平成20年07月09日中野区議会区民委員会
平成20年07月09日中野区議会区民委員会の会議録
平成20年07月09日区民委員会 中野区議会区民委員会〔平成20年7月9日〕

区民委員会会議記録

○開会日 平成20年7月9日

○場所  中野区議会第2委員会室

○開会  午後1時00分

○閉会  午後4時40分

○出席委員(8名)
 奥田 けんじ委員長
 近藤 さえ子副委員長
 内川 和久委員
 つぼい えみ委員
 佐野 れいじ委員
 きたごう 秀文委員
 岡本 いさお委員
 岩永 しほ子委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 区民生活部長 大沼 弘
 区民生活部経営担当課長(里・まち連携推進担当課長、地域活動担当課長) 遠藤 由紀夫
 戸籍住民担当課長 今 恵里
 南地域担当課長 波多江 貴代美
 産業振興担当参事 鈴木 由美子
 中部地域担当課長 吉村 恒治
 東地域担当課長 横山 俊
 北地域担当課長 伊藤 政子
 ごみ減量・清掃事業担当参事(環境と暮らし担当参事) 橋本 美文
 清掃事務所長 齋木 正雄

○事務局職員
 書記 丸尾 明美
 書記 竹内 賢三

○委員長署名


審査日程
○議題
 地域センター及び区民の地域活動について
○所管事項の報告
 1 (仮称)区民活動センターの開設に向けた区町連の研修会及び地区町連と区長との意見交換について(地域活動担当)
 2 自治体総合フェア2008への出展について(産業振興担当)
○その他

委員長
 定足数に達しましたので、ただいまから区民委員会を開会します。

(午後1時00分)

 それでは、本日の審査日程についてお諮りしたいので、委員会を休憩します。

(午後1時00分)

委員長
 委員会を再開します。

(午後1時01分)

 本日は、議題宣告の後、所管事項の報告を1件受け、委員会を休憩し、休憩中に新宿区落合第一地域センターの運営について視察を行い、視察終了後、委員会を再開し、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めます。
 それでは、議事に入ります。
 地域センター及び区民の地域活動についてを議題に供します。
 所管事項の報告を受けたいと思います。
 1番、(仮称)区民活動センターの開設に向けた区町連の研修会及び地区町連と区長との意見交換会についての報告を求めます。
遠藤区民生活部経営担当課長
 それでは、(仮称)区民活動センターの開設に向けた区町連の研修会及び地区町連と区長との意見交換会について(資料2)御報告申し上げます。
 平成21年7月の(仮称)区民活動センターの開設に向けまして、区町連の主催によりまして研修会が実施されました。また、(仮称)区民活動センターの開設に向けまして、地区町連と区長との意見交換会を下記のとおり行ってございます。
 1番目の区町連の研修会ですが、開催日時が、2回やっておりまして、1回目が6月19日(木)午後2時~3時半まで。2回目が6月27日(金)午後2時~3時半までという時間でございます。会場は、両方とも勤労福祉会館の大会議室で行っております。講師といたしまして、区民生活部長 と、私、地域活動担当課長として講師で参っています。4番目のテーマですが、(仮称)区民活動センターの開設に向けてということで、別紙のとおり資料をつけておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。参加者につきましては、町会・自治会の関係者が1回目が85人、2回目が76人となってございます。
 2番目の地区町連と区長との意見交換会の日程でございますけれども、6月27日(金)の弥生地域センターから始まりまして、7月18日(金)の桃園地域センターまでということで、こういう日程で区長との意見交換会を予定しております。
 報告は以上でございます。
委員長
 委員会を休憩いたします。

(午後1時04分)

委員長
 委員会を再開します。

(午後4時15分)

 休憩前の報告、(仮称)区民活動センターの開設に向けた区町連の研修会及び地区町連と区長との意見交換会についてでありますが、質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告は終了いたします。
 2番目、自治体総合フェア2008への出展についての報告を求めます。
鈴木産業振興担当参事
 それでは、お手元の自治体総合フェア2008への出展についての議会資料(資料3)をもとに御報告をいたします。
 恒例のこのフェアというのは、ことしで12回目を迎えるんですけれども、私ども出展をするに当たっての目的は、先般中野区イメージアップをこれから図っていこうというふうな取り組みの一環として、これからの新しい中野の魅力を大いに外に向けて発信していこうということで、こういったフェアへの参加を通じてアピールしていくことを目的としているものでございます。
 2番目ですが、その自治体総合フェア2008というのはどういうものかということでございますけれども、この自治体総合フェアは、ある意味では自治体のさまざまな課題を、問題解決を図るための、民間でいえばビジネスフェアというような位置付けのものです。2008は、いくつかの課題のゾーンに分かれていまして、ここにお示しししたとおり、行政展示と、それから電子自治体、省エネ環境、それから危機管理、活力まちづくりゾーン、こういったことを柱に構成されているものでございます。この中で、中野区は、各自治体の施策や取り組みの展示を紹介するコーナーとして、自治体情報発信コーナーに出展するものでございます。日時は平成20年7月16日から18日までの3日間、場所は江東区有明にございます東京ビッグサイト、東京国際展示場の東2ホールでございます。
 この自治体総合フェアは、どういった対象に向けて開催されるフェアかというところで、来場の対象者欄がございますが、主に自治体関係者、官公庁をはじめ自治体経営にかかわるというところで、議会、それから教育委員会、さまざま、公社でありますとか公益団体、それと、今回こういったゾーンを設けたところでは、医療でありますとか、こういったゾーンにかかわる民間の起業関係者、それから、さまざま関心ある方が御来場いただくということを想定しているものでございます。
 5番の来場予定者数ですけれども、昨年度の実績が1万2,200ということで、今年度も主催者側は1万2,000人程度を見込んでいるということです。
 6番目、出展者数でございますけれども、参考に、自治体総合フェアのパンフレットの御案内を席上配付させていただいておりますが、ここに書かれたさまざまな団体ということで、官庁や自治体が6、それから民間の企業が107の参加出展でございます。昨年までは、ここの自治体総合フェアにもう少し、行政の展示に参加しているのが13団体あったんですけれども、昨年のいろいろ開催の反省を踏まえまして、今年度から新たに自治体のところで、特に企業誘致をする自治体がふえてきたということから、本年度は同じ開催日時でちょっと全くブースを別にして、企業誘致ゾーンというのを設けて、別仕立てでございます。そちらのほうに参加をした自治体がふえたというふうな経緯がございまして、今回ここでは、私ども中野区をはじめ四つの市、区が参加させていただくということでございます。
 主催は、社団法人日本経営協会で、これは古くは通産省、今の経済産業省所管の公益法人で、たしか昭和24年ぐらいに創設されている公益法人でございます。
 後援団体としては、ここに列記させていただいているさまざまな団体がかかわっているということでございます。
 私ども中野区がこれに出展するに当たりましての参加分担金といいますか、それは10万円です。1ブース10万円でございます。それから、あと机を借りるとか照明をつけるとかというので、若干諸経費が、2万円程度かかります。
 このブースの中で、私どもがどういう展示をするのかということですけれども、パネルを想定しておりますので、ちょっときょうはパネルをここで御提示できないんですけれども、先般やった起創展街という、こういったロゴをパネル仕立てにするということと、起創展街で中野で未来が動くという、その未来が動く、動くのは何なのかということを1枚ずつパネルで紹介させていただくということで、一つは、「中野ってどこにあるの」という地理的な紹介です。それから、「まちが動く」というので、新たないろいろな開発のポテンシャルが上がっているというようなことで、特に警察大学校跡地についてのプロジェクトが動き出している、「動く」をパネル仕立てにします。
 それからもう一つは、食が集まる。逸品の運動ではないんですけれども、さまざまなグルメ、楽しみが食にもあるというふうなことで、広く中野の発信の一つの要素だということで、「おいしい中野へどうぞ」というようなパネルをつくってございます。
 それからもう一つは、「才が輝く」ということで、中野が演劇だとか楽しいお笑いが多いというふうなまちということのアピールで、やっぱり劇場、劇団が多いし、そういったことを目指す人たちが活発に活躍をしているよというようなアピールをパネルの中で語っていくというふうなことで、全体的に、さまざまこういった展示の会場はいろいろにぎわっておりますので、その中で少しでも中野区、東京の中野区というのが印象に残るように、とにかく赤で迫るブースにしようかなというふうなことで、この3日間、想定しているものでございます。
 これの出展に当たっての一番の目的は、私どもは中野区というのを、これは全国規模で開催されるものですので、とにかく外にアピールするということと、この自治体総合フェアという一つのイベントを通じて、これのピーアールを活用するというんですか、オフィシャルホームページがございますので、そこでも出展する中野区がどういう内容でやるかというのが掲載されていますので、そういうフェアの広報力を活用する。そういうことが大きく参加したいという目的にございます。
 それから、参加してほかの自治体、それから民間さんとの直接会場での対話を通じながら、中野にとっての情報収集を努めていきたい。そんな角度から参加を決定したものでございます。
 以上、簡単ですけれども、参加に当たっての御報告とさせていただきます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
岡本委員
 この自治体総合フェア2008への出展をしたことについては、私は高く評価をしたいと思っています。イメージアップをするということですから、ぜひとも期待通りのそういう展示ができるようにしてほしいなと思っていますが、何点かちょっと伺いたいんですが、ブースはどのくらいのスペースになっているのかというのが一つと、それから今、出展にかかわる10万円とか、諸経費が12万円、これだけでは済まないわけで、展示をつくるパネルはどこがどういうふうに発注してつくっているのか。それから、どなたが現場で説明をされるのか。プロを雇うのか、あるいは職員がするのか等々、ちょっともう少し詳しくお願いします。
鈴木産業振興担当参事
 1ブース2メートル、3メートルです。ちょうど角ですので、一辺が2メートル、一辺が3メートルという、ちょっと長方形です。そのブースをつくるところまでは、私どもが払った10万円の中でやっていただけるということで、お借りする机が別のレンタル料で、そのあたりが2万円程度かかるということです。
 それから、パネルはこういったものの原版、電子の原版もみんな職員でつくってございます。それをパネルボードに張りつける作業は、外注に出しております。実際それを運び込んで掲示をするというのも、職員がやります。それから、3日間現場で対応するのも、私どもの職員がお客様に向かって、この展示内容についての説明ができるように対応したいというふうに考えています。
 それともう一つ、すみません、報告漏れましたけれども、机の上に、ちょっと映像がつくれなかったんですけれども、電子で静止画面がコマ送りでスライドショーのような形でごらんいただけるように、中野のちょっとした名所でありますとか、にぎわいの場所がこんなのがあるよというのを、繰り返し繰り返し映像で提供できるような、そんなことも予定しているところでございます。
岡本委員
 そうしますと、パネルをつくるのは外注とおっしゃいましたが、そこに費用がかさむんでしょうが、今いろんな展示会に行きますと、それぞれ工夫をされているものの、たくさんの展示がされていますから、あんまり印象に残らないままになる可能性があるんですが、どうしても映像をうまく使ってやることと、できればアンケートをとっていただきたいなと思っていますので。
 それから、外注をしてパネルをつくるのはどのくらいの費用で、ちょっとそこをわかればお願いします。
鈴木産業振興担当参事
 御指摘いただいたように、アンケートについては工夫していきたいなと思います。
 それから、外注のパネルは、張ってもらうので10万円程度を想定してございます。
近藤委員
 私は、これは何のために出すのかなという、ちょっと疑問なんですけれども、企業がこういうものを出して商品の売り込みや何かをするというのはわかるんですけれど、自治体がここで、中野区が出しているなとわかって、それがだれにどう響くことをねらっていらっしゃるのかを教えてください。
鈴木産業振興担当参事
 一般の方々というよりか、やはり自治体の経営にかかわる方たちを対象にしたフェアだというふうに認識してございます。そういう意味で、自治体の中で、東京の中野区がこんなことを計画しているんだというふうなことを、一つやはりアピールしたいというのがございます。
 それから、自治体経営には民間サイドからもさまざまな企業が共同という形でかかわっているわけでございますので、そういった企業が民間から見た場合の中野という土地のポテンシャルの見方、あるいは自治体の姿勢、そういったものをやはりアピールする意味では、私どもとしては一つこういった場も活用すべきだろうというふうなことで、参加を決めたものでございます。
近藤委員
 これから本当に中野区は、駅前だけではなくていろいろ変わっていって、いい企業が来てくださったりするというのは本当に必要なことで、そのチャンスをものにできれば、それはそれで、すごくこの10万円は生きると思うんですね。ただ、本当に、企業は真剣に必死に出展する中にこれだけ、4つの市と区しか出ていないぐらい、たくさんのところが出るものでもなく出しているということは、そんなに人気があるものとも思えないわけですよ。その中でどういうふうにこの成果を上げてくるかということは、これは1回目ではないでしょうから、前の自治体がどういうことをしてどんな成果があって、それがどういうふうに生かされるかということぐらいはと言っては失礼な言い方ですけれども、調べて、本当にどうやったら企業誘致であれ、中野が有名になることであれ、どんなふうにしたら本当にこの10万円が生かされてここに出す意味があるかということを、ちょっと前の出されたところから、その後を追ったりして検証してやっていただきたいと思いますけれど、いかがですか。
鈴木産業振興担当参事
 昨年までこういったところに参加していた自治体さんも、引き続き今年度、実は企業誘致のほうで参加されています。ということで、どれだけ誘致件数があったという、つぶさには、ここに出たから商談がまとまったということにはなかなかなりにくいんだろうと思いますけれども、やはり全体的自治体総合フェアというのは、やはり私が知っている限りではこれだけだなというふうに思いますので、こういった場を活用していこうという自治体は、企業誘致という角度からしても、非常に今後ふえてくるのではないかなと、そんなような感じをしております。
近藤委員
 本当に、直接これが何かに結びつくとは、直接的にはないかもしれないですけれども、やっぱり何かの成果をつかんで帰ってくるんだという勢いで、本当に、ただ展示をして中野区を紹介しているということだけでは、本当に、ただ展覧会をやったみたいな形になってしまうので、本当にそこのところは、成果をどうつかむかということを真剣に考えていただきたいと思いますけれど、いかがですか。
鈴木産業振興担当参事
 いろいろそこの現場でおいでになった方をつかまえながら中野をアピールするというのは、そういう意味では私どもの職員にとっても、ある意味チャレンジなことでございます。そういう意味で、自分たちの自治体をどうやってアピールするのか。またちゃんと説明をするのかと同時に、ほかの方たちがどういうふうに中野を見ているのかというのを、一つきちっと情報収集する機会としても活用していきたいなというふうに考えているところでございます。
近藤委員
 本当に情報収集していただきたいし、この中野の個性や魅力、すぐれた資源という、そういうところを本当に精いっぱい出せるように、どこがいいんだということも、やっぱりきちっと持って勝負に出てほしいというか、その機会をむだにすることなく、何となくビデオを流して中野はこうだという形で本当に終わってしまわないように、私はとても思うんですけれど、もう一度お願いいたします。
鈴木産業振興担当参事
 ブースに入っていただいた方とは名刺交換を必ずさせていただいて、名刺をいただいて、その後、中野区のほうから、私どももメールマガジン等々を発行しておりますので、こういった方には、こちらから一方的ですけれどもメールマガジンを送らせていただきますというふうなことで、次のネットワークにつながるようなアクションをできるように、態勢を整えて臨みたいなというふうに考えています。
委員長
 他にございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告は終了します。
 次に、その他で理事者から何か報告はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で所管事項の報告を終了します。
 次に、審査日程のその他に入ります。各委員、理事者から何か発言はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、次回日程等の協議したいので、委員会を休憩します。

(午後4時33分)

委員長
 委員会を再開します。

(午後4時38分)

 休憩中に御協議いただきましたとおり、次回の委員会は、8月1日午後2時から当委員会室において開会したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定します。
 以上で本日予定した日程は終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本日の区民委員会を散会します。

(午後4時40分)