平成16年06月10日中野区議会区民委員会(第2回定例会) 平成16年6月10日区民委員会 中野区議会区民委員会〔平成16年6月10日〕

区民委員会会議記録

○開会日 平成16年6月10日

○場所  中野区議会第2委員会室

○開会  午後1時02分

○閉会  午後2時50分

○出席委員(8名)
 高倉 良生委員長
 いでい 良輔副委員長
 きたごう 秀文委員
 吉原  宏委員
 むとう 有子委員
 佐藤 ひろこ委員
 斉藤 高輝委員
 池田 一雄委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 区民生活部長 本橋 一夫
 経営担当参事(地域活動担当参事) 西條 十喜和
 南中野地域センター所長 中村 正博
 弥生地域センター所長 (南中野地域センター所長兼務)
 鍋横地域センター所長 (南中野地域センター所長兼務)
 東部地域センター所長 中野 多希子
 桃園地域センター所長 (東部地域センター所長兼務)
 新井地域センター所長 (東部地域センター所長兼務)
 昭和地域センター所長 蛭間 浩之
 東中野地域センター所長 (昭和地域センター所長兼務)
 上高田地域センター所長 (昭和地域センター所長兼務)
 江古田地域センター所長 安部 秀康
 沼袋地域センター所長 (江古田地域センター所長兼務)
 野方地域センター所長 (江古田地域センター所長兼務)
 大和地域センター所長 大橋 雄治
 鷺宮地域センター所長 (大和地域センター所長兼務)
 上鷺宮地域センター所長 (大和地域センター所長兼務)
 戸籍住民担当課長 登  弘毅
 産業振興担当課長 高橋 信一
 みどりと環境担当課長(地域生活支援担当課長) 大杉 規子
 ごみ減量・清掃事業担当参事(ごみ減量担当参事) 寺部 守芳
 清掃事務所長 遠山 幸雄

○事務局職員
 書記 黒田 佳代子
 書記 吉田 哲郎

○委員長署名


審査日程
○意見書の案文調整
○所管事項の報告
 1 歩きたばこの規制及びまちの美化について(みどりと環境担当)
 2 平成16年度プラスチック製容器包装回収事業の実施について(ごみ減量担当)
 3 議会の委任に基づく専決処分について(清掃事務所)
 4 平成15年度中野区のごみ収集量について(速報値)(清掃事務所)
 5 その他
○所管事務継続調査について
○その他

委員長       
 定足数に達しましたので、ただいまから区民委員会を開会いたします。

(午後1時02分)

 審査日程の御協議をいただくため委員会を休憩いたします。

(午後1時02分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後1時02分)

 本日の審査日程についてお諮りいたします。
 本日は、お手元に配付の「審査日程(案)」(資料1)のとおり審査すべき案件がございますが、昨日、所管事項報告の歩きたばこの規制及びまちの美化についての質疑が途中で終了しております。休憩中に確認したとおり、本日は、最初に所管事項の報告を以下終了まで受け、その後に意見書の案文調製を行うことにしたいと思いますが、これに御異議ございませんでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めます。
 なお、審査に当たっては、5時を目途にそれぞれ進めてまいりたいと思いますので、よろしく御協力をお願いします。
 また、途中3時になりましたら休憩を入れたいと思いますが、よろしいでしょうか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、よろしくお願いします。
 それでは、所管事項の報告を受けたいと思います。
 まず、昨日に続きまして、歩きたばこの規制及びまちの美化について(資料2)の質疑を行いたいと思います。質疑はございますでしょうか。
 その前に、きのうちょっと答弁保留がありましたので、それについて答弁いただければと思います。
大杉みどりと環境担当課長
 昨日答弁保留いたしました現行のポイ捨て条例施行時の効果でございますけれども、条例施行時前後の効果の測定についての調査というのを行っておりませんので、数値によるデータはございませんでした。
 条例施行に伴いまして区民の方からは、条例を制定したのでまちがきれいになったという声は寄せられていたというふうに聞いてございます。
委員長
 それでは、質疑を続けます。
吉原委員
 そんなに長くやるつもりはありませんので--うちの会派でもこの件に関してはいろんな話が出まして、物議を醸しました。まちの人たちからしてみたら、常に、カラスのふんとかですねそういう部分での、家の周りが汚れると、カラスネットを貸与してもらっただけで、それで一生懸命常日ごろから掃除をしていると。そういう方々に対して、条例でたばこの件で清掃をということは、余りにもちょっとおこがましいんじゃないかという意見も出ました。
 それから、これはどういう過程でこういうものが出てきたのか。上の条文を見るとわかるんですが、その具体的な出方と、どなたがつくったのかと。1回うちの会派の総会で、つくった方、発案した方を呼んでいろいろ細かくお話をお伺いしたいという話も出ました。もしかしてこれ、これは質問なんですが、例えば区民集会とかそういうところで出た話なんでしょうか、どうなんでしょうか。
大杉みどりと環境担当課長
 この歩きたばこの規制とまちの美化につきましては、さまざまな集会の折ですとかに要望が出てございますし、現在も、区民の声ですとかそういうものに、日々こういった規制をしてほしいということが寄せられているものでございます。そうした声がありましたので、この条例を制定することにしたものでございます。
吉原委員
 うちの会派でも一番問題視しなけきゃいけないという部分で、例えば区民集会でいろいろ話が出るのはいいんですけれども、それだけでですね条例案を即つくってしまう。そういう形が果たして好ましいのかどうか。やはりいろいろ問題があるなという話が出たんですが、そういう部分に関してはいかがでしょうか。
大杉みどりと環境担当課長
 今回の条例につきましては、そういったこと等をまとめまして、行政として検討して策定するということで問題はないと思い、こうした素案をつくったところでございます。
 現在これを素案として策定してございまして、これまでも各団体の方等の会合の際に時間をおかりして意見を聞いてきたところでございますので、今後もそうした意見を聞きながら最終的な条例案をつくっていきたいと思っております。
佐藤委員
 ついでながら、きのう気がつかなかったんですけども、禁止行為のところに、猫のえさを放置することというふうにあるんですよね。ふんとかそういうのもすごく迷惑をかけられているというお声は確かに区民の方から多いので、そういったことのお声が寄せられているんだろうな、だから禁止行為の中に入れられたのかなと思うんですけども、片方で、中野区ではまだ実施に至っていないんですけども、お隣の新宿区なんかでは、地域猫という形で、猫助けの会、NPOの方たちがいわゆる地域で猫を飼っていこうというか、それで繁殖を抑えていこうということの試みをされております。そういうのって、放置というんじゃないけども、えさをやる、地域の方がえさをやる、置くということはあるわけで、そういったことも考えますと、そういうふうなことまでも禁止行為の中に入れちゃうと、一律にいわゆるいろんなNPOの活動でそういうことがされているのか、あるいはただ放置状態になっているのかということだって、中身はいろいろですよね。だから、こういうのまで禁止行為に入れちゃうというのは、ちょっき行き過ぎじゃないかなというふうに思ったんですけども、いかがでしょうか。
大杉みどりと環境担当課長
 この件につきまして、犬のふんだけ現行規定があるんですけれども、現在えさを与える人もいらっしゃって、それが、与えていただくこと自体は問題ではないと思うんですが、それがそのままその場に大量に、与えたものがそのままになってしまっているとか、そういったものがやはり環境の悪化の原因になっているというような声もございまして、そういったことから放置として、それを置きっ放しにすると、ちゃんとえさを管理することなくまき散らしていると言うと変ですが、そういったことについては禁止するということで規制をしているところでございます。えさやり自体を禁止ということ等は考えてございません。
佐藤委員
 こういうふうに一斉に規制をかける、いわゆる禁止行為として。禁止というと、きっと上のところの絡みも出てくるんでしょうけれども、いわゆる罰則の中に入っていくということのつながりになっていくんだと思うんですけれども、やはりそういったことに関しては、いろんな生活実態を踏まえて検討される必要があると思うので、ここの件についてももう一度適否については検討していただくようにお願いいたします。
池田委員
 今のに関連してなんですが、実施している区はまだ少ないようですけれども、東京都の事業としてですね、そういういわゆる野良猫に対する地域で育てるというんですかね、そういう観点で、町会とか自治会とかそういうところと協定を結んでやる事業があるわけですよね。たしか新宿区では実施していると思うんですけれども。ですから、そういうのが一方で東京都ではやられているわけですし、中野区から選出をされている委員によるそういう面での審議会もできているわけですから、そういういろんな関連があって、それに基づくNPO団体や住民団体も実際に中野区で動いているわけですから、その辺の関連をよく調べられた方がいいと思うんです。家の前の掃除についてだって、今、吉原委員が紹介されたように、意見が具体的に出るわけですから、だから、あなた方がこれがいいと思ってすぐ罰則を含めて条例化するというのは、余りにも短兵急過ぎると思うのね。その辺は十分調査をされた方がいいと思いますが、いかがですか。
大杉みどりと環境担当課長
 この件につきましては、区民生活部だけではなく、例えば保健所ですとかそういったところも関係課としてかかわってございますので、そういったところとも協議しながら、またさまざまな情報等も検討しながら、最終的に条例案についての検討をしていきたいと思います。
斉藤(高)委員
 私は1点お伺いしますけど、歩きたばこの散乱防止に関する条例を施行したときに、よく中野駅周辺に区の職員が旗を立てながら啓発活動と言うんですか、そういうのをやっていましたけど、ここ1年間は何回ぐらいおやりになったでしょうか。
大杉みどりと環境担当課長
 ちょっと今、その啓発の回数ございませんので、ちょっと回数については保留とさせていただきます。
委員長
 後ほど御答弁ということでお願いいたします。
むとう委員
 こういう条例をつくろうというふうになったのは、区民からの御意見でという先ほど御答弁でしたけれども、確かに、歩きたばこについては、御意見が多数寄せられているだろうなということは私もわかるんですけれども、余りにも汚いから掃除をしてほしいって、そういった御意見も寄せられていたんでしょうか。
大杉みどりと環境担当課長
 例えば、植え込みなどにこういうのが多いので、何とかしてほしいというような要望は寄せられているところでございます。
むとう委員
 植え込みというのは、例えば区が管理している公園であるとか、区が管理している道路であるとか、そういうことなんでしょうか。この責務のところでは、区民や事業者に関して掃除をするようにということですから、植え込みというのはどこの植え込みなんですか。個人のおうちの植え込みだったら個人が当然することで、今までもしているわけですし、区民から、どこの掃除をしてほしいという意見、植え込みってどこの植え込みですか。
大杉みどりと環境担当課長
 失礼いたしました。区に寄せられているのは道路ですとかそういった公の施設の植え込みでございますので、今の御質問の趣旨とちょっと私が間違っているかもしれませんが、今回この条例を制定するに当たりまして要望として上がっていますのは、そうした歩きたばこの規制についての要望でございます。そのときに、中野区を全体として住みやすい、よりよい環境の中野区をつくるために、区民、事業者それぞれが責務としてどんなことに取り組んでいくべきかということを考えましたときに、区としても責務はございますけれども、区民や事業者もそれぞれの自宅、事業所の周辺を清掃するとよいのじゃないかということは、専ら行政の方で考えまして加えた規定でございます。
むとう委員
 それはやっぱり行き過ぎていると思うんです。今、汚いからどうにかしてという御意見は、公共の公園であったり道路であったりするわけですから、それは区民や事業者の責務ではないわけですよね。区民であっても、例えば区道に接している事業所やおうちなんかは、当然自分のところの周りはお掃除しているわけです。ですから、区民や事業者の責務としてお掃除をしなさいということというのは、やはり行き過ぎていて、行政の管轄するところであれば、区が当然すべきことであって、これをわざわざ、区民に自宅や事業所の周辺を清掃するというようなことまで責務として入れることは必要ないのではないかということを、さらにきのうから引き続いて、改めて言わせていただきたいというふうに思います。
 それから、きのうはたばこのことばっかりに注目しておりまして、私もそこまで言いませんでしたけれども、きょう佐藤議員の方から改めて、猫とか犬の動物のふんとかえさとかということがここに突然出てきておりますけれども、これに至っても、池田議員がおっしゃったように、実際問題、中野区の中で飼い主のいない猫、捨てられてしまった猫という問題があっちこっちでトラブルになっているわけです。そういった飼い主がいない猫についてどうしていくのかというトータルなものの中でこれはむしろ考えていくべき話であって、この部分だけをとって、ふん並びにえさを放置すること、ここだけ突拍子もなく、その部分だけをとってここに書いたところで、今、区内のいろんなところで問題となっている、特に猫ですよね、猫のえさとふん尿の問題について解決するには至りませんから、これはここに所管する方はいらっしゃるんですよね。いらっしゃらないのか。厚生委員会になっちゃうのかしら。--やっぱりトータルなところで犬猫の問題、特に飼い主のいない猫の問題について、中野区としてどう取り組んでいくのかというところからアプローチすべきであって、突然ここのところにこの問題だけを入れるというのは、やはりおかしなことだし、入れたところで解決につながらないというふうに私は思いますので、これも条例化の中に入れることについては、私は反対ですし、おかしなことだというふうに思いますけれども、所管が違うからわかりませんというふうに答えられてしまうのかもしれませんけれども、池田議員もおっしゃったように、東京都の方で東京都のモデルプラン、今はハウスプランですか、新たなプランも出していて、飼い主のいない猫問題については、大きな課題として東京都も取り組もうとして自治体におりてきているわけです。そういったトータルな取り組みの中ですべきことではないかというふうに私は思いますけれども、区はその点もどういうふうに考えてこのたび条例の中にこういうものを入れようということになったんでしょうか。トータルなところでの考え方はあるんでしょうか。
大杉みどりと環境担当課長
 全体としての地域での動物の問題については、主に保健所の方で所管しているところでございますけれども、こちらの方で考えていましたのは、そうした動物にえさをやっていただくこと自体は問題はないかと思いますが、そうしたえさが公共の場所にそのまま放置されているということがちょっと問題だという意見がございましたので、その部分だけ、放置ということに限って、あわせてここで美化という点から規制を加えるということにしたところでございます。
 いずれにしましても、全体の中ということで、所管の保健所の方とも連携をとりながら、この部分については、条例化に向けて検討していきたいと思います。
むとう委員
 これまで担当するセクションとトータルな問題として、犬の問題、猫の問題、特に飼い主のいない猫について、今、飼い主のいない犬というのはほとんどいない状況になっていますから、どういうふうにするかというトータルなところは、もう既に話し合いが済んでいるんでしょうか。そういうところは後回しになって、この部分だけ苦情があるからって突然入れたんでしょうか。苦情があることも知っていますし、実際に中野区内のいろんな地域で、公共の土地というよりも、他人の土地にえさを置いてしまってというトラブルであるとか、自分の敷地内でも24時間天こ盛りのえさを置いていて、猫が自由に出入りできてという状態で問題になっている箇所であるとか、河川敷でえさをあげている問題であるとか、さまざま問題があるということは私も認識しているんですけれども、ですから、そこの部分だけをとって区に対して苦情をおっしゃる区民が当然いるということも想像できるんですけれども、でも、そこの部分だけをとったところで何の解決にもなりませんから、やっぱりトータルにどうしていくのかという議論があった上でというならまだしも、それは後なんですか。
大杉みどりと環境担当課長
 この案をつくりますときに、当然所管の保健所の方の課とも話しまして、保健所の方からも希望がございまして、この放置の部分につきまして、先行してこの条例の中に盛り込もうとしたところでございます。
むとう委員
 そうすると、保健所の方としては、こういった犬の問題、猫の問題、特に飼い主のいない猫の問題について、何か考え方とか区の姿勢を打ち出すおつもりがあるのかしら。そういうことは保健所の方でしないで、たまたまクレームが多いというこのことだけをこっちに入れ込んでということであれば、これ多分、動物愛護の視点でかかわっていらっしゃる方々から、ここだけとって区が条例化するということがわかれば、猛烈な反対意見が出てくると思いますけれども、きちんとやっぱりやるならやるで、保健所が保健所としてはこういうものを打ち出す、プラスこの条例ではこれを盛り込むというのならわかりますけど、保健所の方で何らこういうものが施策がなくて、これだけをとってきてここに入れ込むというのは、すごく違和感があるんですけれども、これについては再検討をしていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
大杉みどりと環境担当課長
 先ほども御答弁しましたが、この部分につきましては、保健所の方と協議をしながら最終的な条例化に向けていきたいと思います。
吉原委員
 これは、もしかして区長がつくったんですか。
大杉みどりと環境担当課長
 あくまでこれはたたき台でございますけれども、これは所管課の方でさまざまな意見を聞きながらつくったものでございます。
むとう委員
 ごめんなさい、しつこく。今のところで、実際にトラブルになっているようなことは、保健所の方で事例を全部把握しているかと思うんですけれども、実際にこちらでこの条例に入れようといったときに、現場とかに行って見てみましたか。そういう現状把握して、実際にえさをあげていらっしゃる方の状況であるとかということを踏まえた上で、クレームだけは区に届いていると思いますけれども、逆にえさをあげている側の状況なども把握した上で、この条例の中に盛り込もうというようなことになっているんでしょうか。やはり双方、区に対してクレームばかり届くかと思いますけれども、全体像を把握した上で考えなきゃいけない問題だと思うんですけれども、その辺の把握はできているんでしょうか。
大杉みどりと環境担当課長
 案をつくるときに実際に出向いたということはしてございませんが、実際、そういう状況について、一番区の中では把握している保健所の方との協議の中でこういったものを盛ってございます。今後の条例化に向けましては、一層の、繰り返しになりますけれども、保健所等ともそういった実情等を踏まえて検討を加えていきたいと思います。
むとう委員
 保健所の方で何か、猫、犬、それから飼い主のいない猫の問題、特にえさの放置というのは、多分飼い主のいない猫の方がメーンなわけですけれども、そこについての何か施策を講じることは保健所の方で考えているのかしら。そこの、そういう保健所の施策とこれがどこかでリンクした上でここにできているんでしょうか。保健所の方は何もプランを打ち出さないで、ここだけにこれが入っているんでしょうか。その辺はどういうふうに、連携されているということですから、どういう状態なのか把握されていると思うので、お答えください。
大杉みどりと環境担当課長
 そういった問題について検討しているというふうに聞いてございます。また、具体的な動きについてはまだ承知してございません。
むとう委員
 せっかく課を超えて連携して検討しているんだったら、やっぱり双方役割分担の中でも、縦割りがいけないってさんざん言われている批判の的ですけれども、横の連携で課を超えて、部を超えて、本当に一緒に検討した上でこれを打ち出してくるべきであって、そうすると、保健所の方で検討しているようですということではなくて、保健所が検討しているんだったら保健所に任せるべき話でもあるわけだし、何でこの部分だけをここに入れ込むんですか。トータルに犬の問題、猫の問題、特に飼い主のいない猫問題というところを保健所がしっかりプランをつくる、このプランとあわせてこれがあるというところが、保健所のプランが何も見えてきませんよね。ここだけ抜き取って、これだけ言ったところで、何の解決にもならないという認識は持っていただきたいと思います。
大杉みどりと環境担当課長
 その辺、実際に環境美化ということに関しまして、実際えさの放置だけでも環境美化という点から先行して規制できればより早く対応できるんじゃないかということから、先に抜き出して規定してきているところでございますけれども、いずれにしましても、保健所の方と全体との関係で調整をとりながら条例化に向けて検討していきたいと思います。
むとう委員
 しつこいようで申しわけないんだけれども、飼い主のいない猫問題で、今ある命をどうするかというところで、えさをあげなければならない状況に陥っていて、えさをあげているグループが区内にはいらっしゃるわけです。きちんとえさを食べ終わるまで見て、片づけて帰って行っているグループもあります。だけど、こういうことになると、どこまでが放置で、放置じゃないかというところで、今だって、えさをやるんじゃないって言って殴られるような状況にも陥っているんですよ。そういう実態があることを御存じですか。それがこういった条例の中に出てくると、今だって放置はしていないんです。えさをあげて食べ終わるまで待っているんだけれども、あげないでくださいって言われて、本当にすごい勢いでけんかにもなっちゃっているし、殴られそうな状況にも陥っているところがあるわけです。それがこの条例になると、もう区民は、ほら、条例があるんだから、えさなんてやらないでくれというところで、もっと逆にトラブルになります。つまり、トータルに飼い主のいない猫をどうするのかという施策をつくらないで先にこれだけが先行するということは、区民同士のトラブルがもっと拍車をかけるんですよ。その辺の現状というものをしっかり認識していただかないと、これだけ先行したならば、それこそ傷害事件じゃないけれども、そういうことにもなる可能性があるということを認識として持っていらっしゃいますか。私はその危機感を持ってこれを今しつこく言っているんですけれど。
大杉みどりと環境担当課長
 私どもとしましては、ここでえさの放置と、えさやり自体ではなくてえさの放置とすることで、美化についての規定とすることについて、傷害事件に発展するという認識は持ってございませんでしたけれども、いずれにしてもそういった御意見も踏まえて、保健所の方と調整をとりながら条例化に向けて検討していきたいと思います。
委員長
 先ほど答弁保留をしていた分ですが、答弁できますでしょうか。
大杉みどりと環境担当課長
 ちょっと手元に、これが平成15年6月から16年3月31日までのデータでございますけれども、合計としまして、計約50回の啓発活動を行っています。
斉藤(高)委員
 ちょっと私の聞き方がおかしかったかもわかりませんけど、最初のとき、平成11年のが施行されたときにね、職員の方が、駅周辺、マナーキャンペーンということで、旗を持ったり、何だか着るような服、何か着ていたと思うんですけど、ああいうことをやって、当時も女性の課長さんだと思いますけど、そういうことをやるんなら必ず年に一、二回はやらなくちゃだめですよと言ったことを覚えているんですけど、その後そういう、職員の皆さんが、時間かけるだけじゃなくして、短時間でもそういうことをやったかどうか、それをお聞きしているわけです。
大杉みどりと環境担当課長
 そうしたキャンペーンとしまして、昨年度6月から今年3月までで50回のキャンペーンを行い、計50回、駅周辺だけではございませんが……。
斉藤(高)委員
 職員だよ職員。
大杉みどりと環境担当課長
 職員が出ている。職員だけの場合もありますし、事業者の方と連携してというものもありますけれども、合計して50回の啓発を行っております。
斉藤(高)委員
 わかりました。
 私も、今、野方に住んでいますけど、一時、何10年と中野駅南に住んでいましたから、毎日、区役所に行くのに、駅からサンプラの前を通って来たわけですけど、植木のところに空き缶、確かに置いてあったのが、だんだん最近少なくなりましたよね。また私も、年に何回か、朝5時ごろ駅周辺を通りますけど、婦人の団体が清掃したり--別に私は今、賛成とか反対を言っているわけじゃないですよ。婦人の方がやっていたり、また中央中学校の方がやっているんです。たばこの吸い殻を片づけて。こういうのは、そういう人たちの御意見も聞いたことはあるんでしょうか。
大杉みどりと環境担当課長
 今回、地元の意見を聞く中で、PTAの連合会の会合にもお邪魔しまして意見を聞いたところでございます。そういったところでは、幾つかの中学校でボランティアとしての美化活動をしているので、そういったところと連携して啓発活動を行うのがいいのじゃないかというような意見もございましたので、啓発活動を実施する際には、そういった活動と連携した形でできればなと思ってございます。
斉藤(高)委員
 私も、大分前ですけど、あのキャンペーンでよく旗が、最近ちょっと少なくなったかわかりませんけどね、キャンペーンの、本当なら駅おりたら周辺に、JRと相談してね、ここはたばこは注意してくださいぐらい、そういうものを設置したらどうかという質問をしたことがありましたけど、あれからもう大分たちますけど、最近でもJRと話をしたことあるんでしょうか。
大杉みどりと環境担当課長
 最近はそういった具体的な話をJRにはしてございません。今後、条例化に向けて啓発活動をする際には、啓発活動の行い方につきましても、JRも含めまして、どういったところでどういったことができるかということを検討していきたいと思います。
委員長
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告を終了いたします。
 次に、平成16年度プラスチック製容器包装回収事業の実施について(資料3)の報告をお願いします。
寺部ごみ減量担当参事
 それでは、今年度のプラスチック製容器包装回収事業の実施につきまして、御報告をさせていただきます。
 御承知のように、プラスチック製の容器包装につきましては、現在、不燃ごみとして回収をしておりまして、中間処理等を行って埋め立て処分をしているところでございます。中野区として、ごみを減らすということをねらいといたしまして、昨年度3カ月ですが、南北2地域でこのプラスチック製容器包装の回収事業について試行をしたところでございます。本年度、予算の審議の中でもいろいろございましたけども、7月から昨年実施した両地域約5,000世帯でございますが、そこでこの事業を再開をしたいというふうに思っております。
 そして、今年度の予算で認めていただきまして、もう一つの地域につきまして、これは17年度の初めになりますけども、ほぼ5,000世帯ぐらいを想定していますが、ここにつきましても回収をしたいというふうに考えております。今回は7月から再開するということで当委員会に報告をさせていただくところでございます。
 昨年との変更でございますが、昨年は試行ということで行いまして、容器包装リサイクル法の指定方針ルートというのはとってございませんでした。今回につきましては、この容器包装リサイクル法に基づきます指定方針ルートにより商品化いたしまして、リサイクル費用の一部を容器清掃事業者等に負担をさせるということになります。
 実際の回収とそれから持って行き場所、それから再商品化は昨年と同様でございまして、板橋の新日鉄のところに持って行きまして、その後、君津の新日鉄で再商品化の処理をするということになってございます。
 それから、出し方等の変更点がございます。
 昨年につきましては、回収袋として、黄色い袋を啓発効果を高める目的で支給をいたしまして、それに入れて出していただくということをいたしました。今回につきましては、そういった袋の用意はしないで、中身が見える袋、透明か半透明の袋ということで、それを使って出していただく。それから、「プラ」とか「P」とかという表示をしていただければありがたいと、お願いをしたいと思っています。
 そして、回収につきまして、昨年は、不燃ごみの日に出していただくということでございましたけども、今回、その黄色い袋をやめますので、不燃ごみと区別ができなくなるわけでございますので、回収の日を古紙の日に改めております。
 裏面にいっていただきまして、回収の対象となるものにつきましては、そこに出ておりますプサラ容器包装識別マーク、「プラ」という、このマークが入っているものが対象でございます。
 今後のことでございますけども、周知を今図っているところでございます。そして、地域説明会を、下の表に書いてありますとおりの日程で行ってまいりたいというふうに思っております。前回、昨年度実施した地域でございますので、基本的には御理解をいただいていると思いますが、幾つか変更点、今申し上げた変更点がございますので、そういったあたりを中心に説明をさせていただいて、協力をいただき、分別の徹底とごみの減量に努めていきたいというふうに思っております。
 色つきの資料につきましては、各家庭に配布をするチラシでございます。これは、弥生町五丁目町会のものですが、北鷺町会の方につきましては、違う色のチラシを配っているところでございます。
委員長
 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
むとう委員
 これまでも再三、容器包装リサイクル法については問題があるということを一般質問等を通じて指摘させていただいているんですけれども、容器包装リサイクル法については、事業者の負担が軽くて、むしろ行政の負担が重過ぎるということで、23区の区長会としても国に対して意見書を上げていたという経過があったかと思うんですけれども、今、区として、この容器包装リサイクル法についての問題点をどのように受けとめているんでしょうか。
寺部ごみ減量担当参事
 今御指摘の問題点については重々承知をしております。区長会それから全国の清掃の自治体での組織、二つありますけども、そういったところからも細かい要望書を出しております。10年たった時点で見直すという動きがありますので、そういったところに反映ができるように強く働きかけをしているところでございます。それが一つでございますが、細かいことを言えば、いろんな問題点が出ております。
 事業者負担が少ないということもありますけども、一部は自治体が負担をしています。なぜ自治体が負担しなければならないのかという問題もありますし、それからやはりプラの容器包装ということで、市民といいますか国民、国民にとってなかなかわかりにくい、なぜプラ容器だけですかという問いも結構いただいております。そういう制度をつくってしまったからそういうことなんですけれども、いろんな細かい点では問題点を抱えていることは承知をしておりますけれども、それら細かい点も含めて国に対して要望活動をしているところです。
 中野としては、そういった状況がありますけれども、ごみ減という、清掃工場の計画がなくなったという状況もありますし、やはりごみを減量する、埋め立てを減らすんだという姿勢をやはり持つ必要があるということで取り組んでいるところでございます。
むとう委員
 今回事業を拡大したということで、区の負担がどれぐらいというふうに考えていて、それに対する事業者の負担は幾らぐらいというふうに区は計算されているんでしょうか。
寺部ごみ減量担当参事
 これは、当初予算での数字ですので、確定したものではございませんけども、事業者側が31%、残りが区ということでございます。
むとう委員
 どう考えても割に合わないという負担率になるわけですけれども、国の法律を変えさせていかなければいけないことは、もう認識は一緒かと思うんですけれども、実際に目の前にあるごみをどうするかということも大きな問題であるということは重々承知しているんですけれども、こういう形で行政が税金で負担をして、いたし方ないからということでやってきていたことによって、本当に事業者に対する負担が逆転することができたかというと、できてないですよね。例えば、びん、缶についてもそうですけれども、全く目の前に出されてくるごみだからどうにかしなきゃということで、埋立地の延命もあるしということで、区が本当にいち早く行政回収でびん、缶をやり出していますけれども、相変わらずそういった使い捨ての飲料容器は減っていかないですし、それに対して事業者の製造者責任というものも相変わらず、法的にも改正されることもなく、ずっと生産者が生産して、売って、後始末もしないで大もうけをしていて、そのしりぬぐいを自治体がしているということは、一向に変わらない現状が続いているかと思うんですけれども、ここでまた、法律に問題があることをわかっていて、それでもいたし方ないということで区がどんどん進めていってしまうということは、結局、事業者にとっては、あっ自治体がやってくださるんですね、それならラッキーですということで、いつまでたっても事業者のこの負担割合が逆転するような方向でなかなか動いていかないんじゃないかという懸念がすごくあるんです。むしろだから法改正がされてから取り組むということも、その方が私はいいんではないかというぐらいに思っているんです。実際には、こんな状況で早くどうにかしなさいといって、事業者に対しても攻め寄っていくぐらいの勢いがないと変わっていかないんじゃないかなというふうに思いますので、どんどん税負担を拡大しながら進めていくことはいかがなものかという疑問が常にあるんですけれども、その辺については認識が違うということなんでしょうか。
寺部ごみ減量担当参事
 拡大生産者責任のことを主にお話しをされているんだと思いますけども、国の制度として、やはりそういう方向を目指していただきたい、制度として目指していただきたいという思いというのは、共通していると思います。
 この容器包装リサイクル法ができたわけですけども、この法律自体が、日本としてはやっと生産者責任の一部を認めた法律ということで、生ぬるいという批判もたくさんありますけども、一方で一歩前進という評価もあります。自治体側とすれば、まだまだ不十分ですけども、そういう意味では、拡大生産者責任の一歩を踏み出したという法律であるわけです。そういった面での評価もやはりある程度必要ではないかというふうに思っております。その上でやはり中野区として、今の現状を踏まえて、今できること、ごみ減量、それから現実には埋め立てをしているわけですから、そういうのをなくしていく、そういう姿勢をやはり持つべきではないかということです。この法改正については、いろんな要望の動きが本当に強く沸き起こってきます。ですから、そういったことを私どもも当然やっていきますし、そうした中で制度の改善を図るということが当面重点的に取り組むことかなというふうに思っております。
むとう委員
 先ほど、事業者の負担が31%で区の負担が69%ということですが、金額としておよそそれぞれ幾らぐらいですか。
寺部ごみ減量担当参事
 中野区の本年度のこの事業の予算が2,683万円でございます。計算をしていただかないとあれですけども、その3割が事業者負担ということになります。
むとう委員
 本当にのんきにしていると、結局事業者負担がこのままの状態で、法改正って、残念ながらこの国の仕組みがどうなっているのか、事業者に負担がかかるようなものという法律がなかなかできにくい状況にありますので、何とか、担当者が一番この法律の矛盾をお気づきになっていらっしゃることだと思いますので、積極的に国や事業者に対して、中野区としても働きかけというものをしっかりとやっていっていただきたいということを要望したいと思います。
佐藤委員
 所管が変わったので、ちょっと経緯について教えていただきたいんですが、以前やっていたモデルケースでの効果というのはどの程度あったんでしょうか。
寺部ごみ減量担当参事
 昨年、実はこれは建設委員会で既に報告をしておりますので、こういう資料が、これはカラーですけども、白黒で配っておりますけども、御要望であれば後ほど差し上げたいと思いますが、2カ所で3カ月間行いまして、29.7トン回収をいたしました。当然、その中で不適物が入っておりますが、最終的な数字だけ申し上げますと、その中で26.1トンが再商品化といいますか、回収したものです。その両地域で推定される、全体の中でこの26.1トンというのは大体四十五、六%です。そのくらい回収できたというふうに思っております。不燃ごみだけから見た場合は、68.5%回収できたというふうに推定をしております。
 それで、実際にやったときにアンケート等をとっておりますけども、かなり好意的といいますか、協力的といいますか、区民の皆様の方ではやはり最初の戸惑いはありまして、分別の仕方がなかなか難しいとかですね、そんな声もありましたけども、毎週やっていくうちになれましたとか、そんな声もいただいておりまして、逆に、よい試みなのでずっと続けてほしいというような声もありました。細かいところでは、ちょっと洗ってくださいというけどどのくらい洗ったらいいですかとかですね、いろんな質問もありますけども、説明会等では丁寧にお答えをしながらやっていっております。
 総合的な評価をいたしますと、大変理解をいただいて実施できたというふうに考えております。
佐藤委員
 じゃ、不燃ごみに回る部分が68.5%ですか、68.5%も減った、いわゆる約7割ぐらい不燃ごみが減ったという効果があったということですか。財政的な効果ですけれども、不燃ごみの回収にかかる費用とそれから今度はこれにかかる費用のコストの差というのは、どこかで計算されているんでしょうか。
寺部ごみ減量担当参事
 まだ本格的な事業として実施しておりませんので、正確なことはちょっと申し上げられないと思いますけど、昨年度の例で申し上げますと、昨年3カ月間ということで、全体で532万円予算を使っております。その中で収集運搬が313万円で約6割かかっています。それでトン当たりの単価でいきますと、計算しますと18万です。今、普通の可燃ごみ、不燃ごみの処理がトン当たり大体6万円です。したがって、3倍ぐらいかかっているということになっております。
佐藤委員
 不燃ごみを減らして今度は財政的には3倍かかっていくということなんですけれども、今年度で1万世帯の実施を目指して、1万世帯で約2,500万円ですか、これから全世帯を実施されることが目標なんですよね。いつまでに全世帯を実施されるのか。全世帯って、たしか世帯数って20万世帯ぐらいですか、15万世帯ぐらいですか、これを掛けるとすごい金額になりますね、これから全部実施すると。本当に大変なことになるなという思いがありますけども、そういう方針で突き進んでいいのかなって……。
寺部ごみ減量担当参事
 一つちょっと答弁訂正をさせていただきます。
 不燃ごみが7割減ったというのはちょっと訂正をさせていただきまして、不燃ごみの中に入っています容器包装プラの7割が減ったと、ちょっとわかりにくいかもしれませんけども。
 それから、今のお尋ねでございますけども、今、トン18万というのは、昨年の結果でございます。これは、規模が少ないということもありまして、これがそのままずっと、全世帯に拡大したときにこのコストでいくというのは、必ずしもそのとおりではないだろうというふうに思います。
 それは、ことしの結果をやりながらやはり出していかざるを得ませんですが、全区展開につきましては、基本的に行っていきたいと思っています。それにつきましては、どういう方法で何年かけてやっていくかということにつきましては、今回の10カ年計画を策定する中で考え方を出していきたいというふうに思っています。
 事務的な検討を今しているところでございます。
佐藤委員
 ここで、10倍やってもすごい額になるし、既にびん、缶の回収経費にもすごくかかっているし、プラスですよね。どこまでいっても、やればやるほど自治体負担が、もちろん根本的な事業者責任というふうなことになっていかないと、どこまで、やればやるほど自治体負担がふえていくわけですけれども、これに関しての考え方を整理するのはすごく大変だと思うんですけれども、どういう考え方でやっぱり中野区が10年後も含めて臨んだらいいのかは、しっかり、いわゆる財政効果とか、そういうのも含めて検討していかないと、すごく大変なことになると思いますので、もちろん理想は事業者負担です。それを求めていくのは確かなことなんですけれども、それに至るまでの経過、途中経過をどうしていくのかということについては、ちょっと私もすぐ答えを出せる立場じゃないですけれども、ぜひ慎重に検討していかれるようにお願いいたします。
寺部ごみ減量担当参事
 自治体の資源化貧乏という言葉があります。おっしゃることを言っていることですけれども、当然、私どもも今清掃リサイクル事業で人件費を含めて50億を超える予算を使っています。資源化を進めれば進めるほどお金がかかってしまうという問題は当然承知をしています。その中で、中野区として全体のこの事業について、一方でふえる中でどういうところで減らしていくことができるか、どういう方策で効率的な事業展開できるかということを当然考えいかなければならないというふうに思っています。
 もう一つは、今、23区が統一して清掃事業を行っている部分があります。収集運搬につきましても、雇上(ようじょう)業者52社で行っています。その中での制度改善ができるのかどうかということも追及していかなければならない。そういったことも絡んで、中野だけでできることと、それから23区と共同でやっていかなければならないこと、制度改善が幾つかあります。そういったことを検討しながら、10年後なら10年後の清掃事業、中野区の清掃事業はこういうことをやっていく、こういうごみ減を目指すんだということをやはり打ち出していきたいというふうに思っているところでございます。
むとう委員
 ちょっと外れますけれども、清掃一部事務組合に対する各区の分担金ですけれども、今、人口割でいっているかと思うんですが、人口割でいいのかというところが、ずっとこの間議論になっていたかと思うんです。各区の排出されるごみ量によってという部分も勘案すべきではないかという意見がかなり寄せられていたかと思うんですけれども、そのことも踏まえて、各23区の担当者が検討をされているというふうに聞き及んでいますけれども、その検討状況はどうなっているんでしょうか。
寺部ごみ減量担当参事
 一つの大きな検討事項となっています。
 今、佐藤委員からコストの話が出ましたけども、中野区が意識を持ち続けていくことによって、ごみの処理が減り、ごみ量に応じての分担金ということになればコスト減になるわけですね。そういったことも考える必要があるということで、ごみ減に取り組む中野としての動機付けにもなる。今、人口割でやっていますけれども、ごみ量に応じた分担金のあり方ということについても、今検討しております。その前提として、各区のごみ量というのはどうやって正確な数字を出すかと、そこのところをまずやらなければなりません。そういったところの議論を現在やっているところでございます。
委員長
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告を終了いたします。
 次に、議会の委任に基づく専決処分についての報告(資料4)をお願いいたします。
遠山清掃事務所長
 それでは、議会の委任に基づく専決処分について御報告申し上げます。資料に沿って報告いたします。
 まず、和解の相手方でございますが、≪会社名削除≫、それから≪会社名削除≫でございます。
 事故の概要でございますが、本年3月9日、午後2時30分でございました。場所は新井二丁目12番13号前の中野通り路上で発生してございます。
 事故の発生状況でございますが、当所職員が自転車で進行してございまして、中野通りを横断しようとしまして車道に進入いたしました。その結果、原動機付自転車で進行してございました≪会社名削除≫の左側面後部に追突いたしまして、その原付自転車が転倒いたしまして、その前方で信号待ちしてございました≪会社名削除≫の教習生の送迎バスの後部に追突したということでございます。この結果(3)に書いてございますように、送迎用マイクロバスのリヤバンパーの部分、それから、それに伴って、教習生が乗ってございましたので、急遽タクシーで学校まで輸送したというようなタクシー代、それからその車を修理する期間代車にコストがかかったということ。それから直接衝突いたしました原動機付自転車の破損部分という損害が発生してございます。
 和解条件でございますが、この結果、≪会社名削除≫側のもろもろの損害額が15万9,190円でございました。≪会社名削除≫の部分につきましては、1万8,500円ということでございます。
 示談交渉の結果、≪会社名削除≫についてはみずからが負担するということ、それから≪会社名削除≫については、区側が全額損害賠償をするということで和解が成ってございます。
 以上のほかは示談当事者間には何らの債権債務がないということを確認してございます。
 示談の成立は4月14日でございました。
 裏面をお開きいただきたいと思います。
 区の賠償責任につきましては、当所の職員が中野通りを自転車で横断しようとした際の安全確認ということを怠ったことにより生じた事故ということで、区側の損害賠償責任は免れないものと判断してございます。損害賠償額につきましては、区側に9割、株式会社関配側に1割程度の過失があると判断いたしまして、損害賠償額を算定してございます。
 なお、区が支払った損害賠償金は、特別区自治体総合賠償責任保険により一部補てんされる見込みでございます。
委員長
 ただいまの報告に対し質疑はございませんか。
むとう委員
 おけがはなかったんでしょうか。大丈夫だったんでしょうか。
遠山清掃事務所長
 不幸中の幸いといいますか、関係者三者とも身体上のけがはございませんでした。
委員長
他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告を終了いたします。
 次に、平成15年度中野区のごみ収集量について(速報値)(資料5)について、報告をお願いします。
遠山清掃事務所長
 それでは、平成15年度の中野区のごみ収集量につきまして、速報値が、資料の一番下に書いてございますが、23区清掃協議会の方で集計ができたということで、当委員会に御報告をさせていただきます。
 なお、参考までに、下半分の方に、23区全体のごみ収集量の速報値が載ってございます。
 まず、下の方で、全体的な傾向でございますが、可燃は引き続き減少、不燃は微増ながら増加傾向が続いてございます。
 下の方の2番目でございますが、具体的に可燃ごみは0.7%減、不燃ごみは1.1、粗大ごみは4.3%の増ということでございました。
 それでは、上の方の可燃、不燃、粗大ごみについての速報値について御報告申し上げます。
 可燃ごみにつきましては、6万3,700トン余、率にいたしまして、前年度比99.5%ということで、0.5%減してございます。
 それから、不燃ごみが1万7,600トン余、粗大ごみについては2,000トン余で、どちらも昨年度比2.4%の増となってございます。この結果、この3種類の合計ベースでは、残念ながら、平成14年度に比較しまして、全体のごみ量としては、15年度は微増ということを示してございます。
 なお、一番初めにも御報告いたしましたが、最近の3年間は可燃ごみ減、不燃ごみは微増ということで、中野区におきましては、ここにきて、15年度については全体のごみ量が増になったということでございます。
 なお、確定値につきましては、持ち込みごみも含めて7月から8月ごろに集計ができるやに聞いてございます。
委員長
 ただいまの報告に対し質疑はございますか。
むとう委員
 実際に持ち込まれているごみなんですけれども、それはどういったものなのか把握していますか。
遠山清掃事務所長
 大ざっぱに見ますと、廃棄物、ごみにつきましては、一般ごみとそれから産廃、産業系のごみが分かれます。それから一般のごみについても、家庭系ごみと事業系に分かれます。本来ですと、事業系が、みずから処理のルートができればよろしいのですが、それぞれの会社の規模等々で、いわゆる自治体の処理施設を使う場合がございます。それが主に持ち込みごみといたしまして、清掃事務所でチェックを受けた後、可燃ごみについては直接清掃工場、不燃ごみ系については中央防波堤の不燃ごみの処理施設に持ち込むというものでございます。
むとう委員
 産廃はどんなものが入っているんでしょうか。
遠山清掃事務所長
 ただいま申し上げましたとおり、基本的には産廃は扱ってございません。
むとう委員
 問題になっております不燃ごみがふえたという原因は、区はどういうふうに考えているんでしょうか。
遠山清掃事務所長
 先ほどごみ減量担当参事の方から、プラスチック製容器包装回収のお話が出ましたが、やはり割合的には、それも含めたプラスチック系が半分程度を占めているということがございますので、それが組成調査の結果でも同じ割合ということは、増傾向とすればそちらもふえているのかなというふうに思ってございます。
むとう委員
 要するに、事業者負担が軽いわけですから、結局のところ、容器包装リサイクル法にのっとって一生懸命自治体が負担をして、廃プラのリサイクルにお金をつぎ込んでも、生産量の方がどんどん年々ふえていますから、本当に自治体の努力が水の泡になってしまうということがこの数字でもあらわれているかと思います。先ほどとの関連で、絶対、事業者に有利な法制度のもとでやっていっても問題解決にならないということを、やっぱり区は再認識すべきではないかというふうに、この結果を見ても思い知ったんですが、どうですか。
寺部ごみ減量担当参事
 やっぱりごみを生産者が減らすということはもちろん当然なんですけども、出されたものの処理というのは、やはり現実問題として対応せざるを得ないというところがあります。生産には、リターナルびんを使ってくれというのは正論だと思うんですが、現実的に今も容器でいきますと、びんから缶、あるいは缶からペットというふうに移行してきている状況があります。ですから、そこを効果的に規制をしていく方法があれば非常にいいんですけども、でも、皆さん缶ビールを飲むでしょうし、びんというのが急激に減っているというようなことの中で、不燃ごみというのはふえていくという現実があります。何とかして減らしたいという思いはありますけど、現実的な難しさというのがあろうかというふうに思います。
委員長
 他に質疑はございません。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告を終了いたします。
 その他理事者から何か御報告はございませんでしょうか。
西條地域活動担当参事
 私の方から、口頭でございますけれども、以前、4月14日に防犯ブザーと防犯資機材の支給について(資料6)、今年度の取り組みについて説明をさせていただきましたが、このたび事業者が決まりまして、製品が入ってまいりましたので、その見本につきまして、皆様方にちょっとごらんいただければということでございます。担当の者が持ってまいりましたのが、ジャケットとベストタイプのものでございますが、サイズが3サイズございます。背中の方に各グループの名前が入れられるようになってございまして、それぞれのグループの特色のある活動をさしていただけるようにしてございます。
 それと、防犯灯でございますが、誘導灯とそれから腕章などを参考までにごらんいただければと思います。
 参考までに6月7日の月曜日までに、防犯パトロルーの団体から申請がございます状況をちょっとメモにしてございますので、委員長の許可をいただきまして配付さしていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
委員長
 今報告がありました資料について、配付してよろしいでしょうか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 書記が配付いたします。

〔資料配付〕

西條地域活動担当参事
 申請の状況でございますけれども、団体といたしましては、現在24団体でございます。まださらに今後追加があるかというふうに考えてございますけれども、主な団体で申し上げますと、町会関係が18団体、商店街が1団体、PTA1団体ですね、ワンワンパトロールというのが2団体でございます。そのほかは、高齢者とか若者の団体が2団体ございます。
 それから、資機材別の申請数でございますが、ベストタイプが16団体で291着、ジャケットタイプが8団体で159着ということでございまして、そのほか電灯、腕章、防犯ブザー、ごらんのとおりの数字というふうになってございます。
 今のところ、一応予算の範囲でおさまる形になってございますが、今後の状況によりましては、いろいろとまた検討しなきゃいけない状況も出るかというふうに考えてございます。
委員長
 ただいまの報告に対し質疑はございますか。
斉藤(高)委員
 今の報告で、24団体の申請だということですけど、もし各区内でいろんなこういう団体をつくって申し込みはある程度、どこまでやるかというのは決まっているんでしょうか。その団体ですよね。今24団体ですけど、例えばこれが40、50、60になってもそれは構わないということでしょうか。
西條地域活動担当参事
 現在のところ、できるだけ幅広く地域にですね活動していただければと思ってございますので、規制をかけるといいますか、ことしはこれだけということでは今考えてございません。
吉原委員
 この資料でですね24団体からの申請と、町会18団体、商店街1団体、PTA、こう書いてありますね。リストがありましたら、ちょっとそれを読み上げていただければと思いますが。
西條地域活動担当参事
 東一町会、本三西町会、宮二町会、東郷町会防犯交通部ですね。それから、本一相生町会防犯部、若宮三丁目町会、クリーンピース、氷川町会、小淀西町会、丸山町会防犯部、野方一丁目南町会防犯パトロールですね。後は、上高田三丁目隣人協力会、中野わんわんパトロール隊防犯・環境・防災マナー隊、昭一文化会、道玄町会、それからブロードウェイ・サンモール隊、江古田四丁目町会、新井東、新井南、子どもを守ろう新山小学校PTA、新井西、DOG FAMILY、沼袋親和会、荒井北、こんなところでございます。
むとう委員
 それぞれの単価を教えてください。
西條地域活動担当参事
 ベストタイプが2,100円で、これは消費税込みということでございます。ジャケットタイプが2,600円、電灯が1,000円、腕章が320円、防犯ブザーが250円、そんな単価でございます。
斉藤(高)委員
 ちょっと同じ質問しようかと思っていたんですけど、そうしたらですね、ここにはベストタイプで291着とありますけど、そのグループによっては、枚数とか電灯の個数、そういうものは各団体では幾つと決まっているものなんですか。
西條地域活動担当参事
 それぞれの構成員の数によりまして、配布数の基準がございますので、各団体すべて異なってございます。
委員長
 他に質疑はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告を終了いたします。
 他に所管事項の報告で何かございますでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。
 続きまして、第3号陳情の1項、2項を採択すべきものとしたことに伴います意見書の案文(資料7)について御協議をするため、委員会を暫時休憩いたします。

(午後2時13分)

委員長
 それでは、委員会を再開いたします。 

(午後2時17分)

 第3号陳情の1項、2項の採択に伴い提出いたします意見書の案文は休憩中に確認したとおりとし、提案者は区民委員会委員全員、提案代表者は委員長とすることに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 以上で意見書の案文調製を終了いたします。
 引き続き、所管事務継続調査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の事項(資料8)を調査事項として、これを閉会中も継続調査すべきものと決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 引き続き審査日程のその他に入ります。
 今年度の区民委員会の地方都市行政視察につきまして御協議したいことがございますので、委員会を暫時休憩いたします。

(午後2時18分)

委員長
 委員会を再開いたします。 

(午後2時37分)

 休憩中に確認いたしましたとおり、今年度の区民委員会の地方都市行政視察の視察先といたしましては、第1候補は、第3案の岩手県花巻市の花巻市起業化支援センター、それと、岩手県水沢市住基カードの独自サービスの実施、第2候補は、第2案の、愛知県名古屋市ごみ非常事態宣言、そして大阪府東大阪市の東大阪市モノづくり経済特区構想、それから第3候補としまして、第4案の富山県富山市の富山エコタウン事業、そして新潟県三条市の住基カード独自サービス、それから第4候補といたしまして、第1案の徳島県上勝町のごみ「ゼロ・ウェイスト宣言」2010年目標、そして香川県高松市の高松丸亀町商店街市街地再開発事業、このような順番にいたしまして、それぞれ先方と調整をさせていただきますので、よろしくお願いします。
 それから、日程につきましては、10月25日から29日の間、あるいは11月1日、2日、この中で正副委員長が調整を行いまして、委員の方々には決まり次第御報告ということで御異議ございませんでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、そのように決定をさせていただきます。
 次回の委員会日程について御協議いただきたいことがありますので、委員会を休憩いたします。

(午後2時39分)

委員長
 委員会を再開いたします

(午後2時45分)

 次回の委員会は、休憩中に御協議をいただきましたとおり、7月15日(木曜日)ということで御異議ございませんでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、そのように決定をいたします。

〔「時間は」と呼ぶ者あり〕

委員長
 時間は午後1時からということでよろしいでしょうか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、そのように決定をさせていただきます。
 なお、今休憩中に協議していただきましたとおり、消費生活相談の現場の視察を冒頭に予定をしたいと思いますが、先方との調整がありますので、その点御了承いただきたいと思います。
 以上で本日予定した日程は終了いたしますけれども、委員、理事者からその他何か御発言はございますでしょうか。
斉藤(高)委員
 最近ですね、この資源回収事業に出されている古新聞なんかがですね、持って行かれちゃうのが多くなってきたんですよ。これ、こしみず議員も、ことしの第1回定例会だと思いましたけれども、それに対して、条例を改正してこの問題に取り組んだらどうかということに質問をしたと思うんですけど、答弁で、たしか検討していきたいような話がありましたけど、その後何か動きはあったんでしょうか。
寺部ごみ減量担当参事
 今検討しております。それで、具体的な案もつくりつつあります。ただ、それに当たって、今、野方警察、中野警察署、両警察署にも相談をしたり、それから関係者の状況もお聞きしたりしながら、どういった方法であれば条例化が適当かということを今考えております。
 そういったことで、あえて言えば3定を想定していますが、なるべく出せるように今検討しているところでございます。
委員長
 他に何か御発言はございますでしょうか。
吉原委員
 最後の報告の防犯パトロール資機材の申請状況について。
 ベストとかジャケット、金額が出ましたですよね。まとめて買うにしてはちょっと高いような気がするんだけど、そういうのはどうなんでしょうか。もうちょっと安く購入できるような努力等をなさった方がいいんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
西條地域活動担当参事
 7社ほどたしか入札で、かなり努力をしていただいたと。当初私どもが予定していなかったサイズも用意するということで、値段につきましても、パトロールベストは定価が6,000円ですか、それで20以上だと3,000円、50以上で2,800円というようなものでございます。それからジャンパーにつきましても、定価が5,700円で、30着以上で3,000円というようなものでございまして、一定程度安くなっているかと思います。
 それから、誘導灯につきましても、定価が3,000円でございまして、20本以上で1,800円のものを1,000円とかにする。それなりの、競争入札したおかげで安くはなっているんじゃないかと。それから個別にすべて団体名の印刷もいたしますので、それから、私どもの方じゃないんですが、この同じ単価でそれぞれのパトロール隊がさらに追加したいというものについては、その値段で購入ができると。それから先ほど申した何々町会、何々パトロール隊と、それを、個別の名称をすべてに入れていただけるようになってございますので、全部中野何とかのパトロール隊って一本じゃないんですね。個別の団体の名称も全部入れられるようなふうなこともお願いしたこともございます。そういったことを比較しますと、かなり安く入っているんじゃないかという感じはしてございます。
委員長
 ほかに何かございますか。よろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本日の区民委員会を散会いたします。大変御苦労さまでございました。

(午後2時50分)