中野区議会区民委員会〔令和6年11月15日〕
区民委員会会議記録
○開会日 令和6年11月15日
○場所 中野区議会第2委員会室
○開会 午前10時00分
○閉会 午前11時39分
○出席委員(8名)
市川 しんたろう委員長
細野 かよこ副委員長
武井 まさき委員
武田 やよい委員
甲田 ゆり子委員
小宮山 たかし委員
石坂 わたる委員
酒井 たくや委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
区民部長、新区役所窓口サービス担当部長 高橋 昭彦
文化・産業振興担当部長 高村 和哉
区民部区民サービス課長、区民部新区役所窓口サービス担当課長 小堺 充
区民部戸籍住民課長 白井 亮
区民部税務課長 滝浪 亜未
区民部保険医療課長 宮脇 正治
区民部産業振興課長 国分 雄樹
区民部文化振興・多文化共生推進課長 冨士縄 篤
環境部長 浅川 靖
環境部環境課長 伊東 知秀
環境部ごみゼロ推進課長 鈴木 康正
清掃事務所長 秦 友洋
○事務局職員
書記 細井 翔太
書記 砂橋 琉斗
○委員長署名
審査日程
○委員会参与の異動について
○議題
区民相談及び消費生活について
戸籍及び住民基本台帳等について
区税について
国民健康保険及び後期高齢者医療等について
産業振興について
シティプロモーション及び観光について
文化、生涯学習及び国際化について
環境、地球温暖化対策及び緑化推進について
清掃事業及びリサイクルについて
○所管事項の報告
1 新庁舎整備事業の主な取組状況について(新区役所窓口サービス担当、文化振興・多文化共生推進課)
2 伴走型中小企業経営支援体制の構築に向けた考え方等について(産業振興課)
3 商店街街路灯電灯料助成及び街路灯撤去の考え方等について(産業振興課)
4 その他
(1)国民健康保険証廃止後の取扱い等の一部変更について(保険医療課)
(2)プレミアム付ナカペイ(デジタル地域通貨)の追加販売について(産業振興課)
(3)中野・杉並・豊島における3区合同アニメ事業について(文化振興・多文化共生推進課)
○その他
委員長
定足数に達しましたので、区民委員会を開会いたします。
(午前10時00分)
本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
なお、審査は12時を目途に進めたいと思いますので、御協力よろしくお願いいたします。
議事に入る前に、お手元の資料(資料2)のとおり11月1日付で委員会参与の異動がございました。それでは、異動のございました参与について御紹介と御挨拶お願いいたします。
高村文化・産業振興担当部長
区民部の委員会参与に異動がありましたので紹介いたします。
産業振興課長の国分雄樹でございます。
国分区民部産業振興課長
国分でございます。よろしくお願いいたします。
委員長
ありがとうございました。国分課長、よろしくお願いします。
以上で委員会参与の異動について終了いたします。
それでは、議題に入ります。
区民相談及び消費生活について、戸籍及び住民基本台帳等について、区税について、国民健康保険及び後期高齢者医療等について、産業振興について、シティプロモーション及び観光について、文化、生涯学習及び国際化について、環境、地球温暖化対策及び緑化推進について、清掃事業及びリサイクルについてを議題に供します。
所管事項の報告を受けます。
初めに、1番、新庁舎整備事業の主な取組状況についての報告を求めます。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
新庁舎整備事業の主な取組状況について御報告いたします。(資料3)
本件につきましては、同様の資料により総務委員会において報告しております。
資料を御覧ください。新庁舎は、令和6年2月に竣工し、5月に開庁しました。この新庁舎整備、窓口サービス、また移転に伴って導入した新しい働き方などの取組状況についての御報告となります。
報告資料の内容は6項目で構成しておりまして、1番、災害対策について、2番、環境配慮について、3番、区民活動の推進、4番、窓口サービスの向上について、5番、職員の新しい働き方について、6番、参考として新庁舎視察者からの評価等となっております。当委員会所管分については、3番、区民活動の推進、4番、窓口サービスの向上となりますので、所管項目についての御説明をいたします。他については総務委員会所管分で所管外となりますので、詳細はお読み取りいただきたく存じます。
それでは、まず3番、区民活動の推進についてでございます。
1階には様々な区民活動の機能を配置しております。運営事業者により展示内容の定期的な入れ替えを行うほか、7月からは「ナカノバ」はじめとした各スペースの貸出しを開始しております。
別紙2を御覧ください。まず、区民による地域活動の推進です。1階「ナカノバ」など各スペースは、会議室やイベントスペースとして区民団体及び文化・芸術イベントを実施する団体に7月から貸出しを始めました。登録団体数や貸出しなどによる施設稼働率は記載のとおりです。こうした利用の結果、「ナカノバ」や「ソトニワ」を使用した各種イベントが開催されております。また、「ナカノバ」についてはイベントや貸出しがないときは休憩スペースとして開放しており、多くの方々がくつろぎや交流の場として使用しております。
区政と区民活動の情報発信です。常設掲示板等による情報発信として、「ナカノのナカニワ」の掲示板を利用した区政情報や区民団体等のイベント情報発信のほか、里・まち連携自治体の観光情報を常設展示しております。併せて、「ナカノバ」の大型ディスプレイでは、区のプロモーションをはじめ区や公的機関のお知らせやイベント情報を発信しております。
文化・芸術活動の推進です。これまで新庁舎開庁イベントをはじめ、毎月1回程度文化・芸術イベントを開催しており、鑑賞、出演など様々な形で区民が参加しております。「パーゴラ」での定期的な企画展の開催やアールブリュット作品を壁画やショーケースでの常設展示を行っております。ワークショップルームの「シェアノマ」では、区主催のほか公募によるワークショップが開催されております。
続きまして、4番、窓口サービスの向上です。
こちらは別紙3を御覧ください。こちら4番、窓口のサービスの向上でございますが、「迷わない」、「動かない」、「待たない」、「書かない」と「行かない」を目指したなかのスマート窓口、おくやみ窓口、外国人相談窓口を開設しております。開設後一定期間経過後に来庁者を対象に実施した窓口アンケート調査により、来庁者の利用満足度を測定いたしました。こちらは別紙3になります。調査の概要ですが、実施期間は8月末の1週間、対象フロアは2・3・4・7・8・9階、回収結果は2,052枚でした。フロアごとの回答数としては、来庁者数割合に近似して2階が約6割を占めております。
全体的な来庁者満足度については、満足・やや満足が82%となり高い結果でした。一方、やや不満・不満の理由では、2階フロアの混雑や待ち時間を指摘する声が多くありました。
迷わないについては、満足・やや満足、合わせて90%の高い結果でありました。
動かないについては、来庁者の半分以上が複数窓口の手続の利用であり、その際に同じ階や近い階で複数の窓口での手続を済ませることができた方については、満足・やや満足、合わせて94%という結果でございました。
待たないについては、満足・やや満足が合わせて81%である一方、やや不満・不満7%のうち、その8割が2階来庁者からの回答でした。2階フロアの手続について待ち時間の課題があることが認識できます。
書かないについては、申請書自動交付機等の利用に関して、利用者の満足度は83%と高い結果であったもののシステムの利用は2割程度であり、利用に向けてのPRが必要との認識です。
セルフレジ利用状況については、税や保険料等の納付書払いによるセルフレジと、証明書発行手数料や施設利用に対応するセミセルフレジの実績を示しております。詳細についてはお読み取りください。
今後の方向性については、待ち時間の短縮やオンライン手続拡大に期待する声も多いことから、業務フローの見直しにより受付プロセスの効率化を図ることなどを検討してまいります。
御報告は以上となります。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございますか。
武井委員
この窓口サービスのアンケートの結果を見て、満足が多くて大変よかったなと思います。多分僕だけではないと思うんですけど、結構不満というか、そういった声が我々のところには多く届くので、思ったより満足が多かったなと思っております。
最近地域の方に言われたことなんですけれども、発券機の前に女性がいらっしゃいますよね。あの女性が2階、3階各階にいるんですけども、要らないんじゃないかという意見も聞いたんですけども、所管としてはどうお考えでしょうか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
新庁舎のコンセプトとして、発券機を引いて御利用の手続を御案内するということに関して、フロアマネージャーが発券機に行って案内するというようなフローになってございまして、最も需要が高いところは確かに2階、3階の専門窓口があるところ、最も区民のライフイベントに直結して、転出入等、子育て、障害者、高齢者等の手続はやはりフロアマネージャーがいないと正確な案内ができないのかなというところがございますが、上層階に関しては、事業者で、例えばアポを取ってくる方も多いことから、必ずしもフロアマネージャーがいないと成立しないということではないとは思いますが、現状フロアの造りが、共用窓口で来庁した方と、手続する方と執務室の距離が離れていますので、来庁した方がその御用向きで職員を呼べないということがございます。その職員に対応させる、ワンストップで対応させるためのさばきとしてフロアマネージャーの配置が必要だという仕組みは現在そのまま行っておりますので、需要の多寡はございますが、案内手続ということに関して、そのシステム、手続の在り方がそのようになっているものでございますことから、フロアマネージャーの配置は今のところ必須だと考えております。
武井委員
ということは、その階によっても需要が違うということなので、もし将来的に上層階、必要がないところとか、忙しい時間はこちらに移動するとか、よく聞かれますのが、何もしていないように見えるというのが、やっぱり区民に対しては税金の無駄遣いだという意見を多く頂きますので、その辺はよくよろしくお願いいたします。
小宮山委員
アンケートの結果が意外と満足度が高かったということなんですけども、アンケートの対象者が前の区役所をどれだけ知っているかにもよると思うんですよね。私は前の区役所がどうだったかというのをよく知っていますので、前の区役所と比べると劣る部分もあるのかなというふうに感じています。例えば書類を1枚窓口に提出するだけの用事のときに、今までは窓口で誰かを見つけて、これ何とかさんにお願いしますとパッと渡してパッと帰れたんですけど、今回フロアマネージャーをかまさなくてはいけなくなって、しかも待ち時間も結構発生してしまったので、書類1枚渡して帰るだけの用事のときに四、五分待たされたりするということが、非常に前の区役所と比較するとストレスになってしまっています。それを解消するためには、フロアマネージャーにもうちょっと権限を持たせて、そういう書類を受け取るぐらいのことはフロアマネージャーが対応してくれる、これを何とか課の何とかさんにお願いしますというぐらいの用事はフロアマネージャーが処理できるようにできればもっといいんじゃないのかなと思いますが、いかがでしょうか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
委員御指摘のその不便に関しては、実際3階の障害福祉の窓口では、障害に係る事業者が必要な報告書を提出するだけなのに発券をわざわざ引いて待たなければいけないという不便さがあることがありましたので、それについてはボックスを置いて、そこに入れればいい、フロアマネージャーさんにその御用向きをおっしゃっていただければそういう対応ができるように今改善しております。その点は、仕様書に定めがなくても協議により随時事業者と対応を、改善を重ねております。
武田委員
まず、先に環境の配慮のところで、所管外ということではあったんですけれども、これがなぜ環境部から御報告がないのかなというところをお伺いしたいんですが。
伊東環境部環境課長
こちらにつきましては新庁舎のいわゆるハードの面ということで、こちらは総務委員会のほうで報告があったと思いますけれども、この区民委員会については、ハードについては環境部所管ではないということで報告は行わないというものでございます。
武田委員
新庁舎整備事業の主な取組状況についてということで、ハード部分ということでのお話ではあったんですが、今御説明を頂いた区民部の所管のことについては、ハードではなくてソフトの内容を御報告頂いているかと思うのですね。ソフトの内容の御報告というところと、やはり脱炭素ロードマップを作成されて、そこの中に庁舎も当然電気、ガス、水道も含めて下げていくということであるとか、ソフト面でもマイボトルの給水器を入れていらっしゃると。その辺りのことを考えると、当然ソフト面の報告として、また脱炭素ロードマップにのっとった中でこの新しい庁舎がどういうふうな役割を果たして、位置付けとしてはどうなっていて、目標に向かって進んでいるのかどうかという進捗管理と評価というのは必要なのではないかと思うのですが、その辺りはいかがお考えでしょうか。
伊東環境部環境課長
今、委員御指摘の点につきましては、脱炭素ロードマップについての進捗管理は環境部が全庁と連携しまして行っているところでございます。また別途、進捗管理については報告等を行っていきたいというふうに考えております。
武田委員
区有施設の中でも最も大きな施設に当たるかと思うんですね。そうすると、当然区として脱炭素に向けて進めていくという中では、やはり環境部がきちんと庁舎の様子について、それからソフト面でいえば、環境マネジメントシステムの点から見ても確実に脱炭素ロードマップにのっとった形で進んでいるということを示すというところでは、新庁舎整備事業の中でもきちんと環境部としての判断と説明というのは必要だと思いますので、次回以降はこういった御報告のときにはきちんと環境部からの御報告を頂きたいと思います。ちょっとこれは要望で。
あと、庁舎のサービスのことについてお伺いしたいんですけれども、まず3番目の区民活動の推進のところでは、本当に1階の御利用というのは物すごく利用されているなというところと、今の利用の仕方を見ている方が、ああいった形で利用してみたいであるとか、自分たちのPRの場に使いたいというようなお声も聞きますので、物すごくいい形になっているのではないかなと思っているんですけれども、現時点で課題ですとか改善点というのはどのように考えられていらっしゃいますか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
1階スペースにつきましては、委員おっしゃるとおり、実際区民の方があそこに行ってみて、自分たちもあそこで活動してみたいとかそういったお声も聞きますので、そういったところと、あと、あそこを貸出しだけではなくて、貸出ししていないときには一般の区民が来たときにあそこで休憩をしたりですとか、あそこで交流が生まれたり、そういった場としても使われていますので、非常によく区民の交流の場として使われていると思いますが、一方で、やはり一般質問等でもありましたけども、「ナカノバ」と「ソトニワ」の一体利用ですとか、あの辺のイベントを考えたときにどういうふうに一体的に利用していくのかとか、そういったところの課題ですとかはあると思いますので、そういったところで課題は認識しているところでございます。
武田委員
そうしましたらその辺りは、例えば来年度の予算に反映できるものは反映したり、運用を変えるだけで済むようなところは運用の改善を図られていくという理解でよろしいでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
委員おっしゃるとおりでございます。
武田委員
4番目の窓口サービスの向上というところについてお伺いをいたします。比較的満足度が高いというところのお話があったんですが、私、これ、満足度がこんなに高いとは思っていないんですね、実際に受けているお声とか見ている状況を聞くと。さらに言うと、このアンケート自体が、前回のときにもお話があったかと思うんですけど、区が直接お取りになったアンケートではなくて、フロアマネージャーの受託事業者のほうが業務改善の視点で取っているアンケートを表に出す形でお話をされて、あくまでもフロアマネージャーの業務の視点から見た範囲でのアンケートの内容だというふうに思っているんですが、そういう理解でよろしいですか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
先般の委員会でも、私の御説明させていただいた内容はそのような話で説明させていただきました。ただ、フロアマネージャー業務委託事業の中の仕様に、モニタリング調査をするということに関して、そのような形でアンケート調査をしているんですが、そのアンケート調査の内容に、こちらのほう、区のほうで窓口の満足度を確認する、区民サービス向上に資するような項目も入れさせていただいておりまして、もともとは事業者のための事業者によるアンケートを実施し、その結果ではありますが、一部その区民サービスの向上に資するものということで、戸籍住民等が実施した内容の項目も取り入れておりまして、それについて事業者さんの了解を得て今回こういった形で資料化した形になっております。
武田委員
これ自体を、このもともとの報告自体が、新庁舎整備事業の主な取組状況についてということで、他の所管のところは開設以降の経過という形で御報告があるんですけれども、窓口のアンケート実施期間を見ると8月22日から8月29日という1週間だけなんですね。しかもこの時期って、どちらかというと閑散期になるかと思うんです。その閑散期の中でのたった1週間の形で、これで満足度が高かったですよとか、そういう話にはまずならないんじゃないかと思っているのが一点。それと、これは全体的に丸めて満足度という形で出ていますけれども、当然のことながら年代、それからフロアごとによって出てきている反応というのは違うんじゃないかと。待ち時間が長くなったとか、先ほど小宮山委員からも指摘ありましたけれども、もともと予約をして行く方たち、事業者であるとか、あとは本当に書類を渡すだけの方たちにとってみれば、わざわざ発券機で番号を引いて待たなければいけないということになれば今までよりも時間がかかったということにもなりますし、8月の閑散期で、2階とか3階とかであれば比較的待たなかったということになるかもしれないしというところが、やはりフロアごとと、どういった方たち、属性の方たちが来ているかということによって全然違うと思うんですね。その辺りフロアごとにきちんと分析されているんでしょうか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
この満足と不満、やや不満とか、そういった項目に関してはフロアごとの分布を把握しておりますが、恐らく委員がお求めになっているそのクロス集計的な分析、どういった御用向きで来た方がそのフロアで何に対して満足だったのかとか不満足だったのか、そこの用途別の満足、不満足というデータは今回持ち合わせておりません。そういったものは今回、受託事業者の調査分析の方法としてはそこまでが担保されていなかったので、そこまでは持ち合わせておりません。
武田委員
そうするともう一つのところでは、年代というところによって、迷わないというところで、満足・やや満足というところを合わせると90%の方が迷わないという判断をされているということなんですけど、これも年代によって違うのではないかと。少なくとも、例えば地下であるとか、エレベーターの前の表示を見て迷っている方に何人もお目にかかって、お声をおかけすると、マイナンバーのところに行きたいんだけど書いていない、どこに行けばいいんだというふうにおっしゃっている方はいらっしゃるわけですね。そうすると、やはり年代によってあのサインだけで動ける方と動けない方っていらっしゃると思いますし、本当にその年代によって迷わないというところ、フロアごとに迷わないということが本当に達成できたのかということをきちんと把握していく必要があると思うんですけれども、少なくともこのデータだけでもクロス集計を今後して活用していくということはお考えですか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
今回のアンケート調査の主な目的は、開庁後、移転して業務が経常運営化されたところでのまずは区民の利用満足がどうなんだろうかというところを見るというところでございまして、委員御指摘の改善につながる分析、これはまた別途するべきだと考えておりまして、先般の委員会でも私のほうでお話しさせていただきましたが、業務フローのどこに一番時間がかかっていて、無駄があって、そこをどう改善すればいいかという、そういった点に関する調査も今後行わなければいけないと考えております。今回のデータベースでどこまでその分析ができるかというところがございますが、せっかく行った調査ですから、その点も踏まえまして検証はしてまいりたいと考えております。
武田委員
この中身だけで今後の方向性ということが書かれているので非常に不安があるわけですね。待たない、書かないというところの書かないというところでも、満足64%、やや満足19%とあるんですけれども、実際にこれを利用していない方のほうが圧倒的に多いわけですよね、1,040人。利用があった方は245人というところでいくと、そもそもじゃあこれは、利用なしというところは、利用する必要がなかったのか、分からなかったのか、利用しようと思わなかったのか、そういったところをきちんと見ていかないと、書かないということについての満足度が高かったということにはならないんじゃないかと思うんです。そういう一個一個の細かなところを見ていかないと改善にはつながらないと思っているんですけど、この辺りはどういうふうにお考えですか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
委員御指摘の、そもそも利用する必要があった人に対して、ニーズがあった人に対してどれだけ利用できたのかということがまさに本来分析に資する情報だと思うんですが、ただ、一旦この書かないに関しては、2階に来た利用者の方が総数1,285人いた、足し上げればそうなるんですが、この人たちに対して、仮説にはなるのですが、この方々はマイナンバーカードを持っていれば使えたというところ、あるいは免許証を持っていれば使えたというところがあればできたんじゃないかというような一応結果になっているのですが、ただ、そこにも確かにマイナンバーカードを持っている人、あるいはそういった何らか読み込ませるためのものを持っている人がどれだけいたのかということも影響してくると思いますので、今後は調査する際、先ほど申し上げた今後の改善に資する分析を行う際にはそういったことも把握できるような調査の仕方、把握の仕方を考えてまいりたいと思います。
武田委員
全体的にこの資料を見て言えるところなんですけど、満足している方がこれだけいますというところを出すのではなくて、満足している人はこれだけいるけれども、そうではないことを思っている方がいると。じゃあその方たちはどこに不満があるのかとか、どこが使いづらかったと思っているのかと、そういうところがきちんと明確になってこないと、この先、例えば予算編成のときに、こういった指摘があったので予算を増やしていきますとか、そういった積み上げの根拠になるわけですよね、これが。そこをきちんと分析をしていただきたいなと思います。
最後にしますが、表書き、鏡文のほうには、おくやみ窓口、外国人相談窓口を開設したということが載っているのですが、事業の進捗の報告のほうにはこの二つが載っていないのですが、この辺りはどうなんでしょうか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
表書きのほうには、取組状況ということでおくやみ窓口、外国人相談窓口、こちらを開設したということをうたっていて、すみません、資料のほうにはその内容がないということで、その内容状況は本来盛るべきだったのかなというふうには考えておりますが、また次の機会があったときに改めてまとめて報告させていただきたいと思います。
武田委員
やはり報告の在り方として、この報告を、そもそもこの分析も含めてですけども、何のために行って、何を目的として、どういうことをしていこうかということが見えるような形にしていただきたいということと、先ほどの環境部のほうもそうなんですけれども、これはハードの報告だからハードでここは所管じゃありませんということではなくて、全体的にハードもソフトも含めて実際に新しい庁舎になってどういったことをやってきて、これまで幾つか改善されている点はあるかと思うんですけれども、どういうことをしてきて今この満足度なんだということが分かるようにしていただきたいと。そうじゃなければ改善というのは図れないと思いますので、そこについては今後そういう目線で日頃から取り組んでいただきたいと、これは要望にします。
委員長
休憩します。
(午前10時26分)
委員長
再開いたします。
(午前10時26分)
甲田委員
私もこの窓口アンケートの実施について、まずアンケートの回答率は、全体に対してアンケートを取ったけれども、この2,052枚──全体回収目標。全体回収目標って、まずどういう意味ですか。ちょっとここがよく分からないんですけど。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
当該調査を実施するに当たって、一定程度有意な数字、標本数の目標を決めた数字が2,050枚ということでございます。
甲田委員
それで1日当たりの来庁者数が、平均、例えば2階でいうと1,229人ということは、1週間でいうと掛ける5なのかなと。大体今回窓口のアンケートに答えていただいた人の2階の利用者の回答数が1,285件ですから、大体5分の1ぐらいの人が回答したというふうな見方でよろしいんでしょうか。来庁者数のおおよそですけれども回答率というのはそのぐらいになるのかなというふうに理解したんですけど、そういう感じですか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
今委員から御説明いただいたように、1日当たりの来庁者の数が2,100人強になりますので、1週間でいえばその5分の1の数が標本として取れたということになると思います。
甲田委員
答えた方の、先ほどもありましたけど、年代によっても、やっぱり利用が満足か、不満かというのは結構変わってくると。やっぱり高齢者の方や障害のある方についてはなかなか難しいこともあったのではないかなと考えると、回答した方の年代別の回答率というのは把握できているんですか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
年代別に満足、不満足の分布というもののデータは持ち合わせておりませんが、フロアごとに満足、不満足の、その標本に対して何割いたかというデータはございます。年代ごとの満足、不満足の分布のデータは持ち合わせておりません。
甲田委員
なるほど、分かりました。このアンケートに関しては、事業者のための事業者によるアンケートがそもそもだった。そこから少しは分析させてもらって公表してもいいんじゃないかということを前回の委員会で言わせていただいて、こういう形になったんだと思うんですけれども、そういうことではなくて、やはり区が積極的な形で、この窓口はどうあるべきか、また今進捗がどうなのかというところを測っていく、何というか進捗が見えるような形が望ましいのではないかなと思います。今後、区の窓口に関する業務改善というか、そういったものはどういうふうな方向性でやろうとされているのかちょっと見えないんですけれども、どのくらいまでにどこまで持っていこうみたいな、何かそういう計画みたいなものはあるんですか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
マスタープラン的に明示的に定めた計画はございませんが、今年度新庁舎に入り窓口業務運用して、オペレーションも安定してきて、その上で先ほど申し上げた業務改善を、令和7年度中にある程度そのめどを立てていく、その改善の方向性を立てた上で分析をしていくということを行いたいと考えておりまして、そうしますと令和8年度には何らかの具体的な改善の取組ができるのではないかと、このような目途で考えております。
甲田委員
そうすると、今年度中にはまた何らかの積極的な調査が必要だと思うんですけれども、そういったことは何か考えていらっしゃるんでしょうか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
現状、まだオペレーションが安定していない部分を完全に安定させることが第一の喫緊のミッションになっておりますので、それを完成することが第一でございまして、それに伴いましてある程度改善は適宜やっていこうというふうに考えておりますが、今年度にここまで何を改善するというところまでのめどはまだ立てておりません。
甲田委員
ある程度、適宜とかと言われても、本当に改善するのかな、改善しようと思っているのかなというのが本当に疑わしくなります。本当にこれ、全庁的に、各フロアごとにやはり目標を持っていただいて、今の課題を洗い出し、アンケートを取れないにしても、どういうことが課題で、それを改善するためにはこういうことが必要だということが各フロアごとにやはり見えてくることが大事ではないかなというふうに思っているんですけれども、この共通窓口という切り口でいくと、やはりどうしてもこの窓口サービスの担当のところがその材料を出させて、そしてどういうふうに分析していくのかということをきちんとその担当にミッションを与えていくということが大事ではないかなと思うんですけど、それはできるんですか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
委員の御指摘のとおり、各フロアの業務に即して改善をすべきだというところは間違いなくそのとおりだと思います。それに向けての方向性と改善の手順をある程度考えなきゃいけないとは思っております。ただ、具体的にはまだそこの内容が固まっておりませんので、今後検討してまいりたいと思います。
高橋区民部長
今、課長のほうから答弁させていただきましたけど、まず、今後改善に向けて客観的データということは当然必要になりますので、今日御指摘頂いた点も踏まえて、どのように客観的なデータを取得して蓄積していくか、そしてどのように分析すればいいのかについてはさらに検討を進めてまいります。
あと答弁の中で、今後の改善に向けて令和8年度からというような内容もあったかと思うんですけど、そんな先にという話ではなくて、ちょっと失言があったかと思います。具体的には、今年度末の3月からもう既に繁忙期も始まるということで、まず内部的には、今、繁忙期に向けてどのように対策を打てばということも含めて改善の手はずということは検討してございます。ですので、客観的データも集めつつということはありますけれども、改善については常に見えたところから進めてまいります。
甲田委員
繁忙期に関しても、戸籍とかを中心とした2階、3階のフロア以外のところではまた繁忙期が違ってきたりとかということもあるでしょうから適宜なんでしょうけれども、でも、やはりそれを取り仕切るところがどこなのかというのが本当に見えないんです。やっぱりなかなか難しいんじゃないかなというふうに私は思っていまして、やっぱり全庁的に業務改善という視点から、組織のやはりいろんなコストですとか、人件費だとか、人の配置だとかということにすごく関わってくるので、業務改善みたいなところが取り仕切るほうが本当はいいのではないかなというふうに思いますので、そういったことも全庁的に本当に考えているのかなというところをすごく危惧しているところなんですけど、そういったところはどう考えていらっしゃるんでしょうか。
高橋区民部長
改善に向けては、現場からの改善ということと全体を捉えての大きな視点からの改善、両方面で検討していく必要があるというふうに捉えています。現時点では開庁してからの状況を踏まえて、現場サイドからのというところに主が置かれて検討しているところはございますけれども、委員おっしゃるように、一歩下がって広い見地から、庁舎全体あるいは地域事務所などを含めて区全体の体制としてどうなのか、そこは両面から検討してまいりたいと思います。
甲田委員
批判したくて言っているのではなくて、本当に建設的に、今後本当によくなっていくために、それを取り仕切る部署というのをきちんと明確化していただいて取り組んでいただきたいなというふうなことで言っていますので、ぜひその辺は酌んでいただきたいなと思います。よろしくお願いします。
ちょっと一点よく分からないのでお聞きしたいことを一つだけ聞きたいんですけど、区民に身近なアート展示のところ、ナカノのナカニワに設置するパーゴラのところなんですけど、今、企画がいろいろ変わっていますけれども、この定期的な企画展というのはどういう単位で変わっていくとかというような決まりがあるんでしょうか。それから、企画というのはどんな形で決定をしているのか、その流れをちょっと教えてください。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
今年度につきましては、開庁以来八つの企画展示をやってきた、今までの流れではそのくらいの規模でやってきたところになりまして、今年は1階の運営を含めて委託をしてやってございます。そこですので、その中での企画をしてもらって、それをあそこで実施している。あと同じく、その委託の中で、あそこでワークショップを開いたりしていまして、そこと連動する形でそこでワークショップを開いていただいたアーティスト、新庁舎開庁イベントも含めましてもありますけども、そういったところで関連するアーティストの作品を展示したりということで企画展示を実施しております。
また、来年度以降につきましては、一応公募によるあそこでの企画展みたいなところを今検討しているところでございますので、来年度は区民ですとか、様々もう少し広い形での企画展というか、使用につながっていくのではないかというふうに考えてございます。
甲田委員
ということは、来年度以降は区が直で公募するという形を全面的にやるということですか。その運営委託事業者が企画するということはなしでなのか、一部なのか、ちょっとその辺をもう一度教えてください。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
もともと1階のスペースに関しましては自走していくという形で、今年度は委託をしてやってきたというところになります。来年度につきましては自走に切り替わってきますので、基本的には委員おっしゃったとおり、区のほうで公募をして、そこで選ばれたというか、応募してくださった方がそこで自由にといいますか、ある程度基準はあるとは思いますけれども、その中で展示をしていただくというふうに考えてございます。
また、これもまだ検討段階ですけども、文化施設とかとの連動とかも考えられると思いますので、そういったことも併せて、あそこのパーゴラのところの企画を考えていければというふうに考えているところでございます。
石坂委員
何点か伺いますけども、今回環境のところで報告がなかったところもありますけども、職員の働き方などについても資料は出ていますが報告はされていなくて、もちろんこれ、働き方全体になると人事とか職員課とかになってくるんでしょうけれども、とはいえ、かつての旧庁舎ですと、それこそ議員が課長のところに行って、これはどうなっているのか、こうなっているのかただし聞きにいきがてら、職員の働き方というのかな、動きとか、こんなふうに遅くまで残っていてとか、こういうふうに仕事をしていてというのを垣間見ることができたわけで、それができなくなっている中で、やはり区民部、それこそ環境課も、庁内ですよね、新庁舎の中にある中で、実際にワークラウンジ、会議室とかそうしたものが、特に2階なんかはほぼほぼ区民部だったりするわけですけども、その辺りがどう使われているのかとか、職員の動き方とか働き方がどう変わっているのかというのは、やはり全体的な話だけじゃなくて、部とか課単位でもやはり今後報告とかはなされていっていただきたいなと思うところですけど、その辺りいかがお考えでしょうか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
委員御指摘のところでございますが、確かにこの調査の結果を見ると回答数が536件というところで、これが窓口職場の職員も反映しているのかというところも不明でございます、この資料だけでは。ということもございますので、担当所管のほうに、責任所管のほうにこのような御意見があった旨はお伝えしておきます。今後の対応を考えてまいりたいと思います。
石坂委員
しっかりと部単位で把握をしていただいて、またそこについても議会のほうにも、委員会のほうにも分かる形で出していっていただけたらなと思うところですので、それは要望としておきます。
それから今回御報告いただいた中で、窓口のところで書かない、資料別紙3の裏面のほう、書かないのほうが、満足度は高いんですけれども、ただ、利用なし・無回答がすごく多くて、利用ありが少ないというところがあります。この辺りはやはり課題の一つかな。では、書かないについて、可能な申請について可能な人は使っていっていただくことが重要になっていくと思うんですけれども、その辺り今後どう増やしていくのかとかという考え方はあるでしょうか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
今後繁忙期の対応もございまして、行かない方々も進めていかなきゃいけない。電子申請の取組も、DX申請の取組になりますが、こちらも進めていきつつ、来た方には速やかに手続ができるようにというところに関しては、まさにこの手続ができることを周知する必要があると思います。今後、繁忙期に向けての対応ということで、全部そういったものをまとめて、こういったことができますというよりも、早くできますとか、来なくても済みますとか、そのような周知をしていきたいというふうに考えております。
石坂委員
その周知をしていくときに分かりやすく、SNSなどでもそうですし、実際に2階まで上がってきたときに、そんな書かないところがあるんだということが分かるような形でちゃんと明示、分かりやすく、どうしてもこの庁舎って、デザイン、デザインという形で言われてしまって大きな掲示があまりされていないんですけど、そういうところはしっかりと分かりやすくしていっていただけたらなと要望しておきます。
あと、それから待ち時間について、満足度は高いんだけれども、待ち時間がどうしても不満の中では多いというところが出てきています。特に待たないということに関しては、どうしても2階の申請の窓口とかではすごく来る方も多く、手続される方も多いので、どうしても生じるところであるとは思いますけども、ただこれって、今回は利用した方への主観的な形での評価ですけども、まず待ち時間に関しては客観的に統計を取って把握していくこともできることと思います。やはり新庁舎になってからはシステム的なものがしっかり入っていますので、どのぐらい待っているのかということについてもしっかりと数値をベースにして、今後、開庁当初から1年後これだけ短くなりましたとかという形で、あるいはこれを改善してこれだけ縮まりましたとかというのをしっかりと把握して評価していくことが必要だと思いますけども、いかがお考えでしょうか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
発券機を使ったデータにつきましては、発券してから呼出しまでというところと、あと呼び出してから受付完了するまで、手続完了するまでというところがありまして、オートマチックに必ず取れるデータというのが、発券してから呼出しまでと、受付までというところになります。これに関しましては統計データを毎月把握しまして、各フロアごとに、発券メニューごとに、その時間がどういうふうに推移しているかというところを所管に情報提供しています。したがって所管はそれを見て、どこに改善点があるのか、なぜこんな時間がかかっているのかという詳細な業務に照らし合わせた分析は所管にお願いしたいと考えておりまして、そのような今対応を行っているところでございます。
石坂委員
所管のほうにお任せしているということですけれども、やはり区民部としても、区民部の中の各課としても、これだけ自分たちが頑張って変わってきたんだとか、もっと頑張れるんじゃないかみたいなことをしっかりと考えていくことも必要だと思いますが、そこはいかがお考えでしょうか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
改善に向けての方向性、業務の詳細は分からずとも、こういったところに着眼してこういった手順を見直してくださいとか、そこの改善の方向性、着眼点などは区民部のほうでお示しすべきものかなというふうに考えております。
石坂委員
そのような形でぜひしっかりと進めていっていただけたらと思いますし、今後の報告では、待ち時間が短くなってよかったなと思えるような形で進めていっていただけたらと思います。
あと、それから今回様々な年代の方がお答えいただいているなとかということは分かるところではありますけども、やはり新庁舎に移られて、特に行きたい窓口に行くということに対して支援が必要になりがちな外国人の方とか障害者の方等々に関して、今回は統計を取っていないと思うんですけども、やはり今後、こうした手続に対して支援が必要になりがちな方に関してどういったニーズがあるのか、どういう不満があるのかということも、機会をとらまえて把握していくことも重要だと思いますけど、その辺はいかがお考えでしょうか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
外国人相談窓口におきましては、対応した際に適宜アンケートを取っておりまして、それを分析することである程度傾向がつかめるかな、何をお悩みでどういう対応が必要かが分かってくるかと思います。お困りの方をどういうふうにとらまえて対応するかということに関しては、今現在、外国人相談窓口はナカニワ相談会等も実施しておりまして、それによって大分窓を、場所を変えただけでこれだけお客さんが来るんだということも分かりましたので、そういった取組も今後継続してやってまいりたいと考えております。
石坂委員
そうしていただくとともに、外国人の方でも、みんながみんな外国人総合相談窓口に行かずに直接行きたい窓口に行って手続される方もいると思いますので、その辺の把握の仕方も工夫していっていただけたらなと思います。
今、御答弁の中に出てきた外国人ナカニワ相談会、今回報告のこの紙には入っていませんけども、やはり1階のところを活用してそうした取組をしていくということの意義もとてもあると思いますけども、こちらは多分、まだ実施前も含めて委員会のほうに特に報告などはなかったように思っているんですけども、こちら外国人ナカニワ相談会に関しては、外国人総合相談窓口の職員あるいはこれまでは文化国際のほうでやっていた外国人の相談等とありましたけれども、こちらのナカニワ相談会のほうはどういった体制になっているんでしょうか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
現在ナカニワ相談会、11月11日から始めまして3月まで計8回実施するんですけども、これに関しては4階の外国人相談窓口がナカニワのほうに移っている、そういう仕立てになっております。
石坂委員
先ほど繁忙期のことがほかの委員の質疑の中でちらっと出ましたけれども、やはりこの繁忙期に関して、特に外国人の方って手続がよく分からなくて時間がかかってしまうケースもとてもあると思いますので、やはりこの外国人ナカニワ相談会のタイミングと、今年度はもう決まって日程が出てしまっていますけれども、やはり外国人の方の手続が多くなる時期に、それこそ動かない、迷わないになると思うんですけども、やはり手続もできて、相談もできてというような形の、うまく時期を合わせるとか、場所も近い場所でできるとかという工夫もできるかと思うんですが、その辺っていかがお考えでしょうか。
小堺区民部新区役所窓口サービス担当課長
まさに繁忙期に外国人の方が多く来られて、外国人の方は日本人の方よりも1.5倍くらい時間かかるということがございますので、ある程度効率的に御案内して手続できるようにということで今検討している最中でございます。それに併せまして当然その場でいろんな相談事もあると思いますので、例えばその手続の支援に我々の相談員を対応させるとかということも考えると、そこの場で相談のニーズも広がると、そんなことも考えております。
石坂委員
最後にしますけども、別紙2の表面のほう、今の庁舎1階区民交流スペースというところを様々活用していて、ナカニワ相談会などもやっているわけですけども、こちらのほうで区政と区民活動の情報発信という言葉の部分がありまして、そちらのほうに「多摩産材を用いた親しみやすい空間を整備することにより、効果的に情報を発信している。」とあります。一方でその下のほうは、情報発信の中身について書いていますけど、多摩産材について触られていない中で、多摩産材を活用したことのよさというんですかね、その辺りがどういう状況なのか。恐らく掲示板には、この写真の感じだと多摩産材が使われているのかなと思いますけども、1階交流スペースで多摩産材がどういう形で、ほかにも机とか椅子で使われているのか使われていないのかとか、何かあれば教えていただけますでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
基本的に多摩産材が使われているのは、委員おっしゃいますとおり、この常設展示の掲示板ですとか、あと椅子とかそういったものには一部使われていませんが、あの空間を造っているところにつきましては、一応多摩産材を使った空間を造っているといったところになります。
石坂委員
今おっしゃられたとおりに、机とか椅子は確かに私もぱっと見でそうじゃないような印象を受けていましたけども、やはり今後もまたこうやって、恐らく机とか椅子って、消耗品とまではいいませんけれどもある程度入れ替えてしていくものであると思う中で、やはりそうしたものについても多摩産材を使っていくことなども、今後入れ替えていくときには検討できるのかなと思いますけど、その辺っていかがお考えでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
委員おっしゃるとおりそういった視点もあるかなと思いますが、一方で、やはりあそこというのは、いろいろ椅子を動かしたりですとか、レイアウト変更して様々いろんな形で使えるような、ナカニワとかも含めてもそうですけれども、そういったところの空間づくりをしていますので、なかなかそういったところに多摩産材を使ってしまうと、結構重たくなって移動しづらくなったりですとかそういうデメリットもあるのかなと思いますので、そういったところも踏まえた上での空間の造り方につきましては今後も検討していきたい、研究していきたいというふうに思ってございます。
委員長
他に質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、2番、伴走型中小企業経営支援体制の構築に向けた考え方等についての報告を求めます。
国分区民部産業振興課長
それでは、伴走型中小企業経営支援体制の構築に向けた考え方等について御報告いたします。(資料4)
本報告は、中野区産業振興方針に基づき、伴走型中小企業経営支援体制の構築に向けた考え方等をまとめましたので、その内容を御報告するものでございます。
1、背景でございます。区の中小企業を取り巻く環境は、売上げが回復基調にある一方、深刻な人手不足であったり、生産性の向上とイノベーションの促進が不十分であったり、経営者の高齢化に伴う事業承継の困難などが浮き彫りになっているところでございます。これらの課題に対応し、区内での新たな創業を促していくためには、伴走型の経営支援体制を構築していくことが不可欠となってございます。
2、中小企業の伴走型経営支援に取り組む理由、目指す効果でございます。図で記載しておりますが、伴走型経営支援に取り組むことで事業所数の増加であったり雇用の創出が図られ、最終的には区民の生活向上につながるものと考えております。
2ページ目を御覧ください。3、中野区の中小企業の経営相談に関する課題でございます。黒ポツの一つ目から三つ目に記載のとおり、日頃から相談に乗れる体制づくりが重要であること、生活上の問題を含めた課題の棚卸しが現在は不十分であること、創業時や停滞期における金融相談が十分に担保できていないことなどがございます。
また、黒ポツ四つ目から七つ目に記載のとおり、業種・業界をよく知る事業者や専門家のサポートを受けることが有用であること、現在の相談は当面の課題に終始しがちであること、経済団体への加入を望まない事業者や創業者がいること、経済団体や区の支援メニューが十分に活用されていないことなどがございます。以上のような実態を含め、区職員が経営相談の現場に直接携わっていないことから現状や課題を十分に認識できておらず、区が実施している施策や事業の実効性が担保できていないといった課題がございます。
4番、伴走型中小企業の経営支援体制の考え方でございます。以上の課題を解決するために、専門性を有するコンサルティングチームが課題の棚卸しや金融相談をはじめとしたコンサルティングを行い、悩みや状況に応じて経営者グループのサポートを受けることを含め、適切な窓口へつないでまいります。中小企業の創業、経営改善等を包括的に支援し、また、相談記録をコーディネーターに集約し、今後の支援に生かしてまいります。下にイメージ図を記載しておりますので、後ほどお読み取りいただければと思います。
3ページ目を御覧ください。5、伴走型中小企業経営支援体制の主体・役割、ポイントでございます。表の上段、指定管理者は、施設管理、総合案内、区の融資手続などを担います。表の真ん中、コンサルティングチームは、伴走型経営総合相談として課題の棚卸しを行い対応案を提示したり、関係機関等につなぐとともに相談・対応記録を集約・蓄積してまいります。表の下段、区は、コンサルティングを補完する役割として、生活・福祉相談など区の関係機関へつないでまいります。また、指定管理者、コンサルティングチームと情報共有、意見交換をし、施策・事業の見直しにつなげてまいります。
表の下に、伴走型支援八つのプロセスなどを記載してございますので、後ほどお読み取りいただければと思います。
6、新たな中野区産業振興センターに整備する機能でございます。産業振興センターに係る再編方針(案)に基づきまして伴走型中小企業経営支援体制を構築するため、記載の機能についてセンターに整備することを検討してまいります。
4ページ目を御覧ください。7、新たな中野区産業振興センター整備のステップ(案)でございます。STEP1から3として、6年程度のスパンで段階的に実施することを考えております。順次、ソフト面、ハード面の整備を進め、令和9年度には産業振興課の職員が入所すること、また、令和11年度には指定管理5年目を迎えることなどから支援体制の見直しを検討する予定でございます。
8、当面のスケジュールでございます。今後経済団体とのさらなる協議、経営者グループ、地元町会・商店街との意見交換を行ってまいります。令和7年6月からはセンターの空間デザイン制作などを進め、当年11月からは伴走型中小企業経営支援(相談)を試行的に実施し、令和8年7月には本格実施する予定でございます。
報告は以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございますか。
武井委員
この産業振興方針にも載っています伴走型中小企業経営支援体制の構築について質問いたします。中野区では以前、こういった中小企業診断士さんに中野区の費用で相談に乗っていただけるという制度もあったと思うんですけど、以前私もその制度を使わせていただきまして、そのときは2回面会があるという、2回会ってアドバイスを頂けるということだったんですけども、今回のこの伴走型支援はその期間とか回数とかそういった想定はあるのでしょうか、教えてください。
国分区民部産業振興課長
本格実施した際には、平日、それから土日も、全てやるかどうかはあれですけれども、土日とかの体制も踏まえて、基本的に毎日やっていくようなイメージで考えてございます。ただ、来年度は試行的に実施ということで、ちょっとフルでやるのではなくて、週何回か、土日どっちかも入れながらちょっと試行的にやりたいと考えております。
武井委員
困っている企業が来ていただいて相談に乗っていただくという形でということですね。その後に、来ていただいた企業にその後どうですかとか、多分その追っかけで電話して催促するということとかが必要だと思うんですよね。必ずその後どうなったか、そしてそれをした後どうなったか、そういったことも想定に入っているのでしょうか。
国分区民部産業振興課長
今、委員御案内のあった体制が、まさにその伴奏型経営支援の体制の根本というふうに考えてございますので、そういった形で伴奏型で長期的、継続的に支援していく体制を構築していきたいと考えております。
武井委員
ぜひそうしていただくのがよいと思います。特に中野区の小規模事業者の方の多くは、やっぱりここにも書いてあるんですけど、高齢な方とかが多くて新しいことをするのに本当にすごい馬力がいる方とかがすごく多いと思うんですよね。若い社長さんとか困っている方は馬力があると思うんですけれども、この小規模事業者に関しましては、本当に広い目で見て、その年齢、そしてその業種で運営できるのかどうかということもあると思うんですよね。ただその小規模事業者は、特に商店街で経営している方は、広い目で見ると駅から近かったりとか立地とかは本当によかったりするので、そういった方には、ここにはないんですけども、広い目でいろんな、不動産とか貸し店舗にしたらどうだとかそういった提案とかも、よい悪いに関してあったりすると思うんですけれども、そういうのも考えられているのでしょうか。
国分区民部産業振興課長
相談者が10人いればその相談の内容も10以上あると、当然ニーズも変わってくると思いまして、そこがまさに、この4番の図で言いますとアドバイザーグループということで、オール中野による支援というところで、様々な強みだとかを生かして適切なところにつなげていったりだとか、そのニーズに合った支援をしていきたいと考えております。
武田委員
何点か伺います。まず、2ページの「経営相談は総合相談であり、生活上の問題を含めた課題の棚卸が必要だが、現在はそれが十分に行えていない。」というふうな判断をされていると、これは物すごく大事な視点だなと思っていますし、これは経営相談の話だけではないと思います。特にやはり区民部は債権を抱えている部ですから、やはり様々な債権のところでこういった発想がやっぱり必要だと思うんですね。ここは棚卸しが必要だけど現在はそれが十分に行われていないというところの整理として、区の職員が直接携わっていないことからこういうことが起きているという整理をされたということでよろしいでしょうか。
国分区民部産業振興課長
委員御案内のとおりでございます。
武田委員
やはり区の職員が直接携わっているということはほかの所管につなぐこともできると。区の職員はこの業務だけをやっているわけではなくて定期的に人事異動をしているわけですから、他の所管の知識や経験を持ったところで仕事をつなぐことができると。どこにかければそういった相談につなげられるのかというノウハウを蓄積した上で、やはり当たっていくということが必要だというふうに思っているんですが、この部分は職員が担っていく予定であるという理解でよろしいですか。
国分区民部産業振興課長
その予定でございまして、コンサルティングチームと指定管理者と情報共有、意見交換をしながら伴走型支援を行ってまいりますので、ケースによっては、これは区の何々のサービスにつなげたほうがいいじゃないかといった、そういった視点も入れながらやっていきたいと考えております。
武田委員
その上で、やはり場所が離れているというところがなかなかそこに結びつかないというところで、産業振興課の職員の方については産業振興センターの中に席を移していくという理解でよろしいですか。
国分区民部産業振興課長
資料の最後の4ページの7番のところ、そこにも記載させていただいておりますが、令和9年度のところの、表で言うとソフト面のところでございますが、そこら辺りを目指して職員が入所する形で進めたいと考えております。
武田委員
その中でちょっと一点気になるのが、シルバー人材センターの事務所整備というのが入っているところが非常に気になります。総務委員会のほうでも報告があったかとは思うのですが、今現在シルバー人材センターと産業振興課の業務の関わりというのはあるのでしょうか。
国分区民部産業振興課長
特段業務の関わりというものは今現在ございません。
武田委員
これは産業振興課のほうにお話をするというよりは、そもそもこういう再配置を考えたときに、業務の関連性であるとか、ここに移したことによってどれだけ業務が効率化されるのかという視点がないと、産業振興センターの中には産業振興課も移っていくということを考えると、これから先の事業展開を考えたときに、さらにあのスペースで何か新しいことをしようと思ったときに、直接業務と関係性のないシルバー人材センターが入っているということで、そのスペースが使えなくなるという懸念もあるのではないかと思うのですが、この辺りはどのようにお考えでしょうか。
国分区民部産業振興課長
シルバー人材センターについては、委員御案内のとおり、第3回定例会の総務委員会で案の報告があったものと認識しております。その中では、シルバー人材センターについては、会員や入会希望者の利便性向上等を図るため本部機能等を中野駅周辺に整備していくということで御報告があったものと捉えております。基本的にその方向性で考えてまいりたいと考えておりますが、御意見を踏まえて、引き続き庁内で検討していきたいと考えております。
武田委員
会員の皆さんの利便性であるとか事務所のやり取りの利便性ということを考えるのであれば、例えばですけど、産業振興課が産業振興センターに移るのであれば庁舎にスペースができるわけですよね。シルバー人材センターのもともとの設置の目的であるとか、登録をしていらっしゃる方々とか、書類のやり取りというのは庁内にいたほうが便利なのではないかと、有効性が図られるのではないかと思います。特に高齢者の方の生きがいとして仕事をしたいという方もいらっしゃれば、年金だけでは足りないので何かお仕事をしたいけれども長時間の正規の就労はきついといった場合に、くらしサポートに御相談をしたときに、高齢者の方々の働き方としてはシルバー人材センターもありますよというふうな御案内ができたほうが、では4階のフロアにいらしたほうがいいのではないかというふうに思いますので、その辺りについては、改めてやはりこういう意見があったということで議論をしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
国分区民部産業振興課長
第3回定例会の総務委員会での報告が、区全体の施設マネジメントの中での検討結果ということで捉えておりますが、案としてお示ししたものでございますので、今回の御意見を頂きましたので、それを踏まえて引き続き庁内で検討していきたいと考えております。
武田委員
そもそも産業振興センターのお話でいえば、産業振興センターの行政目的が最も効果的に発揮されるためにはどのような配置がいいのかと、これは区全体に言えることではあるんですけれども、単にここのスペースが同じぐらいのスペースが空きそうだからはめてみましたという形ではなくて、どういう属性の方がどういう利用をするということに利便性があるのかとか、業務上の関連性が高い、親和性が高いというものを合わせていくとか、そういった視点を持ってちょっと考え直していただきたいということは改めて要望として言わせていただきたいと思います。
委員長
要望ということで。
甲田委員
伴走型でこれから経営支援をやっていくという体制づくりはしっかり進めていただきたいと思っています。私も過去に、随分前ですけども、この産業振興センターの中での中小企業診断士の方の相談に、ある事業者の方、行き詰まっている方を連れていって、どうやって販路拡大をしたらいいかとかという相談に一緒に行ったことがありましたけれども、広い視点でもう少し相談していただけるのかなと思ったら割とそんなに広がらずに相談が終わり、もう一度そこに相談に行こうかなというふうにはちょっと思わないまま違う方法をいろいろ探したということがありました。なので、やはり中小企業診断士の方だけの相談というのではなかなか難しかった中、こういうアドバイザーをいろいろ考えていただくということはとてもよいことだなと思います。
ただ、やはり私なんかからすると、就職したい方や創業したい方、いろんな方がいて、迷われている方もいらっしゃいまして、そういう相談をしたいときに、ピンポイントではなくて、やっぱりそこにまず行ってみて、眺めてみて、相談しようかどうしようかすら迷われている方もいらっしゃるかなと思うと、徹底して居心地のよいスペースづくりみたいなものが相談のそういった施設には必要なのではないかなというふうに思いました。ちょっと違うんですけど、東京しごとセンターなんかにも先日行ったんですけれども、やはり1階のスペースなんかには割とディスプレイなんかも分かりやすく展示をされていて、こういう切り口で何か見たいというものがあればそのテーマごとにディスプレイされていたりとかして、まず相談に一歩踏み出す前にそういったところを眺めて、ちょっとそこで休憩してみてとかということもあるのではないかなと思いますし、また相談していく中で、ちょっとした休憩場所みたいな形で使うということもありだと思いますので、Wi-Fiの整備なんかもしていただけるということですから、ちょっとお茶を飲めるところもあったらいいんじゃないかなというふうにも思いますけれども、そういった徹底した居心地のよい入りやすい雰囲気をぜひつくっていただきたいなと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。
国分区民部産業振興課長
今委員から御案内のあった視点はとても重要なものだと考えておりまして、相談しやすいというか、行ってみようかなと思う環境づくりというのは非常に重要だと考えております。資料の4ページの7のところの令和7年度のところに新たな産業振興センターの空間デザイン制作というのを記載させておりまして、8の当面のスケジュールのところにも書かせていただいているんですけれども、そういった相談しやすい環境の整備の視点も含めた形で、どんなデザインがいいのかとかを令和7年度に検討していきたいと考えております。
また、具体的には3ページの6のところにも記載させていただいているんですけれども、センターに整備する機能といたしまして、黒ポツの五つ目ぐらいですかね、経営者交流機能として喫茶スペースを設けたりだとか、こちらは当然経営者に限ったものではなくて、気軽に寄れて、そこでどういう相談があるか知ってもらったりだとか、そういったこともできる機能を備えていきたいと考えております。
甲田委員
もう一点、これからは女性活躍という視点が大事かなと思いまして、女性活躍といっても、なかなかいろいろなやっぱり女性はハンディがありまして、育児とか介護とかそういった部分もありますので、離職しないための職場づくりだとか、子育て中の方の意識啓発とかその喚起をしていくとか、また就労の行動を後押ししていくような、そういったいろんな女性活躍の推進をこういうふうにやっていますよというアピールみたいなものがやっぱりあるともっともっとよくなるのではないかなと思うんですけど、その点についてはいかがでしょうか。
国分区民部産業振興課長
女性活躍の観点では、女性活躍に関する講座だとか講演会なども様々やっているところではございますけれども、こういった伴走型の経営支援体制の構築ができれば、そこに区も関わっていく形になりますので、例えば区の女性活躍の施策、講座だとかを紹介したりとか、東京都でも様々そういったこともやっておりますので、そういった形で女性活躍が後押しできればと考えております。
甲田委員
今、年収の壁の法改定なんかも話題になっていますけれども、そういった新しいことについても、このことについてしっかり御説明ができますよとかという講座とか、そういったものもぜひそういったところでもやっていただけるといいんではないかなと思うんですけれども、そういう切り口ごとの講座というんですかね、そういったものはどんなふうにやっていけるか、いかがでしょうか。
高村文化・産業振興担当部長
産業振興という視点ではどちらかというと雇用というほうに寄った形にはなりますけれども、やはり女性が雇用しやすいですとか就労の部分もテーマとして持っていますので、2ページを御覧いただきたいんですけども、今お話になったような話の中で、経営者グループの図、ここがいわゆる女性の方たちが何人か入っていらっしゃいます。実際に女性で創業した方ですとか事業をやっている方だとか、働いてお困りになっている方、こういった方たちのアドバイスをもらわないとなかなか現実として実効性のある支援ができませんので、それでこういった体制を組んでおりますので、委員の視点も持って女性の活躍というか、創業も含めてできるような支援体制を構築してまいります。
石坂委員
まず、最初に2ページ目のところで、課題として「区職員が経営相談の現場に直接携わっていないことから現状や課題を十分に認識できていない。」という記載がありまして、様々な業務がこの部署に限らず、庁舎全体で、区全体で委託が多くなっている中で、やはり一緒に職員が入り込んでいる、そこで一緒に活躍しているという部署ってすごく、なくはないけど、少なくて、振ったら振りっぱなしで現状が把握できないところがいっぱいある中で、こうやってちゃんとしっかりと明示して課題認識していただけたことはとてもよいところからの視点でのスタートでよかったなと思うところです。
先ほど武田委員からの質問の中でも、実際産業振興センターの中に区の職員が入っていくという話ではありました。ただそのときも、入り方というのもあると思うところで、例えばただ同じ箱に入っていても部屋が全く分かれていて没交渉ではしようがないので、実際にどういう形で職員が入っていくとかというイメージは今の段階であったりするんでしょうか。
国分区民部産業振興課長
そちらの点についても、来年空間デザイン制作ということで、関係者による協議等により検討していきたいと考えておりますので、その中でもその視点を忘れなくというか、踏まえてやっていきたいと考えております。
石坂委員
ぜひそういう形でやっていっていただきたいなと思います。
あと、それから資料の4ページ目、最後のほう、水回りですとかいろいろなものを改善していくという形で書かれています。今の産業振興センターはかなり古くなっていて、スペースのデザインを今後やっていくという話が先ほどの答弁でもありましたけども、やはりユニバーサルデザイン、バリアフリーにしっかりと対応したものにしていく。それは区の様々な過去の施設等の反省を踏まえてという部分もあるでしょうし、それこそむしろ産業振興、いろんな会社が起業していくということもサポートしていく場所ですので、それぞれうちの会社もこういう工夫をしようかなと思ってもらえるぐらいのものにしていくことが必要だと思いますが、その辺はいかがお考えでしょうか。
国分区民部産業振興課長
この新しくなったセンターが、例えばバリアフリーが進んでいなくて扱いづらいとかなると、ユニバーサルにという視点ではそうしているかと思いますので、今後企画部のほうでも区有施設のユニバーサルデザインガイドラインなども出来上がってまいりますので、そうした点も踏まえて設計のほうは考えていきたいと思っております。
石坂委員
ぜひそういう形で進めていっていただきたいと思います。やはり最先端な、最先端といっても、もちろん予算のあれはありますけども、しっかりと視点の漏れがない形で進めていっていただきたいなと思いますし、また、区のほうがコンサルティングを補完していくという形で書かれている中で、やはりどういうバリアフリーができるだろうかとか、ユニバーサルデザインができるだろうかという相談があるとか、あるいは障害者とか外国人とか様々な人がお客としても、あるいは働き手としても今後配慮していくことが必要である中で、やはり経営者グループとかアドバイザーグループでできることもあるかもしれませんけども、その辺り区が得意な部分もあると思いますので、その辺もしっかりとしていっていただけるといいかなと思いますが、その辺はいかがお考えでしょうか。
国分区民部産業振興課長
そういった視点も、来年、空間デザイン制作の中でしっかりと十分に踏まえて検討していきたいと考えております。
石坂委員
それから士業の中で、アドバイザーグループで中小企業診断士が入っているところであります。もちろんこれまで中小企業診断士のほうがグループを立ち上げて様々連携してやってきた中で、当然ここに入ってくるところではあると思いますけれども、区民部全体で見たときに、区民相談等々の中で関わりのある士業の方々、例えば登記に関われる司法書士だとか、様々な行政手続を代行できる行政書士、あるいは税金について相談できる税理士などというところの接点、区民部としては持っているかと思います。やはりこれは、コンサルティングを補完する役割を中野区が担っていく中で、やはりそうした専門職、人との間のつなぎ役を果たしていくとか、あるいはあらかじめこういうことをお願いしたいということを取決めを行っていくなどの方法もできると思うんですけど、その辺はいかがお考えでしょうか。
国分区民部産業振興課長
こちら、区がコンサルティングを補完する役割としてまさにそういったところもあるかと思いまして、2ページの図では生活福祉相談、区や都、社会福祉j協議会などにつないでいくという記載がございますが、この中にも、当然委員御案内のあった関係ある団体だとかそういったことにつないでいく、支援を頂くなども考えられるかと思いますので、そういったことで取り組んでいきたいと考えております。
委員長
他に質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、本報告について終了いたします。
次に3番、商店街街路灯電灯料助成及び街路灯撤去の考え方等についての報告を求めます。
国分区民部産業振興課長
それでは、商店街街路灯電灯料助成及び街路灯撤去の考え方等について御報告いたします。(資料5)
区は、道路交通の安全、犯罪防止、都市美化の観点から、商店街の街路灯等の維持管理に要する経費の一部を助成しておりますが、商店街に応じて負担割合が異なっているなど課題が明らかになっております。商店街はコミュニティ形成・維持の機能を有し、今後さらにその役割が求められていくことを踏まえ、電灯料助成及び街路灯撤去の考え方等をまとめましたので御報告いたします。
1、現状・課題の(1)現在の商店街街路灯に対する支援でございます。表の左側、電灯料助成でございますが、一晩中点灯させている終夜灯のみを対象とし、定額制により電灯料金の一部を助成しております。なお、終夜灯となっていないアーケード灯は対象外となってございます。
表の真ん中、撤去については、商店街解散に伴い、自ら撤去することができない老朽化した街路灯について、商店街の申請を受けて区が撤去し、新たに区街路灯を設置しております。また、商店街は解散しないものの、老朽化した街路灯の撤去、建て替えを希望する場合は経費の一部を補助しております。
表の右側、修繕については、都の補助対象とならない小破修繕に対して、区独自の補助制度を設けております。
2ページ目を御覧ください。(2)課題でございます。表の左側でございますが、コミュニティ形成・維持に寄与している商店街の自己負担が大きい一方、そうでないところの負担が少なくなっております。また、自己資金を十分に有さない商店街は、電灯料を定額助成の範囲内に収めるため照度を落とすケースが見受けられております。
表の右側でございますが、設置後30年以上経過している商店街が7割以上あるなど、老朽化が進んでおります。また、人的・財政的に街路灯の維持管理が十分に行えない商店街があるほか、電灯料の負担がない商店街の中には、街路灯を継続して設置し続け老朽化だけが進んでしまっている状況がございます。
2、見直しの考え方等でございます。(1)考え方として、コミュニティ形成・維持に寄与する商店街に対して、より支援できる助成制度といたします。また、老朽化が進んでいる街路灯の撤去を進め、区の街路灯へ切り替えていくことで、まちの安全性を高めるとともに、商店街の負担を軽減してまいります。
(2)具体的な見直し案でございます。表の左側の電灯料助成でございますが、助成制度を定額制から定率制とし、助成率は5分の4を原則といたします。ただし、激変緩和措置として、導入当初の助成率を10分の9といたします。また、商店街アーケードの終夜点灯していない電灯について、新たに3分の1の補助を行います。
表の右側の撤去でございますが、補助率5分の4の東京都の補助金に、区が5分の1の上乗せ補助を行い、商店街負担なしで撤去できるようにいたします。なお、区が上乗せ補助を行う対象は、災害総合危険度4以上という基準を設けることといたします。
(3)期待される効果でございます。平等な補助制度となり、商店街の納得度とコミュニティ形成・維持への意欲が高まることが期待できるほか、電灯料助成の負担が軽減できると考えております。
(4)その他の見直し事項でございます。電灯料助成については、これまで対象全商店街の申請が出そろった段階で支払い処理を行っておりましたが、申請時期等に応じて2月もしくは3月のいずれかに振り込むことといたします。
3ページ目を御覧ください。3、経過と今後のスケジュール(予定)でございます。本年9月に、電灯料金の実態調査、定率制導入等に関する検討、中野区商店街連合会役員との意見交換を行ってまいりました。今後、中野区商店街連合会とのさらなる調整を行ってまいります。令和7年4月に新制度へ移行し、令和8年1月に申請開始、同年2月から3月に新制度による助成金の支払いを行います。
報告は以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございますか。
武井委員
この電灯料助成に関しては私も一般質問で触れさせていただいたところであります。これはお聞きしますが、この電灯料助成のほうで定額制から定率制になるとありますが、その定率制にしたことによって区が負担する費用は今までと変わらないのか、増えるのか、そういった数字が出ているなら教えてください。
国分区民部産業振興課長
今、見込みというか、シミュレーション上では区の負担は増える想定でございます。
武井委員
これ今、現状は電灯料助成、定額制になっているので、一定数全く電灯料を払わないで済んでいる商店街があるのは事実でありまして、そういったところが定率制になると多少は費用がかかってくるというのがあるんですけども、そういったことはどう考えていらっしゃいますか。
国分区民部産業振興課長
委員御指摘のとおりでございまして、今現在定額制でやっておりますので費用負担が全く発生していない商店街もございます。こちらを定率制にすることによって新たに負担が出てしまう商店街があるところなんですけれども、その5分の4の助成率で計算したところ、幾つか金額も大きなところもございましたので、そういった点を踏まえて激変緩和措置という形で10分の9という補助率でやっていきたいと考えております。
武井委員
そうですね、そういった商店街とはちゃんと説明して丁寧に進めていっていただけたらと思います。
あと、この街路灯撤去のほうで質問がありますが、商店街によっては街路灯の設置年数が違う、全部が一定というわけではないんですけども、一部の街路灯は古くて、一部のは新しいというところもあるんですけども、それは古いところだけでも対応していただけるのでしょうか。
国分区民部産業振興課長
基本的に老朽化が進んでいるところを対象というふうに考えておりまして、その中でも優先順位をつけて、災害総合危険度が高いところから順次やっていきたいと考えております。
武井委員
この先ほどありました災害総合危険度4以上という基準は、これは区のほうで希望があったところに調査に行って認定するという認識でよろしいのでしょうか。
国分区民部産業振興課長
災害総合危険度については、もうその地域でランク付けがされておりますので、申請があったところがどのランクに該当するかを確認するということになります。
武井委員
最後に、古い街路灯を撤去した後に中野区の街路灯をつけていただいて明かりは担保していただくということですけど、その商店街の街路灯が設置してある場所が私道の場合はどうなのか教えてください。
国分区民部産業振興課長
私道の場合も区のほうで設置する形になります。
小宮山委員
2015年前後に中野区が商店街街路灯LED化事業というものをやりまして、それによって区内の全商店街の街路灯がLED化されていったわけなんですけれども、私が役員をやっている川島商店街でも当時LED化をしました。商店街が借金するに当たって私も保証人になったりしてその商店街のLED化を進めていったわけですが、電灯がLED化されれば、その電灯はもう5年、10年もちますよという、そういう認識でやっていったわけなんですが、実際は1年過ぎた辺りから、もうぽろぽろぽろぽろあちこちで電灯が切れてしまって、今になって本当に毎月のように電灯があちこちで切れて毎月のように交換をしている。何だったら消えっ放しでも、体力のない商店街だったら消えたまま真っ暗なまちになってしまうかもしれないんです。それでも頑張って何とか交換を続けている。それに対する補助金はある程度あると思うんですが、この中のどれがその電灯の交換に対する補助金になりますでしょうか。
国分区民部産業振興課長
委員御案内のケースについては、この1ページ目の表で言いますと一番右側の街路灯修繕、こちらが対象となってきてございます。
小宮山委員
今現在の補助率が3分の2で補助限度額10万円ということですが、これじゃあなかなか間に合わないし、商店街の負担も3分の1あるわけですから、あまり負担が重くなったらもう電灯は消えっ放しでもいいんじゃないかと、暗いまちにしちゃっても商店街の負担が減るんじゃないか、そういったことにもなりかねないと思うんです。この補助率とか補助限度額の見直しについて、これまでどんな要望があるかとか、なかなか把握はしていらっしゃらないでしょうけれども、今後ぜひ把握をして、この改善の必要があるのであればしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
国分区民部産業振興課長
こちらの街路灯修繕の助成金については、令和4年4月からできた助成制度でございますので、今後そういったお声も聞きながら、どういったものが制度にするのがいいのかは検討していきたいと考えております。
石坂委員
今回の2ページ目のところで、課題として、自己資金を十分に有さないがために照度を落とすケースが見受けられるという話がありました。今しがた小宮山委員の質問の中で、電球が切れてしまっている、LED電球が切れてしまっているケースもあるなんて話も出てきていますけども、これって照度を上げていくということがとても重要だと思います。今回助成を変えていくに当たって、照度を落としちゃっているところに関しては照度を上げてもらうような働きかけはしていくものなんでしょうか。
国分区民部産業振興課長
こちらの電灯料助成を定率制で、さらに10分の9ということで一定程度見ることなどを捉えてそういった御案内もできればと考えております。
石坂委員
やったけれども様々な事情で照度が落ちたままということがないように、やっぱり一定程度の照度は担保できるような形でお願いできればと思います。要望としておきます。
委員長
要望ということで。
他に質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、本報告について終了いたします。
次に4番、その他で何か報告がございますか。
宮脇区民部保険医療課長
それでは、第3回定例会、令和6年10月7日の区民委員会におきまして、国民健康保険証及び後期高齢者医療保険証の廃止と廃止後の取扱い等について御報告申し上げましたが、報告内容から一部変更がありましたので、口頭により御報告を申し上げます。
変更点、3点ございます。1点目です。国民健康保険の資格確認書と高齢受給者証との一体化です。現在70歳以上の国民健康保険加入者におきましては、医療費の一部負担金の負担割合を記載した高齢受給者証を健康保険証とは別に発行しておりますが、加入者の利便性向上の観点から、資格確認書に高齢受給者証の負担割合を記載して一体化します。一体化した資格確認書は、発行済みの高齢受給者証の有効期限が切れる前の令和7年7月中に、マイナ保険証を持たない方に申請によらず交付します。なお、毎年7月に負担割合を判定するため、この資格確認書の有効期間は1年間となります。これに伴い、70歳未満の方のマイナ保険証を持たない場合におきましても、令和7年7月中に申請によらずに資格確認書を交付いたします。なお、こちらは負担割合の判定がないこともありまして、有効期間は2年間といたします。
まとめますと、マイナ保険証を持たない方へ一律に有効期間が2年間の資格確認書を令和7年9月中に交付をする予定で御報告申し上げましたが、70歳以上の方には、有効期限が1年間の高齢受給者証と一体化した資格確認書を、70歳未満の方には2年間の資格確認書を、令和7年7月中に交付することといたします。これが1点目ということになります。
2点目でございますが、後期高齢者医療保険証の資格確認書の交付対象の変更でございます。令和6年9月26日付の国の事務連絡におきまして、後期高齢者医療保険に限りまして、令和6年12月2日以降の新規加入者等は、令和7年8月の年次更新までの間、マイナ保険証の保有の有無にかかわらず資格確認書を職権で交付するとの暫定的な運用が示されました。東京都広域連合がこの運用を踏襲するため、中野区においても12月2日以降、この運用を開始してまいることにいたします。
3点目、最後になります。マイナ保険証利用登録の解除の申請の受付開始日です。後期高齢者医療保険につきましては、解除申請の受付開始日を委員会報告の時点では未定としておりましたが、11月1日より既に受付を開始しております。
報告は以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対して、質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、本報告について終了いたします。
他に何か御報告はございますか。
国分区民部産業振興課長
それでは、プレミアム付きデジタル地域通貨ナカペイの追加販売について、口頭報告をさせていただきます。
区は本年11月からデジタル地域通貨事業を開始し、プレミアム率30%のナカペイの販売などを行っておりますが、このたびナカペイの追加販売を行うこととしたため報告をさせていただくものでございます。
追加販売の申込み期間は12月5日から25日までとし、1人につき6セットを上限に7,777人分、プレミアム率30%のナカペイを販売する予定です。なお、申込数が販売数の上限を超えた場合は抽選の予定でございますが、新規申込者を優先したいと考えております。
また、同期間内に新たにアプリをダウンロードしアカウント登録した方には、ダウンロードキャンペーンポイントに加え、ダブルアップキャンペーン500ポイントを上乗せし1,000円分のポイントを付与する予定です。現在詳細を調整中でございます。12月上旬に公表しますが、各委員には公表前に別途お伝えをいたします。
報告は以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対して、質疑はございますか。
休憩いたします。
(午前11時35分)
委員長
再開いたします。
(午前11時36分)
本報告について、終了してよろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
終了します。
他に何か報告はございますか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
それでは私のほうからは、中野・杉並・豊島における3区合同アニメ事業について、口頭にて御報告させていただきます。
本事業につきましては、中野区・杉並区・豊島区及び3区それぞれの東京商工会議所各支部の6団体で実行委員会を形成いたしまして、アニメ等コンテンツを活用した誘客促進事業を実施しているものでございます。今年度の中野区でのイベントですが、会場を中野区役所に移して実施いたします。
その内容ですが、11月16日、明日になりますが、東映アニメーションの協力によりますキャラクターショーと東映エージェンシー協力によるトークショー、また杉並アニメーションミュージアム協力によるワークショップ。翌11月17日につきましては、ブシロードの協力によりますカードイベント。さらに、11月24日には、東映協力によります名作アニメ映画の特別上映会を実施いたします。こちらの特別上映会なんですけども、実は今年の夏にチルナイトピクニック、こちらを実施しましたが、その最終日に天候の関係で途中で中止になってしまいました。その関係もございますので、そこで上映したアニメ映画を、ナカノバを利用しまして、その全部を再上映いたしますといいますか、そういった上映会を実施するものでございます。
さらに、本事業全体の事業ですけども、実施に当たりましては、合同のウェブページですとか、3区共通のデザインのチラシ、ポスターにより周知を行っております。
また、今年度は、各区への回遊を促す新たな取組といたしまして、日本語版、英語版のプロモーションチラシの作成、発行ですとか、あとデジタルスタンプラリーを11月1日から来年1月13日まで実施するものでございます。
御報告は以上になります。
委員長
ただいまの報告に対して、質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑なければ、以上で本報告について終了いたします。
他に報告はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。
審査日程のその他に入ります。
委員会を暫時休憩いたします。
(午前11時39分)
委員長
委員会を再開します。
(午前11時39分)
休憩中に御確認いただきましたとおり、次回の委員会は第4回定例会中とし、急を要する案件を生じた場合は正副委員長から招集させていただきたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
ありませんので、そのように決定いたします。
以上で本日予定していた日程は終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本日の区民委員会を散会いたします。
(午前11時39分)