令和7年03月17日中野区議会危機管理対策等調査特別委員会(第1回定例会)
令和7年03月17日中野区議会危機管理対策等調査特別委員会(第1回定例会)の会議録
平成26年12月04日中野駅周辺地区等整備特別委員会.doc

中野区議会危機管理対策等調査特別委員会〔令和7年3月17日〕

 

危機管理対策等調査特別委員会会議記録

 

○開会日 令和3月17

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午後1時00

 

○閉会  午後2時23

 

○出席委員(13名)

 間 ひとみ委員長

 武井 まさき副委員長

 高橋 ちあき委員

 日野 たかし委員

 井関 源二委員

 広川 まさのり委員

 いのつめ 正太委員

 河合 りな委員

 加藤 たくま委員

 吉田 康一郎委員

 ひやま 隆委員

 南 かつひこ委員

 石坂 わたる委員

 

○欠席委員(名)

 黒沢 ゆか委員

 

○出席説明員

 防災危機管理担当部長 吉沢 健一

 総務部防災危機管理課長 永井 亨忠

 総務部防災担当課長 福嶋 和明

 総務部生活・交通安全担当課長 久保 貴

 地域支えあい推進部長 石井 大輔

 地域支えあい推進部地域活動推進課長 高橋 英昭

 地域支えあい推進部区民活動推進担当課長 池内 明日香

 健康福祉部長 杉本 兼太郎

 保健所長、健康福祉部地域医療連携担当課長事務取扱 水口 千寿

 健康福祉部福祉推進課長 細野 修一

 健康福祉部保健企画課長 中村 志保合

 健康福祉部保健予防課長 宮下 奈緒

 環境部長 浅川 靖

 環境部環境課長 伊東 知秀

 都市基盤部長 松前 友香子

 都市基盤部都市計画課長 塚本 剛史

 都市基盤部道路管理課長 長沼 美春

 まちづくり推進部長 角 秀行

 まちづくり推進部まちづくり計画課長 近江 淳一

 まちづくり推進部防災まちづくり担当課長 安田 道孝

 教育委員会事務局次長 石崎 公一

 教育委員会事務局学務課長 佐藤 貴之

 

○事務局職員

 書記 橋 琉斗

 書記 細井 翔太

 

○委員長署名


審査日程

○議題

 危機管理対策について

 国民保護対策について

 震災対策について

 医療連携体制について

 風水害対策について

 防災まちづくりについて

 防犯対策について

 気候変動問題への対策について

○所管事項の報告

 1 採択された請願・陳情及び主な検討事項の処理状況について(防災危機管理課)

 2 災害時における協定の締結について(防災危機管理課)

 3 中野消防団第五分団本部の建設に係る用地の取扱いについて(防災担当)

 4 若宮地区の防災まちづくりについて(まちづくり計画課)

 5 その他

(1)東京都防災都市づくり推進計画の改定について

○中間報告について

○その他

 

委員長

 それでは、定足数に達しましたので、危機管理対策等調査特別委員会を開会します。

 

(午後1時00分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 なお、審査に当たっては、午後5時を目途に進め、3時頃休憩を取りたいと思いますので、御協力お願いいたします。

 それでは、議事に入ります。

 危機管理対策について、国民保護対策について、震災対策について、医療連携体制について、風水害対策について、防災まちづくりについて、防犯対策について、気候変動問題への対策についてを一括して議題に供します。

 所管事項の報告を受けます。

 初めに、1番、採択された請願・陳情及び主な検討事項の処理状況についての報告を求めます。

永井総務部防災危機管理課長

 それでは、採択された請願・陳情及び主な検討事項の処理状況につきまして御報告いたします。(資料2)

 令和6年第3号陳情、災害時における同伴避難設置場所の検討を求める陳情でございますが、昨年、令和6年第2回定例会で採択されております。この間の処理状況でございますが、同伴避難所の設置を可能とするための物理的な条件として、令和6年11月24日に中野区総合防災訓練におきまして、獣医師会との連携を含めた同伴避難の検証を行ったところでございます。

 総合防災訓練で課題となりました夏季等におけるエアーテント内の室温等の環境について、引き続き検証を行っているところでございます。

 また、現在避難所ごとに雨ざらしにならない場所を検討しているところでございますが、今後もよりよい環境が確保できるよう進めていくといった状況でございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。

いのつめ委員

 御報告ありがとうございます。採択された陳情で、同伴避難所の設置検討を求める陳情についての検討事項の処理状況というところで御報告をいただきました。

 まずお伺いしたいのが、最初にございました物理的な条件のところで、まず確認なんですけれども、今、同伴避難所設置の際には、物理的な条件としてエアーテントか、もしくは屋外ということでお考えになっているということでよろしいでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 委員の御案内のとおり、同伴避難の際の居場所につきましては、原則屋外としているところでございまして、今回、エアーテントを使った検証を行ったところでございます。今後、引き続きエアーテントの中の環境が適しているかどうかというところを確認していきたいと思っております。

いのつめ委員

 エアーテントとか引き続き検証いただいて、よりよい環境にというところでお願いできればと思います。

 エアーテントのところで、前回、総合防災訓練のところで獣医師会さんから幾つか課題がありますよといった御意見をいただいていたと思うんですけれども、その中にスペースの有効活用の話がございました。エアーテントの数自体も限られておりますし、ケージに収納して動物を避難させる際に、棚等を使ってスペースを有効活用してはどうかというようなお話があったと思うんですが、そちらについては検討はされているのでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 エアーテントのスペースの有効活用ということにつきまして、エアーテントの中はやはりスペースが限られておりますので、立体的にうまく使っていくといったところは検討しているところでございます。

 今後、夏にエアーテントの環境内の検証を行っていく中で、獣医師会とも確認を取りながら、どういった形の、ラック等の設置がいいのかというところは、確認していきたいと思っております。

いのつめ委員

 環境のところもありますし、一つのエアーテント内にどれだけ動物を入れられるのかといったところも含めて検証いただければと思います。動物のサイズ等もありますので、犬だったら小型犬、中型犬、大型犬とあって、ケージのサイズ等も変わってくると思いますので、そういったところも具体的に御検討いただければと思います。

 エアーテントのところでもう一点伺いたいのが、閉鎖後の清掃とか消毒の体制になります。前回学習会でそういったお話があって、そちらは室内のところで同伴避難所を設置されていて、その際に施設を使い終わった後に消毒とか清掃をされる体制について言及もありましたので、まず屋外だったら、恐らく消毒とか清掃とか、そこまで要らないと思うんですけれども、エアーテントの場合はどうなるか、教えていただけますか。

永井総務部防災危機管理課長

 避難所内での動物の管理というところになってきますので、そちらのほうにつきましては、避難所で動物と一緒に避難してくる方の例えばグループをつくるなりして、そういったところで当番じゃないですけど、清掃のほうをしていきたいと思っております。

いのつめ委員

 ありがとうございます。運用のところはそれで一定、飼い主さんの間で人繰りとかをして管理してもらうのがいいと思うんですけども、終わった後というのは何かお考えはありますか。要は、運用している最中は飼い主さんたちがやればいいと思うんですけども、終わった後、飼い主さんたちがいなくなって、使い終わった後のエアーテントについても、それは使った人らで何らかしてもらうということでよろしいですか。

永井総務部防災危機管理課長

 エアーテント使用後というところで、そういったところの管理というか、その部分につきましては、飼い主の方々に手伝ってもらいながら、避難所運営のほうをしていきたいと思っております。

いのつめ委員

 学習会でいただいた事例だと、清掃とか消毒用に別の団体と協定を結んだりとかという話もございましたので、もちろん使った人がきれいにするというのは当たり前のことだとは思うんですけれども、それ以外のところも含めて複合的に考えていただければと思います。

 2点目のところが、これは総合防災訓練での話ですけれども、広報のところが大きな課題かなと思っておりまして、前回のアンケートによると、要は、中野区は今、同行避難はできるわけですよね。ただ、それに対して知っている人、中身を含めて知っている人というのは、全体の2割しかいなくて、8割の人は知らないと。名前は知っているけど、中身は分からないというような状況でした。もちろん具体的な避難所を設置するというところの検討もすごい大切だとは思うんですけれども、それ以前に、それができるということで、現状等で今後できるようになっていくことというのをまず知ってもらうことがすごい大切かなと思うんですが、広報について現在の状況というか、取組を教えていただけますか。

永井総務部防災危機管理課長

 避難所における同行避難の周知の現在の状況におきましては、中野区の防災ハンドブック等で一旦周知を図っているところでございます。委員の御案内のとおり、いろいろ用語の意味もありますし、平時の避難者の区民の方々の取組というのはとても重要だと認識しておりますので、しっかり周知のほうはしていきたいと思っております。

いのつめ委員

 ぜひお願いします。特にペットを飼っていらっしゃる方の中にもそういうのを知らないという方もいらっしゃいますので、周知する場所とか方法とかも工夫していただければと思います。やっぱり周知の部分というか、知る、知らないのところで大きな問題になっているのが、ペットを飼っている人と飼っていない人の間に考え方とか、そういったところにギャップがあるのかなというふうに思います。これというのは結構根深い問題で、もちろんペットを飼っていない人としては、避難所に動物が来ることに、例えばアレルギーとか匂いの問題とかいろいろ懸念されるところはあると思うんです。一方で、ペットを飼っている人は、そもそも避難所に連れて行くことが不安だったりとか、実際にどういうふうな環境に自分の飼っているペットが置かれるのかといった、そういった不安もあると思うんです。ギャップの部分を埋めるというのはなかなか難しいと思うんですけれども、どういうふうに取り組んでいくとか、お考えがあれば、教えてください。

永井総務部防災危機管理課長

 ペットを飼っている人、飼っていない人の意識というところで差があるということは認識しておるところでございます。平時からの啓発の中でも、そういった部分でしっかりと周知していきまして、それぞれ飼っている人、飼っていない人にとって、避難所運営、避難した際にそれぞれがよりよい環境でいられるように工夫、検討してまいりたいと思います。

いのつめ委員

 ぜひお願いします。環境のところで、避難という平時とは異なる状況で敏感になる方もいらっしゃると思いますので、それがお互い気持ちよく過ごせるようにというところで、今よりも具体的な取組というのをぜひ進めてもらえればと思います。

 最後に伺いたいのが備蓄の部分です。何度もアンケートの話を出して恐縮なんですけれども、ペットを飼っていらっしゃる方に有事の際にどういう備えをしていますかといった問いのところで、備蓄のところでいいますと、ペットのシーツとか餌とかいろいろ必要なものというのはあると思うんですけれども、50%の方が用意していて、50%の方が用意していないという状況でした。要はそこは周知の部分で何とかなると思うんですけど、一方で、例えばケージもそうですし、あと、ペットの避難の初動グッズみたいなところ、前回の学習会のところだと、そういったものは指定された避難所については行政として備蓄をしているというようなお話がありました。こういった物資的なところの備蓄の部分については、仮に同伴避難所が設置された場合には区として何か準備をしていこうみたいな、そういったお考えはありますか。

永井総務部防災危機管理課長

 ケージ等のペットの備蓄物資につきましては、今のルールですと、飼い主がしっかり備蓄をして持ってくるといったところが原則になっているところでございます。ただ、前回の総合防災訓練でも、獣医師会のほうから一定程度備蓄していくことが望ましいという意見がございますので、あと、他自治体でも一定用意しているというところがありますので、そこは今後検討していきたいと思っております。

いのつめ委員

 ぜひその部分はお願いできればと思います。ペットを避難させて、特に同伴避難所となると、避難所でどれくらいペットが生活をするかというのは未知数の部分があると思います。もちろん飼い主さんが用意をしていくというのは原則だとは思いますけれども、想定を超えるぐらいの日数そこで滞在したり過ごすということになった場合については、やはり最低限度そういった備蓄があると安心かなというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

石坂委員

 まず確認ですけども、この資料の中で処理状況という形で、白丸で同伴避難所の設置を可能とするための物理的な条件や避難所運営を担う地域住民との合意形成の進め方について検討を進めているところであるとありまして、その下に3項目、中黒で三つあるわけですけども、白丸でやっていることの具体的な中身が中黒の三つの丸の中にあるという理解でいいのか、まず教えてください。

永井総務部防災危機管理課長

 委員の御案内のとおりでございます。

石坂委員

 そうしますと、この中黒の三つが全て物理的な条件の進捗は分かるんですけども、合意形成の進め方の検討のほうがどうなっているのか、これだと読み取れないんですが、その辺りというのはどういう状況になっているのでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 地域住民との合意形成につきましては、こちらのほうでどういった形が環境としていいのかというところで検討していきながら、避難所運営会議に諮りながら、それぞれで検討していきたいと思っております。

石坂委員

 これまでも実際に同伴避難の訓練とかやりながら検証もしているということですけども、それをやったときには、避難運営会議のところで実際やってみてどうだったかというような話とか合意形成につながるようなことはしていないということなんでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 区のほうで様々な環境の面で検討しておりまして、それを避難所運営会議等で随時諮りながらやっているところでございます。

石坂委員

 そうすると、合意形成の進め方の検討もしているけど、実際に合意形成のほうも着手はしているという理解でよいのでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 委員の御案内のとおりでございます。

石坂委員

 そういうことであれば、やっていることはすごくいいことなので、ちゃんとそれが分かるような形で資料のほうにも今後は書き込んでいただければなと思いますけど、いかがでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 区としての取組につきまして、しっかり記載をしていきたいと思っております。

日野委員

 処理状況のところに、「現在避難所ごとに雨ざらしにならない場所の洗い出しを行い」とあるんですけど、これはどのような方法で行っているのでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 雨ざらしにならない場所、風雨を防ぐ場所というところで、例えば各避難所に防災倉庫、発電機とかそういった資機材が入っている倉庫がございまして、災害時にはそれらのものは一旦外に搬出する形になりますので、そうすると、そこの倉庫自体が空くといったところになりますので、そういったところの活用でありますとか、例えば渡り廊下でありますとかサッカーゴールにブルーシートをかけまして風雨を防ぐといったようなことが考えられると思っております。

日野委員

 分かりました。

 聞きたかったのは、避難所運営会議のほうが中心になってそれを検討されているのか、区のほうで防災担当のほうで一緒に行かれて検討されているのか、その辺はどうなんでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 一旦はこちらのほうで様々な考えられるところは視野に入れておきながら、随時、避難所運営会議で諮っていきたいと思っております。

日野委員

 先日、柏市の学習会を受けたときに、柏市さんのほうでも人口密度が高い地域もあればそうでもない地域もあって、確保できるところもなかなか難しいところもあったけども、担当が直接避難所に赴いて、一緒に検討して場所を見つけたというようなことを行われていて、中野区の場合はもっと人口密度が高いので、場所を確保するというのはなかなか難しいんじゃないかなというふうにも思うんです。そうした場合に、しっかり区の担当のほうで現地で確認をしていただきながら、場所の確保というのをしっかり検討するのが必要だと思います。先ほど防災倉庫から物を出した後の倉庫内とかいろいろおっしゃっていたので、いろいろ検討はされていると思うんですが、その辺は丁寧にやったほうがいいと思うんですが、いかがですか。

永井総務部防災危機管理課長

 委員の御案内のとおり、こちらのほうで一旦考えられるところは検討しているところでございます。避難所運営会議ということで、学校長がそちらのほうに入ってございますので、一緒に確認のほうはしてまいりたいと思っております。

日野委員

 そこはぜひ丁寧にやっていただきたいと思います。

 もう一つ、これも柏市さんのほうではガイドラインをつくっていらっしゃったというのがあって、同伴避難を考えるに当たっては、まず避難所の場所の確保というのもそうなんですが、ガイドラインも検討していかなきゃいけないと思うんですが、そこはどのようにお考えでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 ガイドラインにつきましては、必要な部分につきましては、避難所運営マニュアル等に一旦は落とし込んでいるところでございます。他自治体でもガイドラインというのをつくっていまして、私もそちらのほうは確認しているところでございます。必要性等は認識しているところでございますので、作成について検討してまいりたいと思っております。

日野委員

 私が前回学習会で大事だなと思ったのが、ペット同伴ではなく避難してくる方、それからペットを同伴して避難されてくる方、こういった方々が安全に避難ができるようにということで、狂犬病の予防接種をしっかりしていることとかそういった条件をつけて同伴避難を受け入れているというようなやり方をされていたと思うので、その辺もしっかりと今後、安全面というところを重視して考えていただきたいなと思います。これは要望にしておきます。

広川委員

 1点伺います。直近の災害でいうと、大船渡市の大規模な森林火災があったかと思うんですけれども、そちらのほうの避難所などでのペットの同伴避難など、どういった対応が行われたかということについては把握されているでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 そちらのほうの被災によるペットの避難状況については把握してございません。

広川委員

 ぜひそういったところも研究してもらいたいなというところと、私の知る限りでは、当初大船渡市内ではペットを同伴して避難できるところはなくて、少なくない方がペットと一緒に車中泊を余儀なくされていたということです。その後、ちょっと離れたところになるんですけど、宮古市のほうと連携して、宮古市内の宿泊施設、結構大規模な宿泊施設なんですけど、そちらで同伴避難者の受入れを発表されました。この施設というのが数年前にペット同伴避難全国サミットというものが行われたところだと聞いています。やはりそうした取組が今回の同伴避難者の受入れにつながったんだろうなと思うんですけれども、改めて区内で災害時こうした対応が取れる施設があるべきだし、そうした準備が必要だと思うんですけれども、その点、いかがでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 委員の御案内のとおり、災害時ペットと一緒に避難できる場所というところの確保についてとても重要だと認識しております。例えば区内に動物病院というものがございまして、そちらのほうと今後確認してまいりたいと思っております。

広川委員

 区内の動物病院という話もありました。地区の大きな防災計画の中で位置付けていくということはもちろん大事なことだと思うんですけれども、もうちょっと身近なところというか小さなところで、学校だとか病院だとかそういったところの結びつきをつくっていくということが大事なのかなと思います。

 先日、東京都北区のほうが自治会の中にある動物学校と協定を結んで同伴避難の取組をしていくと。実際に災害が起こったときに自治会の有志が避難所を運営していくというような、そういったことも報道で出ておりました。大きな計画も大事ですが、やはりこうした小さな取組というものもぜひ進めていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 先ほど広川委員の質問に対しまして、私のほうで動物病院というところで検討しているという発言をしました。中野区内に一つ専門学校がございまして、そちらのほうと協定を結べるかどうかというところで今後検討のほうはしていきたいと思っております。失礼いたしました。

委員長

 今の御質問に対しても御答弁を。北区の協定について。

永井総務部防災危機管理課長

 北区のほうで町会・自治会、あと学校というところで協定のほうを結んでいるというところでございまして、そちらのほうは参考に中野区も検討していきたいと思います。

井関委員

 今、大規模な災害があったとして、同伴避難を受け入れることは可能なのでしょうか。可能であれば何世帯ぐらい可能なのでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 今、中野区で全ての避難所で同行避難ということを実施しております。実際どれくらいのペットが避難が可能かどうかというところにつきましては、数のほうは出せないところでございます。

井関委員

 今、同行避難は可能というような御回答だったんですけど、エアーテントを導入されて、多少は同伴避難というものが現段階でも可能かと思いますが、それも数字は把握していないということでよろしいでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 全ての避難所で同行避難というのを実施しておりまして、同伴避難という言葉の定義につきましては、一緒に避難してきた後に飼い主が責任を持って面倒を見ると、管理をするといったところが同伴避難になっております。

井関委員

 例えば同行避難可能、同伴避難は飼い主のやり方みたいなお話だったんですけど、キャパシティを超えた場合、恐らく先着順になるかと思うんですけど、一斉にペットを連れて避難される方が来たと、そういった場合はその場で抽選か何かになるのでしょうか。それともそういうフローみたいなものはもうあるんでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 キャパシティを超えて動物が避難してきた場合になりますが、それぞれ避難所ごとで差という部分があると思いますので、空いているところに誘導するなりしていきたいと思っております。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了します。

 次に、2番、災害時における協定の締結についての報告を求めます。

永井総務部防災危機管理課長

 それでは、災害時における協定の締結について御報告いたします。(資料3)

 区は、災害時における災害応急対策等の円滑な実施を期するため、様々な団体と協定を締結してまいりました。このたび、新たに災害時における協定を締結する運びとなりましたので、御報告いたします。

 項番1、災害時における妊産婦等を対象とした救護活動及び避難所施設利用になります。

 1、協定の締結先は、公益社団法人東京都助産師会新宿中野杉並地区分会及び一般社団法人堤式母乳助産師協会になります。

 2、対象の施設は記載の8か所の助産院等施設になってございます。

 3、主な協定内容は、妊産婦等を対象とした二次避難所としての施設の提供、妊産婦に対する保健指導及び心身のケア、医師による診療及び後方搬送の決定に関する補助、衛生材料等の提供になります。

 続いて、項番2、災害時の避難所等における支援活動に関する協定でございます。

 1、協定締結先は公益社団法人東京都理学療法士協会でございます。

 2、主な協定内容は、被災者の生活環境や身体状況等についての調査、被災者への生活機能低下や血栓の予防のための運動・セルフケアの指導になります。

 最後に、項番3になります。上記の協定締結日は、協定締結先と日程調整の上、決定する予定でございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。

河合委員

 報告ありがとうございます。

 これは前々回、12月のときにこういう協定を結ぼうと考えていますよという考え方が示されて、その時に母子避難所の話も出て、実質これで協定を結びましたよという御報告だと思っております。前々回の12月の報告の際には、様々ここからも、課題点としてこういうこと、懸念があるんじゃないかというような話などもあったかと思うんですけど、ここに載っていないことで、そのときの質疑の内容で回答できることとか、もし覚えていることであったら、まずは教えてほしいんですけど。

永井総務部防災危機管理課長

 母子避難所の設置につきまして、前回の委員会のところで、例えば母子と一緒に他に子どもがいた場合に、それは助産院に避難できるのかといったところでございます。こちらにつきましては、助産師会と調整しまして、基本的に母子共に他に子どもがいる場合について、一緒に避難できるといった調整のほうをしてまいったところでございます。

河合委員

 ありがとうございます。きょうだいは大丈夫と。ほかに、例えば備蓄物資のところはどういうふうにするかというようなことも課題としてそのとき上がっていたような気がするんですけど、そこはどのようにしていくか、今の時点で決まっていることはありますか。

永井総務部防災危機管理課長

 助産院への備蓄物資につきましては、助産師会の要望した例えばミルクの関係とかそういった部分の備蓄のほうは、令和7年度で配備する予定になってございます。

河合委員

 多分、その際、配備すると場所の問題とかも出てくるかと思うんですけど、そこは助産師会さんとはうまく調整できていますか。

永井総務部防災危機管理課長

 備蓄の配備の場所につきまして、助産師会と調整の上、配備していきたいと思っております。

河合委員

 いろいろ課題はまだ残るところはあるかなと思うので、そこら辺は丁寧に御協力いただけるというところで、先方の協定先の皆さんとうまく調整していっていただけたらと思っています。

 主な協定内容の2番に妊産婦に対する保健指導及び心身のケアというところで、巡回を含むと書いてあります。もともと母子避難所の前は、助産師会さんは避難所を巡回するというのが一つ協定の内容としてこれまで言われてきたことだったと思っています。今回、母子避難所をやっていただくに当たっては、ここと巡回を両立してやっていただけるのかというところは大きく課題というか、懸念が残るところだと思っておりますが、そこは今どのような感じになっていますか。

永井総務部防災危機管理課長

 委員の御案内のとおり、助産師が助産院での活動と避難所での巡回ケアというところで、二大体制という形になってくると想定しております。その体制等につきまして、助産師会と今後しっかり調整はしていきたいと思っております。

河合委員

 そうですね。多分調整するしかないんですけど、うまくできるかというところもあるんですが、助産師会さんのほうで外の助産師会さんから人を派遣してもらえるような仕組みをつくるとか、被災地域は多分広範囲になるので、中野だけがというよりは、東京都全体がそういう状況になると思う中では、他地域からというのは難しいかもしれないんですけど、やはりそこら辺はいろんなところを研究して、どういうふうにすれば人が充足して回っていくかというのは、しっかり研究していく必要があるかと思うんですけど、それについては取り組んでいただけるということでよろしいですか。

永井総務部防災危機管理課長

 助産師の数が不足する部分につきましては、東京都とも一部、DPATとかDWATという形で派遣のほうはできると聞いておりますので、こちらのほうを要請するとともに、しっかり巡回体制が取れるように体制のほうを整えていきたいと思っております。

河合委員

 力を貸していただける団体さんがあるよというお話だったと思うんですけど、そうなったときに、今度は主体となってくる助産師会さんとどう連携を取っていくかということもまた必要になってくると思うので、そこについてもしっかりと取組を進めていただきたいと思っております。これは今後きっとやってくださると思うので、要望で結構です。

 下に理学療法士協会さんのところで様々セルフケアの指導であったりというところで、これは避難が長くなればなるほど体を動かさないという状況で二次災害があるというところの、そこを防いでいくためにも必要な協定だなというのを感じているところです。これは理学療法士協会に登録していらっしゃる方々が回っていただけるという形なんですか。仕組みがどういうふうな形で行われるのか分からなくて、もう少し詳しい説明をいただけますか。

永井総務部防災危機管理課長

 理学療法士協会の活動内容につきましては、理学療法士自体はいろんな病院であるとか福祉施設、介護施設等に勤めておりまして、発災時、そちらのほうの活動ができないという部分が想定される場合において、例えば避難所等に巡回に来ていただきまして、こちらのほうで活動していただくといったようなところでございます。

河合委員

 すみません。今のところをもう一度確認すると、例えばそこが避難所になったりしている方が協会に登録している方はそこで活動するとして、自分が勤めているところが避難所じゃない方が参加したり、仕事先で何かしらの協定など結んでいない方が理学療法士協会に入っている方だったら、出てきて御協力いただけるというイメージなんですかね。

永井総務部防災危機管理課長

 すみません。大変失礼しました。理学療法士協会の動きにつきましては、こちらの記載のとおり、避難所生活が長引いた際に巡回していただくといったところの協定内容にはなってございます。

 あと、実際の発災状況で、理学療法士協会が勤める先でそういったサービスが継続できるのか、できないのかといったところもございます。こちらのほうは、避難所生活でリハビリを行っていくために派遣してもらうといったところでございます。

河合委員

 今、細かい協定の内容はここに書いていないと思うんですけど、どれくらいの巡回で、何人体制で回ってくるとかはこれから詰めていくのか、それとも災害発生時にタイミングでこういうふうにやってくださいという、そこの時点で話が進んでいくのか、どういうふうになる予定ですか。

永井総務部防災危機管理課長

 理学療法士協会の巡回の詳細については、まだ細かいところは決まっておりません。ただ、災害関連死といった観点でいいますと、1週間から1か月以内というところで多く発生している部分がございますので、その間にしっかり避難所等で巡回して、エコノミー症候群にならないといったような環境改善等を支援してもらいたいと思っております。

河合委員

 分かりました。ありがとうございます。

加藤委員

 まず、助産師の協定のほうですけども、主な協定内容の3番に医師による診療及び後方搬送の決定に関する補助と書いてあるんですけれども、日本語的に回りくどくて、実際どうするのかよく分からないですが、かみ砕いて教えてもらえますか。

永井総務部防災危機管理課長

 助産師会とは既に災害協定のほうは結んでございまして、その中の一部に発災時、救護活動を医師が行います。助産師につきましては、治療行為等できませんので、医師の補助に当たるといったような意味合いでございます。

加藤委員

 決定という言葉がここに必要なのか、医師が決定しないと補助ができないという意味なんですか。例えば決定がなくて、診療及び後方搬送の補助じゃまずいということなんですか。決定に関する補助というのは、ちょっと回りくどい言い回しだから、そこにどういう意味が含まれているのか、教えてほしいということです。

永井総務部防災危機管理課長

 委員の御案内のとおり、ちょっと分かりにくい表現になってございます。ただ、先ほどの繰り返しになりますが、後方搬送につきましても、医師が確認の下、病院により重度な傷病者等を後方搬送していくといったところは医師が行いますので、そういったところのサポートに当たるといった意味合いでございます。

加藤委員

 ちょっとよく分からなくて、もう一回、かみ砕くというか、一個一個確認したいけど、この決定というのは診療にかかるんですか。診療の決定に関する補助及び後方搬送の決定に関する補助、それぞれに決定がかかっているのか、もしくは後方搬送のみに決定という日本語がかかるんですか。

永井総務部防災危機管理課長

 こちらは医師による診療を行いますので、そのサポート及び後方搬送を医師が決定してきますので、そういったところのサポート、補助するといったところでございます。

加藤委員

 決定という言葉は後方搬送にしかかからないということですね。助産師会としては、医療行為の現場、対象者は妊産婦とか、助産師が日頃診療しているような方々のみが対象なんですか。広くけが人がいれば、どういった方でも対象として支援を受けられるんですか。

永井総務部防災危機管理課長

 想定されるのは医療救護ということで、発災後72時間というところが命のタイムリミットになってございますので、誰と限らず補助に当たるというのが今までの協定の内容になってございます。

 今後、助産師会と医師会とも調整をしながら、発災当時、妊産婦等に特化した動きになるのかどうかというのは検討してまいりたいと思います。

加藤委員

 ちなみに、産婦人科はこういった協定は特にやっていない。医師会として全体ではあるかもしれないけど、産婦人科としてそういったことはやられていないということなんですか。

永井総務部防災危機管理課長

 委員の御案内のとおりでございます。

加藤委員

 分かりました。

石坂委員

 まず確認で、今回理学療法士協会との協定が結ばれたわけですけど、これは理学療法士協会さんのほうから申出があったのか、区のほうから働きかけを率先的にしていったのか、もし分かれば教えてください。

永井総務部防災危機管理課長

 以前、理学療法士協会と打合せをしたという経緯がございます。今回様々な形で災害関連死対策というところで検討しておりまして、その中で理学療法士協会と協定を結んで支援に当たってもらうというところがとても有効だという認識でございまして、こちらのほうから声をかけさせていただきました。

石坂委員

 特に理学療法士とセットで語られがちなのが作業療法士なわけですけども、今回そうした経緯があったというところでありますけども、今後、作業療法士のほうに広げていくとかという考え方があったりするのか、今のところまだそれはないのか、教えてください。

永井総務部防災危機管理課長

 委員の御案内のとおり、作業療法士会と理学療法士協会が共同で活動していくことで、より効果が得られるというところも認識してございます。

 今回、理学療法士というところで、まずは避難所の中でのリハビリといったところに重点を置いて協定のほうを結んでございますので、今後、作業療法士会とも確認を取りながら検討してまいりたいと思います。

石坂委員

 ぜひその形でお願いできればと思います。

 あと、今も中身としてリハビリという話がありましたけども、その中で主な協定内容の②はそこにかかると思うんですけども、①のほうの生活環境や身体状況等についての調査とあるんですけど、これ具体的にどういうことを考えていらっしゃるんでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 こちらの被災者の生活環境、身体状況等についての調査というところにつきましては、例えば避難所でそういった環境がその方にとって状況としてどうなのかといったところも含めて、あと、身体における状況、体を動かさなきゃいけない人が動かせていないとか、そういったところを聞き取り等で確認しながら、巡回の中で聞きながら対応していくといったところでございます。

石坂委員

 そして調査をして何かしら決定して働きかけをしていくわけですけども、ここで聞き取った調査というのは、何かしら避難所運営委員会のほうとか、あるいは避難所に張りついている区の職員のほうにフィードバックがあって、避難所全体の環境を整えなきゃとかというふうにつなげていけるものなのかどうか、教えてください。

永井総務部防災危機管理課長

 例えば理学療法士の方が、避難所全体の環境として改善の余地があるのかといったところでは、避難所の運営の確認を取りながら、レイアウトとかそういったところの改善はあると思います。それとは別に、各避難者のリハビリの部分は個別に当たっていくと認識してございます。

高橋委員

 1点だけお伺いしたいんですけども、理学療法士協会さんと助産師さんたちとの連携というのは、きちんと取れるように検討されているんですか。

永井総務部防災危機管理課長

 理学療法士協会、助産師会との連携につきましては、これまでも災害協定を結ぶに当たりまして、かなり回数を重ねて検討のほうをしたところでございます。今後もしっかり連絡会等で確認をしながら、連携を深めてまいりたいと思っております。

高橋委員

 ぜひ理学療法士、作業療法士さんにも広めていく場合、お医者様との意見交換というのは一番大事なんですね。理学療法士の人たちは勝手にできないので、ある程度の範囲をもらわないと、自分が思っていることをやりたくてもできないという縛りがあったりすることもありますから、そういうところはしっかりと酌んで差し上げて情報交換をきちんとやっていっていただければありがたいと思いますけど、どうですか。

永井総務部防災危機管理課長

 委員の御案内のとおり、医師がいる場合と不在の場合というところで対応が異なってくると認識してございます。そこも含めまして、しっかりと避難者の支援ができるように調整のほうをしていきたいと思っております。

日野委員

 1点だけ。協定の締結なんですけど、前回の報告で3月に助産師会との協定の締結の報告をするとあったので、協定を締結しましたとかスケジュールが出てくるのかなと思ったら、協定締結日は今後調整しますとなっていて、今、調整が難航しているとか、そういうのがあるんですか。その辺のスケジュールが出てこない理由というのを教えていただきたいんですけど。

永井総務部防災危機管理課長

 協定団体との締結日につきましては、中身については調整のほうはしておりまして、こちらの特別委員会後にいつでも協定が結べる状態になってございます。

南委員

 今、日野委員も聞かれていたんですが、この締結日につきましては、間もなく締結できるという理解でよろしいんですよね。分かりました。

 昨年の第4回定例会のときの危機管理対策等調査特別委員会でも、妊婦及び母子を対象とした二次避難所の考え方についてという報告があって、その中で災害協定が締結できるように行っていくという方針を示されたわけです。それがいよいよ災害時における協定の締結が本格化してくるということになるんだと思います。

 今回、助産師会の皆さんと、それからまた、昨年のときには触れられておりませんでしたけれども、理学療法士協会さんとの締結、この二つの団体と災害協定をしていくということなんですが、これまでもいろんな団体、まちづくりであるとか、あとはタクシー業界とか様々なところと協定を結んでこられていたと思うんですけども、特に助産師会であるとか理学療法士協会との協定の内容においては、ある意味、命にも関わるような、危険なことにならないために、防止するために締結を結んでいくということが重要になってくるので、今回こういった協定が結ばれていくんだと思うんですけれども、中野区においては総合防災訓練が年に一回、秋口になされるわけですけれども、協定を結んだ際に、助産師会さんと理学療法士協会さんとの防災訓練での連携の在り方とか、当日の訓練の仕方であるとか、そういったことは何か決まっていらっしゃるんですかね。方向性とか。

永井総務部防災危機管理課長

 理学療法士協会と助産師会との協定後の訓練の実施につきまして、詳細は特にまだ決まっているところではございません。

南委員

 せっかくこれだけすばらしい協定を結ぼうとされているので、いざ発災したときにこの協定が本当にスムーズにきっちりと締結どおり事が安全に運ぶようにするためには、総合防災訓練とかで実際に訓練を、中野区とこの二者のそれぞれの団体との協定が本当に生かされるようなものにしなくてはならないと思うんですね。だから、防災訓練上、どういった協定にしていただくことができるのかというのはまだ決めていらっしゃらないということなんですけれども、やはりそこが重要になってくるかなと。協定を結んだからには、実のある協定にしなくてはならないと思いますので、その辺、どのようにお考えでしょうか。

永井総務部防災危機管理課長

 委員の御案内のとおり、これまで幾つもの災害協定、令和6年度につきましても結んできております。こちらのほうが災害時にしっかり連携して活動できるように、今後、様々な防災訓練、総合防災訓練を中心として、他の訓練でも一緒に連携して訓練できるかどうか、しっかり検証のほうをしてまいりたいと思います。

南委員

 特に助産師会さんのほうにおいては、二次避難所という考え方の中で協定を結ばれるということで、実際に訓練となれば、二次避難所を仮に開設するという形式を取らなければならないと思うんですけど、実際に8つの助産院さんのところでそれが可能かどうかというのは、大変忙しい職種、先生方でいらっしゃいますので、なかなかその辺は難しいんですが、その辺の工夫も何か、仮に別の場所をつくったりとか、そういったことも考えて、実際に発災したときに機能できるような実のあるものにしなければならないと思いますので、その辺の考え方をもう一度教えていただいてよろしいですか。

永井総務部防災危機管理課長

 委員の御案内のとおり、二次避難所の開設訓練といったところが有効だと認識しているところでございますので、様々な訓練を想定しながら、効果的にできるようにしていきたいと思っております。

南委員

 最後に要望ですけど、やはりこういった災害協定というのは、中野区も防災計画の基本計画の中にもしっかりと別冊とかそういうところに災害協定をされた団体とかがずらずらっと載っているんですけれども、ある意味、代表者が変わっていたりとか内容が変わっていたりとか、そういった精査も非常に必要になってくると思いますので、今回、こうやって助産師会さん、また理学療法士協会さんと災害協定を結ぶに当たっては、本当に実のある協定にしていただきたいと思いますので、その辺を考えてこれからこの二者との協定を締結していっていただきたいと思いますので、要望としておきます。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了します。

 次に、3番、中野消防団第五分団本部の建設に係る用地の取扱いについての報告を求めます。

福嶋総務部防災担当課長

 中野消防団第五分団本部の建設に係る用地の取扱いについて御報告いたします。(資料4)

 中野消防団第五分団の格納庫は、中野二丁目土地区画整理事業の進捗に伴い、一時撤去され、現在は大久保通り沿いの保留地に暫定設置されております。

 災害発生時における火災の延焼拡大防止のため、これまで用地の確保に向けて、中野区、中野二丁目土地区画整理組合、東京消防庁の三者で協議を行ってきたところですが、今般、組合から中野区への土地無償譲渡(寄附)が決定されたことから、当該用地の東京消防庁への土地使用貸借契約を進めることから御報告するものでございます。

 初めに、1のこれまでの経緯についてですが、令和2年9月に中野消防団が組合へ施行地区内において第五分団格納庫用地として活用可能な土地の提供に係る要望書を提出したことから始まります。そして、このたび令和7年2月28日に組合理事会において、中野区への土地無償譲渡(寄附)が決定されたところです。

 次に、2の中野消防団第五分団本部の建設予定地についてですが、別紙を御覧ください。別紙右下の緑色の丸で囲った部分が2か所ございますが、現在は下の部分、大久保通り沿いに現在の第五分団格納庫が設置されております。そこから道路沿いに北へ入ったところの緑色の四角が新たな建設位置になります。

 お手数ですが、資料にお戻りください。3の中野消防団第五分団本部建設用地に係る契約の流れについてですが、①の無償譲渡契約について、組合から中野区が窓口となり契約締結されたことを受け、次に、中野区と東京消防庁中野消防署との間で土地使用貸借契約を締結する予定です。

 4の今後の予定についてですが、当該分団本部の建設に当たりまして、東京消防庁が設計委託・新築工事を発注し、令和7年度中に完成する予定でございます。

 御報告は以上です。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。

加藤委員

 土地区画整理組合の土地なわけですけども、もともと中野区も公園とかこの辺、所有していたわけですけど、今は組合が全部持っているという形になっているんですか。

福嶋総務部防災担当課長

 こちらの保留地でございますが、組合の持ち物でございまして、組合から無償譲渡の契約を受けているものでございます。

加藤委員

 じゃ、区は全く今、権利を持っていないということでいいんですか。

福嶋総務部防災担当課長

 今現在は、組合から中野区に権利がございまして、今後、今年度中に東京消防庁に無償譲渡契約を結ぶというものになってございます。

加藤委員

 これが成立すれば、もう話はなくなるんだと思うんですけど、以前は産業振興センターのほうに建てようというようなプランがあったと思うんですけど、それはもうとっくになくなっているという話で、これがなせれば全く要らない話なんですけど、そっちの話というのは今、全く生きていないんですか。

福嶋総務部防災担当課長

 産業振興センターの話はもう既になくなってございまして、今回こちらの保留地に移設するということが決定したものでございます。

加藤委員

 ちなみに、その話はいつなくなったんですか。

福嶋総務部防災担当課長

 過去の議事録を確認したところ、平成30年頃に最高裁で結審がついたというふうに認識してございます。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了します。

 次に、4番、若宮地区の防災まちづくりについての報告を求めます。

近江まちづくり推進部まちづくり計画課長

 それでは、若宮地区の防災まちづくりについて御報告いたします。(資料5)なお、本報告につきましては、建設委員会との重複報告でございます。

 資料を御覧ください。若宮一丁目、二丁目及び三丁目につきましては、地震に関する地域危険度調査におきまして、地域危険度が高く、防災性の向上に向けた取組が必要となっている地域でございます。そこで、これまで地域の方々と防災性向上のための検討を行い、令和4年10月には若宮地区防災まちづくり意見書をいただき、区はその意見書を踏まえた防災まちづくりについて検討を行ってきたところでございます。また、本地区においては、建築の不燃化を促進させるため、令和6年9月に東京都建築安全条例による新たな防火規制を導入しており、今後建て替えに当たりましては、準耐火以上の建築物となっていくものと考えてございます。

 このたび、本地区の防災性のさらなる向上を図るため、地区計画を導入することとし、考え方を取りまとめたので、報告するものでございます。

 1、地区計画の区域につきましては、中野区若宮一丁目、二丁目及び三丁目の約66ヘクタール、地区計画の考え方につきましては、別紙を御覧いただけますでしょうか。別紙の1の左側に示す地域が対象地区となってございまして、地区計画の内容につきましては、右側をまず御覧いただきたいんですけども、本地区の新たな建築物に対する規制としましては、上から順に1番、垣、柵の制限、こちらはブロック塀の新たな建築を規制して、生け垣もしくはフェンスにしていただくといったもの、続きまして②が隣棟隔の確保ということで、隣との敷地境界から50センチ空けて建築していただき、建て詰まりを防止するものでございます。

 また、3番目としましては、敷地面積の最低限度の導入、こちらは敷地を60平米以上にしてもらうものでございます。

 また、4になりますが、用途の制限としましては、左側の図の下の地区計画計画図と併せて御覧いただきたいんですけども、近隣商業地域に指定されているところ、こちらを中心としまして、住宅地の商店街としてふさわしくない用途、要は資料にあります風俗営業の規制及び業務の適正化に関する法律第2条6項に掲げるものを禁止するものでございます。

 また、地区施設の位置付けとしましては、左側の上のほうの青で書いてあるところの道路、こちらのほうの道路を避難道路、防災生活道路として位置付けるとともに、旧洗心寮跡地の一部も防災広場として位置付けることも想定しているところでございます。

 続きまして、別紙2、主要な避難道路に関する意向調査の実施結果を御覧ください。当地区においては、壁面後退や壁面後退箇所における工作物の設置制限によりまして、6メートルの空間の確保を検討し、赤く着色している路線、1路線でございますが、そちらを対象に、このような内容の導入を検討してきたところでございます。そのため、当路線の沿道の住民あるいは地権者に対しまして周知を図るため、アンケートや意見交換等を行ったところでございます。

 意向調査の結果としましては、避難道路網の形成としてはいいが、壁面制限等の合意が難しいということが分かりまして、そこで、現時点では6メートルの空間確保というものはせず、現況で5.5メートル程度の道路網が形成されているといったところと併せまして、拡幅するというよりも沿道建物の不燃化、あるいは危険ブロック塀の撤去、そういったものを通じて閉塞しにくい避難路を形成したく考えているところでございます。

 表紙に戻っていただきまして、3、今後のスケジュールを御覧ください。令和7年度は東京都との協議や都市計画手続等を進めていこうと考えてございまして、計画素案、意見交換会等を実施と考えてございます。令和8年度以降に都市計画決定並びに建築条例の施行、そういったものの導入を考えているところでございます。

 報告については以上です。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はございませんか、

武井委員

 少し質問させていただきます。

 主な避難道路に関する意向調査の実施結果を見させていただいて、令和5年度回答数28件、令和6年度回答数59件と若干増えていますけども、この1年の間に無回答の方に回答していただくような説明とか、そういうアプローチはあったのでしょうか。

近江まちづくり推進部まちづくり計画課長

 委員御案内のとおり、令和5年度につきましては、ちょっと回答者数が少なかったということもありまして、令和6年度に意見交換会をしたりだとか、アンケートを改めて配ったりだとか、また個別訪問して意向を聞いたりだとか、そういうことを強化しまして、回答数を得ているといった形になってございます。

武井委員

 個別訪問した結果、59ということは、半分くらいは個別訪問しても回答はいただけなかったということなんでしょうか。

近江まちづくり推進部まちづくり計画課長

 御不在でいらっしゃったりして、なかなかちょっとつかまらなかったということもございます。

武井委員

 令和5年と令和6年で多分、回答の反対、賛成というのがちょっと違うと思いますが、同じ内容を聞いていると思うんですけど、おおむね反対の方が3割強いるのかなと思いますので、こういった方にどうして必要とか、さっき言われたように、土地を取らなくても建て替えのときに防火で規制できるとか、そういったことを説明して、できる限り賛成していただく努力が必要かと思うんですけども、それはこれからもしていくのでしょうか。

近江まちづくり推進部まちづくり計画課長

 説明につきましては、意見交換会なり、あるいは個別訪問でも説明してきているところなんですけども、ここに記載してございますとおり、避難路の指定としては構わない、ただし、壁面後退と工作物の設置制限のみ規制されたとしても、道路としては5.5メートルのまま、空間としては6メートルに広がる、そういう形ですと、沿道の敷地に対する利用勝手が悪くなったりだとか、制限が一定的にかかってきたりといったこともございますので、なかなか理解を得られなかったという状況でございます。

 一方で、地区の真ん中に都市計画道路227号線というのがあるんですけども、今後こういったところの事業認可が見込まれてございます。そうなりますと、沿道の建物の建て替えだとかと併せまして、不燃領域率も結構上がることが想定されてございますので、そういったところの事業認可と併せまして、もう一度、この赤い路線につきましては、拡幅する必要があるかとか、そういったところを検証していければというふうに考えてございます。

武井委員

 そうですね。こちらの227号の計画もありますので、こちらで計画した意見交換、説明会以外にも、各町会では集まりとか必ずあると思いますので、そういったところに出向くとか、説明を丁寧にしていくとか、そういった努力もしていただければと思います。これは要望です。

石坂委員

 今回、垣または柵の構造の制限というところで、ただし、道路面から高さ60センチ以下のブロック塀等は適用しないという形で、ブロック塀の高さを60センチ以下に抑えていくというところですけども、60センチという根拠というのかな、その辺があれば教えてください。

近江まちづくり推進部まちづくり計画課長

 こちらにつきましては、基本的には既存のブロック塀をなくして、フェンスもしくは生け垣にしてもらうということなんですけど、フェンスの基礎として、一部ブロック塀を造ったり、あるいはどうしても宅地のほうが高くなるという傾向がございますので、そういうところの土留め代わりだとか、そういったところで60センチを規定しているところでございます。

石坂委員

 あと、安全なフェンスを建てるであるとか、あるいは土の流出を避けるために必要という部分はあるというところですけども、ただ、60センチ以下と高さを縛っているというところに関しては、60センチ以下だと地震等で倒れた場合にも、そこで人が下敷きになって死ぬリスクは低いだろうというところなども踏まえてのことなのかどうか、教えてください。

近江まちづくり推進部まちづくり計画課長

 危険なブロック塀とかがこれまで倒れたりして、道路が閉塞して避難路がふさがれちゃうだとか、あるいは不幸な事故等もあったかと思います。そういったことを防止するために、生け垣だとかフェンスにすることによって、要は、軽いものが倒れたとしても危険でないだとか、すぐ除却可能であるだとか、そういったところを目的としまして、こういう制度を入れるものでございます。

石坂委員

 同じような規制がたしか弥生町三丁目地区とかでもあったかと思うんですけども、こうした規制というのは、もちろん避難道路を確保していく上で有効なことと思いますけども、ただ、こうやって安全面を考えると、今回は若宮地区の地区計画ですけども、全区的にこうした60センチ以下の制限というのをかけていくことも今後検討していくべきと思いますけど、その辺というのはどうお考えでしょうか。

安田まちづくり推進部防災まちづくり担当課長

 既に弥生町とか南台あるいは平和の森公園、同様の規制をかけているところでございます。

石坂委員

 それ以外のところも今後規制を広げていく考え方とかというのはないのでしょうか。

近江まちづくり推進部まちづくり計画課長

 現在、防災性向上が必要な地域におかれましては、若宮地区に限らず、こういった地区計画の導入というのを検討している地域もございますので、そういう検討に併せて徐々にでも広がっていくのかなというふうに感じています。

石坂委員

 ぜひそういう形で徐々に広げていっていただければと思いますし、また、この後、理事者の担当の関係で難しいかもしれませんけど、それが中野区全体の統一ルールみたいに今後はしていければいいのかなと思うところですので、これは要望としておきます。

井関委員

 生け垣を推奨しているようですが、生け垣だと防火の点でなじまないんじゃないかなというイメージがあるんですが、生け垣でも防火というところでは問題ないんでしょうか。

近江まちづくり推進部まちづくり計画課長

 生け垣ですので、燃えないかと言われたら、確かに燃えるものではございますが、一方で、多少水分を含んでいることから、急に燃えるというわけではないかなというふうには考えています。

 また、植物ですので、いわゆる緑だとか環境面についても意義があるかなというふうに考えてございまして、生け垣にしろというわけじゃなくて、生け垣ないしフェンスにするといった形ですので、その辺は選択していただければいいのかなというふうに考えています。

井関委員

 このアンケートのところなんですが、特に壁面後退、工作物の設置の制限について反対の意見が多いようですが、主要な避難道路の選定についても含めて、主な反対の意見というのがあれば教えていただけますでしょうか。

近江まちづくり推進部まちづくり計画課長

 基本的には、先ほど申し上げたとおり、壁面後退と工作物の設置制限ですと、敷地自体は狭くならないのですが、どうしても、これまで利用していた例えば塀を建てていた、あるいは駐車場として利用していた、そういったところがなかなか制限がかかってくるというところで、下のところにも移行調査の意見というのが書いてあるんですけれども、どうせやるんだったら、例えば用地取得して道路整備しろだとか、あるいは実効性や効果が期待できないといったところが主なものかなというふうに考えてございます。

加藤委員

 今回整備するところは全部区道なんですか。

近江まちづくり推進部まちづくり計画課長

 基本的には区道メインとなってございます。

加藤委員

 最初から区道ならあれなんですけど、まちづくり全体で私道とかのところになっちゃうと思いますけど、でも、こういった機会でもそうですけど、八潮市で下水があんなやられちゃうのを見たときに、自分の家の前は大丈夫なのかみたいな、そういったところのバックアップがしっかりできるみたいな、安心できるようなものがこの整備とともにプラスアルファで、優先的にやりますよみたいなのでもない限り、メリットを感じられないのかなという、そういったところで有事の際には最優先で直しますよみたいなものがあれば、ちょっといいかなみたいな、そんなのがあるのかなと思うんですけど、そういったところの御見解をお願いします。

近江まちづくり推進部まちづくり計画課長

 資料1の左側の図にあります薄い青色で示した避難道路ネットワークにつきましては、この中で、先ほど申し上げましたとおり、地区全体に垣、柵の制限とかをかけるんですけども、こういった道路沿いにつきまして、例えば危険なブロック塀があるところ、そういうところは都市基盤部の所管のほうでも把握しておりますので、そういったところには危険ブロックの助成を案内しているところでございますが、まちづくりのほうとしましても、危険ブロックだとかを持っている方々に対して、優先的にとは言いませんけども、まちづくりのほうからアプローチすることによって、少しでもこの路線沿いに関する危険度を少なくしていきたいというのと、あとは沿道の建物の耐震化といったものも併せて進めて、閉塞しにくい道路というのを目指していければなというふうに考えているところでございます。

加藤委員

 すぐにアイデアが浮かばないですけど、このままだとメリットを感じづらいので、いろいろなアイデアを出して、それならいいかなみたいなところを見いだしていただきたいなと、これは要望でいいです。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了いたします。

 次に、5番、その他で何か報告はございませんか。

安田まちづくり推進部防災まちづくり担当課長

 それでは、東京都防災都市づくり推進計画の改定につきまして、口頭にて御報告いたします。

 東京都は現在、区が進める木造密集地域等における防災まちづくりの基本となる防災都市づくり推進計画の改定を進めております。本年1月31日から3月3日にかけては、改定に伴う基本方針案の公表及びパブリックコメントを行ってございます。

 改定方針案で示された主な内容でございます。整備地域や重点整備地域の防災性向上に向け、引き続き不燃化特区制度や特定整備路線の支援の延長をするということでございます。

 また、昨年1月の能登半島地震等の被害を踏まえ、地域危険度が高く、市街地火災等の対策が必要な地域として、防災環境向上地区として支援をすることとしてございます。区内では、防災環境向上地区の候補として、若宮地区、上高田地区、沼袋地区など、これまで整備地域以外で地域危険度が高い防災まちづくりが一体的に進められた地区が対象となってございます。

 今後の予定でございます。東京都はパブリックコメントを踏まえ、基本方針を今年度決定し、令和7年度中に各地区の整備プログラムを策定し、計画の改定を行って、令和8年度から本計画に基づく各事業を進める予定となってございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了いたします。

 他に、報告はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で所管事項の報告を終了します。

 次に、当委員会の中間報告について御相談したいので、委員会を暫時休憩します。

 

(午後2時17分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時19分)

 

 休憩中に御確認いただきましたとおり、今定例会最終日の本会議において当委員会の中間報告を行うことに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 また、中間報告の内容につきましては、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 次に、審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩します。

 

(午後2時19分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時19分)

 

 休憩中に御確認いただきましたとおり、次回の委員会は特に日程を設けず、急を要する案件が生じた場合は正副委員長協議の上、招集させていただきたいと思いますが、御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ございませんので、そのように決定します。

 以上で本日予定していた日程は終了しますが、各委員、理事者から御発言はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、委員会を暫時休憩します。

 

(午後2時20分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時23分)

 

 以上で危機管理対策等調査特別委員会を散会いたします。ありがとうございました。

 

(午後2時23分)