令和6年08月30日中野区議会総務委員会
令和6年08月30日中野区議会総務委員会の会議録

中野区議会総務委員会〔令和6年8月30日〕

 

総務委員会会議記録

 

○開会日 令和6年8月30日

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午前9時00分

 

○閉会  午後0時07分

 

○出席委員(10名)

 杉山 司委員長

 内野 大三郎副委員長

 加藤 たくま委員

 高橋 かずちか委員

 小林 ぜんいち委員

 吉田 康一郎委員

 平山 英明委員

 浦野 さとみ委員

 山本 たかし委員

 森 たかゆき委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 副区長 青山 敬一郎

 副区長 栗田 泰正

 企画部長 岩浅 英樹

 企画部企画課長 中谷 博

 企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長 国分 雄樹

 企画部資産管理活用課長 半田 浩之

 企画部財政課長 竹内 賢三

 企画部広聴・広報課長、企画部秘書担当課長 矢澤 岳

 総務部長 濵口 求

 防災危機管理担当部長 吉沢 健一

 DX推進室長 滝瀬 裕之

 総務部総務課長 永見 英光

 総務部物価高騰支援給付金担当課長、総務部防災危機管理課長 永井 亨忠

 総務部法務担当課長 尾関 信行

 総務部職員課長 中村 洋

 総務部人事政策・育成担当課長 松丸 晃大

 総務部施設課長 大須賀 亮

 総務部契約課長 原 太洋

 総務部防災担当課長 福嶋 和明

 総務部生活・交通安全担当課長 久保 貴

 総務部DX推進室デジタル政策課長、総務部DX推進室新区役所整備課長 瀬谷 泰祐

 総務部DX推進室デジタル基盤整備担当課長 保積 武範

 総務部DX推進室庁舎管理担当課長 増子 英宏

 会計室長 古本 正士

 選挙管理委員会事務局長 永田 純一

 監査事務局長 吉村 恒治

 

○事務局職員

 事務局長 堀越 恵美子

 事務局次長 林 健

 書記 森園 悠

 書記 堀井 翔平

 

○委員長署名


審査日程

○委員会参与の変更及び異動について

○議題

 政策、計画及び財政について

○所管事項の報告

 1 大塚製薬株式会社との包括連携協定について(企画課)

 2 ユニバーサルデザイン評価・点検のしくみについて(ユニバーサルデザイン推進担当)

 3 令和6年度都区財政調整の当初算定について(財政課)

 4 「中野区の教育委員候補者に係る人材推薦登録の仕組み」の実施について(総務課)

 5 訴訟事件の判決について(法務担当)

 6 区を相手方とする調停の申立て及び調停事件の終了について(法務担当)

 7 中野区議会議員選挙に関する争訟について(選挙管理委員会事務局)

 8 令和6年7月7日執行東京都知事選挙及び東京都議会議員補欠選挙の結果について(選挙管理委員会事務局)

 9 その他

 (1)令和6年度総合防災訓練の実施について(防災担当)

○地方都市行政視察について

○その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、総務委員会を開会します。

 

(午前9時00分)

 

 審査日程について協議したいので、委員会を暫時休憩いたします。

 

(午前9時00分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午前9時00分)

 

 本日の審査ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおりとし、委員会参与の変更及び異動について、議題宣告、所管事項の報告、地方都市行政視察についてまで進めた後、委員会を休憩し、インターネットの健全利用に関する自治体の役割についての学習会を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 また、事務局職員が学習会の記録用写真を撮影することを許可したいと思いますが、これに御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、これを許可します。

 なお、審査は正午を目途に進め、10時45分頃に休憩を取りたいと思いますので、御協力をお願いいたします。

 議事に入る前に、お手元の資料(資料2)のとおり、委員会参与の変更及び異動がありました。

 それでは、異動のあった参与について順次御挨拶をお願いいたします。

濵口総務部長

 私から、総務部で異動のあった委員会参与を紹介させていただきます。

 職員課長の中村洋でございます。

中村総務部職員課長

 中村です。よろしくお願いします。

濵口総務部長

 デジタル政策課長、新区役所整備課長、瀬谷泰祐でございます。

瀬谷総務部DX推進室デジタル政策課長、総務部DX推進室新区役所整備課長

 瀬谷です。よろしくお願いいたします。

濵口総務部長

 デジタル基盤整備担当課長、保積武範でございます。

保積総務部DX推進室デジタル基盤整備担当課長

 保積です。よろしくお願いします。

濵口総務部長

 以上でございます。よろしくお願いいたします。

委員長

 ありがとうございました。以上で、委員会参与の変更及び異動についてを終了いたします。

 それでは、議事に入ります。

 政策、計画及び財政についてを議題に供します。

 所管事項の報告を受けます。

 初めに、1番、大塚製薬株式会社との包括連携協定についての報告を求めます。

中谷企画部企画課長

 それでは、大塚製薬株式会社との包括連携協定について御報告いたします。(資料3)

 このたび、区と大塚製薬との間で包括的な連携協定を締結しましたので御報告するものでございます。今後継続的に連携事業を展開してまいります。

 まず、連携協定締結の目的ですが、区と大塚製薬が相互に緊密に連携しながら、双方の資源を有効に活用した官民協働による活動を推進することにより、区の一層の活性化と区民サービスの向上を図るというものでございます。

 次に、包括連携事項といたしましては、熱中症対策、健康づくり、スポーツ活動の活性化、災害対策、その他区民の健康維持増進に関することの5点でございます。

 今後の連携の進め方としましては、定期的に協議の場を設け、関係各部と調整をしながら連携事業を進めてまいります。

 最後に、協定の有効期間ですが、2024年7月23日から2025年3月31日までですが、双方から特に申出がなければ、1年ごとに延長していくというものでございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はございませんか。

加藤委員

 これから定期的に協議の場を設けて話合いをしていくというところでありますけれども、あまり具体性が見えないのでもう少し御説明できればお願いします。

中谷企画部企画課長

 これまでも大塚製薬様は中野区内で様々な地域貢献の取組を進めていただいているところです。具体的には、高齢者会館や、また小・中学校で熱中症対策のアンバサダーの養成講座を実施していただいております。協定の締結後には、7月下旬に中野地域包括支援センターで熱中症と脱水予防をテーマとした講演を行ってございます。今後、女性の健康推進に関する講演会の開催などを実施していただけないか、協議をしながら進めていくということで考えてございます。

加藤委員

 災害対策はどういうイメージなんですか。

中谷企画部企画課長

 スーパーの備蓄物資の部分で御協力いただけないかといったところは御相談の余地はあるのかと考えてございます。

加藤委員

 別の自治体で大塚製薬とそういった協定を結んでいるところで、大塚製薬のベンダー自動販売機に浸水センサー、水位計をつけて、災害時に川の中にセンサーをぶち込んでその情報を得るというのは、結局今自動販売機はすごい機械になっていて、何本今補充されているとか、全部情報がリアルタイムで分かるようなすごい機械なので、そういった機能を使った災害情報を常にリアルタイムに出すみたいなことをその部署がやっているのか分からないですけれども、大塚製薬としてはやっていると聞いていますので、そういったことを活用されると、なおいいのかなと思うので、その辺を御存じだったら教えてください。

中谷企画部企画課長

 そうした取組も中野区においても御協力いただけないかといったところは御相談していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

平山委員

 さっき加藤委員が質問をされていた災害対策に関することについて、これから内容については詰めていくということなんですが、今回包括連携協定という形で結んで、災害について具体的になったら、これは別途防災協定を結ばれるんですか。どのような形を取られる御予定ですか。

中谷企画部企画課長

 包括連携協定の枠組みの中でできるものについては、特に個別に結ばなくても進めていけるのかなと考えておりますが、実際取り組む内容によっては、確かに個別の協定もさらに追加で締結していくこともあろうかと思います。両方パターンとしてあるかと思います。

平山委員

 それは今後の内容によりますと。包括協定の中に入っていて、内容的には、発災後に何らかの支援をというような内容のものがあって防災協定が結ばれていないというものがある場合、それは地域防災計画には反映されているんですか。

永井総務部防災危機管理課長

 基本的には地域防災計画において様々な協定を結んでいるところではございまして、具体的に発災後詳細に災害協定の中身について実施できるように協定を結んでいるところでございます。

平山委員

 心配をしているのは、所管が違うじゃないですか。どこまでの連携が取れているかというのが分からない中で、今回は企画部でやられている。企画部でやられているものの中に発災後の支援についても協定が結ばれている。こういったものをちゃんと部署間で連携を取って地域防災計画に反映するようになっているのかどうかということをお聞きしたいんです。

永井総務部防災危機管理課長

 詳細について委員の御指摘のとおりでございます。

平山委員

 僕は指摘したのではなくて質問をしたので、なっているのか、なっていないのか。

永井総務部防災危機管理課長

 地域防災計画に盛り込むようになってございます。

平山委員

 では、そこは内容によっては盛り込まれるということで大丈夫なんですね。

 包括連携協定を結ぶと、そういう心配を持つんです。入り口は企画部なんだけれども、ほかの所管に関わるようなこともあるので、では、それは協定締結後はきちんとそれぞれ関係する所管とのやり取りはなされて、その担当所管が内容については把握をされる。あるいはその協定内容に基づく一つひとつの事柄については担当所管が直接関わるという理解でいいですか。

中谷企画部企画課長

 おっしゃるとおりでございます。基本的に、具体的な取組の部分は各所管を巻き込んで一緒に協議をして取組の内容を固めていくことになります。あくまで包括連携協定は、協定の締結自体は企画部が中心にやりましたけれども、今後の具体的な取組は各それぞれの取組の関係所管と一緒に連携しながら大塚製薬と協議をして進めてまいります。

平山委員

 安心しました。包括連携協定は幾つか結ばれていますよね。それが協定締結後にきちんと協定内容に基づいて進んでいるか、あるいは結んだんだけれども、何となくフェードアウトしてしまったものがないのかとか、そういうチェックというのは毎回なされて協定の見直しというのはやっていらっしゃるんですか。

中谷企画部企画課長

 区として、これまでセブンイレブンジャパンと、それからトヨタモビリティ東京株式会社、トヨタモビリティサービス株式会社、それぞれ包括連携協定を締結しておりまして、具体的な取組も毎年度どういった取組をしているのかというのを所管と全庁的に調査をかけて、企画部としても把握をしながら進めているところでございます。

平山委員

 それも安心をしました。私がやっているときの前の話なので大丈夫だと思うんですが、監査事務局のほうから、防災協定については1度チェックが入りましたよね。きちんと総点検をするようにということでなって、それは監査事務局の指摘後も継続して行われているんでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 継続して防災協定がしっかりと生きるように確認をしてございます。

平山委員

 そこで、今回いろいろな業界団体さんと今懇談会をやらせていただいているんですが、重機の提供を協定の中に入れている団体さんがある。ただ、その重機自体が中野区内にはないらしいんです。東京都外に置いてある。ただ、かなり大型の重機なので、区内に置く場所がなかなか持てない。それは日常はお仕事で使っていらっしゃるので、その維持や管理や、そういったものについては当然それぞれの団体に所属する会社がなさるべきなんですけれども、いざというときに、それが駆けつけてこられるかというと、ちょっとハードルが高いようなものもある。そういうことをよく確認していただきたいということと、なかなか難しい話なんですけれども、きちんと適正な対価を頂くという前提の下で、何かしら区内でそういうふうに活用できるところがあればというような御要望も頂いたものですから、そういったこともよく団体さんと協議をしていただいて、検討していただけないか。要は持ってはいるんだけれども、遠くにあって、災害が発生したときに、取りに行って帰ってくるのに半日かかりますということになっちゃうとうまくないと思っているんですが、どうでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 委員の御指摘のとおり、災害時に様々な重機が必要となりまして協定を結んでいるところでして、遠方に重機があるということは課題であることは認識しております。今後、様々な協定団体と連絡会等を持ちまして、課題共有を図って、具体的に対策を取れるような形で検討は進めてまいりたいと思います。

小林委員

 1点だけ確認させてください。包括連携事項の項目の中の今防災対策に関することというのがありました。防災対策に関わっては、中野区の総合防災訓練が北と南で毎年開催されています。そこには様々な協定を結んでいる団体も含めて、警察、消防、自衛隊なども参加をして行われています。そうしたときに、この防災協定を結ばれているところ全てが参加されているのか。また、今回のように防災対策に関することで包括連携を結んでいる団体も参加するのか。確認のために教えてください。

福嶋総務部防災担当課長

 総合防災訓練におけます防災関係機関の参加につきましては、日時が決定した後に関係機関に出席の問いかけをして、それで出欠を取ります。もちろんその当日に参加できない団体もございますが、参加できる団体については参加していただいている、このような状況でございます。

小林委員

 ありがとうございます。そうすると今回の大塚製薬など、ほかにもあるかと思いますけれども、包括連携協定を結んでいる団体さん、今回は大塚製薬さんのほうへも呼びかけ、それから参加の確認などはされているのでしょうか。

福嶋総務部防災担当課長

 今回の大塚製薬につきましては入ってございません。

小林委員

 分かりました。締結をしてからまだ日が浅いのかもしれないんですけれども、大塚製薬さん以外にも包括協定を結んでいるところで防災に関わってというところもあったかと思います。もちろん防災だけではなくて、今年で言うと特に暑い夏、熱中症、それから、社名を出していいのか分かりませんけれども、明治安田生命さんなんかも同じように健康づくりとか熱中症対策とか、地域支えあい面ということもあったりしていて、それは総合防災訓練には、特に町会・自治会、あと小学校単位になってくると、必要な団体にもなってくると思うので、しっかりとその辺の連携もそれぞれの分野でというのもあるんですけれども、分野というのは所管と協定先というのもあるんですけれども、全体のコンタクトももう少し企画部のほうでしていただきながら、できるだけ参加をしていただけるのであればしていただいたほうが、これは様々な対応に関わって、いざ災害が起こったときに、結んでいるんだけれども、私たちは何をしましょう、何ができます、できません、どこからどういう連絡がお互いに入るのかということもあるので、しっかりしていただきたいと思います。というのが、一つの今の頂いた答弁に関わっての要望です。

 もう一つ、その上で、今も言いましたけれども、この熱中症対策とか健康づくり、スポーツ活動活性化ということでは、健康福祉部と地域支えあい推進部のほうが中心になるかと思うんです。さっき言いました例えば明治安田生命さんなんかとのすみ分け、それぞれ違うことを行うんでしょうし、それから、お互いに同じようなことを行うものもあるでしょうし、そういうところに関わって、お互いが駄目ということではなくて、しっかりとそういう連携というんですか、取れるのかどうか分かりませんけれども、大塚製薬さんと明治安田生命さんの連携というのも時にはあるのかというふうに思います。

 それから、地域の中で様々な、先ほど中野包括支援センターでセミナーを行った、講演会を行ったということもありましたけれども、もし活用ができるのであれば、積極的に周知、広報していただけると、地域の中でも、飲料メーカーという意味ではなくて、地域の身近な相談、取組にも生かせるのではないかと思うので、結んでおしまいというよりも、地域への広報、フィードバック、活用の仕方などについても周知をしていただけると、より地域の中でも使いやすいというか、利用しやすいというか、知識を得やすいと思いますので、そういうことはしていただきたいと、これも要望です。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、2番、ユニバーサルデザイン評価・点検のしくみについての報告を求めます。

国分企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長

 それでは、ユニバーサルデザイン評価・点検のしくみについて御報告いたします。(資料4)

 お手元の資料を御覧ください。昨年度末に改定をしたユニバーサルデザイン推進計画では、今後の区有施設整備・改修における基本的な考え方を整理したガイドラインの検討及び有識者等による評価・点検のしくみの構築に取り組むこととしており、本日はこれらの検討状況について報告するものでございます。

 1、(仮称)区有施設のユニバーサルデザイン導入ガイドラインでございます。

 (1)にありますとおり、今年度中に策定し、来年度から活用することを想定しております。

 (2)内容及び策定方法でございますが、東京都の都立建築物のユニバーサルデザイン導入ガイドラインに定めるユニバーサルデザインチェックリストに中野区独自の基準を追記する形を考えております。この中野区独自の基準は、区の施設整備に当たって、これまでに障害者団体やユニバーサルデザインの有識者の方から寄せられた御意見を盛り込むとともに、審議会の委員数名に御意見を聞きながら策定する予定でございます。

 (3)対象施設は区が所有する建築物を基本とし、(4)活用方法でございますが、新築、改築等の工事においてガイドラインのチェックリストを参考に整備を行うほか、設計等の発注の際には仕様書に本ガイドラインを踏まえる旨を盛り込むことなどを想定してございます。

 資料裏面の2ページを御覧ください。

 2、(仮称)ユニバーサルデザイン評価・アドバイザー会議でございます。

 (1)にありますとおり、来年度からこの会議体を開催することを想定しております。

 (2)内容でございますが、施設整備の各段階におけるユニバーサルデザイン反映状況の評価や改善の御提案を頂くことを考えております。

 (3)開催回数は、案件に応じて随時開催し、(4)委員は、ユニバーサルデザインに関する専門的な知識を持つ有識者等数名を想定してございます。

 (5)対象施設は、ガイドライン対象施設のうち、不特定かつ多数の者が利用し、または主として高齢者、障害者等が利用する施設とし、原則として、来年度以降に基本計画を策定する施設を基本としております。

 (6)評価会議の流れを別紙に記載してございますので、後ほどお読み取りいただければと思います。

 3、今後の予定でございますが、本日の御議論等を踏まえましてガイドラインの案を作成し、本年12月に本委員会で御報告いたします。その後、障害者等への意見聴取を行い、3月にガイドラインを策定、評価会議を設置する予定でございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

高橋委員

 報告ありがとうございました。今前段でもお話があったんですけれども、評価・点検のしくみを新たに計画も策定しながらやっていくという基本的な精神というか、考え方というのは、そもそもどういうところからこういう形に発展していったというのを御説明いただけますか。

国分企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長

 こちらの評価・点検のしくみでございますが、ユニバーサルデザインの施策の改善向上、スパイラルアップを図る取組の一環というふうに考えておりまして、本委員会でそういったことが必要ではないかという御指摘を頂いたりだとか、あと昨年度のユニバーサルデザイン推進審議会の答申の中でもそういった御意見があったことも踏まえて、スパイラルアップの取組の一環として実施するものでございます。

高橋委員

 UDの基本的な一番効果的な流れで、今おっしゃっていたスパイラルアップというのが、常に評価・点検し、改善してバージョンアップしていく。UDの考え方もそうですし、具体的に対応した施設の整備のその後についてもそうだと思うんです。同時に、バリアフリーであれば段差を解消していけばいいという後付け作業というハード的な意味合いが結構強いと思うんですけれども、UDというのは、そもそも最上位理念の中で企画段階から取り組むという物事の絵図面を描く前からその思想を入れていくというところがあって、新庁舎整備においても、本会議やいろいろな委員会で質問しましたけれども、きちっと取り組むべきだという中で、それが東京都のバイブルになっている基準をクリアしているということを話として僕が指摘したUDとしては、いま一つ達成していないんだというところについて、これは法的にクリアしていますからというところで、全然改善する意向を示していなかったやり取りがあったんです。

 ここにもちょっと出ていますけれども、法的なところをクリアすればいいというのがポイントではなくて、公共的なサービスをする中野区として、障害、ハンディキャップを持っている方々や、あるいは大きな荷物、キャスターを提げて活躍するビジネスマンであったり、お子さんをバギーに乗せていく子育て世代であったり、まさにそのユニバーサルな世代、客体にきちっと有効なものをやっていくというのが必要だということで、そこの意向をどんどん取り入れていくということが大事だと思うんです。

 この後半のところになっている評価・アドバイザー会議を進めていくという中で、このガイドラインについての意見聴取を障害者団体に行う。これはもちろん福祉施策として大事なんですけれども、同時に、障害を持っている方でも、社会人として、企業のトップとして、日本中、世界中を飛び歩いている新しい団体もあるじゃないですか。そういうところへの攻めのUDというか、そういうところへのヒアリングもしていただきたいと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。

国分企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長

 委員の御案内のとおり、そういった最新のUDを取り入れていくために御意見を頂くことも想定しておりまして、この1ページ目のユニバーサルデザイン導入ガイドラインの(2)の黒ポチ三つ目のところにあるんですけれども、ユニバーサルデザイン推進審議会の委員数名に意見を聞きながらということで、その委員の中にもそういった有識者の方が何名かいらっしゃいますので、そういった方の意見を聞きながらこのガイドラインを策定していきたいと考えております。

高橋委員

 ぜひその辺を中野区ならではの新しい形を取り組んで進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 UDに対して、そのUD担当がこうやって基本計画をつくったり、仕組みの展開をする中で、新しい基本計画を進めていく。その成果物は非常によくできていると思うんです。だけど、UDについては、また僕は本会議でも質問をいずれしますけれども、絵図面はきちっとUD担当がつくるんだけれども、では、実際現場の展開がどうかといったときになかなかそれが伝わらなくて、設計事務所の言いなりになって、すてきなデザインでUDが全然配置されていないとか、そういう話になりかねないんです。だから、それを例えばこういう施設の今後の整備計画であったり、いろいろな施設を改築、新築、改修でやっていくといったときに、それぞれの事業部にこれをどう展開していくのかという、そこが一番ポイントだと思うんです。絵に描いた餅になっちゃうといけないので、そこはどうUD担当として考えているのか教えてください。

国分企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長

 まずはこのガイドラインを策定する中で、策定過程の中でいろいろな図を関係所管を巻き込みながら今議論しながら進めているというところで理念を浸透していきたいというところでございます。ガイドラインと評価会議ができた暁には、評価会議は当然うちと所管等が調整しながら、評価会議に諮る内容とかを調整していく形になりますので、そういったことを通じてそうしたUDの理念などを浸透できるようにしていきたいと考えております。

高橋委員

 ぜひお願いいたします。

 浸透していくといったときに、あまり何度も言ってもしようがないんだけれども、それぞれの担当へのUDの最初の企画段階から取り組む理念の有効性をきちっと展開していただきたい。後改修でどんどんコストがかかるのであれば、最初からその理念を取り込んでやっていけばいいわけで、設計事務所なりのデザインの先行ではなくて、できた施設の区民が利用するありようを考えた、ハンディキャッパーの方々を含めた利用を考えたきちっとした制度設計をするようにというところをぜひお願いしたいんです。

 あと、区有施設の整備は、いろいろな施設整備が今後出てくるじゃないですか。そういう全体の区有施設の整備計画の中でそれをどう取り込んでいくか。予算の関係もあるじゃないですか。例えば改修でそれを取り込んできた場合とか、その辺もきちっと財政当局とも連携、打合せをして、どうコストをかけずに有効なUDを展開していくのかとか、あるいはどう後追いでコストがかからないように企画段階からUDを取り込むようにしていくのかというのをよくよく担当からそのUDの理念を展開していただきたいと思うんですけれども、その辺はいかがですか。

国分企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長

 こちらの企画課のほうでも、ユニバーサルデザインの評価・アドバイザー会議を実施するに当たって予算の計上なども担ってきますので、来年度の予算を計上するタイミングで、施設課や財政課と連絡を取りながら、そういったコスト面もしっかり考えていきたいと考えております。

吉田委員

 ユニバーサルデザインの大事さというのはずっと前から言われてきていて、中野区も平成29年とか30年ぐらいには条例ができているんでしたっけ。今回新しくガイドラインをつくるというのは、何をどう変えるんですか。

国分企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長

 今までは特にこうした中野区の独自のガイドラインというものはございませんでしたので、こちらのガイドラインをつくることによって、先ほどの質疑の中でもありましたけれども、企画段階からUDの考え方だとか理念だとかを施設整備に取り込んでいけるように、そういったことを目的に策定するものでございます。

吉田委員

 今これをこれから12月に向けて考えるというのは、進めること自身はいいんですけれども、平成の頃から条例があって、何で今までそのガイドラインというのはつくろうと思わなかったんですか。

国分企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長

 中野区独自のガイドラインというものはございませんでしたが、東京都のほうで都立建築物のユニバーサルデザインの導入ガイドラインなどもございましたので、そういったもので施設整備は進めてきたというふうに考えてございます。今回ユニバーサルデザイン推進計画を昨年度改定いたしましたが、その改定の議論の中で、委員の方だとか審議会の委員の方から、こういった取組が必要なのではないかと御提案を受けて計画に盛り込んで、今回からこういったガイドラインを策定することを決めたものでございます。

吉田委員

 もちろんいいことなんですけれども、東京都の福祉のまちづくり条例とかユニバーサルデザイン関係のことは随分前から決まっていて、東京都のガイドラインもあって、何もあってと、今回さらに中野区独自の何かを定めるということで、それは別にいいんです。今ちょうど予算に関する要望を各団体からお聞きをして、ほかの議員方もびっくりしていると思うんですけれども、福祉の団体から、通常の車椅子ではなくて、重篤な方が寝るような形の大きめの車椅子が新しい中野区役所の四季の森の側の正面の角の玄関から入る南側のエレベーターはどこも乗れない。どうやって区役所にアクセスしたらいいんだと、新庁舎が出来上がってから聞いた話と違うということを言われて、我々も驚いている。慌てて無所属議員のみんなでいろいろなエレベーターに乗りまくって、本当だと言っているわけなんです。

 何でこういうことになるのか。聞くと、北側の荷物用のエレベーターに担いで何とかみたいなことを担当の人が言ったようですけれども、セキュリティエリアだから、そこから発券機のところなんかに回れないわけです。これから多分第3回定例会で各議員方が指摘されると思うんですけれども、せっかくいろいろな都の条例もあった、ガイドラインもあった、区の条例もあったという状況でも、一番大事な、一番気をつけなければいけない区役所、250億円でしたっけ、建てて造ったときに、そういう方に全然使い物にならないエレベーターしか並んでいないという建物を区は実際造ったわけです。だから、このガイドラインとかをつくっても、それが形だけで、実際の区の行政に生かされないようだと何の意味もない。つくることは大事なんですけれども、それがちゃんと行政につながるかどうかは一番大事なんですけれども、そこはこれをどういうふうにやるんですか。

国分企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長

 確かにガイドラインをつくって終わりではなくて、そういったちゃんと考え方、理念をガイドラインの中に盛り込むとともに、そのガイドラインをしっかりと活用してもらうことが重要かと考えておりますので、先ほどもありましたけれども、各部に理念が浸透するように、活用が図られるようにUD担当として働きかけていきたいと考えております。

吉田委員

 これで終わりますけれども、働きかけるだけだと、聞いて、終わりみたいになっちゃうので、きちんとそれがほかの担当の部局にも踏まえられるような仕組みづくりを今後御説明を聞かせていただきたいと思うので、期待しております。

平山委員

 同じことをお尋ねしようと思っていたので、新庁舎についていろいろ御意見をお聞きしたわけです。事前に要望したことで反映されていないことがあったり、来てみて、おや、これはと思うことがあったり、ユニバーサルデザインは、別に新庁舎に限ったことではないので、もちろん全ての区の施設等々、ユニバーサルデザインは施設だけではないですけれども、そういったものに浸透していかなければいけない。ただ、区政において50年に1度のビッグプロジェクトじゃないですか。新庁舎の建設というのは。そこで、他の課題もいろいろありますけれども、障害者団体からそういうお声をお聞きしたというのは非常に残念だったなと思うわけなんです。御担当として、基本構想の頃はまだ条例はなかったのかな。でも、計画や設計段階に入っていったときには、もう既に条例は存在していたわけじゃないですか。新庁舎の建設に当たって、確認なんですけれども、御担当としてどういうふうに関わられていたんですか。

国分企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長

 新庁舎整備に当たって、ユニバーサルデザインの有識者の方から御意見を頂いたりだとか、あと障害者団体のアンケートなどを実施したと存じております。その有識者に意見を聴取しに行くときに一緒に行って、一緒に聞いてその後の対応を考えたりだとか、そういった調整や連携はしてきたところでございます。

平山委員

 その聴取した意見やアンケートの内容が反映をされているかどうかということについてのチェックはどのようになされたんですか。

国分企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長

 反映されているかのチェックというか、その御意見についてどう対応しようかというところは、新区役所整備課と総務部のほうと一緒に併せて検討してきたというところでございます。

平山委員

 同じ部内だから、そうですよね。部長を中心に、同じ部ですよね。一緒に調整をしてきました。そうは言っても、反映できたところもあるし、もともと御要望の中で、ここは御要望ではあるけれども、今回は反映しないというものもあるでしょう。ただ、反映したほうがいいもので、反映できなかったものというのも、もしかしたらあるのかもしれない。その辺はどうなんですか。

国分企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長

 委員御指摘のとおり、反映できるものもあれば、反映できないものも、今の段階ではなかなか厳しいというところもございましたので、その辺は一緒にすり合わせをしながら、また反映できなかったところはこのガイドラインにしっかり盛り込んでいこうと、そういったことの話合いはしてきたところでございます。

平山委員

 当該のエレベーターについては御意見はあったんですか。

瀬谷総務部DX推進室新区役所整備課長

 御要望のほうは伺ったというところ、記録を私のほうは確認させていただきました。ストレッチャーが入るようなエレベーターの設置とか、そういった御意見はあったのを確認した上で、全体整備の中で検討して現在に至るという経緯は確認しています。

平山委員

 御要望があったけれども、全体の中でその御要望は反映できないとなった。その理由は何なんですか。

瀬谷総務部DX推進室新区役所整備課長

 ストレッチャーが入るエレベーターは設置してほしいという御要望を伺ったと認識しておりまして、その中で、緊急車両の停車場所とかそういったものも踏まえた上で、北側のほうにストレッチャーが入るエレベーターを設置したと認識しております。

平山委員

 ただ、実際問題は、さっき吉田委員もおっしゃっていたように、北側のほうからは動線ができていないわけです。ストレッチャーを使ったそういう業者さんではなくて区民の方で、そういう形でということになったときには動線がないわけです。あくまでもセキュリティの中の動線だけなわけです。そこは課題にはならなかったんですか。

瀬谷総務部DX推進室新区役所整備課長

 おっしゃるとおり北側ですので、セキュリティエリアを通るということも認識はしてございます。そういったソフトの運用も踏まえて対応するというところで判断してきたところでございます。

平山委員

 対応できているんですか。

瀬谷総務部DX推進室新区役所整備課長

 まだ当課で具体的なところは把握してございませんが、今後そういったことがあればしっかり対応したいと考えてございます。

平山委員

 今日そういった方が区役所に来たいとおっしゃったらどうするんですか。

増子総務部DX推進室庁舎管理担当課長

 委員のおっしゃるとおり、ストレッチャーつきの車椅子の方がいらっしゃいましたら、防災センターか総合窓口で要件をお聞きして、該当する必要なフロアに御案内をして人的対応を考えております。

平山委員

 それは北側から入って、中には入れないじゃないですか。中に入っちゃいけないんですよね。それは対応可能なんですか。御負担をかけることなく。

増子総務部DX推進室庁舎管理担当課長

 おっしゃるとおり、セキュリティエリアの中に入ることが難しいと認識はしております。エレベーターホールなど、廊下に職員が行って用件をお聞きして対応したいと考えております。

平山委員

 これ以上やらないですけれども、そういう緊急対応しなければいけないということ自体がユニバーサルデザインではないわけじゃないですか。そういった方々も一般区民の方と同じように庁内を御利用できるようにするというのがユニバーサルデザインなわけじゃないですか。問題は、出来上がってみるまで知らなかったとおっしゃったんです。北側のセキュリティの中でしか設置が難しいのであれば、それを御要望を寄せられた当該団体の方に1度返して、今こういう現状で検討しているんですけどというやり取りをなされなかったのかと思っているんですけれども、そういう努力はなされたんですか。

瀬谷総務部DX推進室新区役所整備課長

 御要望を頂いた後に設計が煮詰まっていく中で、返したというところは把握できてございません。

平山委員

 また第3回定例会でもこのことについていろいろとお尋ねになる方もいらっしゃるかもしれないので、今情報をお持ちでないということだったので、これ以上はお尋ねをしませんけれども、ユニバーサルデザイン推進条例はかなり上位な計画なんです。それが新庁舎の建設という本当に区を挙げてやるようなビッグプロジェクトに適切に反映をされなかったというようなことがあるのであれば、何のための条例なんですかと思っちゃいます。

 さっき、どなたかが言っていましたけれども、計画をつくるのがお仕事ではないじゃないですか。大事なものはアンケートも全部見て、所管が動いていなかったら、御担当として、ここはちゃんとやってくださいと、このお声には応えてくださいと、どういうふうに応えるのかフィードバックしてくださいというぐらいまでやるつもりでやらないと、これは条例をつくるのを我々は何度も何度も質問して、やっとできたんです。

 これが、絵に描いた餅になるようなことであれば大変残念だなと思いますので、これからガイドラインをつくって云々というのは分かりますけれども、できれば中野区の顔だし、中野区の区政としての姿勢を示す最も象徴的な建物だし、ここに区の理念、考え方、姿勢というのが全部集約されなければいけないというのが区役所なわけだから、そこにもっと積極的に取り組んでいただきたかった。取り組んだのかもしれないですけれども、現状はこのような結果になっているということは大変残念だと思います。その上で、様々新庁舎整備に寄せられたお声に対して誠実に具体的な御対応をお願いしたいと思いますけれども、どうですか。

国分企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長

 そうした考え方をしっかりガイドラインに盛り込んでいって、企画部のほうでもそのガイドラインを基にしっかり所管に働きかけて、UDの考え方が施設整備に反映されるようにやっていきたいと考えております。

瀬谷総務部DX推進室新区役所整備課長

 補足をさせていただきます。

 先ほど答弁の中で、要望に対して回答のところを把握できていないということを申し上げたんですが、今、確認が取れまして、1台のストレッチャーが使えるエレベーターが欲しいという御要望に対しまして、1台を設置しますという回答はした経緯がございます。ただ、位置については言及がなかったところでございます。

浦野委員

 1点だけ確認させてください。

 今3人の委員からもすごく大事な指摘があったと思います。本当に同じ思いですし、今そのことは重ねて私からもお願いしたいと思うんですけれども、1点最後に、平山委員が確認した中で、既存施設に対しての事後の評価のところはしていくという御答弁だったんだと思うんです。この資料の2ページのところで、評価・アドバイザー会議が今年度中に設置をされて、令和7年度から評価会議を開催するとあります。別紙のほうで見ていくと、それぞれ基本計画や設計や実施設計の段階でやって、ここにも事後のチェックというのがあるんですけれども、これというのは、これまで既に新庁舎も含めて竣工して、またそれから何年かたっている施設も含めて、全部適用されていくという考えなのか。それとも令和7年度以降のものに対してなのか。そこを確認させてください。

国分企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長

 こちらの2の評価・アドバイザー会議については、今後新築する施設だったりだとか、大規模改築とか、そういった大規模な改築などを控えた施設という形になります。ただ、1のガイドラインのほうは全ての施設が対象でございますので、そのガイドラインを踏まえて、この施設をどうしていくかというのは、建て替えの時期だとか、そういったことを踏まえながら所管と調整していきたいと考えております。

浦野委員

 今最後におっしゃった建て替えの時期などにという言葉があったんですけれども、例えば今の既に新庁舎で出ている課題というのは、新庁舎は今何かすぐに建て替えとかということにならないわけですよね。でも、区が大規模改修であったり目安としているそれぞれ時期があると思うんですけれども、それにかかわらず、例えば都度出てくる中でのそういう見直しというのは当然あると思うんです。そことの関係でいうとどうなっていくんですか。

国分企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長

 大規模な建て替えにかかわらずできるものだとかもあるかと思いますので、そういったものも当然今のガイドラインには入っておりますので、そうしたガイドラインの基準を踏まえてどうしていくかというのは所管と調整していきたいと考えております。

浦野委員

 例えば今の車椅子の件も、ストレッチャー型ということなんですけれども、例えば普通車椅子の方であっても、前の庁舎であれば、正面入り口に車をつけて行けたわけです。今の正面玄関であると、車が正面の入り口までは入れないわけです。例えば基本正面から皆さん入られる方が多いと思うんですけれども、そういう方たちが今どうしているかというと、けやき通り沿いのバス停の手前、区役所の前の横断歩道からバス停ぐらいまでの間に車を一時停車して、そこから車の後ろから車椅子を出して、車道を逆走しながら区の正面のほうに回ってくるというような光景もかなり目にしているんです。そうすると、今までの庁舎と比べても、そこの正面玄関へのアプローチでさえ、できていたこともできなくなっているという側面があって、これについても改善なりが必要だと思っているんですけれども、その点は現時点では何かお考えというのはありますか。

国分企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長

 そういった御意見自体は把握しているところでございますが、まだ具体的にどうするかについては検討できてございません。

浦野委員

 そこもぜひ早急に所管なども含めてやっていただきたいと思います。かなり危ない状況というか、そこに車が何台も並んでいて、本当に車道を介助者の方と車椅子が逆走してくるというような状況がありますし、であれば、北側に行って誘導していくなり、そこの案内をしていくのが、建物を変えないという意味ではそうなるのかもしれないんですけれども、であれば、そこを案内していくということも含めて、実際来庁される方の毎日のことに関わってくるので、ぜひそこも検討していただきたいと要望しておきます。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、3番、令和6年度都区財政調整の当初算定についての報告を求めます。

竹内企画部財政課長

 それでは、令和6年度都区財政調整普通交付金につきまして、中野区に対する当初算定における交付額が決定しましたので御報告いたします。(資料6)

 普通交付金の表を御覧ください。こちらの一番下段の合計の欄を御覧いただきまして、こちらは財調の当初算定でございますが、23区全体で1兆1,258億2,000万円となっておりまして、前年度と比べまして2,063億6,400万円、22.4%の増となってございます。

 次に、中段の網かけの中野区の欄を御覧ください。中野区の当初算定額は403億3,900万円となっておりまして、前年度と比べ78億9,500万円、24.3%の増となってございます。令和6年度の当初予算との関係では438億9,700万円と見込んでおりましたので、35億5,800万円、現段階では少ない結果となってございます。

 一番下のアスタリスクの欄を御覧ください。今回の普通交付金でございますが、算定残が293億8,800万円ございまして、今年の12月からの都との協議によりまして、これを23区に割り振りまして追加交付される見込みでございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はございませんか。

吉田委員

 ありがとうございます。現在の段階で38億円少ないのかな。どの段階で都から新しく幾らぐらい入ってくるというふうに見越しているんですか。

竹内企画部財政課長

 こちらのほうは今当初算定でございます8月時点という形になっていますので、こちらが12月のほうに進むによって、一番下の293億円のこちらのほうが23区に割り振られる。また、調整税等が今見込みでやっていますので、こちらのほうも配分される予定でございますので、こちらのほうは、予算額どおりには見込まれるかと考えているところでございます。

吉田委員

 結論からして、12月ぐらいには当初予算の見込みぐらいにはなるというふうに期待していいんですか。

竹内企画部財政課長

 こちらのほうではそのように見込んでございます。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、4番、「中野区の教育委員候補者に係る人材推薦登録の仕組み」の実施についての報告を求めます。

永見総務部総務課長

 それでは、「中野区の教育委員候補者に係る人材推薦登録の仕組み」の実施について御報告をいたします。(資料6)

 区は、教育委員の選任に当たり区長が幅広い人材の中から人材を発掘することを目的に人材推薦登録の仕組みを設けておりまして、自薦または他薦で自らの意見を発表していただく、そういった仕組みになってございます。4年ごとに実施をしておりまして、今回で6回目の実施になるものでございます。

 1番、候補者の人材登録というところで、募集につきましては自薦または他薦ということで、10月18日から11月8日まで募集を行う予定でございます。

 以下、資格要件、基準日、登録、次のページの登録の有効期限については記載のとおりでございます。

 2番、意見発表会につきましては、12月21日に実施をするということで、意見の発表と区長との質疑を行っていただきます。

 3、公表等ということで、12月に登録者のプロフィールと2月に意見発表会の概要を取りまとめて紹介する予定になってございます。

4番、今後のスケジュール予定でございます。こちらは記載のとおりでございまして、第4回定例会で応募結果と意見発表会の開催について報告をさせていただく予定でございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、5番、訴訟事件の判決についての報告を求めます。

尾関総務部法務担当課長

 それでは、訴訟事件の判決について御報告させていただきます。(資料7)

 事件名は、生活保護基準引下げ違憲処分取消等請求事件でございます。

 当事者でございますが、原告は中野区民を含む生活保護受給者、被告は中野区を含む東京都の特別区市、国及び都でございます。

 訴訟の経過は、3にありますとおり、平成30年5月14日に訴えの提起があり、本年6月13日に東京地方裁判所より判決の言渡しがございました。

 事案の概要は、4にありますとおり、本件は、厚生労働大臣が生活保護法による保護の基準が定める生活扶助に関する基準を平成25年、26年、27年に順次改定したところ、生活扶助を受けている原告らは、本件改定及びこれを理由とする保護変更決定によって生活扶助の受給額を減らされたことが違憲、違法であるなどと主張して、被告らを相手に当該保護変更決定の取消し等を求めたものでございます。

 本訴訟における原告らの請求は保護変更決定等の取消しや損害賠償を求めるものでございますが、原告、中野区民の中野区に対する請求は、5にございますとおり、国と連帯して1万円等を支払えといった損害賠償請求のみでございます。

 本訴訟における判決では、原告らの請求のうち、保護変更決定の取消請求は認容されましたが、損害賠償請求については棄却されました。原告、中野区民の中野区に対する損害賠償請求は、6にありますとおり棄却されております。

 判決理由の要旨につきましては、お読み取りいただければと存じます。

 以上、報告を終わらせていただきます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はございませんか。

加藤委員

 この3の訴訟の経過の中で、一部認容というのは具体的にどういうことなのか教えてもらっていいですか。

尾関総務部法務担当課長

 保護変更決定の取消しに対して、その取消しを認めるということが一部認容ということでございます。

加藤委員

 取消しを認めるけれども、お金は払わないと。

尾関総務部法務担当課長

 そのとおりでございます。お金というのは、いわゆる慰謝料という損害賠償の支払いの請求については棄却されたということでございます。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、6番、区を相手方とする調停の申立て及び調停事件の終了についての報告を求めます。

尾関総務部法務担当課長

 区を相手方とする調停の申立て及び調停事件の終了について御報告させていただきます。(資料8)

 事件名は、損害賠償請求事件、当事者は、申立人、医療法人社団三優会、相手方、中野区でございます。

 本年5月30日に、申立人より、東京簡易裁判所に民事調停の申立てがございました。

 事案の概要につきましては、4にありますとおり、申立人が、中野区が施行者である中野区画街路第4号線に関し、速やかに補償契約を締結し補償金を支払ってもらう必要がある旨を主張し、2,719万円の支払いを求めたものでございます。8月20日に調停が行われましたが、不成立により調停は終了いたしました。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、7番、中野区議会議員選挙に関する争訟についての報告を求めます。

永田選挙管理委員会事務局長

 それでは、中野区議会議員選挙に関する争訟につきまして、お手元の資料によりまして御報告いたします。(資料9)

 本件につきましては、1月31日の当委員会におきまして、東京都選挙管理委員会が最高裁判所に上告したことにつきまして御報告をいたしましたところでございますが、その後の進捗につきまして御報告をさせていただくものでございます。

 前回報告と重複する箇所の御説明は割愛させていただきます。

 今回新たに項目2、これまでの経過の(11)最高裁判所の決定が6月26日にございました。その内容につきましては、6番、最高裁判所の決定といたしまして、最高裁判所は、東京都選挙管理委員会の上告及び上告受理申立について、上告棄却及び上告不受理の決定を行い裁判が確定したというものでございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はございませんか。

加藤委員

 こういったものに関して何日間かでやらないといけないみたいなのがその節々あったと思うんですけれども、最後のところ、すごく時間がかかったなと思うんです。そういうものを出すのにルールがあったら分かる範囲で教えてもらっていいですか。

永田選挙管理委員会事務局長

 選挙に関する訴訟につきまして、委員がおっしゃるとおり、100日を目途として判決を出すという規定がございますが、これにつきましては、東京高等裁判所で判決を出すまでに100日を目途とするとなっておりまして、その後の最高裁における決定ないし判決ということについては、特にこの100日以内に決定を出すというものは厳密には適用されていないということでございます。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、8番、令和6年7月7日執行東京都知事選挙及び東京都議会議員補欠選挙の結果についての報告を求めます。

永田選挙管理委員会事務局長

 それでは、令和6年7月7日執行東京都知事選挙及び東京都議会議員補欠選挙の結果につきまして、お手元の資料によりまして御報告いたします。(資料10)

 1、投票関係でございますが、都知事選挙では投票率は60.56%と前回を4.80ポイント上回ってございます。東京都議会議員補欠選挙、中野区選挙区の投票率は59.32%と前回を15.76ポイント上回ってございます。

 次に、2の開票関係では、即日開票としたところでございます。

 3、候補者別得票数につきましては、それぞれ表に記載のとおりでございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はございませんか。

加藤委員

 都議補選と都知事選では、期日前投票のスタートの日が違って、都知事選しかやっていないときに行くと、もちろん都議補選の投票はできなかったわけですけれども、その辺は2回投票に行けるようになっていたのか、その辺のルールを教えてください。

永田選挙管理委員会事務局長

 今回、東京都知事選挙と都議会議員補欠選挙の2種類の選挙が行われましたが、それぞれ告示日が異なるということから、期日前投票の開始日も異なるということでございました。したがいまして、都知事選挙のみ投票できる期間には都知事選挙だけ投票できる。そしてまた、それとは別に都議会議員補欠選挙を投票できるという運用になりますので、この期間に投票に来られた方につきましては、都知事選挙のみ投票された方につきましては、都議会議員選挙の期日前投票の期間につきまして、御案内のチラシを配布させていただきまして、改めて都議補欠選挙だけを行う場合の御案内をさせていただいたところでございます。

加藤委員

 結果を見ると、3,000人ぐらいは都知事選だけ入れて、その後入れなかったということですか。改めて来たというような方が結構いらっしゃったんですか。

永田選挙管理委員会事務局長

 期日前投票だけで見ましても、都議会議員補欠選挙だけ改めて後日投票に来られた方はいらっしゃいました。しかしながら、全体で見ますと、都知事選挙のほうが投票率も高く、投票者数も多いということでありまして、意識としては都知事選挙に投票したい、ただ都議会議員選挙については、例えば開票においても白紙投票が多かったといったようなことも見られましたので、そのような投票行動があったのかなと考えているところでございます。

加藤委員

 白票が1万票近くあると聞いていますけれども、確かに投票者数が16万5,644人のところ、書いてある当選者の合計をすると15万2,592人だったので、これで1万3,000人ぐらいは差があるのでそうだと思うんですが、その内訳について教えてもらっていいですか。

永田選挙管理委員会事務局長

 今お尋ねの白紙投票だけまず申しますと、都知事選挙における白紙投票は1,059票でございました。これに対しまして、都議会議員補欠選挙におけます白紙投票は9,934票といったような差があったということでございます。

加藤委員

 ちゃんと足し算していないですけれども、投票率が都議補選のほうが低いという場合は、都議補選の投票用紙も取らずに出ていってしまうとか、そういうこともあり得るということですか。

永田選挙管理委員会事務局長

 まず、先ほどお尋ねの期日前投票で都知事選挙だけを投票されたという方もいらっしゃいます。それから、投票所におきまして、投票用紙交付2回、知事選、都議補選というふうに行います。その際、都議補選を受け取らないという方はあまりいらっしゃらなくて、受け取ったまま、そのまま白紙で投票されるという方が多いのかなというふうに感じております。

吉田委員

 今回の都知事選挙、この2、3ページの候補者を見ても分かるとおり、前代未聞の選挙でありまして、メディアでも取り上げられましたけれども、掲示板の使い方が適切とは思えないような掲示がなされた選挙でありました。そして、ここの例えばNHKから国民を守る党から10名以上の方が都知事選に立候補されていて、普通、当選を目的とすれば、自分の党から応援する人を1人に絞って、その人の票数を増やすというのが当たり前の行動ですが、自分の党の人が10人以上出て票が分散すると、全く当選を目的としないような活動をしている党があったということも含めて、掲示板の使い方もそれに関連しているわけです。

 この一連の前代未聞の今回の選挙に関して、中野区選挙管理委員会として何か議論をして、都あるいは国に報告とか、あるいは逆に都や国のほうから中野区選挙管理委員会に照会があったのか。国のほうでは、公職選挙法の改正について主要な人が言及するような状況になっていますけれども、今後そういうようなことは、中野区選挙管理委員会として、都や国と連携して、適切な法改正に向けて何らかの情報提供やあるいは見解を上申するようなことはあり得るのかお伺いします。

永田選挙管理委員会事務局長

 まず、委員が例として挙げられました大量のポスターの掲示についての対応につきまして、中野区選挙管理委員会から今回の選挙を管理いたします東京都選挙管理委員会に対しまして、どのように対応すべきであるかということにつきまして、告示日にポスターの掲示がされた日に直ちに確認をいたしました。そうしましたところ、現行の公職選挙法において直ちに違法とは言えないので、これについて具体的に何か指導をするとかいうような動きは東京都選挙管理委員会としてはしないという回答を得られました。

 また、今回48面しか掲示板がございませんでしたので、49番目以降の候補者に対しましては、クリアファイルによる掲示を行うこととしたという連絡が告示日当日に東京都選挙管理委員会からありました。したがいまして、中野区選挙管理委員会といたしましては、それに対する対応をどういうふうにすべきであるのかということを東京都選挙管理委員会に確認しながら、また実際に掲示をされた候補者の中には、区画の右側に掲示をされたという方がいらっしゃいましたが、中野区におきましては、都議会議員補欠選挙のポスター掲示板がすぐ右隣に立っているということで、それが都議会議員補欠選挙のポスターにかからないように直ちに移設をお願いしたいといったような候補者に対しての指導を東京都選挙管理委員会を通してお願いいたしました。また、あわせて中野区選挙管理委員会として、全箇所について巡回の点検、また必要であれば是正措置をするといったようなことで、これも東京都選挙管理委員会とも協議をしながら対応させていただいたところでございます。

 その後の今後の公職選挙法の改正等の動きにつきましては、報道もされておりますが、総務省や国会においてどういう見直しをしていくのかということが議論されていると承知してございますので、今後の対応につきまして、東京都選挙管理委員会、総務省などとも連携を取りながら、適切に対処してまいりたいというふうに考えてございます。

森委員

 1点だけ。今回新庁舎を使っての初めての期日前投票と当日の投票だったと思うんです。様子を見ていたら、あの場所なのでものすごく開かれた感じがしていて、投票のハードルが低くていいような気もしつつ、投票の秘密という点ではどうなんだろうなと思いつつ、両方感じたところがあったんです。実際新庁舎になって初めて運営をしてみて、課題が出てきたところですとか、よかったところですとか、所感があればお聞かせください。

永田選挙管理委員会事務局長

 今回新庁舎におきまして初めての選挙ということで、今回、会場をナカノバとして期日前投票所、また当日の投票所として整備をさせていただいたところでございます。その結果としまして、その期日前投票、当日を合わせて約3万人の方が投票に来ていただいたということで、これまで最も多い数で投票においでいただいたということと、それから、今回2種類の用紙交付でございましたが、そうした複雑な2種類、国政選挙では3種類となりますので、そうした投票にも正確に迅速に対応することができたと考えてございます。

 また、特に1階の大変アクセスの便利な場所でございますので、高齢の方、車椅子の方、またベビーカーを押して来られた方など、様々な方に御利用いただけた。まさに区民の方に御利用いただくにふさわしい新しい区役所における投票環境が新たに整備をできたと考えているところでございます。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、9番、その他で理事者から何か報告はありませんか。

福嶋総務部防災担当課長

 それでは、令和6年度中野区総合防災訓練の実施予定について、口頭にて御報告させていただきます。

 なお、本件につきましては、8月22日に開催されました危機管理対策等調査特別委員会との重複報告でございます。

 令和6年度の総合防災訓練は、南地域については、桃園地域を対象といたしまして11月10日(日曜日)桃花小学校で実施します。主な訓練内容については、初期消火訓練等の初期対応訓練や公助連携訓練を実施する予定です。北地域につきましては、江古田地域を対象として11月24日(日曜日)第七中学校で実施します。主な訓練内容は、医療連携訓練やペット同行同伴避難訓練等を実施する予定です。どちらも実施時間は午前9時から正午までとなります。

 なお、実施内容の詳細につきましては、両地域とも実行委員会で検討され、10月中旬に決定していく予定でございます。

 御報告は以上となります。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で所管事項の報告を終了します。

 次に、地方都市行政視察について御協議いただきたいことがありますので、委員会を暫時休憩します。

 

(午前10時18分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午前10時20分)

 

 休憩中に御協議いただきましたとおり、今年度の総務委員会の地方都市行政視察については、視察先とテーマを宮城県仙台市、「Full Digitalの市役所」の実現に向けた仙台市DX推進計画についてと、福島県福島市、福島市SDGs未来都市アクションプランについてとし、日程を10月28日(月曜日)から10月29日(火曜日)の2日間とすることで御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 以上で地方都市行政視察についてを終了します。

 本日11時から学習会を行いますので、委員会を11時まで暫時休憩いたします。

 

(午前10時21分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後0時03分)

 

 次に、審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩します。

 

(午後0時04分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後0時04分)

 

 休憩中に御確認いただきましたとおり、次回の委員会は第3回定例会中とし、急を要する案件が生じた場合は正副委員長から招集させていただきたいと思いますが、御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 以上で本日予定していた日程は終了いたしますが、各委員、理事者から何か御発言はございますか。

 以上で本日の総務委員会を散会いたします。

 

(午後0時07分)