平成16年12月07日中野区議会本会議(第4回定例会)
平成16年12月07日中野区議会本会議(第4回定例会)の会議録
平成16年第4回定例会本会議第4日(12月7日) 1.平成16年(2004年)12月7日、中野区議会議事堂において開会された。
1.出席議員(42名)
  1番  いでい   良  輔        2番  伊  東  しんじ
  3番  佐  野  れいじ         4番  北  原  奉  昭
  5番  久  保  り  か        6番  酒  井  たくや
  7番  奥  田  けんじ         8番  近  藤  さえ子
  9番  小  堤     勇       10番  大  内  しんご
 11番  伊  藤  正  信       12番  きたごう  秀  文
 13番  吉  原     宏       14番  高  倉  良  生
 15番  やながわ  妙  子       16番  平  島  好  人
 17番  むとう   有  子       18番  はっとり  幸  子
 19番  長  沢  和  彦       20番  か  せ  次  郎
 21番  山  崎  芳  夫        22番  小  串  まさのり
 23番  高  橋  ちあき        24番  市  川  みのる
 25番  岡  本  いさお        26番  こしみず  敏  明
 27番  飯  島  きんいち       28番  佐  伯  利  昭
 29番  佐  藤  ひろこ        30番  来  住  和  行
 31番  岩  永  しほ子        32番  若  林  ふくぞう
 33番  篠     国  昭       34番  伊  藤  岩  男
 35番  斉  藤  金  造       36番  大  泉  正  勝
 37番  斉  藤  高  輝       38番  江  口  済三郎
 39番  藤  本  やすたみ       40番  昆     まさ子
 41番  江  田  とおる        42番  池  田  一  雄
1.欠席議員
      な   し
1.出席説明員
 中 野 区 長  田 中 大 輔      助     役  内 田 司 郎
 収  入  役  山 岸 隆 一      教  育  長  沼 口 昌 弘
 区 長 室 長  田 辺 裕 子      まちづくり総合調整担当部長 那須井 幸一
 総 務 部 長  石 神 正 義      総務部担当参事  橋 本 美 文
 区民生活部長   本 橋 一 夫      子ども家庭部長  柳 澤 一 平
 保健福祉部長   菅 野 泰 一      保 健 所 長  清 水 裕 幸
 都市整備部長   石 井 正 行      教育委員会事務局次長 金 野  晃
 政策計画担当課長 鈴 木 由美子
本会の書記は下記のとおりである。
 事 務 局 長  正 木 洋 介      事務局次長    飯 塚 太 郎
 議事調査担当係長 大 谷 良 二      書     記  黒 田 佳代子
 書     記  巣 山 和 孝      書     記  永 田 純 一
 書     記  荒 井   勉      書     記  廣 地   毅
 書     記  西 田   健      書     記  岩 浅 英 樹
 書     記  鳥 居   誠      書     記  杉 本 兼太郎
 書     記  松 本 桂 治      書     記  吉 田 哲 郎

 議事日程(平成16年(2004年)12月7日午後1時開議)
日程第1 第52号議案 平成16年度中野区一般会計補正予算
第53号議案 中野区組織条例の一部を改正する条例
第54号議案 中野区個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例
第55号議案 負担付贈与の受領について
第56号議案 中野区における証明書の交付等の請求及び届出に係る本人確認等に関する条例の一部を改正する条例
第58号議案 中野区営住宅条例の一部を改正する条例
日程第2 第57号議案 中野区立保養施設条例を廃止する条例
日程第3 第59号議案 中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例
日程第4 第7号陳情 上鷺宮・鷺宮から中野駅までミニバスを走らせることについて
日程第5 第38号陳情 中学校障害学級の増設を早期実現することについて
日程第6 第39号陳情 南中野タウンバスについて
日程第7 第46号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」の策定と住民投票制度について(1項)
日程第8 第50号陳情 インターネットの正しい運用がなされるための条例制定について
日程第9 第53号陳情 国民のための郵政事業をまもり、郵政民営化に反対する意見書を提出することについて
 追加議事日程
日程第10 議員提出議案第19号 高齢者虐待防止法の制定を求める意見書
日程第11 議員提出議案第20号 郵政事業の民営化に関する意見書
日程第12 議員提出議案第21号 避難指示が解除される三宅島民への支援を抜本的に強化することを
求める意見書
日程第13 議員提出議案第22号 都区財政調整主要5課題の早期解決に関する決議
日程第14 議員提出議案第23号 北方領土問題の早期解決を求める決議

      午後1時04分開議
○議長(山崎芳夫) 定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりでありますので、さよう御了承願います。
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 第52号議案 平成16年度中野区一般会計補正予算
 第53号議案 中野区組織条例の一部を改正する条例
 第54号議案 中野区個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例
 第55号議案 負担付贈与の受領について
 第56号議案 中野区における証明書の交付等の請求及び届出に係る本人確認等に関する条例の一部を改正する条例
 第58号議案 中野区営住宅条例の一部を改正する条例
 (委員会報告)

○議長(山崎芳夫) これより日程に入ります。
 日程第1、第52号議案から第56号議案まで、及び第58号議案の計6件を一括議題に供します。

平成16年(2004年)11月30日
中野区議会議長 殿
総務委員長 平島 好人
(公印省略)
議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

議案番号 件    名 決定月日
第52号 平成16年度中野区一般会計補正予算 11月30日
第53号 中野区組織条例の一部を改正する条例 11月30日
第54号 中野区個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例 11月30日
第55号 負担付贈与の受領について 11月30日

平成16年(2004年)11月30日
中野区議会議長 殿
区民委員長 高倉 良生
(公印省略)
議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

議案番号 件    名 決定月日
第56号 中野区における証明書の交付等の請求及び届出に係る本人確認等に関する条例の一部を改正する条例 11月30日
第58号 中野区営住宅条例の一部を改正する条例 11月30日

○議長(山崎芳夫) お諮りいたします。上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。
 これより討論に入ります。
 奥田けんじ議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。奥田けんじ議員。
     〔奥田けんじ議員登壇〕
○7番(奥田けんじ) 上程中の第52号議案、平成16年度中野区一般会計補正予算に反対の立場から討論させていただきます。
 現在、株式会社シティテレビ中野、以下CTNと言わせていただきますが、CTNの運営状況を見てみますと、2003年度決算ベースでは、欠損金、つまり出資したお金が既になくなってしまっているお金、これが約20億円、03の単年度で見ましても1億5,000万程度赤字を計上しているという現状がございます。資本金全体で21億円ということを考えますと、残っているお金はわずかに1億3,000万円余ということになっております。中野区もそのうち1億円を出資しているわけですが、そのほとんどが既に失われているというのが現状なわけです。
 さて、収益部分に目を向けてみますと、収入のうち電波障害対策に関するお金が毎年かなりのウエートで入ってきております。ここに区民の皆さんとともに注目していかなければならない、私はこのように考えております。毎年CTNは赤字を計上する赤字体質が現状となっているわけですが、この電波障害対策に関する収入が区内にどのような形でもたらされているかと申し上げますと、この収入は、まず前提として、新しく10メートル以上の建物を区内に建てる事業者が、財団法人東京ケーブルテレビジョンを通じて、中野区を通じてCTNに払っていく、こういった仕組みになっているわけですが、このお金が営業外の収入として、多いときで、2000年度には8億6,000万円余、過去5年間を見てみましても、3億円以上が毎年、この電波対策の対応のためのお金が新しい建築主から支払われているというのが現状なわけです。しかし、全国的な放送業界の流れを見てみますと、2011年7月にはアナログ放送が全面的に中止され、デジタル放送に移行いたします。そうなりますと、現在、電波障害地域の相当部分が今後解消されていくということが見込まれています。こうなりますと当然、現在のアナログ放送を前提としたこの収入というのは見込めなくなるわけです。経営的に非常に不透明であることに加えて、そのこと自体がCTNの存在理由である電波障害対策として行政が関与していく必要性そのものが今縮小へ向かっているという、何よりの証左だと私は考えております。
 区の提案理由には、新設電波障害施設への区民チャンネル接続調査、いわゆるチャンネルリース、これに関する調査のための費用、これを計上するための増資を行う、こうした理由説明がされておりますが、このような全国的な流れ、これを考えますと、この貴重な血税がむだな費用として失われてしまう可能性が十分に考えられます。
 また、融資ではなく、出資をするということに関して一言申し上げさせていただきたいと思います。電波障害の解決に寄与する、この前提が今後も成り立つということであれば、一定程度出資比率を維持していくとの区の説明もある程度わかります。しかし、こうした前提が今後なくなっていく、こうしたことを考えれば、こういった説明も難しくなると思います。また、CTNが現在、債務超過寸前である、そしてその対応策として追加増資を近々に迫られている、こういった現状を見ますと、債務超過に陥らないために慌てて追加増資をする、これにこたえるのだ、こういった見方も一方ではできるわけです。こういった見方をしますと、今回の出資、これが安易な出資の許容という形で受け取ることが可能だとすれば、債務超過回避のために今後、追加出資をどんどん受け入れざるを得なくなる、こういった可能性も出てくるわけです。中野区は「民間にできることは民間で」、こういった基本方針を示しております。放送事業の今後を考えますと、安易に民間事業者に関与するべきではありません。むしろ、親会社であるジャパンケーブルネット株式会社を中心に自立の方向を模索するべきです。したがいまして、今回安易な増資に応じる前に、今後のデジタル放送移行に向けた抜本対策をCTNに示すことをまず求め、そして増資の際には、区民に対し、長期的な視点からも納得のいく理由を説明するべきだと思います。
 今補正予算は、「民間にできることは民間に」という中野区の基本方針に逆行するものであることを改めて強調させていただきまして、反対の討論といたします。同僚議員の皆様には厳正なる御判断をお願いいたします。
○議長(山崎芳夫) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
 これより第52号議案と第53号議案から第56号議案及び第58号議案の計5件とに分けて採決いたします。
 初めに、第52号議案について、起立により採決いたします。
 上程中の第52号議案を、委員会報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(山崎芳夫) 起立多数。よって、第52号議案は可決するに決しました。
 次に、第53号議案から第56号議案及び第58号議案の計5件について採決いたします。
 上程中の第53号議案から第56号議案及び第58号議案の計5件は、委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
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 第57号議案 中野区立保養施設条例を廃止する条例
 (委員長報告)

○議長(山崎芳夫) 日程第2、第57号議案、中野区立保養施設条例を廃止する条例を議題に供します。

平成16年(2004年)11月30日
中野区議会議長 殿
区民委員長 高倉 良生
(公印省略)
議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

議案番号 件    名 決定月日
第57号 中野区立保養施設条例を廃止する条例 11月30日

○議長(山崎芳夫) 区民委員会の審査の報告を求めます。高倉良生区民委員長。
      〔高倉良生議員登壇〕
○14番(高倉良生) ただいま議題に供されました第57号議案、中野区立保養施設条例を廃止する条例に関しまして、区民委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本議案は、平成15年度行政評価の評価結果を踏まえ、平成17年度から仙石原中野荘を民営化するに当たり条例を廃止するものです。この条例の施行時期は、平成17年4月1日です。
 本議案は、11月26日の本会議において当委員会に付託され、11月30日に審査を行いました。
 まず、審査の進め方として、本議案を議題に供して、理事者の補足説明を受けた後、審査を一たん保留し、関連する所管事項の報告を求め、質疑を行いました。その後、再度、本議案を議題に供し、質疑を求めたところ、質疑はありませんでした。その後、委員会を休憩し、本議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開しました。さらに質疑を求めましたが質疑はなく、質疑を終結しました。
 次に、意見の開陳を求めたところ意見はなく、意見の開陳を終結しました。
 次に、討論を求めたところ、1名の委員から、本議案に反対の立場から、仙石原中野荘の民営化は、行政評価において、区の負担額と利用規模から見て、抜本的に運営を見直すべき施策として評価を受けたことが発端である。しかし、行政評価は、サービスの公平性を指摘する余りこの施設が果たしてきた役割を軽視している。仙石原中野荘は景色や交通の便もよく、客室稼働率も7割以上と、区民からの支持も高い。にもかかわらず、単に効率の観点から民営化を実施すれば、現在に比べて予約がとれにくくなる懸念や、借受事業者が一方的に利用料金を変更するおそれなどがあり、サービス提供の面で重大な問題が発生することも予測される。これまで仙石原中野荘が果たしてきた、区民がいつでも利用でき、息抜きのできる保養所としての役割からかけ離れていく危惧は拭えない。以上のことから、仙石原中野荘は区の保養施設として維持すべきと考え、本議案に反対するとの討論がありました。
 さらに討論を求めたところ討論はなく、討論を終結しました。
 そして、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で本議案を可決すべきものと決した次第です。
 以上で第57号議案に関する区民委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。
○議長(山崎芳夫) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
 上程中の議案を、委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(山崎芳夫) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
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 第59号議案 中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例
 (委員長報告)

○議長(山崎芳夫) 日程第3、第59号議案、中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例を議題に供します。

平成16年(2004年)11月30日

中野区議会議長 殿
建設委員長 伊東 しんじ
(公印省略)
議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

議案番号 件    名 決定月日
第59号 中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例 11月30日

○議長(山崎芳夫) 建設委員会の審査の報告を求めます。伊東しんじ建設委員長。
     〔伊東しんじ議員登壇〕
○2番(伊東しんじ) ただいま議題に供されました第59号議案、中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例に関しまして、建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本議案は、(1)無料駐車場2か所を有料駐車場に変更し、(2)登録駐車場の一部を有料駐車場に変更するもので、利用者の利便性の向上と自転車の適正管理を行うために、利用者に適正な負担を求めるものです。そして、このことにより野方駅周辺を放置規制区域に指定できる前提条件が整うことになるものです。この条例の施行時期は、(1)については平成17年1月1日から、(2)については平成17年4月1日からです。
 本議案は、11月26日の本会議において当委員会に付託され、当委員会では11月30日に委員会を開き、審査を行いました。
 まず、審査の進め方として、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受けた上、本議案の審査を保留とし、本議案に関する所管事項の報告を受け、質疑を行いました。その後再び本議案を議題に供し、質疑を行いました。その主な質疑応答及び要望の内容を紹介いたします。
 初めに、議案審議の以前に有料化のお知らせ看板を作成し、設置したとのことだが、これは議会を軽視した行為で不誠実ではないかと問われ、実施時期が1月1日と迫っており、1枚を予告の意味で設置したものである。勇み足で申しわけないとの答弁がありました。
 次に、なぜ無料駐車場の2か所を有料駐車場に変更する期日が1月1日と、周知の期間が非常に短い期日なのかとの質疑があり、4月1日から野方駅周辺を自転車放置規制区域に指定する予定であるので、それに先立って区切りのよい3か月前である1月1日からとしたとの答弁がありました。
 また、駐車場利用者のうち鉄道利用者がどれくらいあるのかとの質疑に対し、特に統計はとっていないとの答弁がありました。
 これに対して、97年3月の中野区自転車駐車対策協議会の答申には、鉄道事業者への応分の負担を求める内容も含まれている。事業者には何か申し入れをしているのかとの質疑に対し、今回の件ではしていないが、駐車場未設置の新井薬師前駅に関して、土地利用と工事費について西武鉄道本社に申し入れたことがあるとの答弁がありました。
 また、野方第一駐車場が有料化されると、1日100円で一月当たり20日間利用すると年間で2万4,000円になる。このことは高齢者には大きな負担となる。このような方に対する配慮を欠いているのではないかとの質疑があり、有料化については4段階制でやっており、さまざまな観点からこの額に決定したものであるとの答弁がありました。
 さらに関連して、答申にもあるが、利用料について、高齢者や学生の立場に立っての検討はしたのかとの質疑に対し、特にその観点からは検討していないとの答弁がありました。
 これに対して、鉄道事業者に負担を求めようという姿勢が感じられない。求めの根拠となる鉄道利用者に関する調査も行うべきだ。答申の内容をよく検討し、もっと真剣に取り組んでほしいとの要望がありました。
 以上が主な質疑応答及び要望の内容です。
 その後委員会を休憩し、本議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結いたしました。
 次に、意見の開陳を求めたところ意見はなく、意見の開陳を終結いたしました。
 次いで、討論を求めたところ1名の委員が、本議案に反対する立場から、今回の条例改正に当たっては、区は議案審査の前に駐車場の有料化のお知らせ看板を出したが、これは議会軽視の一つのあらわれであり承服できない。次に、97年の中野区自転車等駐車対策協議会の答申の中で、鉄道事業者への応分の負担を求めるように言っているが、鉄道事業者に対しての求め方が不十分であり、区民の負担を一方的にふやすものである。さらに、有料化の額が大きく、高齢者や学生などへの配慮を欠いたものである。よって、本議案に反対するとの討論を行いました。
 さらに、討論を求めましたが討論はなく、討論を終結いたしました。
 そして、挙手による採決を求めたところ、賛成多数で本議案を可決すべきものと決した次第です。
 以上で第59号議案に関する建設委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。
○議長(山崎芳夫) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
 上程中の議案を、委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(山崎芳夫) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
 お諮りいたします。この際、本日の日程を追加し、日程第10、議員提出議案第19号、高齢者虐待防止法の制定を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
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 議員提出議案第19号 高齢者虐待防止法の制定を求める意見書

○議長(山崎芳夫) 日程第10、議員提出議案第19号、高齢者虐待防止法の制定を求める意見書を上程いたします。
 提案者代表の説明を求めます。大内しんご議員。
     〔大内しんご議員登壇〕
○10番(大内しんご) ただいま議題に供されました議員提出議案第19号、高齢者虐待防止法の制定を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 なお、提案説明は、案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

高齢者虐待防止法の制定を求める意見書
 高齢化が世界有数のスピードで進むわが国では、最近、介護が必要な高齢者を放置したり、家庭や施設内で高齢者に暴力をふるったりするなど虐待が深刻化しております。しかしながら、高齢者への虐待は表面化しづらく、これまで家庭や施設内の問題として見過ごされて来ており、児童虐待に比べ法整備などの対策も遅れているのが現状です。
 虐待の背景には、限界を超える介護へのストレスや複雑な家庭の人間関係なども含まれており、虐待を自覚していない家族も多く、介護家族を含めた精神的なケアが不可欠であるとの指摘もあります。
 昨年、厚生労働省は、家庭内での高齢者への虐待について初の全国調査を行い、本年4月調査結果が発表されました。それによれば、「生命に関わる危険な状態」に至る事例が1割という深刻な実態が浮き彫りになる一方、虐待に気がついた在宅介護支援の専門職の9割が対応は困難と感じていることも明らかになりました。
 この結果から、高齢者虐待の定義を明確にすることをはじめ、虐待防止と早期保護への具体的な仕組みづくりが急務であることが確認されたところです。
 そこで、地域社会全体として高齢者の人権を守る体制を充実させ、虐待防止のための具体的な対策を早急に実現するため、下記の内容を含めた、高齢者虐待防止法の制定を強く要望いたします。
1 相談窓口の設置と、早期発見のための通報システムを確立すること。
2 高齢者を虐待から切り離す緊急保護のために一時保護施設等を整備すること。
3 関係機関や家族のネットワークづくりを推進すること。
4 施設職員や関係者への虐待防止教育を実施すること。
5 高齢者虐待防止に関する国民への教育・啓発を推進すること。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出いたします。
年  月  日
 衆議院議長
 参議院議長
 内閣総理大臣 あて
 総務大臣
 財務大臣
 厚生労働大臣
中野区議会議長名

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(山崎芳夫) 本件について御質疑ありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御質疑なければ質疑を終結いたします。
 本件は委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、委員会委託を省略いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
 上程中の議案は、原案どおり可決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第11、議員提出議案第20号、郵政事業の民営化に関する意見書を先議するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
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 議員提出議案第20号 郵政事業の民営化に関する意見書

○議長(山崎芳夫) 日程第11、議員提出議案第20号、郵政事業の民営化に関する意見書を上程いたします。
 提案者代表の説明を求めます。大内しんご議員。
     〔大内しんご議員登壇〕
○10番(大内しんご) ただいま議題に供されました議員提出議案第20号、郵政事業の民営化に関する意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 なお、提案説明は、案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

郵政事業の民営化に関する意見書
 政府は、構造改革の中心課題として、郵政事業の民営化に向けた検討を行っている。
 現在、郵政事業は、国営の公社として全国約2万4,700の郵便局を通じて、郵便、貯金、保険の三事業を公的サービスとして全国に公平に提供し、さらに、各自治体との連携により住民票や納税証明書等の交付事務を行うなど、創業以来国民生活の安定向上と福祉の増進に大きく寄与しており、国民生活に深く根を下ろしていることから、その影響は広範囲に及び、民営化については慎重に対処する必要がある。
 とりわけ、郵便事業は、公共性の高い事業であるため、採算性を重視した民間へ移管されると、収益性の高い都市部に事業が集中し、都市部と山間部や島しょ等の不採算地域との間で料金格差が生じ、全国均一料金制度を維持することは極めて困難となり、その結果、地域住民の生活に大きな支障を及ぼすことが懸念される。
 こうした状況を踏まえ、マスコミによるアンケート等においても郵政事業民営化に疑問を呈する考えや意見が多い。
 しかしながら、政府は平成16年9月10日の経済諮問会議において「2007年に日本郵政公社を民営化し、移行期間を経て最終的な民営化を実現する」との基本方針を策定し即日、閣議決定を行った。公社発足からわずか1年余りのうちに、民営化方針が決定されたことは郵便局が提供するユニバーサルサービスの確保など郵政事業のサービス低下に国民の不安が高まっている。
 よって、中野区議会は、国会及び政府に対し、これら郵政事業の果たす公共的・社会的役割の重要性を考慮し、民意を十分反映し民営化を拙速に進めることのないよう強く要請する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
年  月  日
 衆議院議長
 参議院議長
 内閣総理大臣
 総務大臣       あて
 財務大臣
 経済財政政策担当大臣
 行政改革担当大臣
中野区議会議長名

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(山崎芳夫) 本件について御質疑ありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 本件は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
 上程中の議案は、原案どおり可決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第12、議員提出議案第21号、避難指示が解除される三宅島民への支援を抜本的に強化することを求める意見書を先議するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
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 議員提出議案第21号 避難指示が解除される三宅島民への支援を抜本的に強化することを求める意見書

○議長(山崎芳夫) 日程第12、議員提出議案第21号、避難指示が解除される三宅島民への支援を抜本的に強化することを求める意見書を上程いたします。
 提案者代表の説明を求めます。岩永しほ子議員。
     〔岩永しほ子議員登壇〕
○31番(岩永しほ子) ただいま議題に供されました議員提出議案第21号、避難指示が解除される三宅島民への支援を抜本的に強化することを求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

避難指示が解除される三宅島民への支援を抜本的に強化することを求める意見書
 三宅島の噴火災害から4年がたちました。この4年のあいだ、三宅島島民は、予想もしなかった長期にわたる困難な避難生活をしいられ、なれない土地での生活により心労に倒れた方もすくなくありません。
 こうしたもとで、ようやく、三宅村当局が来年2月の避難指示解除、帰島の方向を定めたことは、帰島を願ってきた島民にとって、待ちに待った朗報となりました。
 しかし、三宅島は、復旧がすすめられているとはいえ、いまだに降灰におおわれ、家屋のおおくは荒れ、農業、漁業、観光などの島民の生活の糧となるべき、産業の復興にもおおきな試練が待ちかまえています。
 多くの三宅島民は、こうしたきびしい実現を踏まえながらも、帰島の決意をあらたにし、島の復興と島での生活の再建にふみだすべく準備をはじめています。
 同時に、島の復興と島民の生活再建は、少なくない島民が帰島を断念せざるを得ない状況においこまれているように、「自己責任」「自助努力」の限界をはるかにこえたものとなっています。
 それだけに、行政があたたかい支援の手をさしのべることが不可欠となっています。東京都は、この11月、個人住宅再建のための助成をおこなうことを決定し、島民に歓迎されていますが、それだけでは十分ではありません。
 よって、中野区議会は、未曾有の災害であった三宅島の復興と島民の本格帰島にあたり、東京都が帰島後の生活再建や就労、産業対策、未帰島者の住宅確保など三宅島民への支援を抜本的に強化するよう、つよく要望するものです。
 以上、地方自治法第99条の規定にもとづき、意見書を提出いたします。
年  月  日
 東京都知事 あて
中野区議会議長名

 以上でございますが、島民の2月帰島を控え、意見書の提出は今議会が適切と判断し提案をいたしました。同僚議員におかれましては、何とぞ御理解いただき、満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(山崎芳夫) 本件について御質疑ありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 本件は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
 これより討論に入ります。
 昆まさ子議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。昆まさ子議員。
     〔昆まさ子議員登壇〕
○40番(昆まさ子) ただいま上程されました議員提出議案21号、避難指示が解除される三宅島民への支援を抜本的に強化することを求める意見書について、賛成の立場から討論いたします。
 三宅村は、ことし7月20日、「帰島に関する三宅村の基本方針」を発表し、帰島についての具体的な準備作業を進めています。来年2月から始まる帰島開始まであと2か月半余りとなりましたが、荒れ果てた島の現状や今なお続いている火山ガスなど多くの問題を抱えています。
 帰島計画を見ますと、帰島は村民個々の自己責任に基づく判断であり、村は火山ガスの監視、観測の情報伝達、避難体制の整備、健康管理、医療体制の確保を行うとなっています。
 世帯で7割、島民数で6割ぐらいの人々が帰島を希望していると言われていますが、「住宅と生活の再建の見通しが立たない」「火山ガスが心配」「帰りたくとも、将来の見通しがなくては帰れない」「帰島せずに残るにしても、生活の見通しがない」などの声が共通して上がっています。中には、帰島をめぐって家族の意見が分かれ深刻な事態になっているという話も伺っています。
 三宅島の災害復興と帰島問題は、3,000人以上の島民が4年余という長期にわたって避難生活を余儀なくされ、いまだに火山ガスが放出しているところに帰島するという、日本の災害史上でも前例のない多くの課題を抱えています。それだけに三宅島の復興と島民一人ひとりの不安と要望を解決し、安全・安心を確保して帰島を実現するためには、これまでの延長線上ではない、国・都・村、関係自治体など、行政による抜本的支援が不可欠です。また、「火山ガスとの共生」と言われていますが、火山ガス対策など、島民の命を守ることを大前提にした三宅島民への支援を強化することが重要です。
 とりわけ東京都が、国が足踏みしている個人住宅再建のための助成を11月に決定し、喜ばれているように、引き続き帰島後の生活支援、住宅の再建、産業の復興と雇用の確保、高齢者の帰島支援、そして未帰島者の住宅確保などの支援を強化すべきです。
 以上のことを述べまして、意見書への賛成討論といたします。
○議長(山崎芳夫) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
 これより起立により採決いたします。
 上程中の議案を、原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(山崎芳夫) 起立少数。よって、上程中の議案は否決するに決しました。
 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第13、議員提出議案第22号、都区財政調整主要5課題の早期解決に関する決議を先議するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
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 議員提出議案第22号 都区財政調整主要5課題の早期解決に関する決議

○議長(山崎芳夫) 日程第13、議員提出議案第22号、都区財政調整主要5課題の早期解決に関する決議を上程いたします。
 提案者代表の説明を求めます。大内しんご議員。
     〔大内しんご議員登壇〕
○10番(大内しんご) ただいま上程されました議員提出議案第22号、都区財政調整主要5課題の早期解決に関する決議につきまして、提案理由の説明をいたします。
 なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

都区財政調整主要5課題の早期解決に関する決議
 平成12年4月、地方自治法等の改正により、特別区が長年取り組んできた都区制度改革が実現し、特別区は基礎自治体として法律上の明確な地位を確立した。
 この法改正により、住民に身近な行政は第一義的に特別区が担い、東京都は、特別区の区域を通じて大都市の一体性確保に必要と認められる限度で市町村事務を行うこととなり、その役割に応じた財源配分の確立が求められた。しかし、都区間の役割分担と財源配分の明確化については都区の合意には至らず、平成12年2月の都区協議会において、東京都知事と特別区長会との間で「清掃事業の特例的な対応期間が終了する平成17年度までに協議すべき主要5課題」が確認された。
 我々は、この協議結果を踏まえ、東京都と交渉する特別区長会を全面的に支援することを確認し、以後、強い関心をもって見守ってきた。しかし、実務的な協議が続けられているにもかかわらず、都と特別区とでは、いまだに基本的な部分の認識が噛み合っていないと聞いており、こうした状況について、議長会のみならず各区議会においても重大な関心を寄せているところである。
 そもそも、都区の役割分担とこれに応じた財源配分は都区制度の根本をなすものであり、この明確化なくして都区制度改革の趣旨が名実ともに実現されたとはいえない。また、都が財調外で負担するとした清掃関連経費の区の財源配分への反映をはじめ、迫り来る小中学校改築需要急増への対応、都区双方の都市計画事業の実施状況に見合う都市計画交付金の配分についてもかねてよりの懸案事項である。さらに国の三位一体改革等の大規模な税財政制度の改正は特別区財政にも大きな影響を与えることが見込まれ、基礎自治体重視の分権時代にふさわしい行財政基盤の強化が求められている。
 中野区議会は、30万区民を代表し、主要5課題の全面的な解決に向け、東京都に対し都が行う大都市事務・財源の早急な明示を求めるとともに、次に掲げる事項の解決を図るため最大限の行動を起こすことをここに表明する。
 一、都が行う大都市事務・財源の明示による都区間役割分担の明確化
 一、清掃関連経費の財源として都に残した745億円の特別区への移転
 一、間近に迫った小中学校改築需要急増に対応できる財源の確保
 一、都区双方の都市計画事業の実施状況に見合った都市計画交付金の確保
 一、三位一体改革の影響等も含めた都区財政調整配分割合の拡充
 以上、決議する。
年  月  日
中野区議会

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(山崎芳夫) 本件について御質疑ありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 本件は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
 上程中の議案は、原案どおり可決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第14、議員提出議案第23号、北方領土問題の早期解決を求める決議を先議するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
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 議員提出議案第23号 北方領土問題の早期解決を求める決議

○議長(山崎芳夫) 日程第14、議員提出議案第23号、北方領土問題の早期解決を求める決議を上程いたします。
 提案者代表の説明を求めます。大内しんご議員。
     〔大内しんご議員登壇〕
○10番(大内しんご) ただいま議題に供されました議員提出議案第23号、北方領土問題の早期解決を求める決議につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

北方領土問題の早期解決を求める決議
 歯舞群島、色丹島、国後島及び択捉島からなる北方領土は、わが国固有の領土であり、ロシア連邦からの早期返還は日本国民の切実な願いである。
 北方領土問題解決に向けては、平成5年の「東京宣言」をはじめとして、近年、日ロ関係における良好な環境作りが進められているものの、わが国においては、なお一層の外交努力が求められる。
 特に、来る平成17年は日露通商友好条約締結150周年、また、平成18年は日ソ共同宣言50年という節目の年を迎え、大きな進展が望まれるところである。
 よって中野区議会は、政府に対し、今後とも継続して対ロシア外交交渉を強力に展開することにより、北方領土の早期返還を実現するよう強く要請する。
 以上、決議する。
年  月  日
中野区議会

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(山崎芳夫) 本件について御質疑ありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 本件は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
 上程中の議案は、原案どおり可決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
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 第7号陳情 上鷺宮・鷺宮から中野駅までミニバスを走らせることについて
 (委員長報告)

○議長(山崎芳夫) 日程第4、第7号陳情 上鷺宮・鷺宮から中野駅までミニバスを走らせることについてを議題に供します。

平成16年(2004年)12月3日
中野区議会議長 殿
交通対策特別委員長 昆 まさ子
(公印省略)
陳情の審査結果について

 本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

受理番号 件  名 審査結果 決定月日 意見 措置
第7号陳情 上鷺宮・鷺宮から中野駅までミニバスを走らせることについて 不採択とすべきもの 12月3日    

○議長(山崎芳夫) 交通対策特別委員会の審査の報告を求めます。昆まさ子交通対策特別委員長。
      〔昆まさ子議員登壇〕
○40番(昆まさ子) ただいま議題に供されました第7号陳情、上鷺宮・鷺宮から中野駅までミニバスを走らせることについてに関して、交通対策特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本陳情の趣旨は、1項は、上鷺宮・鷺宮から中野駅までミニバスを走らせること。2項は、将来的に、買い物や公共施設・病院など福祉施設の利用がしやすいよう住宅街を走らせるなどの検討をすることを求めるものです。
 本陳情は、平成16年2月24日に受理され、3月12日の本会議において当委員会に付託され、当委員会では、3月22日、6月11日、7月29日、10月20日及び12月3日の計5回にわたり審査を行いました。
 また、この間、11月15日には陳情の訂正願が提出され、11月26日の本会議において訂正が承認されました。
 当委員会では、まず審査の進め方として、本陳情を議題に供した後、委員会を休憩して陳情者から補足資料の提出と補足説明を受け、その後、委員会を再開して質疑を行いました。
 主な質疑応答の内容を紹介します。
 初めに、上鷺宮・鷺宮から中野駅までミニバスを走らせることについての現在の状況はとの質疑があり、バス事業者から、幹線道路を通る提案を受けており、来年度には、この路線が新設される予定である。区としては、東京都の福祉改革推進事業の補助金を活用し補助していく予定であり、交通規制の面でも調整が少ないため、有力な選択肢と考えているとの答弁がありました。
 さらに、他の委員から、区は幹線道路の路線バスのほか、住宅街まで入っての循環型のバスを考えたのかとの質疑があり、平成6年からバス事業者と検討委員会をつくり両方の案について検討してきたが、今回提案されている路線が、上鷺宮地域から中野駅への交通手段確保という地域住民の要望を早期に実現できると考えているとの答弁がありました。
 また、他の委員から、以前に提案のあった、ワゴンタクシーを活用することについてはどう考えているのかとの質疑に対し、タクシー事業者から提案を受けたが、ワゴンタクシーには住宅地内を通れるメリットがあるのに対し、乗車人数が少ないというデメリットもある。また、厳しい交通規制をクリアしなければならないなどの課題もあるとの答弁がありました。
 さらに、他の委員から、同事業の補助を受けるためには、バスの大きさなどについて条件はあるのかとの質疑があり、バスの大きさは小型バスであり、ノンステップ等高齢者や障害者への配慮がなされた車両という条件があるとの答弁がありました。
 さらに、同事業の補助金の上限額は幾らかとの質疑に対し、車両購入費の限度額が3,600万円、運行経費補助の限度額が年間1,500万円で、3年間であり、都と区が半分ずつ負担するとの答弁がありました。
 これに対し、4年目以降の運行経費補助について何か対応を考えているかとの質疑があり、財政面での調整が必要であり、今後10カ年計画の中で明らかにしていきたいとの答弁がありました。
 さらに、この事業補助を受けた場合、その後ルートの変更や拡大を行うことが可能かとの質疑に対し、この事業はルートを指定した上で認定されるものであり、認定後3年間は変更が難しいとの答弁がありました。
 次に、住宅地内にバスを走らせる場合には、交通規制など地域の意見調整に時間がかかるようだが、どういった調整を要するかとの質疑に対し、住宅地内にバスを走らせるためには、時間規制、車幅制限などの交通規制の緩和が必要であり、このことについて地域住民の合意を得ることが必要であるとの答弁がありました。
 さらに、住宅地を走るコミュニティバスについての検討会の設置を、基本構想や新しい中野をつくる10カ年計画の中で位置付けてはどうかとの質疑に対し、コミュニティバスを含めたさまざまな新交通システムは研究テーマとして認識しているが、当面は、幹線道路に運行させることについても、財政面などの課題があるため、まずはその実現に向けての努力をしていきたいとの答弁がありました。
 次に、平成9年10月に実施したバス需要調査で最も要望の多かったコースとして、新青梅街道からさくら通り、とちの木通り、アカシア通りを通って、また新青梅街道へ戻るというコースがある。このコースであれば住宅地内を運行するが、道幅も広く、近隣の方の理解も得やすいと思うがどうかとの質疑に対し、住宅地内を運行させるには、スクールゾーンや車両規制の問題などもあり相当の時間を要することとなるため、区としては、上鷺宮・鷺宮から中野駅までの路線の新設が急務であると考えているとの答弁がありました。
 以上が質疑応答の内容です。
 その後、委員会を休憩して本陳情の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、継続審査について挙手により採決を求めましたが、賛成少数で継続審査は否決されました。そこで質疑を続行し、さらに質疑を求めましたが質疑はなく、質疑を終結しました。
 次に、意見の開陳を求めたところ意見はなく、意見の開陳を終結しました。
 次に、討論を求めたところ1名の委員から、本陳情に賛成する立場から、1項はもちろん、2項についても地域住民からの要望が強く、これからの高齢化社会を考えたときに行政としてもしっかりと取り組むべき課題である。平成9年に行ったバス需要調査でも住宅街を運行させる要望が一番多かった。また、住区協議会でも、小型バスの特徴を生かしルートを工夫して便利なものにしてほしい、新青梅街道から遠い上鷺宮四丁目の地域の方も乗れるよう考慮してほしい等の意見も出されている。こうした点からも、住民の要望にこたえた形で理解を得ながら陳情の主旨に沿った方向で考えていくことは必要だと思う。そういうことから本陳情は採択すべきと考えるとの討論を行いました。
 他に討論を求めましたが討論はなく、討論を終結いたしました。
 そして、挙手により採決を行ったところ、賛成少数で本陳情を不採択とすべきものと決した次第です。
 以上で、第7号陳情に関する交通対策特別委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。
○議長(山崎芳夫) ただいまの報告について御質疑はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 小堤勇議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。小堤勇議員。
     〔小堤勇議員登壇〕
○9番(小堤勇) ただいま上程されました第7号陳情、上鷺宮・鷺宮から中野駅までミニバスを走らせることについてに、日本共産党議員団の立場から賛成討論を行います。
 2005年度には、上鷺宮・鷺宮地域から区の商業・文化の中心である中野駅への直通のミニバスが運行されようとしています。振り返れば、30年来の地域の要望で、この間、1980年前半の上鷺宮地域では、バス路線誘致についての環境問題小委員会の設置、町会ごとのコース要望、新道の交通規制などの検討が行われ、1997年バス需要調査では、上鷺宮地域内を走るコース提案などの取り組みがありました。今日では、地域の高齢化が進み、バス運行の要求はより切実になっています。また、2002年にバス事業の許認可が緩和されたことにより実現の可能性が強くなり、再び住民の要望が高まってきました。こうした住民の声と運動及び状況の変化が実現の原動力になっています。
 今回の事業計画は、こうした運動にこたえる形で10カ年計画に位置付けられました。私は粘り強く運動してこられた住民の皆さんの努力に敬意を表し、これにこたえた行政の姿勢をうれしく思います。これから求められることは、東京都の福祉改革推進事業の活用にふさわしく、運行ルートや停留所設置、車体構造、運賃など、高齢者や障害者にとっても身近で気軽に乗れる、人に優しい運行形態をいかに実現するかということです。そのための努力を引き続き行政に求めたいと思います。
 さて、本陳情は、主旨、一つ、上鷺宮・鷺宮地域から中野駅までミニバスを走らせてください。二つ、将来的には、買い物や公共施設・病院など福祉施設の利用がしやすいように住宅街を走らせるなどの検討をしてくださいというものです。しかし、交通対策特別委員会では、残念ながら不採択になりました。しかし、陳情の内容は住民の要望として当然のことと思います。上鷺宮住区協議会での説明会では、小型バスだからルートを考えて便利なものにしてほしい、新青梅街道から遠い地域も考慮してほしいなどの意見が出ています。幹線道路を基本にしながらも、こうした要望にこたえていくことは、今後の大きな課題です。
 交通不便地域の設定範囲は、駅より700メートル、バス停より300メートル以上離れているところで、今回の幹線道路の運行でも上鷺宮地域には交通不便地域が存在します。今コミュニティバスに求められているのは、交通不便地域における住宅地と最寄りの鉄道駅、幹線バスの停留所や地域の商業、文化、医療機関、区の施設などを結ぶ利便性のある路線です。
 第7号陳情は、区の努力を評価しつつ、今後の課題を提起しているものであり、区も交通不便地域のあることを認識しております。高齢化社会が進む中で、元気で自立した生活を送る上で、移動のための便利なバスが一層求められるようになります。このことを再度主張し、第7号陳情に対する賛成討論といたします。
○議長(山崎芳夫) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
 これより起立により採決いたします。
 上程中の陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(山崎芳夫) 起立少数。よって、上程中の陳情は不採択とするに決しました。
------------------------------
 第38号陳情 中学校障害学級の増設を早期実現することについて
 (委員会報告)

○議長(山崎芳夫) 日程第5、第38号陳情、中学校障害学級の増設を早期実現することについてを議題に供します。

平成16年(2004年)11月30日
中野区議会議長 殿
文教委員長  岡本 いさお
(公印省略)
陳情の審査結果について

 本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

受理番号 件  名 審査結果 決定月日 意見 措置
第38号陳情 中学校障害学級の増設を早期実現することについて 採択すべきもの 11月30日 願意を了とし、趣旨に添うよう検討されたい。  

○議長(山崎芳夫) お諮りいたします。上程中の陳情に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
 上程中の陳情は、委員会報告どおり採択するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
------------------------------
 第39号陳情 南中野タウンバスについて
 (委員長報告)

○議長(山崎芳夫) 日程第6、第39号陳情、南中野タウンバスについてを議題に供します。

平成16年(2004年)12月3日
中野区議会議長 殿
交通対策特別委員長 昆 まさ子
(公印省略)

陳情の審査結果について

 本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

受理番号 件  名 審査結果 決定月日 意見 措置
第39号陳情 南中野タウンバスについて 不採択とすべきもの 12月3日    

○議長(山崎芳夫) 交通対策特別委員会の審査の報告を求めます。昆まさ子交通対策特別委員長。
      〔昆まさ子議員登壇〕
○40番(昆まさ子) ただいま議題に供されました第39号陳情、南中野タウンバスについてに関して、交通対策特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本陳情の主旨は、南中野地区の交通不便地域から中野駅へマイクロバスを走らせることを求めるものです。
 本陳情は、平成16年9月30日に受理され、10月13日の本会議において当委員会に付託され、当委員会では、10月20日と12月3日の計2回にわたり審査を行いました。
 当委員会ではまず、審査の進め方として、本陳情を議題に供した後、委員会を休憩して陳情者から補足資料の提供と補足説明を受け、その後、委員会を再開して、質疑を行いました。
 その主な質疑応答の内容を紹介します。
 初めに、京王バスが南部地域で新路線を計画しているようだが、新路線の運行開始時期とルートはどのようになっているかとの質疑に対し、来年の4月から9月までに運行開始を目指し、ルートは中野駅南口を出発し、大久保通り、中野公会堂通りを南下し、青梅街道に出て、中野新橋通りに入り、川島通りを経由して方南通りに出て、南台五丁目方面から方南町方面に回るルートで検討を進めているとの答弁がありました。
 次に、陳情者から示された路線に関して、示された路線は、既存の路線とほとんどが重なっていると思うが区としてはどのように考えるかとの質疑があり、区としては、南中野地域から中野駅に乗り継ぎなしに行けることを行政課題として京王バスと交渉し、新路線を確保したということで、一定の役割は果たしたと考えるとの答弁がありました。
 また、新路線が運行されると既存の川島循環路線はどうなるのかとの質疑に対し、1日5便程度で乗降客の少ない既存の川島循環は廃止し、住民からの要望である新路線を川島循環にかわるものとして運行すると聞いているとの答弁がありました。
 さらに、新路線のバスは大型なのか。また、1日どの程度の運行を考えているのかとの質疑に対し、バスは小型であり、運行は1日9.5往復と聞いているとの答弁がありました。
 また、他の委員から、川島循環路線の開設と今回の新路線の開設に区は何か関係したのかとの質疑に対し、バス路線の設定について区はかかわっていない。新路線は今まで意見交換などをしてきた中で、京王バスが自主的に決断したと受けとめているとの答弁がありました。
 以上が主な質疑応答の内容です。
 その後、委員会を休憩して、本陳情の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、継続審査について挙手により採決を行いましたが、賛成少数で継続審査は否決されました。そこで質疑を続行し、さらに質疑を求めましたが質疑はなく、質疑を終結しました。
 次に、意見の開陳を求めたところ意見はなく、意見の開陳を終結しました。
 次に、討論を求めたところ1名の委員から、本陳情に賛成する立場から、新路線で京王バスが南台五丁目を通るということだが、それだけでは南中野地区の交通不便地域の解消にはならないのではないかと危惧される。コミュニティの活性化や交通利便の向上を図る上では、陳情にあるようなバスの導入は必要ではないかと考え本陳情は採択すべきであるとの討論を行いました。
 他に討論を求めましたが討論はなく、討論を終結しました。
 そして、挙手による採決を行ったところ、賛成少数で本陳情を不採択とすべきものと決した次第です。
 以上で第39号陳情に関する交通対策特別委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。
○議長(山崎芳夫) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
 上程中の陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(山崎芳夫) 起立少数。よって、上程中の陳情は不採択とするに決しました。
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 第46号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」の策定と住民投票制度について(1項)
 (委員長報告)

○議長(山崎芳夫) 日程第7、第46号陳情、「中野駅周辺まちづくり計画」の策定と住民投票制度について(1項)を議題に供します。

平成16年(2004年)12月1日
中野区議会議長 殿
総務委員長 平島 好人
(公印省略)

陳情の審査結果について

 本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

受理番号 件  名 審査結果 決定月日 意見 措置
第46号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」の策定と住民投票制度について(1項) 不採択とすべきもの 12月1日    

○議長(山崎芳夫) 総務委員会の審査の報告を求めます。平島好人総務委員長。
      〔平島好人議員登壇〕
○16番(平島好人) ただいま議題に供されました第46号陳情、「中野駅周辺まちづくり計画」の策定と住民投票制度について(1項)に関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本陳情は、中野区自治基本条例に住民投票制度を盛り込むことを求めるものです。本陳情は10月7日に受理され、10月13日の本会議において当委員会に付託された後、当委員会では10月15日及び12月1日に審査を行いました。
 初めに、本陳情を議題に供した後、休憩して陳情者の補足説明を受け、その後、委員会を再開して質疑を行いました。
 その主な質疑応答の内容を紹介いたします。
 初めに、住民投票制度について、自治基本条例に関する審議会ではどのような審議が行われたのかとの質疑があり、住民投票という参加の仕組みが中野の自治にどのような意味を持つか、また、条例の中に規定することの意義などについて話し合われたが、住民投票については慎重な意見が多かったとの答弁がありました。
 次に、他の委員から、住民投票制度には、案件ごとに条例を制定するものと常設型のものがあるようだが、区ではどういう形を考えているかとの質疑があり、案件ごとに条例を制定して実施する方法を考えており、今、直ちに中野区で常設型の住民投票制度が必要であるとの認識はないとの答弁がありました。
 次に、他の委員から、市町村合併のような課題について住民投票が行われることはあるが、都市計画や特定の地域にかかわるような案件は住民投票にはなじまないのではないか。区の政策決定において住民投票制度をどう位置付けるつもりかとの質疑があり、条例などの意思決定の手続については、区長が提案し、議会が決定することが地方自治法で定められている。また、まちづくり計画などについても法令等で手続が定められている。この原則を踏まえつつ、区政の重要な事項について広く区民の意思を把握する必要がある場合には住民投票という制度を生かしていくという趣旨で考えているとの答弁がありました。
 これに対し、他の委員から、自治基本条例の中で住民投票を明記するということは、区民や区長が必要としたとき、それが制度として保障されているということではないか。条例をつくる段階から住民投票の対象に制限をつけることを考えているのかとの質疑があり、案件ごとに個別に条例とし、区民の意思を確認しながら進めていくという方法であり、区のすべての意思決定について住民投票を行うことは想定していない。個別の住民投票条例を審議する際に、住民投票になじむかどうかの判断があると考えているとの答弁がありました。
 以上が主な質疑応答の内容です。
 その後、委員会を休憩して、本陳情の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが質疑はなく、質疑を終結いたしました。
 次に、意見の開陳を求めたところ意見はなく、意見の開陳を終結いたしました。
 次に、討論を求めたところ1名の委員が、本陳情に賛成する立場から、現在、区が検討している自治基本条例に住民投票制度を盛り込むというのは、これからの中野区の区民参加の基本であり、実現すべき課題であると考えている。よって、本陳情に賛成するとの討論を行いました。
 他に討論を求めましたが討論はなく、討論を終結いたしました。
 そして、挙手による採決を行ったところ、賛成少数で本陳情を不採択とすべきものと決した次第です。
 以上で第46号陳情第1項に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(山崎芳夫) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 むとう有子議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。むとう有子議員。
     〔むとう有子議員登壇〕
○17番(むとう有子) 第46号陳情、「中野駅周辺まちづくり計画」の策定と住民投票制度についての1項、自治基本条例に住民投票制度を盛り込んでくださいに賛成の立場から討論いたします。
 学識経験者4人、公募区民4人で構成する(仮称)中野区自治基本条例に関する審議会は、区長より、中野区の自治の発展の方向と、(仮称)中野区自治基本条例に盛り込むべき内容についての諮問を2004年5月19日に受け、11回の審議を経て11月に答申をまとめられ、これについて先ごろ意見交換会が行われました。
 審議会は自治の基本原則とそれを実現するための参加の原則を定めることが必要であると考え、より実質的に区民の意思を反映できる参加の権利の実現の一つとして、住民投票の実施を答申しています。区民と行政との間で情報の共有が図られ、徹底した区民参加が実現していれば、あえて住民投票に訴えずに解決できる案件が大半であろうかと思われます。しかし、いかに情報を公開し、徹底した議論を重ねても、区民と行政そして議会との間で合意形成に至らないこともあろうと想像できます。このような場合に、最終的な判断を住民に仰ぐという区民参加の最後の手段として住民投票制度が担保されるべきであると考えます。
 お隣の杉並区自治基本条例のような、住民の請求権を認めながら、手続上は地方自治法の直接請求制度の焼き直しにすぎない住民投票制度ではなく、発議権はあくまでも住民に限定され、発動に当たっては一定数の署名を集め、投票のテーマが条例の定める適用除外条項に該当しない限り、議会の議決なしに住民投票が実施できる制度を自治基本条例の中に位置付けることが求められていると考えられます。
 区側も審議会答申を尊重し、住民投票制度を明記するやに伺っております。住民投票制度は、区民参加手続の最後の手段としてこれから制定される(仮称)中野区自治基本条例に位置付けるべきと考え、第46号陳情の1項に対する賛成討論といたします。
○議長(山崎芳夫) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
 これより起立により採決いたします。
 上程中の陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(山崎芳夫) 起立少数。よって、上程中の陳情は不採択とするに決しました。
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 第50号陳情 インターネットの正しい運用がなされるための条例制定について
 (委員会報告)

○議長(山崎芳夫) 日程第8、第50号陳情、インターネットの正しい運用がなされるための条例制定についてを議題に供します。

平成16年(2004年)12月1日
中野区議会議長 殿
総務委員長 平島 好人
(公印省略)
陳情の審査結果について

 本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

受理番号 件  名 審査結果 決定月日 意見 措置
第50号陳情 インターネットの正しい運用がなされるための条例制定について 不採択とすべきもの 12月1日    

○議長(山崎芳夫) お諮りいたします。上程中の陳情に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
 念のため申し上げます。本件についての委員会審査結果は不採択とすべきものでございます。上程中の陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(山崎芳夫) 起立なし。よって、上程中の陳情は不採択とするに決しました。
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 第53号陳情 国民のための郵政事業をまもり、郵政民営化に反対する意見書を提出することについて
 (委員長報告)

○議長(山崎芳夫) 日程第9、第53号陳情、国民のための郵政事業をまもり、郵政民営化に反対する意見書を提出することについてを議題に供します。

平成16年(2004年)12月1日
中野区議会議長 殿
総務委員長 平島 好人
(公印省略)
陳情の審査結果について

 本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

受理番号 件  名 審査結果 決定月日 意見 措置
第53号陳情 国民のための郵政事業をまもり、郵政民営化に反対する意見書を提出することについて 不採択とすべきもの 12月1日    

○議長(山崎芳夫) 総務委員会の審査の報告を求めます。平島好人総務委員長。
      〔平島好人議員登壇〕
○16番(平島好人) ただいま議題に供されました第53号陳情、国民のための郵政事業をまもり、郵政民営化に反対する意見書を提出することについてに関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本陳情は、国民のための郵政事業をまもり、郵政民営化に反対する意見書を提出することを求めるものです。本陳情は11月19日に受理され、11月26日の本会議において当委員会に付託された後、当委員会では12月1日に審査を行いました。
 その質疑応答の内容を紹介いたします。
 初めに、区では、郵便局と連携した事業を実施したことはあるかとの質疑があり、高齢者見守り支援ネットワーク事業などで協力いただいているが、連携して事業を実施したことはないとの答弁がありました。
 次に、郵政事業が民営化した場合、区としてどのような影響があると考えているかとの質疑があり、現時点では具体的に想定していないが、公金取扱手数料などへの影響が考えられるとの答弁がありました。
 以上が主な質疑応答の内容です。
 その後、委員会を休憩して、本陳情の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが質疑はなく、質疑を終結いたしました。
 次に、意見の開陳を求めたところ意見はなく、意見の開陳を終結いたしました。
 次に、討論を求めたところ1名の委員が、本陳情に賛成する立場から、郵政民営化は銀行業界の利益から出発したものであり、利用者である国民の利益を求めたものではない。政府の基本方針では、郵便貯金、簡易保険には全国均一のサービスを義務付けていないため、採算の合わない地域、特に過疎地域では身近な郵便局がなくなることへの不安が大きい。また、郵便貯金業務を民間金融機関と同様にすると、少額の預金に手数料を課したり、支店をなくしてATM対応に変えるなど国民へのサービスの切り捨てとなる。郵貯、簡保の資金を使ったむだな公共事業をやめ、利権と腐敗の構造を断ち切ることがむしろ郵政改革であると考える。よって、本陳情に賛成であるとの討論がありました。
 さらに討論を求めましたが討論はなく、討論を終結いたしました。
 そして挙手による採決を行ったところ、賛成少数で本陳情を不採択とすべきものと決した次第です。
 以上で第53号陳情に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(山崎芳夫) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 長沢和彦議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。長沢和彦議員。
     〔長沢和彦議員登壇〕
○19番(長沢和彦) ただいま上程されました第53号陳情、国民のための郵政事業をまもり、郵政民営化に反対する意見書を提出することについてに対し、日本共産党の立場から賛成の討論を行います。 政府はことしの9月10日の経済諮問会議において、2007年に日本郵政公社を民営化し、移行期間を経て最終的な民営化を実現するとの基本方針を策定し即日、閣議決定をしました。

 小泉首相は、郵政民営化を構造改革の本丸だと豪語していますが、どの世論調査を見ても郵政民営化に期待する国民はごく少数です。それもそのはずで、この構想そのものが銀行業界の利益から出発したものであり、利用者である国民の利益から出発したものではないからです。
 第1に、民営化で身近な郵便局がなくなってしまうのではないか、国民の民営化に対する一番大きな不安はここにあります。政府の基本方針では、郵貯、簡保は全国均一サービスを義務付けないとしており、これは採算の合わない地域から郵貯、簡保が撤退すると宣言したのと同じです。そうなれば郵便局の経営は成り立たなくなり、全国の郵便局網はずたずたにされ、郵便の全国均一サービスもその基盤を失うことになります。政府はこの不安に全くこたえていません。
 第2に、郵貯、簡保が民業を圧迫している金融市場をゆがめているとして、民営化後の郵貯、簡保の業務内容を民間金融機関と同様にするとしています。しかし今、銀行業界が進めているのは何でしょう。少額の預金からも手数料を取り立てる、支店を閉鎖して機械に置きかえる庶民サービスの切り捨てです。効率至上主義に陥っている民間銀行だけでは、預貯金という基本的な金融サービスを全国で展開することができません。だから、郵便貯金と民間銀行は補完し合って預金、貯金サービスを提供してきたのです。民業圧迫などという財界・銀行業界などの言い分には何の道理もありません。
 第3に、郵便事業は、大都市でも地方でも同じ料金で一通一通確実に配達する国営事業で、国民の暮らしに大きな役割を果たしています。郵便事業の民営化は、大口、大都市など確実にもうかる部分への民間参入によって、個人、小口、地方のサービス切り捨てが起きる危険性があります。また、信書の秘密、プライバシーの保護が侵されることも心配されています。
 自由化したスウェーデンでは、大口の企業郵便料金は半額になった一方で、一般の郵便は50%値上げされ、ドイツでは、郵便局が民営化前の45%に削減されました。
 8月6日には、文化・出版・言論・福祉の向上を目的に運営されている第三種郵便制度の廃止検討が郵政民営化準備室で進められていることが報道されました。制度そのものの存続が危惧されます。
 特定郵便局長など郵政関係者から、国民の合意はない、拙速に進めるべきではないとの要望が関係機関に出されているのも、こうしたことが背景となっているからです。
 最後に、改革を言うのであれば、郵貯、簡保の資金を使ったむだな公共事業をやめ、郵政事業に巣くう利権と腐敗の構造を根本から断ち切るべきです。郵政3事業については、国民の貯蓄を守るとともに、郵貯資金が国民生活向上に役立つように財政投融資の仕組みを改革すること、全国一律料金の郵便事業を堅持することが必要です。
 以上述べまして、本陳情への賛成討論とします。
○議長(山崎芳夫) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
 これより起立により採決いたします。
 上程中の陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(山崎芳夫) 起立少数。よって、上程中の陳情は不採択とするに決しました。
 この際、陳情の取り下げ及び訂正について、お諮りいたします。
 お手元に配付の文書のとおり、陳情の取り下げ及び訂正の申し出がありますので、これを承認いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう承認するに決しました。

陳 情 取 下 願
平成16年10月26日
中野区議会議長 殿
陳情者 住所 中野区 
氏名 中野区民

 平成15年10月7日付をもって提出した次の陳情を、取下げいたしますから、よろしくお取り計らい願います。

 (15)第38号陳情 川中湯跡地に計画されている高層分譲マンションの建設について

(取下げ理由)
 委員会審査の状況を考慮して

陳 情 訂 正 願
平成16年11月26日
中野区議会議長 殿
陳情者 住所 中野区 
氏名 中野区民
      

 平成16年10月7日付をもって提出した次の陳情を、下記のとおり訂正願います。

 第45号陳情 警察大学校等跡地に防災公園街区整備事業等の手法で防災公園をつくることについて


(訂正内容)
  主旨1中、「防災公園街区整備事業を適用してください。」を「防災公園街区整備事業等を適用してください。」に訂正する。

(訂正理由)
  その他

○議長(山崎芳夫) 次に、陳情の特別委員会への付託についてお諮りいたします。
 お手元に配付の陳情付託件名表(III)に記載の陳情につきましては、記載のとおり中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会に審査を付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

平成16年第4回定例会
平成16年12月7日付託
陳情付託件名表(III)
《中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会付託》
 第60号陳情 警察大学校等跡地の区画道路1号につながる区境に面した南北の道路等について

 次に、陳情の常任委員会への付託について申し上げます。
 お手元に配付の陳情付託件名表(IV)に記載の陳情につきましては、記載のとおり所管の常任委員会に審査を付託いたします。

平成16年第4回定例会
平成16年12月7日付託
陳情付託件名表(IV)
《総務委員会付託》
 第59号陳情 NPT再検討会議に向けて、政府への意見書提出と支持決議を求めることについて

《文教委員会付託》
 第61号陳情 地域図書館7館を存続することについて

○議長(山崎芳夫) 次に、議案の継続審査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の議案継続審査申し出書のとおり、平成15年第49号議案及び議員提出議案第2号については総務委員会から継続審査の申し出がありますので、これより議案ごとに継続審査の可否について採決いたします。
 初めに、平成15年第49号議案の継続審査について、起立により採決いたします。
 平成15年第49号議案、中野区外部監査契約に基づく監査に関する条例については、総務委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(山崎芳夫) 起立多数。よって、平成15年第49号議案は継続審査に付すことに決しました。
 次に、議員提出議案第2号の継続審査についてお諮りいたします。
 議員提出議案第2号、中野区長の在任期間に関する条例については、総務委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

平成16年(2004年)11月30日
中野区議会議長 殿
総務委員長 平島 好人
(公印省略)
議案の継続審査について
 本委員会は、下記議案について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、中野区議会会議規則第76条の規定により申し出ます。
(15)第49号議案 中野区外部監査契約に基づく監査に関する条例
議員提出議案第2号 中野区長の在任期間に関する条例

継続審査を要する理由
 本定例会の会期中に審査を終了し得ないため。

○議長(山崎芳夫) 次に、陳情の継続審査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の陳情継続審査件名表(Ⅰ)に記載の陳情については、付託委員会から継続審査の申し出がありますので、継続審査の可否について、これより陳情ごとに起立により採決いたします。
 初めに、第41号陳情については、厚生委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(山崎芳夫) 起立多数。よって、第41号陳情は継続審査に付すことに決しました。
 次に、第48号陳情については、基本構想調査・江古田の森整備特別委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(山崎芳夫) 起立多数。よって、第48号陳情は継続審査に付すことに決しました。
 さらに、陳情の継続審査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の陳情継続審査件名表(II)に記載の陳情については、それぞれ付託委員会から継続審査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

陳情継続審査件名表(Ⅰ)
平成16年第4回定例会
《厚生委員会付託》
 第41号陳情 介護保険制度の充実をはかることについて

《基本構想調査・江古田の森整備特別委員会付託》
 第48号陳情 「区民憲章」を定める場合は、基本構想改定の中でなく、別途とすべきことについて

陳情継続審査件名表(II)
平成16年第4回定例会
《総務委員会付託》
 第51号陳情 災害時緊急井戸の家の設置および整備について

《厚生委員会付託》
 第54号陳情 混合診療の解禁に反対する意見書の提出について
 第57号陳情 安心して受けられる「成人健診」制度の存続をもとめることについて

《建設委員会付託》
 第31号陳情 旧農林水産省宿舎跡地に計画されている高層分譲マンションの建設について

《文教委員会付託》
 第55号陳情 区立鷺宮体育館プールの団体施設使用料金の見直しについて

《中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会付託》
 第14号陳情 警察大学校等跡地の立地を生かした防災公園について
 第16号陳情 中野駅北口広場の存続について
 第19号陳情 警察大学校等跡地の開発利用計画について 第23号陳情 警察大学校等跡地の広域避難場所及び環境について

 第30号陳情 中野駅周辺まちづくり計画について
 第35号陳情 警察大学校等跡地利用について
 第36号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」の撤回などを求めることについて
 第44号陳情 安全と環境重視の視点で、警察大学校等跡地の利用を進めることについて
 第45号陳情 警察大学校等跡地に防災公園街区整備事業等の手法で防災公園をつくることについて
 第46号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」の策定と住民投票制度について(2項)
 第47号陳情 警察大学校等跡地の売却条件の再検討を財務省に要望することについて
 第56号陳情 警察大学校等跡地に、みどりの防災公園と総合グラウンド・スポーツセンターを建設することについて

《交通対策特別委員会付託》
 (15)第16号陳情 首都高速中央環状新宿線について、「工事の一部中断・見直し」を求める
住民活動を支援することについて

○議長(山崎芳夫) なお、本日付をもちまして、委員会に付託いたしました陳情も付託委員会における閉会中の継続審査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
 次に、常任委員会の所管事務継続調査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の常任委員会所管事務継続調査件名表に記載の調査事件については、それぞれ所管委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

常任委員会所管事務継続調査件名表
平成16年第4回定例会
総務委員会
 1 経営改革の推進について
 1 組織・人事及び各種事務事業の改善について
 1 財政、資金及び財産管理について
 1 広報・広聴及び区民参加について
 1 災害対策について
 1 区税について

区民委員会
 1 戸籍及び住民基本台帳等について
 1 地域センター及び区民の地域活動について
 1 産業振興及び勤労者・消費者対策について
 1 区営住宅の管理運営等について
 1 環境及び地域緑化について
 1 ごみ減量及び清掃事業について

厚生委員会
 1 子育て支援及び子どもの育成について
 1 男女平等の推進について
 1 保健衛生及び社会福祉について
 1 保健所及び福祉事務所について
 1 国民健康保険、老人保健医療及び介護保険について
 1 公害防止について

建設委員会
 1 安全で快適に住めるまちづくりについて
 1 交通安全及び放置自転車問題について
 1 河川の溢水防止及び親水化について
 1 道路・公園等の整備及び緑化について

文教委員会
 1 学校教育の充実について
 1 区民の生涯学習について
 1 スポーツ環境の整備について
 1 文化財保護等について

○議長(山崎芳夫) 次に、議会運営委員会の所管事項継続調査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の議会運営委員会所管事項継続調査件名表に記載の調査事件については、議会運営委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎芳夫)  御異議ありませんので、さよう決定いたします。

議会運営委員会所管事項継続調査件名表
平成16年第4回定例会
 1 議会の運営について
 1 議会の会議規則、委員会に関する条例等について

○議長(山崎芳夫) 以上で本日の日程を全部終了いたしましたので、散会いたします。
 平成16年第4回中野区議会定例会を閉じます。
午後2時36分閉会

会議録署名員  議   長 山崎 芳夫
        副 議 長 やながわ 妙子
        議   員 小堤 勇
        議   員 伊藤 岩男