平成22年07月08日中野区議会本会議(第2回定例会)
平成22年07月08日中野区議会本会議(第2回定例会)の会議録
22.07.08 中野区議会第2回定例会(第5号)

.平成22年(2010年)7月8日、中野区議会議事堂において開会された。

.出席議員(41名)

  1番  内  川  和  久        2番  ひぐち   和  正

  3番  白  井  秀  史        4番  平  山  英  明

  5番  つぼい   え  み        6番  いながき  じゅん子

  7番  森     たかゆき        8番  山  口  かおり

  9番  せきと      進       10番  いでい   良  輔

 11番  伊  東  しんじ        12番  佐  野  れいじ

 13番  北  原  ともあき       14番  南     かつひこ

 15番  小  林  秀  明       16番  林     まさみ

 17番  の  づ  恵  子       18番  近  藤  さえ子

 19番  牛  崎  のり子        20番     欠  員

 21番  吉  原     宏       22番  大  内  しんご

 23番  きたごう  秀  文       24番  伊  藤  正  信

 25番  久  保  り  か       26番  やながわ  妙  子

 27番  酒  井  たくや        28番  佐  伯  利  昭

 29番  むとう   有  子       30番  長  沢  和  彦

 31番  か  せ  次  郎       32番  高  橋  ちあき

 33番  山  崎  芳  夫       34番  市  川  みのる

 35番  斉  藤  金  造       36番  篠     国  昭

 37番  岡  本  いさお        38番  飯  島  謹  一

 39番  江  口  済三郎        40番  佐  藤  ひろこ

 41番  来  住  和  行       42番  岩  永  しほ子

.欠席議員

      な  し

.出席説明員

 中 野 区 長  田 中 大 輔      副  区  長  金 野   晃

 副  区  長  西 岡 誠 治      教  育  長  田 辺 裕 子

 政 策 室 長  竹 内 沖 司       経 営 室 長  川 崎   亨

 管理会計室長   尾 﨑   孝      区民生活部長   鈴 木 由美子

 子ども家庭部長  長 田 久 雄      保健福祉部長   田 中 政 之

 保 健 所 長  田 原 なるみ      都市整備部長   服 部 敏 信

 まちづくり推進室長 遠 藤 由紀夫     教育委員会事務局次長 合 川   昭

 政策室副参事(企画調整担当)小 田 史 子 経営室副参事(経営担当)篠 原 文 彦

.本会の書記は下記のとおりである。

 事 務 局 長  山 下 清 超      事務局次長    石 濱 良 行

 議事調査担当係長 佐 藤   肇      書     記  荒 井   勉

 書     記  河 村 孝 雄      書     記  菅 野 多身子

 書     記  東   利司雄      書     記  丸 尾 明 美

 書     記  土 屋 佳代子      書     記  鳥 居   誠

 書     記  細 川 道 明      書     記  鈴 木   均

 書     記  岡 田 浩 二      書     記  竹 内 賢 三

 

 議事日程(平成22年(2010年)7月8日午後1時開議)

日程第1 第34号議案 中野区テレビジョン放送の受診障害の解消に関する条例を廃止する条例

     第35号議案 中野区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

     第38号議案 中野区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例

     第39号議案 中野区行政財産使用料条例の一部を改正する条例

     第41号議案 防災行政無線デジタル化等整備工事請負契約

     第42号議案 丸山小学校体育館等改修工事請負契約

     第43号議案 机及びいすの買入れについて

     第44号議案 遺贈の放棄について

     第45号議案 中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例

     第46号議案 中野区すこやか福祉センター条例

     第47号議案 中野区仲町就労支援事業所条例

     第49号議案 中野区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災

害補償に関する条例の一部を改正する条例

     第51号議案 和解及び損害賠償額の決定について

日程第2 第40号議案 中野区特別区税条例の一部を改正する条例

日程第3 第48号議案 中野区立学校設置条例の一部を改正する条例

日程第4 (21)第6号請願 食料の自給力向上と、食の安全・安心の回復に向けて、食品表示制

   度の抜本的改正を求める意見書の提出について

日程第5 第4号陳情 東中野地域における継続した子どもの遊び場・居場所について

日程第6 第9号陳情 「(仮称)区民活動センター」への職員配置について

日程第7 平成21年度中野区一般会計繰越明許費繰越計算書について

日程第8 平成21年度中野区一般会計事故繰越し繰越計算書について

日程第9 平成21年度中野区職員倫理条例の運営状況について

日程第10 平成21年度中野区区政情報の公開に関する条例の運営状況について

日程第11 平成21年度中野区個人情報の保護に関する条例の運営状況について

日程第12 法人の経営状況を説明する書類の提出について

       ○中野区土地開発公社

       ○財団法人中野区中小企業退職金共済会

       ○野方駅整備株式会社

日程第13 株式会社まちづくり中野21の経営状況を説明する書類の提出について

日程第14 人権擁護委員候補者推薦に伴う区議会の意見について

 追加議事日程

日程第15 同意第2号 中野区副区長選任の同意について

日程第16 議員提出議案第12号 恒久財源なきばらまきを排し、財政の健全化を求める意見書

日程第17 議員提出議案第13号 選択的夫婦別姓制度の導入に反対する意見書

日程第18 議員提出議案第14号 発達障がいやその他文字を認識することに困難のある児童・生

     徒のためのマルチメディアデイジー版教科書の普及促進を求め

     る意見書

日程第19 議員提出議案第15号 「機能性低血糖症」に係る国の取り組みを求める意見書

 

      午後1時00分開議

○議長(伊藤正信) 定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりでありますので、さよう御了承願います。

 これより日程に入ります。

 お諮りいたします。

 この際、本日の日程を追加し、日程第15、同意第2号、中野区副区長選任の同意についてを先議するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

──────────────────────────────

 同意第2号 中野区副区長選任の同意について

 

○議長(伊藤正信) 日程第15、同意第2号、中野区副区長選任の同意についてを上程いたします。

 区長の説明を求めます。

      〔区長田中大輔登壇〕

○区長(田中大輔) ただいま上程されました同意第2号、中野区副区長選任の同意につきまして、御説明を申し上げます。

 この同意案は、7月11日に辞職される副区長の後任者として阪井清志さんを選任いたしたく、議会の同意をお願いするものです。

 阪井さんは、昭和58年に建設省に入省された後、都市局区画整理課長補佐、中部地方建設局北勢国道工事事務所長、都市局街路課建設専門官を務められた後、国土交通省四国地方整備局建政部都市調整官、都市基盤整備公団都市整備部再構築事業課長、都市基盤整備公団再構築部再構築事業課長、国土交通省国土技術政策総合研究所都市研究部都市施設研究室長、国土交通省都市・地域整備局都市計画課都市交通調査室長を歴任され、平成20年から国土交通省都市・地域整備局都市計画課都市計画調査室長を務めておられます。

 このように、阪井さんは、国土交通省や公団などにおいて数々の要職を歴任し、その能力と手腕を大いに発揮されました。この間の豊富な経験とすぐれた識見は、副区長として適任であり、この際、副区長として本区における行政の進展に御尽力いただきたいと考えた次第です。

 本件につきまして、何とぞ御同意くださいますようお願い申し上げます。

○議長(伊藤正信) 本件については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の同意第2号に同意するに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

○議長(伊藤正信) 起立多数。よって、同意第2号は、これに同意するに決しました。

──────────────────────────────

 第34号議案 中野区テレビジョン放送の受診障害の解消に関する条例を廃止する条例

 第35号議案 中野区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

 第38号議案 中野区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例

 第39号議案 中野区行政財産使用料条例の一部を改正する条例

 第41号議案 防災行政無線デジタル化等整備工事請負契約

 第42号議案 丸山小学校体育館等改修工事請負契約

 第43号議案 机及びいすの買入れについて

 第44号議案 遺贈の放棄について

 第45号議案 中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例

 第46号議案 中野区すこやか福祉センター条例

 第47号議案 中野区仲町就労支援事業所条例

 第49号議案 中野区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に

        関する条例の一部を改正する条例

 第51号議案 和解及び損害賠償額の決定について

  (委員会報告)

 

○議長(伊藤正信) 日程第1、第34号議案、第35号議案、第38号議案、第39号議案、第41号議案から第47号議案まで、第49号議案及び第51号議案の計13件を一括議題に供します。

 

平成22年(2010年)7月1日

 

中野区議会議長 殿

 

総務委員長 いでい 良輔

  (公印省略)

 

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

34

中野区テレビジョン放送の受信障害の解消に関する条例を廃止する条例

7月1日

35

中野区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

7月1日

38

中野区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例

7月1日

39

中野区行政財産使用料条例の一部を改正する条例

7月1日

41

防災行政無線デジタル化等整備工事請負契約

7月1日

42

丸山小学校体育館等改築工事請負契約

7月1日

43

机及びいすの買入れについて

7月1日

44

遺贈の放棄について

7月1日

51

和解及び損害賠償額の決定について

7月1日

 

平成22年(2010年)7月1日

 

中野区議会議長 殿

 

厚生委員長 長沢 和彦

  (公印省略)

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

45

中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例

71

46

中野区すこやか福祉センター条例

71

47

中野区仲町就労支援事業所条例

71

 


平成22年(2010年)7月1日

 

中野区議会議長 殿

 

子ども文教委員長 来住 和行

(公印省略)

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

49

中野区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例

7月1日

 

○議長(伊藤正信) お諮りいたします。上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の議案は、委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

──────────────────────────────

 第40号議案 中野区特別区税条例の一部を改正する条例

  (委員長報告)

 

○議長(伊藤正信) 日程第2、第40号議案、中野区特別区税条例の一部を改正する条例を上程いたします。

 

平成22年(2010年)7月1日

 

中野区議会議長 殿

 

総務委員長 いでい 良輔

  (公印省略)

 

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

40

中野区特別区税条例の一部を改正する条例

7月1日

 

○議長(伊藤正信) 総務委員会の審査の報告を求めます。いでい良輔総務委員長。

     〔いでい良輔議員登壇〕

○10番(いでい良輔) ただいま議題に供されました第40号議案、中野区特別区税条例の一部を改正する条例に関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本議案は、主に次の3点について規定を改めるものです。

 第1点目は、区民税に係る給与所得者及び公的年金等受給者の扶養親族申告書の提出について規定するものです。

 第2点目は、非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税措置に伴い、非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の金額とそれ以外の株式等に係る譲渡所得等の金額とを区分して計算する等の規定を設けるものです。

 第3点目は、たばこ税の税率を改定するものです。

 この条例の施行時期は、第1点目につきましては平成23年1月1日、第2点目につきましては平成25年1月1日、第3点目につきましては平成22年10月1日です。

 本議案は、6月29日の本会議において当委員会に付託され、当委員会では7月1日の委員会にて審査を行いました。審査の進め方としては、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、その後、質疑を行いました。

 その主な質疑応答の内容を紹介します。

 扶養控除の改正により扶養親族申告書の提出が必要になったが、この改正は子ども手当の創設に伴うものかとの質疑があり、16歳未満の一般扶養控除の廃止は、子ども手当が創設されたことによるものであるとの答弁がありました。

 次に、この税制改正により、個人住民税は増収になると思われる。区民には大きな影響があると思うが、その見込み額はどのくらいかとの質疑があり、現在、扶養控除の対象となっている人数等から推定すると、おおむね3億円程度の増収を見込んでいるとの答弁がありました。

 さらに、今回、上場株式等に係る譲渡所得等に関する非課税措置が行われるが、既に軽減税率の特例措置も講じられている。この特例措置は延長されたと聞くがどうかとの質疑があり、平成23年中の所得まで延長されているとの答弁がありました。

 以上が主な質疑応答の内容です。

 その後、委員会を休憩して、本議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対する立場から、扶養親族申告書の提出は手続的なものであるが、その大もとは子ども手当ての実施に伴う16歳未満の一般扶養控除の廃止によるものである。しかし、子ども手当てについては、いまだ国の明確な方針が示されない。この状況下で本条例を改正することには問題がある。また、上場株式等の特例は、貯蓄から投資へという大方針のもとで進められた規制緩和により、多くの国民が金融被害にさらされている。国はこの状況を改善するため、預金や保険などを含めた包括的な金融サービス法を制定するなど、総合的な改善の方向性を示すべきである。規制緩和による弊害を検証せず、このようなさらなる非課税措置を講ずることは認められない。よって、本議案には反対であるとの討論を行いました。

 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、挙手により採決を行ったところ、賛成多数で本議案を可決すべきものと決した次第です。

 以上で第40号議案に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。

○議長(伊藤正信) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

○議長(伊藤正信) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

──────────────────────────────

 第48号議案 中野区立学校設置条例の一部を改正する条例

  (委員長報告)

 

○議長(伊藤正信) 日程第3、第48号議案、中野区立学校設置条例の一部を改正する条例を上程いたします。

 

平成22年(2010年)7月1日

 

中野区議会議長 殿

 

子ども文教委員長 来住 和行

(公印省略)

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

48

中野区立学校設置条例の一部を改正する条例

7月1日

 

○議長(伊藤正信) 子ども文教委員会の審査の報告を求めます。来住和行子ども文教委員長。

      〔来住和行議員登壇〕

○41番(来住和行) ただいま議題に供されました第48号議案、中野区立学校設置条例の一部を改正する条例に関しまして、子ども文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本議案は、中野区立小中学校再編計画に基づく区立学校の統合に伴い、野方小学校、丸山小学校及び沼袋小学校を廃止し、平和の森小学校及び緑野小学校を新設するものです。

 この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。

 本議案は、6月29日の本会議において当委員会に付託され、7月1日に審査を行いました。審査の進め方として、本議案を議題に供して、理事者の補足説明を受け、その後、質疑を行いました。

 その主な質疑応答の内容を紹介します。

 はじめに、現在の野方小学校、丸山小学校の学級数、そして統合時の平和の森小学校、緑野小学校の学級数はどのくらいと見込んでいるのかとの質疑があり、平成22年4月現在の学級数は、野方小学校が15学級、丸山小学校が13学級となっている。また、平成23年4月の統合時の学級数は、平和の森小学校が16学級、緑野小学校が15学級と想定しているとの答弁がありました。

 これに対し、野方小学校は、教室に余裕が少ないと思うが、統合により学級数が増加する。教室数に不足はないかとの質疑があり、現在、野方小学校は15学級であるが、児童によりよい教育環境の整備をすることで、普通教室18教室を確保していく。学級運営に支障を来すことはないとの答弁がありました。

 次に、野方小学校は、校庭は狭く、体育館も耐震の問題がある。沼袋小学校を閉校後も統合新校の児童が使用することはできないかとの質疑があり、閉校後の跡地利用については、地域の要望を聞き、担当する関連分野が調整を図りながら検討し、庁内合意を図っていくべきことと考えているとの答弁がありました。

 以上が主な質疑応答の内容です。

 その後、委員会を休憩して、本議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対する立場から、今回の統廃合は、児童数・学級数の増加による児童一人当たりの面積の減少や二度の移転を強いられる児童が生じるなど、教育環境の向上が図られるものではない。また、統廃合の計画は二転三転し、現場や保護者を混乱させた。法務省跡地への移転は、教育環境の向上を考慮すれば、否定すべきものではないが、現場や議会の議論を経ないまま、区は統廃合を強引に推し進めることに終始している。再編計画がどのように教育をよくするのかという議論が軽んじられたままである。よって、本議案には反対であるとの討論を行いました。

 さらに討論を求めたところ、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で本議案を可決すべきものと決した次第です。

 以上で第48号議案に関する子ども文教委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。

○議長(伊藤正信) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

○議長(伊藤正信) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第16、議員提出議案第12号、恒久財源なきばらまき政策を排し、財政の健全化を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

──────────────────────────────

議員提出議案第12号 恒久財源なきばらまき政策を排し、財政の健全化を求める意見書

 

○議長(伊藤正信) 日程第16、議員提出議案第12号、恒久財源なきばらまき政策を排し、財政の健全化を求める意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。山崎芳夫議員。

     

〔山崎芳夫議員登壇〕

○33番(山崎芳夫) ただいま議題に供されました議員提出議案第12号、恒久財源なきばらまき政策を排し、財政の健全化を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 恒久財源なきばらまき政策を排し、財政の健全化を求める意見書。

 わが国の財政は世界的な景気後退の中で税収が大きく減少し、国と地方を合わせた長期債務残高が今年度末に862兆円に達するなど、危機的な状況にあります。

 平成22年度予算で歳出が膨らんだ要因が民主党の無茶なマニフェストにあることは明らかです。恒久財源を全く無視して26,000円を支給するという子ども手当に象徴される理念なきばらまき政策は国民の財政に対する不信感、将来に対する不安感を増幅しています。歳出と歳入を一体的に改革し、財源の裏付けのある社会保障制度を確立することが急務です。

 よって、国会および政府におかれては、理念なきばらまき政策を中止するとともに、財政を健全化するため、以下の施策を推進されることを強く求めます。

 1 年金、医療、介護などの社会保障制度をさらに充実させるため、経済状況の好転と税金の無駄

  遣いの撲滅を前提に、消費税を含む税制の抜本改革を行うこと。

 2 健全財政の維持を内閣の責任とする「財政責任法」を制定し、「恒久政策には恒久財源」の原

  則を確立すること。

 3 単なるばらまきでしかない子ども手当を全面的に見直し、保育所の整備・拡充や幼児教育無償

  化など、子育て家庭が真に必要とするサービスを実施すること。

 4 公務員の天下りの根絶、独立行政法人などでの税金の無駄遣いの撲滅など、徹底した行政改革

  を行うとともに、国家公務員人件費を2割削減すること。

 以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。

 年月日。

 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣、内閣官房長官、国家戦略担当大臣、国家公務員制度改革担当大臣、内閣府特命担当大臣(行政刷新)あて。

 中野区議会議長名。

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(伊藤正信) 本件について御質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件は委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 これより討論に入ります。

 かせ次郎議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。かせ次郎議員。

      〔かせ次郎議員登壇〕

○31番(かせ次郎) 日本共産党議員団の立場から、ただいま上程されました議員提出議案第12号、恒久減税なきばらまき政策を排し、財政の健全化を求める意見書に対する反対の討論を行います。

 本意見書案では、我が国の財政が国と地方を合わせた長期財務残高が今年度末には862兆円に達する見込みなどで危機的な状況にあると指摘していますが、今日の危機的な財政状況に追い込んだ責任の多くは、長期にわたって政権運営に当たってきた自民党、公明党政権にもあることは明らかです。

 次に、財政を健全化するための施策の展開についての見解です。

 まず第一に、社会保障制度を充実させるためには、消費税を含む税制の抜本改革が必要だという議論です。消費税は収入の少ない人ほど負担が重い逆進性の強い最悪の税制です。税金は能力に応じて支払われるべきであり、大企業や大金持ちへの行き過ぎた優遇税制を見直し、応分の負担を求めるべきであり、国民生活を破壊し、日本経済を冷え込ませる消費税の増税を前提にすることは反対です。

 税金の無駄遣いというのであれば、米軍への思いやり予算や5兆円とも言われる軍事費や政党助成金、1メートル1億円もかかる高速道路の建設などにメスを入れるべきです。

 次に、「財政責任法」の法制化の問題です。

 「財政責任法」とは何なのか、国民にとっては全くなじみのない文言であり、制定に向けての議論もされていません。財源の裏付けのある社会保障制度の確立とか、恒久政策には恒久財源とありますが、それが消費税の目的税化を含む国民への新たな負担増ということになれば容認できません。

 次に、国家公務員人件費の2割削減についてです。

 日本共産党は、高級官僚の天下り、無駄や浪費などにメスを入れることには賛成ですが、福祉、医療、教育などに携わる人たちを減らすことには反対です。格差と貧困を拡大した小泉構造改革のもとで、「官から民へ」の掛け声で徹底した公務員の削減、非正規職員化や業務委託などが強行され、行政サービスの切り捨てが進みました。非常勤職員の多くは年収200万円以下の官製ワーキングプアです。欧米に比べても、人口1,000人当たりの公務員数は、フランス88.8人、アメリカ78.2人に対して、日本は32.0人と多いどころか、少な過ぎます。今必要なことは、憲法で保障された国民の権利、暮らしの安心・安全を守り、教育と医療、介護、福祉、保育などの社会保障や環境、防災を支えるために人員を確保し、その役割にふさわしい待遇と労働条件を確保することです。

 したがって、人件費2割削減先にありきの求めには、同意できません。

 以上、申し述べ、議員提出議案第12号に対する反対討論とします。(拍手)

○議長(伊藤正信) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。

 これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

○議長(伊藤正信) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第17、議員提出議案第13号、選択的夫婦別姓制度の導入に反対する意見書を先議するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

──────────────────────────────

 議員提出議案第13号 選択的夫婦別姓制度の導入に反対する意見書

 

○議長(伊藤正信) 日程第17、議員提出議案第13号、選択的夫婦別姓制度の導入に反対する意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。吉原宏議員。

      〔吉原宏議員登壇〕

○21番(吉原宏) ただいま議題に供されました議員提出議案第13号、選択的夫婦別姓制度の導入に反対する意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 選択的夫婦別姓制度の導入に反対する意見書。

 政府は、夫婦を同姓とするか別姓とするかの選択を可能にする選択的夫婦別姓制度を柱とする民法改正案の成立を目指しています。

 しかし、選択的夫婦別姓制度の導入における問題点は多く、特に懸念されるのは、国家の基礎的単位である家族の絆の問題です。もし、夫婦別姓を選択すれば、必ず子供は両親のどちらかとは違う「親子別姓」となります。また、一度夫婦別姓を選択した後は、子の姓は夫婦のどちらかに統一され、その後の変更は認められません。それにより、他人から見ても親子の関係が分かりにくくなり、戸籍や住民票の記載も紛らわしいものとなります。そして、学校や会社など日常生活においても姓で呼び合う文化・習慣が多い中、夫婦・親子が別姓になることは、特に子供に与える影響が深刻なものになると思われます。親子関係をめぐる痛ましい事件が起きている今日において、更に家族の一体感を喪失してしまわないか懸念されます。

 また、現行制度における女性の社会進出に伴う不都合については、旧姓の使用範囲を拡大する法整備などによって解消していくべきと考えます。

 現在、選択的夫婦別姓制度について政府・与党内では意見統一がなされておらず、最近行われた世論調査においても反対が賛成を上回っているという結果が出ています。まさに国家の根幹部分に関わる問題について拙速に結論を出すことは許されません。

 よって、国会および政府におかれては、日本の伝統文化や家族の絆を崩壊させる恐れがある選択的夫婦別姓制度を導入することのないよう強く要望します。

 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出します。

 年月日。

 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、法務大臣、内閣官房長官あて。

 中野区議会議長名。

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。

○議長(伊藤正信) 本件について御質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件は委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者挙手〕

○議長(伊藤正信) 起立少数。よって、上程中の議案は否決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第18、議員提出議案第14号、発達障がいやその他文字を認識することに困難のある児童・生徒のためのマルチメディアデイジー版教科書の普及促進を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

──────────────────────────────

 議員提出議案第14号 発達障がいやその他文字を認識することに困難のある児童・生徒のための

マルチメディアデイジー版教科書の普及促進を求める意見書

 

○議長(伊藤正信) 日程第18、議員提出議案第14号、発達障がいやその他文字を認識することに困難のある児童・生徒のためのマルチメディアデイジー版教科書の普及促進を求める意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。山崎芳夫議員。

     

〔山崎芳夫議員登壇〕

○33番(山崎芳夫) ただいま議題に供されました議員提出議案第14号、発達障がいやその他文字を認識することに困難のある児童・生徒のためのマルチメディアデイジー版教科書の普及促進を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 発達障がいやその他文字を認識することに困難のある児童・生徒のためのマルチメディアデイジー版教科書の普及促進を求める意見書。

 平成20年9月に「障害のある児童及び生徒のための教科書用特定図書等の普及の促進等に関する法律」、いわゆる教科書バリアフリー法が施行されました。

 この教科書バリアフリー法の施行を機に、財団法人日本障害者リハビリテーション協会がボランティア団体の協力を得て、通常の教科書と同様のテキストと画像を使用し、デジタル化対応することで、テキスト文字に音声をシンクロ(同期)させて読むことを可能にした「マルチメディアデイジー版教科書」(デイジー教科書)の提供を始めました。また文部科学省において、平成21年度より、発達障がい等の障害特性に応じたデイジー教科書などの教材の在り方やそれらを活用した効果的な指導方法等について、実証的な調査研究が実施されております。

 現在、デイジー教科書は、上記のとおり文部科学省の調査研究事業の対象となっておりますが、その調査研究段階であるにもかかわらず、平成21年12月現在で約300人の児童・生徒に活用され、保護者などから学習理解が向上したとの効果が表明されるなど、デイジー教科書の普及促進への期待が大変高まっております。

 しかし、デイジー教科書は教科書無償給与の対象となっていないことに加えて、その製作には多大な時間と費用を要するにもかかわらず、ボランティア団体頼みであるため、必要とする児童・生徒の希望に十分に応えられない状況にあり、実際に日本障害者リハビリテーション協会が平成21年度にデジタル化対応したデイジー教科書は小中学生用教科書全体の約4分の1に留まっております。

 このような状況を踏まえると、まず教科書用特定図書等の普及促進のための予算の更なる充実が求められるところですが、平成21年度の同予算が1.72億円に対し、平成22年度は1.56億円と縮減されており、これらの普及促進への取り組みは不十分であると言わざるを得ません。

 よって、国におかれては、デイジー教科書を必要とする児童・生徒、担当教員等に安定して配布・提供できるように、その普及促進のための態勢の整備及び必要な予算措置を講ずることを要望いたします。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

 年月日。

 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣あて。

 中野区議会議長名。

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(伊藤正信) 本件について御質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件は委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の議案は原案どおり可決するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第19、議員提出議案第15号、「機能性低血糖症」に係る国の取り組みを求める意見書を先議するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

──────────────────────────────

 議員提出議案第15号 「機能性低血糖症」に係る国の取り組みを求める意見書

 

○議長(伊藤正信) 日程第19、議員提出議案第15号、「機能性低血糖症」に係る国の取り組みを求める意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。山崎芳夫議員。

     

〔山崎芳夫議員登壇〕

○33番(山崎芳夫) ただいま議題に供されました議員提出議案第15号、「機能性低血糖症」に係る国の取り組みを求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 「機能性低血糖症」に係る国の取り組みを求める意見書。

 機能性低血糖症は、糖の過剰摂取や過激な食事制限、過食といった食生活の乱れやストレスなどが原因となって、血糖値が急激に低下したり、低い状態にとどまってしまう疾患で、現代の食生活も誘因の一つと指摘されており、近年、研究が進むと共に、患者の数も増えています。

 機能性低血糖症は、脳への血糖補給不足に加え、アドレナリンなどの内分泌系異常や自律神経にも影響し、慢性疲労やうつ状態、集中力不足、情緒不安定、記憶障害など、身体面・精神面ともに、実にさまざまな症状が引き起こされることが分かってきています。また、症状から精神疾患や神経疾患などと誤った診断をされるケースも少なくありません。さらに、妊産婦の低血糖症は「新生児低血糖症」の要因となり、新生児の脳障害を引き起こすことが知られており、発達障害の危険因子の一つであると指摘されております。

 この機能性低血糖症の診断には、糖尿病診断に用いられている常用負荷試験および耐糖能精密検査が有効とされていますが、保険適用で行われる一般的な2時間検査では、上昇するはずの血糖値が上昇せず、変化の少ない、なだらかな曲線を描く「無反応性低血糖症」や4時間経過後に血糖値が急落する「反応性低血糖症」などを診断することは難しいのです。そのため、精度を高めて5時間かけて検査を行うことが必要で、さらに、すい臓の機能障害の程度を診るためにはインスリン値を調べることも必要です。ところが、5時間の耐糖能精密検査は保険適用されておらず、高額な自己負担が必要なほか、実施する医療機関も少ないのが問題です。

 機能性低血糖症と正しく診断されたことで、適切な治療を受け、症状が改善、社会復帰する事例は数多くあります。

 よって、国におかれては、機能性低血糖症に関する調査研究、病気への認知および意識啓発、検査態勢の充実等が図られるよう、以下のとおり取り組むことを要望いたします。

 1 「機能性低血糖症」についての医学的研究の進展と診断・治療法の普及に向けて、国として調

  査研究を進めること。

 2 「機能性低血糖症」の正しい診断に必要な5時間の耐糖能精密検査を保険適用の対象とするこ

  と。

 3 新生児の「機能性低血糖症」による障害発生を予防するため、周産期医療において妊産婦の生

  活習慣の改善を図るとともに、早期発見と治療の態勢づくりを推進すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

 年月日。

 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣あて。

 中野区議会議長名。

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(伊藤正信) 本件について御質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件は委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の議案は原案どおり可決するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

──────────────────────────────

 (21)第6号請願 食料の自給力向上と、食の安全・安心の回復に向けて、食品表示制度の抜本

           的改正を求める意見書の提出について

  (委員長報告)

 

○議長(伊藤正信) 日程第4、平成21年第6号請願、食料の自給力向上と、食の安全・安心の回復に向けて、食品表示制度の抜本的改正を求める意見書の提出についてを議題に供します。

 

平成22年(2010年)7月1日

 

中野区議会議長 殿

 

厚生委員長  長沢 和彦

(公印省略)

請願の審査結果について

 

  本委員会に付託された請願を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

 

 

受理番号

件  名

審査結果

決定月日

意見

措置

(21)6

請願

食料の自給力向上と、食の安全・安心の回復に向けて、食品表示制度の抜本的改正を求める意見書の提出について

不採択と

すべきもの

71

 

 

 

○議長(伊藤正信) 厚生委員会の審査の報告を求めます。長沢和彦厚生委員長。

     

〔長沢和彦議員登壇〕

○30番(長沢和彦) ただいま議題に供されました平成21年第6号請願、食料の自給力向上と、食の安全・安心の回復に向けて、食品表示制度の抜本的改正を求める意見書の提出についてに関する厚生委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本請願は、食料の自給力向上と、食の安全・安心の回復に向けて、食品表示制度について、1、加工食品原料のトレーサビリティ(履歴)と原料・原産地の表示を義務化すること、2、すべての遺伝子組みかえ食品・飼料の表示を義務化すること、3、クローン家畜等由来食品の表示を義務化することの3点を盛り込んだ抜本的見直しを求める意見書の提出を求めるものです。

 本請願は、平成21年11月19日に受理され、12月3日の本会議において当委員会に付託された後、12月7日、平成22年1月29日、3月15日及び7月1日の委員会にて審査を行いました。

 審査の進め方として、本請願を議題に供した後、委員会を休憩して、請願者から補足資料の提供と補足の説明を受け、その後、委員会を再開して質疑を行いました。また、審査の過程で紹介議員に対する出席要求があり、2名の紹介議員の出席を求め、質疑を行いました。

 それでは、審査の中で行われた質疑応答の内容を紹介いたします。

 初めに、理事者に対するものとして、加工食品原料の表示の義務化はどのような根拠で行われているのかとの質疑があり、食品衛生法及び農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律、いわゆるJAS法により表示が義務付けられているとの答弁がありました。

 次に、クローン牛ではないが、飼育の過程でクローン由来食品を食べた牛を消費者が識別できるのかとの質疑があり、現在の制度で消費者にわかるのは、個体識別番号をキーにしてわかる出生場所、流通過程だけであり、何を食べたかという記録はとられていないとの答弁がありました。

 次に、トレーサビリティの対象と、原料・原産地表示される加工食品とはどのようなものかとの質疑があり、トレーサビリティに関しては、特別法により牛だけとなっている。また、原料・原産地表示される加工食品は20種類の食品群と定められているとの答弁がありました。

 次に、紹介議員に対するものとして、請願の趣旨にある意見書に盛り込むべき3項目について、諸外国の食品表示の状況はどうかとの質疑があり、EUでは、食品表示の中にしっかりとトレーサビリティに関する記載がされているとの答弁がありました。

 また、これに関連して、国並びに関係諸機関での検討状況はどうなっているかとの質疑があり、厚生労働省、農林水産省などが食品の表示に関する共同会議を行い、原料・原産地表示のためのJAS規格の見直しなどに着手したと聞いている。また、都が調理冷凍食品の原料・原産地表示義務化の条例を施行し、社団法人日本冷凍食品協会も同様の自主基準を定めているとの答弁がありました。

 次に、食料の自給力向上とこの3項目の義務化を並列して主張していることに違和感がないかとの質疑があり、自給力向上と食の安全・安心の回復は切っても切り離せないと思っているとの答弁がありました。

 以上が主な質疑応答の内容です。

 その後、委員会を休憩して、本請願の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、1名の委員が本請願に賛成する立場から、食の安全に対する国民の社会的関心が高まる中、加工食品の履歴や原料・原産地表示については、完全開示の状況ではない。また、遺伝子組みかえ食品についても排除を求める声が多い。国民の健康に関する問題は、国を挙げて取り組まなければできないものであり、制度見直しを求める意見書を出すことは当然と考え、本請願に賛成するとの討論を行いました。

 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、挙手による採決を行ったところ、賛成少数で不採択とすべきものと決した次第です。

 以上で平成21年第6号請願に関する厚生委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。

○議長(伊藤正信) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 林まさみ議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。林まさみ議員。

      〔林まさみ議員登壇〕

○16番(林まさみ) 生活者ネットワークの立場から、第6号請願、食料の自給力向上と、食の安全・安心の回復に向けて、食品表示制度の抜本的改正を求める意見書の提出について、賛成の立場で討論いたします。

 繰り返される加工食品の原料の産地偽装事件や毒物混入事件を受けて、多くの消費者が食の安心・安全のために、冷凍食品原料をはじめとする加工食品の原料・原産地の表示義務を願っています。今の表示制度であれば、冷凍ギョーザのニラもひき肉もすべて中国産であったとしても、最後に加工した場所が日本であれば、さかのぼった原産地や中間の加工場所の表記はなされず、国産と表示されることになります。

 また、農水省の調べで、70%以上の消費者が食べたくないと考えている遺伝子組みかえ食品も、現在の表示制度の欠陥により、知らないうちに食べ続けざるを得ません。

 さらに、受精卵のクローン由来食品は、既に任意表示で流通されていますが、多くの消費者は安全性に不安を抱き、クローン由来食品を食べたくないと考えています。

 しかし、異常の多発原因について解明されることなく、安全と評価された体細胞クローン家畜由来食品の商品化が間近に迫ってきています。

 東京23区では、足立区、豊島区、大田区、目黒区、江戸川区、品川区で、また、国立市、小金井市、日野市など13市で既に同様の趣旨の請願・陳情が採択、趣旨採択されています。

 多くの消費者が今の食品表示に対して不安を抱いています。今こそ、食の安全・安心の回復のために、食品の履歴の表示の義務化と、それに基づく遺伝子組みかえ食品などの表示制度を見直し、消費者が知る権利に基づいて、買う・買わないをみずから決めることのできる社会、すなわち消費者・生活者の立場に立った制度の実現を目指すため、食品表示の抜本的改正が不可欠であることを述べ、請願第6号の賛成討論とさせていただきます。(拍手)

○議長(伊藤正信) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。

 これより起立により採決いたします。

 上程中の請願を採択するに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

○議長(伊藤正信) 起立少数。よって、上程中の請願は不採択とするに決しました。

──────────────────────────────

 第4号陳情 東中野地域における継続した子どもの遊び場・居場所について

  (委員長報告)

 

○議長(伊藤正信) 日程第5、第4号陳情、東中野地域における継続した子どもの遊び場・居場所についてを議題に供します。

 

平成22年(2010年)7月1日

 

中野区議会議長 殿

 

                     子ども文教委員長  来 住 和 行

(公印省略)

 

 

陳情の審査結果について

 

  本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

 

 

受理番号

件  名

審査結果

決定月日

意見

措置

4

陳情

東中野地域における継続した子どもの遊び場・居場所について

不採択と

すべきもの

7月1日

 

 

 

○議長(伊藤正信) 子ども文教委員会の審査の報告を求めます。来住和行子ども文教委員長。

      〔来住和行議員登壇〕

○41番(来住和行) ただいま議題に供されました第4号陳情、東中野地域における継続した子どもの遊び場・居場所についてに関しまして、文教委員会及び子ども文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本陳情は、東中野地域に暫定ではなく、継続した子どもの遊び場・居場所を求めるものです。

 本陳情は、平成22年2月8日に受理され、3月11日の本会議において文教委員会に付託された後、3月15日の文教委員会で審査を行い、3月23日の委員会条例改正に伴い、子ども文教委員会に引き続き付託されたものとみなし、7月1日に当委員会にて審査を行いました。

 審査の進め方として、本陳情を議題に供した後、委員会を休憩して、陳情者から補足説明を受け、その後、委員会を再開して、質疑を行いました。

 その主な質疑応答の内容を紹介いたします。

 初めに、現在、東中野地域の継続的な子どもの遊び場・居場所としてはどこがあるのかとの質疑があり、小学生の遊び場としては昭和地域におけるキッズプラザ白桜があり、東中野地域での乳幼児親子の居場所としては、陽だまりの丘保育園の子育て広場事業や、すよみし公園の乳幼児親子の自主活動などがあるとの答弁がありました。

 次に、教職員寮が売却予定施設になったが、旧東中野小学校の校庭はどうするのかとの質疑があり、現状のままであるとの答弁がありました。

 次に、旧東中野小学校跡地については、子どもの遊び場として残すよう、分野として要望することはできると思うがどうかとの質疑があり、区として10か年計画(第2次)において、区民活動センター及び障害者自立支援施設等を整備することを決めたところであるとの答弁がありました。

 次に、平成20年に一般質問で、旧東中野小学校跡施設について、子どもの遊び場・居場所の機能として恒久的に必要と考えていると答えているが、これには変更はないかとの質疑があり、その際の答弁の趣旨としては、小学校施設に限らず、東中野四・五丁目の地域全体として、防犯、防災の自主活動や子育て・子育ち、福祉等の機能が必要との認識を示したものであるとの答弁がありました。

 次に、東ノランドがなくなった後、それにかわる機能は地域内にあり、住民にも周知されているということかとの質疑があり、遊び場機能については、地域のお知らせ板や口コミで十分周知されて活用されているとの答弁がありました。

 以上が主な質疑応答の内容です。

 その後、委員会を休憩して、本陳情の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、挙手による採決を行ったところ、賛成少数で不採択とすべきものと決した次第です。

 以上で、第4号陳情に関する子ども文教委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。

○議長(伊藤正信) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

○議長(伊藤正信) 起立少数。よって、上程中の陳情は不採択とするに決しました。

──────────────────────────────

 第9号陳情 (仮称)区民活動センターへの職員配置について

  (委員会報告)

 

○議長(伊藤正信) 日程第6、第9号陳情、(仮称)区民活動センターへの職員配置についてを議題に供します。

 

平成22年(2010年)7月2日

 

中野区議会議長 殿

 

      区民委員長 久保 りか

(公印省略)

陳情の審査結果について

 

  本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

 

 

受理番号

件  名

審査結果

決定月日

意見

措置

9

陳情

「(仮称)区民活動センター」への職員配置について

採択

すべき

もの

72

願意を了とし、趣旨に添うよう検討されたい。

 

 

 

○議長(伊藤正信) お諮りいたします。

 上程中の陳情に関する委員長報告は、会議規則第第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

○議長(伊藤正信) 起立多数。よって、上程中の陳情は採択するに決しました。

──────────────────────────────

 平成21年度中野区一般会計繰越明許費繰越計算書について

 

○議長(伊藤正信) 日程第7、平成21年度中野区一般会計繰越明許費繰越計算書について報告いたします。

 

○議長(伊藤正信) 理事者の報告を求めます。金野副区長。

     

〔副区長金野晃登壇〕

○副区長(金野晃) ただいまの平成21年度中野区一般会計繰越明許費につきまして、繰越計算書に基づき御報告いたします。

 これは、平成21年第3回定例会及び第4回定例会並びに平成22年第1回定例会で議決されました平成21年度中野区一般会計補正予算の繰越明許費に係るもので、その内容は、区立施設太陽光発電装置の設置に係る経費706万3,000円、子ども手当システムの導入に係る経費2,895万9,000円、弥生保育園の増築及び耐震補強工事の設計に係る経費619万9,000円、区立施設太陽光・太陽熱装置の設置に係る経費1,634万9,000円、東中野駅前広場の整備に係る経費1億4,000万円、東中野駅支障物移設工事に係る経費9,758万1,000円、野方駅の整備に係る経費2億7,600万円及び8,961万6,000円、橋梁の拡幅整備に係る経費456万3,000円、警察大学校等跡地の下水道施設設置工事に係る経費1億43万1,000円、睦橋の整備工事に係る経費1,261万円、中野駅地区の整備に係る経費3,209万9,000円、谷戸小学校の改築工事基本計画策定に係る経費235万円をそれぞれ平成22年度に繰り越したものです。

 繰り越しました理由は、いずれも事業の執行が2年度にわたるためです。

 本件につきまして、よろしく御了承くださいますようお願い申し上げます。

○議長(伊藤正信) 本件について御質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、以上で報告を終わります。

──────────────────────────────

 平成21年度中野区一般会計事故繰越し繰越計算書について

 

○議長(伊藤正信) 日程第8、平成21年度中野区一般会計事故繰越し繰越計算書について報告いたします。

 

 

○議長(伊藤正信) 理事者の報告を求めます。金野副区長。

     

〔副区長金野晃登壇〕

○副区長(金野晃) ただいまの平成21年度中野区一般会計事故繰越しにつきまして、繰越計算書に基づき御報告いたします。

 これは、まず、中央電算システム再構築に係る経費1億2,497万6,000円を平成22年度に繰り越したものです。事故繰越の理由は、中央電算システムの再構築委託業務において、ホストコンピュータ上で稼働している既存の業務プログラムをサーバ上で稼働させる基盤ソフトの開発が遅延したため、当該再構築が年度内に完了しなかったためです。

 次に、仙石原中野荘用地測量委託に係る経費304万5,000円を平成22年度に繰り越したものです。事故繰越の理由は、用地測量委託において、現地測量を実施したところ、区が保管していた道路査定図と現況との間に差異があることが判明し、新たに道路境界の確定を行う必要が生じたことから、当該測量が年度内に完了しなかったためです。

 本件につきまして、よろしく御了承くださいますようお願い申し上げます。

○議長(伊藤正信) 本件について御質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、以上で報告を終わります。

──────────────────────────────

 平成21年度中野区職員倫理条例の運営状況について

 

○議長(伊藤正信) 日程第9、平成21年度中野区職員倫理条例の運営状況について報告いたします。

 本件については、中野区職員倫理条例第11条の規定に基づき、区長から6月23日付の配付文書のとおり報告がありましたので、さよう御了承願います。

──────────────────────────────

 平成21年度中野区区政情報の公開に関する条例の運営状況について

 

○議長(伊藤正信) 日程第10、平成21年度中野区区政情報の公開に関する条例の運営状況について報告いたします。

 本件については、中野区区政情報の公開に関する条例第17条の規定に基づき、区長から6月23日付の配付文書のとおり報告がありましたので、さよう御了承願います。

──────────────────────────────

 平成21年度中野区個人情報の保護に関する条例の運営状況について

 

○議長(伊藤正信) 日程第11、平成21年度中野区個人情報の保護に関する条例の運営状況について報告いたします。

 本件については、中野区個人情報の保護に関する条例第40条の規定に基づき、区長から6月23日付の配付文書のとおり報告がありましたので、さよう御了承願います。

──────────────────────────────

 法人の経営状況を説明する書類の提出について

 

○議長(伊藤正信) 日程第12、法人の経営状況を説明する書類の提出について報告いたします。

 本件については、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、区長から6月23日付の配付文書のとおり、中野区土地開発公社、財団法人中野区中小企業退職金共済会及び野方駅整備株式会社の経営状況を説明する書類が提出されましたので、さよう御了承願います。

 

──────────────────────────────

 株式会社まちづくり中野21の経営状況を説明する書類の提出について

 

○議長(伊藤正信) 日程第13、株式会社まちづくり中野21の経営状況を説明する書類の提出について報告いたします。

 本件については、議会の議決すべき事件等に関する条例第2条の規定に基づき、区長から6月23日付の配付文書のとおり、株式会社まちづくり中野21の経営状況を説明する書類が提出されましたので、さよう御了承願います。

──────────────────────────────

 人権擁護委員候補者推薦に伴う区議会の意見について

 

○議長(伊藤正信) 日程第14、人権擁護委員候補者推薦に伴う区議会の意見についてお諮りいたします。

 お手元に配付の文書のとおり、区長から意見を求められておりますので、これを文書のとおり候補者として推薦するに異議ない旨回答するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

2 2 中 政 平 第 8 8 号

平成22年(2010年)6月23日

中野区議会議長 

伊 藤 正 信 殿

中野区長 田 中 大 輔  

人権擁護委員候補者推薦に伴う区議会の意見について

 

 中野区に置かれる人権擁護委員の候補者として、下記の者を法務大臣に推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めます。

 

 

1 河 上 勝 夫

  生 年 月 日  《記載削除》 

  現 住 所   東京都中野区大和町《記載削除》

  再・新任別   新任

 

2 更 田 義 彦

  生 年 月 日  《記載削除》 

  現 住 所   東京都中野区新井《記載削除》

  再・新任別   再任

 

3 坂 上 靖 彦

  生 年 月 日  《記載削除》 

  現 住 所   東京都中野区中野《記載削除》

  再・新任別   再任

 

4 中 田 憲 文

  生 年 月 日  《記載削除》 

  現 住 所   東京都中野区本町《記載削除》

  再・新任別   再任

 

5 澤 村 美 和 子

  生 年 月 日  《記載削除》 

  現 住 所   東京都中野区鷺宮《記載削除》

  再・新任別   再任

 

○議長(伊藤正信) 次に、陳情の継続審査についてお諮りいたします。

 お手元に配付の陳情継続審査件名表(Ⅰ)に記載の平成20年第25号陳情については、子ども文教委員会から継続審査の申し出がありますので、継続審査の可否について、これより起立により採決いたします。

 平成20年第25号陳情、離婚後の親子の面会交流の法制化と養育費支払い強化を求める意見書の提出については、子ども文教委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

○議長(伊藤正信) 起立多数。よって、平成20年第25号陳情は継続審査に付すことに決しました。

 

          平成22年第2回定例会

     陳情継続審査件名表(Ⅰ)

 

《子ども文教委員会付託》

 (20)第25号陳情 離婚後の親子の面会交流の法制化と養育費支払い強化を意見書の提出につ

いて

 

○議長(伊藤正信) さらに、陳情の継続審査についてお諮りいたします。

 お手元に配付の陳情継続審査件名表(Ⅱ)に記載の陳情については、それぞれ付託委員会から継続審査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

          平成22年第2回定例会

     陳情継続審査件名表(Ⅱ)

 

《総務委員会付託》

 第2号陳情 永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書の提出を求めることについ

       て

 

《厚生委員会付託》

 第8号陳情 子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成について

 

《子ども文教委員会付託》

 (20)第35号陳情 認可保育所への「直接契約方式」の導入と最低基準の廃止・見直しに関す

る意見書の提出に関する陳情書

 

○議長(伊藤正信) 次に、常任委員会の所管事務継続調査についてお諮りいたします。

 お手元に配付の常任委員会所管事務継続調査件名表に記載の調査事件については、それぞれ所管委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

   常任委員会所管事務継続調査件名表

          平成22年第2回定例会

 

総務委員会

 1 政策、計画及び財政について

 1 広聴及び広報について

 1 組織・人事について

 1 会計、決算及び事業の評価・改善について

 1 災害対策について

 1 区税について

 

区民委員会

 1 戸籍及び住民基本台帳等について

 1 地域センター及び区民の地域活動について

 1 産業振興及び勤労者対策について

 1 環境及び消費者対策について

 1 ごみ減量及び清掃事業について

 

厚生委員会

 1 保健衛生及び社会福祉について

 1 保健所及び福祉事務所について

 1 国民健康保険、老人保健医療、後期高齢者医療及び介護保険について

 

建設委員会

 1 安全で快適に住めるまちづくりについて

 1 交通安全及び放置自転車問題について

 1 河川の溢水防止及び親水化について

 1 道路・公園等の整備及び緑化について

 

子ども文教委員会

 1 子育て支援及び子どもの育成について

 1 男女平等の推進について

 1 学校教育の充実について

 1 区民の生涯学習について

 1 スポーツ環境の整備について

 1 文化財保護等について

 

○議長(伊藤正信) 次に、議会運営委員会の所管事項継続調査についてお諮りいたします。

 お手元に配付の議会運営委員会所管事項継続調査件名表に記載の調査事件については、議会運営委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

議会運営委員会所管事項継続調査件名表

          平成22年第2回定例会

 

 1 議会の運営について

 1 議会の会議規則、委員会に関する条例等について

 

○議長(伊藤正信) 以上で本日の日程を全部終了いたしましたので、散会いたします。

 平成22年第2回中野区議会定例会を閉じます。

      午後2時08分閉会

 

 

 

 

 

 

会議録署名員 議 長 伊藤 正信

       副議長 江口 済三郎

       議 員 吉原 宏

       議 員 大内 しんご