令和7年09月30日中野区議会決算特別委員会決算分科会
令和7年09月30日中野区議会決算特別委員会決算分科会の会議録
中野区議会建設委員会〔平成30年7月5日〕

中野区議会建設分科会〔令和7年9月30日〕

 

建設分科会会議記録

 

○開会日 令和7年9月30日

 

○場所  中野区議会第4委員会室

 

○開会  午後1時00分

 

○閉会  午後5時03分

 

○出席委員(7名)

 加藤 たくま主査

 いさ 哲郎副主査

 井関 源二委員

 小林 ぜんいち委員

 吉田 康一郎委員

 斉藤 ゆり委員

 山本 たかし委員

 

○欠席委員(1名)

 伊藤 正信委員

 

○出席説明員

 都市基盤部長 松前 友香子

 都市基盤部都市計画課長 塚本 剛史

 都市基盤部道路管理課長 長沼 美春

 都市基盤部道路建設課長 髙田 班

 都市基盤部公園課長 宮澤 晋史

 都市基盤部建築課長 石原 千鶴

 都市基盤部交通政策課長 村田 賢佑

 都市基盤部住宅課長 會田 智浩

 まちづくり推進部長 角 秀行

 中野駅周辺まちづくり担当部長 千田 真史

 まちづくり推進部まちづくり計画課長 小幡 一隆

 まちづくり推進部野方以西担当課長 蜷川 徹

 まちづくり推進部まちづくり事業課長 山岸 高広

 まちづくり推進部まちづくり用地担当課長 辻 隆夫

 まちづくり推進部街路用地担当課長 田中 常夫

 まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長 青木 隆道

 まちづくり推進部防災まちづくり担当課長 安田 道孝

 まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長、

 まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長 近江 淳一

 まちづくり推進部中野駅地区・周辺基盤整備担当課長、

 まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長 井上 雄城

 まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長 大南 隆司

 

○事務局職員

 書記 細井 翔太

 書記 稲葉 悠介

 

○主査署名


 

審査日程

○議題

 認定第1号 令和6年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について(分担分)

 認定第5号 令和6年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について(分担分)

 

加藤たくま主査

 定足数に達しましたので、建設分科会を開会いたします。

 

(午後1時00分)

 

 認定第1号、令和6年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分及び認定第5号、令和6年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分を一括して議題に供します。

 初めに、審査の進め方と審査方法について協議したいと思いますので、分科会を暫時休憩いたします。

 

(午後1時00分)

 

加藤たくま主査

 分科会を再開いたします。

 

(午後1時01分)

 

 休憩中に協議したとおり、当分科会の進め方は、お手元の審査日程(案)(資料1)に沿って進め、補足説明については総括説明を受けているため、これを省略することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 次に、3日間の割り振りですが、1日目は一般会計歳出の都市基盤費までを目途に審査を進め、2日目は一般会計歳出の残り、一般会計歳入、介護保険特別会計の審査を行い、3日目は意見の取りまとめを行いたいと思います。

 また、審査の方法は、一般会計歳出については、決算説明書のページに従って事務事業ごとに質疑を行い、一般会計歳入については建設分科会分担分歳入決算説明書補助資料により一括して質疑を行い、介護保険特別会計については決算説明書により一括して質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 なお、審査に当たっては5時を目途に進め、3時頃に休憩を入れたいと思いますので、御協力をお願いいたします。

 それでは、質疑に入りますが、関係人件費については、特殊勤務手当、時間外勤務手当、休日給、職員旅費及び期末手当及び勤勉手当を除いた会計年度任用職員が当分科会の分担分になりますので、御承知おきください。

 また、質疑を行う際には、事務事業名や事業メニュー、資料のページ等を明らかにしてから質疑をお願いいたします。

 それでは、一般会計歳出について事務事業ごとに質疑を行います。

 初めに、決算説明書388ページから389ページ、9款都市基盤費、1項都市基盤費、1目都市計画費、事務事業1、都市基盤関係人件費等について質疑を行います。質疑はありませんか。

斉藤ゆり委員

 どうぞよろしくお願いいたします。まず人件費のところです。予算のところを見ると、予定されていた人数が153人、こちら147人、(4)は外数だから151人ということだと思うんですけれども、これは採用できなかったとか何か事情があったのでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 職員の人数に関しましては、直接は総務分科会の所掌となろうかと思いますけれども、実際は当初見込んでいた人数が確保できなかったといいますか、実際には配置できなかったという状況でございます。

斉藤ゆり委員

 また続けて会計年度任用職員のほうですけれども、およそ1,000万円の予算との差額があります。こちらはどのような事情だったのか教えてください。

塚本都市基盤部都市計画課長

 会計年度任用職員報酬でございます。当初予定では3,800万円余の予算を計上させていただいてございますが、実際、今回執行としましては2,863万2,000円余ということでございます。こちら差額分につきましては、当初、都市基盤部の中で10名の会計年度任用職員を配置する計画でございましたが、年度内におきましては9名の配置にとどまったこと等によるものでございます。

斉藤ゆり委員

 人のことに関しては所管がこちらではないんですけれども、つまり何を伺いたかったかというと、予定されたものが採用できなかったということで、何らかのこちらの所管課において職員の負担が大きくなったとかいろいろあったのではないかと思うんですね。所管として何かこれに関してお気にかけているところとかありましたら教えてください。

塚本都市基盤部都市計画課長

 予定していた必要である職員数というものが確保できなかったという状況はございましたけれども、執行のほうはしっかり各課行ってきたところでございます。ただ一定程度、予定していた人員に足りていない部分もございますので、そういったところはライフワークバランスを留意しながら、各職員で協力し合いながら、工夫しながら業務を進めている状況でございます。

斉藤ゆり委員

 いろいろ各団体の方とも話をしていますと、専門性の高い区の職員がいらっしゃる、業務はできるかもしれませんけれども、そういうところが課題だというお話もるる聞いておりますので、ぜひ採用と、計画と、また皆様方の研修と、やっていただきたいと思います。

加藤たくま主査

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 なければ、進行いたします。

 次に、決算説明書388ページから389ページ、事務事業2、都市計画管理について質疑はありませんか。

いさ哲郎委員

 前年も聞いているのですけれど、手話通訳の派遣料が未執行になっていて、ちゃんと告知がされていたのかというところを聞いていたと思うんですが、やっぱり気になります。どのような告知がされていたのでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 各種説明会、意見交換会等におきましては、手話通訳の配置を予算化しているところでございますが、それぞれ周知、告知につきましては、事前の区報、ホームページで、説明会の開催と同時に手話通訳の必要な方はあらかじめお申し出くださいということでお知らせをしている、そういった状況でございます。

いさ哲郎委員

 手話通訳が使える対象になっている説明会というのは、例えば、今、この中野サンプラザの問題でやっているような区民説明会、ああいうところも対象ですか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 一般論としてでございますが、障害福祉課のほうからそういった障害をお持ちの方でも参加できるようにということで通達、各所管で意見交換会、説明会等を行う際にはこういった手話通訳に関しましても配置できる予算を確保してくださいということで依頼が来てございます。それに沿って適宜対応している、そういった状況でございます。

いさ哲郎委員

 すみません、ちょっと所管違いのところで聞いてしまいましたけれども、何が言いたかったかというと、今、区民の興味関心がすごく区政のほうに向いてきていると思うんですね。そういう中では参加も増えていると思っていて、きちんとそういう告知をすれば、手話通訳が必要な方も来るんじゃないかなと思っていて、今それを聞いているところです。改めて告知に努めていただきたいと要望としておきます。

加藤たくま主査

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 なければ、進行いたします。

 次に、決算説明書388ページから389ページ、事務事業3、建築調整について質疑はありませんか。

斉藤ゆり委員

 開催回数は書いてあるんですけれども、前回の分科会でも御質問があったようなんですけど、こちら、委員と専門調査員の1回当たりの単価を教えてください。

塚本都市基盤部都市計画課長

 建築審査会でございます。委員が5名、専門調査員1名という構成になってございまして、委員のうち会長が1回当たり2万2,000円、その他の委員の方は2万円、専門調査員の方は1万8,000円ということでございます。

 あと建築紛争予防調整でございます。こちらのほうは委員が4名でございまして、会長につきましては1回当たり2万2,000円、委員の方は1万6,000円ということでございます。

斉藤ゆり委員

 となると、1回参加したごとに支払われている、この決算ということだと思いますが、ちょっと簡単に計算してみると、人数掛ける回数で計算してみますと、若干お金が少ないようなんですが、こちらはどうしてでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 例えば建築審査会でございますが、令和6年度、5回開催をしてございます。全ての回に委員5名と専門調査員1名、合わせて6名が、全員の方が出席されているわけではなくて、中には欠席の方もいらっしゃいます。そういった方にはお支払いをしてございませんので、そういうところで金額としては回数分からはちょっと少ないのかなというところでございます。

斉藤ゆり委員

 御都合もあるので、一定仕方がないのかなと思いますので、できるだけ調整はしていただきたいなというふうには思います。

いさ哲郎委員

 建築紛争調停委員会報酬等で、委員が昨年の5人から4人になっています。これはなぜでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 建築紛争調停委員会につきましては、令和5年度までは5名の方が委員でお越しいただいていました。こちらのほうは設置の基準としましては、特に人数5名でなくてはいけないという状況ではなかったのと、実際にそれぞれの専門の方、今回、建築専門の方ですとか、マンション、そして弁護士、そういった方々にお集まりいただいているところですけれども、実際、内容としては4名でも予防調整の委員会としては成立するということで、お一方、御引退されたというタイミングもございましたので、今回から5名から4名に人数構成を変えたというところでございます。

いさ哲郎委員

 それでも補充はしなかったというところでは、あっせんも調停もずっとゼロが続いているというところとの関わりでちょっと気になっていて、やっぱりやっていないし、やっても意味がないということは、今までもやり取りしているとおり、区民の皆さんにも分かっていらっしゃるということもあるんじゃないかと思って、本当にこの在り方って見直しをしてほしいなとずっと思っているところです。人数のところでそういうところが現れているところは、恐らく区側としても人数要らないんじゃないかと思っている部分があったんじゃないかと思って聞いてみたんですけれども、本当に今、区民が困っているところに向き合えるような組織にしていけないのであればどうするのかということじゃないかなと思っているところです。在り方がこれでいいのかというのは、ぜひ継続して議論してほしいなと思います。要望でいいです。

加藤たくま主査

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 なければ、進行いたします。

 続いて、決算説明書390ページから391ページ、事務事業4、都市計画について質疑はありませんか。

斉藤ゆり委員

 まず景観のところについて伺います。今、景観の方針が策定されています。この令和6年度の景観計画策定支援業務委託ということで、何をなさったのか教えてください。

塚本都市基盤部都市計画課長

 令和6年度でございます。景観計画策定支援業務委託でございます。主な内容といたしましては、区で定めています景観方針に基づきまして、景観づくりの方向性の整理の下、将来的な景観計画のたたき台となるようなもの、形で検討を進めているところでございます。

 その他、区民等の景観に対する意識醸成としましてセミナー等を実施したりですとか、あと併せて区内の土地利用現況調査データということで、効率的、効果的な景観づくりを進めていくための区内の土地の利用用途ですとか、建築面積、階数、そういったところのデータの整理を行ったところでございます。

斉藤ゆり委員

 ずっと景観行政に関しましては長くそのままになっていて、ようやく方針はつくられたんですけれども、今後、計画はどんなスケジュールでつくられていく予定なんでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 現在、中野区基本計画等でもお示ししてございますが、現在の時点での区の方向性、考え方としましては、将来的な景観行政団体ですとか、景観計画、景観条例の策定、そういったところを方向性としては持っているところでございます。

 一方で現在、中野区としましては、新しい政策課題、SWCですとかウォーカブル、併せて各地区でまちづくりの検討なども行われている中で、それらの政策がいわゆる景観づくりに深く関連するところでございますので、現在のところでは一定程度、そういったほかの施策とも合わせて慎重に進め方を考えていく。将来的な景観計画の在り方ですとか景観条例の在り方、そういったところも、決め打ちをするわけではなく、しっかりとした検討の中でしっかり考えていきたいというふうに考えてございます。

斉藤ゆり委員

 しっかり考えていくのはそうなんですけれども、これからまちづくりが進んでいく中、区全体でどういうふうに景観を考えていくかというところと、あと、やはり新しく何かできるときにどう考えていくのかということと、あとそれからもう一つ、今ある景観、よき景観と言われているような地区、地域を例えば限定して、そこを保全していくという考え方もあると思うんです。そうなると、全体の考え方と、地域ごとに大事にされている景観の保全ということで、今、いろいろ土地の利用の状況も調査されているということですけれども、両方を丁寧に成果物としてつくっていかなければならないのかなと思うんですけれども、計画策定について進められているとおっしゃっていましたけれども、どの程度ぐらいまで進んでいらっしゃるんでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 例えば景観計画、景観条例をゴールとした場合におきましては、そのたたき台となるようなものは令和6年度の中で一定程度、方向性は固められているのかなというところでございます。ただ、先ほども申したように、ほかの政策、区全体のまちづくり全体の進め方の中でその内容についてもいろいろとブラッシュアップしていく必要がございますので、一概に今どの程度というのは、なかなかちょっとお答えしにくい状況にあるところが実際のところでございます。

斉藤ゆり委員

 景観の考え方についてというのは、初めに出てから結構時間がたっていて、今おっしゃられたように、中野区においてもいろいろな政策の中でどう位置付けていくのかというところも関係してくると、考え方というのはブラッシュアップしていかなきゃいけないのかなというふうには思っています。ということで、今後考えていくのに、景観行政団体というのはある一定、ゴールとしておっしゃられて、基本計画にもありますけれども、一応今のところ、区としてはゴールとして考えていらっしゃるというところなんでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 基本計画で示してございますように、景観行政団体という立ち位置については一つの通過点なのかゴールなのか、その辺の議論はこれからも進めていきたいと思いますが、一つ目安としては示させていただいているところでございます。

斉藤ゆり委員

 この場で景観について議論する場ではないので、私としては、景観行政団体をゴールとして基本計画にも定められているようにあるんだけれども、一定まずそこを目指すのか、新たな中野らしい景観行政を考えていくのか、そんな議論を少し今後進めていただきたいなというふうには思っておりますので、これは要望としておきます。

 それから、その次のGIS化のところなんですけれども、令和5年度に一応全部、GIS化が終わられていて、令和6年度はどのような意味合いでこの予算が取られていたのか教えてください。

塚本都市基盤部都市計画課長

 都市計画情報の更新に伴うGIS化業務委託等ということで行ってございます。こちらにつきましては、都市計画情報といいますか、都市計画は随時、更新、変更されるものでございますので、その更新の都度、GISのほうにも新たなデータを搭載する業務、これにつきましてはシステムベンダーのほうに委託をする必要がある部分もございますので、こういった形で事業を執行させていただいてございます。

斉藤ゆり委員

 いろいろまちも動いていくので、アップデートする作業というのは一定必要だと思うので、令和7年度の予算もずっと取られていますけれども、一定これは経常経費化していくものというふうに考えてよろしいんでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 基本的には毎年計上させていただきたいというふうに考えてございます。

斉藤ゆり委員

 その次のセルフサービスのところですけれども、総括質疑でも御質問なさった方もいるので一応確認なんですけれども、今、何ブースあって、今後もこの数で置かれていくのか、一応、所管課としては、職員の方の働き方等に寄与しているというふうに考えられているのか。一応、令和6年度の成果をまとめて教えてください。

塚本都市基盤部都市計画課長

 令和6年度の実績でございますが、今、御紹介ありましたように、5ブース、セルフサービス端末を設置してございます。稼働としましては、毎日、1日当たり平均、令和6年度におきましては50件ほどの閲覧ですとか印刷、そういったところで稼働しているところでございます。これにつきましては、職員の窓口対応時間の削減に大きな効果があるというところで確認してございますので、引き続きこの台数でもって稼働を進めていきたいというふうに考えているところでございます。

小林ぜんいち委員

 この景観計画策定についてお聞きしたいんですけれども、景観計画を策定するのに支援業務を委託したと。それは最終的なまとめを委託したんだと思うのですけれども、どこからどこまでの支援の委託なんでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 今回、令和6年度におきましては、景観計画を中野区としてつくった場合のたたき台の形として作成をしたものでございます。

小林ぜんいち委員

 中野区でつくったものをたたき台として支援業務委託をしたということでいいんですかね。たたき台ということは、そこから先、まだ今後も続くものということでよろしいんでしょうか。当初の予算が推進とあったので、予算のときにあったので、そうすると、今後もまだこの策定業務というのは、令和7年度以降も続いていく、そういったものなんでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 景観に対する取組自体は今後も区として行っていきたいというふうに考えてございます。令和7年度におきましては、景観についての予算というものは委託経費としては計上してございませんけれども、引き続き庁内で検討を進めている、そういった状況でございます。

小林ぜんいち委員

 そうすると、その次にあります策定に伴うアドバイザー等謝礼というのがあります。アドバイザーの役目と、「等」とは何を指しているのか教えていただけますか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 アドバイザー等でございます。まずアドバイザー、いわゆる学識経験者ですとか、そういった方々に、中野区が進めたいと考えている景観の取組の中身についてアドバイスを頂戴してございます。

 「等」の中でもう1点ございますのが、区民に対する啓発活動としまして、セミナー等を開催してございますので、そこの講師謝礼としてこちらは計上をしたものでございます。

小林ぜんいち委員

 そうすると、アドバイザーというのは委託なんですか、それとも謝礼なんですか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 謝礼でございます。

小林ぜんいち委員

 そうすると、前の建築紛争のところで、委員会の報酬とあるじゃないですか。報酬と謝礼の違いというのは、どういう位置付けになっているんですか。地方自治法上の謝礼、報酬というものがあると思うんですけれども、その違いについて、このアドバイザー等の謝礼について伺います。

塚本都市基盤部都市計画課長

 報酬につきましては、区としまして規則ですとか条例ですとか、そういったところで位置付けた委員会ですとか審議会等に御就任いただいた際に報酬としてお支払いをさせていただいてございます。今回、アドバイザー等の謝礼につきましては、そういった規則等によらないもので、こちらのほうから依頼をさせていただいた上で対応いただいた場合の謝礼ということで、考え方としては切り分けているところでございます。

小林ぜんいち委員

 ちなみに、回数というのはそれぞれ何回程度あったんでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 令和6年度におきましては、セミナー開催が1回、アドバイザーにつきましては3名の方に1回ずつの3回実施したものでございます。

いさ哲郎委員

 今のやり取りにも関わってなんですけど、昨年の決算特別委員会の建設分科会でどんなやり取りをしたかというと、一つは、たたき台の話は昨年もしていて、今年もたたき台となっているということなんですけど、この年度とその前の年でやっていることは違うんでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 令和5年度の取組と令和6年度の取組、同じようにたたき台ということで御説明を差し上げているところかと思いますが、内容としては当然違うものを委託として進めてございます。実際にどの程度違うかといいますと、令和5年度のたたき台、成果物として、それを基に、新たな令和6年度に実施した建物等の現況調査も含めて、より肉付けをして深掘りをしたのが令和6年度ということで実施をしたものでございます。

いさ哲郎委員

 令和5年度のたたき台で何か成果物があって、それを基にまた令和6年度では次のところに行っているというようなお話と理解したんですけれど、やっぱりその成果物がどうやって出てくるかというところも含めて見づらいからこそ、こういう議論になっているんじゃないかなというふうに思うんです。その見えづらい部分というのが、前回のやり取りの中でも出てきているんですけれども、要するに景観計画で何をするのかという方向付けの部分についても、そのときも塚本課長いらっしゃいましたよね。方向性を見極めていくというところで、いろんな価値観があって、なかなか一つの方向に向き切らないというようなこともおっしゃっていて、すごくそれは分かるんですよね。地方都市に行けば景観の計画といえば何かしらの観光のスポットがあって、そこが中心になっていく景観計画というのはすごくイメージが湧きやすいんですけど、都市部において景観計画をどうやって持っていくんだというところでは、当然それだけでは進まないからこそ、今までも例えば住環境みたいな話も出てきたりだとか、焦点がもともと定まらないんですよね。それをつまり一つの所管でどれだけやれるのかなというのは、やっぱり相変わらずちょっと疑問があって、当然、横串でやっていくというようなやり取りも前回もしていたと思うんですけど、その議論がどれだけ出ているのかというのもちょっと見えないかなという気がするんです。

 僕としては、観光としての側面よりも、住まいや住環境、ここに暮らしている区民の皆さんにとっての価値の部分がどうなっていくかというところがより気になっているんですけれども、アドバイザーの皆さんの中で、そうした中野区という特殊性の中でどういう議論がされているのかというのは改めて分かりますか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 まず最初に委員おっしゃられたように、都市部における景観の在り方というところは、全国的に様々議論があるところでございます。アドバイザーのほうにもそういった都市部ならではの景観の在り方というところをテーマに主軸にお伺いをしてございます。やはりアドバイザーのほうから話があったのは、地方と違って人口密度が高い都市部においては、やはりその地域ごとの課題等をしっかり見極めた上で、景観というものに取り組んでいかなくちゃいけないというところで改めて御指摘を頂いている、そういったところでございます。

いさ哲郎委員

 実際にアドバイザーに何かをお願いするに当たっても、区として最初にそういう柱を出していくということが本当は要るんじゃないのかなと思っていて、例えば今の住環境の話、駅周辺の観光だったり産業に関わる分野の話、また今も区内の生き物調査なんかをやっています。生物だとか水辺だとか木の環境の話だとか、柱は今言っただけでも3本あるんですよね。こういうところを区がちゃんと方針を持った上で景観方針をつくっていかないといけないということであれば、一つの都市基盤の所管だけではやり切れないし、その議論そのものが活発にやれているのかというと、そういうふうにも見えないから毎回こういう話になっていて、遅いじゃないかとかいろんな話になっているんじゃないかと思うんです。改めて所管任せにしないで、全庁的な扱いにしてほしいなというのは、ここで要望としておきます。所管ではこれ以上答えにくいと思うんですが、本気でやるならやっぱり全庁的な取組なんだと思うんです。それなしには進まないということだと改めて思うので、これも要望にしておきます。

吉田康一郎委員

 中野区景観計画で、区のホームページを見てみたんですけど、景観方針は示されているんですけど、景観計画というものについて、たたき台の素案も何も表示されてこないんですが、議会には、令和6年度、何か報告というか説明というか、いつあったんでしたっけ。

塚本都市基盤部都市計画課長

 令和6年度において、景観だけに関する御報告というものはしていないというところでございます。

吉田康一郎委員

 そうすると、私なんかだと結構、どう評価していいか、決算の審査に当たっても、どういう取組状況、成果、分からなくて、ただ、そのたたき台か素案か、まだ流動的な段階でも、こんなことを予算を使ってやっているんですという分かりやすい報告があると、なるほど、こういうことをやっているということで審査もしやすいんですけど、ちょっと今、簡単な何か、令和6年度で報告がなかったということであれば、短く報告することがあったら何ですかね。

塚本都市基盤部都市計画課長

 昨年度、令和6年度の中では、やはり中野区ならではの景観をしっかり考えていくというところが大きなテーマでして、中野区がほかの地区と違う点、そういったところを集中して洗い出したといいますか、中野区が誇れるような景観、そういったものを整理してきたというところでございます。簡単でございますが。

吉田康一郎委員

 どれくらい関連するか分からないんですけど、私も景観はいろいろ関心があるとか、環境資源に関心があるということもあって、区に対して初めて、中野区内にどんな池があるのかとか、こんなことも調べていただいて、要求資料で出していただいて、その調べた結果が、区は池の名前が分かっていなかったけど、民間の方のホームページを見ると、この池はちゃんとこういう名前があったとか、こういうことが分かったとか、こんなやり取りも建設委員会とかいろいろなところでやり取りさせていただいているんですけど、そういうことも含めてこの景観計画を策定していく中では、いろいろ盛り込まれていくんでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 いわゆる自然環境についての景観としてのアプローチというところにつきましても、どのような形がいいのか、いわゆる環境基本計画ですとか、そういったところでも環境について区の考え方を示してございますので、景観の考え方の中でも改めて言うべきなのか、そういったところの整理も実はまだこれからというところでございますので、先ほどあったように、庁内、様々な政策をしっかり整理しながら今後検討する必要があるかなというふうに考えてございます。

吉田康一郎委員

 最後にしますけど、議会にはいつごろ何かのアウトプットが示されるような見通しなんですか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 いわゆる景観そのものなのか、先ほど来申し上げているようなほかの政策との関連の中で、例えば景観のアプローチはこうであるべきだとか、そういった示し方も一定あるのかなというふうに考えてございますので、ちょっといつというのは今の時点では申し上げにくいところなんですけれども、何らか皆様には御報告をしたいというふうに考えてございます。

吉田康一郎委員

 いつ頃というのは何かありますかね。

塚本都市基盤部都市計画課長

 年度内には何らか、ちょっと繰り返しになっちゃいますけど、景観そのものというよりは区の政策そのものの中で、景観の関わり方とか、そういったところもお示しできればなというふうに考えているところでございます。

加藤たくま主査

 休憩していいですか。

 

(午後1時36分)

 

加藤たくま主査

 再開します。

 

(午後1時37分)

 

 ほかよろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 それでは、進行いたします。

 続きまして、決算説明書390ページから391ページ、事務事業5、都市施設について、質疑はありませんか。

斉藤ゆり委員

 未着手都市計画道路の検討業務委託等のところです。こちら、私の地元でもあります上鷺宮の区境のところ、補助第215号線の話だと思うんですが、東京都の第四次事業計画が見直しになっております。その中で、令和6年度、区としてどのような検討をなさったのか教えてください。

塚本都市基盤部都市計画課長

 補助第215号線でございます。こちらにつきましては、令和6年度の検討の中で見直し候補路線に位置付けられているところでございますので、今後、都市計画路線の廃止、それについての妥当性について、地域側の視点から改めて様々なデータを基に検証を行ったところでございます。

 併せて補助第215号線の周辺には、都市計画上の土地区画整理事業を施行すべき区域という設定もございます。今回、東京都とのやり取りの中で、都市計画路線の廃止とともに、それに関連する都市計画についても改めて整理が必要だということもございましたので、整理すべき区域の網かけの在り方についても併せて検討を行ったところでございます。

斉藤ゆり委員

 東京都と様々調整ということは分かるんです。言葉は分かるんですけど、結局、そこにかかっている土地区画整理事業を施行すべき区域となっている中で、その道路とそれがどういう関係性があって、その中で東京都とどういうふうに調整をしなきゃいけないかのところをもう少し分かりやすく教えてください。

塚本都市基盤部都市計画課長

 まず補助第215号線、廃止をすることによって、現道がない区間も長くございますので、それに対するインパクトといいますか、地域に対する影響というものが一定程度あるだろうと。そうした中で、当初より設定されていた土地区画整理事業を施行すべき区域との関連、要は補助第215号線を廃止することでそっちの整理すべき区域の立ち位置も変わってくるのではないかといった懸念が東京都のほうともある中で、そこをしっかり整理をしなさいというやり取りがあったというところでございます。

斉藤ゆり委員

 つまり、突然引かれていたこの道路を、ちょっと語弊がありますけど、必要ないからやめるのもありだよねというところは、一旦、判断ができるけれども、実はそこの道というのが、そこの区域の中で土地区画整理事業のところの中に入っているから、その位置付けを区として整理しなさいということなんですよね。ということは、これは区がやっぱり主体となってまちづくりを考えていく上でやらなければならないことで、それを東京都から指示されているというか、そういう関係性になるんでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 都から指示されてというか、地域に対する御説明ですとか、都市計画ですので、いわゆる土地財産にも影響が大きいところでございますので、東京都との協議の中でそういったところは慎重にしっかりと確認をしていこうというところで進めているところでございます。

斉藤ゆり委員

 なかなかまちづくりに関することなので御発言しにくいと思うんですけれども、今のところ、そこを、土地区画整理事業を強力に地元としても特に目立った動きはないですし、区としてもそこのところの土地区画整理事業をやるかどうかに関しては慎重に考えていかなきゃならないので、時間がかかっているという理解でいいですか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 時間がかかっているというのはそういったところでございまして、やはり都市計画の位置付けや網かけというのは、どうしても慎重に行っていかなければならないというところでございます。

斉藤ゆり委員

 なかなかちょっと何か挟まったような言い方になってしまうのは一定仕方がないんですけれども、地元としては早くにすっきりさせていただきたいなという思いはあります。

 そして、その次のコンパクトなまちづくり推進協議会参加負担金なんですけれども、これは以前の会議録を見ますと、まちづくり交付金を使う自治体は参加するものというふうになっているんですけれども、中野区においてコンパクトなまちづくりに関して、今、この令和6年度としてどのようなお考えがあるのか教えてください。

塚本都市基盤部都市計画課長

 コンパクトなまちづくり推進でございますが、中野区は都心というか一定程度コンパクトなまちづくりが出来上がっているのかなというところはあるかと思います。より一層、効率的な都市基盤の在り方というところは引き続き、この協議会の中から情報等もいただきながら、この考え方も参考にしながら検討を進めている、そういった状況でございます。

斉藤ゆり委員

 ということで、このコンパクトなまちづくりに関して、中野区としては何かそれに向けて取り組む状態ではないということは今伺ったんですけれども、だったら少し国のほうにも何か意見を申し上げるとか、ちょっとちらっとおっしゃっていましたけれども、何かメリットがあるのならいいんですけれども、その辺り、何か国との意見交換というようなことというのは考えていたり、実行されたりしていることはあるんでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 メリットといいますか、一つきっかけとしては、補助金等が獲得しやすい、こういったコンパクトなまちづくりは、まちづくり交付金事業を受けるに際しての一つ大きなメリットだったのかなというふうに捉えています。今後も様々、区としてはこのコンパクトなまちづくりの理念に沿ったまちづくりというものは進めていくかと思いますので、都度都度、国とも意見交換はやっていきたいというふうに考えてございます。

井関源二委員

 中野区バリアフリー基本構想改定業務委託等、1,153万8,200円、これ、どういった事業なのか教えていただけますでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 中野区バリアフリー基本構想というものがございまして、この委託につきましては、その構想が今回、改定時期を迎えてございますので、令和6年度、令和7年度、2か年かけて改定作業を進めてございます。それに改定の素案づくりですとかデータ収集ですとか、そういったところを業務委託として出している、そういったところでございます。

井関源二委員

 例えば新庁舎1階、点字ブロックが黄色じゃなくてシルバーになっていて、しかも柱で止まるというね。エレベーターのほうまで行かないで。ちょっとこれはバリアフリーではなくて、バリアなんじゃないかな。例えば色がシルバーで、全盲の方はともかく、色弱とか弱視の方は見づらいというお声を頂いております。最近、ちょっとそういうおしゃれな、景観に合ったような色の点字ブロックがはやりつつあるんですが、やはりここは黄色とかのほうが分かりやすいんじゃないかと。今回、改定に当たってはそういったお考えというのは入っているんでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 今、委員ご紹介あったような事例も含めて、改定協議会というものを組織してございますので、その中には実際に当事者の方にもお越しいただいて、今まさに出たような御意見も頂戴しました。そういった御意見を反映して、今回の構想改定には臨んでいきたいというふうに考えてございます。

井関源二委員

 あと、吉田委員が結構よくおっしゃっているんですが、歩道がわざわざ上がっているんですよね。段差をつくっているわけなんですけど、車椅子の方とか、やはりそこは非常にバリアになっているというところがございまして、あと車椅子の方は斜めの歩道というのが非常になかなか体力的に困難だというようなお声を頂戴いたしておりまして、やはり水はけの面とか、どうしようもないところはあるかと思いますが、なるべく歩道は車道とか信号のところと段差がなく、フラットなほうがいいんじゃないかと私は思うわけでして、恐らく車椅子ユーザーの方もそういうふうに思っているかと思いますが、そういった考え方というのはありますでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 歩道の段差解消、斜めの状態を解消して極力フラットにしていくといった考え方も、この基本構想の中では示しているところでございます。

吉田康一郎委員

 ちょっと関連して、この基本構想自身は、令和7年10月ぐらいに素案が出ているということだと思うんですけど、これの関連で移動円滑化推進方針というのがあるじゃないですか。これの取組状況も併せて今、御紹介いただけますか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 今回、改定の中で移動等円滑化促進方針、そういったことを新たに位置付けるものでございます。簡単にご紹介しますと、区内においてバリアフリーを進めるべき地区において、どういったバリアフリー化を進めていくべきかということを方針で定めるものでございます。これにつきましては、今回、今定例会の常任委員会におきまして改めて御報告をさせていただこうと考えてございますので……(「ここでね」と呼ぶ者あり)はい、建設委員会で。(「いつなのか」と呼ぶ者あり)今回の、来週。そこでまた改めて御説明できればというふうに考えてございます。

いさ哲郎委員

 2点です。まず未着手都市計画道路の検討業務委託等についてなんですけれども、東京都の都市整備局が2019年に方針を策定していますよね。都市計画道路の在り方についての基本方針。この中で見直しもやるんだということで、そういう議論が始まっているということなんですけれども、中野区においても見直しというのを実際にやっているんだと思うんですけど、その場合、どういう議論だったり基準でやっているのかというのは分かりますか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 見直し候補路線、補助第215号線に関しましては、大きなところはネットワーク、車の交通量等を調査した上で、ネットワーク上、それがあるなしでどれくらい影響の差があるか、そういったところ、そのほかに例えば防災性、いわゆる避難路の形ですとか、あと延焼遮断帯形成に資するのかどうか、そういったところ、あとはにぎわい創出、そういった観点から、それが果たして都市計画道路としてこのまま残しておくべきなのか、線だけでも残しておくべきなのかどうかというところで、一度、東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)の中で見直しすべきだということで示されてございます。今回、令和6年度においては改めて交通量調査等々を行いながら、その妥当性についてしっかり確認をした、そういった状況でございます。

いさ哲郎委員

 という議論はされているんだと思うんですけど、ただ、都市計画決定されている道路は区内にほかにも箇所があって、そういう場所についても本当に拡幅が必要なのかというところの議論ってどれぐらいされているのかというのは、ちょっとやっぱり見えていないなというのが正直なところでして、それはぜひ何らか議会なりのところで明らかにしてほしいなという、これは要望にしておくんですけれども。

 都市計画決定自身が60年ぐらい前のものであって、当時住んでいた人たちの合意が今の世の中でそのまま通用するのかというのは、ずっとこの間、言われていることではあると思うんですよ。今現在の中野区の在り方であったり交通の在り方であるところも踏まえてそういう検討がされているのかなというところも気になっているところです。もっと踏み込んで言っちゃうと、道路を造ればそれだけニーズが生まれて、交通の流入を生むと思うんです。中野区内で言うと、かなりあちこち厳しいから拡幅しなきゃいけないのかなと思いつつも、これで車が増えたら本当に区内どうなっちゃうんだろうなと、住民としてはそういう気持ちもあって、正直言えば、ちょっともうキャパシティーオーバーになっている面がないかなと。これ以上、何か車の流入を増やしていくような方向で物事を考えていいのかというところは、この議論の中でされているのか、ちょっとやっぱり分からないなというところです。これも要望にしますね。答えにくいですしね。とてもこれは見えにくいので、どんな議論がされてそうなっているのかは明らかにしてほしいという要望にしておきます。

 それでもう一つあるんです。同じ場所のバリアフリー基本構想改定業務委託等、令和6年度のところでは改定に向けて協議会をやっていますよね。第1回、第2回、この年度でやっています。それを見たんですけれども、第2回のところで、新井天神通りで段差の解消等というのが報告されているんです。この段差の解消の話って、僕、中野駅の南口の広場を新しくしていく、あの話の中で何度か聞いているんですね。車椅子ユーザーの方から、今、段差が多いということで、この際、この南口を新しくする中で何とかならないかというようなことを聞いているんですけれども、そのやり取りの中で、過去に段差については歩車分離の考え方もあって残すんだというようなことを言われたというのが覚えているんですね。でも、この新井天神通りでは段差の解消をしているというところで、今聞きたいのは、この場所では段差の解消が必要だと。この場所では段差は残すんだというようなことで、どのような議論、どのような判断でそれをしているのか、ちょっと言えるところまでで結構ですのでお願いします。

塚本都市基盤部都市計画課長

 まずバリアフリーの考え方としましては、歩道の段差解消というものは基本的に推進をしていきたいという考え方を持ってございます。ただ、今、お話にあったように、部分部分、場所場所によっては、道路の構造上ですとか事情もあろうかと思いますので、全て段差解消できれば一番いいんですけれども、実際には個別の部分もちょっと出るのはあるのかなというところでございます。

いさ哲郎委員

 この段差の話は、議場でやったのか委員会でやったのか覚えていないんですけど、例えば高知県のどこかの都市で、まち全体のまちづくりの中で段差をなくしていくという基本的な考え方を進めているところがあるじゃないかというようなこともそのときにお伝えしながら、何で中野駅、人の多いところでやらないんだということを言っていたと思うんですよ。今も結局、それがどうなっているのかなというと、この協議会の中のやり取りを見ていてもちょっと見えにくいなと思っていて、以前に歩車分離だと言われたときには、視覚障害者の方にとっては段差が必要で、車椅子ユーザーにとっては要らないと、障害者団体でも思っているところが違うようなお話を聞いているのですが、協議会の中でそのやり取りをしているようには読み取れなかったんですね。つまり、どうあるべきかという大事なところがこの協議会で議論されているのか、もしくは庁内でどんな議論をしたのかというのが分かれば教えてください。

塚本都市基盤部都市計画課長

 協議会の中においては、先ほどの事例のような、必要に応じて段差をあえて残すところがあるというところは、そもそも議題としては取り上げてはございません。あくまでもバリアフリーの基本的な考え方としては段差解消ですよというところで、皆様からも段差解消すべきだという御意見、そういった議論というか意見のやり取りがあったというところで考えてございます。

いさ哲郎委員

 ということで、過去のやり取りと何となくちょっとかみ合っていないような印象もあるんですけど、今のこの所管のところでやっているのは、結局、その結果を受けてハードウェアの整備というところになっているので、本来であれば、もうちょっと別のところで議論をしているところが下りてきているんだと思うので、ここでこれ以上、そういう話をしていてもちょっと道は開けないのかなと思うんですけれど、この分科会ではこういうふうにしか聞けませんので、この聞き方をしているところです。バリアフリーの在り方というのが、実際のこの施策、その中でもとりわけハードウェアの部分にどうやって落とし込まれているのかというのはとても気になるので、別の機会で質疑をしたいと思います。

 ちなみに、この令和6年度では区民アンケートをやっていますよね。この年度ですよね。そのアンケートの結果というのはどこかで公開されているのでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 アンケートの結果につきましては、協議会の中で御報告をした上で、ホームページ等にも公開をしていく、そういった形となってございます。

いさ哲郎委員

 これから公開予定ということですか。公開する方向で定まっているということでしょうか。であれば、時期が分かれば教えてほしいんですが。

塚本都市基盤部都市計画課長

 タイミングについては、ちょっと今、あれなんですが、第4回の協議会を開催いたしますので、その上で資料の中でそこはお示しをして、ホームページのほうには確実に公表はさせていただきます。

吉田康一郎委員

 段差の解消となると、ちょっと私も黙っていられないんですが、今、他の議員の質疑の中で、ちょっと気になる区の認識についての疑問が呈されたので、確認で私からもお聞きをします。今、区の立場としては、とにかくバリアフリーというのは解消するんだと。歩車分離というのは段差解消を阻害する理由にはならない、こういう認識でよろしいですか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 歩車分離という考え方が、そのとき、どういう流れで御答弁したのかも分からないのであれなんですが、まずバリアフリーの中では段差を解消していく、これは大きな一つの軸として、区の考え方として示していきたいというふうに考えてございます。

吉田康一郎委員

 これは視覚障害者とか障害者の中でもいろいろな要望があるんですけど、まず視覚障害者が求めている段差などというのは、1.5センチぐらいの差にすぎなくて、それ以上の段差というのは求めていないと。あるいは段差がなくても歩車分離が分かるような、例えば縁石にブツブツとかあるとか、要するに把握できるものがあれば、それが高低差ではなくても、とにかく車道と歩道の区別が視覚障害者にとって理解できれば、把握できればいいんだと、こういう理解でよろしいですか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 そういった形で施工が可能な場所であれば、極力段差をなくすという方向性で整備は進めていければなというふうに考えてございます。

吉田康一郎委員

 これは個別の事情によって段差を残さなきゃいけないなどということはなくて、将来的に解消しなければいけないけれども、予算の都合とかいろんなことがあって、残ることもあるかもしれないけど、基本的には段差を解消するという方針には変化はないというふうに理解してよろしいんですか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 段差を解消するというのは基本的な理念としてまず大きく持ってございますので、様々な事情がある中ではございますが、可能なところから進めていきたいというふうに考えてございます。

吉田康一郎委員

 可能なところから進めるけれども、最終的には全て歩道と車道の少なくとも1.5センチ以上の段差というのはなくしていく方向で事業は進めていくんだという理解でよろしいでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 考え方としてはそのとおりでございます。

加藤たくま主査

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 なければ、進行いたします。

 続いて2目道路管理費、決算説明書390ページから393ページ、事務事業1、土木事業調整について質疑はありませんか。

斉藤ゆり委員

 水害等対策のところで、土のうのところを伺います。今、区内全体でどのぐらいの袋があって、決算額に載っているということは更新されているということだと思うんですけれども、それが何袋なのか教えてください。

長沼都市基盤部道路管理課長

 土のうにつきましては、年間を通して常時配備している箇所が27か所ありまして、そちらのほうに1万2,660袋、さらに5月下旬から11月末までの出水期につきましてはさらに8か所増やしまして、620袋を配置しておりますので、合計で35か所、1万3,280袋が配備されているというものになっております。土のう配備委託というところで計上しておりますが、新規での作成については令和6年度2,030袋ということになっております。

斉藤ゆり委員

 恐らく川があふれた事案はなかったと思うんですけれども、それが更新されているというのはどうしてでしょう。

長沼都市基盤部道路管理課長

 こちらにつきましては、河川の溢水に限らず降雨による水害を防止するために使っているものでありまして、また、降雨に備えまして、事前の準備もお願いしているところでありますので、そういったところで使用されていると理解しております。

斉藤ゆり委員

 見かけると、ちょっと袋が破れたりとかもしているので、そういうものの更新もあるのかなというふうには思います。そこでお伺いなんですけど、御質問もあったんですけれども、今のところ使われる方が持っていき、その処分もお願いをしているというところなんですけれども、何らかの支援をしてもいいのかなとか、在り方を考えられてもいいのかなということは思っているのですけれども、今のところのお考えはありますか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 土のうに関しましては、基本的に区民の方に差し上げているものですので、処分につきましても区民の方にお願いしているところではございますが、高齢者であるとか、持ち運び等、なかなか難しいという御事情がある方につきましては、処分につきましても区のほうで相談を受け付けているところでございます。

斉藤ゆり委員

 あと災害時なんですけれども、本当にお水があふれているような、そうなるとこちらの所管ではないのかもしれないのですけれども、一応この袋を作ってくださっている、協定を結んだりしている事業者が、災害時、どういうふうな行動を取るかというようなことを道路管理課として事前に打合せをしたりというようなことはなさっているんでしょうか。それとも防災危機管理課のほうになるんでしょうか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 実際の災害時につきましての防災という点になりますと、所管外にはなってきてしまうのですけれども、土のうというところで申しますと、でき得る限り、土のうにつきましては、御希望がある方につきましては御自宅のほうにお届けするということもしておりますので、当日であっても、職員また土のうのこういった委託先、こちらのほうでも可能な限りは対応させていただけるようにはしているところでございます。

斉藤ゆり委員

 作っていらっしゃる事業者とのやり取りのことなんですけれども、防災危機管理課のほうにも要望していきたいと思いますけれども、災害時に至るまでの、ここで土のうの数がよいのかとか、本当にあったときにどういう動きをしたらよいのかとか、そういうことについてはぜひ連携して取り組んでいただきたいと思いますので、要望しておきます。

吉田康一郎委員

 土のうというのは、何製なんですかね。

長沼都市基盤部道路管理課長

 こちらにつきましては、土のうの袋の中に、水がせき止められるように川砂を入れているという袋になっております。

吉田康一郎委員

 質問は、土のうを水害なんかのときに使うじゃないですか。水害が何とか収まって、土のうが残って、捨てなきゃいけないわけですよね。御高齢者は中野区が面倒を見てくれるかもしれないけど、そうじゃなくてという場合は御自宅とかで土のうを処分しなきゃいけないと。砂はどこで廃棄していいのかとか、中の砂を取った土のうは普通に家庭ごみで出していいのかとか、その辺を聞いているんです。

長沼都市基盤部道路管理課長

 土のうにつきましては、一度だけの使用ではなくて、乾かしていただいて繰り返して使えるものになっておりますので、基本的には繰り返して使っていただくことをお願いしているところでございます。一般の家庭ごみとして出せるものではございませんので、廃棄につきまして分からない場合につきましては、区のほうでも相談を受け付けているところでございます。

吉田康一郎委員

 今、説明してください。

加藤たくま主査

 答弁保留になっちゃいますか。すぐ出ますか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 答弁保留でよろしいですか。

加藤たくま主査

 答弁保留させていただきます。

山本たかし委員

 関連して土のうからお伺いしたいんですけど、この間の7月の豪雨で、大久保通りのとある事業者が、1階の店舗の方が、外に置いてあった室外機が水であふれて厳しいことになったんですけれども、要はあの辺が毎回、排水力がなかなか追いつかないというのはこれまでもいろいろ議論が出ていたかと思うんですけれども、何年か前かに私も質問させていただきまして、要は大和町一丁目の大和陸橋のところに私は住んでおりまして、そこが防災ハザードマップ上、黄色のところなんですよね。大体そういうところが浸水されるというところで、その方々に向けて、水で膨らむ土のう袋の補助をしてはいかがかという質問をさせていただいて、なかなかその答弁は厳しかったんですけれども、そこからまた数年、ゲリラ豪雨とか浸水害を経て、これまでの議論を通して改めて伺いたいんですけど、水で膨らむ土のうの補助ということではなくても、この浸水エリアの黄色にかかっていらっしゃる、ちょっと危険度の高いところのお宅に関しては、水害のハザードマップと合わせて、土のうをここに配備していますよというようなものをお配りしてはいかがかなと思うんですよ。要は知らない方も結構いらっしゃって、その点については周知等を含めてもう一度考えていただくことができないかと思っているんですが、どうでしょうか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 土のうにつきましては、今現在、ホームページ等で周知はしているところではございますが、今後、例えばLINEなどを活用したりとかして、より区民の皆様に知っていただける効果的な広報については検討してまいりたいと思っております。

山本たかし委員

 よろしくお願いいたします。やっぱり店舗の方とか、家は居住地域も違うし、土のうってなかなか身近じゃないものだったりもするので、ぜひそういった点もアピールしてPRをお願いしたいと思っております。

 それで、事業メニュー2の橋梁拡幅のところで、妙正寺川の双鷺橋の拡幅、4メーターから8メーターということなんですけれども、不用額が1,074万円余ついているんですけれども、これはどういったことでこうなっていらっしゃるんでしょうか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 橋梁拡幅整備負担金なんですけれども、令和6年度予算を積算する時点ではまだ東京都のほうでこちらの整備事業の設計中というところで、まだ事業費が未確定でおりました。そのため都のほうで工事実績のあった同規格の橋梁を参考に事業費を算出し、予算化を行ったものでございます。実際に設計が完了しまして、改めて工事費を積算した結果、想定していた事業費に達しなかったということでこちらの残額となっているところでございます。

山本たかし委員

 これまでと似たような案件で積算されたんだけれども、低かったというのは、物価高騰がある中でなかなか考えにくいなと思ったんですけど、それは何かより詳しく説明できることってありますか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 工事費に関することなので、詳細については区のほうでは分かりかねるところではありますが、同規格とありましても、橋梁によっても様々ございますので、そういったところで工事を積算した金額よりも変わったのではないかというところで思っております。

山本たかし委員

 分かりました。今回は設計で改めて見直したので、令和7年度、令和8年度、令和9年度は、こうした不用額は出ないという見込みでよろしいですか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 まだ年度途中ではございますが、大きなこういった差額は出ないというふうに想定しております。

山本たかし委員

 最後、ちょっと1点お伺いしたいんですけど、神田川の寿橋と富士見橋のところも、東京都の拡幅で事業化されるということを聞きまして、9月半ば、今月半ばに説明会もあったようなんですけれども、ちょっと近隣の方への影響も大きいのかなと思いましたので、東京都に適切に情報提供をしていただくように働きかけて、どういう連携体制になっていらっしゃるんですかね。もう既に知っていらっしゃって、区民なりそういったところに共有もこれからされていけるような感じなんでしょうか。ちょっと体制を教えてください。

長沼都市基盤部道路管理課長

 都のほうで河川の事業を実施する場合、通常、区民の方に説明会等を行っているところなんですけれども、そちらについては区のほうで都から連絡を受けておりまして、区のほうからは適切に区民の方々への周知についてはお願いをしているところでございます。

山本たかし委員

 東京都からも適切に情報を頂いているけれども、区としてもまなざしを向けてもらいたいんですけど、大丈夫ですか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 河川に関することにつきましても、区のほうでも当然のことながら東京都のほうと連携しながら関心を持って進めていきたいというふうに思っております。

吉田康一郎委員

 双鷺橋の事業で確認です。この事業は平成17年9月4日の妙正寺川の氾濫に伴う激甚対策の特別事業の一環として進めているものという理解でよろしいですかね。

長沼都市基盤部道路管理課長

 こちらにつきましても、河川の改修に伴った架け替えというところで理解しております。

吉田康一郎委員

 これ、75ミリ対応ということでしたっけ。

長沼都市基盤部道路管理課長

 河川改修につきましては、まず50ミリの対応で改修を進めていると聞いているところです。

吉田康一郎委員

 大丈夫ですか。本当ですか。75ミリじゃなくて50ミリ対応でやっている、今。ちょっともう一回確認して、ちょっと心配なんですけど。過去の記憶と違うんだけどな。

加藤たくま主査

 休憩します。

 

(午後2時17分)

 

加藤たくま主査

 再開します。

 

(午後2時20分)

 

長沼都市基盤部道路管理課長

 河川の対策量としては50ミリということを聞いておりまして、その他、調整水系等を含めて75ミリの対応ということで、東京都のほうからは聞いていると記憶しております。

吉田康一郎委員

 分かりました。その対応で工事を進めているんですけれども、その後、令和7年になりますけど、この間は大きな雨が降りましたが、令和6年の間も含めて75ミリ以上の1時間の降水量の雨というのは、もう何回も中野区内に降っているということは事実としてあるように認識しているんですけど、その点はいかがですか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 降雨量につきましては詳細に記録しているところではございませんが、この数年来の中でそういった降雨状況のときもあったのではないかとは記憶はしております。

吉田康一郎委員

 私の記憶でも112ミリとか、そういう雨が観測されているというふうに記憶しているんですが、この75ミリ対応の後の対応について、これは決算特別委員会なので細かくは聞きませんけど、方針だけちょっと、どういう今後の対応方針の中でこれは位置付けられているのかだけを御説明いただけますかね。

長沼都市基盤部道路管理課長

 河川の改修事業ですので、所管は東京都のほうにはなっていくものではございますが、区のほうとしても河川改修については適切に進めていただけるよう、東京都のほうと協力して進めていきたいと思っております。

小林ぜんいち委員

 水害対策も含めていいんですかね。先ほどもありましたので、簡単に聞きます。大久保通りの冠水というのがありましたけれども、基本的には都道です。一本離れて区道もあります。この10年間で公園敷地内に貯留槽を設けたり、それからあと、東京都のほうで桃園川については進めています。そうした中で、この数年間は対策として床上浸水ということはなかったんですけれども、今年の大雨で床上浸水もありました。中には地下のピットの中にも大分たまってしまったり、店舗においては屋外に置いてあったアイスクリームの冷蔵庫が浸水をして使えなくなってしまったとか、それからあと、区道のほうの排水溝も、落ち葉も含めてですけれども、塞がれてしまって、排水能力が非常に落ちたということがあります。大久保通り沿いについては、桃園区民活動センターの辺から中央五丁目に至る辺、中野三丁目に至る辺、つまり中野南口五差路が高くなっているので、その両脇が、東西が低くなっています。ハザードマップ上でもそういう地域ということはもちろん明示されています。ということで、そういうことに関わる区の河川対策、水害対策というのは、具体的に進めているんでしょうか。というのは、水害、雪害対策用消耗品購入というのがあるので、これは決して消耗品ではないんですけれども、中野区の計画として何かそういう対策を設けているのか、設けるのか。一部区道については、側溝を新たに設けてもらったり、グレーチングを切っていただいて、道路に対して直角に水がせき止められるように、そこから下に流れていかないようにというようなことを確認してもらったこともあります。平行のL型だけだと、そのまま川になっていくだけなので。というようなこともあって、そういう対策を、都で行っている貯水的な、また桃園第二幹線的なことではない、区の水害対策、水害河川対策というのかな、というのはあるんでしょうか。計画を含めて。

長沼都市基盤部道路管理課長

 今回のこの水害、雪害対策用消耗品購入につきましては、塩化カルシウムの購入であるとか、土のう用のストッカー用のカバーの購入であるとか、そういったものの購入費用となっております。区民の方には土のうを配布しているというところで、当日というところであると、なかなか区民の方も取りに行かれるということが難しいことだとは思っておりますので、事前の準備につきまして引き続き周知をしていきたいというふうに思っております。

小林ぜんいち委員

 ちょっとごめんなさいね。私が余計なことを言ったので、主たる質問の答えが今いただけなかったので、水害、雪害対策用の消耗品というのもあるのでと言っちゃったのがいけなかったんですけれども、そうじゃなくて、主の質問は、水害対策の河川対策があるんでしょうかということです。要するに、あふれてしまうような水路があるじゃないですか。河川があるじゃないですか。そういうことに対して、道路管理課になるのか、道路建設課になるのか、ごめんなさい、ちょっと分からないんですけれども、水害が起こってしまう、道路が冠水してしまう。都道については都がやるしかないので、桃園第二幹線だとか、当然、貯留槽を設けたり、かえで公園の地下に設けるとか、運動公園の地下に設けるとかということは既に行いました。だけど、まだあふれてしまって、大久保通りでは中央二丁目で、中野一丁目で、床上浸水がありました。道路が冠水して、道路が低くなっていますからね。昔、歩道がなかったのと、歩道を設けたりしたので、まだ止まっているんだけれども、でもそれを乗り越えて床上浸水がありました。道路が低くなっているところは、特にそういうところがあります。自然災害になるじゃないですか。そのお宅の、半地下にして入ってくるというのは、自分のうちの住宅構造になりますけど、道路構造だとか自然環境からなるものは区の範囲になってくるじゃないですか。区道であったりすれば。というところに水が出る、排水されないということの根本的な対策はあるんでしょうかというのが、道路建設課なのか、道路管理課なのか分からないんですけども、あるんでしょうかというところで。

髙田都市基盤部道路建設課長

 具体的に陳情とかで雨水ますを増やしてほしいとか、そういった陳情は実際受けております。ただ、やみくもに増やしても、そもそも下水のほうで、あれだけの短期間に雨が降ってしまうと、下水のほうでもう流れていかないという形で、逆にオーバーフローで戻ってきてしまうところもありますので、そういったところも、現状、陳情で来られた方とお話し合いをしながら対応しているような、水たまりができるとかそういったことに関しては、勾配をちょっと変えてみたりとか、L型の設置位置をちょっと工夫してみたりとかというところはやっておりますが、特に計画を持ってやっていることではありません。

小林ぜんいち委員

 分かりました。水害対策というところで聞いたつもりだったんですけれども、建設的なことにも関わるということで、道路建設課のほうで答えていただきましたけれども、今後についてはそういう様々な対応も東京都もされていたり、区でもされているということでありますけれども、今の御答弁にありましたけれども、部分的に、また被害に遭われるような地域については個別に対応ということで、それはそれで分かるんですけれども、長期的な展望も少し持ちながら水害対策というのを行っていっていただきたいなと、これは要望しておくしかないので、答弁を聞いて、経緯、経過が分かりましたので、要望をしておきます。

 水害対策ということで、道路管理ということで、水害に実際遭われる方もいらっしゃるので、まだ今現在もね。半地下だとか、玄関が道路よりも何段か低いというのは、それはもうそのお宅の構造によったり、雨がそこに入ってくるというのはそのお宅の構造だったりして、それは土のうで防いだりとか、ひさしを設けるとか、そういったことでできるとは思うんですけれども、道路、それからまちの構造によって、そういう水害が起こるということは、またそれとは違うとは思うので、被害に遭われることでは両方とも大変なことではあるんですけれども、自然環境などによって受けられるものについては、少し計画を持っていっていただきたいなというふうに思います。要望にしておきます。

吉田康一郎委員

 今の小林委員の御質問は大変重要なことを聞いていて、要するに河川の氾濫であると、河川の管理だから東京都ですと。下水道などの内水氾濫だと、これも下水道が東京都ですとなっちゃって、しかし区道の下の下水道とか、あるいは市道の下の下水道とか、都が所管していないものについては区も一定の責任がある、こういう理解をしてまずはよろしいですか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 下水道管につきましては、区道の中に入っている下水道管につきましても、下水道局が管理しているものになっております。

吉田康一郎委員

 基本的にはそうだけど、例えば私道から区に移管しているようなもので、まだ都への移管ができていないものというのはないんですか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 委員おっしゃるとおりで、一部、区のほうで管理している下水道管というのもございます。

吉田康一郎委員

 そういうことも含めて、下水道とか道路管理という観点で、やっぱり区も一定の責任はあると思うんですけれども、あるいは下水道がなくても、今、小林委員が御指摘になった区道自身の排水機能というものがオーバーフローしているような状況が、昨今の集中豪雨、ゲリラ豪雨が激甚化すると、これまで起きなかったような溢水というのが起き始めているわけですね。ということについて、これはハードで処理する部分と、ソフトな対応と、両方必要な状況なんですけど、区の所管としては、防災危機管理課が担当なのか、都市基盤部で所管しているのか、ここ、どういう整理されているのか、ちょっと部長、お答えいただけますか。

松前都市基盤部長

 それぞれの所管として、都市基盤部でいえば道路管理課、連動して道路建設課においても、そういった道路の浸水に対しての適正な貯水量というか、そういうものの整備は進めているところでございます。また区有施設において、それぞれの施設が持つべき浸透ますの整備であったり、そういったものも目標を定めて、それに向けて整備をしているというところです。そうやって地道なというか、コツコツと進めていくことと合わせて、まちづくりのほうについてもなかなか水害に直結というところの言い方では難しいんですけれども、当然、全般に防災に強いまちづくりというところは、各エリアにふさわしいまちづくりとして進めているところであります。

 やっぱり水害対策、各方面に当然いろんな影響が及ぶところでございますので、基盤の整備とまちづくりと、それと防災危機管理課、こういったところと連携しながら、最も効果的な区民への働きかけ、また基盤の整備、まちづくり、そういったものを一体連携して取り組んでいくことが重要であると考えています。さらに言えば、東京都との動きについてもどうなっているのかといったところの連携、情報交換、こういったところは密接にして取り組んでまいりたいと思っております。

吉田康一郎委員

 今の御答弁で、まちづくり担当部としても、この問題は自分の所管の問題として取り組んでいくということでよろしいんですよね。

松前都市基盤部長

 まちづくりの視点からもそういった災害対策、防災対策、必要なこととして捉えて、それぞれの所管の事業の中でしっかり取り組んでいくべきと思っております。

いさ哲郎委員

 僕も土のうのことでお聞きをしたかったんですけど、聞きたかったのは、捨て方が区民の方にどうやって知らされているのかということなんです。なので、一部、ほかの委員の質疑したことと関わるんですけれども、区民に捨ててくださいと言われても、捨て方が分からないということであるとどうしようもないので、どのように告知がされているか。もしかしたらちょっと所管が違ってきちゃうのかもしれないんですが、答えられなければそれはいいんですけれども、いかがでしょう。

長沼都市基盤部道路管理課長

 土のうにつきましては、御本人で処分していただくというところをお願いしているところではございます。ただ、こちらにつきましては通常のごみの収集では廃棄ができないので、分からない場合につきましては区のほうで御相談をというところでお願いをしているところでございまして、こういったことで事業者のほうで廃棄を依頼してほしいということで御紹介をさせていただいているところでございます。

いさ哲郎委員

 じゃあ、要望にしておきます。聞いてくださいではなく、ぜひ区民と、あと町会、防災会ぐらいには、こうやって捨てるんだというのを知らせてほしいんです。今、パッと出てこなくてもちょっと調べていただいて、告知ができるようにぜひ要望します。

 もう一つ、こっちが聞きたかったんですけど、河川情報システム通信機器及び雨量計移設業務委託、これは何をしているんでしょうか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 こちらにつきましては、庁舎移転に伴いまして、旧庁舎から新庁舎にこちらの河川のシステムを移設したという費用になっております。

いさ哲郎委員

 それをシステムの事業者にお願いして使えるようにしたと。前年度でケーブルの引込みをやっていて、そこの続きということですか。令和5年度で光ファイバーケーブルの引込み工事をやっていますよね。それ、去年、やり取りしています。

長沼都市基盤部道路管理課長

 こちらにつきましては、桃園川幹線の水位情報の光ファイバーケーブルの引込み工事かと思われます。こちらについては令和5年度に実施しているところでございます。

加藤たくま主査

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 それでは、先ほどの答弁保留のところ、土のう袋の捨て方について、今、答えられますか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 先ほど答弁保留させていただきましたことについてお話しさせていただきます。土のうはどのようにして処理するのかというところなんですけれども、家庭ごみでは出せませんので、処分する際には事業者のほうに依頼して廃棄をしていただくというところになっております。こちらにつきまして、そういった処分の仕方が分からない場合につきましては、区のほうで相談をお受けしておりまして、御紹介させていただいているところでございます。

吉田康一郎委員

 ちょっと驚きなんですけど、事業者が土のうをもらって処分するのは事業ごみでいいんですけど、普通のおうちで水が来ちゃうからといって土のうをもらって、それは家庭ごみじゃないんですか。不思議なんですけど。あと、土と砂はどうすればいいんですかね。

長沼都市基盤部道路管理課長

 ごみの廃棄方法になりますので、詳しくは所管ではございませんが、通常の、例えば家のプランターであるとか少量の土については、一般の家庭ごみとして出せるものと記憶しております。ただ、それがたくさんの量になった場合については、各御家庭のほうで処分をしていただくようになりますので、そういった意味で、土のうについても少し量が多くなってまいりますので、事業者のほうでの処理が必要になってくるかと思っております。

吉田康一郎委員

 防災が最優先で、土のうというのは選択しなきゃいけないんですけど、中野区もゼロエミッションとか環境対応とかそういうこともやっていて、再資源化できるごみとか、適正処理困難物みたいなものをなるべく区民が採用しないで済むようにしなきゃいけないわけですよ。だから、土のうなんかもちゃんとプラスチックなのか何なのか、プラスチックごみで、要するに30センチ以下に梱包すれば粗大ごみじゃなくて出せるとか、そういう配慮があるのかなと思ったら、そもそも関係ないから考えていないみたいな、そういう御答弁に受け止めるんですけど、廃棄まで含めた土のうの区民に配る防災グッズについて、そういう観点は全然ないという理解ですかね。

長沼都市基盤部道路管理課長

 土のうにつきましては、1回の使用で使えなくなるというものではございませんので、基本的には使われて、乾かしていただいて、再度御利用していただくというところのお願いをしているものでございます。

吉田康一郎委員

 聞いているのはそこじゃなくて、廃棄するときのことを聞いているんですよ。

長沼都市基盤部道路管理課長

 基本的にはすぐに捨てるということではなくて、繰り返し御使用いただくことをお願いしているところでございますが、そういった形で捨てるということになった場合につきましては、事業者のほうに引き取っていただくようにお願いしているところでございます。

吉田康一郎委員

 いろんな意味で御質問に答えていただいていなくて、だから、繰り返し使うものでも、鉄のとがったものが流れてきて、使いたかったけど破れちゃって使えなくなるとか、やっぱり損耗ってあるわけですね。だから廃棄のことも考えなきゃいけない。そして、廃棄に当たって、廃棄の容易さ、環境負荷の低さというものを考えた製品を使うことを、区は、区民がそういうふうに行動ができるようにするべきじゃないんですかという御質問で、事業者に頼んでくださいというのは御答弁になっていないんですよ。お答えください。

長沼都市基盤部道路管理課長

 委員御指摘のとおり、廃棄の容易さというところについては大事な視点かと思います。今、配布している土のうに代わるものというところで、選択肢として多くないというところもございまして、なかなか選択はできないところではございますが、そういった視点も含めまして、今後、どういったものを採用したらいいか等々については検討してまいりたいと思います。

井関源二委員

 土のうに関連して私も質問させてください。よほど雑菌とか含まない限り、外の袋は破れても砂は再利用できるかと思うのですが、区はそういった利用方法はやっていないんでしょうか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 土のうの袋に関しましては、そういった区民からの御要望があった場合については、袋につきまして配布しているということも実施しております。

井関源二委員

 それも1点よろしいかと思いますが、例えば事業者でも区でもいいんですが、古い土のうを回収して、またまた再利用するような仕組みはないんでしょうか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 なかなか土のうを保管している状況等も、どういった形で、どういった土のうがどういう状況にあるのかということも確認ができないので、区のほうでは今現在のところは再利用ということはしておりません。

井関源二委員

 これやはり所管は違いますが、ごみゼロ推進とかやっていらっしゃるので、産業廃棄物として埋め立てるよりも砂を再利用した方がよろしいかと思いますので、一つ、古い土のうの砂の再利用というのを御検討いただければと思います。こちら、要望にしておきます。

加藤たくま主査

 休憩していいですか。

 

(午後2時44分)

 

加藤たくま主査

 再開します。

 

(午後2時49分)

 

吉田康一郎委員

 ちょっと休憩中にいろいろ再確認をしていただいて、整理がされたと思うので、質問も事によったら分かりにくかったかもしれませんが、土のう袋が、土が入った状態のものをどうしたらいいですかじゃなくて、土のう袋が破れてしまって、中の土を新しい土のう袋に入れるとか、別のことを考えるとして、中身がなくなった、捨てなきゃいけなくなった土のう袋は、普通に燃えないごみだか燃えるごみだかへの、今、資源プラスチックという出し方もあるから、とにかく家庭ごみで出していいんですかねという御質問に、改めて確認ができた御答弁をお願いします。

長沼都市基盤部道路管理課長

 分かりにくい答弁になってしまいまして、申し訳ございませんでした。土のう袋につきましては、通常の家庭ごみで捨てていただいて大丈夫かと思います。破れてしまったものにつきましては、区のほうで配布もしておりますので、そちらのほうもご利用いただければと思っております。

いさ哲郎委員

 ごめんなさい。大事なところを聞くのを忘れた。さっきの通信機器と雨量計の引っ越しの話なんですけれども、具体的にどのぐらいの機材を何人使って動かしたんでしょうか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 どれぐらいの人工というところでは、そこまでは把握してはいないんですけれども、河川情報システム設備を旧庁舎から新庁舎へ移設することとしておりまして、移設先への配線などを行ったりとか、あとはまた、雨量計のデータ伝送に必要となる屋外観測板を新庁舎屋上に新設することなども含まれているというものになっております。

いさ哲郎委員

 全体の工数がどのぐらいかに関わるんですけど、この264万円というのは妥当なのかなというのがちょっと気になっていて、物が移動するだけなのかと。それで今おっしゃったような、何か屋外に設置するものがあるとしたら、それに何人が何時間動いたのかみたいなことは気になるなと。(「委託だから分からない」と呼ぶ者あり)つまり、金額が合っているのかです、単純に。気になったから聞いているんです。こういうときにお任せにしてしまっているのかどうかも含めて、この場ではいいので、後ほど分かる限り、出せる限りで結構ですので、示していただきたいなと思います。今は答弁、結構です。

加藤たくま主査

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 休憩します。

 

(午後2時53分)

 

加藤たくま主査

 再開します。

 

(午後2時57分)

 

 それでは、今の土木事業調整についてはこれで終わりでよろしいですかね。

 そうしましたら、休憩いたします。

 

(午後2時57分)

 

加藤たくま主査

 それでは、委員会を再開いたします。

 

(午後3時20分)

 

 続きまして、決算説明書392ページから393ページ、事務事業2、道路占用について質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 それでは、進行いたします。

 続きまして、決算説明書392ページから393ページ、事務事業3、道路監察、このうち事業メニュー1、道路監察が建設分科会の分担分です。質疑はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 進行してよろしいですか。

 続きまして、決算説明書392ページから395ページ、事務事業4の道路境界について質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 それでは、進行いたします。

 続いて、3目道路建設費、決算説明書394ページから397ページ、事務事業1、道路維持について御質疑ありませんか。

井関源二委員

 まず雨水枡清掃及び産業廃棄物処理委託、6,500万円というところですね。雨水ますというのは、区が持っているところじゃなくて、民間の方が持っているところも含まれているんでしょうか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 区道上にあるものの雨水ますの清掃になります。

井関源二委員

 これは区道のところということで、河川堆積物除去等、結構お金かかるんだなというふうに拝見したんですけど、大体例年、同じぐらいお金かかっているんでしょうか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 こちらのほうには、令和6年度からライン導水・防水といいまして、L型側溝にスリットを切ってある雨水の排水があると思うんですけれども、そういったところの清掃も令和6年度から始めております。その分が追加になっております。

井関源二委員

 あと、下のほう、空洞復旧工事というところがありまして、道路の空洞って何でしょうか。教えていただけますでしょうか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 道路の路面下に下水道の配管の不具合とか、その他、自然的に発生しているものとか、そういった空洞ができた部分の補修工事をこちらの空洞復旧工事のほうで行っております。

井関源二委員

 埼玉県の大きな陥没事故の例を挙げるまでもなく、今、全国で結構、調布市とか福岡市とかいろいろ陥没がありますけど、中野区は結構そういう空洞というのは見つかるんでしょうか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 上のほうの項目のほうで、道路舗装路面下空洞調査委託のほうで空洞の調査を行っておりますので、そういったところで空洞のほうは一定程度見つかっております。

山本たかし委員

 江古田の森公園河川水流入後清掃委託のところなんですが、2,096万円使われておりまして、これは河川がゲリラ豪雨のように降ったときの清掃だと思うんですけれども、今年度は何回ありましたですかね。

髙田都市基盤部道路建設課長

 令和7年度におきましては2回、今のところ入っているような形でございます。

山本たかし委員

 失礼しました。令和6年度についてはいかがですか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 令和6年度は7回流入しております。

山本たかし委員

 今年は2回で、昨年は7回で、例年どのぐらいのスパンでいらっしゃるんですか。各年度教えていただいてもよろしいですかね。分かるところで結構ですので。

髙田都市基盤部道路建設課長

 令和元年から、今、資料がありますので、令和元年度1回、令和2年度で1回、令和3年度で4回、令和4年度で3回、令和5年度で2回という形になります。

山本たかし委員

 そうすると、令和元年度から今おっしゃっていただいたんですけれども、徐々に、2回とかもあるにせよ、伸びているようなところも見受けられるのかなと思っておりまして、予備費充用でやっていらっしゃるんですけど、この書き方として、「予備費充用分含む」と書いてあるんですけど、この「含む」という書き方は、どうして「含む」という書き方になっていらっしゃるんですかね。

髙田都市基盤部道路建設課長

 江古田の森公園で河川水流入後清掃の中で、水道とかポンプとか、そういった準備工の6万3,000円ほどは年間で予算を積み増していただいております。

山本たかし委員

 なるほど。少額ということで、使われている額のメインのほうは清掃ということなので、こういう書き方になっていらっしゃると理解をいたしましたけれども、要は毎年、こうしたゲリラ豪雨を含めてあふれてしまって清掃するということが続いて、昨年なんか7回あるというような状況でもあって、基本的にあるものなのかなと思っておりまして、やっぱりこれは予算組みをするべきなんじゃないのかな。ただ、何回あるかというのは分からないような状況でもあるんだけれども、一応もう1回なのか2回なのか、私が別に判定することではありませんけれども、ものとして、予算付けとして一旦あるというのが正しい予算組みの在り方なのかなと思うんですけれども、所管のお考えいただけますか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 予算の額、何回入るのかというのがなかなか読み切れない部分もありますが、予算をつけるか、どういった形にしていくか、今後、財政課のほうと調整をしていきたいとは考えております。

斉藤ゆり委員

 まず、いろいろな清掃のところです。おおむね昨年度の決算額から上がっています。先ほどの御答弁で、内容が変わっていたり、回数が多かったりということもあるんですけれども、これは物価高騰の影響とかもあるんでしょうか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 労務単価の上昇分もありますが、中野駅及び東中野駅前広場等清掃委託の中で、中野駅の北口を令和6年度から毎日清掃することになっておりますので、その分で少し上がっているというところはあります。

斉藤ゆり委員

 分かりました。いろんな要因があるということで。

 先ほど道路舗装路面下空洞調査委託のところは、令和5年度、調査をして、その後、いろいろな不具合を直していったということなんだと思うんですけれども、それの工事が、一番下の空洞復旧工事という理解でいいんでしょうか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 一番下の空洞復旧工事におきましては、令和5年度の調査結果から空洞が見つかっていて、緊急でないものに関しては令和6年度に補修をしております。また、令和元年度から令和5年度で中野区の空洞調査を行っており、経過観察している部分もありますので、そういった部分で空洞が広がってきた部分の工事等を行っている状況でございます。

斉藤ゆり委員

 今年、夏でしたかしらね、地下を空洞調査するところの報道がありまして、髙田課長が登場されていたのを拝見しましたけれども、ああいうような機械を使って調査はしているということだったんでしょうか。この令和6年度も。

髙田都市基盤部道路建設課長

 令和6年度に関しても、空洞を調べるあのような調査車を使って空洞の調査を行っております。

斉藤ゆり委員

 ということは、そういうことをずっと調査をしながら、だから1年ごとでどのぐらい工事をするかというのは、一定期間、調査をして、また更新してということを繰り返していくんだろうと思いますので、要するに増えているかどうかというのは、なかなかこの決算書で見にくいのかなとは思うんですけれども、工事箇所というのは、都市基盤整備、道路が整備されてきたのが昭和40年ぐらいからですか、それから年月がたちましてトレンド的に増えてきているというふうに判断できるんでしょうかね。ちょっとお伺いいたします。

髙田都市基盤部道路建設課長

 令和元年度から令和5年度で1回、中野区全域を空洞調査をし終わって、また令和6年度から、主要幹線道路からまた空洞調査を始めているんですが、空洞の箇所数としては、最初の空洞調査の段階で空洞を直している部分もありますけども、新たに空洞も発生はしておりますので、ちょっと極端に減っているという印象はない状況であります。

斉藤ゆり委員

 決算総括質疑のときに、道路、公園の整備管理の基金のところの、当該年度から10年間の間でどのぐらい整備が必要かという試算をした上に積立てをしているということを質問したんですけれども、もちろんお金のほうは財政課のほうなんだと思うんですけれども、根拠となる事業予想については、恐らく道路建設課のほうでされているということでよろしいんでしょうか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 今後に関しては、今年度、路面性状調査を行っておりますので、そういった結果も踏まえて、補修をどう進めていくかは検討して、財政課と調整は今後していきたいと思っております。

斉藤ゆり委員

 決算のところでしっかり数字を見ながら、今後のことにつなげていかなきゃいけないのかなというふうには思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 それから、その次の街路灯の維持補修・改良とLEDの街路灯の灯具交換工事のところがありますけれども、今は多分、全部街路についてはLED化したということでよろしかったでしょうか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 街路灯に関しては、全部LED化はしております。

斉藤ゆり委員

 ということは、この令和6年度で出ているものは、おおむねLEDの寿命がありますので、更新をされていますので、何年か後かで全部が更新できるように順繰りに区のほうで取り組んでいくということでよろしいんでしょうか。そういう実績がこの数字ということでいいんでしょうか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 平成21年からLEDの工事を行っておりますが、当初は10年もつ商品で交換しています。途中で15年もつものに交換しておりますので、今回のこの予算に関しては、前回、1回目交換してLED化したものが10年たちますので、その前に交換するという費用になります。

斉藤ゆり委員

 恐らく置かれているところによって、劣化が進んでいたりそうではなかったりという差が一つひとつの街灯によってあるんですけれども、一応この地区ごとに全取っ替えしていくという考え方で進められているということでよろしいですか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 地域を決めて交換はしておりますが、やはり商品ですので、その地域の状況と環境にもよって不点になる場合もありますので、それは街路等修繕工事のほうで部分的には行っております。

斉藤ゆり委員

 分かりました。

 あと、江古田の森公園の施設改修工事、こちらは雨水があふれたときの場所のところだと思うんですけれども、運動広場のところだと思うんですけれども、こちらは公園課ではなくて道路建設課のほうでするということの御説明をお願いします。

髙田都市基盤部道路建設課長

 調節池の中の話ですので、調節池として道路建設課のほうで予算化をし、執行に関しては執行委任を公園課のほうにさせていただいております。

山本たかし委員

 1点だけ。道路業務支援システム用タブレット端末導入なんですけど、これは今年度からということで、まず何台でしたっけ。

髙田都市基盤部道路建設課長

 6台になります。

山本たかし委員

 これを導入されて幅広く活用されたと思うんですけど、どういう効果があったのかというのをちょっと所見でお願いできますか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 タブレットを持っていくことで、現場で陳情の情報とかの内容をすぐに確認できたりとか、補修工事とか、狭あいの図面とかを現場ですぐに見ることができますので、そういったところで外ですぐに情報を入手できるということで活用できていると考えております。

山本たかし委員

 入手して記入もできるんですか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 現場にて統合型GISの情報を更新することもできます。

山本たかし委員

 そうすると、ちょっとここで聞くことになったんですけど、前のページの道路巡回の委託があったかと思うんですけど、ここの委託されている方々が使うというのとはまた用途が違う、使わせるという必要性は特にないというような感じなんですか。どうなのかなと思って。

髙田都市基盤部道路建設課長

 あくまで工事の内容とか陳情の個人情報の話もありますので、特定の職員というか、庁内の職員で運用する形で活用しております。

山本たかし委員

 最後。このタブレット端末は今年度は増やされたんですか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 6台で今のところ十分活用できておりますので、6台でいきたいと考えております。

斉藤ゆり委員

 一つ、聞き漏れました。私道整備助成のところになります。令和6年度は令和5年度に比べて助成の件数が増えています。舗装整備のところは7件から16件に、私道の排水のところは16件から横ばいですけど17件になっています。中野区は私道が多い中、先ほどもお話ししましたように、都市基盤のほうというか、おうちを建てられてから、私道が整備されてから随分長くたっているということがありますので、本当にここの私道の下の、私の方々が持っている下水とか道路のことの整備ってとっても大事だと思っております。これに関しては、実績が増えている中、区としても啓発に取り組み、さらなるいろいろな取組をしていただきたいと思っているんですけれども、次の予算に向けて何かアイデアとかお考えになっていることがあったら教えてください。

髙田都市基盤部道路建設課長

 今、私道の剥離等、陳情が来た場合、そこの私道の路線の周りの方々に、私道助成のチラシ等の配布等はしております。また、今年度から区報に私道助成のことも掲載しておりますので、引き続きまずはそれを続けていければとは考えております。

いさ哲郎委員

 僕も同じところを気になったんですけれども、助成の件数が増えた理由というものはどういうふうに考えていますか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 確定的なことは分かりませんけれども、チラシをまいたりとか近隣へのアプローチはしておりますので、それで私道助成等の問い合わせが増えてきているとは考えております。

いさ哲郎委員

 一定周知を図るのは大事なことだと思うんですけれども、その効果が出ているということでしょうかね。今やっているのは、近隣にビラをまいたり、それは傷んでいるというふうに判断をしている近隣ということなんですか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 どうしても陳情で穴が剥離しているとか陥没しているという情報は来ますので、ただ、私道ですよというお話はその場ではするんですが、そのままではなくて、その近隣のところに行って、周りの方で管理をするということを知らすためにもチラシをまいているという活動をしております。

加藤たくま主査

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 なければ、進行します。

 続いて、決算説明書396ページから397ページ、事務事業2、狭あい道路整備について質疑はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 それでは、進行します。

 続きまして、決算説明書398ページから399ページ、事務事業3、道路整備について質疑はありますか。

井関源二委員

 まず道路業務支援システムポリゴン化等業務委託ということでございますが、システムポリゴン化というのはちょっとどういうことでしょうか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 こちら、統合型GISに道路現況平面図があるんですが、道路現況平面図を基に道路の区画をポリゴン化して、道路の舗装種別や厚さ、幅員等の情報に加え、今の空洞調査とか路面性状調査の結果を格納し、今後の舗装工事を効率的に対応するためのポリゴン化をしております。

井関源二委員

 私、頭があまりよろしくないので、よく理解できない。一応ネットで検索したら、ポリゴン化とは3D化というふうに書いてあったんですが、そういった認識でよろしいでしょうか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 3D化というよりも、一つの路線、例えば100メートルの道路があったときに、100メートルの道路の情報ではなくて、きちんと20メートル単位で情報を入れられるように、その路線に対して情報を入れられる箱を作ってあげる。区間を決めて、箱を作って、情報を今後そこにどんどん入れていけるような区分けをすることをポリゴン化と呼んでおります。

井関源二委員

 細分化して情報を蓄積できるみたいな認識で、違っていたらまた後で、時間がないので教えていただければと思います。

加藤たくま主査

 休憩します。

 

(午後3時45分)

 

加藤たくま主査

 再開します。

 

(午後3時45分)

 

井関源二委員

 御説明ありがとうございます。一回、システムポリゴン化というのをやれば、結構長年それは使えるというものなんでしょうか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 新たに区道等ができた場合は、その都度、編集はかけていこうとは考えています。

井関源二委員

 次に、けやき通りユニバーサルデザイン化工事ですが、これはちょっとどういったことをやったのか、御説明いただけますでしょうか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 けやき通りに関して、点字をきちんと敷いたり、歩道のやり直し、あとは車道のほうのやり直し、あと交差点部分の段差のほうを調整したという形の工事を行っております。

井関源二委員

 まだそんなに区民の方からリアクションはもしかして届いていないかもしれませんが、区民の方の評価としてはどういった声が届いていますでしょうか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 特にけやきの通りをピンポイントで区民のほうから何か陳情を受けたというところは、今のところないと思っております。

いさ哲郎委員

 令和5年度にあったものでなくなったものがあって、このとき、令和5年度では囲桃園跨線橋等塗膜調査委託というのをやっている。塗装の調査をしていたと思うんですけど、その結果がどうなって、今どうなっているのかというのは聞いてもいいでしょうか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 こちら、塗膜にPCB等、そういったものが入っていないか。今後、補修工事を行っていかなくてはいけないので、そういったところの調査委託、今後の補修工事のほうに生かすということになります。

いさ哲郎委員

 令和6年度のところでは実際の工事の事業が始まっていない、見えていないみたいなことですか。

髙田都市基盤部道路建設課長

 鉄道事業者のJR、事業者と今、工事調整をしながら、工事のほうに入っていきますので、今のところ、今年度、令和7年度で工事をするというものではありません。

いさ哲郎委員

 もう一つ。令和5年度のところで、中野駅周辺まちづくりに係るバリアフリー改良詳細設計負担金というのがあって、これが未執行になっていて、URの事業に移管したみたいな話だったと思うんですけれども、その後、移管する格好になる、バリアフリーの事業そのものを任せてしまうということで、今後は、予算書内では何かの委託のような形で見えてこないということでしょうか。

加藤たくま主査

 休憩します。

 

(午後3時49分)

 

加藤たくま主査

 再開します。

 

(午後3時51分)

 

 答弁保留とさせていただきます。

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 では、答弁保留を除いて進行いたします。

 決算説明書398ページから399ページ、事務事業4、無電柱化推進・新設道路整備で御質疑ありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 なければ、進行いたします。

 続きまして、4目公園費、決算説明書398ページから403ページ、事務事業1、公園維持・管理で質疑ございますか。

斉藤ゆり委員

 公園のところのいろいろな委託がずっと401ページの初めのほうに並んでいます。これは昨年度のものと比べると、やはり少しずつ金額が上がっているようなんですけれども、それの理由と思われるものを教えてください。

 宮澤都市基盤部公園課長

 まず上昇の理由でございますが、基本的には人工等の単価増となってございます。数がちょっと多いものですから、それが積み重なってこのような額になっているといったところです。

斉藤ゆり委員

 社会情勢によるものということで理解いたしました。

 次が防犯カメラの設置、新規で令和6年度からしっかりと取り組まれるようになったんですけれども、令和6年度でどの程度、どういうふうに進められたのか、確認させてください。

宮澤都市基盤部公園課長

 令和6年度末でございますが、45公園の92台設置してございまして、本委員会でも御報告はさせていただいているところでございます。

斉藤ゆり委員

 あと、公園フェンスのところが少し予算との差が大きいようなんですけれども、こちらは何か理由があったんでしょうか。

宮澤都市基盤部公園課長

 こちらにつきましては、令和5年度の段階で公園施設の調査結果に基づいて設計と工事を予算化したものでございますが、予算積算の段階では、フェンスの設置の周長といいますか、そういったところで、ちょっと概算が大きかったといったところで、ちょっと過度な積算になっていたため、次年度に設計をやった段階で、工事費を精査して落ちてしまったといったところでございます。

斉藤ゆり委員

 仕方がないのかもしれませんけれども、精査して取り組まれたいと思います。

 そして最後に、予算書と比べますと、キクイムシの被害の対応経費というのが、金額は少ないんですけれども入っていて、決算のほうにはないんですけれども、対応はどうされたのか教えてください。

宮澤都市基盤部公園課長

 まずキクイムシに関しましては、決算のほうでございますと、399ページの下から2段目、公園樹木伐採業務委託といったところの1,813万1,960円といったものになります。こちらにつきましては、実績としましては、4公園で伐採14本、2公園で枯れ枝の剪定13本、抜根が1公園で1本、補植3公園で3本と、このような実績となってございます。

斉藤ゆり委員

 ということは、結構大きな取組をなさって、その取組によって、一応、流行というんですか、その状況というのは改善されたということでいいんでしょうか。

宮澤都市基盤部公園課長

 こちら、令和5年度の実績と比べますと、伐採本数で言いますと、令和5年度は36本を伐採しておりましたが、令和6年度につきましては14本といったところで、少なくはなってきているのかなといったふうに認識しております。ただ、なくなったわけではありませんので、引き続きナラ枯れについては対応していきたいといったところでございます。

いさ哲郎委員

 401ページの街路樹植樹帯清掃委託なんですけれども、令和5年度に比べて大分金額が下がっているんです。半分以下になっている。これはなぜでしょうか。

宮澤都市基盤部公園課長

 街路樹植樹帯清掃委託の令和5年度決算額では2,612万円余、令和6年度2,817万6,000円余といったところで、休憩でもいいですか。

加藤たくま主査

 休憩します。

 

(午後3時58分)

 

加藤たくま主査

 再開します。

 

(午後4時00分)

 

いさ哲郎委員

 街路樹植樹帯管理委託等のほうですけれども、令和5年度で聞いたときに、区の南北で二つの委託をしていて、街路樹で2,700本だというふうに聞いています。この管理、この街路樹は基本的に区道ということでよかったでしたっけ。

宮澤都市基盤部公園課長

 こちらで管理しておりますのは区道の街路樹になります。

いさ哲郎委員

 都道のほうは都道のほうで樹木の管理をしているんだと思うんですが、その情報というのは区のほうにありますか。

宮澤都市基盤部公園課長

 内容につきましては持っておりません。

加藤たくま主査

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 なければ、進行いたします。

 続きまして、決算説明書402ページから405ページ、事務事業2、公園整備について御質疑ありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 それでは、進行いたします。

 続いて、5目建築費、決算説明書404ページから405ページ、事務事業1、建築行政について御質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 それでは、進行いたします。

 続いて、決算説明書404ページから409ページ、事務事業2、建築安全・安心について御質疑はございませんか。

斉藤ゆり委員

 事業メニュー2の耐震化促進のところです。木造住宅の耐震診断委託、簡易と一般とあります。これも昨年度と比べると、簡易のほうは上がっているんだけれども、一般のほうは下がっている。これ、実績見合いでどうなんでしょうか。

石原都市基盤部建築課長

 木造住宅耐震診断助成につきましては、簡易耐震診断と一般耐震診断がございます。このうち、一般耐震診断につきましては、国からの通知を受けまして、耐震診断開始時点で除却助成を受けることがあらかじめ分かっていた場合につきましては、簡易耐震診断のみで除却助成に進むことができるようになったため、その分が減っているというところでございます。

斉藤ゆり委員

 できるだけ、この事業、大事だと思いますので、進められたいと思うんですけれども、一つだけ要望しておきたいと思いますが、チラシのほうがとても見にくいんですね。どうしてかというと、中野区というのと、その後、申し込むと診断士とのやり取りをしてくださいというところが、区民のほうから見れば、診断士は中野区の人じゃないんだけれども、でも中野区と診断士が別に掲載されているんですね。そういうところとか、今おっしゃられた簡易のところと一般のところの区別が、チラシが別になっていたりとかしていて、もう一回見なきゃいけないというような感じがありますので、ホームページのほうもぜひ工夫していただきたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。

石原都市基盤部建築課長

 助成の内容につきましては、適宜見直しいたしまして、委員おっしゃるような内容等も含めまして、区民の方に分かりやすい工夫というところをしていきたいと思います。

井関源二委員

 404ページ、405ページ、1、建築安全・安心の上から2番目、特定建築物等定期調査報告業務委託、この特定建築物というのは学校という認識でよろしいでしょうか。ほかにもあるんでしょうか。

石原都市基盤部建築課長

 特定建築物につきましては、学校以外でも共同住宅等、ある程度、一定規模のものにつきましては、定期報告というところが定められているところでございます。

加藤たくま主査

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 なければ、進行いたします。

 続きまして、6目交通政策費、決算説明書408ページから409ページ、事務事業1、交通政策について御質疑ございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 では、進行いたします。

 決算説明書408ページから411ページ、事務事業2、自転車対策、御質疑ございませんか。

吉田康一郎委員

 自転車も最近、対応が増えてきたと思うんですけど、昔ながらのママチャリとかいうものだけじゃなくて、例えば電動機付き自転車とか、最近だとキックボードみたいなものの放置とか、こういうものも含まれるのかどうかちょっと教えてください。

村田都市基盤部交通政策課長

 基本的には、自転車、様々なタイプが最近ありますので、そこら辺はいろんな種類がここの放置のほうの撤去で対象となっております。キックボードに関しましては、今のところ撤去したとかそういうことはございません。

吉田康一郎委員

 ちょっと例示でキックボードと申し上げただけなんですけど、この対策の対象にはどんなものが入って、キックボードとかは対象に入らないとか、ちょっと整理を教えていただいてよろしいですか。

村田都市基盤部交通政策課長

 基本的には自転車を対象としていまして、例えばバイクとかそういったものは対象外になります。ただ、原動機付き自転車、いわゆる原付きですね、そういったところは、たまにそういうごみ状になっているものを撤去するとか、そういったことはございます。

吉田康一郎委員

 その変化によって対応とか処理が昔より面倒くさくなったとか、そういうことはありますか。

村田都市基盤部交通政策課長

 自転車なのか自転車じゃないのかよく分からない乗り物が、いわゆるモペットとか呼ばれていますけど、そういったものが走っているということは承知しておりますし、実際、自転車なのかどうなのかといったところが分からないというのは現場ではあるというところはございます。そこら辺の判断ができない部分については、なかなか撤去するというのは難しかったりもするので、警察とかそういったところも含めて、そういう新しい乗り物がどういう扱いなのかといったところは、引き続き交通管理者と話し合いながら対応というのは考えていく必要があるかなと思っております。

山本たかし委員

 自転車駐車場運営に関してなんですが、要求資料の建設17で、放置自転車台数、駅別のが出ておりまして、平均利用率も出ております。区内全体を見ると、新中野のところと中野坂上のところが35.7%前後で低いのかなと思っております。ほかが5割から8割、9割もある中で、これがずっと3割5分で横ばいというような状況が続いているんですけど、中野坂上については事業者も今後変えていくという報告もあって、これから改善していこうという報告は分かるんですけれども、新中野についてはどうでいらっしゃるんですか。

村田都市基盤部交通政策課長

 駐輪場によって使われているかどうかというのは、いろんな理由があるかと思います。例えば広くて止められる収容台数が多ければ、需要に対して多ければ、率というのは低くなってしまいますし、あとは止めにくいというような環境があることで敬遠されているということがあれば、それは改善していく必要があるかと思います。例ですけれども、ラックが使いにくいとかということがあれば、例えばラックを撤去して平置きにしてしまったほうが逆に使いやすいということもありますし、そのほうが収容台数としては少なくなるかもしれないですけど、率としては上がっていくというところもあるかと思います。そこら辺は駐輪場ごとにどういった対策が必要なのかというのは内部で検討していますので、ラックを撤去して平置きを増やすとか、そういったことは今後も順次やれるところからやっていきたいと思っております。

山本たかし委員

 ちょっと私の勘違いだったらあれなんですけれども、公文書って置いていたりしませんでしたっけ。気のせいだったらあれなんですけど、要は、大分使われていなくて空いているということであれば、一定保管場所というか、そういったところにも活用はできるのではないかな。要は備蓄物資ですとか、そういう活用も一つ暫定的にでもあるのではないかと思ったもので、そういったところも併せて検討するのはいかがかなと思うんですけど、どうでしょうか。

村田都市基盤部交通政策課長

 駐輪場をほかの用途に使うかどうかに関しましては、交通政策課で判断できない部分もありますので、そういう御意見があったということはほかの所管には伝えたいと思います。

加藤たくま主査

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 なければ、進行いたします。

 続きまして、7目住宅費、決算説明書410ページから413ページ、事務事業1、住宅政策について御質疑ございませんか。

井関源二委員

 事業メニューの2、住宅ストック活用の空き家等の相談等支援業務委託のところでございますが、まずどの程度の御相談があるか教えていただけますでしょうか。

會田都市基盤部住宅課長

 空き家の相談の件数につきましては、昨年度、まちづくり協議会のほうに委託をしておりまして、件数のほうはこちらのほうで手元に把握しておりません。

井関源二委員

 件数を把握していないと、この先の質問もちょっと聞きづらいんですが、どんな相談があって、どんな主に答えをしているのかというところと、それによって空き家対策というのは進んでいるのかというのをちょっとお伺いしたいんですが、区は把握していますでしょうか。

會田都市基盤部住宅課長

 主に相談としましては、樹木の繁茂であったり、家屋の損壊ですかね、そういったところが主に多い相談内容となっております。

井関源二委員

 空き家対策が改善するという点ではいかがでしょうか。

會田都市基盤部住宅課長

 空き家対策につきましては、区としては、御相談を受けた内容につきましては、所有者等に管理の指導といいますか、そういったところで空き家の改善に向けた指導を行っているところでございます。

井関源二委員

 確認なんですが、繰り返しですみませんが、この金額をかければある程度の空き家の相談としての区民の満足度が上がるというような認識でよろしいでしょうか。

會田都市基盤部住宅課長

 こちらにつきましては、空き家の相談の窓口なんですけれども、令和6年度につきましては、まちづくり協議会に委託しまして相談窓口を区のほうで設けさせていただきました。今年度からやはり広域といいますか、中野区以外のところに所有者がいらっしゃったりするところもございますので、都のほうのワンストップ窓口のほうに集約した形にしております。

斉藤ゆり委員

 まず住宅政策のところです。中野区東京におけるマンションの適正な管理の促進に関する条例に基づく事務に係る調査委託のところですけれども、マンションの管理不全が起きないように、組合等がきちんと設置されているかというところの調査だと思うんですけれども、令和6年度の調査しなければならないと思われるマンションの数と、今、調査ができて進められているところの実績を教えてください。

會田都市基盤部住宅課長

 管理状況届出の件数なんですけれども、令和6年度末で対象件数としましては381件、届出件数は372件となっております。

斉藤ゆり委員

 ということは、大分進んでいるのかなというふうには思います。ちょっと不備があるようなところには、区としてはどのようなアプローチをしているんでしょうか。

會田都市基盤部住宅課長

 こちらのマンションの適正な管理の促進に関する条例に基づく調査につきましては、区からのほうとしましては委託をしておりまして、マンションの管理状況届出の内容に基づき、管理不全の兆候があるマンションだったり、未届けマンションで連絡窓口のないマンション、未届けマンションで連絡窓口のあるマンションを区のほうで捉えて適宜指導しているところでございます。

斉藤ゆり委員

 適宜指導というのは、具体的にどういうふうになさっているんでしょうか。

會田都市基盤部住宅課長

 それぞれのマンションに対してこちらのほうから文書であったり、そういったところで指導を行っているところでございます。

斉藤ゆり委員

 実効性のあるようにぜひ、これは令和6年度ですけれども、今後も進めていかないといけないんだろうなというふうに思います。ところが、下にある審査委託に関しての未執行がありますけれども、これはどういう内容なんでしょうか。

會田都市基盤部住宅課長

 こちらのマンションの建替え等の円滑化に関する法律に基づく認可事務の審査委託費は未執行となったところなんですけれども、令和6年度につきましては対象となる案件がございませんでした。こちらにつきましては、マンションの建替えの円滑化に関する法律に基づく認可審査委託に関して、該当案件がなかったということで、全額未執行といった内容になっております。

斉藤ゆり委員

 今、御説明いただきましたけれども、区としていろいろアプローチはしている。それで、一応これは100%を目指していかなければならないと思うんですけれども、今の取組で、令和7年度、令和8年度で、目標としてはどんな感じで御担当として思われているんでしょうか。

會田都市基盤部住宅課長

 建て替えにつきましては、マンションそれぞれの計画といいますか、そういった事情になりますので、こちらについて目標といったところは今のところ掲げておりませんけれども、今、何件か建て替えの案件といいますか、そちらのほうはお受けしているところでございます。

斉藤ゆり委員

 今後、耐震の建物補強として進めていかなければならなくなるわけなので、ぜひここは取り組んでいただければと思います。

 その後の次の空き家の相談のところですけれども、先ほど井関委員からもお話がありましたけれども、実績を知らずに取りやめて、今年度から東京都につなぐというのは、ぜひ所管としては実績を見ながら進めていかれるのは当然じゃないかと思うんですけれども、そこは今言ってもしようがないので、取り組んでいただきたいと思います。

 要するに、空き家に対しては、前の委員会のほうでも御報告がありましたように、まず空き家になっているところを改善すること、それから空き家にならないように予防をすること、それから空き家になっているところを活用することという3点の方向性が大事だと思うんですけれども、中野区はやっと改善に向けての調査が今年度から進められて、それは評価をしたいと思いますが、予防と活用に関してこれから取り組んでいっていただかないといけないと思います。令和6年度から令和7年度にかけて、今、何かお考えのことがあったら教えてください。

會田都市基盤部住宅課長

 今年度につきましては、空き家の実態調査、全戸調査を行っているところでございます。こちらで全体のほうの空き家の状況を把握しつつ、こちらで空き家と認定したものに関しては、所有者、関係者の方にアンケートを行いまして、利活用といった考えがあるかといったところも調査項目の一つとしております。そういったところで、そういう物件がありましたら、今後、利活用のほうにつなげていくといったところで考えております。

 予防につきましても、やはり発生させないといったところが大切なところでございますので、そちらにつきましては、今回の調査で空き家の管理のところにつきましても、引き続き区としても指導していくといったところで考えております。

斉藤ゆり委員

 指導していくというよりは、やはり皆さんそれぞれお困り事があったりしてそういうふうになってしまっていくというところがあると思うんです。これは地域支えあい推進部のほうの所管のほうとも連携していくことがとっても大事だと思いますので、そちらのほうには継続していかれるように要望いたします。

 その次の住宅確保要配慮者支援に係る補助金のところですけれども、これはあんしんすまいパックのところだと思うんですけれども、実績を教えてください。

會田都市基盤部住宅課長

 令和6年度の住宅確保要配慮者の入居支援事業の実績につきましては、補助金としまして計13件になっております。あんしんすまいパック、こちらのほうが11件、家賃保証サービス、こちらのほうが2件といった実績になっております。

斉藤ゆり委員

 こちらは所管のほうで思っていたものと数としてはどうなんでしょうか。

會田都市基盤部住宅課長

 過去3年度につきましても10件程度といったところで実績として上がっていますので、やはりここのところもご利用していただくような形で周知が必要かなというふうには考えております。

斉藤ゆり委員

 この場はこれについて議論するところではないのでここまでにしておきますけれども、やはり登録住宅や専用住宅にきちんと要配慮者の方々を誘導できているのかというところ、まずそこを見ていかなければいけないと思いますし、目標の数をどう定めるかというところも含めて、課題を見てそれで体制を整えていただきたいと思いますので、これに関しての議論はまた別なところでしたいと思います。

 その次の居住支援協議会の運営補助金ですけれども、こちらは何回ほど実施されまして、それでどういうふうに補助されているのか伺います。

會田都市基盤部住宅課長

 居住支援協議会運営補助金の執行内容といいますか、そちらの内容につきましては、まず印刷製本費、あとセミナーの報償費、あと通信運搬費、あと委託料といったところが内容になっております。

斉藤ゆり委員

 こちらの取組に関しての区として把握している実績を教えてください。

 すみません、質問を変えます。協議会の活動に関して区として把握しているものを教えてください。

會田都市基盤部住宅課長

 まず居住支援協議会の内容なんですけれども、こちら住宅セーフティネット法に基づきまして、高齢者など住宅要配慮者の民間住宅への円滑な入居の促進を図るため、地方公共団体、不動産関係、居住支援団体が連携して、必要な支援を実施する任意団体でございます。取組内容としましては、行政の住宅部門、福祉部門及び不動産団体や福祉の関係機関等の関連する住まいの問題について、各関係機関が、相談窓口が円滑にできるように、毎年、事業部会、あと勉強会、合同相談会、セミナーを行っている内容でございます。

斉藤ゆり委員

 やはり事業部会として、登録していらっしゃる方が意見交換をしたり、どういうふうに取り組んでいったらよいかというふうな協議体を持っていたり、それに対してセミナーをやったり、広く皆さんに向けてセミナーをやったりという実績があるので、そこをしっかり把握していただきたいと思いますし、要するに住宅確保要配慮者の方々のお住まいが、こうした居住支援協議会で持っていらっしゃるお部屋とか建物にきちんと入れるようにするにはどうしたらよいかということを分かりやすくしていただきたい。スムーズにいくようにしていきたいということを、こちらは当会派の河合議員からも一般質問させていただきましたけれども、そこはしっかりやっていただきたいと思いますので、こちらも今、議論する場ではないので確認だけにしておきます。

 その次の修繕の補助金についての実績はいかがでしょうか。

會田都市基盤部住宅課長

 こちらセーフティネット住宅の改修の補助金なんですけれども、こちらにつきましては2件という内容になっております。

斉藤ゆり委員

 私も要配慮者の方々のおうち探しをお手伝いしたことがありますけれども、本当にやっぱりキャパシティも少なかったりするし、マッチングが難しかったです。そして、また不動産をお持ちの方も、改修までしてそういう住宅を準備するというマインドになるように、皆様方のお力を借りてということが必要になってくると思いますので、そこもそういう方々をうまく誘導できるように、いろいろちょっとふわっとした言い方になりますけど、取り組んでいただければと思います。

吉田康一郎委員

 危険老朽空家に伴う緊急安全措置作業委託費なんですけど、中野区内に危険老朽空家というのはどれぐらいあるんですかね。

會田都市基盤部住宅課長

 こちらにつきましては、まず該当が、令和6年度、実績はございませんでした。緊急の安全措置の作業に必要な家屋はございませんでした。

吉田康一郎委員

 危険老朽空家というものは、区が全部把握していて、必要かどうかで全部確認してということなんですか。つまり、未執行というのは、危険な空き家が全然ないということで未執行になっている、そういうことなんですか。

會田都市基盤部住宅課長

 こちらの緊急安全措置につきましては、人の生命とかあるいは身体、財産に危険が及ぶ場合に、当該危険を回避することを必要最低限の措置ということで予算措置をしているものでして、令和6年度につきましては実績がなかったということで、該当の案件がなかったといったところでございます。

小林ぜんいち委員

 確認で教えていただきたいんですけど、411ページの住宅確保要配慮者支援に係る補助金で、補助件数が延べ13件とありますよね。主要施策の成果のほうには13件となっているんです。延べ13件と13件の違いは、まず何か違いがあるものなんですか。

會田都市基盤部住宅課長

 こちらにつきましては、13件といったところで、延べといったところで、差異はございません。

小林ぜんいち委員

 ということは、延べじゃなくて単純に13件ということでいいんですね。

 それともう一つ、主要施策の成果のほうでは、あんしんすまいパック等サービス加入件数というのは32件なんですね。先ほど、あんしんすまいパック十何件というふうにおっしゃったんだけど、それはあんしんすまいパックだけの話で、死亡時の片付け、そっちのサービスは入っていない、そういう数字の違いでいいんですかね。

會田都市基盤部住宅課長

 こちらにつきましては、あんしんすまいパックの件数は11件といったところでございます。

小林ぜんいち委員

 ということは、死亡時の片付けのサービスのほうが21件、サービスに加入されている、そういうことでいいんですかね。数字としては読めばいい。そうすると、令和6年度の当初予算の中の予算額と、どこをどう見ていっていいか分からないので確認で教えてもらいたいんです。つまり何を言いたいかというと、決算書の住宅確保要配慮者に係る補助金19万9,000円ですと。主要成果の48ページのほうでは、令和6年度は125万325円で、55.9%の執行率でしたよと、それぞれ件数が書いてあります。令和6年度の予算書のほうには、住宅確保要配慮者入居支援事業としては50万3,000円しかないんですね。ほかの数字をどこを取っていけばいいのかがちょっと分からないんです。何を言いたいかというと、要するに予算の作成段階でそれぞれ見積もったものが、どういう評価をして成果に現れてきているのか。要するにどういう決算をしているのか。この流れが分からないんです。こういう予算を立てました。それをこう執行したら、これだけの執行率で、これだけの金額でした。よってこれだけ不用額が出ました。単純になれば分かるんだけれども、なぜかというと、住宅確保要配慮者って非常に大事な方々に対する支援なので、そこがよく見えないと、どういう支援を中野区が実際していて、どれだけの予算をかけて、計画をつくって予算を立てて事業執行しているのかなと。そこの流れがよく見えないので、確認をしたいんですよ。

會田都市基盤部住宅課長

 ちょっと流れといいますか、令和6年度の予算の時点では、見積りが、あんしんすまいパックが18件、家賃保証サービス4件、あと緊急連絡先確保利用助成を4件、あとセーフティネットあんしん保険料5件、安心居住サービス3件、計34件を見込んでいたところでございます。

小林ぜんいち委員

 要するに、予算書の275ページで、住宅確保要配慮者入居支援事業が50万3,000円だったものが、決算書に行くとどこに行くのかなというのが分からないんですよ。19万9,000円と何かを足すんだろうけれども、ちょっとそこが分からない。言っている意味分かりますか。主要成果のほうでは223万8,000円とかという数字が出ているんだけれども、予算書の50万3,000円と何かを足すと223万8,000円になって、それが何かの事業が行われて125万円余になりました。だけど、決算書の説明書のほうでは、411ページなんですが、よく分からない。要するにどの事業が入っちゃっているのかが分からない。分かれば教えてください。分からなかったら、分かるようなものを来年からつくってほしい。さっき言ったように、大事な事業で、どこにどういうふうにお金が使われている、予算が使われているということがよく分からないので、答弁があったらお願いします。

會田都市基盤部住宅課長

 委員御指摘がありました金額だったり、件数だったり、こちら重要な施策でございますので、分かりやすい形で来年度以降、お示ししていきたいと考えております。

小林ぜんいち委員

 別途でいいので、予算と決算のそれぞれの金額、数字、別途また教えてください。

いさ哲郎委員

 今の住宅確保要配慮者支援に係る補助金についてなんですけれども、改めてちょっと僕も分かりにくいなと思って、執行額としては19万9,000円で、残が17万8,000円で、補助金の対象となるメニューが4種類あって、実際には二つのメニューで、あんしんすまいパック11件、家賃保証2件でこの金額になっているという整理をしたかったんですけど、いいですか。

會田都市基盤部住宅課長

 委員おっしゃるとおりでございます。

いさ哲郎委員

 であれば、僕も小林委員のおっしゃるように、分かりにくいので、出し方、見せ方をちょっと工夫してほしいなと思います。

 それともう一つ、住宅確保要配慮者専用賃貸住宅改修費補助金についてです。令和4年度と令和5年度がどうなっていたかというと、300万積んでそのまま執行していなかったと思うんです。これって専用住宅を造るのに10分の10で補助金が出て、1件100万円で3件というとても分かりやすい計算だったと記憶しているんですけれども、この年度、執行が刻んでいるんですよね。分かりますか。1件100万円のはずなのに、執行額が188万4,000円なんです。これはどういうことになっているのか、ちょっと御説明いただきたいんです。

會田都市基盤部住宅課長

 委員御指摘がありました、100万円に対して2件ですので、1件割り返すと94万2,000円といったところなんですけれども、こちらにつきましては、工事費の実績落差といったところで、実績の金額になっております。

いさ哲郎委員

 令和4年度と令和5年度はきれいといいますか、丸まった数字で、300万円積んで、300万円残っているということなんです。もう一回確認をすると。分かりやすい計算なのかと思っていたんです。3件見込んだから300万円で、今回2件ですよね。お金の出方が違っているのかどうなのか、ここを聞きたかったんですけれど。

會田都市基盤部住宅課長

 昨年度に関しましては300万円ということで、全額未執行といったところの内容になっております。今年度につきましては94万2,000円掛ける2件といったところで、188万4,000円という実績になっておりまして、こちらにつきましては工事の実績が1件当たり94万2,000円だったといったところで決算額になっております。

いさ哲郎委員

 確認。100万円積んでいて使い切っていなくてということですか。かかった費用が94万2,000円だったということで大丈夫ですかね。僕の理解、合っていますか。大丈夫ですね。

會田都市基盤部住宅課長

 実績額になっております。

いさ哲郎委員

 改めてなんですけれども、令和4年度、令和5年度と残していて、この年度でも使い切っていないというところについては、これは事業者に協力いただくものですよね。事業者、物件を持っている方に御協力いただいて、この制度を使ってもらうという制度の中ではうまく進んでいない。協力いただけるところはなかなかないのかなということだと思うんですけど、こういう実情について、庁内では何か議論とかしていますか。ぶっちゃけ、この数、少ないじゃないですか。令和4年度、令和5年度は実績がゼロなわけです。住宅の確保が必要な人たちに対する事業として、これでいいのか、どうするのかみたいな議論というのはないものなのか。この点、いかがでしょう。

會田都市基盤部住宅課長

 セーフティネット住宅につきましては、居住支援事業の一つとなっておりますので、居住支援協議会の中では、住宅課のほかに福祉部局もメンバーとして入っておりますので、その中でこちらの普及については共有していきたいといったところで考えております。

加藤たくま主査

 他にありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 進行いたします。

 続いて、決算説明書412ページから413ページ、事務事業2、住宅運営について御質疑はございませんか。

小林ぜんいち委員

 413ページの高齢者福祉住宅の管理運営について聞きたいんですが、これは委託ですか、指定管理ですか。それとも、どういう運営の仕方でしょうか。

會田都市基盤部住宅課長

 高齢者福祉住宅につきましては、指定管理のほうで委託をしているところでございます。あと管理人につきましても、公募により管理人を募集して運営を行っているところでございます。

小林ぜんいち委員

 指定管理というと、公契約条例があって、その中で物事が本来成り立っていると思うんですよ。指定管理というと、一般的にも人件費ってその内側に入ってくると思うんですけども、ここで機械警備、光熱費、それは外にあってもいいとは思うんですけども、指定管理の中で、管理人の謝礼というのも、さっき聞いたら、報酬と謝礼というのでは違いますよと。謝礼というのは一般的に、簡単に言えば単発的な講演だとかアドバイスだとか、そういったときのものですよと。これ、謝礼なんですけど、670万円余、結構大きな金額で、謝礼が指定管理の条件になるんでしょうか。伺います。

會田都市基盤部住宅課長

 管理人につきましては、指定管理とは別に公募による管理人を立てているところでございます。こちらの謝礼の表記につきましては、中野区福祉住宅生活援助員等設置要綱がございまして、そちらでは管理人には予算の範囲内で定める謝礼を支給するものとするといったところの表現と合わせた形で、謝礼という表記になっております。

小林ぜんいち委員

 謝礼という言葉を定めているということですかね。でも、謝礼の本来の意味と、公契約条例での謝礼、委託費、指定管理料、そういったものの中で、この言葉が正しいのかなというふうに思うんですけれども、本来、謝礼という言葉の使い方、元がそうなっているとしたら、その言葉の使い方が正しいのか。というのは、以前は104万円で手当となっていたんですよね。それが謝礼ということに変わって、しかも約6倍の670万円になってきている。ここ3年ぐらいは謝礼という言葉を使っている。でも、指定管理というのは、本来、謝礼ということはないので、公募でといっても、どういう要件なのかということなんです。ただ1点、専門職の方を例えば公募するにしても、指定管理であれば謝礼ではないと思うんですね。報酬とかになるはずなんですよ。それが、謝礼をまた支払うというのが元の条文にあるとしたら、それ、そもそもいいのということになるので、そこについての解釈というのは、ごめんなさい、住宅課に聞けばいいのか、部長のほうに聞けばいいのか、ちょっと分からないですけど、教えてください。

會田都市基盤部住宅課長

 先ほどもお話しさせていただいたんですけれども、福祉住宅につきましては、指定管理のところの部分と管理人のところは分けて委託をしているところでございます。管理人につきましては、さっき申し上げました要綱に基づいて設置しているところでございまして、そちらの謝礼といった表記につきましては、初めにお話ししていた謝礼の表記と同じに捉えられる可能性もあるので、そちらにつきましては、今後、表記につきましては検討させていただきたいと思います。

小林ぜんいち委員

 建物の管理は、建物の単純にハードな管理で、それは指定管理で設けていると。その中で働いてくださる方はまた別途に、本来は建物の指定管理と一緒に行うところを別に設けていますよと。それは要綱に基づいて謝礼という言葉を使っていますよと。であれば、要綱の中の謝礼という言葉が、今おっしゃられたようにふさわしくないと私は思うので、そこは研究をしていただくことが大事かなと思います。公契約条例の上でもそれは正しい言葉なのかということもあると思います。それから、公募による委託の仕事の内容にもよると思うので、ふさわしいのかどうかということになると思います。

 高齢者福祉住宅の管理運営と管理人の謝礼は区費、一般財源だけですか。それとも都費や国費などが入っていますか。

會田都市基盤部住宅課長

 管理人に対する謝礼につきましては、区のほうで一部持ち出しがあるんですけれども、都のほうで2分の1出ているところでございます。

小林ぜんいち委員

 そうすると、都費の使い方として、特定財源の使い方としても、その表記がいいのかどうかというのも私には疑問なところがあるので、そこの確認もよくしていただきたいと思います。これはこれにします。

 その次に、障害者福祉住宅の管理運営とあります。これは指定管理なのか、委託なのか、どういう発注の仕方をされているものでしょうか。

會田都市基盤部住宅課長

 こちらの障害者福祉住宅につきましては、2団地あるところでございますが、こちらについては管理人ということではなくて、指定管理の生活援助員といった形で委託をしているところでございます。

小林ぜんいち委員

 福祉住宅の管理運営は、まずこれはどういう形態で行っているんですか。指定管理なのか、委託なのか、そのほかなのか。まずそこ。

會田都市基盤部住宅課長

 失礼しました。障害者福祉住宅の管理運営につきましては、指定管理と生活援助員による委託で運営しているところでございます。

小林ぜんいち委員

 高齢者住宅のほうは同じ指定管理ですよ、それから障害者福祉住宅も指定管理ですよと。そこでいらっしゃっている方は、高齢者福祉住宅は管理人ということで、謝礼という名目で要綱にあって、都費が半分入っていると。障害者福祉住宅については指定管理だけれども、こちらも別途に外で生活援助員という業務を委託していると。こっちは委託で、片や謝礼なんですよね。謝礼という言葉と委託と違うと思うので。管理人の謝礼の人数と、それから生活援助員の人数、何人ずつにそれぞれ委託して管理しているんですか。

會田都市基盤部住宅課長

 人数といいますか、管理人による福祉住宅は8月末現在で7住宅、行っているところでございます。生活援助員業務委託につきましては、4団地になります。

小林ぜんいち委員

 管理人は7住宅で、1人の人が回って歩いているのか、それぞれに、7団地に1人ずついるのか、業務内容ですよね。人数と業務内容。それから、障害者福祉住宅のほうは4団地ということですけれども、生活援助員ですから、多分、四六時中そこにとどまっていて、そこで一緒に暮らしているという方なのかと、これは想像です。なので、何人でどういう形態の仕事をされているのか。

會田都市基盤部住宅課長

 人数につきましては、1住宅につき1人といったところでございます。管理人につきましては、住み込みといった形で行っておりまして、生活援助員につきましては、5時までといった勤務になっております。

小林ぜんいち委員

 高齢者のほうは分かりました。障害者福祉住宅のほうは、4団地に住み込みでいますよと。だけれども、夕方は5時までですよと。朝何時からで、夕方5時までで、それから5時以降、朝何時か分からないけど、そこまではどうしているのかな。住み込みでありながら、どういう業務をしているのかということについて教えてください。

會田都市基盤部住宅課長

 こちらにつきましては、業務時間以降につきましては、機械警備の業務委託も行っておりまして、そちらで何かありましたら連絡を受け取って対応しているところでございます。

 失礼しました。朝9時からでございます。

小林ぜんいち委員

 生活援助員というので、朝9時から5時であっても、夜間は機械警備ですよと。でありながら、住み込みですよと。朝9時から夕方5時までやりますよ。でも夜5時から朝の9時までは機械警備ですよ。でも住み込みですよ。特別な資格要件だとか、業務要件だとかというのは、援助員にはあるんでしょうか。管理人というと、一般的にごみを捨てたりとか集めたりとか、それから館内の見回りをしたりとか、清掃をしたりとか、いろんなことがあるんでしょうけれども、この援助員というのは何か支援をする、お一人お一人に対してのものもあるんでしょうか。資格要件と合わせて。

會田都市基盤部住宅課長

 要綱上、こちらのほうは地域包括センター、介護保険施設または通所介護等事業者との委託契約により、ほかにも要件があるんですけれども、生活援助員とするといったところで定めているところでございます。

小林ぜんいち委員

 なかなか分かりにくい表現と分かりにくい仕事内容なんですね。ほかを見ても、この内容について出てこないんですよ。調べても。なので、より明快にしてほしいということと、それから業務内容についても、以前、高齢者住宅のほうでは、管理人としているんだけれども、共用のスペースを私物化してしまったりだとか、住み込みで入っているんだけれども、相応の仕事をされていなかったりとかということが過去に、もう10年以上前の話ですけれども、ありました。今、そこはもう入居者のための部屋になっていたり、それから共用スペースはきちっと共用スペースとして貸し出しをしていたりというふうに今変わってはいるんですけれども、なので、業務内容が、指定管理であったり見えない委託であるというところで、一度3年前に、高齢者福祉住宅については管理人謝礼という言葉にはなりましたけれども、以前は手当みたいなことだったりしているので、しっかりと要項の中でも表現の仕方については、手当というと時間給なのかなみたいな、分からないけど。仕事を何やってももらえちゃうのかなみたいな。住み込みなんだけれども、夜中は機械警備ですよとか言われちゃうと、じゃあ何やっているのかなということもあるので、その辺が明確に分かるようなものがどこかに表記されるのか、予算に係るところを見ても、決算に係るところを見ても、その辺、どこにも載っていないんですよ。なので、しっかりその辺を表記していただきたいなというふうに思います。

 両方とも大事な住宅であって、そこに入居されている方々というのは、高齢者、障害者、必要とされる方々が入居されていて、いざとなると、やっぱり生死にも関わるというようなことがある方々もいらっしゃいます。それから、様々な障害を持っていらっしゃる――障害というのは、障害者だからあるんだけれども、それ以上の障害を持っていらっしゃる方々もいらっしゃる。それから、入居されている方々と御家族というか親族というか、いろんな方々との関係もあるという中で、大事な住宅でもあってそこで入居されている方々なので、それはすごく大事なことなので。ただ、決算ですから、お金の部分でどう使われているのか、またそれがどう見えるのか、見えていないのかというところが、さっきの件もそうなんですけれども、併せてよくよくしておいてほしいなというふうに、これは要望しておきます。

井関源二委員

 都営シルバーピア管理人住宅使用料相当等というところで、都営なのに何で区が住宅の使用料を払っているのかなというのをちょっと御説明いただけますでしょうか。

會田都市基盤部住宅課長

 こちらはシルバーピアを整備した際に都と区と協定を結びまして、その中でどういったものを負担するかといったところを定めているところでございます。

井関源二委員

 もしよければ、ここをちょっと都に引き取ってもらえないかなどの圧縮、大したと言うとまた語弊がありますけれども、そこまで大きな金額ではないですが、もし費用圧縮できるのであれば、都と相談していただきたいのですが、いかがでしょうか。

會田都市基盤部住宅課長

 こちらの都のシルバーピアといったところで、こちらにつきましても都の補助金が入っているところではございますので、こちらの負担の考え方も当初は定めてあるところであるのですが、一旦、都のほうからも補助金が出ているところでございます。

加藤たくま主査

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 一回休憩します。

 

(午後5時00分)

 

加藤たくま主査

 再開します。

 

(午後5時00分)

 

 先ほど、3目道路建設費、事務事業3の道路整備で、令和5年の中野駅周辺のまちづくりのバリアフリーに関する予算が、令和6年度でどう反映されているかというところで、答弁保留とさせていただいていたんですけど、回答できますか。

井上まちづくり推進部中野駅地区・周辺基盤整備担当課長

 こちらの令和5年度の予算上は、中野区画街路第1号線、旧区役所と中野サンプラザの北側の道路の部分の道路の設計について、中野駅周辺のバリアフリーの観点から、当初は道路の北側半分のサンクォーレ側の部分について、中野四丁目新北口駅前地区土地区画整理事業の事業範囲外なので、区のほうで予算措置をして、負担金として計上していたものでございます。その後、UR都市機構との協議の中で、土地区画整理事業の影響範囲ということで、UR都市機構のほうで設計を行うということで調整をしたものでございます。ですので、UR都市機構のほうで歩道等、それから車道も含めて、現在、設計中でございまして、今年度、設計が完了する見込みでございます。

加藤たくま主査

 それでは、今、答弁保留について質疑はないということで進行します。

 分科会を暫時休憩いたします。

 

(午後5時02分)

 

加藤たくま主査

 分科会を再開いたします。

 

(午後5時02分)

 

 以上で本日の審査は終了いたしますが、質疑漏れはありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 本日の審査は終了したいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で本日予定していた日程は終了しますが、各委員、理事者から発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま主査

 次回の建設分科会は、明日10月1日(水曜日)午後1時から当委員会室において開会することを口頭をもって通告します。

 以上で本日の建設分科会を散会いたします。

 

(午後5時03分)