令和8年03月05日中野区議会予算特別委員会
令和8年03月05日中野区議会予算特別委員会の会議録
23.09.30 中野区議会決算特別委員会(第1日)

.令和8年(2026年)3月5日、中野区議会第一・第二委員会室において開会された。

.出席委員(41名)

  1番  高  橋  ちあき         2番  山  内  あきひろ

  3番  武  井  まさき         4番  日  野  たかし

  5番  木  村  広  一        6番  斉  藤  けいた

  7番  井  関  源  二        8番  黒  沢  ゆ  か

  9番  大  沢  ひろゆき       10番  武  田  やよい

 11番  広  川  まさのり       12番  いのつめ  正  太

 13番  間     ひとみ        14番  河  合  り  な

 15番  市  川  しんたろう      16番  加  藤  たくま

 17番  甲  田  ゆり子        18番  小  林  ぜんいち

 19番  白  井  ひでふみ       20番  吉  田  康一郎

 21番  立  石  り  お       22番  小宮山   たかし

 23番  内  野  大三郎        24番  い  さ  哲  郎

 25番  細  野  かよこ        26番  斉  藤  ゆ  り

 27番  杉  山     司       28番  ひやま      隆

 29番  高  橋  かずちか       30番  大  内  しんご

 31番  伊  藤  正  信       32番  平  山  英  明

 33番  南     かつひこ       34番     欠  員

 35番  石  坂  わたる        36番  むとう   有  子

 37番  羽  鳥  だいすけ       38番  浦  野  さとみ

 39番  山  本  たかし        40番  中  村  延  子

 41番  酒  井  たくや        42番  森     たかゆき

.欠席委員

      な  し

.出席説明員

 中野区長    酒井 直人

 副区長     青山 敬一郎

 副区長     栗田 泰正

 教育長     田代 雅規

 企画部長    岩浅 英樹

 企画課長    中谷 博

 財政課長    竹内 賢三

 広聴・広報課長 矢澤 岳

 総務部長    濵口 求

 防災危機管理担当部長          千田 真史

 DX推進室長  滝瀬 裕之

 総務課長    永見 英光

 職員課長    中村 洋

 区民部長、窓口サービス担当部長     高橋 昭彦

 文化・産業振興担当部長         吉沢 健一

 子ども教育部長、教育委員会事務局次長  石崎 公一

 子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当) 森 克久

 地域支えあい推進部長、地域包括ケア推進担当部長、

 地域支えあい推進部すこやか福祉センター調整担当課長事務取扱 石井 大輔

 健康福祉部長  杉本 兼太郎

 保健所長    水口 千寿

 環境部長    浅川 靖

 都市基盤部長  松前 友香子

 まちづくり推進部長           角 秀行

 中野駅周辺まちづくり担当部長      高村 和哉

.本会の書記は下記のとおりである。

 事務局長     堀越 恵美子

 事務局次長    分藤 憲

 議事調査担当係長 鈴木 均

 書  記     田村 優

 書  記     細井 翔太

 書  記     森園 悠

 書  記     梅田 絵里子

 書  記     川辺 翔斗

 書  記     志賀 優一

 書  記     竹中 雅人

 書  記     堀井 翔平

 書  記     稲葉 悠介

 書  記     砂橋 琉斗

.委員長署名


午後100開議

○河合りな委員長 定足数に達しましたので、ただいまから予算特別委員会を開会します。

 第6号議案から第10号議案までの計5件を一括して議題に供します。

 初めに、先ほど開かれた理事会の報告を行います。

 まず、本日の委員会運営について、主査報告は総務、区民、厚生、建設、子ども文教の各分科会の順に行い、報告後、順次質疑を自席で行うことを確認しました。

 次に、討論については、従前の例に従い省略することを確認しました。

 次に、採決の順序、方法については、第6号議案を起立、第7号議案を簡易、第8号議案を起立、第9号議案を起立、第10号議案を起立により順次採決を行うことを確認しました。

 次に、採決については、合理的な配慮を必要とする場合は、挙手により表決することも認めることを確認しました。

 次に、意見についてですが、提出された意見はありませんでした。

 なお、意見は主査報告が終了するときまで提出できるため、提出があった場合には委員会を休憩し、理事会を開いて協議を行います。

 また、お手元の資料要求一覧の最終版については、会議録の巻末に添付することを確認しました。

 以上が理事会の報告ですが、質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○河合りな委員長 それでは、ただいまの報告のとおり委員会を運営することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○河合りな委員長 御異議ありませんので、そのように運営します。

 それでは、これより主査報告を行います。

○大沢ひろゆき副委員長 初めに、総務分科会主査の報告を求めます。

○河合りな主査 2月27日、3月2日及び3日に行いました総務分科会の審査の経過について報告いたします。

 当分科会では、第6号議案、令和8年度中野区一般会計予算(分担分)、第7号議案、令和8年度中野区用地特別会計予算、第8号議案、令和8年度中野区国民健康保険事業特別会計予算(分担分)及び第10号議案、令和8年度中野区介護保険特別会計予算(分担分)の審査を行いました。

 初めに、第6号議案、令和8年度中野区一般会計予算の分担分について、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容を報告します。

 最初に、企画費、平和・人権・男女共同参画中、ユニバーサルデザイン評価・アドバイザー会議謝礼の内容が問われ、「4回の会議を予定しており、若宮児童館の実施設計、産業振興センターの改修に伴う計画の策定や、導入ガイドラインの見直し等について意見をもらうことを考えている」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「まちづくりにもユニバーサルデザインは活用できるが、バリアフリーとのバランスが大事である。成果指標としてのモデルをつくっていただきたいがどうか」との質疑があり、「区有施設への導入から始めたが、今後は中野区のまちをどのようにしていくのかも含めて検討していきたい」との答弁がありました。

 次に、広聴・広報中、ホームページへの生成AI検索エンジン導入経費の内容が問われ、「プロポーザルでの契約となるが、イニシャルコストを909万1,500円、ランニングコストを53万7,900円で計上している」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「費用面や危機管理の観点からも、ホームページ運用保守委託業者による一元管理がよいと考える。障害が発生した際の対応を整理しておくべきではないか」との質疑があり、「区としても整理し、ホームページ運用保守委託業者と今後協議していく」との答弁がありました。

 次に、総務費、庁舎管理中、通話録音サーバ接続及びラック設置工事等の内容が問われ、「なかのコンタクトセンター導入に伴い、本庁舎の直通電話の通話を録音する機器を設置するための経費である」との答弁がありました。

 これに対し、庁外施設に導入しない理由が問われ、「先行事例もなく、庁外施設の電話交換機器へサーバ接続できるかなどの技術的な課題もある。本庁舎での実績や事例を収集し、必要性も踏まえながら検討していきたい」との答弁がありました。

 これに対し、「庁外施設の状況等を調査し、優先すべきところから設置していくような取組をぜひ検討していただきたい」との要望がありました。

 次に、福利・健康管理中、健康経営の推進に係る取組内容が問われ、「職員が健康を自分ごととして捉え、行動変容を起こす契機となるセミナーや体験等を実施する予定である」との答弁がありました。

 これに対し、「女性の健康支援にも取り組む必要があると考えるが、予定している取組はあるか」との質疑があり、「女性特有の健康課題への理解が、職員に浸透するためのセミナーの開催を考えている。また、健康診断の結果を調査・分析し、痩せや貧血などの課題について、産業医や保健師等の意見を踏まえた改善策を検討していく予定である」との答弁がありました。

 次に、生活・交通安全中、防犯機器等購入緊急補助事業経費について、「申請件数はどのくらいを見込んでいるのか」との質疑があり、「1,600件の申請を見込んでいる」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「中古品が補助対象でない理由は何か」との質疑があり、「中古品では防犯性能の保証に懸念がある。また、長い期間利用いただくという意味でも新品を対象としている」との答弁がありました。

 これに対し、「補助対象となる案件について、分かりやすく周知していただきたいがどうか」との質疑があり、「検討していきたい」との答弁がありました。

 次に、デジタル政策中、高齢者デジタルデバイド対策事業経費の内容が問われ、「スマートフォンの購入助成事業に係る経費と操作講習会に係る経費である」との答弁がありました。

 これに対し、「購入助成事業では補助金の活用を見込んでいるのか」との質疑があり、「補助上限額1,000万円まで補助率10分の10の都補助金の活用を見込んでいる」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「操作講習会の実施は、ナカペイや東京ポイント事業等を高齢者に活用してもらうためにも非常に重要だと考える。実施回数と受講者数はどのくらいを見込んでいるのか」との質疑があり、「計24回実施し、延べ360人程度の参加を見込んでいる」との答弁がありました。

 このほか、指定管理者施設労働環境調査委託、平和の旅事業経費、複合施設等整備計画検証支援業務委託、新聞購読・複写配布利用料、障害者雇用推進経費、中野区区有施設保全計画策定委託、帰宅困難者対策経費、テレワークの更なる利用促進に係る経費などの質疑がありました。

 次に、一般会計歳入では、使用料及び手数料、財産収入、寄付金についての質疑がありました。

 次に、第7号議案、令和8年度中野区用地特別会計予算、第8号議案、令和8年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分、第10号議案、令和8年度中野区介護保険特別会計予算の分担分については、質疑はありませんでした。

 以上が主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨申し添えます。

 以上で総務分科会における審査の報告を終わります。

○大沢ひろゆき副委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○大沢ひろゆき副委員長 なければ、以上で総務分科会主査の報告を終了します。

○河合りな委員長 次に、区民分科会主査の報告を求めます。

○甲田ゆり子主査 2月27日、3月2日及び3日に行いました区民分科会における審査の経過について報告をいたします。

 当分科会では、第6号議案、令和8年度中野区一般会計予算の分担分、第8号議案、令和8年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分及び第9号議案、令和8年度中野区後期高齢者医療特別会計予算について審査を行いました。

 当分科会における主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。

 初めに、第6号議案、令和8年度中野区一般会計予算の分担分の歳出では、区民費、区民サービス企画調整中、戸籍住民窓口及びフロアマネージャー等業務委託について、令和7年度から増となった要因を問われ、「公契約条例で定める労働報酬下限額が約9.5%上がったことが主な要因である」との答弁がありました。

 これに対し、「今後、予定しているフロアマネージャーの適正配置は大きな課題のため、引き続き見直しをしっかり行ってほしい」との要望がありました。

 これに関連し、他の委員から、「配置見直しに当たっての業務分析の予算がついていないが、来年度からの配置見直しの検討は本当に進めていけるのか」との質疑があり、「配置見直しは業務分析によらずとも可能であり、来年度検討を進めていく」との答弁がありました。

 次に、住民記録中、マイナンバーカード交付等業務委託等について、令和7年度と比較し、約2,700万円増となった理由を問われ、「人件費増のほか、新規で委託内容を追加したためである」との答弁がありました。

 これに対し、「新規で追加した委託内容は何か」との質疑があり、「外国人の在留期間更新手続や、マイナンバーカード交付準備及び事後処理の事務である」との答弁がありました。

 次に、税務管理中、地方税共同機構分担金について、「令和7年度より約1,000万円の増になっており、令和6年度決算額と比較しても2倍程度の金額になっているが、主な要因は何か」との質疑があり、「エルタックスの更改が予定されており、中でも電子申告等関係費の負担金が大きく増加していることが主な要因である」との答弁がありました。

 これに対し、「エルタックスを推進することで得られる効果は何か」との質疑があり、「例えば、これまで一部画像データのみ提供されていた確定申告書のデータが数値で提供されるようになるなど、業務の改善につながっていく」との答弁がありました。

 次に、中小企業支援中、伴走型中小企業経営支援実施委託等について、令和7年度と比較し増となった理由を問われ、「令和7年度に試行実施として週2回開設している相談窓口を、令和8年10月より週5日から6日開設する予定であり、その経費を計上したものである」との答弁がありました。

 これに対し、「相談窓口を拡大することを広く周知すべきでないか」との質疑があり、「産業振興センターのホームページ等における周知や、ナカペイ加盟店にメールを送付する等情報発信を工夫していきたい」との答弁がありました。

 これに関連し、他の委員から、「伴走型中小企業経営支援の効果として成果指標を持つことを考えているか」との質疑があり、「事業者の声等を聞きながら総合的に検証していきたい」との答弁がありました。

 これに対し、「事業立ち上げから関わりのある西武信用金庫との連携を密にし、成果をはかれる仕組みを検討してほしい」との要望がありました。

 次に、文化振興・多文化共生推進中、友好都市・諸外国との交流事業費について、「国際交流における区の基本的な考え方は何か」との質疑があり、「区民に還元される交流、テーマ性を持った交流、オンラインの活用等効果的な交流の三つを柱に据え、より充実した住民同士の交流につながる形を模索・推進していく」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「国際交流事業を行う目的を意識するためにも、設定した柱における指針を設けるべきではないか」との質疑があり、「交流都市とも協議し、交流の意義を明確にさせながら国際交流を進めていく」との答弁がありました。

 次に、環境・緑化推進中、(仮称)なかの気候区民会議運営委託等について、「気候区民会議から得られる成果を生かし、区民の行動変容にどのようにつなげられるか」との質疑があり、「区民が考えた環境行動を、議論の過程も含め動画やSNS等で広めるほか、環境イベント等での周知を考えている。また、単なる情報提供にとどまらず、区民の共感を高め意識の醸成につながるような発信方法を検討する」との答弁がありました。

 これに対し、「行動変容に結びつくまでのハードルは高いと思うが、具体的な成果が得られるようしっかりと検討してほしい」との要望がありました。

 次に、資源回収推進中、資源回収における熱中症対策について、委託費が増となっている理由を問われ、「びん・缶及びペットボトルの回収事業について、夏季の作業人員や予備人員を増やすためである」との答弁がありました。

 これに対し、「現場の熱中症対策は大切なため、増額分が確実に人員の増加に活用されているか、しっかり確認してほしい」との要望がありました。

 そのほか一般会計歳出については、消費者啓発事業、商店街街路灯撤去及び新規設置事業、デジタル地域通貨事業委託、花と緑の祭典等などについての質疑がありました。

 続いて、一般会計歳入については、特別区民税、産業振興センター施設使用料、ふるさと納税推進事業などについての質疑がありました。

 続いて、第8号議案、令和8年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分では、国民健康保険料軽減分についての質疑がありました。

 続いて、第9号議案、令和8年度中野区後期高齢者医療特別会計予算では、質疑はありませんでした。

 以上が区民分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨申し添えます。

 以上で区民分科会における審査の報告を終わります。

○河合りな委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○河合りな委員長 なければ、以上で区民分科会主査の報告を終了します。

 次に、厚生分科会主査の報告を求めます。

○細野かよこ主査 2月27日、3月2日及び3月3日に行いました厚生分科会の審査の経過について報告いたします。

 当分科会では、第6号議案、令和8年度中野区一般会計予算(分担分)、第8号議案、令和8年度中野区国民健康保険事業特別会計予算(分担分)及び第10号議案、令和8年度中野区介護保険特別会計予算(分担分)の審査を行いました。

 初めに、第6号議案、令和8年度中野区一般会計予算についての分担分のうち、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。

 初めに、6款地域支えあい推進費、区民活動推進中、区民公益活動に対する政策助成について、積算根拠が問われ、「申請数の伸び率を基に、物価上昇率や最終的な充足率を加味して積算した」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「助成対象となった事業は、ためまっぷなかのへの掲載が必須となっているが、その効果をどのように捉えているか」との質疑があり、「各年度のプレビュー数は増加しており、事業の周知につながっていると考えている」との答弁がありました。

 次に、SWC推進中、健幸ポイントを活用した健康づくり促進のための実証事業(推進)について、「事業実施に当たり、高齢者世代にも気軽に参加してもらえるように取り組んでいるのか」との質疑があり、「健康セミナーを行った際に、産業振興課の協力も得て、機器やポイント交換に係る説明会を併せて実施したことで一定の効果があったと感じており、引き続き取り組みたい」との答弁がありました。

 これに対し、「世代間の取組状況に差が出ないよう、他部署の説明会等を活用するなど組織横断的に取り組んでもらいたい」との要望がありました。

 次に、在宅療養推進中、認知症とともに暮らす地域安心事業(推進)について、事業の拡充内容が問われ、「もの忘れ検診において、75歳の方に加え70歳の方にも受診券を送付し勧奨することで受診率向上を目指すものである」との答弁がありました。

 これに対し、他の委員から、「受診率向上だけでなく、検診受診後に医療へつなげる取組を行ってほしいが、どうか」との質疑があり、「地域包括支援センターと連携して対応しているところであり、もの忘れ検診後のフォロー講座やオレンジカフェ等にも案内し、医療や通いの場につながるよう引き続き取り組みたい」との答弁がありました。

 次に、地域子育て支援中、母子保健DXの推進に伴う体制づくり(拡充)について、事業の進捗状況及び令和8年度の取組が問われ、「令和7年度は、母子健康手帳アプリ導入に向けた課題を整理している状況であり、令和8年度は、アプリ導入に加え、産後ケア事業等のオンライン予約の導入に向けた検討に取り組む予定である」との答弁がありました。

 これに対し、「産後ケア事業等の予約をできるだけ簡単にしてほしいという声は多い。オンライン予約を早期に導入できるよう取り組んでもらいたい」との要望がありました。

 次に、7款健康福祉費、スポーツ活動中、小中学校施設開放、学校跡施設地域利用について、「区内でスポーツをする場所が少ないという声を多く聞く。スポーツができる環境のさらなる創出に取り組んでほしいが、どうか」との質疑があり、「学校跡施設の利用について積極的に取り組んでいるが、引き続き教育委員会等とも連携しながらスポーツ活動の場所や機会の確保に努めたい」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「施設ごとに管理する所管が異なるが、利用する区民が困らないよう窓口の集約はできないのか」との質疑があり、「他部署と調整を行い対応してきたところであり、今後も関係所管と連携し、可能な限り集約に向けて取り組みたい」との答弁がありました。

 次に、在宅福祉中、移動支援について、「社会参画活動等に伴う外出が対象となっているが、通勤などの定期的な外出も対象にできないのか」との質疑があり、「支援の必要な方々に広くサービスを利用してもらえるよう様々な状況を勘案しながら、地域生活支援事業の枠組みの中で対象範囲を検討していきたい」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「他区に比べ、利用上限時間が短い。今後、上限時間の引上げを検討してほしいが、どうか」との質疑があり、「他区の状況を参考にし、適切なサービスを提供できるよう検討していきたい」との答弁がありました。

 次に、自立支援中、就労準備支援事業業務委託及び就労支援事業業務委託等について、「生活保護の相談は若年層が増えてきていると感じるが、就労につながるように工夫している点はあるのか」との質疑があり、「その時々の傾向等を把握し、支援の充実を図っていることに加え、就労後の定着についても支援しており、引き続き改善を図りながら利用者に寄り添った支援に取り組みたい」との答弁がありました。

 これに対し、「伴走支援することで就労に結びつけられるよう、他部署との連携も検討してほしい」との要望がありました。

 次に、保健企画中、受動喫煙防止対策事業(拡充)について、「受動喫煙防止対策条例を制定し、分煙に向けた取組を求めてきたが、その一方で喫煙に伴う健康リスクの啓発も同時に進めていってほしいが、どうか」との質疑があり、「区民の健康増進等を図ることを目的とした条例であるため、今後は分煙を進めていくことに加え、これまで以上に喫煙によるリスクの周知啓発に取り組みたい」との答弁がありました。

 このほか、新地域包括支援センター事務室整備工事について、民生児童委員活動費について、健幸プラザ運営委託等について、なかの長寿ふれあい食堂推進事業補助について、介護サービス事業所物価高騰対策支援金等について、特別区区民葬儀補助金について、手話言語理解促進事業について、狂犬病予防注射推進経費についてなどの質疑がありました。

 また、一般会計歳入については、質疑はありませんでした。

 次に、第8号議案、令和8年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分については、質疑はありませんでした。

 次に、第10号議案、令和8年度中野区介護保険特別会計予算の分担分については、令和7年度税制改正に伴う影響について、認定調査についての質疑がありました。

 以上が当分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨申し添えます。

 以上で当分科会における審査の報告を終わります。

○河合りな委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○河合りな委員長 なければ、以上で厚生分科会主査の報告を終了します。

 次に、建設分科会主査の報告を求めます。

○加藤たくま主査 2月27日、3月2日及び3日に行いました建設分科会の審査の経過について報告いたします。

 当分科会では、第6号議案、令和8年度中野区一般会計予算の分担分及び第10号議案、令和8年度中野区介護保険特別会計予算の分担分について審査を行いました。

 当分科会における主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。

 初めに、第6号議案、令和8年度中野区一般会計予算の分担分の歳出のうち、都市基盤費、都市計画中、都市計画情報の更新に伴うGIS化業務委託等について、令和7年度予算と比較して増加している理由を問われ、「令和8年度は、GISのベースとなる中野区内の地形図が10年ほど前のものであり、その更新などを行う必要があるため増額となった」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から今後の活用方法を問われ、「全庁的に地図データを共有することで、まちづくり、子育て、福祉など様々な政策に絡めることができ、横のつながりを持った展開が可能になる」との答弁がありました。

 次に、ウォーカブル推進中、民有地ベンチ設置助成等について、令和7年度の実績と令和8年度予算の積算方法を問われ、「現時点の令和7年度の助成件数は2件である。令和8年度は、令和7年度と同様に5件の助成件数で予算を積算している」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「実績が低いが、ベンチを設置した区民の方からアンケートを取り、今後の事業展開に生かすべきではないか」との質疑があり、「継続的にアンケートを行い、様々な視点で検証し改善に努めていく」との答弁がありました。

 次に、道路境界中、地籍調査委託等について、令和7年度予算と比較して倍増している理由を問われ、「令和8年度は2地区の後期工程に加え、新たに1地区の前期工程を行う。後期工程は、境界コンクリート杭の設置委託など費用が高額になるため予算が増加した」との答弁がありました。

 これに対し、他区と比較した中野区の調査の進捗率を問われ、「23区の平均は約16%であり、中野区も同程度である。調査の進捗状況を注視し、今後の実施体制を検討していく」との答弁がありました。

 次に、自転車対策中、自転車駐車場運営業務及び収納事務委託並びに自転車駐車場8施設運営について、令和7年度予算との違いを問われ、「令和8年度から8施設で指定管理者制度を導入することに伴い、新たに指定管理料を計上した分、委託料が減少した。また、8施設の自転車駐車場利用料が指定管理者の歳入となる」との答弁がありました。

 これに対し、「区の歳入が減少する中、指定管理者のほうで区民サービスの向上のために工夫することはあるのか」との質疑があり、「24時間サポートセンターの設置を予定しているほか、新たに時間利用を開始し、1時間から2時間無料の取組やキャッシュレス化などが一部で導入される予定である」との答弁がありました。

 次に、道路維持中、LED街路灯灯具交換工事について、令和8年度の灯具の交換数を問われ、「2012年頃に交換した約3,000基について、耐用年数で全て交換すると高額な工事費となるため、年間で約1800基を目途に平準化を図り、交換を行っている」との答弁がありました。

 これに対し、「今後、2012年以降に交換されたものも耐用年数を迎えるが、何年間で全体の交換が終わる計画なのか」との質疑があり、「2030年頃に終わる予定であるが、一方で、設置場所により耐用年数が変わることを踏まえ、今後計画を検討していく」との答弁がありました。

 次に、公園建設中、公園トイレ等改修工事及び実施設計について、「中野区内の公園のトイレ環境はよいとは言えないのが現状で、改善が進むことは評価する。令和8年度の工事等の内容はどのようになっているのか」との質疑があり、「トイレのバリアフリー化に係る設計、工事はそれぞれ2か所の公園で、和式トイレの洋式化は3か所の公園で実施する予定である」との答弁がありました。

 これに関連して、他の委員から、「平和の森公園のトイレの個室が壊れているが、令和8年度予算で補修を行う予定なのか」との質疑があり、「指定管理者制度を導入している公園のため、事業者が適切なタイミングで補修することになる」との答弁がありました。

 まちづくり推進費では、まちづくり計画中、鉄道上部空間活用方針検討について、「昨年末頃に連続立体交差事業が7年間延伸となったが、活用方針の検討に影響はないのか」との質疑があり、「鉄道上部空間の活用は地域の方の期待が大きいため、意見交換やワークショップなどを実施し、地域の方とともに検討を進めていきたい」との答弁がありました。

 これに対し、「地域の方に積極的に関わってもらい、延伸した時間をうまく活用し、前向きに検討してほしい」との要望がありました。

 次に、西武新宿線沿線まちづくり中、公共的空間整備に係る基本計画について、令和8年度の事業内容を問われ、「新井薬師前駅・沼袋駅周辺は、駅前広場等の公共用地に加え、鉄道上部空間や民間敷地等を一体的な空間として整備するため、令和7年度に作成した骨子を基にデザイン整備方針を委託により策定する」との答弁がありました。

 これに対し、「専門性は高いが、AIや情報技術の発展により委託費に対する金額の妥当性が問われる。区としても、AIなどの技術を活用して内製できる体制を検討してほしい」との要望がありました。

 次に、中野駅周辺まちづくり中、中野駅周辺各地区のまちづくり検討支援について、対象とする地区と内容を問われ、「中野二丁目地区、中野五丁目地区及び中野駅新北口駅前エリアのまちづくりの検討支援などを見込んでいる」との答弁がありました。

 これに対し、「中野駅新北口駅前エリアにおける専門家等を交えた検討はどのように進めるのか」との質疑があり、「現状では有識者に意見を伺うための会議体形式を想定しており、予算はまちづくり検討支援の中に含まれている」との答弁がありました。

 このほか、一般会計歳出については、コミュニティ交通に関する検討調査委託・運行費用等、多機能舗装の実証試験工事、暑熱対策経費、木造住宅建替え助成、住宅確保要配慮者入居支援事業、区画街路第3号線にぎわい整備費、中野三丁目自転車駐車場整備事業などについての質疑がありました。

 次に、一般会計歳入については、道路占用料、公園の自動販売機使用料、子供の遊び場等整備事業などについての質疑がありました。

 続いて、第10号議案、令和8年度中野区介護保険特別会計予算の分担分について質疑を行いましたが、質疑はありませんでした。

 以上が建設分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨申し添えます。

 以上で建設分科会における審査の報告を終わります。

○河合りな委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○河合りな委員長 なければ、以上で建設分科会主査の報告を終了します。

 次に、子ども文教分科会主査の報告を求めます。

○白井ひでふみ主査 2月27日、3月2日及び3日に行いました子ども文教分科会における審査の経過について報告いたします。

 当分科会では、第6号議案、令和8年度中野区一般会計予算の分担分に関し、審査を行いました。

 初めに、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容を報告します。

 初めに、子ども費、子ども関係人件費等中、「年々、子ども関係の事業が増えているが、職員の超過勤務の増加につながっていないか」との質疑があり、「令和6年度から7年度では超過勤務の時間は減少している」との答弁がありました。

 これに対し、「事業が増えていく中で、効率的な仕事を心がけ超過勤務が増加しないようにしてほしい」との要望がありました。

 次に、子ども政策調整中、教育センター分室を活用した中高生年代の居場所運営委託及び整備費等について、運営に関するコストと開設に伴うコストを問われ、「運営に係る経費は3,361万6,000円余、開設に係る経費は2,090万2,000円余を予定している」との答弁がありました。

 これに対し、「令和8年度は8月から開設とのことだが、通年で運営する場合のコストは幾らか」との質疑があり、「約5,000万円を想定している」との答弁がありました。

 これに対し、「事業開始後、利用者数に見合った運営費や常駐スタッフの人数について、見直しも含めて検討していくべきではないか」との質疑があり、「多くの方々に利用していただけるよう努力していくとともに、利用実態等も踏まえ、必要に応じて事業の改善等を図っていきたい」との答弁がありました。

 次に、保育園・幼稚園中、「保育士の処遇改善に関する経費が、実際の賃金にどのように反映されているか把握しているのか」との質疑があり、「私立保育園から提出される実績報告により処遇改善の確認をしているが、保育士一人ひとりの具体的な賃金までは確認できていない」との答弁がありました。

 これに対し、「23区でも保育士への補助にはばらつきがあり、区独自の対策を打たなければ他自治体へ保育士が流出してしまうため、今後も処遇改善を検討していってほしい」との要望がありました。

 次に、子育て支援中、病児・病後児保育事業委託等の経費の増額要因を問われ、「令和7年度の7月に開設した新規の病児保育施設が、令和8年度は通年で運営されるためである」との答弁がありました。

 これに対し、「引き続き、新たな病児・病後児保育施設の拡充に努めてほしい」との要望がありました。

 次に、育成活動推進中、「子育てひろば事業委託について、利用者数が多いところと少ないところで6倍の差があり、少ないところは以前から指摘しているが増えていかない。今後も委託を続けていくのか」との質疑があり、「事業の周知方法を工夫するなどして利用者を増やしていき、継続して委託していきたい」との答弁がありました。

 次に、児童福祉中、児童入所施設措置費等が増えている理由を問われ、「相談件数や施設に入所している子どもの数の伸びと、国の基準で決まっている単価の改定を踏まえて積算しているためである」との答弁がありました。

 これに対し、養育家庭等自立援助補助金等も増額している理由を問われ、「養育家庭等自立援助補助金の居住費支援と里親委託交流経費補助金の補助単価が増額になったためである」との答弁がありました。

 次に、教育費、学校教育中、初任者・新規採用教員研修バス雇上げ経費等の予算が増えている項目と理由を問われ、「指導主事研修の旅費を増額したためである。震災遺構である石巻市や仙台市の小学校を訪問し、実践的な防災教育を構築することを目的としている」との答弁がありました。

 これに対し、「研修で得た知見を学校現場でどのように生かしていくのか」との質疑があり、「地域等と連携した防災訓練や人権を尊重する意識を醸成させるカリキュラム等を充実させていく」との答弁がありました。

 次に、教育事業中、英語検定受付業務について、予算が増えている理由を問われ、「これまでは英語検定の受験を任意としていたため、前年度の実績ベースで計上をしていたが、令和8年度からは学校内で一斉に受験をすることとし、中学3年生全員分を計上したためである」との答弁がありました。

 これに対し、受験の強化に取り組んだ理由を問われ、「区として英語教育の充実を目標に掲げており、これに向けての取組である」との答弁がありました。

 これに対し、「英語検定以外も含めて、資格を取るということに対する啓発を強化していってほしいが、どうか」との質疑があり、「生徒への働きかけについて考えていきたい」との答弁がありました。

 次に、学校健康推進中、学校給食の保護者負担軽減のための経費が増額している理由を問われ、「児童・生徒一人当たりの給食単価が上がっているためである」との答弁がありました。

 次に、体験学習中、「海での体験事業の費用について、参加料とは別に本経費がかかるという認識でよいか」との質疑があり、「本事業の経費としては、引率や水泳指導等の業務委託にも経費がかかっており、参加料は歳入予算として計上されている」との答弁がありました。

 これに対し、「令和7年度において、560人の参加定員のうち参加人数は何人であったか」との質疑があり、「第4クールの途中で地震が発生したことにより、第5、第6クールが中止となり、参加人数は396人であった」との答弁がありました。

 次に、教育施設保全中、プールサイド改修工事の内容を問われ、「暑さ対策として、プールサイドにひさしをつける工事である」との答弁がありました。

 これに対し、「水温が高くなり過ぎてプールに入れなくなるという状況は、この工事では変わらないのか」との質疑があり、「水温の上昇を抑制する効果はない」との答弁がありました。

 これに対し、「施設保全として対応できる部分は、多少費用がかかったとしても取り組んでいってほしい」との要望がありました。

 そのほか、中野区乳児等通園支援事業(こども誰でも通園制度)経費、給付型奨学金事業、いじめ問題対策委員会作業代等、児童の早朝見守り事業委託等、学校運営協議会・地域学校協働活動の推進などについて質疑がありました。

 また、歳入について質疑を求めたところ、区立保育園入園者自己負担金、離婚前親支援モデル事業などについての質疑がありました。

 以上が子ども文教分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。

 なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨申し添えます。

 以上で子ども文教分科会における審査の報告を終わります。

○河合りな委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○河合りな委員長 なければ、以上で子ども文教分科会主査の報告を終了します。

 以上をもちまして、分科会の主査報告を終了します。

 冒頭で確認したとおり、討論は省略します。

 これより第6号議案から第10号議案について、順次採決を行います。

 第6号議案、令和8年度中野区一般会計予算について、起立により採決を行います。

 お諮りします。第6号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○河合りな委員長 起立多数。よって、第6号議案は可決すべきものと決しました。

 次に、第7号議案、令和8年度中野区用地特別会計予算について、簡易により採決を行います。

 お諮りします。第7号議案を可決すべきものと決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○河合りな委員長 御異議ありませんので、そのように決定します。

 次に、第8号議案、令和8年度中野区国民健康保険事業特別会計予算について、起立により採決を行います。

 お諮りします。第8号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○河合りな委員長 起立多数。よって、第8号議案は可決すべきものと決しました。

 次に、第9号議案、令和8年度中野区後期高齢者医療特別会計予算について、起立により採決を行います。

 お諮りします。第9号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○河合りな委員長 起立多数。よって、第9号議案は可決すべきものと決しました。

 次に、第10号議案、令和8年度中野区介護保険特別会計予算について、起立により採決を行います。

 お諮りします。第10号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○河合りな委員長 起立多数。よって、第10号議案は可決すべきものと決しました。

 以上をもちまして、予算の審査を全て終了しました。

 この際、区長から発言を求められておりますので、これを許可します。

○酒井区長 長時間にわたりまして、御熱心な審査を頂きましてありがとうございます。ただいま令和8年度予算案につきまして、可決すべきものとの御決定を頂きましたことに感謝を申し上げます。

 御審査の中で頂いた御意見等につきましては十分配慮いたしまして、今後積極的な区政運営に努めてまいります。ありがとうございました。

○河合りな委員長 以上で本日の日程を終了します。

 予算特別委員会を散会します。

午後1時42分閉会