令和7年10月06日中野区議会決算特別委員会
令和7年10月06日中野区議会決算特別委員会の会議録
23.09.30 中野区議会決算特別委員会(第1日)

.令和7年(2025年)10月6日、中野区議会第一・第二委員会室において開会された。

.出席委員(40名)

  2番  山  内  あきひろ        3番  武  井  まさき

  4番  日  野  たかし         5番  木  村  広  一

  6番  斉  藤  けいた         7番  井  関  源  二

  8番  黒  沢  ゆ  か        9番  大  沢  ひろゆき

 10番  武  田  やよい        11番  広  川  まさのり

 12番  いのつめ  正  太       13番  間     ひとみ

 14番  河  合  り  な       15番  市  川  しんたろう

 16番  加  藤  たくま        17番  甲  田  ゆり子

 18番  小  林  ぜんいち       19番  白  井  ひでふみ

 20番  吉  田  康一郎        21番  立  石  り  お

 22番  小宮山   たかし        23番  内  野  大三郎

 24番  い  さ  哲  郎       25番  細  野  かよこ

 26番  斉  藤  ゆ  り       27番  杉  山     司

 28番  ひやま      隆       29番  高  橋  かずちか

 30番  大  内  しんご        31番  伊  藤  正  信

 32番  平  山  英  明       33番  南     かつひこ

 34番     欠  員          35番  石  坂  わたる

 36番  むとう   有  子       37番  羽  鳥  だいすけ

 38番  浦  野  さとみ        39番  山  本  たかし

 40番  中  村  延  子       41番  酒  井  たくや

 42番  森     たかゆき

.欠席委員(1名)

  1番  高  橋  ちあき

.出席説明員

 中野区長    酒井 直人

 副区長     青山 敬一郎

 副区長     栗田 泰正

 教育長     田代 雅規

 企画部長    岩浅 英樹

 企画課長    中谷 博

 財政課長    竹内 賢三

 広聴・広報課長 矢澤 岳

 総務部長    濵口 求

 防災危機管理担当部長          吉沢 健一

 DX推進室長  滝瀬 裕之

 総務課長    永見 英光

 職員課長    中村 洋

 区民部長、窓口サービス担当部長     高橋 昭彦

 文化・産業振興担当部長         高村 和哉

 子ども教育部長、教育委員会事務局次長  石崎 公一

 子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当) 森 克久

 地域支えあい推進部長、地域包括ケア推進担当部長 石井 大輔

 健康福祉部長  杉本 兼太郎

 保健所長    水口 千寿

 環境部長    浅川 靖

 都市基盤部長  松前 友香子

 まちづくり推進部長           角 秀行

 中野駅周辺まちづくり担当部長      千田 真史

 会計室長    古本 正士

.本会の書記は下記のとおりである。

 事務局長     堀越 恵美子

 事務局次長    分藤 憲

 議事調査担当係長 鈴木 均

 書  記     田村 優

 書  記     細井 翔太

 書  記     森園 悠

 書  記     北村 勇人

 書  記     梅田 絵里子

 書  記     川辺 翔斗

 書  記     志賀 優一

 書  記     竹中 雅人

 書  記     堀井 翔平

 書  記     稲葉 悠介

 書  記     砂橋 琉斗

.委員長署名


午後00開議

○河合りな委員長 定足数に達しましたので、ただいまから決算特別委員会を開会いたします。

 認定第1号から認定第5号までの計5件を一括して議題に供します。

 初めに、本日午前中に開かれた理事会の報告を行います。

 まず、委員会運営について、主査報告は、総務、区民、厚生、建設、子ども文教の各分科会の順に行い、報告後、順次質疑を自席で行うこと、また、討論は省略することを確認しました。

 次に、採決方法について、起立採決となった場合、合理的な配慮を必要とする場合は挙手によることを認めることを確認しました。

 次に、採決方法について、認定第1号を起立または挙手により、認定第2号を簡易により、認定第3号を起立または挙手により、認定第4号を起立または挙手により、認定第5号を起立または挙手で行うことを確認いたしました。

 次に、意見について、各分科会から申し送られた意見はありませんでした。

 なお、意見は主査報告が終了するまで提出できます。提出があった場合は、委員会を休憩して理事会を開き、協議することを確認しました。

 なお、意見は主査報告が終了するときまで提出できるため、提出があった場合には、委員会を休憩し、理事会を開いて協議を行います。

 次に、お手元の資料要求一覧(最終版)について、会議録の巻末に添付することを確認しました。

 以上が理事会の報告ですが、質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○河合りな委員長 なければ、ただいまの報告のとおり委員会を運営することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○河合りな委員長 御異議ありませんので、そのように運営いたします。

 それでは、これより主査報告を行います。

○大沢ひろゆき副委員長 初めに、総務分科会主査の報告を求めます。

○河合りな主査 9月30日、10月1日及び2日に行いました総務分科会の審査の経過について報告いたします。

 当分科会では、認定第1号、令和6年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分、認定第2号、令和6年度中野区用地特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、令和6年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分及び認定第5号、令和6年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分の審査を行いました。

 初めに、認定第1号について、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容を報告します。

 最初に、企画費、企画中、外部評価実施経費の不用額の要因が問われ、「予算積算時は外部評価者に4名の学識経験者を想定していたが、途中で公募区民を1名入れることに改めたためである」との答弁がありました。これに対し、「令和6年決算特別委員会において、次期中野区基本計画の検討に当たり、行政評価制度と業務改善の在り方について見直しを検討していきたいとの答弁があったが、検討状況はどうか」との質疑があり、「現時点で結論に至ってはいないが、今年度中にまとめていきたい」との答弁がありました。これに関連して他の委員から、「外部評価者を増やして対象事業を増やすべきではないか」との質疑があり、「対象事業をどれだけ広げられるかや、負担感とのバランスを考慮し検討していきたい」との答弁がありました。

 次に、平和・人権・男女共同参画中、平和の旅事業経費の増要因が問われ、「報告書やチラシの印刷費、旅行業務の委託料等が増となったためである」との答弁がありました。これに対し、「参加人数を増やしたり、訪問地を広げていくような検討を進めていただきたいが、どうか」との質疑があり、「中学2年生を対象としており、訪問先は広島で考えている。参加人数を増やすことについては検討していきたい」との答弁がありました。

 次に、同じく平和・人権・男女共同参画中、ユニバーサルデザイン普及啓発事業経費の研修対象が問われ、「希望した職員を対象とした研修である」との答弁がありました。これに対し、「まちづくり計画等に反映されているかどうか、疑義が残ると指摘してきた。都市基盤部やまちづくり推進部に所属する職員にも受講を促してほしいが、どうか」との質疑があり、「職員にどれだけ浸透しているかが課題と感じている。各所管に導入ガイドラインの周知を図るとともに、今後さらなる工夫をしていきたい」との答弁がありました。これに対し、「各所管で策定される計画の中に、ユニバーサルデザインの視点がどれぐらい盛り込まれているかチェックしてほしい」との要望がありました。

 次に、資産管理活用中、土地開発公社関係事務の執行率が低い理由が問われ、「道路用地買収の事業進捗の関係もあり、余裕を持って予算積算しているためである」との答弁がありました。これに対し、「年度の残り一、二か月で交渉がまとまることを前提に予算を組むことは民間ではあり得ない。予算積算方法については検討していただきたい」との要望がありました。

 次に、広聴・広報中、LINE運用支援ツール利用料の内容が問われ、「LINEを利用した行政手続や、行政情報のさらなる効果的な発信をするためのツールを利用する経費である」との答弁がありました。これに関連して他の委員から、「今後、母子保健DXで電子手続が充実していく中で、LINEによる申込みの利便性について検討する必要があるのではないか」との質疑があり、「精査していく必要があると考えており、デジタル政策課との調整を踏まえ、今後の行政手続の在り方について検討していく」との答弁がありました。

 次に総務費、総務中、「なかの東北絆まつり」実施における負担金について、「この事業へ寄付を受けたふるさと納税は充当されているか」との質疑があり、「ふるさと納税による寄付は特定財源として充当されている」との答弁がありました。

 次に、人材育成中、資格取得等職員育成支援経費について、「どのような資格を取得した職員がいたのか」との質疑があり、「社会福祉士、建築設備士、ファイナンシャルプランナーやITパスポート等である」との答弁がありました。これに対し、「職員課から、資格取得に向けた勧奨は行っているのか」との質疑があり、「既に年4回の職員向け通信を発信しているが、さらに全職員に向けてメッセージを発信する等も含め、資格取得制度のリニューアルに向けて検討していきたい」との答弁がありました。

 次に、防災対策中、固定系防災行政無線運用費等残の理由が問われ、「予算積算時は民間施設21か所での設置を予定していたが、改めて確認したところ、工事期間等の関係もあり、設置の希望があったのは3か所のみであったためである」との答弁がありました。これに対し、「予算積算時の計画どおりに設置するべきではないのか」との質疑があり、「計画どおり設置するべきであったが、設置ができなかった施設については代替手段を検討していきたい」との答弁がありました。

 次に、デジタル基盤整備中、生成AIの導入について、ライセンス数が問われ、「令和6年4月から8ライセンス、その後、6月から100ライセンスを追加した」との答弁がありました。これに関連して他の委員から、「生成AIはどのような業務に活用されたのか」との質疑があり、「議事録の校正・要約や、グループで共有しているファイルの検索などに活用されている」との答弁がありました。

 次に、会計管理中、予算現額が当初予算額より増加した理由が問われ、「公金取扱手数料等が不足し、会計費の中の時間外勤務手当から流用したためである」との答弁がありました。これに対し、「人件費から流用するぐらいならば、少額であろうが補正予算で対応するべきだったのではないか」との質疑があり、「補正予算での対応も考慮しなければならなかったが、今回はいとまがなかった。今後は執行状況等の確認も踏まえて適切に対応していく」との答弁がありました。

 このほか、中野二丁目再開発権利床管理費について、複合機等の共用消耗品購入について、不要什器等廃棄業務委託について、能登半島地震に係る職員派遣について、青色灯防犯パトロールカー運行について、新庁舎移転関連業務委託についてなどの質疑がありました。

 続いて、一般会計歳入について質疑を行い、特別区交付金、分担金及び負担金、使用料及び手数料、財産収入、寄付金、繰入金についてそれぞれ質疑がありました。

 次に、認定第2号、令和6年度中野区用地特別会計歳入歳出決算の認定について質疑を行いましたが、質疑はありませんでした。

 次に、認定第3号、令和6年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定の分担分について質疑を行いましたが、質疑はありませんでした。

 次に、認定第5号、令和6年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定の分担分について質疑を行いましたが、質疑はありませんでした。

 以上が当分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨申し添えます。

 以上で総務分科会における審査の報告を終わります。

○大沢ひろゆき副委員長 ただいまの報告に対しまして質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○大沢ひろゆき副委員長 なければ、以上で総務分科会主査の報告を終了します。

○河合りな委員長 次に、区民分科会主査の報告を求めます。

○甲田ゆり子主査 9月30日、10月1日及び2日に行いました区民分科会の審査の経過について報告いたします。

 当分科会では、認定第1号、令和6年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分、認定第3号、令和6年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分及び認定第4号、令和6年度中野区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての審査を行いました。

 初めに、認定第1号、令和6年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分のうち、歳出に関する主な質疑応答の内容について報告いたします。

 まず、区民費、区民相談中、専門相談員の報酬について、「物価上昇等も踏まえ、適正な報酬額に都度見直していくことが必要だと考えるがどうか」との質疑があり、「他区の傾向も踏まえ、対応を検討していきたい」との答弁がありました。

 次に、区民サービス企画調整中、戸籍住民窓口及びフロアマネージャー等業務委託について、「フロアマネージャーが効果的に稼働していないフロアが見受けられる。必要に応じて配置を変更することはできるのか」との質疑があり、「配置数の変更は委託仕様書を変更する必要がある。再契約の時期までに業務分析を行い、改善を検討していきたい」との答弁がありました。これに対し、「早急に業務分析を実施してほしいと思うが、時期と方法は」との質疑があり、「令和8年度に、別途、複数手続等に係るサービス改善に向けて委託による業務分析を予定している。また、配置数については、現行の委託の在り方の見直しに伴い変更することもできる」との答弁がありました。これに関連して他の委員から、「来庁者アンケート調査等による状況の把握だけでなく、職員が現場を確認し分析することも必要だと思うが、どうか」との質疑があり、「分析した結果が改善につながるよう検討していきたい」との答弁がありました。

 次に、住民記録中、マイナンバーカードを利用した転入・転出処理件数について、「処理件数が増加していることに対して所管としてどう捉えているか」との質疑があり、「利用実績は年々伸びているが、マイナンバーカードの保有率ほど利用率が伸びておらず、その差を埋めていくことが課題である。ホームページの表示場所の見直しや検索結果の表示順を意識した工夫等に取り組んでいきたい」との答弁がありました。これに関連して他の委員から、「マイナンバーカード普及促進について、ナカペイと連携することは可能か」との質疑があり、「現在検討に至ってはいないが、調査研究していきたい」との答弁がありました。

 次に、課税中、課税資料整理及びデータ入力等業務委託及び課税資料データ作成委託について、不用額が大きい理由を問われ、「契約額が当初の見込額よりも低かったためである。今後、過去の実績・決算額等も踏まえ、不用額が生じないようしっかりと算定していく」との答弁がありました。

 次に、後期高齢者医療中、後期高齢者医療管理システム改修委託費の残について、55万円の未執行の理由を問われ、「急な制度改正に備えて毎年度計上しているが、必要な改修が発生しなかったため未執行となっている」との答弁がありました。これに対し、「令和4年度から3年間未執行であるが、毎年度計上すべきなのか」との質疑があり、「未執行が続く経費として精査し、令和7年度予算の計上から外している」との答弁がありました。

 次に、産業中、経営力強化支援事業補助金の残について理由を問われ、「補助件数を60件と見込んでいたが、想定を下回り実績が届かなかった。今年度は周知の効果もあり、上半期で既に昨年度と同程度の件数まで伸びている」との答弁がありました。また、人材確保総合支援事業補助金の残についても理由を問われ、「中小企業等で採用の応募がなく活用に至っていないとの声があり、大きな課題として捉えている。より利用しやすい補助金へと実行性を高めていきたい」との答弁がありました。さらに、コーディネーター育成等に係る委託について内容を問われ、「伴走型経営支援体制の構築に向けた準備として、金融機関や中小企業診断士会を対象にセミナーを実施した。また、区内の中学生に対し創業教育を実施した」との答弁がありました。これに対し、「事業を起こそうとしている人への支援は、今後さらに注力していってほしい。今年度予定している支援はあるのか」との質疑があり、「今年度は、私立中学校に加え、区立中学校に対しても創業教育を実施する予定である」との答弁がありました。

 次に、シティプロモーション中、ふるさと納税の寄付実績について、「当初の想定よりも寄付実績が伸びているが、返礼品としてはどのようなものが増えたのか」との質疑があり、「昨年度は光学機器やデジタル商品券などが多かった」との答弁がありました。これに関連し他の委員から、「ナカペイは返礼品に追加されたのか」との質疑があり、「令和7年8月より、ナカペイふるさと納税ポイントを追加している」との答弁がありました。さらに、他の委員から、「返礼品の開発と関連して、区民委員会で寄付の充当先事業の議論や提案をすることはできるのか」との質疑があり、「頂いた御意見については企画部と共有し協議していく」との答弁がありました。

 次に、環境費、資源回収推進中、資源回収について、「古紙等の集団回収量が年々減ってきている。集積所を増やすために行政回収の実施を検討してはどうか」との質疑があり、「古紙や古着・古布の行政回収は考えていない。集団回収の集積所を増やしていくよう、団体に働きかけを行っていきたい」との答弁がありました。これに関連して他の委員から、「先進自治体のように事業者と連携して資源の回収品目を増やすことを検討してはどうか」との質疑があり、「先進自治体や他区の状況等を情報収集しながら検討していきたい」との答弁がありました。

 このほか、消費生活相談、産業経済融資利子補給金、庁舎貸出しスペース施設管理委託、カーボン・オフセット事業、トレーラーハウス型喫煙所購入経費等などについての質疑がありました。

 続いて、一般会計歳入では、特別区民税などについての質疑がありました。

 続いて、認定第3号、令和6年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分では、質疑はありませんでした。

 続いて、認定第4号、令和6年度中野区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、質疑はありませんでした。

 以上が区民分科会における主な質疑応答の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨申し添えます。

 以上で区民分科会における審査の報告を終わります。

○河合りな委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○河合りな委員長 なければ、以上で区民分科会主査の報告を終了します。

 次に、厚生分科会主査の報告を求めます。

○細野かよこ主査 9月30日、10月1日及び2日に行いました厚生分科会の審査の経過について報告いたします。

 当分科会では、認定第1号、令和6年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分、認定第3号、令和6年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分及び認定第5号、令和6年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分の審査を行いました。

 初めに、認定第1号、令和6年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分のうち、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。

 初めに、地域支えあい推進費、区民活動推進中、区民活動センター貸出用無線LAN通信費等について、Wi-Fiルーターの配置数及び貸出し状況が問われ、「各区民活動センターで2台ずつ配置しており、全15の区民活動センターで計3,000回程度貸し出した。なお、今年度から13の区民活動センターではフリーWi-Fiを整備予定である」との答弁がありました。これに対し、「フリーWi-Fiの整備に当たっては、しっかりと周知してもらいたいが、どうか」との質疑があり、「区報、ホームページのほか、各施設での案内やポスターによる周知に取り組んでいる」との答弁がありました。

?次に、地域包括ケア推進中、高齢者の保健事業と介護予防事業の一体的実施について、不用額が生じた理由が問われ、「モデル事業として開始したところであるが、栄養士や保健師の派遣が遅れ、その分の人件費である」との答弁がありました。これに対し、「多くの方の疾病の発症リスクを低下させることがポピュレーションアプローチの意義であると考えており、区民の動向などについて分析し、疾病の早期発見と支援につなげてもらいたいが、どうか」との質疑があり、「九州大学と連携し、地域ごとの傾向などについて調査しており、調査結果を踏まえてどのようにアプローチするか検討したい」との答弁がありました。さらに、これに関連して他の委員から、「フレイル予防には早期の取組が必要であり、そのための広報や実施場所の拡充について、医師会や薬剤師会等とも協力しながら検討してもらいたいが、どうか」との質疑があり、「各高齢者会館と開催日や内容について調整しており、医師会や薬剤師会との協力については、そういった状況を踏まえ検討していきたい」との答弁がありました。

?次に、在宅療養推進中、がん患者へのアピアランスケア支援事業について、周知方法と実施結果について問われ、「区報やホームページ等で周知するとともに、区内と近隣区でがん治療が可能な医療機関にも事業を周知することで、医療相談室から紹介してもらえるよう取り組んだ。実施結果としては200件程度の助成を想定し、171件の助成をした」との答弁がありました。これに対し、「メディカルソーシャルワーカー等を通じた事業の案内についても検討してほしい」との要望がありました。

?次に、在宅サービス中、高齢者補聴器購入費用助成事業について、「当初予算に加え、年度途中に補正予算も組んで対応しているが、執行率は約75%となっている。この結果をどう捉えているのか」との質疑があり、「申請を受けてから助成金支払いまでにタイムラグがあり、年度を超えたため執行残が生じているが、実際の申請数で見ると想定した件数に近い数の申請があったと捉えている」との答弁がありました。これに対し、「今年度から聴力健診も始まり、より事業の周知に力を入れてほしいが、どうか」との質疑があり、「聞こえに関する相談会を開催するなど、引き続き事業を周知し、聞こえのケアをしていただけるよう努めていきたい」との答弁がありました。

?次に、事業者育成支援中、介護サービス事業所等物価高騰対策支援金について、不用額が生じた理由を問われ、「対象の事業所のうち、申請した事業所は71.3%となっており、申請しなかった事業所による見込み差である」との答弁がありました。また、「介護事業所の経営状況の実態が把握できていないと感じる。まずは個々の事業所の状況を把握し、必要な支援をしてもらいたいが、どうか」との質疑があり、「介護事業所は廃止もあれば新規もあり、状況はまちまちである。事業所数の推移や、健康福祉審議会等での意見交換のほか、国や都が行っている調査も参考にしながら区内事業所の状況の把握に努めたい」との答弁がありました。

?次に、健康福祉費、福祉推進中、自動体外式除細動器(AED)賃借料について、保健所等と区内コンビニエンスストアに設置するAEDの使用回数を問われ、「保健所等の区立施設に設置するAEDは、全体で年1回程度使用された実績がある。コンビニエンスストアには令和6年度から設置しているが、これまで1回の使用があった」との答弁がありました。これに対し、「救助者の恐怖心を払拭するためにも、オートショック型AEDを導入してはどうか」との質疑があり、「オートショック型AEDは、救助者の心理的な負担軽減に資するものと認識しており、導入について検討していきたい」との答弁がありました。

?次に、障害者施設中、タイムケア事業について、「障害のある方には様々な事情がある中、毎日でもタイムケアが実施されることが望ましい。そのためには、人材確保が特に重要となってくるが、現在の状況を含め、どのように考えているのか」との質疑があり、「現在は実施施設において全て受入れができているところであるが、タイムケアのニーズは非常に高いことは認識している。人材確保については、次期基本計画等の中で検討を進めたい」との答弁がありました。

?次に、衛生環境中、飼い主のいない猫対策事業について、対象の猫の頭数と執行残が多い理由が問われ、「区として把握している猫は、地域猫共生推進員が管理する猫であり、令和7年4月時点で104頭である。執行残が多い理由としては、不妊去勢手術を実施した頭数が想定より少なかったためなどである」との答弁がありました。これに対し、「飼い主のいない猫対策は未然防止が重要である。福祉的なアプローチからも対策を進めてほしい」との要望がありました。

?このほか、介護施設等開設準備経費補助金について、歯科疾患実態調査について、はつらつ事業について、訪問理美容サービス委託について、食育推進事業についてなどの質疑がありました。

 次に、一般会計歳入について質疑を行いましたが、質疑はありませんでした。

 次に、認定第3号、令和6年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分について質疑を行いましたが、質疑はありませんでした。

 次に、認定第5号、令和6年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分では、職員体制について、ペーパーレス介護認定審査会システム等についての質疑がありました。

 以上が当分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨申し添えます。

 以上で当分科会における審査の報告を終わります。

○河合りな委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○河合りな委員長 なければ、以上で厚生分科会主査の報告を終了いたします。

 次に、建設分科会主査の報告を求めます。

○加藤たくま主査 9月30日、10月1日及び2日に行いました建設分科会の審査の経過について報告いたします。

 当分科会では、認定第1号、令和6年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分及び認定第5号、令和6年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分の審査を行いました。

 初めに、認定第1号、令和6年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分のうち、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。

 まず、都市基盤費、建築調整中、建築紛争調停委員会委員報酬等について、令和5年度と比較して委員数が5名から4名に減少している理由を問われ、「特に委員数についての基準はなく、また、4名でも委員会として成立するため、委員が退任したタイミングで5名から4名に人数構成を変えた」との答弁がありました。これに対し、「補充をしなかった理由には、あっせんや調停の実績がないことが続いていることもあると考える。困っている方に向き合えるよう、在り方を見直してほしい」との要望がありました。

 次に、都市計画中、景観計画策定支援業務委託について、委託の内容と範囲を問われ、「区が定めている景観方針に基づき、景観づくりの方向性を整理し、計画のたたき台を検討したものである。また、区民等の意識醸成、区内の土地利用現況調査データなどの景観づくりを推進するためのデータの整理を行った」との答弁がありました。これに関連して他の委員から、「計画のたたき台を作成したということだが、計画の策定に向け、令和7年度以降も委託を継続していくのか」との質疑があり、「今後も景観に対する取組は行っていく考えではあるが、令和7年度の予算では委託経費を計上していない。引き続き庁内で検討を進める」との答弁がありました。さらに、これに関連して他の委員から、「令和5年度にも同様の委託があり、計画のたたき台を作成する旨の説明であったが、令和6年度の委託内容との違いはあるのか」との質疑があり、「令和6年度は、令和5年度の成果物を基に新たな現況調査を実施した上で、より内容を充実させた計画のたたき台を作成した」との答弁がありました。

?次に、都市施設中、中野区バリアフリー基本構想改定業務委託等について、その内容を問われ、「中野区バリアフリー基本構想の改定の時期を迎え、令和6年度と令和7年度の2か年をかけて改定作業を進めており、素案やデータ収集の業務を委託している」との答弁がありました。これに対し、「区役所1階の点字ブロックの色がシルバーであり、色弱の方は見づらいという声がある。改定に当たっては、このような視点を取り入れるという考えはあるのか」との質疑があり、「実際に当事者の方にお越しいただき、点字ブロックが見づらいという御意見を頂いた。このような意見を踏まえて改定を行っていく」との答弁がありました。

?次に、土木事業調整中、妙正寺川双鷺橋に係る橋梁拡幅整備負担金について、不用額が1,000万円を超えた理由を問われ、「予算を積算する時点では、東京都で整備事業の設計中であり、工事実績のある同規格の橋梁を参考に事業費を算出した。設計完了後、改めて事業費を積算した結果、想定していた事業費に満たなかった」との答弁がありました。これに対し、「物価高騰がある中で、同規格の橋梁で積算したものであれば事業費が下回ることは考えにくいが、今後、不用額は出ない見込みなのか」との質疑があり、「同規格の橋梁であっても現場状況等に様々な違いがあるため、事業費に差額が出たものと考えている。今後は、工事の進捗にもよるが、このような大きな差額は生じないと想定している」との答弁がありました。

?次に、建築安全・安心中、木造住宅耐震診断委託について、一般耐震診断の執行額が令和5年度から減少した理由を問われ、「国からの通知を受け、耐震診断開始時点で除去助成を受けることが分かっている場合は、簡易耐震診断のみで除去助成をできるようになったためである」との答弁がありました。これに対し、「現在配布されているチラシでは、耐震診断の流れや一般と簡易の耐震診断の区別が難しい。この事業をさらに推進していくためにホームページを含めて工夫してほしい」との要望がありました。

?次に、住宅政策中、住宅確保要配慮者支援に係る補助金について、あんしんすまいパック等の利用実績を問われ、「あんしんすまいパックは11件、家賃債務保証サービスが2件で合計13件の補助件数であった。過去3年間を見ても実績が伸びていないため、より一層の周知が必要であると考えている」との答弁がありました。これに対し、「住宅確保要配慮者を登録住宅や専用住宅に確実に誘導できているのか確認していく必要がある。どのような目標値を設定するかを含め、課題に即した体制を検討してほしい」との要望がありました。

?次に、まちづくり推進費、まちづくり事業中、区画街路第4号線に係る用地関連総合支援業務委託について、「不用額が約8,000万円あるが、どのような想定の下、予算を積算したのか」との質疑があり、「予算積算の段階では、権利者の数から用地折衝の回数を想定して積算しているが、実際には権利者との接触が困難であるなど、様々な理由で想定より用地折衝が進まず、決算額と乖離が生じてしまった」との答弁がありました。これに対し、「この事業は長い期間をかけて進めているが、当初考えていたまちづくりのコンセプトや目的は引き続き検討されているのか」との質疑があり、「事業期間中のにぎわい創出や将来的な商店街については、地元の方々と「沼袋駅前バス通りにぎわい創出プラン」を描いている。一方で、長い期間をかけると様々な条件の変化があるので、丁寧に説明をし、地元の方々の意見や要望を聞きながら進めていきたい」との答弁がありました。

 このほか、道路維持補修工事の空洞復旧工事、放置自転車撤去業務・移送業務、西武新宿線鉄道上部活用方針検討業務委託、大和町まちづくり、中野駅周辺エリアマネジメント推進業務委託などについての質疑がありました。

 続いて、一般会計歳入では、自転車駐車場の使用料、自動販売機設置土地使用料、子供の遊び場等整備事業補助金などについての質疑がありました。

 続いて、認定第5号、令和6年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分では、高齢者福祉住宅生活援助員業務委託について質疑がありました。

?以上が建設分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨申し添えます。

 以上で建設分科会における審査の報告を終わります。

○河合りな委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○河合りな委員長 なければ、以上で建設分科会主査の報告を終了します。

 次に、子ども文教分科会主査の報告を求めます。

○白井ひでふみ主査 9月30日、10月1日及び2日に行いました、子ども文教分科会における審査の経過について報告いたします。

 当分科会では、認定第1号、令和6年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分に関し、審査を行いました。

 初めに、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容につきまして報告いたします。

 初めに、子ども費、子ども政策中、中野区児童福祉審議会報酬等の執行残について理由を問われ、「当審議会は全体会、子どもの権利擁護部会、里親認定部会、保育部会で構成されており、適時開催できるように予算上は27回の開催を予定していたが、実際の開催数は14回であったためである」との答弁がありました。これに対し、「審議会で取り上げていくテーマについて改めて検討し、開催数を見直すことも考えていくべきではないか」との質疑があり、「各部会では審査内容について規定があり、案件が発生した際には速やかに開催できるよう、必要回数分を予算計上している」との答弁がありました。

 次に、子ども企画財政中、常設プレーパーク設置に向けた試行運営委託等の経費内訳を問われ、「主な内訳は、試行運営委託費が614万円余、設計費が407万円、樹木剪定費が121万円、除草経費が66万円余となっている」との答弁がありました。これに対し、「今後の費用はどの程度を見積もっているのか」との質疑があり、「整備にかかる費用として、今年度予算では9,100万円余を計上している。また、樹木剪定と除草については別途予算を計上しており、適宜実施していく」との答弁がありました。これに関連して他の委員から、「プレーパークについて、近隣の地域の方々からはどのような意見があるか」との質疑があり、「おおむね好意的な御意見を頂いている」との答弁がありました。

 次に、保育園・幼稚園中、東中野図書館施設管理経費が子ども教育費に計上されていた理由を問われ、「過去に当該施設に民間保育園が入っていたため、保育園・幼稚園課のほうで管理していた」との答弁がありました。これに関連して他の委員から、経費の内訳を問われ、「光熱水費、樹木剪定に係る費用、保守委託費などである」との答弁がありました。これに対し、「施設の機能としては終了しているが、別の用途で使用しているのか」との質疑があり、「中野保育園の代替調理室として使用していた」との答弁がありました。

 次に、幼児施設整備中、こども誰でも通園制度(仮称)の試行的実施に係る経費について執行率が低い理由を問われ、「区の想定よりも実施園数が少なかったためである」との答弁がありました。これに対し、「令和8年度から本格実施となる予定であるが、国の示す進め方には無理があると思われるため、区としてのしっかりとした考えを持ってほしい」との要望がありました。

 次に、子育て支援中、「母子家庭やひとり親家庭を支援する事業が多々あるが、このようなサービスがあるということを対象者に的確に周知できているのか」との質疑があり、「例えば児童扶養手当の受給者といったところで判断する場合などがあるが、的確に対象者を把握することは難しい部分がある」との答弁がありました。これに対し、「知っている人だけが得をして知らない人は損をするという状況を改めていってほしい」との要望がありました。

 次に、地域子ども施設調整中、「学童クラブ運営業務委託費残が多くあるが、この内訳は何か」との質疑があり、「新規の学童クラブ委託と再選定の委託による契約落差の約3,000万円と特別支援の対応加配の残の約8,000万円である」との答弁がありました。これに対し、「支援が必要な児童への加配は十分に予算措置していた一方、実際にはあまり利用されなかったようであるが、積算は適切だったのか」との質疑があり、「学童クラブでは、特別な支援が必要な児童は年々減少していることから、令和7年度予算からは実績等を踏まえ、精査して計上している」との答弁がありました。

 次に、教育費、教育政策中、産業医の面談の対象となった教員の超過勤務時間別の割合を問われ、「小学校の教員については、月100時間超が0.3%、80時間超が1.6%、中学校の教員については、100時間超が1.5%、80時間超が5.2%であった」との答弁がありました。これに対し、「割合が多くなっている部分について対策を講じているのか」との質疑があり、「長時間労働の要因の一つである部活動への携わりについて、地域展開を少しずつ進めている。また、産業医から職場環境に対する留意事項についてアドバイスを頂き、対応について協議しながら整理している」との答弁がありました。

 次に、教育企画財政中、クラブ、部活動外部指導員謝礼の不用額の要因を問われ、「各学校に調査をした上で予算計上をしたが、実際に利用を始めたところ、見込んだ回数に至らなかったためである」との答弁がありました。これに対し、「部活の指導員について、地域人材をマッチングさせる人材バンクのような仕組みを用いている自治体もあるが、区はそのような検討はしているか」との質疑があり、「部活動の地域展開を進めていく中で、他自治体の取組を研究していきたい」との答弁がありました。

 次に、学校再編・地域連携中、PTA活動支援の内容を問われ、「PTAの方々がスキルアップできるような講座を開催している。また、講師謝礼は行政が講座を実施する際と同等の基準となっている」との答弁がありました。これに対し、「既定の金額で受けてくれる講師がいないため、執行されていないと考えられる。よりよい支援の在り方を考えていくべきではないか」との質疑があり、「需要の有無を見定め、公益活動の担当部署と連携し考えていきたい」との答弁がありました。

 次に、教育情報システム中、ICT推進費用の今後の財政負担の傾向について問われ、「次世代校務DXに向けた試行実施などもあり、増加傾向である」との答弁がありました。これに対し、「今回、不用額が多く発生している理由は何か」との質疑があり、「当初想定していた機器を導入しないこととしたことや電子黒板の需要が見込みよりも少なかったことなどが要因である」との答弁がありました。これに対し、「適切なICT環境を担保しつつも、適宜見直しをしながら一般財源の負担を減らしていくべきではないか」との質疑があり、「令和8年度の予算は増える見込みではあるが、しっかりと減らすべきところは減らしてICT環境を整備していきたい」との答弁がありました。

 このほか、指導検査経費、障害児保育事業、保育士等キャリアアップ補助、学習支援事業、児童相談所運営、AI学習ドリル利用料、不登校対策支援事業、外国人学校保護者補助、学校給食などについて質疑がありました。

 また、歳入について質疑を求めたところ、入院助産、重層的支援体制整備事業、理科教育についての質疑がありました。

 以上が子ども文教分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨申し添えます。

 以上で子ども文教分科会における審査の報告を終わります。

○河合りな委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○河合りな委員長 なければ、以上で子ども文教分科会主査の報告を終了します。

 以上で分科会主査報告は全て終了します。

 冒頭で確認したとおり、討論は省略することといたします。

 これより採決に入ります。認定第1号から認定第5号について、順次採決を行います。

 初めに、認定第1号、令和6年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についてを起立または挙手により採決します。

 お諮りします。認定第1号を認定すべきものと決するに賛成の委員は、御起立または挙手を願います。

〔賛成者起立・挙手〕

○河合りな委員長 起立多数。よって、認定第1号は認定すべきものと決しました。

 次に、認定第2号、令和6年度中野区用地特別会計歳入歳出決算の認定についての採決を行います。

 お諮りします。認定第2号を認定すべきものと決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○河合りな委員長 御異議ありませんので、そのように決定します。

 次に、認定第3号、令和6年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを起立または挙手により採決します。

 お諮りします。認定第3号を認定すべきものと決するに賛成の委員は、御起立または挙手を願います。

〔賛成者起立・挙手〕

○河合りな委員長 起立多数。よって、認定第3号は認定すべきものと決しました。

 次に、認定第4号、令和6年度中野区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを起立または挙手により採決します。

 お諮りします。認定第4号を認定すべきものと決するに賛成の委員は、御起立または挙手を願います。

〔賛成者起立・挙手〕

○河合りな委員長 起立多数。よって、認定第4号は認定すべきものと決しました。

 次に、認定第5号、令和6年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを起立または挙手により採決します。

 お諮りします。認定第5号を認定すべきものと決するに賛成の委員は、御起立または挙手を願います。

〔賛成者起立・挙手〕

○河合りな委員長 起立多数。よって、認定第5号は認定すべきものと決しました。

 以上をもちまして決算の審査は全て終了いたしました。

 この際、区長から発言を求められておりますので、これを許可します。

○酒井区長 一言御挨拶を申し上げます。長時間にわたり熱心な御審査を頂きまして、誠にありがとうございました。

 ただいま令和6年度決算につきまして、認定すべきものとの決定を頂きました。ありがとうございます。審査の中で頂きました御意見等につきまして十分に配慮いたしまして、積極的に区政運営に努めてまいりたいと存じます。ありがとうございました。

○河合りな委員長 以上で本日の日程を終了いたしました。

 決算特別委員会を散会いたします。

午後1時46分閉会