平成16年02月13日中野区議会江古田の森整備特別委員会
平成16年02月13日中野区議会江古田の森整備特別委員会の会議録
平成16年2月13日江古田の森整備特別委員会 中野区議会江古田の森整備特別委員会〔平成16年2月13日〕

江古田の森整備特別委員会会議記録

○開会日 平成16年2月13日

○場所  中野区議会第2委員会室

○開会  午前10時05分

○閉会  午前10時37分

○出席委員(13名)
 こしみず 敏明委員長
 近藤 さえ子副委員長
 酒井 たくや委員
 大内 しんご委員
 高橋 ちあき委員
 やながわ 妙子委員
 はっとり 幸子委員
 山崎 芳夫委員
 小串 まさのり委員
 岩永 しほ子委員
 斉藤 金造委員
 大泉 正勝委員
 江田 とおる委員

○欠席委員(1名)
 藤本 やすたみ委員

○出席説明員
 保健福祉部長 菅野 泰一
 高齢福祉課長 冨永 清
 障害福祉課長 田中 政之
 都市整備部長 石井 正行
 都市計画課長 服部 敏信
 公園緑地課長 大谷 則章
 江古田地域センター所長 安倍 秀康

○事務局職員
 局長 正木 洋介  
 書記 鳥居 誠
 書記 巣山 和孝

○委員長署名



議題
 保健福祉施設の整備について
 防災公園の整備について
その他

委員長
 定足数に達しましたので、本日の江古田の森整備特別委員会を開会いたします。

(午前10時05分)

 本日の委員会は、開催通知でも御案内申し上げましたが、先日、議長から、おおむね1年を目途として当委員会が設置された経緯があり、調査終了時期の目途についての考えを求められ、正副委員長の一存では判断しがたく、委員の皆さんの御意見を伺うために、本日招集をさせていただきました。 
 本日の審査については、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めさせていただきます。
 なお、審査に当たっては、正午を目途に進めたいと思いますので、御協力をよろしくお願い申し上げます。
 それでは、議事に入ります。
 保健福祉施設の整備について、及び防災公園の整備についてを議題に供します。
 まず初めに、当委員会の設置の経緯等について、事務局長に説明を求めたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、説明を求めます。
正木議会事務局長
 それでは私から、江古田の森整備特別委員会の設置経過について、概略を御説明させていただきます。
 昨年4月27日区議選の後、臨時会に向けて開かれました交渉団体代表者会で、特定事件の調査について種々協議されたわけでございます。各会派からいろいろな問題が提起されまして、例えば警大跡地の問題、中野駅周辺の問題、サンプラザ、それから南北交通、環六問題、西武線、江古田の森、基本構想、財調問題、大変さまざまな課題が提起されました。
 その中で、基本構想については、まだ設置時期としては早いのではないか、その時点では早いんだろうと。また、江古田の森については、幾つか多くまたがった会派から、具体化までもう少し関与すべきであるというような御意見が出されたと。
 そのような意見がさまざま交わされまして、第2回の交渉団体代表者会でございますが、江古田の調査期間についてはおおむね1年とし、その後は適切な時期に基本構想の特別委員会にしようというようなことで意見がまとまってまいりました。ただ、この回では、委員会設置数は3とすることのみ確認いたしまして、名称やその他の委員会等についての内容等については次回に詰めようということで、持ち帰りとなった経過がございます。
 その後、5月20日に第3回交渉団体代表者会が開かれまして、いろいろな検討項目あったわけですが、特定事件の調査については、前回の協議結果と会派持ち帰りの内容、検討結果を踏まえまして、調査目的、調査事項、定数、委員会名称等が合意確認されたわけでございます。御案内のとおり、中野駅周辺、江古田の森、交通対策、3つの特別委員会で当たるということになったわけでございます。
 この検討経過の中では、現行の基本構想の策定経過ですとか、新たな基本構想の策定スケジュール等も資料提供がございまして、基本構想の委員会との関係も議論もあったわけでございます。3委員会の設置が確認されたところで、特に江古田の森整備特別委員会につきましては、調査が終了し、基本構想に移るとき、委員の組みかえ等を円滑に行えるよう確認しておいた方がよい、また、その際は正副委員長、各委員間で前向きに検討するべきだ、また、調査期限をあらかじめ1年と区切ることはできないが、この代表者会の合意で1年を目途とすればよいなどの意見が出され、異議なく、代表者会の申し送り事項として記録に残すこととなったわけでございます。そこで、5月28日の本会議において当委員会の設置が議決されたと。
 概略はそのような経過でございます。
委員長
 ただいまの説明について質疑はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本説明に対する質疑は終了いたします。
 次に、理事者から、保健福祉施設の整備、及び防災公園の整備の今後の予定について、説明を求めたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、説明を求めます。
 保健福祉施設の整備の今後の予定について。
冨永高齢福祉課長
 今後の予定でございますけれども、現在、平成19年の4月1日開設目指しまして、PFI事業者の選定作業に入っている段階でございます。今、第一次審査の提案書類を受けまして、第一次審査を審査中でございますけれども、2月20日までには最大3業者を選定、交渉するという予定になってございます。
 その後でございますが、第二次審査ということで、第二次審査の提案書類を受け、5月末までには最終的に第一順位、優先交渉権者と次点である第二順位の民間事業者――社会福祉法人でございますけれども、それを交渉するということになっています。5月には決定したいと思ってございます。
 それから、約1カ月おきまして、6月にPFI事業権契約を、その優先交渉権者と契約が細部にわたりまして成立すれば、契約締結という運びになる予定でございます。すぐ、今年の夏には国庫補助の事前協議を開始いたしまして、17年度秋工事着工ということで、予定どおり19年4月1日にはサービスを提供できるというふうな予定になってございます。
 なお、事業用地でございますけれども、この5月には埋蔵文化財の試掘調査をやる予定となってございます。
 以上、簡単でございますけれども、今後の日程について御報告申し上げました。
委員長
 ただいまの説明について質疑はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本説明に対する質疑は終了いたします。
 次に、防災公園の整備の今後の予定についての報告を求めます。
大谷公園緑地課長
 それでは、公園整備の今後の動きについて御報告いたします。
 (仮称)北部防災公園の計画案は、パブリックコメントの手続きを行いまして、10名の区民の方から48項目の御意見等か寄せられたところでございます。現在、この御意見に対する区の考え方をまとめ、あるいは調整しているところでございます。これからの御意見等を踏まえまして、本年度中に基本計画及び基本設計を策定することになります。
 16年度でございます。基本設計に基づきまして実施設計を行うということでございます。そのほか、土壌汚染調査、埋蔵文化財の試掘調査を行うことになります。
 平成17年度から18年度でございます。実施設計に基づく整備工事を行うということでございます。基本的にはこういう基本計画、あるいは基本設計ができることで、実施設計とか工事が順次進められることとなります。
 以上でございます。
委員長
 ただいまの説明について質疑はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本説明に対する質疑は終了いたします。
 それでは、当委員会の調査終了時期について、各委員からの御意見を伺いたいと思います。いかがでしょう。
斉藤(金)委員
 事務局にちょっと聞きたいんだけど、どのようなことが考えられるのか。要するに、この場でいろいろ話し合って、先ほどの代表者会のいろいろな申し送りのことがあるのは、みんなある程度承知しているんだけど、そうすると、円滑にやるにはどのような方法が考えられるの。
正木議会事務局長
 円滑にということでございますが、この中で合意が得られればということでございますが、調査の終了が皆さんの中で確認されればということなんですが、おおむねの想定で言えますものは、次の機会ぐらいまでに、いわゆる委員会としての報告ですね、本会議への報告ということがございますので、その時点で調査が終了するということになろうかと思います。端的にそういうことになります。
斉藤(金)委員
 すると、次ぐらいにやれば来年度はというような意味なんだろうと思うんだけど、正直言って今、保健福祉施設の方を聞いてもね、5月でしょう、業者が決定するのは。それに向かってどういうことかというような、いろいろなことを特別委員会でやってきて、それでPFIのあれなんかも締結するのは6月だというと、無理に、果たしてどうなのかなという……。だから、ほかの方法で、基本構想は基本構想でやりながらというわけにはいかないの。
正木議会事務局長
 これちょっと、事務局が答えるにはちょっと答えにくい部分がございます。いわゆる調査が終了したかどうかの判断、それから新たな基本構想もまだ決定しているわけではございませんので、あくまでもこれから皆さんの協議の中で特別委員会、調査事件の決定なり、委員会設置ということになろうかと思いますので。単に見通し的に――見通しというより、事務局としての財政的な意味合いでしょうか――ということで申し上げれば、今3つ特別委員会ございます。それをそのままにして、もう一つスタートするということになりますと、単純に言いますと予算の問題なんですね。これが手当されていないとスタートしにくいかなということがございます。その辺が気になるところです。
斉藤(金)委員
 そういうことが一つわかって、もう一つね。みんなが合意して、基本構想もここでやっちゃうんだということはできないの。要するに、調査の中に入れて、例えばみんなが合意できたら、江古田の森と基本構想を合わせてここでやるんだという考えはできないの。
正木議会事務局長
 これも、いい悪いを私が申し上げることではございませんが、先ほど申しました、調査をいつ終了させるかはこの委員会の意思がまず第一ですね。それから、新しい委員会設置については、この委員会だけではなくて議会としての判断ということになります。議会として新たに委員会を設置するときに、今おっしゃったような、例えば提案なり意見なりがあって、皆さんそういうようなことで合意されれば、あり得ないことはない。その場合には調査事項の変更ですとか追加ですとか、そういうことで新たな議決をしていただければ、その新たな調査事件がこの委員会に任せられるといいましょうか、ゆだねられるといいましょうか、そういうことは手続き的には考えられるところでございます。
斉藤(金)委員
 ほかの方もいらっしゃるからここでやめますけどね。考えられないわけではない……。それで、はっきり今年度中にぴたっと調査が終わるようなことがわかっているなら、もう少し簡単なのかなというふうに思うんだけれど、またがるような案件ということになると、どうしたらいいのかなということを、やっぱりみんなで協議するしか仕方ないのかなと、議会としてね。というところまで行っちゃうのかなというふうに、私自体は今話聞いてて少しそういう気もあるんだけど。いずれにしても、無理に本年度でというようなところを選択するか、どっちかになっちゃうのかなというふうに思うんだけど、そういうような理解でいいのかね。
正木議会事務局長
 これはあくまでも決定ということではございませんで、1年を目途というのは昨年の申し合わせ、了解事項ですね。やはりそれぞれ、その時点その時点で議会や委員会の意思として、合意の上で決定していかないと進まないということが当然前提にあるわけでございます。そういう中で申しますと、この江古田の森整備特別委員会、おおむね1年ということで、年度末とか3月とか5月とか言っていたわけではございません。単純に1年と言えば6月設置ですから、ということも数字だけで言えばあるわけですね。一方で、基本構想についても別なスケジュールで動いておりますから、3月には例えば、審議会の答申と言いましょうか、出るというようなことも聞いております。広く皆さんで議論するような場面もそろそろ入っていくのかなという、片方で動きがあることも、片や情勢的にはございますので、その辺も踏まえて議会全体として、今言った基本構想についての――前年の合意どおり動くとすればですが、いつの時点でスタートさせるべきかというあたりは、別な議論としてあるだろうと。そのときに、今言った、どういう形で新しい委員会を設置するか。それから、新たに設置するのではなくて、今委員がおっしゃったように、どこかの委員会にゆだねる、新しい調査事項として乗せるというようなことがあるのかもしれませんが、その辺もすべてこれからの新しい調査事件設定への議論かなというふうに思っているわけでございます。
江田委員
 議会運営に関することですので、休憩して論議を……。
委員長
 では、委員会を休憩いたします。

(午前10時20分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午前10時35分)

 休憩中に確認したとおりに、当委員会は第1回定例会以降も特別委員会として調査を継続することとし、調査終了時期については改めて御協議をいただくということで、御異議ございませんでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定をいたします。
 その他、各委員、理事者から何か発言はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、次回委員会について協議いたしますので、委員会を暫時休憩いたします。

(午前10時36分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午前10時37分)

 休憩中に御協議いただいたとおり、次回の委員会は、定例会中、3月22日、午後1時から第5委員会室での開催とし、急を要する案件が生じた場合には、正副委員長から連絡したいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定をさせていただきます。
 以上で本日予定していた日程はすべて終了しますが、委員から何か御発言はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本日の江古田の森整備特別委員会を散会いたします。ご苦労さまでした。

(午前10時37分)