中野区議会建設委員会〔令和7年11月7日〕
建設委員会会議記録
○開会日 令和7年11月7日
○場所 中野区議会第4委員会室
○開会 午後1時00分
○閉会 午後3時23分
○出席委員(8名)
加藤 たくま委員長
いさ 哲郎副委員長
井関 源二委員
小林 ぜんいち委員
吉田 康一郎委員
斉藤 ゆり委員
伊藤 正信委員
山本 たかし委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
都市基盤部長 松前 友香子
都市基盤部都市計画課長 塚本 剛史
都市基盤部道路管理課長 長沼 美春
都市基盤部道路建設課長 髙田 班
都市基盤部公園課長 宮澤 晋史
都市基盤部建築課長 石原 千鶴
都市基盤部交通政策課長 村田 賢佑
都市基盤部住宅課長 會田 智浩
まちづくり推進部長 角 秀行
中野駅周辺まちづくり担当部長 高村 和哉
まちづくり推進部まちづくり計画課長 小幡 一隆
まちづくり推進部野方以西担当課長 蜷川 徹
まちづくり推進部まちづくり事業課長 山岸 高広
まちづくり推進部まちづくり用地担当課長 辻 隆夫
まちづくり推進部街路用地担当課長 田中 常夫
まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長 青木 隆道
まちづくり推進部防災まちづくり担当課長 安田 道孝
まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長、
まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長 近江 淳一
まちづくり推進部中野駅地区・周辺基盤整備担当課長、
まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長 井上 雄城
まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長 大南 隆司
○事務局職員
書記 細井 翔太
書記 稲葉 悠介
○委員長署名
審査日程
○委員会参与の異動について
○議題
安全で快適に住めるまちづくりについて
道路の整備について
公園の整備について
交通環境の整備について
○所管事項の報告
1 令和7年度(2025年度)第2回中野区都市計画審議会について(都市計画課)
2 中野区バリアフリー基本構想(改定素案)について(都市計画課)
3 令和7年度外部評価の実施結果について(公園課)
4 その他
○その他
加藤たくま委員長
定足数に達しましたので、建設委員会を開会します。
(午後1時00分)
本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
加藤たくま委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
なお、審査は5時を目途に進め、3時頃に休憩を取りたいと思いますので、御協力をお願いいたします。
議事に入る前に、お手元の資料(資料2)のとおり委員会参与の異動がありました。それでは、異動のあった参与の御紹介と御挨拶をお願いいたします。
角まちづくり推進部長
それでは、11月1日付の人事異動に伴います委員会参与の異動について御報告させていただきます。新たに中野駅周辺まちづくり担当部長となりました高村和哉でございます。
高村中野駅周辺まちづくり担当部長
高村でございます。よろしくお願いいたします。
角まちづくり推進部長
報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
加藤たくま委員長
ありがとうございました。以上で委員会参与の異動についてを終了いたします。
それでは、議事に入ります。
安全で快適に住めるまちづくりについて、道路の整備について、公園の整備について、交通環境の整備についてを議題に供します。
所管事項の報告を受けます。
初めに、1番、令和7年度(2025年度)第2回中野区都市計画審議会についての報告を求めます。
塚本都市基盤部都市計画課長
令和7年度第2回中野区都市計画審議会の開催について御報告をいたします。(資料3)
資料を御覧ください。本審議会につきましては、本年10月31日に区役所会議室にて開催をいたしました。今回の議事は、諮問事項が1件、東京都市計画生産緑地地区の変更について(中野区決定)でございます。
諮問の内容といたしましては、前回の当委員会におきましても御報告したところでございますけれども、鷺宮四丁目地区に新たに生産緑地地区を指定するものでございます。
本都市計画変更案に対しまして、審議会の委員からは、生産緑地地区の指定要件として300平方メートル以上とした区条例の考え方について、なぜ300平米としたのか、そして中野区として生産緑地地区を追加し保全していきたいのか、そういった御質問ですとか、区内にある面積要件等を満たしながら生産緑地地区に指定されていない土地所有者に対してより積極的な情報提供をしてはどうか、そういった御意見などがございました。それに対しまして、都市における貴重な緑地である生産緑地は、都市環境の改善や緑のやすらぎ創出、防災機能にも役立つといった理由から、区といたしましても生産緑地地区の保全に努めていく考えであること、生産緑地法で示された最低限の面積要件である300平方メートル以上の農地を生産緑地地区指定の対象とし得ることとして条例に定め、生産緑地地区の地区数の拡大にも期待していることなどを説明し、そして未指定の農地所有者に対する情報提供等も検討していきたい旨、回答をしてございます。
今回の審議の結果、本諮問につきましては案のとおり了承され、これを受けまして、本日11月7日付で都市計画変更の告示を行っております。
本報告は以上でございます。
加藤たくま委員長
ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
加藤たくま委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、2番、中野区バリアフリー基本構想(改定素案)についての報告を求めます。
塚本都市基盤部都市計画課長
それでは、中野区バリアフリー基本構想(改定素案)について御報告をいたします。(資料4)
こちら、昨年度より行ってきてございます中野区バリアフリー基本構想の改定につきましては、区民アンケートや団体ヒアリング、まち歩き点検などの結果を踏まえまして、今回改定素案を取りまとめました。
まず、資料の(1)番、構成でございます。構成につきましては、第1章から第5章までの構成としてございます。
(2)計画期間でございますが、令和8年度から令和17年度までの10年間としてございます。なお、この間に区の基本的な政策の考え方ですとか法改正などの改正があった際には必要に応じて見直しを行っていくことといたします。
(3)番、基本方針につきましては、中野区全域におけるバリアフリー化の基本方針として4点お示しをしてございます。基本方針の1番では、誰もが移動しやすく、利用しやすいまちの実現、基本方針2では、ハード整備を支えるソフト面での取り組みの推進、基本方針3では、心のバリアフリーの推進、基本方針4では、継続的なバリアフリーの取組の推進としてございます。道路や公共施設の整備や改修等を行う際には、この基本方針に基づきながら進めていくこととしてございます。
資料の裏面でございます。改定素案につきましての概要を示した説明資料として別紙1、そして、改定素案本体が別紙の2でございます。別紙につきましては後ほど御説明をいたします。
続いて、2番、意見交換会等の実施についてでございます。改定素案に関する意見交換会を資料記載の日程にて実施をいたします。また、意見交換会のほかに、高齢者団体、障害者団体等の皆様とも別途御意見を頂戴する場を予定してございます。
3番、今後の予定といたしまして、意見交換会等の結果を踏まえて、来年1月に改定案を取りまとめます。その後、パブリック・コメント手続を行いまして、3月には構想の改定を予定しているところでございます。
ここで、別紙1を御覧いただければと思います。こちらを用いまして改定素案の概要を御説明いたします。
まず、3ページでございます。こちら改定の背景と目的といたしまして、現構想の改定から10年が経過するほか、バリアフリー法の改正を背景に新たな制度の創設や事項の追加などが行われたことから、ここまで改定作業に取り組んできたところでございます。
この先、5ページから10ページまでは、第2章といたしまして、バリアフリーに関する現状と課題について触れてございます。
ここで9ページを御覧いただければと思いますが、(3)番の旧構想における特定事業の実施状況でございます。こちらでいう旧構想とは現行の基本構想のことでございますが、現構想の進捗状況といたしましては、重点整備地区において定めた特定事業、こちらが全部で140事業ございます。そのうち事業着手したものが115事業で、着手率が82.1%、事業の完了まで至ったものが81事業で、57.9%の完了率という状況になってございます。
それでは、11ページから16ページまででございますが、こちらが第3章のバリアフリー化の方針といたしまして、12ページでお示ししてございますけれども、区全域における四つのバリアフリー化の基本方針、こちらを設定したものでございます。
その上で、13ページ、そして14ページでは、バリアフリー化を促進すべき地区といたしまして、移動等円滑化促進地区、こちらの選定の考え方をお示しし、今回14地区の移動等円滑化促進地区を設定してございます。
その上で、15ページ、16ページでございますが、こちらの移動等円滑化促進地区において、バリアフリー化の考え方となる移動等円滑化促進方針を示しているところでございます。
17ページからでございますが、こちら第4章のバリアフリー化の施策といたしまして、まずはバリアフリー化を重点的かつ一体的に推進していく地区として、重点整備地区、こちらの考え方を示したところでございます。17ページ、18ページが地区の選定の考え方で、19ページで実際にお示ししてございますが、区内7地区を重点整備地区として選定をしてございます。
20ページからは、各重点整備地区7地区におきまして実施する特定事業の考え方についてお示しをしてございます。こちら21ページから24ページ、表がございますけれども、こちらで主な特定事業の内容についてお示しをしてございます。それぞれの各重点整備地区においての特定事業につきましては、別紙2の本冊のほうに詳細を記載してございますので後ほどお読み取りいただければと存じます。
25ページでございますが、こちらでは、新たな取組といたしまして届出制度の考え方、そして26ページにおきましては、特定事業の進捗管理について記載をしてございます。
簡単ではございますが、別紙1については以上となります。
別紙2の本冊につきましては、恐れ入ります、適宜お読み取りいただければと存じます。
報告は以上でございます。
加藤たくま委員長
ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
斉藤ゆり委員
やっと冊子になりまして、まだ全部を読み取れているわけではないんですけれども、まず最初にパッと見たときに、いろいろな事業が載っております。そこでパッと目についたのがバスのステップのところだったんですね。それは多分本冊の61ページ、もう本当にパッとめくって見えたところがそこだったんですけれども、例えば路線バスのノンステップバスの導入推進などって書いてあります。でもこれって、継続にはなっていますけど──本冊の、別紙2の61ページです。パッと見たときに、これは継続実施になっているんですけど、ノンステップバスの導入推進と書いてあります。これ、バスはするとなっているんですけれども、これは中野区のバリアフリー基本構想となっております。中野区としてこれをどういうふうに推進していくという意味合いで書かれているのか、ちょっと理解ができなかったので教えてください。
塚本都市基盤部都市計画課長
こちら、今委員から御紹介いただきましたのは、別紙2の本冊の61ページでございます。具体的にはここで示しているのは、例えばですけど、新中野地区における特定事業として、①番の公共交通特定事業、路線バス、そちら事業主体としては関東バス、京王電鉄バス、東京都交通局、こちらの事業者が例えばノンステップバスの導入推進を行っていく、そういった内容となってございます。今回こちらの特定事業につきましては、例えば今ですとバス事業者でございますけれども、そのほかにも鉄道事業者各社あるいは東京都ですとか、そういった各施設を管理している主体、事業主体のほうとも一緒に今回改定協議会を行った上で、それぞれの事業者からこういった特定事業に取り組むというところで申出を受けた上で今回取りまとめをしてございます。区といたしましても、今回構想で定めた期間の中で各事業者がそれぞれこの事業を進めていく、進捗管理の旗振り役は区として担っていきたいというふうに考えてございますし、ここで、事業者のほうがしっかりと時期も示した上でこのように記載をさせていただいてございますので、しっかりこれは実現をしていきたいというふうに区としても考えているところでございます。
斉藤ゆり委員
ということは、この中野区バリアフリー基本構想というのは、中野区が定めて中野区が全部やっていくというよりは、各いろいろな事業者たちと、連携というよりは協働して一緒にこの中野区のバリアフリーのこの都市基盤をつくり上げていく、心のバリアフリーも含めてですけど、つくり上げていくという性質のものというふうに認識してよろしいんでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
委員御認識のとおりでございまして、各関連する事業者、そして区をはじめとして各事業者と、あと行政、東京都ですとか警視庁、そういったところと一緒になって、まさしく協働して進めていく、そういったしつらえのものでございます。
斉藤ゆり委員
それについて何か考え方とか書いてあるところって、まだ読み取れていないんですけど、あるんでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
それぞれの主体がこういった事業に取り組むというところはここに記載のとおりなんですけれども、確かに今委員御指摘のように、この関連する主体が協力してという、そういった直接的な文言というところはちょっと表現し切れていなかったかなというところはございますので、今回は素案ですけれども、これから先、案ですとか最終的な形にするときには、ちょっとそういったところも分かりやすく表現できればなというふうに考えてございます。
斉藤ゆり委員
いい取組だと思います。全部の事業者たち、関係者が一丸となってやっていくという視点はよいと思うので、分かりやすく示していただきたいなというふうに思います。
同じような感じで気になったのが、別紙の1のほうの14ページのところです。バリアフリー化の方針のところで生活関連施設の設定のところの表がありますけれども、これがまた、何かもっと入ってもいいんじゃないかと思うような施設があると思うんですね。例えば、保育・教育施設だったら公立小中学校だけなんですけど、もちろん幼稚園も保育園も入るでしょうし、あと私立はどうなんだとかあるわけですよ。そういう意味からいうと、500メートル内にある関連施設って、どうしてこの施設内訳がこれだけになっているのかなというのが疑問だったんですけど、いかがでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
今回、こちら生活関連施設の設定におきましては、基本としてはバリアフリー法の中でこういった形で示されている施設を準用したところでございます。今、委員御指摘いただいたように、例えば私立小・中学校ですとか、そういった施設が対象とならないのかというところですけれども、一定程度公立小・中学校の役割としては、より公的といいますか、私立学校を指定した場合、例えば避難所機能がちょっと公立よりは、もしかしたら場面場面で運用が難しいだったりだとか、そういった観点から恐らくはバリアフリー法のほうではもしかしたら入っていなかったのかなというところを感じるところではございますけれども、もちろん今回、生活関連施設をこのように示してはございますが、それ以外の、いわゆる対象となるような方が利用する施設については、そういった理念、思想の下、そこに至る経路ですとかは、先ほどの基本方針の中で示しているように、区内全域においてバリアフリー化がしっかり進むようにという考え方を持ってございますので、それほど分け隔てないようにというところは考慮しながら進めていきたいというところでございます。
斉藤ゆり委員
今、私立のところはお話しいただいたんですけれども、幼稚園や保育園は区立でもありますので、この後ろの本冊のほうの地図のところにも、もう少し記載が入ってもいいのかなというふうには思いました。
一応方針、目的等は前回も御報告頂いたので大丈夫なんですけど、その次の、別紙1の15ページ、16ページ、バリアフリー化の方針のところです。その中で、心のバリアフリーに関しては、なぜか障害だけが書かれています。でも心のバリアフリーを取り払うことに関しては、例えば高齢者だったり、妊婦だったり、また最近、時々投稿などでも見られますけれども、小さなお子様がギャーって騒いだことに対して非難をするような声かけがあったりとか、そういう意味から乳幼児ということもあると思うんですけども、そこについて触れられていないのがどうしてなのか。例だけ書いたのかどうなのか教えてください。
塚本都市基盤部都市計画課長
こちら、今委員御紹介のあった障害に対する理解促進というところなんですが、ちょっと分かりにくい部分なんですが、障害の取り方、それがいわゆる障害者の方だけを指しているというところよりは、いわゆるこのバリアフリーというところのバリア全体に対する障害というふうに我々としては認識していたところでございますので、当然、例えば高齢者の方が移動しにくい、それも言わばバリアであって、障害であると。そういうことに対する理解促進というところは進めていきたいというところなんですが、教育啓発活動として挙げている中で、なかなか言葉自体がうまく浸透しないというところでは、ちょっとこちらも表現の在り方というところはいま一度整理したいなというふうに考えているところでございます。
斉藤ゆり委員
言葉として、バリアって障害と訳すことはできるわけですけれども、例えば、乳母車を引いていても、段差があるというのはとても皆さんが実感していらっしゃることと思いますので、高齢者の方のカートもそうですけど、そこはやはりきちんと記載されてはどうかと思います。
その次の、施設利用者のマナー向上もやっぱりちょっと表現が分かりにくくて、マナー向上って何だろうというところがあります。これは本冊、別紙2の40ページのところにもう少し詳しくあって、ポスターがあって、それでやっとこういう意味なのかなということが分かるんですけれども、何かこれは日本語的に表現を工夫されないと分かりにくいなと思うんですけど、いかがでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
そうですね、同様でして、やはりなかなかこちらの真意が伝わらないという時点で工夫すべきところかなというところでございますので、より分かりやすくというか、理解していただきやすいように、こちらについてももう一度考えてみたいというふうに考えてございます。
斉藤ゆり委員
その施設というのにどこまで含めるかなんですけれども、建物的な施設だけではなくて、例えば点字ブロックなどでも、お店の方が物を置いてしまったりとか、私たち議員は点字ブロックを踏まないようにいつも気をつけているとか、そういうこともありますので。主な内容だから例なんでしょうけれども、「施設利用者のマナー」、施設利用者だけではないほうがいいと思いますが、そこはいかがでしょうか。表現の工夫はいかがでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
こちら施設利用者に限らないというところは、結局先ほどの生活関連施設の利用者だけがマナーを守ればいいのかということではないので、区民の方ですとか区にいらっしゃる来街者の方も含めて、ただ道を歩いているだけの方とかでももちろんマナーは必要かと思いますので、そういったマナー向上の考え方をこれから工夫していきたいのと、ちょっとこちらの表現というんですかね、伝え方というところもいま一度ちょっと整理してみたいというふうに考えてございます。
斉藤ゆり委員
最後に、バリアフリー化の施策のところで重点整備地区です。駅の周辺ということで、何々駅周辺、何々駅周辺というふうになっているんですけれども、鷺宮に関しては鷺宮地区の表記が、駅は「ノ」が入るんですけど、地区というとき、普通中野区は全部「ノ」は入れないでしていると思うんですが、「ノ」が入って「鷺ノ宮地区」となっているところと、「ノ」が入らないで「鷺宮地区」となっているところと、この冊子の中でも両方表記がありますので、ここは、地元としては「ノ」が入らない「鷺宮地区」で統一されたほうがよいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
「鷺ノ宮」の「ノ」ですね。こちら、今回駅周辺というところから、駅を中心にというところから「ノ」を入れた表記をしてございましたけれども、ほかの、いわゆる区の考え方の中でも統一しているのかどうかとか、そういうところの整合も含めて確認をしてみたいというふうに考えてございます。
吉田康一郎委員
この改定素案が出てきたということで、改めて確認をさせていただきます。一つは、それぞれの地区の地図が素案の別紙の2のほうにあります。どれでもいいです。例えば23ページの中野富士見町地区を例示しますけれども、こうやってこの富士見町駅の周辺が重点地区指定をされているんですが、この重点地区の一番西の端、青い線、歩道ありと、南側の方南通りも歩道ありと、こういうふうになっています。前にも委員会で指摘させていただいたんですが、この歩道がある道路については、この道路の両側の歩道を含めて重点地区に入っているんですよねということを確認させてください。
塚本都市基盤部都市計画課長
今委員から御紹介いただいた23ページ、中野富士見町地区でございます。今回、移動等円滑化促進地区として位置付けをしている中で、この区域設定が道路の内側だけか、外側も含めるかというところかと思います。こちら考え方としては、その地区に明確に線を引いているというよりは、考え方は、ここで青い線で設定してございますので、この路線そのものがやはりバリアフリーを促進すべき区域、地区、施設であるという捉え方をしてございますので、委員御心配していただいているように片方だけやるということよりは、その路線そのものが改良されるように考えているところでございます。
吉田康一郎委員
これはここだけではなくて、全て重点地区については、その道路の真ん中じゃなくて、路線として、両側に歩道があったら両側の歩道を、車道と歩道の段差、これも解消するという考え方だと、全て重点地区に係る道路についてはそういう考え方だということで、改めて、よろしいんですよね。
塚本都市基盤部都市計画課長
まず、ここで位置付けをしたものはもちろんそういう考え方です。なお、ここで指定をしていない道路に関しても、先ほどの基本方針の考え方もございますので、区内全域ですね、言わば。そういったものも含めて、ある意味ここで位置付けをしていないからやらないということではなくて、区内全域においてその考え方でバリアフリー化を進めていきたいというところでございます。
吉田康一郎委員
それを確認できて安心したのですが、それを踏まえて2点目、この別紙2の55ページに「【コラム】板橋型BFブロック」とありまして、写真、車道と歩道の段差の部分について、接道する部分、0センチの段差になっていますと。そして、それでも目の不自由な方なども含めて段差がなくても分かりやすいように特殊ゴムピースがあったり、そういうことで車道と歩道が目が見えない方も確認できるように、これは板橋区が福祉団体あるいはコンクリートブロックの製造業者と協議を重ねて製品化したと。これが例示されています。これを中野区も採用していくという認識で例示をコラムとして入れていただいていると、こういう理解でよろしいですか。
髙田都市基盤部道路建設課長
基本的にこのコラムはコラムとして、整備としてはなかなか製品指定はできないので、ただ考え方としては、0センチなのか、施工誤差とかもありますけども、施工の許容範囲、よく2センチとかありますけれども、2センチを急に直角で上げるのではなくて、すりつけるような形で、このような板橋型BFブロックのような、基本的にはこういった仕様で考えていくということは考えております。
吉田康一郎委員
私もずっと要望してきて、この歩道と車道の段差の部分、0あるいは少なくとも1センチ以下ですね。要するにベビーカーみたいに小さな車輪の車の方でも引っかかってつんのめったりしない、あるいは、杖の方とかいろんな方が突っかかって転んだりしない、この0センチメートルであるということがすごい大事なんですね。ぜひこういう、この型式指定をしろということじゃなくて、このような形状のものを本当に断固として進めてくださいと。できれば板橋区がやる前に中野区が、団体や会社と協議して中野型といって全国に発信できるようにやっていただきたかったんですが、ほかの自治体にいい事例ができておりますので、区の格差が起きないようにやってくださいと、これは要望です。
最後、こういう車道と歩道の段差の解消をしていただきたいんですが、このいろいろな重点整備地区、都道も当然このように指定をされています。都道については都に権限といろいろな方針があるんですけれども、東京都と中野区のバリアフリーの構想、この平仄というか、差があるのかないのか。中野区の方針に従って東京都も都道について御協力を頂けるのか、この辺はどういう協議内容、状況になっているか教えてください。
塚本都市基盤部都市計画課長
それぞれの重点整備地区内において都道、委員御紹介のとおりございます。東京都のほうも、このバリアフリーの考え方については了承していただいておりますので、先ほど示している基本方針に基づいて東京都も都道の改修の際にはしっかりバリアフリー化を進めていくとして確認をしているところでございます。
吉田康一郎委員
都道の車道と歩道の段差の部分、東京都は先ほどの板橋型のブロックというのはなかなか使っていないんですね。カクンと段差がある縁石を使っているんですよ。これ、中野区内においては、この中野区が要望する車道と歩道の段差に傾斜をつけてゼロにする、こういう方向で都道も施工してくださいと、これは中野区は要求するということでよろしいんでしょうか。あるいは、東京都はもう既に何か反応とかあるんだったら、それも教えてください。
塚本都市基盤部都市計画課長
先ほどあったように具体的な製品指定というところまでは至るものではございませんけれども、当然東京都、特にこのエリア、第三建設事務所も同じ建物の中にありますので、日頃より情報交換、情報共有しながら、中野区でこういう例えばやり方をしてみてどうだったよとか、そういうやり取りの中で東京都のほうにも理解を求めていきたいというふうに考えてございます。
伊藤正信委員
吉田委員の質疑とも重なるんですけれども、先日神戸市に視察に行ってまいりまして、建設委員としてウォーターフロントの現状を視察したんですけども、神戸市なんかもやっぱり非常にバリアフリーが進んでいて、車道と歩道の境目のところに縁石があって、たしかアリーナの前もそうでしたね、非常に段差がなくて、これはすごいなと思いながら視察してまいりましたけども、こういったコラムに書かれている板橋型BFブロックもそうなんですが、他区の、他の自治体の事例なんかも、いろいろと工夫されていると思うので、その辺も含めて取り入れてはいかがかなと思うんですけども、いかがでしょうか、その辺は。
塚本都市基盤部都市計画課長
当然他自治体の事例というところは、我々行政としてもしていきたいというところでございますし、あと日頃から当事者団体ですね、団体のほうが意外と広域的に情報を持っていたりするケースもございますので、団体とも意見交換とかする機会がございますので、そういった場でも情報を得ていきたいなというふうに考えてございます。
伊藤正信委員
高齢者団体とか福祉団体だとかいろいろな団体がありますけども、さっき言った車椅子の利用者、またベビーカーの利用者、いわゆるお母さん、若い方、お父さん方、やっぱりベビーカーの段差というのは非常に大きく感じるらしいんですよね。そういう人たちの声もしっかりと聞く必要があると思うんですけども、そういう方々等のアンケートだとか聞き込みというのはどのようにされていましたでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
子育て層の団体とのやり取りというか、そういうところはちょっと今回深掘りはできていないところなんですが、実際アンケートを今回聴取させていただきましたので、一般の方にですね。その中にやはりベビーカー利用をされている方の声として幾つか御要望というか、御意見を頂いていますので、まずはそこをしっかり受け止めたいなと。今後区として、やはり子育て層に対するアプローチというところは様々な機会で設けてございますので、そういった場を活用しながら、ベビーカー利用者の声なんかも継続して取得できればなというふうに考えてございます。
伊藤正信委員
ぜひそういった方々、子育て世代、また高齢者、そういった方々に聞き込みをしていただいて、実効性のあるバリアフリーを進めていただければなと思っております。
それと、別紙1のほうの9ページ、実施状況が記載されておりますけども、旧構想で定めるというのは、今、現の構想でということですよね。それで、ちょっと数字が合っているのかなと思って今気になったんですけども、以前140特定事業の設定に対して、事業完了が46件というのは、これは合ってはいるんですけれども、33%ということだったと思うんですよね。事業中のものが47%で66件、それから未着手が20%の28件、これは間違いないですかね。それはどのようにこの表から見えるのか、ちょっと詳しく教えていただけますか。
塚本都市基盤部都市計画課長
まず、以前、伊藤委員から総括質疑で質問を頂戴したときにお答えした進捗率からは若干数字が変わってございます。それにつきましては、ちょっと時点修正がございましたので、その時点からは数字というところはまず変わっている、そこをちょっとまず御了解いただければなというところでございます。
着手率、完了率の考え方というところは、この表の下に書いてある、この着手率と完了率と考え方を示してございますので、基本的にはそこに数字を当てはめて算出している、そういった数字になってございます。
伊藤正信委員
そういうことなんでしょうけど、あれから日にちが経っていて、この改定素案をつくる間に状況が変わってはいるんだろうなとは思ったんですけれども、この中でもやっぱり比較的中野地区、いわゆるこの七つの地区、重点地区の中でも、中野が着手率が100%に対して完了率が52.5%、これはやはり一番低い。中野地区ですから、いろいろな再開発とか、いろいろな地域で、地区としていろんな工事中だとかあると思うんですけども、この辺はどのように捉えたらいいんでしょうかね、100%に対して52.5%というのは。
塚本都市基盤部都市計画課長
そうですね、中野地区におきましては、再開発事業と土地区画整理事業を合わせて、それを見据えた上での特定事業の設定をしてございます。着手はしているところなんですが、完了にまでは、現状もそうなんですが至っていないというところで、数字としては52%でございます。引き続き、これは新しい構想の中でも同様に位置付けをしっかりして進捗管理を進めていきたいというふうに考えてございます。
伊藤正信委員
確かにこの中野地区、整備工事をいろいろとやられていて、そうなんだろうなということは読み取れるんですけれども、ぜひこの辺も整備困難事業を実施していただきたいなと思っております。
それから、別紙2のほうの移動等円滑化の促進地区、7地区、重点地区等、全部で14地区ですか、あるわけですけども、生活関連経路というのがあって、さっきも吉田委員からあった都道と区道、また歩道ありと歩道なしで、この2色で分けられているんですけども、当然中野区が進めていくこのバリアフリー化というのは区道を優先的にやるわけですよね。東京都の都道は都がやるわけですから。この色が青で、または黄色で、歩道ありとなしだけで分けられている、これはやっぱり区として重点的に進めていくのは区道でありますから、この色分けをしっかりと、都道と区道の色分けははっきり、この青だけじゃなくて、また黄色だけじゃなくて、もう1種類、もう2種類かな。都道はほとんど歩道がありますよね。区道は歩道があるのとないのとあって、その辺の色分けはやっぱりしていったほうがいいと思うんですけども、その辺どのように考えていますでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
都道に関して表記を別で示すというところは可能ではございますので、ただ、かえって分かりにくくならないようにちょっと工夫はしてみたいと考えております。やはり今委員おっしゃったように、区としては区道をしっかりやっていく、そこは間違いないところでございますけれども、この構想で示しているのは、都道であっても東京都が区と同じ熱量でもってしっかりバリアフリーを進めていくというところでございますので、そういった趣旨からすれば色分けをする必要性がどこまであるかというところは改めてちょっと考えてみたいというふうに考えています。
伊藤正信委員
まだ改定素案の段階ですから、いろいろと工夫をされて分かりやすく、中野区はこの辺を重点的に整備していくんだということをはっきりと色分けをして、工夫していただきたいと思っております。まだ大丈夫ですよね、この改定素案はね。日にち的にも、これは来年の1月が改定案ですから。それまでに工夫をされたほうがいいと思いますが、もう一度お伺いいたします。
塚本都市基盤部都市計画課長
今回素案をお示ししているところでございます。今後、案に至るまでの間で意見交換会等も行いますので、そういった中で様々意見を頂戴して、案のときにはいろいろ見直ししていきたいというふうに考えてございます。
井関源二委員
御報告ありがとうございます。例えば別紙1の11ページ、12ページ、13ページ、14ページの移動等円滑化促進方針というところで、例えば14ページ、生活関連施設というところで、いろいろこういう施設にバリアフリーが必要じゃないかというのを記載していただいていますが、実際の生活の部分、衣食住にまつわる部分をバリアフリー化しようというような考え方は示されているのでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
衣食住に関わる生活施設、例えばここでいうところの商業施設ですとか、そういったところは一定程度規模の大きなスーパーとか、そういったお店は当然この生活関連施設であると位置付けをした上でバリアフリーの促進を求めていくという考え方でございます。
井関源二委員
そうですね、大きい商業施設、スーパーとかはぜひ対応していただきたいというところで。私、やはり住の部分が一番過ごす時間が長いと思っていて、アパート、マンションというところをバリアフリーに、特に今後新築されるところは区として求めていくべきだと思うのですが、そういった考えというのはどこかで示されていますでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
まず公共施設、今後区が整備していく、都が整備していく公共施設においては、バリアフリーの考え方、そうしたユニバーサルデザインの考え方、それをしっかり持ってございますので、あと東京都のバリアフリー条例もございます。そういったところでしっかりバリアフリー化の担保は取りながら、今後施設の建て替えですとか改修が進められていくものと考えてございます。
井関源二委員
公共施設にはこの考え方が示されているというのは理解しているんですが、住居、アパート、マンション、こういったところ、やはり移動が不自由な方にも生活の選択肢というのを増やしていただきたいので、特に例えばこういう14ページの生活関連施設というところで、もちろん商業施設とかも重要ですし、公園とかも重要なんですが、住宅というところを打ち出していくべきだと思うのですがいかがでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
民間の住宅に関しましても当然規模要件とかございますけれども、一定程度規模のマンションですとかそういったものに対しましては、やはり条例、都条例等が関与してきますので、一定程度バリアフリー化は進むものと考えております。ただ、小さな規模のアパートですとかそういったところに関しましては、なかなかそういった制限が及ぶものではないので、区としてどこまでできるかはございますが、しっかりこういった考え方、区はバリアフリー、ユニバーサルデザインを進めていくんだという考え方は引き続きしっかり示した上で、区内の不動産事業者ですとかそういった方々との会話の場というのはありますので、そこでもしっかり周知を図っていきたいというふうに考えてございます。
石原都市基盤部建築課長
委員のおっしゃる建物のほうのバリアフリー化の話でございますが、建築課のほうでも、例えば東京都の福祉のまちづくり条例、また中野区のほうでもそういった条例のほうがございます。またバリアフリー条例。昨今、こちらのほうで御報告はさせていただいておりますが、今回集合住宅条例の改正に伴いまして、ある程度特定の集合住宅ではございますけれども、一定数バリアフリーに配慮した住戸を造っていただく、そういったところのことをやっているところでございます。
井関源二委員
小さいところをマストで、若い方が住むようなところをマストでバリアフリーにしろとか、強制的に全部やれということを言っているわけじゃなくて、努力目標的な、例えばこういうところに記載をしていただくとか、そういうのはあってもいいんじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
記載というか、表現の仕方というところは工夫はしていきたいと思いますけれども、やはり区として目指す方向性というところはしっかり打ち出して、区内の事業者ですとか、区民の方々にもしっかり意識醸成をしていただければなというふうに考えております。
山本たかし委員
何点か確認させてください。先ほど斉藤委員の質疑の中で、特定事業が、ほかの事業者と関係する事業者が今後の目標を持って実現できるように区も旗振り役となって取り組んでまいりたいというようなお話があった際に、この計画における事業者が書いているんですかね。まずはそこを確認させてください。
塚本都市基盤部都市計画課長
今回特定事業で示している事業内容、事業主体が事業者の場合、それは事業者のほうから、要はできないことはできない、書けないので、事業者と確認をした上で、その目標であればできますよという確認を取った上でこちら記載をしてございます。
山本たかし委員
そこの10年をめどに各地区においてやってまいりたいという御意思があって、ここに記載されている。ということは、次の改定素案が案に、素案が取れたときには、次の案のときには、スケジュールというのは別に特段載せているわけではなくて、載せるつもりもなくて、もうそれは10年間をかけてやっていくという共通認識でいくということですか。
塚本都市基盤部都市計画課長
今回、スケジュール感でございますけれども、例えば別紙2の本冊のほうで御覧いただければと思います。先ほどの61ページ、新中野地区でございます。ここで、例えば路線バスにおいては、この3社が取組をしますよと。実施予定時期、表の右側に記載がございます。この表現につきましては、継続して、要は100%、バスをこの10年間で例えばノンステップバスに置き換えるというところは難しいのかもしれないんですが、この期間中、随時徐々に増やしていくとか、そういった取組の方向性を事業者からお示しいただいている。それに対して、上の新中野駅、東京地下鉄株式会社からは、例えばインターフォンの改良を前期に丸としてございますので、前期5年間のうちにはこのインターフォンの改良を完了させる考えであるということで伺っております。基本的に、スケジュール感としてはこういった形でお示しをしているところでございます。
山本たかし委員
基本的にはこの協力を求めていく、全体として心合わせをしつつ、できるところで頑張ってまいりたいという、各事業者も含めてそういったことだと思うんですよ。
88ページから委員の名簿、これまでの協議会の委員の名簿が載っているんですけど、これはこれまでどのぐらいの会議を持たれていらっしゃったんですか。
塚本都市基盤部都市計画課長
今回、改定協議会でございますが、87ページを併せて御覧いただければと思います。令和6年度から今日に至るまで5回開催をしました。こちらで記載してある事業者にも全て御参加いただいた上で議論をしていただいてきているところでございます。
山本たかし委員
それで、全体の中でいろいろ探すと、バリアフリー化の施策、別紙1の24ページ、特定事業の教育啓発特定事業の中で手話言語理解促進事業の実施とありまして、我々が議会としても取り組んできた、この令和2年4月に施行した手話言語条例と障害者の多様な意思疎通の条例があって、ここに記載していただいているわけなんですけど、本冊の3ページの中で、これはどこら辺にひもづくもので、計画の全体の中でひもづくものでいらっしゃるんですかね。ユニバーサルデザイン推進計画に関連するようには僕には見えるんですけど、あえてこういうところには示されないようなもの、性質のものでいらっしゃいますか。
塚本都市基盤部都市計画課長
まず、例えばこの手話言語理解促進、これに関しましては当然ユニバーサルデザイン推進の考え方にもひもづきますし、今回のバリアフリー基本構想の中で心のバリアフリーを進めるという意味合いでも教育啓発活動をしっかりやっていく、二つの意味合いで位置付けをしてございます。別紙2の本冊のほうでは、57ページに教育啓発特定事業ということで、これは区内全域においてこういった取組を進めていくこととして位置付けでございますので、区としては障害福祉担当、庁内連携してこういった取組を進めていく考えでございます。
山本たかし委員
要は何が聞きたいかと申しますと、これは入れていただいて、入っているかなと確認したら入っていたのでよかったなと思っているところなんですけれども、こういった交通対策の会議体とかあるじゃないですか。そういったところで、この条例が施行されたときに、どの段階でこの関連する事業者の皆さんですとかは知ったのかなと思って、周知をされたのかな、今ここで初めて知ったんじゃないかなとか、ちょっと不安になったもので、所管外かもしれないんですけど、もし分かるようでしたら教えていただけたらうれしいです。
塚本都市基盤部都市計画課長
今回この協議会の中で、ここまで5回やってきておりますが、実際こういったいわゆるソフトの取組の考え方というのは、第1回からもそうですし、心のバリアフリーを進めていきますよというのは第1回から区としてもお伝えして、各事業者も、実際はバリアフリー法の中で、いわゆるこういう公共的な、特に交通事業者とかは、同様にバリアフリーの取組を進めることという位置付けがございますので、当然といっては何なんですが、事業者としてもこういったところは十分承知した上でこういった取組を区とも一緒にやっていきましょうという理解で来てございますので、言ってみれば最初の時点から共通認識として持っていたというところでございます。
山本たかし委員
最初から分かっていたかどうかというのは、この条例が施行されたときには私は分からないんじゃないかなと思っていますけど、何かしら、今回もこれは計画に入っていますし、ぜひその周知を広げていただきたいなとは思っております。
5回もやって、この改定素案が出るときに何なんですけれども、メンバーの中に子ども教育部が入っていらっしゃらないのはどういったお考えでいらっしゃるのかなと思ってお伺いできればと思います。
塚本都市基盤部都市計画課長
今回この委員の中には、実はいわゆる子育て層の方、団体にも入っていただきたく調整を行いました。当然子ども教育部を窓口に、そういった区内の団体にいろいろお声がけをさせていただいたところなんですが、ちょっとなかなか、まさしく子育てされている当事者の方というのが、要はこの日中の会議にそもそもやっぱりちょっと顔を出しにくいというお声もあって参加はかなわなかったところでございます。ただ、やり取りというところは、場面場面で、子ども教育部のほうを通じてさせていただいているという、そういった状況でございます。
山本たかし委員
分かりました。連携は必ず必要だと思いますので、引き続きよろしくお願いしたいと思っております。
最後に、別紙1の21ページの公共交通特定事業(鉄道駅)のところで事業をいろいろ、こういうことを気にしてまいりたい、改善してまいりたいということが書いてあるんですが、ここに開かずの踏切がないというのはどういうあれなんですかね。やっぱり開かずの踏切って、これは西武鉄道だけじゃなくて東京メトロもあるんだと思うんですけど、西武鉄道で開かずの踏切って、連続立体交差でも開かずの踏切はなかなか大きな課題となっているのはもう自明の理であって、みんなで取り組んでいらっしゃるところで、なるべくその解消に取り組んでまいりたいというのは記載があってしかるべきではないのかなと思っているんですけど、何かこの御説明があればお願いいたします。
塚本都市基盤部都市計画課長
西武新宿線の開かずの踏切というところが、それが今回バリアフリーでいうところのバリアであるという捉え方というところは、ちょっとなかなか思い至らなかった部分ではございます。今回このバリアフリー化のアプローチとしては、踏切を渡る際に踏切部分の段差を解消しましょうですとか、そういった部分での視点であって、ちょっとその踏切が開かないことそのものに対してバリアであるという捉え方はちょっと今回はしていないというところでございます。
山本たかし委員
じゃあこの話は出ていないんですか。区からも話していない。なるほど。やっぱり今、苦しい説明をされたと思うんですけど、これはハードだけじゃないんでね。ハードとソフトとハートなんでしょう。心をやるんでしょう。だからそういった意味では当然僕は入っているべきだと思いますし、議会からも言われたからと当然申し上げていただいて、やはり開かずの踏切の解消にみんなで力を合わせてやっていくんだということも含めて一旦お話いただけたらうれしいなと思っておりますので、要望にしておきます。よろしくお願いいたします。
いさ哲郎委員
最初に別紙1の4ページのところ、基本構想の改定で位置づけということが出ていますけれども、今、中野区が進めている歩きたくなるまちづくりとの関連では、この方針、今の素案の位置付けというのはどうなっているのか、横の関係、縦の関係、ちょっと御説明いただけますか。
塚本都市基盤部都市計画課長
歩きたくなるまちづくりの推進にはバリアフリーというのは欠かせない要素でございますので、当然関連はしてきます。ただ、今回こちらで示している関連図というんですかね、位置づけの中では、お示しするような形として今歩きたくなるまちづくりのものがあるわけではないので、今回基本計画の改定の中では歩きたくなるまちづくりをしっかり位置付けていきますので、この基本計画を進めていく上でバリアフリー基本構想の推進も必要であるといった、そういった位置付けで考えていきたいなというふうに思います。
いさ哲郎委員
あえてこの位置関係の中のどこかに出てくるわけではないけれど、相互に関連しているという意味合いと受け取ります。そうなると、そこでいう歩きたくなるという主体は健常者だけではないわけですよね。先ほどからお話しが出ています車椅子ユーザーであったり、また御高齢の方や乳母車、手押し車を使っている方、そういう方も段差が気になってくるということでは、この間の委員会でも、段差の問題では視覚障害者の方とそういう車輪がついているものを使う方の間でどっちに寄るのかみたいなお話もあろうかと思ったんですけれども、これはバリアフリー法の観点からはどのように解決していくのが筋道ということになるのでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
バリアフリー法の観点としては、障害者の方、そして車椅子利用者の方、それぞれがいわゆるこの法の対象であるという示し方まではしてあるんですけれども、実際よく言う、例えば点字ブロックがかえってバリアになっているという部分もあるというお声もございますので、なかなか正解がこうだと、正しい道筋がこうだというところが別に法で示されているわけではございません。ですので、区としましては、やはり当事者の方々との対話がまず一番必要だと思いますので、一番の最適解というところがどういったところなのかというところは、引き続きやり取りをしていきたいなというふうに考えてございます。
いさ哲郎委員
その辺りのことは、この間の委員会でも視覚障害者の団体の方とお話ししたりということで伺っていたと思います。一方で、段差がないほうがいいという方々とも話し合う、そして当事者同士でどうしていくのかということも大事になってくるのではという気もしているんですけれど、こういう点についてはいかがお考えですか。
塚本都市基盤部都市計画課長
例えば視覚障害者の方と車椅子利用者の方が、それぞれの意見を議論するという、そういったことで解決策を見いだそうというところはちょっと今考えてはいないところなんですが、例えば今回この改定協議会の中では、それぞれの立場の方々にお越しいただいてそれぞれの立場で御意見をおっしゃっていただきましたので、やはりそういう場面場面で、うまく区としてはいい答えを見つけていければなというふうに考えてございます。
いさ哲郎委員
お互い勢ぞろいで、やいのやいのやる必要も僕はないと思っていて、それぞれに今の区の方針を伝えて、段差の問題をどう思うみたいなことで交流していくということはあってもいいんじゃないかなというふうに思っています。今まだ素案なので、時間は取れると思うのでちょっとやっていただきたいなというふうには思います。車椅子の方からは、もうとにかくあの段差が嫌だということでお声は頂いているところです。あと、やっぱり日中、御高齢の方がすごく多いんですね、駅周辺ね。皆さん日中は働いていらっしゃるので見かけていないかもしれませんけど、お昼前後、御高齢の方はすごく多いです。やっぱり杖だったり手押し車を引いている方がいらっしゃって、すごく気になるんですよね。そこも歩きたくなるという部分との関わりも出てくると思うので、どういう答えを出していくのかというのは、ちょっと引き続き練っていただきたいなという気持ちはあります。
続けてなんですけれども、心のバリアフリーのお話なんですけど、今ここでは都市整備、ハード的な整備のお話のところですからあまり突っ込めないと思いますし、当然他部署、一定全庁に近いような形で他部署との連携をやっていくお話だろうかと思って、今啓発ということも出てきたんですけれども、この都市基盤のところでは、例えば啓発のようなものであったり、そこを通る方に向けての何かサイン、看板のようなものというのは、効果がどれだけあるかはともかく、やれる工夫はしたほうがいいのかなという気はしています。どういうものがいいのかというのはちょっと分からないんですけれど。
一番気になるのは、駅を出て南側のところで視覚障害者の方と駅へ向かう方が衝突するケースというのを何度も見かけていて、今週火曜日の朝も、たまたまそのときは視覚障害者の方が体格がよかったのでぶつかった健常者の方が倒れたんですけど、倒れた方が何が起きたのか分からないという感じだったんですよね。見える人が視覚障害者を全然見ていない、何で私は倒れたんだみたいな感じだったんです。やっぱりこれをどうやって解消していくのかといったら、何かのアナウンスを考えなきゃいけないんじゃないかなと思っていて、これはぜひちょっと持ち帰って、文化振興・多文化共生推進課なりのところと検討していただきたいなと思うんですが、いかがでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
庁内で検討するところはもちろん必要だと思っておりますし、やっていきたいと思います。都市基盤部というかハード整備をする我々の立場からすると、先ほど来御紹介いただいている歩きたくなるまちづくりを進めていく中で、歩きたくなる、歩きやすいまち、歩きやすいというのはどなたも歩きやすいまち、そういったところの連想ゲームじゃないですけれども、しっかり区としての考え方、メッセージは場面場面で示していきたいというふうに考えてございます。
いさ哲郎委員
いろいろな広報の仕方があると思うので、ぜひ工夫していただきたいです。
あともう少しだけ。個別の促進地区のことについて、別紙2の25ページのところに新中野駅周辺地図が出ています。ここでちょっと気になったのは、この真ん中に、青い中野通りと鍋横通りの真ん中に斜めにオレンジの道路が入っています。地元の人は追分通りと言っています。中野通りを北側から降りてくると左に折れる道ですね。これって杉山公園のほうの交差点に行くのではなくて、信号なしに鍋横の交差点のほうに抜けられるので抜け道になっているんです。でも一方で、ここは地元の方の生活道路になっていて、交通量が多い。もちろん速度規制はあるんですけれど、車が多くてちょっと怖い、危ない道という認識もあるわけなんです。この点について、今現状では道路交通法に基づいた速度規制なりがあるわけなんですけど、それ以上の何かのことが、バリアフリーなり、歩きたくなると考える上でできるのかどうか、何か打つ手があるのかちょっとお聞きをしたいんですが。
塚本都市基盤部都市計画課長
別紙2の60ページ、61ページを御覧いただきたいんですが、新中野地区は重点整備地区でございます。今回ここでの特定事業として、61ページにございますが、今のおっしゃっていた道路が特別区道23-160になります。61ページの表にあるところでは、今回特定事業として路側帯のカラー舗装というところを考えてございますので、一定程度車道部分と歩道部分を視覚で、色の違いで一応区域分けというところが、歩いている人とドライバーとで分かりやすくする、そういった取組が一定程度効果があるというふうに考えているところでございます。
いさ哲郎委員
それは分かりました。
もう一つ、29ページです。新井薬師前地区なんですけれども、この地域は駅の南北で再開発の計画もあったと思います。分かりますか、別紙2の29ページ、新井薬師駅周辺。今聞きたかったのは、今ある再開発の計画とこのバリアフリーの計画との関わり、他に進んでいる計画との関わりというのはどんなふうに考えているのか。つまり、先ほどもちょっと似た話が出ましたけれども、再開発の区域の中で、新しく建つ建物であったり道路の整備の中でこのバリアフリーというのがどのように貫かれていくのかみたいなところは、もしくは何かそれを規制する影響を与えることができるのかどうか、この辺りいかがでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
新井薬師前駅につきましては、再開発というか交通広場の整備が予定されてございますので、当然その交通広場はバリアフリーの考え方をしっかり盛り込んでいきたいと。その周辺における、例えば建て替え、開発事業等があった際には、やはりバリアフリーの考え方、こういった考え方を区として、それも場面場面で、例えば開発協議の場面ですとかそういったところでは、しっかりバリアフリー化が図られているか、そういったところはしっかりチェックをしていく考えでございます。
小林ぜんいち委員
中野区バリアフリー基本構想ということで、その改正に当たると。今回10年前にできたものを新たに今回改正をしていくと。そもそものハートビル法ができてから30年経ってきていて、まちのことでもあるし、ハード的なことでもあるので、交通も含めてですね。なので一朝一夕にはもちろんできない。30年かけてまちが大きく変わっていくというのは、個々の財産も含めて、区が先導的というか、優先的にしていくことはできないというふうには、それは理解をしているところです。そういった中で、今回バリアフリー基本構想の改定素案を中野区で出していくということの中で、まず中野区バリアフリー基本構想、中野区内全域というふうに私はどっちかというと捉えるべきだと思うんですけれども、まず、前回もそうですけれども、この重点整備地区、施設、特に駅を中心にした施設をこの考え方の中心に据えているというのは、そこはどういったことからなんでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
バリアフリーを進めるのは区内全域である、その考え方は我々としても同様でございます。その中で特に重点的にやっていく地区として重点整備地区を設定してございますが、駅周辺というところで、やはりバリアフリー法でも示されているところなんですが、いわゆる鉄道駅というところが、一番利用者というか、人が集まり、人がそこを利用するという施設でございますので、そこからそれぞれの生活関連施設に至る経路というところをまずバリアフリー化をすることで、いかにたくさんの、多くの人がバリアフリー化の、恩恵を受けるという言い方はあれですけれども、バリアフリー化が有効であるかという、そういった観点から駅中心にというところで考えているところでございます。
小林ぜんいち委員
もちろん駅も大事だと思います。駅に至る、これが半径500メートルの地域、1キロメートル四方ぐらいに近い面積になってくるわけで、中野区は大体700メートル歩くと、自転車が要らない、必要としない、駅にたどり着くというぐらいの地域にあるんですけれども、やっぱりその端々にあるところ、というのは駅だけが中心ではないわけで、区有施設もたくさんあります。例えば公園もあるでしょうし、それから区の、例えば区民活動センターとか、すこやか福祉センターとか、公園などに属するものもあるでしょうし。移動に関わると、これは交通中心に記載されていますけれども、バス、鉄道が中心になってくると思います。しかし歩いて移動していくという、その施設までね、それは500メートル以内の方々だけではないわけで、むしろ──これを否定するわけではないんですよ。今回出されたこれを否定するわけではないんですけれども、この円と円にかからないところ、例えば11ページでいえば、例えばですけども東中野二丁目だとか、新井、大和町地域だとか鷺宮の上鷺宮と鷺宮の間とか、例えば江古田とか、そういうかからない地域があります。そういったところが実は重要な地域だというふうに、生活圏としては、生活者としては、区民としてはというところがあると思うんですよね。そういったとき、決して置き去りにはされていないと思いますけれども、ただ表記として、重点整備地区と定めて、そこを中心に、重点的にとなると、ほかの地域の移動円滑化がやはり少し置き去りにされかねないと思うんですよね。そこは重点整備地域でないのでというふうになるので、そういったところをきちっと定めていく、そういうフェーズに来ているのではないのかなと思います。
つまり何かというと、例えば着手率は82%ですよと、完了率も58%ですよと。これはおおむね進んできている。進んでいないところについては、まだ未完なところは、まちづくりが、中野のまちづくりが進んでいないので着手されていなかったら未完であるということなので、そうすると、全体的には進んできている、これは一種レールに乗っていく。ここに、今回描かれている基本構想もまさしくその上のものだと思うんです。次のフェーズとしては、それ以外のところを中野区がどういうふうにしていくのかというのを見据えていかないと、次のこの10年の先、中野区のバリアフリー基本構想ができて20年経ったその先が見えてこないというふうに考えられるんです。
なぜかというと、さっき言ったようにハートビル法ができて30年経った今日、今こういう状況。こういうというのは、中野区でいうとバリアフリー基本構想ができて、そういうものに基づいたまちづくりが行われている。20年、それは30年経った話ですね。中野区で10年経って今の現状。30年目と10年目が一緒。この先、中野区が10年、20年先というときに、このバリアフリー基本構想だけではなかなか、できましただけで終わってしまうというふうにちょっと思えるんです、中身が。個々はすばらしいものが多く描かれていると思いますよ。でも、まちの個別な計画というのは、もっとそれ以上のスピードで進んでいるわけで、個別の建物だとか財産は。なので、そういったところまでもう少し描けないのかな。審議会は終わっているんでしょうからどうか分かりませんけども、描けないものなんでしょうか、描くことができないんでしょうか、伺います。
塚本都市基盤部都市計画課長
今回10年経つ中で、バリアフリー法の改正がこの間2回ございました。改定前、いわゆるこの現構想の考え方では、移動等円滑化促進地区というところが示されていなかったんです。今回の改定作業で初めて、いわゆる中間層というんですかね、中間段階として移動等円滑化促進地区14地区を今回の改定で初めて示したところでございます。委員御懸念の考え方が、恐らくその法改正の趣旨にも沿うものなのかなというふうに思っていまして、いわゆる極端に、重点地区とそうでない地区というところがあまり明確に白黒分かれないように一定程度中間層を定める、そういったところを一つ作業として今回改定作業で含めました。
そして基本方針、先ほど区から4点示してございますが、この4点の基本方針も、現行構想では実は設けてございません。今回の改定で初めて、区内全域においてこの基本方針でもってバリアフリー化を進めていくということで考え方を示したところでございますので、区としましても重点整備地区、移動等円滑化促進地区だけにとどまらず、区内全域、それこそチャンスがあれば、まちづくりのチャンスもそうですし、それぞれ例えば道路が傷んだので改修をしよう、そのときにはバリアフリー化もしようとか、そういった機会を併せて区内全域でしっかりバリアフリー化を進めていきたいという、そういった考え方でございます。
小林ぜんいち委員
より盛り込んでいってほしいなというふうに思います。なぜかというと、まちってハードな部分でどんどん進んでいく。そのときにこのバリアフリー基本構想があって、もちろんそれに基づいていく。個々には、先ほどもありましたけども、東京都の福祉のまちづくり条例もあるでしょうし、それから様々な福祉、医療、それから個々の建物についても、それぞれの法的にのっとったまちづくりが行われていくんでしょうけども、それが包括的に、庁内全包括的な議論の下にこのまちづくりができているのか。どちらかというと、今この建設委員会で、都市基盤部で、交通やハード的なところがやっぱり中心になって描かれているものでもあるので、決してそうではないというところまでしっかりと。ユニバーサルデザインも含めてですけれども。それからサイン的なこと、まちのサインというのはどうなのかということも当然入っていくのではないのかな、バリアフリーなのでね。だからもう少しユニバーサルデザインの考え方もこの中に本来は含まれていくものではないのかなと、表現としてね。細かいところまで入れる必要は当然ないんでしょうけれども、ユニバーサルデザインがあるのでね。そういったことも、まちづくりとバリアフリーと、それから中野区の基本構想や基本計画、これはさっきどこかにフローがありましたけれども、そういったものをしっかりと、何というかな、もう少し連携ができているものが分かるものに私はすべきなんではないのかなというふうに思って読みました。
やはりバリアフリーなので、どちらかというと障害、様々な障害を持っていらっしゃる、決して100%健常者って誰でも思っていない、自分もどこかしらの障害があるというふうに多くの人たちが思っているはずなんですよね。私はもう健康で、何も病気もありません、何も障害はありませんというとは限らずに。そういった方々へもしっかりとこの意義が波及していくようなものがないと、ただのハード、まちづくり、交通政策、道路建設みたいなところだけで終わっていってしまうような懸念が、個人的には読んでいてあります。
なので、中野区のバリアフリーといったら、施設も大事、地域も大事。けれども、全域にわたってそういう意義が周知されていくような、区民の皆さんに思い至っていただけるようなものにしていく。行政だけではなくてね。どっちかというとこれ、区がこういうものをつくりました、だからこれに従ってやってくださいみたいなところがすごく感じるんです。それでもいいのかもしれない。だけど、やっぱりそれぞれの事業者がこれに基づいてやっていくときには、立ち返るのは一区民というか、一個人として、まちに住む中でどういうまちに住んでいくことが大事なのかって、本来はそこが一番の大事な視点であるんだけども、いろいろ議論していくうちに、上手に、すごく立派にまとまっていると思いますよ。だけど何かそれが少し欠けているのではないかと、そういう思いがね、原点がね──というふうに見受けられるところがあるので。
幹線道路ばかりではない。一本道を入ると、例えばここにはありませんけども、じゃあ桃園川緑道ってどうなんだと。30年前にただのコンクリートの蓋から緑道ができて、誰でも歩きたいようなまち、親水公園があって水に親しめるようになった。できたときには物すごく地域の人たちに喜ばれていた。だけど今は──一例ですよ。だけれども大分傷んでしまって、それが大きな支障になっている。直すのか直さないのかというと、この10年来いろんな要望をしてきましたけれども、なかなか改善もされていかない。そうすると、バリアフリーって何というところに行くわけですよ。これはお金かければいいというだけのことではないですよ。お金かければ公園もきれいになる、新しい資機材になるかもしれませんけれども、路面も何かきれいな石を敷き詰めればそれでいいのかというと、そうでもない。それは何のためなんだという、一番の、じゃあ区民のための区民はどこにあるんだというものが、難しい目的とか基本方針みたいなものになってしまって欠けているんじゃないのかなというふうに見えてしまうんです。
なので、そういう本当の原点の、さっきハートビル法と言ったんですけども、ハートビル法ができたときの心というのは、やっぱりそういうものがまずあったはずなんです。決して法のことなのでとやかくいう立場にはありませんけれども。やはりこの中野のまちをどうしていくのかというときに、そういうところまでしっかりと見据えていく。つまりそれがしっかりと予算化されていかなくちゃいけないことにもなってくるわけですから、区が行うところはね。ということをすごく感じるんですけれども、改めて聞くことになりますけれども、いかがでしょうか。
塚本都市基盤部都市計画課長
委員から御指摘頂いたところを踏まえまして、まず区としては、区民の方の意識醸成はもちろんなんですが、まずもって区の職員全員が、バリアフリーの考え方を、あとユニバーサルデザインの考え方を、そういったものをしっかり踏まえて、法で決まっているからとか、条例で決まっているからこうせい、ああせいではなく、バリアフリーのためにこれをやっているんだという意識を我々区の職員側もしっかり持って取り組むことで、自然と区民の方にも熱意が伝えられればなというふうに考えているところでございます。
加藤たくま委員長
休憩します。
(午後2時25分)
加藤たくま委員長
再開します。
(午後2時34分)
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
加藤たくま委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、3番、令和7年度外部評価の実施結果についての報告を求めます。
宮澤都市基盤部公園課長
それでは、令和7年度外部評価の実施結果につきまして御報告いたします。(資料5)
初めに1、外部評価の実施概要でございます。政策的な見地から見直しや改善を要する事業等として企画部が選定した五つの事業について、内部評価を経て、有識者と公募区民で構成する外部評価者による評価を実施いたしました。実施に当たっては、外部評価者によるヒアリングを公開で実施するとともに、傍聴した区民等の外部評価モニターから意見を聴取し、外部評価者はその意見を踏まえて評価を行っております。
(1)外部評価者は、紙面に記載している5名の方となっております。
(2)外部評価対象事業は、記載している5事業となってございます。
2ページを御覧ください。(3)外部評価の実施経過でございます。記載のとおりの経過となっておりまして、公開ヒアリングは8月19日に実施いたしました。
(4)評価方法についてでございます。評価区分は記載の6区分で、外部評価者がそれぞれの視点で今後の事業の方向性について評価してございます。
2、外部評価結果についてでございます。評価結果につきましては別紙にまとめておりますので、別紙を御覧ください。
当委員会の所管事項の内容につきまして御説明いたします。9ページを御覧ください。対象事業は、街路樹の管理でございます。まず、外部評価者5人のそれぞれの評価内容を記載しておりまして、今後の事業の方向性とその理由、その他の意見をまとめております。10ページには、外部評価モニターの主な意見と外部評価結果を踏まえた検討内容等を記載してございます。本事業に関する評価結果を受けまして、事業所管としましては、適切な街路樹の保全に努めるとともに、区民の生活環境がさらに向上することを目指し、みどりのネットワークを踏まえた道路空間の形成に努めていく。また、計画的な街路樹管理が実現できるよう、管理に必要な指針等を策定していくこととしてございます。
最初の資料にお戻りください。3、今後の予定でございます。外部評価を含む行政評価の結果を踏まえて、令和8年度予算の編成作業を進めてまいります。また、外部評価の結果につきまして、区ホームページで公表いたします。
御報告は以上でございます。
加藤たくま委員長
ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
斉藤ゆり委員
こちらの所管ということで街路樹のところのお話になると思います。まず、最初に伺いたいんですけども、先ほどのバリアフリーのお話にもありましたけれども、こちら政策的見地から見直しや改善を要するとして企画部が選定した事業について外部評価をするというふうにありますけれども、所管として、この街路樹を管理していくことに関してどのような経緯でこれを受けたといいますか、思いがあって進めて、今後も進めていかれたいと思っていらっしゃるか教えてください。
宮澤都市基盤部公園課長
まず、選定に関しては企画部のほうで選定してございますので、当所管としてこれを選定されたいとかそういったことはないんですけれども、所管として、管理については、こちら最後まとめてございますが、やはり先ほどのバリアフリーとか、歩きたくなるまちづくりとか、そういった観点等を踏まえながら歩きたくなる空間に街路樹というものが寄与していくような形で今後管理ができたらなという思いでおります。
斉藤ゆり委員
私もそうなんだろうなというふうに思っておりました。やっぱりこれから中野区、令和8年度以降に向けてスマートウェルネスシティ中野構想もつくられ、歩きたくなるまちづくりに向けて緑というのは大変大きなポイントであり、その大きな緑の面積になるのがやはり、建物の緑もありますけれども、街路樹というのはとても大きなポイントになると思いますので、そういう意味からこちらを評価し、今後に向けて取り組んでいくという観点はとても大事だし、いいことだなと思ってこれを拝見していたところです。
中身について伺いたいんですけれども、今、道路を管理する道路管理課と公園課で道路の街路樹を管理していらっしゃいますけれども、そのお二つの所管についてどういうふうに連携をするとか、協働していくというような、定期的に話をしていくとか、取組をしているとかということがあるのか教えてください。
宮澤都市基盤部公園課長
まず、業務につきましては、道路ですので、道路自体の管理は道路管理課、道路建設課のほうでやっておりまして、ただ街路樹といったところでは、公園課のほうでは造園職も多数ございますので、効率的に委託を管理していくという点では公園課でやっているというところでございます。連携というところでありますけども、そこは清掃等で植樹桝の清掃は公園課のほうでやっておりますし、道路自体の清掃は道路のほうでやっておりまして、そこの重なる部分みたいなところはどちらがやるとかという調整は適宜しているところでございます。
斉藤ゆり委員
分かりました。今のところ不具合がないのでこの形式でしていくというふうなことなんだろうと思います。
一つ具体的に、実際に剪定をしていくところが、指名競争入札で北部・南部両地区の事業者が選定されているそうですけれども、近年、両地区で同一の事業者が継続して落札しているということですけれども、近年というのは何年ぐらいで、また入札にはもともと何者ぐらい参加していらっしゃるのでしょうか。
宮澤都市基盤部公園課長
入札参加について手元に今資料がないんですけれども、何年くらいといったところでは、10年に満たない範囲だったと記憶してございます。
斉藤ゆり委員
伺ったのは、適切にもちろん入札手続を進められていると思うんですけれども、ここに3の改善のところで、街路樹を傷めない剪定をしていかれたいという話が出ていて、これは強剪定の話なのかなというふうに思います。いろんな樹木のメンテナンスの仕方というのは時代に即して決められていくわけなので、そういう意味から言うと、例えば新たな事業者が入ることがよかったり、別に今までのとおりの事業者でもそういう視点を持たれてなさっていらっしゃるのかもしれませんけれども、そういう意味から、いろいろな事業者が入り込んでいくというのは大事なことだなというふうに思っているんです。まず、その強剪定について、中野区として構造的な剪定をやっていったほうがいいとか、何かそういう意味で今検討していることってあるんでしょうか。
宮澤都市基盤部公園課長
外部評価のヒアリングの際にも同様の質問がございましたが、強剪定というのは基本的にはやっていないところでございます。基本的には基本剪定、軽剪定、支障枝剪定というので対応しているところです。ただ、例えば樹木が近隣のお宅のほうに入ってしまうだとか、そういった場合に限ってはそれに限らず強剪定という形を取る場合もあります。その剪定方法につきましては、樹木の剪定士の資格を持った方に適切に指示をしていただきながら剪定してございまして、適切にやっているかなというふうに考えております。
斉藤ゆり委員
ぜひお願いしたいと思います。
一方で、中野区みどりの基本計画というのがありまして、こちらについては基本方針の軸をつくる施策の内容の中に、みどりの軸をつくりネットワーク化するとか、環境軸として重点的に整備を行っていくというような記載があるんですけれども、このみどりの基本計画とこちらの街路樹の管理というのはどういうふうに連携をしているのか、もしありましたら教えてください。
宮澤都市基盤部公園課長
基本的には、みどりの基本計画のみどりのネットワークといったところが位置付けられていると思っております。現在公園課でやっている作業としては、植えられた樹木を適切に管理するという観点でやっているところでございまして、この来年度以降に向けた方向性にも、先ほど御説明させていただきましたが、そういった計画との連動というか、計画に位置付けられたものをどういうふうに実現していくかというところの部分で、考え方というのをやっぱり一定程度整理していかなきゃいけないなというところで来年度以降取り組んでいきたいなと考えております。
斉藤ゆり委員
それは後ろのほうに書いてあると思います。
もう一つ内容について伺いたいんですけれども、ここのところの意見の中に、樹冠被覆率というのを上げていくことが大事だというふうにあります。みどりの計画のほうでも緑比率やみどり率という指標になっていまして、こちらのみどりの基本計画もこれから改定されていくと思うんですけれども、どういう指標を持たれてこの指針をつくっていかれるか。それとも、今のところ、そちらの計画を進められつつ、こちらはこちらで別にメンテナンスをしていくというふうな考え方なのか、そちらの樹冠被覆率の観点も入れていくのかとか、そういうことについてはいかがでしょうか。
宮澤都市基盤部公園課長
みどりの基本計画自体は現在は所管外になってしまうんですが、そちらのほうで、現在は樹冠被覆率は指標に入っていないと思うんですけれども、そちらでそういった考えを入れていくということであれば、当然ながら管理する立場である所管としては、それを踏まえた管理の方法に変えていくのかなといったところでございます。
斉藤ゆり委員
あともう一つが、東京都が管理する都道の樹木と中野区が管理する区道の樹木とあると思うんですけれども、今後例えばどういうふうな木を共に植えていこうとか、そちらのほうとの連携というか、連絡を取り合っていくとか、そういうことというのは行われる可能性はあるのでしょうか。
宮澤都市基盤部公園課長
現在は、都道は東京都、区道は区のほうで、それぞれが考え方を持って管理しているところです。とはいえ、みどりのネットワークとかにおいては、都道においてもみどりの軸として中野通りが設定されていたりだとか、そういうふうになっておりますので、その考え方を今後整理していく中では少し意見交換なんかは考えていきたいとは思っております。
斉藤ゆり委員
中野区全体のデザインをするに当たっては、そういう視点もいいのかなと思いますので、よろしくお願いします。
先ほど来課長からもお話がありましたけれども、今どういうふうな樹木、どういうふうな考えで植えていくのかみたいな、そういうことも含めて指針というものがないので、そのための管理に必要な指針を策定していくというふうにここに書かれておりますが、これは区の方々でなさるんでしょうか。どこか委託をするとか、専門家の方のお力を借りるとか、そういうことはあるんでしょうか。
宮澤都市基盤部公園課長
委託で調査委託は出していきたいなとは思ってございます。ただ、専門的な何か会議体をつくるだとかというところまではまだ考えていないところでございます。
斉藤ゆり委員
分かりました。先ほども申し上げましたとおり、やっぱり中野区の魅力を高めていくために、道路の街路樹等の整備を考え方を持ってしていくというのは、とてもこれからの中野に大事な視点ですし、まさに歩きたくなるまちづくりの実現にもつながっていきますので、ぜひこちら取組を進めていただきたいと思います。
伊藤正信委員
外部評価の結果、街路樹の剪定ですか、先ほど聞いていたんですけれども、強剪定というのは行っていないということの答弁だったんですけども、ある場所によっては、また樹木によっては強剪定も必要なのかなというところもあると思うんですが、先ほどの答弁の確認なんですけども、その辺いかがでしょうか。
宮澤都市基盤部公園課長
先ほど答弁したのは、基本的にはやっていないといったところです。ただし、例えば支障になっている枝が近隣住宅にあるだとか、枯れ枝とかがあれば、当然ながらそれは強剪定をかけないと病死してしまいますので、そういった場合はやる場合もありますというような御答弁をさせていただいたところでございます。
伊藤正信委員
実際に樹木の管理を健全に進めていくためには、こまめに剪定することが必要だろうと思うんですよね。年に一度は基本剪定、また軽剪定を進めていく。そうすることによって、長い目で見ると財政的にも負担がかからないと思うんですけども、その辺、今後樹木の管理、予算的な話になると思うんですけども、恐らくまだ不十分だと思うんですよね、このままでは。そういったことを考えると、ほとんど今現在進めているヒマラヤスギの伐採なんかも結構財政的にもかかっているわけじゃないですか。やはりこういった外部評価で出たということは、また来年度の予算にも関わってくると思うんですけども、その辺、所管としてどのように考えているのか。今の財政だけではやっぱり賄い切れないだろうと思うんですよね。そういったことを考えるとどういうふうに考えているのかお伺いします。
宮澤都市基盤部公園課長
現状は予算の範囲内で可能な限り、年に1回ぐらいは剪定に入れるような形でやっているところではございますが、昨今ちょっと枝葉が伸びているだとか、今年なんかは結構そういった陳情が多くございました。なので、来年度に向けては、そういった植栽だとか、剪定の費用については少し多めにというか、計上はしていきたいなというふうには所管として思っています。
伊藤正信委員
昨今この暑さで木も伸びたり、葉が伸びたりして、業者に聞きますと半分ぐらいは苦情の対応だという話も聞いています。やっぱりそれではいけないと思っております。やっぱりしっかりとした管理が必要だと思いますので、その辺を十分に把握してこの予算査定に向けて取り組んでいただきたいと思いますが。
先ほど都道の街路樹の話もありましたけれども、中野通り沿いはプラタナスが多くて、プラタナスは年に2回、夏季とちょうど冬から春にかけて2回やるそうですよね。その辺、しっかりと東京都は、財政的な面もあると思うんですけども、管理がうまくいっております。区も街路樹、樹木、また公園の内部の樹木なんかも質問させていただきましたけれども、管理をしっかりとしていくためにはやっぱり財政措置も必要だなと思っておりますので、さらに予算に向けての課の意気込みを聞きたいと思いますが、いかがでしょうか。
宮澤都市基盤部公園課長
少し繰り返しになってしまうかもしれないのですけれども、来年度予算に向けましては、そういった実態を踏まえながらしっかりと精査してまいりたいと思っております。
小林ぜんいち委員
令和7年度の外部評価の実施結果ということなんですけども、今、企画部にて5事業が設定されたということなんですけども、まず、この5年ぐらいの間で公園課以外の事業が対象になったのは、すみません、都市基盤部とかまちづくり推進部ではあるんでしょうか。
松前都市基盤部長
外部評価の対象になった事業ということでよろしかったですか。昨年度、住宅課が外部評価の対象になっております。
石原都市基盤部建築課長
建築課のほうの耐震化促進事業のほうが外部評価の対象になってございます。
小林ぜんいち委員
5年ぐらいの間に都市基盤部で二つ、まちづくり推進部のほうではなかったということで、これは企画部から言われたらやらなくちゃいけないものなんですかね。令和7年度は公園課の街路樹だよと言われたら、はいって受けるものなのでしょうか。というのは、まず前提として聞くんですけども、令和2年度に公園課の公園、ポケットパークの外部評価をやっているんですよ、数百万円かけて。それだけ、その年は。にもかかわらず、4年、5年のうちに、もう一回公園課の今度は街路樹をやるというのは何っていうふうに思うんです。これはここに言うよりも企画課に言いたいところなんですけどね。当時は、前回は令和2年度に、公園課の公園とポケットパーク、それぞれ9か10ぐらいと100施設ぐらいかな、167施設ぐらいやっているんですよね。本当に数十ページのものにして400万円ぐらいだったかな、かけてやっていて、そこだけしか外部評価しなかったんですよね、そこだけ、その項目だけしか。その後、形式を変えて、外部評価って幾つか変わってきた。予算書の最初に載っている項目についてやりましょうという年もありましたし、選んでやるという年もありましたし、今回は企画部のほうで5事業を選んだということがあるんですけれども、何が言いたいかというと、偏っているんです。なので最初に、何で公園課がそんなに注目されているの、外部評価の対象になっているの、ほかにもあるんじゃないのという意味で最初聞きました。
その上で、さっき言いましたように令和2年に外部評価を公園で行っている。それも剪定の話ですとか、それから管理のこと、公園全体、トイレのこともありましたよね、それから遊具のことも当然ありました。時代が変わっているので、そのときに評価を受けて指摘されたような内容について、それは公園というものとこの街路樹では違いますけど、そこに反映されたものってこの5年間の中でありますか。公園のポケットパークの指摘されたことが生かされた、公園事業からこの街路事業に生かされたものって何かありますでしょうか。
宮澤都市基盤部公園課長
当時、令和2年度、委員御指摘のとおり、数十ページというかの外部評価を受けておりまして、評価のまとめであったりとかというところで、先ほどおっしゃられたとおりトイレであったり、遊具であったりというところの管理の部分で、トイレであったらその計画的な整備だとか更新をしていこうといったところだとか、利用ルールの整備だったりとか、そういったところが外部評価の結果があったのかなというふうに認識してございます。
令和2年度でしたので、その後、公園課としては公園再整備計画を令和4年度に策定をして、その中に再整備する公園を位置付けるとともに、公園利用ルールであったり、トイレであったり、そういった管理の方法みたいなのを検討していくということを位置付けた上で、今は公園のトイレであったりとかユニバーサルデザイン、バリアフリーの整備を進めているところでございますし、遊具の安全点検を踏まえた上で遊具更新を進めておりますので、そういった意味では評価結果を踏まえた予算を適切につけた上で管理を実施しているというふうに認識してございます。
小林ぜんいち委員
同じ公園課の中で、公園という事業と街路樹、ほかにも道路というか、公園的なものもあるでしょうけれども、その公園そのものではなくて、例えば街路樹だとか、公園課で取り扱う事業の中に前回の令和2年度に行われた外部評価が生かされた──公園は公園で当然生かさなくちゃいけないと思うんです、外部評価を。だけど、公園課として共有をして、ほかの部署の事業への指摘されたことなどについての、何て言ったらいいんですかね、物の考え方を生かしてほかの事業も進めている、そういったことがあるかないか。公園だけで終わってしまったから、公園はしっかりやっているけども、それでしっかりやっていますよということなんでしょうかね。と思うと、やっぱりほかのところにも生かしてほしいなというふうに思うんです。今回この街路樹で行われた。だから、つまり何が言いたいかというと、企画部でこの都市基盤部の公園課の街路樹について指摘したんだったら、公園課の街路樹管理をちゃんとやれよじゃなくて、ほかの部署でも同じようなことがあるんじゃないのというところに生かす。ここで言っても多分始まらないと思うんです。企画部がちゃんとまとめるんだよっていう話になっちゃうと思うんですけども。そこまでいかないと、企画部がいないので、総務委員会ではないのでそこは言えないんですけれども、選定した意味が全くないというふうに思うんですね。
ここで言えば、同じ公園課の中でほかにないの。例えば道路建設課だったらどうなの、道路管理課だったらどうなの、住宅課だったらどうなの、例えばの話ですけども。というふうに、例えばまちづくりでも、まちづくりのどこかの部署のところでは本当にそれでいいのという。街路樹だとまちづくりにも関係する、道路にも関係してくるところも当然あるわけで、工作物的にもきちっとそこにはあるわけなので、そういったところにもしっかり波及していくというのかな、ここで言うと横の連携というか、そこにも聞かないと、ただ公園課が選ばれて、公園課が指摘されて、公園課が評価を受けたらどうだっただけで終わってしまうというところが、これは課長に聞いても非常に答えにくい話だとは思うんですけど、企画部に言わなくちゃいけない話だとは思うんですけども、この辺、部長に聞いたほうがいいんでしょうかね。どういう他部署、他事業への展開ができるのか、またほかへ生かすことができるのか。予算かけて行っている外部評価なのか、当時の200万円ぐらいかけたものと同じものなのか、そうでないのかちょっと分かりませんけれども、区としてどういう評価を受けて今後の事業に生かそうとしているのかについてお伺いしたいんですが。
松前都市基盤部長
外部評価制度は、所管でないので具体的な制度設計については申し上げられないんですが、何度か変遷を経て今このような形になっていると認識しております。どうしても事業そのものが選定をされてしまうので、評価をしていただく皆さんも、その事業がどうなのかという視点でこのような御意見を頂戴しております。その御意見を頂いた上で、所管として継続するのかどうするのかというような意思の表明をするということになってはいるんですが、おっしゃるとおり、この評価は何のためにするかといえば、その事業が本当に効率的に行われているのかとか、その成果が投資しているいろいろなコストに対してどれだけ上げられているのかという根本的なところは、どの事業も当然に押さえねばならないところであり、外部評価に選ばれるのは数は少ないんですが、同時に、その行政評価としては内部評価ということも併せてやっておりまして、それはその内部の人間が自分たちがふだん行っている事業をもう一回点検をするという視点で、どうあるべきかということをやっております。その中で外部評価は、特に外部の方から非常に真摯な御意見を頂くというところでありまして、その内容は選定された事業課だけではなくて、当然都市基盤部、またほかの常任委員会でかけられるそれぞれの事業についても当然我々はその内容は知るところができますので、十分に指摘頂いている内容は、それぞれの立場に振り返ってきちんと各事業にはフィードバックをしていくべきものですし、そのように捉えるように、改めて全庁的には今頂いた御意見等々をきちんと共有してまいりたいと思っています。
角まちづくり推進部長
先ほど委員のほうから横展開についての御質問がありましたけども、例えば街路樹に限らず、そのみどりのネットワークということであれば、例えばこれから始めます西武新宿線沿線のまちづくりで、具体的にどういうふうにそういったところを充実させていくかというところは当然議論になっていますので、そういった議論をする中でも、こういった外部評価で受けた区民の方々の意見というのは当然踏まえながら進めていくべきだというふうに思っていますので、そういった意味では、こういった区民の声を捉えるような外部評価なり、いろいろな、様々な御意見を頂きながら、具体のまちづくりはまちづくり推進部のほうで、そういったものを受けて展開していくべきというふうに考えてございますし、そういったところを入れながらまちづくりを進めているという現状でございます。
小林ぜんいち委員
すごく今お二人の部長から頂いた今後のことについては大事だというふうに思っています。
最初に伺ったように──最初というのは、企画部から何で選ばれちゃったのというか、断れなかったのというか、ほかの何で事業ではなかったのかということについては、やはり企画部でこの短期間の間に公園課だけ集中的にやるような、どうかそれは知りませんけれども、もっと満遍なくできるような仕組みは取ってほしいなという、これは個人的な要望です。別に公園課に味方するとかそういう意味じゃなくて、公園課で二つ4年間でやるんだったら、ほかの課、もっとやっていないところがあるでしょうというぐらいだと思うので、それが1点目です。
二つ目は、外部評価で受けた評価というのは、必ずしも内部評価とは違う評価が出ているものが多くあると思います。これまでは内部評価、外部評価、決算時においては一冊の冊子にしていただいたところもありましたけれども、横の展開というのはすごく大事だなというふうに思っています。会計監査なんかでも横展開、それができなかったら意味がないというのと同じだと思っているので、それと同じように、外部評価が出たものについては、各所管が、事業部がしっかりと、自分の所管であれば、事業部であればどういった評価に相当するのかというようなことも、内部評価の中でやっていらっしゃるとは思うんですけれども、あえてそういったものは大事なんじゃないかということをすごく感じました。
その上で一つだけ。この街路樹の外部評価ということについてなんですけれども、外部評価者の3番の方が、改善と拡充ということを言われています。新たな街路樹の植栽によって樹冠被覆率を向上させることが大事なんだというふうに言っているんですけども、これってどの程度できていくのかなって、単純にこのところだけの話なんですけども、剪定ももちろんしなくちゃいけない、植え替えなくちゃいけないのも出てくるでしょうし、そういった中で増やしていくということは、予算的な意味ではなくて、区の計画として、街路樹の計画としてこれはできるものなんでしょうか。改善を求められているのでね、この方はね。個々について聞くようになってしまっていけないのかもしれないんですけども、今後の方向としていかがでしょうか。
髙田都市基盤部道路建設課長
先ほどのバリアフリー工事でも、歩道の工事をする際に植樹帯をどちらにしろ植え替えないといけないとかそういった場合もありますが、やはりその段階で樹冠被覆率を上げていくというのはなかなか難しいことだとは考えています。あとは都市計画道路等、新しくできる道路に関しては、まちづくりのほうですけども、住民の意見を聞いて樹木選定とかを行っておりますので、その樹冠被覆率を向上させるかどうかは、みどりの計画の件もありますし、どういった方針でやっていくのか、そちらのほうで決まったことをどう反映させていくのか、これからの考え方なのかなとは考えております。
小林ぜんいち委員
すごく難しい点で、しかしながら区民の方が求められるのは、緑を多くしてほしいというところに尽きるのかなというふうには思います。
最後に、区の外部評価結果を踏まえた事業所管での検討として、区民の生活環境がさらに向上していくことを目指して、みどりのネットワークを踏まえた道路空間の形成を努めていくというふうにあります。この辺というのは、これは公園だけではなくて、今道路建設課のほうからも答弁がありましたけれども、一緒になってやっていく、また、場合によってはまちづくりのほうとも一緒になってやっていかなければならないような事業だと思うんですね。この辺のまちづくりと公園、道路との連携というのは、今後──今後というか、日常的と聞いたらいいのか分かりませんけど、要するにできているものなんでしょうか、それとも折々になるのでしょうか。どこかのまちづくりが中心になるのでしょうか。
宮澤都市基盤部公園課長
まずは、この街路樹の話だけに限らず、現状もまちづくり推進部と都市基盤部で主要な課題について話し合うといったことはしているところです。こういった管理に必要な指針みたいなもの、どういったものが出来上がるかというのは今後になりますけれども、例えばこういった樹種がいいだとか、樹形をこうしたほうがいいだとかというものがつくれれば、当然まちづくり推進部とか、それを道路管理課等のほうにも展開しながら、管理はこちらの公園課のほうで今やっておりますけども、そういったことがしやすいような形に整備をしていってもらうということは必要だと思っております。
加藤たくま委員長
休憩します。
(午後3時13分)
加藤たくま委員長
再開します。
(午後3時13分)
塚本都市基盤部都市計画課長
都市計画マスタープランの中でグリーンインフラの整備、みどりのネットワーク、そういったところの考え方を示してございます。ですので、当然区内におけるまちづくりを進めていく中では、みどりの環境軸をちゃんとつくっていきましょうという基本理念というものはしっかりみんな共通認識で持っているところでございます。
小幡まちづくり推進部まちづくり計画課長
まちづくりにおきましても、都市マスタープランですとか、それから脱炭素の取組という点でも緑を増やしていくということで考えておりますし、それぞれのまちづくりの計画をつくっていく中でもみどりのネットワークをつくっていくということを考えていきたいというふうに思っておりますので、そういった点については、道路建設課ですとか道路管理課、それから公園課と連携をしていきたいと考えてございます。
井関源二委員
10ページ、外部評価モニターの主な意見というのは、これはメールでお寄せいただくんでしょうか、それともその場で発言していただくんでしょうか。
宮澤都市基盤部公園課長
外部評価モニターの意見についての収集方法でよろしかったですか。こちらについては、アンケート回答をしていただいているというふうに聞いてございます。
井関源二委員
例えば、寄せられた意見に対して区は何か回答しているのでしょうか。
宮澤都市基盤部公園課長
すみません、所管外なので把握していないところではございますが、意見を記入していただいたものを受け取っているといったところまでは把握しているんですけれども、返し方についてはちょっと把握していないところでございます。
井関源二委員
仮に回答しないとして、例えばこの主な意見、区民の苦情に「木を切らないで」という区民の声があるのに区は発言していない、「東中野の木を切らないで」という声が大きいのに、なぜ苦情に対し回答していないのかというのは何ででしょうか。
宮澤都市基盤部公園課長
こちらのモニターの意見については所管としては受け取っているところではございませんが、個別のこの意見については、公園課に来ているこういった御意見については都度都度回答しているところでございますし、東中野の木の件についても、別途、関係者間で話し合いながら進めているというふうに認識してございます。
いさ哲郎委員
改めて区の報告の中に樹冠被覆率という言葉が出てきたことも歓迎したいなと思います。この数年、中野区で樹木を増やす指標を持つべきだと、その指標は樹冠被覆率を用いるべきだということで求めてきたところで、やっとこういう言葉が現れてきたのですが、この中で、特に街路樹というところでどう考えていくのかというところなんですけれど、少し具体で取り組まなければいけないのではないかなと思っているんです。昨年の第3回定例会でヒートアイランドの問題を取り上げた際にも、2023年までの9年間で、中野区の樹冠被覆率が34.7%、3分の1以上減っていると、極めて短期間に樹木が減っていることが見て取れるという中で、ちょっと急ぎ感のある対応が必要になってくる。その樹木を増やせる可能性の一つが街路樹だということだと思うんですが、こういう御認識があるかどうか確認したいと思います。
髙田都市基盤部道路建設課長
樹冠被覆率に関して、街路樹に関しては、進め方に関して、なかなか既存の部分、今低木の街路樹に関して、樹冠被覆率を上げるためには多分高木等を植えていかないとということになると思います。そうなると、やはり歩道の幅員が限られている中で植えていかないといけないということになりますので、先ほどのバリアフリーのこともありますので、そういったバリアフリーのこととかほかのことを勘案しながら進めていかないといけないとは考えていますので、難しいとは正直考えてはおります。
いさ哲郎委員
その昨年の質疑のときに、海外の都市ではアーバンフォレスト戦略というのを持っていて、都市部で樹木を増やす中心は街路樹であるという考えの下に、街路樹の樹木をどれだけ増やすのかというのは数値で目標を持っているということはお話ししていると思います。でも、おっしゃるように中野区のようなところでは、道路も狭い、歩道も狭いということで樹冠を横に伸ばすのがとても難しいという現実はあろうかと思います。でも、じゃあどこで樹木を増やすんだと考えたときに、ほかに方法があるのかというのは、とてもこれは難しいなと思っていて、ちょっとここから先は答えにくいのであまり質問にはしたくないんですけど、要するに、今までの植樹の考え方をどこかで改めなきゃいけないんじゃないかなと僕は思っているんです。
どういう樹木の管理だったり手法を持っているのかっていろいろ調べてみたら、最終的に行き着いたのは国土交通省の在り方なのかなと思っているんです。先ほど披瀝しましたアーバンフォレスト戦略を持っている海外では、土木的な思想ではなくて植樹を中心に考えていると。樹木の在り方、街路樹の在り方そのものの管理の仕方も含めて転換をしていかないと、じゃあどこで樹木を増やすという話に答えは出てこないというふうに僕は思っていて、なのでここから先はもう所管外の話になってしまいそうなんですけれど、結局、区民委員会で今出ているような環境基本計画の第5次の素案の中で樹木を増やしますとなったときも、結局その成果指標、その施策の指標としては樹冠被覆率も出てこないし、辛うじて、地球温暖化やヒートアイランド現象の緩和に寄与する樹木の枝葉が地面を覆う割合を増やしていくことも重要ですと、これは樹冠被覆率のことだと思うんですけれど、こういう書き方になっていると。こういう考え方そのものを根本から転換していく必要があるとともに、環境施策が上位になっていかないと、こういうところも変えていけないなと改めて思うんです。今って、こういう所管がまたがった形で樹木の問題ってどこかで話し合っている機会があるのかどうなのか、いかがでしょうか。
宮澤都市基盤部公園課長
現状は庁内にはないかなと思います。
いさ哲郎委員
なので、ここではこれ以上聞けないかなと思うんですけど、結局そういうものが必要になってくるだろうと。そういう位置付けの中で、今の街路樹の在り方がどう位置付けられて、樹冠被覆率にどれだけ寄与するのかという話になってくるんじゃなかろうかと思うので、これまでの延長上でやっていても、結局環境の問題って、言葉では出てくるけど寄与できないということじゃなかろうかと思います。なので、これはぜひ持ち帰って、横串ということとともに、環境の施策ですから全体の話として捉え直してほしいなという希望があります。答えにくいと思うので、これは要望としておきます。
なお、ちょっと関連することについては、ここから先は第1回定例会で質疑をしたいと思います。
加藤たくま委員長
ほかございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
加藤たくま委員長
なければ、以上で本報告について終了します。
次に、4番、その他、理事者から何か報告はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
加藤たくま委員長
なければ、以上で所管の報告を終了します。
次に、審査日程のその他に入ります。
委員会を暫時休憩いたします。
(午後3時23分)
加藤たくま委員長
委員会を再開します。
(午後3時23分)
休憩中に御確認していただきましたとおり、次回の委員会は第4回定例会中とし、急な案件が生じた場合は正副委員長から招集させていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
加藤たくま委員長
御異議ありませんので、そのように決定します。
以上で本日予定した日程は終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
加藤たくま委員長
なければ、以上で本日の建設委員会を散会します。
(午後3時23分)