令和7年06月12日中野区議会議会運営委員会(第2回定例会)
令和7年06月12日中野区議会議会運営委員会(第2回定例会)の会議録

中野区議会議会運営委員会〔令和7年6月12日〕

 

議会運営委員会会議記録

 

○開会日 令和7年6月12日

 

○場所  中野区議会第2委員会室

 

○開会  午前11時00分

 

○閉会  午前11時24分

 

○出席委員(名)

 伊藤 正信委員長

 中村 延子副委員長

 日野 たかし委員

 市川 しんたろう委員

 ひやま 隆委員

 平山 英明委員

 浦野 さとみ委員

 酒井 たくや委員

 

○欠席委員(名)

 

○委員外議員(名)

 

○議長・副議長

 森 たかゆき議長

 小林 ぜんいち副議長

 

○出席説明員

 副区長 青山 敬一郎

 総務部長 濵口 求

 

○事務局職員

 事務局長 堀越 恵美子

 事務局次長 分藤 憲

 書記 鈴木 均

 書記 堀井 翔平

 書記 田村 優

 書記 稲葉 悠介

 書記 砂橋 琉斗

 

○委員長署名


審査日程

○議題

 1 陳情

  〔新規付託分〕

   第29号陳情 なかの区議会のホームページが更新された際のお知らせ機能について

 2 その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、議会運営委員会を開会いたします。

 

(午前11時00分)

 

 本日はお手元の議題のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進行いたします。

 議題に入ります。

 初めに、1番、陳情の審査を行います。

 第29号陳情、なかの区議会のホームページが更新された際のお知らせ機能についてを議題に供します。

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

ひやま委員

 なかの区議会のホームページが更新された際に、LINEまたはメールで送信されるようにしてほしいという主旨の陳情ですけれども、まずお聞きしたいのは、現状として、中野区議会ホームページの中で、例えば情報を更新する際に、願意にあるLINEの連携というのが可能なのかを教えてください。

分藤区議会事務局次長

 今回の陳情を受けまして、区議会のホームページの事業者のほうに問合せをさせていただきましたところ、現在のホームページのシステムでは、設計上、外部のアプリ等との通知連携というのは想定していないということで設計してございますので、仮に機能を実装させた場合、運用が少し不安定になる可能性があるので、現状ではお勧めができないというようなことは回答としてはございました。

ひやま委員

 できないんじゃなくてお勧めができないというのは、やろうと思えばできなくはないんですか。

分藤区議会事務局次長

 技術的に不可能なわけではないんですけれども、システム上、他のアプリと連携を取ると、やはり不具合とかが起きたりする可能性もあったりして、もともと設計したときにそういう想定をしていなかったということがございましたので、なかなか運用面では不安が残るということで、事業者のほうからは回答がございました。

ひやま委員

 システム上というか、技術的にはなかなか難しく、不安定になるというふうなリスクもあるということで、コストはどうなりますか。

分藤区議会事務局次長

 コストについては、100万円程度はかかるだろうというふうなことで回答がございます。

ひやま委員

 現在のホームページで、逆にメールについて、これはどうなりますか。

分藤区議会事務局次長

 現在のシステムですと、メールでお知らせするというのも対応としては難しいかと考えてございます。

ひやま委員

 逆にといいますか、陳情の中にあります、今話題になっている様々な区政の情報であったりとか、そういう地域の情報であったり区議会の情報なんかを手軽に入手できるようになってほしいというところに、理由に書いてありますけれども、例えばLINE、メール以外でも、もちろん区政の、区議会の情報なんかを当然発信するということは様々なツールが考えられると思うんですけれども、そういった区政情報なんかを発信する何か機能としては、どういったものが考えられますか。

分藤区議会事務局次長

 例えば、先ほど委員のほうからも御案内がありましたように、LINEとかメールというところ以外ですと、別に公式SNSとしてXとかフェイスブックなどの運用をするというような事例はございます。

ひやま委員

 他区の事例は分かりますか、やっているところで。

分藤区議会事務局次長

 Xやフェイスブックを運用している区というのが、現在ですと、23区中3区ございます。

ひやま委員

 広報委員会のほうで新しく、区議会のホームページを今検討されているというふうに聞いておりますけれども、その検討の中で今後こういった機能といいますか、それを持たせていくということは可能なんですか。

分藤区議会事務局次長

 区議会のホームページのリニューアルと併せてそういった機能を付加するかどうかというのも検討の一つではあるかなと思いますので、技術的に不可能というわけではございませんので、検討課題の一つとすることは可能かというふうに考えております。

ひやま委員

 それから、もう1点お聞きしたかった。今、中野区で、理由のところにも、中野区のLINEがありますと。そこに「設定」があるので、そこから中野区議会の情報を受け取るようにしてもいいですし、方法は任せますとあるんですけれども、仮に中野区議会の公式LINEのようなものを立ち上げるに当たって、コストとか運用の面でどういった想定がし得るのか、その辺についてお答えできますか。

分藤区議会事務局次長

 中野区の公式LINEのほうですと、年間で運用するのに大体300万円程度のコストがかかっているというふうに聞いてございます。

ひやま委員

 中野区の公式LINEだと、更新作業とか発信する際の作業というのはどういうふうになっているんですか。

分藤区議会事務局次長

 必要な発信したい情報がございましたら、担当の所管の広聴・広報課と、あとは各所管とで中身の確認をした上で、広聴・広報課の職員が手作業で更新するという形を取ってございます。

市川委員

 今、ひやま委員からもお話がありましたけど、中野区のLINEについて、今既存のものというのは、広聴・広報課で管理しているものということであれば、議会費でやるわけではないわけですよね。この辺については、広聴・広報課、LINE、事業者との調整の中で、お勧めはしないけどもできなくはないみたいな返答だったというふうにさっきおっしゃっていましたよね。広聴・広報課は何と言っているんですか。

分藤区議会事務局次長

 先ほど御説明さしあげた事業者というのは、区議会のほうのホームページを運用している事業者のほうでございます。

市川委員

 例えば、技術的にLINEなのかメールなのか分からないですけど、区議会のホームページを管理している事業者が難しいと。SNSなのかメールなのか分からないけれども、広聴・広報課が今いろいろやっていると思うんですよ、手作業でいろいろやってくれていると思うんですよ。そういったところに、そういったことができるかできないかを確認しているんですか。

分藤区議会事務局次長

 中野区の公式LINEのほうで、手作業更新で必要な情報をお送りするということであれば、技術的にできないわけではないんですけれども、それを、区議会の情報を中野区の公式LINEで発信するかどうかというところは、また相談してというんですか、協議が必要かなというふうには考えてございます。

市川委員

 ということは、ここだけでいいんじゃないか、悪いんじゃないかという話はできないのかなというふうに思いますし。

 プラスであと、「中野サンプラザの最新情報」、最新というのはどこを最新と言うかにもよると思うんですけれども、もちろん、当然最新情報というのは区議会で報告だったり、そういったことがあると思うんですけど、これを今まで区議会で上げていたケースはないと思うんです。区議会は多分、何を審議したのかとか、何を議決したのかということが大きな役割であって、そういった地域の情報、もちろん我々が個別にSNSを使ったりとかという議員としての職務としてはあるのかもしれませんけど、区議会がやることというのは、やはり議決と議論することだと思うんです。そういった最新情報とかを、地域の情報とか、例えば今でいうと中野サンプラザの情報とかを上げるというのは、業務上は一応、区の執行機関側の仕事なのではないかというふうに思うんですけど、その辺のすみ分けというのはどうやって考えるんですか。

分藤区議会事務局次長

 委員御指摘のとおりでして、個別の事業でどういったものを区として発信するか、そういったところは執行機関側でその判断をして考えるべきもので、中野区議会としては、議会の中で決められたこととか、報告を受けたこととかを情報発信していくというのが役割かなというふうに考えてございます。

平山委員

 そもそもなんですけど、区議会のホームページを更新するというのはどういうときなんですか。

分藤区議会事務局次長

 例えば、委員会の資料を掲載したり、議会の日程をお知らせしたり、議案の結果をお知らせしたりなど、そういった際に更新してございます。

平山委員

 さっき市川委員もおっしゃっていたんですけど、理由のところで、もしかしたら区政情報のことをおっしゃっているのかなという気もしなくもないんですが、ただ、あくまでも中野区議会のホームページの情報をとおっしゃるので、もしかしたら委員会審査の中で、今回は、例えば中野駅新北口駅前エリアに係るものが出ますよとか、西武新宿線連続立体交差事業に係るものが出ますよとかというふうに読むこともできなくもないのかなと思うんですけれども。ただ、それって要するに、ホームページに今もうルールを決めていて、更新するタイミングというのは一定区民の方にお伝えしているというふうに私は認識しているんですけど、それはどうですか。

分藤区議会事務局次長

 委員御指摘のとおりで、我々が議会の日程に沿って必要な情報を必要なタイミングでお伝えしているということでございますので、例えば特定の決まった情報を何か優先させてお知らせするとか、そういった形のことは取ってございません。

平山委員

 それ以外の突発的なことが仮にあったとしても、多分それは、ここでいう陳情者が求められている情報じゃないのかなという気はするんですね。ということは、直接お送りしているわけではないけれども、少なくとも定例会の日程は決まっていて、審査日程も決まっていて、それは公表されていて、そのスケジュールを見れば、どのタイミングでおおむねどういうものが出てくるかというのは、お知りになることはできると。その中身一個一個を、今回は中野サンプラザ関係が出ましたよなんていうことをお伝えするというのは、ちょっとナンセンスかなという気もするので、と思うんですよね。と考えると、逆にもう既に知ろうと思えば知れる情報が、変な話ですけれど設定したら、委員会の資料は日ごとに、一定期間の間に届くわけですよね。それもどうかなという気もして悩ましいんですけどね。

 基本的に更新というのが、先ほどおっしゃったような形でやっていらっしゃると。何かしら常に最新情報を更新して、議会でというわけではない。例えば、委員会で視察に行きました、こういうものというのは、ホームページには更新されるんですか。

分藤区議会事務局次長

 委員会の視察については、区議会のホームページで特に何かお知らせするというような形は取ってございません。

平山委員

 委員会の視察に関しては、特段出していないということでいいんですか。

分藤区議会事務局次長

 視察に行きましたとか、そういった形でトピックス的にお知らせするような形は取ってございません。委員会のほうで報告はするんですけれども、お知らせという形で広報するような形のことは取ってございません。

平山委員

 例えば報告というのは、ホームページ上に載せられる視察報告書というのは、それはどういうタイミングなんですか。

分藤区議会事務局次長

 当該委員会で報告があった際に、その後に掲載するという形になってございます。

平山委員

 委員会の中で視察に行ってきたことをまとめて、みんな確認して、委員会の確認後に掲載する、これも更新という形ですか。

分藤区議会事務局次長

 委員会の資料の掲載という形で、更新する際にアップしてございます。

浦野委員

 重複しないところで伺いたいんですが、今日本来、陳情者がいらっしゃれば、理由のところで私もここからは読み取り切れないものがあったので、もしいらっしゃれば確認した上で審査したかったなというのがあるんですけれども。理由にあるように、例えばサンプラザの情報というのが例示されているんですけれども、話題になっている情報を気軽に入手というところでは、区側が発信するものと議会側が発信するもの、どういうふうにすみ分けて考えられているのかなというのをお聞きしたかったので、そこは陳情者の意図は分かりかねるなというふうに思っています。

 議会側の情報で一番正確なものというのは、議事録だと思うんです。当然出された報告や議案等に対しての質疑の中身というところでは議事録となるんですけど。議事録のこの間の公開のタイミングについては、いろいろ議会の中の議会運営改善検討会などいろいろな場で議論はあるんですけど、念のため確認させていただきたいんですけど、議事録の公開のタイミングというのは今現状どうなっているのか伺います。

分藤区議会事務局次長

 ホームページのほうには、議事録は委員会開催後2か月以内に掲載するということにはなってございますけれども、準備ができ次第、掲載してございます。

浦野委員

 今現状そういうことですね。

 理由の中にある「必要な情報をなかの区議会のホームページの項目ごとやキーワードごとに選択可能」というのも、検索機能があるので、そこでされている。ただ、先ほど来、他の委員からもありましたけど、今そこについてもホームページのリニューアルに合わせて検討されているというふうにも聞いているので。そこを、主旨のところと理由のところが若干一致しないところもあるなというふうにあるので、なかなか陳情者がいない中で少し難しいなと思っているんですけれども、この間、議会の開かれた取組の中で、例えば質問の項目を事前にアップすることであったりとか、委員会の報告案件の審査日程(案)であったりとか、委員会の資料についてもこの間ホームページ上でお知らせするようになってきていて、そういう意味では一定進んできているところもあると思うんですけど。この間のそういう議会側の改善されてきたことというのは、何か特段区民の方に周知したりとか、議会だよりでそれを案内したりとかというのはあったのか確認させてください。

分藤区議会事務局次長

 当該ホームページや区議会だより等を通じて、変更のあった点についてはお知らせさせていただいております。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、取扱い協議のため、委員会を暫時休憩いたします。

 

(午前11時18分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午前11時22分)

 

 お諮りいたします。第29号陳情、なかの区議会のホームページが更新された際のお知らせ機能については、閉会中も継続審査すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第29号陳情の審査を終了します。

 次に、2番、その他に入ります。

 各委員、理事者、事務局から発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、委員会を暫時休憩いたします。

 

(午前11時22分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午前11時23分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 議会運営委員会における委員派遣についてお諮りいたします。

 休憩中に御協議いただいたとおり、委員の派遣決定については委員長に御一任いただきたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 次回の委員会は、6月19日(木曜日)午前10時から当委員会室において開会しますことを口頭をもって通告いたします。

 以上で本日の議会運営委員会を散会いたします。

 

(午前11時24分)