平成17年06月15日中野区議会本会議(第2回定例会)
平成17年06月15日中野区議会本会議(第2回定例会)の会議録
平成17年第2回定例会本会議第4日(6月15日) 1.平成17年(2005年)6月15日、中野区議会議事堂において開会された。
1.出席議員(41名)
  1番  いでい   良  輔  2番  伊  東  しんじ 
  3番  佐  野  れいじ   4番  北  原  奉  昭
  5番  久  保  り  か  6番  酒  井  たくや 
  7番  奥  田  けんじ   8番  近  藤  さえ子 
  9番  小  堤  勇    10番  大  内  しんご 
 11番  伊  藤  正  信 12番  きたごう  秀  文
 13番  吉  原  宏    14番  高  倉  良  生
 15番  やながわ  妙  子 16番  平  島  好  人
 17番  むとう   有  子 18番  はっとり  幸  子
 19番  長  沢  和  彦 20番  か  せ  次  郎
 21番  山  崎  芳  夫 22番  小  串  まさのり
 23番  高  橋  ちあき  25番  岡  本  いさお 
 26番  こしみず  敏  明 27番  飯  島  きんいち
 28番  佐  伯  利  昭 29番  佐  藤  ひろこ 
 30番  来  住  和  行 31番  岩  永  しほ子 
 32番  若  林  ふくぞう 33番  篠     国  昭
 34番  伊  藤  岩  男 35番  斉  藤  金  造
 36番  大  泉  正  勝 37番  斉  藤  高  輝
 38番  江  口  済三郎  39番  藤  本  やすたみ
 40番  昆     まさ子  41番  江  田  とおる 
 42番  池  田  一  雄
1.欠席議員(1名)
 24番  市  川  みのる 
1.出席説明員
 中 野 区 長  田 中 大 輔      助     役  内 田 司 郎
 収  入  役  山 岸 隆 一      教  育  長  沼 口 昌 弘
 区 長 室 長  寺 部 守 芳      政策計画担当課長 川 崎   亨
 まちづくり総合調整担当部長 那須井 幸 一 総 務 部 長  石 神 正 義
 総務担当参事   橋 本 美 文      区民生活部長   本 橋 一 夫
 子ども家庭部長  田 辺 裕 子      保健福祉部長   菅 野 泰 一
 保 健 所 長  清 水 裕 幸      都市整備部長   石 井 正 行
 教育委員会事務局次長 金 野   晃
本会の書記は下記のとおりである。
 事 務 局 長  山 下 清 超      事務局次長    高 橋 信 一
 議事調査担当係長 大 谷 良 二      書     記  黒 田 佳代子
 書     記  永 田 純 一      書     記  荒 井   勉
 書     記  岩 浅 英 樹      書     記  菅 野 多身子
 書     記  廣 地   毅      書     記  西 田   健
 書     記  鳥 居   誠      書     記  杉 本 兼太郎
 書     記  松 本 桂 治      書     記  吉 田 哲 郎

 議事日程(平成17年(2005年)6月15日午後1時開議)
日程第1 第41号議案 中野区行政手続条例の一部を改正する条例
     第42号議案 中野区人事行政の運営等の状況の公表に関する条例
     第43号議案 中野区行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例
     第45号議案 和解及び損害賠償額の決定について
     第46号議案 中野区浄化槽清掃業の許可及び浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の一部を改正する条例
     第47号議案 中野区資産活用福祉資金貸付条例の一部を改正する条例
     第49号議案 中野区立少年自然の家条例の一部を改正する条例
日程第2 第44号議案 中野区特別区税条例の一部を改正する条例
日程第3 第48号議案 中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例
日程第4 第50号議案 指定管理者の指定について
     第51号議案 指定管理者の指定について
日程第5 (16)第41号陳情 介護保険制度の拡充をはかることについて
日程第6 第11号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」について(4項及び5項)
     第29号陳情 中野駅周辺まちづくりの推進について(1項から4項まで及び6項)
     第31号陳情 警察大学校等跡地の利用計画に関する慎重な審議などについて(1項及び3項から6項まで)
     第67号陳情 中野駅周辺まちづくり計画について(1項から4項まで)
     第69号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」の凍結について
日程第7 第112号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」素案の警察大学校等跡地の利用について(1項)
日程第8 平成16年度中野区区政情報の公開に関する条例の運営状況について
日程第9 平成16年度中野区個人情報の保護に関する条例の運営状況について
日程第10 法人の経営状況を説明する書類の提出について
       ○中野区土地開発公社
       ○財団法人中野区中小企業退職金共済会
       ○財団法人中野区勤労者サービスセンター
       ○財団法人中野区文化・スポーツ振興公社
 追加議事日程
日程第11 議会運営委員の辞任許可について
日程第12 議会運営委員の補欠選任
日程第13 議員提出議案第9号 地方議会制度の充実強化に関する意見書

      午後1時02分開議
○議長(高橋ちあき) 定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりでありますので、さよう御了承願います。
 お諮りいたします。この際、本日の日程を追加し、日程第11、議会運営委員の辞任許可についてを先議するに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
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 議会運営委員の辞任許可

○議長(高橋ちあき) 日程第11、議会運営委員の辞任許可についてを議題に供します。
 お諮りいたします。吉原 宏議員から議会運営委員を辞任したい旨の申し出がありますので、これを許可するに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
 さらにお諮りいたします。ただいま議会運営委員の辞任が許可されましたことに伴い、議会運営委員会に欠員が生じましたので、この際、本日の日程をさらに追加し、日程第12、議会運営委員の補欠選任を先議するに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
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 議会運営委員の補欠選任

○議長(高橋ちあき) 日程第12、議会運営委員の補欠選任を行います。
 お諮りいたします。議会運営委員の補欠選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、議長から山崎芳夫議員を指名いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
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 第41号議案 中野区行政手続条例の一部を改正する条例
 第42号議案 中野区人事行政の運営等の状況の公表に関する条例
 第43号議案 中野区行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例
 第45号議案 和解及び損害賠償額の決定について
 第46号議案 中野区浄化槽清掃業の許可及び浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の一部を改正する条例
 第47号議案 中野区資産活用福祉資金貸付条例の一部を改正する条例
 第49号議案 中野区立少年自然の家条例の一部を改正する条例
 (委員会報告)

○議長(高橋ちあき) 日程第1、第41号議案から第43号議案まで、第45号議案から第47号議案まで及び第49号議案の計7件を一括議題に供します。

平成17年(2005年)6月9日

中野区議会議長 殿

          総務委員長 伊藤 正信
(公印省略)

議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。


議案番号 件    名 決定月日
第41号 中野区行政手続条例の一部を改正する条例 6月9日
第42号 中野区人事行政の運営等の状況の公表に関する条例 6月8日
第43号 中野区行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例 6月9日
第45号 和解及び損害賠償額の決定について 6月8日

平成17年(2005年)6月8日

中野区議会議長 殿

区民委員長 斉藤 高輝
(公印省略)

議案の審査結果について


 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。


議案番号 件    名 決定月日
第46号 中野区浄化槽清掃業の許可及び浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の一部を改正する条例 6月8日

平成17年(2005年)6月8日

中野区議会議長 殿

        厚生委員長 岩永 しほ子
(公印省略)

議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。


議案番号 件    名 決定月日
第47号 中野区資産活用福祉資金貸付条例の一部を改正する条例 6月8日

平成17年(2005年)6月8日

中野区議会議長 殿

文教委員長 飯島 きんいち
(公印省略)

議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。


議案番号 件     決定月日
第49号 中野区立少年自然の家条例の一部を改正する条例 6月8日

○議長(高橋ちあき) お諮りいたします。上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
 上程中の議案は、委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
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 第44号議案 中野区特別区税条例の一部を改正する条例
 (委員長報告)

○議長(高橋ちあき) 日程第2、第44号議案、中野区特別区税条例の一部を改正する条例を議題に供します。

平成17年(2005年)6月9日

中野区議会議長 殿

総務委員長 伊藤 正信
(公印省略)
議案の審査結果について

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。


議案番号 件    名 決定月日
第44号 中野区特別区税条例の一部を改正する条例 <
FONT size='+0'>6月8日

○議長(高橋ちあき) 総務委員会の審査の報告を求めます。伊藤正信総務委員長。
     〔伊藤正信議員登壇〕
○11番(伊藤正信) ただいま議題に供されました第44号議案、中野区特別区税条例の一部を改正する条例に関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本議案は4点の規定を改めるもので、1点目は、年齢が65歳以上で、前年合計所得金額が125万円以下のものに対する区民税の非課税措置を廃止し、これに伴う経過措置を定めるものです。
 2点目は、肉用牛の売却による事業所得に対する課税の特例の適用期間を3年間延長するものです。
 3点目は、金融・証券税制の見直しに伴い、特定口座管理の株式の無価値化によるみなし譲渡損の特例の設置及び公開株式の譲渡所得等に対する課税の特例の廃止などをするものです。
 4点目は、地方税法等の改正に伴い、条例で引用している条文の番号を整理するものです。
 この条例の施行時期は、1点目、3点目及び4点目については、平成18年1月1日、2点目については、公布の日です。
 本議案は、6月6日の本会議において当委員会に付託され、6月8日の委員会にて審査を行いました。
 審査の進め方として、本議案を議題に供し、理事者から補足説明を受け、その後、質疑を行いました。
 その主な質疑応答の内容を紹介します。
 区内の非課税の老年者は、平成16年7月現在で約3万3,000人いるが、65歳以上の非課税基準の見直しにより、どれくらいの人が影響を受けるのかとの質疑に対し、課税対象になる方は5,100人程度であり、額としては、平成20年度で約8,000万円と算定しているとの答弁がありました。
 次に、平成17年度税制改正大綱の中で、個人住民税の制度改正に伴い、国民健康保険料等の負担が増減する問題については、「地方分権の趣旨にかんがみ関係市町村において必要に応じ適切な措置を講ずることを期待する」と記載されている。住民税が課税になることで、国民健康保険料や介護保険、シルバーパスなど他への影響が非常に大きい。非課税から課税になる人に対して救済措置は考えているのかとの質疑に対し、所管以外の影響に関しては算定していない。住民税の課税は条例に基づいて実施するものなので、課税の段階での措置は想定していないが、納付の段階では、納税者からの相談、事情を聞き、御理解をいただけるよう対応していきたいとの答弁がありました。
 これに対して、所管外の事業であっても、総合的に影響をつかむべきと思う。何らかの検討はしていないのかとの質疑があり、全般的な問題としては、財政面から、制度を改正した場合の影響と対応について考えており、それぞれの制度の中で考えていくとの答弁がありました。
 以上が主な質疑応答の内容です。
 その後、委員会を休憩して本議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
 次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対する立場から、05年度の地方税法改正によって高齢者の非課税措置の廃止が行われる。また、法律の中では、定率減税の半減など納税者全体、特に中低所得者への重い負担増も含まれる。高齢者の非課税措置の廃止が雪だるま式に負担の増となって高齢者の生活を直撃する。また、一方で大企業や高額所得者への優遇の特例措置は温存させており問題であると考える。二つ目は、区内の高齢者のうち5,100人もの多くの方がこうした影響を受ける。昨年の公的年金などの控除の縮小や老年者控除の廃止、さらに定率減税の半減、それに加えて、こうした非課税措置の廃止が行われ、高齢者にとっては、大きな四つの改悪が一気に押し寄せてくることになる。区は税制度のもとでということだが、何らかの対策を講じなければ、区内の高齢者の生活を支えられない。今の日本の経済状況を見ても大変大きな影響がある。三つ目は、国民健康保険料や介護保険料、公営住宅など各種施策にも大きな影響を与える。よって、本議案には反対であるとの討論を行いました。
 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
 そして、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で本議案を可決すべきものと決した次第です。
 以上で第44号議案に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(高橋ちあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
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 第48号議案 中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例
 (委員長報告)

○議長(高橋ちあき) 日程第3、第48号議案、中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例を議題に供します。

平成17年(2005年)6月8日

中野区議会議長 殿

建設委員長 きたごう 秀文
(公印省略)
議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。


議案番号 件    名 決定月日
第48号 中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例 <
FONT size='+0'>6月8日

○議長(高橋ちあき) 建設委員会の審査の報告を求めます。きたごう秀文建設委員長。
    〔きたごう秀文議員登壇〕
○12番(きたごう秀文) ただいま議題に供されました第48号議案、中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例に関しまして、建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本議案は、現在は無料制の中野新橋仮設自転車駐車場を有料制駐車場として新設するに当たり、その名称及び位置を定めるものです。この条例の施行時期は公布の日ですが、新設する駐車場の利用開始は平成17年10月1日からです。
 本議案は、6月6日の本会議において当委員会に付託され、6月8日に審査を行いました。
 まず審査の進め方として、第48号議案を議題に供した後、理事者から補足の説明を受け、その後、質疑を行いました。その主な質疑応答及び要望の内容を紹介します。
 初めに、現在、中野新橋駅周辺の放置自転車に対しどのような対応をしているのか、また放置自転車はどのくらいあるのかとの質疑に対し、放置自転車対策としては、臨時的な撤去等を行っている。放置自転車台数については、東京都が毎年行っている調査から130台余りと承知しているとの答弁がありました。
 次に、有料化の導入により、今後、付近の放置自転車は解消されるとの認識かとの質疑に対し、有料化により今後、近距離の利用者の駐車が減少し、全体的に利用の適正化が図られると考える。その上で引き続き放置自転車については適切に対応していきたいとの答弁がありました。
 また、中野新橋駅付近は大変狭く、商店街や住宅地が隣接している地域である。飲食店などの営業時間中は、どうしてもその周辺に自転車を置かなければならないという状況も考えられる。そうしたまちの形態を踏まえ、この決定に対し、十分な理解を求めるのでなければ、結局、このような駐車場を整備しても、まちはきれいにならない、繰り返しになるのではないかとの質疑に対し、今後10月1日の実施に向け、地元の町会や商店街、住区協議会などに対し、直接説明に赴き理解を求めていきたい。さらに利用者に対しては、看板の設置などにより十分に周知を図っていきたいとの答弁がありました。
 これに関連して、駅付近だけでなく、さらに周辺地域の利用者に対しても、有料化について、地域センター等を通じ、十分に周知してほしいとの要望がありました。
 さらに、自転車法に基づき区の自転車等放置防止条例には、「鉄道事業者は利用者のための積極的に鉄道駅周辺に自転車駐車場を設置するよう努めなければならない」とその責務が定められている。今回の整備に当たり事業者との協議は行ったのか、区は積極的に努力を求めるべきではないのかとの質疑に対し、他の駅では、事業者から土地の提供を受け、自転車駐車場の整備を行った例もある。今回の場所については、既に仮設の駐車場が設置されていたため、それをさらに整備することとした。今後も事業者には積極的に協議を働きかけていきたいとの答弁がありました。
 次に、この駐車場は、これまで18年間も無料で利用されてきたものである。今回の有料化に当たって利用者の声は聞いたのかとの質疑があり、区としては、無料によるデメリットも見逃せないと認識しており、有料化を進めてきた。これまで特に声は聞いていないが、本議案議決後は、利用者に対し、さまざまな機会をとらえ周知を図りたいと考えているとの答弁がありました。
 また、97年に区長の諮問機関である自転車等駐車対策協議会は、高齢者などの利用に配慮して、利用料金の段階化を図ることを答申の中で提案している。高齢者や学生など、利用者の実態に応じた段階的な利用料金を設定する考えはないかとの質疑があり、利用料は、駅からの距離、駐車場の設備及び自転車の置き場所が地上か地下か2階なのかといった観点から段階的に定めている。現在は条例で定める上限額よりも安い料金設定とするとともに、3カ月利用の定期の場合にはさらに割安となる。さらに免除規定に該当する場合は、利用料は免除となる。このようなことから、他の割引方法については今のところ考えていないとの答弁がありました。
 以上が主な質疑応答及び要望の内容です。
 その後、委員会を休憩して本議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
 次に、意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
 次に、討論を求めたところ、1名の委員から、本議案に反対の立場から、97年に示された自転車等駐車対策協議会の答申では、高齢者などに配慮し、利用料金の段階化を図ることが提起されている。本駐車場は長年無料で利用できたものであり、今回の有料化は利用者に大きな抵抗感があると推察する。また、仮に有料化する場合であっても、答申にあるような配慮が必要と考える。鉄道事業者の責任により駐車用地が確保された場所もあると聞くが、本駐車場については、区も事業者もそうした努力を行っているとは言いがたい。にもかかわらず、利用者の負担となる有料化のみを進めるのであれば、事業者の責務を実態的には免除することにつながるのではないか。今後も自転車の利用は増加していくことが見込まれる中では、駐車場の整備は鉄道利用者の利便を図る方法で進められるべきものと考える。以上のことから本議案に反対するとの討論がありました。
 さらに討論を求めたところ、討論はなく、討論を終結しました。
 そして、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で本議案を可決すべきものと決した次第です。
 以上で第48号議案に関する建設委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。
○議長(高橋ちあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者挙手〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
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 第50号議案 指定管理者の指定について
 第51号議案 指定管理者の指定について
 (委員長報告)


○議長(高橋ちあき) 日程第4、第50号議案及び第51号議案の計2件を一括議題に供します。

平成17年(2005年)6月8日

中野区議会議長 殿

        厚生委員長 岩永 しほ子
(公印省略)

議案の審査結果について

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。


議案番号 件    名 決定月日
第50号 指定管理者の指定について 6月8日
第51号 指定管理者の指定について <
FONT size='+0'>6月8日

○議長(高橋ちあき) 厚生委員会の審査の報告を求めます。岩永しほ子厚生委員長。
     〔岩永しほ子議員登壇〕
○31番(岩永しほ子) ただいま議題に供されました第50号議案、指定管理者の指定について及び第51号議案、指定管理者の指定に関しまして、厚生委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 第50号議案、指定管理者の指定については、西鷺宮保育園の指定管理者を指定するに当たり議会の議決を行うものです。
 指定管理者として選定した団体は社会福祉法人清心福祉会で、指定の期間は平成18年4月1日から平成28年3月31日までの10年間としています。
 続いて、第51号議案、指定管理者の指定については、打越保育園の指定管理者を指定するに当たり議会の議決を行うものです。
 指定管理者として選定した団体はピジョン株式会社で、指定の期間は平成18年4月1日から平成28年3月31日までの10年間としています。
 いずれの議案も、6月6日の本会議において当委員会に付託され、6月8日に委員会を開き、審査を行いました。
 初めに、両議案を一括して議題に供した後、理事者から補足説明を受け、その後、質疑を行いました。
 その主な質疑応答の内容を紹介します。
 初めに、株式会社は利益を出して配当しなければならないため、職員の人件費を抑えたり厳しい労働条件を課すことなどが考えられる。実際、保育士は1年間の契約社員となっており、そうしたことが保育の内容に影響を与えるのではないかとの質疑があり、社会福祉法人、株式会社、いずれにしても、保育園を長期間、安定的に経営するためにさまざまな経営努力をされている。職員の給料など委託経費の使い方については、毎年決算報告を受け、点検した上で、その都度、適切な指導を行うとの答弁がありました。
 次に、指定管理者のもとで、障害児保育については、どのような職員体制で実施されるのかとの質疑があり、指定管理者のもとでも、区立園として、障害の程度に応じて職員を配置するなど、これまでと同様に対応していく。このことは募集要項の応募条件の一つとして明記しているとの答弁がありました。
 次に、指定管理者への移行を契機として、事業者の独自性や個性を発揮しやすくなるような運営を進めてはどうか。また、地域とのつながりの中で、保護者に対しても、子育てを楽しくできるような体制を整備すべきではないかとの質疑があり、指定管理者への移行に際しては、まず第1に、保護者の方々が不安を感じることのないように、これまでの保育園の運営をきちんと引き継いでいただくことを考えており、その後は保護者との話し合いなどで信頼関係を構築していく中で、独自の事業実施や地域の子育て支援の核となるような取り組みを期待しているとの答弁がありました。
 次に、指定管理者に移行することによる財政効果はどのくらいと見ているかとの質疑があり、100名定員の区立園の標準的な経費を2億2,000万円とした場合、委託経費が約1億5,000万円とすると、その差額の約7,000万円が1園当たりの財政効果といえるとの答弁がありました。
 これに対し、財政上の理由が第1ではないとしても、これだけの財政効果があることは、区の財政のあり方として積極的に公表していくべきではないか。また、一方で保育の質を低下させるものではないということについて、これまで導入した園での具体的な事例を紹介するなどの広報が大切ではないかとの質疑があり、保護者説明会において、指定管理者で運営されている宮園、宮の台をごらんいただきたいという御案内をしたり、園長に直接お話を聞く機会を設けるなどしており、今後とも情報提供に努めていくとの答弁がありました。
 次に、事業者の評価基準の中で、事業者の経営理念、管理運営体制の一つとして、要望、苦情、トラブルへの対応という項目があり、いずれの事業者も区立園よりすぐれているという評価になっているが、事業者の仕組みに任せるのではなく、区が主導的な立場でかかわるべきではないかとの質疑があり、苦情、トラブルへの対応は、当然必要であるが、苦情になる前に日常的な意思の疎通が重要であると考えており、そうした仕組みをつくっていくとの答弁がありました。
 次に、かつては公立がよくて民間が悪いという議論があったが、保育サービスをだれがやるのかではなく、どういうサービスを提供するかという視点で区の保育行政は進められてきている。民間事業者による保育園運営を学ぶことで、公設公営の保育園のあり方も見直すべきではないかとの質疑があり、民間事業者の工夫や努力など学ぶべきものも多くあり、合同研修などを通して情報交換や研鑽に努め、より一層の充実に取り組んでいくとの答弁がありました。
 以上が主な質疑応答の内容です。
 その後、委員会を休憩して議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
 次に、意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
 次に、討論を求めたところ、1名の委員が、第50号議案及び第51号議案に反対する立場から、保育園は子どもたちが最初に社会生活を営む場であり、そこでの経験は将来にわたって重大な影響を与えるため、保育行政には何よりも安定した運営が求められる。ところが、指定管理者制度のもとでは、区立保育園ではあっても、指定管理者の経営方法により営まれ、株式会社であれば収益を上げることが絶対条件になる。そのため人件費の抑制や厳しい勤務形態にせざるを得なくなることから、職員の定着や安定した保育環境の確保が危惧される。また、ひとたび経営困難になれば撤退も考えられる。昨今の保育に係る状況は非常に厳しく、国、都からの補助金等の削減が保護者に対する保育料の引き上げなどにつながっている。保育園行政の責任を負うのは行政であり、行政は直営の区立保育園として存続できるように全力を尽くすべきである。そうした観点から、今回の指定管理者の指定については反対するとの討論を行いました。
 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
 そして、第50号、第51号議案の順に挙手による採決を行ったところ、賛成多数で各議案を可決すべきものと決した次第です。
 以上で第50号議案及び第51号議案に関する厚生委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(高橋ちあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第13、議員提出議案第9号、地方議会制度の充実強化に関する意見書を先議するに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
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 議員提出議案第9号 地方議会制度の充実強化に関する意見書を上程いたします。

○議長(高橋ちあき) 日程第13、議員提出議案第9号、地方議会制度の充実強化に関する意見書を上程いたします。
 提案者代表の説明を求めます。篠 国昭議員。
     〔篠 国昭議員登壇〕
○33番(篠 国昭) ただいま議題に供されました議員提出議案第9号、地方議会制度の充実強化に関する意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 なお、提案説明は、案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 地方議会制度の充実強化に関する意見書

 平成5年の衆参両議院における地方分権推進決議以後、地方分権一括法の施行や市町村合併に伴う地方自治にかかる地勢図の変化など、地方議会を取り巻く環境は近時大きく変化してきている。
 また、今日、三位一体の改革などが進められる中で、税財政面での自己決定権が強まれば、それに伴い議会の執行機関に対する監視機能を強化し、自ら住民のための政策を発信していかなければならないのは必然である。
 このような中、二元代表制の下での地方議会の役割は一層その重要性を増していることから、住民自治の代表機関である議会の機能の更なる充実とその活性化を図ることが強く求められている。一方、各議会においては、自らの議会改革等を積極的に行っているところであるが、これらの環境に対応した議会の機能を十分に発揮するためには、解決すべき様々な制度的課題がある。
 こうした課題は、現行の地方自治法が制定後60年経過し、「議会と首長との関係」等にかかわる状況が変化しているにもかかわらず、ほとんど見直されておらず、議会にかかる制度が実態にそぐわなくなっていることから、議会制度全般にわたる見直しが急務である。
 21世紀における地方自治制度を考えるとき、「議会」が自主性・自律性を発揮してはじめて「地方自治の本旨」は実現するものであり、時代の趨勢に対応した議会改革なくして地方分権改革は完結しないと考える。
 よって国におかれては、現在、第28次地方制度調査会において「議会のあり方」を審議項目として取り上げ、活発な審議が行われているところであるが、地方議会制度の規制緩和・弾力化はもとより、1、議長に議会招集権を付与すること、2、委員会にも議案提出権を認めること、3、議会に附属機関の設置を可能にすることなど、地方議会の権能強化及びその活性化のため、抜本的な制度改革が図られるよう強く求める。

 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。
 年  月  日

衆議院議長
参議院議長  あて
内閣総理大臣
総務大臣
中野区議会議長名

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(高橋ちあき) 本件について御質疑ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 本件は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
 上程中の議案は、原案どおり可決するに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
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 (16)第41号陳情 介護保険制度の拡充をはかることについて
 (委員長報告)

○議長(高橋ちあき) 日程第5、(16)第41号陳情、介護保険制度の拡充をはかることについてを議題に供します。

平成17年(2005年)6月9日

中野区議会議長 殿

厚生委員長 岩永 しほ子
(公印省略)

陳情の審査結果について

 本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。


受理番号 件  名 審査結果 決定月日 意見 措置
(16)第41号陳情 介護保険制度の拡充をはかることについて 不採択とすべきもの 6月9日   <
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○議長(高橋ちあき) 厚生委員会の審査の報告を求めます。岩永しほ子厚生委員長。
     〔岩永しほ子議員登壇〕
○31番(岩永しほ子) ただいま議題に供されました(16)第41号陳情、介護保険制度の拡充をはかることについてに関しまして、厚生委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本陳情は、介護保険制度の見直しに当たり、国に対して保険料を値上げしないこと、サービスを縮小しないこと、施設利用者の負担をふやさないこと、介護労働者の労働条件を改善すること、施設整備補助を縮小しないことなどについての意見書提出を求めるものです。
 本陳情は、平成16年10月5日に受理され、10月13日の本会議において当委員会に付託された後、当委員会では、10月18日及び11月30日に審査を行いました。その後、平成17年3月7日に陳情訂正願が提出され、3月11日の本会議で承認されました。そして当委員会では、さらに3月17日及び6月9日に審査を行いました。
 その主な質疑応答の内容を紹介します。
 初めに、介護保険制度の改正について、国の考え方では、要支援、要介護度1など介護度の軽い人を対象とするサービスが縮小されるのではないかとの危惧されているが、区はどう考えているのかとの質疑があり、軽度の対象者には新予防給付が創設され、介護予防を重視した仕組みに転換を図ると聞いている。介護保険制度の持続可能性を確保するためには、制度の見直しが必要と考えているとの答弁がありました。
 次に、特別養護老人ホームなど施設入所に係る食費などのホテルコストの負担はどうなるのかとの質疑があり、施設給付の見直しは、在宅と施設利用者の負担の公平性を確保する意味合いがあり、多くの施設入所者の負担はふえることになるが、その一方で低所得者に対する軽減措置も創設されるとの答弁がありました。
 これに対し、保険料を支払いながら施設入所費用を負担し、さらにホテルコストを負担するというのは、介護保険制度発足時の考え方と変わってきたと考えるべきではないか。国の制度が改定されても、区は区民の生活実態をかんがみて介護保険事業に臨むべきではないかとの質疑があり、今回の制度改正の見直しの中では、在宅生活での不安をやわらげるためのサービス開発も検討されており、在宅、施設入所を問わず、安心して暮らせていただけるような取り組みを進めていくとの答弁がありました。
 次に、介護保険制度の枠組みは、財源の半分を保険料、残りの半分を税金とする社会保険方式である。保険料が高いからといって、その分を税金を投入すればよいというのでは、制度の趣旨に反するばかりでなく、その財源をどこに求めるのかという議論になるのではないかとの質疑があり、現行制度のもとでは、保険料をふやさなければ給付もふやすことができないため、保険料は将来の給付の伸びに合わせていかざるを得ないと考えている。一方で、保険料の負担設定においては、低所得者への配慮をしているとの答弁がありました。
 次に、介護保険制度の存続が危ぶまれている中で、考え方を切りかえる必要があるのではないか。サービスの利用のあり方については、便利さの反面、ヘルパーに頼り過ぎることで、かえって自分自身で体力を維持できる人までも、それができなくなってしまうようなケースも見受けられる。制度改正はサービスの切り捨てと言われるが、区はどう考えているかとの質疑があり、サービス切り捨てという利用者の不安の一方で、介護給付費の急増の原因の一つに不適正な利用があるのではないか、またサービス量が適正であるかなどの指摘もされている。それらを一律に不適切というのではなく、個々の要介護者の残存能力を生かす形で、一人ひとりの生活能力を高めていけるようなサービスを提供することで、給付費総体の抑制につなげていけるのではないかと考えているとの答弁がありました。
 以上が主な質疑応答の内容です。
 その後、委員会を休憩して本陳情の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
 次に、意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
 次に、討論を求めたところ、1名の委員が本陳情に賛成する立場から、現在でも保険料が高過ぎるという声がある中、介護保険料を改定すれば、多くの区民にとって保険料の負担が増大する。そして要支援、要介護度1の軽度の利用者については、新予防給付により新たなメニューが開始されるとはいえ、原則として、これまで受けられたホームヘルパーによる家事援助サービスが受けられなくなるということに見られるように、サービスが大幅に制限される危険がある。さらに食事代や部屋代などのホテルコストとあわせ二重の負担を強いられ、多くの方に困難を与えることが予想される。また、ホームヘルパーなどの労働条件の改善は、安定した介護保険制度を支えていく上での課題である。また、現在、介護施設は非常に少なく、施設整備を急がなければならないのに、介護保険制度の開始から補助金などが削減され、いまだに整備されていないという状況がある。これらの問題点については、当議会としても、国や都に対して改善方の意見を上げるべきであるため、本陳情に賛成するとの答弁がありました。
 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
 そして挙手による採決を行ったところ、賛成少数で本陳情を不採択とすべきものと決した次第です。
 以上で(16)第41号陳情に関する厚生委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(高橋ちあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。かせ次郎議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。
 かせ次郎議員。
     〔かせ次郎議員登壇〕
○20番(かせ次郎) 日本共産党区議団の立場から、(16)第41号陳情、介護保険制度の拡充をはかることについて、賛成する立場から討論いたします。
 本陳情は、一つ、介護保険料の引き上げを行わないこと、二つ、要支援、要介護度1の介護度の軽い利用者へのサービスの縮小を行わないこと、3、介護保険施設の部屋代、食費などの利用者負担をふやさないこと、4、介護現場の労働者、特にホームヘルパーの労働条件を改善すること、5、施設整備費の縮小をしないことの5項目について、国に対し意見書の提出を求めるものです。
 現在、参議院で審議中となっている介護保険改悪法案は、新予防給付を導入して家事援助サービスの削減を図り、予防重視型システムに切りかえるとして、これまで区市町村で実施していた老人保健事業や介護予防、地域支え合い事業などを地域支援事業として介護保険事業に再編するという制度の根本的な改変をねらうものであります。
 まず保険料の問題です。低所得者への配慮とは言っておりますけれども、保険料の第2段階を二つに区分し、年収が80万円以下であって年金以外に収入がない者について、基準額の0.75を0.5にする程度のわずかな減額です。中野区の介護保険サービス実態調査でも、サービスを利用している人も、していない人も、制度に何らかの不満を持ち、その中で一番の不満は保険料が高いということです。ところが、今年度から実施されている定率減税の縮小、廃止によって、課税所得がふえ、2004年以降の税制改悪で配偶者特別控除や老年者控除の廃止、公的年金控除額が引き下げられ、さらにことしの税制改悪で65歳以上の非課税措置を廃止したことにより、中野区でも5,100人の方が課税対象になっています。このことが介護保険料や国保の保険料にも連動し、現行制度のもとでは、介護保険料は第2段階の2万8,500円から第4段階の5万1,000円に引き上げられます。この以上の保険料の引き上げは到底容認できません。
 利用料については、介護保険施設の部屋代や食事代を全額自己負担にしようという、いわゆるホテルコストの負担問題があります。区は、在宅との公平性を理由に新たな負担の導入をよしとしていますが、アパートでひとり暮らしの高齢者が施設に入った場合、アパート代を払わなくてよいことにはなりません。高齢者二人世帯の一人が施設に入所したとしても、食費や水光熱費が半分になるわけではありません。既に破綻した論理と言えます。厚労省は低所得者に配慮し、上限額を設けたと言っていますが、実態は何の軽減にもなっておりません。例えば、世帯全員が非課税で年間80から260万円の年金を受け取っている人の負担の上限額は、居住費で5万円、食費で2万円、これに1割負担の2万5,000円で9万5,000円になってしまい、月7万円から8万円の年金生活者では、必要があっても初めから個室は使えないことになります。このように介護に差別を持ち込むホテルコストの導入は認められません。厚労省は、家事援助サービスが介護者の自立しようという意欲を妨げているとして、要支援や要介護度1のいわゆる軽度要介護者のホームヘルパーやデイサービスの利用を制限し、新予防給付を創設し、筋力トレーニングなどの新しいメニューに振り分けようとしています。しかし、国会では、在宅サービスを利用している軽度者、要介護度1の84%が状態を改善、維持しているという厚労省の調査結果が示され、政府も家事サービスを評価していると言わざるを得ませんでした。介護度の軽い人の在宅サービスを制限し、一律に新予防給付を押しつける根拠は全くありません。
 現在、特養ホームの待機者が全国で34万人以上、中野区でも1,200人もいます。これは介護保険が導入されたことをもって、国や都は介護施設に対する補助金を縮小してきたため、特養ホームや短期入所施設などの基盤整備がおくれているからです。介護保険制度のもとでは、自治体が基盤整備を進めれば、保険料の引き上げにつながり、そのため簡単には整備できません。国に対し、施設整備費の縮小をしないよう求めることは当然のことです。
 今、在宅介護を地域で支えているのがケアマネジャーやヘルパー、ケアワーカーなどの介護労働者です。必要な専門性を確立し、高齢者に十分なケアを提供するためには、介護報酬を引き上げ、働き続けられる条件を整備することが必要です。国に改善を求めるとともに、区は必要な支援を行うべきです。介護保険制度は、年金や医療と並ぶ社会保障制度の柱であり、本来なら憲法25条が規定する生存権を踏まえ、すべての国民に生きていくために必要な給付を保障し、負担は所得や資産などの負担能力に応じて求めることを基本とすべきです。そのための条件を整えることが国の責務であることは言うまでもありません。参議院で結論が出ていない今こそ、だれもが安心して利用できる介護保険にするために、議会と国に対し、上記の5項目について意見書を提出すべきであります。
 以上を申し述べ賛成討論といたします。
○議長(高橋ちあき) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
 これより起立により採決いたします。
 上程中の陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立少数。よって、上程中の陳情は不採択とするに決しました。
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 第11号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」について(4項及び5項)
 第29号陳情 中野駅周辺まちづくりの推進について(1項から4項まで及び6項)
 第31号陳情 警察大学校等跡地の利用計画に関する慎重な審議などについて
        (1項及び3項から6項まで)
 第67号陳情 中野駅周辺まちづくり計画について(1項から4項まで)
 第69号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」の凍結について
(委員長報告)

平成17年(2005年)6月13日

中野区議会議長 殿
中野駅周辺整備・交通対策特別委員長 藤本 やすたみ
(公印省略)

陳情の審査結果について

 本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。



受理番号 件   名 審査結果 決定月日 意見 措置
第11号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」について(4項、5項) 採択すべきもの 6月13日 願意を了とし、趣旨に添うよう検討されたい。  
第29号陳情 中野駅周辺まちづくりの推進について(1項、2項、3項、4項、6項) 採択すべきもの 6月13日 願意を了とし、趣旨に添うよう検討されたい。  
第31号陳情 警察大学校等跡地の利用計画に関する慎重な審議などについて(1項) 不採択とすべきもの 6月13日    
第31号陳情 警察大学校等跡地の利用計画に関する慎重な審議などについて(3項) 不採択とすべきもの 6月13日    
第31号陳情 警察大学校等跡地の利用計画に関する慎重な審議などについて(4項) 不採択とすべきもの 6月13日    
第31号陳情 警察大学校等跡地の利用計画に関する慎重な審議などについて(5項) 不採択とすべきもの 6月13日    
第31号陳情 警察大学校等跡地の利用計画に関する慎重な審議などについて(6項) 不採択とすべきもの 6月13日    
第67号陳情 中野駅周辺まちづくり計画について(1項) 不採択とすべきもの 6月13日    
第67号陳情 中野駅周辺まちづくり計画について(2項) 不採択とすべきもの 6月13日    
第67号陳情 中野駅周辺まちづくり計画について(3項) 不採択とすべきもの 6月13日    
第67号陳情 中野駅周辺まちづくり計画について(4項) 不採択とすべきもの 6月13日    
第69号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」の凍結について 不採択とすべきもの 6月13日   <
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○議長(高橋ちあき) 日程第6、議事日程記載の陳情計5件を一括議題に供します。
 中野駅周辺整備・交通対策特別委員会の審査の報告を求めます。藤本やすたみ中野駅周辺整備・交通対策特別委員長。
    〔藤本やすたみ議員登壇〕
○39番(藤本やすたみ) ただいま議題に供されました第11号陳情4項、5項、第29号陳情1項、2項、3項、4項、6項、第31号陳情1項、3項、4項、5項、6項、第67号陳情1項、2項、3項、4項、第69号陳情の計5件の陳情に関して、当委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 各陳情の趣旨は以下のとおりです。
 第11号陳情4項及び5項は、中野駅北口広場整備の早期実施を求めるもの、中野駅周辺まちづくり計画に基づく実施計画を住民側と協議して進めることを求めるものです。
 第29号陳情1項から4項及び6項は、それぞれ中野駅周辺整備の早急な推進を求め、さらに駅南東部も含む約80ヘクタールを対象範囲として検討することを求めるもの、中野駅周辺の公有地と民有地の再整備計画を一体的な構想として都市計画の中で位置付けることを求めるもの、中野駅周辺の東西に走る道路を拡幅し、南北をつなぐ中野通りの左右に地下のバイパス道路を通すことを求めるもの、北口と南口に分断されている中野駅前広場を一体化することなどを求めるもの及び中野サンモールと中野ブロードウェイの再整備については、容積の移転等の新たな都市計画の制度を活用することを求めるものです。
 第31号陳情1項及び3項から6項までは、それぞれ中野駅周辺まちづくり計画に住民要望を反映する努力を求めるもの、中野区に杉並区が提出した要請及び中野区の回答の公表を求めるもの、中野駅及び駅周辺の整備についてJR東日本との協議内容の公表を求めるもの、囲町地区などの勉強会の開催の日程、内容等の公表を求めるもの、中野駅周辺まちづくり計画素案に記載されていたことが計画案では記載されていない理由を公表することを求めるものです。
 第67号陳情1項から4項までは、良質な住居の確保と中野区の歳入増は必ずしも直結しないということを明らかにするよう求めるもの、中野駅周辺まちづくりの基本的な考え方を見直すよう求めるもの、都市環境再生ゾーンと中野区のかかわりに対する認識を改めるよう求めるもの、都市型産業の創出や既存産業等の経営革新について再考を求めるものです。
 第69号陳情は、東京都が防災計画の見直しを行うまで中野駅周辺まちづくりの計画の凍結を求めるものです。
 以上の各陳情は、いずれも受理後、3月25日の本会議において当委員会に付託され、4月11日、22日、5月9日、6月13日に当委員会において審査を行いました。いずれの陳情も、最初に議題に供した後、委員会を休憩して陳情者から補足説明を受け、その後、委員会を再開して質疑を行いました。その際、円滑に進めるため一括して議題に供してまいりました。
 5月9日までの主な質疑応答の内容は、さきの5月24日に開催されました第1回臨時会において行われた中間報告のとおりですので、6月13日の当委員会における主な質疑の内容を御紹介いたします。
 初めに、委員から、南北をつなぐ中野通りの左右に地下のバイパスを通すことについては、どのように考えているのかとの質疑があり、中野駅周辺まちづくりでは、具体的に示してはいないが、広いエリアにわたって総合的に道路整備をしたいと考えているとの答弁がありました。
 また、新たな都市計画制度の利用を求める陳情があるが、何か考えているかとの質疑があり、東京都が実施している制度に、地域を一度に再開発するのではなく、全体としてのマスタープランのもとに、中規模、小規模の再開発を連担させながら全体的なまちづくりを行う街区再編まちづくり制度がある。そうした制度を視点に置きながら考えていきたいとの答弁がありました。
 また、中野駅周辺のまちづくりの基本的考えについて、素案にあった部分が案になった段階で示されていないところがあるとの陳情があるが、削った理由はとの質疑があり、あえて削ったのではなく、他の部分において記述したものであるとの答弁がありました。
 さらに、他の委員から、JRとの協議の内容については、もう少し具体的な報告がされるべきではないかとの質疑があり、ことしの2月から3月に協議を行ったが、特に今後の整備の方法について具体的に定めた事柄があったわけではなかったため、経緯については簡単に報告するにとどめたとの答弁がありました。
 また、計画の中にIT・コンテンツなどの都市型産業を創出するとあるが、具体的にどのように明確化していくのかとの質疑があり、IT・コンテンツなどの都市型産業が中野のまちに立地していくための基盤として、中野駅周辺を整備したいと考えている。警大跡地に誘致した大学を中核として産学連携も必要と考えている。こうした方針をもとに土地利用などについて決定していきたいとの答弁がありました。
 さらに、囲町の関係者からは、今後、実施計画を進めるに当たっての要望が出されている。区はどのような受けとめ方をしているのかとの質疑があり、要望は区の方針と合致するものと考えており、囲町の地域については、今後十分に話し合いを重ねながら、具体的な実施計画などを定めていきたいとの答弁がありました。
 また、区は良質な住居の確保と中野区の歳入増は必ずしも直結しないと考えているようだが、理由は何かとの質疑があり、中野駅周辺、ひいては中野区全体をにぎわいと活気のあるまち、環境と調和したまちとしていきたいと考えている。そうしたまちづくりの観点から、住宅の確保についても検討を進めてきた。単に中野区の歳入をふやすために住宅を確保するということではないとの答弁がありました。
 また、他の委員から、東京都の新しい都市づくりビジョンに示されている都市環境再生ゾーン、センターコア再生ゾーンは、環状6号線までであり、当地域は含まれていないにもかかわらず、当地域をセンターコアと同じような扱いで開発しようとしている。当区域の容積率についても、センターコア内と同様に上乗せを検討していく考えかとの質疑があり、中野区には、センターコア再生ゾーン及び都市環境再生ゾーンの両方の機能があると考えている。しかし、センターコア再生ゾーンの外縁部に位置していることから、東京の大きな機能の一端をも担っていく必要もある。こうした視点に基づき、当区域について今後検討を進めていきたいとの答弁がありました。
 その後、委員会を休憩して本陳情の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
 その後、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
 次に、討論を求めたところ、1名の委員から、第29号陳情の1項から4項及び6項に対し反対の立場から、本陳情は、既に中野区は計画として表している内容を踏襲するもので、とりわけ6項は、中野サンモールとブロードウェイの再整備については、容積の移転等新たな都市計画の制度を活用して建てかえを促進してほしいとしている。現在の用途地域以上の建物の建設を望んでおり、環境の悪化につながると考える。よって、本陳情に反対するとの討論がありました。
 また、第67号陳情3項に対し、1名の委員から、賛成の立場で、区は東京都のビジョンに示されているセンターコアから2キロも離れている当区域をセンターコア並に開発しようとしている。しかし、その認識は間違ったものであり、改めるべきと考えることから、当陳情に賛成するとの討論がありました。
 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
 そして、第11号陳情4項、5項及び第29号陳情1項、2項、3項、4項、6項、第31号陳情1項、3項、4項、5項、6項、第67号陳情1項、2項、3項、4項及び第69号陳情について、挙手による採決を行ったところ、第11号陳情4項、5項につきましては、全会一致で採択すべきものと決しました。なお、本陳情につきましては、願意を了とし、趣旨に沿うように努力されたいとの附帯意見が付されております。
 第29号陳情1項、2項、3項、4項、6項につきましては、賛成多数で採択すべきものと決しました。本陳情につきましても、願意を了とし、趣旨に沿うよう努力されたいとの附帯意見が付されております。
 第31号陳情1項、3項、4項、5項、6項につきましては、それぞれ賛成少数で不採択とすべきものと決しました。
 第67号陳情1項、2項、3項、4項につきましては、それぞれ賛成少数で不採択とすべきものと決しました。
 第69号陳情につきましては、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。
 以上で第11号陳情4項、5項、第29号陳情1項、2項、3項、4項、6項、第31号陳情1項、3項、4項、5項、6項、第67号陳情1項、2項、3項、4項及び第69号陳情の計5件の陳情に関する当委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。
○議長(高橋ちあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、ただちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、これより陳情及び項ごとに分けて採決いたします。
 初めに、第11号陳情4項及び5項について採決いたします。
 上程中の第11号陳情4項及び5項を委員長報告どおり採択するに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
 次に、第29号陳情1項から4項まで及び6項について、起立により採決いたします。
 上程中の第29号陳情1項から4項まで及び6項を委員長報告どおり採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、上程中の第29号陳情1項から4項まで及び6項は採択するに決しました。
 次に、第31号陳情1項について、起立により採決いたします。
 上程中の第31号陳情1項を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立少数。よって、上程中の第31号陳情1項は不採択とするに決しました。
 次に、第31号陳情3項について、起立により採決いたします。
 上程中の第31号陳情3項を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立少数。よって、上程中の第31号陳情3項は不採択とするに決しました。
 次に、第31号陳情4項について、起立により採決いたします。
 上程中の第31号陳情4項を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立少数。よって、上程中の第31号陳情4項は不採択とするに決しました。
 次に、第31号陳情5項について、起立により採決いたします。
 上程中の第31号陳情5項を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立少数。よって、上程中の第31号陳情5項は不採択とするに決しました。
 次に、第31号陳情6項について、起立により採決いたします。
 上程中の第31号陳情6項を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立少数。よって、上程中の第31号陳情6項は不採択とするに決しました。
 次に、第67号陳情1項について、起立により採決いたします。
 上程中の第67号陳情1項を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立少数。よって、上程中の第67号陳情1項は不採択とするに決しました。
 次に、第67号陳情2項について、起立により採決いたします。
 上程中の第67号陳情2項を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立少数。よって、上程中の第67号陳情2項は不採択とするに決しました。
 次に、第67号陳情3項について、起立により採決いたします。
 上程中の第67号陳情3項を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立少数。よって、上程中の第67号陳情3項は不採択とするに決しました。
 次に、第67号陳情4項について、起立により採決いたします。
 上程中の第67号陳情4項を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立少数。よって、上程中の第67号陳情4項は不採択とするに決しました。
 次に、第69号陳情について、起立により採決いたします。
 上程中の第69号陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立少数。よって、上程中の第69号陳情は不採択とするに決しました。
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 第112号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」素案の警察大学校等跡地の利用について(1項)
 (委員長報告)

○議長(高橋ちあき) 日程第7、第112号陳情、「中野駅周辺まちづくり計画」素案の警察大学校等跡地の利用について1項を議題に供します。

平成17年(2005年)6月9日

中野区議会議長 殿

総務委員長 伊藤 正信
(公印省略)

陳情の審査結果について

 本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。


受理番号 件  名 審査結果 決定月日 意見 措置
第112号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」素案の警察大学校等跡地の利用について(1項) 不採択とすべきもの 6月9日   <
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○議長(高橋ちあき) 総務委員会の審査の報告を求めます。伊藤正信総務委員長。
     〔伊藤正信議員登壇〕
○11番(伊藤正信) ただいま議題に供されました第112号陳情、「中野駅周辺まちづくり計画」素案の警察大学校等跡地の利用について1項に関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本陳情は、警察大学校等跡地の利用について、計画を元に戻し、決定する前に、アンケート、住民投票などで全区民の意見を聞いてから進めることを求めるものです。
 本陳情は、平成17年3月22日に受理され、同年3月25日の本会議において当委員会に付託された後、6月9日の委員会にて審査を行いました。
 審査の進め方として、本陳情を議題に供した後、直ちに質疑を行いました。
 その主な質疑応答の内容を紹介します。
 この計画の現在の状況はどうなっているのか、都市計画審議会には付議したのかとの質疑があり、5月になって中野駅周辺まちづくり計画を策定した。現在、この計画に基づいて事業を進めるべく調整中で、都市計画審議会にはまだ付議していないとの答弁がありました。
 次に、今後の予定はどうなるのかとの質疑があり、今後、警察大学校等跡地周辺については、地区計画、再開発等促進区などの都市計画手続を進め、まちづくりを行っていきたいと考えている。まず中野区で都市計画原案をつくり、7月から8月を目途に中野区の都市計画審議会に諮る予定である。その後、この都市計画は東京都決定のため、都に送付するとの答弁がありました。
 以上が主な質疑応答の内容です。
 その後、委員会を休憩して本陳情の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
 次に、意見の開陳を求めましたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
 次に、討論を求めたところ、1名の委員が本陳情に賛成する立場から、中野駅周辺まちづくり計画は、中野区がつくったものだが、中野区や東京都の都市計画審議会までは一定の期間があり、中野区が姿勢を改めれば計画をもとに戻すことは可能である。ほとんどの区民には、まちづくりの計画が変わったことは周知されていない。区民には、長い時間をかけて2001年の土地利用転換計画で合意をとってきた。それがここ2年ほどで全く違う計画に変更されることは驚きであり、認められないという陳情者の気持ちは理解できる。区民に合意を取りつけるためにも、計画の賛否を問うアンケートや住民投票をすることはもっともであることから、この陳情について採択すべきであるとの討論を行いました。
 他に討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
 そして挙手による採決を行ったところ、賛成少数で本陳情を不採択とすべきものと決した次第です。
 以上で第112号陳情1項に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(高橋ちあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
 上程中の陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立少数。よって、上程中の陳情は不採択とするに決しました。
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 平成16年度中野区区政情報の公開に関する条例の運営状況について

○議長(高橋ちあき) 日程第8、平成16年度中野区区政情報の公開に関する条例の運営状況について報告いたします。


○議長(高橋ちあき) 本件については、中野区区政情報の公開に関する条例第17条の規定に基づき、区長から6月2日付の配付文書のとおり報告がありましたので、さよう御了承願います。
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 平成16年度中野区個人情報の保護に関する条例の運営状況について

○議長(高橋ちあき) 日程第9、平成16年度中野区個人情報の保護に関する条例の運営状況について報告いたします。


○議長(高橋ちあき) 本件については、中野区個人情報の保護に関する条例第40条の規定に基づき、区長から6月2日付の配付文書のとおり報告がありましたので、さよう御了承願います。
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 法人の経営状況を説明する書類の提出について
  ○中野区土地開発公社
  ○財団法人中野区中小企業退職金共済会
  ○財団法人中野区勤労者サービスセンター
  ○財団法人中野区文化・スポーツ振興公社

○議長(高橋ちあき) 日程第10、法人の経営状況を説明する書類の提出について報告いたします。


○議長(高橋ちあき) 本件については、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、区長から6月2日付の配付文書のとおり、中野区土地開発公社、財団法人中野区中小企業退職金共済会、財団法人中野区勤労者サービスセンター及び財団法人中野区文化・スポーツ振興公社の経営状況を説明する書類が提出されましたので、さよう御了承願います。
 この際、陳情の取り下げについてお諮りいたします。
 お手元に配付の文書のとおり、陳情の取り下げの申し出がありますので、これを承認いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう承認するに決しました。

      陳 情 取 下 願

           平成17年6月9日

中野区議会議長 殿
陳情者 住所 中野区
氏名 中野区民

 平成16年12月1日付をもって提出した次の陳情を、取下げいたしますから、よろしくお取り計らい願います。

 (16)第59号陳情 NPT再検討会議に向けて、政府への意見書提出と支持決議を求めることについて

(取下げ理由)
 社会状況の変化を考慮して

      陳 情 取 下 願

          平成17年6月13日

中野区議会議長 殿
陳情者 住所 中野区
氏名 中野区民

 平成17年3月4日付をもって提出した次の陳情を、取下げいたしますから、よろしくお取り計らい願います。

 第27号陳情 中野駅前空地(トーキョードーム3つ分 駅北西)について

(取下げ理由)
 社会状況等の変化を考慮して

陳 情 取 下 願

平成17年6月7日

中野区議会議長 殿
陳情者 住所 中野区
氏名 中野区民

 平成17年6月1日付をもって提出した次の陳情を、取下げいたしますから、よろしくお取り計らい願います。

 第122号陳情 絶対高さ制限の導入を検討することについて

(取下げ理由)
 その他

○議長(高橋ちあき) 次に、陳情の継続審査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の陳情継続審査件名表に記載の陳情については、それぞれ付託委員会から継続審査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

      陳情継続審査件名表

         平成17年第2回定例会

《総務委員会付託》
 第 25号陳情 サンプラザフィットネスプール「けんこうクラス」の存続について
 第109号陳情 防災会の活動について
 第121号陳情 「公共工事における建設労働者の適正な労働条件確保等に関する意見書」提出について

《区民委員会付託》
 第 70号陳情 地域センターへの区職員の配置について
 第117号陳情 住民基本台帳の閲覧制度の条件を厳しくすることについて
 第118号陳情 職業訓練学校などの設立の意見書を提出することについて

《厚生委員会付託》
 第18号陳情 高齢者の健康と生きがい増進に資する高齢者農園事業の拡充について
 第48号陳情 中野区在住の私立・国立小・中学校就学者等への情報提供などについて
 第68号陳情 児童館および学童クラブの存続について
 第94号陳情 学童クラブ運営の見直しについて

《建設委員会付託》
 (16)第 31号陳情 旧農林水産省宿舎跡地に計画されている高層分譲マンションの建設について
 第 10号陳情 警察大学校等跡地の利用計画の凍結などを求めることについて
 第 11号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」について(1項~3項)
 第 13号陳情 警察大学校等跡地利用について
 第 16号陳情 警察大学校等跡地の広域避難場所等について
 第 17号陳情 区民参加を大切にし、警察大学校等跡地の利用計画を進めることについて
 第 21号陳情 警察大学校等跡地の利用計画について
 第 24号陳情 警察大学校等跡地を防災緑地「原っぱ」として整備することについて
 第 26号陳情 警察大学校等跡地に高層ビル建設を誘致しないことについて
 第 28号陳情 子ども達のことを考えた警察大学校等跡地利用計画を求めることについて
 第 29号陳情 中野駅周辺まちづくりの推進について(5項)
 第 30号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画素案」について
 第 31号陳情 警察大学校等跡地の利用計画に関する慎重な審議などについて(2項)
 第 32号陳情 警察大学校等跡地の利用計画に住み慣れた住環境の維持を求めることについて
 第 33号陳情 警察大学校等跡地についての利用計画につい
 第 34号陳情 杉並区との区界道路ほか警察大学校等跡地の利用計画について
 第 35号陳情 警察大学校等跡地にペットのための施設を造ることについて
 第 36号陳情 中野の文化伝統を生かした警察大学校等跡地利用計画について
 第 37号陳情 警察大学校等跡地についての利用計画について
 第 38号陳情 警察大学校等跡地の利用計画について
 第 39号陳情 中野駅周辺まちづくり計画変更に関する情報開示を求めることについて
 第 40号陳情 警察大学校等跡地利用計画について
 第 41号陳情 警察大学校等跡地の利用計画について
 第 42号陳情 警察大学校等跡地利用計画を防災公園中心にすることについて
 第 43号陳情 警察大学校等跡地利用計画から長年住み慣れた住環境の維持を求める陳情
 第 44号陳情 中野駅周辺まちづくり計画について
 第 45号陳情 警察大学校等跡地についての利用計画について
 第 46号陳情 警察大学校等跡地は防災公園にすることについて
 第 47号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」の凍結について
 第 49号陳情 警察大学校等跡地に防災公園をつくることについて
 第 50号陳情 警大跡地の利用方法について
 第 51号陳情 警察大学校等跡地の防災公園の整備方法について
 第 52号陳情 警察大学校等跡地を杉並区に防災緑地公園として整備してもらうことについて
 第 53号陳情 警察大学校等跡地利用計画のすすめ方について
 第 54号陳情 警大跡地利用計画と中野駅周辺まちづくりについて
 第 55号陳情 警大跡地の貴重な樹木を残すことについて
 第 57号陳情 警察大学校等跡地に計画している公園について
 第 58号陳情 中野駅周辺まちづくり計画素案にある中野区役所本庁舎移転について
 第 59号陳情 警察大学校等跡地の土地利用転換について
 第 60号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」の見直しについて
 第 64号陳情 警察大学校等跡地の活用について
 第 65号陳情 警察大学校等跡地の利用について
 第 66号陳情 警察大学校等跡地の利用について
 第 67号陳情 中野駅周辺まちづくり計画について(5項~7項)
 第 71号陳情 警察大学校等跡地に「土地利用転換計画案」のとおり4ヘクタールの防災公園を造ることについて
 第 72号陳情 警察大学校等跡地は防災公園にすることについて
 第 73号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」の中の警察大学校等跡地利用計画素案のパブリックコメントについて
 第 74号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」の区画道路1号について
 第 75号陳情 警察大学校等跡地の利用方法について
 第 76号陳情 警察大学校等跡地の利用計画について
 第 77号陳情 警察大学校等跡地の利用計画の決定延期について
 第 78号陳情 警察大学校等跡地を防災緑地公園にすることについて
 第 79号陳情 警察大学校等跡地についての利用計画について
 第 80号陳情 杉並区との区界道路ほか警察大学校等跡地利用計画の中止について
 第 81号陳情 2001年の「土地利用転換計画」案の見直しを中野区民に問うことにいて
 第 82号陳情 警察大学校等跡地利用計画について
 第 83号陳情 警察大学校等跡地の利用計画の再検討について
 第 84号陳情 警察大学校等跡地利用計画を防災公園にする事について
 第 85号陳情 警察大学校等跡地の利用計画の策定及び決定について
 第 86号陳情 警大跡地計画について
 第 87号陳情 警察大学校等跡地を広域避難場所にすることについて
 第 88号陳情 警察大学校等跡地利用について
 第 89号陳情 補助金、交付金などを使って警察大学校等跡地を取得した時どのぐらい区の持ち出しになるか区民に提示することについて
 第 90号陳情 警察大学校等跡地を中心とした都市計画公園の計画について
 第 91号陳情 警大跡地の民間売却計画について
 第 92号陳情 警大跡地の民間売却計画について
 第 93号陳情 警察大学校等跡地の見学会について
 第 95号陳情 中野駅周辺まちづくり計画素案について
 第 97号陳情 警察大学校等跡地の利用計画について
 第 98号陳情 警察大学校等跡地の利用について
 第 99号陳情 警察大学校等の跡地利用について
 第100号陳情 警大跡地に関して区と住民の話し合いを開催することについて
 第101号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画素案」について
 第103号陳情 警察大学校等跡地(警察病院建設予定地は除く)を全面的に緑地として整備することについて
 第104号陳情 警察大学校等跡地を緑豊かな防災公園にすることについて
 第106号陳情 警察大学校等跡地を公園にすることについて
 第107号陳情 警大等跡地の利用について
 第108号陳情 警察大学校等跡地利用について
 第110号陳情 地元説明会では回答に窮しまた防災専門家による検証がなされていない警大跡地計画の全面見直しについて
 第111号陳情 少子高齢化を考えた都市計画にもとづく警察大学校等跡地利用について
 第112号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」素案の警察大学校等跡地の利用について(2項)
 第113号陳情 警察大学校等跡地を区民のための防災公園にすることについて
 第114号陳情 警察大学校等跡地の防災公園について
 第115号陳情 警察大学校等跡地利用を中央防災会議報告に基いて進めることについて
 第116号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」における「警察大学校等移転跡地エリア」のまちづくり実現のために決定される地区計画について
 第120号陳情 警察大学校跡地に日本版NCI(米国国立癌研究所)を建設することについて

《文教委員会付託》
 (16)第61号陳情 地域図書館7館を存続することについて
 第22号陳情 中野区立小中学校再編計画(案)について
 第61号陳情 体育指導委員制度の運営の適正化について
 第62号陳情 中野区教育委員会が認定する社会教育団体の登録の認定基準の是正、および中野区教育委員会のスタンスの改善について
 第63号陳情 (財)中野区文化・スポーツ振興公社が団体に支払った謝礼等について、その用途の報告を求める義務がある件について

《中野駅周辺整備・交通対策特別委員会付託》
 第119号陳情 中央環状新宿線沿線の地域環境保全に努めることについて

○議長(高橋ちあき) 次に、常任委員会の所管事務継続調査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の常任委員会所管事務継続調査件名表に記載の調査事件については、それぞれ所管委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

常任委員会所管事務継続調査件名表

平成17年第2回定例会

《総務委員会》
 1 経営改革の推進について
 1 組織・人事及び各種事務事業の改善について
 1 財政、資金及び財産管理について 1 広報・広聴及び区民参加について
 1 災害対策について
 1 区税について

《区民委員会》
 1 戸籍及び住民基本台帳等について
 1 地域センター及び区民の地域活動について
 1 産業振興及び勤労者対策について
 1 環境及び消費者対策について
 1 ごみ減量及び清掃事業について

《厚生委員会》
 1 子育て支援及び子どもの育成について
 1 男女平等の推進について
 1 保健衛生及び社会福祉について
 1 保健所及び福祉事務所について
 1 国民健康保険、老人保健医療及び介護保険について

《建設委員会》
 1 安全で快適に住めるまちづくりについて
 1 交通安全及び放置自転車問題について
 1 河川の溢水防止及び親水化について
 1 道路・公園等の整備及び緑化について

《文教委員会》
 1 学校教育の充実について
 1 区民の生涯学習について
 1 スポーツ振興の整備について
 1 文化財保護等について

○議長(高橋ちあき) 次に、議会運営委員会の所管事項継続調査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の議会運営委員会所管事項継続調査件名表の記載の調査事件については、議会運営委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 議会運営委員会所管事項継続調査件名表

         平成17年第2回定例会

 1 議会の運営について
 1 議会の会議規則、委員会に関する条例等について

○議長(高橋ちあき) 以上で本日の日程を全部終了いたしましたので、散会いたします。
 平成17年第2回中野区議会定例会を閉じます。
      午後2時17分閉会

会議録署名員
     議 長 高橋 ちあき
     副議長 江口 済三郎
     議 員 きたごう 秀文
     議 員 岩永 しほ子