平成18年07月13日中野区議会区民委員会
平成18年07月13日中野区議会区民委員会の会議録
平成18年7月13日区民委員会 中野区議会区民委員会〔平成18年7月13日〕

区民委員会会議記録

○開会日 平成18年7月13日

○場所  中野区議会第2委員会室

○開会  午後3時23分

○閉会  午後3時35分

○出席委員(8名)
 斉藤 高輝委員長
 むとう 有子副委員長
 伊東 しんじ委員
 高橋 ちあき委員
 若林 ふくぞう委員
 こしみず 敏明委員
 来住 和行委員
 藤本 やすたみ委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 区民生活部長 本橋 一夫
 経営担当課長(地域活動担当課長) 登 弘毅
 南中野地域センター所長 角 秀行
 弥生地域センター所長 (南中野地域センター所長兼務)
 東部地域センター所長 柿内 良之
 鍋横地域センター所長 (南中野地域センター所長兼務)
 桃園地域センター所長 (東部地域センター所長兼務)
 昭和地域センター所長 小平 基晴
 東中野地域センター所長 (昭和地域センター所長兼務)
 上高田地域センター所長 (昭和地域センター所長兼務)
 新井地域センター所長 (東部地域センター所長兼務)
 江古田地域センター所長 戸辺 眞
 沼袋地域センター所長 (江古田地域センター所長兼務)
 野方地域センター所長 (江古田地域センター所長兼務)
 大和地域センター所長 鳥井 文哉
 鷺宮地域センター所長 (大和地域センター所長兼務)
 上鷺宮地域センター所長 (大和地域センター所長兼務)
 産業振興担当参事 鈴木 由美子
 環境と暮らし担当課長 納谷 光和
 ごみ減量・清掃事業担当参事(ごみ減量担当参事) 服部 敏信
 清掃事務所長 横山 俊

○事務局職員
 書記 菅野 多身子
 書記 杉本 兼太郎

○委員長署名


審査日程
○議題
 地域センター及び区民の地域活動について
○所管事項の報告
 1 区の施設使用料・幼稚園保育料の見直しについて(区民生活部経営担当)
○その他

委員長       
 定足数に達しましたので、ただいまから区民委員会を開会いたします。

(午後3時23分)

 本日の審査日程についてお諮りいたします。本日はお手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、議事に入ります。
 地域センター及び区民の地域活動についてを議題に供します。
 では、所管事項の報告を受けたいと思います。
 所管事項の報告の1番目、区の施設使用料・幼稚園保育料の見直しについての報告を求めます。
本橋区民生活部長
 区の施設使用料・幼稚園保育料の見直しにつきまして、7月6日の区民委員会で報告をさせていただいたところでございます。このうち、区の施設使用料の見直しにつきまして、新たに算入することといたしました施設の減価償却や人件費などの算入の方法、また、公費負担の考え方、それから、減額や免除の廃止後の対応などにつきまして、それぞれ委員会などでの御意見、御指摘を検討した結果、検討がまだ十分ではなかったということから、再度検討の上、資料を再提出させていただきたいというふうに存じます。また、この使用料の見直しにつきまして、委員会の場で7月16日発行の区報によりまして区民に周知することを報告いたしましたが、この件につきましても、この施設使用料に関する部分についての区報の掲載を取りやめております。あわせて、7月22日、25日、27日に予定しておりました区民意見交換会につきましても、この施設使用料に関する部分については取りやめとさせていただきたいと存じます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
委員長
 ただいまの報告に対しまして質疑はありませんか。
来住委員
 前回の委員会でも人件費等の算定の問題については質疑させてもらったんですが、今、人件費、減価償却等、いろいろ意見が出されたことをもとにということなんですけども、抜本的に再検討をし直すということをもって今回のこの見直しについて報告された。前回、7月6日に配付されたものについては、これはもう、そういう意味では白紙というような考えでよろしいですか。
本橋区民生活部長
 抜本的にといいますか、あるいは白紙ということに関しましては、まださらなる検討の中でどうなるかということでまとめていきたいと思っておりますが、いずれにせよ、委員会でも御指摘いただいたようなこと、また、ほかの委員会におきましてもいろいろ御意見、御指摘等をいただいております。それらも勘案しながら、まだ十分詰め切れていなかったところを再度点検し、まとめをしていくということでございます。
来住委員
 議会に出されたわけですから、それなりの検討がされて責任を持って出されたというふうに判断をして議論をさせていただいたと、そういうふうに思っているわけです。それが6日にこの委員会には出されて、そういう意味では初めてだったわけです。もちろん、いろんな角度から議論を庁内ではされて、このまとめがされたと思うんですけども、いつごろからこれは積み上げて、6日に私たちに出された段階までにはどういう経過でどういう期間で検討されてここに至っていたんですか。
本橋区民生活部長
 施設使用料につきましては、おおむね3年ごとにその算定の仕方等を見直すということになっております。これにつきまして、そういう意味で、約2年前から、これまでの算定方式を単に算定式の中の数値だけではなくて、算定方式も含めて見直しをしよう、また、減免のあり方についても検討しようということで、2年ちょっと前から庁内でPTをつくりまして検討をしておりました。そこの検討を踏まえながら庁内整理をして、中間的なまとめの状況を4月の総務委員会に報告し、さらに内容を検討して、今回、各常任委員会での報告ということでさせていただいたところではございますが、この区民委員会におきましてもさまざま御指摘をいただいております。また、それぞれの委員会でも同様に、あるいはまた別の視点から御指摘等がありまして、それに対して十分こたえ切れなかった部分がある、やっぱりここの部分では検討が不十分だったと認めざるを得ないということから、さらに検討を詰めまして、資料の再提出をさせていただくということでございます。
来住委員
 再提出ということなんですけども、ちょっと聞き漏らしたかなと思うんですが、スケジュールですけど、前回は3定に条例をということでしたよね。それで、今度再提出ということになりますので、その辺のスケジュールも含めたいわゆる条例化という変更も3定じゃなくて先に行くということですか。
本橋区民生活部長
 私どもの今考えておりますのが、さらにその検討をして、資料の出し直し、再提出ということにつきましては次回の区民委員会、8月31日に予定されております、そこでこれにつきましての御報告をしたいというふうに思っております。そういたしますと、地域説明会ですとかパブリックコメント等の日程も当然第3回定例会というところでは無理が生じるというふうに思っておりまして、そういう意味では、この使用料改定についての条例関係のスケジュールについても見直しを要するというふうに思っております。
来住委員
 最後にしますが、人件費の問題にしても減価償却にしても抜本的に考え方を変えての6日の提案だったというふうに思いますし、その点について強く指摘をさせていただきましたので、改めて検討される中で、本当に区民の福祉の増進という立場で検討すべきだということを申し上げておきます。
 それで、所管じゃないのでわかりませんが、もしわかればお答えいただきたいんですが、この段階で区報を今度の日曜日でしたか、前回説明がありましたね。区報は既に印刷をされていたという経過なんですか。わかりますか。どういう扱いになっていたんでしょうか。
本橋区民生活部長
 ゲラは見ておりましたけど、それを印刷しているかどうかというところまではちょっと私は確認しておりません。
こしみず委員
 ちょっと確認なんですが、私の聞き方が悪かったのかわかりませんけれども、今、部長のやりとりを聞いていて、8月31日に閉会中の区民委員会の審査がありますよね。そのときに報告しますというお話があったかと思うんですけども、これはどういう報告を区民委員会の中にされるのか、ちょっと教えていただけますか。
本橋区民生活部長
 先だって報告をした内容についていろいろ御指摘をいただいた点を踏まえて再度検討する、そして資料の出し直しをするということを申し上げました。その出し直しの時期として今私どもで考えておりますのが、次回の区民委員会、そこで改めて施設使用料の考え方を御報告できるようにしたいというふうに思っております。また、あわせて、その段階では、区民公益活動に関するさまざまな政策的助成、これについても、使用料の減額免除の廃止後の対応ということも含めて考え方をお示しできるようにするということで庁内で努力をしているところでございます。
こしみず委員
 そうすると、この間御説明していただいた部分の中のスケジュールの問題に関しては、区民に対する意見交換会は全部白紙というふうにとらえてよろしいでしょうか。
本橋区民生活部長
 御報告させていただいた中では、所管事項ということで区の施設使用料の部分に限って説明をさせていただきましたが、資料全体としますと幼稚園保育料についても入っております。ここの部分につきましては一応これまでの考え方どおりで進めていくということで、予定しておりました意見交換会もその部分に限って行うということで考えております。
伊東委員
 本日の報告、ありがとうございます。前回の委員会におきましても、報告を受けた際に、総務委員会の主な所管であろうと思いますけれど、区の所有する財産、施設等の運営並びに今後の維持管理、さらには将来的な展望も含めた部分について、その基本的な理念の説明もなく、利用料の算定の基準を唐突に、この委員会には1回だけの報告で済まそうとしたという、その部分はやはりどう考えても唐突に感じます。また、先ほど御答弁の中でありましたように、区民の公益活動の推進条例についての減免の廃止に伴う助成、その部分も、所管する施設についての利用者の負担という部分が全然わからないような御報告をいただいて、それではやはりこの委員会に御報告いただいたという価値がないというか、もうちょっと詳細な説明を求めたかったという気持ちは大きくありました。ですから、そういう意味を踏まえまして、8月31日、再度御報告いただけるということで承りましたので、今申しました点をきっちりと押さえて御報告いただけたらと思っております。
本橋区民生活部長
 その点、十分念頭に置きまして、検討をさらに進めていきたいと思っております。
委員長
 他にございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告については終了いたします。
 そのほか、理事者から何か御報告はありませんか。

〔「ありません」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で所管事項の報告は終了いたします。
 次に、審査日程のその他に入りますが、各委員、理事者から何か発言はありますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、次回の委員会は8月31日午後1時から当委員会室で開催いたします。
 以上で本日予定した日程は終了いたしますが、委員、理事者から何か発言はございませんでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本日の区民委員会は散会します。

(午後3時35分)