平成18年03月16日中野区議会区民委員会(第1回定例会)
平成18年03月16日中野区議会区民委員会(第1回定例会)の会議録
平成18年3月16日区民委員会 中野区議会区民委員会〔平成18年3月16日〕

区民委員会会議記録

○開会日 平成18年3月16日

○場所  中野区議会第2委員会室

○開会  午後1時01分

○閉会  午後1時45分

○出席委員(8名)
 斉藤 高輝委員長
 むとう 有子副委員長
 伊東 しんじ委員
 高橋 ちあき委員
 若林 ふくぞう委員
 こしみず 敏明委員
 来住 和行委員
 藤本 やすたみ委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 区民生活部長 本橋 一夫
 経営担当課長(地域活動担当課長) 登 弘毅
 南中野地域センター所長 角 秀行
 弥生地域センター所長 (南中野地域センター所長兼務)
 東部地域センター所長 柿内 良之
 鍋横地域センター所長 (南中野地域センター所長兼務)
 桃園地域センター所長 (東部地域センター所長兼務)
 昭和地域センター所長 蛭間 浩之
 東中野地域センター所長 (昭和地域センター所長兼務)
 上高田地域センター所長 (昭和地域センター所長兼務)
 新井地域センター所長 (東部地域センター所長兼務)
 江古田地域センター所長 安部 秀康
 沼袋地域センター所長 (江古田地域センター所長兼務)
 野方地域センター所長 (江古田地域センター所長兼務)
 大和地域センター所長 大橋 雄治
 鷺宮地域センター所長 (大和地域センター所長兼務)
 上鷺宮地域センター所長 (大和地域センター所長兼務)
 戸籍住民担当課長 榎本 良男
 産業振興担当課長 鳥井 文哉
 環境と暮らし担当課長 納谷 光和
 ごみ減量・清掃事業担当参事(ごみ減量担当参事) 西條 十喜和
 清掃事務所長 遠山 幸雄

○事務局職員

 書記 菅野 多身子
 書記 吉田 哲郎

○委員長署名



審査日程
○陳情
 (継続審査分)
 (17)第70号陳情 地域センターへの区職員の配置について
○所管事項の報告
 1 区の古紙回収の停止と集団回収への移行促進について(ごみ減量担当)
 2 びん・缶分別回収の新方式の実施(案)について(ごみ減量担当)
 3 東京二十三区清掃一部事務組合の平成18年度予算のあらましについて(ごみ減量担当)
 4 東京二十三区清掃一部事務組合「経営計画」及び「経営改革プラン」について(ごみ減量担   当)
 5 東京二十三区清掃一部事務組合の一般廃棄物処理基本計画原案へのパブリックコメントの集計   結果について(ごみ減量担当)
 6「資源とごみの週間カレンダー」の配布について(清掃事務所)
○所管事務継続調査について
○その他

委員長
 それでは、定足数に達しましたので、ただいまから区民委員会を開会いたします。

(午後1時01分)

 本日の審査日程についてお諮りいたします。
 本日はお手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、御異議ありませんので、そのように進めます。
 なお、審査に当たっては5時を目途にそれぞれ進めてまいりたいと思いますので、よろしく御協力をお願いいたします。
 また、途中3時になりましたら休憩を入れたいと思いますが、よろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、(17)第70号陳情、地域センターへの区職員の配置についてを議題に供します。
 委員会を休憩させていただきます。

(午後1時01分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後1時03分)

 これより本件に対する質疑を行います。
 質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 他に質疑がなければ、本件の取り扱いを協議するため、委員会を休憩いたします。

(午後1時03分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後1時03分)

 お諮りいたします。
 休憩中に確認したとおり、(17)第70号陳情、地域センターへの区職員の配置についてについてを、継続すべきものと決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 以上で(17)第70号陳情について、本日の審査は終了いたしました。
 それでは、所管事項の報告に入ります。
 1番目の区の古紙回収の停止と集団回収への移行促進についての報告を求めます。
西條ごみ減量・清掃事業担当参事
 それでは、お手元の資料に基づき報告させていただきます。(資料2)
 これにつきましては、町会連合会が推進してくださっています新集団回収。これは古紙類の毎週1回回収ということでございますが、大分進んでまいりまして、昨年の12月現在でございますけども、46町会にふえてきているところでございます。区としましても、南北4町会地域においてのモデル実施ということで、区の古紙回収を停止いたしまして、その結果、良好であったというようなことがございました。こうした状況を踏まえまして、町会連合会との協議を進めさせていただきました。その結果、この事業をさらに促進するということで、以下のような形で区の古紙回収を停止いたしまして、集団回収への移行を促進させていくということになったものでございます。
 これについての方策といたしましては、地区町会連合会を一つの単位といたしまして、広域的に区の古紙回収が停止できるように進めていく方法をとるということでございます。1回目につきましては、地区町会連合会ごとに集団回収の担当者を決めていただきまして、地区内の町会すべてが週1回回収を実施できるように、相互に協力し合って進めていただくと。
 それから18年度以降、新集団回収の進捗状況と区の古紙回収作業計画等を勘案いたしまして、スケジュールをつくってやっていくということになりました。それで、このスケジュールでいきますと、18年7月か8月に野方地区、鍋横地区、南中野地区、それから10月は鷺宮、桃園、新井地区、19年2月が沼袋、東部、弥生、上高田地区、それから4月が上鷺宮、昭和・東中野、江古田、大和地区、こういったスケジュールで、この1年間をかけて移行を進めるという計画でございます。これをきちんとやっていくことによりまして、19年度から区内全域で区の古紙回収が停止が可能となるというふうに見込んでいるものでございます。
 この間、区の古紙回収の収集量が減少してきたということから、18年度からは現在9台が1日に稼働しておりますが、これを1日8台に変更いたします。その後も新集団回収の進捗状況を見まして、回収車の台数変更も今後検討しながら進めていきたいというふうに考えております。
 参考までに、古紙回収の最近の決算額推移をお示ししておりますので、ごらんいただければと思います。
委員長
 ただいまの報告に対しまして、質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告については終了いたします。
 次に、2番目のびん・缶分別回収の新方式の実施(案)についての報告を求めます。
西條ごみ減量・清掃事業担当参事
 これにつきましては、お手元の資料で説明させていただきます。(資料3)
 来年度7月から変更いたしますびん・缶分別回収事業につきまして、地区区分を決めましたので、この報告をさせていただきます。
 添付しております資料でございますが、びん・缶分別回収実施地区一覧ということで、ブロックを火、水、木、金、土というふうに分けまして、このようにさせていただきます。それで、地図もおつけさせていただているかと思いますけども、お手元のとおり、左の方が現在の回収の曜日設定でございますが、右の方がブロック別にした際の曜日設定でございます。今現在、水曜日、火曜日の地域が多いところは、できるだけその曜日に合わせるようにいたしましたが、どうしても無理なところもございますので、こういった曜日設定でさせていただくことにしたいというふうに考えてございます。
 今後の実施スケジュールでございますけれども、この地区区分だとか曜日設定についての周知を町会の方に出すのは、18年のこの3月に行いたいと思ってございます。それから、コンテナ設置場所確認・調整等につきましては、町会の御協力をいただきながら、業者が18年4月から5月に行うと。それから、この回収方法変更の区民へのお知らせでございますが、全世帯にお知らせを配布するということで、第1回目はこの3月に、後ほど報告がございますが、ごみカレンダーにて予告の案内をさせていただきまして、この6月には全世帯に別途チラシをつくりまして、周知させていただきたいと。それから、コンテナ管理者向けについても、6月中旬には周知をできるようにしたいと考えてございます。そのほか、区報、地域ニュース、ホームページ等の掲載によりまして、広報について十分に充実できるようにしていきたいというふうに考えてございます。
 それから、貸与しておりますコンテナにつきましては、直前の週の6月24日から30日の間に回収をさせていただくということにしてございます。実際の実施地区の区分の曜日変更につきましては、7月の第1週の4日から始まるというふうに考えてございます。
委員長
 それでは、質疑を行いますけれども、質疑はございませんか。
藤本委員
 うちの町会でいうと曜日は変わってくるんですけども、清掃事務所でこれを知らせるプレートを張っていますよね。燃えるごみとか、燃えないごみとか。そういう中にびん、缶とかを入れていただいて、こちらで曜日が違うでしょうから記入するとか、あるいは1つ前に報告を受けた古紙も入れておいていただければ、古紙はもう民間でやるから区はという形じゃなくて、清掃事務所でプレートはごみのところに置きますよね。その辺はどういう形で取り組んでいくんですか。
西條ごみ減量・清掃事業担当参事
 そういったものにつきましてもきちんとできるように準備して、やっていきたいというふうに考えてございますので、またいろいろ御相談をさせていただくことになるかと思いますけれども、事務所の方と協力して、遺漏のないようにしたいというふうに考えてございます。
委員長
 他にございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告については終了いたします。
 次に、3番目、東京二十三区清掃一部事務組合の平成18年度予算のあらましについての報告を求めます。
西條ごみ減量・清掃事業担当参事
 それでは、お手元の清掃一部事務組合の平成18年度予算のあらましの冊子で報告させていただきます。(資料4)
 これについては、2ページをごらんいただければと思います。歳入歳出予算の概要ということでございまして、18年度の一般会計予算の総額は809億円余になるというものでございます。前年度に比べまして98億5,800万円の減額でございます。約11%の減ということでございます。
この内容でございますけれども、清掃工場の建設等に要する経費でございます。施設整備費が前年度に対しまして144億円余の減少で、44%の減ということでございます。これは品川区と、それから葛飾区、あるいは中防灰溶融施設建設の工事が最終年度を迎えて完了すると。そういったことで、投資的経費が大幅に減になったということになってございます。
それから、維持管理等の清掃費についてでございますが、18年12月には葛飾清掃工場あるいは中防灰溶融施設が稼働するというようなことがございまして、47億円余の増加があるということでございます。ただ、これにつきましては、工場におけますのはアウトソーシング、あるいはスラグの有効利用による経費の削減等によりましてコスト削減を行うということで、26億円余の増に抑えたというふうになってございます。
 それから、組合債の償還等に要する経費でありますが、公債費につきまして、組合債の元金償還の開始等によりまして、9億8,500万円の増というふうになっているところでございます。歳入につきましては分担金が396億円余と、これにつきましては6億7,400万円ほど増ということになってございます。退職手当だとか灰溶融施設の運営経費等の増というものがふえているものでございます。ただ、財政調整基金から80億円等を繰り入れることによりまして、できるだけ各区の負担を平準化していくように努めたというふうにされてございます。
 特定財源につきましては、施設整備事業費の減ということで、国庫支出金は55億円余が減ということでございまして、組合債につきましても62億円は減というふうになっているところでございます。具体的な数字の内容につきましては、3ページ以降をごらんいただければと思います。
委員長
 ただいまの報告に対して質疑はございませんか。
むとう委員
 今の報告の5ページのところで、1番の項目で廃プラスチックのサーマルリサイクル実施に向けた環境調査委託というのがあるんですけれども、実際にはどういう調査をする予定になっているのか、おわかりでしたら教えてください。
西條ごみ減量・清掃事業担当参事
 ここの説明に書いてありますとおり、廃プラスチックの焼却処理をやった際に、ここにあります環境に対する主に影響とか、そういったものを調査するための経費をつけたというふうに聞いてございます。
むとう委員
 そういたしますと、どこかの工場で具体的に廃プラスチックを焼却してみてどうかという調査を行うということでしょうか。そういたしますと、燃やす前がどうかということもあわせて、調査の内容に含まれているんでしょうか。
西條ごみ減量・清掃事業担当参事
 具体的に来年度、モデル的に何区かの工場で廃プラスチックの収集を行いまして、サーマルリサイクルをやってみるということでございます。今、一組の方で行っておりますこれらに関する状況と、そういった新しく廃プラスチックをサーマルリサイクルをあわせてやった場合にどのような変化があるのか。そういった調査を行うものというふうに聞いてございます。
むとう委員
 多分、現状の中でも、例えば重金属がどうなのかというような調査は、なかなかやっていないのではないかと私は思うんですけれども、一番心配されるのは、廃プラスチックを焼却した際の重金属による汚染がどれぐらいになるのかというところですし、中野区には清掃工場はありませんけれども、清掃工場のあるところにお住まいの区民の方々も、その点をすごく心配されているんですね。だから、詳しいことは一組なので、御存じないかもしれないんですけど、もし機会がありましたら、その重金属がこの調査の中に入っているのか、入っていないのか。もしおわかりになれば教えていただきたいことと、おわかりにならなければ、ぜひそのことを要望していただけたらと思うのですが、いかがでしょうか。
西條ごみ減量・清掃事業担当参事
 重金属が入っているかどうかは、ここでは私もちょっと確認できません。一組の方に、お話があったことについては伝えたいというふうに考えております。
むとう委員
 済みません。もう1点なんですけれども、これからおいおい清掃工場の運転管理委託ということで、アウトソーシングを進めていかれるようなんですけれども、やっぱりそこで、要するに職員がしっかりいないと、何かメンテナンスとか、それが本当に妥当な工事金額なのかどうなのかというところがなかなかわからなくて、要するにメーカーの言いなりになってしまうというところが一番大きな懸念として残るんですよね。それで、我孫子市の市長さんは、やはり我孫子市で清掃工場のアウトソーシングの際に、メーカーから来ている職員を区の職員に組みかえるみたいなことも検討されて、実施されているようなんですけれども、今後本当に清掃工場がプラスチックも燃やしていきますということで、どういう危険性を伴うかということと、炉とか機械にどういう故障が生じてくるかということもなかなか予測できない部分で、アウトソーシングで任せてしまうと、さまざまなことがこれでいいのか、妥当なのかというところが、やはり検証できる職員がそこにいなくなってしまうということは、今後すごく大きな痛手になるかと思うので、その辺をしっかりとどうしていくおつもりなのか。一部事務組合といえども、中野区もその構成員ですので、どういうふうにその辺は内部でも検討されているのか。何か御存じのことがあれば、もしくは中野区はどういう考えを持っているのか。その辺についても教えていただけたらと思います。
西條ごみ減量・清掃事業担当参事
 アウトソーシングと言いましても、現在のアウトソーシングのやり方では、工場の運営のランニングをすべて任せるということではなく、一定の職員は確保しながら、その分職員が、そういったアウトソーシングをした会社の職員に対する指導、監督をすると。そういう方式でやるというふうに聞いてございますので、今のところはそういった形を進めていくことによって、事業者の言いなりになるといいますか、そういったことにはならないというふうに考えてございます。
むとう委員
 人件費削減ということで、民間にできることは民間へという大きな流れの中で、やはりごみを燃やすということは、やっぱり長年の経験に基づく微妙な技術というふうに私は思っていますので、きちんとそういう職員を常に残しておかないと、微妙なところがわからなくなっていってしまう。ひいては丸投げになっていってしまうということはよくないことですので、その辺は今後十分そのことを念頭に入れて検討をしていただきたい。アウトソーシングではなくて、一定やっぱりそこに、技術を積み重ねられていく職員が必ずいないと、やっぱりだめではないかというふうに思っているので、その点をぜひよろしくお願いしたいと思いますが、要望も込めて、御意見があったら教えてください。
西條ごみ減量・清掃事業担当参事
 今、私がお話ししましたように、今回のアウトソーシングについては、運営にかかっている係全員ということではなくて、一つの係は残して、そこにきちんとした全体の運営管理をマネジメントする者を置くというふうに聞いてございますので、その点で担保されるんではないかというふうに考えてございます。
委員長
 他になければ、以上で本報告については終了いたします。
 次に4番、東京二十三区清掃一部事務組合「経営計画」及び「経営改革プラン」についての報告を求めます。
西條ごみ減量・清掃事業担当参事
 これにつきましては、清掃一部事務組合が今回新たに経営計画と経営改革プランを策定したということでございますので、これを報告させていただくものでございます。(資料5)
 計画の位置付けでございますが、これは23区における中間処理システムの展望を示すとともに、一部事務組合の経営の抜本的改革の指針を明らかにする中長期計画というふうに位置付けされてございまして、計画期間につきましては、18年度から32年度までの15年間でございます。
 主な内容の中では、今回は先ほど申し上げましたように、ここにも書いておりますが、効率的でスリムな経営を行うということでございまして、アウトソーシングの推進、それから効率的な行財政運営の推進ということで、できるだけ効率的な運営を行おうということが示されております。そのほかの主な内容の中では、循環型社会だとか安全性を確保するだとか、そういった本来的なこともきちんと押さえながら進めるというふうに位置付けがされているものでございます。
 それから、経営改革プランでございますが、裏面の方をごらんいただければと思いますが、2番目でございますが、計画の位置付けとしましては、経営計画を受けまして、3年の短期間に集中的に取り組む行財政改革の取り組みということでございます。これにつきましても、先ほどございましたように、東京都から派遣されている職員が都に戻るというようなこともございまして、人材確保をきちんとやっていくということが位置付けられてございます。技術力の維持・向上と。そういった体制をきちんとつくるということが示されてございます。
 それから、先ほどありましたように行財政システムの改革ということで、アウトソーシングを進めていくということが示されてございます。これによりまして、(ウ)のところでございますが、行財政の見直しといたしまして、平成20年度には127億円の削減と、約2割の圧縮を進めていくというような位置付けがされているものでございます。
 具体的には、経営計画の11ページ、12ページにそういったことが示されてございまして、アウトソーシングの推進ということで、段階的に幾つかの工場をアウトソーシングしていくということになりまして、おおむねその計画期間中に15清掃工場、一番下の方でございますが、アウトソーシングすることによりまして、17年度と比較して約3割程度の人員削減を進めると。それから、12ページの方の、ページは裏の方ですけども、財政健全化への取り組みということでございまして、効率的・効果的な財政運営、それから財政基盤の強化、計画的、安定的な財政運営を進めることによりまして、12ページの一番下の方に、平成32年度におきましては、こういったことをやることによりまして、区は現行と比べて3割を超える圧縮を行うというような位置付けをされてございます。
 それから、経営改革プランの方でございますけども、ここの財政効果のところで説明を受けた内容では、8ページにございますとおり、財政効果といたしましては、平成18年度から20年度の3カ年で組織体制のスリム化と、それから工場運営のアウトソーシング、それから行財政の見直しによりまして、合計で歳出削減額を約74億円、それから自主財源の確保ということで53億円を見込むというような改革プランが示されているものでございます。
委員長
 それでは、ただいまの報告に対しまして質疑がございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告については終了とします。
 次に、5番、東京二十三区清掃一部事務組合の一般廃棄物処理基本計画原案へのパブリックコメントの集計結果についての報告を求めます。
西條ごみ減量・清掃事業担当参事
 それでは、お手元に配付しています一般廃棄物処理基本計画がございますが、1枚に整理したものがございますので、そちらで報告させていただきます。(資料6)
 この結果につきまして、一組の方でパブリックコメントを行いました。この結果、3カ所を修正いたしまして、東京二十三区清掃一部事務組合の一般廃棄物処理基本計画として決定したというものでございます。
 意見の提出期間につきましては、平成17年11月21日から12月4日までということで、総数で個人、団体を含んで32ということでございます。Eメールの分が大分多かったようでございます。
 それから、意見別内訳ということでございますが、最終処分量の最小化に関するものが多かったというふうになってございます。意見数で言いますと136件あったと。
 それと、次の裏の方をごらんいただければと思います。この意見をもとに修正した箇所が示されてございまして、原案の11ページでございますが、こちらの中の「平成20年度から廃プラスチックのサーマルリサイクルが本格実施されることに伴うごみ量への影響としてプラスチック類のマテリアルリサイクルやケミカルリサイクルの推進などによる一層の減量を見込んだうえで、不燃ごみ量の減少と可燃ごみ量の増加を予測しています」。これはこういった資源化に対するものを推進し、減量を見込んだということを、きちんと位置付けて示すというふうになったものでございます。そういったことを踏まえてということになります。
 それから、第5章2の環境負荷の軽減に関する、原案でいえば17ページに関するものでございますが、これにつきましても地球温暖化対策を視野に入れるということで、環境対策もきちんと考えてやっていくというような位置付けを明確にするというふうに文言が挿入されたものでございます。
 それから、第5章、最終処分量の最小化ということで、この当委員会でも御意見をいただいた部分でございますけれども、これにつきましては紛らわしい面がございましたので、一組の中でわかる状況の中でということで、23区部における一般廃棄物の最終処分量の、そのうちの容積ベースで50%ということで、きちんと何の50%かということがわかるように明確にしたと。そういったところは修正を加えられたものでございます。本案につきましては、その内容を修正して取り入れるということでございます。本案につきましては、また後ほどごらんいただければと思います。
委員長
 それでは、質疑がありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告については終了いたします。
 次に、6番目ですが、「資源とごみの週間カレンダー」の配布についての報告を求めます。(資料7)
遠山清掃事務所長
 それでは、「資源とごみの週間カレンダー」は事務所の方で作成いたしましたので、当委員会で報告をさせていただきたいと思います。今回は現物が御用意できましたので、何点か補足をして御報告させていただきたいと思います。
 これまで、例えば収集日以外に資源やごみが出されるとか、分別がきちっとされていないといったようなクレームといいますか、そういった声も数多く寄せられているところが現状でございます。また、一目で収集日がよくわかるような、カレンダーのようなものが欲しいという声もございましたので、今回、よりわかりやすい分け方、出し方などを盛り込みました、「資源とごみの週間カレンダー」というものを作成いたしまして、区内全世帯に各戸配布するということにいたしました。
 具体的には御用意させていただいていますカレンダーでございますが、こちらの特徴が何点かございますので、補足をさせていただきます。
 これは中に張りつける用紙が入ってございまして、御自分で作成する形になってございます。それから、集団回収をPRするページを新たに設けてございます。それから、組成調査の結果や1トン当たりの処理経費等の一部ではございますが、コストの情報等も提供させていただいております。ぜひ御自身で作成して、壁などにかけていただいて利用いただきたいと思います。
 発行部数は21万部を作成いたしました。それから、全戸配布は18万5,000部を予定してございます。今月中には各戸配布を終了したいと思ってございます。なお、このことに関しましては、4月16日号の区報で、これが各家庭に配られたかどうかというのを確認するメッセージを出させていただきたいというふうに思ってございます。
それから、転入者の方には、戸籍住民分野の住民記録担当あるいは地域センターにも御用意をさせていただいて、転入者にもフォローしていきたいと思ってございます。
雑駁ですが、以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対して質疑ありませんか。
若林委員
 大分立派なものができて、各家庭に配ると、配り方はどうするんですか。
遠山清掃事務所長
 今回はシルバー人材センターに委託をいたしまして、既に配布を開始してございます。
若林委員
 私もシルバー人材センターがいいかなと思ったんですけども、例えばマンションなんかは各家庭というわけにはいかないでしょう。あれは今なかなか入れないじゃないですか。だから、そういうところに対してはどうするんですか。
遠山清掃事務所長
 通常、マンション等も同様かとは思いますが、とりあえずは管理人さんのいる場合はそちらにお断りをして、例えば郵便受けに入れるか、ないしは管理人さんにお任せするかと、それは臨機応変に対応しているということでございます。
藤本委員
 ちょっと自分のところを見ているんですけども、これは7月からとその前とで違ってきますよね。その辺はどうなるんですか。
 それと、古紙が今、私たちのところは月曜日なんですが、これは火曜日になっているんですが、どういうことですか。
遠山清掃事務所長 
 一たんは3月、4月、5月、6月ということで使っていただきまして、7月にびん・缶の回収日の変更が予定されてございますので、変更の場合は、余分にびん、缶と集団回収のシールがございますので、そちらを上にかぶせていただいて、1回の変更には一応対応できるようにつくってございます。なお、この後のフォローにつきましては、事務所の方でも対応を考えてまいりたいと思ってございます。
藤本委員
 変更の方はわかりましたけども、今、実際に私たちのところの古紙の集団回収は月曜日に行っているんですけども、これはこちらでは火曜日になっているんですが、細かいところですが、それはどういうことですか。
西條ごみ減量・清掃事業担当参事
 古紙の集団回収が、ちょうど完全に停止されている番地について、例えば上高田の方の三丁目、四丁目においては斜線を入れてあるんですけども、これは番地表でございます。今、野方の方を見ていただけますでしょうか。その上のページの上高田の方を見ていただきますと、集団回収に移行したところは行政回収を停止してございますので、入れておりません。ただ、ちょうど過渡期でございまして、野方については、藤本委員のところで停止しているところはないんですけども、ちょっとずれたところはまだ番地的に停止していないため、行政回収をまだやっているところがあったりしてと、そういったことでちょっと入れざるを得ないことでなっているということです。これについては改めてもう一度きちんと周知させた上で対応していきたいというふうに考えてございますので、その辺は過渡期の問題というふうに御理解いただければと思います。
 それで、その前の頁では古紙の回収について、もう既に停止しているか、これから停止しますということを記載しておりますので、これについてもちょうど過渡期で、いろいろ入り乱れているので、誤解を招くので、大変申しわけないかなと思うんですけども、そういう経過的な期間だということで御理解いただければと思います。
 それから、この問題についてもびん、缶の回収方式を変えるときとあわせて、今後古紙の集団回収をもう一度区民の皆さん方に移行していきますと。そういったものも全戸配布できるように対応していきたいと考えてございますので、その期間だけちょっと余裕をいただきたいと、お願いしたいと思います。
委員長
 他にございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告については終了いたします。
 その他で、理事者から何か報告はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で所管事項の報告は終了いたします。
 次に、所管事務継続調査についてお諮りします。
 お手元に配付の文書(資料8)に記載された事項について、引き続き閉会中も調査を要するものと決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 次に、次回の日程について協議したいので、委員会を暫時休憩させていただきます。

(午後1時37分)

委員長
 それでは、委員会を再開いたします。

(午後1時41分)

 休憩中に御協議いただきましたとおり、次回の委員会は4月21日(金曜日)午後1時から当委員会室で行うということで御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 以上で本日予定した日程は終了いたしますが、委員、理事者から何か発言はございますか。
来住委員
 休憩してください。
委員長
 休憩いたします。

(午後1時41分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後1時42分)

むとう委員
 済みません。その他でちょっと確認し忘れていたことがあるので、確認させていただきたいんですけれども、きのうの所管事項の報告の中にありました、町会自治会の公益活動推進助成事業のことなんですけれども、これはここの所管ではないんですが、中野区区民公益活動の推進に関する条例と、どういうふうにリンクするのかというところを確認できたらと思うのですが、例えばその8条の2とかというところと関係してくるのか、公益活動推進助成ですから。今、多分総務委員会で審査されている公益活動の推進に関する条例とどういうふうに、リンクされていくのかというところをちょっと確認させていただきたいんですが。
登経営担当課長
 この公益活動推進条例につきまして所管していませんが、町会自治会活動助成金でございますけども、この公益活動推進条例が成立すれば、今、委員御指摘のように第8条がございます。「予算の範囲内で当該区民公益活動に対して資金を助成することができるものとし」とありますので、この公益活動推進条例に基づく助成という位置付けになろうかと思います。
むとう委員
 そうだとすると、これは条例が多分可決されたらなんですけれども、この条例の中に協議会というのが設置されるようなことが書いてありまして、その協議会が基金をだれに出すかということと、それから公益活動全体について、区長に意見を述べることができるというような項目も入ってきておりますので、この町会自治会公益活動推進条例事業についても協議会ができれば、この協議会の中でこの事業についても区長に意見を述べるということができるということに当然なるという判断でよろしいでしょうか。
登経営担当課長
 この区民公益活動推進協議会というのがこの条例に基づいて設置されるとすれば、この推進協議会につきましては、基金に基づく資金助成、これについては個々に審査をやるということになっております。ですから、この団体に幾ら出すということについて審査をすると。ただ、町会助成金につきましては、恐らく個々の審査ではなくて、それに対する全般に対する意見等については、当然区長に対して意見を提出することができるということになろうかと思います。
委員長
 それじゃあ、他に発言がないようでしたら、以上で本日の区民委員会は散会いたします。お疲れさまでした。

(午後1時45分)