令和7年10月10日中野区議会総務委員会(第3回定例会)
令和7年10月10日中野区議会総務委員会(第3回定例会)の会議録
中野区議会建設委員会〔平成30年7月5日〕

中野区議会総務委員会〔令和7年1010日〕

 

総務委員会会議記録

 

○開会日 令和7年1010

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午後1時00分

 

○閉会  午後5時03

 

○出席委員(10名)

 河合 りな委員長

 大沢 ひろゆき副委員長

 斉藤 けいた委員

 市川 しんたろう委員

 立石 りお委員

 大内 しんご委員

 平山 英明委員

 羽鳥 だいすけ委員

 中村 延子委員

 酒井 たくや委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 副区長 青山 敬一郎

 副区長 栗田 泰正

 企画部長 岩浅 英樹

 企画部企画課長 中谷 博

 企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長 大場 大輔

 企画部資産管理活用課長 半田 浩之

 企画部財政課長 竹内 賢三

 企画部広聴・広報課長、企画部秘書担当課長 矢澤 岳

 総務部長 濵口 求

 防災危機管理担当部長 吉沢 健一

 DX推進室長 滝瀬 裕之

 総務部総務課長 永見 英光

 総務部物価高騰支援給付金担当課長、総務部防災危機管理課長 永井 亨忠

 総務部法務担当課長 尾関 信行

 総務部庁舎管理担当課長、総務部施設保全担当課長 増子 英宏

 総務部職員課長 中村 洋

 総務部人事政策・育成担当課長 松丸 晃大

 総務部施設課長 大須賀 亮

 総務部契約課長 滝浪 亜未

 総務部防災担当課長 吉田 暁

 総務部生活・交通安全担当課長 久保 貴

 総務部DX推進室デジタル政策課長、総務部DX推進室デジタル基盤整備担当課長 瀬谷 泰祐

 総務部DX推進室働き方DX推進担当課長 青木 大

 会計室長 古本 正士

 選挙管理委員会事務局長 永田 純一

 監査事務局長 高橋 英昭

 

○事務局職員

 事務局長 堀越 恵美子

 事務局次長 分藤 憲

 書記 田村 優

 書記 志賀 優一

 

○委員長署名

 

審査日程

議案

 第77号議案 令和7年度中野区一般会計補正予算

 第78号議案 令和7年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算

 第79号議案 中野区職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例

 第80号議案 もみじ山文化センター本館内装改修等工事請負契約に係る契約金額の変更について

 第82号議案 鷺宮児童館内外装改修等工事請負契約

 第83号議案 エアーテント等の買入れについて

 第90号議案 旧中野刑務所正門移築及び修復工事請負契約に係る契約金額の変更について

 第91号議案 中野中学校跡施設内装改修等工事請負契約に係る契約金額の変更について

 第92号議案 中野本郷小学校校舎新築等工事請負契約に係る契約金額の変更について

 第93号議案 中野本郷小学校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約に係る契約金額の変更につい

        て

 第94号議案 中野本郷小学校校舎新築に伴う電気設備工事請負契約に係る契約金額の変更につい

        て

 第95号議案 啓明小学校環境改善改修工事請負契約に係る契約金額の変更について

 第96号議案 上鷺宮小学校環境改善改修工事請負契約に係る契約金額の変更について

 第97号議案 江原小学校環境改善改修工事請負契約に係る契約金額の変更について

 第98号議案 第五中学校環境改善改修工事請負契約に係る契約金額の変更について

 第100号議案 平和の森小学校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約

 第101号議案 平和の森小学校校舎新築に伴う電気設備工事請負契約

〇陳情

[継続審査分]

 第12号陳情 消費生活センターを、消費者団体の活動拠点機能を持った施設となるよう、区役所

        外に設置することを求める陳情(1項、2項)

 第19号陳情 中野サンプラザ広場は、区直営で運用する事を求める陳情

〇所管事項の報告

 1 令和8年度国・都の施策及び予算に関する要望について(企画課)

 2 中野区基本計画(素案)について(企画課)

 

河合りな委員長

 定足数に達しましたので、総務委員会を開会します。

 

(午後1時00分)

 

 初めに、本定例会における審査日程及び3日間の割り振り等について協議するため委員会を休憩します。

 

(午後1時00分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後1時00分)

 

 本定例会における委員会の審査日程についてお諮りします。お手元の審査日程(案)(資料1)沿い、1日目は議案・陳情の審査、所管事項の報告の3番までを行い、2日目は残りの所管事項の報告以下を行い3日目は進行状況を見て改めて御相談したいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 次に、議案の審査についてですが、第77号議案及び第78号議案の計件は関連しますので、一括して審査したいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 また、第100号議案及び第101号議案の計2件は関連しますので、一括して審査したいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 なお、審査は5時を目途に進め、3時頃に休憩を取りたいと思いますので、御協力お願いいたします。

 それでは、議事に入ります。

 議案の審査を行います。

 第77号議案、令和7年度中野区一般会計補正予算及び第78号議案、令和7年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算の計2件を一括して議題に供します。

 なお、これらの議案は当委員会に付託されておりますが、第77号議案は区民・建設・子ども文教委員会で、第78号議案については区民委員会でそれぞれ関係分を審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送られることになっておりますので、御承知おきください。

 それでは、本件について理事者の補足説明を求めます。

竹内企画部財政課長

 それでは、第77号議案、令和7年度中野区一般会計補正予算及び第78号議案、令和7年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算につきまして一括して説明をさせていただきます。

 初めに、一般会計補正予算について御説明をさせていただきます。

 お手元の議案書の14ページ、15ページをお開きください。歳入歳出予算の総括表でございます。歳入歳出とも15億7,796万7,000円を増額し、補正後予算額は2,014億2,029万9,000円となるものでございます。

 内容につきまして、歳出の御説明をさせていただきます。

 18ページ、19ページを御覧ください。まず2款企画費、1項企画費、2目資産管理活用費でございます。カーナビゲーションシステムに係るNHK放送受信料を計上するものでございます。

 次に、20ページ、21ページを御覧ください。3款総務費、1項総務費でございます。初めに、1目総務費でございますが、定額減税補足(調整)給付金の不足額給付に係る経費につきまして増額するものでございます。

 次に、5目防災危機管理費でございます。防犯設備の整備に関する地域団体への補助に係る経費を増額するものでございます。

 続きまして、6目デジタル政策費でございます。こちらは2点ございまして、まず1点目、1、デジタル政策につきまして、高齢者スマートフォン購入等費用助成事業に係る経費を計上するものでございます。続きまして2点目、2、デジタル基盤整備につきまして、本庁舎来庁者用フリーWi-Fiの増設に係る経費を計上するものでございます。

 続きまして、22ページ、23ページを御覧ください。4款区民費、2項保険医療費、1目保険医療費でございます。子ども・子育て支援金制度創設に伴う後期高齢者医療管理システムの改修に係る経費を計上するものとなってございます。

 続きまして、24ページ、25ページを御覧ください。5款子ども教育費、1項子ども費、5目育成活動推進費でございます。こちらは民間学童クラブ運営費補助金を増額するものでございます。

 次に、2項教育費、3目教育施設費でございます。上鷺宮小学校校舎増築棟基本計画・基本設計・実施設計業務委託に係る委託料について増額をするものでございます。

 続きまして、26ページ、27ページを御覧ください。10款まちづくり推進費、1項まちづくり推進費、3目中野駅周辺まちづくり費でございます。こちら2点ございまして、1点目、建物内の巡回警備といった中野サンプラザ施設管理に係る経費について増額するものでございます。2点目が都市再生土地区画整理事業補助等(中野四丁目新北口駅前地区)に係る経費につきまして増額するものとなってございます。こちらの具体的な内容につきましては、旧区役所高層棟内部巡回警備、排水、仮閉切点検となってございます。

 続きまして、28ページ、29ページを御覧ください。12款諸支出金、1項積立金、1目積立金でございます。令和6年度の実質収支、いわゆる決算剰余金は32億3,837万2,000円となってございまして、令和7年度に繰り越されました。繰越金を財源とした積立は20億円を当初予算で計上済みのため、差引き12億3,837万2,000円につきまして、義務教育施設整備基金に計上するものでございます。

 30ページ、31ページを御覧ください。こちら繰越明許費調書となってございます。かみさぎ幼稚園整備基本計画策定業務委託につきまして、事業の一部が年度内に終了しない見込みのことから繰越明許費を設定するものでございます。

 一般会計補正予算は以上でございます。

 続きまして、国民健康保険事業特別会計補正予算について御説明をさせていただきます。

 34ページ、35ページを御覧ください。歳入歳出予算事項別明細書の歳入歳出予算の総括表となってございます。こちら歳入歳出とも2,117万5,000円を増額し、補正後予算額は356億8,217万5,000円となるものでございます。

 内容につきまして、38ページ、39ページを御覧ください。歳出を御説明させていただきます。1款国保運営費、1項国保運営費、1目制度運営費でございます。子ども・子育て支援金制度創設に伴う国民健康保険システムの改修に係る経費を計上するものとなってございます。

 御説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願いいたします。

河合りな委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

中村延子委員

 26ページ、27ページのところの中野駅周辺まちづくり費のところで、まず一つ目の中野サンプラザ施設管理に係る経費の増額というところなんですけれども、9月5日に寄附を受けて、そこから区のものになっているかと思います。ここの巡回警備のところということで先ほど御説明があったと思うんですけれども、いつからいつの期間の積算になるのか、まずそこを教えてください。

竹内企画部財政課長

 こちらは12月から年度内という形になってございます。

中村延子委員

 12月から翌年3月の4か月分ということですかね。となると、今後この金額掛ける3倍ぐらいが年間かかってくるという理解でよろしいですか。

竹内企画部財政課長

 今回は本年度分という形で計上させていただきますけれども、今後こちらのほうを管理する費用につきましては、新年度予算でも負担となってくるかなというふうに考えてございます。

中村延子委員

 要は、だから12月、1月、2月、3月の4か月分、今回計上されているので、今後は12か月分かかってくるという理解でいいんですよねというところの確認をしたかったんですけど、それでいいですよね。

竹内企画部財政課長

 今回に限りましては今年度分という形ですが、これが通年化すると、その期間の分は延長するというふうに考えてございます。

中村延子委員

 ちょっと気になっていたのが、12月からの分だということなんですけれども、それまでの間はこういった警備等々はしなくて大丈夫なのかというところが少し気になって、取得は9月にしていると思うんですけど、そこはいかがですか。

竹内企画部財政課長

 詳しくは所管のまちづくり推進部の所管が考えていると思いますけれども、一定こちら管理を引き受けるに当たりまして、こういった費用は必要になるということで、毎日ではないですけれども、しっかりと巡回警備を行っていくということが必要になってくるということで経費を計上しているものと伺ってございます。

中村延子委員

 ごめんなさい、ちょっとかみ合っていなくて。12月からというふうに先ほど御答弁があったと思うんですけど、それまでの間は大丈夫なのかなというところを少し心配しているんですけれども、そこは所管じゃないと答えられないものなんですかね。いかがでしょうか。どなたかお答えできませんでしょうか。

河合りな委員長

 委員会を休憩します。

 

(午後1時10分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後1時11分)

 

竹内企画部財政課長

 失礼しました。こちらに関しましては職員が巡回予定でございますので、しっかりと管理をしていくという考えでございます。

中村延子委員

 次の都市再生土地区画整理事業補助等のところも、これは旧区役所の高層棟についての巡回警備と排水と仮閉切点検。これについては、期間はどれぐらいでこの補正予算は組まれているのか、何月から何月分なのか教えていただけますでしょうか。

竹内企画部財政課長

 こちらに関しましても12月からというふうになってございます。

中村延子委員

 こちらについても、また来年度予算では年間を通しての金額が計上されてくるという理解でよろしいですか。

竹内企画部財政課長

 委員御指摘のとおりでございます。

中村延子委員

 こちらについては、今の状況というのはどうなっているのかというのは、こちらでは把握されていないんですかね。現状どうなっているのか。12月までの間がどうなっているのか等々は。

増子総務部庁舎管理担当課長

 旧庁舎の高層棟の建物の周囲を巡回警備する委託をしております。

中村延子委員

 それは、今は巡回警備を委託していて、それが11月までとかなんですか。ということで、これがさらに必要になってくるとか、そういうことなんですか。

増子総務部庁舎管理担当課長

 委員のおっしゃるとおりで、庁舎管理担当は11月まで管理をしておりまして、こちらの予算は12月からとなっております。

岩浅企画部長

 今バス停の工事をやっておりますので、11月までは事業者のほうで管理をしていただいていて、それが完了しますので、その続きを区のほうで行うというものでございます。

竹内企画部財政課長

 中村委員の質疑のところで、失礼しました、サンプラザの施設管理のところで私、12月と申し上げてしまいましたが、すみません、正しくは11月でございました。サンプラザは契約の関係のタイムラグで11月から、高層棟につきましては今部長の説明したとおりで、12月からということでございます。大変失礼いたしました。

羽鳥だいすけ委員

 20ページ、21ページの低所得世帯支援給付金についてなんですけれども、2億5,000万円余りが計上されているわけですけれども、これは人数が増えたということかと思うんですけど、正確な人数、もし分かりましたらお答えください。

永井総務部物価高騰支援給付金担当課長

 当初では対象者を2万5,400人程度で予算を組んでいまして、補正後は3万9,100人程度というところで、1万3,700人増となってございます。

羽鳥だいすけ委員

 割合としては、結構な割合が増えているかなと思うんですけれども、この要因についてどのように考えていらっしゃるんでしょうか。

永井総務部物価高騰支援給付金担当課長

 当初予算で積算した際、2か年の税の推計を見ながら対象者のところを推計したところでございます。ただ、実際の令和7年度に入りまして、令和7年度の住民税確定を基に令和6年度の所得税が確定した際に、大きく見込みがずれたものになってございます。

羽鳥だいすけ委員

 さきの決算の審査とかのところでも、全体として所得は伸びていると。それによって区民税の収入も伸びているということだった、前年度はそういうわけだったんですけれども、我が会派から指摘というか、質疑させていただいたように、一方で、生活援護課に対する相談件数が増えている、生活保護の申請件数も増えているというところで、一般的には所得が伸びているんだけれども、大変な経済状況に置かれている区民の方々も増えているんじゃなかろうか、そういうことが推計されるんじゃないかということを指摘させていただいたんですけれども、この数字、対象者増というところからは、そうしたことが読み取れるんでしょうか。

永井総務部物価高騰支援給付金担当課長

 先ほどの1万3,000人程度見込みの差がずれたというところでございます。こちらの主な要因としましては、所得税が発生したことにより、令和6年度ですね、不足額給付金の対象者が約1万1,000人程度増えたというところが大きな要因となってございます。

羽鳥だいすけ委員

 つまり所得税、むしろ所得税が発生したことによって、対象者が増えたというふうな、そういったことですか。

永井総務部物価高騰支援給付金担当課長

 委員の御案内のとおりでございます。

市川しんたろう委員

 私からもサンプラザ施設管理のことを伺わせていただきます。11月から巡回をされるということですけれども、今職員の方に巡回していただいているんですよね。これって、職員が巡回していることによって、もちろん経費って、予算ってかかっていないですよね。確認ですけど。

竹内企画部財政課長

 こちらに関しましては、特別な費用というものはかかっていないものです。

市川しんたろう委員

 それというのは、皆さん時間をつくっていただいて職員が巡回していただいていると思うんですけど、だとするならば、今職員が巡回している状態だったら、ずっと職員が巡回するのは何か不都合があるんですか。

竹内企画部財政課長

 巡回警備に関しましては、施設の管理の点でも、やっぱり職員だけではなかなか全てうまくいかないというか、いろいろ何か問題があったときに早期発見であるとか、抑止力、そういったところもございますので、職員というよりは巡回警備はしっかりと業務として委託したほうがよいというものでございます。

市川しんたろう委員

 ということは、今うまくいっていない状況で、危機管理上よろしくない状態にあるということですか。

竹内企画部財政課長

 より確実にというか、しっかりと執行するために今回予算をつけさせていただいて、専門的にやっていきたいというものでございます。

市川しんたろう委員

 いわゆるしっかりやっていく、危機管理上だったりとか、いろいろありますよね。仮の話ですけど、例えばサンプラザの中に侵入されてしまったりとかということだって可能性としてはあると思うんですね。そういうことがないように巡回をするんだと思うんですが、そういう方に、もし仮に職員の方が会ってしまったときに、状況としては危なくないんですかね。どうなんですか。例えば警備会社とかだったら、そういう訓練というか、そういうものを含めて契約をするわけですけども、職員の方はそういう何か特段、何ていうんですかね、格闘技をやっているとか、そういうわけではないわけでしょう、護身術を持っているわけではないでしょうから、非常に危ない状況だと思うんですけど、どうですか。

竹内企画部財政課長

 委員御案内のとおり、ノウハウとか、そういったものがあるわけではないので、職員ではやっぱり一般的な巡回のやり方になってしまいますので、そういったところは委託をすることによって、より専門性であるとか、安全性とか、そういったことが向上するかなと思っております。今回補正予算で計上させていただいて、そこをしっかりやっていきたいというふうな考えでございます。

市川しんたろう委員

 だとするならば、契約のタイムラグによって11月からになったという話がありました。9月5日に寄附は完了されたということですよね。もちろん寄附がちゃんと完了していないにもかかわらず、そういう予算を積算することはできないんだとは思うんですが、少なくとも10月、内々に考えるとか、それはできるかもしれないけど、10月とかからできなかったのか。要するに、職員をそういう危険がはらんでいるミッションというか、巡回警備を約2か月にわたってやってもらうことにつながったわけですよね。そういうことが本当に、例えば10月1日から、ちょっとでも短くする努力ができなかったのかということが疑問なんですけど、いかがですか。

竹内企画部財政課長

 こちらしっかりと職員に危険がない状況でやるというのはあったところですが、より一番早いタイミング、可及的速やかにというのがこのタイミングであったというふうに伺っていますので、委員おっしゃるとおり、なるべく早くということはあったとは思いますが、サンプラザの施設管理もしっかりやっていくのがこの最良のタイミングだったというふうなことは考えて、この予算計上をさせていただいているものでございます。

市川しんたろう委員

 サンプラザというのは、もちろんいろいろなものが中に入っていますので、もしかしたら何か狙われる対象になるかもしれないので、そういったところはしっかりやっていただきたいと思います。

 次に、21ページ、前後して大変恐縮なんですけど、デジタル政策費のところでお伺いをさせていただきたいと思います。デジタル基盤整備でございますけども、本庁舎来庁者用フリーWi-Fiの増設に係る経費、こちらについてなんですが、増設する場所を教えてください。

瀬谷総務部DX推進室デジタル基盤整備担当課長

 こちらで増設するところについては、6階の会議室部分、あと地下1階と地下2階を考えてございます。

市川しんたろう委員

 6階とか地下1階というのは一般の区民が入られることはあると思うんですけど、庁舎管理担当に聞きますけど、地下2階、一般区民の方が入ることはないですよね。

増子総務部庁舎管理担当課長

 基本的に地下2階は一般の方が入ることはございません。

市川しんたろう委員

 一般的に入ることはないところに来庁者用のフリーWi-Fiを置く理由は何ですか。

瀬谷総務部DX推進室デジタル基盤整備担当課長

 地下2階については今話したとおり、一般の区民の方は通常時入ることは想定してございません。ただ、いざ地震等が発災したときに、携帯電話がつながりにくいといったことも考え得るというふうに思っておりまして、その際には、そこの階にいた職員ですとかが通信手段を得られないことになり得ると考えておりまして、その際には来庁者用のフリーWi-Fiのところも「00000JAPAN」にして使い勝手をよくしたいと思っておりますので、その分を整備したいという考えでございます。

市川しんたろう委員

 そうすると、今話が出ましたけど、来庁者用というよりも緊急災害時用のような気がするんですね。表記がちょっと違うのかなと思います。地震が発災したときというのは、区民は地下に逃げ込むという仕様になっているんでしたっけ。

永井総務部防災危機管理課長

 発災時、いる場所で近くの安全なところに入るという形になりますので、例えば1階、地下にいる方はそのまま、そこで一旦待機していただくといったような形になるかと思います。

市川しんたろう委員

 ということは、一旦待機ということは、そもそも地下2階に一般区民は普段入らないわけだから、緊急災害が今の答弁だと誰も対象にならなくないですか。違いますか。

永井総務部防災危機管理課長

 説明の補足をさせていただきます。例えば国民保護下というところで弾道ミサイルが飛んできた際に、安全な場所に退避していただくということがあります。例えば窓ガラスが割れますので、窓ガラスから離れるといったことも考えられますし、例えばそれ以上のものが来るということになりましたら、地下に避難していただくということが最適かと考えております。

市川しんたろう委員

 ということは災害、いわゆる地震とか、そういうことだけじゃなくて、弾道ミサイルというお話がありましたけども、有事に関することが起きたときに地下に逃げ込んでいただく、シェルターとまでは言いませんけども、そういう意図で使うことがあり得るということですよね。もしそうなったときって、職員の方も地下にいなきゃいけないんじゃないですか。そういうことになりますよね。違いますか。

永井総務部防災危機管理課長

 委員の御案内のとおり、職員も含めて安全、命を守るという行動が必要になってきますので、一旦は地下に退避する場合もあるかと考えてございます。

市川しんたろう委員

 例えば仮にミサイルが区役所に当たるかどうかは置いておいて、近くに仮に落ちたときに、かなり衝撃があって、建物の形が、形状がもしかしたら壊れてしまうかもしれない、窓ガラスが割れてしまうかもしれない、職務にかなり大きな影響が出るとなったときには、影響の少ない地下2階に例えば対策本部を立てるとかということは当然考えられますよね。そういうことですよね。そういうことで考えると、来庁者用フリーWi-Fiって職員が使えるような仕立てになっているんですか。仮にさっきの話で言うと、地震とかの場合は、基本的には安全な場所に一時的にそこで待機してくれという話だった。だけどもミサイルとか、それだけに限らずだけれども、想定外の事態が起きたときのために地下に置いておくという話になりますよね。そうすると、むしろ地下で来庁者用フリーWi-Fiを使うというタイミングで言うと、職員も一緒に使うタイミングということになると思うんですね。一般区民だけで来庁者用フリーWi-Fiを使うということではなくて、職員の方と一般の区民の方が一緒に使う来庁者用フリーWi-Fiということになると思うんですが、そういうことでよろしいですか。

瀬谷総務部DX推進室デジタル基盤整備担当課長

 非常時の場合は、そういうこともあるという認識でございます。

市川しんたろう委員

 そういうことになると、一般の来庁者、僕もあまりデジタルは詳しくないのであれなんですけど、フリーWi-FiってあくまでフリーWi-Fiですから、例えばシステム、いわゆる庁内の職員の皆さんが使っているシステム、いろいろなシステムがあると思う、LGWANとかいろいろあると思う、ああいうものにつなげられるんですか。

瀬谷総務部DX推進室デジタル基盤整備担当課長

 来庁者用のフリーWi-Fiについては、直接的に庁内情報、我々が職務で使っているネットワークとはつながらない形になってございます。

市川しんたろう委員

 ということは、さっき防災危機管理課長が答えてくださったように、有事のときにはあまり役に立たないんじゃないかということになるんですよね。職員が例えばミサイルが当たったとかというときになったときに、国民保護下になったときですね、そのときに地下に行ったときに、職員がそもそもLGWANとかにつながらないのであれば、そもそも対策本部もないじゃないかって話じゃないですか。ということは、ここに必要なのは、来庁者のフリーWi-Fiを全部否定するつもりもないですけど、本来でいうと職員用のWi-Fiもつながなきゃいけないのが地下2階という空間なんじゃないかと思うんですけど、いかがですか。

瀬谷総務部DX推進室デジタル基盤整備担当課長

 先ほどの答弁に補足させていただくんですけれども、来庁者用フリーWi-Fi、もちろんそういった意味で言うと我々が使っている庁内情報のネットワークとは別立てになってございますけれども、そこのセキュリティをBYODという形で、一般のネットワークから安全性を確保しながらつないで、MS365だったりというところに入り込むことはできますので、そういったところの臨時対応というのは可能かなというふうに考えております。

市川しんたろう委員

 それは今の、ここに補正予算で組もうとしている来庁者用フリーWi-Fiでも、システムとつなげた上で職員は十分対応に当たれるということですか、100%。

滝瀬DX推進室長

 今御質問の来庁者用フリーWi-Fiに職員のシステムがつながるかどうかのお話なんですけれども、BYODという課長からの話がございまして、インターネットから区の内部のシステムにつながることは可能ではございます。それは一部の機能に制限がございますけれども、通常MS365とかでの業務の範囲であればインターネットからもつながることは可能ですので、そういった本格的な、通常の階と同じような業務環境というわけにはいきませんけれども、一定の業務は可能かという理解でございます。

市川しんたろう委員

 一定の業務で足りると思いますか、そういうときに。緊急時ですよ。今の話だと非常に大変な事態だと思いますよ。そういうときに今のスペックをそのまま維持して対応するということが求められると思うんですね。だって、そうでしょう。だって、区役所のパフォーマンスが落ちた状態、もちろん当然マンパワーとか、施設の使い方、動線とか、いろいろなところでスペックが落ちるのは、それはしようがないことだと思うんですけど、少なからず手元で働くような、パソコンでつながって働くという環境下でパフォーマンスを落としてはまずいわけじゃないですか。例えばこの後、いろいろな報告で出てくるかもしれないけど、地域ともつながらなきゃいけない。避難所ともつながらなきゃいけないかもしれない。東京都ともつながらなきゃいけない。そういうときに一定のもので足りるって本当に断言できるんですか。

瀬谷総務部DX推進室デジタル基盤整備担当課長

 完全に地上階と同じような業務ができるというのはなかなか厳しいかなと思っています。一定の制限の下ということになりますけれども、通信を確保した環境は維持できるかなと思っております。そういった発災時の今後の対応については、防災危機管理課とも話して、今後の検討課題にしたいなというふうに考えてございます。

市川しんたろう委員

 分かりました。ぜひ、この来庁者用フリーWi-Fiは否定をしません。一般の区民が入るときも、職員の方が地下2階に入るときも、基本的には有事のときだと思いますから、そういうときのために職員用のWi-Fiの設置など防災危機管理課としっかり話をして、対応できるような状態にしてください。

平山英明委員

 私もまず最初は中野駅周辺まちづくり費のところで、中野サンプラザ施設管理と都市再生土地区画整理事業補助等と予算が分かれているじゃないですか。警備の内容って同じなんですか。

竹内企画部財政課長

 基本的には巡回警備ということで、建物の内部のほうを警備するということなので、全く完全一致かというと、そうではないですけれども、基本的には同じような目的で行うものでございます。

平山英明委員

 見積りは分けて取ったんですかね。

竹内企画部財政課長

 見積りは分けて取ってございます。

平山英明委員

 契約も分けられる予定ですか。

竹内企画部財政課長

 見積りが別ですので、契約も分ける予定であるとは考えてございます。

平山英明委員

 隣り合った敷地だから、一括でやったほうが絶対安くなるんじゃないかと思うんですけど、そういう御検討というのはなされていないんですか。

竹内企画部財政課長

敷地は近いとはいえ、構造とか、そういったところも変わってくるかなと思いますので、今回は別でというふうに考えてございます。

平山英明委員

 今回は別の理由が分からないんですけど、敷地や構造が変わったとて、頼むところというのはいわゆる警備のプロなわけじゃないですか。いろいろな施設のパトロールとかされていらっしゃるわけですよね。二つの施設があって、それぞれに応じた警備ということは十二分に可能ではないかと思うんですが、どうして分けられるんでしょうか。

岩浅企画部長

 サンプラザのほうは、排水等は前回の補正でお願いしておりまして、これは中を巡回する警備の費用だけになっています。旧庁舎のほうは、巡回警備の費用ももちろんあるんですけれども、水が出ていますので、その排水の関係の作業ですとか、あと今のバス停のところから、新しいバス停のほうを見ると仕切りが旧庁舎にかかっているんですけども、あれの管理というのもお願いすることになりますので、この見積りを取った時点で別の事業者もあるということで、別々に見積りを取っているというものでございます。

平山英明委員

 そうではなくて、例えば一つのところに、旧庁舎のほうは様々なメニューがありますよと。サンプラザのほうは特定のメニューですよと。でも、これを一つの会社でやるということは十二分に可能ですよね。その可能性を探られたほうが経費を安くすることができるんじゃないかと思うんですが、そういう御検討というのはなされないんですか。

竹内企画部財政課長

 今回はそのような形で別々に取ってございますが、より費用を軽減するという形で、そういったことは随時考えていかなければいけないかなと思いますので、そういった工夫というものは随時していきたいと考えてございます。

平山英明委員

 これ以上やっちゃうと賛成できなくなっちゃうから言わないですけど、今の発言は問題ですからね。今回はですけど、次回はより経費が安くなるようにというのは、それは法律に反した話ですから、いかにすれば最少の経費で実行できるかということを行政は常に考えていかなくちゃいけないので、来年度予算の編成に当たっては、ぜひそういったことも御検討いただきたいと思いますが、どうですか。

竹内企画部財政課長

 そのような形で、今までもやってきておりますが、さらに経費削減に努めてまいりたいと考えてございます。

平山英明委員

 次に、21ページ、生活・交通安全のところで防犯設備の整備に関する地域団体への補助の増額、この詳細を教えていただけますか。

久保総務部生活・交通安全担当課長

 東京都のほうから本年度が始まる前に、昨年度実施していた補助率を改定するというようなことが伝えられまして、都の補助率が上がり、区と地域団体の負担分が減って、事業等が増えたことから補正をお願いするものでございます。

平山英明委員

 最初、もしかしたら僕が聞き逃したかもしれないですけど、何に対する補助かって言われましたっけ。防犯カメラという話ってされましたか。

久保総務部生活・交通安全担当課長

 説明が不足しておりまして申し訳ございません。こちらにつきましては、町会や自治会、商店街などが設置する街頭防犯カメラの費用につきまして補助する事業になってございます。

平山英明委員

 東京都が防犯カメラに対する助成額を増額したと。変更したと。中野区もそれに準じて、より地域団体の負担が少ないようにというための補正だということですよね。そこで伺いたいんですけど、防犯カメラの助成をしてからかなりの年数がたちますよね。当初、中野区というのは自区で設置をする防犯カメラというのはなかったわけじゃないですか。なかったと認識をしているんです。それは、まだ当時、これをやり始めたのがどれぐらいですかね、20年前ぐらいになるんですかね、当時はまだ防犯カメラというのが住民の方々にあまりその必要性について認識をされていなくて、監視カメラじゃないかというような御認識もあった。我々も防犯カメラを推進しましたなんていうことを言うと、そんな住民監視社会にしてどうするんだというようなことをたくさん言われた。区も東京都もいろいろな自治体も知恵を絞りながら、地域の方々が設置をするものに対して補助をしますよというやり方を取られた。唯一、その後にできたのが通学路の防犯カメラなんですよね。これは子どもたちの安全を守るという名目で住民の皆さんに理解を頂けた。その次に中野区がやったのは主要交差点の防犯カメラの設置ですよね。これは堂々と中野区が設置をした。だけども、もう防犯カメラの意義というのは多くの区民の方に御理解を頂けているんじゃないかと思うんですよ、その必要性について。となったときに、実質、町会や自治会や商店街の方からの要請があってという形になっていますけど、本来は区が主導でやるべきもののような気もしているんです、もうこういう時代になってきたら。ただ、これだけ設置をされている防犯カメラがある中で、補助率全額というような検討も僕は始めるべきなんじゃないかなと思っているんです。だって地域の方々が、防犯カメラに映った映像って自分たちが何するわけじゃなくて、警察から要請があったときに警察が見るようなものじゃないですか。それを地域の安全のためにということで設置場所等々も調整をしながら、御苦労しながらやられている。運営についてもやられている。更新等々についても補助金を使いながらやられている。でも、そこに町会や自治会や商店街の一定の負担というのは存在しているわけじゃないですか。もちろん、まちを守るために自治的にやられたということは、それはそうですし、スタートはそうだとしても、そのスタートの背景には先ほど申し上げたようなことがあったんじゃないかと思っているものですから。だったら本来的には、区もあったほうがいいわけじゃないですか。今、町会が全部やりません、商店街も全部やめますと言ったら困っちゃいますよね。だから、本当に住民の安全を守るんだという観点に区が立っていただいた上で、少しでも費用負担を、御負担をなくしていくということを検討していただく必要があるんじゃないかなと思っていて、こういうふうに東京都が上げるときにまた上げますよと。だから、ここに集中してやってくださいねというような形ではなくて、そもそもの負担の在り方というものを再検討していただく時期に来ているんじゃないかなと思うんですけど、どう思われますか。

久保総務部生活・交通安全担当課長

 委員からの御提案を踏まえまして、我々としても区がどこまでできるのか、また、一定御理解を頂いて街頭防犯カメラというものの認識も変わりつつあるということも承知しておりますので、そういったところも加味しながら、ただ、100%というようなところではない部分もございますので、いろいろ検討してまいりたいと思います。

平山英明委員

 僕は100%考えてほしいと思っているんですよ。なぜかというと、町会の体力やいろいろな問題によって設置ができていないところもあるわけなんですよ。そこの住民の安全をどう担保するんだということに対して、それはまちがやることですっていうんだと、ちょっと無責任なんじゃないですかというような時代になってきているのかなと思っているので。だから、そういう意味では本当に公平に、いわゆる防犯という面から住民の安全を確保するということを考えたら、僕は100%も含めた検討もしてほしいなと思っていますので、これは要望にしておきますけど、ぜひお願いします。

立石りお委員

 21ページの高齢者スマートフォン購入等費用助成事業について伺います。これは以前報告を受けていますので、65歳以上対象、年間大体333人ということで、マイナンバーカード、スマホで読み取れるNFC認証機能を備えたスマートフォンに対しては、備えていないスマートフォンから備えているスマートフォンへの機種変更ができるということで、私、まだこのマイナンバーカードの読み取り、スマホからタッチしてできるサービスというのは少ないと思いますので、本来のデジタルデバイド対策で言えば、やはりガラケーからスマートフォンに買い替える方をできれば増やしていただきたいなというふうには思っているんですが、この対象者の方への御案内はどのように行うんですか。

瀬谷総務部DX推進室デジタル政策課長

 区からのお知らせとしては、区報、ホームページはなかなか見れる人が少ないかもしれないですが、そこも行いますし、あとは区のお知らせ板も利用したいなというふうに思っております。あとは区の施設ですね、高齢者がいらっしゃるような施設のところにポスターとチラシを配布したいなというふうに考えてございます。

立石りお委員

 デジタルデバイド対策でいろいろ講座をやっているじゃないですか。その講座の参加者情報というのは目的外利用に当たるんですかね。例えばそういうガラケーを持っていて、そういう講座を受けている方で、区が情報を持っていたら、そういう方に御案内するとか、そういうことも考えられるんでしょうか。

瀬谷総務部DX推進室デジタル政策課長

 現在、東京都のほうでスマホ教室を区と共催で行っているのを区内でも行ってございますので、参加者の方、もちろんスマートフォンをお持ちの方もいらっしゃるんですけども、借りてという方も一部いらっしゃるというふうに聞いていますので、そちらにも御協力を呼びかけて、周知に努めたいというふうに考えてございます。

大内しんご委員

 先に高齢者スマートフォン購入等費用助成事業のところ、これは購入等なんだけど、新規に買う方、あるいはガラケーと言われているものから買い替える方が対象なんですか。要はスマホを今持っている方が買い替えるときには対象にならないんですか。

瀬谷総務部DX推進室デジタル政策課長

 大内委員おっしゃるとおり、新規に買われる方、あとガラケーと言われるフューチャーフォンからスマホに乗り換える方、あとは七、八年ぐらい前のスマホだと、先ほど立石委員がおっしゃっていたNFC認証、マイナンバーを読み取る機能が入っていないスマホがございます。そちらからの乗り換えというのも対象になります。

大内しんご委員

 それで今現在スマートフォンを持っているか、持っていないか、確認はどうやってやるんですか。

瀬谷総務部DX推進室デジタル政策課長

 こちら購入をしようと思っているところの店舗で、実際に店員とやり取りをしながら確認をしていただくという形になります。

大内しんご委員

 だから、要は持っていないと言えば、それでいいの。あなたは持っているじゃないですか、でも会社が違ったら、キャリアが違ったら、そんなことが分かるかどうか。分かると言われるんだったらそれでいいんですけど、その辺はどうなんですか。

瀬谷総務部DX推進室デジタル政策課長

 一応本人申請の欄を設けて、チェックを入れていただくことになりますので、そちらは自己申告ということになります。

大内しんご委員

 私が言っているのは、家に1台あるのに新しいスマートフォンを購入したと。助成を受けたといった場合、それがもし分かった場合は、お金を返すだとか、何かあるんですか。

瀬谷総務部DX推進室デジタル政策課長

 一応本人申請の中に、そういった同意事項というんですかね、持っていませんよと、もし虚偽の場合は助成金を返還していただくといった注意事項も記載したりすることを考えておりますので、万が一そういうことが発覚した場合には、返還していただくということもあると思います。

大内しんご委員

 あくまでも1台目であって、前に持っていました、1年前にも、契約が古くなっちゃったので、そのまま契約解除しましたという方たちは対象じゃないんですか。要するに今持っていない方なのか、今まで持ったことがない方なのか。

瀬谷総務部DX推進室デジタル政策課長

 東京都と一緒に連携で動かしている事業なんですが、趣旨としては、今後電子申請等を利用していただくという趣旨を捉えて助成していこうというふうに考えておりますので、今お持ちでない方を対象にしたいというふうに考えてございます。

大内しんご委員

 ということは、過去持っていて、1回解約しましたという方であれば対象になるということですか。

瀬谷総務部DX推進室デジタル政策課長

 そのように考えてございます。

大内しんご委員

 あと、先ほどの来庁者用フリーWi-Fiの件なんだけども、これは一応来庁者用フリーWi-Fiという仮定になっているんだけども、必ずしも来庁者だけじゃなくて職員もという理解でよろしいんですか。

瀬谷総務部DX推進室デジタル政策課長

 そのように考えてございます。

大内しんご委員

 それだったら、もうちょっと表記の仕方を、来庁者用というと、例えば先ほど非常事態、災害が起きたときとか、例えば地下2階に、そのときに仮に300人、あるいは500人の方たちが避難されたと。一斉に来庁者用フリーWi-Fi使えるんですか、全員が。

瀬谷総務部DX推進室デジタル基盤整備担当課長

 回線のキャパシティのところもあるので、それは使う量にもよるかなと思います。

大内しんご委員

 皆さん、動画は見ないでくださいねと、例えば。やり方は違うと思うんだけど、要はそのときに単純に来庁者用フリーWi-Fiを開くぐらいだけだったら全員が見れるようなキャパシティがあるんですか、これ。

瀬谷総務部DX推進室デジタル基盤整備担当課長

 おっしゃるとおり動画を皆さんで見るというところの帯域というか、キャパシティは持っていないと思いますので、テキストベースとかの連絡ぐらいであれば足りるのかなという認識でございます。

大内しんご委員

 だから、500人いたら500人同時に使えるんですか。分かりやすく言うと。

瀬谷総務部DX推進室デジタル基盤整備担当課長

 使い方によっては難しいというふうに考えてございます。

大内しんご委員

 それがはっきりしないと、例えば職員の方たちも地下に入る、地下に入って作業する、でも一般の方たちも入ってくると。そのときに、職員の場合は仕事の、災害の情報だとか、いろいろ取るためにやる。そうすると、そちらを優先することになるんだと思うんだよね。来庁者、避難された方はちょっと御使用をやめてくださいという言い方になるのかな。どうなんですか。

滝瀬DX推進室長

 課長が答弁したとおりでございます。地下に、もし災害時に、先ほどの例えば国民保護の関係で区民の方が入りますと。広さがあるので、入れる人数もあると思うんですが、その際、職員が何かしらの業務ということになると、職員の業務を優先させていただきたい場面もございますので、その場合には接続の制限のお願いとか、そういうことは実際に出てくるのかなということは想像はされます。

大内しんご委員

 そこのところをちゃんとしておかないと、先ほど地下2階はそういった非常事態が起きたときに使うものだというようなおっしゃり方をしたので、それはあくまでも職員がという、ちゃんと分かりやすく言ってくれないと。一般の方が来て、あそこだったら来庁者用フリーWi-Fiが飛んでいるからという案内が、最初の前提がそれになってしまうと、何でつけるんだという話になるので。言っている意味、分かりますか。実際に皆さん、区民の方も逃げてきている、あそこだったら来庁者用フリーWi-Fi使えますというような前提になっていると、そういう意味じゃないんですということをちゃんと言っておかないと混乱するので。使ってはいけないとはなかなか言えないけども、優先してくださいねということをちゃんと言っておいたほうがよろしいのかなと思います。

河合りな委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 この際申し上げます。補正予算に関係する委員会から申し送られた意見はありませんでした。

 本件について、他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 他に質疑がなければ、取扱いを協議したいと思いますので、委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後1時52分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後1時54分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、討論を終結します。

 これより議案ごとに採決を行います。

 これより第77号議案について採決を行います。

 お諮りします。第77号議案、令和7年度中野区一般会計補正予算を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第77号議案の審査を終了します。

 続いて、第78号議案について採決を行います。

 お諮りします。第78号議案、令和7年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第78号議案の審査を終了いたします。

 次に、第79号議案、中野区職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

中村総務部職員課長

 それでは、第79号議案、中野区職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例につきまして補足説明させていただきます。(資料2)

 資料を御覧ください。

 初めに、改正の趣旨でございます。本改正につきましては、令和7年4月1日に国家公務員等の旅費に関する法律の改正がございまして、旅費の種目や宿泊費の上限額等の見直しが行われたことを踏まえまして、国との均衡を図る観点から、国家公務員等の旅費制度の改正に準じた見直しを行うものでございます。

 続きまして、主な改正内容でございます。

 1番、旅費の種目についてでございます。現行の旅費の種目について、現行から改正案の名称へと変更を行いまして、包括宿泊費を新設いたします。

 2番、旅費の区分についてでございます。現行では近接地内、近接地外といった区分がございますが、これを廃止します。

 附則で改正する条例についてでございますが、関連する七つの条例につきましても同時に改正します。

 施行日はいずれの条例も令和8年4月1日とします。

 続きまして、主な改正内容について御説明いたします。

 別紙1を御覧ください。

 初めに、交通費の改正でございます。鉄道賃につきましては、現行制度では急行料金や座席指定料金の利用に距離制限が設けられてございますが、改正案ではこれらの距離制限を廃止します。また、「車賃」としていた名称を「その他の交通費」と改めまして、レンタカーに要する費用を旅費として支給できることとします。

 次に、宿泊費等でございます。宿泊費につきましては、地域の実情を勘案した宿泊費基準額を上限としまして、その範囲内で実費額を支給することとします。内国旅行では都道府県ごと、外国旅行では国・都市ごとに基準額を設定いたします。

 また、包括宿泊費を新設しまして、交通費と宿泊費がセットになったパック旅行などに要する費用を支給できることとします。

 宿泊手当につきましては、宿泊を伴う旅行において夕朝食代を含む諸雑費に充てるための定額支給とし、内国旅行では一夜当たり2,400円とし、宿泊費に食事が含まれる場合は手当額を調整いたします。現行制度では旅行雑費を諸雑費に充てるための費用として食卓料相当額を支給してございますが、改正後は宿泊手当として支給することとし、日帰り旅行の際に支給されてございました旅行雑費については廃止します。外国旅行については資料のとおりでございます。

 続きまして、その他の種目について、「渡航手数料」を「渡航雑費」に改正いたします。

 続きまして、別紙2を御覧ください。資料にある七つの条例について、資料のとおり現行から改正案のとおり改正いたします。

 別紙3が新旧対照表になりますので、併せて御確認をお願いいたします。

 補足説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

河合りな委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

大内しんご委員

 1ページ目のところに宿泊費が出ているんですけれども、区分があるんですけれども、ここに出ていない県はどうなるんでしょうか。

中村総務部職員課長

 省令で都道府県ごとに上限額が設定されてございます。

大内しんご委員

 だから、ここには出ていないけども、全部に決まっているという、たまたまこれは抜粋という意味ですか。

中村総務部職員課長

 そのとおりでございます。

羽鳥だいすけ委員

 私も宿泊費のところでお尋ねしたいんですけれども、現行の条例と比べて結構な、物価基準に合わせてなのか、結構な額の引上げになるかなと思います。特に京都府が東京都と同じ上限額が2万7,000円ということで、昨今観光客が多くて、なかなか取るのも大変というふうなことで、そういった実情に合わせたのかなと思うんですけれども、宿泊費が上限を超えてしまうような場合とかというのは規定があるんでしょうか。その場合は、職員がまさか実費を自分で出さなくちゃいけない、そういうことはないですか。ちょっと確認です。

中村総務部職員課長

 委員御案内のような場合で、宿泊先が確保できない場合は増額調整をする場合の規定がございます。

河合りな委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 他に質疑がなければ、取扱いを協議するため、委員会を休憩します。

 

(午後2時00分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時01分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、討論を終結します。

 これより第79号議案について採決を行います。

 お諮りします。第79号議案、中野区職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第79号議案の審査を終了します。

 次に、第80号議案、もみじ山文化センター本館内装改修等工事請負契約に係る契約金額の変更についてを議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

滝浪総務部契約課長

 それでは、第80号議案、もみじ山文化センター本館内装改修等工事請負契約に係る契約金額の変更について補足説明させていただきます。(資料3)

 令和6年12月12日に議決されました議案につきまして契約金額を変更するものでございます。

 1番、変更後の契約金額は13億7,685万9,000円、2,825万9,000円の増額となります。

 2番、契約者につきましては小河原・綜和建設共同企業体。

 3番、変更する理由でございますが、労務単価等の上昇に伴いまして、インフレスライド条項に基づき、残りの工事期間分の契約金額を変更するものでございます。

 補足説明は以上でございます。御審査のほどお願い申し上げます。

河合りな委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

斉藤けいた委員

 今回労務単価などの上昇に伴い、インフレスライド条項を根拠に変更ということなんですが、算定基準が分からない部分があるので、インフレスライド条項の適用にどのような指標で算出されたのかを教えていただいてもいいですか。

滝浪総務部契約課長

 インフレスライドの場合は、労務単価などが上がった場合に、既に契約していて、残りの工事期間が2か月以上あるものについて、残りの工事期間分について新たな単価で計算をし直します。その金額を事業者と協議の上、契約変更するのかどうかを協議の上、決めるものでございます。

斉藤けいた委員

 新たな単価ということがあったんですが、例えば今回の場合、労務単価の上昇が、どのぐらい上昇率が上がったとかというのは分かるものなんでしょうか。

滝浪総務部契約課長

 今回、国の労務単価の上昇率として、平均約6.0%上昇してございます。

斉藤けいた委員

 この6.0%、この後の議案にもあると思うんですが、基本的にはこの6.0%というものを今全てのインフレスライド条項に使っているという認識でよろしいのでしょうか。

滝浪総務部契約課長

 この6.0%は平均でございまして、業種によって上昇率は異なります。残りの工事期間分の差もございますし、技術者の人数だったり、割合だったり、それがほかの工事材料との割合などもございますので、それぞれ計算した上で算出しているものでございます。

斉藤けいた委員

 もみじ山文化センター本館の内装工事、ホームページを見ると2025年2月1日から9月30日という記載があったんですが、工事自体はまだ続いているのか、続いていないのか、また、契約の内容がどのようになっているのか、教えていただいてもよろしいでしょうか。

滝浪総務部契約課長

 こちらに関しては、休館が9月30日ですので、工事は終了して引渡しをしております。10月につきましては、事務処理をしているということを聞いてございます。工事内容につきましては、内装改修工事ですので、トイレ改修や内装、照明のLED化などの工事と聞いてございます。

斉藤けいた委員

 インフレスライド条項を確認したところ、契約期間中に著しい物価変動があった場合に適用と書いてあったので、今回の場合は工事が終わっているものに対する議案なのかなと思ったんですが、その辺りの整合性はどのようにお考えでしょうか。

滝浪総務部契約課長

 こちらにつきまして、基準日が3月3日時点で協議をして、この日を基準に、この日以降の工期分についてという協議がされておりますので、今現在工事は終わっていたとしても、事前に協議がされていて、第2回定例会で補正を頂いた上で、今回議案として挙げているものでございます。

市川しんたろう委員

 基礎的なことで大変恐縮なんですが、契約の金額が上がったわけじゃないですか。労務単価が上がったのでインフレスライド条項に基づいて変更した、これについては異論はないんですが、増えた分って補正予算とかってならないんでしたっけ。当初予算で組んでいるんですか。

滝浪総務部契約課長

 このもみじ山文化センター本館内装改修等工事の増額分につきましては執行対応してございます。なので補正は組んでございません。

市川しんたろう委員

 補正は組んでいる、いない、ごめんなさい、もう一度。

滝浪総務部契約課長

 こちらに関しては補正は組んでおりませんで、契約落差で執行対応してございます。

河合りな委員長

 委員会を休憩します。

 

(午後2時07分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時13分)

 

滝浪総務部契約課長

 これにつきましては、申し訳ございません、答弁訂正させていただきます。第2回定例会での補正ではなくて、債務負担行為をしたときの契約落差の分でこちらについてはインフレスライド分を契約変更してございます。

大内しんご委員

 他の案件なんかも契約落差をみんなそうやって、こうやって労務単価が上がった場合、契約落差があればいいけど、ない場合、賄えない場合はどうするの。

滝浪総務部契約課長

 落差がない場合は、基本的には第2回定例会で補正をしてございます。

河合りな委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 他に質疑がなければ、取扱いを協議するため、委員会を休憩します。

 

(午後2時14分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時14分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、討論を終結いたします。

 これより第80号議案について採決を行います。

 お諮りします。第80号議案、もみじ山文化センター本館内装改修等工事請負契約に係る契約金額の変更についてを原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第80号議案の審査を終了します。

 次に、第82号議案、鷺宮児童館内外装改修等工事請負契約を議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

滝浪総務部契約課長

 それでは、第82号議案、鷺宮児童館内外装改修等工事請負契約につきまして補足説明いたします。(資料4)

 本議案は議会の議決に付すべき契約案件、予定価格1億8,000万円以上の工事の請負に当たり審査を頂くものでございます。

 工事件名、鷺宮児童館内外装改修その他工事、工事場所は中野区鷺宮三丁目40番13号、工期は令和8年7月17日まで、工事概要につきましては記載のとおりでございます。

 1番、契約金額は消費税相当額などを含め2億5,542万円。

 2番、契約者は藤建設株式会社。

 3番、契約の方法は一般競争入札。

 4番、予定価格は消費税相当額などを含め2億5,861万円。

 2ページ目、5番の契約者の営業概要につきましては記載のとおりでございます。

 3ページ目に入札経過調書を記載してございます。

 補足説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

河合りな委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

立石りお委員

 この契約というより、児童館の改修というところで確認をしたいんですけれども、児童館運営・整備推進計画の中で改築と乳幼児機能強化型への移行というふうにございますが、こちらの改修というのは、いわゆる長寿命化というか、今後長く使うための補修も入っているという認識でいいんでしたっけ。

滝浪総務部契約課長

 委員御認識のとおり、老朽化対応がメインとなってございます。

立石りお委員

 乳幼児機能強化型への移行に関わるお金と長寿命化の部分、金額って分かりますか。

滝浪総務部契約課長

 これは老朽化も含めてなので、こちら分けることがなかなか難しいものでございます。

立石りお委員

 すみません、所管外になっちゃうかもしれないんですけど、児童館に関しては、個別の整備計画を作成するに当たって、全体の耐久度調査というのは行って、必要なタイミングで改修を行っているという認識でいいんでしたっけ。

半田企画部資産管理活用課長

 建物の耐久度調査につきましては、今区全体で検討しているところでございますけれども、児童館部分について今やっているかどうかにつきましては、申し訳ないんですが、所管外ということで答弁させていただきます。

河合りな委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 質疑がなければ、取扱いを協議するため、委員会を休憩します。

 

(午後2時18分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時19分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、討論を終結します。

 これより第82号議案について採決を行います。

 お諮りします。第82号議案、鷺宮児童館内外装改修等工事請負契約を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第82号議案の審査を終了します。

 次に、第83号議案、エアーテント等の買入れについてを議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

滝浪総務部契約課長

 それでは、第83号議案、エアーテント等の買入れにつきまして補足説明いたします。(資料5)

 本議案は議会の議決に付すべき契約案件、予定価格2,000万円以上の動産の買入れに当たり審査を頂くものでございます。

 契約件名は災害対策用資機材(エアーテント)の購入、納入期限は令和8年2月27日、買入れの内容につきましては記載のとおりでございます。

 1番、契約金額は消費税相当額を含め8,967万4,200円。

 2番、契約者は帝商株式会社。

 3番、契約方法は一般競争入札。

 4番、契約者の営業概要は記載のとおりでございます。

 2ページ目には入札経過調書を添付してございます。

 補足説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

河合りな委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

斉藤けいた委員

 御報告ありがとうございます。今回の入札では9社が参加資格を有していたと思うんですが、最終的に8社が辞退または不参加となっていますが、その理由について教えてください。

滝浪総務部契約課長

 今回は一般競争入札ですので、入札資格を有していたというか、自ら手上げをしたというところになります。ここで入札をしなかったところの理由につきましては、仕様を満たす商品を調達できなかったというところが幾つかございました。

斉藤けいた委員

 今のお話なんですが、例えば仕様が特定のメーカーに指定していたとか、そういう具体的に入札しづらい、辞退しなければいけない想定というのはあったんでしょうか。

滝浪総務部契約課長

 これは商品指定ではございませんので、仕様に記載してあるものであれば、この商品を調達できますので、特段メーカーの方たちが手を挙げているわけではございませんので、調達できるところが手を挙げられたという認識でございます。

斉藤けいた委員

 また、今回この資料を見ると、予定価格と比較価格が記載されていないんですが、記載されていない理由というのは何かあるんでしょうか。

滝浪総務部契約課長

 物品に関しては公表してございません。

斉藤けいた委員

 私も分からない部分なんですが、公表していないということなんですが、入札が終わった後、この委員会でこの議案を考えるというか、審査するに当たって、明示されていないとなかなか難しい部分もあるかなと思うんですが、一般的にこういう落札後も公表していないものは、このような委員会で例えば明示するということは、基本的にはないものなんですかね。

滝浪総務部契約課長

 そのようなことはしてございません。

斉藤けいた委員

 あと、今回内容がエアーテントということなんですが、具体的な購入したものの金額などは今後どこかで示されるようなことはあるんでしょうか。

滝浪総務部契約課長

 金額を示すということはございません。

斉藤けいた委員

 ということは、例えばエアーテント(大)14張とかが一つ幾らだったとかというのは分からないということでよろしいんでしょうか。

滝浪総務部契約課長

 契約相手方には、契約書の中では内訳書がございますので、それを明示してはございます。

大内しんご委員

 エアーテントの大とか小、大きさってどのぐらいなんでしょうか。

吉田総務部防災担当課長

 エアーテントの大きさでございますが、大につきましては6メートル四方で高さ3メートル、小につきましては縦4メートル、横5メートル、高さ2.55メートルでございます。

大内しんご委員

 今ちょっとあったけど、大体市販というのかな、大体幾らぐらいなんですか。今回の入札、細かい、多分仕様を見れば1台幾らって出ていると思うんだけども、それって別に言っていいんだよね、だって、もう入札は終わったんでしょう。

吉田総務部防災担当課長

 予算の見積り時の金額で申し上げますと、大につきましては285万円、小につきましては230万円でございます。

大沢ひろゆき委員

 今回この対策自体はいいと思うんですけれども、このエアーテントとスポットクーラー、一般質問の際もちょっと確認させていただいたんですけれども、これだけだと実際には暑さ対策としてはまだ不十分であると。エアーテントの中が十分に冷やされるわけではないと認識していますけど、それで正しいですか。

吉田総務部防災担当課長

 今回付属物としまして、エアーテントのほかにスポットクーラー28台、各テント1張につき1台ずつ購入しております。委員の御指摘のとおり、そういった暑さ対策については重要と考えておりますので、こちらで十分ではない場合について、何かプラスアルファで対策を講じていく必要があると考えております。

大沢ひろゆき委員

 一般質問の際もお願いしましたけれども、そこはぜひ全体の電源容量等も考慮しながら、しっかりと今後また配備を進めていってくださいということを要望しておきます。

酒井たくや委員

 1点だけ教えてください。こちら結構な金額だなとも思うんですけれども、一方、都の補助金がこういった防災の機器を購入するに当たって拡充されたんだったのかなとも思うんですけれども、その辺、この特定財源がどの程度活用できるのかというのを教えていただけますか。

吉田総務部防災担当課長

 こちらのエアーテントにつきましては、都の補助金の対象外と聞いております。

河合りな委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、取扱いを協議するため、委員会を休憩します。

 

(午後2時26分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時27分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、討論を終結いたします。

 これより第83号議案について採決を行います。

 お諮りします。第83号議案、エアーテント等の買入れについてを原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第83号議案の審査を終了いたします。

 次に、第90号議案、旧中野刑務所正門移築及び修復工事請負契約に係る契約金額の変更についてを議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

滝浪総務部契約課長

 それでは、第90議案、旧中野刑務所正門移築及び修復工事請負契約に係る契約金額の変更について補足説明させていただきます。(資料6)

 令和7年3月21日に議決されました議案の変更後の契約金額について、さらに契約額を変更するものでございます。

 1番、変更後の契約金額は9億5,192万9,000円、1,963万5,000円の増額となります。

 2番、契約者につきましては清水建設株式会社。

 3番、変更する理由でございますが、労務単価等の上昇に伴いまして、インフレスライド条項に基づき契約金額を変更するものでございます。

 補足説明は以上でございます。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。

河合りな委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

大内しんご委員

 これは先ほどと同じ、契約落差で執行対応したんですか。契約落差っていっても随意契約だから契約落差ってないと思うんだけど、どこかにあったんですか。

滝浪総務部契約課長

 これにつきましては、第2回定例会で補正を頂いてございます。

河合りな委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、取扱いを協議するため、委員会を休憩します。

 

(午後2時29分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後2時30分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、討論を終結します。

 これより第90号議案について採決を行います。

 お諮りします。第90号議案、旧中野刑務所正門移築及び修復工事請負契約に係る契約金額の変更についてを原案どおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第90号議案の審査を終了します。

 次に、第91号議案、中野中学校跡施設内装改修等工事請負契約に係る契約金額の変更についてを議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

滝浪総務部契約課長

 それでは、第91号議案、中野中学校跡施設内装改修等工事請負契約に係る契約金額の変更について補足説明をさせていただきます。(資料7)

 令和6年12月12日に議決されました議案につきまして契約金額を変更するものでございます。

 1番、変更後の契約金額は25億9,091万9,800円、4,435万2,000円の増額となります。

 2番、契約者につきましては米持・小河原・綜和建設共同企業体。

 3番、変更する理由でございますが、労務単価等の上昇に伴いまして、インフレスライド条項に基づき、契約金額を変更するものでございます。

 補足説明は以上でございます。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。

河合りな委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

大内しんご委員

 同様に聞きたいんですが、これも補正でやったんですか。それとも契約落差での執行対応だとか、そういうのでやったんですか。

滝浪総務部契約課長

 こちらは第2回定例会で補正してございます。

河合りな委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 質疑がなければ、取扱いを協議するため、委員会を休憩します。

 

(午後2時32分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後2時32分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、討論を終結します。

 これより第91号議案について採決を行います。

 お諮りします。第91号議案、中野中学校跡施設内装改修等工事請負契約に係る契約金額の変更についてを原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第91号議案の審査を終了します。

 次に、第92号議案、中野本郷小学校校舎新築等工事請負契約に係る契約金額の変更についてを議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

滝浪総務部契約課長

 第92号議案、中野本郷小学校校舎新築等工事請負契約に係る契約金額の変更につきまして補足説明させていただきます。(資料8)

 令和7年2月17日に議決されました議案につきまして契約金額を変更するものでございます。

 1番、変更後の契約金額は53億1,116万5,500円、3,333万円の増額となります。

 2番、契約者につきましては協永・武蔵野・稲葉建設共同企業体。

 3番、変更する理由でございますが、労務単価等の上昇に伴いまして、インフレスライド条項に基づき、契約金額を変更するものでございます。

 これにつきましても第2回定例会で補正をしてございます。

 補足説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

河合りな委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

市川しんたろう委員

 労務単価等の上昇ということなんですけども、この1個前に第91号議案の中野中学校のところでも約4,400万円ほど差が出たと。こちらは3,300万円程度だと。契約金額で見てみると、中野本郷小学校のほうが大きいわけですよね。まして新築工事等になりますので、いわゆる労務単価でいう作業をされる方ですね、建設労働者の方の数は多いと思うので、労務単価だけでいうと、そこのほうが肥大するんじゃないか、要するに上昇分で考えたら高くなるんじゃないかと思うんですけど、見てみると差額はこっちのほうが少ないじゃないですか。何でこういうことが起きるのか、教えてもらっていいですか。

大須賀総務部施設課長

 中野本郷小学校のほうが金額が低くなっている理由ですけれども、中野本郷小学校につきましては契約が令和7年2月ということです。中野中学校跡施設につきましては令和6年12月で契約していますので、契約時期が違うというところで、今回の改定につきましては令和7年3月の労務単価というところが基準になってきますので、そこの部分、期間の違いということになってきます。

市川しんたろう委員

 なるほど、要するに3月に変わっていて、2月から始めているものだと、前の労務単価で働いている期間が短くなって、一方、その前の中野中学校だと12月から働いているから、その分、前の労務単価で契約している期間が長いから、こういう差が生まれるということなんですね。よく分かりました。

河合りな委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、取扱いを協議するため、委員会を休憩いたします。

 

(午後2時36分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時37分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、討論を終結します。

 これより第92号議案について採決を行います。

 お諮りします。第92号議案、中野本郷小学校校舎新築等工事請負契約に係る契約金額の変更についてを原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第92号議案の審査を終了します。

 次に、第93号議案、中野本郷小学校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約に係る契約金額の変更についてを議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

滝浪総務部契約課長

 それでは、第93号議案、中野本郷小学校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約に係る契約金額の変更について補足説明をさせていただきます。(資料9)

 令和7年3月21日に議決されました議案につきまして契約金額を変更するものでございます。

 1番、変更後の契約金額は11億2,970万円、2,970万円の増額となります。

 2番、契約者はさかえ・横山建設共同企業体。

 3番、変更する理由でございますが、労務単価等の上昇に伴いまして、令和7年3月から適用する公共工事設計労務単価の運用に係る特例措置を行うため、工事請負契約約款第25条に基づき、契約金額を変更するものでございます。こちらの金額につきましては、第2回定例会で補正を頂いてございます。

 特例措置の場合は、契約締結をする前に労務単価が上がったために、旧単価で計算した工事費を新たな単価で工期全てについて計算をし直しまして、協議の上、計算し直した金額で契約変更するというものになってございます。

 補足説明は以上でございます。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。

河合りな委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

大内しんご委員

 今のところ、要は時期によって変更する理由が若干違うんですけど、もうちょっと分かりやすくというか、要はその前の案件とこの案件、理由がちょっと違う。そうすると労務単価自体のパーセンテージ、上がる率も違ってくるとか、そういうことを言っているのか、教えてください。

滝浪総務部契約課長

 大きくは対象とする工期が違います。インフレスライドの場合は、既に契約をしていて、残りの工事期間が2か月以上あるものについてが対象となります。今回の特例措置につきましては、契約をする前に単価が上がっているので、計算をし直しまして、新しい金額で工事の全部の期間につきまして契約金額の変更をするというものになります。

大内しんご委員

 例えば第92号議案と第93号議案と比べたときに、差額というのが大体同じぐらいの差額なんだけど、元の本体価格というのは違うじゃないですか、かなり、5倍ぐらいあるでしょう。これって要は労務単価というか、労務費が第93号議案の場合は占めている分が大きいということになるんですか。

滝浪総務部契約課長

 第93号議案の場合は全ての工期期間についてですので、労務単価の比率が高いということになります。労務単価の上昇率は、インフレスライドであってもこの労務単価の特例措置については同じです。

河合りな委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、取扱いを協議するため、委員会を休憩します。

 

(午後2時41分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時41分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、討論を終結いたします。

 これより第93号議案について採決を行います。

 お諮りします。第93号議案、中野本郷小学校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約に係る契約金額の変更についてを原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第93号議案の審査を終了します。

 次に、第94号議案、中野本郷小学校校舎新築に伴う電気設備工事請負契約に係る契約金額の変更についてを議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

滝浪総務部契約課長

 それでは、第94号議案、中野本郷小学校校舎新築に伴う電気設備工事請負契約に係る契約金額の変更につきまして補足説明をさせていただきます。(資料10)

 令和7年3月21日に議決されました議案につきまして契約金額を変更するものでございます。

 1番、変更後の契約金額は8億985万3,000円、1,682万5,600円の増額となります。

 2番、契約者につきましては日東・森電機建設共同企業体。

 3番、変更する理由でございますが、労務単価等の上昇に伴いまして、令和7年3月から適用する公共工事設計労務単価の運用に係る特例措置を行うため、工事請負契約約款第25条に基づき、契約金額を変更するものでございます。

 補足説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

河合りな委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 質疑がなければ、取扱いを協議するため、委員会を休憩いたします。

 

(午後2時43分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時44分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、討論を終結いたします。

 これより第94号議案について採決を行います。

 お諮りします。第94号議案、中野本郷小学校校舎新築に伴う電気設備工事請負契約に係る契約金額の変更についてを原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第94号議案の審査を終了します。

 次に、第95号議案、啓明小学校環境改善改修工事請負契約に係る契約金額の変更についてを議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

滝浪総務部契約課長

 第95号議案、啓明小学校環境改善改修工事請負契約に係る契約金額の変更につきまして補足説明をさせていただきます。(資料11)

 令和7年3月21日に議決されました議案につきまして契約金額を変更するものでございます。

 1番、変更後の契約金額は5億3,089万4,800円、832万7,000円の増額となります。

 2番、契約者につきましては稲葉・武蔵野建設共同企業体。

 3番、変更する理由でございますが、労務単価等の上昇に伴いまして、令和7年3月から適用する公共工事設計労務単価の運用に係る特例措置を行うため、工事請負契約約款第25条に基づき、契約金額を変更するものでございます。

 補足説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

河合りな委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 質疑がなければ、取扱いを協議するため、委員会を休憩します。

 

(午後2時46分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時46分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、討論を終結いたします。

 これより第95号議案について採決を行います。

 お諮りします。第95号議案、啓明小学校環境改善改修工事請負契約に係る契約金額の変更についてを原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第95号議案の審査を終了します。

 次に、第96号議案、上鷺宮小学校環境改善改修工事請負契約に係る契約金額の変更についてを議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

滝浪総務部契約課長

 第96号議案、上鷺宮小学校環境改善改修工事請負契約に係る契約金額の変更につきまして補足説明させていただきます。(資料12)

 令和7年3月21日に議決されました議案につきまして契約金額を変更するものでございます。

 1番、変更後の契約金額は5億582万4,600円、1,080万2,000円の増額となります。

 2番、契約者につきましては小河原・若月建設共同企業体。

 3番、変更する理由でございますが、公共工事設計労務単価の運用に係る特例措置を行うため、工事請負契約約款第25条に基づき、契約金額を変更するものでございます。

 補足説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

河合りな委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 質疑がなければ、取扱いを協議するため、委員会を休憩します。

 

(午後2時48分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時49分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、討論を終結いたします。

 これより第96号議案について採決を行います。

 お諮りします。第96号議案、上鷺宮小学校環境改善改修工事請負契約に係る契約金額の変更についてを原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第96号議案の審査を終了します。

 次に、第97号議案、江原小学校環境改善改修工事請負契約に係る契約金額の変更についてを議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

滝浪総務部契約課長

 第97号議案、江原小学校環境改善改修工事請負契約に係る契約金額の変更につきまして補足説明させていただきます。(資料13)

 令和7年3月21日に議決されました議案につきまして契約金額を変更するものでございます。

 1番、変更後の契約金額は5億2,095万3,300円、583万円の増額となります。

 2番、契約者につきましては進藤・ライフメイト建設共同企業体。

 3番、変更する理由でございますが、公共工事設計労務単価の運用に係る特例措置を行うため、工事請負契約約款第25条に基づき、契約金額を変更するものでございます。

 補足説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

河合りな委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 質疑がなければ、取扱いを協議するため、委員会を休憩します。

 

(午後2時51分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時51分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、討論を終結いたします。

 これより第97号議案について採決を行います。

 お諮りします。第97号議案、江原小学校環境改善改修工事請負契約に係る契約金額の変更についてを原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第97号議案の審査を終了します。

 次に、第98号議案、第五中学校環境改善改修工事請負契約に係る契約金額の変更についてを議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

滝浪総務部契約課長

 第98号議案、第五中学校環境改善改修工事請負契約に係る契約金額の変更について補足説明をさせていただきます。(資料14)

 令和7年3月21日に議決されました議案につきまして契約金額を変更するものでございます。

 1番、変更後の契約金額は3億3,084万9,400円、625万9,000円の増額となります。

 2番、契約者につきましては武蔵野・大日建設共同企業体。

 3番、変更する理由でございますが、公共工事設計労務単価の運用に係る特例措置を行うため、工事請負契約約款第25条に基づき、契約金額を変更するものでございます。

 補足説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

河合りな委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 質疑がなければ、取扱いを協議するため、委員会を休憩します。

 

(午後2時53分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時54分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、討論を終結します。

 これより第98号議案について採決を行います。

 お諮りします。第98号議案、第五中学校環境改善改修工事請負契約に係る契約金額の変更についてを原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第98号議案の審査を終了します。

 次に、第100号議案、平和の森小学校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約及び第101号議案、平和の森小学校校舎新築に伴う電気設備等工事請負契約の計2件を一括して議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

滝浪総務部契約課長

 それでは、第100号議案及び第101号議案につきまして一括して補足説明させていただきます。

 本議案は議会の議決に付すべき契約案件、予定価格1億8,000万円以上の工事の請負に当たり審査を頂くものでございます。

 初めに、第100議案についてです。(資料15)

 工事件名、平和の森小学校校舎新築に伴う機械設備工事、工事場所は中野区新井三丁目37番、工期は令和10年1月11日まで、工事概要につきましては記載のとおりでございます。

 1番、契約金額は消費税相当額などを含め12億6,225万円。

 2番、契約者は富士熱・さかえ・東洋AC建設共同企業体。

 3番、契約の方法は一般競争入札。

 4番、予定価格は消費税相当額などを含め12億6,361万4,000円。

 2ページ目、5番の契約者の営業概要につきましては記載のとおりでございます。

 3ページ目に入札経過調書を記載してございます。

 続きまして、第101号議案でございます。(資料16)

 工事件名、平和の森小学校校舎新築に伴う電気設備その他工事、工事場所は新井丁目37番他1箇所、工期は令和10年1月11日まで、工事概要につきましては記載のとおりでございます。

 1番、契約金額は消費税相当額などを含め9億4,600万円。

 2番、契約者は新分・東新・高栄建設共同企業体。

 3番、契約の方法は一般競争入札。

 4番、予定価格は消費税相当額などを含め9億6,663万6,000円。

 2ページ目、5番の契約者の営業概要につきましては記載のとおりでございます。

 3ページ目に入札経過調書を記載してございます。

 補足説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

河合りな委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

斉藤けいた委員

 報告ありがとうございます。これは新規の契約で、入札が令和7年8月8日ということなんですが、この契約に関しては、今まで出てきた労務単価などの上昇や物価上昇のリスクというものは鑑みて、この契約金額を出しているのか教えてください。

滝浪総務部契約課長

 こちらにつきましては、令和7年度分につきましては反映されてございます。

斉藤けいた委員

 例えば、先ほど平均6%、令和7年3月というお話もありましたが、今回の令和7年8月ですかね、どのぐらいの物価上昇分だったり、労務単価分が組み込まれて、この契約金額になっているかって、数値でもし分かれば教えてください。分からなかったら大丈夫です。

大須賀総務部施設課長

 労務単価の上昇については、職種とか工事内容とか様々ありますので、その部分でどれぐらいというのは、ちょっとお示しは難しいかなというふうに思っています。

河合りな委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 質疑がなければ、取扱いを協議するため、委員会を休憩します。

 

(午後2時58分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時59分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、討論を終結します。

 これより議案ごとに採決を行います。

 はじめに、第100号議案について採決を行います。

 お諮りします。第100号議案、平和の森小学校校舎新築に伴う機械設備工事請負契約を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第100号議案の審査を終了します。

 次に、第101号議案について採決を行います。

 お諮りします。第101号議案、平和の森小学校校舎新築に伴う電気設備等工事請負契約を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第101号議案の審査を終了します。

 3時となりますので、一旦ここで休憩いたします。

 

(午後3時01分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時20分)

 

 次に陳情の審査を行います。

 初めに、第12号陳情、消費生活センターを、消費者団体の活動拠点機能を持った施設となるよう、区役所外に設置することを求める陳情(1項、2項)を議題に供します。

 本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

斉藤けいた委員

 主旨1のほうの項目について、今回複合交流拠点には男女共同参画センター、地域交流スペース、児童発達支援センター、保育園など多様な行政機能が集約されているかと思うのですが、その中で改めて消費者センターをこの複合交流拠点に新設する行政需要をどのように認識されているのか、また、それを区民部から要望や検討が今あるかなど、もし分かるようでしたら教えていただきたいんですが。

半田企画部資産管理活用課長

 委員御指摘のとおり、消費者行政につきましては区民部の所管になります。区民部のほうでは今現在、消費者センター等を今予定をしております平和の森小学校跡地に整備する、そういったことは現時点では予定はしていないというふうに伺っているところでございます。

中村延子委員

 今斉藤委員のところと重なるところもあるんですけれども、確認なんですけれども、こういった消費者センターというものが、所管は区民部になると思うんですけれども、手順としては区民部のほうで必要性みたいなところを検討して、それを資産管理活用課のところに来る手順というんですかね。今、区有施設整備計画の改定もやっていますけれども、そこに行政需要として必要で入れるとかという、施設配置をするというところにまで至る段取りというか、そういったところを御説明いただいてもよろしいですか。

半田企画部資産管理活用課長

 区で行っている行政全般になりますけれども、基本的には主たる部のほうでまずは第一検討をした上で、必要に応じて関係各部と検討していくという流れになります。今回の消費者行政につきましては、まず主たる所管は区民部のほうになりますので、まず最初に区民部のほうで検討した上で、その結果、例えば区有地が必要であるということであれば企画部のほうで、資産管理活用課のほうで所管をしてございますので、庁内調整をした上で区として意思決定をしていくという流れになります。

中村延子委員

 この間、そういった議論というのは行われてきていないという認識でよろしいですか。

半田企画部資産管理活用課長

 この後、区有施設整備計画の素案のほうを出しますけれども、それを作成するに当たりまして全庁的な調査・調整を行ってございます。その過程で消費者センターの設置につきましては、現時点では区としては予定はしていないというところでございます。

羽鳥だいすけ委員

 ひょっとしたら所管外になるかもしれないんですけれども、このような消費者センター、あるいは消費生活センターというものを設置している区、施設として設置をしている区とかというのは、23区内であるのかどうかというのはどうでしょうか。

半田企画部資産管理活用課長

 申し訳ございません、消費者センターにも様々な形態とかがあると思うんですけれども、そちらについては所管のほうは区民部になりますので。

平山英明委員

 検討していたら陳情は出ないので、やるのであればという前提の下で、今度平和の森小学校跡地にこの複合交流拠点を整備するという方針に変えられましたよね。消費者センターを設置する場合、スペースがどれぐらいになるかは分からないんですが、以前環境リサイクルプラザに入っていましたよね。あのくらいの規模と想定したときに消費者センターを施設として、現在平和の森小学校跡地で検討している複合交流拠点の中に入れることは可能なんですか。

半田企画部資産管理活用課長

 平和の森小学校跡地の施設の整備に係る検討は、具体的にはこれからになります。例えば野方保育園ですとか、あるいは児童発達支援センターにつきましても、床平米とかは今後検討していくことになりますけれども、敷地面積等を考慮した場合に消費者センターのほうが、それに限らずでございますけれども、一定のスペースを確保することができる可能性というのはあるというふうには認識しているところでございます。

立石りお委員

 陳情の文書の中に、消費者団体の支援・育成の事務分掌もなくなってしまったというふうにあって、かつてはあったところがなくなったんだと思いますが、その経緯というか、理由ってお答えいただけますか。

半田企画部資産管理活用課長

 消費者センターの移転といいますか、旧庁舎に移転したのは平成23年3月になりますけれども、その所管につきましては区民委員会のほうが担当になりますので、その辺の経緯につきましては、こちらのほうでは所管外ということで御容赦いただければと思います。

立石りお委員

 今の質疑をお答えいただける担当課はございますか。

河合りな委員長

 委員会を休憩します。

 

(午後3時26分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時31分)

 

濵口総務部長

 立石委員の御質問で、過去の事務分掌の変更の経緯といったところは、今詳細はなかなかお答えが難しいところではございますけれども、区民部のほうの今の事業概要として御説明している中に消費生活センターという項目がございまして、消費生活における被害の防止及び消費者の自立の支援に関することという項目がございまして、消費者活動支援といったものを所掌してございますので、現行でもそういった支援は行っているというふうに理解してございます。

立石りお委員

 消費者活動の支援ということで現在行っているということでございます。直接の所管が区民部というところなので聞き方も難しいんですけれども、この陳情者さんの文章を見ると、中高生ですとか、若者向けにこういった消費者教育ということを行っていきたいという意図も酌み取れるわけでございます。最近、民法改正で成人年齢が下がったりとかしていることと、あるいはトクリュウですか、匿名・流動型犯罪グループだったり、闇バイト、そういった割と若い中高生の方々に啓発が必要な、教育が必要に社会的にはなっていると思うんですよね。そうしたときに生活・交通安全担当は、そういった啓発活動って今行っているんでしたっけ。

久保総務部生活・交通安全担当課長

 そういった啓発については、ホームページ等を通じて実施していたり、また、警察と協力してキャンペーン等に参加させていただいたりというような形で活動をしております。

立石りお委員

 このテーマというのは消費者問題にも通ずる部分も、またがっている部分もあるんじゃないかなと思うんですよね、消費者保護という観点で。そういった取組について、区民部の所管のほうと情報共有だったり、今後の対策について協議されたりとかございますか。

久保総務部生活・交通安全担当課長

 そちらにつきましても情報共有を図る、また、こちらから情報提供する、あちらから消費者センターのほうに寄せられている相談、そういったものを共有し、必要な対策の検討は進めております。

立石りお委員

 基本的には情報共有というところで、対策を個別にそれぞれ講じていくというような感じですか。

久保総務部生活・交通安全担当課長

 関係部署を集めて情報共有を一括して、連携できるところはないかなどは模索中でございます。

立石りお委員

 例えば、学校に出前授業でそういったことを啓発していくということなんかも考えられると思うんですが、区民部の所管以外にもそういった連携の事例ってありますか。

久保総務部生活・交通安全担当課長

 補導や少年の対策などを実施している協議体などと情報共有なども図り、対策を講じたり、また、事例の紹介などもさせていただいております。

河合りな委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 質疑がなければ、取扱い協議ため、委員会を休憩します。

 

(午後3時35分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時43分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 他に質疑がなければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

中村延子委員

 第12号陳情(1項、2項)について意見を申し上げます。消費者行政を推進するためには区と消費者団体との協働が重要であると考えております。これからの消費者行政の在り方について、施設の必要性も含めて改めて総合的に検討し、必要な対策を取っていただきたいとお願いを申し上げます。

河合りな委員長

 他に意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

羽鳥だいすけ委員

 第12号陳情、消費生活センターを、消費者団体の活動拠点機能を持った施設となるよう、区役所外に設置することを求める陳情(1項、2項)につきまして、日本共産党議員団の立場で討論を行います。

 本陳情は消費者センターを設置することを求めるものです。審査の中で、現段階では区には消費者センターの設置の考えがないとの答弁がありました。しかし、陳情の理由でも述べられているとおり、中野区における現状の消費者行政は相談業務が中心となっており、区民の自主的な消費者運動を支援するとともに、区民との協働を進め、消費者行政を活性化するための拠点となる消費者センターを設置することは検討すべき課題であると考えます。

 本陳情は2項からなっており、1項は平和の森小学校跡地に整備を検討中の複合交流拠点内への設置を求めるものです。2項は1項が無理な場合は他の場所への設置の検討を求めるものとなっています。現状、区は拠点としての消費者センターについて設置を検討していないため、どのような機能・役割を持つべきか、施設として設置すべきなのか、また、設置するならばどういった規模がよいのかといった知見がありません。そうした中で複合交流拠点内への設置だけが決まるとなれば、将来の施設の中身を縛ることにもつながりかねません。

 そうしたことから、第1項については不採択、第2項については願意を了とし、採択すべきものであることを述べ、討論といたします。

河合りな委員長

 他に討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、討論を終結します。

 では、これよりまず1項について挙手により採決を行います。

 お諮りします。第12号陳情、消費生活センターを、消費者団体の活動拠点機能を持った施設となるよう、区役所外に設置することを求める陳情、1項を採択すべきものと決することに賛成の方は挙手をお願いします。

 

〔賛成者挙手〕

 

河合りな委員長

 挙手少数、よって第12号陳情1項は不採択とすべきものと決します。

 次に、2項について採決を行います。

 お諮りします。第12号陳情、消費生活センターを、消費者団体の活動拠点機能を持った施設となるよう、区役所外に設置することを求める陳情、2項を採択すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第12号陳情(1項、2項)についての審査を終了します。

 次に、第19号陳情、中野サンプラザ広場は、区直営で運用する事を求める陳情を議題に供します。

 本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

斉藤けいた委員

 この陳情書を読ませていただくと、防災の部分が非常に強いのかなというふうに私は受け取りました。現状、中野サンプラザ広場は災害時に避難だったりとか、給水拠点として使用できる設定になっているのか、お答えはできますかね。

吉田総務部防災担当課長

 現時点で中野サンプラザ広場につきましては、そのような想定はしておりません。

斉藤けいた委員

 逆に、例えばこの陳情は区直営ということなんですが、民間が運営主体となった場合は、この広場の利用時の区民トラブルや災害が発生したときの最終的な管理責任者は民間になるという考えなのか、それとも区になるかというのも分かりますかね。もしお分かりになったらお答えをください。

半田企画部資産管理活用課長

 所管そのものは建設委員会のほうになりますけれども、あくまで一般論としてですけれども、例えば区の土地を貸付けする場合に、そこの貸付けの契約の形態等によるのかなというふうに考えております。当然、区の直営であれば全て区が責任を取るということになりますけれども、貸付けしている場合に、例えば貸付先が全て責任を負うということであれば、区としては基本的には土地を貸しているだけということになりますので、その辺りは契約形態によるかなというふうに考えてございます。

中村延子委員

 8月27日の建設委員会で、中野サンプラザ土地・建物等の暫定利用についてという報告がされておりまして、5、貸付(利活用)についての中で、ア、位置付けのところに、「財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例及び中野区公有財産規則に基づき貸付を行う」というところで、所管部署がまちづくり推進部の中野駅周辺まちづくり課、ただし、北側の旧駐車場箇所(地上部)以外の運用は区民部文化振興・多文化共生推進課が行うというふうになっていて、この報告を受けた、要は現状は今中野区が直営で中野サンプラザの南側広場を運営しているという理解なんですけれども、その認識で合っていますでしょうか。

半田企画部資産管理活用課長

 現状、MN21から区が寄附を受けて、区として管理をしておりますので、区の直営といいますか、そういった形での管理になっているところでございます。

河合りな委員長

 委員会を休憩します。

 

(午後3時49分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時50分)

 

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 質疑がなければ、取扱い協議のため、委員会を休憩します。

 

(午後3時50分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時52分)

 

 お諮りします。第19号陳情を閉会中も継続審査すべきものと決するに御異議ありませんか。

 

〔「意義なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第19号陳情についての審査を終了します。

 次に、所管事項の報告を受けたいと思います。

 初めに1番、令和8年度国・都の施策及び予算に関する要望についての報告を求めます。

中谷企画部企画課長

 それでは、令和8年度国・都の施策及び予算に関する要望につきまして御報告いたします。(資料17)

 特別区長会として、国の各関係省庁に対して8月27日及び9月4日に要望を行い、東京都に対しては8月19日に要望を行ったところでございます。

 まず国に対する要望書でございますが、別冊の令和8年度国の施策及び予算に関する要望書を御覧ください。

 表紙から2枚おめくりいただきまして、目次のページを御覧いただきたいと思います。記載のとおり19項目要望してございます。新規の項目は12番、保護司の活動支援でございます。

 続きまして、当委員会の所管分を御説明いたします。

 1枚おめくりいただきまして、1番、地方分権改革の推進・地方税財源の充実強化でございます。当委員会の所管分としましては、(1)地域の自主性及び自立性を高めるための改革の確実な実現、(2)地方税財源の充実強化、(3)国の施策変更に伴う地方への十分な配慮、(4)③ふるさと納税の寄附受入額による自治体間の格差調整、(5)地方消費税清算基準の制度本来の趣旨に即した見直し、(6)法人住民税及び法人事業税交付金の減収補填債の発行に向けた制度改正、(7)区立小中学校教職員の人事権の移譲について要望してございます。

 続きまして、5ページを御覧ください。2番、行政のデジタル化の推進でございます。当委員会所管分としましては、(1)情報システムの標準化に係る財政措置について要望してございます。

 続きまして、19ページを御覧ください。13番、交通システムの整備促進でございます。(2)ご当地ナンバーの導入に伴う地方版図柄入りナンバープレートの台数要件の緩和について要望してございます。

 続きまして、24ページを御覧ください。16番、都市緑地の保全の推進でございます。緑地所有者への対応や自治体による緑地買取りへの対応について要望してございます。

 続きまして、25ページを御覧ください。17番、災害対策の充実でございます。(1)帰宅困難者対策等の推進、(2)防災対策の推進、(3)大規模水害等への対策の強化について要望してございます。

 続きまして、東京都への要望でございますが、別冊の令和8年度東京都の施策及び予算に関する要望書を御覧ください。

 表紙から2枚おめくりいただきまして、目次のページを御覧いただきたいと思います。記載のとおり19項目要望してございます。新規の項目は5番、経済・観光施策の充実及び12番、民生委員、児童委員の活動支援でございます。

 続きまして、当委員会の所管分を御説明いたします。

 1枚おめくりいただきまして、1ページの1番、治安対策の強化でございます。(1)防犯設備の整備、維持管理に関する補助制度の拡充等について要望してございます。

 続きまして、3ページを御覧ください。2番、特別区都市計画交付金の拡充でございます。都市計画事業の実績に見合った財源の確保、全都市計画事業の交付対象化、交付率の上限の撤廃、工事単価の引上げなどによるさらなる増額や都区財政調整協議とは別に、都市計画事業のあり方についての協議体を都区協議会の下に設置することについて要望してございます。

 続きまして、4ページを御覧ください。3番、都区の役割分担等に関する協議の実施でございます。(1)都区制度改革・地方分権の趣旨を踏まえた役割分担や税財政制度等に関する協議の再開、(2)都区の共有財源に係る政策的減免の新設・拡大を検討する際の事前協議について要望してございます。

 続きまして、5ページを御覧ください。4番、減収補填対策の確保でございます。特別区が法人住民税及び法人事業税交付金に係る減収補填債について、発行可能となるよう、国へ働きかけることについて要望してございます。

 続きまして、25ページを御覧ください。16番、災害対策の充実でございます。(2)帰宅困難者対策の推進、(3)防災対策の推進、(5)大規模水害等への対策強化について要望してございます。

 御報告は以上でございます。

河合りな委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に2番、中野区基本計画(素案)についての報告を求めます。

中谷企画部企画課長

 それでは、中野区基本計画(素案)について御報告いたします。(資料18)

 本報告は全ての常任委員会において共通の資料により御報告するものでございます。

 それでは、資料の鏡文を御覧ください。

 まず1、中野区基本計画(素案)についてでございます。基本計画は第1章から第6章で構成をしてございます。各章の記載内容について、別紙1の説明資料を用いて御説明いたします。必要に応じて、別紙2の素案本体のほうも併せて御参照いただければと思います。

 別紙1の1ページを御覧ください。

 第1章、計画の基本的な考え方でございます。策定の趣旨ですが、基本構想で描くまちの姿を実現するため、2021年9月に策定した現行の中野区基本計画の計画期間が2025年度に終了することに伴い、新たな中野区基本計画を策定するというものです。

 次に、基本計画の位置付けですが、基本構想の実現に向け、区が取り組む基本的な方向性を示し、区政全般にわたる総合計画として定めるとともに、各個別計画の上位計画として位置付け、政策及び施策を体系的に示します。また、まち・ひと・しごと創生法に基づく市町村まち・ひと・しごと総合戦略として位置付けるというものでございます。

 次に、計画期間と進行管理ですが、計画期間は2026年度から2030年度までの5年間で、この5年間のうち、前半の2年間を前期、後半の3年間を後期とし、計画の進捗管理を行ってまいります。計画期間中におきましては、目標と成果による区政運営により、目標と現状についての検証を行いながら、取組の改善を図ってまいります。計画策定後、区を取り巻く社会経済状況が大きく変化した場合には、必要に応じて計画の改定を行ってまいります。

 2ページを御覧ください。

 第2章、策定の背景でございます。区を取り巻く社会状況等の変化として、人口減少社会の進展と人口構造の変化、ダイバーシティの進展、デジタル社会の実現に向けた取組の進展、自然災害の発生と気候変動の影響、ライフスタイルの変化と孤独・孤立について記載をしてございます。

 3ページを御覧ください。人口動向・将来人口推計でございます。まず人口動向についてですが、中野区の人口は1970年をピークに減少傾向となり、2000年には30万人を割り込みました。その後は増加傾向に転じ、新型コロナウイルス感染症等の影響により一時期減少したものの、増加の傾向は継続してございます。年齢3区分別人口構成は、65歳以上の人口比は増加傾向、15歳未満の人口比は減少傾向が続いていましたが、近年は横ばい傾向となってございます。

 4ページを御覧ください。将来人口推計についてですが、国立社会保障・人口問題研究所による推計を基に、直近の住民基本台帳人口等を勘案した基本推計を基準として、中野駅周辺のまちづくりの動向や子どもと子育て家庭の定住促進など基本計画に掲げる取組の影響を見込み、将来人口推計を行いました。区の総人口は、当面の間増加が続き、2040年にピークの約36万9,000人に達した後、減少に転じ、2070年には約32万3,000人になると見込んでございます。年齢3区分別人口の推移を見ると、65歳以上の人口は2025年以降増加傾向が続き、2050年には4人に1人の割合となり、2070年には約9万8,000人へと増加すると推計してございます。

 5ページを御覧ください。財政状況・財政見通しでございます。まず財政状況についてですが、2024年度決算において、歳入総額は1,894億円で、うち一般財源は981億円となってございます。一般財源のうち、特別区税と特別区財政調整交付金は歳入全体の44.6%を占めており、844億円となってございます。歳出について目的別に見ると、教育費については、小中学校施設整備費等が増加している一方で、総務費については、新区役所整備の完了などにより減少してございます。

 6ページを御覧ください。次に財政見通しについてですが、10年間の財政フレームについて、歳入・歳出額を一般財源ベースで推計してございます。基金の計画的な積立と繰入を行い、基金の持つ財源の年度間調整機能を活用してまいります。

 7ページを御覧ください。

 第3章、基本計画の体系でございます。今回基本構想の改定は行わないことから、政策につきましては現行の内容から変更がございません。また、重点プロジェクトにつきましても、現行の基本計画に定める三つのプロジェクトを次の基本計画においても掲げていく予定でございます。施策体系につきましては、現基本計画では56ある施策を、一部統合など精査を行って52の施策としてございます。

 8ページを御覧ください。

 第4章、重点プロジェクトでございます。政策及び施策を効率的かつ効果的に推進するため、政策を超えて共有する理念を重点プロジェクトに掲げ、取り組んでいくこととしてございます。各プロジェクトでは、それぞれの理念を基に政策横断的な視点をもって重点的に推進する取組を位置付けるとともに、各政策・施策相互の関連性を強化いたします。また、全庁的な推進体制による進行管理により、効率的かつ効果的にプロジェクトを実行してまいります。

 9ページから10ページにかけて子育て先進区の実現、11ページから12ページにかけて地域包括ケア体制の実現、13ページから14ページに活力ある持続可能なまちの実現について、プロジェクトごとに理念、プロジェクトにおける取組、成果指標を記載してございます。

 15ページを御覧ください。

 第5章、基本目標別の政策・施策でございます。第5章では基本構想で描くまちの姿の実現に向け、四つの基本目標の下、政策及び施策を体系的に示してございます。各施策におきましては、現状と課題を踏まえ、施策の方向性を明示し、施策の達成状況の目安となる成果指標と目標値を設定するとともに、主な取組と事業の展開を示してございます。このうち、当委員会に関連する項目について御説明をいたします。

 初めに、企画部の説明をいたします。まず17ページの施策1、平和・人権・多様性の尊重、次に飛んで40ページの施策23、若者の社会参画支援の充実、次に飛んで62ページの施策43、歩きたくなるまちづくりの推進が企画部に関連する施策でございます。

 続いて、総務部の説明をいたします。58ページの施策39、災害に強い体制づくり、次に69ページの施策50、犯罪や事件・事故の防止と消費生活の安全の推進が総務部に関連する施策でございます。

 72ページを御覧ください。

 第6章、区政運営の基本方針でございます。1、対話・参加・協働に基づく区政運営、2、危機の発生に備えた体制の強化、3、社会の変化に対応した質の高い行政サービスの提供の三つの基本方針は、現行の基本計画と同じものでございますが、構成については一部変更してございます。詳細につきましては、別紙2、素案本体のほうの261ページから269ページを後ほど御参照いただければと思います。

 資料の鏡文のほうにお戻りください。

 2、意見交換会等の実施についてでございます。素案に対する意見交換会を区民と区長のタウンミーティングとして、記載の日程のとおり全7回実施いたします。

 なお、こちらの日程において、中野区区有施設整備計画の意見交換会も併せて実施いたします。

 このほか、10月21日から11月28日の期間に、関係団体などからの意見聴取を行うとともに、10月21日から12月8日の期間に電子メール、ファクス、郵送、窓口などで区民などから意見募集を行う予定です。

 周知方法は区報やホームページの掲載などにより行います。

 最後に、今後のスケジュールでございます。素案について区議会や意見交換会などで頂いた御意見を踏まえ、2026年1月に案を取りまとめ、議会に御報告いたします。その後、パブリック・コメント手続を実施し、そこで頂いた御意見を踏まえて、3月に計画を策定する予定でございます。

 御報告は以上です。

河合りな委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

中村延子委員

 どこから聞いていくか悩ましいんですけれども、まずこれまで伺ってきていて、この素案の段階でもあまり変更がないところを聞いていこうかなと思います。まず重点プロジェクトのところなんですけれども、以前骨子でしたっけ、御報告いただいたときに、今回重点プロジェクト自体、この三つのプロジェクトについては変更はないんですけれども、新たに理念というものを設定されるということで記載がされています。重点プロジェクト、本冊のほうで言うと39ページから重点プロジェクトのところになります。ちょっと個別で言っていきますけれども、子育て先進区の理念のところがすごく狭くなっているという話を前回もさせていただきました。ここが変更がなくて、ちょっと残念だなというふうに思っているんですけれども、そもそも理念って、例えば基本構想とかで掲げているような、子どものところのもっと広い理念というものがあるんですよね。例えば基本構想で言うと、未来ある子どもの育ちを地域全体で支えるまちというところがあって、その中にある、子どもたちは未来に向けてチャレンジしながら成長していますとかという文脈があるんですけれども、こういったところが理念に掲げられているなら分かるんですけれども、今記載をされている「子どもを育て、子どもが成長する過程が、安全・安心かつ将来に向け充実した時間となるよう、地域の多様なつながりをつくっていくことで、子どもと子育て家庭が中野区に住み続けたくなる環境づくりを進めます」というのがすごく、子育て先進区の理念ではないというか、子育て先進区ってもっと広いものだと思うんです。多分ここに掲げている理念って、今後5年間この基本計画期間に重点的に取り組みたいことだと思うんですよ。であるならば、理念としてはもうちょっと前段階の理念というものが必要だと思うんですね。そこにプラスして、今後の5年間ではこれに取り組みますとかというふうに書いてあるんだったら分かりやすいんですけれども、子育て先進区の理念って、これじゃないと思うんですよ。というところで修正をしていくべきじゃないかなというふうに思っているんですけれども、これは前回も伺っていて、庁内でどういう検討があったか分からないんですけれども、今後こういったところをちゃんと書き加えるのか、変えるのか、文章をもっと理念的なものにするのか、検討をしていただきたいなというふうに思っているんですけれども、いかがでしょうか。

中谷企画部企画課長

 重点プロジェクトの理念につきましては、この間、様々御意見いただいてきたところでございます。素案の策定の段階、骨子から素案の段階において、特段見直しといいますか、修正はしなかったところではあるんですけれども、思いとしましては、一旦素案の形で区としての考えを一定御説明をした上で、頂いた御意見を踏まえて案の段階で修正するかどうか、検討していくということになろうかというふうに考えたところでございます。確かに御指摘のとおりといいますか、我々が重点プロジェクトに今回素案で理念を掲げたというのは、同じ三つの重点プロジェクトを現行の基本計画から次の基本計画においても掲げて取り組んでいくに当たって、この5年間で一定進んだ部分があって、次の5年間でどういった取組に重点的に取り組んでいくのか、それを整理するために政策・施策を効率的かつ効果的に推進するための理念というのを掲げて検討してきた、そういった過程の中で設定をしたものでございます。ただ、確かに御指摘のとおりといいますか、そういうために設定した理念だということが字面上、ここだけ見るとさっと理解できるかというと、説明をされれば分かるけれどもみたいな状況であることは確かにそのとおりかなと思うので、例えば見出しの工夫ですとか、全く子育て先進区の実現そのものの理念に書き換えちゃうのはちょっとどうかなという気はしているんですけれども、理念を掲げ続けるのであれば、その理念というのがどういう意味合いで今回次の基本計画に定めるものなのかというのが分かるような記載にするとかいったところは、ちょっと検討してみたいと思っています。

中村延子委員

 そうなんですよ、先ほど御答弁でもおっしゃいましたけれども、パッと読んだときに文字面で理解をされないと、基本計画なので、こうやったやり取りを区民の皆さんが聞くわけではないんですよね。という中では、やっぱり文字面で分かるようにしないといけないと思っていて、今こうやってプロジェクトの理念って書いてある理念っていうものと、ここに実際書いてあることというのが、ちょっとずれというか、あるのかなというふうに思っていて、例えば今後5年間で重点的に取り組みたいこととかであれば分かるし、理念なのであれば、子育て先進区で区がどういう社会を目指していきたいのかといった理念を書くとか、タイトルと中身とをちゃんと整合性を図っていただく必要があるのかなというふうに思っているんですけれども、いかがですか。

中谷企画部企画課長

 プロジェクト、理念というタイトルの部分と中身が、区が意図したものとして正しく字面上読んで区民の方に伝わるような表現となるような見直しを検討してみたいと思います。

中村延子委員

 ぜひよろしくお願いします。地域包括ケア体制の実現のところも同じくで、プロジェクトの理念が「だれもが健康かつ生きがいを持ち、安全・安心で豊かな生活を送れる地域社会をつくるというスマートウェルネスシティの理念を踏まえ」という、文書にまた理念が出てきちゃっていて、よく分からないというか、スマートウェルネスシティを重点的に取り組みたいのはよく分かっているんですけれども、地域包括ケアの理念ではないんですよね。こういったところもちゃんと精査というか、整理をしていく必要があるのかなというふうに思っておりまして、私なんかはむしろ重点プロジェクト、一定、地域包括ケアの推進というのは2025年を目指してやってきた中で、もちろん2040年というところもあるので、これからも掲げるということは、それはそれでいいとは思うんですけれども、一定区切りがついたので、例えばスマートウェルネスシティにするとかという考えもあるのかなというふうには思っていたんですけれども、そうではなくて、引き続き地域包括ケアの推進というところを重点プロジェクトとして掲げるのであれば、やっぱりそこはちゃんとそのプロジェクトと理念が合っているようにするのか、それとも違う表題にしてやっていくのかというところはしっかりと整理をする必要があると思うんですけれども、ここの部分についてはいかがでしょうか。

中谷企画部企画課長

 地域包括ケア体制とスマートウェルネスシティの関係性については、これまでも様々御意見いただいているところで、庁内でも様々検討してきたところであるんですけれども、地域包括ケア体制の実現というプロジェクトの中にスマートウェルネスシティの考え方といいますか、理念も位置付けてやっていく、地域包括ケア体制を実現していくに当たって、高齢化がますます進行していく中で、支援が必要な方を少しでも減らすようにというか、増え過ぎないようにしていくためには、川上の部分での介護予防ですとか健康づくりが重要だということで、そういった観点を内容として盛り込んでいく、その考え方には今のところ変更はございません。ただ、地域包括ケア体制の実現というプロジェクトの理念の表現の中で、スマートウェルネスシティの考え方をその中に盛り込んでいるわけなんですけれども、御指摘のような分かりにくさといった部分があるところも否定できないかなとは思っているので、そこも表題で変えるのか、表現を工夫するのか、もう少し検討していきたいと思います。

中村延子委員

 ぜひよろしくお願いします。それから、三つ目の活力ある持続可能なまちの実現のところで、これは我が会派の間議員の一般質問でも申し上げました。これまでも言ってきていますけれども、脱炭素社会の実現を見据えたまちづくりが削除されていて、今までの基本計画から変更点というか、フォーカスし過ぎているという部分で指摘もこれまでもしてきているところですが、やっぱり今後まちづくりが進んでいくという、こういった区の状況も鑑みても、環境のところについては、ここの中にあるべきだと思っていますし、あるからこそ、このプロジェクト3の名前が「持続可能な」という文言が入っているんだと思うんですよね。環境が抜けちゃって持続可能なというのがすごくちぐはぐだなというふうに思っているので、そこについても改めて検討していただきたいと思いますけれども、いかがですか。

中谷企画部企画課長

 骨子の段階では、環境の観点が重点プロジェクトの3からは除かれて、区政運営の基本方針のほうで盛り込むというような考えをお伝えしたところではあったんですけれども、骨子自体に区政運営の基本方針の中身というか、項目しか書いていなかったので、具体的な表現についてはお示しできていなかったところです。今回素案で、本体で言うと263ページに、1の(1)の④で脱炭素の取組に係るマネジメントの推進として環境に関する内容を盛り込んでいるところです。こちらをまず御覧いただきたかったというところがございまして、ここに入れることで重点プロジェクトの位置付けがなくなったとしても、区として全庁的に様々な取組に関連するもの、また全ての職員が環境リテラシーを向上させていく必要があるといった観点から、重点プロジェクトではなく区政運営の基本方針の中に位置付けてきたところではあります。ただ、この間また様々御意見いただいているところではありますので、素案の策定段階に向けて、こういった整理はしたところではあるんですけれども、重点プロジェクトの3の中に明記していく必要があるのかといったところにつきましては、また改めて検討のほうを進めていきたいと考えています。

中村延子委員

 ぜひ検討は進めていただきたいなというふうに思っています。

 今回、重点プロジェクトの中に成果指標と目標値というのがそれぞれ一つずつピックアップされているんですけど、何で一つしか入れないのかとか、それぞれの成果指標を選んだ基準は何かとかというところがすごく気になってしまっていて、そこら辺の御説明を頂けるとありがたいんですけど、いかがですか。

中谷企画部企画課長

 重点プロジェクトに、次の基本計画の素案の段階で初めて成果指標と目標値を設定したところなんですけれども、こちらそれぞれ重点プロジェクトの中で位置付けられた施策ごとに施策の成果指標はあるわけなんですけれども、政策横断的な重点プロジェクトを効率的・効果的に推し進めていく中で、その効果や成果を客観的に捕捉できる指標があったほうがいいのではないかということで今回新たに設定することとしたものでございます。幾つか比較検討はしたんですけれども、できるだけ網羅的にといいますか、プロジェクト全体の成果が捕捉できるようなものとして考えられるものを一つずつピックアップしたというものでございます。

 あとは、1点で全部網羅できるかというのは確かにあるので、あくまで重点プロジェクトの成果指標としては、一つこちら成果指標として掲げているところなんですけれども、それぞれ表に記載されている施策ごとに成果指標それぞれありますので、それも全体的に見ながら達成度合いといいますか、成果は捕捉できるのかなというふうに考えてございます。

中村延子委員

 子育て先進区の実現の転出超過数とかだったらまだ分かるんです。でも、地域包括ケア体制の実現の一人当たりの後期高齢者医療費とか、地域包括ケアをやっているのってこれのためじゃないと思うんですよねとか、あとは活力ある持続可能なまちの実現のところは、区内鉄道各駅の乗降者数って、区の政策でここが測られるものなのかというとそうじゃない気がするし、設定も何でこれを選んだんだろうというのがすごく腑に落ちないというか。であるならば、ここに成果指標が必要なのかな、一つだけ選ぶのであるとすると、これでいいのかっていうのもあるし、一つだけ置くこと自体も何だかなというところもある中で、もしほかのプロジェクトの中で成果指標で見ていくのであれば、それはそれでいいのかなって思うんですよ。ここにわざわざ、ともすれば読み間違えるじゃないですけどというようなことを設定する必要もないのかなというふうに思うんですけれども、そこも改めて検討する必要があるんじゃないかなと思うんですが、いかがですか。

中谷企画部企画課長

 今頂いた御意見も踏まえて、この設定の妥当性ですとか、その必要性について、改めて案の段階に向けて見直す必要がないかどうか、庁内で検討を進めていきたいと思います。

中村延子委員

 関連して、各プロジェクトの成果指標が今二つずつ全部設定をされています。ものによってはプロジェクトを統合したものも中にはあるように見受けられています。今の基本計画から二つを一つにしたプロジェクトというものも見受けられていて、私も詳細まで読めていない、そこまで読めていないので、どことどこというのは今は控えますけれども、そういった中で二つにこだわらなくてもいいのかなと思っているんです、成果指標が。別に基本計画自体を見やすくすることは大事だと思うんですけれども、きれいにすることだけが目的に見えてしまって、別に二つずつじゃなくたって、成果指標が必要なのであれば載せていけばいいと思っていますが、そこら辺はいかがですかね。プロジェクトをまとめたのにもかかわらず、その部分がカバーできていないとかというところも若干見受けられるというふうに感じているんですけれども、いかがでしょうか。

中谷企画部企画課長

 確かに、恐らく施策ごとにベストな指標の設定の在り方と考えると、ものによっては2個設定するのが難しいものもあれば、逆に3個、4個設定できるものもあるんだろうと正直思います。全体のバランスを見て、現行の基本計画との連続性とかも踏まえて、各施策ごとに関連所管ともども検討してきたところではあるんですが、今の考えとしては二つずつ設定をするということで整理をしてきたところでございます。ただ、頂いた御意見を踏まえて、正直成果指標を設定するって非常に難しいので、2個でもかなりひねり出しているというか、苦心して設定しているところはあると思うので、パッと検討して、すぐに3個、4個、もっと妥当なものが出るかというと、なかなか難しいかなとは思うんですけれども、ただ、検討する機会はあろうかと思いますので、そこの必要性とかについては考えていきたいと思います。

中村延子委員

 一般質問のほうでも、成果指標の設定のアウトプットのものと、アウトカムのものと、両方あったほうがいいんじゃないかとかということも申し上げましたけれども、そういったところも含めて成果指標の在り方というところはぜひ、それぞれ二つずつじゃなくて、必要なところがあれば、それは三つでも四つでも書いていく必要があるんじゃないかなというふうに思っていますし、なかなか成果指標を設定するのが難しいプロジェクトもあることは分かっているので、そこは検討をぜひ各所管と進めていただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 それから、今回基本計画の人口のところですかね、人口動向・将来人口推計が出ていて、これまでいろいろな場面で御答弁を各所管から頂いているのがこうやって表になって見やすくなったなというところで思っているところなんですけれども、一つこれを読んでいて気になったのが、本冊で言うと17ページの(8)世帯数のところなんですけれども、世帯類型別構成比の推移というところで、すごく近年単身世帯が増えているという状況にあるというのがこの表でも明らかに分かるんですけれども、ここについて、後段で高齢単身世帯に対する対策等々もプロジェクトの中では入っているんですが、どの世代の単身世帯が多いのかとか、そこの分類というものが大切になって、今後の区の政策を打つ方向性を決めるというか、若い世代が多いのか、高齢単身が多いのかというところで全然変わってくると思うんです。ここが変化としてすごく大きいなというふうに感じているんですけれども、こういったところを分析して計画に落とし込んでいく必要性を感じているんですけれども、そこはいかがお考えでしょうか。

中谷企画部企画課長

 単身世帯が非常に増えているという状況で、構成としてはやはり高齢単身者、それから若者が中心であろうと思うんですけれども、どういった世代の単身の世帯の方が多いのかというところは分析をして、施策や事業の展開に必要な施策を反映させられるように検討を進めていきたいと思っています。

中村延子委員

 今回、財政フレームが基本計画で出てきました。基本的には区有施設整備計画のほうで財政フレームは触れたいなとは思っているんですけど、大まかに今回、22ページですね、本冊の、(2)10年間の財政フレームで、新規・拡充等事業のところで、前期、後期、次期・基本計画ってあるんですけれども、これは前期・後期は前回の基本計画と変わらず、2年、3年という理解でよろしいですか。まずそこを教えてください。

竹内企画部財政課長

 こちらに関しましては、前回と同じように前期が2年、後期が3年という形になってございます。

中村延子委員

 前期が2年間で、後期が3年間ということですね。

 新規・拡充等事業のところで、「うち施設関連経費」というのが今回新しく括弧で出されていて、例えば基本計画前期でいうと新規・拡充等事業が735億円で、うち施設関連経費が288億円となっています。これは次の報告になるんですけど、区有施設整備計画のいわゆる施設のところの計画のものが全て反映されているという理解でよろしいですか。

竹内企画部財政課長

 こちらは区有施設整備計画に基づいた形で今は判断されているものの経費が載っているという形になってございます。

中村延子委員

 この「うち施設関連経費」以外のところというのは、基本計画の中に入っている政策・施策というか、取組というか――というところが基本的には反映されているということでいいですかね。

竹内企画部財政課長

 委員おっしゃるとおり、今現在分かっているところの計画10年間分がこちらのほうに網羅されているというものでございます。

中村延子委員

 これは10年間、そうか、分かりました。分かっている範囲で入っているということですね。基本計画の新規・拡充等事業のところの前期、後期、次期・基本計画で、2年、3年、5年なんですけど、金額としては735億円、753億円、815億円ということで、年度割にすると後年度になればなるほど少なくなっていくということなんですけれども、そこはどこまでが含まれているのか。例えば前期で言うと恐らくやる取組ってほぼ入っているのかなと思っているんですけど、後期だと、年度割にすると前期よりは少なくなっているわけじゃないですかといったところにどこまで具体的に入ってきているのかというところが、なかなか分からないなと思っているんですけれども、そこはいかがですか。

竹内企画部財政課長

 こちらに関しまして、今現在分かっているものがこちらのほうに、計画のところに経費を計上してございますので、例えば次期・基本計画、要するに5年のところで815億円、5年で割りますと大体100億円ちょっと、200億円いかないぐらいの数字になっていまして、前期と全然乖離している。これは今現在分かっている数字を、例えば経常経費であるとか、そういったところが分かっているものを載せているものになりますので、後年度になればなるほど乖離が見られるということは、当初予算の概要のときの財政フレームと同じように、ちょっと乖離が出ているところは否めないかなと思っています。ただ、今分かっている現在の数字を入れることで、これが計画が進めば正確なものが分かってくると思いますけれども、今現在の経費をここのところで計上して、しっかりと財政的見通しをここのところで示しているという考えでございます。

中村延子委員

 この計画の基本的な考え方のところで、「計画策定後、区を取り巻く社会経済状況が大きく変化した場合には、必要に応じて計画の改定を行います」とあります。少し心配になったのが、前期というか、今の基本計画は令和3年に定めて、その当時新型コロナでなかなか後期の取組というところが具体化できていなかったというのがありました。そのために実施計画を定めたということがあったと思います。計画ばっかりつくっていると、そこに人が取られてしまって、実際に区民に還元する労力というのが使えなくなってしまうというところを非常に心配しておりまして、今回も後期のところで、推進、推進というのが結構多い状況にあるんですけれども、ここのところをどう考えればいいのかなというふうに思っていて。区を取り巻く社会経済状況が大きく変化した場合には改定をするということですけれども、それをもって前回は実施計画を定めたということでいいんですかね。私の認識だと、後期の取組がなかなか具体化されていなかったというところも、実施計画をつくったというところの動機にもあったように思っているんですけれども。そうではなくて、こういった状況が変化したからやったということなのか、そことの整合性をすごく気にしているんですが、そこら辺はいかがですか。

中谷企画部企画課長

 実施計画を策定したのは今御案内があったとおりで、後期の部分の取組をより具体化して、着実に取組を進めていくために策定したといった経緯があったかと思ってございます。今後、次の基本計画の計画期間中に、現時点でそういった今の後期の事業展開の取組が比較的密度濃く描かれていないという部分で、現行の基本計画と同様に実施計画を策定するという予定は今のところございません。ただ、今想定していないような大きな社会経済状況の変化があった場合には改定をする可能性もあるということなんですけど、次の基本計画における大きな状況の現行との違いとして、基本構想の期間が次の5年で、10年後の描いたまちの姿がすごく近くなってしまうので、早めな段階で基本構想の改定に着手をする想定です。それと併せて基本計画の改定ないし策定の検討も進めていくことになるので、恐らくそれと並行して次の基本計画の改定とか実施計画というのは、なかなか難しいのかもしれないと今のところは考えているところです。

中村延子委員

 意見交換会の実施のところで、12月7日(日曜日)に中野区役所で行われるものが子どもを対象として実施予定というふうにあります。資料というのは、仕立てをどうするのかというのは、子ども向けにやっていくということでよろしいですかね。やっぱり子どもに意見を頂く、もらうというか、意見を表明していただくにおいて、ちゃんと子どもが分かるものというものが必要だというふうに認識しているんですけれども、いかがですか。

中谷企画部企画課長

 子ども向けに分かりやすい内容の概要を整理した資料のほうを作成する予定でございます。

平山英明委員

 確認ですけど、細かい所管のところの主な事業みたいなところは所管じゃないと答えられないんですよね。

中谷企画部企画課長

 そのとおりでございます。

平山英明委員

 となると、あまり企画部と総務部のところがないから、大きなことしか聞けなくなっちゃうんですけど、さっき聞き捨てならないような、びっくりしたあれがあって、基本構想を改定するんですか。

中谷企画部企画課長

 現行の基本構想が2021年3月に策定をして、10年後、当時から見て10年後のまちの姿を描いているところでございます。間もなく5年が経過しますので、あと数年後ですね、2年、3年後、要は2030年度が最後で、2031年度から新しい基本構想で、直前の改定になってしまうと、描いたまちの姿が翌年のまちの姿みたいになってしまうので、もう少し早めな、二、三年前の段階から検討には取り組んでいく必要が。

岩浅企画部長

 今の計画期間と今の基本構想の目指す時点が一緒になっております。10年近くになった段階で基本構想の改定が必要かどうかという検討はしなければいけないというふうに考えています。

平山英明委員

 いやいや、課長と答弁が違いますよ。課長は10年を待たず改定していかなきゃみたいな、そういうことをしゃべっていたじゃないですか。それは何を根拠にされていたんですか。

岩浅企画部長

 10年を待たずに基本構想を改定する必要があるかというのを検討していく必要があるというふうに考えています。

平山英明委員

 10年を待たずに基本構想を改定しちゃったら、基本構想が実現できたかどうか分からないじゃないですか。要するに、ぼやかすためにって聞こえちゃいますよ。だって10年後のまちの姿が実現できたかという検証って、じゃどうするんですか。基本構想実現のための基本計画なんですよ。だから基本計画に基づいて質問しているんですけど、だって10年後のまちの姿を区民に約束したんでしょう。今回、僕らは賛成していないですけど。その10年後のまちの姿がちゃんと実現できたかどうかということを区民にどう伝えるんですか、途中で変えちゃったら。

岩浅企画部長

 今回の基本計画につきましては2030年度までの計画になっております。次の計画を作成するに当たっては、見直す必要が、どういう姿を目指して次の基本計画をつくるかというのを考える必要があると思っておりますので、検討はしていく必要があるというふうに考えております。

平山英明委員

 現段階であまりそこまで踏み込んだことをおっしゃるのってどうかと思いますよ。よっぽど長期政権を考えられているのかなって。次の方がそれは考えればいい話かなという気もするんですけどね。それは余計なお世話ですけど。いやいや、本当にびっくりしちゃった。

 それはそれとして、とはいえ、この基本計画の目的というのは基本構想の実現にあるわけですよね。今回、先ほど来の考えの中で、途中での見直しというのは現行は考えていないとおっしゃった。ということは、今回策定されるこの基本計画が全て実行されれば、現状では基本構想に描くまちの姿は実現する、こう思ってらっしゃるということでいいわけですよね。

中谷企画部企画課長

 そのとおりでございます。

平山英明委員

 そこで聞きたいことがいっぱいあるんだけど、まず先ほど中村委員もおっしゃっていたけれども、そんなことはないですよと言いたくないけど、要は前期のというか、現行の基本計画のときに言ったじゃないですか、前期にメニューが集中し過ぎて、後期がすっからかんですよという話をしましたよね。あのときはやむを得ないとは思ったんです。もともと、私、基本計画5年がいいですよというふうに一般質問で言って、責任があると思っているので、10年というスパンでなかなか時代を見ていくのって難しいと思ったので、5年でいいんじゃないですかという質問をしました。そうしたら区長がそうしますと当時おっしゃいました。ただ、区政が変わったばっかりということの中で、新型コロナもあったし、いろいろなこともあったから、なかなか中期のスパンで見通すというのが難しいというところもあって、現行の計画はそういうふうな形になったのかなと思ったら、残りの5年間の基本計画も同じような仕立てじゃないですか。後期の事業がほとんどない。推進、推進、推進、推進になっている。これは一体どういったことなんですか。前期にスタートダッシュをかけるということなんですか。さっきおっしゃいましたよね、ここに書いてあるものをやれば、基本的には基本構想で描くまちの姿は実現できるとおっしゃいましたよね。後期は、計算していないですけど7割ぐらい推進となっているようなイメージを受けるわけなんですよ。ただ、言ってしまえば、後期は新規事業がないって僕らも信じて、だって基本構想がそれで実現できるんだから、余計な予算もかからないというふうにこれじゃ読み取れるわけなんですよ。そう思っていいんですか。

中谷企画部企画課長

 現段階、素案の策定の段階において、前期ないし後期で新規・拡充が想定されるものを全庁的に検討して描き出していったものでございます。委員御指摘のとおり、後期の部分がなかなか今の段階で具体化するのが非常に難しいという現状がございます。ただ、実際運用していく中で、当然各年度ごとには予算を編成して、新規・拡充等事業も含め、取組を進めていくことになりますので、計画上、後期の部分全て、ここに書いたもの以外のものはやらないというわけではなくて、必要なものは時世に応じて予算の中で検討して実行していくことになろうかと思います。

平山英明委員

 こうなってしまうと、これは中期計画じゃないんですよ。だったら10年後に向けて、2年間ごとに計画をつくっていくほうが現実的ですよ。もっときつい言い方をすると、本当に役所に政策立案能力というのがなくなってきているんじゃないかなというふうにも取れてしまう。だって、後期のことはなかなか見通せなくてというんだったら、そもそもこの計画は成り立たないですよ。見通すために計画をつくるんですよ。今の時点で、5年先までを見通す努力をして、その時々にどんな手を打っていく必要があるのか、そのことによって段階的にどういうサービスが実行されていくのか、そのことによって財政的にはどういう状況になっていくのか、そういうことを示すための中期計画なのに、2年先のことが見通せませんというんだったら、そもそもが成り立たないという心配にもなっちゃうんですよ。

 具体的なことを言うと、例えばこれは所管じゃないと言われるかもしれませんけども、166ページ、167ページ、「誰一人取り残されることのない支援体制を構築する」の施策28、権利擁護と虐待防止の推進。これの展開は成年後見制度推進事業と権利擁護推進事業だけなんです。前回も基本目標の3番目、いわゆる地域包括ケア体制の実現のところですよね。ここが弱いですよって、現行計画をつくるときにも言いましたよね。そこに具体的なメニューがほとんどありませんよって、4年前、5年前になるのか、そういう議論をしたことがあるんですと記憶しているんですよ。同じことになっているんですね。もはや基本目標に掲げないほうがいいんじゃないかと思うんだけど、基本構想の基本目標になっているわけなんですよ。だったらこの分野って、本当に見ていただいたら、かなりスカスカですよ。これで本当に基本構想が実現できるのかな、逆にこれぐらいのことで実現できるような基本構想なのかなと思っちゃうわけなんですよ。

 要は、素案ですよね。もうこの段階で新規の事業って、ある一定出そろっていないといけないはずなんです。ここから区民に示したり、ここからどんどん書き足していくというのはあんまり望ましくはなくて、この時点で見ていただいて、それぞれ議会やら区民やら、いろいろな方々の意見を反映して案になっていって、さらにチェックをして案を取るということなので、だから現時点までに役所の英知を結集すべきものがこの素案なんですよ。その結果が5年前と同じ景色を見ているというのは、どうなのかなと思うんですけど。冒頭の基本構想も変えようと思っているんですみたいな、それは10年たったら変えなきゃいけないんでしょうけど、大きく変えるのか、小さく変えるのか、そこも分からないけども、そんな検討も始めていますと。それよりももっと足元をしっかり見て、必要な施策というのを具体的に計画の中に落とし込んでいくという作業がどうしてできなかったんだろうというふうに思ってしまうんですが、大雑把な質問ですみませんが、基本計画として成り立つのかなという疑問があるんですが。それはなぜかと言うと、さっき実施計画か、要するに見直し後の計画はつくる予定はないとおっしゃったから。それは今はそう言わなきゃいけない。つくる予定がないものがこれというのは、あまりにも具体性に欠けた計画素案ではないかと思うんですが。要は区民に対して、この5年間の区のありようを示すものとしては十分とは言えないんじゃないかと思うんですが、いかがですか。

中谷企画部企画課長

 あくまで現段階において基本計画の計画期間である5年間の中で考え得る新規・拡充等事業を全庁を挙げて、英知を絞って考え出して書き込んだものがこの素案になります。御指摘のような目立った新規・拡充等事業がない、見受けられない施策もあるかとは思うんですけれども、それについても、必ずしも新規・拡充等事業がこの5年間にないから駄目なのかというと、そうでもないんじゃないかなとは思っていて、今の取組を着実に継続して進めていく、成果を上げられるような細かい工夫や執行方法の見直しなどを進めていくことによって成果を上げるものもあるんじゃないかなと考えてございます。ただ、今の時点で想定できていない新規・拡充等事業の案件もあろうかと思うので、そういったものについては、計画上位置付けが今はないとしても、今後、単年度ごとの予算編成の中で企画立案をして取り組むことで補完的に充実させて、基本構想の実現を目指していきたいと考えています。

平山英明委員

 全く同じ答弁を5年前にされたんですよ。たとえ書いてなかったとしても現行のものを推進していけばって、全く同じことをおっしゃっていた。それはそれで確かにそういう側面もある。ただ、懸念をするのは、他方でものすごくメニューがいっぱい書いてあるところがあるわけなんです。ここにはお金いっぱい使われるんだろうなというものがいっぱいある。基本構想というのは、ある意味、区民全体を意識した上でつくっていらっしゃるものじゃないですか。だけど、実際計画として計画されているものに、いわゆる偏りがあるんじゃないかなというのを懸念しているわけなんですよ。そこに主に意識が向いてしまっている、あるいはそこの部署だけが、そこの取組だけが今庁内でもてはやされていて、全体バランスが果たして大丈夫なのかって、この計画を見て思うわけなんです。だから申し上げているんです。そうじゃなかったら、新規事業が基本計画、残りの5年をやるのに1個ですなんていうことはあり得ないですよと思って申し上げたので、ぜひそこのバランスを欠くことのないような計画上も仕立てになることが望ましいと思っているんですけど、どうですか。

中谷企画部企画課長

 企画部で全体の調整、編さんをしているわけなんですけれども、それぞれのパートごとには当然所管部がいて、それぞれ企画立案して、計画を作成してきているところがありますので、確かにばらつきといいますか、バランスに違いのある部分が、各部の力量であったりとか、また事業の性質もあろうかと思うんですけれども、新規・拡充等事業が短期的によく見込まれていないし、長期的に見据えることができる事業もあれば、それがなかなか難しい、割と比較的安定的に現行の事業を着実にやればいいような事業もあったりとかしています。そういった点からして、ある程度差が生じてしまうのは一定やむを得ないのかもしれないと考えています。ただ、全体的に見て、それが著しくバランスを欠いたものでないかどうかというのは改めてチェックしていきたいと思います。

立石りお委員

 以前、成果指標ですかね、区民意識・実態調査で検証した結果、全部指標が下がっちゃっているという状況で、その検証方法だったり、指標の在り方というのは再度検討したほうがいいんじゃないですかという話をしました。今全部2030年は向上という感じになっているんですかね。その検証の結果だったり、こういうふうに至った経緯を確認したいと思います。

中谷企画部企画課長

 政策の成果指標が基本構想で描くまちの姿がある種実現されているかどうかを区民がどう実感しているかというのを区民意識・実態調査で把握する、そういった成果指標となってございます。基本構想とある種セットのものというふうに考えているので、前半の現行の基本計画5年間が完了して、次の基本計画の5年間、それを通して現行の基本構想の目指す10年後のまちの姿が実際に達成されたかどうかというのが検証できるというふうに考えているので、現在の基本計画の政策の成果指標の達成状況、非常に芳しくない状況があるんですけれども、残りの5年間、次の基本計画でも、基本的には同じ成果指標を掲げて、そのトータル10年で基本計画の策定時よりも全て向上を目指して施策や事業に取り組んでいきたいと考えているところでございます。

立石りお委員

 要約すると、前半5年間で設定した成果指標を変えられないよということに聞こえたんですけど、継続する理由、2030年の時点で測ってみたらどうなっているか分からないんですけど、同じような結果にもなり得るわけですよね。指標として妥当なのかという検証を求めたわけですが、そこに関してはどうだったんですか。

中谷企画部企画課長

 確かに妥当性の議論はあろうかと思います。ただ、ある意味理想像といいますか、理想的な形、理想を追い求めた指標でもあると思うんです。その達成の難しさとか、ダイレクトに施策の結果が必ずしも反映されない、区民全体の意識を問うものなので、それぞれの項目、政策ごとに見たときにメインのターゲットじゃない区民の方も含めて全区民の意識を問うような、そういう調査になっているので、ただ、ある種、それも含めて把握する、向上させるというのは一つの理想像ではあるので、単純に最初の5年間の状況が芳しくなかったから途中でやめてしまうというのはすごく簡単な判断で、そこで諦めてしまうよりは掲げて、向上を諦めずに目指すというほうが区としての姿勢としては望ましいのではないかと考えたということでございます。

立石りお委員

 ちょっと精神論になってしまっている気がしていて、成果指標を検証する方法も含めて、やっぱり現実的に難しいということであれば変えてもよかったんじゃないかなとは思っているんですよ。要は、これを見たら下がっているじゃないですか、全部区の施策失敗でしたというふうに言われてしまうこともあるわけと。あと、前半でやって不十分だったから、後半、残り5年はものすごく予算を使って取りあえずやればいいみたいな感じになってしまうのもよくないと思うので、そこは引き続き検証方法を含めて、ちょっと検討いただきたいと思っています。

 新規・拡充等事業、◎になっているわけですけれども、今回新しく改定するに当たって、大体何個ぐらい出ているか、全体の話しかできないので、把握されていますか。

中谷企画部企画課長

 すみません、今すぐにまとめた数値として把握していないので、お調べしてお答えさせていただきたいと思います。答弁保留でお願いします。

河合りな委員長

 答弁保留ですね。では、この答弁は後でもらうということで。

立石りお委員

 私、総括質疑で、基本計画改定時ってどうしても新規事業が増えるということで、基金積立目標額が積めなかったり、財政規律を守るのは非常に難しいんじゃないかというふうな指摘をさせていただきました。基本計画に、先ほど中村委員、平山委員も質疑をされていて、推進という形で、実際どの時期にやるかというのはあまり見えないんですけれども、計画が達成をしたら、やはりこの年度にやるんだというところで、とても新規事業が重なって、結局財政規律、予算編成で基準額に収まらないというようなことが起きてしまうんじゃないかというふうに思うんですが、その点について財政課はどのように考えていますか。

竹内企画部財政課長

 今回この財政フレームの中でもお示ししますが、新規事業というものの経費というのは大体分かっているところでございます。その中で、もちろん歳入とのバランスとか、そういったところもございますので、一定そういったところで、財政課のほうでちゃんと実現可能な数値にしていくと考えておりますし、あと令和8年の予算編成では、しっかり投資に見合った効果を見定めていくということは徹底させたいと考えていますので、これからの予算編成にしっかりとそういったところは徹底していきたいと考えてございます。

立石りお委員

 財政課長の強い決意を伺ったんですが、以前もそうだった気がするんですよね。なので、例えばですが、やはり政策によって緊急性、重要性、当然ありますよね。緊急性の高いものに関しては当然来年度予算でやっていくという話もあるんですが、企画課として基本計画を取りまとめる立場で、例えば時期の調整ですとか、本当に来年度やる必要があるものなのかという判断によって、その時期を調整していくという考えもあってもいいんじゃないかと思うんですが、いかがですか。

中谷企画部企画課長

 基本的には各部が考えているところがあろうかとは思うんですが、全体の中でバランスを見て、必要な調整はしていく必要があるのかなというふうに考えてございます。

立石りお委員

 ぜひお願いいたします。基本的に挙がっているものに関しては緊急性、重要性、高いと所管が挙げてきているものだとは思うんですけれども、やはり全部一律に出てしまうと、財政課が予算査定をするときにも、計画で決まっているものだからということで押し切られてしまうようなことが前回あったようなことも伺っていますので、その辺はしっかり基本計画を取りまとめる立場で財政課と連携をして調整をしていただきたいと思います。

斉藤けいた委員

 今回基本計画、素案を見させていただいて、例えば脱炭素とまちづくり、DXと教育、地域経済と福祉などといって、複数の分野で部局を越えた横断的な施策が結構多いなという印象を受けて、それはすごく私は、個人的にはポジティブにすごく捉えていて、前向きに見える基本計画だったなという印象を受けました。ただ、一方で現状、庁舎内で横のつながりってなかなか難しいのではないかなという部分もあるんですが、今回の基本計画は結構横断的な部局を越えた施策が多い中で、現実的に人と人との動きをどうやって考えて、マネジメントしながら進めていくと考えているか、教えていただいてもいいですか。

中谷企画部企画課長

 組織であったり、政策横断的な取組を相互に協力して、連携しながら取組を進めていく必要があるというのは日頃から我々も非常に強く意識しているところでございます。事業の立案、政策・施策の立案の段階で、例えばNベースで部長級以上の方が、職員が情報を共有してアイデアを出したりとか、そういうところでも一定連携の強化というのは図られていると思います。様々進めていく中で、組織間ないし政策をまたいだ取組が円滑に協力して進められるように調整していきたいと考えています。

斉藤けいた委員

 具体的に52、今回施策があると思うんですが、例えばその中で横断的な部分に関してはチェック機能みたいなのを持つとか、部局の中でできるものと横断的にやるものって、ちょっと性質が異なってくる部分はあるのかなと思うんですが、例えばそういう横断的な部分に関してはチェック機能を持たせるとか、そういった考えというのは今はないのか、お伺いします。

中谷企画部企画課長

 例えば重点プロジェクトの進行管理ですとか、進捗状況の確認等をする際に、特に政策横断的なものを取り上げていますので、そこでお互い協力して、それぞれの施策ないし取組を進めることができるかということをチェックしたりといったことは考えられるかなというふうに思ってございます。

斉藤けいた委員

 もう一つ重要なのは、誰がリーダーを執るかとか、人材的な部分、人事の部分も少し関わってくる部分もあるのかなと思うので、ぜひ今回、素案ということですが、これからこの基本計画を進めて、横断的な部分は特に人の部分とチェックの部分というのをしっかりやって、成果をできるだけ上げていただきたいなというふうに最後に要望させていただきます。

河合りな委員長

 委員会を休憩します。

 

(午後5時01分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後5時02分)

 

 ここで今後の運営について御協議いただくため、委員会を暫時休憩します。

 

(午後5時02分)

 

河合りな委員長

 委員会を再開します。

 

(午後5時03分)

 

 本日はここまでとしたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 次回の委員会は、10月1日(火曜日)午後1時から当委員会室で行うことを口頭をもって通告します。

 以上で本日の日程は終了しますが、各委員、理事者から何か発言はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

河合りな委員長

 なければ、以上で本日の総務委員会を散会します。

 

(午後5時03分)