令和6年09月10日中野区議会区民委員会(第3回定例会)の会議録 中野区議会区民委員会〔令和6年9月10日〕
区民委員会会議記録
○開会日 令和6年9月10日
○場所 中野区議会第2委員会室
○開会 午後4時54分
○閉会 午後5時03分
○出席委員(8名) 市川 しんたろう委員長 細野 かよこ副委員長 武井 まさき委員 武田 やよい委員 甲田 ゆり子委員 小宮山 たかし委員 石坂 わたる委員 酒井 たくや委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員 区民部長、新区役所窓口サービス担当部長 高橋 昭彦 文化・産業振興担当部長 高村 和哉 区民部区民サービス課長、区民部新区役所窓口サービス担当課長 小堺 充 区民部戸籍住民課長 白井 亮 区民部税務課長 滝浪 亜未 区民部保険医療課長 宮脇 正治 区民部産業振興課長 網野 和弥 区民部文化振興・多文化共生推進課長 冨士縄 篤 環境部長 浅川 靖 環境部環境課長 伊東 知秀 環境部ごみゼロ推進課長 鈴木 康正 清掃事務所長 秦 友洋
○事務局職員 書記 細井 翔太 書記 砂橋 琉斗
○委員長署名 審査日程 ○議案
委員長 定足数に達しましたので、区民委員会を開会いたします。 (午後4時54分)
本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長 御異議ありませんので、そのように進めます。 それでは、議事に入ります。 議案の審査を行います。 [1]第63号議案、令和6年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。 本議案は総務委員会に付託されておりますが、区民委員会の関係分について当委員会で審査をし、賛成多数となった意見があれば、総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。 それでは、理事者の補足説明を求めます。 冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長 それでは、第63号議案、令和6年度中野区一般会計補正予算(関係分)について補足説明をいたします。 恐れ入ります。補正予算書の議案の14ページ、15ページをお開きください。歳出でございます。4款区民費、4款文化振興・多文化共生推進費、1目文化振興・多文化共生推進費、14節工事請負費でございます。こちら、もみじ山文化センター本館改修工事の増額に伴いまして、1億7,280万円を追加計上するものでございます。 恐れ入ります。あわせて、18ページ、19ページをお開きください。債務負担行為調書のところでございます。こちらの一番上になりまして、もみじ山文化センター本館改修工事ということで、先ほど説明した工事費の増額に伴いまして、負担行為の限度額を13億2,587万7,000円に減額するものでございます。 補足説明は以上となります。御審査のほどよろしくお願いいたします。 委員長 これより本件に対する質疑を行います。質疑はございますか。 甲田委員 工事前払い金の見直しが今年の6月に行われたということで、我が会派からもこれを求めてまいりまして、4億円から6億円に変更があったということで、かつ契約金額の4割ということなんですけれども、こちらは、この増額分が増額されて契約金額の4割に相当する金額が前払いされたのか、それとも上限の6億円が前払いに相当しているのか、ちょっとそこら辺が分からないので、教えてください。 冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長 こちらは、契約はまだでございます。これから契約するものでございます。 それで、今、委員の御質問にありましたとおり、もともと今までの限度ですと4億円が上限でしたけれども、今回、6億円に上げられたことで、それを超えて前払い金を支払うという内容になります。(「それを超えて」と呼ぶ者あり)要するに、今まで4億円が限度額でした。ですので、4億円までしか前払い金を払えませんでした。しかし、この制度変更に伴いまして、6億円が上限になっておりますので、その限度内で前払い金を支払うというような形で、今回、執行の変更を行うものでございます。 石坂委員 今回、4億円から6億円に引き上げられるというところの中で、もともと4億円、国のほうは40%がもともと上限というわけで、40%にすることもできるところが、中野区ではこれまで4億円に制限をしていた。そこを引き上げつつも6億円に制限をするというところでありますけれども、4億円から6億円に引き上げる、ただ、40%にはしないということによって、区とその事業者との関係で、公募をする、そこに入札が入ってくるですとか、あるいは、区とその事業者と今後契約を進めていく上でどういった変化が出てくるということがあり得るのかということを教えてください。 冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長 詳細については、所管が契約課になるものですからあれですけれども、一応、今回の工事前払い金の上限額を見直すことに伴いまして、工事着工資金の調達需要への対応ですとかそういったことで、例えば、大規模工事で、着工資金の調達需要に十分応えられていないという現状が今まであったというふうに認識しているので、これに対応して、物価高騰下において請負業者の資金繰りを支援したり、そういったことで、さらに下請け業者等への早期の支払いを確実にしていくといったような効果があるのではないかというふうに認識しているものでございます。 石坂委員 そうしますと、今回のこのもみじ山文化センター本館改修工事においても、多くの事業者が手を挙げやすくなったという理解でよろしいでしょうか。 冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長 ちょっとまだ契約というか、工事の公告自体もこれからというふうに認識していますので、そこがどうかというのはなかなか言えないところでございますが、少なくともそういった効果に寄与するものだというふうに考えてございます。 武田委員 先ほどの甲田委員の質問にちょっと関連して、数字を改めて確認したかったので伺いたいのですが、もともとは4億円が前払い金の上限だったので、今回、工事を予定している予算額からすると、マックス4億円の前払い金を払う予定で組んでいたけれども、6億円に上がったので、6億円を払うというよりはこの1億7,200万円という数字を見ると、6億円マックスだけれども、4分の1のほうの上限で引っかかると1億7,280万円というのが前払い金、要は6億円にならないで、5億7,200万円という数字が前払い金になるという、契約がこの金額がいけばそうなるという理解でよろしいですか。 冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長 委員おっしゃるとおりでございまして、基本的には、予算ベースですけれども、ここに1億7,280万円増額していますので、4億円プラスその金額を前払い金として考えているものでございます。 酒井委員 この前払い金の仕組みに関しては、我が会派の杉山議員も質問させていただきました。それで、やはり年度途中で補正予算を組んででも、この物価高騰下で前払い金を支給するというふうな、要するに、来年度からやったほうが困らないのに、そういうふうに補正予算で組んでやっているところが、本当に誠実なのかなというふうに思っているんですけれども、他方、地方自治法で前払い金の上限は40%というふうになっていて、今回、区は、アッパー6億円ですよ、要するに、上限40%もしくは6億円というふうな形だと思うんです。40%もしくは上限6億円ということだと思うんですけれども、これ、他の自治体では、お答えできればでいいんですけれども、金額の上限を外しているところもあるんですけど、今回当区としては、6億円という上限を設けているというのは、契約ではないのでお答えできないのか、少しお答えできるのか、ちょっと教えてください。 冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長 この前払い金の詳細については、所管外ということで、ちょっと把握していないところでございます。 酒井委員 では、大丈夫です。 委員長 他に質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長 質疑がなければ、質疑を終結いたします。 意見について伺います。第63号議案について意見はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長 それでは、ないようですので、第63号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたします。 以上で第63号議案、令和6年度中野区一般会計補正予算(関係分)の審査を終了いたします。 以上で本日予定した日程は終了しますが、各委員、理事者から何か発言はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長 以上で区民委員会を散会いたします。
(午後5時03分)
|