ですかね、平和の森公園管理というところになるかと思うんですが、平和の森管理で、まず光熱水費で338万ということですね。平和の森公園の23年決算年度、震災等があって、一定の節電なども行われたと思うんですが、その結果といいますか、それらを読んだ、数字的には一定のものが把握されているのか。まず、その点伺いたいんですが。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
 今の御質問は、節電の効果ということでよろしいでしょうか。(「ええ。まあ、光熱水費というので」と呼ぶ者あり)光熱水費につきましては、特に電気代が昨年度よりか、全体的に減の傾向がございまして、特に平成21年度に省エネタイプのエバーライトという種類の照明に変更しました。その結果、電気の使用量が約1万キロワット強減りましたけども、さらに23年度ですね、震災の影響で特に広場のほうの照明の半分を消灯にするという取り扱いを行いました。その結果、さらに2万キロワット弱ですか、使用量が減ったということで、電気の使用料がその分反映して、14万弱ですか、減になっているという結果になっております。
来住委員
 さきの委員会でも、この公園の、特に平和の森公園における節電による、利用者にとっては3.11以降そういう状態が生まれていて、何とかもう少し明るくしてほしいと。もとの状態に何とか戻してくれないかという声を、利用されている、特に最近夕方から夜間にかけて女性の方々がたくさん歩いていらっしゃったりしますので、そういう声をいただいていまして、この光熱水費の残が、これによりますと不用額として313万余あるわけですね。これは全体のことを指していると思うんですが、そういう意味では節電そのものを否定するものではないんですけども、やはり状態をしっかり把握していただいて、光熱水費、特に節電などについては十分今後配慮をしていただくと。すべて不用額をゼロにするという必要はないと思うんですけども、十分使っていただくところ、安全を期していただくところについては今後も十分配慮をお願いしたいというふうに思うんですけども、状況についてはどのようにお考えでしょうか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
 確かに現在、電気使用量がなかなか厳しい状況になっていると思います。公園もその例外じゃないと思います。平和の森公園につきましては半分ほど消灯しておりますけども、職員が夜分も現地のほうはいろいろ確認はしております。そういう中で現在暗いんだといって、苦情は特に職員のほうには、事務所のほうには来ていないということでございます。今後、実態をよく確認の上、当面はこの状態で続けて行い、また状況を確認していきたいと思います。
来住委員
 ぜひ状況を御確認いただいて、対策、対応を考えていただきたいと思います。
 ちょっと前のページに戻りますが、437のところで公園の除草、それからトイレの清掃委託ですね。トイレの状態は、とても公園にとっては、その公園全体を印象づける一つになりますので、清掃委託については大体現状を維持していただいているというふうには思うんですけども、かなり頑張っていただいているなという気は各公園を回って思います。ただ、中にはもう少し整える必要があるかなというところもありますけども、今後のことを含めて、この清掃委託、そしてトイレについては、この間、トイレのトイレットペーパーの設置なども議会では言われていることもありますけども、清掃の位置付けと、それからトイレットペーパーについてはどのように現況で検討されているのか。あわせて伺いたいと思います。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
 トイレ清掃につきましては、通常の園内の清掃とかというものとはまた別にして、トイレ清掃について単独で委託の契約に基づいて実施しております。公園のイメージを落とさないようにトイレ清掃はきちんと実施していきたいと思います。公園の広さによって、規模によって頻度はいろいろと変えております。大方は2日に1回行っていますけども、もう少し広いところにつきましては1日1回行い、また公衆トイレにつきましては1日3回ということで実施しております。
 あと、トイレットペーパーのお話がございましたけども、現在、四季の森公園で都市型公園の水準を確保するといいますかね、そういうことでトイレットペーパーを区内の公園の中で初めて設置いたしました。今のところ特に問題はなく使用されております。あと、公衆トイレにつきましては、今、清掃にあわせてトイレットペーパーの交換なども始めたところです。これも中野駅の北口にあります公衆トイレ、ここについてだけ現在試行的にやっております。ここにつきましても特に問題はなく、使われているということで確認しております。今後の予定は特に今のところはございません。
来住委員
 今、実際にいろいろ試しておられる状況だと思いますので、公園の清掃も含め、またトイレットペーパーの設置などについても前向きにぜひ広げていただきたいということをお願いしておきたいと思います。
 それから、ここでお聞きしていいかどうかわかりませんが、桃園川緑道の、特にせせらぎの池といいますか、宮前公園と、それから神田川に近いところに同じく流水式の緑道に取りつけてある小さな池ですけども、それがO157以降、水をとめているわけですけども、そこを今後どうするのかということもなかなか示されておりませんし、再度水を張って池らしくしていただくという考えがあるのかどうか。まず、その点伺いたいと思います。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
 桃園川緑道につきましては、ことし第1回定例会のほうで、桃園川緑道の適切な管理と整備についてということで請願があり、採択されております。私どもとしましては、これを受けて、現在、桃園川緑道の再生に向けて、区民や、あるいはまたこの中野に来られる方々に対して親しまれるような、そういう緑道にしていこうということで、全体の改修の計画を今、検討しているところでございます。その中で、今、委員の御指摘がありました流水の施設につきましても、どのようにしていくかについて検討しているところでございます。
来住委員
 たくさんの方々が利用されている緑道でもありますので、ぜひ早く改善方を示していただきたいというふうに思います。また、公園も中野区の公園は少ない中で維持されていますので、ぜひ積極的な公園管理を取り組んでいただきたいことをお願いして、これは要望しておきます。
中村委員
 台風による倒木被害における賠償金というところがあるんですけれども、この倒木被害というのはどういうものがあったのかと、何カ所ぐらいあったのかというのも教えていただけますか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
 この項目は、昨年の9月にありました台風15号による倒木でございまして、ここに書いてあります賠償金というのは、この被害はある公園のケヤキの大木が強風にあおられた結果、原因としては根のほうが腐朽していた。腐っていたというのがございましたけども、その辺で隣の家の屋根をちょっと壊したという内容でございました。倒木の全体の状況でございますが、全体で81本の倒木がございました。また、半倒木といって少し倒れかかった倒木ですが、これが7件ですね。そういう被害が発生しております。
中村委員
 この賠償金が発生したのはこの1カ所だけということでよろしかったですか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
 はい。この1件だけでございます。
中村委員
 あと、437ページの下のほうに、台風による倒木の処理及び復旧等の応急対策業務とあります。この復旧等の「等」というのは、ほかにどういうものがあるのか教えていただいてもよろしいですか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
 基本的には倒木の処理につきましては、倒れた木をまた切断して運搬していくということなんですけども、復旧等につきましては、枝とか枯れ枝がみんな落っこちてきたりしていましたので、そういうものを一応処理することと、あとは公園の遊具等を使えるようにするために、かなり倒れた木とか枝とかで子どもたちが安全に遊べるような状況ではありませんでしたので、そういうものも含めて復旧等ということで含めて、ここでは説明しております。
中村委員
 あと、これはここになるのかがちょっとわからないんですけれども、台風のときに皆さん、ビニール傘が折れてしまって、そのまま放置されている方って結構いらっしゃって、そういう後始末とかというのは区のほうでやったりとかというのはしていらっしゃるんですか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
 この公園の維持管理の内容としては、公園内のものにつきましては、うちの事後処理といたしまして、片づけ等を行っております。
久保委員
 437ページの予備費の充用ですね。今の中村委員のところと同じです。応急対策業務というのは、通常、例えばここの上に街路植樹帯の管理委託とかってありますけれども、この委託をしている事業者がそのまま倒木があった場合はこの応急対策業務に携わるというようなことになっているんでしょうか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
 基本的に災害復旧に向けては、区内の造園業者で構成いたします造園協会がございまして、そちらのほうに協定に基づき応急対応をお願いしているところでございます。また、小規模な個別のものにつきましては、個々に事業者のほうにお願いするというケースもございます。
久保委員
 災害協定を結ばれている区内の事業者の方たちの御協力を得て、こういったことは行われていると思うんですけれども、その体制というのは、例えば倒木があったと。どの時点で連絡をして、こういった応急の対策業務に当たっていただくことになっているんでしょうか。これはやはり予備費の充用をしているぐらいなので、災害があったときのみにこの予算といいますか、これは発生されることだと思うので、予備費にはなっていると思うんですけれども、事前にはどのような形でこの事業を行うということになっているんでしょうか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
 基本的には事業者の方々、要するに協会の方々の構成する人たちの中で連絡をとり合う、そういう体制がとられております。それで、この15号のときは夜ですので、そういうときに代表の協会の方に連絡をして、そこからそれぞれ地区ごとに分かれて対応していただくと。そんなような体制にはなっております。
久保委員
 事前に当然これはやってくださいというわけにはいかないものだと思いますが、要するに災害協定の中でもう既にそこは盛り込まれていることなので、何かあったときにはそこに連絡をするという流れで話は済んでいるということですよね。この費用についても当然かかったそのときに応急的にやっていただいた分で、見積もりというのは多分ないわけでしょうから、当然請求が来て、それをお支払いするということで予備費が充用されると。そういうことでよろしいですか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
 基本的には今委員のお話のとおりでございます。今回は翌日になって、特に明るくなってからの処理が多かったので、それすべて終わって集計をした結果、あとは代表の方とのお支払いの関係になるということでございます。
いながき委員
 公園砂場フェンス設置工事についてなんですが、公園砂場の周りのフェンスというのは、中野区内の全部の公園の砂場に設置したということなんでしょうか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
 このフェンスは、いわゆる猫をはじめとした動物がその砂場に入ってしまって、ふん尿等で子どもたちが後で使うことがなかなかできない状況になっていると。そういう苦情に基づいて設置しているものでございます。基本的にはそういう苦情などに基づいて行う部分と、あとは大きいところについて計画的に行っているところもございます。ただし、全部の公園について行っていくという考えはありません。
いながき委員
 苦情に基づいてということなんですけれども、私の近所の公園にもこのフェンスがあって、小さい子にとっては結構高いのかなという印象がありまして、フェンスの中で遊んでいる子どもって見たことがないんですけれど、このフェンスを設置することによって、砂場で子どもが遊びにくくなったですとか、遊ぶ子が減ってしまったみたいな、そういうふうな状況というのは特にお話は聞いていないですか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
 確かに囲いの中に子どもさんがいるみたいになって、決して子どもさんが伸び伸びとその中で遊べるというような印象はなかなか厳しいものがありますけども、ただし、保護者の皆さん方などから特に苦情などは来ておりません。
主査
 他に質疑はありませんか。質疑がなければ進行いたします。
 次に、440ページから445ページ、1目道路維持・整備費について質疑はありませんか。
中村委員
 これは教えていただきたいんですが、443ページのへい死動物火葬処理委託というのがあるんですけれども、これってどんな動物なんですか。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
 例えばですね、これは23年度ですが、犬2匹ですとか猫が169匹、カラスが25羽、ハトが38羽、ネズミが10匹。ちょっとおもしろいところではタヌキが2匹、ハクビシンが3匹といったような動物です。
久保委員
 443ページの不用額、転落防止柵改良等工事費残なんですけれども、これも執行額よりかなり上回って、執行額よりも多いですよね。これはどういったことで工事費残ということになっているんでしょうか。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
 この件でございますが、北江古田の調節池、これの下の舗装がかなり老朽化をしているということが予算の策定時等に要望が出されまして、急遽4,500万円を、その舗装の工事の予算を歳出予算に組み入れました。一方で、ここのちょうど転落防止柵の工事、これがございますが、当初の当て込みが、この転落防止柵8,000万円余当て込んでおりました。これは全額、東京都の特例交付金の対象でございまして、それらを東京都とのやりとりの中で、先ほど申し上げました調節池の舗装工事、これをぜひやりたいということの中で、内部的にこの当て込みを急遽変えることになりました。といいますのは、当初、特例交付金の当て込みがトータルで9,700万円ぐらいあったんですね。ここへ急遽4,500万円舗装の工事を入れたんですが、この4,500万円分の枠は東京都としてはもう既に固めて、その9,700万円で固めていたという経過がございます。したがって、4,500万円は区の予算でつけましたが、その分は特例交付金の対象にならないということがございました。一方で、この転落防止柵のほうでございますが、当該年度ですべて終わる予定だったんですけれども、23年度ですね。急遽それを24年度に送りました。半分程度ですね。北江古田の舗装工事をその特例交付金の対象に充てたということで、その転落防止柵の部分が執行できなかったということでございます。
 ついでに済みません。先ほどの9,700万円、特例交付金でございますが、舗装工事と、それから新たに江古田川のカメラ、水防用のカメラですね。これなどもこの中で工事を行ったという経過でございます。
久保委員
 ということは、ここには転落防止柵の改良等工事となっていますけれども、転落防止柵の改良工事は実際は行われていないということですか。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
 転落防止柵の工事につきましては3,675万円の工事をしてございます。
久保委員
 3,675万円の転落防止柵で、先ほど北江古田のほうの床面の舗装というのがありましたけれど、4,500万というふうにおっしゃっていたのは、それはここでいうところのどこに執行額としては入っているんでしょうか。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
 まず一つは、転落防止柵改良等工事、これが441ページでございますが、ちょうど下の囲いの中の中段ですね。ここにございますのと、それから、次の443ページ、事務用コピー代の下に江古田の森公園内調節池舗装改修工事、それから先ほど申し上げましたカメラの設置というようなところでございます。
久保委員
 そういたしますと、転落防止柵改良等工事となっているので、この4,095万のうちの転落防止柵が3,675万で、「等」となっている部分、これはまた別のものということなんですね。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
 妙正寺川の護岸補修工事、これも一体でやってございまして、これが309万7,500円、それから、先ほどの転落防止柵のアルミの取りかえが3,675万、それから河川管理用通路の補修ですね。これが110万2,500円、それから先ほどの調節池の舗装工事、これが4,368万円、それからカメラが842万1,000円と。合計しますと9,305万1,000円ということになります。
久保委員
 では、ここの中では、一見しますと、転落防止柵改良等工事というのが上にありまして、それの残というふうに見受けられるんですけれども、実際はそうではなくて、この9,305万の中で、内訳を言うと江古田の森の調節池の舗装改修工事等も入っていたということになるわけですね、今のお話ですと。先ほどの転落防止柵、これについては24年度に事業を行うというふうに言われておりましたけれども、だとすると、この不用額は非常に大きいものになるのかなと思うんですけれども、24年度に転落の防止柵をやるということは23年度に決定をしていたけれども、不用額としてここに出してしまったということで、それこそこれを繰り越すとか、そういうことにはならなかったわけですね。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
 これは先ほど申し上げました特例交付金でございまして、東京都のその年度の当て込みが既に終わっておりました。で、次年度、つまり24年度新たに特例交付金の申請をし、枠の中に入れていただき、翌年度5,300万円余の転落防止柵、これを実施していこうということで、今回この23年度予算では次年度に送ったということでございます。
久保委員
 送ったというのは事業を送ったということで、予算自体は、ここには不用額ということになっているので、この残った分というか、それ自体は事業費としてそのまま繰越明許をかけるとか、そういうことにはならなかったということなんですね。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
 今御指摘のとおりでございます。
久保委員
 非常にここもわかりにくくて、多分当初の予算で要求をしていた特例交付金の中身がいろいろ変化をしていって、急がなければいけないような、この江古田の森の調節池の舗装というのは、私も消防団としては改修していただいたことは大変感謝をしているところでございますけれども、やはりそういう急がなければいけないような工事が出てきたことによって、ちょっと当初の予算と変わってきたということなのかと思います。この決算書を見る限りでは、そういったところまではなかなか理解するのが難しいですし、ただ単にできなかったものを不用額として残してしまったというか、そういうふうに見受けられてしまうので、ぜひまたここもひとつお考えいただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。
主査
 他に質疑はありませんか。なければ進行いたします。
 次に、446ページ、447ページ、2目公園整備費について質疑はありませんか。よろしいですか。なければ進行いたします。
 次に、448ページから451ページ、1目建築行政費、このうち事務事業3建築企画、事業メニュー1建築企画のうち、住居表示関係の経費を除いた分が審査の対象となります。これについて質疑はありませんか。
内川委員
 448ページの建築審査・指導のところの建築審査・指導のところですね。事業実績、主に建築確認申請のところなんですけれども、建設19の資料によりますと、民間の申請が1,157件、中野区申請分が149件となっているんですけれども、この事業実績の部分のどこを足すと149になるんですか。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 それは申請をした件数と、それから確認をおろした件数の違いでございます。要するに、例えば3月中の申請ですと、当然確認をおろすのは4月以降になります。その辺で左右する。あるいは前年度末に申請をしたものが当該年度に通る。この辺で差が生じる。そういうことでございます。
内川委員
 でも、その差というのは本当にもう数件ぐらいのレベルですよね。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 通例、年度末などは駆け込みの申請ですとか、あるいは年度初めにまとまって出すと。そういったことも多いことから、比較的ほかの月よりは書類の動きは多いと。そういった経験上の数字があります。
内川委員
 建設の19の資料によりますと、この中野区申請がどんどん減っていくんですね。民間のほうは大して変わっていないのかなと思うんですが、この中野区申請の分がどんどん減っていく主な理由というのは何でしょうか。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 これは国の方針で、なるべくこういった建築確認の事務は民間に移行すると。行政のほうは行政しかできない、例えば許認可事務ですとか、それからあとは違反建築の指導、そういったところに特化すると。多分そういった方針のあらわれだろうというふうには思っております。
内川委員
 中野区に出すと時間がかかるとか、民間のほうがちょっと緩いという言い方は変でしょうけれども、そんなこともたまに耳に入ってくるんですけれども、そこら辺のことってあるんですか。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 同じ法律で審査をしておりますので、基本的には民間であろうが区であろうが同じと。ただ、料金的には区のほうが若干安いと。そういった状況にはなります。
主査
 他に質疑はありませんか。なければ進行いたします。
 次に、450ページから453ページ、2目建築安全・安心費について質疑はありませんか。
中村委員
 耐震化促進のところで、緊急輸送道路沿道建築物耐震改修事業助成、執行額が1,566万6,000円なんですけれども、その残が7,869万3,550円となっているんですが、何件想定して何件実施されたのでしょうか。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 実はこの残額が多い主な理由としては、耐震診断助成ではなくて、耐震改修助成が思ったほど来なかったと。そういったことでございます。具体的に申しますと、緊急輸送道路沿道の耐震改修助成については、平成23年度は予算の段階では3棟程度出てくるのかなという想定をしておりました。これはおおむね1棟が2,000万、3,000万、そういった助成額を予定しておりましたが、結果的には1棟だけと。そういったことからこの差が生じたと。その辺が主な理由でございます。
中村委員
 あと、主要施策の成果の246ページのところなんですが、緊急輸送道路沿道建築物の耐震化率、成果指標のところなんですが、これ、23年度の目標が84%で、達成したのが80.4%なんですが、24年度の目標が81%と後退しちゃっているのはなぜなんでしょうか。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 23年度の耐震化率の目標を立てる際は、これはその上の住宅の耐震化率と同様の耐震化率の目標を立てておりました。ただ、その後、特にこの緊急輸送道路沿道に関しては、いわゆるマンションが多くて、特に区分所有者等の合意がなかなか得られないということから少し停滞をしておったと。そういった経過がございます。したがって、耐震化率が少し想定よりも減っておったということでございます。ただ、平成24年度以降は特定緊急輸送道路沿道の耐震診断の義務化、さらには耐震改修助成の大幅な増額と。そういったものがありますので、この辺については今年度以降は挽回をできるんではないかというふうには考えております。
来住委員
 関連して、緊急輸送道路の件ですが、中野区として、青梅街道など主要幹線道路に面する部分だと思うんですが、対象棟、件数というんでしょうかね、何棟ぐらいをこの中で対象として考えていらっしゃるんですか。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 この特定緊急輸送道路、具体的には今、委員御指摘の青梅街道ですとか環状7号線、それから新青梅街道、あるいは目白通り、早稲田通りの一部等々ですが、対象棟数が約200棟あると。そういった想定でございます。
来住委員
 大事な、直下型の地震に備えて東京都が打ち出してきたものなんですけども、なかなか23区の自治体でも苦労されているという新聞報道が出ています。始まったばかりということもありますけども、報道によりますと、直接東京都と一体となって個別訪問といいますかね、個別に訪ねて、それぞれの実情を伺いながら、この輸送道路の助成に結びつけていくと。建てかえや改修に結びつけていくということが行われているんですが、今後のことになりますけども、所有者自身が相当な費用がかかることになりますので、そこまで結びつけるにはやっぱり一定の行政的な働きかけがどうしても欠かせないというふうに思いますけども、それらを含めて今後についてのお考えがあれば伺いたいんですが。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 まずは、東京都でも新たな条例ができまして、特定緊急輸送道路における当該建築物につきましては、今年度、来年度の2年間で耐震診断の義務化ということがあります。まずはこの辺に全力を挙げて耐震診断の完遂を目指したいと思っています。その後は、確かに耐震改修となりますと、なかなかハードルが高いわけですが、現行の耐震改修助成制度、あるいはアドバイザー制度という専門家を派遣する制度もございます。そういったものを活用しながら、さまざまなアプローチをしながら、少しでも耐震化率が上昇するようにということで努力をしたいと思っております。
来住委員
 かなりの補助は出ますけども、どうしても負担がありますので、そこがネックになってくるのかなという気にはなります。ぜひ頑張っていただきたいと思います。
 453ページ、同じページの家具転倒防止器具取りつけで11件ということで、その前のページでいきますと、一部予算費充用を含めて117万9,990円ということで、11件という件数でこの100万余の助成額としては、その11件の表示の中身がちょっとこれでは理解できないんですけども、数字の中身について教えてください。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 今、委員御指摘の453ページの家具転倒防止器具取りつけの11件、これは実は工事の件数でございまして、特に東日本大震災以降、賃貸共同住宅にお住まいの方がこの家具転倒防止器具取りつけを希望されると。そういった方が非常にふえてまいりました。そういった関係がありまして、工事件数としては11件ですが、戸数ベースでは40件弱と、そういった実績になっております。
来住委員
 今まではどうしても賃貸の場合には家にくぎを打ったり、一定の工作をすることには制約がありましたので、そこら辺ができるということになれば、一定の数が見込めるのかなというふうに思いますので、ぜひ啓発のほうもやっていただきたいと。あわせて、賃貸の場合に何をもって工事、いわゆる取りつけがオーケーとなるのか。そこまでちょっと教えていただけますか。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 賃貸住宅の場合は書式を準備いたしまして、大家さんといいますか、所有者の承諾を得られれば助成できると。そういったことも御案内をしております。
来住委員
 ぜひ進めていただきたいと思います。
 同じく、同じページですが、その二つ下の木造住宅建てかえということで17棟ということになっています。今回いただいたこの決特の資料の建設15でいきますと、23年度の耐震診断の進捗状況で、先ほど紹介があった賃貸アパートの診断も数がかなりふえています。それから、持ち家のほうも198棟ということで、かなり23年度は震災の影響もあってと思いますが、ふえたというふうに思います。ただ、一番右の耐震改修工事件数(建てかえを含む)という、この数字なんですが、この17棟という数字と資料の13棟と括弧の中の40棟の関係がちょっとわかりにくいんですが、関係を教えてくれますか。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 今、委員御指摘の建設15の資料の耐震改修工事件数(建てかえを含む)、この数字というのは区の補助を受けたものだけではなく、自力でやったものも含めてこの数字ということでございます。したがいまして、40棟から13棟を引いた27棟、これは区が助成をしたものと自力でやったもの、両方合わせた数字でございます。
来住委員
 ちょっとわかりにくいなというふうに思いました。先ほど申し上げました家具転倒防止取りつけのこの11件という表示ももう少し、例えば戸数で表示するとか、そういう表示でないと、ちょっと誤解をされてしまうのではないかと思いますが、表示の仕方については今後についていかがでしょうか。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 表示につきましては、今後さらにわかりやすい方法を工夫したいと考えております。
来住委員
 よろしくお願いします。それで、建設の15に戻りますが、耐震診断をかなり222棟ということで23年度あったんだけども、実際にはなかなか建てかえまでは、耐震工事までは、前年、前々年と比較しても、むしろ数的には進んでいないし、足踏み状態というような状況なんですね。うちの金子議員が総括でも聞かせていただいたときに、耐震補強工事に対する助成については、この間も何回かうちの会派としてはお願いをしてきているんですけども、公共性ということなども含めて、高い公共性というような中身なども、この耐震についてはおっしゃっているように思うんですが、もう少しお聞きしたいのは、高い公共性という点で、個人の住宅への耐震に対する補助ということでは、公共性が低いということでの位置付けになってしまっているという印象を受けたんですけども、そこをもうちょっとお考えがあればお聞きしたいんですけど。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 例えば区でこれまでやっておりました不燃化促進事業などは、これはまさに個人の住宅に公的な資金を入れて建てかえを促進すると。ただ、この場合にはやはり不燃化促進というのは面でもって促進をしませんと、1軒でも燃えれば広がると。そういったことから非常に公共性が高いと。ただ、これも当然区内全域ということではなくて、そういった不燃化促進が必要な地区を限定してやっていると。翻って耐震改修について見れば、確かに一軒一軒の住宅について見れば、個人資産の形成ということになります。ただ、これは総括の答弁でも申し上げましたけども、いわゆる木造密集地区の安全性向上、これは単に耐震改修をすればということではなくて、例えば不燃化促進ですとか、共同化ですとか、あるいは公共空間の整備ですとか、そういった総合的な対応が必要になるというふうに考えています。したがいまして、今後はこういった木造密集地区の安全性確保を中心に、どういった方法が一番よいかと。そういったことを総合的に考えていく必要があるのかなというふうには考えております。
来住委員
 要望にしておきますけども、直下型のおそれが非常に近いということも言われていますので、特に中野の場合には、行きどまりであったり、私道に面していたりという、いろんな困難を抱えた古い住居がまだまだ残っているということもありますので、本当に一瞬にしてできるだけつぶれない形、命をとりあえず守るという形での耐震補強、そしてその後の消火活動に、やっぱり家が残る、つぶれないということは、その後の救援活動に大きな寄与をするわけですから、そういう意味では、公共性という点では、この耐震の補強に対する助成は一定の効果を持つというふうに思っておりますので、幅広い検討の中で位置付けていただきたいというふうに思っております。これは要望で結構です。
久保委員
 451ページの木造住宅耐震診断委託、木造住宅耐震診断委託簡易と一般、それから家具転倒防止器具取りつけ助成、これは一部予備費の充用ということになっているんですけれども、ここの部分の予備費の充用というのは幾らなんでしょうか。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 金額に関しましては、450ページの建築安全・安心費のところに予備費から充用1,096万3,000円、これになります。
久保委員
 1,096万3,000円をこの三つの事業で使っているということですよね。予備費を充用したということは、23年の3.11に地震があって、大変利用者の方がふえて、それでもともとの予算よりも事業が膨らんだのでということで予備費を充用したということの理解なんですが、それでよろしいですか。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 今御指摘のとおりでございます。まさに東日本大震災は平成23年度の予算可決をいただいた直後に起こったわけでございまして、例えば簡易耐震診断の場合ですと、23年度当初予算では100棟助成をする、100件助成をすると。そういった想定でおったわけですが、実は4月の中旬でもう申し込みが100件を超えたと。そういった状況もありました。それは一般耐震診断も同様でございます。したがって、そういったことを対応するには、予算担当とも協議をしましたが、予備費はまさにそういった災害対応、そういうためにあるんであろうと。そういったこともありましたので、今回は予備費を充用して、こういった耐震診断のほうに充てる。そういった判断をしたところでございます。
久保委員
 そもそもこの簡易診断と一般診断なんですけれども、決算の中では分かれているんですけれども、不用額のほうでは多分分かれていなくて、393万8,910円の不用額が生じております。予備費を充用しているにもかかわらず、かなり不用額が多いようにも思われるんですけれども、これはどういう理由でしょうか。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 当初、予備費を充用するときに、おおむねこれぐらいが来るだろうと。そういったことを予想はしておりましたが、例えば年度内に終わらないですとか、そういった状況があって、結果的にこれだけ残ってしまった。その辺があります。今後はこの辺についてはもう少し精査をしながら取り組んでまいりたいと考えております。
久保委員
 それで、家具転倒防止器具のほうなんですけれども、これは東京都の補助金が2分の1入っていると思うんですね。それで、東京都の補助金が2分の1入っていて、なおかつ、ここも予備費を充用されているということかと思うんですが、そういう考えで間違いないですか。
豊川都市基盤部副参事(建築担当)
 おっしゃるとおりでございまして、東京都の補助金に関しましては、当初予算額ではなくて、この膨らませた額の半額を申請したと、そういったことでございます。
久保委員
 これはもうともかく、先ほどおっしゃられていたように、今まで想定をしていなかったことが起きたということで、こういった対応なのだというふうには理解をしているんですけれども、ここの一部予備費の充用の部分がちょっとわかりづらいかなというふうに思いましたし、こちらのほうの簡易と一般のほうを分けているんですけれども、残のほうで一緒だったということで、ちょっと私は、簡易のほうは357万2,000円ですよね。なので、執行残のほうがちょっと多いようにも思ってしまったところでございますので、先ほど年度内に事業が終わらなかった部分もあったということでしたので、また着実に区民の方たちからの御要望を受けていただきますようによろしくお願いいたします。
主査
 他に質疑はありませんか。質疑がなければ進行いたします。
 次に、454ページから459ページ、1目防災費について質疑はありませんか。
内川委員
 455ページの下から2行目ですよね。災害用医療資材の購入及び滅菌・詰めかえ。これはどこに置いてあるものでしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 これは拠点医療救護所と指定してございます避難所15カ所ございます。そちらに置いてあります通称7点セットといっているもの、それから、医療救急かばんという名称で呼んでおりますが、これが100セットございます。これはすべての避難所、そちらに置いてあるもの。それから、救急セットと呼ばれているもの、これは医師会の先生等に預けているもの。これらのもの。ですから、多分医師会の先生の医院というんですかね、そちらに置いてあるもの。配置場所はそういった形になってございます。
内川委員
 15カ所の医療拠点ということですよね。購入と滅菌・詰めかえの費用の割合というのはどのぐらいなんでしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 滅菌・詰めかえのそれぞれの割合ということですか。(「購入が幾らで、滅菌・詰めかえが大体幾らぐらいか」と呼ぶ者あり)それぞれ消費期限というものが、薬剤ですのでございます。それに沿って詰めかえを行うものは詰めかえる。あと、ガーゼ等の滅菌が必要なものは、それに対する滅菌処置を行うということで、一括契約をしておりまして、その中の割合はちょっと今、手元にないんですけれども。ちょっと保留させていただけますでしょうか。
主査
 じゃ、今のは答弁保留ですね。
内川委員
 これに俗に言う医薬品、お薬も、15カ所の医療拠点に備蓄してあるということですか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 けが等ということで、外傷の薬剤が中心ですけれども、一緒にその7点セットの中に入ってございます。
内川委員
 それから次、457ページの上のところに備蓄毛布のクリーニング、真空圧縮等委託。これ、毎年、定期的にこのぐらい出ているという数字ですか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 こちらの真空圧縮ですけれども、これは一たん圧縮パックしましたら、使わない限りはこのままの状態です。今回これを支出いたしましたのは、3.11の東日本大震災で実際に帰宅困難者等に対して使ったものを圧縮して保管をするための作業に使った支出でございます。
内川委員
 そうですよね。3.11のときに私も旧九中に行きましたけれども、毛布と、あと段ボールの厚いマットみたいなやつ。あれを全部出してやったんですが、ごみも大変出ましたし、これ、今回215万かかりましたけれども、いざ、本当に東京にあれだけの地震が来たら、かなりの額になってしまうのかなと思っています。一番下のほうに不用額、これはやっぱりクリーニングの、また真空圧縮等の契約落差って、また半分ぐらい不用額になっているんですけども、これについてちょっと説明していただけますか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 こちらは補正を組んでいただいて、予算を確保して、執行したのでございますが、見積もり段階と契約を実際にした段階の落差がこれだけ純粋に出てしまったということで、見積もりが多少不十分であったのかなと反省しております。
いながき委員
 まず455ページの防災行政無線情報連絡員報酬ってあるんですが、この連絡員というのはどういった方々なんでしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 非常勤の職員でございまして、本庁舎の2階にあります防災センターに勤務する職員、現在、非常勤8名が勤務してございます。
いながき委員
 次に、459ページの防災普及指導員報酬ってあるんですが、この普及指導員というのはどういった方々なんでしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 こちらは防災会、あるいはPTA、学校、その他の団体で、防災訓練、初期消火訓練ですとか、起震車を使った地震体験ですね。そういった訓練のときに実際に住民に対して指導を行う指導員で、こちらも非常勤で、現在3名が勤務してございます。
いながき委員
 その下の防災ベッド設置助成金未執行による残とあるんですが、これは防災ベッド設置の助成申請がなかったということなんでしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 そのとおりでございます。
いながき委員
 それはどういう理由だとお考えでしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 防災ベッドのそもそも助成の対象となるものは、56年5月以前に建築された建築物で、耐震診断を行って、一定の評価、総合評定で1.0未満というふうに評定された木造住宅で、なおかつ年齢ですとか、要介護の度合いというようなものを条件としたものが助成の対象者となっております。ですから、なかなかこの助成の対象となる方自体も30万人の中でどれぐらいかというところでは、割合としてはそれほど多くはないのかなと考えてございます。ただ、3.11の地震があった後ですので、それなりに申請があるのではないかというふうに担当としては考えていたんですが、結果として23年度はゼロ件だということでございます。
いながき委員
 この防災ベッド自体の効果というんですか、ちょっと簡単に御説明いただきたいのと、あと、そういった状況の中で今年度以降その対象を広げるとか、何らかの対応はお考えになっていらっしゃるんでしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 防災ベッドというのは、イメージですとシェルターみたいなもので、強固な金属製とかの枠がついたベッドで、仮に耐震性の低い木造住宅が壊れた場合でも、そのベッドで寝ていればつぶれることがなく、命が助かるというようなたぐいのものでございます。23年度は申請ゼロ件ということで、すべて未執行という形になったんですが、24年度は既に4月の段階で2件の申請がございまして、予定の予算額の執行がすべて終わっているということで、件数自体が2件という予定でいるということで、非常に不確定なところなんですけれども、今の基準でも24年度は執行されたということで、基準的には現行のままで進めていきたいというふうに考えてございます。
来住委員
 457の区立保育園等への帰宅困難者対応備蓄物資購入で、3.11以降の教訓から大事なものだということを認識した上でのことだと思うんですが、この区立保育園等というのは私立保育園も含むという意味でしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 この「等」というのは、幼稚園、学童、その他の施設のことを示してございます。私立の保育園は含まれてございません。
来住委員
 建設の22で、区が災害協定を締結している団体名ということでいただいています。これで、医療機関であるとか、いろんな団体との締結をされているんですが、その中でちょっとお聞きしたいのは、3ページの保育園ですね。指定管理者の園、いわゆる私立保育園が二次避難所の指定を受けているところなのかなというふうに思いますが、保育園の数としては8保育園ということで、これは指定された、協定をされた基準というのは何をもってこの園と協定されたんでしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 協定を結んでいる保育園は、指定管理者、あるいは旧区立の保育園ということで、以前からこのような二次避難所の位置付けになっていたものですけれども、経営形態が変わったということで、協定を結んで二次避難所としているものでございます。
来住委員
 ただ、地域的に見ますと、例えば東中野のほうですね。特に東中野四、五丁目であるとか、山手通りから神田川にかけて、いわゆる児童、子どもが避難できる、いろんな機能を持っているわけですから、極めて大事な役割を果たすというふうに考えられます。したがいまして、例えばですけども、東中野の陽だまりの丘、いわゆる私立保育園ではあるんですけども、そういうところ、または幼稚園なども含めまして、もう少し乳幼児を含め児童が一時的にしろ、きちっと避難できる、保護できるという体制がもう少し面として、地域をきちんと見定めて広げる必要があるんではないかと思いますが、そこについてはどのようにお考えでしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 高齢者、児童等、障害者ということで二次避難所を指定してございますが、とりあえず候補となるところを確保しているというだけでは実質的に二次避難所を運営するに当たって実効性が伴わないということもございます。そういった実効性を伴った、しっかりと機能する二次避難所の確保ということが重要ということで、現在、各二次避難所、実際の状況ですとか、運営に当たってのことの確認をしてございます。ですから、数だけ単純にこれからふやしていくということではないのかなというふうに考えているところもございます。ただ、地域性等につきましては、二次避難所へ避難するに当たりまして、一定の配慮は必要というふうにも考えますので、その点については今後検討していきたいと考えております。
来住委員
 建物の構造もありますし、受け入れる側の問題もありますので、よくよくそこは相談いただいて、ぜひ地域のバランスを考えて、ふやしていただきたいということをお願いしておきたいと思います。これは要望です。
中村委員
 457ページの地域防災の推進のところの防災講演会のところなんですが、この講演会自体は記録というのはとっていらっしゃるのでしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 記録というのは映像的な記録ということですか。今回、講師の都合によりまして、映像での記録はちょっと許可されませんでしたので、映像としての記録はとってございません。
中村委員
 これってたしか1年に1回やっていらっしゃる、毎年、防災講演会ってやっていらっしゃると思うんですけれども、通常は映像で記録をとることもあるんでしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 基本的には映像でもとるという考えで臨んでおります。
中村委員
 今回、記録をとっていないということをお伺いしたので、映像をとっておいて、今後のために学習会などで使えるのかなと思っていたんですが、今後もし、そういうことがあれば、今後も引き続き映像をとっておいていただいて、役立てていただければと思います。よろしくお願いします。
吉原委員
 455ページですね。下から8行目、9行目、固定系行政無線運用、何局、何局、何局、移動系行政無線運用、何局、何局。基地局1局というのは2階の防災センターなのかなというふうには思うんですけども、そのほか、子局113局、個別受信機501台、移動局201局、この辺の説明をよろしくお願いします。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 固定系の行政無線運用の基地局はおっしゃるとおり、この本庁舎が基地局となってございます。子局113局というのは、区内全域にございますパンザマストといっておりますけども、電柱のようなものに先端にスピーカーがついていたりするものが主ですけれども、公園ですとか学校の屋上とかに設置されているもので、要は屋外拡声をするものでございます。これは5時の音楽放送等を使って放送しているというものでございます。個別受信機501台というのは、ラジオのような形態の小さなものですけれども、これを防災会、あと区有施設等に配置しているものが501台というものでございます。それから、移動系の行政無線運用のところにございます基地局、こちらのほうも本庁舎のことでございますが、移動局201局というのは避難所、あるいは主な消防署、警察等の防災関係機関等に設置をしております可搬式というんですか、移動ができるものでございます。それが201局あるというものでございます。
吉原委員
 以前、町会の方に聞かれたことがあるんですけれども、それで副参事に相談したこともたしかあったと思うんですが、この移動局201局ですね。これは例えばある町会のほうで町会単位として1台購入したいとか、用意したいといったときには購入することが可能なんでしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 基本的には免許が必要となります。また、無線局ですので、無線従事資格等も必要になってございます。あと、金額も移動局ですけれども、1局300万ぐらいという金額もかかるというものでございますので、そういったところを勘案すると、なかなか防災会なり町会というところでは難しいのではないかなと。あと、ここで行政系というふうに書いてございますので、あくまで整備しているのは中野区が行政単位としてこの行政系無線を運用して配置してございますので、そういった意味でもちょっと前例も多分ないと思いますので、なかなか難しいんじゃないかなと考えます。
吉原委員
 そうなりますと、この移動局201局は、今話を聞いて、町会が欲しいといって安易な形では手に入れることもできないし、操作が現実問題、難しいかなと思います。それで、この上の個別受信機501台というのは、いつごろ配られたものなんですか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 正確な資料は今手元にないんですが、昭和のころの配置になってございます。
吉原委員
 これは、じゃあ、ほぼすべての町会の方々の防災部のほうで持っていて、今、機能しているんですかね。古いみたいですが。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 機能というのは、無線として聞けるかどうかという御質問だと思いますけども、十分に対応できるものでございますし、壊れたというようなことで防災のほうにお持ちいただいて、修繕のほうもしてございます。
吉原委員
 そうなりますと、これでしたら、もし欲しいという町会があったり、さらにまたもう1台という防災部があったときには、購入することとか提供していただけるものなんでしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 同じようなものというのは、先ほど申し上げましたように昭和の時期だったということで、同種のものということでは難しいのかもしれませんけれども、運用上、現在防災のほうで保管しているものもございます。そういったもので可能かどうかというような対応を検討したいと思います。
久保委員
 防災行政無線については、我が会派の小林秀明議員が先日、一般質問でも伺って、商店街にも設置をすることが可能かどうかというようなことで伺ったところなんですけれども、防災行政無線の運用とはありますけれども、23年度というのは、かなりこの防災行政無線についてはいろんな御意見が地域でもあったかと思うんですが、新たに設置をしたとか、台数をふやしたとか、そういったことはなかったんですか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 移動系防災行政無線は22年度にデジタル系を整備したばかりということもございます。震災後に特段基地局等がふえたということはございません。固定系の行政無線のほうも、いろいろ東日本大震災の後は聞こえづらいとかということで、聞こえるような子局のほうの運用というか、個別の対応等はしましたが、局数等の変動はございません。
久保委員
 先ほど個別受信機501台ということで、昭和のものということですけれども、これは何か新しいタイプのものとかというのは出てはいないんですか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 現在はデジタル化が行われておりまして、中野区でも固定系行政無線のほうもデジタル化というのを視野に入れて、計画的に進めているところでございます。個別受信機も現在配置になっているのはアナログですので、今後更新をする、あるいは新しいものとするというような場合には、デジタル化ということも勘案しながら進めていかなければならないというふうに考えてございます。
久保委員
 そのデジタル化にする場合は、1台幾らぐらいかかるんですか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 1台およそ4万5,000円ぐらいかかるというふうに聞いてございます。
主査
 他に質疑はありませんか。よろしいですか。
 ちょっと休憩します。

(午後2時33分)

主査
 分科会を再開します。

(午後2時33分)

 それでは、進行いたします。
 次に、458ページから461ページ、2目生活安全費について質疑はありませんか。
久保委員
 地域美化活動の推進なんですが、歩きたばこ・ポイ捨て防止啓発事業委託ということで、これは緊急雇用創出事業のもので、多分前年度も、22年度もやっていらしたかなと思うんですが、これの効果というのはどういうものなんでしょう。
高橋都市基盤部副参事(生活安全担当)
 こちらの緊急雇用の創出の補助に伴います委託事業でございますが、こちらは啓発及びポイ捨ての防止、いわゆる清掃作業も含めましてやっております。これについては緊急雇用ということでやらせていただきましたが、十分な効果が上がっているものというふうに評価しております。
久保委員
 十分な効果があったということで、多分この方たちが立っていらっしゃる日は、清掃をしてくださったりとかしているので、駅の周辺はきれいになっているのかなと思うんですが、立っていないときには相変わらず変わらなくて、たばこのポイ捨てが非常に目立つような駅も多いかと思うので、一時的にそのときだけでは、実際のところに本当にこの防止の効果があったとは言えないのではないかなというふうに思っているんです。それで、中野駅周辺が大変きれいになりまして、たばこを吸いづらい状況にはあるかなと思いますし、そういう中でポイ捨てなどがあってはいけないと思っているんですけれども、中野区にはポイ捨てのための条例がありますけれども、この罰金ですよね。それの部分については、ここはまだ条例が施行されていないかと思うんですが、今後この中野駅周辺整備が、きちっとこの北口等が行われた上で、この辺のところも施行するというようなお考えはないですか。
高橋都市基盤部副参事(生活安全担当)
 いわゆる罰金、過料を取るかどうかということでございますが、この部分につきましては、現在の区の考えとしましては、そこまでは踏み込まないというところでございます。ただ、今後の委員御指摘のような中野駅周辺の状況、そのあたりをよく見守りながら、必要があるかどうかについては後日また庁内で論議する場もあるかと思います。
久保委員
 必要があるから条例になっているんですよね。ただ施行していないだけでは未施行なだけではないかと思うので、必要だから条例になっているんじゃないんでしょうか。その辺のところは、私は当然この中野駅の北口がきれいになった際には、この条例は施行されるのかなと思っていたんですけれど、そこは、じゃあ、実際のところは内部でまだ検討を図られていないということですか。
高橋都市基盤部副参事(生活安全担当)
 過料を実施するということについて、近々具体的な検討を行ったということはございません。ただ、本日この場で委員からもそういう課題ではないかという御指摘があったということは、重々きちんと受けとめたいというふうに思います。
主査
 他に質疑はありませんか。なければ進行いたします。
 次に、460ページから465ページ、3目交通対策費について質疑はありませんか。
中村委員
 ちょっとここだと思うんですが、昨年3月11日の大震災以降、自転車を利用される方がすごく多くなったと思います。事故もふえたというような報道もあったんですけれども、ここには多分書いていないんですが、自転車利用のそういうマナーキャンペーンみたいなものというのは実施されているのでしょうか。
高橋都市基盤部副参事(交通対策担当)
 今、御質問のありました交通安全に関するキャンペーンにつきましては、両警察署、あるいは交通安全協会の皆さん、あるいは地元の町会の皆さん等としっかり連携しまして、年間を通じてキャンペーンを実施しているところでございます。
中村委員
 それは年何回ぐらい実施されているでしょうか。
高橋都市基盤部副参事(交通対策担当)
 大きなキャンペーンでいいますと、交通安全キャンペーンですとか、自転車利用マナーキャンペーン、これを回数として……。拾いますので、ちょっとお待ちいただければすぐ出ますので、一たん答弁保留とさせていただきます。計算します。
主査
 答弁保留ですね。よろしいですか。
いながき委員
 462ページから465ページの自転車駐車場運営のところでお聞きしたいんですが、有料制、そして登録制の駐車場で、賃借料ということで用地を借りている駐車場がありますが、これはどこの駐車場なんでしょうか。
高橋都市基盤部副参事(交通対策担当)
 こちらにつきましては複数ございまして、中野駅の北口西、あるいは中野西、中野南、東中野駅、野方東、都立家政北、新江古田、さらには中野坂上、中野富士見町、落合駅、新井薬師北、新井薬師南、鍋横、以上でございます。
いながき委員
 たくさんあったんですけれども、その借りているところの駐車場の利用率というのは、いっぱいあったので、ちょっと全部は聞けないですけど、大体どれぐらいなんでしょうか。
高橋都市基盤部副参事(交通対策担当)
 なかなか一くくりに利用率ということでいいますと、数が多いので。
いながき委員
 借りている駐車場の中で利用率が際立って低いみたいなところはどこかありますか。
高橋都市基盤部副参事(交通対策担当)
 今申し上げた中で一番低いのは、新井薬師の南ということでございます。
いながき委員
 借りている駐車場で利用率が低い場所に関して、例えば借地面積を狭くして借り直すみたいなことはできないんでしょうか。
高橋都市基盤部副参事(交通対策担当)
 需要が逼迫しておりまして、かつ隣地に適地がある。そういった条件があれば、そういう検討の余地はあるかと思いますが、中野という都市部で、人家がまさに密集している中に駐輪場も立地しておりますので、現状としてはなかなかそういう拡張するというのがふさわしい場所はないという実情がございます。
主査
 拡張じゃないです。縮小。
高橋都市基盤部副参事(交通対策担当)
 縮小につきましては、いわゆる借地につきまして、一定部分を必要ないものとして返すことが可能かどうか。これは一個一個それぞれの駐輪場の利用状況を踏まえまして、今後も全く利用の伸びが期待できないのか。あるいは状況の変化によって利用率が向上するといったこともあり得る場合もありますので、そのあたりしっかり吟味した上で、そういうことが可能かどうかについては今後そういう選択肢もあり得るかなというふうには思います。
吉原委員
 465ページに、有料制自転車駐車場22カ所の実績等、いろいろ出ていますね。私の住んでいる町会、杉山公園のある町会なんですが、そこの駐輪場も1日当たり150円。利用率がいいというところではない、ワーストのほうに入ってくるとは思うんですね。しかしながら、悪いところも稼働率をよくする運動とか、努力とか、啓発とか、何か努力をしていらっしゃいますか。
高橋都市基盤部副参事(交通対策担当)
 その点につきましては、利用率の向上と表裏一体の話として、自転車の放置を防止するという意味で、自転車を安易に放置せずに、きちんと駐輪場に入れていただくということを我々、委託業務でやっておりますので、放置を減らしつつ、かつ駐輪場の利用につなげていくというふうに、そのあたりは取り組んでいきたいというふうに思います。
吉原委員
 放置規制区域にほとんど例外なく指定されているとは思うんですね。そういうところは強制撤去が可能ということですから、杉山公園も今現在稼働率はさほど高くないんですが、地下駐輪場ができたおかげで放置自転車規制区域に指定することができて、指定できたおかげで思い切った撤去が可能になった。それで皆さん方は自転車を置かなくなったわけですね。そういう撤去をどんどん容赦なく展開していく。自転車をここに置けと。あいている駐輪場がまだあるということでしたら、そういうふうにしていけば1台減り、2台減り、駐輪場は1台ふえ、2台ふえというふうになるんじゃないかなと思いますが、いかがですか。
高橋都市基盤部副参事(交通対策担当)
 自転車の撤去につきましては、我々、当然これだけの経費をかけまして業務を委託しまして、かつ職員もきちんと関与しまして、委員が今おっしゃったように区民の方に条例、ルールを守っていただくということを徹底しながら、かつ撤去についてもきちんと定められたルールのもとで撤去させていただきまして、返還に当たっては返還の手数料をいただくということで、そこは厳正な運用をやっております。ただし、撤去をされない時間帯、夕方から夜間にかけてですとか、あるいは土日のいわゆる撤去の手薄な時間帯、あるいは曜日等にどうしても集積が発生してしまう傾向もあります。そのあたりが今後の課題というふうに受けとめておりますので、我々の今回の取り組みの中でも、そのあたりをしっかり今後取り組みをきちんとやっていく方向で考えております。
吉原委員
 今お話ししたことがまさにポイントになると思います。いかにそこまで思い切ってやれるかですね。それこそ大事なことでありますし、放置自転車が1台もなくなることは、区民の方々は喜ぶわけですし、車いすの方々も大変、杉山公園や青梅街道の撤去で喜んでいただきました。通りやすくなった。昔は大変だった。それをやることによって駐輪場も1台でも多く稼働率が上がる。まさに一石二鳥にもなることですので、ぜひとも徹底して取り組んでいただきたいなと思います。
 質問が変わるんですけど、駐輪場が逆にマックス。話を聞いています。中野新橋の駐輪場なんか、もう入らなくてどうにもならないとか、そういうところはどのぐらいあるんでしょうか。
高橋都市基盤部副参事(交通対策担当)
 中野新橋につきましては、今、利用率が65.6%ということで、なかなか置きにくい時間があるのかもしれないという点はございますが、基本的にはほぼ100に満たない、収容力に見合った駐輪場がほとんどでございます。ただし、一番込み合いますのは、中野駅の北口の中央であったり、中野西であったりということ。あと、鷺宮でございますね。鷺宮の北、こちらのほうが利用者がかなり集中する自転車駐車場ということでございます。
吉原委員
 そうなりますと、もうあふれちゃってどうにもならないところがあるという状態では今のところはないということでしょうか。
高橋都市基盤部副参事(交通対策担当)
 満車の時間帯に中野駅の周辺もそうですが、鷺宮も含めまして、他のあいている自転車駐車場のほうに回っていただくということで、そのあたりは自転車駐車場間の連携により対応しております。路上に放置されないようにということで、我々のこの受け皿の中できちんと対応できるように対応しております。
久保委員
 461ページなんですが、自転車等返還通知書等郵便料というのがありますけれども、これはどういったものでしょうか。
高橋都市基盤部副参事(交通対策担当)
 これにつきましては、自転車を撤去された方につきまして、保管場所のほうに取りに来ていただくように通知を出している、その内容でございます。
久保委員
 そう思うんですけれども、であるならば、これは交通安全啓発じゃなくて、放置自転車対策に入るんじゃないかなと思ったんですけれども、そうではないんでしょうか。
高橋都市基盤部副参事(交通対策担当)
 こちらにつきましては、我々職員の中の組織的な話としまして、こちらの交通安全の啓発を担当している部署のほうがこの交通対策、自転車も含めました、いわゆる庶務的な経費を持つということによりまして、はがきの発送、郵便代的なものをここにまとめて計上している。そういう趣旨でございます。
主査
 他に質疑はありませんか。
高橋都市基盤部副参事(交通対策担当)
 先ほどの答弁保留について補足いたします。先ほど答弁保留しまして、失礼しました。自転車の利用に関するマナー、これに関する啓発のキャンペーンでございますが、昨年度の実績としまして、年間20回実施してございます。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 先ほどの答弁保留につきまして、御答弁させていただきたいと思います。先ほどの内川委員の医療器具の詰めかえと滅菌の割合ということなんですけども、詰めかえのほうが84.3%、滅菌に係るものが15.7%ということでございます。
主査
 内川委員よろしいですか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 それから、1点答弁訂正をお願いいたします。先ほど来住委員の区立保育園等に係る整備のところで、私立は含まれるかということにつきまして、私、私立は含まれないということを申し上げたんですが、私立保育園も区立保育園と同様に整備をしてございます。訂正させていただきます。済みませんでした。
主査
 よろしいですか。それでは、他に質疑がなければ進行いたします。
 次に、一般会計の歳入に入ります。建設分科会の歳入決算説明書補助資料により、一括して質疑を行います。質疑はありませんか。
久保委員
 先ほど、いながき委員の質疑の中にありましたけれども、防災ベッドなんですが、防災ベッドは国庫支出金と、それから都支出金が入っております。未執行ということでしたので、対予算収入率はゼロ円になっております。ただ、予算では100万円というふうに計上されていたので、不用額としては100万円ということで、ということは、これは補助金が入るものを全額一般財源にて不用額というふうになったということでよろしいんでしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
 委員おっしゃるとおりでございます。
主査
 よろしいですか。他に質疑はありませんか。よろしいですか。
 それでは、他に質疑がなければ進行いたします。
 以上で、当分科会分担分についての質疑はすべて終了したことになりますが、全体を通して質疑漏れはありませんか。
来住委員
 445ページにちょっと戻っていただきたいんですが、警察大学校等跡地電線共同溝及び道路整備工事で5億100万ということで、一応この道路についてはこの年度で完了ではないかというふうに思います。前年度を含めて、ここにかかった工事費の総額、また、特に共同溝がかなりの部分を占めるというふうにも聞いておりますので、共同溝に要した費用等について全体の数字を改めて教えていただきたいんですが。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
 F字の工事費でございますが、一つは下水道の工事、これがまず最初でございました。それから、次に共同溝、道路ということでございます。21年度に下水道の工事、これを1億6,943万円余ですね。それから、22年度が共同溝、これが3億6,000万、それから同じく下水道になりますが、これが22年度9,633万円余。それから、23年度でございますが、これがここの決算書に記載のとおり道路でございまして、名称は共同溝と道路と一体になってございますので、23年度につきましては道路だけということでございます。これが5億100万円ということでございます。総額、先ほどの共同溝、道路、それから下水道、この三つでございますが、11億2,676万8,650円という数字でございます。
来住委員
 それには、その下にあります道路整備工事施行管理業務委託、4,300万ありますけども、これらは除いてという、純粋に工事のみの数字ということになりますか。もし、その業務委託についての2年度分についてわかれば、加えていただけますか。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
 今回、先ほど申し上げました金額ですが、これは純然たる工事費でございます。そこにこの金額、負担金ですとか、それから業務委託、これらが加わってくるということでございます。なお、たしか22年度につきましても同様な形になってございますので、すべてを含んだ工事金額と。工事の管理まで含めたということでいきますと、それらを先ほど申し上げた11億何がしのところに追加をしていただければ総額が出るということでございます。
来住委員
 もう1点済みません。時間を見ながらと思っていましたので。主要施策の成果の別冊の77ページ、きのうの分科会の最初の部分であったんですが、ちょっと時間も考えていましたので。ここに評価として、外部評価の指摘として、3番ですね。警察大学校跡地の拠点整備事業には1,000万円近くの費用が投じられているが、具体的な成果が見られず、根本的な見直し改善を検討されたいという御指摘がありまして、今、進行中ではあるというやりとりもあったんですが、これの指摘についてはどのように受けとめておられるのか。ちょっと最後になりましたけども、見解をお聞きしておきたいと思います。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
 まず、この御指摘そのものにつきましては非常に重くとらえているところでございまして、当然予算議決をいただいて、その事業を適切に着実に実行すべき立場にあるわけでございます。それが思うように進まなかったという点で反省すべきことだというのがまず第1の受けとめでございます。
 それを踏まえまして、今年度も幾つかこれに関しては御報告をさせていただいてございますけれども、専門家の御意見ですとか、ICT・コンテンツ産業振興協議会、こちらを設置いたしまして、関係各位、あるいは学識経験者等の意見を踏まえて改めて再構築を図って、実現に向けて取り組んでいくというような覚悟を固めているところでございます。
主査
 よろしいですか。(「結構です」と呼ぶ者あり)
 ちょっと休憩します。

(午後2時59分)

主査
 では、分科会を再開いたします。

(午後3時00分)

 他に質疑漏れはありませんか。
中村委員
 これは129ページの震災復興支援のところなんですが、23年度のことではないんですけれども、今回、10月13日、14日で東北復興大祭典が行われると思うんですが、ちょっと私も調べていたところ、全く広報がされていないと思われるんですね。ホームページなどでも、例えば同時に行われる花と緑の祭典、その中に含まれるんですが、花と緑の祭典に関しては、区のイベント情報のところにも入っているんですけれども、区が行う祈念展に関しては全く記載がなくて、どこを調べても出てこないという状況なんですが、そこら辺はどういうふうになっていらっしゃるのか教えていただけないでしょうか。
高橋都市基盤部副参事(生活安全担当)
 ホームページの掲載については、東北復興大祭典ということで先日掲示のほうを行いましたので、検索のほうで東北復興大祭典という名称でやっていただくと、恐らくヒットするかと思いますが。(「いつからですか」と呼ぶ者あり)先週末には私のほうで決裁をしましたので。さらに、それは第1弾ということで、第2弾のプログラムとかができ上がって、その詳しい内容、前の中野まつりのプログラムのような詳しい内容も含めて、第2弾はさらに充実した広報、PRをホームページでも行います。区報にも掲載を行いました。かつ掲示板のほうにも今週の頭に渡しておりますので、いわゆるポスター、チラシの準備が、物がそろうのが遅かったというところがありますので、その点、行き届かない点は御容赦いただきたいというふうに思います。
中村委員
 ごめんなさい。私も1週間ぐらい前に見たので、その時点ではまだもしかしたら出ていなかったのかなと思うんですが、せっかく大きなイベントとしてやるのであれば、もうちょっとスピード感を持ってやっていただければなと思います。それは要望としてお伝えしておきます。
主査
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 質疑がなければ、以上で認定第1号の当分科会分担分の質疑を終結したいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 御異議ありませんので、認定第1号の当分科会分担分の質疑を終結します。
 意見の提出についてですが、意見がある場合は、あす、10月5日(金曜日)正午までに、認定第何号について及び会派名を明記の上、文書で事務局まで提出するようお願いいたします。
 本日で予定していた日程はすべて終了いたしますが、委員及び理事者から御発言はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 次回の建設分科会は、明日、10月5日(金曜日)午後1時から当委員会室において開会することを口頭をもって通告いたします。
 以上で、本日の建設分科会を散会いたします。

(午後3時04分)