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平成20年03月21日中野区議会本会議(第1回定例会)の会議録
平成20年第1回定例会本会議第6日(3月21日)
1.平成20年(2008年)3月21日、中野区議会議事堂において開会された。
1.出席議員(40名)
1番 内 川 和 久 2番 ひぐち 和 正
3番 白 井 秀 史 4番 平 山 英 明
5番 つぼい え み 6番 いながき じゅん子
7番 林 まさみ 8番 山 口 かおり
9番 せきと 進 10番 いでい 良 輔
11番 伊 東 しんじ 12番 佐 野 れいじ
13番 北 原 ともあき 14番 南 かつひこ
15番 小 林 秀 明 16番 の づ 恵 子
17番 奥 田 けんじ 18番 近 藤 さえ子
19番 牛 崎 のり子 20番 欠 員
21番 吉 原 宏 22番 大 内 しんご
23番 伊 藤 正 信 24番 きたごう 秀 文
25番 久 保 り か 26番 やながわ 妙 子
27番 酒 井 たくや 28番 佐 伯 利 昭
29番 むとう 有 子 30番 長 沢 和 彦
31番 か せ 次 郎 32番 山 崎 芳 夫
33番 斉 藤 金 造 34番 篠 国 昭
35番 市 川 みのる 36番 岡 本 いさお
37番 飯 島 謹 一 38番 江 口 済三郎
39番 欠 員 40番 佐 藤 ひろこ
41番 来 住 和 行 42番 岩 永 しほ
1.欠席議員
な し
1.出席説明員
中 野 区 長 田 中 大 輔 副区長(経営室) 石 神 正 義
副区長(管理会計室) 沼 口 昌 弘 副区長(政策室) 西 岡 誠 治
教 育 長 菅 野 泰 一 区民生活部長 大 沼 弘
子ども家庭部長 田 辺 裕 子 保健福祉部長 金 野 晃
保 健 所 長 浦 山 京 子 都市整備部長 石 井 正 行
拠点まちづくり推進室長 谷 村 秀 樹 教育委員会事務局次長 竹 内 沖 司
計画財務担当課長 長 田 久 雄 経営担当課長 川 崎 亨
1.本会の書記は下記のとおりである。
事 務 局 長 山 下 清 超 事務局次長 髙 橋 信 一
議事調査担当係長 大 谷 良 二 書 記 黒 田 佳代子
書 記 永 田 純 一 書 記 荒 井 勉
書 記 菅 野 多身子 書 記 廣 地 毅
書 記 松 本 明 彦 書 記 丸 尾 明 美
書 記 鳥 居 誠 書 記 杉 本 兼太郎
書 記 岡 田 浩 二 書 記 松 本 桂 治
議事日程(平成20年(2008年)3月21日午後1時開議)
日程第1 第11号議案 中野区情報政策官設置条例
第14号議案 中野区入札監視委員会条例
第18号議案 中野区組織条例の一部を改正する条例
第24号議案 中野区事務手数料条例の一部を改正する条例
第25号議案 中野区職員倫理条例
第26号議案 特別区人事及び厚生事務組合規約の変更について
第27号議案 中野区ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
第28号議案 中野区大気汚染障害者認定審査会条例の一部を改正する条例
第30号議案 中野区社会福祉会館条例の一部を改正する条例
第36号議案 中野区老人保健高額医療費資金貸付条例を廃止する条例
第38号議案 中野区介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
第39号議案 東京都後期高齢者医療広域連合規約の変更について
第40号議案 中野区営住宅条例の一部を改正する条例
第41号議案 特別区道路線の認定について
第42号議案 特別区道路線の認定について
第43号議案 中野区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例
第46号議案 中野区保健所使用条例及び中野区保健福祉センター条例の一部を改正する条例
日程第2 第19号議案 中野区職員定数条例の一部を改正する条例
日程第3 第29号議案 中野区保育所条例の一部を改正する条例
日程第4 第31号議案 中野区生業資金貸付条例を廃止する条例
第32号議案 中野区応急資金貸付条例の一部を改正する条例
第33号議案 中野区奨学金貸付条例を廃止する条例
第34号議案 中野区女性福祉資金貸付条例を廃止する条例
第35号議案 中野区高齢者及び障害者の入院資金の貸付けに関する条例を廃止する条例
日程第5 第37号議案 中野区後期高齢者医療に関する条例
日程第6 第44号議案 中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例
日程第7 第45号議案 道路用地及び公園用地の買入れについて
日程第8 議員提出議案第1号 社会福祉事業従事者の確保対策を求める意見書
日程第9 第3号陳情 子ども施策の進め方について
第4号陳情 児童館関連施策を充実させてください
第5号陳情 学童クラブ関連施策を充実させてください
第6号陳情 保育園関連施策を充実させてください
日程第10 第7号陳情 本郷保育園について
日程第11 第8号陳情 中野区の特定健診と後期高齢者健診等の自己負担の助成等について
日程第12 人権擁護委員候補者推薦に伴う区議会の意見について
追加議事日程
日程第13 議会運営委員の補欠選任
日程第14 議員提出議案第5号 議員の派遣について
日程第15 議員提出議案第2号 道路特定財源の暫定税率維持を求める意見書
日程第16 議員提出議案第3号 日本映画への字幕付与に関する意見書
日程第17 議員提出議案第4号 安全・安心な輸入食品を確保することを求める意見書
午後1時00分開議
○議長(市川みのる) 定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりでありますので、さよう御了承願います。
この際、謹んで御報告を申し上げます。
小堤勇議員には、去る2月10日、逝去されました。まことに哀惜の念に耐えません。同議員の御冥福を祈るため、黙祷をささげたいと存じます。
全員御起立願います。黙祷。
〔黙祷〕
○議長(市川みのる) 黙祷を終わります。
御着席願います。
この際、故小堤勇議員に対して弔意を表したいと存じます。北原ともあき議員にその発言をお願いいたします。北原ともあき議員。
〔北原ともあき議員登壇〕
○13番(北原ともあき) 故小堤勇君の御霊に謹んでお別れの言葉を申し上げます。
今ここにあなたの姿がないなどということをだれが想像したでしょう。20番の席があいています。何と空虚な空間でしょう。こうしてこの場からお別れの言葉を申し上げることになるとは、いまだに信じられません。奥様が「悪い夢の中にいるよう」と述べられておりましたが、私たちも同じ気持ちです。
悲しい報せを受けたとき、だれもが疑いました。何かの間違いではないのか、むしろ誤った情報であってほしい、そう願いました。一番信じられなかったのは、小堤勇君自身ではなかったかと思います。しかし、祭壇に飾られた小堤君のあの柔和な笑顔を目にしたとき、私たちは紛れもない事実を認識したのでした。あまりにも突然過ぎました。まことに痛恨の念に耐えがたく、人の世の定めとは申せ、あまりにも無常であり、人の命のはかなさを改めて嘆かずにはいられません。
2月10日の朝、君は忽然と何も告げずに旅立たれました。2月18日の自分の誕生日を目前にしての旅立ちです。前の日に降った雪に、自分のためではなく、周りの人たちの足元の確保をするため、それこそ渾身の力を出されたのだと思います。君の故郷は北海道。雪かきをしながら幼き頃や青春の日々に思いをはせていたのでしょう。「少し疲れたから休む」、それが最期でした。横になってから1時間もなかったと伺っております。一瞬のうちに消えてしまう淡雪のような、早過ぎる旅立ちでした。御家族の驚きと悲しみはいかばかりか、計り知れません。
小堤勇君は、歩く姿にもあらわれるほど、一生懸命に、いつも前向きで、区民本位の区政実現について熱っぽく語るその姿は、区民の立場を忘れない君の心根をあらわしていました。平成15年4月、衆望を担って中野区議会議員に見事初当選され、激戦と言われた今回の選挙をくぐり抜け、2期目を迎えたばかりでした。この間、前期においては、新人でありながらも文教副委員長として立派に委員長を補佐し、今期においては環境特別委員長として円滑な議会運営に向けての手腕が期待されておりました。特に、委員長としては、率先して委員会の和を重んじる姿勢に期待が大きかったと伺っており、同期の者として誇りに思っております。会派を超えての活動にも積極的に参加され、親睦を大切にされました。ここに、中野区議会において、生前における小堤勇君の御活躍に対し、心から感謝し、深く敬意を払うとともに、小堤君が末永く中野区政の発展を見守っていただくことを心から望んでやみません。
小堤君、やりたいことがまだまだたくさんあったでしょう。さぞや御無念だったと思います。生命は、尽きるものではなく、めぐるものだと思います。小堤議員の志は、尽きることなく私たちがしっかりと引き継ぎました。私ども残された議員は、それぞれの思想や信条の相違を超え、小堤君の遺志を継ぎ、区政の発展のために全力を尽くすことをここに誓います。小堤君が身をもって教えてくれた「命の大切さ」、そして、改めて「健康の大切さ」を肝に銘じ、小堤君の分まで議員活動に励みたいと思います。小堤君、いつまでも中野区政を見守ってください。小堤勇君のことは決して忘れません。これから先私たちは、雪を見るたびに小堤君のことを想うことでしょう。
最後になりましたが、これまで小堤君を陰になって支えてこられました奥様はじめ御家族の心からなる御協力に対し、この場をおかりして厚く御礼を申し上げますとともに、御遺族の皆様の末永きご清福と、少しでも悲しみが癒されんことを心からお祈りいたします。
小堤勇君の生前の御功績をしのび、ひたすら御冥福をお祈りし、中野区議会議員一同を代表して追悼の言葉といたします。平成20年3月21日。
○議長(市川みのる) 以上で、故小堤勇議員に対する追悼の辞を終わります。
議事の都合により暫時休憩いたします。
午後1時08分休憩
午後1時37分開議
○議長(市川みのる) 会議を再開いたします。
これより日程に入ります。
お諮りいたします。この際、本日の日程を追加し、日程第13、議会運営委員の補欠選任を先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
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議会運営委員の補欠選任
○議長(市川みのる) 日程第13、議会運営委員の補欠選任を行います。
お諮りいたします。議会運営委員の補欠選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、議長から来住和行議員を指名いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
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第11号議案 中野区情報政策官設置条例
第14号議案 中野区入札監視委員会条例
第18号議案 中野区組織条例の一部を改正する条例
第24号議案 中野区事務手数料条例の一部を改正する条例
第25号議案 中野区職員倫理条例
第26号議案 特別区人事及び厚生事務組合規約の変更について
第27号議案 中野区ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
第28号議案 中野区大気汚染障害者認定審査会条例の一部を改正する条例
第30号議案 中野区社会福祉会館条例の一部を改正する条例
第36号議案 中野区老人保健高額医療費資金貸付条例を廃止する条例
第38号議案 中野区介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
第39号議案 東京都後期高齢者医療広域連合規約の変更について
第40号議案 中野区営住宅条例の一部を改正する条例
第41号議案 特別区道路線の認定について
第42号議案 特別区道路線の認定について
第43号議案 中野区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例
第46号議案 中野区保健所使用条例及び中野区保健福祉センター条例の一部を改正する条例
(委員会報告)
○議長(市川みのる) 日程第1、第11号議案、第14号議案、第18号議案、第24号議案から第28号議案まで、第30号議案、第36号議案、第38号議案から第43号議案まで、及び第46号議案の計17件を一括議題に供します。
平成20年(2008年)3月12日
中野区議会議長 殿
総務委員長 吉 原 宏
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
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第11号 |
中野区情報政策官設置条例 |
3月12日 |
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第14号 |
中野区入札監視委員会条例 |
3月12日 |
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第18号 |
中野区組織条例の一部を改正する条例 |
3月12日 |
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第24号 |
中野区事務手数料条例の一部を改正する条例 |
3月12日 |
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第25号 |
中野区職員倫理条例 |
3月12日 |
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第26号 |
特別区人事及び厚生事務組合規約の変更について |
3月12日 |
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平成20年(2008年)3月12日
中野区議会議長 殿
厚生委員長 佐藤 ひろこ
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
|
第27号 |
中野区ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例 |
3月12日 |
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第28号 |
中野区大気汚染障害者認定審査会条例の一部を改正する条例 |
3月12日 |
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第30号 |
中野区社会福祉会館条例の一部を改正する条例 |
3月12日 |
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第36号 |
中野区老人保健高額医療費資金貸付条例を廃止する条例 |
3月12日 |
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第38号 |
中野区介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 |
3月12日 |
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第39号 |
東京都後期高齢者医療広域連合規約の変更について |
3月12日 |
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第46号 |
中野区保健所使用条例及び中野区保健福祉センター条例の一部を改正する条例 |
3月12日 |
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平成20年(2008年)3月12日
中野区議会議長 殿
建設委員長 北原 ともあき
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
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第40号 |
中野区営住宅条例の一部を改正する条例 |
3月12日 |
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第41号 |
特別区道路線の認定について |
3月12日 |
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第42号 |
特別区道路線の認定について |
3月12日 |
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平成20年(2008年)3月12日
中野区議会議長 殿
文教委員長 牛崎 のり子
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
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第43号
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中野区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例
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3月12日
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○議長(市川みのる) お諮りいたします。上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。
これより討論に入ります。むとう有子議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。むとう有子議員。
〔むとう有子議員登壇〕
○29番(むとう有子) ただいま上程されました第39号議案、東京都後期高齢者医療広域連合規約の変更についてに反対の立場から討論いたします。
4月から導入される後期高齢者医療制度は、医療費を抑制するための制度と言えます。これまでの老人保健制度から75歳以上が切り離され、独立した医療制度となります。これについて3月14日付朝日新聞の「声の欄」に以下のような投稿がありました。「75歳以上は「あの世に早く行け組」に編入される感じだ。後期高齢者と呼ばれる世代は、先の大戦ではお国のため、戦後は復興に向けて懸命に生きてきた。「75歳になったら保険料も自己負担も要りません。余生をゆっくり楽しんでくださいというのが本当の政治ではないか」と書かれていました。そのとおりだと私も思います。
多くの高齢者の方々は、なぜ75歳での線引きなのか、なぜ負担がふえるのか、疑問を抱えたまま4月を迎えます。中野区においては、実施される4月に入ってからすべての地域センターで説明会を行うようですが、本来であれば実施以前に、せめて3月中には説明をすべきでした。なお、説明会は平日の午後の時間帯のみと伺っています。説明会には、当事者だけではなく、仕事をしている御家族の方も参加が想定されますので、平日の夜あるいは土日の開催なども考慮すべきです。お隣の練馬区では、昨年の10月から11月にかけて、平日の夜や土日を含めた説明会を開催し、1月から3月末までは出前講座を実施しており、既に約1,800人に説明を行ったそうです。このように中野区は、区民に制度の周知徹底を図る姿勢が他自治体に比べておくれていると言わざるを得ません。
御存じのように、保険料は全国の75歳以上の高齢者全員から徴収され、健康保険や国民健康保険の扶養家族であっても一人ひとりが支払うことになります。しかも、今問題となっている年金から天引きされ、強制的に徴収されます。年金が月額1万5,000円より少ない方は天引きにはならず、自分で納めることになりますが、納められない場合には国民健康保険と同様に保険証が取り上げられるのではないかと、高齢者の方々は不安を募らせています。国保における保険料未納者は約20%であることを踏まえれば、この比率を上回る未納者が出るおそれがあります。
先日、消えた年金5,000万件の確認中の記録の中に、あなたの記録と結びつく可能性のある記録があるので御回答くださいという年金特別便が私のもとにも届きました。なるほど、結婚する前に働いていたときに納めていた厚生年金の記録がありませんでした。おかげさまで名寄せができ、私自身はほっとしたところですが、名寄せの中の5,000万件のデータの中に75歳以上の方がどれぐらい含まれているのか不明です。そして、そもそも年金問題の基礎処理ができていない中で年金から天引きすることは、新たな問題を生じるのではないでしょうか。厚生労働省は、「高齢者はお金持ち」という先入観を持っているようで、保険料を納められない層に高齢者が多く含まれていることを考慮せずに制度設計をしており、今後予定する保険料収入が集まらないという事態に陥り、新制度の運営は厳しいものになるのではないでしょうか。
そもそも2006年6月、小泉政権のもとで十分な議論もせずに強行採決された医療改革法の中で、2025年までに医療給付費8兆円を削減する方策の一つとして、75歳以上を後期高齢者として区分しました。そして、介護保険は、医療保険の中で老人保健の部分が増大し、財政を圧迫したため、それを医療保険から切り離し、医療保険を救うためにつくられたものです。しかし、介護保険を導入しても医療保険を救えなかったので、今度は75歳以上の高齢者を切り離して、別の医療制度として後期高齢者医療制度がつくられました。果たしてそれで医療保険を救うことができるのか、医療と介護のすみ分けが整理できるのか、今後の医療のあり方は依然不透明です。
また、後期高齢者医療制度の保険者は、御存じのとおり都道府県と区市町村の間に完全に独立した組織としてつくられた広域連合です。この広域連合は、区市町村間の保険格差を是正できる利点はありますが、その運営に各区市町村はもとより東京都さえ関与できない欠点があります。
本議案、広域連合規約の変更の主な理由は、後期高齢者の保険料を軽減するために、区市町村の一般財源からさらに財政負担をせよというものです。既に中野区は、後期高齢者医療費負担として一般会計から繰出金21億9,977万6,000円が可決されています。本来であれば、本議案を可決した後に、本議案に伴う保険料軽減措置負担金1億8,400万2,000円を補正予算化すべきです。ところが、本議案が可決される以前に、既に2008年度後期高齢者医療特別会計に組み込まれていました。これは、手続上問題ではないでしょうか。練馬区では、議案を可決した後に補正予算として提案されるそうです。
手続論はさておき、被保険者にとって保険料軽減は歓迎すべきことではありますが、保険料軽減は専ら国がすべきことであり、広域連合は国へ働きかけるべきです。また、東京都は、低所得者対策のための補助はしないと明言していますが、石原知事は、さきの都知事選挙のときに、低所得者の負担を軽減するという公約を掲げて当選しました。しかし、当選後はその公約を都合よくお忘れになっているのでしょうか。新銀行東京の赤字に400億円も補てんするのであれば、高齢者の保険料軽減のために東京都は国とともに補助金を出すべきです。
日本は既に「高負担・低福祉」社会になりつつあり、さらにここで「超高負担・超低福祉」になりかねない岐路に立っています。格差が拡大し、階層分化が進む中で、上流層は民間保険で補える一方、社会保険制度の機能は低下の一途をたどっています。そもそも社会保険は、保険料を払えない層が必ず存在することを前提として分厚い中流層の存在に支えられていましたが、中流層の崩壊が加速する中で社会保険の基盤そのものが成立しなくなっているのが現状です。一番弱い高齢者にしわ寄せが来る医療制度は避けなければなりません。国は、高齢者医療と介護の問題を総合的に再構築しなければなりません。
以上のような理由から、後期高齢者医療制度は廃止し、再検討すべきと私は考えています。
なお、現在「後期高齢者医療制度を廃止する等、医療に係る高齢者の負担の増加を回避する等のための健康保険等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案」が、民主、共産、社民、国民新党から衆議院に提出されていることを申し添えておきます。小泉政権のもとで十分な議論もなく強行採決され、つくられたこの制度の責任は国にあります。よって、区市町村の負担を増額するのではなく、国が負担すべきであると考えます。
以上、簡単ではありますが、第39号議案、東京都後期高齢者医療広域連合規約の変更についての反対討論といたします。
○議長(市川みのる) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
これより第39号議案と第11号議案、第14号議案、第18号議案、第24号議案から第28号議案まで、第30号議案、第36号議案、第38号議案、第40号議案から第43号議案まで、及び第46号議案の計16件とに分けて採決いたします。
初めに、第11号議案、第14号議案、第18号議案、第24号議案から第28号議案まで、第30号議案、第36号議案、第38号議案、第40号議案から第43号議案まで、及び第46号議案の計16件について採決いたします。
ただいまの議案計16件は、委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
次に、第39号議案について、起立により採決いたします。
上程中の第39号議案を委員会報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立多数。よって、上程中の第39号議案は可決するに決しました。
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第19号議案 中野区職員定数条例の一部を改正する条例
(委員長報告)
○議長(市川みのる) 日程第2、第19号議案、中野区職員定数条例の一部を改正する条例を議題に供します。
平成20年(2008年)3月12日
中野区議会議長 殿
総務委員長 吉 原 宏
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
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第19号 |
中野区職員定数条例の一部を改正する条例 |
3月12日 |
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○議長(市川みのる) 総務委員会の審査の報告を求めます。吉原宏総務委員長。
〔吉原宏議員登壇〕
○21番(吉原宏) ただいま議題に供されました第19号議案、中野区職員定数条例の一部を改正する条例に関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本議案は、職員の定数を改めるもので、改正後の職員の定数は、区長部局においては2,204人とし、教育委員会の事務部局においては114人とし、教育委員会の学校の事務部局においては128人とし、幼稚園の園長及び教員については22人とし、合計では現行の定数より120人減となる2,501人とするものです。
この条例の施行時期は平成20年4月1日です。
本議案は、3月10日の本会議において当委員会に付託され、当委員会では3月12日に委員会を開会し、審査を行いました。審査の進め方として、本議案を議題に供し、理事者から補足説明を受け、その後質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介します。
初めに、区は「職員2,000人体制に向けての方策」を発表したが、条例定数との関係ではどのように考えているかとの質疑があり、条例定数は常勤職員を対象としているが、「方策」では常勤職員と再任用職員を合わせて2,000人としていくことを考えているとの答弁がありました。
続いて、「職員2,000人体制に向けての方策」は、現在進めている「行政革新5か年プラン」との整合性を踏まえたものかとの質疑があり、この「方策」は、「行政革新5か年プラン」とあわせて今後10年間の定数管理計画などを定め、「行政革新」の取り組みを進めていくものと考えているとの答弁がありました。
次に、区立保育園の民営化などにより条例定数が減り続けているが、民営化した後に区民サービスが低下していないかなどの検証を行っているかとの質疑があり、民間が提供するサービスは、行政と比較して質が劣るとは考えていない。今後もサービスの質の向上を図り、調整・指導などに努めていくとの答弁がありました。
以上が主な質疑応答の内容です。
その後、委員会を休憩して本議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対する立場から、職員定数の削減は2,000人体制を推進するためのもので、これを前提とした区政運営は問題である。また、区立保育園の民営化などを進めているが、区民の命と安全は行政が確保しなければならない。民営化後の検証も適切に行われておらず、区民サービスの低下が危惧される。さらに、規制緩和による民営化などでの一時的な雇用を常態化することは問題である。職員定数や組織は慎重に扱うべきであるため、本議案に反対するとの討論を行いました。
さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
そして、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で本議案を可決すべきものと決した次第です。
以上で、第19号議案に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(市川みのる) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
御質疑なければ質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。飯島謹一議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。飯島謹一議員。
〔飯島謹一議員登壇〕
○37番(飯島謹一) 上程されました第19号議案、中野区職員定数条例の一部を改正する条例について、公明党の立場から賛成の討論をいたします。
第1条(定義)、第2条(職員の定数)、そして、第3条(職員の定数の配分)の、わずか3条から成る本条例に対して、何でわざわざ討論をするのかと疑問に思う同僚の議員がいらっしゃるかもしれません。実は私もちらっと同じような思いがよぎったりいたしましたが、しかし、職員定数条例の重要性と職員定数を削減することが持つ意味の今日的な転換、あわせて、現在の区政執行の状況を考えるとき、やはり一度きちんと討論をしておくことが必要であるとの判断に立たざるを得ませんでした。
誤解しがちでありますが、職員数の削減と職員定数の削減とは別のものです。職員数は、一たん削減しても職員定数が削減されていなければ、その枠の中で再びもとに戻すことは可能であります。一方、職員定数の削減は、一たん条例でこれを決めれば、再びふやすためには議会での条例改正の議決が必要になります。したがって、ある時期まで中野区では職員数の削減が行われても、必ずしも職員定数の削減が行われてきたわけではありません。昭和62年度に職員定数を3,345名に定めて以来、それが天井になり、13年間職員定数が変更されることはありませんでした。
平成8年に150名の職員削減計画に絡めて、総括質疑で職員定数条例の改正問題を取り上げたときも、改正への取り組みの答弁はありましたが、それが実現したのは平成12年度、清掃事業の移管が行われてからでした。それ以降、毎年度退職不補充による職員数の削減が行われ、あわせて条例定数の削減が行われてきました。さらに、新しい中野をつくる10か年計画で職員2,000名体制を目指すことになってからは、定数の削減は常態になったかの感があります。そして、職員2,000名体制に向けた取り組みは、本年度から来年度にかけて新たな段階に入りつつあることを感じさせます。
これまでの職員数の削減は、学校警備、学校給食、中央図書館業務の委託化や区立保育園の民営化、文化・スポーツ振興公社の解散など、いわばぜい肉を落とすという意味での人件費削減の取り組みでありました。しかし、学校給食の委託は、中学校では19年度に全校実施され、小学校でも残る2校は統合予定校であり、保育園の民営化は9園で実施し、6園の計画が発表され、現在では職員2,000名体制を目指す取り組みは、地域センター運営の変更などに見られるように、これまで区政の基軸とされてきた領域のあり方、その転換に踏み込もうとする段階に達しています。今や職員数の削減、そして定数の削減は、行政組織の質的転換を図らずしては行政執行の水準を維持しがたいところまでに到達しつつあるように思われます。
もちろん職員定数条例は、地方自治法の逐条解釈が言うように、自治法第172条第3項の規定に基づくものであり、その発案権について、事務執行のため必要とされる職員の数を定めるものであり、その事務は長の責任において処理されるべきものであるから、議員が発案することは妥当を欠き、長の発案した条例案について長の説明資料に基づいて別個の立場から検討するものというべきであり、議会が提案された定数条例を修正して、法令に基づく事務を執行するのに最小限不可欠な定数以下に定めたときは、長は第176条第1項の再議に付することができるとされるものであります。
そこで、長の説明資料により定数を120名削減するという提案を検討すると、区長の事務部局の職員を92名、教育委員会に属する学校の職員を23名削減するというのが主たるものであります。それぞれの内実は、区長部局の削減は、事業執行体制等内部配置の見直しによるものが区立保育園の民営化とほぼ同数、教育委員会では、学校再編とその際の退職者の再任用が定数外になるというものであります。
職員2,000名体制を目指す取り組みが、最少の経費で最大の効果を上げるとする自治法の規定に基づき、区民への行政サービスの質と量を維持し高めていくものとなるためには、全体の職員数だけではなく、年齢を含む構成や配置などの適正化を検討して、行財政基盤を強固なものにしていくことが必要です。
区政の質を高めていくためには、内部昇進型の人材育成だけでなく、外部調達型の人材確保の導入も大胆に図らなければならないでしょう。条例改正により職員定数は2,501人になりますが、あわせて、再任用短時間勤務職員110名、任期付短時間勤務職員330名を含む条例対象外とされる職員で構成される平成20年度の人員状況を踏まえ、改めて今の段階でどこに2,000名のラインを引くのか、事業と組織に関連させた再検討を図るべきであると考えます。幸いにして、平成20年度には10か年計画の見直しがあります。定数と事業と組織に関連させた検討がその際の重要課題の一つとされるべきであると申し上げ、賛成討論を終わります。
同僚議員の賛成をお願いし、また、ご清聴に感謝いたします。ありがとうございました。
○議長(市川みのる) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
これより起立により採決いたします。
上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
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第29号議案 中野区保育所条例の一部を改正する条例
(委員長報告)
○議長(市川みのる) 日程第3、第29号議案、中野区保育所条例の一部を改正する条例を議題に供します。
平成20年(2008年)3月12日
中野区議会議長 殿
厚生委員長 佐藤 ひろこ
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
|
第29号 |
中野区保育所条例の一部を改正する条例 |
3月12日 |
|
○議長(市川みのる) 厚生委員会の審査の報告を求めます。佐藤ひろこ厚生委員長。
〔佐藤ひろこ議員登壇〕
○40番(佐藤ひろこ) ただいま議題に供されました第29号議案、中野区保育所条例の一部を改正する条例に関しまして、厚生委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
第29号議案、中野区保育所条例の一部を改正する条例は、民間活力を活用して保育園を整備するため、住吉保育園及び東中野保育園を廃止するとともに、桃が丘保育園の位置を変更するものです。
施行時期は、保育園の廃止についてが平成20年4月1日、位置の変更についてが公布の日から起算して三月を超えない範囲内で規則で定める日です。
本議案は、3月10日の本会議において当委員会に付託され、3月12日に審査を行いました。審査の進め方として、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介します。
初めに、東中野保育園の待機児の状況を問われ、保護者の就労の関係で希望者はふえているが、必要度の高い方は入園できている。今後は認証保育所の誘導により対応したいとの答弁がありました。
さらに、東中野地域の保育需要にこたえられるのかとの質疑があり、廃止する住吉・東中野保育園と新設する陽だまりの丘保育園の定員の比較では、ゼロ歳、1歳で1人ずつ少なくなるが、全体としては変わらないとの答弁がありました。
次に、廃止する2園は耐震等安全性から廃止せざるを得ないのかとの質疑があり、耐震改修の対象ではなく、10か年計画において2園を廃止し、新設の保育園をつくり、保育需要を見ながら低年齢児を中心とした認証保育所を誘導する計画であるとの答弁がありました。
そのほか、桃が丘保育園の建てかえについて質疑がありました。
その後、委員会を休憩して取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
次に、意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結いたしました。
次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対の立場から、児童福祉法第24条の行政の責任が十分に果たされていない。また、待機児の増加に対して、責任ある対応策がない中で東中野保育園跡の活用も示さない一方的な廃園であり、東中野、住吉保育園の建物は存続可能にもかかわらず廃止ありきの選択は、子育て支援に逆行するものである。よって、本議案に反対するものであるとの討論を行いました。
さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
そして、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。
以上で、第29号議案に関する厚生委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(市川みのる) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
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第31号議案 中野区生業資金貸付条例を廃止する条例
第32号議案 中野区応急資金貸付条例の一部を改正する条例
第33号議案 中野区奨学金貸付条例を廃止する条例
第34号議案 中野区女性福祉資金貸付条例を廃止する条例
第35号議案 中野区高齢者及び障害者の入院資金の貸付けに関する条例を廃止する条例
(委員長報告)
○議長(市川みのる) 日程第4、第31号議案から第35号議案までの計5件を一括議題に供します。
平成20年(2008年)3月12日
中野区議会議長 殿
厚生委員長 佐藤 ひろこ
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
|
第31号 |
中野区生業資金貸付条例を廃止する条例 |
3月12日 |
|
第32号 |
中野区応急資金貸付条例の一部を改正する条例 |
3月12日 |
|
第33号 |
中野区奨学金貸付条例を廃止する条例 |
3月12日 |
|
第34号 |
中野区女性福祉資金貸付条例を廃止する条例 |
3月12日 |
|
第35号 |
中野区高齢者及び障害者の入院資金の貸付けに関する条例を廃止する条例 |
3月12日 |
|
○議長(市川みのる) 厚生委員会の審査の報告を求めます。佐藤ひろこ厚生委員長。
〔佐藤ひろこ議員登壇〕
○40番(佐藤ひろこ) ただいま議題に供されました第31号議案、中野区生業資金貸付条例を廃止する条例、第32号議案、中野区応急資金貸付条例の一部を改正する条例、第33号議案、中野区奨学金貸付条例を廃止する条例、第34号議案、中野区女性福祉資金貸付条例を廃止する条例、第35号議案、中野区高齢者及び障害者の入院資金の貸付けに関する条例を廃止する条例に関しまして、厚生委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
第32号議案、中野区応急資金貸付条例の一部を改正する条例は、区の各種貸付制度を整理し、自立生活資金貸付制度として再編するため、条例の題名及び目的、貸し付けの要件等を改めるものです。
第31号議案、中野区生業資金貸付条例を廃止する条例、第33号議案、中野区奨学金貸付条例を廃止する条例、第34号議案、中野区女性福祉資金貸付条例を廃止する条例及び第35号議案、中野区高齢者及び障害者の入院資金の貸付けに関する条例を廃止する条例は、区の各種貸付制度を整理するため、それぞれ生業資金貸付制度、奨学金貸付制度、女性福祉資金貸付制度、高齢者及び障害者の入院資金の貸付制度を廃止するものです。
これらの条例の施行時期は、いずれも平成20年4月1日です。
第31号議案から第35号議案は、3月10日の本会議において当委員会に付託され、3月12日に審査を行いました。審査の進め方として、本件各議案を一括して議題に供した後、理事者から補足説明を受け、その後審査を一たん保留とし、関連する所管事項の報告を受けてから再度本件各議案を一括して議題に供し、質疑を行いました。その主な質疑応答及び要望の内容を紹介します。
初めに、生業資金の相談件数はある程度あるのに、なぜそれが貸付に結びつかないのかとの質疑があり、税の滞納がないなどの貸付要件を満たさなかったり、既に他の金融機関から融資を受けていたりして申請につながらないケースが多いとの答弁があり、廃止によって相談自体がなくなるのではないかとの質疑があり、相談は今後も受けることを予定している。問題が解決できるよう、社会福祉協議会の制度も含め実効性のある他の制度へ案内、誘導したいとの答弁がありました。
また、自立生活資金と区の産業経済融資制度とは性格や要件が異なり、福祉を目的とする区の制度のほうが適切ではないかとの質疑があり、具体的な内容によっては産業経済融資のほうが適切なケースもあるとの答弁がありました。
また、奨学金貸付条例について、社会福祉協議会の制度には所得制限があるなど、区の制度よりすぐれたものではないのではないかとの質疑があり、区の制度に特段の有利性があるわけではない。新しい制度でも適切に対応が可能であるとの答弁がありました。
次に、区に相談する窓口があるということが大事なことである。制度を丁寧に周知すべきであると考えるが、どうかとの質疑があり、新しい制度を区民にわかりやすく周知することを考えており、窓口に他の制度の案内やパンフレットなどの資料を用意して相談に当たり、ワンストップサービスにつなげたいとの答弁があり、社会福祉協議会とも情報を共有し、生活保護の相談だけでなく、区民の生活万般の相談を受けてほしいとの要望がありました。
次に、貸付のメニューが10から4に減り、むしろわかりにくいのではないかとの質疑があり、カテゴリーを整理してそのようになったものである、今後規則や事務要領を定め、わかりやすくなるように対応したいとの答弁がありました。
その後、委員会を休憩して取扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
次に、意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
次に、討論を求めたところ、1名の委員が第31号議案、第33号議案、第34号議案に反対する立場から、生業資金貸付条例の廃止は、他の類似制度を活用することでこの制度を廃止しようとするものだが、産業経済融資は金融機関の審査を必要とするなど、福祉を目的とする制度とは異なる。また、奨学金貸付は実績も多く、区民にとっては需要の高い制度であり、社会福祉協議会の制度は所得制限があるなど、現行の制度に比べて必ずしもすぐれているわけではない。さらに、女性福祉資金の廃止にしても、貸し付けの実績があるなど、さらなる制度の充実が求められる。以上の理由から、第31号議案、第33号議案、第34号議案に反対するとの討論を行いました。
さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
そして、各議案について個別に採決を行いました。第31号議案、第33号議案及び第34号議案については、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決し、第32号議案及び第35号議案については簡易により採決を行ったところ、異議なく可決すべきものと決した次第です。
以上で、第31号議案から第35号議案に関する厚生委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(市川みのる) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ質疑を終結いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、これより議案ごとに採決いたします。
初めに、第31号議案について起立により採決いたします。
上程中の第31号議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立多数。よって、上程中の第31号議案は可決するに決しました。
次に、第32号議案について採決いたします。
上程中の第32号議案を委員長報告どおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
次に、第33号議案について起立により採決いたします。
上程中の第33号議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
次に、第34号議案について起立により採決いたします。
上程中の第34号議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立多数。よって、上程中の第34号議案は可決するに決しました。
次に、第35号議案について採決いたします。
上程中の第35号議案を委員長報告どおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
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第37号議案 中野区後期高齢者医療に関する条例
(委員長報告)
○議長(市川みのる) 日程第5、第37号議案、中野区後期高齢者医療に関する条例を議題に供します。
平成20年(2008年)3月12日
中野区議会議長 殿
厚生委員長 佐藤 ひろこ
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
|
第37号 |
中野区後期高齢者医療に関する条例 |
3月12日 |
|
○議長(市川みのる) 厚生委員会の審査の報告を求めます。佐藤ひろこ厚生委員長。
〔佐藤ひろこ議員登壇〕
○40番(佐藤ひろこ) ただいま議題に供されました第37号議案、中野区後期高齢者医療に関する条例に関しまして、厚生委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本議案は、新たに創設される後期高齢者医療制度について、区において行う事務、保険料を徴収すべき被保険者、普通徴収にかかわる保険料の納期等を定めるものです。
この条例の施行時期は平成20年4月1日です。
本議案は、3月10日の本会議において当委員会に付託され、3月12日に委員会を開会し、審査を行いました。
まず、審査の進め方として、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、その後審査を一たん保留とし、関連する所管事項の報告を受けてから再度本議案を議題に供し、質疑を行いましたが、本議案についての質疑はありませんでした。
その後、委員会を休憩して、取扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対する立場から、この制度は高齢者を高齢であるとの理由でこれまでの保険制度から切り離して負担増を求め、保険料も年金から天引きするという、医療に差別を持ち込む世界でも例のないものである。また、老人保健法になかった保険証の取り上げがあること、全国の地方議会500以上、東京では90%以上の区市町村から中止、撤回、見直しの決議や意見書の提出があるなど、制度自体に問題があるものと考える。このことから本議案に反対するとの討論を行いました。
さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
その後、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。
以上で、第37号議案に関する厚生委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(市川みのる) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。山口かおり議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。山口かおり議員。
〔山口かおり議員登壇〕
○8番(山口かおり) ただいま上程されました第37号議案、中野区後期高齢者医療に関する条例について、日本共産党の立場から反対の討論をいたします。
本条例は、後期高齢者医療について、区が行う事務や保険料の徴収などについて定めたものです。現在、区の窓口には4月から実施される後期高齢者医療制度について、保険証が届いたお年寄りから問い合わせが殺到しています。
本制度は、75歳という特定の年齢に達したら後期高齢者として別枠の医療保険に囲い込み、高い保険料と給付減を強いるという制度であり、世界でも例がありません。また、75歳で現在加入している保険から全員脱退させられることになります。しかも、保険料を支払えなければ資格証明書が発行され、病院の窓口で全額自己負担となる制裁措置もあります。高齢者だけを切り離して医療を受けることをためらわせるような社会にしてしまっていいはずがありません。この制度の実施で起きることは極めて理不尽であり、長寿も喜べません。
この制度をつくる理由について、政府は、75歳以上の高齢者は若者や壮年とは違う心身の特性があると言っていますが、その特性を考慮するのであれば、今の制度で特性に合った医療を保障すればいいだけの話です。政府の医療費削減の見通しによると、2015年には3兆円、25年には8兆円で、そのうち後期高齢者分はそれぞれ2兆円、5兆円に達します。この数字を見れば、75歳以上の高齢者をねらい撃ちにしていることは明白です。
私たちは、「金がかかる」と高齢者の命をおろそかにする後期高齢者医療制度は直ちに中止、撤回すべきであるとの立場でありますが、本条例は区民の負担を軽減するための中野区独自の上乗せは示されていません。大多数の方は現行の国保料より高い保険料を払わされ、しかも2年ごとの見直しでさらに高くなっていくことになります。よって、本条例に反対し、討論を終わります。
○議長(市川みのる) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
これより起立により採決いたします。
上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
------------------------------
第44号議案 中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例
(委員長報告)
○議長(市川みのる) 日程第6、第44号議案、中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題に供します。
平成20年(2008年)3月12日
中野区議会議長 殿
厚生委員長 佐藤 ひろこ
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
|
第44号 |
中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例 |
3月12日 |
|
○議長(市川みのる) 厚生委員会の審査の報告を求めます。佐藤ひろこ厚生委員長。
〔佐藤ひろこ議員登壇〕
○40番(佐藤ひろこ) ただいま議題に供されました第44号議案、中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例に関しまして、厚生委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
第44号議案、中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例は、次の4点について規定を改めるものです。第1に、国民健康保険法等の改正に伴い、保険給付の種類、療養の給付に係る一部負担金の負担割合及び保健事業の内容を改め、第2に、保険料の賦課額に後期高齢者支援金等賦課額を含めるとともに、その基準を定め、第3に、保険料率及び基礎賦課限度額を改めるとともに、保険料の減額の基準及びその額を改め、そして、第4に、保険料の激変を緩和するための措置を定めるものです。
この条例の施行時期は、平成20年4月1日です。
本議案は、3月10日の本会議において当委員会に付託され、3月12日に委員会を開会し、審査を行いました。審査の進め方として、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介します。
初めに、70歳になると窓口負担が1割から2割にふえることになっている。これは高齢者の負担増ではないかとの質疑があり、激変緩和措置として1年間は1割のままとなるので、負担増にはならないとの答弁があり、続けて、そうであれば、改正は1年後でもよいのではないかとの質疑があり、激変緩和措置は特例であり、本則としては国民健康保険法の改正に従い、定めておく必要があるとの答弁がありました。
また、他の委員から、65歳から74歳の方は特別徴収の対象となるのかとの質疑があり、そのとおりであり、既に案内は発送しているとの答弁がありました。
その後、委員会を休憩して取扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対する立場から、4月から75歳以上の後期高齢者が国保から分離され、国保加入者が減少することから、国保加入者の均等割りは値上げされ、この負担増は低所得者層に最も重いものとなる。また、住民税ベースで算定される賦課割合、さらに賦課限度額も引き上げられる。窓口負担も1割から2割に引き上げる内容となっている。このように本条例の改正は、今でさえ保険料を払えない区民がいる中で一層の負担増を求めるものであり、本議案に反対するとの討論を行いました。
さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
その後、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。
以上で、第44号議案に関する厚生委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(市川みのる) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ質疑を終結いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
------------------------------
第45号議案 道路用地及び公園用地の買入れについて
(委員長報告)
○議長(市川みのる) 日程第7、第45号議案、道路用地及び公園用地の買入れについてを議題に供します。
平成20年(2008年)3月12日
中野区議会議長 殿
総務委員長 吉 原 宏
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
|
第45号 |
道路用地及び公園用地の買入れについて |
3月12日 |
|
○議長(市川みのる) 総務委員会の審査の報告を求めます。吉原宏総務委員長。
〔吉原宏議員登壇〕
○21番(吉原宏) ただいま議題に供されました第45号議案、道路用地及び公園用地の買入れについてに関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本議案は、中野区画街路第1号線及び中野区画街路第2号線用地1万857.38平方メートル、並びに(仮称)中央部防災公園用地6,500.28平方メートルを買い入れるものです。これらの用地の取得価格の限度額は132億3,500万円です。
本議案は、3月10日の本会議において当委員会に付託され、当委員会では3月12日に委員会を開会し、審査を行いました。審査の進め方として、本議案を議題に供し、理事者から補足説明を受け、その後質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介します。
初めに、区は平成13年に土地利用転換計画案を策定したが、これを変更したのはどのような経緯があったのかとの質疑があり、13年に清掃工場の建設を中心とした土地利用転換計画案を策定したが、15年に特別区長会で清掃工場の新たな建設は行わないことが決定されたため、17年に東京都及び杉並区と協議し、計画を見直したものであるとの答弁がありました。
続いて、区は開発者に協力金を負担してもらうと説明してきたが、今回の道路用地と公園用地の購入には使われないのかとの質疑があり、まちづくり交付金、都市計画交付金及び起債を財源としている。なお、起債の償還金は都区財政調整の中で算定されるとの答弁がありました。
次に、用地の中には購入部分と無償貸付部分があるが、この区分はどのようにして決めたのかとの質疑があり、都市計画道路など、将来の整備や管理区分などを考慮し、財務省と協議して決定したとの答弁がありました。
以上が主な質疑応答の内容です。
その後、委員会を休憩して本議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対する立場から、警大跡地の公園については、これまで多くの区民から緑豊かな広い防災公園をという願いが寄せられていたが、わずか1.5ヘクタールという狭い用地である。区はこれまで防災公園を広くできない理由として、開発者の負担を挙げていたが、結果的にまちづくり交付金などを使うのであれば、より広い防災公園とすることができた。
しかも、開発者協力金は今回の用地購入には全く使われず、その詳細についても区民や議会に対していまだに明らかにされていない。極めて問題が大きいため、本議案に反対するとの討論を行いました。
さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
そして、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で本議案を可決すべきものと決した次第です。
以上で、第45号議案に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(市川みのる) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ質疑を終結いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第14、議員提出議案第5号、議員の派遣についてを先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
------------------------------
議員提出議案第5号 議員の派遣について
○議長(市川みのる) 日程第14、議員提出議案第5号、議員の派遣についてを上程いたします。
提案者代表の説明を求めます。斉藤金造議員。
〔斉藤金造議員登壇〕
○33番(斉藤金造) ただいま議題に供されました議員提出議案第5号、議員の派遣についての提案理由の説明を申し上げます。
本議案は、第46回東京河川改修促進連盟総会及び促進大会に議員を派遣しようとするものです。同総会及び大会は平成20年5月20日に開催されるもので、安全で水害のない水と緑豊かなうるおいあふれる生活環境をつくるために、河川改修の早期完遂と内水対策の早期実現を図ることを目的としております。
以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げて、提案理由の説明といたします。
○議長(市川みのる) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件は委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
上程中の議案は、原案どおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
------------------------------
議員提出議案第1号 社会福祉事業従事者の確保対策を求める意見書
○議長(市川みのる) 日程第8、議員提出議案第1号、社会福祉事業従事者の確保対策を求める意見書を上程いたします。
提案者代表の説明を求めます。佐藤ひろこ議員。
〔佐藤ひろこ議員登壇〕
○40番(佐藤ひろこ) ただいま議題に供されました議員提出議案第1号、社会福祉事業従事者の確保対策を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。
社会福祉事業従事者の確保対策を求める意見書
少子高齢化の急速な進行や世帯構成の変化により、福祉・介護サービスへの国民のニーズは量的に増大するとともに、質的にも多様化、高度化している。福祉・介護サービスを供給する各種の制度が国民のニーズに十分応えるよう機能していくためには、福祉・介護サービスを担う質の高い人材の安定的な確保が前提となる。
しかし、現況を見ると、福祉・介護サービス従事者には非常勤職員が多く、入職率、離職率が高い。また従事者の給与は低い水準にある。
これらのことを解消し、必要な人材を安定的に確保するには、キャリアと能力を十分考慮し他の分野の給与水準等を踏まえた適切な給与体系の構築を図るとともに、福祉施設の職員配置のあり方に係る基準を検討し、労働関係法規の遵守のための指導・監督や研修機会の充実のための教育など必要な措置を講じることが求められる。さらに、国民の負担を考慮した上で、適切な介護報酬等を設定することも不可欠である。
国においては、社会福祉法に基づき、平成19年8月28日、社会福祉事業に従事する者の確保を図るための措置に関する基本的な指針(平成19年厚生労働省告示第289号)を定めたが、この指針の実効性が発揮され、質の高い福祉人材が安定的に確保・養成されるよう、早急に適切な対策を講じられたい。
また、東京都においては、従事者の需給状況や就業状況を把握するとともに従事者に対する研修体制の整備、経営者や関係団体等のネットワークの構築など、広域的な視点に立って、区市町村単位では行うことが難しい人材確保の取り組みを進められたい。
中野区議会は、国及び東京都に対し、上記の事項について、特段の措置を講じるよう強く要請する。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
年 月 日
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣 あて
財務大臣
厚生労働大臣
東京都知事
中野区議会議長名
以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(市川みのる) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件は委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
上程中の議案は、原案どおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
ただいまの議決により、厚生委員会に付託した第10号陳情、福祉人材の確保にむけた施策の充実を求める意見書を提出する件については、みなす採択となりますので、さよう御了承願います。
お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第15、議員提出議案第2号、道路特定財源の暫定税率維持を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
------------------------------
議員提出議案第2号 道路特定財源の暫定税率維持を求める意見書
○議長(市川みのる) 日程第15、議員提出議案第2号、道路特定財源の暫定税率維持を求める意見書を上程いたします。
提案者代表の説明を求めます。伊藤正信議員。
〔伊藤正信議員登壇〕
○23番(伊藤正信) ただいま議題に供されました議員提出議案第2号、道路特定財源の暫定税率維持を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。
道路特定財源の暫定税率維持を求める意見書
現在、国会では、道路特定財源であるガソリン税等の暫定税率の存続が大きな政治争点となっております。その内容は、道路整備に不可欠な財源として暫定税率を10年間延長すべきという主張と、暫定税率を廃止し道路特定財源をすべて一般財源化すべきという主張の対立であります。
中野区においては、道路や都市整備の経費の歳入が約6億円の減となるほか、区民の長年の悲願である西武新宿線などの連続立体交差化事業の新たな着工は、断念を余儀なくされる可能性もあります。
道路特定財源は、直接の道路建設のみならず、市街地再開発事業、土地区画整理事業、鉄道駅の改良などにもあてられ、暫定税率が廃止された場合、中野区のまちづくりや教育、福祉といった他の行政サービスの水準を維持することも困難になるなど、区民生活にも深刻な影響をもたらすことになります。
よって、中野区議会は国会及び政府に対し、道路特定財源の暫定税率を維持するための関連法案を確実に年度内に成立させ、安定的かつ確実に道路整備の財源を確保するよう強く要請します。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
年 月 日
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
財務大臣 あて
国土交通大臣
内閣官房長官
経済財政政策担当大臣
中野区議会議長名
以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(市川みのる) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件は委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
これより討論に入ります。せきと進議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。せきと進議員。
〔せきと進議員登壇〕
○9番(せきと進) 上程中の道路特定財源の暫定税率維持を求める意見書に対し、日本共産党議員団の立場から反対討論を行います。
道路特定財源は、総額59兆円の約4割を不要不急の高速道路新設に使おうとするもので、抜本的な見直しが求められております。
揮発油税を特定財源にした1953年は、日本の道路網が未発達であり、道路整備を急ぐ根拠はありました。しかし、現在はどうかといいますと、簡易舗装を含む国道または都道府県道の舗装率は97%、道路密度も西欧の2から3倍に達しており、臨時措置たる目的はとうに果たされたのではないでしょうか。揮発油税は、設計当初から目的税だったわけではなく、期限を定めて特定財源とする臨時措置法であり、期限が過ぎれば、あるいは目的が達成されれば一般財源に戻される性格のものです。
朝日新聞社が3月初旬に実施した世論調査によりますと、道路特定財源の一般財源化に賛成する意見がおよそ6割、揮発油税の上乗せ期間を10年延長する法案でも反対が約6割と大勢を占めております。今後10年間に59兆円をかけて道路整備をする政府の計画に対しては、「計画より減らすべきだ」が7割を超えました。国と地方を合わせて約5兆4,000億円の道路特定財源は、一般財源へと戻すべきだと考えます。
道路特定財源の廃止によって、区内の道路整備や西武新宿線の連続立体交差事業がとまってしまうという議論がありますが、一般財源の中から予算化すればよいのであって、現に西欧数カ国ではそうなっております。使途が限定された特定財源ではなく、選択の余地が生まれる一般財源化は地方自治体としても歓迎すべきではないでしょうか。必要な道路整備費を確保する上で重要なのは、国に地方交付税の再構築と税源移譲の履行を求めていくことです。このことを申し述べ、反対討論を終わります。
○議長(市川みのる) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
これより起立により採決いたします。
上程中の議案は、原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第16、議員提出議案第3号、日本映画への字幕付与に関する意見書を先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
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議員提出議案第3号 日本映画への字幕付与に関する意見書
○議長(市川みのる) 日程第16、議員提出議案第3号、日本映画への字幕付与に関する意見書を上程いたします。
提案者代表の説明を求めます。斉藤金造議員。
〔斉藤金造議員登壇〕
○33番(斉藤金造) ただいま議題に供されました議員提出議案第3号、日本映画への字幕付与に関する意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。
日本映画への字幕付与に関する意見書
現在、テレビの字幕付与化は、郵政省の作成した指針や予算的な補助によって急速に普及し、字幕付与可能な番組のほぼ100%に字幕がつくという状況になりました。
一方、国内各地で上映されている映画のうち「洋画」についてはほとんど日本語の字幕がついていますが、「邦画」には特別なものを除いて日本語字幕が付いていないのが現実です。日本人が見ることを前提にしているのでしょうが、日本人でも、聴覚障害者は字幕のない邦画は楽しむことができません。
昨年、女優の菊地凛子さんがアカデミー賞にノミネートされたことで、「バベル」というアメリカ映画が話題になりました。この映画には、約400人の聴覚障害者がエキストラとして参加しました。その中に、日本のろう者の物語部分がありましたが、日本語部分には字幕がないため、聴覚障害者のストーリー部分を聴覚障害者自身が理解できないという矛盾が生じ、聴覚障害者有志による署名運動等の働きかけが配給会社を動かし、日本語音声に字幕のついた上映が実現しました。
テレビの例でもわかるように、字幕スーパー付与は、聴覚障害者にとってだけでなく、いずれは「耳が遠くなる」聴覚障害者予備軍である健聴者にとっても、「情報バリアフリーの実現」という意味で、大変重要なことといえます。
さらに、聴覚障害者が日本映画を楽しむためには、音声情報の文字視覚化が必要で、台詞だけでなく、電話の音、ドアが開く音、鳥のさえずり、車などの警笛、機器類などの警報音等、画面に現れない「音」の様子を説明する字幕も必要です。これらを一般化し、誰にでも理解できるようにするためには、文字の大きさ、色、背景とのバランス、要約の程度、表示時間、読みやすさ等に配慮した字幕について、統一した規格・規定が必要です。
そのためには、テレビの場合と同様に、映画でも、字幕付与等情報バリアフリー化を進める財政的支援措置を講じることが必要です。更に、今後益々増えることが予想されるDVDによる映像ソフトにも、字幕付与化の義務付けが必要です。
以上に鑑み、中野区議会は、国会及び政府に対し、下記の事項について、特段の措置を講じるよう強く求めます。
記
1 日本映画の情報バリアフリーの実現のため、ガイドラインを作成すること。
2 映画の情報バリアフリー化を援助する、財政支援措置を実施すること。
3 市販の映画ソフトコンテンツの字幕付与義務付けを実施すること。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
年 月 日
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣 あて
財務大臣
文部科学大臣
厚生労働大臣
経済産業大臣
中野区議会議長名
以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(市川みのる) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件は委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
上程中の議案は、原案どおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第17、議員提出議案第4号、安全・安心な輸入食品を確保することを求める意見書を先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
------------------------------
議員提出議案第4号 安全・安心な輸入食品を確保することを求める意見書
○議長(市川みのる) 日程第17、議員提出議案第4号、安全・安心な輸入食品を確保することを求める意見書を上程いたします。
提案者代表の説明を求めます。長沢和彦議員。
〔長沢和彦議員登壇〕
○30番(長沢和彦) ただいま議題に供されました議員提出議案第4号、安全・安心な輸入食品を確保することを求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
なお、提案説明は、案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。
安全・安心な輸入食品を確保することを求める意見書
1月30日に発覚した中国製冷凍餃子の薬物中毒事件は、輸入食品を起因とする全国的な薬物中毒事件に発展し、国民に食の安全に対する大きなショックを与えています。
調査の結果、今回の餃子に限らず、輸入冷凍食品に薬物が混入していることが明らかになり、天洋食品から輸入された冷凍食品が日本企業と共同開発していたことも国民の間に不安と不信を広げる要因となっています。
調理冷凍食品の輸入量は、この10年間で約3.7倍にも増える一方、食料自給率は下がり続け、現在は39%にまで落ち込んでいます。また、わが国の輸入食品検査体制は極めて貧弱であり、検査率は10%でしかありません。今回のような輸入加工食品についても、残留農薬一律基準の0.01ppmが適用されるにもかかわらず、全く検査をされていませんでした。これでは、安心・安全な食品を求める住民要望に応えられません。
よって、中野区議会は、国に対して、下記の項目の実施を強く要請します。
記
1 今回の被害の拡大を防ぎえなかった行政上の不備を徹底的に解明するとともに、食品安全
監視体制を再確立すること。
2 輸入食品の検査体制を抜本的に強化するために、食品衛生監視員を大幅に増員し、検査率
を引き上げること。
3 政府のモニタリング検査の結果が出るまでは、検査中の輸入食品の流通を見合わせること。
4 輸入加工食品についても、残留農薬検査を実施すること。
5 国内の食料自給率を高めること。
以上、地方自治法第99条にもとづき、意見書を提出いたします。
年 月 日
内閣総理大臣
厚生労働大臣
農林水産大臣 あて
経済産業大臣
防災・食品安全担当大臣
中野区議会議長名
以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(市川みのる) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件は委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
上程中の議案は、原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立少数。よって、上程中の議案は否決するに決しました。
------------------------------
第3号陳情 子ども施策の進め方について
第4号陳情 児童館関連施策を充実させてください
第5号陳情 学童クラブ関連施策を充実させてください
第6号陳情 保育園関連施策を充実させてください
(委員長報告)
○議長(市川みのる) 日程第9、議事日程記載の陳情計4件を一括議題に供します。
平成20年(2008年)3月13日
中野区議会議長 殿
厚生委員長 佐藤 ひろこ
(公印省略)
陳情の審査結果について
本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。
記
受理番号 |
件 名 |
審査結果 |
決定月日 |
意見 |
措置 |
|
第3号
陳情 |
子ども施策の進め方について |
不採択と
すべきもの |
3月13日 |
|
|
|
第4号
陳情 |
児童館関連施策を充実させてください |
不採択と
すべきもの |
3月13日 |
|
|
|
第5号
陳情 |
学童クラブ関連施策を充実させてください |
不採択と
すべきもの |
3月13日 |
|
|
|
第6号
陳情 |
保育園関連施策を充実させてください |
不採択と
すべきもの |
3月13日 |
|
|
|
○議長(市川みのる) 厚生委員会の審査の報告を求めます。佐藤ひろこ厚生委員長。
〔佐藤ひろこ議員登壇〕
○40番(佐藤ひろこ) ただいま議題に供されました第3号陳情から第6号陳情の計4件の陳情に関して、厚生委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
第3号陳情は、子ども施策を進める際の住民合意及び十分な検討期間を求めるもので、第4号、第5号陳情は、児童館及び学童クラブの存続や区直営の学童クラブの増設等を求めるもの、第6号陳情は、区立保育園の民営化計画の見直し、認可保育園の増設等を求めるものです。
なお、4件の陳情に関して7,422筆の署名があわせて提出されております。
本陳情は、平成20年2月5日に受理され、3月10日の本会議において当委員会に付託された後、3月13日の委員会にて審査を行いました。審査の進め方として、4件の陳情を一括して議題に供した後、委員会を休憩して陳情者から補足説明を受け、その後、委員会を再開して質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介します。
初めに、施策について子どもたちの声は聞かないのかとの質疑があり、年齢に応じた参画の形がある。事業内容については子どもの意見を聞きながら実施しているが、施設の配置などについて子どもに意見を求めることはなじまないものと考えるとの答弁がありました。
次に、学校から外に出てきた学童クラブをなぜまた学校に戻すのかとの質疑があり、昭和47年ごろは教室を借りて実施していたが、当時は1クラブ当たり児童数が10人前後であった。現在は利用希望児童が多くなるなど、学童クラブを取り巻く環境が大きく変化しているためであるとの答弁がありました。
次に、陳情書に「児童館職員の人件費は、ほとんどが都から補助されており」とある。また、「民営化により、ビデオを見せておとなしくさせておくスタイルの保育が始まるなどの変化」とあるが、実際はどうなのかとの質疑があり、人件費について都の補助制度はない。また、保育の工夫として、紙芝居のかわりに月に1回程度、童話などのビデオを見ることはあるが、保育の間じゅうビデオを見せているということはないとの答弁がありました。
以上が主な質疑応答の内容です。
その後、委員会を休憩して本陳情の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
次に、意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
次に、討論を求めたところ、1名の委員が第3号陳情から第6号陳情に賛成する立場から、児童館の乳幼児親子の年間利用者数は16万人を超えている。職員と地域が時間をかけて児童館事業を築いてきた結果であり、また、学童クラブ事業が児童館を地域の子どもセンターとして結びつけてきたと考える。ところが、中野区は、児童館を削減し、学童クラブを学校内に戻し、民営化をしようとしている。このことは、これまでの子育てを中心とした地域づくり、子どもの居場所づくりを崩しかねない。
子どもたち自身の声を生かすことも重要なことであり、本陳情に賛成であるとの討論を行いました。
他に討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
そして、第3号陳情から第6号陳情を一括して挙手による採決を行ったところ、賛成少数で不採択とすべきものと決した次第です。
以上で、第3号陳情から第6号陳情に関する厚生委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(市川みのる) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決をいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
上程中の陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立少数。よって、上程中の陳情は不採択とするに決しました。
------------------------------
第7号陳情 本郷保育園について
(委員会報告)
○議長(市川みのる) 日程第10、第7号陳情、本郷保育園についてを議題に供します。
平成20年(2008年)3月13日
中野区議会議長 殿
厚生委員長 佐藤 ひろこ
(公印省略)
陳情の審査結果について
本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。
記
受理番号 |
件 名 |
審査結果 |
決定月日 |
意見 |
措置 |
|
第7号
陳情 |
本郷保育園について(1項・2項) |
採択
すべきもの |
3月13日 |
|
|
|
第7号
陳情 |
本郷保育園について(3項) |
採択
すべきもの |
3月13日 |
願意を了とし、趣旨に添うよう検討されたい。 |
|
|
○議長(市川みのる) お諮りいたします。上程中の陳情に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
上程中の陳情は、委員会報告どおり採択するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
------------------------------
第8号陳情 中野区の特定健診と後期高齢者健診等の自己負担の助成等について
(委員長報告)
○議長(市川みのる) 日程第11、第8号陳情、中野区の特定健診と後期高齢者健診等の自己負担の助成等についてを議題に供します。
平成20年(2008年)3月13日
中野区議会議長 殿
厚生委員長 佐藤 ひろこ
(公印省略)
陳情の審査結果について
本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。
記
受理番号 |
件 名 |
審査結果 |
決定月日 |
意見 |
措置 |
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第8号
陳情 |
中野区の特定健診と後期高齢者健診等の自己負担の助成等について |
不採択と
すべきも
の |
3月13日 |
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○議長(市川みのる) 厚生委員会の審査の報告を求めます。佐藤ひろこ厚生委員長。
〔佐藤ひろこ議員登壇〕
○40番(佐藤ひろこ) ただいま議題に供されました第8号陳情、中野区の特定健診と後期高齢者健診等の自己負担の助成等についてに関して、厚生委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
第8号陳情は、後期高齢者健診に必要な健診項目と、特定健診等の自己負担について、70歳未満は現行どおりの負担額を、70歳以上は自己負担なしを求めるものです。
本陳情は、平成20年2月6日に受理され、3月10日の本会議において当委員会に付託された後、3月13日の委員会において審査を行いました。審査の進め方として、本陳情を議題に供した後、委員会を休憩して陳情者から補足資料と補足説明を受け、その後、委員会を再開して質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介いたします。
初めに、75歳以上の健診項目について、現行の水準を維持するという区が出てきているが、どう考えるかとの質疑があり、健診項目は各区さまざまであるが、特定健診に準ずるものとして基本的な健診項目を行うことが基本であると考えるとの答弁がありました。
次に、23区の中で後期高齢者の健診を有料で実施する区はほかにあるかとの質疑があり、中野区のほかに練馬区があるが、20年度は徴収しないと聞いているとの答弁がありました。
次に、自己負担の発生や健診項目の削減により受診抑制につながるのではないかとの質疑があり、そのようには考えていないとの答弁がありました。
以上が主な質疑応答の内容です。
その後、委員会を休憩して本陳情の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
次に、意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
次に、討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
そして、挙手による採決を行ったところ、賛成少数で不採択とすべきものと決した次第です。
以上で、第8号陳情に関する厚生委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。
○議長(市川みのる) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。来住和行議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。来住和行議員。
〔来住和行議員登壇〕
○41番(来住和行) ただいま上程されました第8号陳情、中野区の特定健診と後期高齢者健診等の自己負担の助成等についてに対し、日本共産党議員団の立場から賛成討論を行います。
本陳情は、第1に、中野区の特定健診の自己負担と後期高齢者健診の自己負担について、これまでどおり70歳以上の区民には自己負担なしで健康診断をやってほしい、第2は、70歳未満についてもこれまでどおりの自己負担額にしてほしいというものです。
中野区では、これまで他区に先駆け区民健診を有料化し、70歳未満は400円、70歳以上は無料で実施してきました。ところが、4月から始まる後期高齢者医療制度にあわせ、健診の自己負担を新たに70歳以上に500円、70歳未満は100円アップし500円にするものです。75歳以上の高齢者に自己負担を求めるのは、23区では中野区だけです。東京の62自治体中、58区市町村は無料での実施です。お隣の新宿区は、後期高齢者健診を無料にするため、これまで800円だった成人健診も無料に戻す変更をしました。健診事業が目的とする早期発見・早期治療を考えれば、陳情にあるように、少なくとも健診費用を引き上げないで、これまでどおり実施することが区民の命と健康を守る自治体のとるべき姿勢ではありませんか。
さらに、陳情の第3は、後期高齢者健診の健診項目を高齢者が必要とする健診項目にしてほしいというものです。問題は、厚生労働省が後期高齢者の特性を、一つ、治療の長期化・複数疾患への罹患が見られる、二つ、多くは認知症の問題が見られる、三つ、いずれ避けることができない死を迎えると一方的に決めつけ、健診や医療で差別する根拠としていることにあります。さらに、健診については、保険者の努力義務として75歳以上は対象外としたことです。このことから、中野区での健診では、75歳以上の健診項目は広域連合で決めた以外の上乗せがないために、現行の成人健診より健診項目を大幅に削るというものです。
高齢者の多くは、元気に長生きできるよう健康づくりにそれぞれ努力されており、病気の早期発見に年齢の差などあろうはずがありません。陳情にも「年齢で差別されることがなく、健康状況を把握するために必要な健診を受けられるようにすることが、区民が健康で安心して長生きできる社会」とあるように、年齢によって差別する制度を喜ぶ人はいません。戦前戦後の厳しい中で社会を支えてこられた高齢者の方々を差別なく大切に受けとめていくことこそ区政の役割であることを申し上げ、本陳情への賛成討論といたします。
○議長(市川みのる) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
これより起立により採決いたします。
上程中の陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立少数。よって、上程中の陳情は不採択とするに決しました。
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人権擁護委員候補者推薦に伴う区議会の意見について
○議長(市川みのる) 日程第12、人権擁護委員候補者推薦に伴う区議会の意見についてお諮りいたします。
お手元に配付の文書のとおり、区長から意見を求められておりますので、これを文書のとおり候補者として推薦するに異議ない旨回答するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
この際、陳情の取り下げについてお諮りいたします。
お手元に配付の文書のとおり、陳情の取り下げの申し出がありますので、これを承認いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう承認するに決しました。
陳情取下願
平成20年3月18日
中野区議会議長殿
陳情者 住所 中野区
氏名 中野区民
平成19年11月15日付をもって提出した次の陳情を、取下げいたしますから、よろしくお取り計らい願います。
(19)第26号陳情 妊婦健診助成制度の拡充を求めることについて
(取下げ理由)
陳情の主旨を満たしたので
○議長(市川みのる) 次に、陳情の継続審査についてお諮りいたします。
お手元に配付の陳情継続審査件名表(Ⅰ)に記載の陳情については、付託委員会から継続審査の申し出がありますので、それぞれ継続審査の可否について、これより起立により採決いたします。
初めに、平成19年第14号陳情、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術代の助成については、委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立多数。よって、平成19年第14号陳情は継続審査に付すことに決しました。次に、第9号陳情、高齢者会館入浴事業の継続を求めることについては、委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立多数。よって、第9号陳情は継続審査に付すことに決しました。
平成20年第1回定例会
陳情継続審査件名表(Ⅰ)
《厚生委員会付託》
(19)第14号陳情 飼い主のいない猫の不妊・去勢手術代の助成について
第9号陳情 高齢者会館入浴事業の継続を求めることについて
○議長(市川みのる) さらに、請願・陳情の継続審査についてお諮りいたします。
お手元に配付の請願・陳情継続審査件名表(Ⅱ)に記載の請願・陳情については、それぞれ付託委員会から継続審査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
平成20年第1回定例会
請願・陳情継続審査件名表(Ⅱ)
《総務委員会付託》
(19)第9号陳情 中野サンプラザについて
《厚生委員会付託》
(19)第18号陳情 住宅地上空における鳩の群翔の禁止及び防疫措置の実施について
(19)第23号陳情 医師・看護師などを大幅に増員するための意見書を提出することについて
第1号陳情 新井保育園転園計画を凍結し、保育環境を整備することについて
《建設委員会付託》
(19)第22号陳情 中野4丁目地区地区計画の区立新中学校校庭と警察庁宿舎予定地について
第2号陳情 東中野駅前整備について
《文教委員会付託》
(19)第5号請願 高校歴史教科書における「集団自決」の記述に関する意見書の提出につ
いて
(19)第6号請願 高校歴史教科書に関する意見書の提出について
《防災まちづくり特別委員会付託》
(19)第25号陳情 住宅の耐震化にむけた現行助成制度の発展・拡充について
○議長(市川みのる) 次に、常任委員会の所管事務継続調査についてお諮りいたします。
お手元に配付の常任委員会所管事務継続調査件名表に記載の調査事件については、それぞれ所管委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
常任委員会所管事務継続調査件名表
平成20年第1回定例会
総務委員会
(平成20年3月31日まで) (平成20年4月1日から)
1 政策、計画及び財政について 1 政策、計画及び財政について
1 広聴・広報及び区民自治推進について 1 広聴及び広報について
1 組織・人事について1 組織・人事について
1 会計、決算及び事業の評価・改善について 1 会計、決算及び事業の評価・改善について
1 災害対策について 1 災害対策について
1 区税について 1 区税について
区民委員会
1 戸籍及び住民基本台帳等について
1 地域センター及び区民の地域活動について
1 産業振興及び勤労者対策について
1 環境及び消費者対策について
1 ごみ減量及び清掃事業について
厚生委員会
(平成20年3月31日まで) (平成20年4月1日から)
1 子育て支援及び子どもの育成について 1 子育て支援及び子どもの育成について
1 男女平等の推進について 1 男女平等の推進について
1 保健衛生及び社会福祉について 1 保健衛生及び社会福祉について
1 保健所及び福祉事務所について 1 保健所及び福祉事務所について
1 国民健康保険、老人保健医療及び介護保険 1 国民健康保険、老人保健医療、後期高齢者医療及び介護保険について
について
建設委員会
1 安全で快適に住めるまちづくりについて
1 交通安全及び放置自転車問題について
1 河川の溢水防止及び親水化について
1 道路・公園等の整備及び緑化について
文教委員会
1 学校教育の充実について
1 区民の生涯学習について
1 スポーツ環境の整備について
1 文化財保護等について
○議長(市川みのる) 次に、議会運営委員会の所管事項継続調査についてお諮りいたします。
お手元に配付の議会運営委員会所管事項継続調査件名表に記載の調査事件については、議会運営委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
議会運営委員会所管事項継続調査件名表
平成20年第1回定例会
1 議会の運営について
1 議会の会議規則、委員会に関する条例等について
○議長(市川みのる) 以上で本日の日程を全部終了いたしましたので、散会いたします。
平成20年第1回中野区議会定例会を閉じます。
午後3時13分閉会
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