平成22年12月01日中野区議会厚生委員会(第4回定例会)
平成22年12月01日中野区議会厚生委員会(第4回定例会)の会議録
平成22年12月01日厚生委員会 中野区議会厚生委員会〔平成22年12月1日〕

厚生委員会会議記録

○開会日 平成22年12月1日

○場所  中野区議会第3委員会室

○開会  午後4時24分

○閉会  午後4時31分

○出席委員(8名)
 長沢 和彦委員長
 内川 和久副委員長
 森 たかゆき委員
 伊東 しんじ委員
 かせ 次郎委員
 山崎 芳夫委員
 岡本 いさお委員
 佐藤 ひろこ委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 保健福祉部長、中部すこやか福祉センター所長 田中 政之
 保健所長 田原 なるみ
 保健福祉部参事(保健福祉部経営担当、健康推進担当) 岩井 克英
 保健福祉部参事(保健予防担当) 山川 博之
 保健福祉部副参事(生活衛生担当) 宇田川 直子
 保健福祉部副参事(福祉推進担当) 平田 祐子
 中部すこやか福祉センター副所長 野村 建樹
 保健福祉部副参事(中部すこやか福祉センター地域保健福祉担当) 高里 紀子
 北部保健福祉センター所長 大橋 雄治
 南部保健福祉センター所長 町田 睦子
 鷺宮保健福祉センター所長 齋藤 真紀子
 保健福祉部副参事(障害福祉担当) 朝井 めぐみ
 保健福祉部副参事(生活援護担当) 黒田 玲子
 保健福祉部副参事(保険医療担当) 角 秀行
 保健福祉部副参事(介護保険担当) 遠山 幸雄

○事務局職員
 書記 鳥居 誠
 書記 河村 孝雄

○委員長署名

審査日程
○議案
 第65号議案 平成22年度中野区一般会計補正予算(関係分)

委員長
 それでは、定足数に達しましたので、厚生委員会を開会します。

(午後4時24分)

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり審査を進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めます。
 それでは、議事に入ります。議案の審査を行います。
 第65号議案、平成22年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。
 本議案は、総務委員会に付託されておりますが、厚生委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。
 それでは、理事者の補足説明を求めます。
田中保健福祉部長
 それでは、保健福祉部の補正予算につきまして御説明をいたします。
 補正予算の議案書、22、23ページをお開きいただきたいと思います。1項保健予防費、1目保健予防費、2予防対策、(3)予防接種では、新型インフルエンザのワクチン接種に係る費用といたしまして、7,269万8,000円を増額いたします。本事業は、新型インフルエンザのワクチン接種に係る費用につきまして、国基準に基づき、生活保護受給者及び住民税非課税世帯を対象に低所得者支援を行うとともに、区独自に妊婦及び13歳未満の子どもを対象にした支援を実施するというものでございます。
 なお、新型インフルエンザの予防接種につきましては、予防接種法の改正によりまして、新たな臨時接種として法的に位置付けられる予定でございます。また、対応する歳入といたしましては、新型インフルエンザワクチン接種助成費臨時補助金といたしまして、都補助金1,174万7,000円を増額いたします。これは、国基準の低所得者支援に係る経費を対象に交付されるものでございまして、補助率は4分の3でございます。歳入の記載につきましては、14ページ、15ページ、4目保健福祉費補助金の欄にございます。後ほどごらんをいただけばと思います。
 以上で補足説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
委員長
 これより本件に対する質疑を行います。質疑ありませんか。
かせ委員
 この案件については、10月12日の厚生委員会で報告されたことだと思うんですが、そのときに報告されたことと同一のことだと思うんですけれども、このときは予算については補正予算ということじゃなくて組まれていたのかなと思うんですが、どうしてこの補正予算ということになったのか、その辺の事情についてお聞かせください。
山川保健福祉部参事(保健予防担当)
 国の補助基準額が示されたのが9月の末ということで、本来ならもう少し早い時期に補正という可能性もあったわけですけれども、9月の末ということでその時点での補正には間に合わず、実施の間、ほかの予防接種の費用でこれまで実施をしてきて、今回の補正に至ったということでございます。
かせ委員
 よくわかりました。まだ国のほうの予算が確定していなかったけれども前倒しで実施をしたという、そういう判断だと思うんですけれども、これで期間が短いんですが、この間の実績については、どんなものなんでしょうか。
山川保健福祉部参事(保健予防担当)
 接種は10月から開始をされておりまして、今回すべての対象者については、10月の報告分としては1万8,456件という報告です。これは件数ということで、人ではございませんので、なぜかというと、小学生のお子さんの場合は2回打たなきゃいけないということがありますので、件数的には1万8,456件、実績でございます。
かせ委員
 10月実施、現在11月で約1月ですよね。そうしますと、例年と比べてもかなり実施率が高くなっているのかなというふうにも見られるんですけれども、その辺の見通しなんていうのは、どうなんでしょうか。
 それと、聞くところによると、もう既にインフルエンザの被害者が出ているというようなことですけれども、そういった、今後のその辺の状況についてもいかがなんでしょうか。
山川保健福祉部参事(保健予防担当)
 実績については、昨年はワクチンが別々だったことと優先接種対象ということで、時期的にいつからはだれが打てる、いつからはだれが打てると全国的に国が決めて実施をしてきたので、一概に昨年との比較はできないという状況です。あと、ワクチンについての健康被害については特段今回のワクチンが特別多いという評価は国のほうもしておりません。
かせ委員
 きょうもちょっと議論があったようですけれども、昨年、高齢者の被害というのがかなりあって、私の知っている方も肺炎球菌でやられたんですけれども、特に高齢者に対する対応というのは非常に大事になってくるのかと思うんですけれども、そういう周知の問題ですけれども、特に努力されていることはどういうことでしょうか。
山川保健福祉部参事(保健予防担当)
 特に高齢者の方は毎年、中野区の場合は、これまで個別で接種の御案内をしているわけですけれども、その中に、接種に当たってのワクチンへの理解と、あるいは副作用、その点についてお知らせをした上で接種をしていただくということになっております。
委員長
 他に質疑はございませんか。よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、質疑を終結します。
 意見について伺います。
 第65号議案について、意見はありますか。よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、第65号議案、平成22年度中野区一般会計補正予算(関係分)について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 本日予定した日程は終了しますが、委員、理事者から特に御発言はありませんか。よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で厚生委員会を散会します。

(午後4時31分)