中野区議会総務委員会〔令和6年9月10日〕
総務委員会会議記録
○開会日 令和6年9月10日
○場所 中野区議会第1委員会室
○開会 午後4時55分
○閉会 午後5時16分
○出席委員(9名)
杉山 司委員長
内野 大三郎副委員長
加藤 たくま委員
小林 ぜんいち委員
吉田 康一郎委員
平山 英明委員
浦野 さとみ委員
山本 たかし委員
森 たかゆき委員
○欠席委員(1名)
高橋 ちあき委員
○出席説明員
副区長 青山 敬一郎
副区長 栗田 泰正
企画部長 岩浅 英樹
企画部企画課長 中谷 博
企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長 国分 雄樹
企画部資産管理活用課長 半田 浩之
企画部財政課長 竹内 賢三
企画部広聴・広報課長、企画部秘書担当課長 矢澤 岳
総務部長 濵口 求
防災危機管理担当部長 吉沢 健一
DX推進室長 滝瀬 裕之
総務部総務課長 永見 英光
総務部物価高騰支援給付金担当課長、総務部防災危機管理課長 永井 亨忠
総務部法務担当課長 尾関 信行
総務部職員課長 中村 洋
総務部人事政策・育成担当課長 松丸 晃大
総務部施設課長 大須賀 亮
総務部契約課長 原 太洋
総務部防災担当課長 福嶋 和明
総務部生活・交通安全担当課長 久保 貴
総務部DX推進室デジタル政策課長、総務部DX推進室新区役所整備課長 瀬谷 泰祐
総務部DX推進室デジタル基盤整備担当課長 保積 武範
総務部DX推進室庁舎管理担当課長 増子 英宏
会計室長 古本 正士
選挙管理委員会事務局長 永田 純一
監査事務局長 吉村 恒治
○事務局職員
事務局長 堀越 恵美子
事務局次長 林 健
書記 森園 悠
書記 堀井 翔平
○委員長署名
審査日程
○議案
第63号議案 令和6年度中野区一般会計補正予算
第72号議案 谷戸小学校普通教室棟増築等工事請負契約に係る契約金額の変更について
第87号議案 大和公園再整備工事請負契約
委員長
定足数に達しましたので、総務委員会を開会します。
(午後4時55分)
初めに、本日から高橋ちあき委員が当委員会の委員になられましたので、お知らせいたします。
本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり審査を進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
それでは、議事に入ります。
議案の審査を行います。
第63号議案、令和6年度中野区一般会計補正予算を議題に供します。
なお、これらの議案は当委員会に付託されておりますが、区民委員会と子ども文教委員会でそれぞれ関係分を審査し、賛成多数となった意見があれば、総務委員会に申し送られることになっておりますので、御承知おきください。
それでは、本件について理事者から補足説明を求めます。
竹内企画部財政課長
それでは、第63号議案、令和6年度中野区一般会計補正予算につきまして補足説明をさせていただきます。
議案書を御覧いただきたいと思います。10ページ、11ページをお開きください。歳入歳出予算の総括表でございます。歳入歳出とも7億6,190万円増額し、補正後予算額は2,046億5,233万6,000円となるものでございます。
内容につきまして、歳出の御説明をさせていただきます。14ページ、15ページを御覧ください。4款区民費、4項文化振興・多文化共生推進費、1目文化振興・多文化共生推進費でございます。工事請負契約の前払金の上限額改定に伴いまして、もみじ山文化センター本館改修工事費を増額するものでございます。
続きまして、16ページ、17ページを御覧ください。5款子ども教育費、2項教育費、3目教育施設費でございます。こちらも工事請負契約の前払金の上限額改定に伴いまして、中野本郷小学校新校舎整備に係る工事費及び旧中野中学校(旧第九中学校)内装改修工事費を増額するものでございます。
18ページ、19ページを御覧ください。債務負担行為調書でございます。ただいま御説明をさせていただきました、もみじ山文化センター本館改修工事費、中野本郷小学校校舎等建設工事、旧中野中学校(旧第九中学校)内装改修工事につきまして、年度別支出予定額の変更に伴いまして債務負担行為限度額を減額するものでございます。
御説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願いいたします。
委員長
これより本件に対する質疑を行います。質疑はございませんか。
加藤委員
先ほども一般質問でさせていただきましたが、施設整備をする際だけでないですけれども、物価高騰が本当に激しく、毎月どんどん上がっていく中で、そういったところを予算編成時どのぐらい見込まれているのか。これ、たまたま上がっちゃったじゃなくて、もうかなり必然というところですけれども、そういったところの中ではどういう捉え方をしているのか教えてください。
竹内企画部財政課長
今回、社会動向に応じた見直しを行って、それに伴いまして今回増額をしているものでございますが、様々、社会状況で、物価高騰であるとか人件費の増といったところが見込まれますので、そういったところは事業者であるとか、丁寧にそういった見積書等を聴取することによって、状況等を把握しまして、それを予算編成に生かしていきたい。今、令和7年度予算編成が今後始まっていくところでございますので、そういったところはより丁寧に行っていきたいと考えてございます。
小林委員
今回、もみじ山文化センターと本郷小学校について、それから旧中野中学校(旧第九中学校)の内装改修工事ということで、まず、もみじ山文化センターの改修工事に当たって、前払金の変更改定、令和6年第1回定例会で契約課のほうからありましたけれども、今回、これは幾ら、前払金についてプラスされているんですか。幾らが幾らになった。何割が何割になったというか。
竹内企画部財政課長
今回はもみじ山文化センター本館大規模改修工事につきましては、前払金が4億円の予定でございました。それが、1億7,284万円が増額されまして、合計5億7,284万円になったものでございます。
小林委員
中野本郷小学校のほうは幾らですか。
竹内企画部財政課長
こちらにつきましては、前払金のほうが3億8,910万円増額されまして、5億8,910万円となったものでございます。
小林委員
これは、前払金だけで、物価高騰等については含まれていないんですね、この2物件については。
竹内企画部財政課長
はい。今回、前払金の改定に伴う補正予算でございます。
小林委員
もう1点、その前払金だけなんですけれども、物価高騰についてはまた別に、時期として見られるものなんですか。それとも、今回は行わない。もしくは、対象外。インフレスライド等についてはどのようにお考えですか。
竹内企画部財政課長
インフレスライド条項に関しましては、もう対応のほうは行っておりまして、今回は本当に前払い金の改定に伴うものでございますので、今後のこういったことに伴うものの補正予算のほうは、今のところ予定していないものでございます。
小林委員
そうすると、もう1点、旧中野小学校(旧第九中学校)の内装改修工事の増額については、これも前払金ですか、それとも違うものも入っていますか。
竹内企画部財政課長
こちらも前払金の改定に伴う補正予算のみでございます。
小林委員
これは、幾らが幾らになりましたか。
竹内企画部財政課長
こちらのほうは、前払金は4億円と想定していたところなので、それが2億円の増になりまして、合計6億円になるというものでございます。
小林委員
内装工事などでお聞きしたいんですけれども、学校内装工事、以前はホルムアルデヒドがありましたけれども、今はキシレンについての測定も義務付けられるようになりましたけれども、これは今回の補正対象の前払金とは違いますが、これは含まれているものなんですか。
竹内企画部財政課長
所管外なので、ちょっと詳しいことは分からないんですけれども、一応、本工事の前に耐震改修工事等を行っておりまして、今回はその内装工事というふうなことを伺っていますので、内装の改修工事というふうに聞いてございます。
小林委員
これって、子ども教育施設課に相当する話になってしまうんですかね、それについては。それとも施設課。ごめんなさい、所管外と言ったので、どこが所管するのかなと思ったんですけれども。
竹内企画部財政課長
こちら教育施設になりますので、所管としては子ども文教委員会かなと考えてございます。
小林委員
これは、施設課のほうでは分かる話なんですか。
大須賀総務部施設課長
今、委員からの御質問の件ですけれども、新築工事であれば、一般的にキシレンについても測定はしておるところです。
今回のもみじ山文化センターの改修工事に当たって、環境測定を仕様の中で入れたかどうかについては、今ちょっと把握はしていないんですけれども、一般的には、測定のほうはしております。
小林委員
分かりました。また後でいいので、どのような内容になっているか教えていただければと思います。
加藤委員
前払金と中間前払金を多く出してしまうと、補助金の獲得額に何か変更が生じるような話を聞いたことがあるんですけれども、その辺が分かるようだったら教えてもらえますか。
竹内企画部財政課長
今回、前払金のほうの改定を行うことによりまして、前払金は補助金の対象の年度が2年間という形になっているので、学校施設が3年間の工事費用ということになると、例えば、令和6、7、8年という形で、令和7、8年に関しての補助金の対象になると。そこのところで減額になる可能性があるということは伺っております。
平山委員
ちょっと基本的なことで、聞いたら恥ずかしいかもしれないんですけれども、三つとも前払い金の改定ということでよろしかったですよね。ということは、トータルの額は変わらないという認識でいいですか。
竹内企画部財政課長
はい。総事業費について変更していることはございません。
平山委員
だから、債務負担のほうは、債務負担の限度額を少なくしたということでいいですか。
竹内企画部財政課長
委員、御指摘のとおりでございます。
平山委員
三つとも今進行中の工事ということですか。
竹内企画部財政課長
令和6年度に行う工事でございます。
平山委員
行うですか、行っているですか。当然、三つとも全部もう契約済みの工事ですよね。
竹内企画部財政課長
これから契約を予定しているものでございます。
平山委員
三つとも。そういうことなんですね。契約時期はいつぐらいなんですか。
原総務部契約課長
まず、もみじ山文化センター本館改修工事の件は、第4回定例会での議案上程を予定してございます。続いて、中野本郷小学校新校舎整備に係るものについては、令和7年第1回定例会、旧中野中学校については、令和6年第4回定例会での上程を予定してございます。
平山委員
では、これから、第4回定例会で二つ、第1回定例会で一つということですね。
第1回定例会の工事は、このタイミングでやらなければいけないんですか。
竹内企画部財政課長
今回補正予算をこちらのほうで提案させていただいたのは、学校整備に係る案件で、前払い金に関するもので、変更に伴う影響を踏まえて、予算として一体的に提案させていただいているものでございまして、時期に関しましては、ちょっとずれるところがありますけれども、今回、前払い金の改定に伴うものとして先議でお願いしているというものでございます。
平山委員
では、例えば、学校施設以外の施設の契約がある、そういったものも前払金の変更の対象となるものも今後出てくるかもしれないですよね。出てこないのかな。今年度の契約はないんですか。学校施設だけ。
では、基本的に区としては、施設の種類ごとのグルーピングで、こういう形で予算提案をされるというふうに思っていていいんですか。
竹内企画部財政課長
補正予算の提案の仕方もあると思うんですけれども、今回は、前払金の改定に伴いまして、早急に、どうしても可及的速やかに行わなければならないという形で考えている案件でございまして、一体的に提案をさせていただいたというものでございます。
平山委員
先のものであろうが、直近のものであろうが、前払金のありよう自体を変えたので、現行組んでいる予算を、やっぱり早急にそれに合わせる必要があるという判断だったということですね。だから、たまたま学校施設だったのでまとめてということよりも、対象となる施設を全部やったという理解でいいですか。
竹内企画部財政課長
委員、御指摘のとおりでございます。
委員長
他に質疑はございませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
この際、申し上げます。補正予算に関係する委員会から申し送られた意見はございませんでした。
他に質疑がなければ、取扱いを協議したいと思いますので、委員会を暫時休憩します。
(午後5時08分)
委員長
委員会を再開します。
(午後5時09分)
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、質疑を終結します。
次に、意見の開陳を行います。意見はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、意見を終結します。
次に、討論を行います。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、討論を終結します。
これより第63号議案について採決します。
お諮りします。第63号議案、令和6年度中野区一般会計補正予算を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決します。
以上で第63号議案の審査を終了します。
次に、第72号議案、谷戸小学校普通教室棟増築等工事請負契約に係る契約金額の変更についてを議題に供します。
理事者の補足説明を求めます。
原総務部契約課長
それでは、第72号議案、谷戸小学校普通教室棟増築等工事請負契約に係る契約金額の変更について補足説明をさせいただきます。(資料2)
本議案は、令和5年7月7日に議決されました令和5年第60号議案「谷戸小学校普通教室棟増築棟工事請負契約」について、令和6年3月21日に議決された令和6年第21号議案「谷戸小学校普通教室棟増築等工事請負契約に係る契約金額の変更について」による変更後の契約金額を変更するものでございます。
1番、契約金額ですが、変更前の契約金額は6億6,093万3,200円、変更後の契約金額は6億8,682万7,200円で、今回増額となる金額は2,589万4,000円となります。
2番、契約者につきましては、薩摩・稲葉建設共同企業体で、代表者は薩摩建設株式会社、構成員は稲葉建設株式会社でございます。
3番、変更する理由でございますが、労務単価等の上昇に伴いまして、工事請負契約約款第26条、いわゆるインフレスライド条項に基づき、契約金額を変更するものでございます。
補足説明は以上でございます。御審査のほどお願い申し上げます。
委員長
これより本件に対する質疑を行います。質疑はございませんか。
小林委員
確認で教えてください。これ、工期はいつまでですか。
原総務部契約課長
工期は今月、9月30日までです。
小林委員
ということは、もう最終支払いの前の段階で、インフレスライド条項に係る契約約款に基づいて変更された物価高騰分の金額のみということでよろしいんですか。
原総務部契約課長
委員おっしゃるとおりでございます。
委員長
他に質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、取扱いを協議するため、委員会を休憩します。
(午後5時12分)
委員長
委員会を再開します。
(午後5時13分)
委員長
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、質疑を終結します。
次に、意見の開陳を行います。意見はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、意見を終結します。
次に、討論を行います。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、討論を終結します。
これより第72号議案について採決を行います。
お諮りします。第72号議案、谷戸小学校普通教室棟増築等工事請負契約に係る契約金額の変更についてを原案どおり可決すべきものと決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決します。
以上で第72号議案の審査を終了します。
次に、第87号議案、大和公園再整備工事請負契約を議題に供します。
理事者の補足説明を求めます。
原総務部契約課長
それでは、第87号議案、大和公園再整備工事請負契約につきまして補足説明いたします。(資料3)
本議案は、議会の議決に付すべき契約案件、予定価格1億8,000万円以上の工事の請負に当たり、御審査をいただくものでございます。
工事件名、大和公園再整備工事、工事場所は中野区大和町二丁目8番、工期は令和7年7月14日、工事概要につきましては記載のとおりでございます。
1番、契約金額、消費税相当額等を含め3億2,561万2,000円。
2番、契約者は、飛鳥・日本体育建設共同企業体、代表者は株式会社飛鳥、構成員は日本体育施設株式会社で、いずれも区内業者、計2社による構成でございます。
3番、契約の方法は、総合評価方式、一般競争入札。
4番、予定価格は、消費税相当額等含め3億2,664万7,200円、落札率は99.6%でございました。
5番の契約者の営業概要につきましては、記載のとおりでございます。
3ページ目には、入札経過調書を記載してございます。
補足説明につきましては以上でございます。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。
委員長
これより本件に対する質疑を行います。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、取扱いを協議するため、委員会を休憩します。
(午後5時15分)
委員長
委員会を再開します。
(午後5時16分)
委員長
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、質疑を終結します。
次に、意見の開陳を行います。意見はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、意見を終結します。
次に、討論を行います。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、討論を終結します。
これより第87号議案について採決を行います。
お諮りします。第87号議案、大和公園再整備工事請負契約を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決します。
以上で第87号議案の審査を終了します。
以上で本日の日程は終了しますが、各委員、理事者から何か御発言はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本日の総務委員会を散会します。
(午後5時16分)