平成19年03月15日中野区議会本会議(第1回定例会)
平成19年03月15日中野区議会本会議(第1回定例会)の会議録
平成19年第1回定例会本会議第5日(3月15日) 1.平成19年(2007年)3月15日、中野区議会議事堂において開会された。
1.出席議員(42名)
  1番  いでい   良  輔        2番  伊  東  しんじ
  3番  佐  野  れいじ         4番  北  原  奉  昭
  5番  久  保  り  か        6番  酒  井  たくや
  7番  奥  田  けんじ         8番  近  藤  さえ子
  9番  小  堤     勇       10番  大  内  しんご
 11番  伊  藤  正  信       12番  きたごう  秀  文
 13番  吉  原     宏       14番  高  橋  ちあき
 15番  やながわ  妙  子       16番  平  島  好  人
 17番  むとう   有  子       18番  はっとり  幸  子
 19番  長  沢  和  彦       20番  か  せ  次  郎
 21番  山  崎  芳  夫       22番  小  串  まさのり
 23番  若  林  ふくぞう       24番  市  川  みのる
 25番  岡  本  いさお        26番  こしみず  敏  明
 27番  飯  島  きんいち       28番  佐  伯  利  昭
 29番  佐  藤  ひろこ        30番  来  住  和  行
 31番  岩  永  しほ子        32番  篠     国  昭
 33番  柿  沼  秀  光       34番  伊  藤  岩  男
 35番  斉  藤  金  造       36番  大  泉  正  勝
 37番  斉  藤  高  輝       38番  江  口  済三郎
 39番  藤  本  やすたみ       40番  昆     まさ子
 41番  江  田  とおる        42番  池  田  一  雄
1.欠席議員
      な  し
1.出席説明員
 中 野 区 長  田 中 大 輔      助     役  石 神 正 義
 収  入  役  沼 口 昌 弘      教  育  長  菅 野 泰 一
 区 長 室 長  寺 部 守 芳      政策担当課長   川 崎   亨
 総 務 部 長  助役事務取扱       総務担当参事   橋 本 美 文
 区民生活部長   本 橋 一 夫      子ども家庭部長  田 辺 裕 子
 保健福祉部長   金 野   晃      保 健 所 長  浦 山 京 子
 都市整備部長   石 井 正 行      拠点まちづくり推進室長 石 橋   隆
 教育委員会事務局次長 竹 内 沖 司
1.本会の書記は下記のとおりである。
 事 務 局 長  山 下 清 超      事務局次長    高 橋 信 一
 議事調査担当係長 大 谷 良 二      書     記  黒 田 佳代子
 書     記  永 田 純 一      書     記  荒 井   勉
 書     記  岩 浅 秀 樹      書     記  菅 野 多身子
 書     記  廣 地   毅      書     記  西 田   健
 書     記  鳥 居   誠      書     記  杉 本 兼太郎
 書     記  岡 田 浩 二      書     記  松 本 桂 治

 議事日程(平成19年(2007年)3月15日午後1時開議)
日程第1 第11号議案 中野区長等の給料等に関する条例等の一部を改正する条例
     第13号議案 中野区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
     第14号議案 中野区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
     第15号議案 中野区副収入役設置条例を廃止する条例
     第16号議案 特別区競馬組合規約の変更について
     第17号議案 特別区人事及び厚生事務組合規約の変更について
     第18号議案 東京二十三区清掃一部事務組合規約の変更について
     第19号議案 中野区乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
     第20号議案 中野区男女共同参画基本計画審議会条例を廃止する条例
     第21号議案 中野区保健福祉審議会条例の一部を改正する条例
     第22号議案 中野区感染症診査協議会条例の一部を改正する条例
     第23号議案 中野区奨学金貸付条例及び中野区女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例
     第25号議案 中野区国民健康保険高額療養費資金及び出産資金貸付条例の一部を改正する条例
     第26号議案 中野区老人保健高額医療費資金貸付条例の一部を改正する条例
     第27号議案 中野区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例
     第28号議案 中野区立公園条例の一部を改正する条例
     第29号議案 中野区妙正川公園条例の一部を改正する条例
     第30号議案 中野区資産活用木造住宅耐震改修工事費等融資利息等資金貸付条例の一部を改正する条例
     第31号議案 特別区道路線の認定について
     第32号議案 中野区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例
     第34号議案 中野区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
     第35号議案 中野区立幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
日程第2 第10号議案 中野区職員定数条例の一部を改正する条例
日程第3 第12号議案 中野区事務手数料条例の一部を改正する条例
日程第4 第24号議案 中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例
日程第5 特別委員会の中間報告について
日程第6 第5号陳情 最低保障年金制度の創設を求める意見書を提出することについて
日程第7 第6号陳情 本町二丁目郵政宿舎跡地をまちづくりに活用することについて
追加議事日程
日程第8 議員提出議案第4号 若林ふくぞう議員、斉藤金造議員の両議員に対する表彰方に関する決議

      午後1時01分開議
○議長(高橋ちあき) 定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりでありますので、さよう御了承願います。
 これより日程に入ります。
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 第11号議案 中野区長等の給料等に関する条例等の一部を改正する条例
 第13号議案 中野区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
 第14号議案 中野区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
 第15号議案 中野区副収入役設置条例を廃止する条例
 第16号議案 特別区競馬組合規約の変更について
 第17号議案 特別区人事及び厚生事務組合規約の変更について
 第18号議案 東京二十三区清掃一部事務組合規約の変更について
 第19号議案 中野区乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
 第20号議案 中野区男女共同参画基本計画審議会条例を廃止する条例
 第21号議案 中野区保健福祉審議会条例の一部を改正する条例
 第22号議案 中野区感染症診査協議会条例の一部を改正する条例
 第23号議案 中野区奨学金貸付条例及び中野区女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例
 第25号議案 中野区国民健康保険高額療養費資金及び出産資金貸付条例の一部を改正する条例
 第26号議案 中野区老人保健高額医療費資金貸付条例の一部を改正する条例
 第27号議案 中野区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例
 第28号議案 中野区立公園条例の一部を改正する条例
 第29号議案 中野区妙正川公園条例の一部を改正する条例
 第30号議案 中野区資産活用木造住宅耐震改修工事費等融資利息等資金貸付条例の一部を改正する条例
 第31号議案 特別区道路線の認定について
 第32号議案 中野区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例
 第34号議案 中野区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
 第35号議案 中野区立幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
  (委員会報告)

○議長(高橋ちあき) 日程第1、第11号、第13号議案から第23号議案まで、第25号議案から第32号議案まで、第34号議案及び第35号議案の計22件を一括議題に供します。



 平成19年(2007年)3月12日
中野区議会議長 殿
       総務委員長 伊藤 正信
 (公印省略)

     議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

         記
議案番号 件    名 決定月日
第11号 中野区長等の給料等に関する条例等の一部を改正する条例 3月9日
第13号 中野区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 3月9日
第14号 中野区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 3月9日
第15号 中野区副収入役設置条例を廃止する条例 3月9日
第16号 特別区競馬組合規約の変更について 3月9日
第17号 特別区人事及び厚生事務組合規約の変更について 3月9日
第34号 中野区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 3月12日
第35号 中野区立幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 3月12日



  平成19年(2007年)3月9日
中野区議会議長 殿
       区民委員長 斉藤 高輝
 (公印省略)
     議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

         記
議案番号 件    名 決定月日
第18号 東京二十三区清掃一部事務組合規約の変更について 3月9日



  平成19年(2007年)3月9日
中野区議会議長 殿
      厚生委員長 岩永 しほ子
 (公印省略)
     議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

         記
議案番号 件    名 決定月日
第19号 中野区乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例 3月9日
第20号 中野区男女共同参画基本計画審議会条例を廃止する条例 3月9日
第21号 中野区保健福祉審議会条例の一部を改正する条例 3月9日
第22号 中野区感染症診査協議会条例の一部を改正する条例 3月9日
第23号 中野区奨学金貸付条例及び中野区女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例 3月9日
第25号 中野区国民健康保険高額療養費資金及び出産資金貸付条例の一部を改正する条例 3月9日
第26号 中野区老人保健高額医療費資金貸付条例の一部を改正する条例 3月9日



 平成19年(2007年)3月9日
中野区議会議長 殿
     建設委員長 きたごう 秀文
 (公印省略)
     議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

         記
議案番号 件    名 決定月日
第27号 中野区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例 3月9日
第28号 中野区立公園条例の一部を改正する条例 3月9日
第29号 中野区立妙正寺川公園条例の一部を改正する条例 3月9日
第30号 中野区資産活用木造住宅耐震改修工事費等融資利息等資金貸付条例の一部を改正する条例 3月9日
第31号 特別区道路線の認定について 3月9日



  平成19年(2007年)3月9日
中野区議会議長 殿
     文教委員長 飯島 きんいち
 (公印省略)
     議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

         記
議案番号 件    名 決定月日
第32号 中野区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例 3月9日



○議長(高橋ちあき) お諮りいたします。上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。
 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
 上程中の本議案は、委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
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 第10号議案 中野区職員定数条例の一部を改正する条例
 (委員長報告)

○議長(高橋ちあき) 日程第2、第10号議案、中野区職員定数条例の一部を改正する条例を議題に供します。



 平成19年(2007年)3月12日
中野区議会議長 殿
       総務委員長 伊藤 正信
 (公印省略)
     議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

         記
議案番号 件    名 決定月日
第10号 中野区職員定数条例の一部を改正する条例 3月9日



○議長(高橋ちあき) 総務委員会の審査の報告を求めます。伊藤正信総務委員長。
      〔伊藤正信議員登壇〕
○11番(伊藤正信) ただいま議題に供されました第10号議案、中野区職員定数条例の一部を改正する条例に関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本議案は、職員の定数を改めるもので、改正後の職員の定数は、現行より103人減となる2,621人とするもので、施行時期は、平成19年4月1日です。
 本議案は、3月7日の本会議において当委員会に付託され、3月9日に委員会を開会し、審査を行いました。
 まず、審査の進め方として、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、その後、質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介します。
 初めに、増減事由の委託化及び事業執行体制の部内配置見直しの内容を問われ、委託については、区政世論調査の業務委託や高齢者会館の運営、電話催促システムのオペレーター業務などであり、部内配置については、効率的な執行を目指した事務の見直しによるものであるとの答弁がありました。
 これに対し、小さな区役所を目指して2,000人体制をつくるとのことだが、区民や職員から、保健福祉センターや教育施設で人が足りないという声を聞く。専門性を軽視しているのではないかとの質疑があり、専門性を保つためには、人材育成計画の実践の中でこれまで培ってきた専門性のスキルを後に伝え、サービスを低下させることのないように考えているとの答弁がありました。
 次に、アウトソーシングを進めているが、リスクが大きい。対策についてはどう考えているのかとの質疑があり、委託を行っても区の業務であり、サービスの質は落とさないように、しっかりと監視していくことが重要である。そのためには、人材育成を図り、職員の質の向上を図っていくとの答弁がありました。
 以上が主な質疑応答の内容です。
 その後、委員会を休憩して取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
 次に、討論を求めたところ、1名の委員が、本議案に反対する立場から、仕事の工夫以前に人員削減ありきという形で進められてきた。そのために業務の質に影響が出ており、見直しが必要である。また、区民サービスに直接かかわる公務の仕事は、民間事業者が行う上での弊害を予防するものであった。区民サービス、とりわけ、命、安全、福祉、教育の分野での委託を危惧するものである。よって、本議案には反対であるとの討論を行いました。
 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
 その後、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で本議案を可決すべきものと決した次第です。
 以上で、第10号議案に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。
○議長(高橋ちあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
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 第12号議案 中野区事務手数料条例の一部を改正する条例
 (委員長報告)

○議長(高橋ちあき) 日程第3、第12号議案、中野区事務手数料条例の一部を改正する条例を議題に供します。



 平成19年(2007年)3月12日
中野区議会議長 殿
       総務委員長 伊藤 正信
 (公印省略)
     議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を別紙のとおり修正可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

         記
議案番号 件    名 決定月日
第12号 中野区事務手数料条例の一部を改正する条例 3月12日

   中野区事務手数料条例の一部を改正する条例案に対する修正案

 中野区事務手数料条例の一部を改正する条例案の一部を次のように修正する。
 附則に次のただし書を加える。
 ただし、別表第2の14の項から47の項まで及び52の項から56の項までの改正規定は、同年10月1日から施行する。



○議長(高橋ちあき) お諮りいたします。上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
 本件についての委員会報告は修正でありますので、まず、委員会の修正案について採決いたします。
 委員会の修正案を委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決いたします。
 修正部分を除く原案について、委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
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 第24号議案 中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例
 (委員長報告)

○議長(高橋ちあき) 日程第4、第24号議案、中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題に供します。



  平成19年(2007年)3月9日
中野区議会議長 殿
      厚生委員長 岩永 しほ子
 (公印省略)
     議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

         記
議案番号 件    名 決定月日
第24号 中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例 3月9日



○議長(高橋ちあき) 厚生委員会の審査の報告を求めます。岩永しほ子厚生委員長。
     〔岩永しほ子議員登壇〕
○31番(岩永しほ子) ただいま議題に供されました第24号議案、中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例に関しまして、厚生委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本議案は、国民健康保険の保険料率を改め、介護納付金賦課限度額と保険料の減額の額を改定し、平成19年度の保険料について、税制改正による激変を緩和するための経過措置を規定し、国民健康保険法施行令等の改正に伴い、規定整備を行うものです。この条例の施行時期は、平成19年4月1日です。
 本議案は、3月7日の本会議において当委員会に付託され、当委員会では、3月9日に委員会を開会し、審査を行いました。
 まず、審査の進め方として、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、その後、質疑を行いました。その主な質疑応答及び要望の内容を紹介します。
 初めに、保険料については、低所得世帯に対して7割または5割の減額措置が設けられているが、適用を受ける人数はどのくらいかとの質疑があり、改定後の保険料はこれから算定するが、7割減額が約2万5,000人、5割減額が約3,000人と見込んでいるとの答弁がありました。
 これに対し、低所得者に対する減額措置がありながら一人世帯で収入階層が100万円から300万円といった低所得層で負担がふえているのはなぜかとの質疑があり、今回の改正が保険料の均等割の改定であることから、均等割の保険料が増加することや、住民税のフラット化による所得割への影響などが要因として考えられるとの答弁がありました。
 次に若い世代や、中小・零細業者にとっては、収入に比べ、保険料が高過ぎる。他の自治体においては、保険料の支払いが滞ったため、国保証が取り上げられ、必要な医療が受けられなかったという事例も報道されている。国民健康保険は国民皆保険の制度であり、だれもが利用できることが制度の趣旨である。保険料を払いたくても払えない人には独自の救援策をとるべきではないかとの質疑があり、滞納が長期にわたり、納付相談などを働きかけても連絡がとれないような方に対しては、やむを得ず、資格証や短期証を発行しているが、これらは給付を制限するものではなく、その後も相談かあれば即時に通常の保険証を発行しているため、必要な医療が受けられない状況であるとの認識はないとの答弁がありました。
 以上が主な質疑応答の内容です。
 そして、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
 次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対する立場から、本条例案は、税制改正に伴い保険料率を改定するものだが、現実には、保険料が高過ぎるために支払いができず、短期証・資格証が発行され、病院に行きたくても行けないという実態がマスコミで報道され、国会でも議論されている。今回の保険料率の改定では、大部分の低所得者は保険料が上がり、支払いが一層困難になってしまう。そうなれば、国民皆保険制度が危機的な状況に陥ると言わざるを得ない。よって、本議案には反対であるとの討論を行いました。
 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
 そして、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で本議案を可決すべきものと決した次第です。
 以上で第24号議案に関する厚生委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(高橋ちあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
 お諮りいたします。この際、本日の日程に追加し、日程第8、議員提出議案第4号、若林ふくぞう議員、斉藤金造議員の両議員に対する表彰方に関する決議を先議するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
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 議員提出議案第4号、若林ふくぞう議員、斉藤金造議員の両議員に対する表彰方に関する決議

○議長(高橋ちあき) 日程第8、議員提出議案第4号、若林ふくぞう議員、斉藤金造議員の両議員に対する表彰方に関する決議を上程いたします。

○議長(高橋ちあき) 提案者代表の説明を求めます。篠国昭議員。
      〔篠国昭議員登壇〕
○32番(篠国昭) ただいま上程されました議員提出議案第4号、若林ふくぞう議員、斉藤金造議員の両議員に対する表彰方に関する決議につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 若林ふくぞう議員、斉藤金造議員の両議員は、5期20年の長きにわたり区議会議員として中野区政の発展に尽力され、区民福祉の向上に多大な貢献をされてまいりました。
 この20年間における両議員の当区議会での御活躍の一端を申し上げますと、若林ふくぞう議員は、厚生委員長、議会運営委員長などを歴任され、現在は監査委員として活躍されております。
 斉藤金造議員は、建設委員長、総務委員長などを歴任され、平成13年には第48代議長に就任されました。
 以上、御紹介申し上げた両議員の区議会議員としての多年にわたる功績をたたえ、感謝の意を表したく、ここに本議案を提出する次第であります。
 同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(高橋ちあき) 本件について御質疑ありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 質疑がなければ、質疑を終結いたします。
 本件は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
------------------------------
 特別委員会の中間報告について

○議長(高橋ちあき) 日程第5、特別委員会の中間報告についてを議題に供します。



  別 紙
中野駅周辺整備・交通対策特別委員会の調査経過は以下のとおりである。
     (平成17年(2005年)5月25日から平成19年(2007年)3月13日まで)
委員会開催年月日 調     査     事     項
第1回
平成17年(2005年)
5月25日
○委員長互選
○副委員長互選
第2回
6月13日
○委員会参与の紹介
○調査事項の経過並びに現状について
1 中駅周辺まちづくり計画について (報告・質疑)
2 西武新宿線踏切問題及び沿線まちづくりの取り組みについて (報告・質疑)
3 環状6号線及び首都高速中央環状新宿線の整備に伴う交通・環境問題及び東中野駅付近広場整備計画について     (報告・質疑)
4 南北バス路線の概要及び現状について           (報告・質疑)
○(17)第119号陳情 中央環状線新宿線沿線の地域環境保全に努めることについて
        (継続審査)
○(17)第11号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」について (4項、5項採択)
○(17)第27号陳情 中野駅前空地(トーキョードーム3つ分 駅北西)について         (継続審査)
○(17)第29号陳情 中野駅周辺まちづくりの推進について
       (1項、2項、3項、4項、6項採択)
○(17)第31号陳情 警察大学校等跡地の利用計画に関する慎重な審議などについて
     (1項、3項、4項、5項、6項不採択)
○(17)第67号陳情 中野駅周辺まちづくり計画について
         (1項、2項、3項、4項不採択)
○(17)第69号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」の凍結について (不採択)
○コミュニティバスの運行に関する事業者との合意及び愛称募集について(報告・質疑)
○中野二丁目地区再開発事業等の現状について         (報告・質疑)
○西武新宿線踏切対策に伴う沿線まちづくり整備構想策定調査報告書について          (報告・質疑)
第3回
9月8日
○委員会参与の異動
○(17)第119号陳情 中央環状線新宿線沿線の地域環境保全に努めることについて
      (継続審査)
○首都高速中央環状線新宿線整備にかかるトンネル非常用設備、換気塔の規模の検討結果等について     (要求資料の提出・質疑)
○山手通り整備に係る意見交換会のとりまとめについて     (報告・質疑)
○コミュニティバスの愛称募集の結果について         (報告・質疑)
○南部地域への新設バス路線について (報告・質疑)
○中野二丁目地区市街地再開発事業等の現状について      (報告・質疑)
第4回
10月20日
○(17)第119号陳情 中央環状線新宿線沿線の地域環境保全に努めることについて     (継続審査)
○(17)第133号陳情 中心市街地活性化法の適用について    (継続審査)
○上鷺宮・鷺宮地域へのコミュニティバスの運行について     (報告・質疑)
○西武新宿線沿線まちづくりに係る区の取り組みについて     (報告・質疑)
第5回
12月5日
○(17)第119号陳情 中央環状線新宿線沿線の地域環境保全に努めることについて        (継続審査)
○(17)第133号陳情 中心市街地活性化法の適用について    (継続審査)
○交通結節機能等調査検討報告書について       (要求資料の提出・質疑)
○コミュニティバスの運行に関する協定の締結及び運行開始について
      (報告・質疑)
○中野二丁目地区市街地再開発事業等の現状について      (報告・質疑)
○西武新宿線沿線まちづくりに係る区の取組みについて     (報告・質疑)
○山手通先行区間歩道部完成について (報告・質疑)
第6回
平成18年(2006年)
1月30日
○休憩中、山手通り及び中央環状新宿線整備事業の進捗状況等を視察
第7回
3月22日
○(17)第119号陳情 中央環状線新宿線沿線の地域環境保全に努めることについて        (継続審査)
○(17)第133号陳情 中心市街地活性化法の適用について    (継続審査)
○中央環状新宿線の開通時期について (報告・質疑)
○山手通り整備計画の説明会及び相談会(オープンハウス)の開催について(報告・質疑)
○中野区コミュニティバスの利用状況について         (報告・質疑)
○西武新宿線・駅利用者アンケートについて          (報告・質疑)
○平成17年度中野駅周辺のまちづくり計画に関する委託調査について
      (報告・質疑)
第8回
5月11日
○委員会参与の変更及び異動
○山手通りの整備のあらましと中野長者歩道橋の扱いについて  (報告・質疑)
○中野駅周辺まちづくり推進委託成果について         (報告・質疑)
○中野駅南口地区周辺まちづくり推進に係る調査・検討委託成果について(報告・質疑)
○西武新宿線沿線まちづくり調査委託成果について       (報告・質疑)
第9回
7月11日
 
○(17)第119号陳情 中央環状線新宿線沿線の地域環境保全に努めることについて        (継続審査)
○(17)第133号陳情 中心市街地活性化法の適用について    (継続審査)
○中央環状新宿線の整備にともなう換気塔工事説明会の概要について
      (報告・質疑)
○中野区コミュニティバスの利用状況について         (報告・質疑)
○西武新宿線新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり構想(たたき台)について           (報告・質疑)
第10回
9月11日
○休憩中、学習会を実施  テーマ「まちづくり3法の見直し」について
第11回
10月18日
○(17)第119号陳情 中央環状線新宿線沿線の地域環境保全に努めることについて          (保留)
○(17) 第133号陳情 中心市街地活性化法の適用について     (不採択)
○大江戸線東中野駅A3出入口(山手通り横断地下通路)の整備について
(報告・質疑)
○西武新宿線新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり構想(たたき台)区民説明会の報告について  (報告・質疑)
○平成18年度 西武新宿線踏切対策渋滞解消促進期成同盟理事会の概要について        (報告・質疑)
○丸井本店の閉店について      (報告・質疑)
第12回
12月6日
○中央環状新宿線の出入口名称アンケートの実施について    (報告・質疑)
○コミュニティバス「なかのん」に関する関東バス㈱との協議について
      (報告・質疑)
○中野駅周辺まちづくりグランドデザインについて       (報告・質疑)
○首都高速道路株式会社への要望書提出について           (報告)
第13回
平成19年(2007年)
3月13日


 
○丸井中野本店跡地の開発計画に係る要望について        (報告・質疑)
○中央環状新宿線の出入口名称内定について          (報告・質疑)
○中間報告について(協議)


  別 紙
財政制度調査特別委員会の調査経過は以下のとおりである。
     (平成17年(2005年)5月25日から平成19年(2007年)3月13日まで)
委員会開催年月日 調    査    事    項
第1回
平成17年(2005年)
5月25日
○委員長の互選
○副委員長の互選
第2回
6月13日
○委員会参与の紹介
○調査事項の経過並びに現状について
1 主要5課題に関する主な取組みの経緯について      (報告・質疑)
2 地域再生法並びに交付金制度の概要について       (報告・質疑)
3 10か年計画策定に係る財政運営の検討項目案について  (報告・質疑)
○平成17年度第1回都区財政調整協議の概要について    (報告・質疑)
第3回
8月23日
○新しい中野をつくる10か年計画(素案)について     (報告・質疑)
○主要5課題の検討結果について  (報告・質疑)
○平成17年度都区財政調整の当初算定について       (報告・質疑)
第4回
10月20日
○新しい中野をつくる10か年計画改定素案について     (報告・質疑)
○都区財政協議の現在の状況について(報告・質疑)
第5回
12月5日
○特別区制度調査会報告について  (報告・質疑)
○都区協議会(平成12年2月10日)における5項目の確認事項に関する都区財政調整協議会の検討結果について(報告・質疑)
○三位一体改革の現状について   (報告・質疑)
○平成18年度適用税制改正の概要について         (報告・質疑)
第6回
平成18年(2006年)
2月9日
○新しい中野をつくる10か年計画について         (報告・質疑)
○都区財政調整制度について    (報告・質疑)
○平成17年度の都区財政調整再調整の概要について     (報告・質疑)
第7回
3月22日
○都区財政調整協議について    (報告・質疑)
第8回
7月11日


 
○委員会参与の変更及び異動
○今後の都区のあり方に関する検討について        (報告・質疑)
○「特別区小中学校改築事業特別交付金(仮称)」(案)について
        (報告・質疑)
第9回
9月8日


 
○都区のあり方に関する検討会について(第2回議事要旨)
(報告・質疑)
○平成18年度都区財政調整の当初算定について      (報告・質疑)
○「特別区小中学校改築事業特別交付金(仮称)」について
(報告・質疑)
第10回
10月18日
○第3回都区のあり方に関する検討会について       (報告・質疑)
○特別区財政の現状と課題について(報告・質疑)
第11回
12月6日


 
○第4回都区のあり方に関する検討会(議事要旨)について  (報告・質疑)
○第5回都区のあり方に関する検討会(議事要旨)について  (報告・質疑)
○「中野区の財政白書」について  (報告・質疑)
○19年度の都区財政調整の東京都提案について       (報告・質疑)
第12回
平成19年(2007年)
3月13日


 
○委員会参与の変更及び異動
○都区のあり方検討委員会の設置について          (報告・質疑)
○都区財政調整について      (報告・質疑)
○財政運営の考え方について    (報告・質疑)
○中間報告について           (協議)


  別 紙
防災対策特別委員会の調査経過は以下のとおりである。
     (平成17年(2005年)5月25日から平成19年(2007年)3月13日まで)
委員会開催年月日 調    査    事    項
第1回
平成17年(2005年)
5月25日
○委員長の互選
○副委員長の互選
 
第2回
6月13日
○委員会参与の紹介
○調査事項の経過並びに現状について           (報告・質疑)
○平成16年度風水害対応及び被害状況、平成16年火災発生状況について
    (報告・質疑)
○平成17年度風水害対応訓練の実施結果について     (報告・質疑)
第3回
9月5日
○「平成17年9月4日の大雨」による被害状況と区の対応について
       (報告・質疑)
第4回
10月20日
○「平成17年8月15日の大雨」に対する区の対応について(報告・質疑)
○「平成17年9月4日の大雨」による被害状況について(最終報告)
      (報告・質疑)
○平成17年度(2005年度)中野区総合防災訓練実施結果について
        (報告・質疑)
○中野区一斉情報伝達・収集システムについて       (報告・質疑)
○緊急防災情報提供システム(L-window)の運用について
        (報告・質疑)
○平成17年度中野区地域防災計画の修正について     (報告・質疑)
第5回
12月5日
○(17)第135号陳情 妙正寺川流域の防災対策について (継続審査)
○平成17年度(2005年度)中野区災害医療救護訓練実施結果について
      (報告・質疑)
○水害説明会実施結果について  (報告・質疑)
○水害対策の見直し事項等について(報告・質疑)
第6回
平成18年(2006年)
1月30日

 
○中野区国民保護計画策定スケジュールについて      (報告・質疑)
○中野区地域防災計画に関するパブリック・コメント結果について
        (報告・質疑)
○平成17年度職員参集訓練実施結果について       (報告・質疑)
○平成17年中の火災発生件数について          (報告・質疑)
第7回
3月22日
○首都直下地震による東京の被害想定の概要[中間報告]について
        (報告・質疑)
○平成17年度図上訓練の実施結果について        (報告・質疑)
○(仮称)地域安全・安心連絡員について         (報告・質疑)
○東京都国民保護計画案(概要)について         (報告・質疑)
第8回
5月8日
○委員会参与の変更及び異動
○首都直下地震による東京の被害想定(最終報告)の概要について
        (報告・質疑)
○中野区国民保護協議会について (報告・質疑)
第9回
7月11日

 
○風水害時の防災気象情報提供方法の拡充について     (報告・質疑)
○区民向け小冊子「中野区の災害対策-中野区地域防災計画概要版-」の発行について           (報告・質疑)
○第1回中野区国民保護協議会について          (報告・質疑)
○平成18年中野区総合防災訓練の実施について      (報告・質疑)
○火災(野方6丁目)発生について(報告・質疑)
○火災(新井5丁目)発生について(報告・質疑)
第10回
9月11日
○平成18年度(2006年度)中野区総合防災訓練実施結果について
        (報告・質疑)
○平成18年8月31日警戒宣言の誤放送について     (報告・質疑)
○第2回中野区国民保護協議会について          (報告・質疑)
○妙正寺川の改修工事(北原橋付近・葛橋下流)について  (報告・質疑)
○住宅用火災警報器の設置について(報告・質疑)
第11回
10月18日
○副委員長の辞任
○副委員長の互選
○第2回中野区国民保護協議会について          (報告・質疑)
○災害要援護者と家族のための防災マニュアルの配布について(報告・質疑)
○防災行政無線チャイムの吹鳴時刻及び音曲の変更について (報告・質疑)
第12回
11月6日

 
○第3回中野区国民保護協議会について          (報告・質疑)
○中野区国民保護計画(案)について           (報告・質疑)
○中野区国民保護計画策定スケジュールについて      (報告・質疑)
第13回
12月6日 
○平成18年度(2006年度)中野区災害医療救護訓練実施報告について
      (報告・質疑)
○中野区国民保護計画(案)パブリック・コメント手続きの実施結果について (報告・質疑)
○青色防犯パトロールカーの土曜日の運行について     (報告・質疑)
第14回
平成19年(2007年)
3月13日
○委員会参与の変更及び異動
○中野区地域防災計画修正日程変更案について       (報告・質疑)
○平成18年度東京都との合同による防災図上訓練の実施について
        (報告・質疑)
○平成19年度(2007年度)中野区総合防災訓練の実施方針について
       (報告・質疑)
○平成18年中野区内の火災発生状況           (報告・質疑)
○災害ポケットマニュアルの配布について         (報告・質疑)
○防災情報メールシステム運用(メルマガ)について    (報告・質疑)
○中野区国民保護計画について(都との協議による主な修正事項)
       (報告・質疑)
○中野区国民保護計画案に関するパブリック・コメント手続の実施結果について  (報告・質疑)
○中間報告について          (協議)



○議長(高橋ちあき) お諮りいたします。中野駅周辺整備・交通対策特別委員会、財政制度調査特別委員会、防災対策特別委員会から、それぞれ付託中の特定事件について、会議規則第46条第2項の規定により中間報告を行いたい旨の申し出がありますので、この申し出を承認いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、それぞれの特別委員会からの中間報告の申し出を承認することに決しました。
 順次、特別委員会の中間報告を許します。
 最初に、藤本やすたみ中野駅周辺整備・交通対策特別委員長。
     〔藤本やすたみ議員登壇〕
○39番(藤本やすたみ) 中野駅周辺整備・交通対策特別委員会の調査経過につきまして御報告を申し上げます。
 当委員会は、平成17年第1回臨時会におきまして、中野駅周辺・警察大学校跡地整備特別委員会のうち、警察大学校等跡地のまちづくりについての調査目的が達成したことに伴い、調査事項に新たに西武新宿線踏切による交通渋滞解消について、西武新宿線沿線まちづくりについて、環状6号線及び首都高速中央環状新宿線の整備に伴う交通・環境問題について、区内交通のあり方を加えるとともに、委員会名称を中野駅周辺整備・交通対策特別委員会に変更し、平成17年5月28日から本年3月13日までの間、13回にわたり委員会を開催してまいりました。
 調査経過につきましては、お手元に配付いたしました調査経過表にまとめてございますので、御参照を願います。
 それでは、当委員会の調査経過の概要について御報告を申し上げます。
 まず初めに、中野駅周辺のまちづくりにつきましては、当区議会としても区政の重要な課題として長年にわたり調査、研究を続けてきたところであります。
 これに対し、区は、平成17年5月に策定した中野駅周辺まちづくり計画の考え方を踏まえ、中野駅周辺及び中野駅南口地区周辺のまちづくりに関する委託調査を実施いたしました。
 さらに、この委託報告書の中で示されたグランドデザイン(案)や基礎資料をもとに、グランドデザインバージョン1をまとめたとの報告を受け、質疑を行いました。
 その中で、委員から、中央線沿線の駅の中で、中野駅は集客施設としての整備がおくれているように感じる。グランドデザインには、重点プロジェクトとして商業施設の立地を誘導するとあるが、JRは具体的な計画を持っているのかとの質疑があり、現在のところ、JRからは聞いていない。警大等跡地開発や区役所・サンプラザの再整備などを行う中で、魅力ある商業施設の立地を誘導していきたいとの答弁がありました。
 また、大学やテーマ型商業施設などを誘導するため、民間へのアウトソーシングなどは視野に入れているかとの質疑があり、民間を交えた事業企画勉強会を行いながら、導入機能などについて調査を進めているとの答弁がありました。
 また、中野駅南口の中野二丁目地区の再開発について、平成17年10月25日に準備組合が設立され、今後、導入機能や施設計画の検討などを行うとの報告を受けました。
 さらに、丸井中野本店閉鎖に係わる区の対応についての報告があり、質疑を行いました。
 委員から、丸井の閉鎖については、丸井から近隣町会に直接説明があったのか。また、行政が近隣町会と丸井との橋渡しをするべきではないかとの質疑があり、丸井が説明したとは聞いていない。今後、そのような機会をつくるよう申し入れを行うなど、努力したいとの答弁がありました。
 また、本年8月の丸井中野本店の閉鎖まで時間がない中で取り組むには、庁内に専門の特命担当をつくり、対応すべきではないかとの質疑があり、早急に庁内で対応を検討したいとの答弁がありました。
 また、議会として、株式会社丸井に対し、跡地の開発について、まちの活性化に結びつく計画となるよう求める要望書を提出することを全会一致で了承いたしました。
 この間、当委員会は平成17年第133号陳情、中心市街地活性化法の適用についての審査を本調査と並行して行ってまいりました。
 この陳情は、中心市街地活性化法の適用を検討することを求めるもので、審査の期間中、同法が改正されたことから、委員より改正点について調査・研究する必要があるとの提案があり、学習会を開催いたしました。
 その後、本陳情につきましては、法改正に伴い、陳情提出時と法の趣旨が変更されたことにより、平成18年10月18日の当委員会において不採択すべきものと決し、10月20日の本会議におきまして、不採択となりました。
 次に、西武新宿線沿線まちづくりに関してでありますが、依然として、踏切遮断による慢性的な交通渋滞が生じており、市街地の南北分断等々、深刻な問題となっております。
 これに対し、区は、新井薬師前・沼袋駅周辺について、地域住民とともに西武新宿線新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり構想たたき台を策定し、地元に説明をしたとの報告を受け、質疑を行いました。
 委員から、連続立体交差事業の早期実現に向け、東京都に対し具体的にどのように働きかけていくか。また、進捗状況はどうかとの質疑があり、まちづくりの進捗の度合いが整備路線選定の重要な要因となるので、まちづくりを積極的に進めていきたい。都は次期整備路線を検討する段階にあり、来年度には候補路線絞り込みのための調査を行う予定と聞いているとの答弁がありました。
 また、鷺ノ宮、都立家政、野方駅周辺の整備については、交通実態調査の実施などを含む調査委託の成果についての報告を受け、質疑を行いました。
 次に、区内交通のあり方についてですが、区の中心部へ向かう南北の交通動線が十分とは言えず、長年の課題となっています。これに対し、区からは、南部地域の交通について、京王バスが新たに中野駅南口を起点とし、南台五丁目で折り返すバス路線を平成17年9月に新設したとの報告がありました。
 また、北部地域の交通については、平成17年5月に関東バスとの中で、中野区コミュニティバスの運行に関する合意書を取り交わし、同年11月30日に、上鷺宮・鷺宮地域へのコミュニティバス愛称「なかのん」が運行を開始したとの報告がありました。
 利用者は、当初の予想を上回っており、区民の交通手段として重要な役割を果たしていること、また、運行開始から1年が経過したことに伴い、運行会社である関東バスとの協議を行った旨の報告があり、質疑を行いました。
 委員より、区の運行補助は3年間とのことだが、公共交通として重要な路線であり、引き続き維持できるよう、区も積極的にかかわるべきではないかとの質疑があり、関東バスに対し、収支等の報告を求めるとともに、採算ラインに関しても区として分析を行いたいとの答弁がありました。
 このほか、環状6号線及び首都高速中央環状新宿線の整備に伴う交通・環境問題に関しまして、平成17年1月30日に現地の視察を行うなど、調査・研究を進めてまいりました。
 中野区内においては、首都高速道路部分が平成19年12月までに開通予定であり、換気塔については、東中野、本町ともに18年度末の完成を目指し、作業が進められているとのことです。
 さらに、当委員会は、本調査と並行して、平成17年第119号陳情、中央環状新宿線沿線の地域環境保全に努めることについての審査を行いました。
 本陳情につきましては、陳情提出者から、社会状況等の変化を踏まえ、取下げ願が提出され、平成18年10月20日の本会議において取り下げが了承されております。
 この間、平成18年10月19日には、首都高速道路株式会社に対し、中央環状新宿線沿線の地域環境保全に関して、ハイブリット車の普及等急速な技術革新に伴う換気塔のあり方について、引き続き研究することを求める要望書を提出いたしました。
 以上、簡単ではございますが、当委員会における調査及び審査の概要についての中間報告を終わります。
○議長(高橋ちあき) ただいまの報告に対して御質疑ありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御質疑なければ、以上で中野駅周辺整備・交通対策特別委員会の中間報告を終わります。
 次に、大泉正勝財政制度調査特別委員長。
      〔大泉正勝議員登壇〕
○36番(大泉正勝) 財政制度調査特別委員会の調査経過につきまして御報告申し上げます。
 当委員会は、平成17年第1回臨時会におきまして、主体的な自治体運営を図るため、都区財政調整、財政自主権及び財政運営について調査研究することを目的として設置され、平成17年5月25日から本年3月13日までの間、合計12回にわたり委員会を開催してまいりました。
 調査経過につきましては、お手元に配付いたしました調査経過表にまとめてございますので、御参照願います。
 それでは、当委員会が取り組んでまいりました調査経過の概要について御報告申し上げます。
 まず初めに、調査事項の都区財政調整及び財政自主権についてですが、都区財調整協議会や都区検討会における検討状況に関して報告を受け、質疑を行いました。
 平成17年から都区間では、主要5課題の解決に向け、大都市事務、清掃関連経費、小中学校改築経費などについて、都区双方がそれぞれの見解を示しながら議論を進め、その報告を踏まえて都区財政調整協議会で検討されてまいりました。
 18年1月には、都側から区長会に対して、大都市事務問題は都区のあり方の抜本的検討の中で整理する新たに浮上した三位一体改革の影響への対応という課題も踏まえ、19年度からの調整率を54%にする。また、学校改築経費等に充てるため、18年度に限り200億円の交付金を追加する等の提示がありましたが、区側としては到底受け入れられないとの回答を行ったとの報告がありました。
 これに対して、委員からは、都との協議に臨む際には、安易な妥協はせず、しっかり区側の意見を主張していくように何度も確認がありました。
 その後、都区間でさらに交渉が重ねられ、2月の都区財政協議において、三位一体改革への対応は、影響の全体像を見きわめ、19年度財調協議において合意できるよう努力することを確認するなど、主要5課題について、ぎりぎりの判断として一定の合意をしたとの報告がありました。
 その中で、今回の合意に関する区としての判断を問われ、関係者の努力の結果としての決着であるという評価はするが、不満の残る内容である。さらなる上積みを主張していきたいとの答弁がありました。
 また、別の委員から、区長会で意見を発言するに当たっては、事前に議会側と調整すべきではないかとの質疑があり、委員長や正副議長と相談しながら進めたいとの答弁がありました。
 さらに、2月の都区合意に基づき、都区共同で新たな検討組織、都区のあり方に関する検討会が設置され、都区の事務配分、特別区の区域のあり方、税財政制度など、今後の都区のあり方を根本的、発展的に検討すべきとして協議が行われました。当委員会には、5回にわたり検討の状況と、11月に取りまとめられた検討の基本的な枠組みや方向について報告がありました。
 その中で、区側の主張や役割分担について、都との対等な関係の協議が進まないのはなぜかとの質疑があり、いまだに都は特別区を内部団体的なものととらえている。その考え方が改められれば議論が進むと考えるとの答弁がありました。
 さらに、11月の都区協議会で、都区のあり方検討委員会の設置が決定され、今後、約2年をかけて都区のあり方の基本的な方向を取りまとめるとの報告がありました。
 その中で、検討事項である事務配分や税財政制度などについては、まず23区での考えを固めてから都との協議に臨むべきではないとの質疑があり、区側の考えをしっかり持って協議に臨みたいとの答弁がありました。
 また、19年度都区財政調整の合意について報告がありました。
 内容は、都区財政調整交付金の都区間の配分割合を現行の52%から55%に変更する。また、交付金総額のうち、普通交付金と特別交付金の割合を98対2から95対5に変更するというものです。
 財調の配分割合については、55%になったとはいえ、増となった3%のうち1%は都支出金の一般財源化によるもので、三位一体改革の影響への対応としては2%、実質的な配分割合としては54%となっており、これに対して特別区議会議長会からは、やむを得ない決着だが、まだ不満のある内容であるとの見解が出されております。
 また、特別区区長会事務局が発行した特別区財政の現状と課題について報告がありました。その中で、大都市財源における特別区分については、本来は市町村民税であるにもかかわらず、この報告では財調で配分されるものだと認めるような書き方をしている。認識が違うのではないかとの質疑があり、財源配分の問題については、議長会からも区長会に厳しく申し入れがあった。区長会でも、本来、区の財源だと強く主張していくべきと考えるとの答弁がありました。
 次に、財政運営についてですが、新しい中野をつくる10か年計画の策定に関して、10年間の収支見通しが提出され、財政運営の基本的な考え方については、持続可能な財政運営を行うため、基金の積み立て計画を中心とした考え方をとっていくとの報告を受けました。
 その中で、発生主義会計導入の意図はとの質疑があり、コスト意識を持たせるような会計に変えていくためであるとの答弁がありました。
 また、別の委員から、義務的経費の割合が高いが、投資的経費も高めていく工夫はしているかとの質疑があり、各部での事業の見直しや単価の引き下げなどの工夫をしながら、コスト削減分を投資的経費に回していきたいとの答弁がありました。
 さらに、人件費率については、委託している事業の人件費相等分も含めて考えるべきではないかとの質疑があり、分析する際は、そのような視点を持って行いたいとの答弁がありました。
 これらの議論を踏まえ、18年1月に新しい中野をつくる10か年計画が策定されました。
 また、18年11月には、中野区の財政状況を区民向けにまとめた「中野区の財政白書」が公表され、公会計の決算状況やバランスシート等による区財政の分析について報告がありました。
 その中で、バランスシートで未収金を資産と認識する際には、その実現可能性を分析し、引き当てをすべきではないかとの質疑があり、発生主義会計の導入に当たっては、総務省方式の不十分な点を見直し、調整をしていきたいとの答弁がありました。
 また、19年3月には、区の新たな財務規律となる財政運営の考え方について説明がありました。
 以上が当委員会における調査経過の概要です。
 区財政を取り巻く環境を見ると、長期的には少子高齢化の進展により、税収の伸びが見込めないこと、福祉関連経費がさらに増大することなどの懸念材料が予想される一方、地方分権の推進に伴って、区の役割や責任はますます大きくなっていきます。
 中野区が地域の実情に応じ、区民の期待にこたえることができる機動性のある財政運営を行うことができるよう、強固な財政基盤の確立が求められます。そのためには、区の取り組みを促すことはもちろん、議会みずからも一層積極的に取り組むことが求められていることをつけ加えさせていただきます。
 以上、簡単でございますが、当委員会における調査概要についての中間報告を終わります。
○議長(高橋ちあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御質疑なければ、以上で財政制度調査特別委員会の中間報告を終わります。
 次に、来住和行防災対策特別委員長。
      〔来住和行議員登壇〕
○30番(来住和行) 防災対策特別委員会の調査経過につきまして御報告申し上げます。
 当委員会は、平成17年第1回臨時会におきまして、区民の生命及び財産を守り、安心して暮らせる地域社会をつくるため、防災及び危機管理対策について調査研究することを目的に設置され、平成17年5月25日から平成19年3月13日まで計14回の委員会を開催し、付託された陳情の審査及び所管事項について理事者から報告を受け、質疑を行うという形で調査を進めてまいりました。
 また、審査の過程におきまして、数回にわたり視察や学習会を行いました。
 各開催日における調査の内容は、お手元に別紙調査経過表を配付してございますので、御参照をお願いします。
 それでは、この間の調査経過の概要について御報告申し上げます。
 初めに、防災対策・震災対策に関連して、委員から、災害の救援・復興に女性の参画あるいは視点をどう取り込んでいくのかとの質疑があり、防災対策連絡協議会の委員の選任に当たり、女性の視点が大切である旨を伝え、留意するようお願いしている。また、女性用の備蓄物資のことや避難所でのプライバシーの確保についても、過去の震災の教訓を踏まえ、防災計画に反映させたいとの答弁がありました。
 さらに、平成17年9月4日の豪雨に関する質疑の中では、防災無線が大変聞きづらいが、対策は考えているかと問われ、パンザマストは特に台風のときは風でほとんど聞こえない状態になってしまうので、広報車による地域内の放送を取り入れ、カバーしたいとの答えがありました。
 さらに、警察や消防などとの連絡はどうなっているのかとの質疑があり、警察には交通規制を中心にお願いし、消防へは災害対策本部を立ち上げると、刻々の情報を伝えることになっている。また、消防署は被害がある場合には区に連絡をくれることになっている。今後、一層連携強化を図りたいとの答弁がありました。
 また、区役所に電話してもつながらない。どのような体制になっているのかと問われ、災害対策本部に10台あるので、対応方法を工夫するなど考えてみたいとの答弁がありました。
 なお、その後、平成17年10月からケーブルテレビの画面を活用した緊急防災情報提供システムの運用を開始し、さらに中野区ホームページに新たに中野区防災気象情報のページを掲載し、雨量情報、水位情報などの情報提供を行うこととしたとの報告があり、防災行政無線による広報については、23区西部地域に大雨・洪水警報が発表され、今後、河川の増水が見込まれるときにサイレンを30秒鳴らし、音声でメッセージを2回流すという運用を行うこととしたとの報告がありました。
 この報告に対し、シティテレビ中野と協議して、文字情報にあわせて今の河川情報を音声で流すようなことをやってみたらどうかとの提案があり、今回は文字情報で河川の水量もわかるような形にしたが、さらに工夫したいとの答弁があり、それに対し、被害を最小限にとどめる努力を続けてほしいとの要望がありました。
 また、平成18年の総合防災訓練の実施結果の報告に関し、中学2~3年生になると、地域の一員としていざというときに戦力になると思う。トイレの組み立てや間仕切り設置訓練など校内でできる訓練を学校を通じて防災担当の方で行ってはどうかとの提案があり、中学生も地域の一員として積極的に何かできるかということについて検討したいとの答弁ありました。
 その他、首都直下地震による東京の被害想定の概要について、風水害時の防災気象情報提供方法の拡充について、中野区地域防災計画、各年度の中野区総合防災訓練などについて質疑がありました。
 一方、危機管理対策については、中野区の国民保護計画を中心に質疑が行われました。その概要を御報告いたします。
 平成15年6月に事態対処法、平成16年6月に国民保護法が成立し、これをもとに総務省が都道府県の国民保護計画のモデル計画を提示し、それを受けて、都は条例整備等をした上で東京都国民保護計画を作成しました。
 これを受け、中野区においても、平成18年3月24日に国民保護協議会条例が成立し、これに基づき、平成18年5月25日から3回にわたり中野区国民保護協議会の審議・答申を経て、平成18年10月30日に中野区国民保護計画(案)が決定され、同年11月9日から30日までパブリックコメントを実施しました。
 その後、隣接区協議、都知事協議を経て、本年2月5日に中野区国民保護計画が決定され、3月7日に当議会に報告されたところであります。
 まず、国民保護計画の説明会に関しては、参加人数が非常に少ないが、どのように受けとめているのかと問われ、今後も周知に努めていきたいとの答弁がありました。
 また、モデル計画との関係で、中野区の独自性によって書き足した部分や修正した部分はとの質疑に対し、中野区の場合は、ダム、浄水場、大規模集客施設、大規模ターミナルなどの施設がないので、都のモデル計画から削除する部分が多かった。一方、それらを抱える複数区と接する地勢により、事態発生の際には多数の避難民の立ち寄りと受け入れ先地域になることが想定されるとの統制を盛り込んだとの答弁がありました。
 また、WHOで天然痘は根絶宣言がされているが、生物兵器として天然痘を持っている可能性もある。ワクチンの備蓄はどうなっているのかとの質疑があり、研究用の天然痘ウイルスが生物テロとして使われた場合に、緊急的なワクチン接種を行う体制が数年前から厚生労働省を中心にとられている。なお、ワクチンは100万人分以上を既に国の方で備蓄しているとの答弁がありました。
 また、職員が身の安全を確保できなければ、住民を誘導することもできない。その場合の備品等も準備されているのかとの質疑があり、例えば防護服については、バイオテロ対策も含めて、現在保健所には100着以上装備してあり、18年度予算でも100着程度買う予定であるとの答弁がありました。
 そのほか、青色灯防犯パトロールカーの運行等について質疑がありました。
 また、平成17年9月5日には、中央防災会議における首都直下地震調査報告及び首都直下地震対策大綱策定の進捗状況についての学習会を開催いたしました。
 また、同年12月5日には、同年9月4日の大雨で被害を受けた上高田四丁目、五丁目地域及び妙正寺川護岸の復旧状況を、平成18年1月30日には中野区防災センターを、同年9月11日には東京都防災センターをそれぞれ視察いたしました。
 なお、平成17年第135号陳情、妙正寺川地域の防災対策については、陳情提出者から、委員会での審査状況を踏まえて取下げ願が提出され、平成18年3月13日の本会議において取り下げが承認されております。
 以上、簡単ではございますが、防災対策特別委員会の調査の概要についての中間報告を終わらせていただきます。
○議長(高橋ちあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御質疑なければ、以上で防災対策特別委員会の中間報告を終わります。
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 第5号陳情 最低保障年金制度の創設を求める意見書を提出することについて

○議長(高橋ちあき) 日程第6、第5号陳情、最低保障年金制度の創設を求める意見書を提出することについてを議題に供します。



  平成19年(2007年)3月9日
中野区議会議長 殿
       区民委員長 斉藤 高輝
 (公印省略)
     陳情の審査結果について

 本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

         記
受理番号 件  名 審査結果 決定月日 意見 措置
第5号陳情 最低保障年金制度の創設を求める意見書を提出することについて 不採択とすべきもの 3月9日    



○議長(高橋ちあき) 区民委員会の審査の報告を求めます。斉藤高輝区民委員長。
      〔斉藤高輝議員登壇〕
○37番(斉藤高輝) ただいま議題に供されました第5号陳情、最低保障年金制度の創設を求める意見書を提出することについてに関しまして、区民委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本陳情の趣旨は、最低保障年金制度をつくるよう国会・政府及び東京都に対して意見書を提出することを求めるものです。
 本陳情は、平成19年2月7日に受理され、3月7日の本会議で当委員会に付託され、当委員会では3月9日に審査を行いました。
 まず、審査の進め方として、本陳情を議題に供した後、委員会を休憩して陳情者から補足資料の提出と補足説明を受け、その後、委員会を再開して質疑を行いました。
 その主な質疑応答の内容を紹介します。
 初めに、国民年金を受給している区民はどれくらいの人数なのかとの質疑があり、国民年金事務については、社会保険庁が一括して管理しているため、詳細は把握していないが、平成18年3月末現在の国民年金の受給者数は、4万6,462人と聞いているとの答弁がありました。
 次に、区内の年金受給者の受給額は平均でどれくらいなのかとの質疑があり、総受給額を総受給件数で割り返した平成17年度の一月当たりの単純平均受給額は、5万4,835円であった。国が公表している全国平均が5万3,012円であることから、大きな誤差はないものと認識しているとの答弁がありました。
 これに対して、月額5万円程度の年金受給額では、生活基盤を支えることは難しい。また、所得格差が広がる中、若年層の給与から国民年金保険料を支払うことは経済的な負担が重い。
 このような年金制度に対する信頼の欠如と将来への不安が空洞化に拍手をかけているのではないか。行政としてこの実態をどのように認識しているのかとの質疑があり、若年層の支払義務に対する認識不足も要因の一つであるとの指摘がある。また、年金制度に関しては、国会などでも税方式の導入など、さまざまな議論が行われており、いまだ統一的な見解には至っていないものと認識しているとの答弁がありました。
 さらに、指定都市市長会は、無拠出制で受給要件を一定年齢に到達とする最低年金制度を創設することを提案している。この提案について、区はどのように考えているのかとの質疑があり、指定都市市長会の提案は、生活保護受給者がふえ続けていることに対して行われたものであると考えている。現在、国は高齢者世帯の所得のうち公的年金が7割を占めているという認識のもと、安定した年金制度の構築に向け、国庫負担金の引き上げなどを行っているため、その推移を見守っていきたいとの答弁がありました。
 以上が主な質疑応答の内容です。
 その後、委員会は休憩し、本陳情の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
 次に、意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
 次に、討論を求めたところ、討論はなく、討論を終結しました。
 そして、挙手による採決を行ったところ、賛成少数で本陳情を不採択とすべきものと決した次第です。
 以上で、第5号陳情に関する区民委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(高橋ちあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。来住和行議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。来住和行議員。
      〔来住和行議員登壇〕
○30番(来住和行) ただいま上程されました第5号陳情、最低保障年金制度の創設を求める意見書を提出することについてに日本共産党議員団の立場から賛成の討論を行います。
 本陳情は、15の大都市で構成する指定都市市長会が2005年7月に年金制度の欠陥で生活保護受給者がふえ続けていることから、最低年金制度を創設することを提案しているものと共通しているものです。
 この提案は、憲法第25条の理念の立場から、すべての国民に健康で文化的な最低限度の生活を保障することは政府の責任であり、老後の生活保障のために最低年金が必要であるというものです。無年金者は現在でも60万人と推測され、現に中野区内の生活保護受給世帯で年金受給対象でありながら、約45%は無年金世帯であることからも、切迫緊急の課題と言えます。
 同時に、国民年金しか受給していない高齢者は900万人、全国平均受給額が月額4万6,000円と低額年金者であります。また、国民年金の保険料を払っていない人が1,000万人を超えるなど、年金制度全体の深刻な空洞化が進んでいることが、年金制度をめぐる最大の問題です。
 最低保障年金制度の実現に足を踏み出せば、低額年金や無年金者の問題、年金制度全体の空洞化、サラリーマン世帯の配偶者の第3号被保険者問題など、年金制度の抱えるさまざまな今日的矛盾を根本的に解決する道が開けます。
 陳情者の提案する制度は、最低保障年金(1階部分)は保険料なしの公的年金を月額一人8万円とし、支給開始を60歳とすることとし、財源は大型公共事業や軍事費などの浪費を削減するとともに、所得や資産に応じて負担する。すなわち大企業や高額所得者に応分の負担を求めて確保するというものです。高齢者の貧困が進む中、既に多くの地方議会が最低保障年金を含む年金制度の改革の必要を求める意見書を政府に提出するに及んでいます。
 カナダ、フィンランドなどヨーロッパの先進諸国は、全額国庫負担による最低保障年金制度を創設しています。南アフリカをはじめとした発展途上国でも急速に高齢化が進む中で、全額国庫負担の最低保障年金制度が広がっています。今やこの制度は世界の流れとなっています。よって本陳情は時代の求めであり、国民多数の願いにこたえるものです。ここに陳情への賛成の立場を表明し、討論といたします。
○議長(高橋ちあき) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
 これより起立により採決いたします。
 上程中の陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立少数。よって、上程中の陳情は不採択とするに決しました。
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 第6号陳情 本町二丁目郵政宿舎跡地をまちづくりに活用することについて

○議長(高橋ちあき) 日程第7、第6号陳情、本町二丁目郵政宿舎跡地をまちづくりに活用することについてを議題に供します。



  平成19年(2007年)3月9日
中野区議会議長 殿
     建設委員長 きたごう 秀文
 (公印省略)

     陳情の審査結果について

 本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

         記
受理番号 件  名 審査結果 決定月日 意見 措置
第6号陳情 本町二丁目郵政宿舎跡地をまちづくりに活用することについて 採択すべきもの 3月9日



○議長(高橋ちあき) お諮りいたします。上程中の陳情に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。
 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
 上程中の陳情は、委員会報告どおり採択するに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
 次に、議案の継続審査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の議案継続審査申出書のとおり、第33号議案、中野区競争の導入による公共サービスの改革に関する条例については、総務委員会から継続審査の申し出がありますので、これより、継続審査の可否について起立により裁決いたします。
 第33号議案、中野区競争の導入による公共サービスの改革に関する条例については、総務委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、第33号議案は継続審査に付すことに決しました。



      平成19年(2007年)3月12日
中野区議会議長殿
         総務委員長 伊藤 正信
   (公印省略)
     議案の継続審査について

 本委員会は、下記議案について、閉会中もなお継続審査を要するものと決したので、中野区議会会議規則第76条の規定により申し出ます。

          記

 第33号議案 中野区競争の導入による公共サービスの改革に関する条例

 継続審査を要する理由
  本定例会の会期中に審査を終了し得ないため。



○議長(高橋ちあき) 次に、請願・陳情の継続審査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の請願・陳情継続審査件名表に記載の請願・陳情については、付託委員会から継続審査の申し出がありますので、それぞれ継続審査の可否について、これより起立により採決いたします。
 初めに、平成18年第24号陳情、中野サンプラザについては、総務委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、平成18年第24号陳情は継続審査に付すことに決しました。
 次に、第4号陳情、JR不採用問題の早期解決に関する意見書提出については、総務委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、第4号陳情は継続審査に付すことに決しました。
 次に、第2号請願、医師・看護師不足対策等に関する意見書を提出することについては、厚生委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、第2号請願は継続審査に付すことに決しました。
 次に、平成18年第29号陳情、小規模通所授産施設やグループホーム等が障害者自立支援法の新体系に移行した後の運営助成については、厚生委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、平成18年第29号陳情は継続審査に付すことに決しました。
 次に、平成18年第34号陳情、療養病床の廃止・削減計画の中止と介護保険事業等の充実を求める意見書を提出することについては、厚生委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、平成18年第34号陳情は継続審査に付すことに決しました。
 次に、平成18年第35号陳情、リハビリテーション日数制限の廃止を求める意見書を提出することについては、厚生委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、平成18年第35号陳情は継続審査に付すことに決しました。
 次に、第1号請願、西武新宿線鷺ノ宮駅と踏切の改善に関する請願は、建設委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、第1号請願は継続審査に付すことに決しました。
 次に、平成18年第23号陳情、都営鷺の宮アパートのより良い建替えを求めることにとついては、建設委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、平成18年第23号陳情は継続審査に付すことに決しました。
 次に、平成18年第32号陳情、住宅耐震化の促進にむけた助成制度の創設については、建設委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、平成18年第32号陳情は継続審査に付すことに決しました。
 次に、平成18年第33号陳情、「東京都建築安全条例第4条第3項」認定基準の適用について(1項)は、建設委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、平成18年第33号陳情1項は継続審査に付すことに決しました。
 次に、平成18年第33号陳情、「東京都建築安全条例第4条第3項」認定基準の適用について(2項)は、建設委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、平成18年第33号陳情2項は継続審査に付すことに決しました。
 次に、平成18年第33号陳情、「東京都建築安全条例第4条第3項」認定基準の適用について(3項)は、建設委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、平成18年第33号陳情3項は継続審査に付すことに決しました。
 次に、第8号陳情、中野区都市計画マスタープラン一部修正を修正仕直すことについては、建設委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、第8号陳情は継続審査に付すことに決しました。
 次に、平成16年第61号陳情、地域図書館7館を存続することについては、文教委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、平成16年第61号陳情は継続審査に付すことに決しました。
 次に、第1号陳情、「中野区議会政務調査費」の交付金減額について及び第2号陳情、「中野区議会政務調査費」の交付方法についての計2件は、議会運営委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、第1号陳情及び第2号陳情の計2件は継続審査に付すことに決しました。
 次に、第3号陳情、「中野区議会政務調査費」の使途基準については、議会運営委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
       〔賛成者起立〕
○議長(高橋ちあき) 起立多数。よって、第3号陳情は継続審査に付すことに決しました。



         平成19年第1回定例会
     請願・陳情継続審査件名表
《総務委員会付託》
 (18)第24号陳情 中野サンプラザについて
      第2号陳情 JR不採用問題の早期解決に関する意見書提出について

《厚生委員会付託》
      第2号請願 医師・看護師不足対策等に関する意見書を提出することについて
 (18)第29号陳情 小規模通所授産施設やグループホーム等が障害者自立支援法の新体系に移
行した後の運営助成について
 (18)第34号陳情 療養病床の廃止・削減計画の中止と介護保険事業等の充実を求める意見書
を提出することについて
 (18)第35号陳情 リハビリテーション日数制限の廃止を求める意見書を提出することについ


《建設委員会付託》
      第1号請願 西武新宿線鷺ノ宮駅と踏切の改善に関する請願
 (18)第23号陳情 都営鷺の宮アパートのより良い建替えを求めることについて
 (18)第32号陳情 住宅耐震化の促進にむけた助成制度の創設について
 (18)第33号陳情 「東京都建築安全条例第4条第3項」認定基準の適用について(1項)
 (18)第33号陳情 「東京都建築安全条例第4条第3項」認定基準の適用について(2項)
 (18)第33号陳情 「東京都建築安全条例第4条第3項」認定基準の適用について(3項)
      第8号陳情 中野区都市計画マスタープラン一部修正を修正仕直すことについて

《文教委員会付託》
 (16)第61号陳情 地域図書館7館を存続することについて

《議会運営委員会付託》
      第1号陳情 「中野区議会政務調査費」の交付金減額について
      第2号陳情 「中野区議会政務調査費」の交付方法について
      第3号陳情 「中野区議会政務調査費」の使途基準について




○議長(高橋ちあき) 次に、常任委員会の所管事務継続調査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の常任委員会所管事務継続調査件名表に記載の調査事件については、それぞれ所管委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。



  常任委員会所管事務継続調査件名表
         平成19年第1回定例会
総務委員会
 1 経営改革の推進について
 1 組織・人事及び各種事務事業の改善について
 1 財政、資金及び財産管理について
 1 広報・広聴及び区民参加について
 1 災害対策について
 1 区税について

区民委員会
 1 戸籍及び住民基本台帳等について
 1 地域センター及び区民の地域活動について
 1 産業振興及び勤労者対策について
 1 環境及び消費者対策について
 1 ごみ減量及び清掃事業について

厚生委員会
 1 子育て支援及び子どもの育成について
 1 男女平等の推進について
 1 保健衛生及び社会福祉について
 1 保健所及び福祉事務所について
 1 国民健康保険、老人保健医療及び介護保険について

建設委員会
 1 安全で快適に住めるまちづくりについて
 1 交通安全及び放置自転車問題について
 1 河川の溢水防止及び親水化について
 1 道路・公園等の整備及び緑化について

文教委員会
 1 学校教育の充実について
 1 区民の生涯学習について
 1 スポーツ環境の整備について
 1 文化財保護等について



○議長(高橋ちあき) 次に、議会運営委員会の所管事項継続調査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の議会運営委員会所管事項継続調査件名表に記載の調査事件については、議会運営委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋ちあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。



 議会運営委員会所管事項継続調査件名表
         平成19年第1回定例会
 1 議会の運営について
 1 議会の会議規則、委員会に関する条例等について



○議長(高橋ちあき) 以上で本日の日程を全部終了いたしましたので、散会いたします。
 平成19年第1回中野区議会定例会を閉じます。
      午後2時07分閉会