平成16年06月11日中野区議会交通対策特別委員会(第2回定例会)
平成16年06月11日中野区議会交通対策特別委員会(第2回定例会)の会議録
平成16年6月11日交通対策特別委員会 中野区議会交通対策特別委員会〔平成16年6月11日〕

交通対策特別委員会会議記録

○開会日 平成16年6月11日

○場所  中野区議会第3委員会室

○開会  午前10時04分

○閉会  午後0時25分

○出席委員(12名)
 昆 まさ子委員長
 奥田 けんじ副委員長
 伊東 しんじ委員
 北原 奉昭委員
 久保 りか委員
 小堤 勇委員
 きたごう 秀文委員
 平島 好人委員
 長沢 和彦委員
 岡本 いさお委員
 篠 国昭委員
 伊藤 岩男委員
 江口 済三郎委員

○欠席委員(1名)
 いでい 良輔委員

○出席説明員
 都市整備部経営担当参事 服部 敏信
 地区整備担当課長 岩井 克英
 交通安全対策担当課長 上村 晃一
 土木担当課長 尾﨑 孝

○事務局職員
 書記 杉本 兼太郎
 書記 巣山 和孝

○委員長署名



○審査日程
陳情
(継続審査分)
 (15)第16号陳情 首都高速中央環状新宿線について、「工事の一部中断・見直し」を求める住民活動        を支援することについて
 第7号陳情 上鷺宮・鷺宮から中野駅までミニバスを走らせることについて
所管事項の報告
 1 東中野駅前広場整備検討委員会について(都市計画担当)
その他

委員長
 定足数に達しましたので、ただいまから交通対策特別委員会を開会いたします。

(午前10時04分)

 お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり本日の審査を進めさせていただきたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、そのように進めます。
 なお、審査に当たっては、12時を目途に進めてまいりたいと思いますので、御協力よろしくお願いいたします。
 それから、本委員会の傍聴希望の方が15名を超えております。希望者全員の傍聴を許可することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 ご異議ございませんので、そのように決定いたします。
 それでは、 陳情の審査を行います。
 平成15年第16号陳情、首都高速中央環状新宿線について、「工事の一部中断・見直し」を求める住民活動を支援することについてを議題に供します。
 これより本件陳情の審査を行いますが、陳情者から補足資料の配付と補足説明をしたい旨申し出がございました。委員会を休憩いたしまして補足資料の配付と補足説明を受けたいと思いますがご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、委員会を休憩いたします。

(午前10時06分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午前10時26分)

 これより本件に対する質疑を行います。
 質疑はございませんか。
長沢委員
 昨年の10月に出していただいた資料なんですが、低公害車の普及状況というのがあります。今、陳情者の方がおっしゃられたので、これからの時代、メーカーもかなりの努力をして、そういうことが増えていくだろうと。私どももそういう認識はあるんですが、直近のところで、こうした低公害車の数なり、その伸びなり、その辺のところがおわかりでしたらちょっと御紹介いただきたいのと、もう一つは、完成時にそれがどのぐらいのことになっていくのか。前にちょっとお示しいただいたのがあったかなと思うんですが、改めてお伺いしたいんですけれども、いかがでしょうか。
服部都市整備部経営担当参事
 私どもの方も自動車行政をじかに扱ってございませんから、国土交通省等、あるいはインターネットを通して、現時点での一番直近のデータを把握してございます。前回の委員会で、2003年3月段階、ちょうど1年前ですけれども約9%、その後、去年の9月の段階、この委員会の途中経過で報告させてもらってございますが、約11.4%でございました。先日、今一番新しいものを手に入れまして、2004年3月末の段階の新規登録台数を含めて、全保有台数から割り返しました低公害車の割合が14.2%、711万台と認識してございます。全台数が5,000万台を超えるというところで、その分母から見た場合に14.2%。先ほど陳情の方もおっしゃっていますように、メーカーの方も低公害車の製造といいますか、さまざまな税制の関係での自動車メーカーの開発努力とか、そういったところで進んできている。そういったところで、現時点では14.2%でございます。
 もう1点、以前、私の方もこの委員会でお答えしてございますように、政府が平成13年に向こう10年間、2010年までの早い時期に低公害車両1,000万台を目標にするといったアクションプログラムをやってございます。今の伸び率から見れば、メーカーの努力が相当進んできてございます。あと2年ぐらいでちょうど環状6号線、首都高新宿線の開通前後には1,000万台に近い、今の伸びから見ますと、年間250万台ぐらいの低公害車の割合が増えてくるというところもありますので、あと2年程度ぐらいで1,000万台の数字に達するのかなと思ってございます。そういう状況を我々、数字上は把握してございます。
長沢委員
 もう一つこのことで聞くならば、低公害車でない車自身も、要するに車の台数総数そのものが増えているということですか。その傾向はどうなんでしょう。それに対しての低公害車、全体の総数に対しての低公害車の数と比率、あるいは、今1,000万台超すということではその数もそうなんですが、その辺の見通しとしてはどういうふうになりますか。
服部都市整備部経営担当参事
 私、自動車行政とか道路行政の関係を所管してございませんので、国土交通省が発表するような新規登録台数の把握とか何かでございまして、今後の自動車全体の推移までは、私どもの方ではなかなかつかみかねてございます。ただ、割り返して見ていった場合には横ばいといいますか、この委員会でも前回、あるいはそれ以前からお答えしていますように、低公害車の伸び率から換算いたしますと、5,000万台を超えるぐらいの数字で横ばいとなっているということで、現状そうでございますけれども、今後の推移は、私の立場ではそれ以上はお答えしかねます。そういった情報を持ってございません。
長沢委員
 例えばここで出されている換気塔の規模なり、機能なりというのは一定の推定、車の台数というか、ここを実際に通る通行量なりを想定されての話だと思うんですが、低公害車が今の予測よりもより一層増えていくといったときに、こうした換気塔の機能なり規模なり、そうしたものに一定の変更を考えていくようなことの検討はどうなんでしょうかね。されるというか、していく必要が理論的にといいますか、そうなった場合は換気塔の機能の変更があり得るのかどうか。その辺はどうなんでしょうか。
服部都市整備部経営担当参事
 私の立場、あるいは中野区の立場で自動車行政とか、そういった推移とか、その辺はなかなか図りかねているところでございます。ただ、先ほどの委員と陳情の方とのやりとりの中でもそうですけれども、低公害車でありましても、電気自動車とか以外は窒素酸化物やメタノールについては一定量出すということでございます。
 したがって、そういう意味では一定の換気の機能は避けられない。私たちの方も平成2年にこの計画が都市計画決定された以降、区といたしましても、今の環状6号線や中央環状新宿線の関係の全体の交通量を勘案いたしますと、地下に中央環状新宿線を通しまして、上空に地下から上がってくる排ガスを希釈して、全体の環境の負荷を軽減するという方向はやむを得ないという判断をいたしてきてございます。
 なお、そう言いましても、中野区も繰り返し公団の方に要望いたしてきてございまして、これも委員会の方へお出ししておりますけれども、昨年10月、低濃度脱硝装置の導入時期に近いところに確実にそれを入れるようなこと、それから、脱硝装置の導入効果及び技術的な工夫に基づきまして、換気塔の規模についても見直しをしていただきたい旨の要望書を出してきてございます。
奥田委員
 陳情の方の補足説明の中で、事故のお話というのがちょっと気がかりだったので、1点だけ質問させていただきたいんです。あればで結構なんですけれども、現在でも海中ですとか地中の長いトンネルの事故の対応ということで、何らかの排気が必要だと思うんですが、その際の排気の対応というのはどういう形になっているんでしょうか。何メートルおきであるとか、そういったデータがあれば。
服部都市整備部経営担当参事
 今の御質問につきまして、私どもの方もそういった詳細なデータを持ってございません。これにつきまして、以前この委員会を休憩していただきまして、公団の方が御説明をされた換気塔のシュミレーションの結果の中で、換気塔の一定の高さがありまして、トンネル内の火災における排煙を出すといいますか、そういう効果も高いということで公団から御説明した経過があると思ってございます。私の方はそれ以上詳細なデータは持ってございません。
奥田委員
 道路の場合は、当然地上に出していくということで、地上での影響を考えて煙突ということになっていると思うんですけれども、例えば海中なんかだと出せないわけですよね。そういった場合には、何らか外に出さないでいけるのかと思っているんですけれども、そのあたりは、区としてはわからないということですね。
服部都市整備部経営担当参事
 まことに申しわけございません。そういった技術的な関係については、情報、立場もそうですが、わかりかねます。
江口委員
 これからお話しするデータ等が入るかどうかということなんですが、今ここに低公害車ということで専用と言っていますけれども、現在の数的なものは国土交通省の調べで発表していただいたのがあるんですが、環状6号線山手通りの今の交通量調査というのは随時、都にしてもやっていると思うんです。そのデータの中で、現時点の比率からいくと、もし低公害車専用トンネルにしてトンネルを走らせたときには、通過的なものが何台になるのかとか、そういうものが出るかどうかというのが知りたいというか。
 なぜかというと、あそこの地下に高速道路をつくった場合、交通量の緩和ということがメーンでやったわけです。それに伴い地下ということと、排気ということで換気塔の問題が出てきてしまったんですけれども、その辺の交通量の比率が出てくると、では、上に走る車がどのぐらい出てくるのかというのが出てくるわけですよね。そういうことはわかりますか。
服部都市整備部経営担当参事
 そういったデータは、恐らく都の方でも公団でもつかんでいないと思ってございますが、これまでこの委員会の中でも私の方で公団、あるいは都の方にも照会したデータ等を勘案して、以前の委員会でも平成19年度、開通時段階で中央環状新宿線に約81,000台と記憶してございます。それから上部の環状6号線には6万台程度と。先ほど陳情の方もお話しされていますように、概算で今の低公害車の推移から見ると、平成19年度には多分1,000万台を超えますよね。仮にその辺の通過交通の割合をかけましても、決して乱暴な数字ではないかと思ってございます。専用にした場合、一定数の専用道路になりますけれども、問題なのはその分岐点といいますか、合流点でどう峻別するのか。あるいは、本来地上で環状6号線の環境も含めて、トータルで環境負荷を軽減するという目的が逆になってしまいまして、つまり地上部、環状6号線に低公害車以外の車の搬入が予想以上に想定される場合には、環境の悪化、私たちが予想する以上になってきてしまう。そうすると、中央環状新宿線の物流の効率化とか渋滞緩和、あるいは環境の改善といったものに全く逆行してしまうのではないかという感じは、データから見ても私たちそう認識してございます。
 ただ、そういった詳細データは都も公団の方もないと思ってございますので、これまで私たちが得ている情報、数字を概算いたしますと、そういったことになるのかなと思ってございます。
委員長
 ほかに質疑はございませんか。
 陳情者の方から補足の説明をしたいということですが、委員会を休憩いたしまして補足説明を受けたいと思いますがご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、休憩をいたします。

(午前10時40分)

委員長
 それでは、委員会を再開いたします。

(午前10時41分)

 ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
 質疑がなければ、取り扱いの協議をしたいと思いますので、委員会を暫時休憩いたします。

(午前10時42分)

委員長
 それでは、委員会を再開いたします。

(午前10時45分)

 お諮りいたします。
 休憩中に確認したとおり、平成15年第16号陳情、首都高速中央環状新宿線について、「工事の一部中断・見直し」を求める住民活動を支援することについては、閉会中も継続審査とすべきものと決するに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、そのように決定をいたします。
 以上で平成15年第16号陳情についての本日の審査を終了いたします。
 続きまして、第7号陳情、上鷺宮・鷺宮から中野駅までミニバスを走らせることについてを議題に供します。
 これより本件陳情の審査を行いますが、陳情者から補足資料の配付と補足説明をしたい旨申し出がございました。委員会を休憩いたしまして補足資料の配付と補足説明を受けたいと思いますが御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、委員会を休憩いたします。

(午前10時46分)

委員長
 それでは、委員会を再開いたします。

(午前11時02分)

 これより本件に対する質疑を行います。
 質疑はございませんか。
小堤委員
 今年の3月4日、第1回定例会の予算特別委員会で、私はこのミニバス、いわゆるコミュニティバスの早期運行を要望いたしました。このときに理事者の方から、長年検討しておりますので、来年度はぜひめどをつけたいという旨の答弁がありました。これを受けて、3月22日の鷺宮懇談会なんですけれども、二つの事業者の案が提案されました。その一つが幹線道路を通るいわゆる関東バスの案、もう一つが、住宅地を野方WIZまで環状するワゴンタクシーの案なんです。私はこの二つの事業者案が出たときに、この二つの案のいずれかになるのか。あるいは、二つの良いところを生かした別の路線があるのか。いずれの場合も、住民の声を聞いて理解の得られる路線を設定してほしいという要望をいたしました。
 また、関東バスの案では、東京都の高齢者いきいき事業が活用できると、理由を上げておりますけれども、この点を含めて、現在までの取り組み状況、今後のスケジュールをお答えください。
上村交通安全対策担当課長
 この上鷺宮・鷺宮の交通不便地域の南北バス交通の問題は、30年来の課題となってまいりました。その間、今委員から御指摘がありましたように、特別委員会等でも御質問いただきまして、さまざまな事業者と協議を重ねてまいりまして、二つの事業者から提案をいただいたところでございます。
 これまで、平成6年から5年ほどかけましてバス交通対策特別委員会等も設置して協議してきましたけれども、区はお金を負担できなかったということでなかなか実現に至らなかったんですけれども、何としても一定の負担をしてでもこの問題解決をしないといけないという認識に至って検討してまいりました。現在は基本構想、新しい中野をつくる10か年計画に事業メニューとして盛り込むため、準備作業中でございます。先日出されました検討素材No.2には、想定される取り組み例として、新たな交通システムなど地域交通の整備として事業メニューを考えました。その後、8月下旬に予定されている素案の中に、財政的裏づけを持った形で、所管担当としましては具体的に前期5カ年の早い時期に、北西部から中野駅方面へのバス交通の運行の実現を盛り込む方向で庁内調整を図っているところでございます。
 財政的には、委員から御指摘ありましたように、都の高齢者いきいき事業が活用できる、幹線道路を通る関東バスの案をベースに詰めていきたいと考えてございます。
小堤委員
 東西交通については、西武新宿線だとか西武池袋線があってそれなりに解消されているんですけれども、南北交通の問題、本当に不便なんです。この南北交通を検討するときに、この地域の検討を前提として、上鷺宮・鷺宮地域というのは交通不便地域であるとともに、交通空白地と言ってもいいような状況だと思うんです。上鷺宮・鷺宮というのは広い地域ですし、ここで暮らしている区民の方は大変多いわけです。しかし、この地域から商業、文化、区の施設という中心のものがある中野駅周辺への直接の交通機関、具体的にはバスが現在ないということ自体が、やっぱり不便なんです。また、この地域の機能を弱めていると。そういうものになっていると思います。
 ですから、1997年10月のバス需要調査、今課長もおっしゃいましたけれども、この調査の中でも、乗り換えなしで行きたい一番の場所が中野駅方面なんです。69%です。そして、2番目に多いのが阿佐ヶ谷、荻窪の2.5%なんです。この数字を見ても、この地域の区民の要望というのはどこにあるのかということがわかると思います。この点で、今の住民の要望と地域の活動の機能を高めるためにも、早期に運行させるという点、これに向けて、今区は何を重点に進めているのか、もう一度お聞きしたいと思います。
上村交通安全対策担当課長
 先ほど一部申し上げましたけれども、南北交通、特に北部交通の実現に向けて努力していきたいということで、今年は新しい中野をつくる10か年計画を作成する年に当たっておりますので、この中で財政的な裏づけを持った形で早期に実現をしたいということで、2社のメリット、デメリットを比較検討しながら、住宅内をきめ細かく通るという要望もお聞きしているとおりでございますけれども、さまざまな住区協議会等の今までの経過がございますので、その合意形成には非常に時間がかかるのではないかと。急がなければならない課題としては、北西部の方を乗り換えなしで中野駅まで可能となるバス路線の新設が第1ステップではないかと考えております。さらに需要が多ければ、一歩進んで住宅地内をくまなく走るコミュニティバスなどもその後検討を重ねていくというような、段階を踏んでいくというようなやり方もあると考えております。
小堤委員
 今答弁がありました。それを全体的に包括してまたお話ししたいと思うんですけれども、実際、本当に生活している場所から身近にあるバス停とか、あるいは日常の生活圏での便利な足としての、いわゆるミニバスの必要性というのは、これからますます高まっていくと思います。そういう点で、今多くの自治体でこの問題に取り組んでいるんです。
 これからの論議の参考にもしたいと思うんですけれども、実は中野区でもこういう立場から計画を立てたことがあるんですね。先ほどのバス需要調査に基づいて、1999年11月なんですけれども、運行経費検討のために設定した想定ルートというのを区として出しているんです。これは、このバス需要調査で要望の多かった住宅地内を走行する。このことを受けて作成されたもので、具体的には新青梅街道からさくら通り、とちの木通り、アカシア通り、そして武蔵丘高校と武蔵台小学校の間を通り、また新青梅街道に戻るという、いわゆる上鷺宮地域の内部を走るルートなんです。これは実際、住宅地内ですけれども、比較的広い道路なんです。流れ的に見ますと、先ほど陳情者に質問いたしましたけれども、昭和57年、1982年に住区協議会で反対とか慎重の意見があったと。しかし、1997年のバス需要調査では地域の要望としてこのルートが考えられたと。また、高齢化も進んでいると。そして、状況をよく見ていくということがこれから必要だと思います。
 こうした状況を考えるときに、今課長が答弁されました中野駅までの直通バスの運行というものを、課長は新しい中野をつくる10か年計画の前半5年でという話でしたけれども、私はできれば平成17年度に運行させていただきたいと。あわせて、高齢者を始めとして地域の住民が利用しやすい、より便利なバスの運行を検討すべきだと。中野区も検討していくべきだという考えを持っているんですけれども、この点についていかがですか。
上村交通安全対策担当課長
 今御紹介いただきましたバス運行調査につきましては、平成11年に行ったものでございまして、需要調査を受けまして、住宅地内を走らせてほしいという御意見もございまして、Aルートは千川通り、中杉通りを回る幹線ルート、Bルートはさくら通り、とちの木通り、アカシア通りというような形の設定をいたしまして運行経費調査を行いました。さまざまかかる経費等、また、利用者数の予測等もいたしました結果、区としては決断に踏み切れなかった。というのは、利用者数が1日当たり30分間隔で255人、20分間隔で365人というような形で、非常に年間収入の見込みが厳しいということで、その分バス初期投資、運行経費のランニングコスト分を丸々区が負担しなければいけないというような財政的な状況、また、利用者数、需要者数がさほど見込めなかったということが区としても、バス会社としても、これを全面的にかぶるわけにいかないという形で実現に至らなかったという経過がございます。
 そういうことを基にいたしまして、今回の関東バスの提案というのはある程度、区も一部負担をし、かつ、それほど事業者も負担をかぶらないというようなことで提案をいただいておりますので、実現可能かなというふうに考えてございます。
 先ほど申し上げましたように、コミュニティバスの必要性、いわゆるモビリティ、高齢者等の移動の確保というのが非常に大事な課題だというふうに考えております。これは上鷺宮・鷺宮地域だけでなくて、今後起こる区内での課題だというふうに認識してございますので、さまざまな先進区等の取り組みも研究してまいりたいと思っております。
小堤委員
 これを最後にしたいと思いますけれども、一つ参考程度に、財政的負担の問題で、中野区は過去にそういう負担ができないということで実現が見送られたという経過があります。陳情者の説明の中でも、例えば武蔵野市は全予算の0.3%、杉並区は0.05%の費用なんだと。これを中野区の今年度の予算、893億円に換算しますと、武蔵野市の0.3%では2億7,000万円なんです。そして、杉並区の0.05%では4,450万円、これだけの財政負担をしているということを中野区も参考にしていただきたいと思います。
 それと、先ほど陳情者の補足説明、資料の中でも、いわゆるお年寄りが寝たきりになると1,000万円というお話。これを改善すれば、社会福祉費用が削減できるというお話がありました。実は、この話というのは、武蔵野市でムーバスを導入するときの市議会での土屋市長の答弁なんです。土屋市長は、こういうふうに述べているんです。これからの本格的な高齢化社会を迎えて、寝たきりじゃない、医療費も少なくて済む元気なお年寄りが大勢、いろんなところに社会参画していただくということが一番幸せな形での長寿社会なんですと。一人寝たきりになると1,000万円近くかかるんだったら、高齢化対策だというならば、経済の上からも、どうせお金を使うんだったら、前向きに使った方がいいと。こういう答弁を市議会でされたわけです。市の姿勢がこうですから、例えばムーバスというのは平成7年11月に運行されたんです。そして、武蔵野市は平成3年、4、5年前から検討委員会をつくった。この検討委員会も担当部署だけではなくて、市の6部12課で構成して、事務局は交通対策課が務めたということなんです。
 ですから、こういう例を見ましても、中野区もこういうコミュニティバスの運行に向けての検討会をつくるべきという認識を持っているんですけれども、いかがでしょうか。
上村交通安全対策担当課長
 まず、第一ステップといたしまして、今回、新しい中野をつくる10か年計画の前半5年の早い時期にという決意で、北西部からのバスをまずは通してみる、まず走らせてみると。主管部としては、それを新しい中野をつくる10か年計画の8月の素案の中に盛り込むということが一番の課題だと認識してございます。区政全体の政策の中で、高齢者の対策等はもちろん大事な部分でございまして、私どもが主張する費用が何%になるかはまだわかりませんけれども、優先順位と区政の中で、北西部からのバス通行については高い優先順位を持ってもらうように主張していきたいと思っております。ですので、今委員から御指摘のコミュニティバス等の検討につきましては、その後、バスの状況等も、乗っていただかないと赤字が増えるばかりでございますので、この需要調査を裏づけするような数字ではない、大きく上回るような利用をしていただく中で、このコミュニティバス、地域内を回るバスという案もまた出てくるのではないかというふうな認識でございます。
久保委員
 今の課長の御発言で1点確認をさせていただきたいと思います。8月に示される基本構想、新しい中野をつくる10か年計画の素案の中で、まずは関東バスの提案されているバス路線、幹線道路を走るバス路線ということで検討しているという御説明だったと思うんです。このバスルートを開設する場合というのは、いろいろ始める時期があると思うんです。年度ごとにバスの新設を行うとか。そういったことで、例えば平成17年度からとか、そういった見込みというのはどのぐらいありますでしょうか。
上村交通安全対策担当課長
 このバス会社からの提案以降、具体的な詰めの協議等にはまだ入ってございません。今までさまざま、何年間も協議して至らなかった理由は、区は財政負担ができないということでとんざしてきた歴史がございますので、区として財政負担をするという覚悟が全庁的にオーソライズ、また議会等の議員の方にも御説明する中で、ある程度いけるという一定の方向性を持った段階で進めていきたいと思いますけれども、気持ちとしては、小堤委員、久保委員からも御提案がありましたように早い時期、平成17年度中を想定して事務的には協議を開始していきたいというふうに思ってございます。
久保委員
 またそれとは別に、現在、今年度の予算でさまざまな調査なども行われていると思うんですけれども、このコミュニティバスに関しても、こうやって皆様から御要望が高いというのは私も感じております。ただ、単なる住民の方たちの不安というだけではなくて、地域の調整というのが非常に大変なのではないかと思うんです。交通規制ですとか、そういった点でも時間が非常にかかっていくと思います。この合意形成に時間がかかるというふうに先ほどおっしゃいましたけれども、どういった部分に時間がかかるのか。また、どのぐらいの時間を要するものだと思われますか。
上村交通安全対策担当課長
 これは昭和57年、また最近の平成14年2月ごろに住区協議会でスクールゾーンの規制を緩和してはどうかというような話し合いが持たれたというふうに聞いてございますし、その結果も今のままでいいのではないかという結論に至ったというふうに地域センターニュースで確認してございます。
 住宅地内を通過することにつきましては、上鷺宮地域は良好な住環境が保たれており、住環境の悪化、交通事故の危険性などが懸念され、また今申し上げましたスクールゾーン、時間規制、車幅制限などの交通規制が地域要望で特に強化されてきたという歴史がございます。さまざまな意見があり、合意形成には時間がかかると。バスを通過させるためには、規制の解除を警察に求めることになりますけれども、前提は住民合意であるというふうに認識しておりますので、調整に何年かかるかというのは、今こちらでは申し上げることはできないんですけれども、かなりハードルは高いと。最終的には住民合意が一番大事になってくるということと認識してございます。
久保委員
 先ほど小堤委員がおっしゃっておりましたけれども、幹線道路を走るバスが例えば次年度から走ったといたしましても、これからまだまだ住宅も建てられ、マンションなどもどんどん建ってきて、もっと住民の方が増えていく見込みがあると思います。そういった点では、非常に上鷺宮地域の交通対策というのは急がれる部分もあると思いますので、もう一度幹線道路、また1点では検討委員会などを立ち上げて、そして住民の合意を図っていくという必要性はどのぐらい感じていらっしゃるかということを伺いたいんですが。
上村交通安全対策担当課長
 一つつけ加えさせていただきますけれども、この地域は区画整理すべき地域として都市計画決定されておりまして、今後道路拡幅とか道路整備を行う必要があるというまちづくりの課題がありまして、これも見通しとしましては、今地域説明会をやっておりますけれども、今年度から本格的な協議、いわゆるバス路線だけでなくまちづくり、地区計画を住民でつくっていかなければいけないという大きな課題がございますので、今ここでバス路線の話を持ち出すのは非常に地域としてはヘビーな課題であるなというふうに認識してございます。これは所管が私どもではないんですけれども、区画整理すべき地域としての地区計画の問題というのが大きな地域課題だという認識でございます。
久保委員
 ということは、地区計画とまちづくりの課題がきちんとクリアされないと、いくらコミュニティバスの主張をしても、なかなかそういったところは通っていかないのではないかというふうに今のお話を聞いて受けとめました。
 そうなってまいりますと、まずは変わらない幹線道路を走らせるということが先決ではないかと思いますし、その上でまちづくりの課題をきちんとクリアしてから、また改めてコミュニティバスの検討をしていただくという方向と思っていてよろしいんでしょうか。
上村交通安全対策担当課長
 そういう認識でございます。
江口委員
 今のやりとりをずっと聞いておりますと、陳情の内容から若干離れて、要は南北交通を確保したいと。30年来の懸案ですから。8月にという南北交通の話は、ミニバスのことを言っているんですか、幹線道路を走らすの。
上村交通安全対策担当課長
 コミュニティバス。今私は北西部のバスについての御質問というふうにとらえておりますけれども、ミニバスをコミュニティバスというふうに陳情者の方が申しておりましたので、コミュニティバス、それは武蔵野市のムーバスとか杉並区のすぎ丸くんも入りますし、既存のバス会社の小型バスもコミュニティバスに入るというふうに認識してございまして、大体車幅は2メートル10センチ程度、長さは7メートル程度、これを小型バスというふうに定義しております。コミュニティバスと解釈していいのではないかと思っております。
江口委員
 そういう形での確保ということで努力されているようですけれども、例えば2項目の方の考え方の住宅地の中をきめ細かく入っていきたいということになりますと、多分、上鷺宮、私の方の地域でないから路地裏は詳しくないんですが、私どもの地域よりは細かな道がないので入りやすいんでしょうけれども、その辺の現在の基準、それから国土交通省のバス路線基準の中で、入れる道というのは色塗りできますか。どこを通るのではなくて、ここの道は入れます、ここの道は使えますと。決めるのではなくてね。上鷺宮と鷺宮地域の中で、要はすぎ丸くんだとかあの程度の小型バスでないと、多分、住宅地は利用できないと思うんだけれども、地図的に、中野区全部ではないんだから、上鷺宮地区と鷺宮地区の中で、この幅員であれば許可が通るというような形の区道、あそこは都道も一部入っているのかな。でも、ほとんど区道でしょうから、そこの色塗りというのは簡単にできませんか。できれば委員長に言って資料要求したいんですけれども。
上村交通安全対策担当課長
 まず、スクールゾーンにつきましては、上鷺宮一丁目から五丁目の全地域にかかってございます。朝7時から9時半、午後は1時から3時、ここについて全域スクールゾーン、通行規制についてはかかってございます。あと、車幅制限につきましては、区内でも住民の方の要望でいくつか出ております。あとは一方通行路、これも住民の方の要望で実現した規制でございます。車幅制限につきましては、バスの一定の車幅を想定して、色塗りということは可能であると考えてございます。
江口委員
 通学路なんかの意識を色分けするというのは必要ないんですよ、僕の考えているのは。とりあえず、上鷺宮地域でそれだけの幅員がある道を知りたいわけ、議員として。私の地域でないものですから。私の方はミニバスが全然入れないです。入っても、バックで出てこなければならないという狭いところですから、ミニバスなんて考えられないんですけれども、あちらの方だったらある程度考えられるし、これからの高齢化社会ということが急速に進んでいる中では、8月から区とバス会社で話し合いをする中で、もう一歩同じような平行線でミニバスをどう考えるかという場合には、どこが通れるかということが必要。それを規制解除するのは別な問題でしょう。
 それからもう一つは、多分、住民の反対もあると思うんです。この前は通っては困るという部分。それから、場所によってはぎりぎりのところで、確かに国土交通省の許可は出る道路だけれども、自転車が一台とか、オートバイが入ったら運行できないというようなところも出てくるだろうし。そういうことも含めて、とりあえず幅員の許可、ここだったらぐるっと回れるという路線だけちょっとほしいので、委員長、今もらえるというので、諮っていただいて、資料としてもらっていいですか。
委員長
 ただいま、江口委員から資料要求が出されましたので、委員会を休憩して取り扱いを協議したいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 ご異議ございませんので、委員会を暫時休憩いたします。

(午前11時29分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午前11時33分)

 休憩中にお諮りいたしましたとおり、江口委員から要求のありましたミニバスの運行できる道路幅員を色分けした地図を委員会資料として要求することに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、そのように決定します。
 陳情者の方から補足の説明をしたいということですが、委員会を休憩いたしまして補足説明を受けたいと思いますがご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 ご異議ございませんので、委員会を暫時休憩いたします。

(午前11時33分)

委員長
 再開いたします。

(午前11時35分)

 ほかに質疑はございませんか。
長沢委員
 1点だけなんですが、先ほど陳情者の方からも、小堤委員からも、高齢者の方々が使う上で、具体的に言えば介護予防にもつながるというような話もありました。武蔵野市だったでしょうか。検討委員会が持たれたということで、私は所管としてはここは交通安全対策担当課長がそのことを、当然バスを走らせるということですからそうなんですが、そういう意味では、武蔵野市なんかでもかなり多面的な形で、いろいろな方々が参加する形で検討してきたと。当然、費用対効果なり、そういうことも一定考えていく。御答弁では、一度幹線といいますか、今区が考えられているところをやりつつ、その状況を見ながらという、全くコミュニティのミニバスを無視されたような御答弁ではないと思っていますけれども、そういう意味では、こういう検討委員会を設置していくということは大事なのではないかと思っているんです。その辺のところ、明確な御答弁がなかったんですが、どのように思われているか御答弁いただけますか。
上村交通安全対策担当課長
 今の時点でコミュニティバスの検討委員会等を設置するという考えは持ってございません。コミュニティバスの必要性、今後の交通不便地域の解消にはさまざまな新交通システムというか、例えば地方都市では地域の方がバスを走らせるとか、四日市市のバスとか、京都の醍醐バスとか、NPOとか地域の事業者で一緒に走らせるとか、さまざまなアイデアとかいろいろな検討もこれから考えられると思います。そういう意味での調査研究というのは、主管としては行っていきたいと思ってございます。
長沢委員
 今、たまたま出ましたスクールゾーンとか、子どもさんたちの安全ということでは、地元の中でそういうものをどうするのかと。言ってみれば、これ以上車が増えたらというような思いだと思います。さっき陳情者の方が言ったように、実際、あそこは抜け道になって危険なんです。いろいろ工夫というんでしょうか、交差点のところではスピードを出さないようなことをしているんですけれども、何分にもそういう危険性というのはまだまだ回避できていないような状況で、その点では公共的なものを走らせることによってそれを回避するというのは、当然あるのではないかと思っております。もともとの住区協議会なりで一定のそういう考え方を出されたということでもありますけれども、今の繰り返しになりますが、検討委員会、仮称で結構なんですが、そういう形で、そういう方々も含めていろいろな形で議論して合意を形成していくということは大事だと思うので、これは改めて要望しておきたいと思っています。
 もう一つは、いわゆる時期的なといいますか、先の答弁で地区計画なり区画整理というお話がありましたけれども、これというのは、それこそさまざまな合意形成があるのではないか。ましてや、地権者の方々もあるので、非常に時間もかかるようなお話と思うんですが、それを待った形でコミュニティバスを走らせるかのような御答弁に聞こえたんですけれども、その点はどういうふうにお考えなんでしょうか。
上村交通安全対策担当課長
 地区計画の進行スケジュール等につきましては、ちょっと私も詳しくは存じてございませんけれども、地域の道路の問題、交通の問題も地区計画策定の中では非常に重要な要素を占めるかなというふうに考えてございますので、そういう中で交通空白地域とか高齢者の足の確保というような課題も話し合われるのではないかと。そういうときには、私どもも主管課として一緒に出かけ、勉強して、また研究会等、皆さんの合意形成の場とか研究の場には参加していきたいと考えております。
長沢委員
 ですから、先ほどの御答弁だとそういった一定の何かが出た後に走らせていくようなことを検討されるかのように聞こえたんですけれども、そうではなくて、現に自主的に住民の団体というか住民の方々が、住区協議会も始め、交通のあり方、交通対策ということで考えられていると思うんです。いろいろな場があると思うんです。今回陳情で出されているような、ミニバスを住宅地内に走らせてほしいという、皆さんの御意見も区としても考えていくとおっしゃっているならば、そうした案も地区計画を策定する際に総合的に取り入れていくことも可能ではないかと思うんです。そうでなければ、地区計画が決まって道路の変わった後で、通すのか、通さないのかを考えるというのでは、実際にどれぐらい待てばいいのかというお話にもなりかねないと思うんですけれども、その辺はどうですか。
上村交通安全対策担当課長
 この上鷺宮地域の地区計画の策定というのは、非常に重要な課題だというふうに認識してございます。コミュニティバスの話、私ども主管課ではなくて地域の方がそれをどう整理され、そちらの方が優先課題だという選択をされる方もいらっしゃいますし、まず総合的なまちづくりの中でコミュニティバスの問題も考えていこうと。これはまだ先の話といいますか、非常に想定が難しい部分がございますので、今ここで、私ども主管課としましては、北西部のバス路線については、まず幹線道路から実現をしていきたいということで、すぐにそれとあわせてコミュニティバスを走らせるという検討に着手するという立場をとってございませんので、それにつきましては、地区計画等のまちづくりの動きを見ながら、ともに考えられる部分につきましては考えていきたいということを考えております。
長沢委員
 そうすると、さっきの答弁と少し変わってきてしまったと思っているんですけれども、いずれにしても陳情の審査ですから、陳情の中で出されていましたきめ細かに住宅街をといったことも、陳情者の方のお話を聞けば、周りは幹線道路しかなくて、ましてやそこから700メートルなり、800メートルなり歩かないといけないと。したがって、本当にきめ細かな、住宅街をどんどん走ってくれということではなくて、幹線道路ではないところを走ってくれという意味合いでこうしたことが出てきていると思うんです。
 繰り返しにはなるんですけれども、そういったことに応えていこうという姿勢を示されながら、しかし、応えていくというのは、要するにそこで合意形成があるんだよと。一定、歴史的にこういうところを通さないでくれというお話もありましたし、そういうところでは合意形成が大事だよということは当然必要であると思うんです。だからこそ、そういう委員会なりをつくって、住民の皆さんの意見を聞きながらそういうことを進めるということが必要だと思うです。時期的に地区計画なり区画整理も重要だというのは、それはいいですよ。ただ、そういう皆さんが通してもいいじゃないか、通しましょうよとなったときは、仮に地区計画のところが定まっていなくたって、現行の中でどこをどうしていくのかというところで、その中での判断として生かしていけばいいことで、仮にそれが地区計画で変わった場合でも、そのときに路線変更なりをまたすればいい話であって、どうして待たなければそのこと自身も検討できないのか。
 つまり、今の現状認識はいいですよ、もう繰り返しになりますから。幹線道路を通すということはわかりました。ただ、その後の問題として、今陳情が出ていることにどう応えていくのかということで、非常に前向きな答弁をいただいたのかなと思ったら、そういう話になったので。
 これは要望で結構なんですけれども、やはりそういう一定の住民の皆さんが通るところだけではなくて、介護予防の面であるとか、子育てをしている方々の利用であるとか、いろいろな角度から検討を、そういう場をぜひ設けていただきたい。これは要望で結構です。
小堤委員
 私も検討委員会はあわせてつくっていただきたいという要望なんです。というのは、これはすぐ具体的なルートをつくるとか、路線対策をするというのではなくて、なぜこういうコミュニティバスが必要なのかという検討を始めてほしいということなんです。実は、高齢者というのはしょっちゅう中野駅方面に行くわけではないんですね。日常の自分の生活圏、その足の確保という問題がこれから重要になるということなんです。
 ですから、進んでいる自治体ではグループインタビューだとか、高齢者一人の1日の行動パターン、そういうものも研究しているんです。それでやはりこの地域にはどういうコミュニティバスが必要なのかと。ソフトの部分ですよね。これにも一定の時間がかかると思うんです。
 また、区内での高齢者の部署との話し合いもいろいろあると思うんです。そういう点を含めて、検討を開始するという点での委員会というんですかね、私は課長の答弁されたことはわかっているつもりなんですけれども、さらにもっと大きく見て、そういう検討委員会が必要だというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
委員長
 要望でしょうか。
小堤委員
 要望で結構です。
委員長
 ほかに質疑はございませんか。
篠委員
 二つ、鷺宮地域懇談会にも議員懇談会にも提示されたんですが、課長のお話を聞いていますと、例えば、休憩中に陳情者の方が話された下井草から富士見台を通って中村橋へ行くバスのお話も例に挙げて説明してございます。1日1本になってしまった。そういう例も恐らく、区が相当かかわった形でつくられていなかったんだろうと推測されるんですが、今回の検討は、ミニバスについても区の財政能力に合った分の検討をしていますよね。それから、大型バスについても区の財政で負担に耐えられるかという検討をしているというお話も我々伺っているんですが、どっちにするか決断を迫られているのは事実。
 といいますのは、新しい中野をつくる10か年計画の中に入れる決意はお聞かせいただいたんですが、形の上でのらないと、最低限度5年以内にできるとか、来年からできるという行動を一切とられないのが区の動きだと思いますので、議会がこの形だということになると、財政負担に耐えられないというような話も出るかもしれない。
 いずれにしろ、我々は8月のまでの間に最初の一手を決断しなければいけないということだけは事実なんですが、ミニバスに関して、課長は何回かお話にのせていた地元合意の大切さ、地区計画とかそういうことは課長のお仕事外だろうと思うので、それは例えばの話だと思うんですが、地元合意の今までの歴史の中で、住区協議会という言葉を何回もお使いになりましたけれども、事を起こすときには、住区協議会でこうなっていますからと言ったのでは、住民の合意とはなかなかとれないというのが現実なんです。例えば、上鷺宮二丁目の集会施設の問題でも、住区協議会で、あるいは町会で方向を出しても延々と地域合意できていないのは何だと。それほど合意づくりというのは大変なことなので、それにもかかわらず、我々は8月までには決断しなければいけない。二十数年来、鷺宮に関係する全議員が本会議なり委員会なりで必死の質問を繰り返してきたわけですし、この第一手にお金をつけられるかどうかという差し迫った問題がありますので、そういった答弁の中で、地域合意というのはまさにそのとおりであるとしても、地域合意イコール住区協議会の意向というような誤った発信を公の席で出されるのはいかがなものと思うんですが、いかがですか。
上村交通安全対策担当課長
 委員から今御指摘がございました住区協議会というお話を何度も申し上げました。私もすべての経過を上鷺宮地域ニュース等のさまざまな資料から把握に努めてきたところでございまして、昭和57年ごろの住区協議会の決定といいますか、バス路線の持ち上がりというのが、住区協議会を中心にバス路線を誘致しようということでいろいろ検討されてきた経過がありまして、どちらかというと、住区協議会が先頭になって誘致を図ってきたというような経過がございまして、そのようなことから、住民のある意味での合意形成の大きな役割を果たしてきた住区協議会ということで位置付けてお話をさせていただきました。
篠委員
 その答弁、変えるのがなかなか難しいのはよくわかるんですけれども、住区協議会というのは任意団体ですので。町会もしかり。ここで決めたから、ここで努力したからというやり方は、本当の最後の形をつくるときにどれほどの力を発揮するかというときに、住区協議会で決めてあるじゃないかということは、課長が公の場で言っているじゃないかと言っても、それは承服できないというのが、何事も起こすときに現実として表れますので。住区協議会はあくまでお話し合いをする会ですし、こうやらなければいけないと区に命令するところではない。いろいろ地域の意見が入ってくる大切な部分として扱ってきたことは事実ですけれども、それが決めたから云々という言い方以外、今後考えられるのであれば、気をつけてお話しされることを希望します。
委員長
 要望でよろしいですか。
篠委員
 はい。
委員長
 ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、取り扱いの協議のために委員会を休憩いたします。

(午前11時53分)

委員長
 それでは、委員会を再開いたします。

(午前11時54分)

 お諮りいたします。
 休憩中に確認したとおり、第7号陳情、上鷺宮・鷺宮から中野駅までミニバスを走らせることについては、閉会中も継続審査すべきものと決するに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、そのように決定いたします。
 以上で第7号陳情についての本日の審査を終了いたします。
 それでは、続きまして所管事項の報告を受けたいと思います。
 東中野駅前広場整備検討委員会についての報告を求めます。
服部都市整備部経営担当参事
 それでは、私の方からきょうお配りしてございます東中野駅前広場整備検討委員会の概要報告(資料2)を申し上げます。また、A4・1枚のものがございますが、整備案に至りますワークショップをやってございました。そこの中でのいくつかの意見の概要をあわせまして御報告申し上げます。
 この東中野駅前広場の整備に当たりましては、ちょうど中央線、総武線、地下鉄大江戸線やバス・タクシー等のいわゆる交通結節点の機能を持ってございまして、その強化をするとともに、地域の利便性や活性化を図るため、昨年の12月に地域の住民、町会自治会、商店街、あるいは住区協議会、近隣の方々を中心に東中野駅前広場整備検討委員会を設置して検討してまいりましたが、このたび下記のとおり整備計画案がまとまりましたので、この場で報告申し上げます。今後、この整備計画案を基に区案をまとめまして、東中野駅前広場の整備に進めていきたいと思ってございます。
 1枚めくっていただきますと、図柄が載ってございます。A4を横に見ていただいますと上が北でございます。左が高尾方面、右が新宿方面でございます。こういう形の絵柄でございます。延べで2,240平米のところでございます。当初、昭和30年代に都市計画決定されまして、中央線でも中野と東中野、2カ所でございますけれども、重要な結節機能といいますか、そういったところで位置付けてきてございます。
 もとに戻らせていただきまして、検討委員会の概要の項でございます。
 今、横に図を見ながらでございますけれども、駅前広場にはロータリー形式といたしまして路線バス、そこにケイビーバス、西武バスの二つのバス路線が現にございます。その路線バスを入れ込む。また、タクシーを入れるということでございます。
 2点目といたしましては、路線バスにはバスベイ、タクシーには乗車場、待機場を広場内に置くこと。
 3点目、広場南側、旧子ども広場の地下空間を活用いたしまして駐輪場を整備いたしたいと考えてございます。約400台の予定で考えてございます。
 四つ目といたしましては、環状6号線から南口への歩道、今でもそういった機能を擁していますけれども、スロープを整備する。これも図柄として見ていただきますと、ちょうど地下駐輪場の字の上の方にグリーンの帯、これは緑の植栽を考えまして、そこに細い道がございます。これがスロープでございます。こういった広場の横にスロープを付置いたしまして、信号を越えてみえるお客様、あるいは歩道を歩いてくるお客様が南の方に入っていただくといいますか、そういった方向でこのスロープを整備する方向で考えてございます。
 なお、最後の二つ目でございますけれども、広場並びに駐輪場の階段の位置とかその辺につきましては、今後区の方でまとめていきます基本計画の中で具体的に検討していきたいと思ってございます。
 最後に、植栽、照明など導入する施設につきましても、区に任せるということを検討委員会の方でも御判断いただきましたので、今後区の基本計画の中で検討していきたいと考えてございます。
 大きい2番が経過でございます。この委員会の中で何回か報告してございますけれども、昨年の12月に第1回検討委員会を開きまして、本年5月に前回報告以降の日程として、第4、第5、第6回とございます。第6回の項でございますが、5月28日に今お手持ちの図柄に到達いたしました。整備計画案のまとめをさせてもらってございます。第4回が幹事会による運営承認といいますか、この辺に至るところは、これまでもこの委員会でお話しさせてもらってございますけれども、検討委員会の多くの方々は、当初、すべて駅前広場を自由に歩行者が使えるような空間というイメージを持っていた向きもございます。
 ところが、交通広場でございますので、こういった絵柄にもありますように、バス、タクシー等の機能も十分そこに受けとめていくという都市計画法の規定もございますし、この東中野の関係もそうですけれども、中央線、総武線、それから地下鉄大江戸線の大事な要所でございます。そういった機能をあわせ持っていく形の中での議論ということで、若干認識の違いもありましたけれども、第4回以降、幹事会を設けまして、事前に話し合いをいたしながら課題を整理してまとめていくという方向で御了解いただきまして、現在に至ってございます。
 その後、第5回目におきましては、今日、別途資料をお配りしてございますけれども、ワークショップによります意見交換をさせてもらいまして、要望事項をまとめてきてございます。そこにありますように、今の整備計画案の概要ともダブりますけれども、バス、タクシーに関しては、合計6点ばかり意見が出てございます。池袋方面から駅前広場へのタクシーの乗り入れは必要なのか。要らないのではないかという御意見もありますけれども、やはり今後の高齢化社会を考えますと、駅から降りてすぐ近場に乗り場があるということが大変大事だということで、御理解いただいてきてございます。また、タクシープールも一定の台数、4、5台を考えてございます。現在の需要数を想定して、タクシープールも必要ではないかということで判断させてもらってございます。
 また、バス、タクシーにかかわります広場内の形といいますか、バスの走行の軌跡を考えましてこういう形を考えてございますので、これは今後の基本計画の中でまとめていきたいと思ってございます。
 2点目でございますが、自転車の通行帯でございます。これも環状6号線でございますので、東京都といたしましても、歩道部分に専用の通行帯を設けるということでございまして、その辺の関係で、そこにありますように島の規模とか、この意見としては、通り沿いの専用の通行帯を設けてほしいという御意見が出てきてございました。
 3点目の項目としては、広場の南部分でございます。図柄を見ていただきますと、付帯道路と小さい字で書いてございます。そこの階段部分は評価するけれども、バリアフリーの観点から、今申し上げたスロープの設置について大変強い要望がございました。そこで、最終案では環状6号線の信号の方向から駅に向かいまして、勾配が約6%となります。ちょっときつくなりますけれども、そういったところをつくりまして、階段を使わないで南側に行けるようなルートを考えるといいますか、そういう方向で御要望を受けとめてございます。
 最後に、環状6号線の交差点の関係でございますが、これもタクシー等が広場を使いますので、右折、左折のレーンについては必要なのかという御意見が出ましたけれども、それは全体として必要性が高いと判断させていただきました。
 もとに戻りまして、ワークショップでさまざまな御意見をいただきました。ワークショップにつきましては、具体的に大きな絵をもとにして、それぞれの委員のお考えをまとめていただいた経過がございます。第6回目の5月28日、ここでまとまったわけでございますが、この直前に、私たちは検討委員会の意向を踏まえて、警視庁、東京都、首都高速道路公団等と4者で協議をさせていただきまして、一定の制約条件の中で、この広場の整備をということでまとめてきた経過がございます。
 2番の(2)でございますが、この検討委員会におきましては、委員は20名でございますけれども、広く地域の意見を聞くために、傍聴の方の御意見とか御質問の時間を別途設けましたり、あるいはワークショップという方式をとりまして、具体的な意見をいただいた経過がございます。
 大きい3番でございますが、今後のスケジュール。平成16年度にこの計画、検討委員会の整備計画案を踏まえまして、区の計画素案をつくりまして、パブリック・コメントで区民に示したいと思ってございます。それを踏まえまして基本計画、そして基本設計に進めていきたいと考えてございます。同時に、地下の駐輪場の都市計画決定に至るように進めていきたいと考えてございます。
 平成17年度におきましては、事業認可、国庫補助の要望をしていきたいと考えてございまして、平成18年度に実施設計、そして環状6号線の工事が終わります平成18年度末の翌年、平成19年度、平成20年度の2カ年かけまして整備工事を行っていきたいと考えてございます。
 最後に、ペーパーには書いてございませんけれども、今後の課題として、私たちは二つ認識してございます。
 一つは、図柄で見ていただけますように、駅前広場と駅舎の間に空間があいてございます。これまでさまざまな委員会、各方面からも要望が出てございました。その辺の上空利用をどうするか。その辺につきまして、昨年来JR東日本と協議を始めてきてございます。JR東日本も、やるならばこの時期しかないという認識を持ってございます。私たちも一定の区の負担は当然想定されますけれども、その中でどうするか。その辺は鋭意検討していきたいと思ってございます。
 もう一つは、先ほども申し上げましたように、平成17年度に事業認可を受けて、さまざまな手順を踏まえて国庫補助金の要望をしてまいりますけれども、そういった補助金の関係の事務、適正にやっていきたい。あるいは、三位一体等々の流れの中で、より有効な補助の仕組みを十分に検討しながら確定していきたいと思ってございますし、また、JR東日本、東京都、首都高速道路公団、それぞれの関係機関とも協議しながら、用地の無償譲渡の確定、仮設の高台といいますか、桟橋をつくってございます。その桟橋の上に広場をということでございますが、そういった高台の具体化といったものを進めていきたいと考えてございます。
 前回の委員会で、江口委員の方から途中経過をという御意見をいただきましたけれども、今般、先月下旬に第6回目の委員会の中でこういう大枠が決まりました。そういう中で、今後、区素案を定めながら、広く区民にパブリック・コメントしていきたいと考えてございます。また、当委員会におきましても、そういった区の素案の段階で御提案させていただきまして、御説明したいと考えてございます。
委員長
 ただいまの報告に対する質疑はございませんか。
江口委員
 2点ほど、時間がないのであれします。後半の方で言われた駅舎との間の上空利用という話がありました。これは最初に出たときに、私なんかは駅舎とつなげられないのかと何度も申し上げたんですけれども、技術的に無理だという答えが返ってきた。ところが今、上空の利用を考えたいというのが新たな検討課題で入ったというのは、どういうことを想定していますか。どういう利用の仕方をするの。
服部都市整備部経営担当参事
 まだ具体的に、例えば今の駅前広場の延長の広場をつくるというイメージもありましょうけれども、区としては全く予断を持って考えてございません。今後、JRとも協議しながら、先方もどういう可能性といいますか、利用の可能性を双方協議しながら進めていくということで確認をとらせてもらってございますので、JR東日本の東中野駅にかかわります駅舎周辺の整備の考え方、あるいは区といたしましては、現状クランク状になってございます出口から、地下鉄大江戸線に至る通路だけでは不十分だと認識してございますので、広場の拡大を考えてございます。先方の意向を踏まえながら、より具体的な、あるいは実現可能な仕掛け、あるいは形を考えていきたいと思っております。
江口委員
 それはどういう過程で変わったのか。当初我々が言ったときには、技術的に無理だということで、ここまでしか人口地盤を出せませんというのが正式な答えだった。そのまま今日までこうやってきて、今となったら空いているところを何とかしたいと。本来私たちが言っていたのは、広場と駅舎とつないで、そこから乗客が散っていくことが大事だということだったんですけれども、その後に地下鉄大江戸線が出来て、地下鉄大江戸線はこういう形で持ってきたわけです。ということになると、ここは使えるんですか。前は技術的に無理ですという答弁をされていたの、行政側は。ということは、今の説明だと使えるという判断でいいんですか。
服部都市整備部経営担当参事
 当初、議会等でお答えしたときには、技術的な観点を含めて不可能だというお答えしてございます。その後、JRも新宿駅などさまざまに人口地盤を張りまして、その上に物品販売の機能とか駅舎の拡大を図ってきてございます。そういう時代状況、いろいろな革新が出てきましたので、そういったところで人口地盤の可能性といいますか、JRの駅舎の関係の拡大の可能性があるといいますか、そういう認識で、先ほど申し上げたように、JRも中野区も、この時期にしかこの課題を解決するにはほかにないという判断に至った経過でございます。
江口委員
 それはおかしな話で、当時我々は人口地盤だからできるという話をしていたわけです。これだけの中央線も含めた、総武線の幅員もありますから。それなりの基礎的なものは入れられると。当時、各駅で駅ビル等もつくってやっているぐらいですから、人口地盤ぐらいできるはずだと。ところが、無理だということでつながらなかったんです。ちょっと納得いかないんですけれども、そういう話があるならぜひ、ここをちゃんとつなげた形で利用できるものが、それこそ一緒に並行して、これは平成19年でやっていくのではなくて、その問題が解決できるような形でやってほしいということは要望しておきます。
 もう一つ、これは広場とは違うんですが、気になるんですけれども、環状6号線の中央分離帯のところ、これを右折してロータリーを使うという意味で書いてあるんでしょうけれども、信号のところにまた右折のものがあるんです。これ、一方通行なんですよね、東中野の東京三菱銀行のところは。ですから、ここは右折はできないんです。ただ、Uターンするためにつくっているんだったら、ここに入っている車線との関係で非常に不自然だということで、この辺は1回、直接広場と関係ないけれども、広場があるからこうなったんだろうから、その辺もうちょっと流れの協議をきちんとしていただかないと、タクシーが5台しかとまれないと。そうすると、中野駅を見ても、そこへとまれない車はどこへとまっているかというと、中野駅だと中野通りでしょう。ここだったら、山手通りにとまられたら困ってしまうわけですよね。そういうことになると、中央車線にとまられてしまうのかという問題もあるので、この辺もうちょっと詳しく教えてくれませんか。今日でなくて結構ですから。
服部都市整備部経営担当参事
 今回、検討委員会の整備計画案がまとまりました。先ほどもお答えしておりますように、今後区の素案といいますか、そこの中で委員に御指摘いただきました交通処理の関係も含めて、具体的に調整をしていきたいと思ってございます。
長沢委員
 あんまり時間もないので1点だけお聞きしたいんですが、今回出された検討委員会の中で、皆さんの一致したものとしての案ということで理解していいんですか。
服部都市整備部経営担当参事
 はい。検討委員会の方で、こういう方向で検討委員会としては意見がまとまったと。あと、詳しいことは基本計画の中で区の方に植栽とか、先ほどのペーパーにもありますように、照明とか、その辺は任せると。この基本計画の骨子といいますか、基本計画の形と大きく違ってくる場合には、改めて検討委員会でもう1回議論してくれということでまとまった経過がございます。
長沢委員
 私が伺ったところでは、この間6回、ずっといろいろやられてきて、都市整備部経営担当参事の方からも御説明がありましたように、当初、住民の皆さんは駅前広場を全面的に使うと。でも、そういうものでないと。しかし、そういう中で、住民の皆さんの願いというんでしょうか、そういうものをなるべく取り入れたようなものでということで進められてきたと伺っているんです。
 ただ、第6回の取りまとめという際に、これを最終案として了解したものではなくて、つまり、今後JRなどの上空利用といったこととか、駅前の利用者の方も含めて仕切り直してはどうかという提案もあって、それに対して了承したということも伺っているんです。その点はそういう議論があったのか。どうなんでしょうか。
服部都市整備部経営担当参事
 最終段階でそういった議論は確かにございましたけれども、基本的に、これはまだ詳細な設計とかあてていないところで図柄をお示し申し上げて、具体的にこういった勾配とか、広場の関係とか、バスの走行の軌跡等々ございます。そういう中で、この基本計画案を踏まえて、区の方で素案といいますか、その中で具体的に実現可能なものをつくっていきたいという中でまとめてきた経過がございます。
 したがって、さまざまなパブリック・コメントとか、検討委員会と違って新たな形で、今委員がおっしゃっているような駅利用者の方々にも御意見を伺う形をとっていただきたい。そういった話は出てまいりましたので、検討委員会の検討結果を踏まえて区の案、その過程の中では、区の案を御提案させていただいて、パブリック・コメントとか、あるいはこれから地域等々、区報等で全体的にお流し申し上げます。そこの中で駅利用の立場からの御意見をいただくとか、そういう方向で私たちは認識してございます。
長沢委員
 もちろん、これから区の案として出されていろいろな検討の場があるというのはそのとおりだし、当然だと思うんです。私が言っているのは、今回出された案が、検討委員会の皆さんの全体の合意として出てきたものなのか。ちょっと伺うと、どうもそうではないというお話があって、今具体的に言わせていただきましたけれども、そういうこともあってお聞きをしたわけです。
 ちょっと細かい点であるんですが、検討委員会の皆さんのところではまとまらなくて、仕切り直してはどうかという提案もあったというふうに聞いているんですけれども、それが事実かどうかということも含めて、仮にそういう事実があったとしたら、要するに、行政側からそうしたことを提案されたのか、ちょっとその点どうなんでしょうか。
服部都市整備部経営担当参事
 仕切り直しという言葉の意味が私、よくわかりませんけれども、これまで検討委員会を6回やってきた経過の中で、全体として、先ほど申し上げた警視庁とか東京都、あるいは首都高速道路公団、全体の大枠の中での御論議の中で、検討委員会の中での全ての要望がなかなか実現できないといいますか、そこの中での議論としては、仕切り直しという御意見も過程の中であったと思ってございます。
 ただ、最終段階では、今御提案していますような形で、検討委員会の考えとして、最後は区に任せるからという全体の確認をもらってございます。繰り返しますけれども、この検討委員会の整備案の内容が大きく変わる場合には改めて検討委員会を開きまして、そこで理解、確認を求めるということで、そういう判断で5月の下旬にまとまった経過でございます。
長沢委員
 この検討委員会のあり方なんですけれども、今後の日程は区が示すというのかな、そういうところで開くということで、開くテンポというか、そういうところでの話かと思うんですが、もともとこの検討委員会の任期は、基本設計案を取りまとめるまでを行うという御報告を受けておりますけれども、それは変わりないんですか。
服部都市整備部経営担当参事
 当初、今委員が御指摘の、検討委員会がいつまでというところがありますけれども、おおむね6月ぐらいを目途に、委員が今お話しになっております基本計画、基本設計に至るところまでの御意見をということでございました。したがって、任期での検討結果として、区の方に任せるということが2点きてございますけれども、内容といたしましては、基本計画については植栽計画とか、照明とか、これからさまざまな構造物を配置する関係がございます。それらにつきましては区の方に任せるということになってございます。
長沢委員
 これで最後にしますね。住民の皆さんの当初の考えとは違ったところがあるけれども、しかし、区との一定歩み寄りみたいな中で検討されてきていたというふうに思っています。最終案のところでは行き違いがあったのか、私どもの耳に聞こえてくるものとはちょっと違ったんですが、ただやはり、区に植栽なり階段の位置なりを任せるというお話でありましたけれども、住民の皆さんで議論してきた広場の大きさ自身はもともと決められているもののように思えるんですが、そうした意向はどれぐらい反映させていくのか。特に、具体的なところで言うならば、歩行者の道路のところが、当初住民の皆さんが言ったところ、あそこはロータリーとして使うわけだけれども、歩行者の横断があれば非常に危険ではないかという御意見もあったと伺っているんです。そういったところが生かされていないとか、そういったものがあるわけですから、これを固定したものではなくて、より一層住民の皆さんや利用者の皆さんの声を聞く。当然横断歩道なりそういうものというのは警察が所管なんでしょうから、そういう方々のところへも要望していくなり、そういうことは一層強めていただきたいと思っています。もし御意見があれば。
服部都市整備部経営担当参事
 繰り返しの答弁でございますが、今後区の素案のまとめの中で、具体的にこの絵柄をより実現ベースでまとめていきます。その際に、改めて関係機関の協議を行いながら、実際に安全性とかといったことを十分勘案しながらまとめていく。また片方では、別ペーパーでお伝えしてございますが、ワークショップ等で出てきた意見を、全ての項目は実現できないことになりましたけれども、現段階ではこういう形で、相当部分は十分配慮してまとめてきた経過がございます。そこの中で、今後素案、あるいは区の最終案といいますか、最終基本計画のところに反映していきたいと思ってございます。さまざまな制約条件が多々ございました。道路管理、交通処理。そういった中で、こういったことができたことを御理解いただきたいと思ってございます。
委員長
 ほかに質疑ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、これで所管事項の報告を終了いたします。
 審査日程のその他に入りますが、各委員、理事者から何か発言はございますか。
久保委員
 済みません、時間が過ぎているのに大変申しわけないんですが、昨日、報道発表資料として踏切対策基本方針の公表というのがあって、その中で西武線の方の鉄道立体化の検討対象区間ということで、西武新宿線の方も20区間の中に入っていたので、その辺の情報があればと思いまして。
岩井地区整備担当課長
 私どもも今日、新聞情報で西武新宿線に関する踏切対策基本方針が出たということを承知したところでございます。今年の1月末のこの特別委員会で、東京都の中間のまとめの報告をしたところでございます。今回、こういう形でまとまったという情報があります。近々正式な文書としてくると思っています。後ほど次回の委員会日程等の話もあるかと思いますけれども、次回の委員会でこの辺の報告はしたいというふうに思っております。
委員長
 ほかにございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、次回の委員会日程を協議するため、委員会を休憩いたします。

(午後0時22分)

委員長
 それでは、委員会を再開いたします。

(午後0時25分)

 休憩中に御協議いただきましたとおり、次回の委員会は7月29日木曜日午後1時から第2委員会室において開会いたしたいと思いますがご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 ご異議ございませんので、そのように決定します。
 以上で本日予定しました日程は終了いたしますが、委員の方から何か御発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本日の交通対策特別委員会を散会いたします。御苦労さまでした。

(午後0時25分)